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2019年10月22日

布衣2019年秋のツアー寧夏回族自治区

TOセッションの札幌イベントのため、
行きは北京ー札幌(直行便)、しかし帰りはそのまま寧夏回族自治区でのツアー再開となるので、なんとかその日のうちに銀川まで着かねばならぬ・・・

結局朝一番で大阪まで飛び、上海で乗り継いで「札幌ー大阪ー上海ー銀川」という大移動(笑)

なんとかその日の夜には着いたが、すぐにレコーディングだと!(◎_◎;)

まあ寧夏回族自治区にこれほどのスタジオが出来たつうことが興味深い・・・
これなら布衣のレコーディングは全部ここで出来るではないか・・・

終わって羊肉串!!・・・しかしやっぱ本場は美味い!!

翌日は「羊杂碎(羊のホルモンスープ)」を食ってこの日のライブ地「固原(GuYuan)」へ〜

見れば銀川と蘭州と西安の真ん中・・・
車で4時間もかかるのな・・・そりゃ前日には絶対銀川に着いとけと言われるはずじゃ・・・

そしてここでも羊責め!!

ついでにライブ!!(笑)

翌日は早起きしてまた車で4時間かけて銀川でレコーディング!!

X.Y.Z.→Aニューアルバムのギャングコーラスをここで録ったのじゃが、
以前は北京でやってた作業がここ銀川で出来るようになったというのもありがたいことである・・・

そして夜も羊!!(笑)

布衣のホームグランドである銀川でのライブ!!

打ち上げはそのまま楽屋で!!(ちなみにツマミは羊肉串を出前(笑))

銀川ライブ後の打ち上げ!! - Spherical Image - RICOH THETA

ホームグランドなのでやはり知り合いがいっぱい来る。
ワシはライブで死ぬほど暑くてぐったりじゃし、シンバルスタンドが倒れたショックで演奏にミスがあったので少々心情不好(日本語で何と言うのじゃ?)だったのでいちいち相手にするのがちょっと苦痛・・・(>_<)

対バンも地元のバンドが二つ、地元のロックを応援したいLaoWuの考えもよくわかる。
バンドのメンバーもあの伝説のドラマーFunkyと話がしたいのもわかる。
サインが欲しいのもわかる。

しかし
「じゃあ僕はFunkyさんの使いかけのスティックに・・・」
と言って太鼓のとこに置いてあるスティックを勝手に持って来るのはどうかと思うぞ!!

まあええわ!!疲れてるし・・・(笑)

というわけで次の日は新疆ウィグル自治区ウルムチへの大移動!!
新しいスティックで心機一転して頑張りましょう!!(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:10:18 | 固定リンク

2019年10月 2日

布衣2019年秋のツアー湖北省「武漢」

8時間移動の乗り打ち「徐州」に続いては湖北省の省都武漢!!
これも徐州は交通の要だと思ってたから近いのかと信じ込んでたが遠い(>_<)

九州縦断よりもまだ遠いやん(>_<)

・・・って実はこの日も乗り打ちやと思ってたのよねぇ〜
だから9月27、28、29とやって30日には日本に帰るチケットを押さえていた。
X.Y.Z.→Aの新しいアルバムのプリプロがあるのよ〜

ところがツアーが始まって列車の切符が配られてから発覚!!

「毎回金土日にやってるのに今回だけなんで金土月なん?!(涙)」
どうやらこの辺は国慶節で大連休になるから曜日は関係ないらしい・・・

しゃーないなぁ〜・・・またキャンセル料取られるけどチケット撮り直すしかない(>_<)
・・・となるとプリプロが一日短くなるわけだから、
ちょっとでも時間を短縮出来るようにDEMOや譜面などを移動中に整理しておく・・・

今日は武漢でライブだと思ったら明日がライブで今日が移動日やと!(◎_◎;) 明日日本に帰る予定やったけどチケット配布されて初めて知って慌てて取り直した〜(>_<) X.Y.Z.→Aのプリプロがあるのよ〜寸暇を惜しんで譜面を書くのよ〜・・・ それにしても徐州から武漢まで5時間もかかるのな!(◎_◎;)・・・このままライブやったらさすがに体力的に持たんかったかも〜 - Spherical Image - RICOH THETA

メガネは滅多に使ってないけど老眼鏡なのよ〜
画面の小さな文字はもう見えないのよ〜(>_<)

しかし移動日はやはりありがたい!!
ここで5時間の乗り打ちやったら・・・まあやるけど(笑)

さすがに疲れきってたのでみんなとメシ食いに行った後、ライブハウスに甘いカクテルを飲みに行った。

カクテルの中国語名って意訳したり音訳したりするから面白いのな・・・

モヒートは音訳で「莫吉特(MoJiTe)」
だけどロングアイランドアイスティーは医薬で「长岛冰茶」ってそのままやん!!(笑)

私は中華のデザート代わりにまずグラスホッパーを頼んでみる。
草蜢(CaoMeng)・・・つまり「バッタ」・・・まあそうやけど(笑)

昨日は移動で疲れたので、みんなでメシ食ったあとライブハウス行ってデザート代わりの甘いカクテルを召す〜 https://www.facebook.com/750399899/posts/10157092720779900?sfns=mo - Spherical Image - RICOH THETA

そして同じミルク系のカクテルでスノーボール!!雪球(XueQiu)」!!

実はこの日は若いスタッフなんかもついて来て、
まあ色々愚痴聞いてやったりアホ話したり・・・

自分勝手な性格なので爆風時代は滅多にやらんかったけど、
まあ慕われているのは嬉しいことなので愚痴ぐらいは聞いてやる(笑)

トドメは名前で選んで「幻覚(HuanJue)」・・・イルージョン!!

これで酔い潰れた〜(>_<)


まあ翌日は移動もないのでゆっくり眠れるということでゴロゴロしたりプリプロの準備をしてたらWeChatでメッセージが来た。

「Funkyさん、今ライブハウスの前なんですけどもう入ってますか?」

そうそう、この人私の60歳バースデーライブにも来ててリハから楽屋までずーっといるんやけど、結局誰だったか思い出さずにちょっと辛い思いをしたのよね・・・

WeChatネームには湖北省なんたら書いてあるのできっと武漢の人だったのだろう・・・

「リハとかドラムのチューニングで人がいると集中出来ないから本番だけ来ればいいから」
と言って追い返そうとするのだが、
「わかりました、じゃあ邪魔しないように声かけずに中でいます」

・・・って中でおるなよ!!(>_<)

まあ誰なのか思い出せないのでひょっとしたら大事な人かもわからんから無碍にも出来ん・・・
挨拶だけして空気のように扱う。

ドラムのチューニングが早く終わったので一旦ホテルに帰ろうと思ったがついて来そうになるのを押し戻して逃げるように帰る。

人はここで一緒にお茶でも飲んだり、ひょっとしてホテルで雑談したりするのが普通だと思ってるかも知れない。

どうせヒマなんでしょ?

・・・でもこのヒマな時間が特に本番前には大切なのである。
何をするでもなくゴロゴロしたり、熟睡したり、
X.Y.Z.→Aのプリプロの準備をしたり・・・そういう別のことをやるのも頭を切り替えられて良かったりする。

だからそれを知らない人(私が忘れているだけなのだが)に邪魔して欲しくないのだ・・・

本番!!そしてそれを見守るライブハウスの守り猫!!

そのまま打ち上げまで無視するのもあまりに可愛そうなのでさすがに誘ってみたら大喜び!!

「飲まないの?」と聞くと、「車だから飲めない」と・・・
代行があるのに変だなぁ・・・と思ってたら、なんとこの人は武漢の人ではなく、車で1時間半の鄂州の人だった!(◎_◎;)

この時に小屋の人と一緒に駅まで迎えに来てくれて延々亜州鼓魂のことや許魏のことを話してたあの人か・・・・

そしてちょうどこの日が40歳の誕生日だったとか・・・
「前回会ったのがFunkyさんの60歳の誕生日、そして次が今日、私の40歳の誕生日、私たちは何と縁があると思いませんか!!」

いや、別に思わんし・・・(笑)

聞けばこの誕生日ライブ、行きたくて仕方なくって、でも金がない。
だから10時間鈍行列車の硬座に乗って北京まで来たらしい・・・

なんかデクスターゴードンのラウンドミッドナイトという映画を思い出したぞ・・・

デクスターゴードンのことが大好きな青年が金がないのでライブハウスの排気口から流れる音を聞くシーン・・・そして酒浸りのデクスターゴードンを最後には自分の家に住まわせて養うのよなぁ・・・

ワシも養ってくれ!!!(笑)

というわけで布衣ツアー秋の前半はこれで一段落!!
そのまま香港経由で日本に帰るのだが・・・

ブログ記事:香港ではもう既にこれ暴動?!(◎_◎;)

Posted by ファンキー末吉 at:06:47 | 固定リンク

布衣2019年秋のツアー江蘇省「徐州」

徐州徐州と人馬は進む〜・・・という歌があるように、
徐州というところは中国の交通の要地だと思っていたので、
何となく河北省からも近いのではと勘違いしてた私だが、
乗り打ちなのに何と当日5時起き!!(涙)

むくり・・・5時起きで今日の街、徐州へと向かふ・・・済南経由で8時間の乗り打ち(>_<) 我ながらようやるわと思ふ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

朝飯は高速鉄道駅にてマクド!!
お粥と油条(揚げパン)のセットなど中国マクドならでは〜

朝メシは列車駅にてマクド!! お粥と油条(揚げパン)のセットなど中国マクドならでは〜 - Spherical Image - RICOH THETA

結構遠いのよ〜(>_<)
途中山東省済南で乗り換えて8時間!!

皆さんお疲れ・・・

乗り換え駅では一斉にマッサージ(笑)
駅に必ずマッサージチェアーがあるのも中国ならでは・・・

徐州はひとりドラムなどでは何度か来たことがあるが、
布衣としては初めての土地。

ライブハウスもどんなところかわからず、スタッフが色々と心配してやり取りをしている・・・

着いたら、ステージもその日に突貫で作ったような小屋・・・

そんな中でのドラムソロ!!

最後の曲終わってスネアが緩んでたから、ステージ降りる前に手前のネジを締めたのよね〜
でも叩いてみるとまだ緩んでるような音が・・・
そのままアンコールでドラムソロ!!

・・・ってかあーた!!よく見たらスネア破れてるやん!(◎_◎;)

何とか鳴る打点を探して叩く・・・
ところが裂け目が更に裂けて最後の方にはその打点も見つからない!(>_<)

幸い裂け目は中央に向かってるのではなく横に向かっているのでそのまま横に向かって裂けた。中央に向かってたらもうどうしようもなかったぞ・・・

あと2曲のバラードは何とかフロアタムとかの音を足しながら叩く!!

いや〜長くやってるといろんなことがあるもんです(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:06:05 | 固定リンク

2019年10月 1日

布衣2019年秋のツアー河北省

この日から別の同行取材がついて来た!(◎_◎;)

いや〜中国のメディアってほんまワシのこと好きやなぁ〜
日本のメディアはボーカルにしか興味を示さんかったけど(笑)

実のところは私は取材とかの仕事はもう基本断っている。
先日も、中国で暮らす日本人のドキュメンタリーとやらの話があって、
監督が「是非ファンキーさんを」と来たらしい。

「人気の番組よ、どうする?」
とマネージャーの小文は聞くが、
「それがワシの何のメリットになんの?」
と聞き返した。

基本このテの仕事はノーギャラなのだ。
今から顔や名前を売っていこうと考える人にはいい登竜門になるだろうが、
私はもうこれ以上(というほどは名声もないのだが)顔も名前も売るつもりがない。

爆風全盛期の頃の毎日取材ばっかしてた時のトラウマもあり、
また小さい頃から写真嫌いで家にはアルバムもなかったり、
そんなこんなで金にもならん「労働」をするのはまっぴらごめんなのだ。

だけど、
「それがバンドのためになるんだったら喜んで協力するよ」
と伝えていたので、きっとこのドキュメンタリーは布衣のためになると踏んだのだろう。

私のインタビュー嫌いのことが伝わっているのか、
監督からスタッフ一同初対面でむっちゃ緊張(笑)

いやいや、協力すると言ったからにはちゃんと協力しますから・・・(笑)

でも人間なのだからやっぱイヤなもんは顔に出る。
サウンドチェックからリハから本番までずーっとカメラに撮られてたらイライラもするし、それがきっと表情にも出るのだろう。

笑顔を振りまくのは無理でも、せめて「クールな職人」を演じてお付き合いさせて頂いた(笑)

まあそんな中でのドラムソロ!!

ステージ横から撮影〜

もうね、昔の人は写真は魂抜かれて早死にすると信じていたようだが、
ほんまカメラって魂抜かれてむっちゃ疲れる(>_<)

見ればスタッフ7人とかで来てるのな!(◎_◎;)
しかし打ち上げではあんまりカメラも回さず、咳も別々で彼らは彼らで飲んでいるので、前回の「偶像」とはちょっとニュアンスが違うようだ・・・

次の日の移動も別々でカメラは同行しない。
それどころか移動日の夜に行ったこの「ロック火鍋」にも同行しない!(◎_◎;)

オイシいネタやのになぁ・・・(笑)

同行取材はあと次の日の石家庄のみ。
きっと河北省は北京から近いので、ホテル代はかかるけど交通費はかからないので多くのスタッフを連れて来れたのだろう・・・

そんな中でのドラムソロ!!

暑かった〜(>_<)・・・
でもまあ「ロック」は暑いもの!!
これで冷たいビールでもぐーっと飲んで、
明日は徐州なので近かろうと思ったら・・・

「明日は5時起きよ〜」
って徐州って中国の交通の要みたいなイメージがあったのでどこからでも近いと思ってたら結構遠いのね・・・(>_<)

大移動の後、乗り打ち・・・続く

Posted by ファンキー末吉 at:21:36 | 固定リンク

怒るでホンマ武漢空港!!

怒るでホンマ武漢空港!!(怒)
そもそもが出国のパスポートチェックの時から・・・

「あんたどこ行くの?」
「チケット見たらわかるやろ、香港や。経由して日本に帰る」
「なんでわざわざ香港なの?」
「余計なお世話じゃ!!国慶節で直行便なんか取れんし取れてもむっちゃ高いがな」
「じゃあ香港から日本までのチケット見せて」
なんで出国するのにそこまでせないかんの?!(怒)
「仕事何やってんの?」
「音楽の仕事や」
「音楽?」
「そう、一応音楽関係の会社の総経理でんがな」
ジロジロ・・・なんで出国すんのにここまでジロジロ見られないかんの?!(怒)
「中国語うまいですね」

やかまし!!(>_<)・・・英語で通したらよかった・・・

そんなこんなの時に電話がなる。
「ええと・・・SATORU・・・ええと、KA835の乗客?」
ローマ字の日本語名が読めんかったんやな(笑)
「はい、そうですけど」
「お預けの荷物を税関が開けて検査したいとのこと・・・云々・・・」
こいつ、こちらが中国語喋れると思ったらいきなりネイティブ(武漢訛り)でまくし立てやがる(>_<)
まあ以前唐辛子爆弾
TougarashiBakudan.JPG
で同じようなことがあった時は、この後の手荷物検査の時に搭乗券スキャンしたらブザーが鳴って、別室に連れて行かれてそこに荷物があって開けさせられたので、
「まあ安全検査んとこで何か通知されるのね?」

ということで安全検査!!

搭乗券スキャンしても何も言われんし〜(>_<)
カバンもポシェットも全部開けられてもう一回レントゲンを通される・・・
むっちゃ厳しいの国慶節のせい?(>_<)
とりあえず誰も何も言うて来んので折り返し電話をする。

「誰にも何にも言われまへんがな・・・」
「税関に行って手荷物検査を受けて下さい」
「カギかけてないしあんたが勝手に開けて気の済むまで調べたらええやん!!」
「乗客本人の前で調べる規則になっておりますので」

(>_<)

ここでちょっと怒って口調が荒くなったのだろう、
「では330番搭乗口で係の者が案内しますので」
というわけで330番搭乗口に進む・・・

スタッフが数人ヒマそうにしてたので事情を説明すると、
「そうそう、税関に行けと説明しろと言われました」と・・・
???連れて行ってくれるんちゃうの?
「税関どこにあるん?」
「あなたが通って来た安全検査と、出国手続きのパスポートコントロールのその向こうにあります」
今通って来た道のりを逆に出てもう一度同じめんどくささを経て帰って来んの?!(◎_◎;)・・・勘弁してーな(>_<)

そもそも既に増補してあるパスポートにもう余白が少なくなっている。
こんな無駄な出国と入国のために貴重なパスポートページを無駄遣いしたくない・・・

ここでいきなり中国語がヘタなフリをする(笑)
「あんた達何言ってるのかわかりまへんがな〜連れて行っておくんなはれ〜」
渋々とひとりのスタッフがワシを連れて行ってくれることに〜
ワシは嫌な予感がしたので手荷物もポシェットも全部そこに置いて、搭乗券とパスポートだけを持ってそのスタッフについて行った。

スタッフはすいすいと安全検査の端っこの方にあるスタッフ用入口の脇をすり抜けて外に出てゆく・・・
ワシはちょこちょこと後をついてゆくわけだが、いやこれ、ワシ一人やったら絶対無理やて(>_<)

そして出国手続きを反対に通って入国するわけだが、
係員はパスを見せてそのまま通るが、ワシは出国管理官がパスポート写真と本人を照らし合わせて、パスポートはそこで預かり、搭乗券だけを渡されて入国・・・

「税関はどこにありまんの?」
パスポートコントロールを抜けたところに税関があり、そこに入ると5人の職員がヒマそうにしていて、見ればいくつかのトランクが転がっていてワシのトランクもそこにあった。

ワシは搭乗券を見せて、自分のトランクを指差すと、
「はい、そのトランクこの台の上に置いて!!」
ってあんたら5人が5人ともヒマなんやから呼び出したあんたが置けよ!!(怒)

「このトランクの何があかんの?中には何にもないでぇ」
ふてくされながらトランクを開ける。
「なんか金属のがありますよね?」
金属と言えば・・・ヤオヤオ君が買ってくれたドラム便利グッズ!!

日本用にひとつ持って帰流のに、こんなもん手荷物に入れてたらまた手荷物検査で何言われるかわからんからトランクに入れたのよ〜
「何ですか?これ?」
「ああ、これね、ドラムのチューニングキーやドライバーや色んなものが一緒になっている・・・そう工具(GongJu)よ、工具(GongJu)!!」
これを英語で説明するのも大変やなぁ・・・中国語喋っててよかった・・・と思っていると、
「これじゃない!!他に何か金属があるでしょ?」
金属?・・・・これか?お茶ポット、水壺(ShuiHu)?・・・ちゃうか・・・
あ、ひとりドラム用ケーブル類とか予備のハードディスクを入れたバッグがあった!!
「これか?ハードディスク、硬盤(YingPan)!!」
「あ、硬盤(YingPan)ね・・・じゃあもう没問題。行っていいよ」
カチン(>_<)
「こんなもん何がいかんの?!!毎回トランクに入れて問題になったことおまへんがな!!だいたいワシこれ入れて月に何回飛行機に乗ってると思ってんの?!!(怒)」
係員じーっとワシの顔見て・・・「中国語うまいね」

やかまし!!(>_<)

ふと見るとワシをここまで連れて来た係員がいない!(◎_◎;)
戻るのんまた同じルートで係員おらずに通してくれるん?(>_<)

まず出国のパスポートコントロール、これはパスポートを預けているので大丈夫!!
受け取ってそのまま係員用の安全検査を並ぼうとすると、
「ここは係員用なのであっちに並んで!!」
「え?!!ワシここを通ってこっちに来ましたが」
中国語でゴネる。ここは英語だとゴネるボキャブラリーがないのでやっぱ中国語やろ・・・

「ワシは普通の乗客と違って、呼び出されてここから出たの!!何でまた普通の乗客と一緒に長い列を並ばないかんの!!出た時と同じ扱いで入れてくれたらそれでええやん!!(怒)」
根負けして係員は、「じゃあ並ばなければそれでいいのね?」と、普通客の列の一番前に割り込ませてくれる。
「いや、そういう意味じゃないんだけど・・・まあそういう意味か・・・(笑)」
後ろの乗客に会釈をして搭乗券スキャン。まあ入る時と同じくここで何も反応もなく手荷物検査!!・・・ってか手荷物は全部置いて来てるので、そのままX線ゲートを通ろうとすると、
「手荷物何もないの?」
やかまし!!・・・とまあ説明するのもめんどくさいので、
「ないんですのよ、おほほ」とばかりボディーチェックを受けてやっと中に入る。

考えてみれば税関の職員5人とも何もせずにヒマそうにしてるんだから、ひとりかふたりこちらに派遣してここの別室で手荷物検査すればええんとちゃうん!!
少なくともトウガラシ爆弾の時の北京空港ではそうしてるぞ!!

330搭乗口は入って一番左の方、
荷物を取ってメシでも食おうとするとそれは反対側の一番右側(>_<)

とりあえずビールと牛肉麺を頼んでこのブログでも書こうとしたらネットに繋がらん(>_<)

「ちょっと〜フリーwi-fiっつうて全く繋がりまへんがな!!」
と今度は従業員に英語で文句を言う。

・・・全く通じん(>_<)

従業員の顔に明らかにこう書いてある。
「英語ヘタね」・・・やかまし!!(>_<)

結局ブログは香港に着いてからアップすることに〜・・・ぷんぷん!!

武漢空港でビールと牛肉麺!! - Spherical Image - RICOH THETA

Posted by ファンキー末吉 at:14:41 | 固定リンク

2019年9月24日

布衣2019年秋のツアー山西省「太原」

さてと、内モンゴル自治区フフホトから山西省太原までの大移動・・・
確か去年はこの逆のルートで太原からフフホトまでは飛行機で行ったんやなぁ・・・

というわけで23:58発の夜行列車に乗るべく演奏後に片付け開始!!

ワシのんは敬老精神でスタッフが片付けてくれるので楽屋でビールを飲んで待つ・・・

小屋ででもなんかの食ってから行くのかと思ったらそのまま駅へ!(◎_◎;)

ワシはモンゴルビーフジャーキーと激辛ソーセージ買ってビールを飲む!!


23:58発の夜行列車に乗り込む〜!!



软卧~4人部屋のコンパートメント〜

LaoWuの部屋で飲み会〜!!

爆睡!!

7時過ぎに目覚めたらまだこんだけしか移動しとらん!(◎_◎;)
中国はまっこと広いのう・・・

寝台車はやはり男臭い(>_<)

寝台車にてむくり・・・男臭い (>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

乗り換え駅の大同着〜



乗り換え駅の大同駅前広場にて〜 - Spherical Image - RICOH THETA

さてと、乗り換え時間が長いので、朝飯を食いに行くのじゃが、
西洋化された一部のメンバーはマクドナルドに行ったが、ここはやはり中国特色の朝メシ!!

北京でよくある油条(揚げパン)と豆乳、ワンタンと豆腐脳(ルックスが脳みそみたいなのでこう呼ばれる)、そして寧夏によくある羊杂碎(羊のホルモンスープ春雨入り)、全部頼みました〜
食い切れなければ向かいのヤオヤオ君がさらえてくれる〜環境保全によい男!(笑)

西洋化された一部のメンバーはマクドナルドに行ったが、ここはやはり中国特色の朝メシ!! 北京でよくある油条(揚げパン)と豆乳、ワンタンと豆腐脳(ルックスが脳みそみたいなのでこう呼ばれる)、そして寧夏によくある羊杂碎(羊のホルモンスープ春雨入り)、全部頼みました〜 食い切れなければ向かいのヤオヤオ君がさらえてくれる〜環境保全によい男!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

乗り換え列車もまた寝台車〜貸切状態!!

列車乗り換えて太原へ〜 着いたらもう入り時間って過酷な気もするが、まあホテルで寝るか列車で寝るかの違いである・・・こてん - Spherical Image - RICOH THETA

・・・と思ったら乗り込んで来た人はなんと日本人!(◎_◎;)
北京ー大同ー太原と旅行なんですと・・・

コンパートメントで日本人の旅行者と一緒になった!(◎_◎;) 向かいの人は無関係(笑) ってか寝癖 (>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

列車のトイレにこんなんがあるところがやはりスマホ天国の中国やなぁ・・・

というわけで昼過ぎにやっと太原に着いた〜!!
フフホトのライブハウスを出発して15時間!!(笑)

この移動の後そのままドラムでも元気!!

いや〜ワシの何が凄いってこの体力が凄いな(笑)
御歳60歳!!まだまだいけるな・・・

実はこのライブハウスっつうかそれが入っているショッピングモールは去年来た時にまだ改装中だった。

ああ、だからショッピングモールの色んなところに「1周年」とか書いてあるのね・・・

というわけで去年はバタバタしててオーナーがご馳走出来なかったということで今回は火鍋をご馳走してくれた!!





超高級肉じゃったぞ〜〜!!

ところでこの火鍋屋、タレを自分で作るタレバーのところに白飯も取り放題!(◎_◎;)
ヤオヤオ君がなんと火鍋のスープでお粥を作る!!!

なんてことすんねん!!むっちゃ美味かったやん(涙)

オーナーさんどうもご馳走さまでした〜
来年もよろしくです〜!!

Posted by ファンキー末吉 at:15:13 | 固定リンク

布衣2019年秋のツアー内モンゴル自治区

やっちんツアーの合間にカンボジアでライブをやって、
千秋楽の東京終わりで北京に飛ぶ〜・・・

カンボジアも日本も暑かったので北京ですでに凍えそう・・・(>_<)

4時間だけ仮眠して始発便にて内モンゴル自治区包頭(BaoTou)へ〜

そういえば前回もここ包頭(BaoTou)で風邪ひいたのよねぇ〜・・・(>_<)

とりあえず風邪のひき始めの漢方をもらって飲んでおく・・・

とりあえずこの日は移動日だということでひたすら寝る!!

北京スタッフと小畑は北京から列車で、
その他のメンバーは寧夏回族自治区銀川から集結し、
ライブハウスのオーナーの奢りで鍋!!

いや〜・・・かなり肛門にダメージが来ましたが、
それよりも何やら腰痛が起こっているような気がしてこの日もひたすら寝る・・・

次の日の収穫はこれ!!
ちょっと重くてかさばるけど、便利なグッズがひとつに集結!!

・・・っつうことはこれ失くしたら全部失くすということや(>_<)

そして本番!!

この時に既に腰痛をしっかりと自覚!!
ぎっくり腰の手前のようなちょっと危ない予感・・・

打ち上げはお決まりの串焼き〜!!
まあ日本でいう焼き鳥屋のようなものであろうか・・・
夜中に開いてる店ってどうしてもこうなっちゃうのよね〜・・・

内モンゴル自治区包頭の打ち上げ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

メニューに酸菜白肉があったので頼んでみた。
この料理はお隣の東北地方の料理なのだが、うちの娘にとっての「おふくろの味」なのでいつも感慨深く頂くのだ〜

そしてこの打ち上げの時に確信!!・・・遠くのものが取れん(>_<)

腰痛大決定である・・・
あれだけ寝たのになんで?・・・寝すぎたの?・・・

いやいや、思いトランクを抱えてバリアフリーでない新宿駅を乗り換えてた時にきっとグキっといってしまったのだろう・・・

ちょうどマネージャーの小文が腰痛の薬(バンテリンみたいなもんか?)を持ってるということで、
とりあえずこの日もひたすら寝る!!

次の日は呼和浩特へ移動〜
また列車からの風景がのどかなのよねぇ・・・

小屋に着いたらモンゴルミルクティーを召す・・・
甘いバージョンと塩のバージョンがあるけど、
私はモンゴルはやっぱ塩のバージョン!!

ところでこの日は終わったらそのまま山西省太原までの移動のためホテルはなし!!
開演前から終演後までずーっとこの楽屋で過ごすこととなる。

そうなるとみんなデバイスの充電をするのでこうなる(笑)



そして本番!!

この時に、昨日塗ってもらった薬の部分がどんどんと熱くなるのを感じる(遅っ)・・・
ステージを降りると腰痛はほぼ完治!!

ドラムはやっぱ腰痛にいいのかのう・・・(んなことない!!)

というわけで片付け撤収!!そのまま夜汽車で山西省太原まで移動〜!!

Posted by ファンキー末吉 at:08:31 | 固定リンク

2019年8月28日

全中国ひとりドラムツアー2019年「上海」

マレーシアでのWing & Paul「衝動効応」コンサートも終わり、
「Funkyはどこへ帰るんだ?北京か?日本か?」
と言われていたのを、せっかくだからとカンボジアまでのチケットを取ってもらっていた・・・

そしたらいきなり飛び込んで来たこの仕事!!
「東南アジアでいるんだけどチケット取ってくれるなら・・・」
というわけで受けたので、ここのPearl倶楽部にはカンボジアから上海までのチケットを負担してもらった。

プノンペンで6時間のトランジット・・・
せっかくだから入国して、ライブもやらせてもらったHIBACHIでお好み焼きとそのソースにむっちゃ合うというワインを召してから上海入り!!

なんと飛行機も遅れて朝の7時着(>_<)
向けに来てくれた老師が「朝メシ」と言うのであまり腹は減ってなかったが空港にて牛肉麺!!

とりあえずは仮眠して、例によって午後はクリニック、夜はひとりドラムコンサートなのだが昼メシがこれ!!(>_<)

食い切れんて・・・(>_<)

さて今回の会場は大きなコンサートホールではなく、老師のドラム教室、つまり上海Pearl倶楽部の中で行う。

どうやらよくある「開校何周年記念イベント」ではなく、「どうしても我が校にFunkyさんに来てもらいたい」ということで急遽ブッキングされたイベントのようだ・・・

今回は昼の教室と夜のひとりドラムを見に来る客とは、その親が増えるぐらいで基本同じ人間だということで、
いつもはVision Rocksを叩いてから講義に入るのだが、この日はこの曲は夜に置いといてフリーのドラムソロから始める。

教える内容は毎回と同じく、私が録音した許魏(XuWei)蓝莲花(LanLianHua)
、そして布衣に提供した彼ら最大のヒット曲、我爱你亲爱的姑娘(WoAiNiQinAiDeGuNiang)

8ビートはこの基本リズムからゴーストノートを加えて、
まあこの発展系も含めれば全ての中国ポップスはほとんどがこのリズムである。
そして数は少ないが存在する6/8のリズム。
まあこれさえ出来るようになってればほぼ全ての中国ポップスは叩けるようになるだろうということである。

クリニック終わって本番!!

いつもの4曲盛り上がりました!!

打ち上げは烧烤(串焼きバーベQ)!!羊蝎子(羊の背骨鍋)も出て、久しぶりだったのでいっぱい頂きました〜

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2019年8月19日

全中国ひとりドラムツアー2019年浙江省「台州」

寧波と台州は実は隣町だったのだけれども、
ビザのこととか色々あって一度北京に帰ってまたとんぼ帰りして台州へ〜

今回は出たらもう1ヶ月以上北京には帰らんので、荷物満載のトランクと共に〜

預け荷物がなく、MU中国東方航空だったら自動チェックイン機でマイルも別のマイルにつけることが出来るのだが、
今回のCA中国国際航空の場合は自動チェックイン機でそれが選べない。
仕方がないので最初から窓口に並ぶ・・・

ちなみに台州の飛行場は小さな飛行場なので便はあまりなく、
北京からの直行便も朝の一便だけである。

着いたらこの日は何もないので孔老師と共にメシと共にビール!!

ちなみに亀が泳ぐ高級中華!!

そのまま昼はちょっと仮眠して、
夜はこの孔老師が「海鮮を」ということで海鮮レストランへ〜

初めての街「台州」、先日来た寧波の南、温州の北なのね・・・海沿いということで海鮮をご馳走になりました〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみに「海鮮」ということで白ワインを頼んだが、
お味的にはやっぱビールが合うものが多い・・・

食材を自分で選んで好みの料理法を伝えて料理してもらう・・・

どの食材がどんな料理法がいいのかとかさっぱりわからんので孔老師に全部お任せしたらこんな感じ・・・

シメには韓国のチャプチェみたいな海鮮春雨炒め!!

これで終わりかと思ったら最後にスープが・・・

日本でも魚の名前が地方によって呼び方が違うように、
食材の名前が全く理解できず、一体なんのスープなのかさっぱりわからん(>_<)

肉が入っているので通常で考えるとスッポンかなんかだろうと思うのだが、
「沙蒜」と言われて調べてみると、どうやらこれは「イソギンチャク」のスープらしい・・・

肉は豚肉だというが、このルックスとちょっとドブ臭い味はきっとウミガメだろうと想像している・・・(今だに定かではない)

この日は移動日で何もないのでそのまま寝て、
次の日の昼飯は麺!!

と言っても、やっぱ海鮮がメインで自分で具を選ぶ・・・

地元の人は麺ではなくモチを頼み、
メニューにもちゃんと「面/糕(麺とモチ)」とどちらか選べるようになっている。

麺にはスープが絡むがモチには絡まないので麺の方がいいように思えるが、
全く絡まないモチはモチで、「別モノ」としてこれはこれで結構美味い!!

さてその後はそのまま会場へ〜

会場は孔老師のPearl倶楽部がある1階のライブバーだということで、
そのステージにひとつ、客席にひとつ生徒用のドラムをセッティング。

近頃はどの土地でもこの、クリニックとひとりドラムのコンサートがセットになった形が多い・・・

ここにもヤマハのEADがあってそれで客席に音を拾う。
バスドラはトリガーになるのでいわゆるホンモノのドラムの音とは違うが、
それでもシールドをつなぐだけで2chのアウトプットが出力できる手軽さは他に類を見ない。

クリニック終わったらちょっとホテルに戻って仮眠して本番!!

終了後は同じ店で打ち上げ〜!!

中国式にビールがいっぱい並ぶ〜(>_<)

食材はここから自分で選ぶ〜

海鮮も焼かれる〜

肉も焼かれるが・・・

左上の肉の正体はウシガエル〜

食い切れん(>_<)

米酒も出たがもう飲めん(>_<)

聞けばここも孔老師の親戚か何かが経営している店らしく、
本当はライブハウスにしたい、でも台州には演奏出来るバンドがない・・・

いえいえ、そのうち現れますって・・・
布衣のツアーでこのぐらいの地方都市のライブハウスには行ってますし〜
是非次の機会にはバンドで来させてもらいますよ〜

そして翌朝は空港に送ってもらう前に名物の「嵌糕(QianGao)」とやらを食べさせてもらった・・・

この辺の人はモチが好きなのね(笑)

中国語のこの日のレポートはこちら

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2019年8月17日

全中国ひとりドラムツアー2019年浙江省「寧波」

スケジュールが近づいて来ると、寧波のPearl倶楽部の老師からWeChatの友達申請が来る。

「好久没见!!(久しぶりですねぇ)」
という言葉で、ああ会ったことがあるならきっとこの老師だろうと思った。

そう言えばこの老師は日本のサマドラにも参加してくれた。
その時はゆっくり話す時間がなくて、なんかずーっと心に引っかかってたんだよねぇ・・・

迎えに来てくれた馬老師の顔を見て、
「やっぱこの人はその時に思ったような悪い人じゃない」
と思った。

子供をダシに金儲けすることだけを考えてる人は、その子供への態度を見ればわかる。
口から飛び出したひとつの言葉ぐらいで人の全人格を否定してはいかんなと改めて思った・・・

その日は爽子のラジオ生放送生演奏があったので、到着は真夜中の2時前。
そのままホテルで寝かせてもらって翌日はいきなりステーキ!!
一食4000円以上奢ってもろた〜m(_ _)m

そのままサウンドチェック!!

ドーム型の会場は夏には暑いのだ〜(>_<)

夜の本番には涼しくなるかと思ったらやっぱ暑い(>_<)

結局、送り迎えや食事などずーっと馬老師と二人っきりというシチュエーションが多かったが、ゆっくり時間を過ごせてよかったぞ・・・

実は初めて来た時はここのPearl倶楽部は出来て初めてのイベントだったらしい。
今回は12周年イベント!!

中国で12という数字は、干支にちなんで「ひと回り」という意味があるらしく、その節目に私を呼んでくれたわけだ。

ありがたやありがたや・・・
また次の機会には是非呼んで欲しいと思う。

いっぱいいい写真を送って来てこれたのでここにUPしときます〜

イベントの中国語レポートはこちら

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2019年8月12日

寧波のいきなりステーキ!(◎_◎;)

中国で暮らしていると時々どうしても食いたくなるものがある。
ひとつは「寿司」でひとつは「ステーキ」。

特にこの中国でのステーキのレベルには呆れ返ってため息も出ない。

流行っているのかステーキ専門のチェーン店なんかもよく見かけるが、
まあそのレベルと言ったら筆舌に尽くし難いものがある(>_<)

そもそもが日本で「肉」と言ったら、好まれているだろう順に
1、牛肉、2、豚肉、3、鶏肉、4、羊肉(個人の感想です)

これが中国だと、
1、豚肉、2、羊肉、3、鶏肉、4、牛肉(個人の感想です)

牛肉のランクが一番低い!!

実際その昔、
「牛肉なんてあんな不味いもんよく食うなぁ」
なんて言われたこともあるし、イメージで言うと、
「農作業で働いて働いて、老衰で死んだ牛の肉を調味料などを使ってやっと食えるようなレベルに調理した」
みたいなニュアンスが昔はあった。

よく青椒肉絲みたいな料理で豚肉の代わりに牛肉を使った料理があるが、
微妙な歯触りの肉にあまり味がないみたいなあの肉・・・

中国のステーキ屋でレアを食べるとあれが生で出て来るのです!((((;゚Д゚)))))))

もうね、食べられたもんじゃない(>_<)
ワシはもう絶対に中国ではステーキは食わんと毎回誓うぐらいの不味さである。

まあ高級西洋料理店でカネさえ出せば美味しいステーキは食えるのではあるが、
LaoWu達を日本に連れて行って、「いきなりステーキ」のあのコスパには心底感激していたようだ・・・

特にランチメニューで1000円少々であのレベルの肉が300gも出て来た日にゃぁ
「中国で支店を出せ!!絶対に大繁盛するから!!」
ってなもんである。

そんなことを思った人がいたのかどうなのか、
ついに見つけたぞいきなりステーキのチェーン店!!!!!!!(?)

いや〜・・・本物か?バッタもんか?・・・(笑)

まあ本物でもバッタもんでも美味ければよい!!
白い猫も黒い猫もネズミを捕る猫がよい猫なのである!!(by鄧小平)

というわけでさっそく頼んでみた・・・

ちなみに日本のようにグラムを指定して切り分けるのではなく予め肉は切って並べられてある。

私が頼んだのは上から2番目ぐらいのランクのオーストラリア和牛!!

この店は地元のフードコートの中にあり、
もちろん日本の立ち食いのようなシステムでもなく、
ここで日本のようにサイドメニューから先にオーダーするということもない。

どうやらサイドメニューどころか肉しかメニューはないようだ・・・

肉を食えば白飯が欲しいということで、
隣の中華で頼んでみるが、白飯はなく仕方なく胡椒牛肉チャーハン!!
サラダはないのでついでにレタスの炒め物!!

どうやら中ではお姉ちゃんひとりで肉を叩いたりして調理をしているようだ・・・

出来上がりは鉄板ではなくランチボックス!!
しかもちゃんと切り分けて出て来る・・・

食ってみたら・・・美味い!!!(◎_◎;)
こりゃ日本と同じレベルである!!

ステーキのタレも置いてあったので試してみたが、
どことなくやっぱいきなりステーキのタレに似てるぞ・・・

しかしやはり鉄板がないのはちとレアには辛い(>_<)

馬老師は5分焼きのミディアム、私は3分焼きのレアを頼んだのだが、
デフォルトが300gなのもこうなるとなかなか食い切れんぞ・・・

というわけで失礼ながら残してしまったが、
後味としては非常に「いきなりステーキ」である。

でも私が頼んだオーストラリア和牛は100g90元、1400円ぐらいするのを300gっつうたらちとお高い(>_<)

MANZOさんという人がやっているのか?
出来ればやっぱ鉄板で出してくれ〜
そして切り分けて出て来るのではなく、
やはり自分で切り分けて食いたいぞ・・・

ペッパーランチのチェーン店はこちらには多いので、
いきなりステーキも是非同じようにチェーン店化してくれることを望むぞ!!!

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2019年5月14日

布衣2019年春のツアーを振り返って

今回のツアータイトルは「一甲子」。

これは十干(じっかん)という「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10個の並びと、
十二支(じゅうにし)の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のそれぞれの最初「甲」と「子」の組み合わせは60年に一回であるということから、「Funky60歳記念ツアー!!」という意味合いがある(らしい)・・・

オフィシャルサイトからの回顧レポートによると、


《一甲子》巡演首轮36站半程回顾记,
(ツアーの最初の半分、36箇所を振り返るよ)

24载布衣,60甲子鼓魂,
(結成24周年の布衣、60歳のドラムスピリッツ)

50/70/80/90后,
(50年代生まれ、70年代生まれ、80年代生まれ、90年代生まれ)

9人布队,4万公里摇滚取经路,走着
(9人のメンバーが4万キロのロックの道を行くよ)


・・・4万キロ!(◎_◎;)・・・って地球一周??・・・
・・・って実はこれは秋のツアーと合わせての走行距離で、春の36箇所ではだいたい半周だとか・・・それでも凄いのう・・・

布衣は現在では中国のバンドの中で一番多くツアーを廻っているバンドらしい。

動員数ではまだまだこれを上回るバンドはあるが、
そんなバンドはもうこんなに細かくツアーを回らない。
大きな会場ばかりをピックアップして、必然的に本数は減ってゆく・・・

LaoWuと最初に出会った頃から、飲めば
「バンドはなぁ、ライブやで!!ツアーやで!!」
と言ってた私の影響をモロに受けていると言えよう(笑)

今では大ロックスターとなっている、友人の謝天笑が、LaoWuにこうアドバイスしてたのを聞いたことがある。

「ライブハウスもなぁ、選ばなきゃダメだよ。
アンダーグラウンドなとこに出演してたらいつまで経ってもアンダーグラウンド。
バンドが大きくなったらそれにつれて大きなところでやって箔を付けなきゃ」

いわゆる自らを「ブランド」にしていって大きくなってゆく手法だが、
LaoWuはそれを一喝してそれからもアンダーグラウンドな小屋を回り続けている。

「あんな田舎街のライブハウスなんてちゃんと演奏出来るの?」
という街に行って演奏して、
「布衣がライブやったらしいぜ」
ということで他のバンドも「じゃあやってみるか」になる。

つまりは「先駆者」である。

想像だが、小さな街のオーナーからしてみたら、
メシ奢るから、ホテル代ぐらい出してやるからというわけかも知れない。

ブッキングはまことに巧妙で、
そういう小さな街は平日にブッキング、
週末は動員力が見込める大きな街をうまくブッキングしている。

3月15日(金)広東省珠海
3月16日(土)広東省広州
3月17日(日)広東省深圳
3月18-19日:移動日、現地オフ
3月20日(水)広東省东莞

(ブログ記「布衣2019年春のツアー広東省」)
エピソード:ここでライブ前に広東メシ満腹食って終演後に吐く(>_<)
それ以降ライブ前には食わない!!

ライブ終了後にそのまま空港へ三亜まで飛ぶのではなく海口まで飛んで列車移動

3月22日(金)海南省三亚(飛行機移動)
3月23日(土)海南省海口

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー海南省」)

3月24日(日)福建省福州(飛行機移動)
3月25-26日:移動日、現地オフ(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
3月27日(水)福建省厦门

(ブログ記事:「布衣2019年春のツアー福建省」)

3月28日:移動日
3月29日(金) 江西省赣州
3月30日(土)江西省南昌

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー江西省」)

3月31日(日)浙江省温州
4月1日:移動日
4月2日(火)安徽省黄山

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー浙江省と安徽省黄山」)

4月3日:移動日
4月4日(木)浙江省杭州(ブログ記事はこの中に)
4月5日(金)上海

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー上海」)

4月6日(土)江蘇省无锡
4月7日(日)江蘇省苏州

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー江蘇省」)

4月8日:移動日

4月9日(火)安徽省銅陵
4月10日(水)安徽省芜湖
4月11日:移動日(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
4月12日(金)安徽省安庆
4月13日(土)安徽省合肥
4月14日(日)安徽省六安
4月15-16日:移動日、現地オフ
4月17日 安徽省淮南

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー安徽省」)

4月18日:移動日
4月19日(金)河南省开封
4月20日(土)河南省新乡
4月21日(日)河南省安阳

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河南省」)

4月22-23日:移動日、現地オフ
4月24日(水)山东省临沂
4月25日:移動日(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
4月26日(金)山东省青岛
4月27日(土)山东省济南
4月28日(日)山东省淄博

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー山東省」)

4月29-5月2日:移動日、現地オフ
5月3日(金)黑龙江省哈尔滨

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー黒竜江省ハルビン」)

5月4日(土)辽宁省沈阳
5月5日 吉林 长春

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー遼寧省「瀋陽」と吉林省「長春」」)

5月6-7日:移動日、現地オフ
5月8日(水)河北省沧州

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河北省「沧州」」)

5月7日:移動日
5月10日(金)河南省郑州
5月11日(土)天津
5月12日(日)辽宁省大连

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河南省「鄭州」、天津、遼寧省「大連」」)


いや〜非常にうまく組まれている・・・
飛行機移動は海南島に渡る2本だけで、あとは全部列車移動!!

ちなみに海南島には橋とかトンネルで大陸と繋がってるわけではなく、
列車移動だとそのまま列車がフェリーに積み込まれて渡るらしい!(◎_◎;)

乗ってみたいのう・・・
(と言ったらアホかと言われた(笑)列車に缶詰で蒸し暑いらしい)


さてこのように上手いことツアーを組んでるので、9人の大所帯で廻っても何とか赤字にならずに廻れているのであろう。

中国のツアーと日本のツアーの相違点!!

中国の不利な部分、それはチケット代が圧倒的に安いこと(>_<)
日本だと5千円や6千円もザラだが、中国では200元(3千円ほど)もしたら学生にはもう手が出ないだろう・・・

布衣のチケット代は100元(1500円)前後。
この収入だけで全ての経費を賄い、
政府への楽曲の申請(なんと有料!(◎_◎;))や、Webでの宣伝費なども支払わねばならない・・・

でも中国のよいところは、交通費が圧倒的に安い!!

高速鉄道はだいたい1分乗ってる距離だと1元ぐらいの目処だと言われているが、
東京大阪が2時間だとすると中国だと120元(2000円)!(◎_◎;)

中国の高速鉄道は時速300km以上出るので厳密に正しくはないが、
1万円以上する日本の新幹線よりは格段と安いことに間違いはなかろう・・・

あとホテル代。
日本は「おひとり様おいくら」という世界でも珍しい料金設定で、
中国や諸外国のように「ひと部屋いくら」ではない。

私は「敬老精神」でひとり部屋を取ってもらってるが、
他のスタッフ、メンバーは全員ツイン部屋。
つまり9人いても部屋数は5部屋ですむ。

そしてホテル代が田舎に行けば絶対的に安い!!
ひと部屋2000円程度のもあった!(◎_◎;)


私的にはホテルが会場のすぐ近くにあるというのは非常に助かる!!

まず移動は、乗り打ちの場合、朝早く出発して昼ごろ着くように乗車券をブッキングしているようだ・・・

着いてメシ!!その後に昼寝!!(笑)

いやいや、この「シエスタ」っつうのが非常に助かるのだよ!!

その後、いつもだいたい3時頃からスタッフが会場入りするのだが、
私はドラムのチューニングがあるので一緒に入る。

4時頃メンバーがやって来て、
サウンドチェックはもう毎日やってる曲だから決まった2曲しかやらん。

5時にはホテルに戻ってまたごろごろ・・・これがいいのよ!!
中国のライブは(ってアメリカもそうで日本が早すぎる)だいたい8時半頃始まるので、
疲れている時とかはまたここで仮眠!!

長い列車移動も、iPadで映画を何本か見てればいいし、
飛行機と違って自由に立ち上がって車内をうろうろ出来る。

何より、飛行機は欠航という恐ろしい罠が待ち構えているので列車移動の方が確実である。

それもこれも中国の高速鉄道網が今ではこんなに網の目のように張り巡らされているから出来ることである。

中国高速鉄道網

春のツアーは南の方から東北の方まで廻ったわけだが、
秋のツアーでは今度は内陸部の西北を廻る・・・

移動距離がハンパないのよね〜地球半周以上するかも〜(笑)

今回の移動Map!!(直線距離で書いてるけど実際は色んな乗り換えで移動した)

BuYiTourMap2019Spring.jpg

日本の大きさと比べたらこんな感じ〜

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2019年5月13日

布衣2019年春のツアー河南省「鄭州」、天津、遼寧省「大連」

最後のこの3連チャン、移動が大変やったぁ・・・(>_<)

まあ前の日が移動日やったんでよかったけど、
河北省「沧州」から河南省「鄭州」までって高速鉄道で5時間(>_<)

5時間いうたら東京から博多か・・・まあ慣れたな(笑)


鄭州の小屋は歴代一番暑い小屋で、
こんなに広くて天井も高いのに何故か暑い(>_<)

まあ客がこんだけ入ってこんだけ盛り上がってるからやと思うけど、
もう朦朧としてドラムソロ!!

もうね、最近では汗だくでステージ降りてビール飲んだりしないのよ。
ほんま脱水状態で死ぬかも知れんからな(笑)

まずは水とか飲んだり、
飛び出しでホテル帰ってゆっくりお茶飲んだり(笑)

ついでにUSB洗濯機で洗濯しつつメシ食いに行ってからビールを飲む!!

ところがこの日は思わず冷えたビールもらって速攻で飲んだもんな・・・
身体に悪いことは気持ちがいい!!(笑)


さて次の日は天津までの乗り打ち!!
これも4時間(>_<)

5時間いうたら東京から広島か・・・まあ慣れたな(笑)

ここの小屋はライブハウスというにはデカすぎる会場・・・
酸素もたっぷりあるしこりゃ冷静なドラムソロが叩けるなと思ったら・・・


そして次の日はまた遼寧省大連まで5時間かけて移動して乗り打ち(>_<)

5時間いうたら東京から・・・もうええわ!!(笑)

さてこの日はツアー最終日ということで気合十分ではありますが、
いかんせんやっぱ暑い(>_<)

というわけで毎回毎回ドラムソロ2回!!
多い時にはギターの弦が切れて張り替えてる時に叩いて3回!!

いや〜ようやった!!

友人がFacebookに
「毎日飲んで食って移動して、楽しく叩ける心と身体が凄すぎる」
と書き込んでいたが、ホンマやなぁと思う・・・

特に「心」っつうのが大切やな!!
邪心なく素直に「楽しめる」ように心を持ってゆくのはやっぱ「精神力」やと思う・・・

単に楽しいけど(笑)

ドラムソロも、もっと色んなフレーズも持ってるんやけど、
やっぱこの状況で一番盛り上がるフレーズって必然的に決まってしまうのよね・・・

例えばポリリズムを入れたら客が手拍子出来なくなる。
ピアニシモ入れたら客に緊張感が生まれる。

等々・・・

でも「どうしようかな」とか悩まずに、
別のフレーズが出て来たらそれも叩いたりするけど、
とりあえずドラムソロも「曲」と同じ!!

ギタリストの「決めフレーズのギターソロ」と同じですな・・・


面白かったのが、LaoWuがライブ終わった瞬間にいきなり元気になったこと。
辛かったのか?!辛かったのだな!!(笑)

みんなで打ち上げ!!

この後スタッフのヤオヤオ君が私の部屋に来て悩み相談・・・
ツアーあるある!!(笑)

結局3時まで悩み聞いてあげて5時起きで帰国!!

長いようであっという間だったようなツアーでした〜

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2019年5月 9日

布衣2019年春のツアー河北省「沧州」

遼寧省「瀋陽」から高速鉄道で8時間かけて河北省「沧州(CangZhou)」に継いたら・・・

また同行取材が始まるのね・・・(>_<)

「監督は今日はとことんFunkyさんと飲むつもりで来てますから」
とスタッフのヤオヤオ君・・・

(>_<)

いいでしょ!!なんぼでも喋ってあげましょう!!
・・・というわけでライブハウスの片隅に陣取ってカメラの前で大いに語り始めた!!

あんたね、飲ませて中国ロック語らせたら長いでぇ〜(笑)

3時間かけて、高校の頃から爆風デビュー前、Jazzへの想いから中国ロックとの出会い、BEYONDとの出会いから黄家駒との別れ、WINGの婚約者の死まで語ってたら、
語ってる私がというより聞いてるみんなが疲れ果てて終了!!(>_<)

「もう帰りますか・・・」になった頃、監督が、
「許魏(XuWei)」のことを聞いて来るので、またひとしきり語る(笑)

いやね、語らせてくれると言うからこのドキュメンタリー受けたのよ。
覚悟しときや〜まだ布衣も出て来てないし北朝鮮にも行ってないからまだまだ半分も終わってないよ〜(笑)

次の日起きたら喋り過ぎでむっちゃ腹が減ってたので河北省なのに蘭州ラーメン!!


さてライブ!!
今までは遠慮がちに遠くからカメラを回していたのだけれども、
もう今回から遠慮なくかぶり付きで回される(>_<)

苦手なのよねぇ・・・気が散って仕方がない(涙)

昔Runnerの物語の特番かなんかでドラムの横に密着されてた時があるんだけど、カメラマンに、
「ずーっとカメラ意識してましたよね」
と言われた(>_<)

意識してるっつうか気になるのよ〜(涙)

しかしドラムソロになると修羅場なのでそれどころではない!!


ライブ終わって打ち上げでもずーっとカメラが回る(>_<)

カメラ回してないで食えよ〜!!
沧州(CangZhou)名物「麻辣火锅鸡」!!

いやー鶏肉のぶつ切りをラー油と山椒たっぷりで煮込んだ劇から鍋!!
黒酢とニンニクのタレをつけて食べると絶品!!

肉が足りなくなると鍋で持って来てそのまま追加!!

野菜とかジャガイモとかも入れたりしますが、

やっぱり汁が絡むもちもちとした「宽粉(KuanFen)」が相性ばっちし!!

「饼(Bing)」と言われるふわふわしてないパンみたいのも定番だが・・・

これ食うと腹の中で膨れてすぐに満腹になるのよ〜(>_<)

締めにインスタントラーメンを入れて店を後にした・・・

明日は最後の移動日!!5時間かけて高速鉄道で河南省鄭州へ移動して、
あと3本でツアーも終わり!!

長いようで短かったなぁ・・・

最終日の大連終わったら次の日の朝イチで日本に帰ります〜
カメラ3台引き連れて(涙)

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2019年5月 8日

布衣2019年春のツアー遼寧省「瀋陽」と吉林省「長春」

小屋がうまく取れなかったのだろう、ハルビンから吉林省を素通りして遼寧省瀋陽まで行ってからまた吉林省長春に戻るスケジュール・・・

まあ東京から新幹線で広島まで行ってから大阪に戻るようなもんか(笑)

瀋陽はもう夏の気候〜\(^o^)/

もうね、もうね、寒いところはヤなの〜
暖かいところがいいのよ〜!!(涙)(涙)

2階席を楽屋代わりにしてオープニングアクトの四暗刻を見てたら、
何と最前列にロックな子供がっ!!(◎_◎;)

お父さんの肩車で頭振るだけじゃなく、最前列で大人に混じって頭振る!(◎_◎;)

そしてこの映像の後半にも出て来るように、
この小屋ではダイブ失敗が続出!!(笑)

・・・というのも、ステージと客席との間にちょっと隙間があって、
ダイブするためには本当は思いっきり客席の遠くに向かってジャンプ、すかさず身体をひねって上向きにという技術が必要。

こんなん・・・

ところがそれをしないもんだから、
ステージの上に客席に向かって後ろ向けに立ってそのまま倒れても、最前列の何人かだけしか受け取れないから沈没(笑)

それを見ながら大笑いしながらドラム叩いたり、
また、布衣の代表曲「羊肉麺」という曲では最前列の女性が号泣!(◎_◎;)

母を思い出したのか?!故郷を思い出したのか?!・・・
こちらもついもらい泣きしながらドラムを叩く(涙)

また彼らのヒット曲、「我爱你亲爱的姑娘」では、
サプライズで客席にてプロポーズ!!

いや、これ泣くで・・・

こちらも思わずもらい泣き・・・と思ったらその二人の周りを電車ごっこ!(◎_◎;)

いやね、これ日本では何て言うの?モッシュ?
アップテンポの曲でやるんやったらまだしもこの曲バラードやし・・・(>_<)

もうね、泣くどころか大笑い・・・(笑)

ドラムソロ!!

「今日のドラムソロは凄かったねぇ」と四暗刻もみんな言ってたけど、
別にいつもと変わらんぞ・・・

・・・と思ったらアンコールでは見事にPAが落ちとる!(◎_◎;)

復帰してからのハウリングとセッションしとるような感じになっとるぞ(笑)

まあね、ドラムソロって所詮は
「ドラムを使ってオーラを伝える」
だけのもんやからな・・・(ワシの場合)

まあここまで来ると聞こえてようが聞こえてまいが同じやな(笑)


終了後は隣街の鞍山に住む五星旗2代目二胡奏者ヤンヤンが見に来たので一緒に酒を飲む〜

いや〜相変わらずアホですなぁ・・・(笑)


二日酔いにて長春へ〜
長春は寒かった・・・(>_<)

ドラムソロ!!


終了後は、オーナーの招待でみんなで山奥に行って泊まると言う・・・!(◎_◎;)

いや、困るのよねぇ・・・汗みどろのステージ衣装も選択せないかんし、
(ほっとくと腐ってどうしようもなくなる・・・)
そもそも今でさえ相当寒いのに山奥行ったら絶対にもっと寒いし〜(涙)

やっぱり・・・(>_<)

住居を用意してくれているのだが、こんな感じ・・・

これ、床はオンドルで暖かいんやけど室温は外気とそんなに変わらんのよね・・・(涙)

それでも頑張って厚着のまま寝て、朝起きたらまあ何と素敵なところ・・・!(◎_◎;)

太陽も照って来たので羊の丸焼きが焼けるまで日向ぼっこ・・・

焼けた〜\(^o^)/

部位によって味が違うのでビールとワインを飲み分けます!!

イェイ!!

素敵な昼食でした〜

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2019年5月 6日

布衣2019年春のツアー黒竜江省ハルビン

前回はちょうどツアー中に母が亡くなり、ハルビンへは日本から当日直行で駆け付けたのだが、今回はちゃんと移動日でハルビンには前日に着いたので、珍しく「観光」なるものをしてみようと街へ繰り出した。

元ロシアの彩りが濃い「中央大街」!!

1924年に建設されたと言われる花崗岩で敷き詰められた道に何とウサギが!(◎_◎;)

野良か?・・・んなことはあるまい!!・・・食われないことを願うぞ(笑)

ロシア料理店も多く、以前北京のロシア料理店で食った何やらペースト状のものをパンに塗ってウォッカのツマミにする料理を探したが見つからず(>_<)

一行は諦めてバーストリートとやらに向かった・・・

ロシア風の(行ったことないからわからんが)地下に入ってゆくアンダーグラウンドなバーで生バンドが演奏してたので入って行った・・・

一番前のお姉ちゃん、バンド撮らずにワシを撮ってるやん(笑)
・・・と思ったら隣のテーブルのお兄ちゃんにも写真をねだられる・・・

私は決して「街を歩いてた振り返られる有名人」ではないが、
ここ中国の北の端の街でさえロックを愛する人たちには知られてるんだなとびっくり!(◎_◎;)

そのうちバンドも気づいて、ドラマーが緊張し始める(笑)

いやいや、緊張せんでよろし!!
ちょっと「伝説」が尾ひれが付いて盛られてここにまで伝わってるだけやし〜(笑)

「Funkyさん、ちょっとドラム叩いて行きますか?」
スタッフにそう言われるが、この日はちょっと断った。

バンドもいいバンドだったしプレイも上手かったのだけれども、
基本は中国ロックのコピーバンドで、私がステージに上がって許魏(Xu Wei)の曲なんか叩いたとしても(Funky末吉の名前が伝説化したのは、許魏(Xu Wei)の伝説のライブ映像によるものが大きい)、バンドも客も大喜びするだろうけど、私自身バックバンドみたいでそんなに楽しいセッションでもない気がする・・・

ドラムソロくれたら叩くけどな・・・(笑)

まあJazzなら叩くな・・・などと考えながら、
「昔は必ず叩いてたなぁ・・・」
などと回想した。

中野に
「末吉がセッションとか好きなのは俺がカラオケに行くのと同じだね?」
と言われたのだが、全く違う(笑)

きっと日本にいる時には「自分は腕のいいドラマーなんだ」ということを何とか人に伝えたい!!・・・そんな気持ちが大きかったのだと思う。

つまりは「そのように評価されてなかった」という気持ちが大きかったので、それが自分をセッションに駆り立てていたのだろう。

だからJazzとか高度なセッションの方がありがたい。
ソロとか与えられれば、その場にいる全員がぶったまげるようなことが出来るぞ・・・みたいな「自己顕示欲」が旺盛だったのだろう。

中国に来てからは「正当に評価されてる」と思うので、
そんなにガツガツとセッションに飛び込んでゆく必要もない。

ただ、とてつもなく高度な演奏技術を必要とされるジャンルなら、
世界の中で誰かがそれを叩いているわけだから、
「俺に叩けないわけがない」
とばかり「挑戦欲求」がむくむくと湧いて来るのだが、
酔っ払ってドラム叩いてもろくなことないからなぁ・・・(笑)

まあこの日はバンドのみんなに頼まれてステージで記念撮影して宿に帰った。
素敵なバンドだったし素敵な夜だった・・・

バンドのボーカリストが
「あんたのドラム見たことあるよ」
と言ってたので、どうせ許魏(Xu Wei)のライブ映像だろうと思ってたら
「布衣のライブだよ」
と言った。

そうかぁ・・・去年のライブには彼も来てたのか・・・

私たちバンドは場所は変わっても毎日同じ演奏をしている。
でもこの街、特にこんな北の外れの街に住んでるロックファンは、
この街のライブハウスでだけ私の演奏を聞く。

バンドは「今日はイマイチだったけど明日頑張ろう」とか思うけど、
この街の人達にとってみたら、
「今日のライブは今日だけ」
なのだ・・・

ってなこと思いながらドラムソロ!!

