
2010年8月25日
WingファンクラブParty
数日前にお誕生日を迎えた
(これが数年で50歳に手が届こうというルックスか!!)
彼のファンクラブパーティー、
香港から、大陸から、遠くはマレーシアからもファンが集まり、
盛大に彼のバースデーを祝うこととなった。
最近ネット天国の香港に来るといつもTwitCastingでいろんなものをダダ漏れ配信しているのだが、
今回は香港在住の日本人の有志たちのおかげでライブを全部配信することが出来た。
いつもなら配信したデータは保存することなく消してしまうのだが、
ダメ元でメールで聞いてみた。
If you mind, I delet it.
If you don't mind, I upload to my Web.
(ワシらは中国語で会話するが、メールは昔から英語)
そしたらさすがは中国人、快くこうResが来た。
No problem.
We did a good show!!
キャー素敵ぃ!!
さすが大スター!!
というわけで遠慮なく全部ここでUPしちゃいましょう!!
出番前のステージ袖の様子から、
途中のゲストコーナー、
バラードの後のドラムソロから
ライブが終わってビール飲むとこまで全部UPしまーす!!
こんなライブでした!
Posted by ファンキー末吉 at:07:03 | 固定リンク
2010年8月16日
全中国ドラムクリニックツアー2010年 貴州省「貴陽」から帰る!!
物事は考え方によって幸せにも不幸にもなる。
「無駄足」と考えると不幸だが、
「美味しいモノを食いに来た」と考えると幸せである。
いっぱいいただいた!!
憧れのマオタイビールに
名物の酸湯魚!!
今回はナマズでいただいた。
地元の米酒も飲んだし、名物の屋台街にも行ったし、
よく考えたら夜の7時ぐらいから夜中の2時ぐらいまでずーっと飲み食いしっぱなしで、
そのままバタンQ(死語)して朝になったらまた腹が減っている・・・
あれだけ食って飲んだもんはどこに消えたんじゃ?!!
(ワシの血となり肉となったに違いない・・・)
昼飯はミャオ族の料理!!
ミャオ族の娘が歌い、
酒を献じる!!
本当は今頃ライブをやってる頃なわけで
飲んでなんかいられないはずだったのじゃが、
昼から当初の予定の夜の便まで飲み続けると大変なので、
無理行って午後の便に変えてもらった。
この日のうちに上海に着いてないと次の日の京都のライブに間に合わないのだ。
飛行機に乗って爆睡しているうちに上海に着いた。
地元の若い衆を呼び出して三黄鶏の旨い店に案内させる。
上海名物数あれど、ワシが一番好きなのはこれ!!
足・口・皮が黄色い鶏のことで、皮や脂身がぷるんぷるんしてて絶品!!
これともうひとつ海陸空火鍋
(海はスッポン、陸は蛇、空は鳩を漢方薬膳で煮込んだ鍋)
を食いたかったのじゃが、
さすがに胃袋がグロッキー(死語)、
そのままキヨちゃん(Live Bar X.Y.Z.→Aの投資者でもある)の店に行って、
明太子で焼酎飲んだ。
いやー日本料理は胃に優しい!!
というわけでそのまま朝一番の飛行機で関空に飛び、
そのままRAGに入ってライブ!!
今回の行程は全てぎりぎりだったが、
どの飛行機も遅れることなく全ての行程を予定通りこなしたわけだ。
ただひとつ、目的であるライブがキャンセルになったこと以外は・・・
(それが一番大事なんちゃうん!!!)
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
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2010年8月15日
全中国ドラムクリニックツアー2010年 貴州省「貴陽」
貴陽にはもう3回目である。
1回目は2008年の布衣のツアー、
2回目はすぐにまたこのドラムクリニックツアーで来ている。
いや、正確に言うと、それの後に行われた興義のツアーの乗り換えでもこの地に降り、
名物の酸湯魚を食べているので4回目と言ってもいいかも知れない。
料理は辛くて旨いし、マオタイビールはここでしか飲めないし、
思い出深くていい街なのじゃがいかんせん遠い・・・
地図でいうとこんなところである。
また今回の移動が過酷である。
14日じゅうには貴陽に移動しておかねばならないので、
朝一番の上海行きをブッキングしてある。
8:55成田発というから6:55には成田に着いてなければならない。
始発の成田エキスプレスでも間に合わんのよ・・・
江川ほーじん山本恭司セッションが終わって考える。
はてさてどうやって成田まで行ったらいいものか・・・
そうだ!!ハゲのケンタロに乗せて行ってもらおう!!
