
2007年2月27日
北京空港にて
いやー・・・山ほどの録音機材で大変!
そのまま北朝鮮に置いてくる機材はええけど、1本40万のマイクや、Digi002等レコーディング機材は次に北京に帰って来た時に持ち込み禁止にされると涙なので、今回はちゃんとカルネ(やっけ?)を書いて提出しようとしたら、
「そんなもんは今はやってない。戻って来た時にやれ!」
と言われた。
そんなアホな!!!
戻って来て持ち込み禁止で没収されたらどうしよう・・・
また裏から手を回して裏口から出すしかないのか・・・
中国っていつまでたってもこうなのよね・・・
ほなもう数日ネットにはつなげまへん!
無事帰れたら(それは全然心配してないが)10日からのツアーで会おう!!
北朝鮮ロックプロジェクトまとめはこちら
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北朝鮮いってきます
最高のROCK録ってきます!!
http://www.funkycorp.jp/funky/Korea/69GirlsRockBand/
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2007年2月20日
廟会は楽し
中国は旧正月である。
日本で言うと初詣みたいなもんであろうか、正月は神社とかで廟会が催される。
出店がたくさん出て楽しいので今年も出かけて来た。
中は人だかりで、午後ともなるとすし詰め状態で動けなくなるが、いろんな屋台が出て楽しい。
紙芝居もあったし、
お面屋さんも出てたし、
鯉のぼりも売っていた。
モンモンのポスターを発見!!
そうかそうか、やっと日の目を見れてよかったねぇ・・・
さて、こうして買い物や買い食いなども楽しいが、毎年入ってみたくて入ったことのないこの出店
見るからに「見世物小屋」である。
暖冬の今年と違って去年は非常に寒かったので入りたくて入りたくてしょうがなかったが断念した。
一番見たい出し物がこれである。
ふた首女・・・
まさに「親の因果が子に報い・・・」の世界である。
こんなのがなければ場末の見世物小屋とは言えない。
入場料は10元。
高いのか安いのか微妙な値段である。
日本で言うと街の空き地に出来たお化け屋敷に1000円払うようなものであろうか・・・
期待に胸を膨らませて中に入ってみると
客はまばら・・・
それでこそ場末の見世物小屋!!
これで客が超満員だったら逆に興醒めである。
入った時には1ステージ目最後の出し物をやっていた。
カンフーSHOW!!
しかし別に身体を鍛えてるような少年ではないのだが、奇妙なカンフーのようなポーズをしながら、最後には皮膚に針を刺して、それにレンガをくくりつけて引っ張り上げると言うショーであった。
そして5分の休憩の後、2ステージ目が始まる。
入れ替えはない。
入れ替えなんかしてたら見る客がいなくなるからである。
飽きるまで何回見てもいいと言うことになっている。
最初の出し物はマジック。
客はぴくりとも反応せず、拍手もない。
これでこそ場末の見世物小屋である。
客席でワシひとり興奮に胸躍らせていた。
そして早くも次の出し物でワシの興奮は最高潮の達したのである。
出たぁー!!!蛇女である。
ポスターの蛇とは全然違うどじょうのような蛇を5分ぐらいかけてゆっくり口に入れてゆく・・・
いや、結局は口に入れると言うより先っぽをちょこっと咥えただけでおしまいである。
チープである!
チープ過ぎる!!!
更に二人組みで見るからに柔らかそうな鉄の棒を曲げるカンフーSHOWや、先ほどの蛇女の行うマジックSHOWなどが続き、そしてまたもや蛇の登場!!!
今度は2匹である。
司会者は「鼻から蛇を入れて口から出す」と言っているが、なんのこっちゃない、鼻に1匹の頭を入れ、口にもう1匹の尻尾を咥えているだけである。
シュール過ぎる!
渋すぎるぜ!!!
そしてクライマックスはついにふた首女の登場である!
司会者がカーテンを開け、大きな箱をステージに運び込み、その箱を開けると、中には果たしてそのふた首女が座っていた!!