いや〜このライブで一番面白かったのは、
どんなライブでも中国ではよく客が客席にダイブするのだが、
ひとりの巨漢がやっとのことステージに上がって、
「今からダイブするぞ!!みんなよろしくね」
という態度で客席を煽った時の、客の
「やめてくれ〜」
という表情!!(笑)

まあ怪我人もなく無事にライブが終わりました〜

ダイブやモッシュや危険だからやめようね〜(笑)

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2019年5月 1日

長春の北朝鮮レストラン?

5月1日は労働節なので中国でもゴールデンウィーク。
この時期にはイベントのオファーが入りやすいので敢えてスケジュールを入れないようにしているらしい・・・

ところが今年は入らなかった・・・というわけでぼっこりスケジュールが空いている・・・

普段だったら去年のように南の島にでも飛んで行きたいところなのだが、
今回はツアーの途中にビザのために4回も北京に往復してるので、もうええわ(>_<)

・・・というわけでみんなと一緒に現地オフしてみよう、
と団体行動の出来ない私にしてみたら珍しい選択をしてしまった・・・

山東省淄博(ZiBo)というところから黒竜江省ハルビン、
もうロシアの国境まで行く勢いの移動である。

ところが淄博(ZiBo)で一泊現地オフを過ごした後には、
ハルビンまで行かずに途中の吉林省長春まで!(◎_◎;)

きっとホテル代が安いとか、あとここまでで既に高速鉄道8時間(>_<)
ちょっと移動を軽減する意味もあるのだろう・・・


ホテルでぐっすり寝て移動の疲れを癒やし、
翌日見てみると近所に北朝鮮レストランが!!!(◎_◎;)

さすがは北朝鮮と国境を接する中国東北地方吉林省!!

北朝鮮は完全なる社会主義国なのでレストランと言えど企業は全て国有!!
だから入り口にでかでかと国旗が飾られているのね・・・

この佇まい、センスはまさに北京とかでも見る北朝鮮レストラン!!
しかし気になるのは、その隣に韓国料理屋さんらしきレストランが・・・

北朝鮮にしてはセンスが違い過ぎるやろ・・・
特に入り口の中にあるIZAKAYAの表示!(◎_◎;)

これはまさしく韓国の・・・
しかしいくら中国でも韓国料理の店と北朝鮮レストランとが隣り合わせなんて・・・
さすが北朝鮮人と韓国人と朝鮮族中国人が暮らす中国東北地方!!

・・・と思ったら中で繋がってた(笑)

なるほどね、2軒とも北朝鮮経営なのね・・・(ほっ)
それにしても北朝鮮もだんだん近代化して来てるのね、と勝手に解釈・・・

座って両国旗に挟まれて食事!!

いや〜荘厳な気がします(笑)

冷麺は平壌風というよりは延辺風・・・

お通しで出て来たスケソウダラ!!
懐かしい!!

その時の話はこちら

ただ平壌では何も頼まなくてもワサビ醤油が出て来て、そのコンビネーションが抜群だったのだがここでは出て来ない・・・

しゃーないのでワサビ醤油を頼んでそれにつけて食べてみる・・・

鼻にツーン!!!中国のワサビやった(涙)
中国のんは化学的に作ったワサビオイル配合なんでむっちゃ辛いのよ〜(号泣)

・・・っつうことは平壌のワサビは日本製?
在日から仕入れてたんかのう・・・

ビールは南北首脳会談が開かれてから韓国でも人気となった大同江(テドンガン)ビールでもあればよかったのだが、延辺のビールしかないと言うのでそれを頼んでみたが・・・

ちょびっとハングル文字!!(◎_◎;)

でも延辺のビール(>_<)

その他料理もいろいろ頼んでみた・・・

ちょっと中華っぽい・・・

どんどん中華っぽい・・・

頼む時に「プルコギ」とか「チャプチェ」とか言って頼んだのだが、
それを聞いてうちのスタッフのヤオヤオ君、
「Funky桑、会说韩语吗?」

おいおい、「韓国語喋れるの?」ってあーた!!
ここで言うなら「韩语(韓国語)」ではなく「朝鮮語」!!
更には北朝鮮では韓国という国を認めてないからな、「南朝鮮」と言わないかん。
ついでに「北朝鮮」もいかんよ。「朝鮮」もしくは「共和国」ね!!

と少々のお説教をした後に運ばれて来たこの料理・・・

「拉麺」と言って頼んだらしいが、どう見てもインスタントラーメン!!
しかもどうやら韓国の有名インスタントラーメンである「辛ラーメン」のようだ・・・

そして驚くべきことに、美人ウェイトレス(国に選ばれて外国に派遣されるのだから必ず美人である)が確かに、確かにこの料理を運んで来た時に「韩式拉面(韓国式ラーメン)」と言ったのだ!(◎_◎;)

北朝鮮でももうぼちぼち市民市場が公認され、資本経済が始まりつつあると言うが、
外国に派遣されている労働者のイデオロギー教育はここまで変わって来ているのか・・・

もう何に驚いたと言ってこれに一番驚いた・・・

ちゃんと北朝鮮レストランらしくステージもある!!

ショーは何時からか聞いたら6時半からと言う・・・
また夜来るか!!!


・・・と、その後の地元の人の情報・・・
「あそこは従業員は北朝鮮人じゃないよ。みんな朝鮮族中国人だよ」

!(◎_◎;)

いや!!いくら地元の人でもそれは違う!!

悪いけどね、いくら地元の人でも北朝鮮のことを全くわかってない!!
日本で一番北朝鮮に詳しいミュージシャン(笑)の言うことを聞きなさい!!

だいたいね、今は賃金もどんどん高くなって中国から外国の工場や会社がどんどん撤退している昨今、いくら東北地方とはいえ、そんな高い労働力を雇うわけはない!!
北朝鮮から人間を連れて来たら、あそこはまだまだほぼ完全社会主義経済、賃金が要らないのだよ!!

日本料理屋に中国人ウェイトレスがいるのとは訳が違う、
タダ同然で使える労働力があるのにどうしてわざわざバカ高い中国人従業員を雇わなければならない!!


・・・しかし何やら悶々とする・・・

このレストランの名前「真紅朝鮮館」このセンスもちょっと変だ・・・
領収書をもらう時に発覚したこの店の昔の名前であろう「真红狗肉馆」、
つまり「犬肉の店」??・・・

ミュージシャンの中でもファッションリーダーと自負する(笑)私に言わせて貰えば、北朝鮮のセンスは「カッコいい」!!
西側の人間が見て「ダサい」と言われるものが全て裏返って「カッコいい」というレベルにまで来ているのが北朝鮮である!!(キッパリ)

北京にある何軒かの北朝鮮レストランには何度か行ったことがあるが、
「海棠花」とか「玉流館」(これは平壌にある冷麺の有名店の支店)とか、
名前からして「キレイ」である。

「狗肉馆」はちょっと違うのでは・・・

あと、南北首脳会談から韓国で爆発的人気らしい「平壌冷麺」、
これを売り出さないというのにも少し頭をかしげざるを得ない・・・

そこで発見!!動かぬ証拠!!!

従業員募集(>_<)・・・北朝鮮は従業員は募集せん!!(涙)

これきっと昔北朝鮮レストランだったのを買い取って、
右側を北朝鮮風、左側を韓国風に「テーマパーク」的にした「概念菜馆」、
つまり「コンセプト料理屋さん」なのではないか・・・


あーあ、ちょっと期待して損した(>_<)
北朝鮮レストラン行けばひょっとしてロックの教え子達が派遣されてて偶然会えるかな、とかつい思っちゃうのよ・・・

また久しぶりに本場の平壌冷麺も食いたいな・・・
また彼女たちと会いたいな・・・

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2019年4月29日

布衣2019年春のツアー山東省

河南省安陽から山東省临沂までの移動日、
これがナメてたけど結構大変(>_<)

まず高速鉄道にて乗換駅の徐州まで移動!!
「徐州徐州と人馬は進む〜」という歌があったように、
結構徐州って陸上移動の要の街だったのかも知れない・・・

ここまではよい!!問題はまずここで5時間待ちということである!(◎_◎;)

駅の中に入ると選択肢がいきなり狭くなるということか、
一行は迷わずケンタに入る(>_<)

ケンタで5時間はちとツライじゃろう・・・
と思うのだが、よく考えたらケンタッキーフライドチキンはとどのつまり「唐揚げ」、
「唐揚げ」と言えば「ビール」ではないか!!

というわけでビールを買って持ち込み!!

徐州〜徐州へ人馬は進む〜って戦争の頃の歌か? やっぱ昔から交通の要所やったんやな、安徽省安陽から高速鉄道で3時間、徐州東駅から鈍行駅の徐州駅にタクシーで〜ここて4時間待って夜8時の鈍行で3時間山東省临沂までの移動〜待ち時間の4時間どこへ?ケンタ?・・・って唐揚げか?ビールとつまみを持ち込んで飲み始めるなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ついでにツマミも買って持ち込み!!

いや〜基本的に「持ち込みOK」の中国、素晴らしい!!

持ち込んだビールを全て空けてしまってから乗車!!
なんと硬卧(2等寝台)!!・・・つまり3段ベッド!(◎_◎;)

硬卧(2等寝台)はシビれるのう・・・3段ベッド!! - Spherical Image - RICOH THETA

中段ではあったがゆっくり寝かせて頂いて夜中に临沂着!!

そして前回も飲んだこの店で一杯!!ならぬたくさん飲む!!(笑)

ゆっくり寝て次の日ライブなのだが、
昔院子で一緒に暮らしてた文子(Wenz)のライブハウス・・・歴代ワースト5には入る暑さと、湿度(即ち不快指数)は断トツ(>_<)

そんな中で朦朧としながらドラムソロ!!

アンコールは客席の中を通って登場するのだが、
その時に客の持ってる酒をひっかぶって酒の匂いの中でドラムソロ(>_<)

終わったら床は水だらけ、ステージから一番遠い窓ガラスでさえこの有様(>_<)

夜風に当たりながら昨日の店に向かう〜

よく見たらこの4人、昔院子で一緒に暮らしていた4人ではないか!!

LaoWuはバンドでこうして年間100本ツアーが廻れるようになったし、
一番貧乏だった海龍もエンジニアで一緒に廻りながら故郷の銀川では自分のライブハウスも持つ一国一城の主となった。

そしてここのライブハウスのオーナーである文子(ウェンズ)は、
この日初めて知ったが中国共産党員だと!(◎_◎;)

超エリートやん!!・・・どこまでドロップアウトしてんねん(笑)

でも貧民街で一緒に暮らすまで落ちぶれても(笑)、
実は共産党員であることはこの国では物凄いことらしく、
院子での過去のトラブルも、彼が出て行って
「実は俺・・・共産党員なんだ・・・」
とか言うと一発で収まったりしたらしい!(◎_◎;)

そしてこのライブハウスも実は騒音問題でもうすぐ立ち退きらしい。

「ほなお前また共産党員ですとか言って乗り込んで行ったら大丈夫なんちゃうん!!」
とか言うと・・・

「ダメなんです。そこも共産党員なんです(>_<)」

大笑い・・・やっぱロックなんかやっててどう見ても超下っ端の落ちこぼれやからなぁ・・・
上には上がおるっつうか下にはもう誰もおらんやろうなぁ・・・(笑)

それにしても昔一緒に貧民街で暮らしてた仲間と一緒に、こんなバカ話をしながら飲めるなんて最高である。

みんな・・・偉くなったなぁ・・・シミジミ・・・
ワシだけ変わらんけど(笑)


さて次の日は皆は鈍行で(临沂に高速鉄道は通ってないらしい)青島まで移動、
私は北京にビザを取りに行って、当日青島のライブハウスで合流!!

またここが暑い!!(>_<)

海鮮食って青島生ビール飲んでバタンQ(死語)!!

あとの移動は高速鉄道が通っているのでわりかし楽!!

まず省都である済南!!

済南では可愛いプレゼント!!!

そして隣町の淄博(ZiBo)!!

ここではシンバルが割れてたのを発見したので工具を借りて削る!!

そして本番!!ドラムソロ!!

なのだが、ここでサプライズなファンが現れた!!

彼が持っているのは私が中国で発売したソロアルバム「亜州鼓魂」のカセット版!!

CDと違って海賊版はなかなかあり得ない貴重な「正規版」である。

見れば、カセットの周りを歌詞カードがぐるっと包み込むような仕様なので、
その折り目が必然的に擦り切れてしまうのを丁寧にセロハンテープで補強してある!(◎_◎;)

このカセットをとても大事に大事に保存していたというのが感じ取れて非常に感激した。

この頃、日本では「売れるアルバムを作れ!!」
(当時はシングル全盛の時代なので必然的に「売れるシングル曲を作れ」!!)
と言って気が狂ったようにアルバム制作(というよりシングル制作?)をしてたが、
ここに来てやっぱりな、とこんな風に思った。

大切なのは「売れる」か「売れない」かではない。
これほど「愛してもらえるか」どうかである。

中国でこれほど愛されるアルバムを作ったことは、
我が人生においてとても誇らしいことであると思ったぞ・・・

我が人生・・・これでいいのだ・・・

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2019年4月22日

布衣2019年春のツアー河南省

前回爽子(Shuangzi)のツアーでお世話になったLuanShuのお友達
実は隣町の開封(KaiFeng)という街の人だったようで・・・

前回のツアーの時も「開封には来ないのか」とウルサイ(>_<)

そんなこともあってのこと(?)なのか今回初めて開封でのライブが実現した。
安徽省淮南から河南省開封への移動日は朝から「何時に着くんだ」とウルサイ(>_<)

わざわざ駅まで迎えに来てくれた・・・

前回の鄭州でのメッセージグループに着いた旨を投稿したら、
「アニキは日本の東京から中国の東京に来たんだよ」
という書き込み・・・???どういう意味???

聞けばここ開封は宋の都、昔は「東京」と呼ばれていたらしい!(◎_◎;)

北京と南京は知ってたが、東京もあったのね!(◎_◎;)
ちなみに西安は西京と呼ばれていたらしい・・・

ライブハウスは河南大学の近くにあるらしく、
大学の周りは屋台で埋め尽くされていていい感じの街・・・

「屋台は開封の文化だよ」
と説明されたが、北京も上海も、大都市からはどんどんなくなっているこの風景・・・

その日ご馳走してくれた料理で一番美味かったのがこの鯉!!

鯉は小骨が多いので揚げてから調理をするが、
酢豚のタレを絡ませるのはよく見るが、この醤油ダレが絶品であった・・・

まあこの日は食い終わってからゆっくり寝かせてもらって、
翌朝ちょっと街をぶらぶらしたら何と喫茶店が!!(◎_◎;)

さすが学生街・・・サンドイッチのモーニングがあるというので頼んでみた。

洋風ではあるが味は中華(笑)


さて夜のライブも学生だらけで大盛り上がり!!

これこれ、ダイブは危険だからやめなはれ!!

全く予定されてないところでドラムソロを振られるので何かと思ってたらLaoWuのギターの弦が切れたのね!(◎_◎;)

さて何をやるか・・・次の曲バラードなんですけど(>_<)
何をやろうか考えながらソロを叩いてたけど、やっぱプロレス技に(笑)

しゃーないなぁ〜・・・

右手ー左手ー右足の3連が終わっても戻って来んから左足も加えて4連!!まだ戻って来ん!!(◎_◎;)
日本では弦が切れることを想定して色々準備するけどこちらでは弦は切れん前提やからなぁ・・・
しゃーないなぁ〜・・・5連まで行った時にやっと出て来た・・・

リズムソロ!!

ちなみにステージが狭くてドラムを真ん中に置けないのでこのように端っこに追いやられています(笑)

終了後は店にあった「不接受批评啤酒」!!
つまり「批判は受け付けませんビール」!!(笑)


その後は待ち構えていた「お友達」と食事!!

地元開封からひとり、お隣鄭州からひとり、LuanShuから紹介された人がとても熱烈な件について・・・(>_<) しゃーないなぁ〜・・・ワシだけでも付き合わないかんやないの〜これが中国!! でもLaoWuは小屋のオーナーんとこ行って他のスタッフは駆けつけてくれて助かった〜\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

鶏肉が絶品でした〜

シメは名物の胡辣汤(HuLaTang)!!
酸辣汤(スワンラータン)の酸っぱくないやつです!!

焼肉マンも名物だとか・・・


次の日の新郷(XinXiang)は去年も来たアンダーグラウンドなライブハウス!!
客が熱狂的なのよ〜!(◎_◎;)

当然ながら暑いのよ〜(涙)・・・
朦朧としながらドラムソロ!!

サイン即売会も終わって放心してたら、
「メシはどうするか?」と・・・

「ホテルに出前頼んで食おうか・・・」
となってたけど、それでは酒の選択肢がビールしかない。

「それならここに出前しよう!!」
ということになって打ち上げ!!

店で飲むといいのは酒が何でもあること!!

まずはワインを頼む!!

中国ではだいたい店のオーナーが酒を奢ってくれます。レストランで飲むとビールの後は白酒しかない環境から店で飲むと何でもあるから助かるのです!!今日はワイン!!その後カクテルをご馳走になる所存でございます。 ツアーメンバー9人もいて酒が飲めるのこのベーシストだけ(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

そしてカクテル!!

さすがB52の連続イッキは効きますなぁ・・・
千鳥足で帰って上着を忘れてまたスタッフに迷惑をかける(>_<)


ちょっと酒も残りつつ次の街「安陽(AnYang)」

ここは前回来た時にも思い出深かったのだけれども、
地元のバンドが手作りで作ったライブハウス!!

(その時の話〜http://www.funkyblog.jp/2018/05/post_1250.html

ライブハウスは潰れておらずにまだあった〜!!\(^o^)/

ドラムセットは台湾製のMapex!!

シンバルが得体の知れないメーカー(笑)

せっかくなのでそのまま叩かせて頂いた・・・

ところで、この3本の河南省と、来月にある省都の鄭州には河南省の若いバンドがOAとして同行していて、若いドラマーにステージの上からワシのドラムを見るようにと指示していた。

勉強になったかのう・・・ドラムソロ!!

まあ気合いだけでも伝われば(笑)


さてそのまま打ち上げに行くのだけれども、
このライブハウスのオーナーでもある地元のバンド、
前回来た時は火鍋屋を経営してたのだけれども、
それが潰れて飲み屋になったと聞いていたのだけれども・・・

何と立派な居酒屋!!

去年はこんな看板を出して店を休んでライブに来てたのだけれども、
今年も!!!(◎_◎;)

料理を作ってくれるのは二人のドラマー!!


給仕は刺青だらけのベーシスト!!

いや〜かっこいい!!(涙)
ほんま、みんなかっこよくって涙が出て来た・・・

世界で一番ロックな居酒屋!!
次に来た時も潰れずにいて欲しい・・・






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2019年4月19日

布衣2019年春のツアー安徽省

4月1日に一度黄山に入ったもののまた浙江省に抜け、
(その辺の話はこちら
上海江蘇省と廻って、ここからが本格的に安徽省のツアー!!

安徽省はいつも長いのよねぇ・・・

思うに、昔は一番貧しかった安徽省が、今は経済発展目覚ましく、
それゆえお金持ちも多くライブハウスもどんどん出来て来ているからではないかと思う・・・


はてさて、江蘇省蘇州から安徽省銅陵(TongLing)へと移動〜

前回と同じホテルに泊まって、その前のマッサージ屋で働く少数民族と飲む!!

いやね、ずーっと寒かったからやっと「ワシの夏が帰って来た!!」と思ったのよね・・・
そしたらこの後どんどん気温が下がり、次の日は雨になって気温11度(>_<)
まあ中国の春はこんなもんね・・・

でもドラムを叩けば熱気ムンムン(死語)!!

終演後は小屋のオーナーがケーキを用意してくれました〜

まあ誕生日はまだまだ7月なんですけど(笑)

中国では「今年が60歳」と言うと毎日がもうお祝いなんですと・・・
まあこちらは「数え歳」ですからな・・・もう60歳・・・

次は珍しく平日2連チャン!!
初めて来た芜湖(WuHu)という街のライブハウスにはなんとネコがいる!(◎_◎;)

騒音・・・大丈夫なんやろか・・・

ネコを気にせず大音量でドラムソロ!!

そしてその後は私はビザの申請のために北京にとんぼ返り!!

とんぼ返りでドラムソロ!!(別にバク転をしているという意味ではない)

安徽省安慶(AnQing)、この日はそんなに客が多かったわけではないのだけれども、その少ない客にめがけてダイブをする危険なお客さん!(◎_◎;)

いや、危ないからやめなはれって・・・(>_<)

ちなみに日本ではライブで死人が出たことがあってモッシュやダイブは通常は禁止されているのだが、
規制だらけのような中国では逆にこれらは規制されていない。

まあそのうち死人が出ると思います(>_<)


続いて省都である合肥(HeFei)に移動!!
乗り打ちでドラムソロ!!

ツアーも長いので煮詰まらないようにリズムソロでは新しいフレーズもどんどん入れてゆきますが、フリーソロはいつもと同じプロレス技!!(笑)


週末は必ず3連チャンなので、そのまま初めての場所「六安(LiuAn)」に移動、乗り打ち!!

初めての土地ではオーナーがご馳走してくれることが多く、
この日も素敵なホテルに泊まらせて頂いてご馳走してくれました!!

出番前なのでビールは飲まず、ドラムソロ!!

「Funkyさん、今日のドラムの音はむっちゃよかったですねぇ」
とスタッフのヤオヤオ君。
「そうかぁ?一生懸命チューニングしたからなぁ・・・」
と気をよくしていたが、動画を見ると・・・ヤオヤオ君、スマホのマイク部分を手で覆って撮影したね?・・・音がこもっておる(>_<)

アンコールの方はちゃんと撮れていた!!

この日のステージをバーカウンターから食い入るように見ている若い衆がいると思ったら、この店で箱バンをしている地元の若いドラマー。

その後、店に出前を取って打ち上げしてたら色々と聞いて来るので酔いどれドラム教室!!


次の日、その次の日は移動日現地オフなのだが、
きっとオーナーがホテルを取ってくれるからだろう、次の日も六安に滞在して、いいホテルでゆっくり休ませて頂きました〜

その翌日にゆっくりと淮南(HuaiNan)に移動〜
またこちらのオーナーからもいっぱいご馳走になりました〜

この街は去年の春のツアーでは初日だったので記憶によく残っているのだが、
その時はたしか小小屋のドラムセットを叩いた。

ツアー初日のライブハウスを借りてゲネプロ、いやニューアルバムの曲は初めて演奏するのでリハーサル〜(笑) 中国のライブハウスはシンバルを常備してないところが多いので持ち込むならクラッシュ2枚の軽装備、タムも1タムでやりまする!! - Spherical Image - RICOH THETA

ところが今回は地元のパール倶楽部の老師がパールのセットを持って来てくれた!!

張老師、実は20年前に上海で会っているらしい・・・
写真を見せてくれたのだが全然覚えとらん(笑)

さすが30年もこの国で活動していると全国どこに行っても知り合いがおるのう・・・
(ワシは覚えていないのだが・・・(>_<))

ドラムソロ!!

どうやらヤオヤオ君、携帯を手で覆って撮ってたわけではなく、
携帯を横にするとマイクとの接触なのかおかしくなるようだ・・・

パソコンで修正してアップ!!次からは私の携帯で撮ってもらおう・・・

縦にして撮ると大丈夫!!


はい、かくして長かった安徽省のツアーも終わり、いよいよ北上!!河南省へ向かいます〜

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2019年4月14日

布衣2019年春のツアー江蘇省

さて、上海で美女達と共演した後は、またむさ苦しい男どもの御一行で旅が続く・・・

無錫、蘇州は上海からすぐなので移動が楽である。

蘇州から無錫もタクシーで行ける距離で、
蘇州に住む朋友チャッピーさんも駆けつけてくれた。

会場がまた広いのよ・・・

相変わらずおもろい顔してドラム叩いてます(笑)

ドラムソロ!!

フリーソロは真後ろからのアングルで!!

鉄板ネタ(笑)手足完全分離の進軍ラッパフレーズ!!

客席から見たらこんな感じ・・・

そして、その日は偶然にもチャッピーさんのお店「COCORO」が開店1周年記念だったらしく、華を添えに行って来ました〜

ちょっとドラム叩いたらこんなにご祝儀くれた〜\(^o^)/

実は1年前の今日、開店パーティーの時も布衣ツアーで無錫にいたので華を添えに行っていた!(◎_◎;)

縁ですなぁ・・・というわけで、無錫に来たら必ずここに寄るでしょう(笑)


散々ご馳走になってベロンベロンでホテルに帰って二日酔いで隣町蘇州へ移動!!
蘇州は東洋のベニス!!水路がたくさんあって綺麗な街です・・・

ライブハウス!!
水路沿いにあって素敵な空間・・・

でも狭い(>_<)・・・ここに昨日と同じ人数が入るのだ・・・(涙)

こんな感じ・・・

ドラムソロ!!

終了後そのまま蘇州の日本人街へ行って打ち上げ〜!!

週末4連荘終了!!まだまだ元気です(笑)


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2019年4月11日

末吉のドキュメンタリー映画

布衣のツアー映像などをまとめた「偶像(OuXiang)」というドキュメンタリー映像がもう800万ヒットとなっているらしい・・・

その監督が上海からまたツアーに同行している。
「今度はお前を撮りたいんだってよ」
LaoWuが私にそう言った・・・

(>_<)

いや、今回のツアーのテーマは「Funky還暦!!(笑)」みたいなもんだと言うからそれもいいんだけど・・・

嫌いなのよねぇ・・・撮影されるのって(涙)

小さい頃から写真嫌いでうちには「アルバム」というものがない。
カメラを向けたら逃げたりそっぽ向いたり・・・
うちの息子が小さい頃にカメラを向けたら同じ態度をとったので
「こんなんも遺伝するのか?・・・」
と愕然としたことがある。

その時の話・・・

爆風スランプがデビューして、
毎日毎日取材に追い回される毎日・・・

ほんま・・・嫌いやった(>_<)

まあでも慣れたっつうか、
一昨年だったか張嶺(Zhang Ling)のバンドで撮影した時に、
逆に懐かしくなって、慣れてない他のミュージシャンに色々アドバイスをしたというのも自分的には非常に興味深い・・・

しかしまた「密着取材」となるとこれがまた別の「しんどい」んやなぁ・・・(涙)

その時の話・・・

もうね、「魂を抜かれる」っつう感じ?・・・
消耗感がもの凄い(>_<)

基本的に「長く回していい部分だけを編集する」っつうのが整理的にダメなのよ・・・


昔ダウンタウンのHey!Hey!Hey!っつう番組に出た時、
番組上ではあれだけトークで盛り上がっている番組が、
実は「こうやって撮っているのか」と愕然とした記憶がある。

10分とかのトークの部分撮影のためにそれはそれは長くカメラを回す。

浜ちゃんだっけ松ちゃんだっけ、
何か話題を振る→河合が天然で返して受け答えられない→しーん・・・

しばらくしてまたどちらかが話題を振る→ちょっとウケる→ウケて終わったらしーん・・・

こんなことを何回か繰り返して、
私なんかの印象は30分だか1時間だか、
とにかく「しーん」としている・・・
まあ「どっちらけ」の映像の中から盛り上がっている部分だけを繋ぎ合わせて、あんな「盛り上がっている」トーク番組に作り上げるわけだ。

それまでの人生の全てを数分間に凝縮して、
同じようにそれをぶつけて来るミュージシャンと、生きるか死ぬかのセッションを繰り広げる「仕事」をしている私には、この作り方が基本的に全く肌に馴染まない。

だから、使うか使わないかわからないのにずーっとカメラを回されてるっつうのが苦痛で仕方がないのだ・・・


そんな話をツアー先でスタッフのヤオヤオと飲みながら話していた。

「その頃の話を聞かせて下さいよ。昔Funkyさんが明星(MingXing)だった頃の話・・・」

まあ「伝説」っつうのは尾ひれがついて独り歩きするもんだが、
ここ中国では、
「Funkyは昔は大明星で、金も名声もむっちゃあったんだけどそれをぶち捨てて中国に来たらしいぜ」
ということがロック界では伝説になっている。(笑)

とある歌手のバックでドラムを叩いた時の話、
その歌手(当然ながら大明星)がこんなことを言った。

「Funkyさん、明星やめてこちらに来てドラマーやってるんですって?どうしてやめたんです?明星ほどいい商売はないじゃないですか・・・」

いやね、辞めたっつうか事務所とケンカして辞めさせられたっつうか(笑)
でもね、今のこの生活の方が全然楽しいよ・・・

などと言ってもこれがまたなかなか理解してくれない(>_<)


まあ中国で語るなら、私がプロデュースした零点(LingDian)というバンドの話が一番わかりやすいだろう。

中国ロックの歴史の中で一番商業的に成功したバンド・・・
わかりやすく言えば「一番金を稼いだ」バンドである。

日本で言うとサザンオールスターズみたいなもんか?

そのアルバムのプロデュースをすることになって、
ドラマーの二毛(ErMao)は私にこう言った。

「Funkyさん、僕はもう1年近くドラムを叩いてないから・・・」

え?!(◎_◎;)・・・年間200本近くのライブをこなして荒稼ぎしているバンドのドラマーが?・・・

実は彼らが稼いでいるのは「ロックコンサート」ではなく「歌謡ショー」、
すなわち、全国で繰り広げられる数万人規模の歌謡コンサートに流行歌手たちと一緒に出演して、当て振りで何曲かヒット曲を演奏して莫大なギャラをもらって帰る・・・

そんな生活をしてたら、気づいたら「もう1年近くドラムを叩いてないなぁ・・・」ということなのだ。

まあそんな生活が好きな人もいるだろう。
でも私にとっては「何か」が違う。

女にモテたいからバンドを始めたヤツもいるし、
大成功して大金持ちになりたくて、
また大スターになって有名になりたくてというヤツもいる。

でも私の場合、あんまりそんなことは思ったことはなかったなぁ・・・

ただ純粋に、「Rock」というもの(Jazzもそうだが)を初めて聞いた時に、
「このスピーカーの向こうの人は神様だ!!」
と思った。

そして自分もそんな「神様」になりたいと思った・・・

でもひょんなことから気がついたら「街を歩けば振り返られる有名人」になった。

でも街で呼び止められてサインをねだられる、
「爆風の人でしょ。サイン下さい」
と来て、
「爆風の何やってる人なんですか?」
という人生のどこが面白いかねぇ・・・


昔何かの歌番組に出てた時に、
「ひな壇」というまたアホな(笑)場所で他の歌手が歌うのを見てなければならない。
ふと見ると隣は浅香唯ちゃん、その反対側はトシちゃん、
そんな大明星に挟まれて、アホ面してぼーっと座っている。

そもそも朝から晩までずーっと拘束されて、
何度も何度もカメリハだ何だと「当て振り」をやらされて、
とどのつまりに生放送でここにぼーっと座らされているのだ(>_<)。

業界用語で「抜き」というのだが、
赤いランプのついたカメラで出演者のアップを撮り、
画面がそのアップ映像に切り替わる。

隣の浅香唯ちゃんが抜かれて、
それが足元のモニターに映し出される。

生放送なのでそのモニターの映像が全国に今流れているわけだが、
浅香唯ちゃん、抜かれた瞬間にランプのついているカメラに向かって「一番いい顔」をする!(◎_◎;)

反対隣のトシちゃんが抜かれたら、
やっぱりその瞬間に、カメラ目線で例のあのジャニーズ顔の「一番いい顔」をする!(◎_◎;)

「スゲー!!こいつら・・・プロだ・・・」
と呆けてる私の顔が抜かれて、今度はそのアホ面がモニターに映し出される(>_<)

当時はインターネットも携帯もなかった時代なので、
家の留守番電話にまたたくさんの友人から、
「お前またつまらなそうな顔してテレビに映ってたなぁ」
とメッセージが入っている。

つまらないんだから仕方がない(>_<)
まあそれがすぐに顔に出てしまうところが「プロ」じゃないのよなぁ・・・


またある時はタケシの熱湯コマーシャルの番組に爆風で出た時、
まあプロモーションは中野と河合が中心で話して、
私と和佐田は「一応メンバー(笑)」みたいな扱いで二人の後ろでぼーっと突っ立っている。

中野も河合も面白いことを言える人間なので司会者であるタケシに突っ込まれるのだが、
そこに番組のレギューラーであるダチョウ倶楽部の上島が、
突然後ろから前に出て来て面白いことを言ってタケシにスリッパで頭をしばかれた。

会場バカ受けでそのまままた私たちの横を通って後ろに帰ってゆくのだが、
私はその時に見たのだ。

カメラに背を向けてこちらに向かって歩いて来た上島が、誰も見てないのに
「よっしゃー」
とばかりにガッツポーズをして帰ってゆくのを・・・

中野や河合にかなうわけがない!!
この人は「面白いことを言って人を笑かす」のの「プロ」なのだ。

そしてそれを頑張って、晴れ舞台としての「テレビ」がある。

浅香唯ちゃんもトシちゃんも、こうしてテレビに出る、抜きが来る、それが彼らの「夢」であり、その「夢」が実現した「晴れ舞台」なのである。

だが私は違う。
自分の「音楽」をプロモーションするために、
嫌で嫌でたまらないこの場に「プロ」達と一緒にいるだけの話である。

逆立ちしたってかなうわけがない・・・


「ここは自分の生きてゆく場所じゃない」
とどのつまりはそういうことである。

同じ勝負するなら自分が得意なことで勝負したい。
生きてゆくなら自分が楽しいところで生きてゆきたい。
ドラム叩いて(まあ作曲やアレンジやプロデュースも含めて)生きてゆけたらこんなに楽で楽しいことはないではないか!!

Jazzに目覚めて、それこそ「神様」のような先人たちの演奏を聞いて、
「あんなに叩けたら楽しいだろうなぁ」
といつも思ってて、
まあそこまではまだいけてないとしても、今でも相当楽しい(笑)

そんな自分のドラムを、この国の若者たちが、
それこそ昔私が目をキラキラさせて先人たちの演奏を聞くように聞いているのを見るにつけ、
小さい頃の「夢」は異国の地であるここ、中国で叶ったんだなといつも思う。


あのまま明星(MingXing)やってたら今頃自分はどうなってたかな・・・
などと考えるにつけ、私は本当に中国ロックとの出逢いに感謝をする。

「中国のロックにこれだけの大きな貢献をしてくれて・・・」
などとよく言われるが、むしろお礼は私の方が言いたい。

私は確かにこの国のロックに大きなものを残した。
でも中国ロックはもっと大きなものを私に与えてくれた。

中国ロックが今の私の「人生」を与えてくれたのだ。
心から「ありがとう」と言いたい。
そしてまだまだ私に与えられるものがあるなら、それを死ぬまで与え続けてあげたい。


そんな話をヤオヤオと飲みながら話していたら、
突然あの監督のことを思い出した。

「あの監督はFunkyさんに相当ビビってますからねぇ・・・」

そりゃ私はさぞかしいつも嫌な顔をしてたのだろう。
悪いなぁという気持ちと共に、
「こんな話をしっかりと話させてくれるんだったらインタビュー受けてもいいよ」
と思い始めた。


「監督に伝えといて〜」
そうヤオヤオに伝えてその日はお開きとなったが、
翌日監督が神妙な顔をしてやって来た。

「Funkyさん、ヤオヤオから聞きました」
そう言って真剣な表情でこんなことを話し始める」

誤解のないように話しておこうと思いまして・・・
この映画のタイトルの「偶像(OuXiang)」は決してFunkyさんが思ってるような「アイドル」って意味じゃないんです!!

私は監督の話を遮ってこう言った。
「わかってるわかってる、みなまで言うな。あんたの作品見たら全部理解出来るって!!」

日本で言う「アイドル映画」を撮るんだったら、
「農民ボーカル」などと言われてるLaoWuなんかを使いませんって(笑)

中国語で「偶像派(OuXiangPai)」「実力派(ShiLiPai)」という言い方もあって、それは日本の「アイドル」と「実力派」みたいなものだが、
私なんかもよく言われる「你是我的偶像!」という言葉はニュアンスが全然違う。

たいていの場合、次に「崇拜你(ChongBaiNI)」が続く。
「あなたを崇拝している」・・・まあニュアンスで言うと、私が小さい頃スピーカーの向こうの神様たちに対して抱く感情なのである。

この「偶像(OuXiang)」というドキュメント映画シリーズ、
次に私を撮るなら撮ればいい。

何でも協力するよ・・・


そう言った瞬間に、監督は連れて来てた2人のカメラマンを私に紹介して、瞬く間に3台のカメラがびったりと私にそれこそ「密着」し始めた!(◎_◎;)

それこそ私がコーヒーを買いに行く時にもついて来て、
外に出るまでコーヒー屋の玄関でずーっと廻している(>_<)

この時・・・

そして会場戻ったらいそいそとカメラをセッティングしてる監督・・・
あのね、カメラがボーカルじゃなくガチでドラムに向いてるじゃないの!!(>_<)

どこにいてもカメラがいる(涙)

もうね・・・やっぱイヤ!!やっぱ断る!!
これが延々ずーっと続くってやっぱ耐えられん!!(>_<)

そもそも取材モノって基本ノーギャラなので我慢のしどころを見つけにくいのよね。
他の仕事だったら「仕事だから」ということで対価に応じた我慢をしようと思えるのだが・・・


そんなことを考えてる時に、LaoWuがこんなことを言い出した。

「Funky!!決まったぞ!!12月24日、この偶像のイベント、今度はスタジアムでやる!!ストリングスオーケストラも入れるからお前音楽監督な!!」

!(◎_◎;)

まあええよ、「仕事」やし〜
その為の密着取材やったらまあ・・・それも「仕事」や思て・・・

・・・しゃーないなぁ〜・・・

監督〜絶対に顔に出るし、機嫌も悪かったりするけど、
それも含めて「ドキュメント」やからな、よろしくお願い致しますm(_ _)m

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布衣2019年春のツアー上海

数日前のことである。
取材かなんかでLaoWuが
「上海はスペシャルライブになるからね、民族楽器も何人も入れて・・・」
とか言ってるので、思わず
「何のこと?」
と聞き返してしまった。

ワシはドラマーでもあるけどお前らのプロデューサーやぞ!!
何でワシにひと言も言わん!!
・・・ってか譜面誰が書くのよ!!

「え?言ってなかったっけ?・・・」
(>_<)・・・まあええわ、やる曲言うてや、譜面書くし・・・

「いや、今回は民族奏者が耳コピするから大丈夫」
・・・大丈夫かなぁ・・・(不安)

しばらくしてから「4・5民乐」というチャットグループが作られて、参加する民族楽器奏者と私とが初めて繋がった。

挨拶を交わして、今ライブで使ってる民族楽器単独のプログラム音源も送りつけておく。

そしてこの時点ではこの民族楽器奏者が美人揃いであることも、いや女性であることさえ知らなかったのだが、当日会場に入ってぶったまげた!(◎_◎;)

びわ奏者の韩妍(Han Yan)ちゃん

古筝奏者の关琳(Guan Lin)ちゃん

そして揚琴奏者の易镍泽星(YiNie ZeXing)ちゃん

何なのこれ?!!
その昔アンプラグドのコンサートやった時はおっさんばっかりやったやないかい!!(涙)

それぞれのアー写はこんな感じ・・・


いや、むしろすっぴんで普段着の方が全然可愛いぞ!!

そして気になるのが、会場をうろうろしているもう一人の美女・・・
その正体は後に明らかになる・・・


さて美女に見とれてばかりはいられない。
耳コピで適当に演奏されてて音がぶつかったりしてたら直さねばならないので、普段何も返さないモニターには民族楽器を爆音で返してもらう。

・・・ってか美女たちも自分の音をモニターするのに四苦八苦しているようだ。

ドラムやエレキギターの音と比べて民族楽器の音はとても小さい上に、
琵琶は音程が危ういのをチョーキングなど使って調整しながら弾くし、
古筝も弦を左手で押してチョーキングして弾いたりするので、
自分の音が聞こえないと音程がぐちゃぐちゃになってしまう。

ほぼ毎日ライブをやってるバンドメンバーはもうリハなど数曲しかやらないが、今回は初めてのお手合わせ(美女相手だとイヤらしく聞こえるなぁ・・・笑)なので、一緒にやる(これもイヤらしく聞こえるのはワシの心が汚れているのか・・・笑)曲は全部リハーサルをやらねばならない。

結構ヘトヘトでリハーサルを終えたのだが、本番までの間美女と楽屋で一緒にとなったら疲れも吹っ飛ぶに違いない・・・\(^o^)/

ところが楽屋は全く別(>_<)
彼女たちは彼女たちの楽屋で、ワシらはワシらでむさ苦しい楽屋なのでついでに昨日干せなかった洗濯物などを干す(笑)

その間、彼女たちはメークをし、衣装に着替え、楽屋で写真大会をしていたようだ・・・

はい、ここに第4の美女がいます・・・その正体は打ち上げの時に明らかに・・・


さて本番!!

うむ、やっぱり何より華がある!!

そして彼女たちのプレイ、
革命の楽曲しか聞かずに育った世代とは違い、
あらゆる音楽を聞いて育った彼女たち世代はリズム感もあり音楽的にも柔軟。

来年には民族楽器を入れたセルフカバーアルバムを出して、彼女たちも一緒にツアーを廻ろうという話で盛り上がっている。

楽器のセッティングとモニターがうまく作れる会場だったらそれもいいと思うぞ・・・これマジで。


さて打ち上げ!!

美女と打ち上げなう〜・・・って美女は右後ろに回せば4人現れますが、よくもまあこれだけ個性の違う美女ばっかり集めたと思う・・・ 一番奥の琵琶奏者はアイドル系、2番目の琴奏者はプリプリのキーボード似、隣の揚琴はセクシー系、そして4人目のマネージャーが一番美女と思ってたら実は二胡奏者で4人は幼馴染の同級生!(◎_◎;) この場で民族楽器を加えた布衣ビックバンドが結成!!来年はこれで廻ることに・・・ 楽しくなりそうじゃ・・・(笑) 祝!!コンサート大成功!! - Spherical Image - RICOH THETA

ここで4人目の美女の正体が明かされる・・・
マネージャーと思ったら実は二胡奏者で、
彼女たち4人は幼馴染で同級生だと・・・

というわけで二胡奏者も含めて4人の民族楽器グループと一緒に来年はツアーを廻る・・・かな?

とりあえず12月24日には北京で大きなコンサートがあるらしいので、その時にはこの4人を入れてやってみよう\(^o^)/

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2019年4月10日

布衣2019年春のツアー浙江省と安徽省黄山

さて次の日は江西省南昌から浙江省温州まで行って乗り打ち!!
これが結構遠い(>_<)

着いてすぐセッティング!!

温州の小屋は歴代一番小さな小屋で、
前回来た時にはドラムセットを端っこにセッティングしてたのだが、
今回は無理して(笑)一応真ん中に・・・

でも2台のドラムを寄せ集めてるので色がバラバラ(笑)

色もバラバラならハードウェアもバラバラ・・・
TAMA系のタムフォルダをYAMAHA系のタムに挿す方法を会得!!

見たこともないメーカー・・・

見たこともないヘッド、TOYAMA(笑)

まあどんなドラムでもやることは同じ!!・・・ドラムソロ!!

汗だくで終了!!

実は前回はむっちゃ美味い海鮮をご馳走になったので、
「海鮮!!海鮮!!」
とずーっと言ってたら、オーナーが地元の人しか知らないコアな海鮮レストランに連れて行ってくれた!(◎_◎;)

スタイルはやはり目の前で食材を選んで料理の仕方を指定するシステム。

白ワインも飲んでバタンQ(死語)・・・翌日は安徽省の黄山へと向かふ・・・


黄山のホテルで見つけた米酒!!

中国はビールの後は白酒という他に選択肢のない状況なので、
実はその前の江西省赣州(GanZhou)で米酒を見つけて、こりゃいいなと思ってたのだが、今回黄山のホテルでそれを発見して持ち歩くことに・・・

いや〜アルコール度数8度という強くない酒なんだけど悪酔いする・・・(>_<)

この日は酔いつぶれてゆっくり寝て、次の日のドラムソロ!!

リズムソロはハーフテンポで始めたけど客が「Funky!Funky!」と言い始めたので急遽ノーマルテンポに変更!!
フリーテンポのソロではメンバーが楽屋でアホを真似してます(笑)

終了後はホテルに帰らずにそのまま打ち上げに行くというので会場で待ってたのだけれども、よく考えたら「バー」なのでカクテルがある!!

特製のカクテルを作って頂きました〜

そして打ち上げ!!

打ち上げで出た巨大な天津飯のような料理・・・

実は「お焦げ」でした!(◎_◎;)


次の日は移動日なんだけど、その前にまたオーナーさんがご馳走してれて、
それが何と安徽省の食の博物館!(◎_◎;)

その中にある高級レストラン!!!

置物が凄い!!(笑)

昼ごはんはまた豪華な宴席で!(◎_◎;) 安徽省食の博物館内のレストラン・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

一応米酒も持ち込みましたが、高級ワイン赤と白があったので飲まず!!
この料理の数々・・・

ちなみに↑これ↑は安徽料理名物の臭鳜鱼(ChouGuiYu)・・・とても臭い(>_<)

いや〜久々の超高級料理〜\(^o^)/
いつぞやの青島の貴賓館でご馳走になった料理に匹敵する料理のレベルでした・・・


・・・さてこのまま赤ワインと白ワインで酔っ払って杭州に着いたら、
また地元の偉い人がご馳走してくれた〜!!

今回は黄酒!!日本では「紹興酒」とひとくくりにされるが、
紹興酒は黄酒の中の「紹興」という街で作られたお酒。

もうね、黄酒も米酒と同じぐらい酔っ払うのでバタンQ(死語)で、
次の日の昼間も、今度は誰も奢ってくれずバンドの自腹のはずなのにまたご馳走!(◎_◎;)

美容室で洗髪して・・・

昼寝してからライブ!!

終了後はパール楽器杭州工場の日本人スタッフ達とドラム談義・・・

杭州にはパールドラムの工場があるので日本人スタッフをライブにご招待〜その後一緒に飲んだんだけど、やっぱ日本の職人さん凄いな・・・ コップを叩く、こんな音がする、コップに色紙を巻く、もうそんな音はしないでしょ!!だからパールドラムの最高機種は巻かずに塗る!!しかも何層も!!一層目の色と6層目の色は違うでしょ、それを経験で塗り分ける!(◎_◎;) 30年前日本に工場があった頃私が遊びに行ってその時にサインした職人さんが今中国の工場にいる!! - Spherical Image - RICOH THETA

やっぱ日本の職人さん凄いな・・・

コップを叩く、こんな音がする、コップに色紙を巻く、もうそんな音はしないでしょ!!だからパールドラムの最高機種は巻かずに塗る!!何層にも塗る!!

第一層の色は木と混ざってこんな色、それが第六層になるとこんな色になるというのは30年の経験があって初めてわかること!!

日本の工場を台湾と杭州に移転してメイドインジャパンじゃなくなったという人たち!!この職人さんがいる限りパールドラムは永遠にメイドインジャパンですぞ!!

パール楽器さん、84年のデビュー時からのお付き合いですのでもう35年になりますか・・・

一生の付き合いになると思います。今後ともよろしくお願い致します!!

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2019年4月 9日

歌と共に暮らす少数民族たち

ツアーの移動日は、だいたい着いたら夕方、
そのままホテルにチェックインして飯を食いに行く。

それで一日終わりである(笑)
まあ「移動日」ですからね、これでミッションだん!!

飯は今回のように地元のライブハウスのオーナーが奢ってくれることも多く、
今回も予想に違わずオーナーがご馳走してくれた。

オーナーが店からワインを持って来てくれて、
(持ち込みOKの中国って本当に素晴らしい)
それを飲んでバタンQ(死語)。

老人なので早起きだが、
8時とかに寝てしまったら夜中の2時とかに目が覚めてしまう(>_<)

トイレに行ってふと外を見ると・・・

階下では屋台が出ていて、
そうかぁ・・・去年もここで飲んだなぁ・・・

打ち上げなう〜@安徽省銅陵(どこや?笑) 炭锅羊肉という食べたことのない料理に遭遇!! まあ隅でぐつぐつ煮る火鍋のようなものか・・・美味!!! - Spherical Image - RICOH THETA

みんな寝てるかなぁ・・・と思いつつ、
ツアーメンバーのWeChatグループに階下の写真を送ってみたら・・・

スタッフのヤオヤオとベースのダーウェイが食いついて来た(笑)

そして3人で飲み始めたのだが、
向こうの屋台から何やら歌声が聞こえて来る・・・
少数民族の歌である・・・

いいなぁ・・・流行歌なんかと違って、民族の歌は何百年も歌い継がれている。
「流行」しなくなったら誰も歌わなくなる「流行歌」とはそもそもメロディーの「力」が違うのだ・・・

・・・てなことを考えてたらその御一行が隣のテーブルにやって来た。
よも更けてきたので向こうの屋台はもう閉まって閉まったのだろう・・・

「タバコどうですか?」
お兄ちゃんが私たちにタバコを勧めて来るが、こちらは誰もタバコを吸わない。

「私たちは少数民族でねぇ・・・」

何やら会話の中にやたらと「少数民族」という言葉が多く、
一瞬「民族独立」やらきな臭い活動に勧誘して来るのかと身構えたが、
どうやらそうではなく、単なる自己紹介であったらしい(笑)

彝族・・・日本語の発音と似ている言葉を話し、日本人の祖先ではないかと言う人もいる・・・

気になってネットで探してみたらこんな話も・・・

イ族の友達というと、有名なのはこの人!!高洪章(Gao HongZhang)

この時からの付き合いで、昆明にライブに行った時にはわざわざ駆けつけてくれて酒を奢ってくれたりした。

ちなみにYouTube映像で彼が歌っている曲を彼らが向こうの屋台で歌っていた曲である。

「喜欢呢,也要喝,不喜欢,也要喝,管你喜欢不喜欢也要喝(好き?じゃあ飲まなきゃ。嫌い?でも飲まなきゃ。あんたが好き嫌い関係なくやっぱり飲まなきゃ)」
という酒飲みの歌・・・

少数民族は嬉しい時も悲しい時もこの歌を歌いながら酒を飲む。

そしてこの安徽省銅陵で会った彼ら彼女たち、
故郷を離れ、この田舎町にやって来て、仕事終わってまたこの歌を歌いながら酒を飲む。

「この娘はね、四川省から来たんだ。この娘はね。雲南省」
そうやってそれぞれを紹介してくれるのだが、
何省などと言うのは所詮は国が勝手に行政区分として線を引いただけで、
彼らは中国なんて国がなかった頃からずーっとそこで暮らしていた。

それだけのことである。

漢民族がやって来て、勝手に「国」などという集合体を作ってそこに入れられて、
今は漢民族の言葉である「中国語」を喋って暮らしているが、
こうして同じイ族の仲間と酒を飲む時はイ族の言葉で喋り、そして歌う。

彼らはこの向かいの24時間営業のマッサージ店に住み込みで働いている。

別に今日が特別の日だから酒を飲んで歌っているわけではない。
こうして真夜中まで働いて、仕事が終わったらこうして酒を飲んで歌う。
辛い時も楽しい時もこうして楽しく飲んで、そして歌を歌う。

私たちがプロのミュージシャンだと聞いてこんなことを言う。

「僕たちは歌が大好きなんです。でもそれはただの趣味。プロのミュージシャンなんて素晴らしい」

私は「違うよ!!」とそれを否定した。

プロであるか趣味であるかなんて、しょせんはそれで「金を稼ぐ能力があるかないか」というだけの話であって、音楽はそれを愛する全ての人のためにあるのである。

音楽は決して「金を稼ぐ道具」なわけではない。
それを愛する全ての人が、こうやって「生活」の中でそれを歌って、生きてゆく・・・

音楽があるから「明日もまた生きてゆける」・・・
なんて思ってくれたら作った人はどれだけ嬉しいだろう・・・

彼らはこうやって楽しく歌って飲んで、
千鳥足で向かいのマッサージ店に向かって帰って行った。

気がつけば私たちの分もお勘定を済ませてくれていた・・・


音楽を生業にして、毎日音楽だけをやって暮らしている人もいる。
仕事は決して自分の好きな仕事ではないけれども、毎日音楽と共に暮らしている人もいる。

問題はどちらが「幸せ」か、ということである。

毎日音楽をやって暮らしているけど幸せではない、
そんな生活だけはまっぴらゴメンだな・・・彼らを見てたら本当にそう思う。

そうですな、明日も楽しくドラムを叩くとしますか・・・

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2019年4月 7日

布衣2019年春のツアー江西省

初めて来る赣州(Gan4Zhou1)という街。
移動日なので店のオーナーがメシを食いに連れて行ってくれました〜

なんと素敵な街!!

お店のお姉さんが地元料理の説明をしてくれて地元の歌を歌ってくれました。

こんなシステム日本にもないもんかのう・・・
絶対ウケると思うんやけどなぁ・・・

ドラムソロ!!

客席から聞いたらこんな感じ〜


そして次の日は5時半起きで南昌まで移動!!

直通の高速鉄道がなく、鈍行・・・
中国の鈍行列車は数日かけて中国大陸を移動したりするので寝台車があります。

中国の鈍行列車は大陸を何日もかけて走ったりするので基本寝台車がついてます〜こてん - Spherical Image - RICOH THETA

南昌は前回初めて来た時に革命の地、Rock Cityと聞きました!!

さすがRock City〜盛り上がります!!

ドラムソロ!!

そして一行は浙江省温州へと向かうのであった・・・

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布衣2019年春のツアー福建省

海南省海口から次の街、福建省福州までは飛行機!!

福州の空港に降り立ったら・・・寒い(>_<)
海南島では気温が30度近くあったのにいきなり13度(涙)

いや〜風邪引きますわ・・・

ライブハウスは芸術村みたいなところにあり、
変わったTシャツを売ってた店もあったので猫のトレーナーを買いました〜!!

この日は雨も降っていて、楽屋は院子の庭部分、つまり屋外(>_<)
ステージはそこから中に入った部分がステージの一番奥に当たり、
つまりはドラムの真後ろはガラスを経てもう屋外・・・

この黒いカーテンの後ろはもうガラス越しに屋外というわけです。
寒いわのう・・・

というわけで朦朧とすることもなく冷静にドラムソロ!!(笑)

この日おもろかった出来事!!

いや〜長くツアー廻ってるとおもろいこともあります(笑)

翌日はメンバーは次の街アモイに移動なのだが、
私はビザの申請のために北京へ〜

この頃にはもう完全に風邪をひいてます(>_<)

アモイに引き返して来たら、
なんと前回泊まったゴミゴミとした下町ではなく、
なんとオシャレな街並み!(◎_◎;)

マカオの街並みと似てて、海沿いなので海鮮が美味い!!

ちょっと暖かくなったし風邪もだいぶ良くなってドラムソロ!!

このあとステージを降りた瞬間にLaoWuが「今天的鼓Solo太牛逼了」と言うが、
何がよかったのか自分ではわからず取り敢えずまたプロレス技ソロ!!

そして一行は列車で江西省へと向かうのであった・・・

福建省アモイをあとにして江西省赣州(Gan4Zhou1)まで高速鉄道4時間の移動日〜 中国の鉄道は発車直前までホームに入れないし、入ってからも延々と歩かされるから疲れるのよ〜(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

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2019年3月31日

布衣2019年春のツアー海南省

広東省东莞(DongGuan)でのライブが終わって、そのまま空港へ〜・・・

朝4時起きとかになるので、そのまま空港に行った方が楽だと・・・

ライブ終わってそのまま空港へ〜・・・今回の移動の中で一番過酷かな・・・いや移動がじゃなく待ち時間が・・・ ここでしばし朝イチの飛行機を待って、海南島の北っ側の海口まで飛んで、そこから列車で南っ側の三亜まで〜 乗り打ち出来るスケジュールやけど移動日でよかった〜・・・ってそれならもっとゆっくり出発せーよ〜!!海口ではなくて三亜に飛べよ〜!! 安かったのだな!!そのチケットが一番安かったのだな!!(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

いや、楽ちゃうし!(笑)

そして飛行機乗って次のライブ地「三亜」に飛ぶのかと思ったら海口やし・・・
このチケットの方が安かったのだな!!そうなのだな!!・・・

海口で列車に乗り換えて三亜へ〜 この乗り換えっつうのが結婚しんどいのよね〜 なぜ三亜に直接飛ばん?!! 安かったのか!!これが安かったのだな!!(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

三亜で高速鉄道に乗り換えて2時間足らず、やっと三亜に着いた〜!!

海だ〜!!!\(^o^)/

海だ〜!!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

ホテルは実は私の後ろに見える高級リゾートホテル!!
(とは言ってもアンダーグラウンドバンドなので一番安いところ探したんやろうけど)

超有名リゾート地三亜ではホテル代も高く、
そのホテル代を捻出するために东莞(DongGuan)でのホテルや移動をケチったんやと・・・

大歓迎!!

三亜は中国では有数のリゾート地なのでホテルが高いのだ〜ビーチ沿いのこのホテルも絶対高い!! だからここで泊まれるように昨日のホテル代を浮かしたんだと!! ありがたやありがたや、さもなくばいつものようにライブハウス近くの安宿で泊まって今日乗り打ち・・・ よかったよかった!三亜で移動日万歳!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

夜はこんなとこで海鮮食って、

白ワイン飲んで千鳥足でホテルに帰る道すがら、海岸で踊るおばちゃん達・・・

いや、お決まりの老人ディスコも浜辺でやってたらオシャレやねぇ〜・・・

もうね、実は30度近いベトナムのダナンから気温差20度以上の北京に帰って風邪引いてたんやけど、また30度近い海南島来たら治ってもーた!!

やっぱ歳とってくると暖かいところがえいねぇ・・・シミジミ・・・


たっぷり休養を取って次の日はライブ!!

いや〜暑かった(>_<)

南国って基本暑かったらドアとか開けとくし、
ガラス張りの一枚だけのドアで外気が30度やったら、
なんぼ冷房かけても狭いところに100人入った屋内は・・・((((;゚Д゚)))))))

朦朧としながらプロレス技を決めました!!(笑)


さて次の日は店のスタッフが車で3時間かけて機材を運んでくれたのでほぼ手ぶらで海口入り。
いや〜毎回山ほどの機材を持って歩いてるスタッフにとっては一番の息抜きでした〜

さて海口の小屋は前回もやったんだけど、
歴代3本の指に入るほど暑い小屋だった。

ちなみに1番が鄭州、2番が青島かもしくはここ・・・みたいな。

ところが開演直前に雨が降って肌寒くなり、演奏中はちょうどいい温度!(◎_◎;)!!

南方の街はガラス扉だったり密閉されてなかったり、
外の温度が暑いといくら冷房をかけても冷えないのだが、
逆に温度が低いとまたそれがすぐにいいように影響するようだ・・・

打ち上げはいつもの盐焗鸡(YanJuJi)!!

実は海南鶏、HaiNan Chickenって海南島にはないのよ。
あれはシンガポール発祥の食べ物で、海南島にはこのような鶏料理!!

実は鶏の前にお粥が出てくる・・・

鶏がものすごく塩っ辛くて、だからこの何も入ってないお粥によく合うのよねぇ・・・

熱々を手でむしって食べる!!

