
2023年2月28日
布衣劇場ツアー2023河南省鄭州河南艺术中心
一日移動日次の日ライブというスケジュールで組まれている今回のツアー、時々間に2日空く時がある。
移動して次の日セッティング、その次の日ライブのみというスケジュールで、今回の鄭州がそれ!!
ところで、河南省に来たら待ち構えているおっさんがいる!!
(最初はこの時、次はこの時・・・など(>_<))
こう言うと人にびっくりされるが、実はこう見えても人見知りなのである(>_<)
でもまあ今ではマネージャーと繋がっててくれて、私ではなくマネージャーに直接連絡が行くので楽である。
向こうは好意であっても、毎回私のところに連絡が来て、私からマネージャーに食事のセッティングとかを相談するってのは実は非常に手間なのである・・・
ツアーで一番大変なのは、駅とか空港に着いてからタクシーなどに分乗して機材持っての移動なのだが、今回は大型バスが待ち構えているし、機材もトラックに積んで運んでいるので楽である。
ホテルに着いてがら連絡が回る・・・
「ご飯行く人は降りて来てね〜ご馳走が待ってるわよ〜」
連れて行かれたところがまた高級なレストラン!(◎_◎;)
店の名前が「杜康なんたら」という店で、この杜康酒っつうのが実はこの辺の名物で、中国最古の酒と言われてる銘酒らしい!(◎_◎;)
元々は人の名前で、日本でも酒を作る人のことを杜氏と言ったりするのはここから来ているということだ!(◎_◎;)
また、田中角栄が最初に中国に来て国公正常化を成し遂げた時にこの酒を求めたという都市伝説もある!(◎_◎;)
これ!!
非売品を売っているところが中国らしい(笑)
料理もずらりと並ぶ・・・
エビチリって中華やったんや!(◎_◎;)
こっちで見たことなかったから、天津飯みたいなジャパニーズ中華かと思ってた・・・
そしてシメのスープ!!・・・やはり味が薄い(>_<)
(なぜ中国のスープは味が薄いのかの考察はこちら)
実は今回はおっさん頭(笑)の大刚(DaGang)は来ておらず、いつものその子分みたいな(笑)坤(Kun)が色々取り仕切ってくれてたのだが、この食事は実は彼のお兄さんの奢りだそうである!(◎_◎;)
まあ手を変え人を変えありがたい話である・・・
鄭州にはJazzクラブがあると言うのでその後に行ってみた・・・
なんとピアニストはオーストリアのウィーン音楽学院でJazzを学んだと言う!(◎_◎;)
さっそく混じってセッション!!
2曲目はswingや言うてたのにevenで弾いとるん?ソロからまたswingなん?
16-16-8-8の変則A-A-B-A形式なんや〜まだまだ知らん曲多いのう(>_<)
ここでもオーナーにしこたま酒を奢ってもらって、明日また来ることを約束してその日はこてん・・・
次の日は会場に入ってセッティングして、そのまままた接待を受ける〜
また手を変え人を変えて、今度は有名な役者さんの自宅やと!!!(◎_◎;)
前菜の鶏の足でロックピース!!(笑)
そしてまたJazsクラブ!!
キーボードの順治も混じってセッション!!
オーストリア帰りのピアニストともセッションしたかったので呼び出してセッション!!
この日もオーナーにまたしこたま奢ってもらって次の日は二日酔い(>_<)
まあライブ当日ではあるけど、前日にセッティングとサウンドチェックは全部終わらせているので夕方まで寝るだけ!!ゆっくり休めるわぁ・・・
と思っていたら!(◎_◎;)
今まで現れてなかった大親分の大刚(DaGang)が今晩来れないんで食べ物持って訪ねて来るって・・・(>_<)
困るのよねぇ〜部屋まで押しかけてこ来られちゃ(涙)
後には坤(Kun)までやって来て(涙)
LaoWu達が助けに来てくれてダベってくれてるのが非常に助かる・・・(>_<)
でもね、それやったらみんなLaoWuの部屋でダベってくれたら助かるんですけど・・・(涙)
というわけで差し入れられた地元の名物・・・これってツアー中には荷物になるから実は困るのよねぇ・・・(>_<)
というわけでやっと帰ったのでゆっくり休んでライブ!!
ドラムソロ!!
打ち上げは去年と同じくラーメン屋さんを貸し切り〜
ということはこのラーメン屋さんが我々を接待!!(◎_◎;)
まあ手を変え人を変えて色んな人にご馳走になりました〜!!!
ところで今回の酒の席で坤(Kun)がこんなことを言っていた・・・
「僕と大纲(DaGang)はね、北京に行くとLuanShuにいつもご馳走してもらうんだよ。だからね、LuanShuにFunkyさんを紹介してもらって、そしてFunkyさんに布衣を紹介してもらって、だから僕らはあなた達が来たら絶対もてなさなければならないんです!!この縁に本当に感謝してます!!」
奢られてばかりで感謝されてもなんなのだが(笑)、このLuanShuという人間も、まだ彼がペーペーだった頃、私が彼をいっぱい助けてやった。
回り回ってLuanShuから受けた恩を彼らは私に返しているというわけだ・・・
実際のところ中国社会はいくら経済大国になったと言っても、基本的にはこれで回っている・・・
中国は4000年の歴史の中で、徳川幕府のように何百年も国が平定されたことがない。
常に戦乱があり、血で血を洗うような戦いの中で生き抜いて来た。
「中国人は地縁、血縁、金しか信じない」と言われるのはこのためである。
ITがこれだけ進化した国でも「友達がいなければ生きてゆけない」というのは、私がこの国に来て30年間まるで変わってはいない。
ツアーの合間にぽっこり入ったBlueNote北京でのライブの為にそのまま北京に着いたら、王晓旭(WangXiaoXu)という男が私を待ち構えていた。
好久没见的老朋友喝酒!! - Spherical Image - RICOH THETA
何のことはない、「久しぶりだから飲もうぜ」というだけの話である・・・
こいつと最初に会った時はこいつもまだペーペーだった。
それでも彼はなけなしの金で私に「豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)」という安い野菜炒めみたいな料理を奢ってくれた。
その時の話:豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)と涮羊肉
その代わり(笑)私も彼から来る金にもならない仕事を一生懸命やってやった。
今ではこんな豪勢な料理を私に奢ってくれるぐらいにはなっているようだ。
私も遠慮なく色んなことを頼む。
今ではとても難しいこの国の労働ビザのこと、今度ドラムの教材を出すに当たっての「
版号」という国家の出版許諾・・・とか、私が「これ何とか出来る?」と言うと、彼はすぐさま知り合いに電話をかけて調べてくれるのだ。
ちょっとニュアンスは違うが「コネ」という日本語は中国語で「関係(GuanXi)」と言う。
関係が変わればその周りの人間も変わるので、こちら側から叩いても響かなかったものが、あちら側から叩いたら響いたりするので、実際こういう食事会は私にとってもありがたいのである。
しかも奢ってもらって・・・(笑)
・・・とここまで書いてふと思い出した。
中国人は食事を奢ってもらっても「ごちそうさま」とは言わないのだ。
「ありがとう」も言わない。
言うと「何言ってんだ、おかしいぞ!!」と逆に恐縮される。
私も気がつけばこの時、「ごちそうさま」の一言も言わなかった。
日本人だと何と失礼なことだろう・・・もう日本では暮らせないかも知れない(笑)
でも中国はこれで回っている。
世話になったんだから奢るのは当たり前、また次に末吉が奢ってくれるならそれはまたありがたくご馳走になる。
「持ちつ持たれつ」・・・「ああ美味かった」それでいいのである。
あの鄭州の人たち、そしてこの王晓旭(WangXiaoXu)、今の関係では私が一方的にご馳走になってばかりだが、彼らがもし何か困ったことがあった時、もしそれが私の力で解決するものであれば(これ中国ではむっちゃ大事!!)私は喜んでそれをするだろう。
昔、NHKが中国で私のドキュメンタリー番組を制作した時に、そのスタッフの中に中国人女性がいた。
撮影が終わって彼女が私にこう言った。
「Funkyさん、疲れませんか?昼には誰々夜には誰々、四六時中誰かと会ってお酒飲んだり・・・」
「え?だってそれやらないとこの国で生きてゆけないでしょ?」
「私はそれが出来ないからこうやって日本に来たんです。日本は私にとって天国です。あのめんどくさいことをやらなくたって仕事が出来るんですから・・・」
私はきっとそれが「好き」なのだろう・・・だからこの国でこうして生きてゆけている・・・
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2023年2月25日
布衣劇場ツアー2023江蘇省蘇州保利大剧院
泰州から蘇州までは同じ江蘇省なのでバス移動〜・・・だけど3時間以上かかって遠い〜(>_<)
昔から、ツアーに来たらホテルの近所を散歩したりするのが常だったが、今回はホテルが辺鄙なところにあるのと、何よりも寒い!(>_<)
だから、今回のツアーではとにかくずーっとホテルの部屋から出ない!!
