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2023年3月29日

布衣劇場ツアー2023江西省吉安市保利大剧院

実はこのあと、ケンタッキーのフライドチキンを買って、列車の中でもビールを飲んだ・・・

そして着いたらメシ!!

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蒸気石鍋魚って聞いたことないのう〜
開店したばかりでビールがタダだと言うので入店!!

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おお・・・なかなか良さげではないか!!

満席の中、テーブルはゲット出来たのだがいっこうに料理が出て来ない(>_<)
待つこと1時間、タダのビールを飲みながらひたすら待つ!!!

つまみとタダのビールで既に満腹!(>_<)
もうええやん!!タダで酔っ払ったしもう帰ろう〜・・・という頃にやっと店長がやって来て、蒸気で石鍋を洗う!(◎_◎;)

おお、テーブルに備え付けのこの石鍋の下にあるのはバーナーではなく、鍋の底から蒸気を吹き出させるコンプレッサーみたいなもんだったのね・・・

魚が出て来る

スープを入れる

そのまま待つ・・・ってこれバーナーで熱するわけでもないのにどうやって沸かすん?・・・

蒸気コンプレッサーからの蒸気か?ぽつぽつと・・・

動画

ひたすら待つ・・・

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蒸気も多くなって来て・・・

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オーナーがやって来て蓋を開ける

出来上がり!!

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いやね、味とかの問題ではなく、テーブルに座って既に90分以上経ってるわけで、タダのビールもいっぱい飲んだわけで満腹(>_<)

そのまま酔い潰れてホテルでバタンQ(死語)
例によって年寄りなので夜中にトイレで目が覚めたら・・・

何やらぽつぽつが!(◎_◎;)

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朝になったら唇が腫れている!(◎_◎;)

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これね、3年ぶりにまたアレルギー(>_<)

これに関しては漢方薬と食事制限で完璧に治したと思っていたのだが・・・
(ブログ記事:2ヶ月で10kg近く痩せたワケ:東洋医学は凄いのう〜

暴飲暴食を控えなさいということやな・・・

まあドラム叩くのに何の支障があるワケちゃうしな(笑)
気にせず本番!!

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ドラムソロ!!

ツアーも残すところあと3本!!健康に気をつけて頑張りましょう〜!!!

Posted by ファンキー末吉 at:10:02 | 固定リンク

2023年3月26日

布衣劇場ツアー2023湖南省长沙梅溪湖国际文化艺术中心大剧院

今回のツアーでは「移動オフ」というのはないが、お隣の株洲から長沙まではバス移動で1.5時間ぐらいなので、久しぶりのゆったりとした一日である。

風邪のため4日ほど酒を飲んでなかったので今日は飲む気まんまん!!
ホテル近所で湖南料理を探す〜

長沙の名物は「臭豆腐(ChouDouFu)」という、納豆のような原理で豆腐を発酵させた食べ物。
街角に数多くの臭豆腐屋台が並ぶ〜

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基本的にはそれを揚げている。
揚げてない生のも食ったことあるけど、臭くて臭くて食えたもんではなかった(>_<)

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銀川とか他の地方では真っ黒に揚げたバージョンと白いバージョンがあるが、本場では黒いのばっかな印象〜
そしてあまり見ないような具が載っているバージョンも〜

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LaoWuがレストラン発見!!

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人数が多いので個室を頼むのだが、たったひとつの個室はテーブルの修理をしている・・・
料理を注文してしばらく待ったのだがなかなか終わらないので、もう修理してる横で食う(笑)

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屋台ではない店で出て来る臭豆腐!!

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見た目は豪華だが味は屋台と同じ(笑)

湖南料理が出て来る・・・基本的に辛い!!

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例えば日本人が中華料理で「辛い」と聞くと思い浮かべるのが四川料理であろうが、日本語の「辛い」にも中国語にはいくつかの種類があって、いわゆる唐辛子で脳天にズキューンと来るのが「辣(La)」に対して、小粒でピリリと辛い山椒がどかーんと来ると、舌が痺れる「麻(Ma)」、これが四川料理。
対して湖南料理には山椒は入っておらず、ただひたすら「辣(La)」!!

例えばこの料理・・・

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単なる肉ピーマン炒めなのだが、中国語には「ピーマン」と「青唐辛子」の区別がない!(◎_◎;)

まあ圆青椒というのは丸いのでピーマン、尖椒というのは尖っているので大きな青唐辛子みたいな大雑把な分類はあるものの、青椒肉丝を頼んだ時に、辛くないピーマンで作るか、辛い尖椒で作るかは料理人のセンスに委ねられている。

そしてこの肉ピーマン炒めのピーマンは当然ながら青唐辛子である(笑)

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我々外省人だと肉だけ食べてこれは残すが、現地人は当然全部食べる!(◎_◎;)
こんな料理とかがあるぐらいである!!

もうね、この辺の人にとっては「唐辛子」はピーマンなのね(>_<)

またあらゆる料理にこの辛い唐辛子の小さな破片が入っているので、完全に避けて食べるの無理(>_<)
・・・なのでいくつかの破片は当然食べてしまうので(美味しいけど)・・・

翌朝2回目辛い(涙)

というわけでちょっと辛いお尻と共に会場入り〜
なんと素敵な会場!(◎_◎;)

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宇宙船みたいやな・・・

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私たちの小劇場の建物はこちら〜

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今回の会場は东莞の時と同じく、椅子を取っ払って立ち見・・・すなわちライブハウスと同じ!!

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これねぇ〜実は小屋にはハコがあるだけで照明やPAも何もなく、前日長沙に着いてから夜中までかかってスタッフがゼロから組んだんですと!(◎_◎;)

ライブハウスと同じならライブハウスの方が元々全部あるから楽なんですけど〜(>_<)

スタッフに感謝しつつ本番!!

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ドラムソロ!!

会場は夜も綺麗でした〜

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ところで!!

温州での動画ですが、ワシはひとりVIPルームの楽屋なので知らんかったが、本社から派遣された3人の研修生おもろ過ぎるやん(笑)
中でもドラムソロの真似が特におもろかったぞ・・・って働けよ(>_<)

旅のこぼれ話

Posted by ファンキー末吉 at:11:30 | 固定リンク

2023年3月25日

布衣劇場ツアー2023湖南省株洲神农大剧院

浙江省温州から湖南省株洲までは、まず飛行機で西へ760hm〜まずは湖南省の省都である長沙まで飛んでそこからバス〜

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空港の荷物レーンには熊さんが「荷物取り間違えに注意」と〜

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バスで1.5時間ほど揺られて株洲へ〜株洲にはこんなマスコットが〜!(◎_◎;)

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なんかいつぞやのオリンピックのマスコットみたいやなぁ〜(笑)
左から時計回りに「株株-州州-文文-明明」、続けて読むと「株洲文明」

実はこれゴミの分別を促進するためのマスコットなのよ〜・・・
でも中国には分別ゴミ箱はいっぱい見るけど分別してる人見たことないし(笑)

まあね、「スローガン」っつうのは今やれてないことを目標として掲げるもんやからな、よく見る「民主、公正、平等、法治とかいうのと一緒やな(笑)

せっかくの移動日、風邪もよくなったので久しぶりに街を散歩してみた・・・

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ホテルの近所の何するタワーかわからんやつと観覧車(笑)
そして良さげなデザインのショッピングモール!!

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そしてその中にあったサラダ専門店!!(◎_◎;)

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生野菜を食わなかったはずの中国人相手に今ではこんな商売も!(◎_◎;)

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湖南省に10の支店があるらしい・・・

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昔新宿の高層ビルの中に「赤ひょうたん」っつうサラダ専門店があって、そこの「レバーステーキ」が好きでよく通ってたのよねぇ〜
今は全国閉店してしまったという噂・・・(>_<)

メニューを見てみると・・・

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レバーステーキがあるわきゃないのでペッパーチキンサラダを頼んでみた・・・

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35元っつうたら日本円で700円?!(◎_◎;)・・・高っ!(>_<)

「あんな店高いだけでお腹いっぱいにならないしキー!!!」
とマネージャーは言ってたが、ワシは好きやったぞ〜(笑)

翌日会場入り!!会場がオシャレ!(◎_◎;)

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会場入ったらファンミーティング!!

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司会は、いつ出社してどこに詰めているのかわからない小屋のスタッフのひとり・・・

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本番!!なんと幕開けたら満席!(◎_◎;)

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大歓声の中ライブ!!

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ドラムソロ!!

毎回のライブ後のサイン即売会の最後に、小屋のスタッフが笑顔で集まって来て記念撮影!!

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毎回いつ出社してどこに詰めてるのかわからない数多くの小屋のスタッフ・・・
小屋によっては威張っているだけのようなスタッフもいたけれども、今回のこのスタッフ達を見ていると、きっとこの人たちが頑張ってプロモーションしてくれて、ファンミーティングまでブッキングしてくれて、一緒にライブを楽しんで、そして大喜びで一緒に記念撮影をしている彼らのおかげで今回満席になったんだなと実感した。

どうもありがとう。
また次もここで演れるといいなm(_ _)m

Posted by ファンキー末吉 at:17:41 | 固定リンク

2023年3月24日

布衣劇場ツアー2023浙江省温州大剧院

久しぶりの移動日!!

今週は移動日毎に他の土地で別の仕事してたからのう・・・移動だけで終わりなんてなんと幸せな〜(笑)

温州は南方なのでかなり暖かいと思ってたら、雨が降っててさほどでもない(>_<)

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まあ今までは零下だとか10度未満ばっかだったのでよしとするか・・・
というわけでホテルの近所を探索してメシ!!

LaoWuが見つけてきたのがこの店!!

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固始って先日ドラムクリニックで行ったあの場所やないの〜(笑)

というわけで先日出てきた料理とはまた違う「固始鹅の鍋」!!!

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帰りには不思議な日本語教室の看板発見!!

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教室の名前の「初音日語」っつうのが日本語フォントで、下の「兴趣日语」つうのが中国語フォントなのが気になる〜(笑)

ホテルに帰って、次のドラムスクールとかの件でヤオヤオ君に連絡したら、
「Funkyさん何ともないですか?僕は帰り着いたら風邪で熱が出て寝込んでるんです」

ヤワなやっちゃなぁ〜ワシなんかピンピンしてるがな〜!!

と返事をしていたのですが、翌日見事に風邪!(>_<)
きっと河南省で悪い風邪もらって来たんやなぁ・・・

とは言っても彼ほど熱も出ず、喉がちょっと痛いだけ・・・
まるであの時のコロナ感染のような症状である・・・

風邪の時は体力つけるためにいっぱい食う方がいいと言う人と、ウィルスも元気になるから食わない方がいいと言う人がいるが、この日は腹が減ったのでいっぱい食った。

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何とワシの座ったテーブルには、おそらく前の人が忘れていったと思われるiPadが!(◎_◎;)

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昔の中国なら一瞬で盗まれそうなもんじゃが、今の中国でたかだかiPadで人生を棒に振ろうというのはあまりに割に合わない。
何せ街中に監視カメラがあるし、列車や飛行機に乗る時、ホテルに泊まる時、全てにIDの提示が必要で、犯罪歴など残そうものならそれこそ行動が出来ない、生きてゆけないほど不便な生活を強いられるのは目に見えている・・・

今の中国・・・世界で一番安全な国なのかも知れない・・・
北朝鮮に行った時に、ガイドが
「我が国には泥棒がいません!!」
と胸を張って言ってたのを思い出す・・・

そのくせ「身の回りの荷物にはご注意下さい」とも言ってたが(笑)

というわけで風邪なんぞ何するもんぞとライブ!!

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ドラムソロ!!

ところでこの日は客席から撮った映像でこんなのが送られて来た・・・

やるのう〜新スタッフの翼飞(YiFei)君(一番左っ側)
ヤオヤオ君の代わりに入ったスタッフなのだが、同じと言うかもっとデブ(笑)・・・というか巨漢やな・・・

上記ドラムソロの時にもワシと一緒にカメラ持って全速力で走っているし、その他ライブ映像を下からのアングルで撮りたい時はステージに寝転がって撮る(笑)

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いやいいのよ、おもろければ(笑)

ハウンドドッグなんかローディーが一緒にステージに出て来てギターなんかと振り付け踊ってから引っ込んでたりしたもんな・・・

ローディーと言えどカメラマンと言えど、ステージに上がったら演者じゃ!!
恥ずかしそうにコソコソ出入りするぐらいなら出るな!!
出るなら堂々とカッコつけて出ろ!!

当時のプロデューサー新田さんがよう言うてたなぁ〜(懐かしい)・・・

うちのスタッフにはハウンドドッグほど(っつうか楽器担当はひとりも)おらんし、各人が自分の持ち場を離れてそれぞれ助け合ってやっている現状で、それでもやってる人が楽しんでる姿は是非お客さんに見てほしいな・・・

ツアーもあと6本!!!

Posted by ファンキー末吉 at:12:16 | 固定リンク

2023年3月23日

布衣劇場ツアー2023江蘇省常州大剧院

2日おきに移動日と本番を繰り返す布衣ツアーの中で、その移動日に別の街でのクリニックが入っているという今週のスケジュール!!(◎_◎;)

前回に続いて会場直入り〜

楽屋入り口ではなく正面門でタクシー下されたのでぼちぼち歩いていると・・・

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劇場でウルトラマン?!!!円谷プロ公認?!!!
ウルトラマンショーなんか?・・・気になるのう・・・

そして!!

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これって「パラサイト半地下の家族」の劇場版なんか?!(◎_◎;)・・・気になるのう・・・

そして会場入って、いつものようにサウンドチェックしていつものようにライブ!!

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ドラムソロ!!

さて、今回は終わってのホテルの話・・・

今回のツアーは、会場はとても辺鄙なところにあり(こんな大きな劇場を密集地に作るのは難しいので必然的に辺鄙なところになるらしいが)、ホテルも提携ホテルなのか大体辺鄙なところにある。

よく「色んな土地に行くけど会場とホテル以外知らないなぁ」と言うが、それでもライブハウスの場合は会場の近くや、飲みに行った時の繁華街や、その他行くところも必然的にあるのだが、今回は本当に「会場とホテル以外知らない」ということは多々ある・・・

メンバーがグループチャットに「こんなとこ行ってきた」とかアップしてるが、

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私だけ「移動日」がないのだから行けるわけがない(>_<)

最近は打ち上げにも行かない・・・
LaoWuの性格で、頼むもんいつも一緒やし(笑)、何より一生懸命ドラム叩いて疲れてるんだから、飲まずにそのまま寝た方が身体にもええじゃろ(>_<)

そうするとますますホテルから出なくなるのだが、幸いなことに今回のホテルは高級なものが多い!!
バンド手打ちのライブハウスツアーだと、大体は会場近くの一番安いホテルと相場が決まっているのだが・・・

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ホテルの部屋に浴槽がある!!!!(◎_◎;)

いや〜いくら高級ホテルと言えど、浴槽に浸かる文化のない中国ではなかなかこのような部屋に当たることはない。
(中国人はそれでも浴槽になど浸からないゆえ)
このツアーでも初日の海口とここのみである!!

せっかくだから湯を張る!!

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私の朝の日課は、日本のテレビで録画したWBSという経済ニュース番組をiPadで見ながら漢方薬を飲む、というところから始まるが、この日は入浴しながらテレビ〜!!!

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その後はホテルのバイキングで朝メシ〜!!

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ホテルによるが、生サラダがあるのが嬉しい〜(涙)
中国人は昔は生の野菜など食わなかったのよ〜・・・

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そして中国ならではなのだが、中国のホテルのバイキングだとだいたい麺を茹でてくれるサービスがある。

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麺をビーフンとかに変更したりも出来るし、手前の壺は麺の上に乗っけるトマト卵炒めとかの「具」である。
自由に選べる!!

そして野菜を一緒に茹でてもらうことも出来て、アレルギーが出てからめっきり野菜食いの私には助かる〜

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いっぱい食べるね!(◎_◎;)と言われるが、サラダは「空気」ですから・・・空気食べてるようなもんですし〜(笑)

というわけで久しぶりに移動日!!温州へ向かふ〜!!!
ツアーもあと7本!!!

Posted by ファンキー末吉 at:10:03 | 固定リンク

2023年3月20日

布衣劇場ツアー2023浙江省杭州临平大剧院

ブログを書くヒマがないのでまだレポート追いついてないが、2日に一度移動して次の日本番というスケジュールの移動日に、他の地方でのドラムクリニックが入っている・・・(>_<)

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その合間に上海で人と会わねばならなかったのだが、上海まで行ってドタキャン(涙)

しゃーないなぁ〜・・・暴飲暴食!!(笑)

スケジュールに「杭州临平大剧院」と書いてあるので、上海から杭州東駅への切符を買っていたら、「杭州東駅じゃないのよ!!そこだと遠いわよ!!临平駅よ!キー!!!」とマネージャー(>_<)

临平って小屋の名前じゃなく街の名前だったのね・・・

なんと会場駅前の公園の中!!(◎_◎;)

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綺麗な会場である・・・

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素敵なオブジェ!(◎_◎;)

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こうして移動日移動日に他の街に行って別の仕事をしているのを「大変だね」と言われるのだが、実のところ・・・楽しい(笑)

「明日が今日と同じじゃない」のが好きでこんなミュージシャン家業をしているのだが、ツアーに出て「毎日ツアー」というのも、「今日も次の街に行って同じ仕事・・・」というのも飽きてしまうのだ・・・

ずっと外も寒かったし、会場の周りを散歩するなんてこともなかったのう・・・(シミジミ)

会場入り口には「今日の公演」・・・今日の演奏を楽しみに客がここから入って来るのかと思ったらまたシミジミ・・・

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この会場の楽屋は小さいのがたくさんあって大部屋がない(もしくは舞台から遠い)ので、この一番歳上であるワシにはひとり部屋が割り当てられる・・・

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なんか今までも、大部屋とVIPルームというのを二つ使えるよ、ということで「Funkyさんはこちらに」と言われるのだが、なんかひとりだけ阻害されてるような気がしていつも大部屋に行ってたのよね〜・・・

しかし今回は自分の荷物が全部ある!!