はらわたを抜いて漢方みたいな調味料を詰めて蒸してある・・・

ご馳走さまでした!!
海南いいとこ!!風邪もすっかり治りました!!!\(^o^)/

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2019年3月22日

「ある愛の歌」中国語版



このDEMOが見つかってから、最初に考えたことは、
「彼女に歌ってもらってこの中国語版を作ろう!!」
ということである。

李慧珍(Li HuiZhen)・・・今では海南島の三亜に住んでるというのでツアーのついでに会いに行って来た。

全くもってもう40歳も過ぎているというのに、
相変わらずのノーメイクで肌つるつる!(◎_◎;)

海が見下ろせる高級マンションでシングルマザーとして子育てに忙しい・・・

彼女と最初にあったのはもう25年前、
まだ彼女が19歳の頃であった。

ホリプロの全中国オーディションで銅賞を獲得したが、
中国側の意向で、日本で鳴り物入りでデビューした「中国のホリプロ3人娘」からは外された。

「彼女を何とかしたい」
という日本側の思いから、中国で発売する私のアルバム「亜州鼓魂」の中で2曲歌ってもらうことになった。

彼女のロック的な喉に惚れ込んだ私は、彼女のアルバム「在等待〜未来を待ちながら」をプロデュース、このアルバムがヒットして現在の彼女がある。

彼女曰く、
「Funkyは私の大切な人、誰も相手にしてくれなかった私を彼だけが相手にしてくれて私の今がある」
と語っていたが、
「中国にロックを根付かせよう」
という夢を持っていた私にとっても彼女のロック的な「喉」はなくてはならないもの。

一緒に中国大陸を龍のように駆け上る夢を見ていた・・・

当時は今と違ってインターネットもなかったし、
携帯電話もなかったので、連絡はポケベルに電話番号を打って、固定電話で折り返しの電話を待つという状況・・・
とてもじゃないが日本と中国とで離れて一緒に音楽活動をやることは無理だった。

思えばここが人生の分かれ目、
ここで早々と日本を捨てて中国に渡っていたらまた二人の運命は違っていたのだ。

「一度分かれた枝は、絡みつくことはあっても二度とひとつの枝にはならない」
という言葉を本に書いたことがあるが、
まさにこの時に分かれた二つの枝は、別々のところに生えてゆき、時々戻って来ては絡み合うだけのそれぞれの人生を送っている。

ただ、お互いにとって「大切な人」であることは今も昔も少しも変わっていない。

ある時は「メシでも食おう」となって久しぶりに会ったり、
またある時は「バンドをやりたいの」と言って呼び出されたり、
最後に会ったのはこの時かな・・・

そう言えばX.Y.Z.→Aの楽曲を提供して、そのオケをそのまま使ってレコードを出したこともあったなぁ・・・

そう言えばとあるロックイベントで、中国伝説の女性ロッカー「罗琦(Luo Qi)」のステージを最初に見た時、酔っ払って会場から
「あそこに立つのはあいつじゃない!!お前があそこでロックを歌うべきだ」
と彼女に電話したこともある(笑)

またある時には、
「ちょっと聞いて!!事務所がねぇ、ぼちぼちロック路線に戻ってもいいんじゃないかって・・・」
などと喜び勇んで電話が来たこともある。

しかし「一度分かれた枝は、絡みつくことはあっても二度とひとつの枝にはならない」・・・

思えば彼女も「流行歌」を歌って、
こんな高級リゾート地にマンションを買って、子育てをしながら時々呼ばれて歌を歌いに行くような生活の方が「幸せ」であっただろう。

私はこうして別のバンドでアンダーグラウンドのライブハウスを汗だくで周り、
そしてツアー先で久しぶりにまた彼女に会いに行く・・・

「やあ、元気?・・・今日はちょっと大切な話があって来たんだ・・・」

ところで今回用意したこの資料・・・

「ある愛の歌」製品ももう出来たので、それを持って来ればよかったのだが、カンボジアに忘れて来た(>_<)

データで渡してもいいのだが、そうすると苦労して決め込んだ曲間の長さが違って来ると思い、旅先で何とかCD-Rをゲット!!

これがもう大変(>_<)

VHSだのビデオテープが普及せずに直接DVDにすぐ以降した国である。
どこにもCD-Rなんか売ってないどころか若い人はその存在すら知らん!(◎_◎;)

苦労して見つけてCDに焼いて、せっかく持って行っても彼女んとこにCD-Rを再生する機械がないどころか、今日びパソコンにもCDドライブなど付いておらん(>_<)

しゃーないのでその場でデータで送り直す・・・

くちゃくちゃ思い出話などをくっちゃべりながら聞こうとする彼女を制し、
「これはちゃんと時間とって、ひとりで歌詞の訳を見ながら集中して聞いてよ」

そう、これは私にとって「勝負」である。
もしも彼女がこれを気に入ってくれたら、
今度は「ロック」ではなく、「ポップス」で中国大陸を龍のように舞い上がる夢を一緒に見れるだろう・・・

分かれた枝はもう二度と一緒になることはないが、
こうして付かず離れずで一緒にまた夢を見れることになれば幸せである。


「どうしてあの時にこのDEMOのことを忘れてしまったのだろう・・・」
そんな話を彼女としていた。

思えば25年前ふたりが出会った時、
その時にこのDEMOを効かせたところでピンと来なかっただろう。

また、彼女が現役バリバリだった頃だったら、事務所もそう簡単には首を縦に振らないだろう。

「こういうことはね、神様が決めてるのよ」
彼女が笑ってこう言った。

たとえ彼女がこれを好きになってくれたとしても、
今後はレコード会社や所属事務所など、これから乗り越えなければならない山はいっぱいあるけれども、
兎にも角にもこうして賽は投げられた。

中国語版のみならず、
キョンマ本人によるベトナム語版、
そしてくっくま孤児院の子供たちによるクメール語版も進行中〜

そして何より、新たな日本語バージョンがナッキーこと山下直子さんにより制作されてます!!

このアルバムは元々「著作権など関係なく、世界中の色んな人に歌ってもらいたい」というコンセプトで作られたものです。

「これを歌いたい」という方はお気軽にこちらにご連絡下さい。
出来る限りのサポートは致します。

まずは出来上がったばかりの完成版聞いてみて〜こちら〜

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2019年1月15日

中国のスケジューリングもう無理!!(>_<)

去年から参加している布衣の全中国ツアー
春と秋には毎年数ヶ月に渡って全中国を廻る・・・

まあこれがあると他の歌手のツアーはスケジュールがぶつかるのは仕方ない。
「Funkyのスケジュールに合わせるよ」
と言ってくれてるので、
去年の秋にはど真ん中にX.Y.Z.→Aのライブがあったのでついでに「おすし」のレコーディングツアーも入れて、結局布衣は秋の前半と後半という風に2回に分けてツアーを廻ることにしてくれた。

毎年冬にはジェイル大橋のTOセッションが入るのだが、
今回は東阪名のツアー!!・・・まあ布衣のツアーは終わっているので大丈夫!!

・・・と思ったら突然WingとPaulのワールドツアーのオファーが来た!!

リハーサルが香港で3回もあり、最初のリハーサルは布衣のツアー中(>_<)

だがよくよく見ると、甘粛省张掖からツアーファイナルの北京までのぽっかり空いた数日にぴったりスケジュールが入る!(◎_◎;)

同様に2回目のリハはその北京からTOセッションの間、
本番も含めた3回目のリハはTOセッションのツアーの隙間にぴったり入った!(◎_◎;)

もうね、「奇跡」である。
これは黄家駒が私に是非彼の遺作を叩いて欲しいのだろうとそう思えて仕方ない・・・

しかし「ワールドツアー」である。
そこから後のブッキングが絶対にぶつかるに違いないと思ってたら・・・

2月16日広東省佛山・・・無理(>_<)
2月は旧正月があって毎年中国では仕事がないので日本でツアー入れてるのよ〜(涙)

まああちらはスタジアムクラスのワールドツアー、こちらはライブハウスの小さなツアー、
先方にしたら「それキャンセルしてこっちやってよ」と言わんばかりであるが、
これはフリーのミュージシャンにとっては「生き様」に関する問題で、
私はやはり「こちらの仕事が大事」とかいう考えを持っていない。

先に決まっているものは自分の「責任」として「キャンセル」はしない!!

さすがの黄家駒もそこまではやってくれんかったんやなぁ・・・
と諦めていたら・・・

「佛山のスケジュール動きました!!」・・・(◎_◎;)

しかしその日は仮でスケジュールが入っている(涙)
しかし無茶な移動をすれば本番飛び込みで行けないことはない・・・

「リハとサウンドチェック参加出来ないかも・・・」
恐る恐るそうそう伝えて見ると・・・

「お前はそれだけ上手いんだからリハはいいよ。他のドラマーでやっとく」

!(◎_◎;)・・・

それはありがたい!!
・・・というわけで飛び込みで行く覚悟を決めてたら・・・

「佛山のスケジュール、また動きました!!」・・・(◎_◎;)

後ろに動いてくれる分にはむしろ都合が良い\(^o^)/
これなら楽しい楽しい香港でのリハーサルにも参加出来るではないか!\(^o^)/

というわけでこれは決定!!
しばらくしたらタイのスケジュールが上がって来た・・・

4月かぁ・・・布衣のツアーのど真ん中やなぁ・・・
まあまた迷惑をかけることになるが布衣に言ってスケジュール空けてもらう・・・

5月に四川省のスケジュールが上がって来る・・・
日本で高田馬場音楽室一週間が入ってるがな・・・(>_<)

でもこれはまだ大決定ではないので関係者全てにお願いして一週間前倒しにしてもらう・・・

その後、6月にマレーシアとシンガポール・・・
うん、もうそこまで来ると何もぶつかるスケジュールはない\(^o^)/

もうね、思わず天を見上げて黄家駒に手ぇ合わせましたがな・・・


さて何事もなく平穏に暮らしていた数日間・・・そこでは実は大きな戦いがあった・・・

アメリカがトランプ大統領でビザ申請が厳しくなったのと同様で、
ここ中国でも就労ビザの取得がどんどん難しくなっている。

音楽の道を志して以来、
「学歴なんかどうでもええ!!」
とばかりに生きて来たが、
今や中国では大卒や博士号とかないと就労ビザの取得も難しい!(◎_◎;)

これもアフリカから不法就労で出稼ぎに来て中国の労働者の仕事を奪うという、まあアメリカと同じような理由によるものだが・・・

60歳になるともう就労ビザ申請も受け付けん!(◎_◎;)

つまりこうだ。
中国政府としては、大学も出てない60歳の年寄りみたいな人材は必要ない!!
我が国に来ないで頂きたい・・・

ぐらいの勢いである(涙)

59歳のうちに申請しとかないと大変なことになるとばかり、
それはそれは煩雑なビザ申請をやっているのだが、
日本の中国大使館でビザが下りて、
次に中国に入国したら居留証の申請とかでパスポートを預けるので1ヶ月から1ヶ月半国外には出られない(>_<)

まあ布衣のツアーでずーっと中国にいるからいいか・・・
と思ってたら4月のタイのスケジュール・・・

佛山が後ろに動いたから、もっと早く中国に入国して申請しとけばタイには間に合うか・・・
と思ったらリハが香港・・・

香港は返還されたからもう「中国」でしょ?
・・・と思ったら、移動手続きとしては「出国」になるのでパスポートが必要(>_<)

つまりタイに合わせてビザを申請したら香港のリハには参加出来ない。
香港のリハに参加したら佛山終わってからの居留証等の申請になるのでタイの頃にはパスポートがないので出国出来ない(>_<)

そんなこんなのうちにまたタイのスケジュールが動いた・・・
しかも前倒しになったのでもう絶対に出国出来ない(涙)

布衣の方ももうスケジューリングで悲鳴を上げる。

「こんなにころころ変わってたらブッキング出来ないじゃない!!」
女性マネージャーにキーキー言われる(涙)

おまけに香港側からは今度は5月の四川省のために前にずらしたスケジュールと全くバッティングするスケジュールで遼寧省のツアーが入る・・・

もう・・・無理!!(>_<)

本番スケジュールが決まったら容赦なく香港でのリハーサルスケジュールが組まれるのだが、
香港に住んでるみんなはいいけど、こちらはそんなに何日も香港におれまへんがな・・・(涙)

「え?リハーサル参加出来ないの?」
お前は上手いからいいよと言ってたマネージャーももうピリピリし始めている(>_<)

畳み掛けるようにワールドツアーのグループでこんなメッセージが廻る・・・
「7月6日南京、7月20日深セン、みんなスケジュール大丈夫?」

そもそもこのグループのメンバーが、私を除いて全員この無茶なスケジュールに合わせられるっつうのが不思議で仕方がない。

キーボード奏者のバンマスなんかかなりの売れっ子プロデューサーのはずなのだが・・・

考えてみれば「レコーディング」というスケジュールだとコンサートと擦り合わせが簡単なのだ。
北京でスタジオミュージシャンしてた頃はこんなにぐちゃぐちゃになったことはない。
ツアーとツアーだからぶつかるのだ(>_<)

私はもう諦めた。
「大決定になったら連絡ちょうだい!!」
それまではメッセージも見んし、返事もせん!!

ツアーの仕事は1本参加出来なければ全部を失うのが常である。
「腕のいいドラマー」より「全部参加出来るドラマー」の方が重宝されるのだ。


「ワールドツアー」・・・この甘美な言葉の裏にこんなぐちゃぐちゃなスケジュールブッキングがある。
スタジアムクラスのコンサートが直前でころころスケジュールが変わる。

それもそのはず、東南アジアでやろうがアメリカでやろうが、
その主催者や現地スタッフやブッキングしてる人も含めて全てのスタッフは「中国人」なのだ・・・(涙)

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2018年11月28日

布衣秋のツアー2018甘粛省「张掖」

本当は前回の貴陽終わったらファイナルの北京まで南の島にでも行こうと、
例によってまた激安のチケットを押さえにかかってたのだが、
「ちょっと待ってよ、追加公演入れるから」
ということでキャンセル、長い長い移動が始まった・・・

张掖(どこや?)の追加公演のため今日は丸一日かけて移動する・・・広西チワン族自治区南寧まで飛行機で飛んでそこから夜まで列車で移動するんですと(>_<) 追加公演と言っても前回北京のイベント http://www.funkyblog.jp/sp/2018/09/post_1283.php が入ったためキャンセルした振り替えで、移動を考えると大赤字だそうだが、やっぱやっとかないかんわのう〜大事!! Spherical Image - RICOH THETA

まずは青海省「西寧(XiNing)」まで飛行機で移動!!
そしたらそこはもう雪景色であった!(◎_◎;)!!

気温マイナス1度って南の島とえらい違いや(>_<)

そこから高速列車に揺られて数時間、こんな奥地まで来ました〜

「张掖」ってどこや?そもそもどう読むんや?
と思ったら甘粛省で「张掖(ZhangYe)」と読むのね・・・

実は今回のツアーの前半で行く予定だったのが、
北京のイベントが入ったのでキャンセルしてしまったので、
その振替というわけらしいが・・・
この距離を1本のライブのためだけに移動したら赤字やろうなぁ・・・

でもまあこういうところに義理立てすることは素晴らしいことです!!

地元の人の歓迎を受ける・・・甘粛省なので羊!!
「馕坑肉(NangKengRou)」というのが名物らしい・・・

「馕坑肉(NangKengRou)」食べたら世界平和!!

新鮮な羊肉をその場でぶった切って、
ナンを焼く窯でそのまま焼くらしい・・・


生ニンニクを齧りながら召す!!

美味!!(◎_◎;)

ちなみに付け合わせのダイコンがムッチャ美味かった!(◎_◎;)
やっぱダイコンは寒い土地のもんなのか・・・

翌日はクリニック!!

これは色んな地方で
「せっかくFunkyさんがこんな田舎にまで来てくれたんだから」
ということでお願いされるのだが、ここ「张掖(ZhangYe)」でやっと実現したというわけだ。

ライブ当日の朝、外気温はマイナス7度(>_<)
会場へと向かふ・・・

会場はライブの主催者でもある(?)楽器屋さん。

中国ではいつも「許魏(XuWei)」の蓝莲花(LanLianHua)を教材として使う。
私が録音した曲で中国人なら誰でも知っててしかも簡単!!

JASRACのような団体のいないこの国では、どの曲でも自由に使えるので助かる。

子供達がこの曲を練習するのは「許魏(XuWei)」にとってもいいことなのであるから、
こちらのシステムの方がガチガチの日本より理にかなってると思うぞ・・・

クリニック終わってライブ会場へと向かふ・・・

ここは中国建築の新興住宅地のよう・・・
入居者がいないのか人っ子ひとりいなくてがらんとしている・・・

見れば防音などもしてないようだし、
「ここ、入居が始まったら防音どうすんの?絶対苦情が来るでしょ」
と言ってみたら・・・

「こんなところに誰が入居するってんだ?」
と笑い飛ばされた!(◎_◎;)

中国のバブルのツケでいたるところにゴーストタウンが出来ていると言うが、
ロック好きには逆に願ったり叶ったりなんだなと納得(笑)

普段と同じようにドラムソロやってるのにえらく疲れた・・・
標高がそんなに高いところでもないのに・・・と思ってたら午前中にもいっぱいドラムソロやってたんでした(笑)

打ち上げ!!

他のメンバーはここで数日滞在して遊んで行くそうですが、
私はこのまま西安経由で香港へ〜

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2018年11月27日

布衣秋のツアー2018貴州省「貴陽」

貴陽(GuiYang)とは色々縁があるようで何回か来たことがある。

今ではもう50箇所以上廻っているだろう全中国クリニックツアーの初回でも来たし、
思い出深いのが、八王子でライブ終了後に上海経由で貴陽に飛び
演奏してすぐにまた上海経由で関空に飛んでライブ・・・しかし貴陽での演奏は中国政府のお達しによりドタキャン(笑)

もう私の人生の中では忘れられない街なのですが、
最初に来たのは実は布衣初期のツアー

この時代にはまだこの街にはちゃんとしたライブハウスはなく、
ロック好きの老板(LaoBan:社長さん)が開いた生演奏のパブみたいなところで演奏してたのが、
もう今ではこんな本格的なライブハウスが出来ている・・・


ここには珍しく14インチのタムがあったのでセッティングしてみる・・・

そうなのよねぇ・・・14で深胴だったりすると高さが必然的に高くなってしまうのよねぇ・・・
だから中国ではあまり見かけることがないのだろう・・・使ってないからヘッドが新品(笑)

しかしチューニングしているうちに発見!!
なんとリムが歪んでいた(>_<)

こうなるとヘッドが均一に締まらないので、所々こんな風にたわんだりしてしまう(>_<)

もうね、こうなるとチューニングは大変!!
でも騙し騙し何とかチューニングしてマウントしてみると、
今度は10のタムを一番左にセッティングするのに十分な高さのタムフォルダがない(>_<)

しゃーないなぁ・・・ということで、その低いタムフォルダに14タムをマウントしてフロアタム代わりに・・・
そして16インチのフロアタムを置いて多点セットの完成!!

2台のドラムセットの混合なので色がまちまちだけどそれはご愛嬌(笑)

ところがこの騙し騙しチューニングしたタムが、本番ではよく鳴った!(◎_◎;)

特に14と16のフロアをいっぺんに叩くと重低音が物凄い!!
・・・というわけで、楽しくなってそれを多用したドラムソロ!!

ほんとライブとはドラムセットとの「出会い」ですな。
どんなドラムセットかによって叩き方も全然違って来るからな・・・

いい「出会い」でした!!

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2018年11月22日

布衣秋のツアー2018湖南省「懐化」

湖南省は春のツアーでいくつか廻っていたのだが、
廻りきれなかったところを今回拾ったのだろう・・・

湖北省から湖南省へはその名前の通り南下して行けばよいので近い。
いわゆるお隣の省である。

と言っても途中武漢で乗り換えてやっぱり半日近く潰れてしまう・・・

潜江では小屋の近辺にしかいなかったので知らなかったが、
実は潜江というのはザリガニで有名な街で、
全中国に出荷される90%がここで養殖されているのだとか・・・

至る所にザリガニのオブジェや・・・

ザリガニ専門店!!

そして駅でもザリガニを売っている!(◎_◎;)

ザリガニとワッフルの組み合わせって・・・(笑)

朝も早よからはこのセットメニューはなかったということで、
スタッフが土産物の店から買って来てくれた。

冷えてても美味いぞ!!
言われなければ味は「海老」である。

移動日なので朝からザリガニで一杯!!

着いてゆっくり休んで翌日にライブ!!

ところがこの小屋がまたアンダーグラウンドで、
重慶で昔、摘発とのイタチごっこで営業してたライブハウスを思い出した・・・

こちら

埃っぽいのもイヤだが、ドラムセットがボロで、歴代一番チューニングに苦労した・・・

そしてライブが始まってびっくり!!
最前列は美女ばっか!(◎_◎;)

湖南省って美人が多いのか?・・・特に小畑の真正面には陳慧琳(ケリー・チャン)激似の超美女!!(◎_◎;)

ステージ写真を撮っているスタッフもちゃんと彼女を激写してました(笑)

いやね、普段は気が散るので客席など見ないのだが、
この美女にはついつい目がいってしまって大変(笑)

よく見てたら数人の取り巻きの男の子に連れて来てもらって無理矢理最前列に立たされているような感じで、最初の頃はあくびなどしてたのだが(よう見てるなぁ・・・(笑))、
そのうち小畑がイケメンだと気付いたのか、ずーっと小畑にロックオン!!

しかも顔ばっか見ててギター見てないし(笑)

きっとドラムソロの時も小畑を見てたのだろう・・・全く気にせずドラムソロ!!

まあ気にするも何も、ソロが始まったらすぐにスネアが破けるという歴史的なドラムソロです(笑)
それどころではない・・・貴重映像ですな・・・

ちなみにこのドラムソロ映像の中にもこの美女が写り込んでいたようなので編集して抽出しました〜

男はアホやねぇ〜(笑)

ついでにアンコールに小畑がソロで出てゆく時にこの美女のことを言ったら、
いつも弾いてる速弾きフレーズが1.5倍ほど速く弾かれていたのを聞いて、
やっぱ「男はアホやねぇ〜」・・・速く弾けるんなら毎回この速度で弾けよ!!(笑)

そしてライブが終わると、美女は取り巻きにエスコートされて物販も買わずにとっとと帰りましたとさ。
ちゃんちゃん(笑)

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2018年11月21日

布衣秋のツアー2018湖北省

布衣のツアー、今回は湖北省だけいっぱい廻る・・・こんな感じ

2018HuBeiTourMap.png

ちなみに去年はほぼ省都である武漢だけだったらしいが、
ひとつの地方都市に連絡してやることになったら、
ライブハウスの横のつながりで「うちにも、うちにも」ということになったらしい・・・

まずは荊州(JinagZhou)!!
重慶から列車で5時間!!しかしこの日は習さんが上海に行くということで、
上海方面の列車に対するセキュリティーがむっちゃ厳しい(>_<)

でもね、マクド買いに行ったスタッフが買ったマクドだけひょいと中に渡せるんだから、このセキュリティーチェックの意味ってほとんどないよね(笑)

中国にはこんな不条理なことがとても多い・・・

5時間列車で爆睡して三国志の関羽の街「荊州」!! 小屋は武漢を中心に色んなところにあるVOXライブハウス!!これまたアンダーグラウンドな〜(笑) 今日はきっと酸欠ですな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

さて荊州のライブハウスは武漢のチャーン店であろうVox。
しかしこれが結構アンダーグラウンドなライブハウスなのよねぇ・・・

でも小さなライブハウスの方が雰囲気あるよねぇ・・・

ドラムソロ!!

そして次の街、「孝感(XiaoGan」へ移動!!

さてと、昨日の荊州に引き続き全く名前も聞いたことないような街を廻ります〜(と言っても日本の6大都市の末端ぐらいの大きさはあるだろうが(驚)) 荊州〜孝感〜十堰(Shi Yan)~武漢〜鄂州​(EZhou)~黄石〜潜江〜怀化~贵阳~张掖(ZhamgYe)・・・って行ったことあるないよりも漢字も読めん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

ここのライブハウスがまた小ちゃい!!(笑)

湖北省孝感(XiaoGan)どこや?(笑) 今日の小屋がまたアンダーグラウンドな・・・ってちっちゃ!(笑) いや、大きな小屋よりこんなちっちゃな小屋でぎゅーぎゅーの方が「ロック」やで!!酸欠になるけど・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この空間に100人ぐらい客が来るっつうんやから凄いことになりそう・・・

ベースは横向いて弾いてたらしいし(笑)

ドラムソロ!!

そして一番遠い移動!!漢口で乗り換えて1日かけて湖北省の最西北「十堰(ShiYan)」まで移動!!

いつもなら着いてメシ食ってバタンQ(死語)なのだが、
何やら寝付かれず、翌日のライブ会場にひとりでふらっと酒を飲みに来た・・・

久しぶりに一人でふらっと飲みに来た・・・ 異国の初めて来た街で一人でふらっとなんて何年振りかしら・・・ ホテルの向かいが明日演奏すらライブハウスだったのよ〜 若いバーテンダーが「あれ?あんたドラマーでしょ?」そうよ、明日ここでライブだからふらっと飲みに来たのよ〜何か強いカクテル作って〜・・・ 風邪ひいてたり制作が立て込んで寝てなかったり、嫌なことあってストレス溜まったり、でも時々こうやってリセットするのもいいね・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

「あんた、ドラマーでしょ?」
若い店長らしき人間と美人バーテンダーがもてなしてくれて、全部奢ってくれた\(^o^)/

「この街には1軒しかライブハウスがなくてね、それも潰れて新しくここに作ったんだ・・・」
どこの国でも田舎でライブハウスをやるのは大変なんだなぁ・・・と実感・・・

まあどこに行ってもやることは同じ!!
ドラムソロ!!

この日は夜汽車で武漢まで移動なので、
小屋の人が色々買って来てくれて小屋で打ち上げ〜!!

ライブ終了後そのまま夜汽車に乗って武漢に行くということで、店の人が色々買って来てくれました〜羊肉串もいいけどこの「牛油(NiuYou)」が最高!!単なる牛肉の脂身ではなく、筋も入ってて噛みごたえがある希少部位なので高いらしい・・・ これ食ったら夜汽車に乗りますー - Spherical Image - RICOH THETA

夜汽車でぐっすり眠れるように、前の日も飲んだ火のついたカクテルを頼んでみました〜

火がつくぐらいだからキツい酒なんだけど甘くて飲みやすい!!
すぐに酔っ払って美人バーテンダーが益々美人に見えます!!

列車に乗ったらこんな有様でぶっ倒れてました〜(笑)

二日酔いで武漢着〜!!

寝台列車で二日酔いの図〜(>_<) 武漢に着きました〜入り時間の2時までホテルで休むでしょう〜ああ休むでしょう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

昼過ぎまで休んでサウンドチェック!!
この小屋にはネコがいた〜(笑)


(facebookアプリで見ると3Dに見えます〜)

ドラムソロ!!

ここからはご近所の地方都市を廻る。

中国あるある・・・「鄂州(E Zhou)」のライブハウスはステージの端っこにドラムセット!!

ドラムソロ!!
客席からアップした映像があったので見てみたら、
いや〜こんな感じなのね〜・・・(驚)

次の日もお隣の街なので車で移動〜
黄石(HuangShi)のライブハウスにはピカチューがっ!!(笑)

ドラムソロ!!

週末4連チャンで移動して乗り打ちだったのでちょいとひと息!!

4連チャンのライブ終了後も小屋にてご馳走になったのだけれども、お客さんも帰って身内ばかりになったので、カクテルを頂きながら「おすし」の仮ミックスを流してもらってます。Jazzにはやっぱカクテルが合うねぇ・・・毎日ロックやってのツアー生活のちょっとした息抜き・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

次の日は移動日でドラム叩かないので飲む!!

湖北省最後の街「潜江(QianJiang)」に着いて、また翌日ライブする小屋で一杯!!
・・・とここでこんな張り紙が・・・

武漢みたいな大きい街で一発だけライブだと、
地方都市から客がやって来て満杯になるかも知れんが、
その地方都市でライブやるとその街の人は武漢まで来ないから、
必然的に武漢での動員が下がることになる。

効率で言うと、一本だけ大きなところでやった方がいいのかも知れないけど、
こういう風に地方都市を細かく廻るということは、
こんなライブハウスを応援すること。

毛沢東が地方都市から革命を始めて「長征」という長い長い道のりでこの国を作ったように、
中国ロックの創始者「崔健(CuiJian)」がそれになぞらえて「新长征路上的摇滚」という曲を歌ってロックを広めたように、
中国ロックの歴史はこうやって作られてゆくんだなと感じた・・・

私も今、中国ロックの1ページの中にいる!!
ドラムソロ!!

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布衣秋のツアー2018四川省「成都」と重慶

さてこの世の桃源郷、雲南を後にしてご一行は四川省へ〜
まるで天国から血の池地獄(どちらも行ったことないけど)に来たような・・・

ChinoikejigokuImage.png
(写真はイメージです)

いや、地獄なんて悪いもんじゃない!!
辛いの食べてビール飲んだら飛びます飛びますハッピー!!(しかも合法(笑))
これも一種の「この世の天国」ですな・・・
(翌日トイレで地獄・・・(>_<))

さて、中国は広すぎて日本のように津々浦々自分のドラムセットを持ってツアーを廻るというのはほぼ不可能!!
(噂によるとそんなツワモノもいることにはいるらしいですが・・・)

ということで毎回小屋にあるドラムセットを使わせて頂くわけですが、
これが当然の如く当たり外れがあって大変(>_<)

ピアニストが会場にある生ピアノは選択肢がないので大変だという話を聞いたことがあるが、まさにそんな感じです・・・

しかしこの成都の小屋にはこんな多点セットがあって、
久しぶりにありったけのタムを並べてみました〜\(^o^)/

いや〜チューニングはタムの数だけ大変なんだけど、
ドラムソロはいっぱいタムを回せて楽しい〜\(^o^)/

さすが四川省の省都、デカい会場にいっぱい客が入りました〜


次の日は列車で重慶に移動!!

重慶は四川省から独立して直轄市となった大都会。
重慶だけで東京の人口より多く、四川省は日本の人口ぐらいいると言うのだから中国はどれだけ大きな国なことか・・・

ここでは普通のドラムセットなので、タム回しで構築するのは諦めて、
倍テンのメタルツーバスから始めてみたのだけれども、
いやに盛り上がるなぁと思ったらよーしーずがそれに合わせてヘドバンしてたらしくそれで盛り上がってたのね・・・ありがたやありがたや・・・

さてライブ終了後は本場重慶の激辛火鍋!!

いかん・・・これ見てたらまた辛いもん食べたくなってきた(>_<)
まっこと中毒性のある食べ物です・・・飛びます飛びますしかし合法!!

翌日はやはりトイレで地獄でした・・・(笑)

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2018年11月 6日

布衣秋のツアー2018雲南省

広西チワン族自治区「南寧」から始まった布衣秋のツアー後半戦!!
次の街「昆明」までは800kmもあるのに列車移動(>_<)

さてと、5時起きで今回の移動チケット発券して、雲南省昆明まで移動して乗り打ちライブ〜・・・って800kmぐらいあるのになんで列車なん?・・・ 安いから〜飛行機と違って遅れたり欠航したりしないから〜とか色々理由はあるだろうが、基本的にこの人たち800kmって近いと思ってるのよね(笑) まあこの前のウルムチ〜蘭州12時間よりマシ!! - Spherical Image - RICOH THETA

まあこの人たち800kmって近いと思ってるのね・・・(笑)
まあ前回のウルムチー蘭州の高速鉄道12時間よりはマシじゃが・・・

座席は毎回誰の隣かは違うのだが、今回は隣がよーしーず!!

さすがに朝5時起きではお疲れと見え、口をほげーと開けて爆睡!(◎_◎;)
美女のこの容赦ない寝顔はマニアにはたまらんじゃろうが、
後々のツアーでバンド内紛争が起きるのが怖いのでチケットで顔を隠しました〜(笑)

さて、昆明のこの日は運悪く、中国最大のロックイベントのひとつ「ストロベリーフェス」が同じく昆明で開かれるというわけで、地元のロックファンはほとんどがそちらに流れてしまい、
「今日はお客さんがあまりいないからね」
と言われていたが、まあデカい小屋ではあるがこんだけ入ったら上等である。

布衣と出会って10数年、
出会った頃に行なっていた結成10周年記念ライブは動員10人足らず、
私も駆り出されてビール代にもならなかったバンドが大きくなったもんよのう・・・シミジミ・・・

この日のドラムソロ!!

そして翌日はいよいよ桃源郷「大理」へ向かふ〜

今日も早起きして移動して乗り打ち〜とりあえずは駅まで!! この世の桃源郷雲南省大理までは昆明からはこんな車で5時間かけて行ってたけど今は新幹線が通ってるんですと!(◎_◎;) 中国の発展は速度が目まぐるしい・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

昔は昆明からはこんな車で5時間かけて行ってたけど、今はなんと高速鉄道が通ってるんですと!(◎_◎;)

中国の発展は速度が目まぐるしい・・・

旅のお供は四暗刻楽隊!!
寧夏のバンドで、LaoWuが何とか彼らにチャンスをという訳で今回は1週間オープニングアクトとして同行することになったということだ・・・

昆明駅にてスクラム!! この1週間は寧夏のバンド四暗刻と旅をします!! - Spherical Image - RICOH THETA

楽しいヤツらです!!

こんだけの機材を一緒に運んでくれるだけでもホント助かるのよ〜・・・

こんなバンドです!!


この世の桃源郷「大理」には色んな友人が移住して来ていて、
そのうちの一人が元布衣のドラマー「武鋭(Wu Rui)」!!

実は布衣最大のヒット曲「我爱你亲爱的姑娘」は、LaoWuではなく彼が歌ったのだ!1

まあ彼はバンドともめて出て行ったわけではないが、
通常、ヒット曲を歌っている人間がバンドを出て行くと、
そのヒット曲をソロで歌いたいが為にバンドと揉めたりする。

中国ロック史の中で一番金を稼いだ零点というバンドは、
出て行ったボーカルに「バンド時代の曲は歌うな!!」という訴訟にまで発展している。

まあファンからしてもオリジナルを歌っている人の声でその曲を聞きたいものなのだろうが、まあアンダーグランドが幸いしたのか、布衣の場合、何の絵エキスキューズモせずにしれっとLaoWuが歌っている(笑)

ところが今日は「ホンモノ」がいるんだからということで彼をゲストとしてステージに上げて、「ホンモノ」でこの曲を演奏!!

その後は彼が開いたというバーで一杯!!

元布衣のドラマー武鋭がバーを開いたというのでみんなで飲みに来ました〜 - Spherical Image - RICOH THETA

・・・では済まずにべろんべろん(笑)

強い酒飲まされてバタンQ(死語) ここは昔の北京ににてます似ている・・・ 友達がバーを開いたら毎日誰かが来てバカなことばっか言って酔いつぶれて・・・ 発展目覚ましい北京ではみんなも忙しく、ここ大理で久しぶりに体感。 ここもじきに発展してそうなってしまうのか・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

それにしても彼の生活・・・理想だと思う!!

バンドごとこの桃源郷に引っ越して来て、
週末にロックフェスとかあればここからそれに参加する。

旅費は主催者が出すので別に北京からだろうが大理からだろうが主催者としては同じなのだ。

だったらバンドの方も同じ住むなら北京とか物価も高く世知辛い街に住むより、
こうしてバンドごと桃源郷に引っ越して来てのんびり暮らす方が全然いい!!

どうして日本でこれが出来ない?!!

それはやはりひとつにはロックイベントの少なさ(>_<)
日本では年に10本もあればいい方だが、中国ではヘタしたら月にそれぐらいある・・・

バンドへのギャラも、アンダーグランドでも推定100万円近くもらっているだろうから、
少々知名度が上がれば十分それで食っていけるのだ・・・

んなことを考えながらこの日のドラムソロ!!


次の日は桃源郷でオフということで、髪の毛を〜・・・

そしてこの後、せっかくつけ毛をしたんだからと、次のライブから頭の振り方を盾から横に変えようと姑息なことを考え始めることになる・・・(笑)


さて次のライブ地「麗江」に向けて出発!!

高速鉄道はまだ麗江まで伸びてないので、ここからは鈍行!!
鈍行というと、非常に長い距離を走ることになるので寝台車も必ずあるのだが、
この列車は何と食堂車!!そしてカラオケルームまである!!!(◎_◎;)

年末には高速鉄道が麗江まで伸び、
噂によれば「一帯一路」政策によりそのままラオスまで伸びてタイまで繋がるという噂・・・

そうなるとこんな素敵な列車はお払い箱になるのね・・・
発展と共に失われてゆくものが多い・・・(>_<)

しゃーないなぁ・・・というわけで麗江!!
ここも桃源郷です!!

ドラムソロ!!

標高2400メートル!!富士山の7合目!!空気が薄いのよ〜(涙)


グルメはやっぱこの辺はキノコ鍋!!
3箇所全部で食べました〜

こちら

「石板焼」という看板が大理にも至る所にあったんだけれども、
ここ麗江で召すことが出来ました〜!!

そして一行は四川省成都へと向かふ〜・・・

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2018年10月31日

キノコ鍋

「雲南ってどんな美味しいものがあるの?」
という質問に対して、
「まあキノコかなぁ・・・」
と言う人は多いだろう・・・


なにせ高原のこんな山にはいくらでもキノコが生えているのだから(笑)

最初に麗江に来た時、
http://www.funkyblog.jp/2007/10/post_99.html
松茸とかを遠慮なく炒め物にしてるのにびっくりした記憶がある。

日本と違って松茸なんか全く重宝されとらん(笑)


そして最初に大理に来た時に張張(Zhang Zhang)が
「もの凄く飛ぶキノコ鍋があるんですよ!!」
と言われて食ってみたら全く飛ばないどころか美味すぎてのけ反ったお話・・・
http://www.funkyblog.jp/2016/10/post_1149.html


今回は雲南省に着いたばかりの昆明でキノコ鍋に挑戦した!!

このタレが雲南風でまたむっちゃ美味い!!

ところがこの店、
「鍋が沸騰し始めてから15分経ってから食べて下さいよ」
と、鍋と一緒にストップウォッチを持って来た。

せっかちの私は「ちょっと味見」とばかりスープをお椀に入れてすすろうとしたら、
「ダメです!!まだ15分経ってないから食べちゃダメです!!」
と、そのお椀を没収して行ってしまった!(◎_◎;)

なんて味にうるさい「こだわりの店」なんだろう・・・
と思っていたのだが、後でこんな考えに至った。

マジックマッシュルームとかいわゆる「飛ぶキノコ」というのは、
まあ簡単に言えば「毒キノコ」である。

その辺の山で採って来たであろうこのキノコの中にも、
まあ猛毒ではないにしろ毒キノコが混じっている可能性もある。

15分沸騰させれば毒素もなくなるが、
張張(Zhang Zhang)はきっと15分待たずに食ったのではないか?・・・


まあ想像だから定かではないが、
次の大理でのその店ではせっかちはやめて、やっぱちゃんと15分待ってから食すことにした。

もうね、鳥の出汁のベーシックにキノコの旨味がどんどん染み出して来て最後にはドロドロ!!
どんどん美味くなるのよ〜(涙)

贅沢な松茸の炒め物!!

キノコ炒飯!!

面白かったのは、店員さんが、
「よかったら鶏肉を追加しますか?無料です」

鶏肉無料?!!

この店ではキノコにはちゃんと金を取るけど、鶏肉は出汁を取るだけで金銭的価値はないのだな(笑)


そして麗江!!
LaoWuが連れて行ってくれた店がまたキノコ鍋!!

標高が2400mある麗江ではキノコの季節は8〜9月らしく、
「今の季節は冷凍ですけど」
と言われたが、何が違うのか全くわからないほど美味!!

松茸を揚げてジャーキー風にしたもの(笑)

トリュフ!!(◎_◎;)

何とこの白い粉は塩ではなく砂糖!!(笑)

最後にはお店からのサービスで、松茸の酒蒸しならぬ松茸を漬け込んだ白酒とツマミに丸ごと松茸!(◎_◎;)

まあ松茸は豊富にあるが、日本のように香り高いのはやっぱなかなかないんやなという印象・・・


松茸にはこんな逸話も伝え聞く・・・

雲南のもっともっとど田舎に山をひとつ所有している夫婦が仲良く暮らしてましたとさ。
お金持ちではないけれども山で採れるキノコを売って幸せに暮らしてましたとさ。

ところがある日「松茸(SongRong)」という、今まで誰も見向きもしなかったキノコが外国では高い値段で売れるということを伝え聞いた。
その山は「松茸(SongRong)」がたくさん採れたんですと・・・

夫婦は突然大金持ちになり、そして最後にはその利権を巡って殺し合いをしましたとさ。

くわばらくわばら・・・

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2018年10月29日

布衣秋のツアー2018広西チワン族自治区「南寧」

私のX.Y.Z.→AとJazzツアーの為に、前回の蘭州から間が空いてしまいましたが布衣の秋のツアーが再開!!

後半は広西チワン族自治区「南寧」ということで八王子から南寧に駆けつけるが・・・これが遠い(>_<)

まずは5時に起きて高尾発の成田エキスプレスに乗る・・・
これがなかったら4時に起きて5時発の成田行きのバスに乗らねばならなかったところなので助かるのよ〜もっと便増やして〜!!

5時起きで広西チワン族自治区南寧へ〜 飛行機乗り継いでドアtoドアで14時間もかかるのか!(◎_◎;)・・・でもやっぱ八王子〜成田が一番大変やな(笑) 1日に数本ある高尾発の成田エキスプレスが助かるなぁ・・・貸切やし(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

・・・ってこんな貸切状態やったら無理やわな(笑)

2時間成田エキスプレスに揺られ、
フライトの2時間半前に着いて、無事搭乗手続きを終えて上海へ〜

フライト時間2時間半、自宅から成田より短い(笑)

13:25に着いて、2時間半のトランジットを経て南寧へ〜
フライト時間3時間15分!(◎_◎;)

やっぱ中国は広いなぁ・・・

結局ドアtoドアで16時間かけて到着〜!!

朝5時に家出てから16時間〜やっと南寧に着きました〜 明日から1カ月のツアー!! - Spherical Image - RICOH THETA

なんと中国の最南西、もうすぐベトナムなのよ〜

それにしてもこの辺に来たら思い出すのはこの事件!!

高速のパーキングでうんこしてたらバス置いてかれて
しゃーないから高速をマラソンで走ってバスを追いかけた事件

まあ人生色々です。
うんこは人生にいろんな彩りを添えます(笑)・・・

前回布衣のイベントで来た時にもこれを食って・・・

次の朝ひとりでタクシーに乗って空港まで行く時にエマージェンシー!!((((;゚Д゚)))))))

高速にはパーキングがあったのだが全面改修中で使えず、
何とか伝説を作ることなく空港のトイレに駆け込むことが出来ました・・・(笑)


さて今回の布衣はイベントではなくライブハウス!!

NanNingLiveHouse.JPG

なんとここは地元のバンドが経営しているライブハウスらしい!(◎_◎;)!!

春のツアーで行った安陽でも地元のバンドが経営するライブハウスでライブをしたが、
ここは一等地の映画館の隣、聞けば全国でも珍しく商業的に成功しているライブハウスらしい・・・

なるほどリハーサルの時にスタッフがドラムの横で食い入るように私を見ていて、
叩き終わったらいちいち親指を立てていたので、スタッフは全員バンドのメンバーらしい(笑)

性根を入れてドラムソロ!!

打ち上げはそのままライブハウスで行いました〜

ライブハウスでそのまま打ち上げなう〜 このライブハウスは彼ら地元のバンドのメンバーが経営してて、全国でも珍しく赤字でないという!(◎_◎;) ずーっと布衣に来て欲しかったんだと!! どの土地でもライブハウスは物語があるのう・・・(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

ライブハウスは色々とドラマがあって面白いなぁ〜・・・

後半のツアーは17本!!次は雲南省へ向かいます!!

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2018年10月21日

布衣秋のツアー2018甘粛省「蘭州」

春と秋に数十本ずつほどツアーを廻る布衣楽隊、
今回の秋のツアーは私が途中にX.Y.Z.→AとJazzツアーがあるので、
わざわざそのスケジュールを避けてその前後2回に分けて組んでくれた・・・

蘭州は秋の前半の最後のツアー先である。

蘭州と言えば「蘭州牛肉麺」!!
日本でも流行っているらしく、この書き込みが日本人に反応が大きい(笑)

でも美食は牛肉麺だけではない!!
美食街の正宁街夜市!!

そう、この日は新疆ウイグル自治区ウルムチから高速鉄道で移動したのだ。
移動時間12時間って、日本だと函館から鹿児島まで行ける(>_<)

そうそう、ウルムチで発覚したのだけれども、
銀川のホテルにこの列車の切符を忘れて来たのよね(涙)

中国で切符を失くすと大変です!!(>_<)
こうなる・・・

というわけで来るまでには色々あったけれども、
ライブハウスに来てやることは同じ!!

会場入りしてみると、なんと昨日の会場の半分以下の広さ!(◎_◎;)
ここに昨日の倍以上の人間が入るんだと・・・(>_<)

布衣秋のツアー前半最終日!! 今日の小屋はまた狭い!(◎_◎;) 聞くところによると、この店は宣伝を打つ客が入りきれないのでいつもシークレットでやるとか・・・ それでもウルムチの倍入るのではという噂・・・恐ろしか話ばい(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

まあ酸欠と灼熱はロックドラマーと生まれたからには避けて通れない道なのでやるしかない!!

おいおい、子供は危険やぞ!!・・・と思ったら最後には2階の楽屋に通されてそこで見てたようです(笑)

この日のドラムソロ!!

そして翌日には北京に帰って数本仕事をして、
X.Y.Z.→Aのツアー、そしてJazzツアー!!

それが終わったらまた広西チワン族自治区南寧からツアー後半開始!!

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2018年10月 6日

布衣秋のツアー2018新疆ウィグル自治区「ウルムチ」

ウルムチは前回来た時にも思ったが、とにかく「セキュリティーが厳しい」(>_<)

北京なんかでも地下鉄乗るときにも飛行機乗る時みたいなセキュリティーチェックがあるのでうんざりするが、ここウルムチではホテルからライブハウスから、およそ人が集まるところには全てセキュリティーチェックがある!(◎_◎;)

まあ日本は平和なのである。
中国当局の発表だけで、ここ新疆ウィグル自治区だけで年間200のテロが起こっていると言う・・・
まあメディアも国のもの、一党独裁体制にとって都合の悪いことは絶対言わないこの国で「200」と発表されているのだったら、実際はその数倍の数のテロが起こっているというのが現状だろう・・・

何にもない山の上を何時間も飛んで、やっとウルムチに降り立ってすぐに目にするのがスローガン!!

まあどこの街にもスローガンはあるのだが、
ここウルムチで見ると「スローガンとは出来ないことを掲げるのだな」と思えて仕方がない・・・

あと、時差!!

中国国内は新疆ウィグル自治区含め全て北京と同じ中国時間を採用しているのだが、
なにせタイよりもミャンマーよりも西に位置しているのである!(◎_◎;)

勝手に現地時間として「ウルムチ時間」を採用して生活しているというのも頷ける。

なにせ通常ライブ開始時間の8時半になってもまだまだ明るいのだ!(◎_◎;)
この日のライブは北京時間9時半、ウルムチ時間7時半より開始!!

いや〜いっぱい入った・・・

しかしウルムチでライブをやるといつも思うのだ。
「来てるの漢民族だけ?・・・」

ウィキペディアによれば新疆ウィグル自治区のウィグル族は45パーセント、
それに対して漢民族は40パーセント。

同じ比率で客が来たとしたら、漢民族の客よりもウィグル族の客の方が多いはずである。

しかし実際は、爽子の時は見る限り全員漢民族、
今回布衣の時には、もろウィグルだなぁというルックスの女の子がひとり、
こりゃウィグルの血が入ってるなという美女(ウィグル族は男女共に本当に美形)が数人のみである。

爽子は北京語のラップなのでウィグル族がいなくて布衣は歌なので数人いたという話ではない、単に動員数の問題だと思う。

つまり、ここウルムチではウィグル族は漢民族の音楽を聞かないのだ!(◎_◎;)

これは多民族国家マレーシアでも見られる現象である。
Wingのワールドツアーでマレーシアに行った時、
東京で知り合ったマレーシアのバンドを訪ねて行ったら、
「そうなの?そんなチャイニーズの歌手がいて今日コンサートなのね?
私たちは全くチャイニーズの曲は聞かないから知らなかったわ・・・」
と言われてびっくりした。

同様に中華系マレーシアンはマレー系の音楽はほとんど聞かない。

まあこれはこれでこの国マレーシアは何とかうまく多民族国家を運営しているのでよかろう。
問題はこのテロ問題山積みの中国である。

民族問題の火種はチベット、モンゴル、ウィグルと多岐に渡るが、
やはりここ新疆ウィグル自治区が一番激しいように感じる。

モンゴルにも民族的対立があるんだとしても、
ライブをやって、「あ、これはモンゴル人だ」とぱっと見でわかるモンゴル人は少ないが、ウィグル族は一眼でわかるほど異質な民族なのだ。
(びっくりするほど美男美女が多い)

それが例えば中国系マレーシアンのように、チャイニーズの文化は守りながらもマレーシアという国家に「愛国(スローガンにあるね)」の気持ちを持っているのと違って、
ここウルムチではどうもウィグル族が同じくらい(でいいから)中国共産党を愛しているとはどうも思えない。

マレーシアのWingのライブにマレー系の客がいないからと言って、
「ああそんなもんか」
としか思わなかったが、ここウルムチでこの現実は、
「大丈夫かなぁ・・・この国・・・」
と思うような現象に思えて来る・・・

そう考えると、昔北京にあった「阿凡提(AFanTi)」というバンドは素晴らしい!!

昔同名のウィグル料理屋の箱バンだったのだが、
彼らが演奏するそのウィグル語の音楽が素晴らしく、
北京のロックミュージシャンにも少なからず影響を与えた。

私がウィグルの曲を少しでも知っているとしたら全て彼らからの影響である。

政治と人民は違うというのは常で、北京の漢民族(を含めて全ての民族)は彼らの音楽を愛し、彼らの民族を尊重し、フレンドシップを築いて来た。
暴動を起こす一部のウィグル族を除いて、その気持ちはウィグル族とて同じだろう。

独立を掲げる→武力で制圧する→対立が深まる
というこの図式の中で、この「阿凡提(AFanTi)」のように音楽によってその垣根を取っ払えるバンドがまた出て来ないものか・・・
そしてそんな漢民族のバンドが出て来ないものか・・・

そんなことを考えながらこの日はドラムソロをぶっ叩いた。
ウィグル族の朋友たちために、そして世界平和のために・・・


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布衣秋のツアー2018寧夏のグルメ

寧夏のグルメと言ったらやはりこれだろう!!
炒烩肉(ChaoHuiRou)!!!

日本にはないので日本語ではうまく言えないが、
まあ「羊肉焼きそば」みたいなもんだろうか・・・

この焼きそば自体もオカズとして白飯と一緒に召すのが絶品!!

北京にも一軒だけこれが出せる寧夏料理の店を発見したのだけれども、やはり本場は違う!!

特にここ銀川では、私は最初に食べたのがこの店だったので必ずこの店に来る!!

イスラム寺院の南門に位置して、辺りはイスラムの伝統に即して屠殺された新鮮な肉が並ぶ・・・

もちろんイスラムなので豚肉はない。

羊肉でも一番美味しいとされているのがこの看板にもある「盐池(YanChi)」と言われる場所の羊肉なのだが、それを茹でただけという豪快な料理、「手抓羊肉(ShouZhuYangRou)」!!

忘れずに頼みたいのは「沙葱(ShaCong)」!!
「砂漠のネギ」と書くが、これは実は砂漠に生える牧草のおひたし。

「寧夏の羊はこれを食って育ってるからこんなに美味いんだよ」
と地元の人しか知らない「通」のグルメである・・・


香川県の人間は飲んだ後にシメとしてラーメンではなくうどんを食うと言うが、ここ寧夏ではもっぱら「羊杂碎(YangZaSui)」!!

羊の臓物のスープであるが、
実は北京から来た撮影クルーは、店先の大きな釜で臓物を茹でているその匂いで「ダメ」と言ったが、それをこの容赦ない唐辛子で辛く味付けして匂いを消すので大丈夫!!

ちなみにこの唐辛子も、羊の油で唐辛子を炒めて作っているので相当美味!!
見た目ほどは辛くありませんので地元の人は山盛りで入れます・・・


そして寧夏グルメの最高峰はこの羊の丸焼き!!

やはり昔からかなりのご馳走だったのだろう、
いつもここ寧夏でこれを食べる時には「儀式」があって、
まず店の人が歌を歌い、

一番のお客さんが駆け付け3杯酒を飲んでから切り分けることになっている。

もう肉も柔らかくなっていて、ナイフなど使わなくても手でむしって食べられる。

生ニンニクをかじりながら召すとまた格別!!

この日は地元の若いバンド「四暗刻」のメンバーも来ていたので、
出た瞬間に一瞬のうちに平らげられてしまいました〜

そして酔いが回ると高知の「はしけん」のような数当てゲームが始まります!!

寧夏よいとこ、LaoWuと知り合わなかったら一生来ることもなかったかも知れません。

色んな「縁」に感謝!!

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2018年9月26日

布衣秋のツアー2018寧夏回族自治区「銀川」

9月24日朝6時半起床で北京空港へ向かふ・・・

6時半起きで空港へ〜 900km移動して寧夏回族自治区銀川でライブ〜 ・・・そりゃ皆さんお疲れでしょう(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

まあみんなお疲れやわな(笑)

2時間10分のフライトで銀川着、そのまま小屋に入るのだが・・・

セッティングだん!! ツアーPAの海龍のライブハウス・・・久しぶりに来たけどこんなに小さかったっけ? 布衣の故郷なんだからもっと大きなところでやれるやろ・・・ でもやっぱ昔馴染みんとこでやりたいんやろな、老呉らしいな・・・ってここに今日何人入るの?・・・ 200人!(◎_◎;)・・・また酸欠ね、しゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

あれ?・・・こんなに小さかったっけ?・・・

ここは昔院子で一緒に暮らしてた海龍(ハイロン)の店
貧乏だった彼が北京でPAエンジニアとして成功して、
故郷に帰って来てこの店をオープン、一国一城の主となった。

この街出身である布衣、故郷に錦を飾るわけだからもっと大きなところでやってもいいようなものなのだが、やはり昔馴染みの店でやりたいというLaoWuの気持ちが汲んで取れる・・・

まあ大きいところでやれるのに小さいところでやったら、
そのぶん大きいところに来るべき客が全部小さいところに来るわけだから・・・

酸欠やん!(◎_◎;)・・・(笑)

いいのよいいのよ〜酸欠は人生やから〜


ライブは大盛り上がり!!

特筆すべきは、最後の曲「秋天」で、布衣の初代ボーカリストの彼をステージに上げることだ・・・

地元の有名人でも何でもない。
バンドを結成した時に彼がボーカルで、LaoWuはギタリストだった。

だからLaoWuは銀川に来ると必ず彼をステージに上げるのだ・・・
私が最初に銀川に来た時なんかには、ラジオのインタビューにも一緒に連れてゆくのでびっくりした記憶がある(笑)

初代ドラマーは地元でドラム教室をやっていて、
私が参加出来ないイベント等には必ず彼を呼ぶ。

今のバンドの知名度ならもっと大きな会場で華々しく「凱旋コンサート」が出来るのに、あえて昔馴染みの小さなライブハウスでやる。

これがLaoWuという男なのだ・・・

スタッフも全員地元の人間。
オープニングアクトもまた四暗刻という地元のバンド。

「俺たちの時代と違ってさぁ、物価も高くなってバンドだけやって暮らしていけるような時代じゃないんだよ。奴らも大変だからさぁ・・・」
そう言ってツアーにまで呼んでオープニングアクトをさせる・・・

それもLaoWuという男・・・

四暗刻のメンバーはスタッフと共に会場入り、
スタッフ仕事も手伝い、オープニングアクトも頑張り、
そして布衣のステージは客として存分に楽しむ・・・

最前列で盛り上がってた四暗刻のボーカル、
盛り上がりすぎてステージに上がって来て客席にダイブ!!

同じく客席で盛り上がってたドラマーに激突の図(笑)

客も非常に暖かく、「布衣おかえり〜」という気持ちがひしひしと伝わって来た。

ドラムソロもリラックスしていつもよりも長くやっております〜(笑)

バンドにはそれぞれ「歴史」がある。
布衣の歴史はここから始まって、そしてまたここに戻って来る。

ある時にはメンバー3人が日本人になったりもして、
「寧夏のバンドだったのが今や多数決で日本のバンドじゃねえか、ついでにボーカルも日本人に変えちゃえ〜(笑)」
などと冗談で言ったりするが、
やはり布衣は永遠に「寧夏」のバンド、帰って来る場所は大勢の仲間がいるここなんだな・・・
そんなことを強く思ったハートウォーミングなライブでした。

ロードムービー

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2018年9月25日

布衣秋のツアー2018青海省「西寧」

さて、西安から青海省の西寧までは高速鉄道で移動・・・
5時間って・・・東京から博多まで行けるがな・・・(>_<)

青海省西寧へご〜 - Spherical Image - RICOH THETA

何にもない山の中をひたすら進む・・・

列車の中でヒマだったので西寧のことを色々調べていたのが悪かった・・・
標高2275mと知った途端に息苦しさと頭痛・・・(>_<)

前回来た時には何もなかったのよ〜(涙)

まあ風邪ひきさんやし体調にもよるのよねぇ〜
4000mのチベットのラサの時でもすぐに慣れたからまあ大丈夫でしょう・・・

ふうふう言いながらセッティング!!

ここにも地元の若いドラマーが「何か手伝いましょうか」と待ち構えているのだが、如何せんチューニングやセッティングって自分でやるしかなくって手伝えることがないのよねぇ・・・(>_<)

北京から飛行機でも3時間近くかかる辺境の地、バンドからしてもそんなにしょっちゅう来れるところではない。
ファンにしても滅多に生で見れないわけだから盛り上がらないわけはない!!

しかし盛り上がれば盛り上がるほど酸素がなくなるのよねぇ・・・(笑)
・・・と酸欠がとにかく不安(>_<)


酸欠と言えば、爆風スランプでアメリカはコロラドにある帝京大学デンバー校の学園祭に呼ばれて行ったことがあるが、
ライブ中に「やけに息苦しいなぁ」とは思っていたが、そこでも高々1609mである。

まあ年取ってかかった水疱瘡で40度の熱でも叩けたのである、
どんな状態でも「ドラムが叩けない」ということはないだろうとステージに上がった・・・


酸欠や風邪の影響もあるのか、頭がぼーっとしている。
「そもそも自分はドラムを叩いている時にどのように息継ぎをしてるのだろう・・・!(◎_◎;)」
それが全くもって思い出せない・・・

ある時、X.Y.Z.→Aの超高速ツーバスを踏み終えた時に、ぜーぜー言ってぶっ倒れそうになったことがある。
「俺・・・曲中って息してないんちゃうん?」
と思って恐ろしくなったことがある。

この高地で息継ぎなしで叩いてたら本当に死ぬかも知れんので(笑)、
ちょっと自分の呼吸を意識して聞いてみたら、
リズムを叩いている時にはゆっくりと吐いたり吸ったりしているようだが、
フィルとかシンバルを入れる時に無意識に「ホーッ!!」とか「ハーッ!!」とか声を出しているようで(笑)、その時には一瞬深く呼吸をしているようだ・・・


まあそんなことがわかったところでどうしようもないので、ひたすら音楽に集中して叩く!!

見ればステージ袖で若いドラマーが食い入るような視線でこちらを見ている・・・

「滅多に見れんやろうからちゃんと見ときや!!ドラムはこう叩くんやで!!」
などと思いながら叩いているのだけれども、
実はこのドラムセットのシンバルスタンド、シンバルを留める留め金が緩くって、強く叩くとすぐ飛んで行ってしまうのよね・・・(>_<)

気にせず叩いてたらシンバルまで外れてすっ飛んで行った!(◎_◎;)

叩きながら若いドラマーに「こっちに来て直せ!!」と目で指示を送るのだが、
意味がわからないのか、わかってもステージに上がるのははばかられるのか動こうとしない。

「何やってんねん!!すっ飛んで来んかいボケー!!」
こんな時の私は容赦ない・・・入ったばかりのX.Y.Z.→Aのローディーがこの剣幕に恐れをなして次の日に辞めたという逸話もある(笑)

布衣のスタッフが異変に気付いてすっ飛んで来てシンバルを直す・・・

「あの若いドラマーを連れて来てここに座らせとけ!!」
そう指示をして、スタッフがドラマーを連れて来た。

曲間のMCで首根っこを掴んで、
「いいか、お前はここにずーっと座っててシンバルがトラブったらすぐに直せ!!」

物凄い形相でそう言われて若いドラマーが固まっている(笑)

いや別に首根っこ掴んでケンカ腰で言うようなことではないのだが、
ステージの上ではアドレナリンが出まくっているので正常な状態ではないのよねぇ・・・許せ!!

こんな感じ・・・
(写真は終演後に撮りました、まだちょっとビビっている・・・(笑))

まあこれで安心して修羅場に戻れるわけであるが、
この日は酸欠でぼーっとした頭の中で、昔のあるライブのことがフラッシュバックされて来た。

X.Y.Z.→A結成してすぐのツアー・・・

「メタルはJazzなんかと違って毎日連チャンで何本もライブが出来ないのよ」
ということを知らず、1週間の移動日なしのツアーを組んでしまったその最終日・・・

名古屋ELLというライブハウス、
今では大きなホールのようになっている老舗のライブハウスだが、
当時はまだ小さい小さい地下室である。

天井が低く、この小屋にぎゅうぎゅうに客を詰め込むと、
客の頭上には空間がほとんどないという状態になるため、
当然ながら「酸欠」になる。

普通の「酸欠」ではない。
客席の横に細長く設置されている通路兼楽屋兼調理場みたいな空間で、
店の人間がタバコを吸おうとしたらライターに火がつかないのだ。

「酸欠」というより、もう「酸素」自体がない(>_<)

その頃、爆風スランプは活動を休止したばかりで、
その日は偶然にも同じく名古屋でサンプラザ中野とパッパラー河合がどこかで営業仕事をしていたと聞く。

「踏み絵ですか(笑)私たちファンはどちらに行けと言うんです?」
そんなファンの声を思い出しながら朦朧とした頭でこんなことを考えていた。

同じバンドのメンバーが、片や新幹線のグリーン車で名古屋にやって来て、
Runnerと旅人よを歌ってまた新幹線で帰ってゆく。

片や自分で車を運転してこの小さな小さなライブハウスで汗だくになって酸欠と戦っている・・・

実はこの小屋、爆風スランプが最高動員記録を持っている。
客を詰め込むだけ詰め込んで、入れない客が階段の上で待っている中、
演奏を始めたら客が前に押し寄せるので後ろに出来た隙間にその待っている客を入れる。

最前列の客が押されて、酸欠で倒れるのを一番前から救出して、
楽屋兼通路兼調理場から外に連れ出す。

そうすると後ろにまた少し隙間が出来るので外の客を後ろから入れる・・・

よく人が死ななかったと思うが、
これが物理的にこの店に客が入れるマックスの量なわけだから、
この「動員記録」はその後も誰も破ることは出来ないでいる・・・


酸欠になるとこれらの思い出がフラッシュバックして来る。
きっと身体に染み込んでいるのだろう・・・

この日も酸欠の中で朦朧とこんなことを考えてた・・・

片や新幹線でやって来てヒット曲を数曲歌って新幹線で帰る。
片や自分で車を運転してひと握りのファンしか知らない曲を生きるか死ぬかの酸欠で演奏している。

ある人達から見たら私の方を「ミジメ」だと思うかも知れない。
しかし私はそうは思わない。

「俺はここで生きて来て、そして今もここで生きている!!
これから色んなところで演奏もするだろうが、
俺は必ずここに戻って来る!!」

こここそが私が育った場所であり、これからも生きてゆく場所なのである!!