というわけでそのまま4時半出発で運転してもらう。
ワシは後部座席で爆睡!!
成田からまず上海に飛び、乗り換えて貴陽に飛ぶのじゃが、
上海には成田と羽田みたいにふたつの空港があり、
着いたのは浦東じゃが出発は虹橋。
タクシーで行くと時間が読めないのでツイッターで現地の人に聞いてみると、
「リニアモーターカー乗って龍陽路で地下鉄2号線の乗り換えるのが一番早い」
ということでまずリニアに乗ってみる。
時速430kmで走るというが、8分で着くのでそんな乗ってた気がしない。
普通の新幹線みたいなもんである・・・
龍陽路で地下鉄2号線に乗り換える。
満員電車に揺られながら考える。
ワシはどうしてこんなことをやっとるんじゃろう・・・
1本だけのために北京からではなく日本から行って帰ると、
もらうギャラよりも日本からの渡航費の方がはるかに高いのだ。
銭金だけいうとこんな「仕事」はやらん方がよいのじゃが、
ワシはまだ北京に住んでない頃からずーっとこんなことをやり続けて来た。
だから中国での「今」があるわけだから迷わず今もそんなことをやっている。
しかしどんな辺鄙な場所にでも自分でチケット取って自力で駆けつけるドラマーが
世界広しと言えどワシ以外にいるのだろうか・・・
とか何とか考えながら虹橋空港から貴陽に飛ぶ。
これが遠いのよ・・・飛行機で3時間近くかかる国内線って・・・
山の中の小さな空港に着いた。
なんか懐かしい気がする。
数ある中国の地方都市の中で3度も訪ねて来るんだから何か「縁」があるのかも知れない・・・
「会場まで自力で来い」と言われることが多いが、
今回は北京の担当者が迎えに来てくれた。
そこでショッキングなことを聞かされる。
「ファンキーさん、悪い知らせです。
甘粛省の水害のため、突然政府が明日を哀悼日に定め、
全ての演奏活動を禁止すると通達しました。
つまり明日のドラムクリニックは中止です」
ワシはこんなに苦労してこんな遠い所まで何をしに来たのでしょう・・・
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Posted by ファンキー末吉 at:09:58 | 固定リンク
2010年8月 3日
全中国ドラムクリニックツアー2010年 山東省「済南」
临沂から車で2時間ということだったが、
高速が大渋滞のため下道を通ったりして
結局6時間以上かかってやっと済南に着いた。
さっそく会場に向かう。
会場はホテルの大きな会議室ということだが、
入り口にこんな看板が・・・
そうかぁ・・・
ドラムクリニックなのに1000人も客入れたり、
今まで変だと思ってたのじゃ・・・
「Funky末吉の中国巡演」
つまりワシのコンサートツアーだったのか・・・
ま、いい!!どうせやることは同じなのだ・・・
セッティングが終わってホテルで休憩。
偉い人との食事も無いというのでゆっくり休ませてもらった。
ホテルが会場から歩いてすぐなので、
ステージ衣装に着替えて開始時間に会場に入る。
今回は司会者が子供達。
可愛くなごやかに会が進行する。
オープニングはお決まりのちびっこドラマー!!
ここで小さな発見!!
ちびっこドラマーも年齢が小さいほどいいドラムを叩く。
10歳を越えると課題曲も難しくなるのもあるけど、
きっと「上手く叩こう」とか雑念が多くなるんじゃないかあ・・・
無心に楽しそうに叩くちびっ子の方がいいドラムじゃぞ!!