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ホテルに着いた時みたいに必要なもの全部取り出して並べたら「自分の部屋」みたいで心地良い・・・

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「会場は飲食禁止よ!!持ち込み飲食は食堂行って食べなきゃなんないのよ!キー!!」とマネージャーは言うが、楽屋にはちゃんとミネラルウォーターが置いてあるのだから、飲食の「食」はともかく、飲み物はいいのではないか・・・

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というわけでコーヒーメーカーを取り出してコーヒーを淹れる〜
これが最高!!

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別にコーヒー通でもなんでもないが、この部屋じゅうにコーヒーの香りが充満して・・・っていいよねぇ〜
日本のミュージシャンはスタジオとかで頻繁にコーヒーを飲む機会が多いが、お茶文化の中国ではみんなお茶である。
給湯器がどこにでもあって、自分の水筒をみんな持っててそこに自分のお茶っぱ入れてて、かなり頻繁にお茶を飲んでいる・・・

まあコーヒーよりは健康にいいのかも知れないが、こうして中国の異文化の中にいて、コーヒーの香りが自分を包み込むことによってそこが異文化ではなく自分の空間になるってむっちゃリラックスするよねぇ・・・

このような楽屋には目の前に鏡があって、電気をつけると自分の顔をイヤと言うほど鮮明に映し出すのだが、見れば髭の剃り残しとかあるし、もう電気カミソリではダメなんだな、とカミソリ買ってちゃんと剃り落としたり、洗面道具は荷物に入っているわけで、ちゃんと歯磨きしてからステージに上がったり・・・

整ってステージ!!(笑)

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ライブでは毎回マルチを回して(デジタル時代にこの表現も変だが笑)ライブを録音しているのだが、この日はうっかり前のデータをバックアップして消すのを忘れてて、容量オーバーで終了してしまった(涙)

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ので今回のドラムソロ、その1の部分はiPhoneの音と観客の音を混ぜたもの・・・
その2とその3はマルチで録ってミックスしたもの・・・

まあなんとか頑張っとるな(笑)

終了後はサイン即売会やって・・・ってよく見たらその時だけ現れてワシらをロビーまで案内する会場のスタッフはおるし、

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楽屋に戻ったら、こうしてワシらが出て行った後掃除をするのを待ってるスタッフがいる・・・

この人たち、それ以外って何の仕事やっとるん?(笑)・・・

まあよい、泣いても笑っても(別に泣いたことはないが)ツアーもあと8本!!
このツアーが終わる頃には春が来とるかのう・・・

ちなみにこれは桜ではなく梅だそうです〜(>_<)

Posted by ファンキー末吉 at:05:56 | 固定リンク

2023年3月18日

布衣劇場ツアー2023江蘇省蘇州张家港保利大剧院

前回のロードムービー

この中にスタッフの舞台設営や撤収の模様が映されているが、いや〜ほんとに頭の下がる思いである。

みんな朝9時半に会場に入り、マネージャーの小文はドラムのセッティングどころか、もうドラムマイクのセッティングや角度調整まで出来るようになっている!(◎_◎;)

照明の丁哥も、照明のセッティングや撤収だけでなく、ドラムや音響機器の撤収まで手伝ってくれている・・・

ところで、この中にはあまり見かけないようなスタッフも多数映っている・・・

ヘルメットを被っている人隊は、おそらく臨時雇いの人達であろう・・・
そしてヘルメットを被ってない人達は、おそらく小屋のスタッフ・・・

そう、片付けの時間になると、いきなり小屋のスタッフがわさわさと現れて来る!(◎_◎;)
この会場、こんなに人が働いてるんや・・・ってな感じである。

まあ小屋を貸すだけだとは言っても、この巨大な小屋を毎日掃除したり、ライブ中に客が前に押し寄せて来たりすると、どこから湧いて来たのか背広姿、女性スーツ姿のスタッフが現れて(一応)制止する・・・

軽く見積もっても20人以上、ひょっとしたら50人近くの人がここで働いているのだと思う・・・

そうそう、そもそもがこのアンダーグラウンドバンドの劇場ツアーをブッキングした保利という親会社、こんなに客も入っとらんのにええんか?と毎回思うのだが、この地方の劇場にスケジュールが埋まってないとすると、このたくさんのスタッフが毎日遊んでいることになってしまう・・・

だから今回のツアーは小都市が多い。
大都市はスケジュールを埋めるのが容易なのだろう、この地方都市を廻る演目をブッキングすることは、親会社としては必要なことなのであろうと想像している・・・

専用のバスで駅まで迎えに来てくれたり、かなり大名ツアーのイメージがあるが、劇団とかになるともっと大人数の移動になるのだ。会場がバスを持ってるとしたら、それもスケジュールが埋まってないと毎日遊ばせることになってしまうのだ・・・
だんだんカラクリが読めて来たぞ・・・(笑)

ちなみにこの会社が持っている劇場の数たるや・・・!(◎_◎;)

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そしてこの親会社の保利という会社はとてつもなく大きな会社であった!(◎_◎;)

Wikipedia保利集団

世界500強の中で191位の会社らしい!(◎_◎;)

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今回のツアーには、その親会社から派遣されて来た4人の若いスタッフが同行している。

リーダー格の男性、これはどうやら親会社が発注した、関連会社である設備会社、つまり楽器とかを手配した会社の人間であるらしい・・・が、ドラムにクレーム入れても全く聞く耳を持ってくれない(>_<)

まあ機材を積んだトラックが無事に着いて搬入が始まり、終わったら全部積み終えるのを見て・・・って見てるだけ?(>_<)

残りの3人は・・・若いなと思ったら学生さんが研修に来ているそうな!(◎_◎;)・・・なるほどそれで、ね・・・(笑)

男性ひとりと女性ふたりなのだが、男性はよく消えてしまうのでようわからん(>_<)

女性ふたりは最近になって終演後のサイン即売会をよく手伝ってくれている・・・それはそれで助かるのよ〜
そしてそれが終わったら一緒にステージ上の片付けを手伝ってくれている・・・ってその他の時間は?(笑)

女の子のうちひとりはこの前客席の一番前でペンライト振ってたし(>_<)

そしてその女の子がなんと!!「Funky老師〜」と言ってこんなプレゼントをくれた!(◎_◎;)

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若い娘の目には、このおじさんがこんな風に見えるんか?・・・ってかこんなん作ってるヒマあったら仕事せぃよ(笑)

そしてこの日は開演前にロビーでこんなイベントをやっていたらしい・・・

地元のドラム教室の生徒募集イベント・・・関連性がようわからん(>_<)

まあその代わりきっとチケット売ってくれるんやろうな・・・というわけで本番開始!!

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ドラムソロ!!

ロビーで演奏してたドラム教室の生徒なのだろう、この子がちゃんとドラムを聞いて「ニュービー」と言っている!(◎_◎;)

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というわけで泣いても笑ってもツアーはあと9本!!!

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2023年3月14日

布衣劇場ツアー2023山東省聊城保利大剧院

バスで3時間かけて山東省最西端の街「聊城(LiaoCheng)」にやって来た。
ここは初めての場所なのだが、夜飲みに行くBarを探していると・・・

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街の中心に湖があって、そこに正方形の島がっ!(◎_◎;)
調べてみると、どうやら人工湖らしい・・・
(そうじゃなきゃ正方形の島は自然には出来んわのう・・・)

この正方形の島がそのまま城門に囲まれた古い街並みなんだからなんと素敵な街なんじゃ!(◎_◎;)

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人工湖言うてもむっちゃ大きいでぇ〜ようこんなもん作ったなぁ〜・・・

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この城壁の中に色々Barがあるのだが・・・

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ワシが選んだのはこのBar!!・・・大正解!!

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外の看板ほど大きな店ではなく、こじんまりとしていて居心地が良い・・・
アコースティックのライブもやっている・・・

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スタッフがワシが誰だか気付いたのか、ツマミをご馳走してくれた\(^o^)/

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幸い今回この街には、移動日、会場入りしてセッティング、本番、という3日間の滞在なので、時間があればまたこの店に来ようと誓うワシであった(笑)

翌日会場入り!!

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会場はドーム型の素敵なホール!!

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セッティング〜・・・の前に実は今回は大きなミッションがっ!!!

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前回淄博のライブ前に気づいたのだが、スネアのネジがひとつなくなっている(>_<)

これは実はよくある現象で、特に下のヘッドを緩くチューニングした場合、叩いてるうちに緩んで来てそのうち落ちてしまうということは多々ある。
問題はこの絨毯である・・・

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ドラムマットに毛がもふもふの絨毯をあてがわれたのは初めてなのだが、使ってみると、逆にガッチリと動かないし、マーキングのガムテも逆にもふもふにくっついて容易に外れない!(◎_◎;)

ただ、この色合いなのでモノを落としたら非常に探しにくい(>_<)
先日もイヤホンの耳に入れる本体を落としてしまい、結局探し当てられずになくなってしまった(涙)

そんなこんなで、こんなスネアのネジなどが落ちてしまったらもう見つけることは至難の技であろう・・・

今回の劇場ツアーでは、おそらく親会社の関連会社なのであろう「設備会社」が楽器などを手配して、それらをトラックに積んで全国走って持って来てくれてるのだが、その「担当者」とやらが現場にいないのでクレームも入れようがない(>_<)

本社からは4人のスタッフがついて来てるのだが、誰がどんな仕事をしているのやらさっぱりわからない(>_<)・・・っつうか4人とも仕事をしているように見えない(笑)

以前一番リーダー格の人に楽器のことについて質問したが、首を横に振ってめんどくさそうに逃げて行ったのみである(>_<)

人に頼ることは出来ない!!マネージャーの小文がネットでネジを探す・・・

日本だったら各地の楽器屋さんに行けば、スネアのネジぐらいはどこにでも置いてあるのですぐにゲット出来るのであるが、この国はある種ITが進み過ぎたのもあり、もう誰も店舗でなんかモノを買わない!(◎_◎;)
全部ネットで注文するのである・・・なので今日言って今日は間に合わない(>_<)

全く便利になったのやら不便になったのやら・・・(笑)

楽器屋が当てにならないとしたら「金物屋」である!!
所詮は「ネジ」なのである。

前回北京でレコーディングの時に、ドライバーを使ってチューニングしたのを思い出す・・・
不便な中で何とか工夫をしながら生きて来たのが中国人!!
それは便利な世の中になった現在でも同じことである!!(笑)

金物屋のことを中国語で「五金(WuJin)」と言う。
会場近くの「五金(WuJin)」を調べて、このネジをひとつ外して持って一軒一軒全部廻る・・・

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いやね、金物屋と言ってもホームセンターみたいなのはなくて、ちょっと物置みたいな小さな店が多いので、「すみません〜ネジありますか?」と聞いても
「没有(MeiYou)!!」
とぶっきらぼうに言われてそれでおしまいである(>_<)

ワシは「客」やぞ!!
なんでモノを買いに行ってこんなにつっけんどんにされないかん!!(怒)
日本やったら「すみません〜うち置いてないんですよねぇ〜」とかもっと別の対応するやろ!!!!

全くこの国の接客状況は、「働いても働かなくても給料が同じだった社会主義真っ只中の状態」と全く変わっていない(>_<)

まあ何度かイヤな思いをしながら金物屋を廻るのだが・・・

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ネジっつうのは太さや長さだけでなく、ねじ山の切り方から全部違うのな!(◎_◎;)

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それをこの中から選ぶのん無理!!(>_<)

「砂漠の中からダイヤモンドを探すような」とか言うが・・・
砂漠にダイヤモンドはない!!!キッパリ

つまり「五金(WuJin)」にこのネジはない!!!キッパリ

しかしこの国にはほんま「プロフェッショナル」がおらんと思う・・・
「プロフェッショナル」とは何か、によるが、ワシは「その道を極めること」だと思っている。

「五金(WuJin)」に人たちも「接客」という点では全くプロじゃないし、
色んなネジを整理もせずに置いてあるだけって商売としてどうなの?

この大会社の関連会社である「設備会社」もどうなの?
楽器手配するんがあんたらの仕事やろ?
ネジぐらい用意しとくんが「プロ」なんちゃうん!!

「もうええわ!!とりあえず前回の録音聞いたら音は何とかなってるからこのまま最後までやろう!!」
・・・とそう言うのだが、マネージャーがびっくりして、
「何言ってんの!!ネジ無くしたんだからこちらが探して用意して返却しなきゃダメでしょ、キー!!」

!(◎_◎;)・・・それ設備会社がやることなんちゃうん!!楽器のメンテやろ!!

そう言えばシンバルスタンドのフェルトももういくつもなくなってて、担当者(?)に言うのだが逃げられた・・・
「機材を用意するのは仕事やけど、その機材に落ち度があってもわしゃ知らん」
っつうんか?この人たち!(◎_◎;)

「親会社の保利傘下の国家企業だから仕方ないでしょ、お借りしたんだからその状態でお返ししないと・・・」

あのね・・・
「この偉大な国家であらせられるこの中国の、偉大なる国家企業であらせられるその会社がこんなネジひとつよう用意出来んの!!!(怒)」

マネージャーが慌てて周りの様子を見ながらワシの口を塞ぐ(笑)
いやいや、ワシとてこの偉大なる国家に住まわせてもらってるんですからちゃんとわきまえてますよ・・・(>_<)

もうね、この国・・・ほんま「プロ」がおらん!!(怒)

まあワシらのスタッフの中にも「楽器のプロ」はおらん。
X.Y.Z.→Aのツアーだと、音響照明スタッフを連れてゆく予算はなくても楽器のスタッフは連れてゆく。

みーやん・・・名実共にその道の「プロ」である・・・

ところが中国では優先順位が違う。
まず「カメラマン」を連れてゆく・・・
ネット社会の中国では、いいステージ写真を撮ってそれをプロモーションすることが、ライブを続けてゆくには一番大切なことなのだ・・・

だから楽器のことなどプレイヤー本人しかわからん(>_<)
こうしてドラムのネジひとつでマネージャーが大騒ぎするのも、「中国でのマネージャーのスキル」を磨いてあげてるに過ぎない・・・

ドラムのメーカーも色々あるのだが、もしPearlのメーカーだったら、全国どこにでもあるPearl倶楽部に行ってネジもらってくれば良い。
その後ひと晩酒を付き合わなければならないが、なんとか出来ないことはない。

ところがこのドラムのメーカーはDW、アメリカの有名メーカーなのであるが、実は他のメーカーのネジと違って特殊なネジを使っているので代替えが効かない(>_<)

「このドラムを輸入して売ってる会社があるんやから、その会社にネジぐらいあるやろ!!」

ないのである!(◎_◎;)・・・なんでスネア買う時にそのパーツぐらい仕入れとかんの?!(◎_◎;)

仕入れないのである!!(>_<)・・・壊れたとか失くした時のことなど全く考えておらん(>_<)・・・その時ドラムを仕入れて売れればそれでいいのである!!(涙)

「宣艺宾とこならあるかも知れんぞ!!」
昔馴染みで今は楽器レンタル会社として大成功してる人間である・・・

この世界第二の経済大国で、今だにネジひとつゲットするのに「友達を頼る」しか方法がないん?!!(◎_◎;)

30年前と全く変わっとらん(>_<)・・・そしてそこに連絡を取ったら見事にネジがあるのである!(◎_◎;)
しかもそれは、昔彼が日本に行った時に買っておいたものであると言う・・・(>_<)

この国が名実共に先進国になるのはまだまだ先やと思うぞ・・・

というわけでネジが届くまでまたこの状態のまま本番!!(笑)

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ドラムソロ!!

うん、ネジが一本なくてもそこそこいい音で鳴ってるぞ!!(笑)
ツアーもあと10本!!頑張れ!!!

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2023年3月13日

布衣劇場ツアー2023山東省淄博大剧场

若い頃は音楽が「趣味」で、バイトして音楽やって、それ以外何もない毎日だった・・・

それが音楽が「仕事」になっちまったもんで、もう「趣味」というものが何もない(>_<)
まあ強いて言えば「旅行」と「美食」ぐらいだろうか・・・それに命かけてる他の人に比べればささやかな趣味なのだが・・・

というわけで、この「音楽」という「仕事」の中で一番好きなのは、旅をしながら各地の美食を堪能出来るこの「ツアー」という仕事である。

ところが今回は、会場やホテルが毎回とても辺鄙なところにあるので、なかなか美食にありつけない(>_<)

しまいにはマネージャーも食事をブッキングするのに疲れて、
「昼ご飯は各自デリバリーでも探して勝手にやってちょうだい!キー!!」
となったので、私としては美食というものにありつけるチャンスが全くなくなった。

以前はマネージャーが食事をブッキングしてくれてても、日本食だの焼肉だの、自分が食べたいモノを勝手に食べに行ってたりしてたのだが、もうそんな体力もないし、何よりも今回のツアー・・・寒い(涙)

若いスタッフとかはそれでもレンタルバイクとかに乗って探検に行ったりしてるのだが、とあるスタッフが学食で食っている写真をチャットグループにアップして来た!(◎_◎;)

学校で部外者入れんのとちゃうん!!
「いや、このホテルは大学の敷地ん中にあるんです」・・・!(◎_◎;)

というわけで学食とやらに行ってきた!!!

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学食なんて半年間だけ行ってた大学時代に行ったっきりじゃのう・・・もう45年前になるか・・・

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近頃の学食ってフードコートになっとるんか!(◎_◎;)

布衣のファンは学生に多く、先に行った連中は捕まって写真攻めにあったりしたと言うので遅れて行ったのがまずかった・・・ほとんどの店が閉まっていた(>_<)

数少ない開いてる店で「照り焼きチキンご飯」っつうのを頼んでみたら・・・

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さすが「学生のための学食」!!山盛りでこれで10元(200円)っちゃ安い!!