でもこれってホテルが高級だからというのもあるかも知れない・・・
ライブハウスツアーの時にはバンドが自分で金出してホテルを取るので、必然的に会場に近くて一番安いホテルを取る(笑)
今回は主催元が取るので、まあ大会社なんできっと提携しているホテルなんだろうけど、今まで泊まっていたホテルなんかより数段いいホテルを取ってくれている。
「金持ちはいいホテル泊まってもガツガツ遊びに出かけたりせずに、基本的にはホテルから出ないんだよ」
という話を聞いたことがある。
そりゃいいホテルほど居住性がいいのだから、出ずにホテルでぐっすり休みたい気持ちもよくわかる・・・
いいホテルってベッドや枕も違うのか?・・・
あると思います!!・・・睡眠の質もちょっとよくなったような気もする・・・
というわけで、メシ以外全く出歩くことなく次の日本番!!(笑)
ドラムソロ!!
蘇州に住む日本人には知り合いが多いので、ライブに招待させて頂いた方々と日本食街で打ち上げ!!
久しぶりの刺身!!!
大好物のエイヒレ!!!
そしてこの日はどうしてもこのカマが食いたかった〜(涙)
何より久しぶりに日本語話しながら酒飲むっつうのが楽しいのよ〜(涙)
SNSとかで日本語には毎日触れてるけど、中国人ばかりとツアー廻ってると、日本語を喋るっつうことが全くないからなぁ〜・・・(>_<)
ところで日本食を食べながらふと考えた・・・
日本料理ってあんまし取り皿が汚れんよねぇ・・・
刺身は(コロナを気にしなければ)直箸で醤油皿に取ってそのまま食べるし、マグロのカマも基本そんな感じやし、冷奴はおひとり様用のが出てくるし、この日はサラダを小皿に取り分けて食ったぐらいかな・・・
まあ取り皿が汚れても、居酒屋によってはテーブルに取り皿が積まれているところもある。
ところが中華と来たら・・・
この状態で料理が並ぶわけで・・・
そうすると取り皿はあっという間にこんなんなる・・・
それに対して取り皿というのは・・・
これは泊まっている高級ホテルのレストランのVIPルームなのだが、実は取り皿は2枚重ねで汚れたら自分で勝手に取り替えて下さいというもの。
それでも中国で数多く食事をしてるが、こんなのは非常に珍しい。
(てかこのテーブルで2枚目の皿を使った人間はひとりもいなかった(笑))
むっちゃ高級なレストランでは、スタッフが廻って来て汚れた皿を取り替えてくれることもあるが、基本中国人は「皿が汚れる=料理の味が混ざる」ということをあまり気にしない・・・どころか「美味しいものと美味しいものが混ざるんだからもっと美味しいだろ」と思っているような節がある・・・
特に味の濃いこのような料理・・・东波肉(日本語でトンポーロー)
の後に味の薄いこんな料理を食べたら・・・
全部「东波肉(トンポーロー)」の味になってしまうやん!!(>_<)
日本では例えば食べる前から胡椒など調味料を振りかけてると「味を勝手に変えるな!!」と料理人に怒られたりする・・・
別に中国の料理人は、この薄味の料理が东波肉(日本語でトンポーロー)味になったところであまり気にしてないのではないかと思われる・・・
美味しければいいのよ(笑)
ところで美味しいと言えば、この东波肉(日本語でトンポーロー)を白ごはんに乗せて食うのがむっちゃ美味い!!
うちの仲間だけかも知れんが、料理が食べ終わった皿に白ごはんを乗っけて食うのもむっちゃ美味!!
何でも白ごはんにぶっかける!!
見た目なんかどうでも良い!!美味ければそれでいいのだ!!
しまいには大皿で出て来て取り分けて食べていた白ごはんの、その大皿のまま料理の汁をぶっかける(笑)
ところでお気づきであろうか・・・日本だとお茶碗のご飯とお椀の味噌汁、みたいにご飯を食べるお茶碗とは別に汁用のお椀が必ず出て来るが、中国には基本それがない!(◎_◎;)
じゃあスープはどうやって飲むの?・・・
このご飯を食った後のお椀で飲むのである!!
その頃にはこのお椀にはあらゆる料理の汁が乗ってぐちゃぐちゃになってしまっているので、スープの味はまたそのぐしゃぐしゃの味が混ざってしまうことになる!(◎_◎;)
日本の料理人だと、「一生懸命作った味を変えずに食べて下さい」と怒るかも知れない。
でも中国では「美味ければそれでいいのだ!!」なのである!!(あろう)・・・
私個人の感想であるが、中国のスープの味は日本の味噌汁なんかに比べると薄味のように感じる。
それはひょっとしたらこのように「味が混ざる」ことを前提で味付けしてるのではないだろうか・・・
あくまでの個人の見解である。
ほんまかどうか知らんけど・・・
Posted by ファンキー末吉 at:14:25 | 固定リンク
2023年2月23日
布衣劇場ツアー2023江蘇省泰州大剧院
泰州(TaiZhou)って来たことあるよなぁ〜・・・確か海沿いで海鮮をご馳走になったのう
とか言ってたら「いや、初めてよ¥!!」とぴしゃり!(◎_◎;)
いや、バンドで一回来てなんか音楽学校の中のステージでライブやって・・・
その前にワシはドラムクリニックで来て、そこでX.Y.Z.→AのWonderful Lifeのメロディー思い付いたから覚えてる〜・・・
て思ったら、それは台州(Tai 2Zhou1)で泰州は『Tai 4Zhou1」・・・って四声が違うのね(>_<)
というわけで初めての街「泰州(Tai 4Zhou1)」は江蘇省の真ん中ちょい下、揚州の東側に位置する街ですな・・・
街中には至る所に布衣のポスターが〜
・・・ってきっと会場の周りだけなんでしょうが(笑)
ありがたいことにホテルから歩いて行ける距離にショッピングモールが〜!!
都会に出て来たばかりの田舎もんのように(その通りなんですが笑)ウィンドウショッピングは散歩にもなるし楽しい〜
何よりもこういうショッピングモールには大きなスーパーマーケットがあるのが嬉しい!!
何を買うかと言うと、ショ糖ゼロのヨーグルト!!
小さなコンビニとかだと全部砂糖が入ってるのよね〜
いつも2日おきに移動日と本番というスケジュールで廻っていたが、今回は間2日空いているので、移動日、そして次の日は会場入りしてセッティングとリハのみ、次の日はゆっくり夕方会場入りしてライブというのんびりしたスケジュール!!
しかも、もうマーキングを見てマネージャーの小文がちゃんとドラムをセッティング出来るので、私はもうスタッフ入り時間に入らなくても良い\(^o^)/
本番開始!!
ドラムソロ!!
ところでこの日は、ライブハウスよろしく客が会場狭しと暴れ回る!(◎_◎;)
日本のコンサート会場なんかだと警備員がいて座らせたりするけど、ここはクラシックとか演劇とか見る会場やからなぁ・・・警備員おらんし〜
旗振ってる人もおるし〜いや中国人ほんまに旗好きやなぁ〜・・・ロックライブには必ず旗振る人がおる(笑)
そして今日はボーカルのLaoWuの誕生日!!