そんな事を考えてると「力」が湧いて来る。
中国の最果ての場所まで来て、
アンダーグラウンドのバンドのドラマーとして、酸欠と戦いながらドラムを叩く自分を、誰がどう思おうが自分はこれを「誇り」に思う!!

こここそが私が生きて来て、そしてこれからも生きてゆく場所なのだ・・・
そんな思いが込められたいいステージだったと思う。


ツアーの中で色んな要素が重なり合って高いレベルの演奏になった時、それをバンド用語で「初日が出た」と言う。
(詳しくはこちらを参照のほど)

布衣にドラマーとして参加して2回目のツアー、
9本目にしてやっと「初日」が出たようだ・・・

大満足な心の裏腹にそんな自分にこう突っ込む・・・

「ほな初日からこう叩けよ!!(笑)」

40年以上ドラムを叩いていてまだまだである・・・
変わらず精進しましょう〜


この日のドラムソロ・・・若いドラマーがいい仕事をしてます(笑)

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2018年9月24日

布衣秋のツアー2018陝西省

さてと、内モンゴル自治区包頭終わってこの日は移動日!!

高速鉄道駅「鄂爾多斯(オルドス)」からは迎えに来てくれた小屋の人の車で、目的地「神木(ShenMu)」まで・・・

南の島の格好のまま内モンゴルの6度の気温にやられた風邪のため、
次の日の現地オフはずーっとホテルで寝ていた・・・(>_<)

本番までには元気・・・でもないけど、セッティング完了!!

ドラムソロ!!風邪には全く影響されません!!

面白かったのは、ドラムを叩きながらふと客席を見ると、
スタッフのヤオヤオ君が最前列で客と一緒に腕を組んで踊っていたこと(笑)

まあ日本だと「専門職」であるはずのスタッフが、
客席に降りて「遊んでいる」とかいう行為はあり得ないことなんだろうけど、
これが中国の悪さでもあり良さでもあって、個人的には好きである(笑)・・・

いつもならライブ終了後にみんなでメシでも行って一杯やるのだが、
風邪をひいているので「ほなワシは寝るし〜」と言うと、
見たらメンバー誰もメシ食いに行かないのね!(◎_◎;)

まあ基本的に酒を飲むのが私だけなので、私が行かなければみんなも行かない。
いつもこの私のためにわざわざ一緒にメシ行ってくれてたんだなぁということがわかりました。(感謝)


さて翌日は早起きして西安まで移動!!
この街は高速鉄道が通ってないのでローカル線で8時間の旅になるらしい・・・!(◎_◎;)

朝メシは列車の中で〜

中国のローカル線は、
硬座:2等座席
软座:1等座席
硬卧:2等寝台
软卧:1等寝台
というチケットに分かれていて、
我々のチケットは软卧:1等寝台!!\(^o^)/

というわけで風邪ひきさんはゆっくり休ませてもらいました・・・

ところが現地オフでもずーっと寝てるので今さら全然眠れない(>_<)

软卧のいいところは、いわゆる「コンパートメント」というやつで、
ひと部屋が丸々貸切メンバーの部屋みたいになるのでぼーっとして時間を潰してたら発覚・・・

8時間ではなく9時間ではないか!!!

西安まで8時間どころか9時間ではないか(>_<) 退屈なのだ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

中国は本当に広い(>_<)
同じ陝西省の中で移動なのに9時間もかかるんだから・・・

着いたら「麻辣烫(串おでん火鍋)」!!

これにビールをくいーっといくと至極の旨さなのだが風邪ひきさんなのでコーラで我慢(>_<)

まったく持って「酒を飲まない」となると晩メシって全然魅力がないのよね・・・
「風邪が治るまで飲まないんだったら晩メシも食わない」と決意・・・

その代わり朝メシ昼メシはがっつり行きます!!(笑)
西安名物の羊肉泡馍(YangRouPaoMo)!!

食ったらセッティング!!

西安は神木なんかに比べるととてつもなく大都会なので、
(中国西北地方最大の街?・・・)
会場もそれに合わせてとてつもなくデカい!(◎_◎;)

セッティングだん!!いや〜今日の会場も広いなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

客も入ったぁ〜・・・

ドラムソロもばっちりキメさせて頂きました!!

途中でリズムを崩して・・・

ロードムービーがアップされました〜

そしてこの日から毎日ほぼ1000km移動の4連チャン!!
この西安終わったら明日は青海省西寧まで700km
明後日は北京まで1300km
明々後日は寧夏回族自治区銀川まで900km

はてさてどのようなことになりますやら・・・

Posted by ファンキー末吉 at:01:40 | 固定リンク

2018年9月18日

布衣秋のツアー2018内モンゴル自治区

太原から呼和浩特まではさすがに飛行機・・・

窓からこの景色を見ると何やらワクワクとしますなぁ・・・

空港に降り立つと空が広い!!(◎_◎;)

しかし寒い(>_<)

南の島からそのまま中国に渡ってるから短パンTシャツしか持ってないのよ〜(涙)

小屋の近くで冬装束を買おうと思いつつ小屋に入ってセッティング〜

そうなんです〜いつもこんな風にだらだらセッティングしてるんです〜

セッティング終わったら楽屋でゴロゴロ〜
そしたらそんなところばっかりカメラで撮られてしまいます(>_<)

いや〜この日も入ったなぁ・・・客・・・

ドラムソロも気合い入れて叩きました!!

打ち上げはラムしゃぶ〜・・・そしてここから体調悪化への道を辿ることになるのです・・・

内モンゴルなので羊を食います!! いや、食わねばなりませぬ!!! - Spherical Image - RICOH THETA

翌日はこの気温!!(>_<)・・・そりゃ風邪引くわのう・・・

フフホト駅〜マッサージ機がありがたい・・・

包頭に向けて出発〜!!

モンゴルに来たらこの曲が頭の中リピートで流れ続ける・・・

私が後期のアルバム3枚をプロデュースした零点復活第一弾のアルバムに収められている曲である。
もともとははボーカルの老五のためにあの時私がドラムをレコーディングした曲であるが、バンドのアルバムにはそのまま収録したらしい・・・

もともとは外モンゴル、モンゴル共和国の楽曲だそうな・・・

呼和浩特から包頭に移動する列車の中でずーっとこの曲を聞いていた。
Wikipediaで見たモンゴルの歴史を思い出しながら、ほぼ全世界を統一しながら滅んでしまうモンゴル帝国、そして同じ民族が争うがためにこうして列強によって分断されてしまう悲しい歴史・・・そしてこの山の向こうにどこまでも続く草原の中で馬を走らせながら「国境どこ吹く風」と大らかに生きているモンゴル人に想いを馳せる・・・
またもう一度この山の向こうの草原に行って星を見ながら白酒を飲んでみたいものだ・・・

http://www.funkycorp.jp/funky/ML/89.html

リハが終わったらさすがに風邪でぶっ倒れた(>_<)
スタッフが薬を買って来てくれた・・・

いつものように風邪のひき始めの漢方と西洋薬。
一応消炎剤の漢方・・・

別のスタッフは私のためにユニクロに服を買いに行ってくれる・・・

グループチャットで「この服なんかどう〜?」と送って来る。
「小さ過ぎるんじゃない?」
「お前の方がデブなんだからお前が着れれば俺は着れる」(笑)

LではなくXLに決定!!
短パンでこの気温はもう死ぬので「ズボンも欲しい!!」

ファッショナブルなのを探そうとするので
「暖かかったらそれでいいんだよ!!」(焦)

「中にもふもふが入ってるのがあるけど・・・」
「それ!!それがいい!!!」

「Mでいいかなぁ・・・」
「俺はお前より足が長い!!腹はお前の方が出てる!!」(笑)

「Lじゃ長過ぎるでしょう・・・」
「俺はお前より背は高いぞ」

「足長いし」
「お腹出てないし」
「僕・・・ダイエットしなきゃ・・・」(笑)

Lで決定!!

上下で1万円ちょい!!・・・いい買い物でした\(^o^)/

ライブ開始!!

この日もいっぱい入ったんだけど、どういうわけやら子供が多かったなぁ・・・
「ドラム教室の子供じゃない?」と言ってたがそうでもないみたい・・・

ドラムソロ!!

ふう・・・ちょっと寝て神木(どこや?)に移動です〜・・・

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2018年9月13日

Funky末吉トリオ(岡崎トリオ?)上海ライブ

今回はあってカンボジアまで行って来ましたが、
その後、帰りのチケットを捨てて南の島でごろん〜

カンボジアシアヌークビル〜カンボジアの離島「コーロングサンローム」〜陸路でタイへ抜けて〜トラートっつう街の寂れた港町で一泊おばちゃんの人情にも触れて〜ボロボロのフェリーでチャーン島へ

途中一度布衣から「明日寧夏まで来て!!」と呼び出しが来たけれども、
結局主催者から前払金が振り込まれないということで行かずに済んだ\(^o^)/

ところがロングサンローム島の浜辺で上海の勝山から連絡が来て、
「9月7日にスケジュール空いてないか」
と・・・

8日から布衣のツアーなので北京に戻ってメンバーと一緒に出発しようと思ってたが、
仕事があるならしゃーないなぁ〜・・・仕事をせねば南の島で美味しいものも食べれません!!

「デパートの営業なんですけどいつものトリオでやれませんか?」
と言うので張張(Zhang Zhang)にスケジュールを聞いてみたら空いてない(>_<)

トリオで自分の楽曲が弾ける人は中国には他にはなかなかおらんぞ・・・
ということで日本から誰か呼ぼう!!
・・・ほな一緒に飲んでて楽しい人がええな〜というわけで岡崎はん!!

「パスポート切れてるがなぁ・・・」
「ほなすぐに更新して来なはれ!!」

というわけでチャーン島の浜辺で「関空ー上海」のチケットをポチリ!!

ここまでは順調!!ところが日本には巨大台風が近づいていて歴史的な被害が出始めている・・・

「えらいこっちゃ!!関空の橋にタンカーがぶつかりよって関空に行けまへん!!」

!(◎_◎;)

見ればアプリの方も
「お客様が乗る予定だった飛行機は関空に着陸出来ませんのでこの便はキャンセルになります」
とメッセージ・・・

!(◎_◎;)

チャーン島の浜辺で大汗かきながら上海までの移動方法を試行錯誤する・・・

「岡崎はん!!名古屋まで行って!!名古屋ー上海なら取れる!!」
まあみんな考えることは同じで、アプリ上で予約をしようと思ってた便がことごとく「売り切れ」になる(>_<)

「新幹線も止まってて高速も通行止めらしいし名古屋まで行けるかなぁ・・・」
と相変わらずのんびりの岡崎はん(>_<)

「どんな手段使ってでも名古屋まで来てや!!」
というわけで何とか名古屋まで来て上海まで飛んだようだ・・・(ほっ)

私の方はのんびりとバンコクまで移動し、深夜便で上海へ〜・・・(順調)

よーしーず台風上陸直前の東京から無事に北京まで飛んだようで、ちょっと遅れて上海へ

まあメンバーが揃えばあとは何とでもなるので上海にてメンバー集合!!日式屋台村でしばし日本を堪能する・・・ - Spherical Image - RICOH THETA
">のんびりと昼飯でも〜

夜は「ファンキーはんと岡崎はん」のライブ〜

2018KaiXinGuo.jpg

満席!(◎_◎;)

ここはいつもイベントでお世話になっているTAKAさんのお店「カイシングオ」!!
いつもお世話になってるので前のりしてここで一度ライブをやりたかったのよね〜・・・

2018KaiXinGuoLive.jpg


次の日は、まあ昼からいっぱいメシ食って〜・・・

今日の昼メシは香港メシ・・・どう考えても頼み過ぎやろ(>_<) まあ今日はデパートの営業ライブの後ライブハウスの2本立てなので食って頑張り給へ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

さてここからが本番!!
まずはライブハウスにてリハーサル!!

今日はデパートでの営業ライブの後にこのライブハウス「LL」に飛び込んでまたライブというのスケジュールなので、ここで2つ分リハーサルさせて頂いてデパートに飛び込みます〜 - Spherical Image - RICOH THETA

実はこの日は2本立てのライブ!!

どうしてそうなったかと言うと、
まずはメインのデパートでの営業ライブの他に、
LL Barという日本人経営のライブハウスのブッキングをしてくれてたのだが、
前日の6日はスケジュールが入っているということで、この日2本立てでもいいからやらせて頂こうということになったのだ。

そもそもデパートの営業時間には音を出せんのでリハーサルが出来ん(>_<)
「アメリカの会社なんでアメリカのロックなど歌って欲しい」
という要望があったので必ずリハーサルはせなぶっつけ本番では出来ん!!

・・・というわけで、このライブハウスに早く入って2本ぶんのリハーサルをさせてもらったというわけだ・・・


飛び出しでデパートへ!!

ひとつ目の本番〜デパートの営業ライブのセッティングちう〜 アメリカの会社らしく「何かアメリカのロックナンバーを歌ってくれ」と(>_<) しゃーないなぁ〜「We're an American band」でも歌いましょうか〜 - Spherical Image - RICOH THETA

途中大渋滞で、本来なら20分で着くべきところを2時間(>_<)
予想通りぶっつけ本番です!!

あとでわかったことだが、
私たちを呼んでくれた会社はKingBabyっつう有名なジュエリーショップ!(◎_◎;)

「ステージではこれ着て下さいね」
というTシャツの値段は1万円超え!(◎_◎;)

何やらアクセサリーを与えられたので、
「終わったらこれくれるんですか?」
など社長さんに聞いてしまったバカな私だが・・・

値段10万円超え!!(>_<)

いや〜そんな高級ジュエリーショップがなんで私なんかを呼んだ(涙)

終わったら飛び出しでライブハウスへ〜

デパート飛び出してライブハウスへ〜満員なんですけど〜!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

何と満席!!!(◎_◎;)

せっかくだからデパートのために練習した「We are an American Band」も歌いました!!
もう二度と歌うこともないやろなぁ・・・(笑)

打ち上げは居酒屋勝でまたまた「钱老板(本当は浅野社長なのだから浅老板なのだが、発音が全く同じなので中国人的にこのように呼ばさせて頂いてます(笑))」にご馳走になりました!!

2日で3本のライブお疲れ様〜居酒屋勝で打ち上げ〜钱老板ご馳走さま〜\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

上海の皆様〜お世話になりました〜!!

次はおそらく布衣の来年春のツアーでお伺いすると思います〜
その前にまた何か営業ライブあったらまた前後に組みます〜

またよろしくね〜

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2018年8月23日

2018年サマードラムスクール西安

一昨年は太原昨年は临沂で行われた中国でのサマードラムスクール、
今年は中国の古都、西安で行われました。

いや〜今年はどういうわけか飛行機代が高い!(◎_◎;)

日本からいらっしゃる先生方には悪いんだけれども、
夜中羽田発、ソウル乗り換えの激安チケットで来て頂いた・・・

私はと言えば「東京ー西安」はむっちゃ高かったので「東京ープーケットー西安」!!
これがなんと「東京ー西安」の直航便よりヘタしたら半額近かったのよねぇ〜

仕事場変更〜!! はかどるかな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

すんませんすんません!!別に自分だけ楽しようというわけではないのです(>_<)

かくして彼らより先に着いた私は、会場にてのんびりしようと思ってたら、
ドラム教室は私たちの前からすでに始まっていた!(◎_◎;)

この人数を4人の先生で教えるのか・・・大変やなぁ・・・

とか何とか思いながらメシを食う・・・

東京組がまだ着かないので寂しくスタッフと二人メシ・・・ 絶対に二人では食いきれません(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

日本組は着いたらまずレストランへと連れて行かれたようで・・・

合流!!そしてまたメシです!!(この日は移動のみでレッスンはなし)

講師と通訳揃いました〜 今日は何もないのでまずメシ〜明日からよろしくです!! - Spherical Image - RICOH THETA

翌日は朝飯食ったらレッスン開始!!

夜の発表会までやることのない二人は兵馬俑に観光に出かけたようだ・・・

ところがここで私が熱中症!!(>_<)

講義をしてる時には叩いてるか、叩いてない時には喋っているので水を飲んでない・・・
そんなにむっちゃ暑いわけではなかったのだが、やっぱ長く水を飲まないとなっちゃうのよね・・・

その日のレッスンも無事終わって発表会ライブ!!

バーベQ!!

烧烤(バーベキュー)と聞いては安静にしてる場合ではありませぬ!! - Spherical Image - RICOH THETA

翌日はちゃんと水飲みながらレッスン!!

今日の授業は水を飲みながら〜 気づいたんだけど、水飲まないと逆に全く喉が乾かない。飲むと初めて「喉が渇いた」と感じる。つまりこれが正常なのよね、気をつけましょ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

そんな感じで無事に2日間のレッスンは終わったのですが、
マッドさん佐々木さんもやっぱ兵馬俑に行きたいということで・・・

ガイドはよーしーず!!

翌日は閉幕式を終えて、西安に来たら必ず訪れる回民街へ〜

前々回はよーしーずが倒れ、前回はマッドさんが倒れましたが、
今回は私がちょっと倒れかけただけで何とか皆さん無事に帰られたようです。

色んな写真がこちらにアップされてます〜

今回のドラムスクールは、私たちの教室だけではなく、
兵馬俑人形作りとか色々プログラムがあったようです。

こちら

はてさて来年は中国のどの街で開催となるでしょう〜・・・

マッドさん、佐々木さん、よーしーずさん、へーすけさん、来年もまたよろしくお願い致します〜

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2018年4月 3日

布衣(BuYi)の内乱

もう10年以上北京での生活を共にする布衣(BuYi)の全中国ツアーに参加している。

知り合った頃は10人も客がいなかったバンドが、
今ではどの地方に行っても100人以上は動員するバンドとなったのは驚きである・・・

今回のツアーメンバーはドラムが私ファンキー末吉、
ベースがよーしーずこと渋谷有希子、
そしてギターは小畑秀光というラインナップで、
「寧夏のバンドだった布衣が今は日本のバンドじゃねぇか!!
いっそのこともうボーカルも日本人に変えちまえ!!(笑)」
と冗談を飛ばす・・・

実はこのメンバーは、私がプロデュースした新しいアルバムのレコーディングメンバーで、まだアルバムは発売前ではあるが、今回のツアーはその新しいアルバムの曲を中心に演奏されるツアーである。

・・・と、このように書くとバンドも順風満帆にと思われることだろうが、実は数ヶ月前にとても大きな事件が勃発していたのである・・・


事件の発端はある日のこと、
「エンジニアの方言(FangYan)がツアー先で酔っ払って足の骨を折ってねぇ・・・」
寧夏から車チャーターして北京の病院に運び込んだんだよ・・・と、共に暮らす北京の院子でLaoWuがそう言った。

「あいつも飲むと酒癖が悪いからなぁ・・・」
その時にはそれぐらいにしか思ってなかったのだが、それが後に大きな問題となって取りだたされるなるとはその頃には夢にも思っていない・・・


前回のツアーの最終地、内モンゴルの赤峰というところに呼ばれた。

その時のブログにも書かれているように、
もともと私は「大太鼓を叩く」ということで呼ばれている。

つまりは「いてもいなくてもライブは出来るのだが、よかったら来て大太鼓でも叩いてよ」という立場である。

ところがその日は結局ドラマーも来なかったので私がドラムを叩いた。

その時には「何か用事があって来れなくなったのね」ぐらいにしか思ってなかった。
何せこのバンドは昔から「メンバーが急に来れなくなったから」と言って代わりのメンバーとして私や他いろんなミュージシャンが駆り出されることはよくあったからである。

まあ当時は全くと言っていいほど金にならないバンドだったので、
何か金になるオイシイ仕事があったらそちらを優先することは「しゃーないなぁ・・・」という状況だったのだから仕方がない。

ところがここ数年は布衣の方が見入りがいいのか、当時は「Funkyが忙しくて来れないから」と言って駆り出されていた芳芳(FangFang)が正式メンバーとして居座って(笑)いるので全く呼ばれなくなったなぁ・・・と思っていたのだ。


その時に言われたメンバーチェンジの話も、今から思えば私にとってはちょっと引っ掛かる話だった・・・

何せこのLaoWuという男、自分から「バンドをやめてくれ」と言うことが出来ない男なのだ。

最初のドラマーをクビにする時にも一年言い出せずに待っていたと言うし、
ベースのLinNaが妊娠した時も「バンドは新しいベースを探す」とは言えずに「じゃあその間休んでいてくれ」ということにしていたことも私は知っている。

ある時、日本にLaoWuを呼んでどっかのバーで一緒に飲んでた時にこんなことを言ったことがあった。

「実はギターのZhangWeiがバンドをやめちゃうんだ」

LaoWuのとても悲しそうな表情が印象的だった・・・
私は逆にとても明るくこのように言い返した。

「そりゃよかったなぁ!!これでバンドはもうお前ひとりのもんだ!!
今までみたいにZhangWeiに譲歩しながらやってゆく必要はない。
もうこれからはお前の思うようにバンドをやっていけばいいんだよ。
おめでとう!!(笑)」

LaoWuはとてもびっくりしたような顔で私を見て、
そして何か吹っ切れたようにちょっと笑って私と乾杯した。

布衣というバンドは元々ZhangWeiのバンドで、
そこにLaoWuは後から加入して来た。

当時寧夏の田舎街でいち早くロックをやってたZhangWeiは、
当時LaoWuを含め、田舎の若者たちの憧れの存在だったのだ。

だからLaoWuはいつもこう言ってた。
「俺はバンドで歌わせてもらってるんだから・・・」

どこかで聞いたことがあると思ったら二井原が私にこう言ったことがある。
「俺はな、こんな素晴らしいミュージシャン達と一緒に音を出して、そこで歌わせてもらってることを本当に幸せに思うんだ」

歌手(Singer)とボーカリスト(Vocalist)の違いというブログでも書いたが、
私にとって本当に「こいつってバンドのボーカリストなんだな」と思うのは二井原とこのLaoWuだけである。

二井原がバンドのレコーディングリハの時に他の誰よりも早くスタジオに来て、
いそいそとマイクをセッティングしてリハを録音し、
それに自分のアイデアを家でダビングしていそいそとバンドみんなにメールしている姿と、
朝早くからZhangWeiの機材を積み込んで会場入りして、
ZhangWeiが来るまでにその機材をセッティングしてあげてるLaoWuの姿はいつもダブって見えてたのだ。

バンドのリハーサルでいつもLaoWuとZhangWeiが喧嘩してたのは見てたし、
そんなZhangWeiがバンドをやめるとなったらむしろホッとするんじゃないの?
それでもLaoWuは悲しいのか・・・いいヤツだな(笑)などとその時は思っていたのだ。

だからバンドのメンバーがまとめて3人も脱退するなんて私にはちょっと信じられない事実であったが、
「まあバンドには他の人が知らないいろんなことがあるからな」
とその時はそれぐらいに思っていた・・・


脱退した後に、実は私はギターのMiaoJiaとLaoWuとを同じイベントにブッキングしていた。

「もう一緒にステージには立てないから」
とLaoWuが言うので
「こいつみたいなヤツでもここまで人と揉めるんだなぁ」
とびっくりした。

布衣としてはギターに小畑秀光を呼ぶのでそれでよいが、
爽子のバックバンドとしてもMiaoJiaをブッキングしているので外すわけにはいかない。

まあ呼び出したんだから私としてはMiaoJiaと酒でも飲む。
「バンド脱退したんだってねぇ・・・」
そう聞く私に彼は
「いや〜ギャラが安くてやってらんね〜よ」
と笑いながらそう言った。

「子供も生まれて今俺は最低でも月に2万元の稼ぎが必要なんだ。
とてもじゃないけどやってらんね〜」

多い時にはバンドを9つ掛け持ちしていたこいつだが、
最近は布衣ひとつになったので生活してゆけなくなったのかな・・・

その時はそのぐらいに思っていた・・・


しばらくして、親しくしている業界人LaoLuanから電話が来てこんなことを言う・・・

「おい、知ってるか?LaoWuとFangYanのこと・・・
実はあれはツアー先で二人が酔っ払って喧嘩して、LaoWuがFangYanの足をへし折ったってよ・・・」

!(◎_◎;)

「このことはFangYanは何も言わないんだけど業界の噂でね」
と言い足してから電話は切られたが、私にはちょっと信じられないような話である。

10年以上一緒に暮らしていて、LaoWuは人と喧嘩をするようなそんな人間ではないのである・・・ましてや人の足を折るほどの暴力を振るうなんて・・・

私はすぐにLaoWuを呼び出して詰問した。

「お前と俺は家族だ。
最終的には人が何を言ったって、最終的には俺はお前の言うことを信じる。
俺にだけは本当のことを言え。それがどんな事実だったとしても俺は家族としてお前を守る」

LaoWuの反応は、私から突然そんなことを言われてびっくりしたのと共に、
今から思えば「状況はそこまで来たか・・・」という表情もあったようにも思える。

「そんなことはあり得ないよ!!その現場は寧夏の友達がみんな見てたし」
真っ正面から否定するLaoWuの表情にウソはないように思える。
いや、そもそもそんなウソをついたり出来るような男ではないのだ・・・

「じゃあ誰がそんな噂を流した?FangYanは自分からはそんなことは言ってないと言ってるぞ」

答えを聞くまでもない。
その場にいたのは当事者であるLaoWuとFangYanと寧夏の友人たち、
そして「バンドのメンバー」だけである・・・

「MiaoJiaか?」
私はとっさにギタリストの名前を口に出した。

他の二人のやめたメンバーは性格的に攻撃的な人間ではないので、
そんな悪意を持った中傷を流すならこいつかな、と私は思ったのだ。

「ちょっと彼と膝付き合わせて話に行くよ・・・」

とLaoWuが言ってそれでこの話は終わっていた・・・
しかしそれから後に、想像もしなかった大きな問題が起こるのであった。


今年に入って私は70本近くの日本ツアーを行っていた。
そのツアー先で、とある業界人がこんな文章が出回ってると送って来てくれた。

声明:布衣楽隊は正式にボーカルのLaoWuをクビにします!!

!(◎_◎;)

全くもって理解に苦しむ声明である・・・
私の見解では、布衣はZhangWeiが脱退した後にはもう「LaoWuのバンド」なのである。

誰がこんな声明出したの?・・・

この声明には、LaoWuがどれだけ酷い人間か、
マネージャーと結託してバンドの収入を独り占めしてるとか、
暴力的な人間でエンジニアのFangYanの足を叩き折ったとか、
まあ目を覆うようなことが書かれていて、
最後には脱退したメンバー3人の名前が連盟で書かれている・・・

私はツアー先からすぐにLaoWuに電話をした。
「何なの?これ・・・」
正直全く意味がわからなかったのだ。

こんなことして誰が得をすんの?・・・

私は真っ先にそれを思った。
何せ布衣の詞曲のほとんどを作っているのはLaoWuで、
その3人がLaoWuをクビにして布衣を名乗ったところで、
別のボーカルがそれらを歌って今よりも歓迎されるはずがない。

つまり今まで2万元も稼げなかったんだとしたら、
これを断行したところでもっと稼げるようになるわけがないのだ!!

明らかにこれは「嫌がらせ」・・・
誰も得をしないんだったら憎っくきLaoWuに損をさせる目的以外の何ものでもない。

布衣側としては正式に声明を出して、当然の如くこれを否定した。


その後、何事もなかったかのようにツアーが始まっている。

ツアー前の取材で
「今回のツアーは大幅にメンバーが変わってその影響などはありませんか?」
という質問に対してLaoWuはこう答えている。

「何言ってんですか、今回のドラムはアジアドラムキングのFunkyですよ。
布衣の1枚目のプロデューサーでもあります。
レベルが上がることはあっても下がることは決してない!!」

つまり「Funky」という名前を「品質保証」に使ったわけだ(笑)

よいよい、いくらでも使うがよい!!
私の仕事はその期待を裏切らないプレイをすることである。

ずーっとそれをやって来たから今がある・・・

やめた3人のメンバーにも言いたい。
お前たちが戦うのはそんなところではない、「音」で戦うべきなのである。

今回のツアーで
「やっぱ昔のメンバーの方がよかったよね」
と言わせられればお前らの勝ち、
「今回の布衣は前の布衣より数段よかったよね」
などと言われたとしたらお前らの惨敗である。

まあ悪いけど惨敗で終わるじゃろうな・・・(笑)

そんな人を陥れるような文章を考えるヒマがあったら、
どうして「他のプレイヤーには絶対に出来ない音」
(テクニック的にという意味だけでなく、独自のスタイル、サウンドという意味で)
ををもっと頑張って作り上げとかない!!

少なくとも日本人のギタリストにコピーされて「そっちの方がよかった」などと言われたとしたら、ボーカルをクビにする文章を送りつける前に、お前はバンドで何をやっていた?

悪いが私は今回のツアー終わって次に別のドラマーが代わって叩いたとしても
「やっぱFunkyさんの方が凄かったな」
と言われるようなプレイをしてる自身はあるぞ!!

まあ今から言ってももう遅いだろう。
お前も次の自分のバンドで頑張ってそれを成し遂げろ!!

何か助けが必要なら遠慮なく言え!!いつでも助けに行ってやるぞ、説教付きでな(笑)


今回の事件で私が真っ先に考えたのは、私がこの争いに「巻き込まれ」たりしないかということだったが、どうやらそれも杞憂に終わったようだ。

昔もっと大きな事件零点(LingDian)のボーカルとのメンバーとの訴訟劇があった時も、私は「中立」の立場を貫いた。

ボーカル小鸥(XiaoOu)のバックもやるし、零点のアレンジもやる!!
そもそもスタジオミュージシャンなんて究極にはゴルゴ13みたいなもんなんだから(笑)、請け負った仕事は思想、宗教などに関係なく完璧にミッションを遂行すればそれでよい。

この敵ばかりを作りたがる中国人社会の中で、
長年に渡って誰からも敵視されない希有な立場にいられるのもこのポリシーがあってのことである。

大事なのは仕事、音楽!!・・・そして「人間性」である・・・


LaoWuが酔っ払ってケンカしてFangYanの足を叩き折ったなんて誰がそんな話信用するだろう・・・

もし信用したとしたらそれはLaoWuの「日頃の行い」である。

かく言う私も日本でとある大きなプロジェクトのミーティングでこんなことを言われたことがある。
「問題なのはお前の性格だ!!お前はキレやすい!!」

私は悩んで色んな人に相談したが、みんな笑って取り合わない。

「末吉は仲間うちの中では相当温厚な方やと思うよ」と和佐田。
「もし末吉さんがキレたとしたら、それはその人はきっとよっぽど酷いことをしたんでしょうね」と沼澤。

だから人と争ったりしてはダメなのだ。
(JASRACとの戦いは別にして・・・(笑))

LaoWuにもこう言って説教をした。
「お前ももう昔みたいな無名のアンダーグラウンドミュージシャンじゃない。
人はな、有名人のいいところなんて見やしない。
悪いところを見つけてはそればっかり吹聴するんだよ。
だからもうお前も人と争うな」

これは自分にとっても大きな戒めとなる。
いい歳こいて人と争って人生何が楽しい?・・・


余談として、長年LaoWuやFangYanと暮らした院子が取り壊しのため出て行けと言われている。

LaoWuは今まで通りみんなで一緒に暮らそうと思っているようだが、
FangYanの方はもうLaoWuと一緒には暮らしたくないようだ。

きっとべろんべろんで何も覚えていない状態で、人から
「LaoWuがお前の足を叩き折ったんだよ」
などと言われて
「そうかも知れない」
などと思っているのかも知れない(笑)

まあ「人の感情」ばかりはいくら兄貴分の私としても立ち入ってコントロール出来たりするもんではない。
問題はどちらもが「Funkyは自分と一緒に住むだろう」と思っていることである。

私は迷わずFangYanを選んでLaoWuにそう通達した。

「お前の周りにはもう色んな人がいて、俺がいなくたって十分楽しく暮らしていけるだろ?
FangYanは俺がお前んとこ行ったとしたらきっと寂しく思うだろうからな」

ロックとは「強い」音楽である。
だからロックを志す者は常に弱い者の味方でなくてはならないと思っている。

足を折って数ヶ月働くことが出来なかった「家族」のひとりを、
今度は私が助けてやらなきゃなんないんじゃないかな・・・

性格的にはめんどくさいヤツなんやけどな・・・しゃーないなぁ・・・(笑)

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2018年4月 2日

3ヶ月ぶりの中国は壁越えとの戦い(>_<)

3ヶ月も中国を留守にしてたらすっかり忘れてしまってた・・・

中国ではTwitterやFacebook、YouTubeなどにアクセス出来ないようにされている。
これを万里の長城になぞらえて「グレートファイアーウォール」とか呼ばれている。

一番困るのがGoogleもこの対象で、検索どころかGmailとかにもアクセス出来ないことである(>_<)

私は友人である奥野龍太郎氏の紹介で「12vpn」というのをメインで使って「壁越え」というのを行なっている。

まあこのグレートファイアーウォールを飛び越えて、海外の規制されてないサイトに直接接続するみたいなニュアンスである。

ところがiOSにインストールしていたプロファイルが期限切れ(>_<)
それを更新するためには12vpnのサイトに行って最新のプロファイルをダウンロードせねばならない・・・

でもね、上記サイトと同様に、それに裏技でアクセス出来るようにするサイトに中国政府がアクセスさせるわけがない(>_<)

当然ここに繋ぐにも12vpnのような「VPNソフト」を使わねばならないのだが、
その12vpnのサイトにアクセスするためのVPNをダウンロードしたいのにそこには12vpnがないとアクセス出来んという本末転倒(>_<)

しゃーないので予めインストールしてあった「VPN express」というソフトを久しぶりに開いてみる・・・

中国ではこのように壁越えのアイテムをいくつか用意してないといざっつう時に困るのよねぇ・・・

・・・ってか長くこれにもアクセスしてないのでいざっつう時にサインイン出来ん(>_<)

困った時の奥野龍太郎頼みで連絡を取ってみたら「ワンコインVPN」っつうのを紹介してくれた。

これが試してみたら爆速で、もう12vpnすら全く繋いでいない!(◎_◎;)

通常vpnソフトに繋いだら、逆に中国国内のサイトにアクセスするのがむっちゃ遅くなるのだが、このvpnは全くそれが気にならない・・・!(◎_◎;)

vpnを繋いでることを忘れてしまうぐらいなのである・・・

というわけで、じゃあ結構な費用がかかる12vpnを解約しようかと思ったらやはりそうはいかない。
この「壁越え」は中国政府の規制との「イタチごっこ」なので、いつ何時そのサーバーをブロックされるやらわからないのだ・・・

しゃーないなぁ・・・しばらく3つとも使い続けますか・・・

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2017年12月18日

20度で寒がる南国の人々!(◎_◎;)

昨日の北京はマイナス7度・・・
地方で仕事でよかったと思いきや、その靖江もマイナス1度(>_<)

武漢にやって来て、夏は40度以上になる中国で一番暑い街だと思ったらやっぱマイナス1度(>_<)

京都と一緒で夏暑いところって冬寒いのよねぇ・・・

そんな中でFacebookを見たら、タイに住むY嬢がこんな書き込みを・・・

「あまりの寒さに目が覚めた、ムッチャ寒い、風邪引きそう」

SamuiYangzi.jpg

おい!!おかしいやろお前!!・・・

と思ったら続々と同じような書き込みが・・・

バンコク
SamuiBangkok.PNG

ホーチミン
SamuiHochimin.PNG

いや、おかしいやろ、お前ら!!!!(◎_◎;)

そういえば前回ホーチミンの市場に行った時、地元の若い女性がダウンジャケットを買っていた・・・

「こんな南国でなんでダウンジャケットなんて売ってんの?」
と不思議だったが、
「寒い国に旅行にでも行くのかな」
と思ってたら実は違っていた。

この国の人は20度切ったら風邪ひくんやと!(◎_◎;)

そういえばダナンに行った時にも、焼肉屋に行って、
露天の店だったのだけれども雨が降ったのでテントを張り出してて、
煙いし暑いしで外へ避難したんだけれども・・・

よく見ると地元の人、革ジャン着込んでちゃんと上までジッパー上げてるし!(◎_◎;)

もうね、皆さん北京とか八王子とかに招待したい!!
そこでひと冬過ごしてから帰って下さい!!

20度は暖かいよ・・・(涙)

というわけで今日の武漢での仕事終わったら、本当に20度で風邪をひくのかそっちに行きますので!!(キッパリ)

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2017年12月17日

靖江(JingJiang)日本料理店開店イベント

まあ色んな「仕事」があるもんである・・・

「日本料理店の開店イベントでドラムを叩いてくれ」
と言われたら、きっとそこのオーナーとか料理長とかが日本人で、
爆風のファンとかで「是非ファンキーさんに」とか言って実現したのかなと思ったら、
来てみたらひとりの日本人スタッフもいない純中国人による超高級日本料理店!(◎_◎;)

日本料理店なんだから日本人で、中国でも有名な人・・・
というわけで白羽の矢が立ったらしい・・・!(◎_◎;)

よくある話で当日入りで十分なスケジュールだったところ、
前の日の朝一番の飛行機で無錫の空港に降り立ち、
車に乗せられて靖江(JingJiang)という街に連れて行かれる・・・

靖江(JingJiang)は一度Pearlの活動の初期に来たことがる。
こちら・・・この活動が始まってもう9年も経ってるんやなぁ・・・シミジミ・・・

寝不足なので午後はホテルで休ませてもらって、
夜にはその日本料理店で接待を受ける・・・

もうね、こんなに食えんて(>_<)

ふうふう言いながらなるだけ全部の料理に箸をつけ、
半分以上残してその場を後にする・・・(>_<)

JingJiangNokoshita.jpeg

もうね、この大トロの刺身を一切れ残してしまったのが悔やまれるぐらい、
まあそれぐらい満腹だったということです・・・(笑)

次の日の昼メシはこれ!!

もうね、全く食い切れません(>_<)
とりあえず満腹でドラムのチューニング!!

今日は靖江という街の日本料理屋のオープニング記念でドラムを叩きます〜 日本人スタッフが誰もいない高級日本料理屋・・・レアな仕事です(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

こんな環境で演奏するのもレアやなぁ・・・

まあしかしどんな環境でもやることは同じ!!
命がけでドラムを叩けばそれでいいんですよ・・・

というわけで命がけで叩いたらウケた(笑)

「日本料理ばかりではなんでしょうから晩御飯は地元の料理を・・・」
というわけで何やら高級な中華料理店に連れていかれる・・・

まだ全然腹が減ってないんですけど・・・(>_<)

そこで出て来た石焼ステーキ!!

JingJiangSteak.jpg

もうね、ほんまにレンガみたいな石でじゅうじゅう焼いてるんですけど(笑)

そう言えば昨日も日本料理店でファグラを乗せたステーキが出た・・・

JingJiangFagra.jpg

中国人は昔は牛肉はそんなに食わなかったんやけどな・・・
まあ生魚も食わんかったけど、美味しいとわかったらもの凄いもんな・・・

とわけもなく感動・・・(笑)

これ以外は地元の料理、揚子江で獲れたエビとか貝とか魚とか・・・
と言いつつ魚の中ではこれが絶品!!

JingJiangFugu.jpg

河豚(フグ)ですな・・・

河豚のこのような料理法は青島の迎賓館でもご馳走になったが、
日本の、ほぼ生のままで食べるのと違って、味が強烈に濃い!!

河豚の肝もちゃんとあって、それがちょっと変わったファグラのようで非常に美味だったぞよ・・・(感涙)

そして最後のシメはこれ!!

ホテルでこの料理のプロモーションビデオが流れてたけど、
職人が薄く伸ばしたこの小麦粉を試しに口でぷうっと吹いてみるのな。
そしたら自分の頭より大きく膨らむ!(◎_◎;)

そこに蟹ミソのスープを入れて、それを小籠包みたいに蒸すわけですな。

JingJiangXieHuangTangBao.JPG

中には蟹のミソが入ってて美味!!

・・・というわけで仕事レポではなくてまるで食レポ!!(笑)
でもドラム叩くのは30分、接待を受けるのは2日間、これも大事な「仕事」です・・・

さようなら靖江〜また呼んでね〜

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2017年11月 3日

四川省ひとりドラムツアー

これはPearlドラムの活動ではないのだが、
アジア各国で活躍しているギタリスト谷本光くんからの紹介で実現したツアーである。

ワシも行ったことない中国の田舎町に行っている日本人ミュージシャンって凄いと思うぞ〜

というわけで例によって、指定された飛行機に乗って、「綿陽(MianYang)」という聞いたこともない空港に降り立つ・・・

そしてまた例によって初対面の人の出迎えを受け、隣町の「江油(JiangYou)」という街まで車で揺られて1時間!!

車の中でこの3日間の予定を聞く・・・

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10155455585574900&set=a.10150242308869900.331750.750399899&type=3

ふむふむ・・・翌日はこの「江油(JiangYou)」でドラム叩いて、
翌日はもっと田舎の「梓潼(ZiTong)」というところに行って、
次の日は「徳陽(DeYang)」というところに行って成都の空港から北京に帰る、と・・・

まあ蓋を開けてみたら順番と帰る空港は違ってたんですけどね(笑)

とりあえず例によって着いてすぐに初対面の人たちと宴が始まる・・・

成都などで食べる四川料理は麻辣(マーラー)と言われ、ピリリと辛い山椒で舌が痺れるのが特徴ですが、ここのは麻(マー)がなくひたすら辣(ラー)!(◎_◎;) 手前右の魚料理は辛い上にちょっと酸っぱくて絶品!! その隣は鴨の頭、ひたすら辛い!! ぐるりと回して魚の反対隣の料理は牛すじだと思って食ってたら牛のちんちん(笑) いや、言われなければ牛すじですよ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

360度画像をぐるりと回すと、
「牛スジ」だと思って食ってたこの料理は何と牛のちんちんだったようで・・・

まあ言われなければ立派に牛スジ!!(笑)

JiangYouHorumon.JPG

翌日の昼飯はホルモンをご馳走になったのだが、
聞けばこの辺はホルモンが有名らしい。

何故かと聞いてみたら、
この辺の料理の味付けがホルモンに合っていて、
それでホルモン料理が発展したのだとか・・・

へ〜・・・

JiangYouSoup.JPG

この地元で大人気のホルモン屋では酢とネギだけを入れたスープが出て来た。
実はこの辺は近所で四川大地震があったところらしく、
その大地震の時にお湯に酢を入れてスープにしたのが発祥らしい・・・

へ〜・・・

というわけでいつものようにひとりドラム・・・
しかしUPされた動画を見て、こんな田舎町でこの場にいない二井原さんが絶叫しているのが面白かった(笑)

夜は激辛串鍋!!

JiangYouHotPot.JPG

翌日は午前はドラム教室!!

今日は午前はドラムクリニックして午後は隣町に移動〜 質疑応答では熱心な父兄の質問にこう答えたぞ。 「私は全中国50以上の都市を廻って数多くの天才ちびっこドラマーを見て来ました。でも数年後にその街に行ったらほとんどの子供はもうドラムなんて叩いてない。大事なことはね、続けることなんです。私はもう43年ドラムを叩いてる。ここにいる子供達がもし43年ドラムを叩き続けてたら、きっと今の私なんかよりもっと上手くなってるでしょう」 - Spherical Image - RICOH THETA

そのまま移動して徳陽へ!!

隣町の徳陽に着いてチューニングとセッティング完了〜 透明のドラムセットなんて久しぶりに見た〜!(◎_◎;) 今日は向かい合って叩くのね〜 - Spherical Image - RICOH THETA

本番終わったらまた激辛串鍋!!(>_<)

そして最終地の梓潼県!!

県というのは中国では市より小さな行政地区、
ゆえに今までの中で一番田舎です・・・

地元の人に朝食わされたビーフンでもう辛いの限界!!(涙)

朝からこれは辛いわぁ・・・
と思ってたら昼飯もまた色々辛かった(>_<)

一番の田舎町のはずなのに会場は一番大きかった!(◎_◎;)

ごっつい田舎町のはずやのにまたでっかい会場借りたもんやなぁ・・・!(◎_◎;) 現地の老師達とのセッションリハーサルなう〜 今日は2曲共許魏の曲・・・いや、確かにこのアルバムはワシがレコーディングしたんやけどな、発売ツアー廻ってもう10年以上経ってるし、オリジナルと既にバージョンも違うし・・・まあやるけど(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

今回はそれぞれ地元の老師たちとセッションをしたのだが、
やはり許魏(XuWei)の曲が多かったな・・・

彼の大ブレイクと共に「Funky」というドラマーも「許魏(XuWei)のドラマー」として全中国で有名になったようだ。

そして最後はまた火鍋!!(号泣)

四川省の田舎町3本ツアー終了!! でもね、さすがのワシも3日連続激辛火鍋はキツいわ(>_<) 今日なんかドラム叩きながらラー油が込み上げて来たもんな・・・ しゃーないなぁ〜(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

もうね、3日連続はさすがに食えんかった(涙)

その後、地元の人たちの強い勧めで地元のバーに飲みに行った。
そこでみんなが歌ってくれたのがBEYONDの海阔天空。
図らずして黄家駒の遺作となった曲である。


こちらのリンクをブラウザかYouTubeアプリで開くと360度画像で見られます)

なんか涙が出て来たな・・・

ありがとう地元の新しい朋友たち!!
来年はもっと田舎もブッキングしてくれるそうなので10日間ぐらい空けることを約束してこの地を後にした・・・

肛門が痛い(>_<)

ひとりドラムの軌跡はこちら

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2017年10月 7日

布衣(BuYi)メンバーチェンジ?

ダナンで原稿を書いている時に、LaoWuから連絡が来た。
「赤峰のコンサートに小畑秀光を呼べないか?」

まあヤツもヒマなら来るだろうということでスケジュールを聞いてやる。
いつもならチケット取ってやったり色々するのだが、
何せもうJASRACとの戦いで散財してしまって日本円も中国元もほとんど残っていない(>_<)

「スケジュール空いてるみたいだからチケットはお前らで取ってくれや〜ワシ金ないし〜」
などと返信したからだろうか、
「じゃあFunkyもおいでよ〜」
ということになってワシも今、内モンゴル赤峰にいる。

3曲だけゲストで、あとは中国大太鼓でも叩いといてや〜
という仕事はむっちゃ楽である。

ドラムならそうはいかないけど、大太鼓だったら知らない曲でも何とかうまく合わせられるし〜\(^o^)/

見ればよーしーずこと渋谷有希子もベースで呼ばれて来ておる。
ギターの小畑と何やら深刻に曲の確認作業などをやっておる。

頑張るのぢゃ〜ワシは大太鼓じゃけんのう〜

・・・などとタカをくくっていたら、
「ドラムのFangFangが来れなくなったって。Funkyさん全曲叩いて〜」

!(◎_◎;)

というわけでワシが全くタッチしていない新しいアルバム等の曲を一生懸命譜面にしている。

「叩けない曲は別の曲に変更していいから」
とか言われるのだが、
「叩けない」などと言われたらワシ自身の「メンツ」に関わることなので、こうして全曲譜面にしているというわけだ。

さてそんなわけで今回のこのツアー、
最終日の赤峰コンサートは、どういうわけだかボーカル以外全員日本人のバンドになってしまったというわけだ。

buyitour2017.jpg

全くもってこいつらはいっぱいツアーをやる。
この規模のツアーを年間数本やっているのでLaoWuは全然家に帰って来ない・・・

旦那がずーっと家に帰って来ないわけだから、ブチ切れた奥さんの愚痴を時々ワシが聞かねばならないという毎日である(>_<)

まあ知り合った頃には食うや食わずのバンドだったこいつらが、
今ではこうして全中国ツアーが出来て、
どの都市でもライブハウスが満杯になろうというほどになったのだから、
奥さんはともかく(笑)ワシにとっては非常に嬉しいことである。


だいたいにしてこのLaoWuという男、
およそ「成功したい」とか「金が欲しい」とかに対して全く無頓着な人間である。

バンドはヒット曲が出ればボーカルひとりで金が稼げるというのに、
「今回のライブはひとりで来て下さい」
などと言われたら、
「じゃあ4人友達連れてっていいか?寂しいから」
などと言うような男である。

メンバーチェンジも自分からは絶対に言い出せない。
最初のドラマーをチェンジするのに一年かかったという話も聞いたことがある。

爆風銃(Bop Gun)のメンバーを40人もメンバーチェンジして、
最後にはケンカ別れしてバンドを解散させたワシなんかと真反対である。

女性ベーシストのLinNarが妊娠した時も、
生まれても子育てとかあるわけだからメンバーチェンジを考えていたのだが言い出せない。

「じゃあしばらく休めよ」
となって、彼女は子育てのためアメリカに移住。

でも
「アメリカにいたってただの主婦、でも中国に帰ってくればロックスター」
というわけで最近また長いツアーの時には子供を預けてバンドに復帰している。

とある音楽関係者がワシにこんなこと言ったことがある。

「いいバンドなんだけどねぇ・・・惜しいよねぇ・・・ドラムとベース・・・
どうしてメンバーチェンジしないのかねぇ・・・」

そんな男じゃないんですよ、そう言いたかったんだけど、説明が難しそうだったからその言葉を飲み込んだ。

ところがここに来て、メシ食ってる時にLaoWuがこんなことを言った。

「来年からツアーはこのメンバーで廻ることにするから〜」

!(◎_◎;)

「とりあえず春は3ヶ月ぐらい、夏はフェスとかに出て、秋はまた3ヶ月ぐらい・・・」

!(◎_◎;)!(◎_◎;)

バンド内に何があったのかはわからない。
ケンカするような男じゃないから、きっとみんなこの長いツアーには疲れ果ててしまったのだろう。

ドラムのFangFangもギターのMiaoJiaも子供が生まれたばっかり、
ベースのLinNarも子供ずーっと旦那に預けてほとんどツアーなんか廻ってたらそれこそ家庭崩壊してしまうだろう・・・

ワシはええよ、どうせそんな人生やし(笑)
しゃーないなぁ〜お前がそんなに家に帰りたくないならワシが付き合ってやろう!!

しかしワシまで院子におらんなったら誰がLaoWuの奥さんの愚痴を聞いてやるんじゃろう・・・

まあバンドマンと結婚したんだからと思って我慢して下され!!

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2017年9月14日

モンゴルの砂漠

ちょいと古い話になるが、5月に寧夏回族自治区の銀川のドラム教室開校式に呼ばれた時の話・・・

北京で一緒に暮らしているLaoWuのバンド、布衣楽隊の初代ドラマー欧老師、日去年の中友好こども(大人も可)サマードラムスクールにも参加してくれた彼が地元に大きなドラムスクールを開校するというので呼ばれたのだ。

69music.jpg

それにしても中国語では「69」と「ロック」は何も関係ないのに何故「69音楽文化」!(◎_◎;)
まあ長い付き合いになりそうな名前である・・・(笑)

さてここで講師デモ演奏でドラムをぶっ叩いて打ち上げ!!!

画面反対側の羊の肘の部分も凄いのですが、いろいろご意見はおありでしょうが私的には寧夏回族自治区で一番美味いのは手前の炒烩肉、羊肉を炒めた焼きそばのようなもので、これをオカズに白飯が最高!!! - Spherical Image - RICOH THETA

夜にはよく出演させて頂いたライブハウスへ行ってみる・・・

地震のために帰国していたネパールのバンドが戻って来てた。
「ネパールはメタルが人気だよ、ツアーにおいでよ」
という彼らと是非今度一緒にネパールツアー行きたいな・・・

中国最果ての街に出稼ぎに来ているネパールのバンド、ネパール大地震で一時帰国してましたが無事戻って来たようです。 「ネパールはメタルが人気だよ、ツアーにおいでよ」と誘ってくれるバンドメンバー、ウェイターみんな、よき友達です。 いつかこいつらと一緒にネパールにツアーに行きたいな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

さて次の日にはドラムクリニック!!それが終わって砂漠に行く!!

銀川69音楽文化創立記念日特別ドラム講座終了!! もうだいぶカリキュラムが固まって来たな・・・ これから砂漠に行ってドラムを叩きます!! - Spherical Image - RICOH THETA


そうなのだ、「砂漠で活動(HuoDong)があるから」と言われてたのでもう一泊スケジュールを空けておいたのよ・・・どうなることでしょう・・・

というわけで本題!!そこからみんなで車に乗って砂漠へ向かう・・・
夕方には県境(と言うのか?笑)を越えて内モンゴル自治区まで行ってやっと目的地に到着・・・

途中の道は何にもないこんなところです・・・(パノラマ写真)

69SabakuRoad.jpg

以前行った呼和浩特(フフホト)の物語を思い出す・・・

まあ着いたらお決まりのモンゴル人の儀式・・・

白酒を飲んだら(飲まされたら)宴会!!(笑)

69SabakuEnkai.jpg

可愛いウェイトレスさんもいます!!

69SabakuGirl.jpg

ちなみにこのモンゴルパオは次の日見たらこんな感じでした・・・

昨夜大宴会を繰り広げたところはこんなところでした〜モンゴルパオ!! - Spherical Image - RICOH THETA

食ったらその場でセッション!!

外でもセッション!!

花火大会!!

69SabakuHanabi.jpg

子供もセッション!!

69SabakuKodomo.jpg

お見合い?(笑)

69SabakuOmiai.jpg

そんなこんなで酔いつぶれてモンゴルパオで雑魚寝するのですが、
翌日見てみたらこんなところ・・・

宿泊はモンゴルパオで雑魚寝!! - Spherical Image - RICOH THETA

そして朝外に出てみたら凄かった!!
砂漠はこんなところ!!!

起きたら砂漠に朝日が昇ってます!! - Spherical Image - RICOH THETA

ニワトリも山羊も飼ってます・・・

ニワトリも山羊も飼ってます・・・ 昨夜食ったのはこれか?!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

アヒルも飼ってます・・・

アヒルも飼ってます・・・食うのか?!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

砂漠はこんなところ!!

砂漠はこんなところ!! - Spherical Image - RICOH THETA

ちょっと歩くと湖もあります!!オアシスですね・・・

ちょっと歩くと湖もあります!!オアシスですね・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

砂漠のオアシスには花も咲いてます・・・

砂漠のオアシスには花も咲いてます・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

砂丘に登ってみると人間とはいかに小さいものなのかがわかります!

砂丘に登ってみると人間とはいかに小さいものなのかがわかります! - Spherical Image - RICOH THETA

こうしてまた一日かけて銀川まで帰り、私は日本へと帰路に着くのでした・・・

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2017年8月23日

Funky鼓校2017@中国山東省临沂

去年2016年から日中両国で開催されることになったFunky末吉のサマードラムスクール、去年の山西省太原に引き続いて、今年の中国のスクールは山東省临沂(LinYi)にて行われた。

メンバーは、佐々木隆さんとマッド大内さんのレギュラーと共に、
キーボードは八王子からHeyskeさん、
そして北京から通訳兼ギタリスト田端翔くん、
深センから通訳兼ベーシストのMasatoくんという顔ぶれ。

航空チケットは早く取った方が安いのでかなり前から取った!!

佐々木さん、Heyskeさん、
11日
8:40羽田発10:40上海浦東着MU576
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599

マッドさんは関空からなので、
11日
9:40関空発10:45上海浦東着MU730
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599

Masatoくん

11日
7:15深セン発9:35上海浦東着CZ9746(日本からの3人と合流)
13:25上海浦東発15:10临沂着MU5599

深センからのMasatoくんが少々早く着き、羽田組、関空組のお三方を出迎えて一緒に临沂(LinYi)行きに乗るという申し分のないブッキングである。


翔くんと私は北京からなので当日の朝いち便・・・

今日から始まる中国サマードラムスクールのために北京組は4時起きで滅多に使わない南苑空港へ〜 替えのパンツ忘れて来たしファブリーズは没収されたし一体どうなるのでしょう(>_<) ちなみに関空から向かうマッドさんの便が遅れていて上海で乗り換えが間に合わないかも〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみにこの時に替えのパンツは全部忘れて来てしまい、
常に持ち歩いているファブリーズは手荷物持ち込みの時に没収されてしまった(>_<)

まあパンツは現地で買えばいいやとばかり飛行機に乗って現地着!!

校長のために取ってくれたホテルがとても豪勢な点について・・・(笑)

校長のために取ってくれたホテルの部屋がえらく豪華な点について・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

昼ご飯も豪勢です!!!

早よ来い日本組〜LinYiでの1食目〜 - Spherical Image - RICOH THETA

昼からビールを飲んでうだうだしていると・・・
「飛行機が90分遅れているとのことです!!」
とマッドさんから連絡が入る・・・

マッドさんは10:45に上海に着いて、13:25に临沂(LinYi)に出発する。
90分遅れたら、12:15に上海に着くことになるから、
入国審査して乗り換えが間に合うのか?・・・

そんな中、羽田組のお二人と深セン組のMasatoくんは、マッドさん待ってて全員乗り遅れるわけにはいかないので先に搭乗口に行く・・・

ひとつの期待としては、同じ航空会社のチケットなので、
ひとつが遅れれば後のも少々遅らせて待っててくれるのではないか・・・

しかし非情にもこんな時に限って临沂(LinYi)行きは定刻で離陸!!(>_<)

マッドさんは遅れて上海に着いている時間になっても連絡が来ない・・・
上海の空港には無料Wi-Fiがあるはずだし、
もしそれに繋げなくても海外パケ放題とかで日本に繋げば連絡ぐらい取れそうなものなのだが・・・


羽田組と深セン組を乗せた飛行機が临沂(LinYi)に着いた・・・

ひょっとして飛び込みでマッドさんを乗せてくれているかも知れないと乗客の中を探してもらうが見つからず・・・

何よりも連絡がないのが一番心配である。
パスポート番号で乗客を調べてもらうと、確かに上海行きの飛行機には乗っているようだ・・・

これは機内で倒れて病院にでも搬送されたのではないかと、病人の検索までしてもらうが見つからず・・・


そんな中、マッドさんの日本の番号から電話がかかって来た!!
「やっと荷物が出て来て、今ホテルに連れていかれてます〜」

あかんがな(>_<)

航空会社は翌日の同じ便に乗せるべく、乗客をホテルに運んでいるのだ・・・

当然ながら次の日の便だと次の日の昼の授業は全部飛んでしまう(>_<)
次の临沂(LinYi)行きの便は上海の別の空港「虹橋空港」からなら飛んでいる。

ちなみに御一行が着いた浦東空港というのは成田ぐらい遠く、
虹橋空港はさしずめ羽田空港見たいな感じ・・・

「すぐにそのホテルを出てタクシーに乗って虹橋空港まで行って下さい!!」
つまり成田から羽田までタクシーを飛ばしてもらおうということである。

そこからのやり取りは日本の携帯番号との間でショートメッセージによって行われる・・・

\(^o^)/・・・というわけでギリギリ飛び込みでマッドさんは临沂(LinYi)に着くことが出来た!!

ところがこちらはこちらで問題が起こってたのよねぇ・・・

何せ通訳の便利さで選んだ人選、ギターはメタル、ベースはパンクで、
佐々木さんの中国での課題曲、カシオペアのブラックジョークが弾けないのだ(>_<)

まあ悩んでもしゃーないのでメシ!!!

マッドさん着いた〜\(^o^)/ とりあえず開校式とセッションには間に合わなかったけど、泰山の生搾りビールが届くまで白酒で乾杯!! - Spherical Image - RICOH THETA

中国のサマドラ初参加のHeyskeさんも相当感激したようだ・・・

次の日からは授業!!

マッド教室

中国でのFunky鼓校サマードラムスクール2日の授業マッド大内クラスは盛り上がってます!! それに比べてうちはもう飽きちゃって大変(>_<) 叩けないヤツほど練習しないし馴れ馴れしい・・・やっぱ先生は「優しいオジサン」になっちゃダメですな(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

佐々木教室

SummerDrumSchool2017LinYiSasaki.JPG

高校生の頃一緒にこの活動で廻っていた中国の若き天才ドラマー王鹏(Wang Peng)は今年卒業するバークリー音楽院でのメソッドで教えます!!

SummerDrumSchool2017LinYiWangPeng.JPG

それに比べてワシは今回は頭を抱えた・・・
できの悪い生徒ほど懐いて来て「いいおじさん」になってしまうのだ(>_<)

先生と遊んでいるだけだから全く練習をしないし、
逆に一番下手で真面目な生徒は一生懸命練習はするが、全く上手くならないのでそれにかかりっきりになってると他の生徒が飽きてしまう・・・(>_<)

「いい先生が必ずしもいいドラマーとは限らない、いいドラマーが必ずしもいい先生とは限らない」
とは言い得て妙な言葉であるが、
ワシももっと「いい先生」目指して頑張らないとなぁ・・・と心に誓った2日間であった・・・


さて、最終日の発表会の前に、「1分間にひとつ打ちが何発叩けるか選手権」というイベントが行われた。

この王鹏(Wang Peng)という若き天才ドラマーはこの2015年の世界記録を持っているのだ!!

個人的には音楽をスポーツとしか考えてないこのテの価値観には一切賛同はしないのだが、初めて見て見るとこれがこれで結構感激した(笑)

さてそうして最後の発表会!!
特にマッドさん教室の発表会は「ロックライブ」で大盛り上がり!!