もちろん前のおばはんの方に後ろから女の子が首をのせているだけである。
またどうしてひとりがおばはんでひとりが若い女の子なのか理解に苦しむところが非常によい!!
ワシはもう脳みそが沸点に達し、何を考えることも出来なくなり、夢心地の中、司会者からマイクを向けられたそのおばはんが「ニイハオ」と言うのを聞いた。
ああいいものを見た!
今年はいい年になるであろう!!
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2007年2月10日
一夜明ければ香港
朝まで極寒の中石炭を焚いてたと思ったら、着いたとたんにこちらの人はみんな半袖である。
飛行機の中で既に厚手のパーカーは脱ぎ捨てていたが、入国手続きで並んでいる時にたまらず2枚穿いていたジャージと、同じく2枚穿いていた厚手の靴下を脱ぎ捨てる。
空港エキスプレスに乗る頃にはそれでも暑くてたまらないので服の下に着込んでいる厚手のモモヒキを脱ぎ捨ててしまいたいのじゃが、そうしたらいきなりパンツいっちょになってしまうので汗だくのまま列車に乗ったら今度は冷房で寒いぐらいである。
香港は屋内と屋外の温度差が激しく、いつもこれで体調を崩してしまう。
Wingがいつも宿舎として用意してくれるマンションに着いて、とりあえず自動的にONになるクーラーを全部止めて窓を開ける。
蒸し暑い方が寒くて風邪を引くよりマシである。
リハ会場までは毎度の通り自力で地下鉄に乗る。
服装はジャージとTシャツ、しかし革ジャンも手放せない。
駅に着く頃にはじっとりと汗ばんだ体が、地下鉄に乗った途端に急激に冷やされるからである。
乗り換えの度に革ジャンを着たり脱いだりしながらやっとリハ会場に着いた。
ここも冷房がんがんであるが、ドラムを叩けばちょうどいい。
Wingのレパートリーはロックナンバーが多いのでやってて気持ちがいい。
歌手のバックなどではハイハットを開いたままシャンシャン叩いたり、ライドシンバルのふちをガシャガシャ叩くのは気がひけるが、
このバンドではどれだけ馬鹿でかい音で叩こうが、そうしたら他の楽器もアンプのボリュームを上げ、ボーカルが自分の声が聞こえなくても文句を言わない。
これがロックである。
久しぶりにいい汗かいた。
フルオーケストラと競演して指揮者の振り下ろすタイミングにどうしても合わすことが出来ずに流す冷や汗とは全然違う。
リハ終わりに飲むビールも旨い!!
ずーっとこじれている風邪が治ることうけおいである!!
Posted by ファンキー末吉 at:21:08 | 固定リンク
2007年2月 8日
大変だぁ!!
今日はオーケストラとの競演である。
しかしそんなことが「大変」なわけではない。
入り時間が早いので目覚ましを7時にかけていたら、何故か5時に鳴って起こされてしまった。
しかしそんなことが「大変」なわけではない。
仕方ないから今日着る衣装選びでもするとしよう。
「オーケストラから浮かないように黒い服を着てきてくれ」と言われているので、
まあドラマーなんだから黒いTシャツがタンクトップでも着てゆけばいいようなものなのだが、
昨日届いた招待状を見ると、今日は映画人のイベントで、参加者は赤い絨毯を歩いて舞台に上がるらしい。
アカデミー賞みたいなもんか・・・
まあそんなことが「大変」なわけでもない。
物置から懐かしい衣装を引っ張り出して来た。
絹ではないがそのような光沢があり、ロック的でもあるので髪の毛振り乱してドラムを叩いてても様になる。
問題はこの下に穿くズボンである。
ここ数年、ジャージとか短パンとかぼってりしたズボンとかしか穿いたことがないが、この服にはとてもじゃないがピシッとしたズボン以外は合わないのである。
Gパンはひとつしか持ってないが、ここ数年穿いたことがない。
最後に穿いた時にはやっとの思いでボタンを留めたが、立ってて苦しいのはいいが、座ってドラムを叩ける状況ではなかったので、結局ボタンを外して社会の窓全開でドラムを叩いた記憶がある。
皮パンが光沢もあり理想なのじゃが、亜州鼓魂のレコーディングの時に股が破けてしまい、応急処置で自分が縫ってそのままである。
眠気眼で嫁が、「ほな私の皮パン穿いたら?」とタンスを指差すので引っ張り出して穿いてみた。
だいたいうちは服を共有できる夫婦である。
一般的に女性の方が男性より体脂肪率が高いので、慣れない異国の地での生活を「食生活」で楽しくしている嫁の皮パンなら絶対に穿けると思って足を通してみたら、
そう・・・足を通しただけで終わってしまい、とてもチャックを上げるまでいかない・・・
サァー・・・(血の気が引く音)・・・
俺は嫁に付き合って毎晩うまい物食って、安いもんでビールがんがん飲んでるうちにここまで来てしまったのか!!!