「喝也喝不完的酒」という「飲んでも飲み切れない酒」という歌の途中では、誰から贈られたのかむっちゃ高い白酒がフロント3人に振る舞われる〜
ええんか?飲食物持ち込み禁止のステージ上に酒持ち込んでも!(◎_◎;)
まあこの会場の系列本社から派遣されてツアー廻っているスタッフが振る舞うんだからええんでしょう(笑)
終わったらいつものようにロビーに出てサイン即売会!!
後に何やら小さなステージがあってドラムセットも置かれていると思ったら、開演前にはここでミニライブが行われていたのだとか〜・・・
いや見たかったのう〜布衣の曲やるんかのう〜・・・
そして旗振ってたグループとも記念撮影〜
また次はライブハウス廻ると思うんで旗持ってまたおいでや〜!!!
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2023年2月21日
iPhone買い換え(>_<)
昔は週刊アスキーのレポートなどやってたこともあり、デジタルな新製品が出れば買っていた・・・
それがもうiPhone 11から買い換えてないって自分からすると不思議ではある・・・
実は前の携帯がカンボジアでひったくられたのが心の傷になっているのかも・・・(>_<)
デュアルSIMで結構気に入ってたのよねぇ・・・(涙)
この時の出費が2000ドルと書いてあるので、今のレートだと26万円?!(◎_◎;)
電話すんのに26万円もかかるん?・・・と言いながら今の時代「電話」なんかせーへんわのう・・・ネットが主な使い道で、まあ言うたら「ハンディーコンピュータ」やな・・・
ところが今の時代になって来ると、iPhoneもちょっと型落ちしたからと言って全く使えないわけではない!!
むしろもう既に最新に近い科学力のままマイナーチェンジをしてるだけのように感じる・・・
このまま問題がなければずーっとiPhone 11でええんちゃうん!!と思ってた矢先のことである・・・
まあ段々と動作が重くなって来たのはあった。
アプリを開いたらしばらくフリーズして何やら読み込んだ後にやっと動くようになるとか・・・
電話などで通話した時には画面が真っ暗になって、しゃーないから強制終了!!みたいなのもあった(>_<)
ところがコンサートの出番前、楽屋で携帯をいじってたら、いきなりまた画面が真っ暗になった!(◎_◎;)
強制終了の方法はもう何度もやったから覚えている。
音量上げるボタンを押して、音量下げるボタンを押して、そして電源ボタンを10秒押し続ける・・・
ところが今回はそれをやっても画面は暗いまま!(◎_◎;)
電源ボタンと音量ボタンを両方長押ししても反応なし(>_<)
試しにパソコンに繋いでみたら、この携帯は電源が落ちてもう電源が入らないのではなく、パソコンで見るとちゃんと電源が入っている状態である!(◎_◎;)
あと30分後にはこの携帯は舞台映像を記録用に撮らねばならないのよ〜(涙)
というわけで焦りながら色々やってたが全くダメで、諦めた頃に何もしてないのに突然元に戻った!(◎_◎;)
その日はそのままその状態で映像を撮ったのだが、一番問題なのはこのように「不安定な状態」である(>_<)
出来たり出来なかったり、失敗する可能性があるなら、このような重要な任務をこれに任せておくわけにはいかない・・・
というわけで、とりあえず撮影用にちゃんとしたiPhoneは必要だな、というわけで購入に踏み切った!!
どうせ買うなら最新型である!!聞けば今はiPhone14の時代らしい!(◎_◎;)
だからと言ってiPhone 11では出来なかった何かが出来るわけではない。
一番大きな違いはその容量である・・・
今のiPhone 11の容量は128G!!
2時間近いライブ映像を撮影するとすぐにぱんぱんになってしまい、毎回削除の上に古い写真などのデータはもう全部HDに移してしまっている・・・
ところが今の時代は1TBらしい!(◎_◎;)
私にとってはそれだけでも大きな魅力である!!
果たしてそのお値段のほどは?・・・
1万3000元・・・円安で26万円?!(◎_◎;)
まあ言うたら前回カンボジアで買ったのと同じか・・・
「外国人には無理だけど私たち中国人なら月賦が出来るわよ」
とマネージャー・・・
!(◎_◎;)・・・中国でローンなど組んだことないからのう・・・
しかし仕事の発注元が代わりにローンを組んでくれるなら払いっぱぐれはないわのう・・・(笑)
聞けば24回払いで月に500元ほどの支払いで、しかも利子はつかないらしい!(◎_◎;)
買った!!・・・というわけで即購入!!(彼女が)
翌日Apple Storeに一緒に行って購入すればそれでいいと思うのだが、中国人って何故か店舗でモノを購入したがらんのよね〜
まあ昔は店舗でバッタもん掴まされたりしたけど、今の時代さすがにそれはないと思うんやけど・・・
ひょっとしたら何かクレームをつけなければならない状態になった時に、私たちのように旅から旅をしてる状態では、もう移動してしまったその街の店舗にクレームをつけるのは難しく、ネットで購入したならネットでクレームをつけることが出来るから?・・・
どの道、名義は彼女なのだから彼女の言うことを聞くしかない・・・
翌日の移動日に注文!!その翌日の福州でのライブ当日にホテルに配達されるらしい・・・
無事ゲット!!
今までのんと比べて箱が薄いなぁと思ったら、今は電源アダプタだのイヤホンだのはもうついてないのな!(◎_◎;)
カメラレンズが3つもついてるし〜
しかし問題は、当然ながら買ったばかりなので保護膜とかまだ貼ってないのな・・・
ということは持ち歩いてて落としたりしたら終わるので、この日はソフトのインストールだけにしておこう・・・
毎回買い換える度にバックアップから復元するのだが、このもさっとした重い動作も復元されたんではたまったもんじゃない(>_<)
ある人は私にこんなことを言う・・・
「ファンキーさんは中国にとっては立派な要監視人物なんですって!!絶対携帯も政府からハッキングされて監視されてますって!!」
(>_<)
いや、そうでなくても何かウィルスっぽいファイルが紛れ込んで動作がもさもさしてたのだとすると、バックアップから新しい携帯を復元したとしたら、それらも一緒に全部移行することになってしまう((((;゚Д゚)))))))
というわけで真っさらな状態でアプリをひとつひとつ入れてゆくことに〜!!
まず中国で生きてゆく上で一番大切なアプリは微信(WeChat)!!
気がつけばこのパソコン用のアプリにデータのバックアップ機能があるではないか!!(◎_◎;)
ファイルの復元に一番時間がかかるのが微信(WeChat)なので、まずこれからバックアップ!!・・・って悠に一晩ぐらいかかったやないの(>_<)
中国ではこのアプリで情報やお金のやり取りだけでなくファイルもやり取りするからデータが大きいんやな・・・
そしてバックアップからデータを移行・・・これでまる一日(涙)
翌日、次のツアー先の泰州に着いたらさっそくApple Storeに保護膜とケースを買いに行く!!
急速充電器とケースと保護膜と、カメラが3つもついててそこが飛び出しているのでそのカメラの保護膜と・・・全部で600元(円安で1万2千円)!(◎_◎;)
ちょっとした携帯が買えるやないの〜(涙)
しかし中国のいいところは保護膜は店員さんが貼ってくれるところである!!
日本では「責任問題」とか色々あって自分で貼らないかんのよねぇ〜
そいで自分で貼ったら必ずと言っていいほど失敗するのよねぇ〜(涙)
ファッションセンスなど全くないワシであるが、このiPhoneがゴールドなのでケースもゴールドを選んだだけなのだが、この店員さん
「很有眼光(お目が高い)」
と褒めてくれて、実は600元が飛んでゆくぐらい気持ちよくなっているワシである・・・(笑)
そうそう、携帯裏に指引っ掛ける輪っかも買わないかんというわけで別の店で購入!!
ここでも店員さんがちゃんと貼ってくれる・・・
ところがこれがすぐに取れてしまうのよねぇ・・・(>_<)
接着剤買って貼り直してもええんやけど、それやとこれが壊れた時にケースごと買い替えないかんしのう・・・
というわけでガムテープで貼り付ける〜
「お目が高い」と言われたケースも台無し(>_<)
まあええわ、使えれば・・・(笑)
というわけで使ってみたら、これってデュアルSIMなのな!(◎_◎;)
今は中国でiPhone買うと基本的にデュアルSIMらしい・・・
前のSIMは5Gに対応してなかったし、端末も対応してなかったけど、新しいSIMは5Gで、でも電話番号は全部昔のんで登録してるからこのデュアルSIMは非常に助かる!!