安くて満腹にということなのだろう、照り焼きチキンよりもほとんど焼飯なので、ケンタッキーフライドチキンもどきでチキンも買った!!

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これが17元(340円)・・・高く感じる(笑)
それでも布衣から支給される食事代は50元(1000円)なのだから十分すぎるぐらい安い!!

食い切れんかったし(>_<)

周りにスーパーとか何もないのだが、地下にあると言うので行ってみた・・・

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携帯ショップみたいのもある!(◎_◎;)

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学内で全て解決するためには中国では携帯ショップは必須やわのう・・・

この日は全くと言っていいほど野菜というものを摂取してなかったので、次の日はビュッフェ形式のんを頼んでみた。

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通常このテのビュッフェ形式は、肉料理いくら野菜料理いくらみたいな計算方法なのだが、ここは一律「500gで14.8元(300円ほど)」!!
まあ学生さん達、肉とか山盛りにして300円で満腹なら安いわのう・・・

老人はそんなに量食べれんし、野菜ちょびっととご飯でなんと・・・

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8.75元って・・・170円?!(◎_◎;)

安いわのう・・・ここで住みたいのう・・・って考えてたら学生時代が懐かしくなって来た。

半年しか通ってなかったけど、あれはあれで楽しかったのう・・・

別に大学に行きたくて行ったのではない。
進路指導の時に「僕は大阪行ってブルースやるんです!!」
と言ってたぐらいだから別に進学になど全く興味などない。
当時付き合ってた彼女が、それでは世間の笑い物になるからどうしても大学には行ってくれと言うから行っただけのことである。

その彼女と別れたから大学もやめた(笑)

別に勉強が嫌いなわけではない。
どちらかと言うと勉学は好きな方であろう。

北京に通い始めた時、義劇学院という学校の寮に宿泊して、学生さん達と一緒に中国語を勉強したのは楽しかった。

高老師という厳しい女性の先生から「一番熱心な生徒」と言って褒められたこともある。

しかし結局授業を受けたのも数回だけのことで、基本的に中国語も、そして音楽もその専門教育を受けてないところにコンプレックスがある。

まあドラムでも何でも、人生はコンプレックスとの戦いだと思っているので、カンボジアで一年暮らした時に、学校行ってクメール語を勉強したのもそのコンプレックスの裏返しである。

カンボジアにいるクメール語を話せる日本人のほとんどは、話は出来るけど文字は読めない人がほとんどだったので文字から勉強した。

3ヶ月の間だったけどいっぱい勉強したなぁ・・・
朝9時から授業が始まるのだけれども、朝5時に起きて予習をして、終わったら夕方まで復習をしなければ授業についていけん(>_<)

まあそんなに勉強が好きだったら、大学やめずにそのまま通ってれば・・・みたいなことを考えたりもした。

小学校の頃の「夢」は、数学の先生かコンピューター技師になることだった。
家が商売をしてて家庭らしいものがなかったので、大人になったらちゃんと定時に帰って家庭を持つような仕事に就きたいと思っていたのだ。

それが今や・・・(笑)

「Funkyさんはもしサラリーマンやってたって、どんな職業やってたってそこそこ成功してますよ」
と言われるが、思えば私が通った大学は神戸商科大学(今の兵庫県立大学)管理科学科、つまりコンピューター学科である。
あのまま大学をやめなければ、小学校の夢のままコンピューター技師になってちゃんと家庭を持ってたかも知れない・・・

大学のキャンパスでこうしてメシを食ってると、ついそんなことを考えてしまう・・・

いや、結局はそれを選択せずに、今はミュージシャンとして生きているのだから、やるべきことを頑張ってやるのみである!!

というわけで本番!!(前置き長っ!笑)

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ドラムソロ!!

実はこの日、スネアのネジがなくなってるのを発見したのよねぇ〜
今日の今日ではどうにもならん(>_<)

次の聊城で何とか出来るか!!・・・中国こういうのってむっちゃ大変(涙)

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2023年3月11日

布衣劇場ツアー2023山東省煙台大剧场

山東省の東っ側の港町「煙台」にやって来た〜

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決してこの街に少数民族である朝鮮族が多いわけではないが、看板にはハングルが〜
きっと韓国との船の貿易が盛んなのね・・・

20230309YanTai45.jpgと韓国との船の貿易が盛んなのね・・・

ホテルに着いたら布衣の看板が〜

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ホテルはおそらく今回ツアーの親会社と提携しているのだろうからわかるが、街中にポスターが貼られているという話である!(◎_◎;)

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いや〜この街がまた寒かった(>_<)
山東省を西から東に移動しただけなのだが、やっぱ春は天候が変わりやすいのね。
中国では「春はまだしばらく冬のままの服で、秋はまだ夏のままの服で」と言われたりする・・・

晩飯で外に出るのは寒いなと思っていたらホテルのレストランで食事ですと!!\(^o^)/

ワシはね、煙台着く前からずーっと言ってたのよね、「煙台着いたら海鮮食べたい海鮮食べたい」と・・・

そいでね、白ワイン頼んで海鮮食って酔っ払うのよ〜
・・・と思って恐る恐る「白ワイン頼んでいい?」と聞いて承諾をもらってた。
何せ4000円もすんのよ〜

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まいどの如く冷えてないというので、氷とバケツもらってそこで白ワイン冷やしてる間に食前酒!!

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これ最近のマイブーム!!
フルーツ味眞露の甘いバージョンをウォッカで割る!!

ちなみに料理を頼むのはいつもLaoWu。
貧乏暮らしが長いので、ちょうど人数分食べ切れるだけ頼むのの名手である(笑)

ところが待てど暮らせど海鮮が出て来ない・・・
忘れてた!!こいつ、言わなきゃどこでもいつも同じものを頼むのだ(>_<)

「海鮮は?頼んだ?」
と聞くと、「あ」という顔をして、「魚は頼んだけど」と言うのだが・・・

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これ白ワインの味とちゃうやろ!(涙)
というわけでビールや赤ワインが合う料理で白ワインを飲んで酔っ払って寝る(>_<)

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翌日はちょっと暖かくなったので散歩に出た・・・

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近所に古い城壁の街があるし!(◎_◎;)

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清朝や民国の時代の街並みだそうなのだが、ここってまだ人が住んで生活してるのな!(◎_◎;)

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昼メシはホテルの前のラーメン屋!!
きっと日本人も多いのな、日式ラーメンなんて久しぶり!!

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店主は日本でもラーメン屋やってたのか?!(◎_◎;)

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メニューにラーメンの種類がいっぱいあるのが逆に気になったのだが、日本みたいに「一種類で勝負!!」っつうのは中国では難しいのかのう・・・

とりあえず豚骨!!

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お味のほどは・・・まあまあかな、そんなに悪くない!!

腹ごなしにまた散歩して海辺に〜

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海はいいなぁ〜・・・生まれ育った坂出の坂出港を思い出す・・・

というわけで久しぶりにリフレッシュして本番!!
客がいっぱい入った〜!!!

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ドラムソロ!!ニュービーコールが凄かった〜!!

実はこの最後のドラムソロの時に、ステージ裏ではベースがトラブってたような〜
そやから最後のジャミジャミでベースがおらんかったんやな・・・(笑)

昨日海鮮を食べられなかったので今日こそはと思っていたのだが、地元のドラムスクールの老師が訪ねて来て、誘われたのでそちらに行くことにした。

「何が食べたい?」と言うので「海鮮!!」と答えていたのだが・・・

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ここは海鮮ちゃうやろ!!串焼きやろ!!
海鮮言うたらな、水槽に魚が泳いでて、そこから選んで料理の仕方も指定して・・・みたいな(>_<)

「じゃあ海鮮選んで焼いてもらいましょう」

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まあ海鮮は海鮮やけどな(>_<)

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その中でも一番想像した海鮮っぽいのがこれかな・・・

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宗老師〜ご馳走様〜!!!・・・言うたらどこやらバンドの入ってる店に連れて行ってくれると言うので・・・

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どこの街でもあるなぁ〜こんな店(笑)

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またバブリーなビールタワー!!

ビールも1ダースごと頼まないかんし、頼んだら全部蓋開けて、飲みきれなくても捨てる(>_<)・・・なんとバブリーな・・・

やっぱステージ上がって叩かされるし〜(笑)

聞いたらこの店は歌手が8人にミュージシャン5人雇ってて、それぞれに300元(日本円で6000円ほど)日給を払ってるらしい・・・

ひと晩にバンドだけで8万円近く?!(◎_◎;)
月に200万円の出費?!(◎_◎;)

儲かるんやのう〜この商売(>_<)

ミュージシャンもひと月18万円もろたら日本の箱バンより割がええんとちゃうん?
中国の曲いっぱい覚えないかんけど・・・

ドラマーに聞いたら1000曲ぐらい譜面にしたらしいのう・・・
その譜面見せてくれたらワシでも出来るかも(笑)

まあそのうち日本のミュージシャンが中国で出稼ぎに来る時代が来るかのう・・・

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2023年3月 9日

布衣劇場ツアー2023山東省泰山大剧院

春だ〜!!!春が来た〜!!!・・・って春が来た街にワシらがやって来ただけなんでしょうが(笑)

初日の海南省海口、次の広東省东莞を過ぎた辺りから寒かったのよねぇ〜

特にモンゴルは寒かった〜(>_<)・・・河がまだ凍ってたもんねぇ・・・

ところが山東省は暖かかった〜(涙)

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カンボジアにいる頃は20度とか言うと「寒ぅ〜」とか言うてたけど、中国に帰って来て零下じゃなければまだマシとか思ってたら20度超えなんか夢のようである(涙)

というわけで、街中にはレンタルバイクがあったので久しぶりに外に繰り出した〜\(^o^)/

大都市は自転車しかなかったりするが、銀川を含む小都市にはこのように電動バイクがあったりするのがとても助かる〜!!

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電動バイク市場にはいろんな会社が参入しており、地方地方にも独自の会社があったりするが、やはり全国規模で便利なのが、デリバリーの最大手「美団」が手掛けるこの黄色のバイクと、配車アプリの最大手「滴滴」が手掛ける淡い青色のバイク。
あとスマホ決済の最大手のひとつ「支付宝」が手掛ける濃い青色のバイクもあるのだが、この街ではあまり見かけなかった・・・

日本では新しいものを導入しようという時に保守的な動きが大きいのかなかなか普及しないが、中国の便利なところはまさにこれ!!

自転車の時代にはofoという黄色の自転車がパイオニアとなっていたが、その後破綻。
その自転車の破棄で自転車墓場が出来ていたというのも記憶に新しい・・・

人民網記事

電動バイクに乗ってどこに行くかと言うとスタバ!!

言わずと知れた中国はお茶文化で、スタバが初めて中国に進出した時には「あかんやろ〜」と思ってたが意に反して大成功!!(◎_◎;)
今では大都市でなくても、我々の行く中国のほとんどの街にはスタバがある・・・

とりあえずはスタバでパソコン仕事〜!!

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いや〜確かにホテルは2日おきに変わっているのだが、「ホテルで仕事」というのは変わらないわけで、「今日が昨日と同じ生活はイヤだ!!」というわけで長年ミュージシャン稼業をやっている私には、もうこの1ヶ月近い生活にはほとほと嫌気がさしていた・・・

ホテルがスタバに変わるだけでもありがたいのよ〜(涙)

というわけでスタバで豆を買って帰る!!
どれだけスタバがたくさん進出していると言ってもやはりはお茶文化の国である。
突然美味しいコーヒーを飲みたいと思ってもそうはなかなか見つからなかったりするので、私は中国で買った電動コーヒーミルを持ち歩いている!!

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朝などはこれが助かるのよ〜・・・

というわけで電動バイクで会場入り〜!!

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会場横のディスプレイには昔バックをやったり曲提供した黄绮珊のライブ告知が〜・・・
(彼女との思い出話はこちら

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布衣のも流れると言うので、カメラを構えて10分ほど待ってたが流れないので諦めた(>_<)

その向こう側にあるのが、歴代皇帝(天命を受けた天子の中でも功と徳がある者のみが執り行う資格を持つらしい)がここに登って「封禅の儀」というのをやったという泰山らしい・・・

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富士山に比べたらあまり・・・(笑)

会場内にもでかでかと黄绮珊の告知が〜
布衣より全然デカい!!・・・当たり前か(笑)

さて会場入ってサウンドチェックして、いざお茶を飲もうとして非常に助かるのが、さすがお茶文化の中国、列車内から飛行場に至るまで至る所に給湯器があることである・・・

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そして中国のいい部分だけでなく悪い部分・・・

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お役所仕事と言うか、偉い人がやって来て、スタッフに「ステージに上がるな!!」と言うらしい!(◎_◎;)

そもそも会場には何の仕事やっとるかわからんスタッフがいっぱいいるのよね〜
今まで偉い人はこうして出て来たことがなかったけど、困るのよねぇ〜たまに仕事されると(笑)

と思ったら・・・

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寝たらしい(笑)

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ほんま、ね。中国はどれだけ世界の大国になってもこれ(笑)
まあここが憎めないとこでもあるけど、この国が名実ともに世界の先進国になるのはいつの日やら・・・

というわけで本番!!

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ドラムソロ!!

中国が・・・ということはアジアが、ひいては世界が平和でありますように(笑)

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2023年3月 7日

布衣劇場ツアー2023遼寧省瀋陽盛京大剧院

突然ですが、皆さんはうんこを漏らしたことはありますか?
はい、「クソチビリ」とかいうものです。

私は過去に2回大きなものがあります。
ひとつは香港で(記事はこちら)、ひとつはカンボジアで・・・

いやね、どちらも私にとっては大きな事件だったのですが、今回はまた全く違う!!
この2回とも、「もう我慢出来ずについつい漏らしてもーた(>_<)」という状況だったのですが、今回はなんと・・・

話は前回の内モンゴル自治区オルドスでのライブが終わって、ここ瀋陽への移動日の朝のこと・・・

老人は朝が早いので(笑)、朝早く起きてこんなブログなどを書いていた時の話・・・
ふと気づくと尻たぼの辺りにちょっと冷たいものが・・・

まあさっき食べたヨーグルトか牛乳を椅子の上にでも溢してて、その上に座ったからちょびっと濡れてるのかな、と思ってそのまま気にせず執筆・・・

便通を気にする私は、毎朝ヨーグルトや牛乳などを飲んで、過去2回のような事故が起こらぬよう(笑)、午前中は基本的にホテルで書き物やパソコン仕事をして過ごす・・・

毎度の通り何回目かの波が来て、余裕でトイレに行ってパンツを下ろした途端・・・
何これ?むっちゃ臭いやん!!・・・見ればパンツにちょびっとうんこがついている!(◎_◎;)

それが座り直した途端に尻たぼの辺りに移動したのだろう、結構尻たぼはうんこでびちびちである!(◎_◎;)

そのままパンツは脱ぎ捨ててシャワーを浴びたのだが、問題はそのパンツをどうするかということである。
それと尻たぼ部分にちょびっとうんこが湧き出てついているだろうジャージ・・・

今から洗って干しても移動の飛行機までは間に合わん(>_<)
しかもこのホテルは洗濯室が設置されとらん・・・

そうそう、中国でツアー廻る一番の問題は洗濯なのよ〜

今回は会場がむっちゃ寒く(中国ってコンサートホールに暖房入れんのな!(◎_◎;)ワシらのライブだけか?笑)、一生懸命ドラム叩いても汗かかんのでよいが、ライブハウスなどだとぐっしゃぐっしゃに汗かいたそのTシャツを、ひと晩寝かせようものならば、もうその後どれだけ綺麗に洗ったとて雑菌が繁殖してて、「洗った時は臭くないが体温で温められるとすぐに匂いが戻って来る」という状況になる。

日本のようにどこにでも洗濯機があるわけではなく、今回のツアーは幸いランクの高いホテルをブッキングしてくれてるので、「洗濯室」みたいなのがあってそこで洗えるが、ないホテルでは自分で洗うしかない・・・

パンツはそのまま念入りに洗い、ジャージは汚れた部分だけ洗ってそのまま履く!!
そう、同じ生乾きだったら、そのまま体温で乾かす方が早いのよ〜

というわけで瀋陽に着いてからが大作戦!!

幸い瀋陽には「洗濯室」なるものがあった!!\(^o^)/

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しかしこれって10元コインを入れないかんの?!(◎_◎;)
ただでさえもう現金など一切持ち歩かない中国で、しかもコインなんて誰も持ってるわけないやん(>_<)

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フロントに行って相談したら、そのまま10元コインをくれた!(◎_◎;)
本物の現金を洗濯用コイン代わりに使っとるんやな(笑)

というわけで洗濯は無事終了したが、問題は乾燥である。
旅の達人は「旅での問題は洗濯ではない、乾燥である」と断言するがその通り!!

そこで秘密兵器!!ハンディーセコ!!

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昔は違うのん使ってたのよ〜でも壊れてしまって、中国では売ってないし、日本で探して送ってもろた〜

今は日本でもこの機種しかないみたいで、でもこの機種って「スマホも充電出来ます」って余計な機能が付いとる・・・
洗濯物を乾かすにあたっては、昔の機種だとモバイルバッテリーに繋いで回してたのだから便利は便利だが、中国の航空会社ってモバイルバッテリーに厳しいのよねぇ〜
ひとり2個までやし、容量によっては没収、その容量表記が曖昧だと没収!!(>_<)

まあ現状パソコンのハードディスクなどに混ぜて、「これ何や」と言われたら取り出して回してやると「ふーん」と言ってお咎めなし(十分めんどくさいやん笑)。

この日は移動日なので、翌日の会場入りまでに乾けばよい!!

ジャージは無事に乾燥終了!!問題のパンツはこれ!!

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うん、全く何事もなかったのように綺麗になっとるぞ〜・・・
というわけで会場入り!!(笑)

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なんと立派なデザインの会場!!!(◎_◎;)
3階席まであるし〜

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サウンドチェック!!

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本番!!