マッド教室発表会盛り上がってます!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

いや〜感激したなぁ・・・

色々ありましたが、中国ではちゃんと始まらなくてもちゃんと終わるんだと改めてそう思って解散・・・

同じく临沂(LinYi)から同じぐらいの時間の飛行機で、北京に帰る組と上海に飛ぶ組と・・・

マッドさんは体調を崩して実は大変だった・・・

中国でのFunky鼓校サマードラムスクールの全てが終了して空港にて怒涛の飲み会が始まる!(◎_◎;) 体調を崩したマッドさん以外、講師陣はもちろんのこと日本から同行取材の共同通信や北京からそのために来た女性カメラマンまで全員大酒飲み(>_<) このままマッドさん御一行は上海経由で帰国、ワシと取材陣は北京へ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみに帰りの行程は、

佐々木さん、Heyskeさん、マッドさん、Masatoくんは
20:50临沂発22:10上海虹橋着FM9240
Live Bar X.Y.Z.→Aの姉妹店(というよりグループ本店)の居酒屋勝ででも飲んで頂いて一泊。

までは同じ。
体調を崩していたマッドさん以外は「被告勝山」の店でいっぱいご馳走になったようです・・・

翌日朝の行程がちょっとバラバラで、
マッドさんだけが虹橋空港で残り3人は浦東空港ということで、
浦東空港発の3人がマッドさんを虹橋に送って、
マッドさんは少々早いけど空港で時間を潰して・・・
という風に考えてたんだけど、
体調を崩しているマッドさんは
「ギリギリまで寝たい」
ということで一人でタクシーに乗って虹橋まで行くことに・・・

そして思いもしなかったこれが大きなトラブルを生むのでした・・・


北京に帰り着いて泥のように眠っていた私の電話が鳴る・・・Masatoくんである・・・

「大問題発生!!佐々木さんがマッドさんのパスポートを持って浦東まで来てしまいました!!!」

!(◎_◎;)・・・

「どうしましょう・・・」
って言うけどお前がタクシー乗って虹橋空港まで届けに行くしかないんちゃうん!!!(>_<)

ちなみに当然ながらMasatoくんが乗る予定だった便には乗れるはずがない・・・
実は深セン帰ってから面接だったらしいがそれにも間に合うはずはない・・・(>_<)

もちろん乗れなかった便は捨てて深センまでのチケットを買い直さねばならないのだが、マッドさんまで遅れたら日本行きの当日便買い直しでこのイベントの採算は大赤字になる・・・(>_<)

ちなみにMasatoくん、荷物を預けたままぶっちして虹橋に向かっているので、
その荷物が浦東から深センまで飛んでてくれたら、
自分としてはまたわざわざ浦東まで帰らなくてもすむということなのだが、
まあ受託荷物というのは搭乗券と紐付けされているので、
おそらく人間が乗ってなければ荷物は降ろされてしまうだろう・・・

さて間に合うのかMasatoくん!!!

間に合った!!!\(^o^)/

このあと、Masatoくんには上海の日式温泉を紹介して、その入場料も出してあげた・・・

本当にご苦労さま!!
色々あったけど、まあ何とか無事に(でもないけど)終えることが出来ました!!

来年は中国はきっと西安が徐州で、
日本は今年と同じこの会場で行います〜

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2017年5月11日

新疆ウイグル自治区ウルムチ爽子(Shuangz)ツアー最終日

ひとりドラムで中国各地を廻り始めてから、
まあおよそ日本人の行かないであろう土地とかもかなり行った。

自分の行ったところを地図に表示出来るようにしてみれば、
欲が出てひとりドラム以外で行ったところも順次記憶を辿って思い出しては加えてゆくことにした・・・

HitoriDrumMap2017.jpg

まだまだ加え終わってはいないが、ざっと見るに中国の西の端と北の端がぽっかりとアイコンが現れてない・・・
おそらくここ、新疆ウイグル自治区と黒竜江省以外はほぼ行ったということである!!(凄っ)

特に西の端、新疆ウイグル自治区は全中国の国土の6分の1を占めていて、ここがぽっかり空いてるととっても目立ってしまうので今回初めて行けてよかったと思っている(そこかい!!)

それを新たに加えた地図・・・こちら・・・うん、なかなか「座り」がよい(笑)


さて、こんな最果ての地に来れるチャンスはなかなかないので、
キルギスとの国境の近くの街「カシュガル」に帰ったという昔のバンド仲間を訪ねて遊びに行ったりしたかったのだが、
あいにくライブの翌日には北京で仕事が入っていたので、
せめてもということでライブの前々日に入ってちょっとばかし観光した。

天山大渓谷

天山大渓谷なう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

新疆国際大バザール

新疆国际大巴扎!!新疆国際大バザールなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

いや、紫外線がキツいのはチベット雲南でもそうなのでいいのだが、
この警備の多さの異常さはいかなるものか・・・

空港や列車駅にセキュリティーチェックがあるのはわかるが、
ホテルや商店やレストランにも必ず設置されている!(◎_◎;)

軍人にカメラを向けると逮捕されるという噂も聞いたので写真は自粛したが、
街中の警官(しかも射殺することが認められているという「武装警察」)の数は、
厳戒態勢の時の北京よりも多いのではないかと思われてくる・・・

そもそもが「新疆に行く」と言うと、中国人の友人に
「気をつけた方がいいよ」
と言われたりもしたし、
「僕はまだ結婚してないし子供も作ってないから新疆には行きたくない」
などと意味深なことを言う人もいた・・・

そんなに危険なのか?!(◎_◎;)

まあ「暴動が多い」という話も聞くし、
独立運動の鎮圧でウィグル族に対する圧政の噂も聞く。

まあこの新疆ウイグル自治区もそうだが、
チベットやモンゴルまで独立してしまうと、
中国なんてほんまちっこいちっこい国になってしまうもんなぁ・・・

しかし武力でないとそれを押さえつけられないっつうのがそもそもが問題やな。

そもそもこんな辺境の地、
しかも白人みたいな顔した人々や青い目をした人々など明らかに漢民族じゃないルックスの人々もみんな中国人にしたかったっつうのが間違いやったんちゃうん・・・

よく行った寧夏回族自治区の漢民族と回族、
内モンゴル自治区での漢民族とモンゴル族なんかと違って、
「同化」してないというか、「全く違う」とワシなんかは感じてしまうのだ・・・

新疆国際大バザールの横の異国情緒豊かなレストラン街

WuLuMuQiRestaurant1.JPG

WuLuMuQiRestaurant2.JPG

WuLuMuQiRestaurant3.JPG

ウェイトレスの態度が悪いのは全中国同じだが(笑)
それはチベットなどでもそうだと聞いたことがあるが、
「中国語喋らない方がいいですよ」
という漢民族への悪感情のせいだったのかどうかは真偽のほどはわからない・・・

今となってみれば英語で通してみた方がよかったかなとちょっと後悔(笑)


しかしライブは大盛り上がり!!

爽子(Shuangz)の全国ツアー最終日新疆ウィグル自治区ウルムチ!!心なしかウィグル族が少なく漢族ばっかだった気がするけどむっちゃ大盛り上がりでツアー終了しました!!・・・暑い(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

歴代ライブの中で一番盛り上がったような気がしたのは「ツアー最終日」に対するノスタルジーであろうか・・・
会場が熱気もありとにかく暑かった(>_<)

それはそうと、ライブが終わって感じたちょっとした違和感・・・

例えば同じく他民族が一緒に暮らす多民族国家のマレーシアでのコンサートなどの場合、
まあマレーシアではマレー系の民族が多数民族で中華系は4分の1程度の少数民族なのであるが、
香港の大スターWINGがワールドツアーでマレーシアに行くと、
そのオーディエンスの全員は中華系で、マレー系などひとりとして見ることはない。

ワシがひとりドラムで行った時もブッキングが中華系だったので同様である。

マレー系のロックバンドと知り合いになったのでWINGのコンサートで行った時に連絡を取ったのだが、
「え?マレーシアに来てるの?中華系のコンサートの情報は全く入らないから知らなかったよ」
と言われた。

つまり同じ国に住んでいる他民族であっても、
マレーシアの場合はマレー系と中華系は全く違った世界で生活しているわけだ。

ところが中国は違う。

寧夏回族自治区でライブをやってもモンゴル族自治区でライブをやっても、
漢民族もいれば回族もいるし、モンゴル族中国人だって中国語(漢民族の言葉なので漢語と言ったりする)の音楽を一緒に聞いて楽しんでいる。

寧夏回族自治区の回族の割合は漢族の3分の1ほど、
対して内モンゴル自治区ではモンゴル族の割合は10パーセントほど、
ルックスがほとんど同じなので正しいデータかどうかはわからないが、
おそらくライブに来ているオーディエンスの割合もそれに準じていると思われる・・・

しかしここ新疆ウイグル自治区のライブでは、
街に出たらたくさん見かけるトルコ人のような顔つきの少数民族のオーディエンスはほとんど見られないのだ。

言わばマレーシアのように民族が完璧に「住み分け」を行なっているように感じる・・・

この違和感こそがこの中国が抱えている民族問題の一端なのかな・・・
とライブ終了後にのんびりとそんなことを考えていた・・・


ps...

ところでライブハウスにも他のレストランや商店と同じようにセキュリティーシステムが入り口にあったのだが、
何故かリハーサルの段階では警備をする武装警察の姿がなかったのでパチリ!!(笑)

テロの多発する新疆ウィグル自治区では、空港や列車駅のみならず、ホテルやショッピングモールやレストランまでセキュリティーチェックがあります!! 当然ながらライブハウスも・・・ 武装警察さんがいない隙を見てパチリ!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

本番になって客入れの時にはちゃんと来て仕事をしているのだろうが、
物々しいジュラルミン製の盾だとか、防弾チョッキだとか、
場所によっては爆弾処理箱などもあるのん写真に撮ってみたいよねぇ〜チャンスチャンス(笑)

そしてライブ終了後、その武装警察が車に機材積むのを手伝ってくれた!(◎_◎;)
(写真自粛)

最果ての街新疆ウイグル自治区・・・ここもやっぱ中国やなぁ・・・と感じた瞬間であった・・・

Posted by ファンキー末吉 at:08:34 | 固定リンク

2017年5月 9日

Funky末吉トリオin上海

中国で商売をなさってる日本人などが北京でのFunky末吉トリオのライブを見に来て下さって、終了後に一緒に飲んだりして恐る恐るこんなことを聞いて来たりすることがある。

「Funkyさんぐらいになると、このライブでお店からいくらぐらいのギャラをもらえたりするんですか?」

・・・(苦笑)

「自分が一生懸命毎日仕事をしているのと同じように末吉さんもこのように仕事をしている。
自分の収入と比べて一体その収入はどのぐらいなんだろう」
という素朴な疑問なのであろう・・・

そんな時にワシは分かり易くこのように答えることにしている。

「音楽の仕事には大きく分けて二つの種類というか方向性があります。
ひとつは人の音楽をお金をもらって演奏する、
もうひとつは自分の音楽をお金を払って演奏させてもらう。
どちらも音楽家として大切な活動なんです。
今日のライブは後者の方です」

まあ実際はお店にお金を払ってるわけではないが、
日本の数分の一の入場料を店が半分ほど取って残りを出演者に配分してくれる「チャージバック」というシステムでは、
それを各メンバーに均等に分配して残りでこうして酒でも飲んだら交通費も合わせて自分自身は完璧に「赤字」である。

しかしまあ、これだけ分かり易く説明しても首をかしげる人はいる。

「自分は今の仕事をお金を払ってまでは絶対にしようとは思わないのに、
なんでプロであるミュージシャンがお金を払ってまでここで演奏をせねばならないのか??」

という感覚なのであろうか・・・

実家のある高知に五星旗を連れて行って、親戚のおじさんに
「おまんはこれでいくら貰えるがよね?」
と聞かれたことがある。

同様に答えると、
「ほなぁ、それは仕事ではなく"趣味"いうことながやね」
と言われて、
「うーむ・・・それも違うのだが・・・」
と返答に困ったこともある。

要は「音楽家」なのであるから自分の音楽は追求しなければならない。

それがたまたま「金になる」音楽だったら言うことはないのだが、
往往にしてそんな音楽ほど金にはならない・・・

「自分の音楽以外はやらない」という高尚な音楽家の方々も多くいらっしゃるが、
ワシ程度(ぐらい?)の音楽家だと人の音楽を演奏することにさほど抵抗はない。

まあ元々が日本でも腕には自信があったのに爆風スランプの名前のせいでスタジオミュージシャンとして生きられなかった反動で、中国でこうしてスタジオミュージシャンとして暮らしていることは非常に幸せだと思っている。

が、まあそればかりをやっているのではだんだん「自分」というものがわからなくなってしまう。

音楽なんぞ「仕事」にした時点でいろんなストレスが生まれ、
「趣味」でやってた時の方がどれだけ幸せかと思っているので、
自分の中で常にそのバランスを取りながら一生やり続けたいと思ってるわけだな・・・


そんな中で「是非上海でこのトリオでライブをやって欲しい」というF夫妻の強い要望でこのライブが実現した。

蓋を開けてみるまで収入がいくらになるかわからない店のチャージバック方式に対して、
「宣伝頑張るから、最低100人入ったぐらいの金額は私たちが最低保証します」
と言ってくれた!(◎_◎;)

おまけにその前日に日本人関係のイベントを取ってきてくれて、
「そこで翌日の宣伝をすれば集客になる」
とか、
「よかったらうちで泊まって下されば宿泊代も浮くでしょ」
と色々考えて下さった。

いいことにワシと有希子(よーしーず)と張張(Zhang Zhang)は週末は爽子(Shuangz)のツアーなのだから、ツアー先から北京に帰る行程を上海に変えて貰えるだけで交通費も何とかなるだろうし、
前回のように結果赤字で自腹でメンバーにギャラを払わねばということもなさそうだ\(^o^)/

いいことにワシはちょうど上海で張嶺(Zhang Ling)の音楽フェス出演も入っているので、
ワシの移動はその主催者に出させればもう交通費に関しては確実であろう!!

・・・と思ったらそうは予定通りにいかないのがこのデブである(>_<)


そもそもがこいつも張嶺(Zhang Ling)ブルースバンドのメンバーだったのだ。

まあこんなスケジューリングをやってるのだから愛想もつかされるだろう、
いつの間にやら他のメンバーがキーボードを弾いていてWeChatのグループからはデブは外されている(笑)

今回のことで上海ではデブにこんこんと説教してやろうと思ったがやめた。

どうせこんなことをやってたらそのうち干されるだろうから、
そしたら現状デブが忙しくてあまり活動出来ないトリオのスケジュールがたくさん取れるようになって万々歳ではないか!!(笑)

まあそんなこんなで張嶺(Zhang Ling)側が張張(Zhang Zhang)のチケットを取ることはないわけだから爽子(Shuangz)側に取ってもらおうと思ったらまた
「僕そのツアー行けません・・・」
と言い出すではないか・・・(>_<)

「なら他の仕事をやるんだろ、そこの主催者に北京戻りではなく上海行きを取ってもらえ」
と指示、
上海からの戻りは、北京に戻るのではなく、そのまま一日早く新疆ウイグル自治区に行くチケットを爽子(Shuangz)側に取らせればよい・・・

と思ったらデブがまた、
「僕・・・新疆にも行きません」
と来た!(◎_◎;)

全くもってこいつのスケジューリングはもうどうしようもない(>_<)
まあワシの仕事は命がけでスケジュールを守るだろうから、
他のことはもうどうでもいい、
どうせこんなことを続けているときっと干されるだろうからそしたらトリオのスケジュールも入れやすくなるというものだ!!!\(^o^)/(笑)


というわけで、ワシは張嶺(Zhang Ling)のイベントの主催者にチケットを取って上海入り!!
有希子(よーしーず)のチケットは爽子(Shuangz)に取ってもらって上海入り!!

張張(Zhang Zhang)はここに至って、
「上海のイベントは夜ですよね、僕は前日貴州省の田舎町でイベントなので・・・」

おいおい、夜はワシは張嶺(Zhang Ling)のイベントなのでトリオの出演時間は昼間にしたと伝えたぞ!!
そのやり取りをスクショしてデブに送りつける。

「啊(あ)・・・」

そうそう、イベント終わったらお前が自分で車手配して貴州省の省都貴陽まで行くのだ!!
そうすれば始発の飛行機で上海まで飛んでイベントには間に合うじゃろ、
スケジュールを忘れてたお前が悪い!!それぐらいは自分でしろ!!(笑)


兎にも角にも当日、上海のスタッフ一同は張張(Zhang Zhang)が本当に上海に来るのか心配してたが、
なーに、来るだろう、さもなくば本人が親と慕うこのワシとは金輪際会うことも叶わなくなるのだから本人も命がけだろう・・・(笑)

ワシは朝から張嶺(Zhang Ling)のイベントのリハ!!

そしてワシ自身のサウンドチェックとなった頃にデブからメッセージが入る。
「Funkyさん、着きました〜僕はどこへ行けばいいんですか?・・・」

それも既にちゃんと送ってある!!(笑)

こちらのサウンドチェック終わって飛び込みでJapanフェスの本番!!

20170501JapanFesShanghai.jpg

この日のイベントの初っぱなに2曲だけの演奏だったが、
デブもちゃんと間に合って万々歳である・・・


翌日のライブはおかげさまで大盛況!!

打ち上げはいつものように居酒屋「勝」!!
言わずと知れた「被告勝山」の店(笑)Live Bar X.Y.Z.→Aのグループ本店である。

かくして色んな人にお世話になりながらFunky末吉トリオ上海公演は無事終了!!
上海の皆様、色々お世話になりました!!

おかげさまで「自分の音楽」を思う存分やることが出来ました!!

Posted by ファンキー末吉 at:09:33 | 固定リンク

作品は極上だけど人間は極悪ツアー終盤!!

さて南京から北京に戻って来て、張嶺(Zhang Ling)のリハなどをやっている時にLuanShuからグループメッセージが入る・・・

グループ名は「郑州的朋友」、つまり「鄭州のお友達」である・・・

まあ早い話、LuanShuのところに鄭州の友達が来て、
「週末Funkyさんが鄭州来るんだって?紹介してくれよ」
ということである(>_<)

つまり・・・「命懸けで接待するから任せとけ」ということなのである(涙)

もうね、全中国各地にパール倶楽部があり、
そこの老師たちにはなるだけワシがその土地に行くことは知らせないようにしているのだが、こうして現地の人が自分で調べて連絡して来た場合にはどうしようもない。

通常は「バンドと一緒に団体行動してるから抜け出るわけにはいかない」とか何とか、自分は団体行動が嫌いなくせにそんな言い訳をして断るのだが、
この爽子(Shuangz)というのはLuanShuにも世話になっている歌手なので、
「おう、Funkyは爽子(Shuangz)のツアーで行くのか、そりゃバンドのメンバーごと接待してやってくれや」
とでもなるのだろう・・・バンドのメンバーも全員LuanShu傘下のミュージシャンなんだからもう逃げられやしない(涙)

ワシに出来ることは、せいぜい体調を整えて着いたら命懸けで飲むぐらいのことである・・・(>_<)


ツアー初日以来車移動というのはもう懲りたようで(笑)今回は無事に列車移動!!

北京から鄭州までは新幹線で3時間ほど、
まあ東京ー大阪ぐらいであろうか・・・

前乗りということで前日の夕方に着いた。
当然ながら「鄭州のお友達」は手ぐすね引いて待ち構えている(>_<)

郑州!! - Spherical Image - RICOH THETA

実は刺青だらけのこのバンドメンバー、ワシ以外ほとんど酒が飲めないのよね!(◎_◎;)
しゃーないのでワシが頑張って飲む!!(>_<)


次の日の昼食のお誘いはさすがにお断りしてサウンドチェック!!

鄭州ライブ開始前 - Spherical Image - RICOH THETA

今回もデブは来てないのでワシはマニュピュレーターでもある・・・
開演前はクリックがちゃんと聞こえるか等チェックをしたり大忙しである(怒)

まあでも、他のマニピュレーターがプログラムを走らせるクリック音を緊張しながら待つのも考えたら同じようなもんである。

どこかの現場でクリックの頭が欠けていて聞こえず、
始まってみたら1拍ずれてたのでとっさにに変拍子を入れて直した(バンドがよくついて来たもんだ)トラブルなどはなくなるのでその分安心出来る・・・


終了後にはまた「鄭州のお友達」が待ち構えていてメシに連れて行かれるのだが、
バンドのメンバーは全員逃亡!!!(◎_◎;)

ワシは逃亡するわけにはいかんので集合時間にちゃんと降りて来たが、
事情がわからない有希子(よーしーず)だけがのこのこと降りて来て(笑)酒も飲めないのに地元の人たちに付き合う羽目となる・・・

地元の盲人ギタリストを紹介してくれて、彼が「許魏(Xu Wei)」の「故郷(GuXiang)」を歌ってくれた・・・

色んなことを思い出して涙が出て来た・・・
次の日はそんな「許魏(Xu Wei)」の生まれ故郷、西安!!

大盛り上がりで幕を閉めて鄭州、西安のツアー終了!!
残りは次の週の新疆ウイグル自治区で全行程終了である・・・

Posted by ファンキー末吉 at:05:53 | 固定リンク

2017年4月27日

愛弟子よ、お前はどこに行こうとしている・・・

北京のラップシンガー爽子(Shuangz)のツアーは週末のみなので、雲南省昆明から江蘇省南京の間は他のメンバーは一度北京に帰るのだが、
ワシはLuanShuの日本の会社の銀行口座開設のために直接日本に飛んだ。

日本にはいろんな中国の友人たちが結集していた。
Cold Playのコンサートが東京ドームで行われるのだ・・・

思えばみんな豊かになった。
たかだか(と言ってはなんだが)コンサートを見るためだけのために、
みんなそのためだけにビザ取ってチケット取って飛行機取ってホテル取って・・・

思えば日本がバブル時代だって、
例えばお気に入りの欧米のバンドのワールドツアーが日本に来ないからと言ってそのためだけのために海外に見に行ってただろうか・・・
(日本には必ず来るだろうからそんな経験がなかっただけかも知れないが・・・)

LuanShuの友人の超お金持ち達はまあわかるが、
学生あがりで先日まで布衣(BuYi)のマネージャーやってたような女の子まで来日してるんだから中国は本当に豊かになったと言えよう・・・


そんな中、デブのキーボード張張(Zhang Zhang)も彼女を連れて来日してた。

聞けばもう日本へのマルチビザを取って、
いつでも好きな時に何度でも日本にやって来ることが出来るそうだ。

このマルチビザを取るにはある程度の収入が必要で、
何百万円の銀行口座を政府が凍結させて初めてビザが取得されると言うので、
このデブももう既に十分「金持ち」のランクに入っているということだ!(◎_◎;)


ヤツと出会ったのはこの頃!!
メルマガの日付を見るに、もう15年前のことだ・・・

このスタジオで小間使いとして働いていた美少女を、
「音楽が好きなの?じゃあ俺が何かライブをやってる店に連れてってあげるよ」
と言って連れて来た店でピアノを弾いてたのがこのデブである。

正面に電子ピアノを置いて左側には小さなキーボード、
そうヤマハのポータサウンドを置いていて、
ポータサウンドは鍵盤の左の方を押さえると自動演奏が始まり、
その押さえ方によってコードが変わるので、
デブは超絶なソロをピアノで弾きながらコードチェンジの瞬間だけポータサウンドに左手を伸ばすという今までに見たこともないスタイルでパフォーマンスをやっていた。

「お前トモダチおらんのか!!」

ご機嫌になったワシはステージを降りた彼にそう言って話しかけ、
それから今までの長い長い付き合いになる。

ワシは彼にJazzを教え込むことにしたのだが、
なんと彼はキーがCかAかDでしかソロが弾けないことが発覚(>_<)

「お前なぁ〜1オクターブは12音しかないんだから、
全てのキーってたって12種類しかないってことだ。
12倍練習すればそれでいいってことだろ!!
そもそも毎日酒場で弾いてるんだったら、
今日はどのキー明日はどのキーと、苦手なキーを練習して克服するいいチャンスじゃないか!!」

そう言って彼にアドバイスを与えてからしばらくして、
またその店に行った時に彼が弾いているソロを聞いてびっくり!!

なんとJazzによくある、サビになると半音上に転調するような曲でアドリブをやっていた!(◎_◎;)
つまりDmでアドリブを始めて半音上に転調するとD#m、
黒鍵ばかりのこんな難しいキーでソロが弾けるようになったということだ!!

デブよ、お前頑張ったなぁ・・・(感涙)

と思ってよくよく手元を見てみたらキーが変わってもやっぱり白鍵ばかり使ってソロを弾いてるようだ・・・

なんで?・・・

左手をよく見てみると、ポータサウンドに左手を伸ばして演奏するキーを変更した後に、
器用に電子ピアノのトランスポーズを押して半音上にキーチェンジしているようだ・・・

あかんやろ(>_<)


そんなこんなあって、彼をついに日本に連れて来てツアーを廻った。

「ボク・・・日本に行きたいんです・・・
このままやってるとボク・・・きっとピアノ弾けなくなってしまいます・・・
こんな仕事ばっかやってると、ほんとヘタになってしまうんです・・・
そうやって弾けなくなった人、ボクたくさん知ってます・・・
日本に行って、バーべQさんや田川さんや、
日本の一流の人とセッションして勉強したいんです・・・」

と言ってた彼は、ツアー初日の神戸西野やすしさんから初見の譜面を渡され、
思うように弾けずに楽屋で泣いていた。

デブよ、人はこうやって上手くなってゆくのだ!!

ワシにはドラムの弟子はおらんが、
ある意味このデブが一番ワシに食らいついて来た「一番弟子」である。


次は筋肉少女帯のミュージカル「アウエィ・イン・ザ・ライフ」のキーボード奏者としてブッキングした。

その頃には
ボク初めてFunkyさんの仕事ではない自分で仕事を取ったんです
と言って、自分でもバンバンとミュージシャン仕事を取っていた。

ワシは彼のお父さん(実はワシとそんなに歳は変わらない)にこう言った。

「お父さん、この世界で1ヶ月間北京を開けるということは、
今のポジションに必ず誰かが座ってしまって、帰ったら仕事が全部なくなったという可能性はあります。
でも彼は音楽的にかけがえのない大切なものをたくさん持って帰って来るでしょう。
仕事はゼロになってもいい、そこからまたやり直せば。
お父さん、彼を連れてっていいですね」

実際この仕事は筋肉少女帯の天才ピアニスト三柴理のプレイを完全コピーせねばならない。

「X.Y.Z.→Aのツアーで関西行くけどお前も行くか?」
そう言うワシの誘いを蹴って、
「僕スタジオに篭って練習します」
そう言ってこの舞台音楽に挑んだ・・・


かくして彼がお務め(笑)を終えて帰国した後は、
仕事が全部なくなるどころかそこから売れっ子ミュージシャンへの道をまっしぐらとなる。

3年前のLuanShuの青島コンサートでは、彼は音楽監督として全ての仕事を本当によくやった!!

まあ彼はオーケストラの譜面は書けないのでワシが全部やってあげて、
あとまあ途中一度また雲隠れしたのでその間はワシが全部やってあげて・・・
(あかんやん!!笑)

・・・まあでもここまで大きなコンサートの音楽監督が出来るようになったのだから大したもんだろう。

その時に打ち上げの席で彼がワシに言った言葉・・・

「何言ってんですか!!!
15年前に酒場で弾いてた僕を引っ張り上げてここまでしてくれたのはあなたです!!
あなたは僕の先生であり親であり、僕の音楽の全てです!!
あなたのためだったら何だってやりますよ、当たり前でしょ!!」

いや、その通り!!(笑)

ヤツの今があるのは胸を張って「ワシのおかげ」だし、
ワシとて自分が見込んだ「愛弟子」が大きくなってゆくのを見るのは非常に嬉しいことである。

ところがここ最近それがちょっと変わって来た・・・


去年の中国でのサマードラムスクールの後、
マッド大内さん、佐々木隆さんと共に寧夏へのツアーをブッキングした。

実はこの時の二日目のライブには張張(Zhang Zhang)は参加していない。

「Funkyさん、二日目に郑钧(Zheng Jun)のコンサートが入ってどうしてもそっちに行けないんです」

スケジュールというものは「先に入ったもん勝ち」で、後から何が入ろうが聞く耳持たないのが原則なのだが、まあ彼もこんな大御所と育ての親との間で板挟みになって苦しんでいたのだろう。

「わかりました。向こうに別のキーボードを入れます」
という言葉を聞いて、ワシは折れてやった。

「いいよ、こっちにトラを入れろ。その代わりその交通費なんかは全部お前が出せよ!!」

ヤツだってこの金にもならん小さな仕事のおかげであの大きな仕事を失ったんでは可哀想だろう・・・

今になって思えばこの優しさが仇になった・・・


今年の旧正月休みにFunky末吉トリオで日本ツアーを廻った。
旧正月にはまあ中国では仕事が入らないだろうから、というのでそのようにブッキングしたのだが・・・

「Funkyさん、その時期仕事が入っちゃったんです」

これにはさすがのワシも激怒した。
「お前、この仕事は前々から決まってただろ、どうしてそこに仕事入れる!!」

WeChatメッセージにこんこんと説教メッセージを入れる。

「お前なぁ、金になる、ならないじゃない。
このツアーのために、日本のどれだけの人が尽力して下さったと思ってる?
少なからずお前のことを大好きな日本の友人やファンとかがいてやっと実現したこのツアーをお前はドタキャンしようと言うのか?
それならもうお前に2度と日本の土は踏ませない!!
俺はまた別のキーボードを最初から育てる!!」

実質の「絶交宣言」である。

さすがの彼も
「向こうに代わりのキーボードを入れました」
と連絡が来る。

「当たり前だ!!」
ワシの怒りはまだ収まらない。

旧正月はこれというのはだいぶ前から決まっている。
それを「忘れる」というのは時期が時期だけにありえない。

「言えば何とかしてくれるかな・・・」
ということは即ち、
「こんな金にならない仕事よりこっちの仕事をしたい」
ということではないのか?!!

銭金の話ではない、「ワシの仕事を軽んじる」ということは「ワシを軽んじる」ということだ!!

「仕事に貴賎はない」とワシは思っている。
金にならない仕事が先に決まっていて、
そのせいで大きな仕事を逃したなんてのは日常茶飯事である。

それがワシの「信仰(XinYang:中国語では宗教的な意味ではなく、信じて進むべき道のような意味)」である。
お前がそうではないのならもうお前とは一緒にやれない!!


ワシの剣幕に押されたのかヤツはそれ以来ワシの入れたスケジュールに穴を開けたことはない。
しかし問題なのは「ワシが怖いから」ではない。

あいつの仕事に対する「信仰(XingYang)」がどんなものなのかということである。

「音楽」は「生き様」なのであるから、
その根本である「信仰(XingYang)」が一番大切だとワシは思っている。

「音楽道」とは即ち「武士道」なのだ!!


そして爽子(Shuangz)のツアー
ヤツは「すみません、僕その2本は参加出来ないんです・・・」

!(◎_◎;)

これはワシの仕事ではない、
バンマスはヤツなんだから別にワシがどうこう言う立場ではないのだが・・・

「そんなんだったら私だって孙楠(Sun Nan)の仕事やりたいわよ」
たった一本のスケジュールがぶつかってたために大きな仕事を断ったよーしーずがそう呟く。

ワシだってそうだ。
そんなことが許されるんだったら仕事なんていくらでもブッキング出来る。
ギャラの高い、メリットの大きいものだけを最終的に選んで小さいやつなんか全部ぶっちすればいいのだ・・・

「Funkyさん、自分のパートは全部録音して、そのプログラム走らせるのFunkyさんのパソコンでやってもらえませんか」

おいおい、何でお前が他の仕事入れた尻拭いをワシがやらねばならん(>_<)
そもそもワシは重いインターフェイス持ってこんな過酷な移動やっとれんぞ・・・

「わかりました。PAのエンジニアに頼みます」

結局現場に着いたらデータに色々トラブルがあるのでワシがエディットしてあげて・・・
・・・ってそんなことやったるからアカンのよな・・・(>_<)


そんなこんなで今回日本で会ってメシを食う。
「いきなりステーキが食いたい」というので彼女と共に奢ってやる。

デブは400gのサーロイン、
彼女は同じく400gをぺろりと平らげた後に更に400g!(◎_◎;)

この細い身体のどこに入るのだろう・・・(笑)

ステーキを食いながらワシはデブに聞いた。
「南京は来るのか?」

「行きますよ、もちろんでしょ」

ワシは聞いた。
「俺は21日の夜中に上海飛んであとは列車で行くけどお前は?」

「僕は一応北京のチケットを取ってるんですけど・・・
南京って直行便ないんですよねぇ・・・」

それからヤツはストーンローゼスとやらを見に武道館へ、
ワシはiPadを忘れたりはしたものの予定通り上海経由南京へ・・・

ところがヤツは来ない・・・
っつうか
「朝いちの便ならギリギリ何時に着いて、ワシと一緒のだとこうで・・・」
などと色々調べて送ってやったのだが返事が来ないのだ。

そう、いつもあいつはそう・・・
都合が悪くなるとぱたっと雲隠れしてしまうのだ・・・(>_<)


かくして・・・ヤツは来なかった。
前回のようにPA席からプログラムを走らせて、
まあライブ自体はそつなく終えた。

南京ライブなう〜 昨日ストーンローゼスの武道館を見てたはずのデブのキーボードがワシの乗る便にも乗っておらず、朝イチで来るのかと思えば来ず!(◎_◎;) ドラムの右手側がぽっかり空いている・・・ 君のための〜席が冷たい〜 もう帰って来んな〜!!(怒) - Spherical Image - RICOH THETA

ライブが終わった頃ヤツからメッセージが入ってた。

「Funkyさん、僕は北京に着きました。
爽子に昨日ライブに参加出来ない旨を連絡しておいたんですけど、
ライブは問題なく終わりましたか」

(>_<)

もうこうなったら
「参加しようと思えば参加出来たのに参加しなかった」
つまり
「参加したくなかった」
ということではないのか?

そして今週末の鄭州、西安にはギタリストと共に参加出来ないと言う・・・(>_<)

まあここまで来たらやられる方(爽子)にも何か問題があるのだろう。
ツアー前に北京で行った大きなコンサートにも、ブッキングしていたDJが来なかった。

幸いリハーサルの途中に爽子本人がそのDJが他の場所でライブをブッキングしているのを発見して大急ぎで今のDJをブッキングした。

そのテのヤツって張張(Zhang Zhang)も同じだが、
都合が悪くなったら雲隠れすんのな(笑)

メッセ入れても入れても返信が来ず、
電話しても出ず、折り返しも来ず・・・

そんな輩に限ってほとぼりが冷めた頃に笑って連絡して来るのだ・・・(>_<)

それが「中国式」だとは思わない。
例えそうだとしても、ワシは30年近いこちらでの仕事の中でそれを変えて来た。

レコーディングするならデモぐらい作りましょうね。
出来たら譜面も書いときましょうね。
仕事には遅刻しないように来ましょう。
酒飲んで来たりせずに体調を万全にして仕事に臨みましょう。

そんな当たり前のことが仕事のレベルをアップする大事なことだったりするのだ!!

人間は神様を超えることは出来ない。
出来たとしたらそれは単なる「たまたま」つまり「偶然」である。

偶然を大きな確率で起こすためには人間に出来ることはただふたつだけ、
「準備」と「努力」である。

音楽を「仕事」としている以上、それはいろんなことがある。

でももしその「偶然」に出会えたとしたら、
それはもう「仕事」というよりも、
かけがえのないものを手に入れた「神様からの贈り物」である。

「仕事」を軽んじてる人間にそんな「偶然」が降りて来るわけがない。

それは別に神がかりなことでも何でもない。
確率論的にそうでしょ!!ということである・・・


デブよ、お前は完璧に仕事を軽んじている。
もうお前がこれ以上進歩することはないだろう。

今度チャンスがあったらゆっくり説教してやろう・・・
と思ってたらメッセが来た。

「Funkyさん、あのエンジニアが今回は来られないそうなんです」

知ってるよ、お前と違って彼はちゃんと今回で最後であとは違う人が来ますとみんなにメッセージ送って挨拶して去っていった・・・

「だから僕が行けない2本はプログラム出す人がいないんです。
Funkyさん出してもらえませんか」

(>_<)

いやね、ワシは西安のあと上海行って2本ライブやって、
そのまま新疆ウィグル自治区に直で行くから余分な器材とか持って行けんから無理!!

しゃーないなぁ・・・まあ方法考えて何とかするけど・・・
・・・ってこれがあかんのかなぁ(>_<)

上海で合流したらちと説教してやるか・・・

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2017年4月24日

作品は極上だけど人間は極悪ツアー

刺青だらけのラップシンガー「爽子(Shuangz)」のツアーは続く・・・
(週末だけやけど)

ツアー4本目は湖南省「長沙(ChangSha)」と雲南省「昆明(KungMing)」!!

長沙へは寝台列車で行くということで北京駅集合!!

BeijingRailwayStation.pic.jpeg

新幹線は北京南駅や西駅発着なのでここに来るのは久しぶりである。

昔は鉄道駅はここだけだったので、
黒豹と唐朝だっけかどっかにツアー行くのに見送りに来たことがあったけど、
いや〜地方からのお上りさんに混じって、明らかに浮いてたガラが悪い集団やったなぁ・・・

BeijingRailwayStationJunRenHouCheQu.pic.jpeg

北京駅はさすが古い駅なので軍人専用待合席などもあるが、
そこには老百姓(LaoBaiXing:庶民の意)が所狭しと座っている・・・

ShuangzChangShaTour.JPG

そんな中に混じってこんなんが乗車する(笑)

ShuangzChangShaTourRouka.JPG

こんなんがたむろしてる列車の廊下って横切りたくないわのう・・・(笑)

软卧(RuanWo:コンパートメント)を二つ押さえて、ワシの部屋はこんな感じ〜

隣の部屋はこんな感じ〜

ShuangzChangShaCompertment.JPG

後にこの部屋で大きな問題が勃発するのだが、
とりあえずはビールとかツマミとかを買い込んで飲む!!

ワシのイビキは「ヘビーメタル級」なので、
特に飲んだ時の同室の人には大変な思いをさせるのだが、
朝起きてよーしーずが言うには
「昨日お隣うるさかったよね〜」

???

ワシは寝たらもう何も聞こえないのだが、
飲んで大騒ぎしてる隣の部屋に注意しに行った人なのだろう他の人とまた殴り合いのケンカが始まったと言う(>_<)

もうね、ケンカはやめなはれ!!
またブタ箱にでも放り込まれてツアーキャンセルになってもギャラだけは取るからな!!

・・・なんて毎回ツアーの度にこんなことを心配せなあかんねん!!(>_<)


14時間かけて列車は長沙に着いた・・・
朝いちの飛行機でやって来た張張(Zhang Zhang)よりも遅い(笑)が、
まあ車で14時間よりは全然楽である・・・

着いてすぐメシ!!

湖南料理はよく四川料理よりも辛いと言われるが、
唐辛子をふりかけみたいに食うメシがあるとは思わんかった・・・

ここからワシの肛門が酷使されてゆくのである・・・(>_<)


翌日はさすがに飛行機で雲南省昆明に移動!!

空港メシ!!
ちなみに右側のんはピーマンではなく青唐辛子である・・・

昆明着いてすぐサウンドチェックして本番!!

雲南省でも省都である昆明は大都会なので他の都市とそんなに変わらない・・・

翌日は朝一番で日本なので、
とりあえずは雲南料理らしきものは一切食わず、滞在半日で去ってゆくのであった・・・

もったいないもったいない・・・

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2017年4月13日

内モンゴル包頭(BaoTou)

包頭(BaoTou)に来るのは3度目である。

1度目はこの時!!
ここから初めてモンゴルの大草原にあるモンゴルパオに行って感激したのよねぇ・・・

そしてその後布衣のコンサートでもう一度やって来てから今回「爽子(Shuangz)」のツアーで3度目!!

街中にはモンゴル語の看板を多く見かける異国情緒豊かな街です。

この街に来ることを中国の微信(WeiXin)で告知したら、
中国ロックの歴史の中で一番金を稼いだバンドだと言われる零点(LingDian)のボーカル「老五(LaoWu)」からメッセージが入った・・・

「俺の生まれ故郷に行くのか?!!俺が決して不自由はさせない!!地元の人間を派遣して接待させるから!!」

彼は本当にワシのことが大好きらしい(笑)
会場にやって来たのは北京でワシも一緒に飲んだことがある(らしい)ドラマー、
彼を中心に地元の彼の友人達がみんなで爽子(Shuangz)のバンド全員に奢ってくれるらしい・・・

内モンゴルでは白酒!!(>_<) 羊の脊髄をストローでチュウチュウ吸いながら鳩の串焼きを食らう!! 中国ロックの歴史上一番売れたバンド零点のボーカルがここ出身で「お前が来るなら地元の友達が接待するから」って・・・逆に大変なんですけど(>_<)・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

バンドのメンバーは彼らとは縁もゆかりもないわけだから、
当然ながらワシがひとりで彼ら全員と相手する・・・

この羊の脊髄の脊髄ちゅうちゅう吸うのは美味しかったなぁ・・・(笑)


翌日はバンドのメンバーは北京に帰るが、
ワシは地元のドラマーにブッキングされたドラムクリニック・・・

初対面だと思っていたが、前回の布衣の時に一緒に写真を撮っていたらしい・・・

ChuanChuan.jpg

どうやら彼と彼の友人たち(おそらくドラム教室をやってる人たち)とが合同でこのクリニックを主催したようだ・・・

BaoTouDrumClinic.jpg

終わったら当然ながら飲む!!

どうやら彼らはドラムクリニックより何より、
ワシと飲んでドラムの話をしたいというのが大きな目的であるようだ・・・(笑)

地元のモンゴル料理レストランで接待を受けた。

羊の丸焼きが出て来て、それを地元の儀式に則って客人がナイフを入れる・・・

当然ながらお歌のサービス!!

いや〜帰りの便はその日最終の寝台車を取っていたので、
安心して白酒も飲みました!!(笑)

乗った途端にばたんQ(死語)

一緒に飲んだ仲間と微信(WeiXin:WeChat)でグループを組んでくれたのだが、
その中でみんなでお金の清算の話を始めている!(◎_◎;)

おいおい、ワシも中におるんやぞ・・・(笑)

敢えて見ない振りをしていたが、
そのせいで、彼らがなけなしのお金を出し合ってワシを呼んでくれたことがよくわかった。

美味しいものを美味しい美味しいと喜んで食べ、
注がれるままに酒を一生懸命飲んで、
楽しく酔っ払って帰ることが彼らにとって一番嬉しいことなんだな、
ワシが喜んで帰ってゆくのが一番嬉しいことなんだなということがそのおかげでよくわかったというエピソードになりました。

Posted by ファンキー末吉 at:09:49 | 固定リンク

2017年4月12日

日本と中国のサマードラムスクール

先ほど北京でミーティングが行われ、中国でのサマードラムスクールの概略も決定しましたので、日本の概略と共にここにお知らせしておきたいと思います。

まず日本のドラムスクールは今年は7月28日〜31日まで千葉のこちらにて行います!!

今までは山のキャンプ場でしたが、今年は海沿いのスタジオ!!
冷房もあるし蚊にも悩まされない!!\(^o^)/

ただ、食事はケータリングということで例年のように居酒屋勝グループの炊き出しはありません(残念)

講師は私ファンキー末吉を校長として、
なんと衛藤浩一先生が副校長に就任!!

これは歴代副校長の佐々木隆さんが中国でのドラムスクールに取られてしまったので仕方なく仕方なくの大出世なのです(残念)

衛藤さんも初回はおイタをして校長からこってりと絞られましたが、
その後は飲み会以外は真面目に、
いや、夜こそ真面目に飲んで大暴れして(笑)今や日本のサマードラムスクールの顔となっております!!

去年は中国の寧夏海賊自治区のドラムスクールから数名の中国人生徒が参加しましたが、
今年は同じスクールと共に新しく北京と青島からも募集を開始しました。
一昨年参加した香港のスクールからも参加を表明されております。
ところがこの会場には定員がある上に、5月には使用料を先に払わねばならないということで、4月末までこちらで「早割」と称してもう受付を始めています。

同様に中国での募集も4月で一度締め切って、そこで定員になればもう第二次募集はしないということになりますので、参加を計画している方は是非この早割の間にお申し込み下さい。

今年は中国人の生徒が多くなるということは、
ギターやベースやキーボードの講師は中国語が喋れる講師がよかろうということで、渋谷有希子田端翔をブッキングしております。

今までは女性の講師はいなかったので、
夜の宴会での衛藤浩一先生と渋谷有希子先生の絡みが私の楽しみのひとつであります(笑)

毎年参加してくれているバンドゲストRebellioN高校生だった彼らももう20歳を過ぎたから酒が飲めるな・・・


さて、中国のサマードラムスクールは8月11日〜14日まで山東省の「临沂(LinYi)」というところで開催されます。

「临沂(LinYi)」は私はもう何度も行ったことがありますが、
全中国ドラムクリニックツアー2010年 山東省「临沂」その1
全中国ドラムクリニックツアー2010年 山東省「临沂」その2
全中国ドラムクリニックツアー2012年 山東省「临沂」
全中国ドラムクリニックツアー2012年 山東省「临沂」羊づくし
全中国ひとりドラムツアー2015年 山東省「临沂」
これが日本から行くと直行便がなくて結構大変!!(>_<)

結構苦労して渡航してくれることになる日本からの講師は、
名実共に(笑)副校長の佐々木隆先生!!
そして前回で本場の中華大好きになってしまったマッド大内先生!!

毎回衛藤浩一先生のことも頭をよぎるのですが、
あれを中国に連れてって日中関係にヒビでも入ったらと思うとすぐに頭の中から消し去ります!!(笑)

ギターは同じく田端翔くん、
そしてベースは中国の日中混合バンド「咖啡因(CAFFE-IN)」のベースのMasatoくん。
この二人なら通訳要らんもんな・・・(笑)

キーボードはどうしても中国で見つからず、
八王子からHeyskeさんをブッキング!!

実はHeyskeさんはちょっと中国語を喋れるのよね・・・
福建省の黒社会の知り合いから学んだ福建訛り(笑)

まあ何じゃかんじゃで楽しいメンバーが集まりました。
去年は日本から参加したツワモノがいたけれども、
もし日本から参加したい方がいましたら個別に私に相談して下さい。

去年からこのように日中両国にて開催されることになりましたが、
願わくば日中関係がまた変な風になって中止にならないこと・・・

まあ政治がどのようになっても私と中国の関係は一生切れない関係なので、
どんな形であれこのような活動は続けてゆきたいと思ってます〜

Posted by ファンキー末吉 at:15:53 | 固定リンク

約1万kmの移動行程・・・

前回の続き・・・

北京のラップ歌手「爽子(Shuangz)」のツアーは客の入る週末にだけ行われる。

ところが週末というとこの国は至るところで音楽フェスが行われているので、
「じゃあツアー先からこの会場に飛び込みで来てくれ」
ということになるのが常である・・・

「爽子(Shuangz)」のライブは金曜、土曜。
そこに中国語ブルースの創始者「
張嶺(ZhangLing)」が日曜日にイベント出演ということで、土曜日の石家庄(ShiJiaZhuang)から武漢(WuHan)までの移動!!

まあこれが例によって飛び込みスケジュールなのな・・・

石家庄(ShiJiaZhuang)から北京までは新幹線で1時間ぐらいなのだが、
ライブが終わった夜中には終電は終わってしまっているということで、
張嶺(ZhangLing)が夜行の寝台車があることを調べて来た!!

夜中の2時に石家庄を出発して朝の5時に北京着・・・
そしてそのまま7時の飛行機に乗って武漢まで来いと!(◎_◎;)

ところが鉄道駅は北京の南や西だったり、
空港は北京の東北方向なのでタクシーが捕まらなかったらもうこの便に乗ることは出来ない・・・

というわけで一応ライブ終了後に運がよければ間に合う列車がないか調べてみた・・・

そしたら23:43発の最終新幹線があることにはある・・・
ところがライブ終わって窓口で並んでチケット買ってみたいな余裕はおそらくないだろう・・・

間に合わなかったらチケット捨てる覚悟でこのチケットもネットで購入しておくのが良かろう・・・
でもワシら外国人は自動発券機を使えないのでやはり窓口で並んで発券してもらわねばならない・・・

うーむ・・・

と思ってたら空気汚染を恐れて子供連れて海南島で暮らしてたはずの元美人秘書から突然連絡が来た!!
「Funky、石家庄にいるの?私もよ!!今晩ライブ見に行くわ!!」

中国では「美人」ということは「金になる」ということ・・・
さすがセレブに嫁いだ彼女ならここ石家庄でもお抱え運転手がいるに違いない!!

「お前んとこの運転手にワシのパスポート持たせて駅までチケット発券しに行ってもらえんか〜」

ついでにライブハウスの前に車で待機してもらってて、終わったらそのまま飛び出しで駅まで送って行ってくれたら嬉しい・・・(笑)

というわけで無事に最終の新幹線に間に合った!!

終電の新幹線に間に合った〜 元々は2時の寝台車の予定だったのだがそれだと3時間かかって武漢行きの飛行機ギリギリなのよね〜 海南島から帰って来た元美人秘書がお抱え運転手をライブハウス前に待機させて飛び出し!! 今日のツマミは初めて買った酒鬼花生〜(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

車移動のために買い込んだビールとツマミでセルフ打ち上げしながら真夜中に無事に北京駅着!!

家でちょいとだけ仮眠を取って無事に7時の飛行機に乗り、
ギリギリ武漢のイベント会場に飛び込み!!

会場着いてサウンドチェック終わったらもう開場〜 何とか間に合った〜・・・ 武漢はもう夏フェスぐらい暑いです〜 - Spherical Image - RICOH THETA

イベント終わって久しぶりにちゃんとメシ!!

さてと、早起きして日本に帰る・・・ 天津経由で14時間・・・まあ車で14時間移動して乗り打ちより全然マシ!!(笑) ずーっと移動中にビールとツマミみたいな生活だったので昨日は久しぶりにゆっくりとメシが食えた!!瀋陽で食ったぶりやな・・・ 湖北料理は揚子江で撮れた川魚を辛く料理、泥魚をこんなに美味く料理するんだからここに白飯をぶっこんだら・・・(じゅるる) - Spherical Image - RICOH THETA

思えば移動中に飲みながらつまんだりばっかりで、
ちゃんとメシ食ったのは瀋陽に着いた時以来である・・・

もうかなり前のことのように思うがせいぜい3日前のことだったのね・・・(>_<)

本来ならばここから北京に帰って次の週末の「爽子(Shuangz)」の包頭(BaoTou)となるはずが、日本に会社作ったLuanShuの会社口座を設立する為にどうしても日本人役員であるワシ本人が銀行に出向かねばならないらしい・・・

というわけで例によって激安チケット(と言っても土壇場で取ると高かったのだが)を手配したのだが、この移動がまた過酷(>_<)

まず朝一番で武漢から天津まで飛び、夜中の便で天津から羽田、
帰りはまた夜中の便で北京まで飛んでから乗り換えて包頭(BaoTou)まで・・・

結局ツアー開始から計算するとこのような行程になるのな!(◎_◎;)

北京ー瀋陽:630km(車移動)
瀋陽ー石家庄:960km(車移動車中泊)
石家庄ー北京:300km(夜行列車の予定が帰れて少し仮眠)
北京ー武漢:1200km(朝いち便)
武漢ー天津:1200km(朝いち便)
天津ー東京:2000km(飛行機泊)
東京ー北京:2100km(飛行機泊)
北京ー包頭:660km(朝いち便)
包頭ー北京:660km(夜行列車)

合計:9710km

まあ地球一周が4万kmらしいから1週間でだいたい地球4分の1周しとる(笑)

見れば車中泊が圧倒的に多いが、
やっぱどこでも熟睡出来るからこの生活が出来るんやな・・・

これも立派な「才能」に違いない!!・・・親に感謝!!!

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2017年1月 2日

今年の年越し

中国は元旦は一日の祭日でしかないので当然のように仕事が入る・・・
年末は爽子(Shuangzi)のバックとして初めて海南島に降り立った!!

まあこのイベントの主催者はとにかく仕切りが悪く、
よーしーずも孙楠(SunNan)の仕事で同じイベントだったのだが直前までどの便に乗るのか連絡が来なかった・・・

そして土壇場になったら今度はワシの便が
「あなたの名前はありません」
と言われたというわけだ・・・

思うにこの時点で一生懸命ブッキングしているのだろう。
乗れるようになった人間から乗れるようになった便に乗るような有様である(>_<)

ホテル着〜立派なリゾートホテル!(◎_◎;) サウンドチェックは夜やししゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

まあホテルはイベントのスポンサーなのだろう高級リゾート!!
(しかしよーしーずのホテルはもっとよかったという噂である)

まあ朝一番の飛行機に乗って夜にサウンドチェックならこれしかなかろう!!

しゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

サウンドチェックをして〜

サウンドチェックちう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

次の日も夜だけなので〜

しゃーないなぁ〜朝ビール健康法!! - Spherical Image - RICOH THETA

海にも行ってみる!!

海なう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ところがこんな画像を中国のSNSにUPしてたらいきなり連絡が来た。
「Funky!!海南島にいるの?!!」

昔秘書をやっててくれた美少女、麗麗(LiLi)である!!

秘書をやってくれてた頃はモデルのスカウトが来たり、
http://www.funkycorp.jp/funky/ML/87.html
その後はモデルのスカウトも蹴って歌手のマネージャーになり、
http://www.funkyblog.jp/2007/12/post_101.html
その後久しぶりに会ったら「結婚するの」
http://www.funkyblog.jp/2011/04/post_627.html
そして石家庄に嫁いでゆき、
http://www.funkyblog.jp/2014/04/post_947.html
その後も実は一度呼び出されて会っている。

「2人目の出産で北京に来てるの〜」
っていつ生まれるかわからない出産のために北京の一流ホテルを借りて子連れでそこに暮らすなどどんな玉の輿に乗ったんじゃい!!

今回も「どうして海南島へ?」と聞くと、
石家庄からお手伝いさんを二人と旦那のお父さんを連れて、「过冬(GuoDong:冬を越しに)」来とるんやと!(◎_◎;)

どんだけの玉の輿に乗ったんじゃい!!(>_<)

というわけでお抱え運転手の運転する車に乗って海南鶏を食いに来た・・・

美女と海南鶏〜 - Spherical Image - RICOH THETA

石家庄は北京よりも公害がひどく、
そこから逃れて海南島に別荘買って・・・!(◎_◎;)
ところが上の子供を学校に入れるとなるとこの島では教育という点で問題がある、と・・・

なんか日本で言うと沖縄や高知や、あれほどいい街であるほど教育レベルが低くて問題になるという話と似てるなと思った(笑)

まあそんな四方山話をして別れて本番!!

ライフが始まりました!! - Spherical Image - RICOH THETA

彼女とはまた中国のどっかの街で会うでしょう・・・

というわけで打ち上げ!!
(個人的にこの写真はよく撮れてるからRICHOの360度画像コンテストに出したいなぁ・・・などとと思う)

打ち上げなう〜 いや〜ギャングロッカー達、店の選び方がキツい(>_<) ケンタッキーの残りもんとビールとコーラを持ち込んで(中国は普通持ち込みはOK)、最初の店ではそれを開けて飲もうとしたら、魚選びに行った爽子が「ここは高い!!場所を換える」と!(◎_◎;) 次の店では注文も終わってビールもプシューッっとしたところで張張の彼女が「ネットでこんな店があったから言おうと思ってたんだけど」ど・・・ 「突然「そこに行こう!!店を出るぞ!!」!(◎_◎;) 「もう作ってるからダメです」と店員・・・ 続く - Spherical Image - RICOH THETA

ということでまた腐海に呑まれた極寒の街へ帰る!!(>_<)

よく考えたらこれだけ帰りのチケットもぐしゃぐしゃなんだから、
別に北京に帰らずに上海かどっかに飛んで、
それから元旦の無錫へ向かえばよかったのじゃが、
無錫終わったらそのまま上海から日本に帰ることを想定せずにそれ用の荷物を持って来てないのでどうしても一度北京に帰らねばならない(>_<)

しゃーないので帰ってマッサージして翌日無錫へ・・・

着いてみたら何と会場は冬なのに野外!!(>_<)

会場着いた〜・・・ なんで真冬に野外やねん!!(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

本番は吹雪の中でステージ!!

大雪の中で野外ライブ開始!!・・・に見えるけど実は雪は人工〜 - Spherical Image - RICOH THETA

というのはウソで、実はこれは泡みたいなのを降らせている人工雪!!
冬にしては気温もまあまあ暖かかったのでいつものTシャツで叩きました!!

WuXi2017NewYearDruming.JPG
(どうでもええけどカメラマンさんエフェクトし過ぎ(笑))

そして打ち上げ〜

打ち上げなう〜・・・って今から上海まで車飛ばして日本に帰らねばならんのですが帰れるのでしょうか?・・・(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

そして部屋飲み〜

部屋飲みなう・・・帰れるのか?(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

そして車をチャーターしてもらって上海浦東空港まで来て飛行機待ち←イマココ

思えば去年はこんな激動のスケジュールじゃったが、
今年はまだマシやな(笑)

日本に帰ったらまず風呂に行こう・・・

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2016年12月21日

桃源郷は遠くにありて思ふもの・・・

日本での10本連続来日ツアーで(というよりその飲み会で)風邪をひいてしまい、
治すべく暖かいタイに飛んでまた飲み過ぎで風邪を悪化させてしまい、
北京に帰って風邪をおして仕事などをしてたら何と今までにない環境汚染!(◎_◎;)

今抱えている仕事はプロデュース関係だけなのでパソコンさえあればどこでも出来る!!
とばかりに北京脱出を試みた・・・

寒くなくて空気もよくてのんびり出来るというならやはりここではないか!!

以上はこのブログ記事より雲南省大理

以下はこのブログ記事より雲南省麗江

HotelYuanzi.jpg

YunNanStreetDay.jpg

YunNanHorse.jpg

YunNanMonkey.jpg

わざわざ外国になんか行かずとも自国にこんな桃源郷があるのだからそちらに行けばいいではないか!!!

というわけでチケットを探す・・・

大理や麗江までは直行便はないので雲南省の省都である昆明で乗り換えるのだが、
北京ー昆明は当日のチケットはさすがに高く、
済南ー昆明なら1万円以下であるぞ!!!

というわけでポチリ!!
あとは陸路で済南まで行けばよいだけである。

方言(FangYan)が用意してくれた防毒マスク(笑)を付けていざ山東省済南まで!!

ちなみに旅は気のまま風の吹くままということで、
この時点でまだ北京ー済南の切符は押さえていない。

時間はあることだしゆっくり北京南駅まで行って、
着いてから乗れる便の切符を買って乗ればいいと・・・

ところが列車に乗った途端にメッセージが届いた。

【去哪儿网】【航班取消通知】您在去哪儿网购买的2016-12-20 济南到昆明 KY8206航班已取消。

!(◎_◎;)

慌ててブッキングした去哪儿网のアプリで確認するがそちらは取消、
だがもうひとつのアプリでは遅延になっている・・・

キャンセルだろうがどうだろうが、
もう列車の切符を買って乗ってしまっているのだ。
このまま降りて北京に引き返すわけにもいかない・・・

とりあえず済南空港まで行ってみて、
遅延だったらそのまま乗って、
キャンセルだったら一泊して次の日のにでも乗ればいい。
とりあえずは北京を脱出出来たらそれでいいではないか・・・

・・・と思ってたら済南に着いてみたら北京に負けず劣らずむっちゃ汚染(>_<)

調べてみたら汚染は北京だけではなく中国東部は全部汚染されてるではないか!!

北京から逃げて来たつもりで汚染の真っ只中の山東省・・・(>_<)

視界不良で高速道路は封鎖され、
済南西駅から空港までタクシーはのろのろ運転・・・

空港に着いた頃には予定飛行機の出発時刻でした・・・

もし遅延ならそのまま乗ればと思っていたところ、
遅延どころか全ての便が欠航!(◎_◎;)

まあこの視界不良ではねぇ・・・

というわけで済南宿泊決定!!
・・・と言ってもやることはいっぱいある。

まず昆明に取っていたホテルのキャンセル。
そして明日の朝一番で取ってた昆明ー大理の便のキャンセル・・・

しかしこの航空券は航空会社が違うためキャンセル不可能(>_<)
まあ数千円やったからええか・・・

明日雲南まで行ける便がないかと探したら、
西安経由で麗江まで行ける便があったのでそれを押さえておく・・・

そしてホテル!!

空港には欠航で乗れなかった人がたくさんいるためどこも満室!!
そんな中で空港からも近い素敵な客栈(ホテルよりもランクが低い宿泊施設)があったのでポチリ!!

お金も払っていざその場所に行ってみるとそんな客栈など影も形もない・・・
載っている番号に電話しても使われてないので仕方ないので飲む!!

飲みながらサイトにクレームを入れるのだが、
サイトとしてもこのような事態はあまり経験がないらしく、
結局全額払い戻してくれて一件落着!!