海外に行った時にも便利なのよねぇ〜・・・
また盗まれませんように・・・
Posted by ファンキー末吉 at:10:26 | 固定リンク
2023年2月20日
布衣劇場ツアー2023福建省福州海峡文化艺术中心
ツアーももう8本目!!
初日の海南省海口や次の広東省东莞は暖かかったが、そこから湖北省の武漢や黄冈、江西省の赣州や宜春、江蘇省の常熟とずーっと寒かった〜(涙)
今回は親会社の都合で(笑)この江蘇省辺りを廻るのが多いのだが、間にぽこんと入っているこの福建省!!
福建省と言うと台湾の対岸よ〜やっと暖かい(涙)
またすぐこの江蘇省まで戻って来るので、移動は飛行機で往復みたいな〜
中国の飛行場や駅には必ずマッサージ機がある〜
登場して〜
800kmぐらい2時間のフライト〜到着したらまたバスに乗り込む〜
暖かい(涙)
ホテルの周りはまた何もない(>_<)
中国全土どこにでもある蘭州ラーメン食って翌日会場入り〜
小文と音響照明スタッフは朝から入ってセッティング〜
もう今ではマーキングによってマネージャーの小文がセッティング出来るのでワシは午後入り〜
照明は会場によって毎回セッティングが違うというので大変である・・・
ワシらステージ上の人間は生で自分のステージを見ることは出来んが、ワシは毎回全てのライブをマルチトラックレコーディングして、会場一番後とドラムのところからiPhoneでライブを録画、ライブ終わってミックスした音源を会場カメラの映像に入れて毎回みんなに送る。
こんなプロデューサーおらんでぇ〜(笑)
ライブハウスツアーでは照明は小屋の人間に任せっきりで、まあダメ出ししたところで翌日は違う人間が照明をやることになるので仕方ないのだが、今回初めてツアーに専属の照明がついて来てるというわけで、プロデューサーとしてはそのライブ映像を見ながらどんどんダメ出しをする(笑)
前述の通り、ワシらは自分のライブの照明を生で見ることが出来ないので照明についてはそんなに詳しくはないのだが、ワシ自身中国の照明について思うことは多々ある。
まあ照明という職業を選ぶ人なのだからビジュアルで表現しようという人なのはよくわかるが、往々にしてステージ全体を見て全体で絵を描くと言うか、そんな感覚の人が多いように思える。
人のライブを見てその小屋の照明にダメ出ししたこともあるのだが、ギターソロなのに全体が暗くてギタリストの指が見えん(>_<)
ライブ見に来てる客なんて、ステージ全体が綺麗かどうかなんて(それも必要ではあるが)よりも、ステージ上で演奏してる人を見たいのんとちゃうん!!
爆風のツアーの時に、当時は携帯で映像撮るなんてことは出来ん時代なのでビデオ回して見せてもらったことがあるが、ステージ最後には客電まで全部つけてむっちゃ明るい・・・
「客電までつけると、客は隣の人とか盛り上がってるのを見て更に盛り上がるんだ」
と言ってたのも覚えている・・・
ところが中国では何かと言うと幻想的にしたがるのでアンコールなんかでも全体的に暗い(>_<)
うちの照明にも「前半はいいけど後半一番盛り上がってる時に暗くすんな!」というのは毎回口を酸っぱくして言っている。
「客電まで全部つけて」
と言うとまた中国では事情が違うらしく、
「客電は小屋のもんだからうちらが勝手につけたり消したり出来ない」
と(>_<)
それである日は客電つけたままリハーサルしてたのね・・・
小屋は中国共産党のもんやからなぁ〜しゃーないなぁ〜・・・(涙)
まあお国柄(笑)もあるので、出来ることで頑張ってゆくしかない!!
ワシが照明スタッフに見せたのは爆風のある時のライブ映像・・・
ワシがビデオを見せてもらった時には、この美人天国という曲では、ドラムのフィルインまで全部照明が同期してた・・・
サビに入る前のたかだか一小節のドラムフィルのその瞬間に全体照明が真っ暗になって、全てのピンスポがドラムだけに当たるのだ・・・
まだコンピューター照明などがなかった時代に、当日会ったばかりの現地照明と一緒にそれを手動でやるんだからもの凄い!(◎_◎;)
残念ながらその映像は見つからなかったが、この映像でも曲に入る直前のドラムフィルの時にちゃんとドラムがフィーチャリングされとるし、歌が入る瞬間も8分で喰って入るならピンスポもちゃんと8分で喰って入っている・・・
「お前の要求はわかるけど、今回は予算がないんで銀川の照明しか雇えなかったんだよ」
と悪そうにLaoWuは言うけど、別に「腕」とかはワシは気にしない。
そんなこと言ったら布衣のプレイヤーだって中国最高峰のプレイヤーではないが、「バンド」として一緒にひとつの音楽を作り上げているところが大事なのだ!!
その「音楽」に完璧に同期する照明を作ってくれたらそれでいい!!
それこそが「バンドの照明」ではないか・・・
というわけで、もうかれこれ8本のダメ出し(笑)を経て、照明スタッフもやっと色々わかって来てくれたようだ・・・
爆風の時も
「お前らちゃんとリハーサルしてんだから今さら練習は要らんだろ?サウンドチェック終わったらあとは照明のために何度でもリハーサルしてやれ」
と言われてたが、今回のツアーも機材は同じ機材だし、サウンド的なものは別に毎回同じだから、照明のためにリハーサルしてあげられる時間はたっぷりある。
「Funkyさん、じゃあアンコールのドラムソロんとこちょっとやらせて下さい」
と前向きな姿勢も見せてくれる(笑)
「イエィー!!ってとこ、手を振り上げたらそのまますぐに次のフレーズ叩き始めるんじゃなく、ちょっと時間置いてから叩いてもらえませんか?その間に客に目潰し当てますんで、あまり速いと間に合わないんです」
と、照明のためなら音楽(ドラムソロも一応音楽(笑))を変えたってやぶさかではない。
音楽も照明も含めた「総合芸術」なんだからね・・・
というわけで、今回からこんな感じになるらしい(毎回のダメ出し映像より(笑))
こういう積み重ねでライブの質が上がってゆくんだと思うぞ〜
というわけで本番!!
ドラムソロ!!
このドラムソロも毎回ちょっとずつ新しいフレーズ入れながらもう100回以上やっとるけど、初っ端でコケたんは初めてやなぁ〜(>_<)
でもまあ意気消沈することなく頑張りました〜・・・
ちなみに日本ではコンサートなどで「1ベル、2ベル(本ベル)」とか言って、5分前と本番直前にベルが鳴っていたが、中国ではそれが鐘の音である!(◎_◎;)
こっちの方が風情があってええぞ〜(笑)
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2023年2月18日
布衣劇場ツアー2023江蘇省常熟大剧院
「江西省宜春(YiChun)」から、初めての街「江蘇省常熟(ChangShu)」までは高速鉄道を乗り継いで6時間足らず!!
今回は中国の列車移動について触れておきましょう・・・
まず日本と一番違うのは、デジタル大国の中国にはもう「切符」というものがない!!
乗車情報は中国人の場合はIDカード、外国人の場合はパスポートに紐付けされているので、それを機械にかざすだけで乗ることが出来る!!