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普段は2階席はチケットを売らないのだが、今回は売ってて、なんと2階席3階席には客がいっぱい入ってて、1階席はガラガラやったのよね〜・・・
みんな1階席に集まってくれたら何とかカッコがついたのに・・・
ってきっと2階席3階席の方がチケット代が安いのよね〜しゃーないなぁ〜・・・

ペンライト振ると綺麗〜

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ドラムソロ!!

打ち上げ!!
今回はいつもご馳走してくれる瀋陽のライブハウスのオーナーと、お隣(言うても200km以上あるけどな)の鞍山から駆けつけてくれたライブハウスのオーナーが奢ってくれると言うので久々に大打ち上げ!!
(Facebookマークか日付の部分をクリックすると別ウィンドウで開きます)

ツアー始まってちょうど1ヶ月、ちょうど半分終わったところなので中締めやな〜
あと半分頑張ろう!!


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2023年3月 5日

布衣劇場ツアー2023内モンゴル自治区オルドス鄂尔多斯大剧院

オルドスという地名は、聞いたことはあるが行くのは初めて!!
どうやらチンギスハンの墓があるそうな〜・・・って行く時間ないけど(>_<)

フフホトからはバス移動〜・・・

昔、草原のモンゴルパオで飲もうということになり、草原の中の真っ暗闇の一本道をずーっと走って、並走してた前の車がいきなり止まって、
「道間違えた」
と言って引き返して、何にも標識のないところで道を降りてデコボコの草原の中を走って行ったのだが、あの時は夜だったので何も見えなかったが、昼間走るとこんな感じだったのかも知れない・・・

その時のむっちゃおもろい話はこちら

その日はもう早く寝て先日の連チャンの疲れを癒し、次の日は早く起きて散歩〜・・・と思ったがやはり寒い!!!

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道端の雪もまで溶けてまへんがな(>_<)

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会場はチンギスハン博物館の隣らしい・・・行く時間ないけど(>_<)

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さすがモンゴル!!馬のモニュメント!!(笑)

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セッティングしてサウンドチェックして本番〜
(もう毎回同じセットやし会場もほぼ同じような感じなので写真は撮らん!笑)

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ドラムソロ!!

この日はもう寒いのでメシにも行かず〜
ホテル帰ったらよく見たらこんなもん売っとるやないの!!(◎_◎;)

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驼奶(TuoNai)っつうことは牛乳ならぬラクダ乳?!(◎_◎;)

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薬用アンプルみたいな小さな瓶で700円?!(◎_◎;)
・・・うーむ・・・まあ話のタネに勝ってみますか!!!

お味のほどは・・・牛乳とほぼ変わらん(笑)

まあ慌ただしく過ぎたオルドスの日々でしたが、空港の天井の絵が物凄かった!!

Mongol Ordos Airport !(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

オルドス・・・もっと時間があったらもっと好きになってたかも〜

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布衣劇場ツアー2023内モンゴル自治区フフホト呼和浩特乌兰恰特大剧院

今回のツアー初の2本連続ライブ!!
5時起きで北京北駅へ〜

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北京北駅ってワシ初めてなんか?!(◎_◎;)あまり見覚えがないが・・・
始発駅なのでこんな感じ〜

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列車に乗り込む〜

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内モンゴル自治区の省都(?)のフフホトまでは高速鉄道で2時間半〜
モンゴル自治区に入ると景色がこんなん〜

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モンゴルっつうとこの曲を思い出すのよねぇ〜

この曲のレコーディングエピソードはこちら

着いたら軽くメシ入れて会場行ってセッティングしてサウンドチェックしてそのままライブ〜(笑)

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ドラムソロ!!

さすがに疲れて打ち上げもせず〜翌朝はやっぱり寒い(>_<)

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外にモンゴル特色の地元料理でも食べに行きたかったのだが寒すぎて断念(>_<)
ホテルのバイキング〜・・・なんと!!ちゃんとモンゴルミルクティーが〜!!!

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寒い日にはこれがいいのよ〜
ほんま食文化ってその土地土地によく合ってるよねぇ〜・・・

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モンゴルミルクティーには砂糖の入った甘いバージョンと、塩味のバージョンがあるが、ここではより多く親しまれている塩味バージョン!!
そして雑穀やらチーズやらをお好みでトッピング!!

モンゴル人はヨーグルトも必ず飲みます!!

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ちなみに左側の鍋は、羊の内臓を辛く煮詰めたもの(羊杂碎)!!
朝からこれは・・・(>_<)

昼メシはこれまた名物のシューマイ!!

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広東料理のシューマイとは全く違う!!

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焼き餃子のように、これを多めの油で炒めたやつもある!!

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食後の散歩〜街角の看板にはだいたいモンゴル文字でも表記されている・・・

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ちょうどネットで「中国政府がモンゴル文字を禁止に」というニュースを見たが、このむっちゃ広い内モンゴル自治区の全ての看板からモンゴル文字を全部削除するって現実無理やろ〜(笑)

日本人はとかくステレオタイプの考えをする人が多く、「ゼロか全てか」のように考えてる人が多いように見える・・・

「少数民族を弾圧している」・・・そりゃそういう部分もあるのかも知れないが、全てがそうであるわけではない!!

私の家族のような友人であるLaoLuanは漢族だが、奥さんが回族という少数民族である。
生まれた子供は漢族か回族かを選べるそうで、彼らは子供の民族に回族を選んだ。
少数民族の方が色々優遇政策の恩恵を受けれていいと言うのだ。

「宗教を弾圧している!!」・・・
例えば中国政府は「法輪教」という宗教は徹底的に弾圧している。

聞けば天安門広場で何万人も集まった集会を行い、中止命令を出した瞬間に潮が引くようにいなくなり広場にはゴミひとつ落ちてなかったという状況に、時の指導者「江沢民」が激怒したという噂もある・・・

中国政府にとって、中国共産党の言うことを聞かないもの、そして中国共産党以外で大きなリーダーシップを取るような人間は絶対に許せないのだ。

ヤクザ映画に出て来る
「ヤクザはね、ナメられちゃぁ生きてゆけないんですよ」
という台詞を思い出す・・・

ただその宗教弾圧は、中国全土の全ての宗教において行われているわけではない。
街中には至る所にイスラム寺院があるし、キリスト教の教会もよく見る。

ところが日本のマスコミや、それを見る人たちは全くそのような事実は知らないか、もしくはそういうものから目を背けようとしている。

反日デモの時にも書いたが、日本人を殴っている映像を撮ったカメラマンがそれを日本のニュース番組で流す、しかしそれを止めようとしている中国人の映像は決して撮らない。
例え撮ったとしてもテレビ局は決してそれを流さない。

「わかりにくいから」である。

その昔、女子十二楽坊が日本で流行っている時に、中国でNHKの電話インタビューを受けた。

「中国では今や大人気なんでしょ?」
「いや、まだまだ知ってる人は少ないですねぇ〜現在では日本だけで売れてる状況でしょう」
「あの人たちは中国では第一線の一流ミュージシャンなんでしょ?」
「いや、学生に毛が生えたような程度ですよ」

そのインタビュアーは最後には怒ってこう言った。
「それじゃあ番組にならないんですよ!!」

知るかそんなこと!!!アホか!!!

私は全てのマスコミがそうだと思ってるし(それもある種のステレオタイプか?)、そのマスコミやSNSを鵜呑みにしてそう考えてる日本人の全ても私はアホだと思う。

そしてそういう人たちは、そのように発言する私を「中国共産党寄りの人間」として叩いて来るのだ・・・
ほんま「アホか!!」である。

誰だって(私は中国人だってそう感じてると思っているが)中国共産党なんて嫌いである。
でも私は(彼らは)その中国共産党が事実上の一党独裁のこの国で暮らしている。

先日のゼロコロナ政策で嫌気をさした多くの日本人が中国を見限って帰国したが、私はまだこの国に残っている。

同じように中国共産党に嫌気がさした中国人はどうする?
1、同じように嫌気がさして祖国を後にする?
2、革命を起こして自分の理想の国を作る?
3、少々のことは我慢して祖国で暮らす?

人によって違うだろう、外国人だってそうである。

私はまだここにいる・・・
イヤな思いをすることも多いけど、まだ中国ロックのために少しでもと貢献している。
日本のロックに貢献した時代もあったけど(笑)、今となってはもう30年以上もこれをやり続けているのだ。・・・

中国共産党が嫌いなら出てゆけ!!出て行かないんだからきっと中国共産党寄りの人間なんだろ!!・・・そんなアホな考え方はこの広い大陸では通用しない!!
いや世界に出たら、そんな考え方など全く通用しないことを知るべきである。

日本人が「少数民族を弾圧している国」と思っている少数民族自治区で、その少数民族の文字だらけの街中で、その少数民族ならではの食い物を食っている・・・

美味いのよ〜これが・・・

あ、そう言えば中国人はこのモンゴル料理を「中華料理の一種」と思っているなぁ(笑)
モンゴルの文化も「中国の文化のひとつ」だと思っている!(◎_◎;)

そう言えば「亜州鼓魂」というソロアルバムを出した時に、私はこのアルバムでは日本のマーケットなど全く気にしてなかったので(だから日本では全く売れてない)、日本語の曲こそ1曲も収録されてないが、中国語とモンゴル語と韓国語で歌う楽曲を収録した。

その時の中国のインタビューで、インタビュアーがこんな発言をしたなぁ・・・
「日本人なのにどうして全て我が国の言語でアルバムを作ったんですか?」

あ、そうかぁ〜モンゴル語もモンゴル共和国(この国では「外モンゴル」と言う)ではなく、中国の内モンゴル自治区の「方言」だし、韓国語(在日韓国人に歌ってもらったので、ここではそう言うが)も、中国の朝鮮族自治区の「方言」なのな・・・

だからそのうち「外モンゴルも中国!!」とか「朝鮮半島も中国!!」とか言い出さんかのう((((;゚Д゚)))))))

世界平和を祈るぞ〜・・・

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2023年3月 3日

布衣劇場ツアー2023番外編BlueNote北京

ツアーの合間に飛び込んで来たこのスケジュール、楽器と照明スタッフはそのままの行程で舞台設置をやり、メンバーと数名スタッフで手持ち楽器で北京に行く・・・

ドラムはと言うと、小屋にはツインペダルはあるがシンバルはないと言うが、持って行くスタッフもいないので何とか北京で借りられないか、と・・・
ついでにギターアンプも1台しかないのでどっかで借りられないか、と・・・

ちょうどいい、Wingのドラムスクールにファンキースタジオのマーシャルもあったはずなので、そこでシンバルも借りれば一番手っ取り早い・・・

ってスケジュールがスケジュールなのでそれでも大変なのよ〜
北京着いたら布衣の親会社んとこ行ってアンプが積めるジープに乗ってWingさんのドラムスクールへ〜
そしてその後飲み会へ〜

翌日は朝から取材〜

そしてやっと会場入り〜!!!

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Blue Noteと言えばJazz界で一番老舗のライブハウスで、Jazzを志す全てのミュージシャンの憧れの店である。

私はNew Yorkの本店のJamセッションは行ったことあるが、もちろんJazzミュージシャンとして出演したことはない・・・

ここ北京のBlue Noteには歌手のバックで出演したことがある。
店に出演するアーティストは、本店と同じく世界レベルのアーティストであるべきというお達しは来ているだろうが、いかんせん中国でJazzだけで小屋が埋まるほどまだまだ世界的なJazzアーティストは育っとらん・・・

というわけでJazzの小屋なのにまあ「ポップスもOK」ということだろう。
ここ北京のBlue Noteには歌手のバックで出演したことがある。

まるでディナーショーのように全席着席の豪華な食事のライブだった・・・

中に入ってみると、何とドラムが隅っこに置かれてる〜!(◎_◎;)

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まあステージの横幅はそこそこあるけれども、奥行きがないので、ドラムを真ん中に置くとボーカルやギターのスペースがかなり限られてしまうわけね、ええよ〜

というわけでセッティング完了!!

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タムもあるだけ全部並べてロック的な音にチューニングしました〜
あとはプログラムを出すRoland SPD Oneをセッティングすれば〜・・・ってそれ置いて来たツインペダルのケースの中やん!!!(>_<)

どうする?・・・いや、機械に強いドラマーとしては何か方法があるはず・・・
そや!!パソコンにデータが残ってるから、左クリック右プログラムのデータを新たに作ってやればパソコンからモノ出力で出せるぞ!!

・・・ってパソコンも卓で録音出来るから持って来てないやん!!!(>_<)

うーむ・・・ほなiPadならあるからこれで作れんか?・・・
GarageBandを開いてみる・・・

Roland SPD Oneのデータは、古いのんがまだDropboxに入ってるやろ〜
クリックとプログラムがそれぞれ別のフォルダにステレオで入ってるから、それを読み込んでLRに振ったらそれで作成出来るやろ〜・・・

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ってこれ二つの速度が同期しまへんがな!!!'(>_<)
きっと音質優先で何やらの変換が掛けられてるんやな・・・(涙)

途方に暮れてたら思い出した!!
確かAURAというソフトが入ってたはず!!・・・それを使ってみよう!!!

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見事同期!!そして古いデータなので二胡ソロが入っているのをカット!!
これで無事にプログラムデータ完了!!

あとはこれをモニター卓に出力して、そこからイヤホンでモニターって・・・イヤホンも忘れてますがな!!(涙)

しゃーないなぁ〜モニターエンジニアが使ってる大きなヘッドホンなら使えるか〜・・・
レコーディングやないんやからステージで大きなヘッドホンって(>_<)

まあちゃんと演奏出来たらカッコはどうでもええわ〜そこだけヘッドホン被ろう〜
というわけでメンバー来てセッティング!!

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リハーサル〜!!

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リハ終わったら楽屋へ〜・・・みんな疲れてるのよ(笑)

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他の国のBlue Noteには出たことないから知らんけど、Blue Noteって賄いがつくのね!!(◎_◎;)

しかもステーキ!!(◎_◎;)!(◎_◎;)

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しかも中国ではライブハウスの楽屋には必ずと言っていいほどビールが振る舞われる!!

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やる前に酔い潰れてまうやん!!(>_<)

あと、どこの国でも花束は届いたりするけど、中国では稲穂を贈るんか?(笑)

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なんやかんやで本番!!

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こんなに客入ってええんか?!(◎_◎;)・・・Jazzクラブやろ・・・

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椅子テーブル全部取っ払ってオールスタンディングやし!(◎_◎;)

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ダイブまでやっとるし・・・Blue Note本社からクレーム来んのか!(◎_◎;)

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ヘッドホンを被っているのはこの曲だけプログラムを出しているからです・・・

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大盛り上がりで終了!!

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ドラムソロは歴代「牛逼コール」が一番強烈なソロでした〜(1'43"辺りから)

ロードムービー

心配なのはBlue Note北京がNew Yorkの本社から「老舗のJazzクラブでこんなライブやりよって!!」と怒られないかどうかということである(笑)

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2023年2月28日

布衣劇場ツアー2023河南省鄭州河南艺术中心

一日移動日次の日ライブというスケジュールで組まれている今回のツアー、時々間に2日空く時がある。
移動して次の日セッティング、その次の日ライブのみというスケジュールで、今回の鄭州がそれ!!

ところで、河南省に来たら待ち構えているおっさんがいる!!
(最初はこの時、次はこの時・・・など(>_<))

こう言うと人にびっくりされるが、実はこう見えても人見知りなのである(>_<)

でもまあ今ではマネージャーと繋がっててくれて、私ではなくマネージャーに直接連絡が行くので楽である。
向こうは好意であっても、毎回私のところに連絡が来て、私からマネージャーに食事のセッティングとかを相談するってのは実は非常に手間なのである・・・

ツアーで一番大変なのは、駅とか空港に着いてからタクシーなどに分乗して機材持っての移動なのだが、今回は大型バスが待ち構えているし、機材もトラックに積んで運んでいるので楽である。

ホテルに着いてがら連絡が回る・・・
「ご飯行く人は降りて来てね〜ご馳走が待ってるわよ〜」

連れて行かれたところがまた高級なレストラン!(◎_◎;)

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店の名前が「杜康なんたら」という店で、この杜康酒っつうのが実はこの辺の名物で、中国最古の酒と言われてる銘酒らしい!(◎_◎;)

元々は人の名前で、日本でも酒を作る人のことを杜氏と言ったりするのはここから来ているということだ!(◎_◎;)

また、田中角栄が最初に中国に来て国公正常化を成し遂げた時にこの酒を求めたという都市伝説もある!(◎_◎;)

これ!!

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非売品を売っているところが中国らしい(笑)

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料理もずらりと並ぶ・・・

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エビチリって中華やったんや!(◎_◎;)
こっちで見たことなかったから、天津飯みたいなジャパニーズ中華かと思ってた・・・

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そしてシメのスープ!!・・・やはり味が薄い(>_<)
(なぜ中国のスープは味が薄いのかの考察はこちら

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実は今回はおっさん頭(笑)の大刚(DaGang)は来ておらず、いつものその子分みたいな(笑)坤(Kun)が色々取り仕切ってくれてたのだが、この食事は実は彼のお兄さんの奢りだそうである!(◎_◎;)

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まあ手を変え人を変えありがたい話である・・・

鄭州にはJazzクラブがあると言うのでその後に行ってみた・・・
なんとピアニストはオーストリアのウィーン音楽学院でJazzを学んだと言う!(◎_◎;)

さっそく混じってセッション!!

2曲目はswingや言うてたのにevenで弾いとるん?ソロからまたswingなん?
16-16-8-8の変則A-A-B-A形式なんや〜まだまだ知らん曲多いのう(>_<)

ここでもオーナーにしこたま酒を奢ってもらって、明日また来ることを約束してその日はこてん・・・

次の日は会場に入ってセッティングして、そのまままた接待を受ける〜

また手を変え人を変えて、今度は有名な役者さんの自宅やと!!!(◎_◎;)

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前菜の鶏の足でロックピース!!(笑)

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そしてまたJazsクラブ!!
キーボードの順治も混じってセッション!!