物置を引っ掻き回して、たったひとつしかないピシッとしたズボン、昔のGパンと皮パンを引っ張り出して来る。
足を通してみると、何とか足だけではなく腰も通るようである。
息を思いっきり吐いて腹筋に思いっきり力を入れて、ようやくボタンをとめ、鋲のついた分厚いロックベルトでぎゅうぎゅうに締める。
心なしかベルトの上からお肉が覆いかぶさっているような気がするが、まあ何とか赤い絨毯の上を歩けないことはない。
問題はどうやってドラムを叩くかである。
かくなる上は今から腹筋を繰り返し、もちろん本番までは絶食!
待ち時間は爪先立ちで過ごし、時間が許すなら車なんか使わずにドラム担いで会場まで歩いてゆくしかない!
そうかぁ!そのために神様は俺を2時間早く起こしたに違いない!!
と言いながら、朝からこんなアホなブログ書いてるうちに時間になってしまった。
とりあえず衣装持って会場行ってから考えよう。
Posted by ファンキー末吉 at:07:11 | 固定リンク
2007年2月 5日
泥棒
先日のことである。
草木も眠る丑三つ時。
嫁のけたたましい声で目を覚ます。
「パパ!!起きて!!泥棒よ!!」
院子の外の大門ががちゃがちゃ鳴り、外では犬がけたたましく鳴いている。
だいたいうちに泥棒が入ると言うのは普通では考えにくい。
うちの院子の外の大門が夜になると閉まるので、(と言っても鍵はかかってはいないが)
その門を開け、うちの院子の門を開け、そしてうちの寝室の門を開けて忍び込むのだから大変である。
見知らぬ人が入れば犬は吼えるわ、周りのロッカー達には見つかるわ、通常ならば外部からはなかなか泥棒には入りにくいシチュエイションである。
ところが泥棒は入った。
外の大門ががしゃがしゃいっているところを見ると外部の人間である。
「盗まれたものはないか?!!」
見れば枕元のテーブルに置いてある嫁の携帯がふたつとも(ひとつは日本の、ひとつは中国の)なくなっている。
ワシの中国の携帯は枕元で充電していたので無事だったが、寝室の入り口に無造作に置いてあった日本の携帯は見事に盗まれていた。
夜型の生活を送る重田はまだ起きていて、ちょうどヘッドホンをしていたので物音は聞こえなかったと言う。
スタジオには500万円とも言われる高級機材があり、リハーサルルームにはドラムやギターアンプ、ベースアンプ、そして簡易レコーディングが出来る録音システムもあるが、それらには目もくれず、犯人は外の大門を開け、カギをかけてないワシの院子の門を開け、そしてその日たまたまカギをかけずに寝てたワシらの寝室にわき目も振らず直行し、大胆不敵にも嫁がフゲーっと(かどうかは知らんが)寝ているそのすぐ隣の携帯電話をわしづかみにし、そして帰る時にドアの横に置いてあるワシの携帯を持ち、ジャラジャラとうるさいキーをつけたそのケースをドアの外に捨て、一目散に外に逃げて行ったと見える。
ワシはすぐさま3つの携帯に電話をしたが、電源をじゅんぐりに切られ、最後にはどの電話も鳴らなくなった。
重田はすぐさま外に追いかけて行ったが、その姿を見つけることは出来なかった。
嫁の中国の電話はプリペイド式なので、今チャージされてる分を使い切ったらそれで終わりなのでよいが、日本の電話はこちらでローミングされており、そんなもんでじゃんじゃん電話されたらたまらないのですぐさまSoftBankに国際電話して電話を止めてもらった。
腹が立つのは日本の電話はSIMロックがかかっているため、こちらではROMを焼きなおすとか、大改造をしないと使えないのに盗まれてしまったことである。
盗んだ者にとって実は何も価値がないのに盗まれたと言うのが今となってはくやしくてたまらない。
今はこれにこりて、夜中は必ず院子の門と寝室のドアにはカギをかけて寝ているが、しかし腹の虫はおさまらない。
犯人は必ず現場に戻って来ると言うので、今度はいろいろ仕掛けをして報復してやれと頭をめぐらす。
1、犯人がドアを開けたら上から金タライが落ちてくる!