・・・と思ったら今度はまた別のメッセージが入る・・・

【去哪儿网】【航班取消通知】您在去哪儿网购买的2016-12-21 济南到西安 JR2429航班已取消。

!(◎_◎;)・・・西安行きも飛ばんか・・・こりゃもう空路ではこのスモッグだらけの街から出れんな・・・

そんな中、ネットではこんなCNNニュースが流れていた。

中国、大気汚染で赤色警報 北京脱出の「スモッグ難民」も

そうかぁ・・・ワシのような人間を「スモッグ難民」と言うのか・・・(納得)
とりあえずは陸路でこの街を脱出することを考えよう・・・

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2016年11月28日

全中国ひとりドラムツアー2016年 河北省「宣化」

宣化(XuanHua)というところがどこにあるのかさっぱりわからなかったが、車で行くんだと聞いて「ああ近くなんだな」と知った。

XuanHuaMap.jpg

車で行くとなるとどこかに集合しなければならないのだが、
ワシの住んでるところは北京の東北部、
担当の沙泳江(Sha YongJiang)が住んでいるのは西北部ということで、
当然ながらワシがそちらに向かうことになるだろうと思ってたら、
たまたま前の日はワシは北展劇場というところで爽子(Shuangz)のコンサートなので、わざわざそこにピックアップに来てくれることになった。

明日のPearlドラムの活動のために宣化(どこや?)まで連れてゆくべくわざわざコンサート会場にまで迎えに来たPearl倶楽部御一行・・・ってあーた!!徐州や临沂(LinYi)から老師たち何しに来てんの?飲みに来てんの?一緒に宣化まで行くの?(笑)やることないやろ!飲むの?!! 明日は8時に起きて移動なので飲んでホテルで寝るそうです(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

いやそれにしてもこの江蘇省徐州の呉老師と山東省临沂の劉老師は遠くからわざわざ何をしに来ているのだろう(笑)

この3人組はと言うとこの時に3人で道端で朝まで飲んでた写真がツボに入って今だに忘れられない・・・
(この日はひとり白酒をお椀に8杯飲んだらしい・・・)

「まあ飲みに来たのね」
ということで久しぶりに飲んで潰れてホテルで寝て8時出発!!


着いたら地元の胡老師が白酒用意して手ぐすね引いて待っている!(◎_◎;)

河北省宣化(XuanHua)に到着!! 地元の人達が手ぐすね引いて待ち構えていて昼から白酒を飲む(>_<) ワシは午後からクリニックやからお茶・・・って働いてんのやっぱワシだけ?!(◎_◎;) やっぱ遠方から飲むためだけに集まって来たのね(>_<)・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

360度画像をぐるりと回すと、
真後ろにお茶飲んでる人は運転手で呼ばれて来たのだろう、
その隣の白酒飲んでる人はおそらく飲み専用要員(笑)

まあ胡老師自身も
「クリニックは現場の先生方に任せてるんで私は皆さまに飲んで楽しんで頂くのだけが大きなミッションです!!」

・・・ってやっぱ働くのワシだけなんやな(>_<)


その日は例によってクリニック!!

クリニック終了!!・・・だいぶ慣れたな(笑) まず叩けるかどうか関係なく基礎からある程度のレベルのものまで教えて、それからそれぞれに叩かせる。 叩けない人は簡単なレベルのを叩けばよい。 そしてそれを応用したデモ演奏!! 7拍子とラテンまで行けば相当なレベルのものを教えられるが90分を超えると子供は飽きてしまうのでちゃちゃっと進めるのがなかなか難しい・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

今後はこの「演奏会の前にクリニック」というのが増えてくるだろうからもうカリキュラム作ったもんね・・・

もうばっちし!!


そして宴会!!

夜の宴は久しぶりに食った「羊蝎子火锅」!! 蠍が入っているわけではなく羊の背骨の切り口が蠍に似てることからそう呼ばれている羊の背骨煮込み鍋!! 特に脊髄が美味で、骨の周りの肉をしゃぶりながら脊髄をちゅうちゅう吸う!! ビールにも白酒にも合う中国北方の冬の名物です!! - Spherical Image - RICOH THETA

羊蝎子(YangXieZi)火锅、久しぶりに食った〜・・・


次の日はやっぱワシだけ働きました!!

セッティング完了!! 今日のドラムはVISIONではなく最高級MASTERシリーズです〜 会場はいつもよりちょい小ぶりですがそのぶん高級〜 初登場自撮り棒にて(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

なんか聞いたらここは沙泳江(Sha YongJiang)の生まれ故郷なんやて!(◎_◎;)

せやから仕事のついでに「実家帰るわ〜」
ついでに「ワシの故郷に飲みに来んか〜」

で遠方からふたり飲み友達を呼んでるんじゃないかな・・・(笑)



Vision2016XuanHuaDruming1.jpg

叩きます!!

Vision2016XuanHuaDruming2.jpg

後光がさしとる!!(笑)


叩き終わればサイン会!!

終了〜そしてサイン会と撮影〜 毎回2〜300人はいるのでいつもドラムを叩くより長く働いてます(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

集合写真!!

そして全体撮影ですが、人数が多い上に子供は言うことを聞かないので遅々として進みません(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

そして打ち上げ!!

打ち上げは中国北方の冬の名物「涮羊肉(ShuanYangRou)」!! いわゆるラムしゃぶです!!(北海道のとは全然違う) 炭火の銅鍋で澄ましスープが伝統的ですが辛い鍋の流行により近代では鸳鸯(YuanYang:おしどりの意味)と言って辛いのと半々なのが流行り・・・ 酒飲みが多いので打ち上げの時間がドラム叩くよりサイン会より長いかも・・・(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

今回は終わるの早かったし二次会に付き合いました・・・

二次会はカラオケ!! ドラム教室の女性講師をはべらせて遊んでるわけではありません!!(キッパリ) こういうチャンスにいっぱい中国の楽曲を聞いてアレンジや作曲の勉強にしているのです!!(これホント) - Spherical Image - RICOH THETA

そして・・・

女性講師たちはみんな帰ってしまっておっさんばっかり残ってしまいました・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

女性講師たち(ひとりは校長の胡老師の奥さん)が「明日が早い」ということで揃って帰ってしまいましたとさ・・・

お後がよろしいようで・・・(笑)

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2016年11月22日

上海ディズニーランド

大仕事だった中国ロックの歴史30年コンサートも終わり、
続いてブッキングしてた張嶺(Zhang Ling)の上海ライブも終わり、
娘が「行きたい」というので上海のディズニーランドにやって来た!!

上海ディズニーランドなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

思えば東京のディズニーランドに最後に行ったのはいつだっけ・・・
微かな記憶としてはアトラクションを一生懸命に中国語に訳してた記憶があるので、
小さかった娘を連れて中国人の元嫁と一緒に来たのかもしくは誰か中国人のお客さんを連れて来たのか・・・

まあどちらにしろ今では爆買い中国人のために中国語のアナウンスがあるだろうからかなり前であったことだけは間違いない・・・

「上海ディズニーだったら全部中国語だろうから訳す必要なし!!」
と思ってたら小さい頃に喋れてた中国語を全く忘れてしまっている娘に訳さないかん(>_<)

お父さん音楽用語と下ネタ以外の中国語は全くダメなのよ〜(涙)


実はその娘、ディズニー着いた途端タクシーに携帯忘れよった(>_<)

タクシーと言っても滴滴车(DiDiChe)というアプリで呼び出すUberみたいな一般車タクシー。
すぐに気づいてその電話番号に電話したのだが、もう任務が終わったらその運転手とは連絡が取れないようになってしまうシステムらしい(涙)

まあストーカー行為やプライバシーの観点からそのシステムは大事なことかも知れんが、
このように緊急の場合には「ありがた迷惑」である。

仕方がないのでアプリでセンターの方に連絡を取るのだが、
この自動アナウンスが音楽用語でも下ネタでもないのでさっぱり聞き取れん(>_<)

こんな時はいつも誰か中国人に代わって電話をかけてもらうのだが、
周りに知り合いは誰もいないので仕方がないので売店のお姉ちゃんにお願いした・・・

ところがびっくり!!
通常美人であればあるほど態度がつっけんどんな中国人女性が、
なんと笑顔でこの作業をやってくれた!(◎_◎;)

さすがディズニー夢の国・・・(シミジミ・・・)


すったもんだしながら携帯は何とかゲットし、
チケット売り場でちょっとガラの悪そうなおっさんに声をかけられる・・・

「あんた、中国ロック30年コンサートに出てただろ」

え?・・・という感じである・・・

「日本人のドラマーだろ?たしか北京のにも出てただろ、俺見に行ってたんだ」

いや、ありがたい話なのであるが、
よくいる目をキラキラ輝かせて話しかけて来る若いロックファンともちょっと違う、
昔を懐かしんで話しかけて来る古いロックファンともちょっと違う・・・
なんか初めて話しかけられるタイプのロックファンである・・・

ディズニーにこんなおっさんひとりで来ることもないだろうし、
嫁と子供がどっか行ってこのチケット売り場でひとりぽつんと待ってるのかなと思ってたら、
このオッさんが小声で話しかけて来た。

「チケットあるよ・・・」

ダフ屋かい(>_<)

まあね、ダフ屋にロックファンがいてもおかしくないし、
ダフ屋で稼いだ金でわざわざ北京の中国ロック30年コンサートを見に来てもおかしくはない。

ただ、いくら金髪で目立つからと言って、
自分がドラム叩いてたコンサートに来てた客にチケット売りつけれれる日本人って・・・(笑)

まあ中国でもダフ屋は違法行為だし、
中国の場合はチケット買ったらそれが偽物だったという事件もあるので丁重にお断りして正規のチケットを買って入場!!

ちょうどなんかパレードをやっていた。

ムーランであろう、中国的な出し物!!

そして世界じゅうのディズニーでここ上海にしかないというバイク型絶叫アトラクション「TORON」!!

いや〜時代は変わるというか、もうジェットコースターでキャーキャー言ってる時代じゃないな・・・(笑)

時代は変わるというならもうこのテのアトラクションは現代科学の粋を結集させたらこんなことも出来る!!


(ユーチューブアプリ、もしくはユーチューブサイトで見ると360度動画で視聴出来ます。アドレスはこちら:https://youtu.be/tEU-kjUPizA

まあこうなって来ると「あと出し有利」の原則で、
あとで作った施設の方がより最新の科学技術を導入出来るのだから仕方がない・・・

カリブの海賊の演劇も非常にレベルが高く、
噂によると「ターザン」は中国雑技団を使って最高峰のレベルのものを作り上げてるらしい・・・
(今回は時間切れで見れなかった・・・涙)

心配してたような、
「ミッキーが途中でぬいぐるみを脱いで休んでるんじゃないか」とか、
「ディズニーの中もバッタもんでいっぱいなのではないか」とか、
そんなことは一切なく、まさに世界レベルのディズニーランドであった。

フィナーレのシンデレラ城での花火等のパフォーマンスも素晴らしかった。

もちろん音楽ともばっちしシンクしてるし、
中国語で歌われる数々のディズニー名曲のレベルも素晴らしい!!

「これ中国人の誰がアレンジしたんやろ・・・」

中国音楽界のど真ん中で仕事しているワシの周りに
「この前上海ディズニーで使う音楽作ってさぁ」
という人間がいないので不思議に思ってたが、
まあよく考えたらこれ音楽はアメリカで作ってるわな(笑)

でも歌を歌ってる中国人のレベルもむっちゃ高かったぞ!!
世界のディズニーがここ上海でもレベルを落とすことなく、
更に妥協を許さずレベルアップしていることに大きな感激を覚えた。

入場料388元(およそ6千円)で全てのアトラクションが利用出来て、
しかもまだ中国人にあまり浸透してないのでどれもほぼ並ばずに入れる!(◎_◎;)

ただひとつワシ個人として残念なのは、
「夢の国なのでビール等アルコールは一切販売していない」
ということである(>_<)

世界じゅうにいくつもあるこの夢の国・・・
現実を忘れて夢の世界に没頭して・・・

そして最後に売店でお金を落としてゆくという現実・・・(笑)

夢の国には金を落とさねばならないという「現実」(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

でも6000円プラスお土産代で夢が買えたら安いもんか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:13:17 | 固定リンク

中国ロック30年の歴史コンサートin上海

YaoGun30ShangHaiPoster.jpg

リハーサル360度写真

朝までレコーディングしてそのまま飛行機に乗って上海大舞台(上海体育館のことをこう呼ぶ)で明日のゲネプロ!! 今回の中国ロック30年の歴史コンサートでは6つのバンドでドラムを叩きます〜 しかしこの大舞台がワシの古い友人達だけで満員になるんやから凄いわなぁ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA


2016年5月9日、ちょうど崔健(Cui Jian)が30年前のこの日に「一无所有」を歌った同じ工人体育館にて行われた北京でのこのコンサートから始まって、
「ツアー」と銘打っているだけあって次には長春にて開催!!
そして今回は上海というわけである・・・

しかし12月24日に予定されていた西安はどうやら中止になるらしく、
この「中国ロック30年」と銘打ったコンサートはこれでどうやら最後となるであろう・・・
(31年と銘打って来年もやるかも知れんが・・・)

前回はこのような有様だったのでリハのスケジュールが取れず、
ワシの参加はふたつのバンドのみだったが、
今回は早くからスケジュールを押さえられていたので6つのバンドで参加!!(凄っ)

まず最初はお決まりの中国ロックメドレー!!


映像はこちら!!)

黒豹(HeiBao)の「Don't Break My Heart」から始まるこのメドレーはワシにとっては感慨深いものであった。

そもそもがワシがここにいるのは1990年に友人に連れられて何の興味もなかった中国にやって来て、
偶然地下クラブで演奏している黒豹のライブを見たからこそである。

その地下クラブでも彼らは確かにこの曲を演奏していた。
ワシをそこに連れて行った張楚(Zhang Chu)がこの曲が始まった途端にポコダンスを始めたので覚えている・・・

「バラードでポコダンス・・・?」

一瞬頭を傾げたワシだったがすぐに
「ロックをどのように聞かなければならないなってのはこの国にはない。
この国のロックは今始まったばかりなのだ!!」
と強く感激したのを覚えている。

そして今回は彼の代表曲「姐々(JieJie)」も演奏した。

その時、彼はワシのホテルで自分の持ち曲をギターで弾いて歌ってくれた。
「ファッキンガバメントはロックを恐れてる!!
俺たちはロックを聞くことも歌うことも出来ないんだ!!」
酒を飲んでそう叫んでいた彼が歌ってくれたこの曲は、
時代が変わって今では中国人なら誰でも知っているロックのスタンダードとなった・・・

そしてメドレー最後の曲は田震(Tian Zhen)の執着(ZhiZhuo)!!
この曲にもちょっとした縁がある。

ワシが日本でアジアの音楽を紹介するラジオ番組をやってた時、
ゲストで出演してくれた彼女がワシのコメントに答えてこんなことを言った。

「あら私はロック界の人間なのよ。知らなかった?(笑)」

失礼ながらてっきりむっちゃ売れてる流行歌手としか思ってなかったワシであるが、
そう言えば彼女はBeyondのマネージャー、レスリーが投資してLaoLuanが切り盛りしていた「紅星」というロックなレコード会社所属だった。

同じレコード会社所属で、当時食うに食えなかった許巍(Xu Wei)が彼女に書いたこの曲は彼女の代表曲となり、
その後この曲を巡って許巍(Xu Wei)と彼女には確執が生まれるようになる。

それを解決したのがLuanShu
許巍(Xu Wei)の北京コンサートの時にゲストで彼女を呼んでこの曲を歌わせて仲直りさせ、
次の許巍(Xu Wei)のアルバムには晴れてこの曲をセルフカバーして収録することが出来た。

そのバージョンでドラムを叩いているのがワシである・・・

中国ロックにもいろんな歴史があり、
このメドレーを叩いている時にいろんな思い出が頭をよぎって懐かしくなった・・・

次にひとつ別のバンドが入って(それはワシが叩かない)その次は張嶺(Zhang Ling)!!
(映像はこちら!!)

彼との思い出と言えばやっぱりこれだろう。
ある時はケンカしてもやっぱ「音楽仲間」として人生を共にしている・・・

そして次は唐朝老五(TangChaoLaoWu)!!


(映像はこちら!!)

もうね、この人たった1曲のために(アコギコーナー1曲バンドコーナー1曲ゆえ)5回もリハすんのよ〜(涙)
まあ久しぶりにバンドで音出すのが楽しいんやな(笑)
・・・というわけでリハも喜んで付き合いますがな〜

11月19日上海中国ロック30年の歴史コンサート唐朝老五のリハーサル!! 超高速のツーバスがあるのでX.Y.Z.→Aモードで上半身裸で叩いてます!! - Spherical Image - RICOH THETA

そして次が初共演!!BEYONDのベーシスト黄家強ことスティーブ!!
いや〜実のところリハも本人は不参加だったのでこの日サウンドチェックの時に初めて顔合わせということになった。

最後のリハはBEYONDのベーシスト、スティーブこと黄家強のリハ!! 知り合って25年、初めてバックバンドとして一緒にプレイします〜 ・・・って本人おらんけど(笑) 大陸ツアー用の若いバンドの中にひとりだけ大御所が放り込まれてみんなむっちゃ緊張して大変(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

サウンドチェックと言ってもワシはドラム台んとこに座りっぱなしで、
本人がステージに上がって来る時にドラム台んとこに挨拶に来て、
そのまま歌って帰ってワシはそのまま次のサウンドチェックしてるのでほとんど会話を交わしてない(笑)

本人は「夜サウンドチェックが終わったら飯でも食おうよ」と言ってくれてたが、
ワシが全部の終わったん夜中の3時(>_<)

というわけでいきなり本番でまた会うしかない!!(笑)

YaoGun30ShangHaiHuangJiaQiang.jpg

まあ出番直前にステージ降りてって楽屋に行って
「よろしくね」
とは言ったけど結局声を交わしたのはその2回だけだったぞよ(笑)


(映像はこちら!!)

でもねぇ・・・1曲目の「不再犹豫」が始まった時、
まあこの曲はWINGのコンサートでもいつもやってるBEYONDの代表曲のひとつだけど、
彼と、特に死んだ黄家駒の実の弟と一緒にこの曲を演奏しているというのが何か心に沁みて涙が出て来た・・・

最後の曲「光辉岁月」もしかりである・・・


さて次は元零点(LingDian)のボーカル周晓鸥(Zhou XiaoOu)!!


(映像はこちら!!)

こいつともいろいろあった・・・

零点(ゼロ・ポイント)6万人スタジアムコンサートの時、
ライブレコーディングのためにアメリカからWyn Davisを呼んで、
機材が足りないというので北京じゅうを走り回って探していた時の話だ。

一緒に探してくれてたレコード会社の社長が、
「晓鸥のホームスタジオには確かその機材があったはずだ」
と言って彼を捕まえて話していた時にワシは聞いたのだ。

「これは俺の機材であってバンドとは関係ない」
と言って貸すのを拒んだのを・・・

「俺は誰のために北京じゅう走り回って機材を探してるんだ?
お前のためでもあるんだろがよ!!」

その日以来彼のことはどうも虫が好かんかったのだが、
この狭い中国ロック界でお互いいがみ合ってても仕方がない。

考えてみれば彼はそれだけバンドと仲が悪かったということだ。
その証拠にその後きっぱりとバンドを脱退している。

まあワシに対してどうのこうのというわけでは決してないというわけで今は仲良くやっている。

それというのもこいつ、LuanShu!!
こいつと晓鸥が大の親友になってしまったので、
必然的にワシと会う機会も多く、仲違いしてるわけにもいかなくなったのよね〜(笑)


(映像はこちら!!)

彼自身はシンガーというよりはプロデューサーなのだが、
最優秀プロデューサーに選ばれたり、
映画音楽の主題歌を自分で歌ったりもしてるので、
まあ今では中国ロックの重鎮のひとりであろう。
特にこの死んだロック仲間、唐朝のベーシスト张炬のために書いた「礼物(LiWu)」は、ロック史に残る名曲のひとつと言っても過言はないであろう・・・

YaoGun30ShangHaiLiWu.jpg

思えば张炬が死んだことによって、その後の唐朝はボーカルの丁武(Ding Wu)とギタリストの老五との確執が激化して分裂(>_<)

この中国ロック30年の歴史コンサートに唐朝が出演しない理由にも老五との確執という噂もまことしやかに伝わって来る・・・

「中国人はひとりひとりは龍だがふたり揃うと豚になる」
という諺があるように、
どんなバンドにもムードメーカーがいて、
その存在がふたつ並び立たないはずの龍をうまい事やって存在させているというのはよくある話だ。

BEYONDの場合はそれがドラマーのWINGだろう。

大きな確執がメディアを騒がしているギタリストのポールこと黄貫中とベースの黄家強と仲も、WINGがなんとか頑張って修復して欲しいなといつも思う。
(かと言って自分が爆風スランプのこととなるとそう簡単にいかないのだが・・・笑)

何はともあれ、よくも悪くもこれが現在の中国ロックの大御所たちの「今」である。

願わくばみんないつまでも健康で、
こんな風にしがらみや色んなものを乗り越えてまた集まれるチャンスが毎年あればいいのになと思う。

中国ロック30年の歴史はワシにとっても27年間の奇異な人生の歴史である。

乾杯!!

打ち上げなう〜乾杯!!! - Spherical Image - RICOH THETA

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2016年10月11日

Funky末吉Trio初の中国ツアー

まあ「Funky末吉和他的朋友们」と銘打ってはよくツアーを廻ってはいた・・・

ファンキー末吉定例ライブin天津
日本人の来ないライブ
北京定例ライブwith D-Drive
9連チャンの中国ツアー後半は江南地区5本
VoThM天津北京ライブ
寧夏回族自治区銀川ツアー3本

ところがその中でのひとつの「演目」でしかなかった「Funky末吉Trio」としてツアーを廻るのは初めてである。

そもそもはと言えば元布衣(BuYi)のマネージャーだった黄晨(Huang Chen)という女性がいつの間にやら雲南省の大理(DaLi)というところに引っ越していたということから話が始まる・・・

ワシも雲南省の麗江(LiJiang)というところには行ったことがあり
そこも初めて行くワシにとってはそれこそ桃源郷のようなところで、
大理(DaLi)というところは更に皆が口を揃えて「もっと素晴らしいところだ」と言う・・・

そんな素晴らしい街に引っ越した彼女の友人がライブハウスを開き、
そこのオーナーがワシの事が大好きらしく
「是非来てライブをやってくれませんか」
というところから始まった。

さすがは元敏腕マネージャー、
「どうせだったらいろいろ1週間ぐらいツアー組んであげるから」
と言うのだが、
デブのキーボード張張(Zhang Zhang)が忙しくて4日間が限界だったので、
せめて大理(DaLi)では1日ぐらいゆっくりして下さいな・・・というわけで4日間3本のツアーを組んでくれたというわけだ。

結論から言うと飛行機移動でライブ3本では金銭的には赤字が出たのだが、
まあ「バンド」としては身のあるツアーだった。

何せリハーサルなどしないのだからツアーでもないとなかなか新曲とか仕上げるのは難しいし、連日ライブをやることになるのだから、北京定例ライブみたいに先月やった曲を思い出すので精一杯ということもなく、「バンドサウンド」というものが練られてよい。

結局、3連符の5つ取りと8つ取り(4つ取りに比べて数段難しい)を駆使したシャッフルの難曲と、昔モンモンという歌手に書いた曲を渋谷有希子に歌ってもらってレパートリーに加えることも出来た。

そして言わなければパッと聞いて誰もわからないことなのだろうが、
実は今までやっていたラテンの曲は、
「全てのリズムは2−3と3−2に分類出来る」
というラテンの偉い人の教えに従って、
今まで3−2で叩いていた曲もメロディー自体が2−3だったので叩き方を真逆に変えた!!

長年叩き慣れたものを根本から変更するって結構大変なのよね・・・

まあ新曲も含めて、メンバーの皆さんも北京に帰ってしばらく身体で熟成させれば、おそらく月末の北京でのライブの時にはもうばっちし身体に入っていることだろう・・・

まあツアーの赤字補填はそういう意味でも私がさせて頂いて、
本当に小額ですが些少のギャラを出させて頂いた・・・

もちろん毎日のご馳走はワシが奢る!!
まあそれは北京でもそうなので地方に出ても同じである(笑)


さてツアー初日は重慶!!
場所はなんとこのライブハウスだった・・・

看板も出さずに取り締まりといたちごっこで運営してた頃の話
引っ越してちゃんとしたライブハウスになっていた頃の話

そして今回もまた場所を引っ越していたこんなに素敵な店になっていた・・・

オーナーとまた記念撮影!!

FunkyTrioTourChongQinPhoto.JPG

いや〜一生懸命宣伝してくれたんやろうなぁ・・・
お客さんが70人も入っていてびっくりした!(◎_◎;)

自分名義で70人って日本でも集められへんでぇ・・・(驚)

ワシの中国での名声って日本より大きいんやなぁ・・・
こりゃひょっとしたらツアーもトントンで黒字が出るやも知れんぞ・・・

と思いながら打ち上げ!!

重慶火鍋は2度辛い!!(>_<)

・・・というわけで翌日はこんな感じ(笑)

大理(DaLi)のライブハウスがまた素敵な店だった・・・

きっと地元のロック好きの若者で運営してるんやろうなぁ・・・
とか想像しながら名物の「雲南コーヒー」を頂く!!

メンバーはみんな仮眠を取ると言うが、
ワシはこの大理(DaLi)の古城(GuCheng)と呼ばれる旧市街がとてもいい街並みだったので探索に出かけた。

「大理石」というのは実はこの街の名前から付けられたもので、
なるほど大理石関係の店や芸術品なども多い・・・

次の日はオフなのでまた探索しようと思ったら、
なんと偶然LuanShu
大理(DaLi)に来ているということで合流!!

なるほど、西は雲南の山々、東は湖に挟まれた風光明媚な街並みを堪能させてもらいました・・・

ところで夜は古城(GuCheng)で飲もうということになり、
街をぶらぶらしながらお洒落な店に飛び込んで飲んだりしてたのだが、
生バンドが入っている店も多く、街を案内してくれた若い衆が言うには、
「凄いですよ、バンドやってる奴らみんなファンキーさんのこと知ってて、
見かけたらみんなびっくりして憧れの眼差しで見てるんですよ・・・」

「だったらライブに来い!!」
とまあ中指立てるわけでもなく、とりあえず大理(DaLi)は小さな街なのでその程度の動員で赤字(笑)
次の街、昆明(KunMing)へ向かう・・・


黄晨(Huang Chen)がブッキングしてくれた乗り合いタクシーに乗って行くのだが、
これがたっぷり5時間ほどかかってもうへとへと・・・

入り時間にも遅れて直接小屋に着いたら、
なんと懐かしい人がライブハウスの入り口でワシらを待っていた・・・

5年前、ここ昆明で一緒にコンサートをやった少数民族の歌手、高洪章(Gao HongZhang)である!!

その時の話

不思議な人間である。

一緒に仕事をしたことのある歌手というのは数多いが、
この男だけは何故だか「懐かしい」というか、
「本当に時空を越えてやっとまた再会した」という気持ちになるから不思議である。

さっそくリハ後に夕飯をご馳走になった・・・

もちろんライブ前なので酒は飲めん・・・
何やら彼は電話でライブ後にワシが飲みたいと言っていた米酒を持って来いと誰かに指示していたようだ・・・

そして打ち上げ!!

自家製の米酒!!

FunkyTrioTour2016MiJiu.JPG

これを持って来てくれたのは、
前回のコンサートの時に神鼓(ShenGu)という太鼓を叩いて神々と交信するというこの方!!

FunkyTrioTour2016ShenGu.JPG

ブログの内容から少々引用してみよう・・・

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その後に出て来たこの民族パーカッション!!

KunMIngShenGu.jpg

名を「神鼓(Shen Gu)」と言う。

タイコに鈴が付いていて、
右手でそれを揺らして鈴を鳴らし、
左手でバチでタイコを叩く。

普段はこのように地べたに座って演奏するのだが、
最後のサビの繰り返しになると突然立ち上がって、
狂ったように踊りながら演奏するのだ!!

リハの時にそれを見た瞬間にワシは号泣!!

本番の時はワシの位置からは見えなかったが、
よく見える位置の張張が号泣!!

「ファンキーさん、あれはねぇ、神様と交信してるんだよ。
誰にもじゃま出来ない神との会話なんだよ!!」

それもそのはず、彼の職業はもう音楽というレベルを越えている!!

病気の人がいればそこに行って「神鼓(Shen Gu)」を叩き、
運気が悪い人がいればそこに行って「神鼓(Shen Gu)」を叩く。

神鼓奏者というのはもう音楽を越えて呪術師のレベルにいっているのだ。


宗教は人を救うために生まれ、
そして時には戦争を起こし、人を殺す。

ヘタな宗教をやるぐらいだったら、
楽器をつきつめて神と交信した方がよっぽど平和である!!

---------------------------------------------

もうね、この人たち、凄すぎるの!!(涙)
とりあえずこの高洪章(Gao HongZhang)のアルバムを全曲ここにUPするね!!

ところどころで聞こえるサックスのような楽器は実は「声」なのよ(驚)

もうね、次の雲南ツアーの時には彼らゲストで呼ぶことにするわ!!
途中のお歌のコーナーんとこで思う存分神々と交信して下さい!!(感涙)


というわけでアルコール度数10度で危険なほど酔っぱらう少数民族自家製の米酒でしこたま酔っ払ってツアーは終わった・・・

「大理(DaLi)に来るんだったらどうして予め連絡しない!!俺の故郷なのに!!」
と彼は言うが、張張(Zhang Zhang)は、
「そんなことしたら大変ですよ。もう昆明だけでこの歓待ぶりなんですよ。
彼は全ての仕事を休んでずーっと私たちを歓待し続けますから!!」

・・・そしてワシは次の日の朝一番で北京に帰ったが、
張張(Zhang Zhang)はチケットを変更してもう1日滞在して歓待を受けている(笑)


でもね、実は助かったのよ・・・
実はね、実はね・・・小屋にシンバル忘れたの(涙)

北京着いてから気付いてすぐに張張(Zhang Zhang)に連絡して取って来てもらった・・・

すまんのうすまんのう・・・次からはもうシンバル持って行かんし!!(そこかい)

Posted by ファンキー末吉 at:15:09 | 固定リンク

2016年10月 9日

記憶がなくなるほど飛ぶというキノコ鍋(笑)

ツアーレポートの前にこの話をUPしておこう・・・

重慶から大理に入ってライブが終わったFunky末吉Trioのご一行、
キーボードの張張(Zhang Zhang)が神妙な顔してこんなことを言う・・・

「前回来た時ねぇ・・・」

聞けばどこかにキノコ鍋の専門店があって、
そこで食べているうちにみんながハイになって記憶が一切なくなるほど飛んでいたと言うのだ。

「それって合法なの?」

何せ雲南省には世界的に悪名高い麻薬トライアングルがあり、
政府当局も躍起になって摘発に力を入れているようなところで非合法なものなどやりたくはない・・・

「いたって合法ですよ!!明日の移動日に探して行ってみましょう」

Kinoko1.JPG

大理の古城(GuCheng)と呼ばれる旧市街、
張張(Zhang Zhang)の記憶を頼りに探すこと30分、
ようやくたどり着いたそれらしき店!(◎_◎;)

その名も「箱舟デブキッチン」!!(笑)

Kinoko2.JPG

まあこうして表通りに看板を出しているんだから決して非合法な店ではあるまい・・・(安心)

噂の「キノコ鍋」とやらを頼んでみる・・・

Kinoko3.JPG

まあ考えてみたらキノコってとどのつまり「菌」なのな!(◎_◎;)
いろんな「菌」が形を変えて皿の上に乗っかっている・・・

説明書を見ると、まあこれだけたくさんのキノコがあるんだったらいくつかのキノコで飛んでハイになってもおかしくはない・・・

Kinoko7.JPG

しかしまあ、「菌」だと思えばキノコってちょっと気持ち悪いな・・・
いくつかのキノコは何だかわからんがヌルヌルしとるし(>_<)

ちょうど雲南省の山々を眺められる席にてグツグツと煮てゆく・・・

Kinoko4.JPG

10分後ぐらいには煮上がって出来上がり!!

Kinoko5.JPG

スープは鶏ガラであっさり味で、
キノコの味も滲み出て来て結構美味い!(◎_◎;)

みんなもがんがんに食が進み、見ればひとりだけ汗だくになって食っているヤツがいる・・・

Kinoko6.JPG

辛くもないこんな鍋食ってそこまで汗だくになるか?!(◎_◎;)

まあデブは暑さに弱いのだろう・・・
みんなは気にせず箸が進み、食い終わってお勘定!!

まあひとり1000円程度のリーズナブルな値段である。

また古城(GuCheng)の街並みを眺めながら帰路につくご一行、
「あれ?みんな飛んでないですか?」
と張張(Zhang Zhang)・・・

あ、そんなことも言ってたなぁ・・・別に普通ですが・・・(笑)

5人で鍋食って誰ひとりとしてハイになったりしてないのに、
どうやらこいつだけがひとりハイになっているらしい・・・(笑)

ひょっとしてこれってデブにだけしか効かないの?
・・・などと思ってもみたが、まあ地元の人が言うには、
人間がキノコ取りに行ってそれを店で出してるわけだから、
場合によってたまたまそんなキノコが混じってただけなんじゃないですか・・・

ひょっとして前回来た時に混じってて、
今回は混じってないのに「飛ぶ」と信じ込んでるからひとり飛んでるデブ(笑)

いや〜でもデブ以外には決して飛びはしないが「鍋」としてだけでもかなり美味な料理でしたぞ・・・

さてツアー最終地の昆明へ移動〜

Posted by ファンキー末吉 at:14:05 | 固定リンク

2016年9月17日

蕁麻疹・・・

旅をしていて一番困るのが旅先での病気である。

二十数年間中国語を喋って生活しているとは言え、
ワシの中国語レベルなんて所詮は「生活レベル」。

生まれついての健康体で、生活の中に「病気」などがないので
必然的に病名とか病状を伝える中国語力が全くなく、
医者に行っても薬を買うにも親しい中国人に行ってもらう必要があり、
だから旅先で病気というのが一番困るのよねぇ・・・

実は今回旅先で「病気」というか蕁麻疹が出た(>_<)

JinmashinUde.jpeg

天津の打ち上げで、疲れているのにカキなど海鮮を食ったせいか、
北京に帰った途端に二の腕にぶわーっと出たのだ・・・

まあカキに当たってこのぐらいで済むなら俺って凄いなぁ・・・
など思いながら飛行機に乗る頃には足にも出た・・・

JinmashinAshi.jpeg

ライブ終わって天津から夜中の2時に院子着いて4時半に起きて、
10時間かけてやっと湖北省利川というところに着いたわけだから、
そりゃもう疲れてるからじゃろう、なんか身体じゅういっぱい出た(>_<)

人間の身体には自然治癒力があるんだから寝れば大丈夫!!
とばかり昼寝をしたら本当にだいぶよくなった(笑)

まあこの程度だろうと、夜は地元の若いバンドの連中と飲む!!

元々は前回恩施(EnShi)に来た時の老師が、
「ごめん今日は行けない」
ということでワシと飲みたい若いバンドの連中をよこして来たのだ。

「ありがた迷惑」とも言えるこの風習・・・(笑)
「自分が行けないから全く知らない人に代わりに接待して来い」と・・・

まあ「ご馳走してくれる」というのだから人見知りを押して飲みに行ったというわけだ。
(まあこれが後にとても助かることとなる・・・)

宴もたけなわで酒を飲み、碗を割り、
そんな時に張嶺(ZhangLing)からメッセージが入る。

「9時半から俺の部屋で曲聞きながらミーティングしようぜ!!」
もうこちらは十分にへべれげなのでそのままホテルに帰る・・・

主催者が気を使ったのか彼の部屋はスウィートルーム!!
そこにワインを買って来て飲みながらというわけだ・・・

JinmashinSweatRoom1.jpeg
JinmashinSweatRoom2.jpeg

ここでまたへべれげになって酔い潰れ、
朝になると蕁麻疹なんかどこ吹く風!(◎_◎;)

翌日はすっきりとして朝飯食って、現場に到着!!
ところがサウンドチェックの時にまたモコモコと今度は身体中に出て来だした(>_<)

JinmashinZenshin.jpeg

ホテルに帰ってしばし寝てみたがよくならないので、
「よし、病院に行こう!!」
と思い立ってはたと困った・・・

ワシひとりで医者とか薬屋とか行っても言葉がなぁ・・・

そして思い立ったのだ!!
ワシにはもう地元に「仲間」がいるではないか!!!!

WeChatでグループチャットを組んで、
昨日飲んだ全ての若い衆に事情を書いて写真を送る。

「それは大変だ」
とばかりみんなやれ医者だやれ薬だとやり取りをしていたのだが、
打ち込むよりも喋った方が早いと思ったのだろう、
最後の方はボイスメッセージのやり取り・・・

これが方言がキツくてワシには全く聞き取れんのよな・・・(笑)

JinmashinYaritori.jpeg

まあなんじゃかんじゃで若い衆が薬を届けてくれた。
左が西洋の薬で右が漢方薬。

JinmashinKusuri.jpeg

それを飲みながら色々考えた。

食物だったら一度よくなってまたぶり返すっておかしくないか?
何か新しい食物のアレルギーが生まれたんじゃないか?・・・

アレルギーなど全く持ってなかったワシがある日突然ブリーチ液にアレルギーが出て、
今では頭皮に液をつけないようにやって貰えるところでしか髪染めしない。

友人の元ちゃんなんか今まで全然大丈夫だった「魚」で突然アレルギーが出てそれを食べられなくなったとか・・・

そう言えばワシも天津で食った2時間後に蕁麻疹が出て、
今日は朝飯食った2時間後にまた蕁麻疹が出とる・・・
(昨日の晩飯はその後泥酔なので蕁麻疹の具合がわからん)

何か共通の食材はないか?・・・

天津

羊、牛、貝、カキ、ザリガニ・・・

ホテルの朝飯
JinmashinAsameshi.jpeg

豚、鶏、卵、小麦、米、芋・・・

ってひとつも食材かぶってないやん!!!!(>_<)

理数系の頭を色々とひねって考えてみる・・・
きっと何かが抜け落ちているはずだ・・・

そもそもが食材が問題で2時間後に症状が出たと考えるより、
何かの原因で一瞬で症状が出たと考えてみてはどうか?・・・

頭皮がそうだったように接触によってすぐに反応が出ることもあるし、
精神的にも何かの原因で出ることもあると言う・・・

1、症状が出たのは天津から帰ってひとりで可愛い従業員がいる日本居酒屋で一杯やった時・・・
2、飛行機の中・・・
3、会場に着いてサウンドチェックをしようと思った時・・・

・・・ってこれ全部誰か可愛い子ちゃんがおるやん!!
居酒屋は従業員、飛行機はスチュワーデス、会場はケイタリングのお姉ちゃん!(◎_◎;)

張嶺(ZhangLing)の部屋で飲んでた時にはおっさんばかりやし、
これはひょっとして美女を見るとアレルギーが出るのでは?・・・

そうなのか!!美女怖いぞ!!まんじゅう怖い!!
特に20代の美女が一番怖い!!

皆さん、お願いですからワシに美女を与えないで下さい!!!


PS.おっさんばかりでこれから重慶ー成都のツアーなのであれからめっきり症状は出ていません(笑)

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2016年9月 4日

フェスティバルのハシゴ(2016年夏)

これだけ中国じゅうで山ほどの音楽フェスティバルが催されているんだから、スケジュールがガッチンコしない方がおかしい・・・

去年はこんな感じでフェスをハシゴし、今年も去年に負けずの移動距離を飛ぶこととなる・・・

もともとは周韧(Zhou Ren)の北京でのフェスが8月26日に入っていて、
爽子(ShuangZi)が同じイベントの最終日28日に入った。

そしてその間の27日に長春でのイベントが入ったので、
北京ー長春ー北京という移動を余儀なくされることになったのである。

26日のイベントのサウンドチェックは前日25日に行われることになったのだが、一緒に住んでいる布衣(BuYi)も同じく26日に同じイベントのサウンドチェックだと言う・・・

このイベントは各出演者の近所に送迎バスを出してピックアップして廻るというので、少々早く出る必要はあるが布衣のバスに便乗させて頂いた。

ガラの悪いのがどんどん乗り込んで来る・・・(笑)

まあこれが乗り合いバスやったら普通の人は絶対に乗らんわな(笑)

会場は北京市内とは思えないむっちゃ広い芝生の公園だった!!

なんと主催者は以前のこのドタキャン騒ぎ(これこれ)の主催者と同じで、
そのうちひとりは20年前からの友人でもあるので、
「26日にドラム叩き終わった瞬間に飛び出しで空港まで行きたいんだけど」
と相談しておく。

「よっしゃ、じゃあお前のために車一台用意しとくよ」
これで解決!!
タクシー呼んだり待たせたり、余計な手間が一気になくなった・・・(嬉)

当日!!
また布衣もバスに乗って早めに会場入り!!

バスに乗るミュージシャンもみんな「敬老精神」に溢れているので(笑)
ワシは最後部座席でごろんと横になれる。

いや〜これ全然違うのよ・・・疲れのとれ方が・・・(ホント)

さて会場着いたら先に布衣のライブ!!
そして周韧(Zhou Ren)!!

ちなみにどちらのギタリストも苗佳(Miao Jia)が弾いているので、
みんなが「なんだこれ苗家音乐节じゃねえか」とか
「苗家和他的朋友们じゃねえか」とか彼をからかうのがツボに入って、
ワシも彼を見る度にそう言ってからかう・・・

ワシはこの日の出演は周韧(Zhou Ren)のみ!!

彼のメニューにはドラムソロのコーナーもあり、
ネットにUPされてたので貼り付けとこう・・・

ドラム叩いたら即飛び出しで空港まで!!

何とか間に合って長春へ!!

着いたらワシを待ってすぐにゲネプロだと言われていたが、
結局は朝いちにゲネプロということで数時間ほど仮眠・・・

早起きしてサウンドチェック!!

ここでの出演はワシは李夏(Li Xia)と張嶺(Zhang Ling)のみ!!
のみったってふたつ出演するわけだが・・・(笑)

オープニングメドレーと唐朝老五のふたつがドタキャンになったからなのだが、張張(Zhang Zhang)はそのふたつに参加しているので、
レギュラーの鄭鈞(Zheng Jun)とワシと一緒の張嶺(Zhang Ling)と含めてまた4つ!!

ちなみに前回の北京のイベントではワシが4つでヤツは5つ・・・

なーに今回はリハのスケジュールがなかっただけで
次の上海はLuanShu周曉歐(Zhou XiaoOu)唐朝老五と、おそらくBEYONDのベーシストSTEAVEこと黄家強とオープニングメドレーも入るだろうから5つじゃ!!!

と指折り出演バンドの数を数えて自慢するのも馬鹿馬鹿しいと思い直し、
いくつでもいい!!中国ロックの歴史に残るぐらいいい演奏をすることが大事なんだよと自分に言い聞かす・・・

ちなみに今回の李夏(Li Xia)の演奏、
全くワシのせいではないのだが、2曲目はベースが変則チューニングでチューニングを下げるのだが、きっと全体的に全部半音高い(>_<)
こちら3番目のバンド)

もうね、やめて欲しいのこんなミス(涙)
ライブ終わって散々責めたが、本人はチューニングが狂ってることすらわかってないので全く気にせず飲んでるし〜(>_<)

ChangChunGuiXianDrink.JPG

ちなみに前回の北京のイベント
「Funky〜久しぶり〜!!」
と声をかけられたこのイベントの主催者・・・

もう女漢子(NvHanZi:女性の豪傑の意)っつうそのまま!!(>_<)
土佐のはちきんのようにキンタマが8つあるんではないかというぐらい・・・

前回の北京では打ち上げで各テーブルを回って白酒でイッキをし、
酔い潰れて若いミュージシャンに担がれて帰って行ったが今回もこんな感じ・・・

ChangChunYaoGun30Drink.JPG

想像するにきっと20年前出会った時にはペーペーのロック好きだったのだろう。
それが入党かなんかして今では共産党幹部かなんか・・・
昔好きだった仲間たちを呼び集めて大きなイベントをやりたい!!
私の今の力ならそれがやれる!!・・・

・・・ってなもんではなかろうか・・・
中国ではこういうロック世代が今政府の重要ポストに入ってたりするので、
経済のバブルと相まってロックが非常に盛んなお国柄になっているのだと言えよう・・・

そのおかげで爽子(ShuangZi)や李夏(LiXia)などの若い世代のバンドが日の目を見るようになってるんだから、中国ロックのためにワシも一緒に飲んで彼女を盛り上げてやろう・・・


まあ何じゃかんじゃで打ち上げも終わって朝5時起きで北京戻り!!
一昨日出演した北京のフェス会場へ向かう・・・

一昨日車の手配をしてくれた主催者である古い友人がワシを見つけてこう言う。
「おかえり〜Funkyさん、今日はどこに行く車を手配しようか?(笑)」

いや、もうどこも行きたくないし・・・と苦笑いで返すと、真顔でこんなことを言った。

「いや〜Funkyさんのドラムはやっぱ違うよ。
イベントには元スコーピオンズ(だっけか忘れた)とかのドラマーも来てたけど、
やっぱ全然違うよ。あんたは最高だよ!!」

主催者からこんなことを言われるなんてミュージシャン冥利に尽きるぜ・・・(感涙)

この日は爽子(ShuangZi)のステージだけなので、
他にも掛け持ちをしている苗佳(Miao Jia)を
「どうだい、苗佳和他的朋友们のイベントは?」
などとからかう(笑)

「かんべんして下さいよ」
と照れながら、
「でもFunkyさんの方が飛び回ったり一番忙しいじゃないですか」

まあ彼は同じところで4つのバンド、
ワシは北京ー長春ー北京で4つ。
張張は最初の北京がないが長春ー北京で5つ。

でもまあ「誰が一番忙しかった」とか「誰が一番稼いだ」とか関係ない!!
「誰が一番いい音を出したか」っつうのが一番大切なのである。

最後の爽子(ShuangZi)のステージも頑張って叩かせて頂いた。
ステージ袖で主催者である友人がこっちを見て親指を立てている。

これがやっぱ一番嬉しいよね。

ChangYangYinYueJie2016ShuangZi.JPG

ChangYangYinYueJie2016Drumming.JPG.JPG


爽子(ShuangZi)はこのイベントの大トリだった。
(偉くなったのう・・・)
スタッフが片付けに入り、ちょっと「祭りの後の寂しさ」が心に湧き出て来る・・・

「そうだ、ギャラを渡さなきゃ」
他のアーティストは最近ではみんなWeChatで振り込み(ホンマ便利になった)なのだが、
爽子(ShuangZi)はヤクザなので(笑)いつまでたっても現金でぽんと渡される。

中国の最高紙幣は100元札、たかだか1500円ぐらいなのだから、
数万円ぐらいのギャラだったらちょっとした「札束」になる。

写真に撮ってブログにUPして、
「こんなにもらいました!!でも日本円に両替したらちょっとしかないのよ〜」
とウケを取ろうと思ったら、渡された札束がむっちゃ薄かった(>_<)

おい!!爽子(ShuangZi)!!!

まあいい、金のためにドラムを叩いてるのではないのだ!!
そのままひとりで日本居酒屋行ってキープしてる焼酎を飲みながら3日間の余韻に浸った・・・

これでいいのだ!!
これでいいのだ!!

幸せじゃぁ〜
ドラム叩いて酒を飲む
今日は東へ明日は西へ〜
(名句)

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2016年8月16日

寧夏でプチドラム教室

もうね、ホンマはイヤんなってんの(>_<)

中国では助けたり助けられたりが通常なので、
その人たちのために一生懸命働いてもノーギャラということがよくある。

今回、というか毎回寧夏に行く度に地元の欧老師(OuLaoShi)から
「Funkyさん、せっかく寧夏に来たんだから生徒の前でいっぱつドラム叩いて下さいな」
と言われ、よくライブの前にその会場で叩いたりはしてた。

そう、欧老師(OuLaoShi)はドラムの先生。
自ら教室を開いてはいるが、Pearl倶楽部には属していない。

想像するに、前回株洲に行った時に地元の王老師が
「元手が5万元ないとPearl倶楽部を立ち上げられない」
と言ってたのを加味すると、
きっとPearl倶楽部に加入するためにはある程度の量のPearlドラムを最初に購入せねばならないのだろう・・・

布衣(BuYi)のボーカル老呉(LaoWu)
「あいつは貧乏だからなぁ」
と言ってたことがあるので、そのお金がなくって今だに加入せずにやっているのではないかと想像する・・・

そう、欧老師(OuLaoShi)は布衣(BuYi)の初代ドラマー・・・
となると老呉(LaoWu)と家族同然に暮らしているワシにとっても「家族」のようなものである。

まあ「家族」から言われたら銭金なく助けてやらねばならないのが中国なので、
まあしゃーない・・・毎回寧夏に行く度に時間取って無償でプチクリニックなどをやってあげていた・・・

まあクリニックと言ってもひとりドラムのメニューをちょいと喋りを長くしてやってやればいいだけなので、ライブ前のウォーミングアップぐらいに考えてあまり負担にはならなかったのだが、今年は
「3人も日本から偉大なドラマーが寧夏に来るなら是非3人でやって下さい!!」
と何やら雲行きが怪しくなった。

「ワシは友達だからええけど、知り合いでもない佐々木隆さんとマッド大内さんがタダでやるのはちょっと筋違いなんとちゃうん!!」

角が立たないようにそう伝えるのがこの中国ではなかなか難しい・・・

仕方ないので老呉(LaoWu)にうまいこと伝えてもらう。
何せ彼はバンドのメンバーチェンジをするのに1年以上何も言わずに波風を立たせずにメンバーチェンジをするという、「バンド」よりも「人間関係」が大切なヤツなので彼に任せておけば大丈夫だろう。

「お金は用意するってよ」
そう老呉(LaoWu)から言われて胸を撫で下ろすワシ・・・

まあ「ふたりにお金を用意した」ならきっとワシにも少しぐらいはくれるだあろうと期待(笑)

寧夏で2本のライブの二日目の昼間、佐々木隆さんとマッド大内さんには、
「空いてる時間にお仕事入れましたんで稼いで下さいね」
と胸を張ってそう言った・・・

以下また同行したペンギンさんのレポートより

そう、このライブハウスは昔院子で一緒に住んでた仲間が開いたライブハウス!!

かなり大々的に行われるようだ・・・
司会者が出て来ていよいよ開始!!!

最初は地元の生徒たちがデモ演奏をする・・・

それを聞いて「点评(DianPing」つまり「批評しろ」と・・・
これは全中国Pearl倶楽部のツアーでも時々やらされるが、
実は非常に辛いのよ、これ・・・

だって子供相手にさぁ、「うん、とてもいいよ」以外の何が言える?
本人のためだと思って本気で批評したら子供なんてみんなくじけて辞めちゃうよ・・・(涙)

まあでも「凄いドラマーに批評してもらったよ」というのが大きな記念になるらしく、
まあ無難なところでまとめてこのコーナーを終わらせる・・・

そして佐々木隆さんの登場!!

ちなみに順番はもうこのツアーで固定してしまったが、
佐々木さんとマッドさんが同じドラムセットを叩くことになるので、
途中でセッティングを変えるためにワシが二人の真ん中で叩いてる間にセッティング替えしてもらうというもの。

何故佐々木さんが先かと言うと、
その後ワシのデモ演奏の間にマッドさんのセッティングに変えて、
そのままマッドさんのドラムフリーソロになって、
それを受けてワシのフリーソロになって、
その間に佐々木さんが自分のセッティングに変えて、
そして最後にふたりの解脱ソロを行うというもの・・・

佐々木さんのポリリズムを駆使した難解なドラムソロは、
基本になる1、2、3、4を出してあげないとただの出鱈目に聞こえるので・・・

そして自分のソロ!!

ここで既に非常に疲れまくっている(>_<)
力を振り絞ってマッド大内を紹介!!

そしてその後またフリーソロを受けて自分も叩き、
佐々木さんがセッティングを終わるのを待ってバトンタッチ・・・

大トリの解脱ソロが終わって既にヘトヘトなのだけれどもここからが大変!!

もうね、ワシ決してネイティブな中国語スピーカーじゃないし、
学校も通ったことなければ全部独学で生活の中で苦労してやっと覚えたレベル・・・

ドラムの専門用語の通訳なんて無理!!(涙)

佐々木さんには
「絶対に難しいこと言わんでよ!!通訳出来んからね!!」
と強く言ってたが、思わぬところから・・・

もうね・・・中国人にわかりやすく説明すんのむっちゃ難しいの・・・(涙)

結局いくつかの生徒の質問を日本語に訳せなかった・・・
何度聞き直しても全くわからんかった・・・(号泣)

もうね、ドラムの専門用語無理!!!!(涙涙涙)

いくつかの質問は飛ばしておきまりの記念撮影で無事(?)にイベントは終えたが、
後半は結局ワシがずーっとマイク持って喋りっぱなし(>_<)

風邪気味の喉は更に悪化し、
頭は使い過ぎてぼーっとなり、
身体はもちろんもうボロボロ・・・

そして欧老師(OuLaoShi)の運転でライブハウスに送り届けてもらうのだが、
別れ際にお金のことが心配になったので聞いてみたら・・・

「うん、もうお二人にはちゃんと払ったから安心して」
・・・ってやっぱりワシにはくれないのね!!(>_<)

この時点でもう疲労困憊で倒れるかと思ったが、何とか持ち直してライブをやった(涙)

まあね、中国ではよくあること(涙)
次の日からの日中友好こども(大人も可)サマードラムスクールにはこの欧老師(OuLaoShi)達も参加するからね、
この御一行の参加がなかったら今年も大赤字になってたかも知れんのでやっぱもう「持ちつ持たれつ」でしょう。

中国の人間関係はこうやって網の目のように構築されているのだ・・・(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:15:10 | 固定リンク

トリプルドラマー寧夏ツアー

初めて中国にやって来たと言う佐々木隆さんとマッド大内さん、
過酷なスケジュールだし大丈夫かなと思ってたら、
食物がどんぴしゃで、太原名物のこのお酒もお気に入りになったようで、
楽しく暴飲暴食しながらツアーが進んでいる・・・

TauYuanZhuYeQingJiu.jpg

太原では昼間っからこの酒を飲んでほろ酔いで寧夏回族自治区銀川へ!!
そして待ってたもの凄いご馳走!!

(以下、いろいろ同行したペンギンさんのツイートから画像をリンクさせて頂きます)

ここは老呉(LaoWu)の知り合いがオープンしたというむっちゃ豪華なレストラン。
羊の丸焼きも出て来ました!!

なんかこれを食すにはいろいろ儀式があるらしく、
最初は「老呉(LaoWu)とFunkyと二人で」と言っていたのだが、
「やっぱ日本からいらした偉大なドラマー3人でしょ!!」
ということになってワシら3人で儀式を執り行うことに・・・

「赤(紅色:HongSe)」は共産党の色でもあるし、
何よりも「紅(Hong)」という中国語は「成功する」とか「大人気になる」とかいう意味もあってとても縁起のいい色だということから・・・

そして、本来ならば白酒でイッキするのだろうが、今回はワインで乾杯!!

ちなみに中国語の乾杯は「干杯(GanBei)」つまり「杯を干す」という意味なので即ち「イッキ」のことである。

そして3人で羊を切り分けます!!

そしてまた「乾杯!!」即ち「イッキ」!!

そしてみんなでまた乾杯!!

そしてその羊が下げられてちゃんと切り分けられて出て来ます!!

・・・と何かペンギンさんのツイートをまとめただけのようになってしまいましたが(笑)翌日昼飯はこれ!!

そうするとどういうことになるかと言うと、
ステージで上半身裸でドラムを叩く「裸族」と言われてるマッドさんのお腹が・・・

MadOnaka.jpg

使用前使用後(笑)

MadBeforeAfter.jpg

早くこっちへ来ーい!!!(笑)

というわけで痩せるために(笑)ライブ!!

Funky末吉トリオにはゲストで地元の二胡奏者!!

そして佐々木隆さんコーナー!!
ギターに小畑秀光が入ってカシオペア初期の代表曲(レコーディングは佐々木さんがやって、神保さんはそれをコピーしたという)Black Joke!!

そして小畑秀光コーナー!!

いやね、毎回この低温花火やるんやけど・・・火薬臭いし煙たいし(>_<)

トリの老呉(LaoWu)の時にももちろん花火!!

客席でも花火!!

終わると残骸だらけ・・・(笑)

そんなライブを2日間やりました!!

ペンギンさん、レポートありがとう御座いました!!

Posted by ファンキー末吉 at:14:02 | 固定リンク

第三届Funky鼓校太原站

「第三回Funkyドラムスクールin太原」と銘打って始まったこの企画、
中国では何もかもが規模がデカイので困っちゃうのよね〜

応募要項

5泊6日で3380人/元(約6万円)で観光旅行もついてこの規模やられちゃぁなあ・・・(困)

第一回目、第二回目は日本で「日中友好こども(大人も可)サマードラム教室)」として執り行われたが、中国から参加するには渡航費やVISA申請の色んな経費も加わるので1万元(15万円)以上の参加費となる。

「第三回目は中国で開いてみて、その後は日本と中国と一年交代で開催しよう」
と言うが、そのうち
「中国だけでええやん」
となってしまうのが心配である(笑)

さて、日本からの講師陣はカシオペア初代ドラマー佐々木隆さんと、
ANTHEMの初代ドラマーマッド大内さん。

ファンキー末吉も加えてそれぞれタイプの違うドラマー3人がまず北京でライブ!!

佐々木隆さんとのドラムソロで解脱したまま二日酔いで太原へ!!

FunkyDrumSchool2016Bus.jpg

もうね、バスまでチャーターして全国から生徒がやって来るからたまったもんじゃない(笑)

FunkyDrumSchool2016Beutiful.jpg

会場は建築中に投資が頓挫してしまったという植物園・・・
つまり、温室の中にステージ!(◎_◎;)

FunkyDrumSchool2016Stage.jpg

もうね、暑いの暑くないの・・・(暑いのよ)

初日はそこで開会式とWelcome Live!!
みんな軽く死にました・・・

初日の写真はこちら


そして二日目!!
この会場でそれぞれレッスンを行うのだが、つまり温室にてレッスン(>_<)
もうね、暑いの暑くないの・・・(暑いのよ)

マッド教室

FunkyDrumSchool2016Mad.jpg

佐々木教室

FunkyDrumSchool2016Sasaki.jpg

Funky教室

FunkyDrumSchool2016Funky.jpg

そして中国の講師として小畑秀光とラブホに行ったこともある(笑)李浩(Li Hao)教室

FunkyDrumSchool2016LiHao.jpg

佐々木クラスで生演奏で手伝ってくれてた渋谷有希子ダウン!!

FunkyDrumSchool2016YouXiZiDown.jpg

昼飯のレストランでついに力尽きてしまったようです・・・
マッドさんがセクハラ!!

FunkyDrumSchool2016Sekuhara.jpg

もちろんウケ狙いのジョークなのであるが、
「やーね〜やめて下さいよ」
の声を出す力もなく、マッドさんまるで悪者(笑)

夜は最後の力を振り絞って発表会に参加してもらい、
翌日はゆっくり休んでもらいました。

2日目の様子はこちら


3日目は私たち講師陣にとっては実質的に最終日!!
午前中レッスンして夜はホールにて発表会!!

FunkyDrumSchool2016Concert.jpg

もうね・・・スケールが違うの(涙)
なんで高々ドラムスクールの発表会で山西省で一番いい劇場借り切って1000人近くオーディエンス入れて開催せないかんの(号泣)

これをやられると来年また日本でやる時に「規模が小さい」とか思われても無理なのよ〜(泣)

この日は「バンドは演奏無理だからドラマーだけで伴奏使ってやりましょう」
となってたので渋谷有希子もゆっくり休めて良かったのだが、
実際バンドだったとしても無理!!!

何せ7時開演と言うのに会場入りは5時!(◎_◎;)
それまでは他の人が会場使ってるんだと・・・

まあ全中国でこんなもんだからワシは別に慣れたもんじゃが、
中国初めての佐々木さん、マッドさんはびっくり・・・

入り時間からドラム台を組むところから始めて、
それでも予定通り(笑)30分押しぐらいで始まってちゃんと終わるんだから大したもん(笑)

これが中国!!This is Chinaなのです・・・

当日の様子はこちら

というわけで私たちは翌日寧夏回族自治区へと向かう・・・

FunkyDrumSchool2016Poster2.jpg
FunkyDrumSchool2016Poster1.jpg

みんなよく頑張りました!!

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2016年7月10日

中国の民族楽器「笙(Sheng)」とのセッション

先日の民族音楽とのセッションのレポート・・・

この吴彤(Wu Tong)という男、付き合いは20年以上になるのだろうが、そんなに頻繁に会うこともなく、まあ「昔からの知り合い」程度・・・

数年前旧正月に北京にいた時にギターの趙衛(Zhao Wei)に呼び出されて飲んだが、
その時に彼もいて二人が仲良く一緒に飲んでたのにちょっと違和感を感じた。

何故なら彼らは中国の「老摇滚(LaoYaoGun:ロックの大御所の意)」のひとつ「輪廻楽隊(AGAIN)」のボーカルとギター、いわばバンドの中心人物であるふたり・・・

しかも2004年には吴彤(Wu Tong)はバンドを脱退し、バンドは趙衛(Zhao Wei)を中心に新しいボーカルを入れて活動を再開している。

つまりバンドをやめたボーカルと残ってバンドを守っているふたりが非常に仲が良いということがちょっと不思議な感覚だったのだ。

実は去年にも一度オファーがあったのだがスケジュールが合わなくて実現していない。

「俺がギターで彼が笙吹いてるんだけどそこにドラマーとして参加してくれないか」

「笙(Sheng)」とはまたコアな民族楽器をやってるんだな・・・と当時はそのぐらいしか思ってなかった・・・

今年はぎりぎりスケジュールが合ったということでリハーサル!!