オーストリア帰りのピアニストともセッションしたかったので呼び出してセッション!!

この日もオーナーにまたしこたま奢ってもらって次の日は二日酔い(>_<)
まあライブ当日ではあるけど、前日にセッティングとサウンドチェックは全部終わらせているので夕方まで寝るだけ!!ゆっくり休めるわぁ・・・

と思っていたら!(◎_◎;)

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今まで現れてなかった大親分の大刚(DaGang)が今晩来れないんで食べ物持って訪ねて来るって・・・(>_<)

困るのよねぇ〜部屋まで押しかけてこ来られちゃ(涙)

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後には坤(Kun)までやって来て(涙)
LaoWu達が助けに来てくれてダベってくれてるのが非常に助かる・・・(>_<)

でもね、それやったらみんなLaoWuの部屋でダベってくれたら助かるんですけど・・・(涙)

というわけで差し入れられた地元の名物・・・これってツアー中には荷物になるから実は困るのよねぇ・・・(>_<)

というわけでやっと帰ったのでゆっくり休んでライブ!!

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ドラムソロ!!

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打ち上げは去年と同じくラーメン屋さんを貸し切り〜

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ということはこのラーメン屋さんが我々を接待!!(◎_◎;)
まあ手を変え人を変えて色んな人にご馳走になりました〜!!!


ところで今回の酒の席で坤(Kun)がこんなことを言っていた・・・

「僕と大纲(DaGang)はね、北京に行くとLuanShuにいつもご馳走してもらうんだよ。だからね、LuanShuにFunkyさんを紹介してもらって、そしてFunkyさんに布衣を紹介してもらって、だから僕らはあなた達が来たら絶対もてなさなければならないんです!!この縁に本当に感謝してます!!」

奢られてばかりで感謝されてもなんなのだが(笑)、このLuanShuという人間も、まだ彼がペーペーだった頃、私が彼をいっぱい助けてやった。

回り回ってLuanShuから受けた恩を彼らは私に返しているというわけだ・・・

実際のところ中国社会はいくら経済大国になったと言っても、基本的にはこれで回っている・・・
中国は4000年の歴史の中で、徳川幕府のように何百年も国が平定されたことがない。
常に戦乱があり、血で血を洗うような戦いの中で生き抜いて来た。
「中国人は地縁、血縁、金しか信じない」と言われるのはこのためである。

ITがこれだけ進化した国でも「友達がいなければ生きてゆけない」というのは、私がこの国に来て30年間まるで変わってはいない。


ツアーの合間にぽっこり入ったBlueNote北京でのライブの為にそのまま北京に着いたら、王晓旭(WangXiaoXu)という男が私を待ち構えていた。

好久没见的老朋友喝酒!! - Spherical Image - RICOH THETA

何のことはない、「久しぶりだから飲もうぜ」というだけの話である・・・

こいつと最初に会った時はこいつもまだペーペーだった。
それでも彼はなけなしの金で私に「豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)」という安い野菜炒めみたいな料理を奢ってくれた。

その時の話:豆豉鲮鱼油麦菜(DouChiLingYuYouMaiCai)と涮羊肉

その代わり(笑)私も彼から来る金にもならない仕事を一生懸命やってやった。

今ではこんな豪勢な料理を私に奢ってくれるぐらいにはなっているようだ。
私も遠慮なく色んなことを頼む。

今ではとても難しいこの国の労働ビザのこと、今度ドラムの教材を出すに当たっての「
版号」という国家の出版許諾・・・とか、私が「これ何とか出来る?」と言うと、彼はすぐさま知り合いに電話をかけて調べてくれるのだ。

ちょっとニュアンスは違うが「コネ」という日本語は中国語で「関係(GuanXi)」と言う。
関係が変わればその周りの人間も変わるので、こちら側から叩いても響かなかったものが、あちら側から叩いたら響いたりするので、実際こういう食事会は私にとってもありがたいのである。

しかも奢ってもらって・・・(笑)

・・・とここまで書いてふと思い出した。
中国人は食事を奢ってもらっても「ごちそうさま」とは言わないのだ。
「ありがとう」も言わない。

言うと「何言ってんだ、おかしいぞ!!」と逆に恐縮される。
私も気がつけばこの時、「ごちそうさま」の一言も言わなかった。

日本人だと何と失礼なことだろう・・・もう日本では暮らせないかも知れない(笑)

でも中国はこれで回っている。

世話になったんだから奢るのは当たり前、また次に末吉が奢ってくれるならそれはまたありがたくご馳走になる。

「持ちつ持たれつ」・・・「ああ美味かった」それでいいのである。

あの鄭州の人たち、そしてこの王晓旭(WangXiaoXu)、今の関係では私が一方的にご馳走になってばかりだが、彼らがもし何か困ったことがあった時、もしそれが私の力で解決するものであれば(これ中国ではむっちゃ大事!!)私は喜んでそれをするだろう。

昔、NHKが中国で私のドキュメンタリー番組を制作した時に、そのスタッフの中に中国人女性がいた。
撮影が終わって彼女が私にこう言った。
「Funkyさん、疲れませんか?昼には誰々夜には誰々、四六時中誰かと会ってお酒飲んだり・・・」
「え?だってそれやらないとこの国で生きてゆけないでしょ?」
「私はそれが出来ないからこうやって日本に来たんです。日本は私にとって天国です。あのめんどくさいことをやらなくたって仕事が出来るんですから・・・」

私はきっとそれが「好き」なのだろう・・・だからこの国でこうして生きてゆけている・・・

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2023年2月25日

布衣劇場ツアー2023江蘇省蘇州保利大剧院

泰州から蘇州までは同じ江蘇省なのでバス移動〜・・・だけど3時間以上かかって遠い〜(>_<)

昔から、ツアーに来たらホテルの近所を散歩したりするのが常だったが、今回はホテルが辺鄙なところにあるのと、何よりも寒い!(>_<)

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だから、今回のツアーではとにかくずーっとホテルの部屋から出ない!!
でもこれってホテルが高級だからというのもあるかも知れない・・・

ライブハウスツアーの時にはバンドが自分で金出してホテルを取るので、必然的に会場に近くて一番安いホテルを取る(笑)

今回は主催元が取るので、まあ大会社なんできっと提携しているホテルなんだろうけど、今まで泊まっていたホテルなんかより数段いいホテルを取ってくれている。

「金持ちはいいホテル泊まってもガツガツ遊びに出かけたりせずに、基本的にはホテルから出ないんだよ」
という話を聞いたことがある。

そりゃいいホテルほど居住性がいいのだから、出ずにホテルでぐっすり休みたい気持ちもよくわかる・・・

いいホテルってベッドや枕も違うのか?・・・
あると思います!!・・・睡眠の質もちょっとよくなったような気もする・・・

というわけで、メシ以外全く出歩くことなく次の日本番!!(笑)

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ドラムソロ!!

蘇州に住む日本人には知り合いが多いので、ライブに招待させて頂いた方々と日本食街で打ち上げ!!

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久しぶりの刺身!!!

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大好物のエイヒレ!!!

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そしてこの日はどうしてもこのカマが食いたかった〜(涙)

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何より久しぶりに日本語話しながら酒飲むっつうのが楽しいのよ〜(涙)
SNSとかで日本語には毎日触れてるけど、中国人ばかりとツアー廻ってると、日本語を喋るっつうことが全くないからなぁ〜・・・(>_<)

ところで日本食を食べながらふと考えた・・・
日本料理ってあんまし取り皿が汚れんよねぇ・・・

刺身は(コロナを気にしなければ)直箸で醤油皿に取ってそのまま食べるし、マグロのカマも基本そんな感じやし、冷奴はおひとり様用のが出てくるし、この日はサラダを小皿に取り分けて食ったぐらいかな・・・

まあ取り皿が汚れても、居酒屋によってはテーブルに取り皿が積まれているところもある。

ところが中華と来たら・・・

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この状態で料理が並ぶわけで・・・
そうすると取り皿はあっという間にこんなんなる・・・

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それに対して取り皿というのは・・・

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これは泊まっている高級ホテルのレストランのVIPルームなのだが、実は取り皿は2枚重ねで汚れたら自分で勝手に取り替えて下さいというもの。
それでも中国で数多く食事をしてるが、こんなのは非常に珍しい。
(てかこのテーブルで2枚目の皿を使った人間はひとりもいなかった(笑))

むっちゃ高級なレストランでは、スタッフが廻って来て汚れた皿を取り替えてくれることもあるが、基本中国人は「皿が汚れる=料理の味が混ざる」ということをあまり気にしない・・・どころか「美味しいものと美味しいものが混ざるんだからもっと美味しいだろ」と思っているような節がある・・・

特に味の濃いこのような料理・・・东波肉(日本語でトンポーロー)

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の後に味の薄いこんな料理を食べたら・・・

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全部「东波肉(トンポーロー)」の味になってしまうやん!!(>_<)

日本では例えば食べる前から胡椒など調味料を振りかけてると「味を勝手に変えるな!!」と料理人に怒られたりする・・・

別に中国の料理人は、この薄味の料理が东波肉(日本語でトンポーロー)味になったところであまり気にしてないのではないかと思われる・・・

美味しければいいのよ(笑)

ところで美味しいと言えば、この东波肉(日本語でトンポーロー)を白ごはんに乗せて食うのがむっちゃ美味い!!

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うちの仲間だけかも知れんが、料理が食べ終わった皿に白ごはんを乗っけて食うのもむっちゃ美味!!

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何でも白ごはんにぶっかける!!

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見た目なんかどうでも良い!!美味ければそれでいいのだ!!
しまいには大皿で出て来て取り分けて食べていた白ごはんの、その大皿のまま料理の汁をぶっかける(笑)

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ところでお気づきであろうか・・・日本だとお茶碗のご飯とお椀の味噌汁、みたいにご飯を食べるお茶碗とは別に汁用のお椀が必ず出て来るが、中国には基本それがない!(◎_◎;)

じゃあスープはどうやって飲むの?・・・
このご飯を食った後のお椀で飲むのである!!

その頃にはこのお椀にはあらゆる料理の汁が乗ってぐちゃぐちゃになってしまっているので、スープの味はまたそのぐしゃぐしゃの味が混ざってしまうことになる!(◎_◎;)

日本の料理人だと、「一生懸命作った味を変えずに食べて下さい」と怒るかも知れない。
でも中国では「美味ければそれでいいのだ!!」なのである!!(あろう)・・・

私個人の感想であるが、中国のスープの味は日本の味噌汁なんかに比べると薄味のように感じる。
それはひょっとしたらこのように「味が混ざる」ことを前提で味付けしてるのではないだろうか・・・

あくまでの個人の見解である。
ほんまかどうか知らんけど・・・

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2023年2月23日

布衣劇場ツアー2023江蘇省泰州大剧院

泰州(TaiZhou)って来たことあるよなぁ〜・・・確か海沿いで海鮮をご馳走になったのう
とか言ってたら「いや、初めてよ¥!!」とぴしゃり!(◎_◎;)

いや、バンドで一回来てなんか音楽学校の中のステージでライブやって・・・
その前にワシはドラムクリニックで来て、そこでX.Y.Z.→AのWonderful Lifeのメロディー思い付いたから覚えてる〜・・・

て思ったら、それは台州(Tai 2Zhou1)で泰州は『Tai 4Zhou1」・・・って四声が違うのね(>_<)

というわけで初めての街「泰州(Tai 4Zhou1)」は江蘇省の真ん中ちょい下、揚州の東側に位置する街ですな・・・

街中には至る所に布衣のポスターが〜

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・・・ってきっと会場の周りだけなんでしょうが(笑)

ありがたいことにホテルから歩いて行ける距離にショッピングモールが〜!!

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都会に出て来たばかりの田舎もんのように(その通りなんですが笑)ウィンドウショッピングは散歩にもなるし楽しい〜

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何よりもこういうショッピングモールには大きなスーパーマーケットがあるのが嬉しい!!

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何を買うかと言うと、ショ糖ゼロのヨーグルト!!
小さなコンビニとかだと全部砂糖が入ってるのよね〜

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いつも2日おきに移動日と本番というスケジュールで廻っていたが、今回は間2日空いているので、移動日、そして次の日は会場入りしてセッティングとリハのみ、次の日はゆっくり夕方会場入りしてライブというのんびりしたスケジュール!!

しかも、もうマーキングを見てマネージャーの小文がちゃんとドラムをセッティング出来るので、私はもうスタッフ入り時間に入らなくても良い\(^o^)/

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本番開始!!

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ドラムソロ!!

ところでこの日は、ライブハウスよろしく客が会場狭しと暴れ回る!(◎_◎;)

日本のコンサート会場なんかだと警備員がいて座らせたりするけど、ここはクラシックとか演劇とか見る会場やからなぁ・・・警備員おらんし〜

旗振ってる人もおるし〜いや中国人ほんまに旗好きやなぁ〜・・・ロックライブには必ず旗振る人がおる(笑)

そして今日はボーカルのLaoWuの誕生日!!
「喝也喝不完的酒」という「飲んでも飲み切れない酒」という歌の途中では、誰から贈られたのかむっちゃ高い白酒がフロント3人に振る舞われる〜

ええんか?飲食物持ち込み禁止のステージ上に酒持ち込んでも!(◎_◎;)
まあこの会場の系列本社から派遣されてツアー廻っているスタッフが振る舞うんだからええんでしょう(笑)

終わったらいつものようにロビーに出てサイン即売会!!

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後に何やら小さなステージがあってドラムセットも置かれていると思ったら、開演前にはここでミニライブが行われていたのだとか〜・・・

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いや見たかったのう〜布衣の曲やるんかのう〜・・・

そして旗振ってたグループとも記念撮影〜

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また次はライブハウス廻ると思うんで旗持ってまたおいでや〜!!!

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2023年2月20日

布衣劇場ツアー2023福建省福州海峡文化艺术中心

ツアーももう8本目!!

初日の海南省海口や次の広東省东莞は暖かかったが、そこから湖北省の武漢黄冈、江西省の赣州や宜春、江蘇省の常熟とずーっと寒かった〜(涙)

今回は親会社の都合で(笑)この江蘇省辺りを廻るのが多いのだが、間にぽこんと入っているこの福建省!!
福建省と言うと台湾の対岸よ〜やっと暖かい(涙)

またすぐこの江蘇省まで戻って来るので、移動は飛行機で往復みたいな〜

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中国の飛行場や駅には必ずマッサージ機がある〜

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登場して〜

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800kmぐらい2時間のフライト〜到着したらまたバスに乗り込む〜

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暖かい(涙)

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ホテルの周りはまた何もない(>_<)
中国全土どこにでもある蘭州ラーメン食って翌日会場入り〜

小文と音響照明スタッフは朝から入ってセッティング〜

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もう今ではマーキングによってマネージャーの小文がセッティング出来るのでワシは午後入り〜

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照明は会場によって毎回セッティングが違うというので大変である・・・

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ワシらステージ上の人間は生で自分のステージを見ることは出来んが、ワシは毎回全てのライブをマルチトラックレコーディングして、会場一番後とドラムのところからiPhoneでライブを録画、ライブ終わってミックスした音源を会場カメラの映像に入れて毎回みんなに送る。
こんなプロデューサーおらんでぇ〜(笑)

ライブハウスツアーでは照明は小屋の人間に任せっきりで、まあダメ出ししたところで翌日は違う人間が照明をやることになるので仕方ないのだが、今回初めてツアーに専属の照明がついて来てるというわけで、プロデューサーとしてはそのライブ映像を見ながらどんどんダメ出しをする(笑)

前述の通り、ワシらは自分のライブの照明を生で見ることが出来ないので照明についてはそんなに詳しくはないのだが、ワシ自身中国の照明について思うことは多々ある。

まあ照明という職業を選ぶ人なのだからビジュアルで表現しようという人なのはよくわかるが、往々にしてステージ全体を見て全体で絵を描くと言うか、そんな感覚の人が多いように思える。

人のライブを見てその小屋の照明にダメ出ししたこともあるのだが、ギターソロなのに全体が暗くてギタリストの指が見えん(>_<)

ライブ見に来てる客なんて、ステージ全体が綺麗かどうかなんて(それも必要ではあるが)よりも、ステージ上で演奏してる人を見たいのんとちゃうん!!