と言っても外国人の場合はこのパスポートスキャンがうまくいかなかったり、トラブルもないことはない。
人がブッキングしたチケット(とは言わんか、乗車情報?)であろうと、通常は「鉄道12306」というアプリにすぐさま反映される(冒頭のスクショはこのアプリのもの)が、私の場合は何故か「本人認証」に失敗してしまい、前回の宜春(YiChun)に行く乗車情報が反映されてなかった。
ところが同じく紐付けされている電話番号にはショートメッセージが来ていて、そこで座席番号もわかるし、大元のデータベースにはその情報が入っているので無事に乗車出来た。
また大きく違うのは、改札の前に、駅に入るための本人認証が必要。
見送りの人は駅には入れないわけね・・・
まあ報道こそされてないけど、テロの多い国やからなぁ〜しゃーないなぁ〜・・・
そして列車が入るホームには列車が当直する直前にしか入れない。
ここにも改札があり、ホームにはその列車の乗客しか降りられないようになっており、日本の新幹線駅のようにホームに売店などもない。
この改札は列車発車の5分前には閉まっていまい、遅れて到着した人には容赦がない。
あと、列車のドアが閉まるのも容赦がないようだ・・・
一度私たちが降車する時に、その駅でタバコを吸うために外に出ていた乗客が、容赦無くドアが閉まってホームに置き去りにされたのを目撃した。
もうドアを叩こうが何しようが全く容赦無く列車が発車してしまい、見るにタバコ以外持って出てないこの人は、このデジタル社会でスマホもIDカードもなくってどうやってこの問題を解決したのかが、他人事ながら気になって仕方がない(笑)
あと違うのは値段!!
中国の高速鉄道を利用していると、日本の新幹線ってどうしてあんなに高いんだと思ってしまう。
この記事によると、中国黒龍江省のハルビン(哈爾浜)から遼寧省大連までの約900kmを結ぶ「哈大」高速鉄道と、日本の東京-広島間に相当するハルビン-大連間900kmを比較して、中国は403.5元(円安で約8000円)で日本は1万9280円。
まあ日本はバス代から地下鉄までやっぱ高いよね。
タクシーに至ってはもう庶民の乗り物ではない(>_<)
さて今回の移動は実は全部一等車!!\(^o^)/
それでも値段は二等車の1.5倍ぐらいなのだからやはり日本より安い!!
こんなん・・・
一列に4席ね、ちなみに前回まで乗っていた二等車はこんなん・・・
一列に5席ね、そして実は特等席っつうのもあるようだ!(◎_◎;)
これね、フラットシートで寝れるっつうのがええよねぇ〜・・・
ちなみに一等車の上曲にはもれなくこんなんが配られます〜
常熟(ChangShu)駅に着いた〜
「明日の会場はホテルからはむっちゃ遠いから、また入り時間に会場入りしてもホテルには戻らないからね」
と業務連絡・・・
今までは「遠い」と言ったって数kmぐらいの距離だったが、今回は20kmもあると言う!(◎_◎;)
そうかぁ〜昨日みたいにじゃあ駅の近くなんだな・・・と思ってたらいつものようにちゃんとバスが迎えに来ている・・・なんで???
布衣は、ライブハウスツアーの時は基本的に会場近くの一番安いホテルを取っていた。
近くに安いホテルがない場合は少々離れている場合もあったが、20kmも離れているホテルを取る必要があるのか???
そこでまた今回のツアーのからくりが見えて来た・・・
この時にも大体の流れは見えて来たのだが、
親会社が巨大な国家企業、そこの系列の劇場を廻る・・・
布衣はライブハウスはいっぱいにはなるが、まだこの劇場を満杯にする力はない。
ところが一等車で移動しぃの〜ホテルも高級なとこ取りぃの〜
・・・ってそのホテルも系列やったら、そりゃ少々遠いところでもそこ取るやろ〜
「今回は田舎の小さな会場だけど、主催者が喜んでくれたら次は都会の大きな会場を廻れるかもよ」
とボーカルのLaoWuが言ってたけど、そもそも今私たちが廻っている田舎の小さな会場って、もともとそんなにスケジュールが埋まってないんとちゃうん?・・・
ホテルも提携だとしたら、周りに何もないホテルが多かったけど、そこももともとそんなに埋まってないとちゃうん?・・・
そう考えると今回のツアー、主催者からするとそんなに赤字ではないのかも知れない・・・
スケジュールが埋まってなくてもスタッフには給料を出しているわけだから、布衣ぐらいのバンドでもそこを使ってくれれば遊ばしているよりは良い・・・
そうかぁ・・・そんなからくりもあるのね・・・というわけで本番!!
うん、動員も少しずつ増えて来たような気もするぞ・・・
ドラムソロ!!
ちなみに今回のホテルは近所にちょっと賑やかなところがあったのでそこで打ち上げ〜
中国西北から中国南方まで来たバンドが、中国最西北の料理(>_<)
でもやっぱ羊肉は北方の羊肉ですな!!
ちなみに北方人は肉を食う時に生ニンニクを齧ります。
・・・てワシは北方で暮らしてはいるけど日本人(笑)
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2023年2月16日
布衣劇場ツアー2023江西省宜春文化艺术中心大剧院
同じ江西省の赣州から宜春までは高速鉄道で2時間ほど。
着いたら小雨でギターの小龍が滑って遊ぶ〜(笑)
いつもは駅にバスが迎えに来てて、14人の大所帯がそれに乗ってホテルまで向かうのだが、この日は駅の向かいのホテルにそのまま歩いてチェックイン!(◎_◎;)
まあホテルによっては会場から遠かったりして、会場までバスで送迎だったりするのだが、同じ遠いならこのように駅前のホテルの方がバス料金が倹約できて良い・・・
・・・って主催者の懐の心配をしたって、こんな大会社なんだから心配ご無用という話であるが・・・(>_<)
いろいろ疑問に思ってたことが解けたブログ:布衣劇場ツアー2023湖北省武漢
ところがこの街がとても寒かった(>_<)
銀川で5度とかって暖かいイメージがあるのだが、ここでは何故か底冷えする・・・
「銀川で5度って太陽が出てるからね、あと銀川は乾いているので底冷えしないけど、ここは湿度が高いからよけいに寒く感じるんだよ」
とのこと・・・
いや、それより何より、ホテルのドアは開けっぱなし、廊下の窓も換気のためか開けっぱなし、室内が室外と同じ温度なので寒いのよ〜(涙)
日本のコンサートホールでライブをやったのはもう遥か昔なので忘れたが、日本って確か会場に暖房入ってたよね?
こちらは何故か暖房が入ってない!(◎_◎;)
楽屋も暖房が入ってなかったりするので外気とほぼ同じ温度(涙)
だからステージで一生懸命ドラム叩いても寒すぎて汗かかん(>_<)
そんな中で一生懸命ライブ!!!
ドラムソロ!!
この日は物販のサイン即売会なし!!
何故なら・・・「寒いから」(>_<)
ホテルに帰っても寒いし、暖房つけて布団でくるまってメシの集合通知を待つ・・・
今回のツアーで一番困るのがメシ!!
親会社の保利の持っている地方都市の劇場を廻っているだが、どの劇場も繁華街からかなり遠く、周りには何もない!(>_<)
ホテルも大体その近くに取ってくれるのだが、だいたい周りに何もない(>_<)
今回は駅前のホテルではあるが、高速鉄道の駅って新開発地区だったりするので(日本で言うと新神戸駅みたいなもんやね)繁華街からまた遠く、周りに全く何もない(>_<)
また例によってデリバリーを頼んで部屋飲み!!
近所に何もないのでデリバリーしか選択肢なし!! - Spherical Image - RICOH THETA
次の日の昼飯はどうするか・・・
着いてすぐのメシはホテルのレストランで食ったが、それがまた外気と同じ温度でむっちゃ寒い上に、料理が出て来るのに1時間もかかったのでパス!(>_<)
近所に蘭州ラーメンがあると言うのでそこでメシ!!