などと考えてるうちに自分の出番が来た。
コンサートツアーなのだ、頑張って叩くどー!!
・・・と思ってステージに立って初めて発覚!!
ホテルにイヤホンを忘れて来た!!!
アホである。
同期の伴奏のクリックを聞くのにイヤホンがなければ曲ができんではないか!!
スタッフにホテルまで取りに行ってもらってひたすら喋る!!
喋っても喋っても間が持たないがまだ喋る!!
もう喋るネタも尽きて
「なんだ? 喋ってないで早くドラム叩け」
みたいな雰囲気になった頃やっとイヤホンが到着!!
ことなきを得てステージが始まった。
いやー冷や汗も一緒になって汗だくですわ・・・
というわけでお決まりの地ビール!!
この日連れて行ってもらったのは
ひとつの通りが全部串焼きの店という「烧烤街」
流行っている店では一夏に1000万円売り上げるというから驚きである。
地ビールの樽ごと販売もあり、
自分のテーブルに地ビールの樽を置いて、
自分で注いで飲むという素敵なサービスもあった。
済南よいとこ!!济南好地方!!
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Posted by ファンキー末吉 at:13:24 | 固定リンク
2010年8月 1日
全中国ドラムクリニックツアー2010年 山東省「临沂」その2
昨日は結局飲むと食うしかしていない。
たったひとりで現地に来て、初めて会った人と飲んで食って、
そいで仲良くなって「また来てよ」と言われるのって、
ひょっとしてドラムを叩くよりも凄い才能かも知れない・・・
と思いつつもう昼飯である。
鶏肉が名物というので「美味しい」と絶賛してたら、
「じゃあ昨日のは辛く炒めたやつだったんで今日は煮込み!!」
というわけでその専門店に連れて行かれた。
鶏が一匹まるごと煮込まれとる・・・
だいたいライブ前の食事ではビールを飲めないのでワシはおとなしい。
食うだけ食ってセッティング!!
毎回毎回違うドラムを叩くわけだからチューニング等が大変である。
汗だくになりながらチューニングを終えるが、
サウンドチェックはまだ出来ない。
PAのケーブルが足りなくて取りに行ってるのだ。
このぐらいは慣れたもんである。
どんな環境でもドラムが叩けるように、
モニターにも頼らない、
外に音さえ出てれば形になるようにシステムを作っている。
なんじゃかんじゃで音が出るようになったらもう晩飯の時間である。
別に腹は減ってないが地元の偉い人と食事をせねばならない。
これも「仕事」なのであるが、
ワシはどんな過酷な移動もどんなドラム環境でもイヤだと思ったことはないが、
これだけは毎回・・・シンドイ・・・
だいたいこれが出番前に食うメシですか?!!!
だいたいワシは今日演奏する全ての曲は1年振りなのじゃ!!
もちろんリハーサルもやってないので、
せめて出番前にはVision Rocks等難しい曲はその構成ぐらい思い出す時間が欲しい・・・
偉い人は何とかワシとコミュニケイションを取りたいといろんな話題を振ってくるが、
ワシがそういう人とそんな会話を出来るボキャブラリーを持ってないのだ。
酒の勢いでも借りれば何とかなるかも知れないが、
あいにく出番前に酒を飲んだのではドラムが叩けなくなってしまう・・・
苦痛の時間がやっと終わって現場へ・・・
すると何とワシの顔がステージいっぱいにこんなに大きく!!!
だいたい1000人も入る会場でドラムクリニックをやろうっつうのが間違えとる!!
もうこれでは「コンサート」のレベルである。
演奏ナンバーを思い出しつつ汗だくで叩いてステージが終わった!!
お決まりの写真大会!!
まあいい!!
どんな楽しみ方をしてくれても、
要は楽しんでもらえればそれでいいんじゃよ!!
現地の人とも仲良くなったし、
「今度は家族連れて遊びにおいでよ」
と言われた土地となった。
そんな土地が中国にいくつもあるワシは非常に幸せもんだと思う。
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