爆風のツアーの時に、当時は携帯で映像撮るなんてことは出来ん時代なのでビデオ回して見せてもらったことがあるが、ステージ最後には客電まで全部つけてむっちゃ明るい・・・
「客電までつけると、客は隣の人とか盛り上がってるのを見て更に盛り上がるんだ」
と言ってたのも覚えている・・・

ところが中国では何かと言うと幻想的にしたがるのでアンコールなんかでも全体的に暗い(>_<)

うちの照明にも「前半はいいけど後半一番盛り上がってる時に暗くすんな!」というのは毎回口を酸っぱくして言っている。

「客電まで全部つけて」
と言うとまた中国では事情が違うらしく、
「客電は小屋のもんだからうちらが勝手につけたり消したり出来ない」
と(>_<)

それである日は客電つけたままリハーサルしてたのね・・・
小屋は中国共産党のもんやからなぁ〜しゃーないなぁ〜・・・(涙)

まあお国柄(笑)もあるので、出来ることで頑張ってゆくしかない!!
ワシが照明スタッフに見せたのは爆風のある時のライブ映像・・・

ワシがビデオを見せてもらった時には、この美人天国という曲では、ドラムのフィルインまで全部照明が同期してた・・・
サビに入る前のたかだか一小節のドラムフィルのその瞬間に全体照明が真っ暗になって、全てのピンスポがドラムだけに当たるのだ・・・

まだコンピューター照明などがなかった時代に、当日会ったばかりの現地照明と一緒にそれを手動でやるんだからもの凄い!(◎_◎;)

残念ながらその映像は見つからなかったが、この映像でも曲に入る直前のドラムフィルの時にちゃんとドラムがフィーチャリングされとるし、歌が入る瞬間も8分で喰って入るならピンスポもちゃんと8分で喰って入っている・・・

「お前の要求はわかるけど、今回は予算がないんで銀川の照明しか雇えなかったんだよ」
と悪そうにLaoWuは言うけど、別に「腕」とかはワシは気にしない。
そんなこと言ったら布衣のプレイヤーだって中国最高峰のプレイヤーではないが、「バンド」として一緒にひとつの音楽を作り上げているところが大事なのだ!!
その「音楽」に完璧に同期する照明を作ってくれたらそれでいい!!
それこそが「バンドの照明」ではないか・・・

というわけで、もうかれこれ8本のダメ出し(笑)を経て、照明スタッフもやっと色々わかって来てくれたようだ・・・

爆風の時も
「お前らちゃんとリハーサルしてんだから今さら練習は要らんだろ?サウンドチェック終わったらあとは照明のために何度でもリハーサルしてやれ」
と言われてたが、今回のツアーも機材は同じ機材だし、サウンド的なものは別に毎回同じだから、照明のためにリハーサルしてあげられる時間はたっぷりある。

「Funkyさん、じゃあアンコールのドラムソロんとこちょっとやらせて下さい」
と前向きな姿勢も見せてくれる(笑)

「イエィー!!ってとこ、手を振り上げたらそのまますぐに次のフレーズ叩き始めるんじゃなく、ちょっと時間置いてから叩いてもらえませんか?その間に客に目潰し当てますんで、あまり速いと間に合わないんです」
と、照明のためなら音楽(ドラムソロも一応音楽(笑))を変えたってやぶさかではない。
音楽も照明も含めた「総合芸術」なんだからね・・・

というわけで、今回からこんな感じになるらしい(毎回のダメ出し映像より(笑))

こういう積み重ねでライブの質が上がってゆくんだと思うぞ〜
というわけで本番!!

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ドラムソロ!!

このドラムソロも毎回ちょっとずつ新しいフレーズ入れながらもう100回以上やっとるけど、初っ端でコケたんは初めてやなぁ〜(>_<)
でもまあ意気消沈することなく頑張りました〜・・・

ちなみに日本ではコンサートなどで「1ベル、2ベル(本ベル)」とか言って、5分前と本番直前にベルが鳴っていたが、中国ではそれが鐘の音である!(◎_◎;)

こっちの方が風情があってええぞ〜(笑)

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2023年2月18日

布衣劇場ツアー2023江蘇省常熟大剧院

「江西省宜春(YiChun)」から、初めての街「江蘇省常熟(ChangShu)」までは高速鉄道を乗り継いで6時間足らず!!

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今回は中国の列車移動について触れておきましょう・・・

まず日本と一番違うのは、デジタル大国の中国にはもう「切符」というものがない!!
乗車情報は中国人の場合はIDカード、外国人の場合はパスポートに紐付けされているので、それを機械にかざすだけで乗ることが出来る!!

と言っても外国人の場合はこのパスポートスキャンがうまくいかなかったり、トラブルもないことはない。

人がブッキングしたチケット(とは言わんか、乗車情報?)であろうと、通常は「鉄道12306」というアプリにすぐさま反映される(冒頭のスクショはこのアプリのもの)が、私の場合は何故か「本人認証」に失敗してしまい、前回の宜春(YiChun)に行く乗車情報が反映されてなかった。

ところが同じく紐付けされている電話番号にはショートメッセージが来ていて、そこで座席番号もわかるし、大元のデータベースにはその情報が入っているので無事に乗車出来た。


また大きく違うのは、改札の前に、駅に入るための本人認証が必要。
見送りの人は駅には入れないわけね・・・
まあ報道こそされてないけど、テロの多い国やからなぁ〜しゃーないなぁ〜・・・

そして列車が入るホームには列車が当直する直前にしか入れない。
ここにも改札があり、ホームにはその列車の乗客しか降りられないようになっており、日本の新幹線駅のようにホームに売店などもない。

この改札は列車発車の5分前には閉まっていまい、遅れて到着した人には容赦がない。
あと、列車のドアが閉まるのも容赦がないようだ・・・
一度私たちが降車する時に、その駅でタバコを吸うために外に出ていた乗客が、容赦無くドアが閉まってホームに置き去りにされたのを目撃した。

もうドアを叩こうが何しようが全く容赦無く列車が発車してしまい、見るにタバコ以外持って出てないこの人は、このデジタル社会でスマホもIDカードもなくってどうやってこの問題を解決したのかが、他人事ながら気になって仕方がない(笑)


あと違うのは値段!!
中国の高速鉄道を利用していると、日本の新幹線ってどうしてあんなに高いんだと思ってしまう。

この記事によると、中国黒龍江省のハルビン(哈爾浜)から遼寧省大連までの約900kmを結ぶ「哈大」高速鉄道と、日本の東京-広島間に相当するハルビン-大連間900kmを比較して、中国は403.5元(円安で約8000円)で日本は1万9280円。

まあ日本はバス代から地下鉄までやっぱ高いよね。
タクシーに至ってはもう庶民の乗り物ではない(>_<)


さて今回の移動は実は全部一等車!!\(^o^)/
それでも値段は二等車の1.5倍ぐらいなのだからやはり日本より安い!!

こんなん・・・

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一列に4席ね、ちなみに前回まで乗っていた二等車はこんなん・・・

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一列に5席ね、そして実は特等席っつうのもあるようだ!(◎_◎;)

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これね、フラットシートで寝れるっつうのがええよねぇ〜・・・

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ちなみに一等車の上曲にはもれなくこんなんが配られます〜

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常熟(ChangShu)駅に着いた〜
「明日の会場はホテルからはむっちゃ遠いから、また入り時間に会場入りしてもホテルには戻らないからね」
と業務連絡・・・

今までは「遠い」と言ったって数kmぐらいの距離だったが、今回は20kmもあると言う!(◎_◎;)

そうかぁ〜昨日みたいにじゃあ駅の近くなんだな・・・と思ってたらいつものようにちゃんとバスが迎えに来ている・・・なんで???

布衣は、ライブハウスツアーの時は基本的に会場近くの一番安いホテルを取っていた。
近くに安いホテルがない場合は少々離れている場合もあったが、20kmも離れているホテルを取る必要があるのか???


そこでまた今回のツアーのからくりが見えて来た・・・

この時にも大体の流れは見えて来たのだが、
親会社が巨大な国家企業、そこの系列の劇場を廻る・・・
布衣はライブハウスはいっぱいにはなるが、まだこの劇場を満杯にする力はない。
ところが一等車で移動しぃの〜ホテルも高級なとこ取りぃの〜

・・・ってそのホテルも系列やったら、そりゃ少々遠いところでもそこ取るやろ〜

「今回は田舎の小さな会場だけど、主催者が喜んでくれたら次は都会の大きな会場を廻れるかもよ」
とボーカルのLaoWuが言ってたけど、そもそも今私たちが廻っている田舎の小さな会場って、もともとそんなにスケジュールが埋まってないんとちゃうん?・・・

ホテルも提携だとしたら、周りに何もないホテルが多かったけど、そこももともとそんなに埋まってないとちゃうん?・・・

そう考えると今回のツアー、主催者からするとそんなに赤字ではないのかも知れない・・・
スケジュールが埋まってなくてもスタッフには給料を出しているわけだから、布衣ぐらいのバンドでもそこを使ってくれれば遊ばしているよりは良い・・・


そうかぁ・・・そんなからくりもあるのね・・・というわけで本番!!

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うん、動員も少しずつ増えて来たような気もするぞ・・・

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ドラムソロ!!

ちなみに今回のホテルは近所にちょっと賑やかなところがあったのでそこで打ち上げ〜

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中国西北から中国南方まで来たバンドが、中国最西北の料理(>_<)
でもやっぱ羊肉は北方の羊肉ですな!!

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ちなみに北方人は肉を食う時に生ニンニクを齧ります。

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・・・てワシは北方で暮らしてはいるけど日本人(笑)

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2023年2月16日

布衣劇場ツアー2023江西省宜春文化艺术中心大剧院

同じ江西省の赣州から宜春までは高速鉄道で2時間ほど。

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着いたら小雨でギターの小龍が滑って遊ぶ〜(笑)

いつもは駅にバスが迎えに来てて、14人の大所帯がそれに乗ってホテルまで向かうのだが、この日は駅の向かいのホテルにそのまま歩いてチェックイン!(◎_◎;)

まあホテルによっては会場から遠かったりして、会場までバスで送迎だったりするのだが、同じ遠いならこのように駅前のホテルの方がバス料金が倹約できて良い・・・

・・・って主催者の懐の心配をしたって、こんな大会社なんだから心配ご無用という話であるが・・・(>_<)

いろいろ疑問に思ってたことが解けたブログ:布衣劇場ツアー2023湖北省武漢

ところがこの街がとても寒かった(>_<)

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銀川で5度とかって暖かいイメージがあるのだが、ここでは何故か底冷えする・・・
「銀川で5度って太陽が出てるからね、あと銀川は乾いているので底冷えしないけど、ここは湿度が高いからよけいに寒く感じるんだよ」
とのこと・・・

いや、それより何より、ホテルのドアは開けっぱなし、廊下の窓も換気のためか開けっぱなし、室内が室外と同じ温度なので寒いのよ〜(涙)

日本のコンサートホールでライブをやったのはもう遥か昔なので忘れたが、日本って確か会場に暖房入ってたよね?

こちらは何故か暖房が入ってない!(◎_◎;)

楽屋も暖房が入ってなかったりするので外気とほぼ同じ温度(涙)
だからステージで一生懸命ドラム叩いても寒すぎて汗かかん(>_<)

そんな中で一生懸命ライブ!!!

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ドラムソロ!!

この日は物販のサイン即売会なし!!
何故なら・・・「寒いから」(>_<)

ホテルに帰っても寒いし、暖房つけて布団でくるまってメシの集合通知を待つ・・・

今回のツアーで一番困るのがメシ!!
親会社の保利の持っている地方都市の劇場を廻っているだが、どの劇場も繁華街からかなり遠く、周りには何もない!(>_<)

ホテルも大体その近くに取ってくれるのだが、だいたい周りに何もない(>_<)
今回は駅前のホテルではあるが、高速鉄道の駅って新開発地区だったりするので(日本で言うと新神戸駅みたいなもんやね)繁華街からまた遠く、周りに全く何もない(>_<)

また例によってデリバリーを頼んで部屋飲み!!

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近所に何もないのでデリバリーしか選択肢なし!! - Spherical Image - RICOH THETA

次の日の昼飯はどうするか・・・

着いてすぐのメシはホテルのレストランで食ったが、それがまた外気と同じ温度でむっちゃ寒い上に、料理が出て来るのに1時間もかかったのでパス!(>_<)

近所に蘭州ラーメンがあると言うのでそこでメシ!!
西北の蘭州すぐ近くの銀川からツアーに来て、全く関係ない内陸地で蘭州ラーメン(>_<)

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刀削麺もあるよ

スープ麺ではなく麺に具材を乗っけて食べる食べ方もポピュラー〜

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デブのスタッフは近所に15元(円安で300円ほど)で食い放題の店を見つけて来た!!(◎_◎;)

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鳥のもも肉は5元(円安で100円ほど)で追加出来るが、基本的に他の料理はご飯もスープも含めて食べ放題!(◎_◎;)

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彼はもうこのお皿に3杯目食ってるし〜!(◎_◎;)

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いやね、日本の皆さんはこの写真見ると汚くて不味そうに見えるかも知れんが、オカズ乗せご飯(彼の場合はオカズの上にご飯を乗せてるが笑)はこのオカズのスープとご飯をぐちゃぐちゃに混ぜて食うのが一番美味しいのよ〜

というわけで今回の劇場ツアー、各地各地の美味しいものを食べながら・・・というのは無理なような気がします(>_<)

どうでもええけどバレンタインデーなのでスタッフが花束くれた〜

可愛いかしら(笑)

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2023年2月14日

布衣劇場ツアー2023江西省赣州大剧院

赣州ってどう読むの?・・・って一度来たことがあった(>_<)

ブログ記事:布衣2019年春のツアー江西省

「Gan4Zhou1」と読むのね・・・

江西省と言えばメシが辛い!!(>_<)

ブログ記事:布衣2021年ツアー江西省南昌

こっちの料理って、色んな肉とか野菜を唐辛子と一緒にそぼろ状に炒めるのな・・・

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ご飯が進む〜・・・ご飯は炊飯器で出て来て、このテーブルは炊飯器3杯食った(笑)

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メシの後はJazzクラブに繰り出す〜
今回のサポートメンバーのキーボード順治は私のJazzの生徒なので、彼に
「地元でJazzクラブ見つけとけ!!」
と言ってたら本当に見つけて来たのである!(◎_◎;)

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ドラムもあるし、ウッドベースまであるんだからセッション出来るそ〜\(^o^)/・・・と思ってら・・・

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歌手がカラオケ(>_<)
・・・Jazzクラブでカラオケはあかんやろ〜・・・そして2ndステージは・・・

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サックスがカラオケ(>_<)

あかんやろ〜・・・とオーナーに言うと、
「この街でミュージシャンを見つけるのはとても難しいんです」
と・・・そやろなぁ〜・・・

「もう少ししたらベーシストが来ますんでよろしかったら」
というわけで順治も引っ張り上げてセッション!!

ドラムは叩くもんである!!
ここの支払いはオーナーが全部奢ってくれた〜\(^o^)/

オーナーは階下の流行歌バンドが入る店も経営してて、そこでまた奢ってもらう〜!!

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食い意地が張っている・・・と言うか、飲み意地が張っているので(笑)タダだとしこたま飲ませて頂いて、翌日は二日酔いで会場入り〜!!

日曜日なので会場にてファンミーティング〜

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終わってセッティング〜!!

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ところでふと気づいたのだが・・・

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これって日本で言う「上手(かみて)」や「下手(しもて)」の意味だろうか・・・

ちなみに笑い話だが、ギターが2本いるバンドの機材に、どちらが「上手(かみて)」に位置するかを示すために、「上手ギター」と「下手ギター」と書いていたところ、
「俺は下手(ヘタ)であいつは上手(じょうず)なんかい!!」
と下手(しもて)ギターの人が怒ったという話がある(笑)

冗談はさておき、このステージのどちらが「上手(かみて)」でどちらが「下手(しもて)」なのかは、「ステージに向かって右左」とか「ステージから客席に向かって右左」とか言われるのだがすぐに忘れてしまうので、私はドラムのタムが高いタムから低いタムに流れるように、「上手(かみて)」から「下手(しもて)」に流れる、と覚えている。

つまり高いタムがセッティングされている方が「上手(かみて)」であり、低いタムがセッティングされている方が「下手(しもて)」

ところが中国ではそれが逆なのである!(◎_◎;)

日本で言う「上手(かみて)」が「下场口」、「下手(しもて)」が「上场口」である。
つまり中国では日本の「下手(しもて)」から舞台に上がって、「上手(かみて)」から舞台を降りるのである!(◎_◎;)

ちなみにこの看板を見るに、日本で言う「舞台上手(かみて)」は「下测台」、「舞台下手(しもて)」は「上侧台」というらしい・・・

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図解するとこういうことになる・・・

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というわけで本番開始!!

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ドラムソロ!!

客席の後の方では、ライブハウスのように立って暴れるファン達も〜

それを真似する子供(笑)

平和じゃ・・・

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2023年2月12日

布衣劇場ツアー2023湖北省黄冈黄梅戏大剧院

武漢からバスで1時間ちょい、「黄冈(HuangGang)」という街に着いたら、WeChatに友達申請が来た。

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「失礼ですがどなた様ですか?」と聞いてみる・・・

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一緒に写っている写真を送って来られても全く思い出さん(>_<)
武漢だと言うので自分のブログを検索してみたらこんな記事が・・・

ブログん中の写真を送りつけてみた・・・

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なんとその写真に自分が写っていると言う!(◎_◎;)

というわけで晩飯を奢ってもらう〜(笑)

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聞けばドラム教室を開いてるだけでなく、地元の音楽家協会の偉いさんらしい!(◎_◎;)
せっかくなので次の朝はそのドラム教室の表敬訪問〜

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今年バークリーに留学するというそこの生徒にも稽古をつけてやった・・・

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ちなみに前回の武漢の時には彼は小学生だったらしい・・・

提携している音楽学校へも表敬訪問〜

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こうやって地元のドラム教室とかには必ず表敬訪問して写真を撮って帰る。
別に何かいいことがあると思ってやってるのではなく、この活動はワシの中国でのライフワークなので、なんかついついそうやってしまうのよねぇ〜・・・

ところがここではそれがとてもいいことに繋がった・・・
このドラム教室とかの生徒にいっぱいチケットを売ってくれたのだろう、何とこの日は満席でソールドアウト!!!(◎_◎;)

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子供ばっか!!(笑)

実はこれには理由がある。
ドラムを習うということに関して、中国と日本では大きな違いがあるのだ。

日本ではピアノやバイオリンは「習い事」、ドラムとかギターは所詮は「趣味」である。
「エレキが不良」だった時代から変わってないのか?・・・

ところが中国ではドラムも立派な「習い事」、いやもっとランクの高い「教育」というところにまで行っている。

子供に何か習い事をさせようと思って
「何を習いたい?」
と聞いたとしたら、子供の自然な反応として「バイオリン」とか言うか?

見た目の派手さとかかっこ良さとかで、やはり「ドラム」を選ぶ子供は多い。
それでこのように地方地方にドラム教室があり、多いところでは生徒数が1000人を超える教室も珍しくはないのだ。

また、子供にチケットを売ったとしたら、その子供がひとりでコンサートに来るわけにもいかないので、必ず親がついて来る。
だからチケットは倍売れるということなのだろう・・・とにかく満席!!(笑)

まあライブハウスとかにも子供を連れて来るご両親もいたりするが、中国ではライブハウスのことを「酒吧(JiuBa)」つまり「酒場」と言うので、子供を酒場に連れてゆくというよりは、劇場で着席して見れるコンサートに連れてゆく方がチケットを売る方としては売りやすいというのもあるだろう・・・

というわけで本番!!