西北の蘭州すぐ近くの銀川からツアーに来て、全く関係ない内陸地で蘭州ラーメン(>_<)
刀削麺もあるよ
スープ麺ではなく麺に具材を乗っけて食べる食べ方もポピュラー〜
デブのスタッフは近所に15元(円安で300円ほど)で食い放題の店を見つけて来た!!(◎_◎;)
鳥のもも肉は5元(円安で100円ほど)で追加出来るが、基本的に他の料理はご飯もスープも含めて食べ放題!(◎_◎;)
彼はもうこのお皿に3杯目食ってるし〜!(◎_◎;)
いやね、日本の皆さんはこの写真見ると汚くて不味そうに見えるかも知れんが、オカズ乗せご飯(彼の場合はオカズの上にご飯を乗せてるが笑)はこのオカズのスープとご飯をぐちゃぐちゃに混ぜて食うのが一番美味しいのよ〜
というわけで今回の劇場ツアー、各地各地の美味しいものを食べながら・・・というのは無理なような気がします(>_<)
どうでもええけどバレンタインデーなのでスタッフが花束くれた〜
可愛いかしら(笑)
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2023年2月14日
布衣劇場ツアー2023江西省赣州大剧院
赣州ってどう読むの?・・・って一度来たことがあった(>_<)
ブログ記事:布衣2019年春のツアー江西省
「Gan4Zhou1」と読むのね・・・
江西省と言えばメシが辛い!!(>_<)
ブログ記事:布衣2021年ツアー江西省南昌
こっちの料理って、色んな肉とか野菜を唐辛子と一緒にそぼろ状に炒めるのな・・・
ご飯が進む〜・・・ご飯は炊飯器で出て来て、このテーブルは炊飯器3杯食った(笑)
メシの後はJazzクラブに繰り出す〜
今回のサポートメンバーのキーボード順治は私のJazzの生徒なので、彼に
「地元でJazzクラブ見つけとけ!!」
と言ってたら本当に見つけて来たのである!(◎_◎;)
ドラムもあるし、ウッドベースまであるんだからセッション出来るそ〜\(^o^)/・・・と思ってら・・・
歌手がカラオケ(>_<)
・・・Jazzクラブでカラオケはあかんやろ〜・・・そして2ndステージは・・・
サックスがカラオケ(>_<)
あかんやろ〜・・・とオーナーに言うと、
「この街でミュージシャンを見つけるのはとても難しいんです」
と・・・そやろなぁ〜・・・
「もう少ししたらベーシストが来ますんでよろしかったら」
というわけで順治も引っ張り上げてセッション!!
ドラムは叩くもんである!!
ここの支払いはオーナーが全部奢ってくれた〜\(^o^)/
オーナーは階下の流行歌バンドが入る店も経営してて、そこでまた奢ってもらう〜!!
食い意地が張っている・・・と言うか、飲み意地が張っているので(笑)タダだとしこたま飲ませて頂いて、翌日は二日酔いで会場入り〜!!
日曜日なので会場にてファンミーティング〜
終わってセッティング〜!!
ところでふと気づいたのだが・・・
これって日本で言う「上手(かみて)」や「下手(しもて)」の意味だろうか・・・
ちなみに笑い話だが、ギターが2本いるバンドの機材に、どちらが「上手(かみて)」に位置するかを示すために、「上手ギター」と「下手ギター」と書いていたところ、
「俺は下手(ヘタ)であいつは上手(じょうず)なんかい!!」
と下手(しもて)ギターの人が怒ったという話がある(笑)
冗談はさておき、このステージのどちらが「上手(かみて)」でどちらが「下手(しもて)」なのかは、「ステージに向かって右左」とか「ステージから客席に向かって右左」とか言われるのだがすぐに忘れてしまうので、私はドラムのタムが高いタムから低いタムに流れるように、「上手(かみて)」から「下手(しもて)」に流れる、と覚えている。
つまり高いタムがセッティングされている方が「上手(かみて)」であり、低いタムがセッティングされている方が「下手(しもて)」
ところが中国ではそれが逆なのである!(◎_◎;)
日本で言う「上手(かみて)」が「下场口」、「下手(しもて)」が「上场口」である。
つまり中国では日本の「下手(しもて)」から舞台に上がって、「上手(かみて)」から舞台を降りるのである!(◎_◎;)
ちなみにこの看板を見るに、日本で言う「舞台上手(かみて)」は「下测台」、「舞台下手(しもて)」は「上侧台」というらしい・・・
図解するとこういうことになる・・・
というわけで本番開始!!
ドラムソロ!!
客席の後の方では、ライブハウスのように立って暴れるファン達も〜
それを真似する子供(笑)
平和じゃ・・・
Posted by ファンキー末吉 at:04:58 | 固定リンク
2023年2月12日
布衣劇場ツアー2023湖北省黄冈黄梅戏大剧院
武漢からバスで1時間ちょい、「黄冈(HuangGang)」という街に着いたら、WeChatに友達申請が来た。
「失礼ですがどなた様ですか?」と聞いてみる・・・
一緒に写っている写真を送って来られても全く思い出さん(>_<)
武漢だと言うので自分のブログを検索してみたらこんな記事が・・・
ブログん中の写真を送りつけてみた・・・
なんとその写真に自分が写っていると言う!(◎_◎;)
というわけで晩飯を奢ってもらう〜(笑)
聞けばドラム教室を開いてるだけでなく、地元の音楽家協会の偉いさんらしい!(◎_◎;)
せっかくなので次の朝はそのドラム教室の表敬訪問〜
今年バークリーに留学するというそこの生徒にも稽古をつけてやった・・・
ちなみに前回の武漢の時には彼は小学生だったらしい・・・
提携している音楽学校へも表敬訪問〜
こうやって地元のドラム教室とかには必ず表敬訪問して写真を撮って帰る。
別に何かいいことがあると思ってやってるのではなく、この活動はワシの中国でのライフワークなので、なんかついついそうやってしまうのよねぇ〜・・・
ところがここではそれがとてもいいことに繋がった・・・
このドラム教室とかの生徒にいっぱいチケットを売ってくれたのだろう、何とこの日は満席でソールドアウト!!!(◎_◎;)
子供ばっか!!(笑)
実はこれには理由がある。
ドラムを習うということに関して、中国と日本では大きな違いがあるのだ。
日本ではピアノやバイオリンは「習い事」、ドラムとかギターは所詮は「趣味」である。
「エレキが不良」だった時代から変わってないのか?・・・
ところが中国ではドラムも立派な「習い事」、いやもっとランクの高い「教育」というところにまで行っている。
子供に何か習い事をさせようと思って
「何を習いたい?」
と聞いたとしたら、子供の自然な反応として「バイオリン」とか言うか?
見た目の派手さとかかっこ良さとかで、やはり「ドラム」を選ぶ子供は多い。
それでこのように地方地方にドラム教室があり、多いところでは生徒数が1000人を超える教室も珍しくはないのだ。
また、子供にチケットを売ったとしたら、その子供がひとりでコンサートに来るわけにもいかないので、必ず親がついて来る。
だからチケットは倍売れるということなのだろう・・・とにかく満席!!(笑)
まあライブハウスとかにも子供を連れて来るご両親もいたりするが、中国ではライブハウスのことを「酒吧(JiuBa)」つまり「酒場」と言うので、子供を酒場に連れてゆくというよりは、劇場で着席して見れるコンサートに連れてゆく方がチケットを売る方としては売りやすいというのもあるだろう・・・
というわけで本番!!
ドラムソロ!!
黄色い声援のように聞こえるが、決して若い娘ではない!!子供(笑)
その後のサイン即売会もむっちゃ盛況!(◎_◎;)
横断幕まで作ってくれてありがとう!!
熊老師、今度は是非クリニックとかでお邪魔したい!!
またよろしくお願い致しますm(_ _)m
Posted by ファンキー末吉 at:14:27 | 固定リンク
2023年2月 9日
布衣劇場ツアー2023湖北省武漢临空港大剧院
今回のツアーは2日おき、つまり移動して次の日セッティングしてそのままライブというスケジュールが多いのだが、たまにイレギュラーで今回のようにライブとライブの間に2日空いている場合もある。
通常だと一日現地オフで、となるのだろうが、会場が前の日も使える場合は前の日にセッティングをして次の日はライブだけというスケジューリングになる。
セッティングだけで夜にライブがない場合はケツカッチンではないので、スタッフも午前中はゆっくりして昼過ぎから会場入り〜
私はと言えば、「だいたいドラムが組み終わってから見に来てちょうだい」と言われるが、素人があーでもないこーでもないと言いながら大雑把に組んで、それを後から全部やり直すぐらいだったら最初から自分で組む方が早い!!
スタンドを広げてマーキングのところに置いてくれるだけでいいのだ!!