(ドリフターズ的で楽しいが、その割に犯人に与えるダメージが少ない)
2、ドアを開けたら頭から水をぶっかぶる!
(冬なので効果てき面だが、水は夜中には凍ってしまう可能性もある)
3、水ではなく満載したうんこをひっかぶる!
(精神的に与えるダメージは最高級だが、後の掃除が大変である)
4、日本のATMで使われている特殊塗料入りのボールが炸裂する!
(後の追跡にとっても効果的だが、中国では入手困難である)
5、院子の門が鉄製なので電流を流しておく。
(電気代が高い)
6、門を開けた途端に打ち上げ花火の水平発射!
(発火装置の製作が難しい)
7、長い竹を水平に思いっきりしならせて、一歩中に入ったら顔面にハリセンをかませる!
(ちょうど顔面に当たるように調整するのが難しい)
アイデアとしてはいろいろ出るのじゃが、それを実現するための仕掛けを実際に作るのは実は非常に骨が折れる。
実は仕掛けとして一番簡単なのは手榴弾なのである。
うちの院子の門は写真のような掛け金でカギを止めるようになっているので
その掛け金の一方に手榴弾のピンを結びつけて置くだけで、門を開けばその力でピンが抜け、手榴弾が落下し爆発・・・
一番簡単な仕掛けである。
しかし院子まで全部爆破してしまっては元も子もないので殺傷半径1メートルぐらいの手榴弾がないかどうか専門家に聞いてみたら、(周りにそんな専門家がいるんだからワシの交友関係も大したもんである)
なんと練習用の手榴弾がちょうど殺傷半径1メートルぐらいだと言う話である。
これはいい!と思っていたらそこには大きな穴があった。
よく映画なんかで見る手榴弾は、ピンをかっこよく口かなんかで抜いてそのまま投げて爆発しているように見えるが、実際はピンを抜いてから手榴弾のケツを何かにぶつけてから投げるらしい。
つまり、ピンを抜く、手榴弾のケツを何かにぶつける、と言う2アクションが必要だと言うことである。
と言うわけで手榴弾は却下・・・
そんなこんなでその後も日々いろんなアイデアを考えているのじゃが、何よりも犯人の捕獲を目的とすると、犯人を門のところで撃退するのではなく、中まで引き入れてから仕掛けが作動するような時差装置が必要である。
出来れば仕掛けが作動してから門を閉めてしまい、それからゆっくり犯人をいたぶるのが望ましい。
何かそんな時差装置はないか・・・
そんなある日、高知の子供たちに電話をしてたら向こうからテレビの音が聞こえて来た。
「ピタゴラスイッチ」
そうだ!この教育番組のピタゴラスイッチこそその理想の時差装置ではないか!!!