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ドラムソロ!!

黄色い声援のように聞こえるが、決して若い娘ではない!!子供(笑)

その後のサイン即売会もむっちゃ盛況!(◎_◎;)

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横断幕まで作ってくれてありがとう!!

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熊老師、今度は是非クリニックとかでお邪魔したい!!
またよろしくお願い致しますm(_ _)m

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2023年2月 9日

布衣劇場ツアー2023湖北省武漢临空港大剧院

今回のツアーは2日おき、つまり移動して次の日セッティングしてそのままライブというスケジュールが多いのだが、たまにイレギュラーで今回のようにライブとライブの間に2日空いている場合もある。

通常だと一日現地オフで、となるのだろうが、会場が前の日も使える場合は前の日にセッティングをして次の日はライブだけというスケジューリングになる。

セッティングだけで夜にライブがない場合はケツカッチンではないので、スタッフも午前中はゆっくりして昼過ぎから会場入り〜

私はと言えば、「だいたいドラムが組み終わってから見に来てちょうだい」と言われるが、素人があーでもないこーでもないと言いながら大雑把に組んで、それを後から全部やり直すぐらいだったら最初から自分で組む方が早い!!
スタンドを広げてマーキングのところに置いてくれるだけでいいのだ!!

と思って、大きなツアー用ドラムケースからスタンドを取り出しているお兄ちゃんに
「それ取り出したら広げてマーキングのところに置いて!!」
と指示するのだが、マネージャーの小文(XiaoWen)に
「あの人はそんなこと出来ないわよ」
とたしなめられる!(◎_◎;)

バイトにしては動きが鈍く、イヤイヤやってる感も感じてちょっとカチンと来たので、

「出来んことあらへんがな!!昨日マーキングしたアホでも出来るがな!!」
と言ってやろうと思ったのだが、大人気ないので言わずに飲み込んだ(>_<)

ところがマネージャーの小文(XiaoWen)は
「いいわよいいわよ、私がやるから」
と一向に彼を働かせようとしない!(◎_◎;)

まあええわ、動かんやつのケツ叩いて動かすよりは、動くヤツ使ってさっさとセッティングした方が早い!!
何せ昨日いっぱいマーキングしたんだからあっという間に組み上がるに違いない・・・

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と思ってたら、しまう時にご丁寧にスタンドの上下を全部バラバラにしてしまっとるし(>_<)

これやとせっかくマーキングしたスタンドの上下がどれとどれが組み合わさるのかわからんやろ〜(涙)

パズルのように組み合わせてやっとのことで組み終わり、もう外さなくていい部分はテープで目止めして外れんようにしたった!!!(笑)

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もうね、セッティングよりも手間がかかるマーキング!!(>_<)
というわけでセッティング完了!!

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それにしてもデカい会場である!(◎_◎;)

今日の会場も広いなぁ〜・・・ 武汉临空港大剧院 - Spherical Image - RICOH THETA

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遅れてメンバーもやって来てリハーサル!!

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照明も綺麗・・・

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まあドラマー兼プロデューサーとしてバンドに参加しているワシとしては、前の日の録音を聞いて思ったことや変更点などをボーカルのLaoWuに進言する・・・

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翌日はのんびりして夕方入りで本番!!

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ドラムソロ!!

ところで今回のツアーで色々と疑問に思うことがあったのだが、今日それがやっと解明出来た・・・

まず去年までライブハウスを廻っていたアンダーグラウンドバンドである布衣が、どうして今回こんな馬鹿デカいコンサートホールをツアーで廻っているのか・・・

そう言えば去年なにやら「大きな会社と契約が成立して劇場をツアーで廻るんだ」と言ってたのだが、それが今回のツアーの大元締め「保利集团(Polyグループ)というとてつもない大きな国営企業である。

保利と言えば、布衣はほぼ10年前の2014年に「北京保利劇院」というでっかい小屋でライブをやったことがある。

その時の話:ファンキー末吉ブログ「布衣@保利剧场

ひょっとしたらその時のライブが認められていて、今回やっと契約となったのかも知れない・・・

いやそれはいいのだが、いくらライブハウスで満員酸欠ライブをやってるからと言って、そのバンドをそのままその何倍ものキャパの劇場に持って来たって客席が埋まるわけがない(>_<)

しかし客席がちょっとスカスカだったとしても、バンドも関係者も誰も頭を抱えている様子がいない。
言ったら心配しているのはワシひとりぐらいである・・・(笑)

バンドに関してはきっと、これはライブハウスのようにチケットの売り上げの何パーセントをチャージバックというのではなく「ギャラ売り」なのだろう。

予めギャラが決まってそれが契約書に書かれているだろうから、バンドとしては別に客が多かろうが少なかろうが関係ないということなのだろう・・・

しかし主催者側、つまり保利としてはどうなん?・・・

担当者としては真っ青になってるんちゃうん?
・・・ってか担当者誰なん?(笑)

そもそも初日から旅について来てる4人の若者って誰なん?(>_<)
見れば、彼らは旅について来てるだけで働いているような姿を見たことがないので何をやってる人たちなのかさっぱりわからん(>_<)

マネージャーの小文に聞くと、彼らの仕事というのはひとつにはホテルのブッキング。
これはいつもバスがホテルに着く頃になると、女の子がチェックインのためにIDや私のパスポートを集めに来るので、彼女がそれ担当なのかも知れない。

一日に仕事ってそれだけ?!(◎_◎;)

あと彼らの誰か、おそらくはリーダーらしき男の人が機材を発注したようだが、彼自身は楽器のことがよくわからないように見受けられ、用意された楽器に対してクレームなどを入れても糠に釘である。

あとこの大所帯の飛行機や高速鉄道のブッキング、そしてそもそものこの小屋のブッキングから政府の許可、これがまた小屋ごとに、そして自治体ごとによって全部違うので大変だったという話は聞いたが、その大仕事を終えたからといってツアーに一緒について来る必要があるかどうかは私にはわからない(>_<)

私は言うならば彼らの会社からしたら「部外者」なので詳しくはわからんが、どう見ても「これ4人も必要なん?」という感じである。

そしてその4人が現場で一生懸命動いているという感じは一才見受けられない。
別に怠けているというわけではない。するべき仕事がないという感じなのである・・・

これが私自身が自費でブッキングしたツアーだったとしたら、
「働いてないなら経費が勿体無いから人数減らせ」
とかブーブー言いたいところなのだが、
まあきっとギャラ売りなんだろうから、あちらの会社がどれだけ無駄遣いをしてようが私には何も関係ない。

そもそもその無駄遣いのおかげで今回のツアーは移動のバスまで用意してくれて豪勢なホテルにまで泊まれているのだ。
手打ちのライブハウスツアーだといつも安宿なのだから雲泥の差ではある。

ではそんな無駄遣いしてこの動員数では赤字なんちゃうん?
・・・という心配はおそらく杞憂に終わることだろう。

何せこの会社は「国営企業」!!

そしてこの「国営企業」というのは日本の「国家公務員」とはニュアンスが全く違う!!
何せ「中国共産党が運営する会社」なのだ!!

この国で「中国共産党」と言うと憲法より上の存在なのだ!!
日本のように公務員試験に受かれば誰でも公務員になれるというようなもんではない。

若い頃からむっちゃくちゃ激しい競争を勝ち抜いた者だけが、中国共産主義青年団を経てやっと共産党員になることが出来る。

おそらくこお4人の若者スタッフも共産党員なのであろう・・・

イデオロギーとしては資本家に搾取されない労働者のための平等な社会を謳ってはいるが、共産党員とそうでない人民とは明らかに「階級」が違う。

言うならばそこまで登り詰めた人間が、少々働かないとか「あの人何の仕事してんの?」とか全く関係ない!!

例えこのツアーが赤字に終わろうが、それを咎められる人間がいるとしたら、それはより階級の高い共産党員だけなのである。

まあ次の会場では800枚のチケットが売り切れていると言うのだから最終的に赤字かどうかはまだわからんが・・・
それにこのツアーの会場全てはこの全国保利の会場やからなぁ〜
採算のほどはわからん(>_<)

機材会社というのもおそらくこの機関の下部組織、つまり国営企業なのであろう。
そこの機材がどうしたとか、誰も楽器のことわかる人間がおらんとか、この国の中でそんなことって一体何だと言うのだ?!!(笑)

組織が国家の企業なら、小屋ももちろん国家の持ち物で(当たり前だ!!この国がこんな大人数が集まって集会が出来る場所を民間に運営させるわけがない!!)、そこで働く人たちも「国家公務員」、おそらく共産党員だったりするのだろう・・・

あのシンバルスタンドを取り出していた人は、きっとその「小屋の人」が手伝ってくれてたんだと思う。

それに対して
「そんなことも出来んのか!!そんなんアホでも出来るがな!!」
とか言おうものなら、それはすなわち共産党員に「アホや」と言うようなもんで、そりゃヘタしたら大問題になってた可能性もある・・・ガクブル・・・

すんでのところで飲み込んでよかったぁ〜(笑)

まあ偉大なる中国共産党さまがやることである。
少々経費に無駄遣いがあったって、少々働かない人がいたって、それが一体何だと言うのだ?!(笑)

ワシらの仕事は、与えられたこの場所で、今日も最高の演奏をするだけである!!
次のライブも頑張ろう!!!

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2023年2月 8日

布衣劇場ツアー2023広東省东莞玉兰大剧院

中国の最南端の島、海南島から本土まではまだ橋が繋がっていない。

我々は飛行機で深圳まで飛び、そこからバスで1時間ほどかけて东莞(DongGuan)まで行くのだが、機材を乗せたトラックはきっとフェリーかなんかで行くのだろう・・・

ワシらは深圳からバス〜

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今回のツアーはブッキング会社がブッキングしたもので、時々2日空いて本番というのがあるものの、基本的に移動日と本番が交互にあるというスケジュールである。

この日も海口から东莞(DongGuan)までの移動日である。
着いて次の日にセッティングしてそのまま本番というスケジュール・・・

チーフマネージャーの小文(XiaoWen)は、
「スタッフは朝9時に入ってセッティングするから、メンバーは夕方、Funkyは午後ちょっと早めにドラムのセッティング直しに来て〜」
と言うが、実のところいくらマーキングしているとは言え、全くのドラムの素人にちゃんとドラムがセッティング出来ているかどうか不安である・・・

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お言葉に甘えてゆっくり休んで会場入り〜
隣に大ホールもあるのだが、私たちは小ホール、しかも椅子も全部取っ払ってくれてライブハウスと全く同じ!(笑)

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ドラムのセッティングは・・・と言えばやっぱりちゃんと出来ているはずもなく、まあ「微調整」と言うよりは最初っからやり直す感じ(>_<)

セッティング完了〜!!

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次のライブのことを考えると、やっぱ誰でもセッティング出来るように細かいマーキングが必要かな、とばかり絨毯にもちゃんとマーキングを〜

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これでちゃんと出来るかしら・・・(不安)

兎にも角にも本番!!

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ドラムソロ!!

ライブ終わって火鍋!!

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結局広東料理は全く食べられずに湖北省武漢へ〜・・・


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布衣劇場ツアー2023海南省海口海口湾演艺中心

ついに春のツアーが始まった!!布衣としては初めての劇場ばかりを廻る大ツアーである!!

初日は中国最南端、海南省の省都「海口」である。
機材を持って飛行機に乗り込む〜

初日の海口からはトラックがツアーについて廻り、機材類はそこに積んでおけばいいということで、初日だけは自ら運ばなければならないということだ・・・

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空港に着いたら移動用のバスが待ち構えている!(◎_◎;)
この空港や鉄道駅から機材持って何台ものタクシーに分譲するのが大変だったのよ〜(涙)

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ホテルに着いた〜これがまたなんと高級なホテル!!(◎_◎;)

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高級ホテルだとよく眠れるのはベットとか枕とかがやっぱり良かったりするのか?
・・・というわけでぐっすり寝て翌日会場入り!!
ってか会場がデカい!(◎_◎;)

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会場に入るにはパスが絶対に必要という厳しさ!(◎_◎;)

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ちなみに中国の座席は、このようにたがい違いに番号が割り当てられるので、連番買ったら離れた席になります〜(笑)

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トラックが横付けしてバイト(?)が機材を運び入れる〜

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ホールなのでライブハウスと違って舞台設営からやらねばならない・・・

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機材の会社も入っており、そこからドラムセットが届く。
今回のツアーは全部このドラム、つまり同じドラムセットでツアーを廻るというわけだ。

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セッティング!!

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この日はセッティングとサウンドチェックのみで翌日本番!!!
会場にはこんな垂れ幕も〜

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ライブハウスと違って客は着席〜

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去年までライブハウスを廻っていたバンドがこの小屋を満員に出来るわけもなく〜

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まあどこでやっても客がどうであってもやることは同じ!!

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ドラムソロ!!

やり終えました〜

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2023年2月 5日

布衣初五ライブ

初五とは旧正月から数えて5日目のことである。
25年間基本的に毎年この日に銀川でライブをやっていたと言うが、実は参加したのは初めて(笑)
毎年旧正月の頃は中国で仕事がないから日本でツアー組んでたもんなぁ・・・

昔は布衣も北京を拠点にしていて、他のメンバーは銀川出身ではなかったりしたので、このライブは布衣Ver1.0とか称して結成当時のオリジナルメンバーでライブをやったりしてたようだ・・・
ところは今は私も銀川で住んでいるメンバーだし、基本的に他のメンバーも全員銀川で住んでいるメンバーである。

布衣は銀川に自分のライブハウスを持っていたが、残念ながらコロナの煽りを受けて閉店(>_<)
昔エンジニアの海龍(HaiLong)がやっていて今では人に譲ったと言うライブハウス「銅管」でやることになった。

(初めてそこに行った時の話:https://www.funkyblog.jp/2015/04/post_1041.html

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ところがこの日が(というより冬はいつもだが)寒い!!(>_<)

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最低気温ではなく最高気温で零下なのだから底冷えする(>_<)

ところが開けたばかりのライブハウスって基本的に外気温と同じなので会場も寒いのよねぇ〜・・・

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寒さに負けずにセッティング〜!!

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楽屋はステージ横の、薄っぺらいドア(しかも密閉されてない(>_<))の横にある寒い寒い部屋(涙)
本番には500人ぐらい観客が来るというので震えながら待つ・・・

本番開始!!

いっぱい入った〜\(^o^)/

盛り上がってます!!

ステージ写真!!

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ドラムソロ!!

この日は旧正月の煽りでどこも店がやってないということで打ち上げはナシ!!
そのまま家に帰って暖を取る〜・・・

1週間後にはツアーが始まります〜

1 海口 海口湾演艺中心 2023年2月3日 20:00
2 东莞 东莞玉兰大剧院 2023年2月5日 20:00
3 武汉东西湖 武汉临空港大剧院 2023年2月8日 19:30
4 黄冈 黄冈黄梅戏大剧院 2023年2月10日 19:30
5 赣州 赣州大剧院 2023年2月12日 19:30
6 宜春 宜春文化艺术中心大剧院 2023年2月14日 19:30
7 常熟 常熟大剧院 2023年2月16日 19:30
8 福州 福州海峡文化艺术中心 2023年2月18日 20:00
9 泰州 泰州大剧院 2023年2月21日 19:30
10 苏州 苏州保利大剧院 2023年2月23日 19:30
11 河南 河南艺术中心 2022年2月26日 19:30
12 呼和浩特 呼和浩特乌兰恰特大剧院 2023年3月1日 20:00
13 鄂尔多斯 鄂尔多斯大剧院 2023年3月3日 19:30
14 沈阳 沈阳盛京大剧院 2023年3月5日 19:00
15 泰安 泰山大剧院 2023年3月7日 19:00
16 烟台 烟台大剧院 2023年3月9日 19:30
17 淄博 淄博大剧院 2023年3月11日 19:30
18 聊城 聊城保利大剧院 2023年3月14日 19:30
19 张家港 张家港保利大剧院 2023年3月16日 19:30
20 余杭 杭州临平大剧院 2023年3月18日 19:30
21 常州 常州大剧院 2023年3月20日 19:30
22 温州 温州大剧院 2023年3月22日 19:30
23 株洲 株洲神农大剧院 2023年3月24日 19:30
24 长沙 长沙梅溪湖国际文化艺术中心大剧院 2023年3月26日 19:30
25 吉安 吉安市保利大剧院 2023年3月28日 19:30
26 重庆 重庆大剧院 2023年3月30日 19:30
27 云南 云南省大剧院 2023年4月1日 20:00
28 广西 广西文化艺术中心 2023年4月3日 20:00

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2022年12月18日

バンドで集団免疫獲得大作戦!!

この記事はこの続きになります。

ブログ記事:急激なゼロコロナ緩和で混乱の北京へ

私がコロナに感染したとしたら、一番疑わしきは土曜日のレコーディング後の飲み会である。
感染してたとしてどのぐらいで反応が出るのか・・・人間というのは不思議なもので、そう言われれば何かしら喉などが痛い気がする(笑)

「Funky、どうだ?反応は出たか?」
いや〜そう言われてみればちょっと喉が痛い気も・・・

「よっしゃー!!」

よっしゃーってあーた(>_<)・・・もう感染したくてしたくて仕方がないのか(笑)

「じゃあみんな明日はいつもより遅めの3時にリハ始めて、終わったらFunkyとメシ行くぞ〜おー!!」

(>_<)

ご丁寧に「家族にはちゃんと事情を説明して、帰ったらちゃんと自宅内で非接触状況を作るように」との手の混みよう(笑)

私はと言えばリハ当日の朝から何やら身体がだるい・・・
熱こそないがリハ休めるなら休みたいぐらいである・・・

まあツアーのためにリハをやるというよりは「感染するためにリハをやる(笑)」みたいなもんなので、マスク着用でリハに行く〜

マスクのままセッティングしてたら、「Funky、マスクは取れよ」とまさに感染目的のリハやん(>_<)

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というわけでリハ開始〜!!
そしてメシ!!