と思って、大きなツアー用ドラムケースからスタンドを取り出しているお兄ちゃんに
「それ取り出したら広げてマーキングのところに置いて!!」
と指示するのだが、マネージャーの小文(XiaoWen)に
「あの人はそんなこと出来ないわよ」
とたしなめられる!(◎_◎;)
バイトにしては動きが鈍く、イヤイヤやってる感も感じてちょっとカチンと来たので、
「出来んことあらへんがな!!昨日マーキングしたアホでも出来るがな!!」
と言ってやろうと思ったのだが、大人気ないので言わずに飲み込んだ(>_<)
ところがマネージャーの小文(XiaoWen)は
「いいわよいいわよ、私がやるから」
と一向に彼を働かせようとしない!(◎_◎;)
まあええわ、動かんやつのケツ叩いて動かすよりは、動くヤツ使ってさっさとセッティングした方が早い!!
何せ昨日いっぱいマーキングしたんだからあっという間に組み上がるに違いない・・・
と思ってたら、しまう時にご丁寧にスタンドの上下を全部バラバラにしてしまっとるし(>_<)
これやとせっかくマーキングしたスタンドの上下がどれとどれが組み合わさるのかわからんやろ〜(涙)
パズルのように組み合わせてやっとのことで組み終わり、もう外さなくていい部分はテープで目止めして外れんようにしたった!!!(笑)
もうね、セッティングよりも手間がかかるマーキング!!(>_<)
というわけでセッティング完了!!
それにしてもデカい会場である!(◎_◎;)
今日の会場も広いなぁ〜・・・ 武汉临空港大剧院 - Spherical Image - RICOH THETA
遅れてメンバーもやって来てリハーサル!!
照明も綺麗・・・
まあドラマー兼プロデューサーとしてバンドに参加しているワシとしては、前の日の録音を聞いて思ったことや変更点などをボーカルのLaoWuに進言する・・・
翌日はのんびりして夕方入りで本番!!
ドラムソロ!!
ところで今回のツアーで色々と疑問に思うことがあったのだが、今日それがやっと解明出来た・・・
まず去年までライブハウスを廻っていたアンダーグラウンドバンドである布衣が、どうして今回こんな馬鹿デカいコンサートホールをツアーで廻っているのか・・・
そう言えば去年なにやら「大きな会社と契約が成立して劇場をツアーで廻るんだ」と言ってたのだが、それが今回のツアーの大元締め「保利集团(Polyグループ)というとてつもない大きな国営企業である。
保利と言えば、布衣はほぼ10年前の2014年に「北京保利劇院」というでっかい小屋でライブをやったことがある。
その時の話:ファンキー末吉ブログ「布衣@保利剧场」
ひょっとしたらその時のライブが認められていて、今回やっと契約となったのかも知れない・・・
いやそれはいいのだが、いくらライブハウスで満員酸欠ライブをやってるからと言って、そのバンドをそのままその何倍ものキャパの劇場に持って来たって客席が埋まるわけがない(>_<)
しかし客席がちょっとスカスカだったとしても、バンドも関係者も誰も頭を抱えている様子がいない。
言ったら心配しているのはワシひとりぐらいである・・・(笑)
バンドに関してはきっと、これはライブハウスのようにチケットの売り上げの何パーセントをチャージバックというのではなく「ギャラ売り」なのだろう。
予めギャラが決まってそれが契約書に書かれているだろうから、バンドとしては別に客が多かろうが少なかろうが関係ないということなのだろう・・・
しかし主催者側、つまり保利としてはどうなん?・・・
担当者としては真っ青になってるんちゃうん?
・・・ってか担当者誰なん?(笑)
そもそも初日から旅について来てる4人の若者って誰なん?(>_<)
見れば、彼らは旅について来てるだけで働いているような姿を見たことがないので何をやってる人たちなのかさっぱりわからん(>_<)
マネージャーの小文に聞くと、彼らの仕事というのはひとつにはホテルのブッキング。
これはいつもバスがホテルに着く頃になると、女の子がチェックインのためにIDや私のパスポートを集めに来るので、彼女がそれ担当なのかも知れない。
一日に仕事ってそれだけ?!(◎_◎;)
あと彼らの誰か、おそらくはリーダーらしき男の人が機材を発注したようだが、彼自身は楽器のことがよくわからないように見受けられ、用意された楽器に対してクレームなどを入れても糠に釘である。
あとこの大所帯の飛行機や高速鉄道のブッキング、そしてそもそものこの小屋のブッキングから政府の許可、これがまた小屋ごとに、そして自治体ごとによって全部違うので大変だったという話は聞いたが、その大仕事を終えたからといってツアーに一緒について来る必要があるかどうかは私にはわからない(>_<)
私は言うならば彼らの会社からしたら「部外者」なので詳しくはわからんが、どう見ても「これ4人も必要なん?」という感じである。
そしてその4人が現場で一生懸命動いているという感じは一才見受けられない。
別に怠けているというわけではない。するべき仕事がないという感じなのである・・・
これが私自身が自費でブッキングしたツアーだったとしたら、
「働いてないなら経費が勿体無いから人数減らせ」
とかブーブー言いたいところなのだが、
まあきっとギャラ売りなんだろうから、あちらの会社がどれだけ無駄遣いをしてようが私には何も関係ない。
そもそもその無駄遣いのおかげで今回のツアーは移動のバスまで用意してくれて豪勢なホテルにまで泊まれているのだ。
手打ちのライブハウスツアーだといつも安宿なのだから雲泥の差ではある。
ではそんな無駄遣いしてこの動員数では赤字なんちゃうん?
・・・という心配はおそらく杞憂に終わることだろう。
何せこの会社は「国営企業」!!
そしてこの「国営企業」というのは日本の「国家公務員」とはニュアンスが全く違う!!
何せ「中国共産党が運営する会社」なのだ!!
この国で「中国共産党」と言うと憲法より上の存在なのだ!!
日本のように公務員試験に受かれば誰でも公務員になれるというようなもんではない。
若い頃からむっちゃくちゃ激しい競争を勝ち抜いた者だけが、中国共産主義青年団を経てやっと共産党員になることが出来る。
おそらくこお4人の若者スタッフも共産党員なのであろう・・・
イデオロギーとしては資本家に搾取されない労働者のための平等な社会を謳ってはいるが、共産党員とそうでない人民とは明らかに「階級」が違う。
言うならばそこまで登り詰めた人間が、少々働かないとか「あの人何の仕事してんの?」とか全く関係ない!!
例えこのツアーが赤字に終わろうが、それを咎められる人間がいるとしたら、それはより階級の高い共産党員だけなのである。
まあ次の会場では800枚のチケットが売り切れていると言うのだから最終的に赤字かどうかはまだわからんが・・・
それにこのツアーの会場全てはこの全国保利の会場やからなぁ〜
採算のほどはわからん(>_<)
機材会社というのもおそらくこの機関の下部組織、つまり国営企業なのであろう。
そこの機材がどうしたとか、誰も楽器のことわかる人間がおらんとか、この国の中でそんなことって一体何だと言うのだ?!!(笑)
組織が国家の企業なら、小屋ももちろん国家の持ち物で(当たり前だ!!この国がこんな大人数が集まって集会が出来る場所を民間に運営させるわけがない!!)、そこで働く人たちも「国家公務員」、おそらく共産党員だったりするのだろう・・・
あのシンバルスタンドを取り出していた人は、きっとその「小屋の人」が手伝ってくれてたんだと思う。
それに対して
「そんなことも出来んのか!!そんなんアホでも出来るがな!!」
とか言おうものなら、それはすなわち共産党員に「アホや」と言うようなもんで、そりゃヘタしたら大問題になってた可能性もある・・・ガクブル・・・
すんでのところで飲み込んでよかったぁ〜(笑)
まあ偉大なる中国共産党さまがやることである。
少々経費に無駄遣いがあったって、少々働かない人がいたって、それが一体何だと言うのだ?!(笑)
ワシらの仕事は、与えられたこの場所で、今日も最高の演奏をするだけである!!
次のライブも頑張ろう!!!