毎週このコーナーの始まりには、スイッチを入れると鉄球等が転がっていろんな仕掛けをONにしてゆき、最後には「ピタゴラスイッチ」と言うタイトルが出てくるこの装置こそが理想の時差装置である。
犯人が院子のドアを開ける。
その時にこのピタゴラスイッチはONとなり、犯人の気づかないところでレールの上を鉄球がゆっくり転がってゆく。
レールの端まで来ると玉は籠の中に静かに落ち、その籠が重さで下に下がることにより、次のふたつのレールの鉄球のストッパーが外れ、別のレールを転がり始まる。
ひとつは向かいに住む老呉の寝室まで転がって、彼の枕元のブザーのスイッチを押し彼を起こす。
もうひとつは寝室の中の敷布団の下に敷いたマッサージの機械のスイッチを入れ、ワシら夫婦を音もなく振動で起こす。
ワシらが実は目を覚ましていることを知らない泥棒は、わざとカギをしていない寝室のドアをそっと開ける。
寝室のドアは内開きなので、ドアに取り付けたヒモはドアの入り口の上に置いてある洗面器を支えてあるつっかえ棒を引っ張り、つっかえ棒が外れた洗面器は中に入った水を泥棒の頭からぶちまけると共に、その洗面器に取り付けられたヒモが引っ張られ、院子の入り口に仕掛けてあるシャッターの留め金を外し、シャッターが勢いよく音を立てて閉まると共に泥棒が最後に見るのはそのシャッターに書かれた文字。
「アホが見るブタのケツ!」
それを最後に泥棒は視力を失う。
何故ならば洗面器に入っている水は、ただの水ではなく唐辛子入りの激辛水だからである。
焼けるような目の痛さに藁をもつかむ思いでそばにある藁をつかむと、今度は頭上から臼が落ちて来る。
臼には栗が真っ赤に焼かれて待機していてここぞとばかりに泥棒目がけてはじけ飛んでゆく。
「うわっちっち!これはたまらん」
とばかり泥棒は手探りで風呂場まで行くのだが、飛び込んだ浴槽の水の中にはカニがかくれていて、泥棒の大事なところをチョッキンと攻撃する。
「んぎゃー!」
と声にならない悲鳴を上げた泥棒はここでウンコを満載したバケツにけつまづき、頭からウンコをひっかぶり命からがら浴室から脱出する。
その頃になってピタゴラスイッチの時差装置によってやっと発火装置に火がついた打ち上げ花火が一斉に水平発射を始める。
「たまや~かぎや~」
そう、狙いはひたすらタマである。
タマを直撃された泥棒はあまりの痛さに失禁し、その尿が床に滴り落ちた瞬間に床に流された220Vの電流がそのまま尿を伝わってタマタマを襲う。
命からがら院子の出口までたどり着いた泥棒は狂ったようにそのシャッターを蹴破り、院子の鉄製のドアに手をやった瞬間に「ジュッ・・・」っとおいしそうな音がして手が焼け焦げる。
「あちちちち」
とばかり傍らの洗面器に手を突っ込むと、その中に入っているのは水ではなく瞬間接着剤A液である。
ピタゴラスイッチによって既に電気で真っ赤に焼かれた鉄製のドアの熱で、その頃には天井に留めてあったプラスチックの留め金が溶けて頭上からB液が落ちて来て泥棒にひっかかる。
もんどおり打って床に手を着いた泥棒はそのまま床に手が瞬間接着されてしまい、そのまま両手を床につけたまま逃げようと腰を上げるが、その尻目がけて強力なハリセンが飛んでくる。
尻を真っ赤に腫らせて動けない泥棒はそのまま尻を上げたまま許しを請う。
「もう悪いことはしません。どうか許してください」
その頃ゆうゆうと起き出して来たワシら夫婦と老呉は、1枚の契約書を泥棒につきつける。
ずーっと一連を撮影していたビデオの肖像権等を放棄する契約書である。
サインをすることを条件に泥棒を解放してやり、ワシらはそれをネットにUPして大儲けをしよう、そう言う魂胆である。
こんなおもろいビデオ、ネットにUPしたら数千万Hitoは間違いない!
早く来い来い泥棒さん。
ピタゴラスイッチが待っている。
しかしほんまに作れるんやろか・・・
ほいでもって酔っ払って自分がひっかかったらどうしよう・・・