WuTongPaiLian.JPG

でもここでも何となく「違和感」というか「不思議な感覚」が消えなかった。

そもそもが数々のヒット曲を持つ「老摇滚(LaoYaoGun:ロックの大御所の意)」の代表格である「輪廻楽隊(AGAIN)」の中心人物ふたりなのだ。
こんなヒット曲のひとつでも演奏してやるだけでファンは大喜びだろうし、
何よりもそのヒット曲を歌うことによってこのふたりは一生食っていけるではないか・・・

そこで思い出したのが中野と河合のことである。

中野は昔ブラスバンドでトロンボーンを吹いていたということで、
昔一曲何かの曲でステージでトロンボーンを吹かせたことがあったが、
言ってみれば中野と河合がユニット組んで
「僕は歌は歌いません。これは僕がトロンボーンを吹くユニットなんです(まあヤツはやらんやろ・・・笑)」
と言っているようなもんではないか・・・(笑)

ところがこの吴彤(Wu Tong)が奏でる「笙(Sheng)」という楽器、
まあワシも仕事で使ったことがあるが、
まあこれほどにも演奏性の高い楽器だったとは驚いた!(◎_◎;)

そしてよくよく聞いてみたら彼は笙(Sheng)の家元の3代目かなんかで、
むしろこっちが「本職」!!

そして本番の日、会場に着いたらもっと驚いた!!

彼は笙(Sheng)の奏者としてヨーヨーマなんかと一緒に「シルクロード・アンサンブル」のメンバーとして活動する世界的な笙(Sheng)の奏者だったのだ!(◎_◎;)


見れない方はこちら

そしてその会場というのが何と世界経済フォーラムのサマーダボス会議!(◎_◎;)

そして彼はその中で世界中の文化人の中から選ばれる「Caltual Leaders」のひとりではないか!!!(◎_◎;)!(◎_◎;)

WuTongCaltualLeader1.JPG

WuTongCaltualLeader2.JPG

いや〜一緒にいる時はタダの酒飲みぐらいにしか思ってなかったけど偉い人やったんやなぁ〜(笑)

でも誤解しないように言っておくが、
ワシもロックを志す者、人の肩書きや共演者の名声にひれ伏すような人間ではない。

彼が「輪廻楽隊(AGAIN)」の名声とかを一切利用せずに、
自分の力だけでこれだけ世界に認められていることが素晴らしいと思ったのだ。

そんな彼に呼んでもらってドラムを叩くことを誇りに思う。

日本の雅楽の偉い人は決してワシに声をかけたりはしない。
「自分はこんなに優秀なプレイヤーなのに・・・」
そんなコンプレックスがいつもあって、
その反動でこんな芸術的な活動にとても憧れるようになっていたのだが、
母国日本でそれが叶うことはなく、
こうして中国でしかそのコンプレックスを払拭することが出来ないというのも奇異な人生である・・・

中国の民族楽器とは、まあ今となっては日本人としては一番よく理解しているアレンジャーだと自負しているが、
ドラマーとしてそれと一緒に演奏するのは非常に骨が折れる。

特にワシのように音量のデカいドラマーは、
出音の小さい民族楽器とのセッションはまず音量の問題が大きいのだ。

まあ最近は優秀なピックアップマイク等の開発によってマシにはなって来たが、
やはり基本は「生音」と「生音」こそが「セッション」なのだから非常に相性は悪い。

特にこの会場はコンサートホールでも何でもない。
「会議室」なのだ(>_<)

同時通訳のブースまである・・・

WuTongTlanslateBooth.JPG

北朝鮮専用席まで(笑)

WuTongNorthKoreaSeat.JPG

こんなところでドラムを叩いたらどうなるか・・・
・・・そう、即クレーム(笑)

「隣で会議をしてますので大きな音は出さないように!!」・・・無理(>_<)

仕方がないのでリハーサルでやった大きな音の叩き方は全部やめて、
Jazz的なアプローチでシンバルレガート中心のリズムに変更する。
8ビートはもちろんリムショットで、
それでも「もっと音量下げて」と言われる・・・無理(>_<)

モニターシステムは吴彤(Wu Tong)の要望により全てイヤーモニター。
そうしなければハウリングで大変になるであろうことを経験則として知っているのだろう。

ところが笙(Sheng)のマイクのボリュームを上げるとそこに回り込んでいるドラムの音ばっか(>_<)

まあしゃーない!!音が大きな自分が悪いのである・・・

というわけで大きな不安の中本番!!
1、2曲目はギターと笙(Sheng)だけなので会場で聞いていたが、
大きなノイズと共に笙(Sheng)のマイクが消されてしまった。

3曲目からドラムが入るが、
自分が聞こえないというのもあるが、
外に笙(Sheng)が聞こえなければワシの「仕事」の意味が全然ないので、
それはそれは気を使ってむっちゃ小さな音で叩いた。

いや〜音量を押さえるというのは「気持ち」を押さえることではない。
言うならば
「全力投球でスローボールを投げる」
ということである。

巨人の星の主人公「星飛雄馬」は、
最後に編み出した「大リーグボール3号」でその野球生命を潰してしまう。

全力投球で投げるその超スローボールは、
その全力投球のパワーを手首の腱が受け止めて超スローボールとなる・・・

長年そのパワーを受け止め続けた手首の腱は、
ある日「ピシッ」という音と共に切れてしまい、彼の野球生命はその瞬間に終わった・・・

ドラマーファンキー末吉はその溢れるばかりの「感情」を、
そのスティックを持つ手首で受け止め、
「ピシッ」という音も出ずに結局は爆音となって音となる(笑)

もうね・・・小さい音で叩くのって爆音で叩く数倍難しい・・・(>_<)

後でこの演奏がネットにUPされたので聞いてみたが、
会場の回線とこのLINEの回線は別ものなのね・・・

うむ・・・なかなか芸術性の高いいいセッションであった・・・

このユニットは今後も活動してゆくということなので、
今後は「音量との戦い」!!
小さな音で叩けるいろんなフレーズをたくさん用意しておこう・・・

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2016年6月 9日

頑張れアイドル!!

年末にファーストコンサートで故郷に錦を飾った邵雨涵(Shao YuHan)......

もうね、可愛いの・・・(笑)

いや別にルックスが好みでもないのにワシが心を奪われてしまった理由、
それは実はこのブログに書いてたと思ったら書いてなかったんだけど、
彼女がこの打ち上げの時にワシにこんなことを言ったのよね・・・

「私はこの辺の農民の家から出て来た歌手なんです。田舎者ですがよろしくお願いします」

実はこの言葉で心を鷲掴み・・・

中国で「農民」というと実は最大の侮辱の言葉で、
カースト制度のように金持ちは永遠に貧乏人を搾取し続けて大きくなって来たこの国で、
永遠に抜け出せないはずのカーストの最下級から、
この娘が大スターになろうとしている・・・

それがワシの心をくすぐるのよね・・・

怒涛のスケジュールでこなした2回のリハの時も、
彼女は本当によくワシと接してくれた。

アイドルのバックもやるチャンスは多いが、
「なんか偉いドラムの人が来た」
と緊張するだけの歌手やら
「どうでもいい」
とばかり全く普通の歌手やらいろいろいる。

彼女は「超級女声」という社会現象にもなったコンテスト番組で、
それこそ社会現象になるほど大成功したZと同期だったと言うが、
実は「プロデュースしてくれ」と言って紹介されて会った時のZの印象は最悪だった。

スタッフがワシをプロデューサーとして押して、
本人にも紹介しようということで会議室で会うことになったのだが、
「何よこのおっさん」
という態度で取り付く島もなかった。

「Zの方が先にブレイクしちゃってねぇ・・・」

そうやって笑うこの農民の娘は、
いきなりとんとん拍子に大ブレイクしたZと比べたら、
「何とか私に力を貸して下さい」
でなければここまで来れなかったのだろう。

アイドルなんだから周りのいろんな才能を自分のために集めて、
それで初めて大きな「商品」となる。

だからなのか何なのか、この農民の娘には
「彼女のためなら何でもやってやりたい」
と思わせるような何かがあるのだ・・・

年末の初コンサートから半年あまりで、
湖南大劇場という大きなところでソロコンサート、
そしてこれを皮切りに全国をツアーで廻るという・・・

なんかそんな「大きな渦」を感じるのよね・・・


コンサートは大成功!!

ShaoYuHanHuNanDaJuYuan.jpg

特筆すべきは毎回メニューにドラムソロがあるのな。

前回はオープニングがドラムソロで、
ドラムソロ終わりからロック調のオープニング曲に入るという構成だったからいいものの、
今回は・・・

ShaoYuHanHuNanDaJuYuanMenu.JPG

全く何も関係のないところにぽこんと鼓Solo !(◎_◎;)

しかも「着替えがあるから5分ドラムソロやってね」って5分って長いよ・・・
やるけど(笑)

有名人のコメントVが流れて、
その後ダンサーだけで1曲踊って、
「じゃあ始めてください」
っていきなり何の脈略もなくドラムソロ!(◎_◎;)

着替えが終わったらキューマイクでそれを知らされ、
適当に締めてドラムソロを終える。

メタルバンドみたいに終わったらバンドのみんなでかき回し入れて・・・
などない!!(キッパリ)

勝手に始まって勝手に終わる(笑)
終わったら歌手が出て来て何事もなかったかのようにMCを喋り始める(爆)

まあ世界広しと言えどもこんなドラムソロを叩く(叩かされる)ドラマーはワシぐらいしかおらんわのう・・・

でも彼女が喜ぶのだ。

着替え終わってステージに戻って来たら何か金髪獅子王みたいなのがもの凄い形相で何かもの凄いかも知れないことをやっとる・・・

好きなんだと・・・(照)

「ずっと私のバンドでこのもの凄いドラム叩いて下さいな」
ってあーた!!(赤面)

でも彼女のスタイルはと言うとこんな感じのB級ディスコで、
基本「ドチタチ」しかやってないんやからワシでなくても誰でも、
いや機械でも立派にこのステージはこなせるぞ!!(涙)

でも客には相当ウケているようだ。

会場を出たらワシの事が誰とも知らない客に捕まって写真攻めにあうし、
打ち上げでも歌手の次に写真攻めにあう・・・

金髪獅子王、モテ期か?(笑)

JinMaoShiWang.JPG
(オリジナルはこんなキャラらしい)

さてそんな中、打ち上げ会場でサイン攻めにあいながら、彼女が何やらふっと鬱陶しそうな表情をしたのを見逃さなかった。

B級ディスコが売りのB級アイドル(失礼)である。
打ち上げに集まる湖南省の田舎者(失礼)も所詮はB級(失礼)のファンかも知れない。
それこそ「農民(むっちゃ失礼)」と陰口を言われる人たちかも知れない。

でもその人たちがお前を支えてくれている。
お前はその人たちと一緒に大きくなるんじゃないのか?

ワシが出会った香港のアイドル達は人前では絶対に笑顔以外は見せない。
WINGだって人生で一番辛い時にもマスコミには笑顔で接していた。

アイドルであるお前がそれが出来なくてどうする!!

「よし、今度会ったら説教でもしてやるか!!」
と思ったらいきなり「ザリガニを食いに行こう」ということになった。

LaoChangSha.JPG

昨夜バンドのメンバーと「老長沙(LaoChangSha)」という有名な店でザリガニ食った写真をWeChatにUPしてたら、
「何よ〜みんなで美味しいもの食べて〜明日本番だから私だけ食べられないじゃない」
と拗ねてた(可愛いのだ)ので、
今日は地元の人との打ち上げもそこそこにどうしてもザリガニを食いたかったのだろう・・・
(それもアイドルとしては問題なのじゃが・・・)

スポンサーなどと一緒のテーブルからバンドのテーブルに逃げて来て、
「今日は絶対ザリガニ行くからね」
とみんなに耳打ちしていた。

そして打ち上げを早めに切り上げてバンドのみんなとザリガニ!!

LaoChangShaXiaoLongXia.JPG

いや〜これだけの量のザリガニを食ったのも初めてやなぁ・・・(笑)

彼女はと言えば綺麗な衣装をジャージに着替え、
でもそのジャージやシャツ自体がかなりのブランド物なんやろな、
ワシなんかが着ているどうでもいいようなジャージとは全然違う・・・

その真っ白な高級シャツにザリガニの染みが・・・

ShaoYuHan2016ChangShaYiFu.JPG

ステージのメイクのまま、それとアンバランスなジャージ姿、
そしてその白いシャツもザリガニの汁で汚れている・・・

なんかこのアンバランスな艶めかしさが彼女なのかも知れんなと思う。

全員とイッキしてしこたま飲んだ彼女は、
また傍の事務所に社長(おっさん)のほっぺにChuってしてた。

まあキス魔と言って酔うとキスする女性はいるが、
彼女もそうなのかも知れないし、それがセクシー派で売ってる彼女ののし上がってゆく方法論なのかも知れない。

でも田舎生まれのさっぱりとした性格の彼女がやるとまるで嫌味がない。

頑張れ、農民の娘!!出来る手段は何でも使ってお前はお前のやり方でのし上がってゆくのだ。
そしていつか同期のZを見返してやれ!!

ps...

「君の曲は中毒性が高くてメロディーが頭にこびりついて数日仕事にならないのよ〜」
そう言うと彼女は面白い言葉を使った。

「そうなのよ〜私の音楽は"洗脳音楽"って言われてるの〜」

そうか「洗脳音楽(XiNaoYinYue)」かぁ・・・面白い中国語だなぁ・・・
などと考えながらしこたま酔っ払ってホテルに帰る。

朝起きて鏡を見てびっくりした。
何故ワシはこんなTシャツを着ておる!(◎_◎;)

ShaoYuHanTshurt.JPG

スタッフが着てたのを「ワシもこれが欲しい」と言って奪い取って着てるのぢゃな・・・
これでは最前列で野太い声で応援している気持ち悪いアイドルお宅と全く変わらんではないか!!(>_<)

完璧に「洗脳」されとる・・・

まあTシャツの着心地もなかなかいいので、
彼女の曲がまた頭の中をリフレインしている日にはこのシャツ着て街を歩いてやるか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:17:14 | 固定リンク

2016年6月 2日

中国で列車の切符を失くしたらこうなる・・・

Big John張嶺(Zhang Ling)の週末プチツアー、
北京を出発して湖南省長沙と浙江省杭州と回って北京に帰る行程なのだが、
近頃のバンドのツアーは列車移動が多い。

世界一音楽フェスティバルが多い(とワシは思っている)中国では、
最近のバンドメンバーやミュージシャン達はいろんなフェスを掛け持ちして、
ワシもそうだが当日入りや本番直前入りも珍しくない。

そんな中、北京空港は霧などの環境に影響されやすく、
飛行機が飛ばなかったり遅れたりすると終わってしまうので、
必然的に5時間かかろうが6時間かかろうが列車で移動することが多くなってしまうのだ。

朝の渋滞を考慮して3時間前に院子を出発して、
(ちなみに張張は2時間前で見事に乗り遅れ)
更に5時間かけて長沙に辿り着く。

まあ今では新幹線網が発達しててどこにでも(ウィグルとかチベット無理かも)その日のうちに着くのだから便利になったものだ・・・

チケット購入や支払いがネットで日本より数段便利に出来る中国では、
バンドのマネージャーがネットでチケットを購入して、
その情報をWeChatで送って来る。

まあ発券までやってチケットそのものを渡される時もあるけど、
そのためにはマネージャーが駅かどこか発券出来るところまで行ってその後に各メンバーと会うスケジュールが不可欠で、
仮に誰かひとりがみんなの分のチケットを持って駅集合にしたとしても、
まあどの国にもいるのだが張張(Zhang Zhang)みたいな遅刻する奴がいるとまためんどくさくなるので、
まあ今では大体このように情報だけが送られて来る場合が多い・・・

鉄道駅に着いたら駅に入るためにふたつの検問がある。
ひとつは爆発物検査、ひとつは「票,证,人,一致」つまりチケットに紐付けされた身分証明書と本人とが全て一致しなければ駅に入れないというわけである。

まあ飛行機と同じでパスポートを忘れたらもう駅にも入れないというわけである。

チケット忘れても同じ。
これから乗るチケットを持ってない人は駅にも入れない。

ワシの場合はまずチケットを発券するために並ぶことから始まる。
中国の第2世代身分証を持っている人は自動発券機で並ばずに発券出来るが、
外国人は身分証がパスポートなので必然的に長蛇の列を並ぶことになるのだ(>_<)

並んで順番が来たらパスポートと一緒にWeChatで送られたこの情報を見せる。

TicketNumber.JPG

特に大切なのは上の方にある予約ナンバー。
端末でこの予約ナンバーを紹介して、
そこに打ち込まれている身分証番号(ワシの場合はパスポート番号)とを照合してチケットを発券する・・・

ということで3枚の切符がここでもらえるわけだが、
今から乗るチケットはポケットに、
そして残りの切符はパスポートと一緒に大事にしまっておく・・・

行きはそのままスムーズに長沙まで移動!!
ライブが終わり、杭州に移動の祭に問題が起きた。

残る切符は2枚、今から乗るチケットはポケットに入れ、
残り一枚のチケットはポシェットの中のパスポートと一緒に入れておいた・・・

はすなのだがいざ列車に乗ったら見つからない(>_<)

だいたいにして高々列車に乗るのにパスポートを見せる機会が多すぎるのだ!!
多い時には列車の待合室に入る時にも取り出して、
ホームに入る改札のところでも取り出さねばならん・・・・

というわけでどこかでパスポート出した時にくっついてぽろんとこぼれ出してしまったのだろう・・・

ないもんはしゃーない!!
帰りはもう飛行機で帰ろうとばかり安い便を探す!!

列車だと北京に着いてからまた2時間ぐらいかかるが、
うちの院子は空港の近くなので飛行機だと着いて1時間かからない。

しかし張嶺がこう言う・・・
「簡単じゃね?杭州着いたら窓口で"失くしたからまた印字してくれ"で済むんじゃね?」

うーむ・・・
確かに中国のチケットにはパスポートナンバーも名前も印字されていて、
他の人が拾ったところで使うことも出来ないのだから、システムとしたらそのまま印字し直してもらえばそれで済むような気もする・・・

杭州に着いて迎えに来たライブハウスの人もみんなも待たせたままひとりで窓口に行って並ぶ・・・

最初に行った窓口ではつっけんどんに「1番窓口に行け」と突っ返されたが、
1番窓口では丁寧に説明されてこんな説明書までもらった。

FogetTicket1.JPG

まあ要するに同じ便の同じチケットをまた新しく買って、
列車に乗って列車長とやらに何やら証明書を発行してもらい、
それを持って24時間以内に払い戻し窓口に行けば払い戻してくれるらしい・・・

ワシ・・・もう飛行機で帰りたいし、
失くしたチケットそのままキャンセルしてくれたらそれでいいんですけど・・・

「その手続きはチケットを発券した窓口でしか出来ません」

・・・ということは、
飛行機で帰って家に着いても、
その払い戻しのためにまたわざわざ北京西駅まで往復せねばならんのか・・・

「列車で帰ります(涙)」

というわけで、ライブ終わって3時まで打ち上げして、5時に起きて何とか杭州駅まで遅れずに辿り着いた。

念のために会う職員会う職員、安全検査の職員や、改札の職員や、列車に乗る時の車掌さんやら全員にその説明書を見せてどうしたらいいのか聞く。

やはり取り敢えずは乗って座って、列車長とやらに会って・・・
・・・ってどうやって会うんじゃい!!どこにおるんじゃい!!(怒)

まあ列車が発車してドアが閉まったら列車じゅう探し回れば会えるじゃろう、
問題は睡眠不足で二日酔い(まだ酔ってる)状態で、
気が付いたら爆睡しててこのまま6時間列車長とやらに会えずに北京に着いて放り出されてしまうことである・・・

寝たらいかん・・・寝たらいかん・・・

眠気まなこを擦っていたら車掌さんがスマホを持って回って来た。
若くてむっちゃ可愛い女の子である。

スマホの画面にはワシのチケット情報が表示されていて、
そのワシの座席目指して来たようだ。

「あのう・・・この方ですか?」

SUEYOSHI SATORUなどの日本名が表示されても中国人にはなかなかすっと読めるものではない。
恐る恐るそのスマホの画面をワシに見せて聞いて来る。

「そうです。証明書発行の件ですよね」

ワシがそう答えると彼女は可愛い顔をもっと可愛くくしゃっとさせて
「わー、よかった〜中国語が喋れるのね、外国人だからどうしようかと思って・・・」

もうね、か・わ・い・い・のだ〜(涙)

「列車長は9号車にいますので北京に着く直前、
そうですねぇ・・・13時着だから12時50分に9号車に行って列車長を訪ねて下さい」

ところがねぇ、隣のおっさんがワシが外国人だとわかるとワシの全ての行動を珍しそうに覗き込んで来るので鬱陶しい(>_<)

パソコンを取り出せば「おう、日本語だ!!どうやって打つんだ?」
車内販売を頼めば「お、外国人なのに中国語喋ってるぜ」

あのね、や・か・ま・し!!!!

そんなこんなで6時間、爆睡も交えて時が過ぎてゆくと、
またさっきの可愛い子ちゃんがやって来てこう言う。

「9号者には来なくていいです。列車長がここに来ますのでこの席で待っていて下さい」

また爆睡・・・もうすぐ北京に着くぞという頃に、
列車長ではなくまたこの可愛い子ちゃんがやって来た。

「私が貴方を連れて行きますのでこのまま降りたら私に着いて来て下さい」

もうね、全中国じゅうの職員という職員にこんなに優しくしてもらったことはこの26年間
の中国生活で一度もなかったので(いやこれホンマ)、
もうヘタしたらこの子に惚れてしまいそうである(涙)

駅に着いたら彼女はホームに突っ立ってるおっさんとこにワシを連れて行った。
言われた通りパスポートと切符を見せて、彼女が書いたのであろう手書きの書類にこのおっさんのサインをもらってハイおしまい・・・

FogetTicket2.JPG

これだけ?手書き?・・・

このまま可愛い子ちゃんはほっとしてまた飛びっきりの笑顔で帰って行ってしまい、ワシはおっさんとふたりで取り残されてしまう。

「出站口(ChuZhanKou):出口の意味」
と言って犬を追い払うような手振りをする。

中国やなぁ・・・(涙)

「出站口行ってワシはそれからどうしたらいいの?」
そうワシはおっさんに聞くのだが、
「出站口行ってそこにいる人に聞け!!」

しっしっしっ

もうね、これが中国、This is Chinaよ(涙)
出口から何からまた会う職員会う職員に聞いて回る羽目になる・・・

しかし出口に着いて初めて気付いたのだが、
これはワシが乗った北京西駅ではない。
着いたのは北京南駅ではないか!!!

まあ日本で例えて言うと、新幹線上野駅がまだ開通してなかった頃に、
大宮駅から出発してツアーして、着いたら東京駅だったみたいな話である。

例えばこれがまた窓口で
「発券した駅じゃないと払い戻し出来ん!!しっしっしっ」
などと言われてしまったら、
まあ例えて言うと、東京駅にやっと着いたのに大宮駅まで行って払戻せと言われて羽田近くの家に帰るみたいなもんである。

確か窓口には「払い戻しは発券した駅で支払った方法への払い戻しとなります」と書いてあったような・・・

このチケットを買ったのは張嶺のマネージャーで、
きっとネットで支払ってるからそこに払い戻しとなるのかも知れないが、
まあそれでも北京西駅まで行くよりは全然マシである。

払い戻し窓口で待つ!!・・・
順番が来る・・・
書類とパスポートと切符を出す・・・

緊張・・・

「手数料がかかりますがいいですか?」

おっ!!出来るのか!!手数料などなんぼでも払ってやる!!
って「じゃあ払い戻ししません」などという客がいるのか?!!(笑)

払戻し金は現金で来た・・・
ということはきっと失くしたチケットを払い戻したのではなく、
新しく買ったチケットを払い戻したのであって、
「その失くしたチケットの列車にちゃんと乗ってましたよ」
という証明書で、乗って着いた北京南駅で払戻せたのだ・・・

よかったよかった・・・もうね、モノは失くしません!!
いやホント、もう今度からチケット入れる場所考えます!!

まあパスポート失くすよりはマシやけど・・・

(関連記事:中国でパスポートを亡くすとこうなる・・・)
その1
その2
その3
その4
その5

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2016年5月 7日

蘇州太湖MIDIフェスティバル

中国最大のロックイベントMIDIフェスティバルは、
元々は中国で最初に出来たロック学校の文化祭として始まった。

開校時にはワシも呼ばれて講義などをした記憶がある。
91年頃だっただろうか・・・

アンダーグラウンドバンドばかりが出演するこの学園祭は、
後には大規模になってのべ10万人は集めるであろう中国最大のロックフェスティバルとなった。

二井原なんかと一度参加したことがある・・・

元々は北京だけで開かれていたこのイベントは今では全国各地いろんなところで開催されているらしい。

Big Johnこと张嶺(Zhang Ling)が参加するということでスケジュールを押さえていたら、田端翔のバンドNever Beforeも参加するというのでドラムを叩いてくれと頼まれた。

まあペーペーのバンドがこのイベントに出場出来るなんて大したもんである。
喜んで引き受けた。

前日の洛陽からの移動はすったもんだしたが、
何とか夜汽車の切符が取れてそれに飛び乗った。

HaiGui20160430Goodnight.jpeg

会場は蘇州駅からも遠いらしく、
迎えに来た見知らぬオジサンの車に乗せられて、
まずはホテルに連れて行かれるのだがそこは会場から更に遠く、
着いたらちょうどNever Beforeの連中が会場に行くバスに乗るところだったので、
チェックインだけしてそのバスに飛び乗り、結局洛陽から11時間かけてやっと会場に着いた(>_<)

TaiHuMIDI2016Gate.JPG

噂によるとMIDIは、太湖の畔りのこの公園もMIDIフェスティバルのために買い取って会場にしているという・・・(驚)

中にはちょっとした遊園地もあって、
子供連れも多く、テント持参で3日間泊まり込みで参加するオーディエンスも多い。

张嶺(Zhang Ling)はメインステージでのゲストだが、
翔くんのバンドはサブステージ。

取り敢えずサブステージで翔くんのバンドのサウンドチェックをしてからメインステージで张嶺(Zhang Ling)のサウンドチェック!!

終わった時にはもうこんな感じ(笑)

TaiHuMIDI2016Sleep.JPG

まあ一瞬寝ればすぐに体力が回復する体質なので気力十分でまずサブステージに向かった。

いや〜サブステージはメタルばっかで客が本当にクレイジー(驚)
モッシュやダイブや何でもありで、
客の上に乗っかって旗は振りまくるし、
発煙筒を振り回すのまでいて危険極まりない(笑)

TaiHuMIDI2016SubStage.JPG
TaiHuMIDI2016Audience.JPG
TaiHuMIDI2016Audience2.JPG

Never Beforeのステージも盛り上がりました!!

TaiHuMIDI2016NeverBeforePhoto.JPG

TaiHuMIDI2016NeverBefore.JPG

そしてすぐさまメインステージに移動!!
张嶺(Zhang Ling)のライブはまあブルースなんで大人の雰囲気でしっとりと・・・

と言いながらやっぱ盛り上がりました!!

TaiHuMIDI2016MainStage.JPG

終わってからまた遠い遠いホテルまでバスで揺られて、
ふたつのバンドメンバーが一緒に飯を食って飲む!!

TaiHuMIDI2016Uchiage.JPG

いや〜新人バンドに取ってはこんな大御所ミュージシャンと飲めるなんて夢みたいなことなのか、あまり飲めないはずのボーカリストもガンガンに飲んで絶好調やったなぁ・・・(笑)

とことん付き合ってやりたかったんやけどワシら次の日は朝5時出発で寧波なのよね〜

また今度ゆっくりタバタバーで!!

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2016年5月 1日

洛陽「唐Townフェスティバル」

5月1日は中国でも労働節で連休である。

いつもこの時期はイベントが多く、ワシも5月1日にBig John張嶺(Zhang Ling)の蘇州でのイベントに呼ばれていた。

ところがその前日である4月30日に「海亀先生」という名前のバンドでドラムを叩いてくれということで突然忙しくなった。

聞けば日本人ドラマーHAYATOくんがドラムを叩いていたそうだが、
彼もいろんなバンド4つをかけ持ちしているので、
まあ全国でイベントが行われるこの時期にスケジュールがぶつからないわけはない・・・

というわけで代わりに呼ばれて洛陽まで行って来た。

入りは前日の29日入り。
北京ー洛陽の直行便は一日に2本しかなく、空港はこのイベントに出るバンドで溢れている・・・

そんな中のひとつなのであろう、隣でチェックインをしているバンドマンがワシに声をかけた。

「Funky老師でしょ?!!」

また「亜州鼓魂聞いてました」とか「許魏のアルバム聞いてました」とか世間話をされるのかなと思ったら、
「機材が多くて超過料金取られちゃうんです。ひとつそちらの荷物として預けてもらえませんか」

まあ同じイベントに出るミュージシャン同士助け合いである。
ワシの預ける荷物はツインペダルだけなので喜んで彼のエフェクターボードもこちらで預けてあげた。

洛陽空港に着いて用意されたバスに乗って取りあえずホテルへ・・・
見れば今年から始まったというこのイベント・・・
若いバンドが多くて半分以上知らないバンドである(>_<)

HaiGui20160430Poster.jpeg

夜のサウンドチェックのためにロビーにいたら、
スタッフなのかよっぽど熱心な追っかけなのか、
ワシを見つけてこう言った。

「打扰一下,乐队的吗?(ちょっとすみません、バンドの方ですか?)」

まあバンドの方と言えばバンドの方なのだがいきなりこう言われてどう答えていいやら分からずに何度か聞き返してるうちにあきらめてどっかに行ってしまった・・・

こちらのバンドのメンバーが集まったのでそのままバスに乗って会場へ!!

そしてそこでワシらの前にリハーサルをしていたバンドの名前が・・・
打扰一下乐队(ちょっとすみませんバンド)

(>_<)・・・バンドの名前だったのね・・・

初めて見るバンドだったが、可愛い女性ボーカルとイケメンのギタリスト(彼もところどころリードボーカルを取る)のポップなロックバンドである。

ワシは持ち込んだツインペダルと、最近フェス用に譜面を全部取り込んだiPad Proを持ってステージ上をうろうろしてたら、バンドのリハーサルが終わった。

「Funky老師、リハが押しちゃってどうもすみません!!」

メンバー全員がワシを見て頭を下げる!(◎_◎;)
・・・いや、別に自分のバンドじゃないし何も迷惑はかけられてないからいいよ・・・

サウンドチェックが終わってバンドのメンバーと酒を飲みに行くにもみんなが気を使って大変(>_<)
まあ年数経ってるだけでそんな偉い人間じゃないのよ・・・

HaiGui20160430Stage.jpeg

翌日は各々昼飯を食ってバスで会場へ!!
いや〜いっぱい人がいるなぁ・・・

HaiGui20160430Live.jpeg

海亀先生もとても人気で、盛り上がってライブは終わりました!!

HaiGui20160430Photo.jpeg

さて、実はここから「戦い」が待っているのだ。

翌日朝の蘇州での音楽フェスティバルのサウンドチェックに間に合うためには、
実は空路だと130km離れた鄭州まで行って、
そこから朝一番の上海行きに乗って、
車を用意してそこから蘇州まで走るしかない・・・

ところが夜行列車が取れれば夜乗ってれば朝蘇州に着く!!
でも満席で取れなかったのよねぇ・・・(>_<)

スタッフが頑張ってくれて「抢票(QiangPiao:キャンセル待ち)」してくれてたんだけど、
もっと先の華山北という駅からの切符しか取れなかった。

「これで乗れるよ」
と言うのだが、日本で言うと「プラっとこだま」みたいに切符に書かれた駅からしか乗れない切符もあるではないか・・・

また我々外国人は個人認証がパスポートなので、
チケットを発券する時に自動発券機が認識しないので長蛇の列の窓口に並ばなければならない(>_>)

昔小畑と無錫から蘇州に移動する時はこのせいで列車に乗り遅れている・・・

ライブ終わりにまず駅に行ってチケットを発券!!
なんとかチケットはゲット出来た!!

HaiGui20160430Ticket.jpeg

そうなればあとは乗るだけである。
もっと向こうの華山北とかの駅から乗らなくていいなら夜の11時まで飲んでれば良い。

「もし乗れなければ」など酒を飲んだらもう考えない。
ヘタして乗せてもらえなかったら車チャーターして130km走って鄭州まで行けばいいだけの話である・・・。

フェスのハシゴ・・・この広い中国で週末や連休には至る所でフェスが開かれている。
バンドの数も増えてかけ持ちをしているミュージシャンもかなり多く、
必然的にフェスをやれば数多くのミュージシャンがこのような移動を余儀なくされ、
イベント開催スタッフももう色々対処しているので慣れたもんである。

悠久の大地中国のスケジュールもだんだん分刻みになって来たということか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:05:26 | 固定リンク

2016年4月24日

ヴァッケン・メタルバトルin中国

居酒屋兆治の田端さんの息子、翔くんが、
「すみません、ドラム叩いてくれませんか」
と言うのでふたつ返事で引き受けた。

とりあえずは5月1日の蘇州MIDIフェスティバル、
そして今回の鎮江(ZhenJiang)だったのだが、
「コンテスト」と聞いていささか不安になった・・・

アマチュアバンドのコンテストにワシなんかが参加してもいいのだろうか・・・

コンテストと言えば爆風スランプの前身バンド「爆風銃(Bop Gun)」も「EAST WEST」と言うコンテストから出て来たのだから懐かしいことこの上ないが、
そもそもが若かりし頃の好戦的で性格の悪いワシらは、楽屋なんかで他のバンドに闘志をむき出しにしてたのだから、そんな殺伐とした雰囲気のところにワシなんかを呼んだバンドなどが一緒にいて他のバンドから反感を買ったりしないだろうか・・・

「いいんですよいいんですよ」
と言うのでリハーサルに行って来た。

NeverBeforeRh.jpg

いや、人相悪いな・・・特にボーカル(笑)

リハ後にはみんなでタバタバーに行ったのだが、
そこでこの人相悪いのがバーカウンターでカクテル作るのな(笑)

NeverBeforeVoCkocktail1.jpg

NeverBeforeVoCkocktail2.jpg

NeverBeforeVoCkocktail3.jpg

いや、オシャレなの作れば作るほど似合わんぞ(笑)

まあでもバンドでバーをやってるっつうのはええわな(全員酒飲みの場合)
リハ後のミーティングも自分のバーでやることが出来る・・・

そこで聞いた話、実はこのコンテストはドイツ最大のヘビーメタルイベント「ヴァッケン・オープン・エア」への出場権をかけた「メタルバトル」というイベントらしい。

「ヴァッケンってどっかで聞いたことがあるなぁ・・・」
と思ってたら何かのテレビ番組で今年は日本からはラウドネスが出場するというと言ってたイベントではないか・・・

「えっ!(◎_◎;)ラウドネスが出るんですか!!」

ラウドネスっつうか二井原実の大ファンであるボーカルが狂喜乱舞!!
人相悪いのに人間可愛いのな・・・(笑)

「よし!!イベントではグランプリ取って絶対ドイツ行くからな!!」

なんかワシの中では妄想がどんどん広がっていって、
「ラウドネスを紹介してやるぞ」
という感じから、酔いが進むにつれ
「中国の無名のバンド、ラウドネスを完全に食った」
とかにまで妄想が広がってゆく・・・・


そして当日、会場である鎮江(ZhenJiang)は生憎の雨・・・

MetalBattle2016.jpg

コンテストなのに野外でやるんかい!!(◎_◎;)

なんかコンテストと言うより、
これも全世界で開かれる「ヴァッケン・オープン・エア」のメタルイベントのひとつなんなんだろうなと思った。

MetalButtle2016Poster.jpg

ワシなんかもうグランプリ取るつもりやからな、ドイツ行くつもりやからな!!
まあワシの場合、強く信じ込んだらそうなっちゃうから怖いよね・・・(笑)

命懸けでドラム叩いたら、集まってるメタルファン呆然・・・
対バンのドラマーとかステージ袖でワシと記念撮影撮りまくり・・・

ほんまワシって「ミュージシャンズミュージシャン」やなぁ・・・(笑)

出番が終わったら対バンと酒飲みに行って盛り上がるし、
やっぱこれは「コンテスト」と言うよりは「メタルイベント」やな・・・

さて結果は最終日が終わってみないとわからないということで、
バンドのベーシストが残ってその結果をメンバーに伝えるということらしい。

もうワシなんかドイツ行く気まんまんやからな!!

ところがビール飲みながら何の気なしに聞いたこの一言で打ちのめされた・・・

「ところでドイツってスケジュールいつなん?」
「はい、8月4、5、6日です!!」

ワシ・・・日中友好こども(大人も可)サマードラムスクールが入ってるから参加出来んやん(>_<)

しゃーないな・・・グランプリ取れたらお前らだけで行って来い!!(涙)

MetalButtle2016Tshirts.jpg

まあこのパスとTシャツだけ記念でもろとくわ・・・

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2016年3月19日

Big John張嶺(Zhang Ling)中国華南地方プチツアー

老炮儿(LaoPaoer)という言葉を最近よく耳にする。

映画のタイトルにもなってちょっとした流行り言葉なのだろう。
「どういう意味なの?」
と中国人に聞くとみんな
「Funkyさんみたいな人のことをいうんだよ」
と笑う。

よくわからないのだが、
「高い経験値や技術などで若い人の度肝を抜くような高年齢の人」
みたいな感じらしい・・・

まあ言ってみれば「すんげージジイ」みたいなニュアンスだろうか(笑)

「Big John張嶺和老炮儿们」(張嶺とすんげージジイ達)と銘打って行われた1月の北京ライブは大好評だったらしく、
「ツアーやろうぜ!!」ということで2週間前に突然ツアーが組まれた(驚)

ツアータイトルは「老炮儿来袭(すんげージジイの来襲)」(笑)

ツアーのくせにブッキングが突然なのよねぇ・・・
ワシは月末の山東省のツアーはドタキャンになったこの仕事が入ってて参加することは出来ない。
誰か他のドラマーをブッキングしているようだ。

今回の華南地方も元々は3月18日の上海が決まってたようで、
そこからどこか繋げたいということなので先日よくしてくれた蘇州のライブハウスを紹介した。

ところが1週間前だというのにいきなり決定になって、
しかも2ステージ入れ替え制というのにはびっくり!(◎_◎;)

思うに「ギャラ制」なのだろう。 だからオーナーとしては何とか元を取るために2部制にした、と・・・
これも「有名人」だから出来る技やなぁ・・・

LaoPaoerSuZhou201603.JPG

前回の北京お披露目ライブではゲストがいっぱい出て大所帯のバンドになってたけれども、この基本メンバー4人でのライブは初めて!!

4リズムの基本リズムでベースがボーカルといういい感じのバンド。

しかもボーカルの張嶺(ZhangLing)はその昔は、
「最近のヒット曲の全てはドラムはFunkyさんでベースは張嶺(ZhangLing)さんだよね」
と言われてたほどワシと共に一番売れっ子スタジオミュージシャンとして活躍してた。

その後彼はJazzクラブに籠ってリアルブックの全ての曲を暗譜で弾けるように修行。
もうJazzからロックから何でもOKのスーパーベーシストでもある。

ベースを弾きながら歌うので歌ってる時にはベースは簡略化するが、
ソロ回しになると昔のJazzセッションのような楽しさが思い出されて来て非常に楽しい。

さすが老炮儿(LaoPaoer)すんげージジイ(笑)
これは密かに楽しいバンドかも知れないぞとほくそ笑むワシ・・・


さて「ツアー」と言えば楽しみは現地現地での暴飲暴食であるが、
そのライブハウスの周りにはそんなに夜中まで開いてる店がなく、
「じゃあ明日に備えて今日は寝ますか」
となってる矢先、キーボードの張張(ZhangZhang)が、
「蘇州の日本人街とやらに行ってみたい」
と言い出した。

ちょうど地元の日本人の友人チャッピーさんが見に来てくれてたのでメンバー全員で連れてってもらった。

LaoPaoerSuZhouUchiage201603.JPG

蘇州は日本人は1万人ほどしかいないと言うが、
そのほとんどがこの新区と呼ばれるところに密集して暮らしている。

北京や上海では日本人の数はもっと多いが、
広い街の中に点在しているのでそんなに目立たないのに対して、
ここ蘇州の新区はほとんどの日本人がここに密集しているので、
言うならばここは中国で一番日本人の密度が高い場所である。

ひとつのストリートはそのほとんどが日本料理屋、
もしくは日本人相手のスナックやマッサージ、
さしずめここは「リトルトーキョー」みたいになっている。

いつもチャッピーさん含めたおっさん共と行く店は時間的に無理ということでとある焼き鳥屋に連れて来てもらったのだが・・・

見ればおっさんの日本人客に全て若い女の子がついている!(◎_◎;)

聞けばこの店は日本人スナックなどで同伴で女の子を連れ出すのによく使われる店らしい・・・

最近「モテ期」だというチャッピーさん、
さっそくその女の子のひとりに声をかけられる。

「おうっ!!こっち来て一緒に飲もうぜ!!」
会話はもう日本語である。

「チョットオ客サン送ッタラマタ戻ッテ来ルネ、待ッテテネダーリン」

!(◎_◎;)

そしてふたりの女の子が戻って来て一緒に飲み始める・・・
しかも日本語で(笑)

またその女の子達は有名中国人である張嶺(ZhangLing)などには全く興味を示さない!(◎_◎;)

それどころかワシを見つけると
「アアコノ人有名人ネ」
とばかり二人とも一緒に写真を撮りたがる!(◎_◎;)

そりゃそうだ。
彼女達にしてみたら日本人客の誰も知らない張嶺(ZhangLing)なんかと写真を撮ったところでそれを「商売」には使えない。
ワシとの写真ならどの日本人客にでも会話の糸口ぐらいにはなるからであろう・・・

自分が女の子達から全く相手にされずに、
ワシだけが女の子にモテまくってると思った張嶺(ZhangLing)、
意地悪そうな笑みを浮かべてこんなことを言う・・・

「俺はもう20年近くFunkyさんと付き合って来たけど、
今日初めてFunkyさんの新しい一面を見たよ。
だからいつもこんなに頻繁に蘇州に来るんだな・・・ニヤリ」

おーい!!!勘違いするな!!
蘇州はおっさんばかり!!おっさんしかいないの〜!!!(涙)

というわけでここのバンドメンバー分は全部ワシが奢らされました(涙)


さて旅は続く・・・

蘇州から上海までは新幹線で30分ほど。
迎えの車に乗せられて連れて来られたのはオシャレなブルースバー・・・

この日は張張(ZhangZhang)が来られないということでアメリカ人のギタリストがブッキングされていた。

LaoPaoerShanghai201603.JPG

いや上海って実は彼みたいに全く中国語を話せないミュージシャンが結構仕事してるのよね・・・(驚)

張嶺(ZhangLing)は留学経験があるし、
ギタリストのロビンはニュージーランド国籍なので英語はバリバリなので、その瞬間からバンド内言語が全部英語になってしまう(>_<)

ワシね・・・英語ダメなの(涙)

英語で喋ってるつもりでいても気付かないうちに一部が中国語になってたり、
今度は中国語に戻った時にもう何語かわからんようになってたり(>_<)

もうね・・・本番終わるまでそのアメリカ人ギタリストと全く喋らんかったし・・・(涙)

でもねぇ・・・言語って大切やなと思ったのは実はコミュニケーションの問題だけではない!!
こんなことがあった・・・

実は張嶺(ZhangLing)の曲で「如果布鲁斯是生活」という曲がある。
日本語で言うと「もしもブルースが生活だったら」という意味である。

歌としては次に「那生活是简单的」と続く・・・
つまり「じゃあ生活って簡単じゃん」という感じだろうか・・・

ところが英語で言うと全く意味が違っていた!!!(◎_◎;)

「If Life was the Blues」・・・
つまりこの曲は「is」ではなく「was」だったのだ!!!!(◎_◎;)

中国語も日本語もあまり「時制」に厳しくないからわからなかったが、
この「is」が「was」になっただけでニュアンスが全然違って来る!!

つまり「ブルースは生活ではなかった」のだ・・・(涙)

だからそれに続く「那生活是简单的」は結果的に「だから生活は簡単ではなかった」ということになる(驚)

8ビートのマイナーブルースの曲なのだが、
この簡単な中国語の歌詞ならワシの中国語力でもすぐに歌詞が飛び込んで来て、
インプロビゼーションも多く「楽しい曲」のように感じていたワシは、
この瞬間にニュアンスが全く違って入って来た。

奴隷として連れて来られた黒人は、
悲しい境遇を歌に込め、楽しく歌うことによって生きて来たという・・・

ブルースはとてつもなく悲しい音楽で、
そしてとてつもなく楽しい音楽だというのはここに根本がある!!

もしワシが全く英語を理解出来ない人間だったとしたら、
この根本的な「詞の深さ」さえもわからなかったかも知れない・・・

言語は大切やなぁ・・・

5月にはこのメンバーでアメリカツアーをしようということでスケジュールを押さえられている。

ワシは中国語が全く理解出来なかったらこれほど中国人のメンタリティーはわからなかっただろうというのと同じように、
コミュニケーションの問題も含め、もっと英語が理解出来ればアメリカから来たこの音楽のもっと深い部分が理解出来るかも知れんからなぁ・・・

4月にはWINGの世界ツアーでオーストラリアとマレーシアが入っているし・・・
これを機会にもうちょっと英語勉強しようかな・・・

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2016年3月 6日

青島の领导(LingDao)たち・・・

志賀高原から湯沢温泉にも行って日本を堪能したLuanShuは、
ちょうどワシがひとりドラムツアーで青島に着いた頃に北京に帰り着いたようだ。

「お前が青島にいるなら俺も行く!!
旧正月は里帰りしてないからどうせ行かなきゃなんないしな・・・」
などと言ってた彼も、さすがに帰国してすぐに青島には来れなかったようだ。

ワシも北京に帰って一緒に飲んだ時、
「俺は3月2日に里帰りするけどお前はどうする?」
と言うので、
「どうするって・・・じゃあ行こうかな・・・」
というわけでまた青島に行くことになった。

「じゃあ飛行機取ってやるよ」
と大盤振る舞い。

しかも
「悪いなぁ、チケット取ったんだけどファーストクラスじゃないんだ、ごめんね」
ってワシ・・・国内でファーストクラスなんか乗ったことないんですけど・・・(笑)

じゃあ2日の朝に空港で〜というわけで当日、
ワシは早めに空港に着いたのじゃがLuanShuが待てども待てども来ない(>_<)

道が混んでたからのようだが、さすがはVIP!!
飛び込みでギリギリ身体だけは乗れたようだ。

その代り荷物はNG!(>_<)
しかし翌日にはコネを使って別便で荷物をホテルに送り届けるほどのVIPぶり(笑)

そのホテルっつうのもまた高級ホテルでね〜

2016QingDaoHotel.jpg

毎回梁棟(Liang Dong)が毎回無理していいホテル取ってくれるんだけどそのレベルを軽く超えたな・・・
(もちろんホテル代も出してくれている)

さてこのホテルを拠点に毎食の暴飲暴食が始まるのだが、
その相手が全部青島市のお偉方ばっか!(◎_◎;)

青島市長だの青島電視台の局長だの・・・
ちなみに中国語でこれらの偉い人のことを「领导(LingDao):指導者」と言う。

こんな人たちと一体どんなモノを食うかと言うと、
ある日の昼食などは日本で言うと迎賓館(行ったことないからわからんが)みたいなところで食事!!!(◎_◎;)

QingDaoGuiBinLou.jpg

食事が始まります!!

QingDaoGuiBinLouLunch.jpg

テーブルに並べられた前菜の中でひときわ目を引くのがこれ!!

QingDaoGuiBinLouToro.jpg

これ・・・霜降り牛肉で小鍋でしゃぶしゃぶして食うのかと思ったら、
なんとこれ・・・マグロのトロの霜降り!!!(◎_◎;)

こんなん初めて見たわ・・・(驚)

QingDaoGuiBinLouTofuSoup.jpg

そしてスープ!!
このふわふわしたもんは実は豆腐!!
それに包丁でむっちゃ細かく切れ目を入れてこのようにしているのだ!(◎_◎;)

もう料理と言うよりは芸術!!(驚)

QingDaoGuiBinLouKani.jpg

カニーーーーーー!!!!(涙)

QingDaoGuiBinLouFugu.jpg

これ何の泥魚かと思ったらフグーーーーー!!!(驚)

こんな料理法するのね・・・
しかもキモがちゃんとあるし・・・パクリ!!(感涙)

QingDaoGuiBinLouChousenninjin.jpg

もうね、朝鮮人参なのか食ったことないようなんもあるし、
全部料理載せきれんぐらいのフルコース!!(涙)

極め付けはシメのラーメン!!

QingDaoGuiBinLouLaMian.jpg

ラーメンは中国ではなく日本の文化だと思ってたが、
ここに来て初めて覆されるこの旨さ!!(涙)

中国人やれば出来るんでねーの!!
これそのまま「東京ラーメン」として売り出しても大流行りになるのではというレベル・・・

いや、何が使われてるかわからんがきっとコストが合わんな・・・

QingDaoGuiBinLouSweets.jpg

デザートのヨーグルトは自分で具を入れてお好みで!!
みたいな・・・

そんな豪勢な料理と、
結局青島に来て青島ビールを飲まずに高級ワインばかりを飲んでいるのだが、
またこの领导(LingDao)たちが飲むのよ〜・・・

ワシも最初のうちは場違いやし偉い人と一緒やと緊張するからイヤやったんやけど、
なんか人間酔っ払うとみんな一緒ね(笑)

晩飯食い終わって一緒に生バンドが入ってるパブに行くのぢゃが、
LuanShuがステージに上がって弾き語りで歌うのはいいとして、
その领导(LingDao)たちも代わる代わる上がって歌うのな(驚)

ちなみに市長だか誰かはワシのために「昴」を日本語で歌ってくれた。

(写真自粛)

面白いことに、领导(LingDao)が歌う時には照明を真っ暗にする!(◎_◎;)

聞けば、こんな偉い人がこんなところで歌なんか歌っている映像がUPされたら、
後々それがどのように使われて政治生命を脅かされたりするのを防ぐためだそうで、
なるほど中国・・・という感じである・・・


さてそんな音楽好きの领导(LingDao)たちがワシらを何やらとある共産党の施設に案内してくれた。

「共産党入党宣言」と書かれた物々しい張り紙の前で演奏するのは共産党お抱えのバンド???・・・

QingDaoBand.jpg

前の晩に领导(LingDao)と酔っ払って熱く語り合ってたLuanShuがワシに
「Funky!!喜べ!!青島で新しい仕事が始まるぞ!!バンドもんだ!!」
と叫んでいたが、このことか?・・・

共産党の歌や毛沢東を讃える歌など革命の歌を披露するのだが、
どこかで感じた似たような感覚・・・

そう!!北朝鮮!!!

でも大きく違うのがこの若いミュージシャン達がみんな「ロック」の洗礼を受けていること・・・

おそらくは物心ついた頃に聞いたのがこのLuanShuの在籍していた黒豹の音楽?
青春時代はワシが参加した許魏(Xu Wei)など中国ロックの名盤?

そんな二人が雁首揃えて自分の演奏を見てる・・・
そんなとてつもない緊張感の中、ディストーションのパワーコードや早弾きソロを駆使しして共産党の音楽を奏でる・・・

思えば中国のように「制度は社会主義、経済は資本主義」に進んでいる北朝鮮・・・
牡丹峰楽団などを率いて新しい革命の音楽によって国を治めようとしている金正恩第一書記がやりたかった音楽はこの世界なのではないか・・・

演奏後に领导(LingDao)に即されてアドバイスを述べるLuanShu・・・
「バンドの仕事ってこれか???・・・」

まあお前がやるんやったらやるけど・・・(笑)

思えばワシが初めて北京に来た25年前には共産党はこのLuanShuをはじめ中国のロックを目の敵にしていた。
それが今ではそのロックの人に教えを請う時代になった。

北朝鮮がいつかそうなる日が来てもおかしくない・・・

どれどれ今年また一回行って来るかな・・・

LuanShuDriver.jpg
(注:写真は単なるイメージです。出典元はこちら

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2016年2月29日

ひとりドラム中国華南地方ツアーその2(連雲港・青島)

上海、無錫、蘇州はとても近い。

この3ライブが終わってそのまま北京に帰るのも芸がないので、
「途中どっかでライブをやりながらちょっとずつ北京に近づこう」
というわけで、前回行った连云港(LianYunGang)と青島をブッキングした。

位置関係は地図で見るとこんな感じである。

HuaNanTour2016Map.jpg

まあ海沿いに北上して行けば順調に拾って行けるツアールートだと思っていたのだが、実は蓋を開けてみたらこの「海沿いのルート」というのがなかったのだ・・・

飛行機は1日1本ほどだし、陸路だと徐州で乗り換えという10時間コース。
仕方ないので飛行機を取った。

上海朝7:50発连云港行き、
問題は蘇州のライブ終わってどうやって朝5時ぐらいまでに上海まで戻るかである。

最初は夜中の2時発の上海西駅行きの寝台車を取っていたのだが、
「その荷物持って上海西駅から紅橋空港行くのも大変でしょう」
ということで現地のチャッピーさんがタクシーを手配してくれた。

それもそうだ、物販満載の荷物抱えてまず蘇州駅までタクシーで行って、
寝台車まで荷物運んでたかだか1時間ちょい寝て、
起きたらまた荷物引きずって列車から降りて、
またタクシー乗って空港まで行くなら、
たかだか250元で済むなら直接タクシーで空港まで行った方がよい・・・

夜中の4時にお世話になってたチャッピーさん宅を出て、
呼んでもらったタクシーに乗って上海紅橋空港着!!
飛行機は時間通りに出発して予定通り9時10分に连云港に着いた。

わりあい近所である地方都市の移動が東京ー大阪よりも時間がかかるというのがさすが中国は広い・・・
とりあえずその日はホテルでゆっくり寝て夕方会場入り!!

いや〜この日のライブは熱かった!!
さすが地方都市のアンダーグラウンドライブハウス!!
もう「ロックコンサート」です!!!

HuaNanTour2016LianYunGang.jpg

日本人が50人ほどしかいないというこの街で日本人客などいるはずもなく、
客は全員中国人!!

いや、厳密にはこのライブをブッキングしてくれた地元の谷口さんがいた。

先月ここに来た時に
「もっといろんなロックの話とか語り合いたかったんだけど仕事で・・・」
と残念がっていたので、今回はツアーで是非!!と思ってお願いしたのだ。

ところが急に持病の痔ろうが悪化して入院(>_<)
なんとこの日は病院を抜け出してライブを見に来てくれた。

真ん中に穴の空いた座布団持って(涙)・・・

この病気は酒もダメだし辛いものなんか厳禁なのに、
そのまま打ち上げまで一緒に来てくれた(感謝)

しかし「痔ろうで中国の病院に入院」というレアな体験談を聞くばかりで、
気がついたら全然「ロック」の話などしなかった(笑)

谷口さん、次回こそはゆっくりロックを語りながら飲みましょう!!


さてこの連雲港から青島までの移動がまた大変である。
飛行機は出てないようで、列車も大回りなのでバスを取ってもらった。

LianYunGangQingDaoBusTicket.jpg

長距離バスなどもう数年乗ってなかったので知らなかったが、
最近はこのバーコードを読み取ってもらうだけでバスに乗れたりするらしい。

到着予定時間が書かれてないが、ナビで調べるとたかだか250km、
車だと3時間ぐらいだろうと思ってたら全然高速を走らずにいつまでたっても青島に着かない(>_<)

トドのつまりには18時に途中で乗客全員バスを下された!(◎_◎;)

全くもって意味がわからない。
アナウンスでは「飯を食う」とかなんとか単語が飛び込んで来たので、
「ワシ別に飯食わんし〜」
と車内に居残っていたら車掌のおばはんが
「何やってんのよ!!早く降りなさい!!キー!!」
とワシも外気温1度の寒空に放り出された。

手荷物は全部持って降りたが、
物販満載したトラックなどは載せたままバスはどっかに行ってしまう!(◎_◎;)

全くもってわけがわからないが、
他の乗客が誰も文句を言ったりしないのでワシも一緒に待ってたらしばらくしてバスが戻って来る。

何事もなかったようにバスに乗り込む乗客たち(笑)

QingDaoBusTrouble.jpg

再びバスに揺られながら考えていたのだが、
「飯を食う」はつまり「運転手が飯を食うから降りろ」ということだったのではないか・・・

「客乗せたままお前が降りろよ」と心の中で突っ込みながら19時半にやっと青島に着いた。

会場は打って変わって「ライブハウス」というよりは箱バンのお店。
「こんなとこでひとりドラムなんてやってもええんやろか」という雰囲気の店であるが、
やってみるとまあ大盛り上がり!!

HuaNanTour2016QingDao.jpg

このライブはLuanShuの親戚である梁棟がブッキングしてくれたのだが、
「Funkyさんが青島に来ますよ〜」というWeChatでのライブ宣伝の書き込みの時のLuan3兄弟の書き込みが凄かった。

「お前なぁ・・・わかってんだろうな!!」
「しっかり接待するんだぞ!!」
「命懸けでご馳走するんだぞ!!」

などプレッシャーを与える(笑)

本人も
「はいー!!命懸けで頑張りMAX!!」
とそれはそれは頑張ってご馳走してくれた。

HuaNanTourLiangDongThanks.jpg

ホテルなんぞどうせ酔い潰れて寝るだけなのに海沿いの高級ホテル(>_<)

「お前なぁ・・・いいんだよそこまでしなくて」
と言うのだが、音楽界の重鎮である親戚3人から山ほどのプレッシャーを受けているので命懸けである(笑)

「これじゃあ悪いなぁ・・・」
と思っていたのだが、ちょうど仲間内がスタジオでレコーディングしているというので遊びに行って一曲叩いて来た。

QingDaoRecording.jpg

昨日の店でギターを弾いているギタリストのフュージョンアルバムだったのだが、
いや〜喜ばれたねぇ・・・

「アルバム出たら名前公表させてもらっていいですか!!」
ってもちろんいいよ〜

「ではお礼に」というわけでまたご馳走!!
いや〜青島は何度も来ているがこの大鍋料理は凄かった!!

QingDaoOhnabe.jpg

これね、海鮮茹でてんじゃないのよ、蒸してるの!!

この大鍋の下には実は羊肉スープが入っていて、
その上に蒸し器でよくある仕切り蓋を置いて、
その上に山ほどの海鮮を打ち込んでいる!!

あのね、羊肉スープで蒸した新鮮な海鮮っつうのも凄いけど、
これ全部食べた後に、その海鮮の汁が全部落ちたその羊肉スープの味と来たら・・・

QingDaoOhnabeSoup.jpg

もうね・・・涙・・・

青島の全ての料理は全部青島ビールに合うように出来ている!!
またその新鮮な青島生ビールは1日でダメになってしまうので青島でしか飲めない!!

もう食えんもう飲めんで帰ろうと思ったら、
「え〜帰るんですか?もう一泊泊まって行って下さいよ」
と引き留めがもの凄い(>_<)

実際夜の9時の飛行機を取ってたんだけどあわや遅れそうだった・・・

「LuanShuが里帰りする時に一緒にまた来るから!!」
と言ってお暇したのだが、
「じゃあ一緒に行くか!!」
と今度はLuanShuが明後日の青島行きのチケットを取ってくれた・・・

旧正月は終わらない(笑)

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:06:41 | 固定リンク

2016年2月26日

ひとりドラム中国華南地方ツアーその1(上海・無錫・蘇州)

そもそもが上海に住むひとりの日本人が「上海でひとりドラムやって欲しい」と思ったことから始まった。

そのスケジュールが2月19日に決まったので、それに合わせて近郊を廻ってツアーにしたというわけだ。

それまでは志賀高原にいたので、そのまま名古屋空港から上海に降り立った。

ブッキングされた場所は何と上海の伊勢丹にあるむっちゃオシャレなカフェ「Gelato Pique」!(◎_◎;)
日本にもあるのか?オシャレなのか?・・・

GelatoPique2016.jpg

オシャレである(>_<)

ワシは打ち合わせの時から何度も言ったのだ。
「ドラムの音って想像以上にウルサイですよ」
と・・・

「いや、うちはJazzのコンボのライブもやったことありますから大丈夫です!!」

ってあのう・・・そのコンボの演奏の総音量よりも音デカいと思うんですけど・・・(>_<)
それに基本オシャレじゃないし・・・

ライブは地元の人が「是非」ということで地元の二胡奏者「潘麗(Pan Li)」ちゃんとコラボ。
彼女の演奏の後ドラムと二胡で何かと言われていたがそれは音量やアンサンブル的に無理ということでワシがギターを弾いて「亜州鼓魂」の中から2曲ほどコラボした。

ShanghaiWithPanLi2016.jpg

ちょうど上海に遊びに来てた「よーしーず(渋谷有希子)」がいたのでよかったが、
いなかったらワシのギターの腕でコラボはどうなってたことだろう・・・

まあここまではよい!!
「異物」は混入しているもののまあ「オシャレ」であろう・・・

でもドラム叩き出したら違うでぇ〜

ShanghaiIsetanDruming2016.png

担当者が何度も外に出て伊勢丹内をチェックするが、
いや〜爆音ですわ・・・(笑)

言うたやろ〜言うたやろ〜

ShanghaiIsetanMC2016.jpg

今回はお客さんがほとんど日本人ということでMCはちょっと中国語を挟みながらほとんど日本語!!

いや〜さすが日本人の滞在者数が数倍いるという上海、
滞在年数20年や、天安門事件の前から中国にいるという日本人の方もいてびっくり!!