Posted by ファンキー末吉 at:17:40 | 固定リンク
2023年2月 8日
布衣劇場ツアー2023広東省东莞玉兰大剧院
中国の最南端の島、海南島から本土まではまだ橋が繋がっていない。
我々は飛行機で深圳まで飛び、そこからバスで1時間ほどかけて东莞(DongGuan)まで行くのだが、機材を乗せたトラックはきっとフェリーかなんかで行くのだろう・・・
ワシらは深圳からバス〜
今回のツアーはブッキング会社がブッキングしたもので、時々2日空いて本番というのがあるものの、基本的に移動日と本番が交互にあるというスケジュールである。
この日も海口から东莞(DongGuan)までの移動日である。
着いて次の日にセッティングしてそのまま本番というスケジュール・・・
チーフマネージャーの小文(XiaoWen)は、
「スタッフは朝9時に入ってセッティングするから、メンバーは夕方、Funkyは午後ちょっと早めにドラムのセッティング直しに来て〜」
と言うが、実のところいくらマーキングしているとは言え、全くのドラムの素人にちゃんとドラムがセッティング出来ているかどうか不安である・・・
お言葉に甘えてゆっくり休んで会場入り〜
隣に大ホールもあるのだが、私たちは小ホール、しかも椅子も全部取っ払ってくれてライブハウスと全く同じ!(笑)
ドラムのセッティングは・・・と言えばやっぱりちゃんと出来ているはずもなく、まあ「微調整」と言うよりは最初っからやり直す感じ(>_<)
セッティング完了〜!!
次のライブのことを考えると、やっぱ誰でもセッティング出来るように細かいマーキングが必要かな、とばかり絨毯にもちゃんとマーキングを〜
これでちゃんと出来るかしら・・・(不安)
兎にも角にも本番!!
ドラムソロ!!
ライブ終わって火鍋!!
結局広東料理は全く食べられずに湖北省武漢へ〜・・・
Posted by ファンキー末吉 at:17:19 | 固定リンク
布衣劇場ツアー2023海南省海口海口湾演艺中心
ついに春のツアーが始まった!!布衣としては初めての劇場ばかりを廻る大ツアーである!!
初日は中国最南端、海南省の省都「海口」である。
機材を持って飛行機に乗り込む〜
初日の海口からはトラックがツアーについて廻り、機材類はそこに積んでおけばいいということで、初日だけは自ら運ばなければならないということだ・・・
空港に着いたら移動用のバスが待ち構えている!(◎_◎;)
この空港や鉄道駅から機材持って何台ものタクシーに分譲するのが大変だったのよ〜(涙)
ホテルに着いた〜これがまたなんと高級なホテル!!(◎_◎;)
高級ホテルだとよく眠れるのはベットとか枕とかがやっぱり良かったりするのか?
・・・というわけでぐっすり寝て翌日会場入り!!
ってか会場がデカい!(◎_◎;)
会場に入るにはパスが絶対に必要という厳しさ!(◎_◎;)
ちなみに中国の座席は、このようにたがい違いに番号が割り当てられるので、連番買ったら離れた席になります〜(笑)
トラックが横付けしてバイト(?)が機材を運び入れる〜
ホールなのでライブハウスと違って舞台設営からやらねばならない・・・
機材の会社も入っており、そこからドラムセットが届く。
今回のツアーは全部このドラム、つまり同じドラムセットでツアーを廻るというわけだ。
セッティング!!
この日はセッティングとサウンドチェックのみで翌日本番!!!
会場にはこんな垂れ幕も〜
ライブハウスと違って客は着席〜
去年までライブハウスを廻っていたバンドがこの小屋を満員に出来るわけもなく〜
まあどこでやっても客がどうであってもやることは同じ!!
ドラムソロ!!
やり終えました〜
Posted by ファンキー末吉 at:08:46 | 固定リンク
2023年2月 5日
布衣初五ライブ
初五とは旧正月から数えて5日目のことである。
25年間基本的に毎年この日に銀川でライブをやっていたと言うが、実は参加したのは初めて(笑)
毎年旧正月の頃は中国で仕事がないから日本でツアー組んでたもんなぁ・・・
昔は布衣も北京を拠点にしていて、他のメンバーは銀川出身ではなかったりしたので、このライブは布衣Ver1.0とか称して結成当時のオリジナルメンバーでライブをやったりしてたようだ・・・
ところは今は私も銀川で住んでいるメンバーだし、基本的に他のメンバーも全員銀川で住んでいるメンバーである。
布衣は銀川に自分のライブハウスを持っていたが、残念ながらコロナの煽りを受けて閉店(>_<)
昔エンジニアの海龍(HaiLong)がやっていて今では人に譲ったと言うライブハウス「銅管」でやることになった。
(初めてそこに行った時の話:https://www.funkyblog.jp/2015/04/post_1041.html)
ところがこの日が(というより冬はいつもだが)寒い!!(>_<)
最低気温ではなく最高気温で零下なのだから底冷えする(>_<)
ところが開けたばかりのライブハウスって基本的に外気温と同じなので会場も寒いのよねぇ〜・・・
寒さに負けずにセッティング〜!!
楽屋はステージ横の、薄っぺらいドア(しかも密閉されてない(>_<))の横にある寒い寒い部屋(涙)
本番には500人ぐらい観客が来るというので震えながら待つ・・・
本番開始!!
いっぱい入った〜\(^o^)/
盛り上がってます!!
ステージ写真!!
ドラムソロ!!
この日は旧正月の煽りでどこも店がやってないということで打ち上げはナシ!!
そのまま家に帰って暖を取る〜・・・
1週間後にはツアーが始まります〜
1 海口 海口湾演艺中心 2023年2月3日 20:00
2 东莞 东莞玉兰大剧院 2023年2月5日 20:00
3 武汉东西湖 武汉临空港大剧院 2023年2月8日 19:30
4 黄冈 黄冈黄梅戏大剧院 2023年2月10日 19:30
5 赣州 赣州大剧院 2023年2月12日 19:30
6 宜春 宜春文化艺术中心大剧院 2023年2月14日 19:30
7 常熟 常熟大剧院 2023年2月16日 19:30
8 福州 福州海峡文化艺术中心 2023年2月18日 20:00
9 泰州 泰州大剧院 2023年2月21日 19:30
10 苏州 苏州保利大剧院 2023年2月23日 19:30
11 河南 河南艺术中心 2022年2月26日 19:30
12 呼和浩特 呼和浩特乌兰恰特大剧院 2023年3月1日 20:00
13 鄂尔多斯 鄂尔多斯大剧院 2023年3月3日 19:30
14 沈阳 沈阳盛京大剧院 2023年3月5日 19:00
15 泰安 泰山大剧院 2023年3月7日 19:00
16 烟台 烟台大剧院 2023年3月9日 19:30
17 淄博 淄博大剧院 2023年3月11日 19:30
18 聊城 聊城保利大剧院 2023年3月14日 19:30
19 张家港 张家港保利大剧院 2023年3月16日 19:30
20 余杭 杭州临平大剧院 2023年3月18日 19:30
21 常州 常州大剧院 2023年3月20日 19:30
22 温州 温州大剧院 2023年3月22日 19:30
23 株洲 株洲神农大剧院 2023年3月24日 19:30
24 长沙 长沙梅溪湖国际文化艺术中心大剧院 2023年3月26日 19:30
25 吉安 吉安市保利大剧院 2023年3月28日 19:30
26 重庆 重庆大剧院 2023年3月30日 19:30
27 云南 云南省大剧院 2023年4月1日 20:00
28 广西 广西文化艺术中心 2023年4月3日 20:00
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2023年2月 2日
ブログの画像表示不具合(>_<)
長らくFacebookに投稿した画像を埋め込むという形でストレージを節約(笑)して来ましたが、さすがにFacebookも「こんな使い方は許さん!!」ということなのか、仕様変更によりうまく表示されなくなりました。
個人投稿ではなくFacebookページだとちゃんと表示されるそうですが、それもいつ仕様変更されるかわかりませんので、今からヒマを見てひとつずつ画像を貼り直してゆきます(>_<)
数年分の投稿を手作業で全部貼り直さなければならないのでむっちゃ時間かかるとは思いますが、気長にお付き合い下さいm(_ _)m