月桂冠など日本企業がスポンサードして下さったとかで打ち上げに行ったのだが、
普段の打ち上げとは違って女性ばっかということでついつい羽目を外してしまいました(照)

ShanghaiUchiage2016.jpg

まるで「熟女パブ(失礼)」である(笑)
夢のような楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、
翌日は二日酔いのまま無錫へ・・・


この上海が決まってから、蘇州に住むチャッピーさんに無錫と蘇州を組んでもらった。

「チャッピーさん」と言っても別に可愛いキャラではない。
単なるおっさんである(笑)

Wuxi2016Chappy.jpg

しかし組んでくれたのは無錫のこのオシャレなイタリア料理屋。
対バンがおっさんばかりなのでこちらも気が楽である。

Wuxi2016Taiban.jpg
(ドラマーが来れないということで1曲一緒に演奏している)

本番も思っ切り叩かせて頂きましたが、
その打ち上げも昨日と打って変わっておっさんばっか!!(笑)

特にこのハゲふたりが素晴らしいキャラである。
昨夜の幸せな打ち上げの話をしたらふたりで「あーん」をしてくれた。

ブログに貼り付けるために動画をアップ!!上海との対比(笑)https://www.facebook.com/FunkySueyoshi/posts/10153629235014900

Posted by 末吉覚 on 2016年2月25日

ちなみに前日のあーんはこれ!!

ブログに貼り付けるために動画アップ!!まずは上海での打ち上げの様子〜無錫との対比(笑)https://www.facebook.com/FunkySueyoshi/posts/10153629236559900

Posted by 末吉覚 on 2016年2月25日

もうね、えらい違いである(涙)
ちなみに「あーん」してない時はふたりともスマホに忙しい(笑)

WuxiUchiageHageFutari.jpg

まあ色気全くなしでこれはこれで楽しく飲んで次は蘇州!!


蘇州は1度目は日本人街のバーをブッキングしてくれたが、
今回はFunky和他的朋友们でお世話になったライブハウス。

オーナーは気合い入れていいドラムセットを手配してくれたり
(PearlじゃなくてSONORやけど・・・)

Suzhou2016Druming.jpg

お客さんも半分ぐらいは中国人。
MCは中国語にしました。
こちらにいる日本人は中国語もわかるだろうからね。

そして昨日のハゲのひとりが今日はモンゴルに出張ということで彼の代わりに1ステージ叩く!!

Suzhou2016WithHageBand.jpg

そして打ち上げ!!

またメンツが濃いよ〜
見事に女っ気なし!!(笑)

SuZhou2016Uchiage.jpg

というわけで上海ー無錫ー蘇州と日本人が多い場所が終わり、
ここからは連雲港と青島!!日本人がほとんどいないライブとなりますが、
それ以前に実は移動が大変だった・・・

続く・・・

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:14:40 | 固定リンク

2016年1月 1日

邵雨涵(Shao YuHan)ファーストコンサート

ベーシストの王偉(WangWei)から突然振られたこの仕事、
「1月1日には武漢でドラム叩かねばならんのでそれに間に合うなら」
ということで受けたら、場所は北京ではなく江西省の新余(XinYu)というところであった。

これだけの数のバンドのメンバーを連れて行くのに何で聞いたこともないような田舎町なんだろうと思ってたら、プロフィールを見てなるほどなと思った。

彼女はこの街の出身なのだ。

つまり「故郷に錦を飾る」・・・
街を上げての大イベントだというわけじゃな・・・

ShaoYuHanConcert.jpg

バンドのメンバーは前日の30日の朝一番で現地入りしてるのだが、
ところがワシのスケジュールと言えば、
間違って取った航空チケットを何とか生かすために、
29日には大阪阪急淡路にあるアジア図書館というところで講演会を入れて下さったので朝いちは無理!!

・・・というわけでまず、
大阪から朝いちの便に乗って北京経由という無駄なルートで南昌というところまで飛行機で飛んだ。

ShaoYuHanMap.jpg

北京で途中5時間という半端な乗り換え時間があり、
また地図ではすぐに見える南昌から新余(つまり赤いピンのところ)までは実は200km近くあり、
地元の人が車で迎えに来てくれたのだが、高速を走っても2時間以上かかる距離だったのもあって、
結局は着いたら夜中の12時近く(>_<)

会場に直入りしたらドッチキドッチキ音がすると思ったら、
音源に合わせてダンスと照明のリハーサルをしていた。

バンドはというと、回線の準備が間に合わないので明日の朝やると言う・・・

明日は本番だというのに歌手は夜中までダンスのリハやって声が出るのかなぁと心配したりしてみる・・・

そう、彼女はダンス系の歌手で、彼女の曲はほぼドッチキドッチキのディスコものかバラードばかりである。

ドラマーとしては非常に楽なので、
歌手にしてみればいくら自分のコンサートとはいえ、
いらぬ心配ではあるがワシだけちょっと楽して悪い気がしてきてしまったというわけだ・・・


次の日の朝は8時に起きてサウンドチェック・・・

いつものように用意されたドラムをチューニングして、
10のタムは音が高すぎるからイアンペイスセッティングにして組み上げるが、
なんと機材リストにはちゃんと載ってたツインペダルがない(>_<)

ShaoYuHanDrumSet.jpg

あのね、サブスネアやスプラッシュなんか要らんから、
ツインペダルがなかったらドラムソロ出来んでしょ!!

やるけど・・・(涙)

でもここでちょっと思いついたことがある。
中国は広いと言っても友達の友達をたどってゆけば、
たとえ初めて来たこんな遠い田舎町にでもツインペダルを貸してくれるドラマーが見つかるかも知れない。

WeChatでつぶやいてみたら何と一瞬にして見つかった(驚)
友達が多いとこの広い中国が「狭い」と思えてしまうから不思議である・・・

ShaoYuHanXinYuNewFriend.jpg
(ツインペダルを持って来てくれた新しい友人たち)

さて、彼らに何かお礼をしなければならないのだが、
とりあえずコンサートの招待券と、
「ドラムのスタッッフとしてドラムんとこから見せてあげるよ」
と言うと、
「知り合いのドラマーに是非そこで見させてあげて下さい」
と言うのでステージパスを発行してあげた。

ShaoYuHanDrumSide.jpg

恩を受けたら何倍にもして返しておかないと、
この国での貸し借りは一生もんになるので、
まあここまでやってあげたらドラマーとしては一生モンの「恩返し」だろう。
なかなか経験出来まへんでぇ・・・(笑)

かくしてコンサートは始った。

ShaoYuHanStage1.jpg

ShaoYuHanStage2.jpg

ShaoYuHanStage3.jpg

もうね、ダンサーが可愛いの!!
(ロック界の仕事でダンサーが入ることはほとんどない!!涙)

こうやって後ろから写真が撮れるということは、
この曲はカラオケでドラムがないということなの・・・

もう見とれてしまうわ・・・

ドラムを叩き始めると譜面をガン見になるのでダンサーは見れんが、
チラ見しながら一生懸命間違わないように叩く・・・

もうね、彼女の曲・・・ステージ降りても頭ん中ぐるぐる回って大変なの・・・

もうこれなんかね、1週間経った今でもぐるぐる回ってる・・・

「アーラレアラーレ」っつうのが中国語なので「アラレ」ではなく「アーラーレイ」なので、
それがまた耳にこびりついて離れない(>_<)

これにパラパラっつうかジュリアナっつうか(古い!!)ダンスが目にもこびりついて夢にまで出て来る・・・

いや〜よく出来てる曲だと思うぞ。

サビは4-1-5-6のコード進行なのだけど、Aメロは6-4-1-5で、
サビからAメロに戻る時にわざと1小節足らずにしてずーっとこの循環コードを続けるようにしてるとかね。

ステージ降りてもキーボーディストは自分が弾いてたフレーズをつい口ずさんでしまって苦笑いをしてた(笑)

ShaoYuHanUchiage.jpg

打ち上げで彼女が乾杯の音頭をとる頃年が明けた。

中国では別に1月1日は「元旦」という一日の休日でしかないが、
それでも「Happy New Year!!」と大騒ぎが始まる。

「みんなはいいからね、私はイッキするわ!!」

なみなみ注がれたワインを何杯もイッキした彼女は、
酔っ払って各テーブルを挨拶に回る。

バンドのテーブルに来た彼女は赤ら顔でバンドのみんなに本当に丁寧に礼を言った。

「デビューして10年、皆さんのおかげで初めてソロコンサートを開くことが出来ました。
願わくば次のコンサートもこのメンバーでやりたい!!
皆さんまた私のことを助けて下さいね」

そしてワシのところに来た彼女、
「あなたはいいですから私はまたイッキします!!」
と言ってまたワインを飲み干し、
「Funkyさん、本当にありがとう。また私のバンドでドラム叩いて下さいね」
と言ってほっぺにキスして次のテーブルに向かった。

やりますとも!!ええ!!やりますともーー!!!!(笑)


頭の中にはまだぐるぐると彼女の曲が回っている。

「老百姓(LaoBaiXing:庶民の意)はこんなの好きだろうね」
というバンドのメンバーの発言から想像するに、
彼女はまだまだB級のスターなんだと思う。

しかし彼女が今年ブレイクして大スターになる可能性だって十分にある。

ワシはある日中国ロックや中国ポップスを聞きたくなって色々引っ張り出して聞いてたら、
中国人ならみんな知ってるこの曲や、この大スター達がほとんど自分の知り合いであることに気づいてびっくりした。

別にワシは有名人が大好きでスターと見れば寄って行ってるような人間ではない。

その大半の人間は出会った頃は黒豹を始めみんなペーペー、
出会った頃からスターだったのはBEYONDぐらいのもんである。

思えばワシは世間を騒がす運命を持っているようで、
10年前の映画音楽の大ヒットのように、
周りの人間がそれに巻き込まれてスターになったりするようだ。

(エンディングテーマを提供してくれた润土(RunTu)というラッパーは、
この映画のヒットにより一躍スターとなり、先日若くして病死した。
重慶に行った時「Funkyさん来てるなら是非ご馳走したかったのに」とわざわざ電話くれた・・・涙)

まあ直接的に影響を与えなくても、
しばらくぶりに会ったらスターになってたなんて話は掃いて捨てるほどある。

彼女もきっとすぐに大スターの仲間入りをするだろう・・・

ワシをドラムんとこに座らせて、
時々おまじない代わりにほっぺにチュッとするだけでよい!!

まあ「厄除け」ぐらいにはなるだろう(笑)

頑張れ邵雨涵(Shao YuHan)!!
お前にはこの「魔除け」が付いている!!(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:23:26 | 固定リンク

2015年12月28日

銃を持ったコンサート警備員

先日行われた内モンゴル自治区「包頭(BaoTou)」での布衣(BuYi)のコンサートに呼ばれて参加して来た。

彼らもちゃんとしたドラマーがいるのだからワシを呼ぶ必要は全然ないのだが、
まあきっと「楽しいから一緒に行こう」というノリなのだろう、
「とりあえず中国太鼓とロートタム叩いてね、ゲストでドラムも数曲」
という居ても居なくてもいいような存在として呼ばれて行った(笑)

ところが会場についてびっくり!!
なんとこの街最大の大劇場である!(◎_◎;)

BuYi20thBaoTou2.jpg

暗くてちゃんと写ってないが2階席にもちゃんと人が入っている!(◎_◎;)
・・・いや〜偉くなったのう・・・

まあでもそんなでかい会場でのワンマンコンサートでも、
普段着でジャンバー着たまま自分でセッティングをしているのが老呉(LaoWu)らしくてよい(笑)

舞台監督もローディーもいない、
同行スタッフはファン上がりの女性マネージャーと、
PAエンジニア(中国では録音エンジニアがPAもする)の方言(FangYan)とその助手だけ。

舞台にはドラム台とアンプなどの楽器しかなく、
ただバックに大きな電光掲示板があるのでそこそこ大会場の雰囲気は出る・・・

BuYi20thBaoTou1.jpg

まあこんな巨大な会場でも手作り感満載のまるで高校時代の自主コンサートのような雰囲気なのだが、
ひとつだけ大きな違いが警備員!!

中国ではコンサート会場は全て「国」の持ち物。
特に大勢の人間が集まるような会場は全て中国共産党が管理する。

そりゃそうだ、どっかの団体が大勢の人間集めて反政府集会なんかやられたら中国共産党としては黙っちゃいられないからね・・・

そこで(だと思うのだが)警備として派遣されるのは人民解放軍だったりして、
ワシも大きなコンサートなどでは迷彩服着た人民解放軍の一糸乱れぬ警備風景に背筋が冷たくなる思いをしたりする・・・

というのも、
1992年に爆風スランプを北京に連れて行ってラジオ北京の45周年記念イベントで演奏した時、
4曲演奏の予定だったのが1曲目で煽り過ぎたのか司会者が出て来て送り出しを始める。

構わずに2曲目のカウントを出して演奏を始めると司会者はすごすごと帰ってゆくのだが、
ステージから見下ろす位置にあるPA席で異変が起きた。

その迷彩服の人民解放軍(だと思う)が二人、PA席にやって来て音を全部落とさせようとするのだ。

日本から来たエンジニアは真面目なので必死に抵抗する。
そこでこのイベントをブッキングしてくれた中国のロック仲間がそれを止めようとやって来て間に入るのだが・・・

当時、長髪の若者が街を歩いているような時代ではなかった。
彼のような長髪は文字通り「ロックのシンボル」であった。

人民解放軍は止めに来た彼が中国人だと認識した瞬間に、
外国人PAエンジニアに対する態度とは明らかに違う態度を示した。

いきなり彼に殴る蹴るの暴行を行ったのだ。

中国のコンサートはアリーナに客を入れず真ん中に円形ステージを作るが一般的なのだが、
PA席はアリーナにあってその様子は2万人の観客全てから見えている。

そんな状況の中で人民解放軍は彼をめった打ちにし、
うずくまった彼に容赦なく軍靴で蹴りを入れた。

客席は騒然となり、ペットボトルが投げつけられて飛び交う中、
人民解放軍はもう動けなくなった彼の、ロックのシンボルとも言える長髪をつかんでボロ雑巾のように引きずって出て行った。

PAを完全に落とされ、音の出なくなったマイクと、
アンプの生音とドラムの生音だけで届け出を出した4曲を演奏し、
胸を張ってステージを降りたら・・・

そこには銃を持った人民解放軍が待ち構えていてワシらを別室に軟禁・・・

「さてどうなったでしょう・・・続きはを買ってお読み下さい」
とワシはいつも「ひとりドラム」の時にそうやって話を締めるが、
こんなことが実際にあった時代、そんな時代も今は昔・・・

この日の布衣のコンサート、終わったらCDの即売会が行われ、
ワシも呼ばれて一生懸命サインなどをしてたのだが、
ファン達との記念撮影が終わって、最後にこの警備員達が恥ずかしそうにサインを求めて来た。

BuYi20thBaoTou3.jpg

ご覧の通り、手には銃を持っている。
一番左の若者は写真撮影のためにわざわざ銃を構えてポーズをした・・・

腕章には「特警」と書かれている。

「武警(武装警察)」やこの「特警(特殊警察部隊)」などは人を射殺する権利を有すると聞く。
もしもこのコンサートで反政府的な活動をして暴動と発展したとしたら、
この人たちはお国のためにきっと容赦なく「暴徒」達を射殺するのだろう・・・

そんな「純粋な」若者がニコニコしてCDを買ってサインを求め、
こうして一緒に記念撮影をして笑顔でワシに握手をして帰ってゆく・・・

これが「中国」・・・今の「中国」なのである・・・

Posted by ファンキー末吉 at:09:34 | 固定リンク

2015年10月 4日

フェスティバルのハシゴ〜重慶大足のB級グルメ

10月1日は中国の国慶節で、
ここから中国は黄金周(ゴールデンウィーク)という大型連休に入る。

当然ながら全国でロックフェスティバル等の音楽イベントがとても多い・・・

ワシが一番多くこれらイベントに出演してた頃はイベントばかり多くて出演バンドはどのイベントも同じだった(笑)

まあ今ではバンドも比べ物にならないほど多くなって来たのでそれなりに調和を保ってやっているようだが、
まあこんなものは順列組み合わせでしかないのだからぶつかる時は当然ぶつかる。

もともと決まっていた10月2日の「The Push 推乐队」の重慶でのイベント出演、
その前日の10月1日に元同じ院子に住んでいた李夏(Li Xia)の上海でのイベントが飛び込んで来た。

何でもドラマーが他のフェスティバルに出演のためドラムを叩いてくれというのだから、
まあミュージシャンはミュージシャンで相変わらずいろんなところ行ったり来たりしてるのね・・・という感じである。

李夏(Li Xia)とはこのイベントでも一緒に演奏してたので曲はお手の物なのだが、
あいにく体調が絶不調に悪い・・・

風邪を押して映画音楽(テレビドラマなのだがワシは敢えてこう言う)を作り続けているので完全にこじらせてしまっているのだ・・・

飛ぶやら飛ばないやらわからない飛行機にイベントの運命を委ねるのは誰でもイヤなもんだから、主催者は当然ながら全ての出演者を前乗りさせようとするが、
ワシは前日が北京でライブだったので仕方ない。

4時半に起きて朝一番に上海へ飛ぶ・・・(涙)

もうねぇ、風邪は寝てないと絶対に治らないの!!
なのにライブから帰って4時半までほとんど寝れなかったの!!(号泣)

「末吉がパンツを替えずに飛行機に乗ると必ず時間通りに飛ばない」
とまことしやかに都市伝説で言われている中、
ライブ後に風呂にも入らず着替えもせずにそのまま飛行機は時間通り飛んだ!!(驚)

いや、乗ったワシの方が驚いたんだから本当にびっくりである。
想像だにしなかったが時間通りに上海空港に着いて、
迎えに来た初対面の男の車に乗せられて指定されたホテルに向かう。

部屋はベースの亀仙と同じ部屋だというので行ってみたら・・・
呼び鈴を鳴らせど出んし、電話にも出ん(>_<)

掃除のおばちゃんに無理言ってやっと開けてもろたら・・・

あのねぇ・・・せっかく早く着いてちょっとでも休めると思ったら、
君って何もないのに昨日から入って酒飲んで酔いつぶれてるわけね・・・(>_<)

というわけで1時間も休めないうちに会場入り!!

この日は実は中国好声音のイベントで、
李夏(LiXia)はここに出演して有名になったのでこうして呼ばれたわけね・・・

・・・というわけでとっととドラム叩いて空港へ向かう・・・

しかし空港に着いた頃、もう風邪が悪化してしんどい・・・(>_<)

この日は重慶に移動さえすればいいのでいつもなら酒でも飲むところが、
しんどくて酒も飲む機にならなかったので軽く飯食ってフルーツジュース・・・

風邪薬も飲んだけどもうふらふらでやっと搭乗しました・・・

BeijingShanghaiChongqing.jpg

でもこの日ってもう既に3000kmぐらい移動してるのね・・・

重慶に着いたらまた迎えに来ている知らない人の車に乗せられて、
なんと会場は空港から120kmのところだというところで1時間以上車に揺られ、
これでホテル着いてゆっくり眠れると思ったら真夜中のリハだそうで・・・

結局終わったのは朝の4時半・・・
もう寒いし寝てないしで風邪は最悪・・・

そのまま本番までホテルで寝るだけ寝たおしました・・・

重慶のロックフェスティバルは前日は黒豹、
この日の推乐队の次は唐朝と馴染みの顔も多かったが、
もう体力がないのでイベント見る気にもならず早々に会場から立ち去りました。

それでもドラム叩いたので「メシ食いに行こう」という誘いに乗って街へ繰り出す。
でもまあこれが結構な田舎町で繁華街というものにはまるで無縁!!(笑)

やっと探し当てた屋台街でみんなが食べていたこの鍋!!重慶から来た運転手も見たことないと言う・・・

聞けば地元にしかない「鉄板焼」という食物らしい・・・
頼んでみると「焼き」というよりは盛り盛りに食用油を入れて煮立ったら既に辛く炒めた食材を放り込んで、ジュッという瞬間に白酒か何かをぶっかけて火を点ける!!!(◎_◎;)

「もうちょっと待て」と言われたがどうせ火が通っているのだからと味見!!メインは牛肉だがあまり辛くない!!イカの下足がなかなか美味・・・と思ったら時間が経つにつれて辛さが増して来る(>_<)そりゃそうだ、食材をラー油で煮詰めているのだ

続いて出て来たのが「霸王螺丝鸡」
まあ覇王の「ネジ鶏」・・・
「ネジ鶏」って何?・・・というのは食ってみればわかる!!
鶏のクズ肉、つまりネジのように小さい鶏肉をこの唐辛子で炒めるのだから味が染みて辛くないわけがない!!

癒しが必要ぢゃ〜
ふとよく食べている麻辣烫でうずらの卵が癒しになってたので追加食材としてオーダーしたが「うずらはないけど鶏の卵だったらあるよ」とのこと。
癒しを求めて頼んでみると生卵をそのまま放り込んだ!!(◎_◎;)

ラー油で生卵を煮ることなど今までの人生では一度もなかったのだが、白身がスパイスにまみれて膨らむのを辛さで飛んだ頭でぼーっと見ていた。
卵は半熟が美味いと思っているのだが中国は卵を生で食べる習慣がないのでじっくり煮る・・・つまり辛さも ・・・

風邪を引いててずるずるいってたのだが脳内麻薬で飛んでいるのでビール3本と唯一の癒しで白飯2杯行きました!!

風邪もこれでぶっ飛んだ!!・・・ことを願う

Posted by ファンキー末吉 at:03:43 | 固定リンク

2015年8月18日

天津から八王子の長い旅・・・

今年から基盤をまた中国に戻しているワシだが、
そうなると日本との行き来が多くなり飛行機代の出費が多くなって来る・・・

まるで飛行機代のために働いているようなもんぢゃが、
そうなると必然的に飛行機代を何とかして安くすまそうとする・・・

そこで活躍するのがこのアプリ!!

他のどのアプリよりも安いチケットを探してくれ、
しかもワンクリックで中国の口座から人民元決算してくれる・・・

現在人民元切り下げで安くなっているとは言え、
まだまだ長い間1元=12円だった時代より確実に1.5倍ほど高い。

そのレートのまま北京発の往復チケットは日本発よりも1.5倍高い(>_<)

ゆえに5月に片道チケットで北京に来たワシは、
もう一度片道チケットに日本に帰ってから、
その後日本発の往復チケットを買うようにしている。

早い時期に押さえると北京往復2万円代という安さであるが、
当然ながらチケットの変更も出来なければキャンセルも出来ない。

早い時期からスケジュールが変わるのは常なので、
そうなると帰りの便を捨ててまた新しく片道チケットを購入するという羽目になる・・・(>_<)

このアプリが見つけて来るチケットは、
通常では絶対に探さない「北京ーマニラー東京」とか、
「北京ークアラルンプールー東京」とかありえない遠回りチケットまで探して来る(笑)

まあ安ければいいのである。
遠回りしたって機内でずーっと飲んでれば同じなのだ・・・(笑)

さて今回、渡辺英樹お別れ会が入ったので、
帰りのチケットを捨てて8月9日じゅうに日本に帰れる便を探す・・・

このアプリの面白いところが、
「北京ー東京」を探しているのに、
「天津ー上海ー東京」という北京以外発のチケットも探してくれるのだ!(◎_◎;)

もちろん「北京ー天津はこんな列車が安いですよ」というのも提示してくれる・・・

ちょうどワシは8月8日は天津なので、
その晩は天津に泊まってその日のうちに日本に帰りつけば間に合うなということでこれを予約した。

ところが安いチケットだけあって乗り換えが大変(>_<)

HU7205
8:00天津浜海国際空港
9:55上海浦東国際空港

Spring 8515 便
8月9日-確認番号 OMNOWF
Shanghai PVG18:50
Tokyo HND23:00

つまり上海で9時間近く乗り換え時間があるのだ(>_<)

まあいい!!中国全土に友人がいるワシである。
上海の友人を探すと運良くこの時間T女史がヒマだったので呼び出すことにした。

まずワシが上海で必ず食べたい「三黄鶏(SanHuangJi)」というトサカと嘴と尻尾が黄色い鶏を蒸した料理のために、成田のように遠い浦東空港から上海市内まで出ねばならない・・・

市内までは開通してないが、リニアモーターカーに乗ってみる・・・

50元も出して途中までやったら時間もあるんやし最初から地下鉄でええやん!!
と自分に突っ込みながらこの写真を撮りたいがために乗った(笑)

いや〜市街地でこの速度は凄いよな・・・

弾丸のような上海リニアモーターカーの速度!!

Posted by 末吉覚 on 2015年8月9日

まあ結局1時間以上かけてやっとありつけた「三黄鶏(SanHuangJi)」!!

どうですか!!このプリプリ感!!


そしてその後、ワシは満腹だったのだが、
T女史がちょうど旦那様と合流して一緒に香港に行くと言うので、
その車に合流してまた裏東に帰り、
旦那様が空腹だと言うので一緒にステーキもお付き合いした!!

ShangHaiSteak20150809.jpg

もう食えん!!もう飲めん!!
のまま飛行機が出てくれればよかったのだが1時間遅れたのでまた飲んで搭乗・・・


・・・っとここからが実は本題です。

このTokyo HND23:00、つまり羽田に23時到着というのは、
まあワシのように八王子に帰ってゆく人にとっては足がない(>_<)

ここでまた最強のドライバー「娘」を稼働させることとなる!!

まあワシのような超せっかちから何故このようなのんびりとした娘が生まれたのかは知らんが(まあワシから生まれたわけではないが・・・)、
飛行機が1時間遅れで出発したことは連絡してはいたが、
着陸してメールしたら「まだ今から家出るとこ!!」だそうである(>_<)

まあその辺は既に計算済みである。
羽田空港国際線ターミナルには24時間営業の居酒屋があるのでそこで一杯!!

まあ基本的に「もう食えん!!もう飲めん!!」なのでこのぐらいでちょうどである。
お代わりを頼まないぐらいに娘が着いてくれれば言うことはないのだが、
飲み干してしばらくしてからこんなメッセージ・・・

とりあえず腹を決めてお代わりを注文する(>_<)

HanedaIzakaya20150809.jpg

ハイボールが空くか空かないぐらいでまたメッセージが入る。

「第二ターミナル?」

上海から帰って来ている父親を迎えに来るのにどうして国内線ターミナルを目指している娘が不憫である・・・(>_<)

「国際線ターミナルよ〜」
とメールしてハイボールをお代わり!!

そのハイボールが空くか空かないかうちにまたメッセージ・・・

とりあえず「WeChatを立ち上げろ!!」と伝えて「リアルタイムの場所の共有」を実行させて「ここに来なはれ!!」と指示する。

やっと車に乗れた時にはもう3時近く(>_<)

酔いつぶれて寝たいところなのだが娘の一言
「あ、また道間違えた〜・・・」

おちおち寝てられない(>_<)
幸いベイブリッジから行くか芝浦から行くかの選択肢なので、
ナビのルートを更新してとりあえず中央高速乗るまで眠気と戦う・・・

家に着いたのは4時過ぎだろうか・・・

天津のホテルで目覚めて約24時間・・・
やっとベッドで寝ることが出来た・・・

長い一日だった・・・

Posted by ファンキー末吉 at:11:23 | 固定リンク

2015年8月17日

全中国ひとりドラムツアー2015年 天津市

日付は前後するが今回は天津でのひとりドラムのお話。

北京から新幹線で30分で着く大都市である天津・・・
過去のブログ記事を検索してみたら

張張とのライブ
小畑秀光を連れての「Funky末吉和他的朋友们」のライブ
そしてVoThMを連れてのライブ・・・
(あと確か布衣のライブでも行ったことがある・・・)

と、ライブで行ったことはあるがパール楽器の活動としては行ったことがない。

今回はパール楽器関係ではなく、前回VoThMを連れてのライブのオーナーさんから直で来た仕事である。

実はこのオーナーさん、VoThMのDVDに写っていた!!

TianJinLaoBan.jpg

客よりノリノリ(死語)やん!!(笑)
持ってる人はこのシーン探してみて下さい・・・


さて彼が「是非に」ということで呼ばれて行った天津、
北京南駅から30分で着くと言っても、
北京の北側に住んでいるワシんとこからは車で1時間以上かかる(>_<)

それよりも大変なのが、チケット発券のための長蛇の列!!

TianJinChoudanoretsu.jpg

ネットで身分証明書番号(ワシら外国人はパスポート)でチケットを押さえるのはいいのだが、飛行機の場合はカウンターでパスポートを見せればすぐに乗れるのに対して、列車の場合は毎回必ずこの長蛇の列を並ばねば発券してもらえないんだから大変である(>_<)

すぐ隣には自動発券機があって、一緒に行ったアシスタントの方言(FangYan)などはそんなに並ばずにすいすいなのに、そのシステムは中国の身分証明書にしか対応してないのだ・・・

1時間並びながら考える・・・
「ほな何で中国人はみんな自動発券機に並ばんのやろ・・・そしたらこっちの窓口外国人だけやからむしろ空いてるはずやん!!」

この問題をWeChat(中国のLINEみたいなもん)に流すが、
「そのことを知らないんじゃない」
とか
「子供はその身分証明書は発行してくれないから並ばねばならんのでは」
とかいろんな意見は出たが真相のほどは定かでない・・・

兎にも角にも5時出発で院子を出て、
1時間かけて北京南駅まで行って、
1時間並んでチケットを発券して、
30分列車に揺られてすぐ着いた(笑)


さて天津では前回のVoThMライブの時にドラム関係を手伝ってくれた人が迎えに来てくれていて、
彼は実はこのドラム教室の先生らしく、その校長とライブハウスのオーナーが待つ店でまず食事!!

TianJinShuanYangRou.jpg

いや、出番前にこんなに食えんし・・・(>_<)


会場に着いたらこんなポスターがでかでかと貼られていた・・・

TianJinPoster20150808.jpg

いや、ポスターはいいのぢゃが、このチケット料金である・・・

日本円で6000円!!(◎_◎;)
神保彰さんのひとりオーケストラじゃないんですから・・・(涙)

普段はパールドラムの宣伝のために廻っているので、
基本的に入場料はタダ!!

有料イベントであること自体が珍しい上にこの値段設定はびっくりでしたなぁ・・・


さて、ドラムセットはこんな多点セットがあったので、それをそのまま叩かせて頂きました!!
個人的には左足クラーベがあったので久しぶりに叩いたなぁ・・・

ついつい新しいパターンも練習したり・・・(笑)

以下はそのドラム教室のサイトの写真です〜

毎度の通り「子供と交流」というコーナーがあり、
子供ドラマーなんて「褒める」以外の選択肢はないのでこれが非常に大変だったが、
まあ毎度のごとく
「大きな音を叩くためには」
とか
「頭を振ればもっといいドラムが叩けるよ」
とか、ちょっと上手い子供には、
「じゃあ簡単なドラムソロを教えてあげるよ」
とか、何とか乗り切ったと思ったら終演後に、
「あとひとりいるんですけど見てやってもらえませんか」
と来てネタがなくなってたので、
フロアタムを一緒に叩いたり、ボンゴカウベル(やっぱ左足クラーベのせいでちょっとラテンモードになってたんやな・・・)を一緒に演奏して、
「もっと上手くなって今度はツインドラムでセッションしようね」
でシメた。

その日は天津の屋台街で飲んで、翌朝また5時出発で日本へ・・・
長い長い移動の物語(最後にまた娘の最強のドライバー話)は次のブログに続く・・・


ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:18:19 | 固定リンク

2015年6月30日

砂漠の羊工場で飲む!!

零点故郷に錦を飾る大コンサートは盛況の中無事に終わり、
打ち上げの大宴会の中、キーボードの朝洛蒙(Chao LuoMeng)がこんなことを言う・・・

「明日帰るのか?帰るなよ!!
ここまで来たら明日草原行って美味しい羊食って飲もうじゃないか!!」

また一緒になったテーブルが悪かった(>_<)
そのテーブルのほとんどはモンゴル族で、
朝洛蒙(Chao LuoMeng)とはモンゴル語で会話をする!(◎_◎;)

「ここは中国か!!」と思いつつも明日の張張とのレコーディングをキャンセル!!
零点のマネージャーにチケット変更をお願いするのであった・・・


翌日は10時半に集合して車に乗り込んだ・・・

BaYanNaoErCarView.jpg

左右は草原(というよりはもっと木が生えているが)、
道はその真ん中にまっすぐ・・・というのは、
その昔同じく朝洛蒙(Chao LuoMeng)に連れられて行った草原の感覚と同じである。

その時の話・・・これが凄い!!)

ところが前回のように数時間車を運転するわけでもなく、
30分ぐらいで目的地に着いた・・・

BaYanNaoErSabaku1.jpg

BaYanNaoErSabaku2.jpg

草原って・・・むしろ砂漠やん!!!

というわけでラクダになど乗せてもらう・・・(笑)

BaYanNaoErSabaku3.jpg

・・・とまあ、ここは実は目的地ではなく、
また車に揺られて目的地へ・・・

BaYanNaoErSheepFactry.jpg

何とここは養豚場ならぬ養羊場!!
牧草の生えない砂漠地帯のここでは飼料で羊を飼育しているのだと言う・・・

つまり羊の工場!!
ここで何百匹の羊が養殖され、出荷してゆくのだと言う!(◎_◎;)

その羊工場のバラックで宴会が始まる・・・

BaYanNaoErEnkai.jpg

実はテーブルはこれだけではない、
この隣にも同じぐらいのテーブルに同じぐらいの人がいる・・・(>_<)

あのねぇ・・・酒を飲むのに何でこんなに人を呼び集めないかんわけ?!!

特筆すべきはこの写真の一番向こうに見える水タンクのようなもの・・・
(アップ写真)

BaYanNaoErBaiJiu.jpg

あのう・・・これ・・・飲料水じゃないんですよ・・・白酒なんですよ・・・(涙)

テーブルにはこの地に来た時から全ての食卓に並んでいる「零点白酒」(よくこんなもん作ったよなぁ・・・笑)も並んでいたが、
LingDianBaiJiu.jpg
地元の人曰く、「こんな市販の酒より自分たちで作ったこの白酒の方が美味しいに決まっている!!こっち飲め!!」

まあドブロクみたいなもんか・・・飲んでみる・・・

BaYanNaoErDrunk1.jpg

何が「こっちのは全然強くないから大丈夫」じゃい!!
飲むと内臓が焼けただれて、
どこが食道で胃の形がどんなんかまで全部わかるやないかい!!

ちなみに零点白酒は56度、この自家製白酒は46度らしい・・・変わらん(>_<)

外では女たちが羊の肉を串に挿している・・・
車の中ではく朝洛蒙(Chao LuoMeng)
「どの羊がいいか自分で選んでそれをさばいてくれるよ」
と言ってたがさすがにそれはなかったので安心した・・・

BaYanNaoErYangRoouChuan.jpg

面白いのは金串だけでなく枝で作った串に挿しているところである。
味が違うらしい・・・焼き上がりが楽しみである・・・

BaYanNaoErKaoYangRouChuan.jpg

さてバラックの中は大宴会になっていて、
アニメーションGIFを作ってみるとこんな感じ・・・
(ディバイスによっては動いてみえないかも・・・)

BaYanNaoErDrinking.gif
(天に一滴、地に一滴、自分に一滴、そしてイッキ)

そしてモンゴルではお決まりの、酔っ払ってくるとみんなで歌を歌い始める!!

ところが今回はちょっと勝手が違った!!
昨日一緒に飲んでたおじさんが実はこのオカリナのような笛の名手だったのである・・・

カラオケに合わせて彼が吹き始めたら馬頭琴も加わってセッションとなる!!

ちなみにこのオカリナは自家製だそうで、
吹く穴は3つあるし、指で押さえる穴も複雑にたくさん並んでいて、
きっとあらゆるキーに対応しているのだろう・・・

BaYanNaoErDiz12.jpg

BaYanNaoErDiz1.jpg

セッション(というか酔いどれの宴)はどんどん進んでゆく・・・

このねぇ・・・曲を聞いててなんか涙が出て来た・・・

ワシは東京に出て来て「ドラムが上手くなること」だけを目標に生きて来た。
自分より下手な人間は見下して来たし、
それが自分が名声が出来て来たらいつの間にやら自分より無名な人を見下して来たかも知れない・・・

そりゃ弱肉強食の世界だから人を踏み台にしてのし上がって来たし、
踏み台にされる人間は弱いんだからそれでいいと思って来た。

上に行けば行ったでどこまで行っても自分より上手い人間はいて、
それを乗り越えるためにもっと「音楽的に」と高みを目指した。

誰よりも「音楽的」に、そして誰よりも「上手く」、
ワシはずーっと神様に近づこうとして生きて来たのだ。

まるで神に近づこうとして建設されたバベルの塔がその罰を受けて崩壊したように、
ワシの精神はこのモンゴルのおっさんの笛の音で崩壊しようとしている・・・

日本の、中国の、いや世界の一流ミュージシャンとセッションして来て自分を磨いて・・・
どんな一流なミュージシャンとも互角に「戦う」ことを目標として生きて来た・・・

ところがこのモンゴルの名も知れぬアマチュアミュージシャンが、
それをあざけり笑うかのようにこの「音」を奏でている。

「アマチュアは低い、プロは高い」そんな位置決めをした人間をあざけり笑うかのように、
モンゴルの人たちはみんなでこの曲を演奏し、歌い、そして踊る・・・

そして・・・飲む・・・

日本に住むいろんな人は「プロ」という言葉を使うが、
「プロ」は偉くて「アマチュア」は偉くないのか?・・・

世の中は決して平等に出来ていない。
しかし神様はどんな恵まれた人にも恵まれてない人にも、
平等に一日は24時間しか与えていない・・・

その24時間をどう使おうとそれはその人の「自由」なのである。

そして神様は平等に人々に「音楽」・・・つまり「音」を「楽しむ」権利を与えている。
それを楽しもうが楽しむまいがそれはその人の「自由」なのである。

そしてこの曲を聞いて飲み過ぎてるワシの涙腺は崩壊した・・・

ワシは一体何をやっているのだろう!!

この曲を作曲した人は誰なんだ・・・
何でこんなメロディーを書くことが出来るんだ・・・

ワシも世にヒット曲などを残すことが出来た作家の端くれとして、
あまりにもこの作家とレベルが違い過ぎてないか・・・

昔FMでアジアの音楽を紹介するラジオ番組をやってた時、
台湾の少数民族の「郭英男」という歌手(?)にインタビューをしたことがある。
(当時もかなりご高齢だったが、Wikiによると2002年に亡くなられてるという・・・ご冥福をお祈りします)

世界的に大ヒットした「エニグマ」の「リターントゥーイノセンス」という曲の、
その歌声をサンプリングされたその本人である。
これ

もちろん勝手にサンプリングされただけなので世界的にヒットしたと言っても彼のところには一銭の金も入っていない。

彼は台湾の少数民族で、その民族はその民族の「文字」を持っていない。

その民族の中から歌の上手い人間が選ばれて、
代々その民族の風習とかを歌にして次の世代に「歌い継いで」来た・・・

これとかこれとかきわめつけはこれ

彼は中国語はうまく喋れないが、
日本統治時代の影響で日本語を少し喋る。
番組のシメに「ではリスナーの皆さんに一言」という時に、
最後に彼はたどたどしい日本語でこう言った。

「私は歌がずっと好きで、
ずーっと歌を歌ってて、そして今も歌ってて、
とても幸せです」

その言葉を聞いた時にも同じ感情が湧き上がって来たのを覚えている。

モンゴルの草原で、厳しい気候の時も、生きるか死ぬかの時も、
この曲を作った人は「音楽」をやって生きていた。

そこで生み出された「音楽」は何百年もの歴史を越えて、
今もこうしてその民族の人たちに歌い継がれている。

同じように辛い時も、どうしようもない時も、
人々はこの歌を歌って、こうして笑って酒を飲んで「今日」を生きて来た・・・

音楽とはすなわち「生き方」を映し出す「鏡」のようなものである!!
その人間の生活が曇っていれば決してこんなレベルの作品を生み出せるわけがないのだ・・・

曲を作る時に「売れよう」などと思って作ってないか?・・・

同様に歌を歌うこと、楽器を奏でること、
それは誰にでも楽しみながらやっていいことであり、
決して「売れるため」に演奏しているのではない。

「プロになる」などというモノの考えがどれだけ浅ましい考えなのかをひしひしと実感する。

「音楽」を愛する者は、例えどこに住んでいても、どんな生活を送っていてもそこに愛する「音楽」がある。

貧しい者にも豊かな者にも平等に与えられているこの「喜び」を、
心から享受して楽しく「今日」を生きるのも、
曇った考えで苦しい「今日」を生きるのも、
全てはその「人」の自由なのである・・・

Posted by ファンキー末吉 at:15:58 | 固定リンク

零点楽隊故郷に錦を飾る!!

巴彦淖尔(BaYanNaoEr)・・・

ワシが読めなかったはずだ、
この「淖」という字は中国人でさえ「Zhuo」と読んだりしている・・・

モンゴル語の発音を漢字で充てようとするからこうなるのだが、
Wikiによると、北京からはおよそ900km、
中華人民共和国内モンゴル自治区西部に位置する・・・

BaYanNaoErMap.png

聞けばここは零点のギタリスト大毛とドラマー二毛の兄弟の生まれ故郷だと言う・・・
ああ、それで大毛はあんなに興奮してワシを呼ぶだの王笑冬(Wang XiaoDong)を呼ぶだの騒いでいたのだ・・・

つまり「故郷に錦を飾る」ということだったのだな、とだんだん理解して来た・・・

バンド結成から20年、中国ロックの歴史の中で一番金を稼いだバンドが、
そのメンバーの生まれ故郷で今まで一度もコンサートをやってなかったのが不思議なくらいだが、
何とその初めてのこの街でのコンサートが明日ついに行われるのだ・・・

・・・という緊張感も何もなく、
朝5時半に起きて空港に行き、10時前にはこの街に着いて、
昼飯を食って酒を飲まされ、酔いつぶれて昼寝をし、
晩飯を食って酒を飲まされ、酔いつぶれて夜寝をし・・・
夜中の2時に電話で起こされてやっと現場に行くことになった。

LingDianBaYanNaoErStage.jpg

野外やん!!(◎_◎;)

ああ、それで大毛はことあるごとに「あの工体のように」と言ってたのか・・・
あの工体と同じく、今度はここから始めるぞ!!」
と言ってたなぁ・・・

まあ今回はワシは頭の中に常に「??」があって、
「どうしてワシが来ないかんの?」
というのを解明する旅となっているのだが、
まあこれがあの工体のような野外ステージなのでメンタリティーとしては少しわかるところがある。

「从零开始(CongLingKaiShi)」つまり「ゼロから始めよう」が零点楽隊のスローガンである。

ちりじりになる直前のピークであったあの工体を彷彿させるこの野外イベントを「ゼロ」としてここから新たに始めたい。
そのためにはお前の力が必要だ、だから来い・・・みたいなメンタリティーか・・・

まああの工体の時はワシはプロデューサーで、
演奏曲全てはみっちりリハーサルしてアレンジしてるし、
アメリカからWyn Davis呼んでライブレコーディングまでやってるから大忙しであるが、
今回はそもそも何で呼ばれたかがわかってないぐらいなので(笑)基本「ヒマ」である・・・

この日は警察が来てどうのこうのだということでサウンドチェックも何もやらず(>_<)
結局何もやらずにホテルに帰って行った・・・

あのう・・・ワシ何やっていいかもわかってないんやから通しリハやらんとホンマにぶっつけ本番なんですけど・・・(涙)


次の日にやっとワシがドラムを叩く曲がアレンジャーから送られて来た。
聞くにどうやらモンゴル民謡のような、どこかで聞いたことがある曲・・・

まただんだんわかって来たぞ、
つまりは「ジャイアンコーナー」!!

大毛が言い出したことは「零点をふたつのバンドに分けて、自分の方のはドラムをワシ、ベースを王笑冬(Wang XiaoDong)というものだったのを、
それをメンバー(特にもう一人のオリジナルメンバー朝洛蒙(Chao LuoMeng))が一生懸命なだめて、
「じゃあ各人のソロコーナーはお前の好きにやれよ」
ということで落ち着いたのだと思う。

故郷に錦を飾る「ジャイアンコーナー」で大毛が歌う曲、
この曲をワシにドラムを叩けと言うのだ・・・
いいでしょ。別にそれぐらいなら・・・

と思ってたらこれがritやposeなどがたくさん入っててこのオケに合わすのはちょっと難しい(>_<)

当日リハでやってみて、
「このアレンジはやめてプログラムを走らせずに生でやろう」
ということになった。

「ジャイアンコーナー」のために一生懸命アレンジしたアレンジャーには悪いが、
ritやposeの時にクリックが鳴ってないと現実プログラムに合わすのは無理なのだから仕方がない。

まあ「楽になった」とばかりドラムの席をSaraに譲ろうとしたら、
「ギターソロの曲も叩いてくれ!!」
と言う・・・

聞いたことない曲だが、まあみんなに合わせてればと思って叩きだしたら、
こりゃセクションは入るし、変拍子は入るし、とてもじゃないけどぶっつけは無理(>_<)
「お手上げ」でちゃんとリハしているSaraに変わってもらう・・・

ベースの王笑冬(Wang XiaoDong)もタジタジである。
大毛がその場で口伝てで教える・・・

LingDianBaYanNaoErRh.jpg
(オリジナルメンバーのこの3ショット・・・ワシにとってはなかなか感慨深い)

聞けばこのギターソロ曲は昔のコンサートでもやってたらしく、
最初っから覚えるというのではなく「思い出す」という作業だから出来たのだと後の本人の弁・・・

大毛さん、いくらワシでもいきなりこの曲は無理ですからね・・・(涙)


・・・というわけで本番!!!(もう本番かい!!)

結局4曲ぐらいしかサウンドチェックしてないが、
まあワシのパートはパーカッションなのでなんとか出来るかも知れない・・・

LingDianBaYanNaoErPercussion.jpg

当日のワシの「お城」・・・ちなみに曲順表は当日渡されたもの・・・
まあ曲を知らないんだからもらっても同じなのだが・・・

一度ホテルに帰ったメンバーは20時開演の1時間前、
19時に集合して会場へ出発!!

LingDianBaYanNaoErHotel.jpg

ホテルは見ての通りタイアップしてあるのだろう、
だからワシにもスウィートルームをあてがったり、
毎回の食事もこのホテルのレストランで振舞われるのであろう・・・

外には何台か「専用車」が待ち構えている!!

LingDianBaYanNaoErCar.jpg

まあセンスのほどは別にして(笑)この車で会場入り!!
道路は会場に向かう客で溢れている・・・

LingDianBaYanNaoErRoad.jpg

警備は中国なので人民解放軍か公安警察が受け持つ・・・

LingDianBaYanNaoErPolice.jpg

どんどん客も増え、日も暮れる頃にはもう1万人以上が集まっている・・・

LingDianBaYanNaoErOpening.jpg

いや〜凄いなぁ・・・

モンゴル族自治区の中のいち地方都市、
言うならばワシの生まれ故郷の香川県で言うと坂出市、
決して県庁所在地じゃないこの小さな街で、
爆風スランプが全盛の頃でもこれだけの人数を集められただろうか・・・

もっと譲って、中野や河合の生まれ故郷、
千葉県柏市で爆風スランプが全盛の頃に1万人も動員出来ただろうか・・・

落ちぶれた(失礼)と言っても零点、
このイベントをきっかけにまた6万人スタジアムに返り咲きたい、
それをまたこのワシと一緒に体験したいのだなぁ・・・
とおぼろげにそんな大毛の気持ちが伝わって来たような気がした・・・


コンサートが始まった・・・
ワシはパーカッションなので「後出しOK」ということで
(意味わかるかなぁ・・・)
ドラムなんかよりはまだ楽なので何とか曲についてゆきながらぶっつけ本番で演奏をこなしてゆく・・・

LingDianBaYanNaoErPercussionStage.jpg

問題は「ジャイアンコーナー」のワシがドラムを叩く曲である。

ドラムはパーカッションと違って「後出し禁止」なので、
他の様子を見て合わせて叩くのは難しい。

何よりプログラムを使わなくなったんだからテンポをワシ自身が出さねばならない・・・

まあ言ってみれば素人仕事のパーカッションではなく、
この曲だけがちゃんとした「お仕事」なのだからプレッシャーが大きい・・・

パーカッションは一生懸命「後出し」しながら次の曲をこっそり聞いてテンポを確認したりする・・・

そしていよいよワシが叩く曲となった・・・

・・・とその前にスタッフがワシのところに駆けつけて来て、
「次の曲は二毛さんが叩きますのであなたはこのままこの場所にいて下さい!!」

おっ!!ついにもうひとりのオリジナルメンバーが登場か!!

この曲にだけ登場する馬頭琴と共に二毛が登場!!

LingDianBaYanNaoErErMao.jpg

でもこの時って大毛
「それではドラムにファンキー末吉さん〜」
とか紹介してて二毛が一旦引っ込んだりしてるのよね(笑)

まあ段取りが悪いのは今に始まったことではないですが、
ベースにオリジナルメンバーの王笑冬(Wang XiaoDong)も登場!!

LingDianBaYanNaoErWangXiaoDong.jpg

ともあれこれでオリジナルメンバー5人のうち4人が揃ったわけですから「ジャイアンこオーナー」もまんざらではない。

それにしてもここではもうギターも持たず立ちボーカルなんだから「ジャイアンリサイタル」です(笑)

続いてのギターソロコーナーもこのオリジナルメンバー4人で演奏されました。
昔やってたんやな、二毛もキメも変拍子もばっちしでした。

大毛上機嫌でお立ち台!!(笑)

LingDianBaYanNaoErGuitarSolo.jpg

この零点というバンド、日本で例えて言うならばサザンオールスターズみたいなものか・・・

ロックの形式は取ってはいるが、
耳障りのいい歌謡曲的なロックをヒットチャートに送り込み、
それこそ中国国民には知らない人はいないほどの知名度を築いた。

作詞作曲の全てをやっている桑田さんとは違って、
楽曲はバンドのみんなで作るのだが、
それでもそのセンターであるボーカリストが脱退した後のダメージは計り知れない。

だが彼らには「ヒット曲」の数々が残っている。
脱退したボーカリストの周曉歐でさえ、これらのヒット曲を歌うには零点に使用料を払わねばならない。
この裁判の結果・・・中国ならではの判決ですなぁ・・・)

ラス前の曲は「爱不爱我(AiBuAiWo)」、彼ら最大のヒット曲である。
サザンで言えば「いとしのエリー」みたいなもんか・・・

続く「勝手にシンドバッド」は、「挥挥手(HuiHuiShou)」「相信自己(XianXinZiJi)」などたくさんあるが、この日のラスト曲は「站起来(ZhanQiLai)」。

タイトル通り「立ち上がれ!」と言うんだからそりゃ客席総立ちですわなぁ・・・(笑)

LingDianBaYanNaoErXhanQiLai.jpg

ジャイアンリサイタル、いや零点故郷に錦を飾るコンサートは大成功のうちに幕を閉じた・・・(笑)

ワシ・・・結局何も働いてないような気がしつつも打ち上げ!!

LingDianBaYanNaoErUchiage.jpg

まあよくぞこんだけ人を集めるよねぇ・・・

その会場のディスプレイにはこんな文字が表示されている。

LingDianBaYanNaoErDisplay.jpg
(ゼロポイントの世界ツアー巴彦淖尔の大成功を熱烈にお祝いしましょう!!)

世界ツアー?・・・

酔っ払った大毛がやって来てワシの肩を叩く・・・
「Funkyさん、次は日本だ!!よろしく頼むよ!!」

いやじゃぁ〜!!!頼むから日本だけは来んといてくれ〜!!!(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:15:41 | 固定リンク

2015年6月23日

草原フェスティバル

草原でのロックフェスティバルはバブルの中国では数多く主催されているが、
ワシが参加したことがあるのはこれ!!

まあこのイベントの日も雨が降って寒くて寒くて・・・
草原の気候って寒暖の差が激しいのよね・・・

いや〜初日の21日も寒かった〜
ブルブル震えながらステージをやりました・・・

前回は内モンゴル自治区のど真ん中(?)であったが、
今回は寧夏回族自治区銀川の空港から車で1時間、
一応行政区分としては内モンゴル自治区なのだが、
まあ最寄りの都市は銀川というちと変わった位置関係・・・

SougenMap.jpg

画像の左側、銀川に隣接した矢印がそうで、
内モンゴル自治区最大の都市呼和浩特からははるかに遠い・・・

それでもやはりモンゴル族自治区なので、
初日20日のライブが終わった後に小畑秀光のところにやって来た数人のモンゴル人、
「俺たちは中国人ではない!!モンゴリアンだ!!」
と言ってたらしく、
「どういう意味なんですか?」
と後でそのことを聞く小畑に分かりやすくチベット問題やウィグルの問題などと共に教えてやった。

そうそう、小畑であるが、前述の通り初日は人のエフェクターを借りてライブをやった。

SougenObataBand.jpg

ステージの後ろには電光パネルで映像などを流せるのだが、
面白いのが「小畑秀光乐队」と出てるところである。

何故なら中国には「畑」という漢字はなく、
「佃」を充てて「小佃秀光」と書いたりするのだが、
名前は日本語フォント、「楽隊」はちゃんと中国語フォントというのが珍しいなと感心しつつも・・・
小畑めこのファンキー末吉を「楽隊」の一員としてバックバンドにしてるのだから、
ライブが終わったらたっぷりギャラを搾り取ってやろう・・・

・・・などと思いつつ初日終了!!

二日目はちゃんとエフェクターも届いてフル装備でライブスタート!!
「小畑秀光楽隊」に続いてこの日は老呉(LaoWu)がトリ!!

SougenLaoWu.jpg

まあユッコ嬢は秋から布衣(BuYi)のベーシストに就任するし、
ワシは10年間いろんなところで彼らと一緒に演ってるからいいけど、
小畑秀光がここに入るってなかなか新鮮やったなぁ・・・

エンジニアの方言(FangYan)が「感動した〜」と言っていた。
小畑〜やれば出来るやん!!やらんだけで(笑)

この日は寧夏のバンドもいくつか出ていて、
老呉(LaoWu)曰く、
「寧夏のバンドのレベルが非常に上がってるんだよ」
と言う。

「Funkyの影響は少なからず大きいと思うよ」
とのこと・・・

何せ中国の秘境、寧夏回族自治区には日本人が16人しかいないのだ。
このブログでのネタ)

外国のミュージシャンの演奏を間近で見れるチャンスなんかほとんどなかった寧夏のアマチュアミュージシャン達が一番多く見た外国のミュージシャンがこのファンキー末吉だろう、と・・・

そういう意味では小畑秀光も十分影響を与えていると思う。

ライブが終わるとセキュリティーも何もないこの国では楽屋にいろんな人間が詰めかけるが、
小畑秀光と一緒に写真を撮ろうという人間には若い女性も見かけるが、
ワシのところに来るのは全て「男」である(涙)

いや〜「ファンキー!!」という掛け声は他の人よりオクターブ低いんだよな〜
このブログの時の話)
などと方言(FangYan)などと話していたら、
さすがにこの日は
「あんたのファンはホンマ男しかおりまへんな〜」
と大笑いされた。

SougenFans.jpg
(一番左は面白がって一緒に写った老呉)

草原では女っ気もあるはずもなく、
むさ苦しい出演者とむさ苦しいスタッフとむさ苦しいファンと飲む!!

まあよい、それもまた楽しいぞ〜小畑〜!!!

SougenDrunk.JPG
(この顔がこの日の最高傑作と呼び名が高い)


(2日目の小畑のライブ)

Posted by ファンキー末吉 at:04:59 | 固定リンク

2015年6月21日

無事草原に降り立つか小畑秀光(笑)

このイベントのために寧夏回族自治区の草原まで一緒に行く予定だった小畑秀光・・・

(ちなみにブログ記事のチケットキャンセル問題は、このブログをUPした瞬間に更に上司の方から「今回は特別にキャンセル致します」との連絡を頂きましたので会社名等を全て伏字に変更させて頂きました)

まあいろいろあって東京ー北京往復のチケットはゲット!!

本当はイベントは21日だけ参加予定だった小畑秀光、
20日のトリを務める李夏(Li Xia)と21日のトリを務める老呉(LaoWu)と一緒に飲んでる時に、
「じゃあ20日も出てもらおうぜ〜」
ということになった。

そうすると、もともと20日に草原入りすればよかったものが19日には草原入りせねばならない。

かく言うワシは李夏(Li Xia)のバックでドラムを叩くので同じく19日入りなので、
ではということでユッコ嬢も含め全員19日入りにしようということに相成った。

ところが心配なのが小畑の乗るパキスタン航空・・・
これが遅れて19日の北京ー銀川に乗り遅れたら目も当てられない・・・

「小畑は16:35に北京に着くからね!!なるだけ遅くの飛行機にしてよ!!」
と主催者に念を押しておく・・・

そうして用意されたチケットが、19:20発のCZ6117・・・

まあ約3時間の乗り換え時間があるのだから通常なら大丈夫のように思えるのだが・・・
これがさすがはパキスタン航空!!さすがにそうはうまくはいかない(笑)

発信者:小畑秀光
日付:2015年6月19日 12:09
件名:フライト時間変更
本文:15時にフライト予定であります!

まあよく言えばポジティブ、悪く言えばお気楽なヤツなのでこのような返信をしておく・・・

発信者:ファンキー末吉

既に1時間遅れたか・・・
あと1時間遅れたらアウトである・・・
自力で寧夏まで来るよーに!!(笑)

発信者:小畑秀光

ギャアアアアアアアアアア!!!

とまあここまでは笑い話であるが、ここからだんだん笑えなくなって来る・・・
以下は小畑秀光からのメール

日付: 2015年6月19日 12:12
所持金50元プラス1000円でありMAX!!!

日付: 2015年6月19日 14:54
飛行機に乗り込みました!!

日付: 2015年6月19日 14:56
ウオオオオオオオオ!!

日付: 2015年6月19日 15:31
まだ飛びません!!!

日付: 2015年6月19日 15:42
飛びそうです!!ゴーと言ってます!!

・・・と、ここで飛んでくれればまだよかったのだが、
結局飛んだのは16時を越していた・・・

・・・ということは2時間遅れ・・・
・・・ということは乗り換え時間は1時間ないということになる・・・

あかんやん(>_<)

まあ奇跡的に30分で入国手続きして荷物も取って出てくれば乗れないこともないかも知れんがまず無理!!

老呉(LaoWu)の奥さんと一緒に行って、
彼女を残してワシとユッコ嬢だけ銀川行きに乗り込む。

いや〜混んでたなぁ・・・
実はこの週末はちょうど端午の節句、旅行客が集中する時期だったのだ・・・

それがその後の小畑秀光を苦しめることになる・・・

ちなみに小畑秀光は真央くんという友達を連れて来ていた。
小畑秀光のチケットはもちろん主催者が出すが、
真央くんは自腹でついて来ているので自分で出すことになる。

その2枚のチケットは変更もキャンセルも出来ないチケットゆえ、
そのチケットを捨てて新たに買い直さねばならない・・・
(取った人間が違うのでかなり面倒くさいのよ〜)

とりあえず窓口を一本化してワシは飛行機に乗る・・・
・・・がしかし、端午の節句ゆえその日のフライトは全滅!!

小畑と真央くんは村に帰って一泊することとなる・・・

Obata&Mao.jpg

まあ笑ってられるのもこの頃までだった・・・(笑)

ワシはワシで夜中に着いて酒を飲み、
二日酔いで目覚めたらそこは草原だった・・・

Sougen1.jpg

Sougen2.jpg

草原と言っても草がないから砂漠ではないか(笑)

小畑秀光は北京のファンキースタジオにて翌日6月20日朝4時半起床!!
ちなみに八王子の家(ワシの家やないかい!!)を出たのが5時だったらしいから、この時点で既に24時間経過・・・

ワシが起きた頃にはヘタしたら草原に着いているだろうぐらいに思ってたら小畑からのツイート・・・

小畑-激鉄MAX-秀光
‏@SteelangelJet
8:48 - 2015年6月20日

またしてもトラブル!!
早朝4時30分に起床!空港のチケットをなんとか手にするが何故か搭乗直前にカウンターに止められて チケット無効。
一体どうなる!!
諦めない!!

・・・どうも主催者が取ったチケットにトラブルがあったらしく、
真央くんは乗れたが小畑は乗れなかったらしい・・・!(◎_◎;)

そこからが小畑の(というか周りの)戦いが始まる!!

老呉(LaoWu)の奥さんはその日の用事をキャンセルして小畑に付き合う・・・
・・・が中国語が喋れない小畑はコミュニケーションが出来ない(>_<)

WeChat(LINEの中国版のようなシステム)で間に入ってやりとりをする・・・

「彼女が話しかけてくれるのですが全く通じなくて苦労しておりMAX!!荷物がどうだとか言って、何かが出来ないということです」

彼女にメッセージを送ってどういうことか聞いて小畑にメッセする・・・
また草原だから電話もネットも繋がりにくくて大変なのよ・・・(>_<)

結局はこういうことらしい・・・

まず主催者の取ったチケットは無効となったので
(おそらく名前の綴りが間違ってたとか?)
そのまま無効になり買い直さなければならないのだが、
次の便もその後もその日の便は全て満席のためキャンセル待ち。

キャンセル待ちはギリギリになって乗り込むので手荷物預けが出来ないので機内持ち込みだけにしてくれということらしい・・・

幸いギターは真央くんに託して持って行ってもらってたので
(グッジョブ!!)
問題はちょっと金が入ったからといって全部使って買い揃えた小畑のエフェクターである。

ObataSougenEffecter.jpeg

手荷物と合わせて26kg以上あると言うが、
やり取りしているうちに「重さ」ではなく「大きさ」が問題なのではという結論に落ち着く・・・

あわやエフェクターボードを全部分解してバラで持って行くかという話になっているところに嫁から連絡が来た。

「この便空席あるやん・・・乗れるんちゃうん!!」

見れば乗り換え便にまだ空席があるそうな・・・
ワシも信号の悪い中、ネットでいろいろ調べてみる・・・

見れば中国のチケットサイトでは直行便しか案内されず「全滅」と出るのに、
日本のチケットサイトでは乗り換え便がちゃんと案内される・・・