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感染者と同じ皿つついてりゃ感染するのはわかるが、ぐつぐつ煮立った火鍋つついて感染するんか?(笑)

私はと言えばまだ熱はないが、風邪の初期症状と同じく喉は痛いし関節は痛いし、ちょっとしんどいのでそこそこに先に帰らせて頂いた。

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帰りに解熱剤と抗原検査キットを持たされた。
タイミングを見て自分で検査するわけだが、そのタイミングがなかなか難しい・・・

熱などの反応が出てから調べたのでは陰性のままということも多いと言う・・・

WeChatのモーメントを見てみると、日曜日北京から出発する前にちょっとだけ一緒に飲んだ、日本居酒屋の太猫さんがどうやら感染らしき症状が・・・しかし検査キットでは陽性になってないらしい・・・

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まあ感染者爆発している北京で客商売をしているのだから、私から感染したのかどうかはわからんが、私の手元には検査キットはひとつしかないので、もう少し待ってから検査してみようと思う・・・

結局熱も出ず〜喉の痛みも治って来たので〜ぼちぼち抗原検査キットを開けて〜綿棒で鼻をぐりぐり!!付属のミニ試験管に浸けてチャプチャプ!!検査キットに4滴垂らして15分待つ〜・・・って1分で結果出ましたがな!(◎_◎;) 陽性確定!!\(^o^...

末吉覚さんの投稿 2022年12月14日水曜日

というわけでめでたく感染!!\(^o^)/

病気なので喜んでいるわけにもいかないが、バンドのグループチャットは大喜び・・・
まず最初にマネージャーの小文が高熱を出した。
ボーカルのLaoWuとは夫婦なのでここは確実に感染しているとみてよかろう。

一緒にメシを食ったメンバーは私も含めて全部で8人、左隣に座っていたのが小文で、右隣に座っていたエンジニアの海龍が次に発熱!!
あとは喉の痛み程度である・・・

私はと言えば結局熱も出ず、どんどん快方に向かっている。
無症状に近い軽い症状の感染者なのだろう。

次の日には右側ふたつ目に座っていたキーボードが、正面左側に座っていたベーシストが発熱!!
ボーカルのLaoWuも発熱したので、これでギタリスト以外は全員発熱したことになる!(◎_◎;)

検査キットが各地で売り切れて入手困難なので、陽性かどうかは断言出来んが、それぞれの奥さんも次々と感染してゆくのを見るに、これは検査しなくても確実に感染していると言えるだろう・・・

それにしても凄まじい感染力である。
一緒に食事した7人が確実に全員感染!!

そして北京西駅まで車で送ってくれたWingバンドのドラマーからも連絡があった。
「僕も感染しました」

!(◎_◎;)

私を中心に接触した人接触した人全員がバタバタとドミノ倒しのように感染してゆく様を見て、やはり世界をパンデミックに陥れたこのウィルスは物凄いのだなと実感した。

それにしても私は運が良い。
熱でうなされることもなく、少々喉が痛いぐらいで人生7度目の隔離(今回に限り自主隔離)を楽しんでいる。

今までの隔離と違うのは一応病気なので酒が飲めないということである。

商魂逞しい中国人がネットでウィルスを2万円で売っている。

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症状が軽い優良株だと言うが、例え私が感染したのが優良株だとしても、他の人はほとんど発熱している。
株には関係なく本人の体質とコンディションによると思うぞ〜・・・

今回の壮大なる実験(笑)でわかったこと。

1、同じ人から感染しても、人によって病状は違う
2、潜伏期間は2日から4日ぐらいでこれも人によって違う
3、同じ部屋で鍋を食っただけでほぼ全員感染する

日本でこのような集団免疫をバンドで獲得しようなどと思ったバンドはあるまい。
また、思ったとしてもやれないだろう。

これには中国ならではの状況があってのことである。

まずゼロコロナ政策により、いきなり隔離されることが度々あったので、病気をもらって自主隔離することに大きな抵抗がない。

バンドのメンバーは基本バンドしかやってないので、ツアーが始まる前は基本リハーサル以外の仕事がない。

ツアーが何度も中止や延期になっているので、1月からのツアーは中止にしたくない。
ゼロコロナ緩和されたと言っても感染者が出たら中止なので、出来ればツアー出発前に全員感染しておきたい。

サポートメンバーのキーボードは、夜は飲み屋でキーボードを弾いているが、ゼロコロナで店は封鎖、再開しても客足が戻ってないのでその仕事はない。
どうせ仕事がないなら、ただ寝てるより感染して寝てる方が良い。

ただサポートメンバーの中国琴奏者だけは違った。
夜は生徒に教えてるのでメシを食わずに帰ったが、見事に彼女だけは感染していない。
「早くうち来いよ〜キスしてやるから〜」
とみんな言うが(笑)、彼女はきっと感染する気がないのだろう。

日本のバンドだと通常こうなる。
「ツアー前に全員感染して集団免疫を獲得するぞー!!おー!!」
と言ったところで誰も「おー!!」とは言うまい。
みんなそれぞれ自分の「生活」があり、自分の「他の仕事」もある。

だが中国のバンドは(全部が全部そうとは言わないが)「一緒に暮らしている」感覚である。
原始共産制まではいかないが、「運命共同体」として「一緒に頑張って一緒に稼ぐ」・・・
「生活」を共にしているからこそこういうことが出来るのだ。

共産主義を目標としながら「中国独自の社会主義」という超資本主義な現実を突き進むこの中国で、ロックバンドだけが共産的に運営されているというのが面白い・・・


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2022年10月 2日

布衣2022年ツアー陝西省西安

ツアー40本目!!実はこれがツアー最終日の予定だった・・・
・・・っつうことは58本のツアーだったので18本キャンセルになってるわけだ!(◎_◎;)

まあこのコロナ禍のゼロコロナ政策の国でこんだけツアー廻ってるのは布衣だけなので、それを考えるとよくやってると言わざるを得ないだろう・・・

この後、11月からは冬のツアー、民族楽器を入れた劇場ツアーが始まるのだが、そのリハーサルをやりながら何本かの振替公演をやることになる・・・


さて西安!!中国の古い都、隋や唐の都として、当時世界でも最も栄えた都市のひとつである。

観光地としては兵馬俑が有名で、こんな像が街中にたくさんある・・・

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あと、香川県人として忘れてはいけないものがこのビャンビャン麺!!

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中国で一番難しい漢字と言われているが、弘法大師がこれを香川県に持ち帰って讃岐うどんの元になったという説がある・・・

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麺も名物のひとつであり、前回の重慶に続いて街中にこんなオブジェが〜(笑)

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子供が遊んでいてよくわからんかも知れんが、麺を食べてる老人の像(笑)
そしてこれも〜

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中国人オブジェ作るん好きやな(笑)

というわけで会場入り〜

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この会場はちょっと小ぶりのロック的な小屋で、個人営業のライブハウスにはあるあるで、機材がそんなに充実してなかったりする・・・
まあ最近のセッティングでシンバルスタンド6本も使うのだから無理もないが・・・

6本目はフェルト台もネジもないスタンドをガムテープで何とか使えるように工夫している(笑)

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セッティング完了〜!!

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本番!!

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ドラムソロ〜!!

この日のニュービー(牛のオマ○コの意)コールも凄かったなぁ〜
私はファンキー末吉、コロナ禍でおそらく世界で一番ツアーを廻り、一番多くのドラムソロを叩き、「牛のオマ○コ」というコールを受けるドラマー(笑)

実はこの小屋に集まるロックファンは一番熱く、ボーカルのLaoWuは感激してミディアムのナンバーを1曲飛ばした・・・アップテンポのんやりたかったんやな(笑)

そんな熱いライブを終え、私は地元のドラム教室の沈老師と飲む!!

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最初に出会ったのは、私がとある歌手のイベント出演のバックで西安に行って、他のメンバーが先に帰ってしまって寂しかったので「誰か一緒に飲みませんか?」と呟いたらこんな豪勢な料理を奢ってくれてからの付き合いである。

2018年にはこのドラムスクール主催で日本からマッド大内さんや佐々木隆さんなどを呼んでドラムキャンプを行った。

その時の話:2018年サマードラムスクール西安

それ以来別に頻繁に連絡は取り合ってないのだが、西安に来る度に美味しいものをご馳走してくれたりする。

今回も「西安に住めばいいよ。うちで暮らせばいいから」と言ってくれた。
中国人も「社交辞令」は言うが、この人は私が本当に住むところがなくなったら本気で助けてくれるだろう・・・

こういう朋友が中国じゅうにいるということが私が長年中国の数多くの都市を廻って来て一番の財産だと思う。

一応これが当初のツアー最終日ではあるけど、ツアー自体はまだまだ続く〜

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2022年9月28日

布衣2022年ツアー重慶

重慶・・・火鍋の街・・・

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街中にこんなオブジェがあるって凄いわぁ〜(笑)

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でも実際の火鍋はもっと赤い〜!!

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つぶつぶは山椒!!
「山椒は小粒でピリリと辛い」という言葉があるけれど、こんだけ入れるとピリリどころか殺人的な辛さです(笑)

日本語で「辛い」というのは中国語では2種類あって、「辣(La)」というのは唐辛子の辛さで脳天にズキュンと来る辛さ。
それに対して「麻(Ma)」というのはこの山椒の辛さで、舌にピリリと来ます。

その上に肉もむっちゃ辛いのを頼むと間違いなく昇天できます(笑)

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定番のぐりぐり羊肉・・・と思ったら牛肉でした〜

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牛の内臓も定番です〜

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鴨の腸〜鸭肠(YaChang)

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というわけで全く音楽とは関係ない話から会場入り〜(笑)

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ここは老舗の大きな会場ではあるのだが、チェーン店展開をしているライブハウスではなく個人営業なので、機材に色々支障がある・・・

まずタム類の裏側に打面のヘッドを貼ってある(>_<)

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タムホルダーに取り付けるタム側のネジがもう締まらなくなっている(>_<)

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だらりと落ちてくるのでタムの間にスポンジを入れた当たらないようにしている(笑)

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ええのよ〜ちゃんと叩ければそれで〜・・・セッティング完了!!

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本番!!

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ドラムソロ!!

後ろの方はもう固定やけど、最初のソロちょっと間が空くとどんなん叩いてたか忘れてしまう〜
突然出て来たのがトリロクトゥルク〜の5拍フレーズ〜もっと色々やってたと思うんやけど・・・時々引き出しの中から出して温め直しとかないかんな・・・

というわけで39本目終了〜本当は次の西安で58本目最終日だった予定が、っつうことは19本もキャンセルになってるんか?!(◎_◎;)

そのうち何本かは「中止」やけど何本かは「延期」やからな、引き続き振替公演を廻る〜

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2022年9月20日

布衣2022年ツアー雲南省昆明

広東省中山から雲南省昆明までは、中国南部をひたすら西へ進む・・・

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時速300km以上出る高速鉄道で、一回乗り換えて9時間(>_<)

スタッフから「Funkyさん、お昼は何食べますか?」と外食チェーンの真功夫のメニューを見せられる・・・・

列車の中で真功夫が食えるのか?!(◎_◎;)・・・日本で言うと新幹線の中で吉野家が食えるようなもんである・・・

「1時過ぎには配達してくれるそうです」・・・って高速鉄道の中まで配達してくれるんか?!(◎_◎;)

されたし!(◎_◎;)!(◎_◎;)

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仕組みとしてはこういうことらしい・・・

列車の会社と真功夫が提携していて、列車の中で注文→ちょうどいい駅の近くの真功夫に連絡→そこで作ったものを列車がその駅に停車する時間にホームまで届ける→客室乗務員が受け取る→ドアが閉まる→客室乗務員が座席まで配達→メンバー一同食べる

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内容は列車の中で買うお弁当より豪勢じゃぞ!!

日本の新幹線でもこんなサービスないか?・・・ないわのう〜そもそも9時間も乗らん(笑)

実はツアーと並行して映画(っつうかネットの連続ドラマらしいか)の音楽をやっているのだが、ネットで連絡取りながらホテルにこもってやってたら、相手方のLaoLuanから「今昆明にいるのか?」と・・・

こりゃまた北京に来てやれとか色々言われるのかなと思ったら、「友達が酒奢るっつうから」と(笑)

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まあバンドのみんなにも奢ってくれると言うならええではないか、とみんなを誘うと・・・

「行かない」
「行かない」
「行かない」
「だって知らない人だもん」

ってワシにとっても知らない人!!!(>_<)

ひとりで行かすなよ〜会話続けるのも大変なんやから(涙)・・・というわけで、スタッフの中から若い順にふたり人身御供となって連れて行かれる〜(笑)

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これは西双版纳という雲南の街の串焼きだそうである・・・

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よくよく話してみると初対面でもなく、北京でレコーディングとかをやったこの歌手の事務所の人だったらしい・・・

雲南に帰ってまだプロデューサーとか音楽の仕事やってるらしいから、ここでまた何か一緒に仕事出来たらええのう・・・どうもご馳走様でした!!m(_ _)m

というわけで翌日本番!!

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会場はいつものModernLaB!!
全国チェーンのライブハウスで、機材やスタッフのレベルなども高い・・・

セッティング〜

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何故かタムのヘッドの種類が違うが・・・まあええか(>_<)

珍しくチャイナシンバルがあったので左右共に対称でチャイナ並べてみたけど、やっぱ左側は普通のクラッシュの方がよかったかな・・・カップ部分が叩けん(>_<)

本番開始!!

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ドラムソロ!!

いや〜しんどかった〜(>_<)・・・なんで?・・・

いきなり全速力で走ったら横っ腹が痛くなったりするが、なんかこの日はずーっと横っ腹が痛く、なんでかなと思ってたら・・・

ここ・・・海抜1,892 mやった・・・富士山の半分ぐらいの高さでライブやっとったんや(>_<)

ちなみに今調べてわかったのだが、富士山の5合目というのは別に半分の高さという意味ではないらしい!(◎_◎;)・・・まあええけど(笑)

つうことでツアー38本目終了!!・・・本来の55本目に当たるはずが、コロナで中止がいっぱい出たのであと重慶と西安でツアー終了予定ではあるが、その後に振替公演が続くのよねぇ・・・

11月からは民族楽器入れて劇場ツアーが始まる予定なのに、その合間に振替公演やるんか?・・・・やるけど(笑)

まあそういうわけでツアーは続く・・・永遠に(笑)

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2022年9月19日

布衣2022年ツアー広東省中山

広東省広州から中山までは車が便利ということで車移動〜!!

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そもそも広東省に中山という街があることなど全く知らなかったのだが、ここに奥野龍太郎という友人が住んでいることで初めて知った。

ここには日本人が多く住むということで日本料理屋が充実しているという・・・

その時に食ったマグロ!(◎_◎;)

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ここ来たらマグロ食わないかんやろ〜
というわけで連絡取ってみたら、「今日は中秋節なので家族と食事」ということで日本料理屋はパス!!いつものようにメンバーと飲む〜

おお〜満月・・・・これこそ中秋の名月や〜・・・・

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さて次の日は本番〜!!

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あれ?いつもは会場入ったらその会場の写真とドラムセットの写真とを撮っているのだが、この日は何故に撮ってない?・・・

思い出したら、この日はまた中央電視台の同行取材が入ってたのよねぇ〜(>_<)
前回杭州の会場で密着してたけど、そのドラムのチューニングのシーンが良かったので、掘り下げてもう一度詳しく撮りたいと(>_<)

密着されながら本番!!(>_<)

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ドラムソロ!!

もうね、カメラがずーっと密着してたら気が散って何叩いてたか全く覚えとらん(>_<)

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次の日は最後の取材〜午前中は近所の民俗村みたいなところの日本街っつうとこで歩いてるとこ撮影〜・・・歩いてるとこって(笑)

物思いに耽って下さいとか(笑)

語って下さいとか(>_<)

そうなのよ〜数時間インタビューを数本、会って取材を2時間、そこで喋ったことを今日全部カメラの前でもう一度喋らないかんのよ〜(涙)

午後はスタジオ(言うても昨日のライブハウスに照明仕込んでですが)数時間取材で喋った内容をカメラの前で自ら語り、最後に海辺で「雨ニモマケズ」を朗読・・・

って明日のライブが中止になった珠海まで来てますがな(>_<)

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「雨ニモマケズ」はまあ日本人なら知らない人はいないだろう有名な詩であるが、小さい頃学校で習った時には何の感激もなかったが、この歳になって詠んでみるとむっちゃ感激する。

原文はカタカナなのだがひらがなバージョンでここにアップしましょう。

雨にもまけず

風にもまけず

雪にも夏の暑さにもまけぬ

丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず

いつもしずかにわらっている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜をたべ

あらゆることを
じぶんをかんじょうに入れずに

よくみききしわかり

そしてわすれず

野原の松の林の蔭の

小さな萓ぶきの小屋にいて

東に病気のこどもあれば

行って看病してやり

西につかれた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北にけんかやそしょうがあれば

つまらないからやめろといい

ひでりのときはなみだをながし

さむさのなつはオロオロあるき

みんなにデクノボーとよばれ

ほめられもせず

くにもされず

さういうものに

わたしはなりたい

これで全ての撮影が終了!!
車の中では頭ん中はマグロでいっぱい!!!

さすがに「
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜をたべ
」というわけにはいかん煩悩の塊!!(>_<)

店に着いた〜!!!

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マグロ!!

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もうね、中トロとかが美味いのはわかるけど、マグロの赤身がこんだけ美味いのって日本でもなかなか食べられんよ(涙)

末吉さん、ラッキーですねぇ〜前回に続き今回もマグロの解体ショーがあったばかりなので美味しい部位が残ってて食べられます。

というわけでマグロのカマ!!

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ついでに他の刺身も盛り合わせ〜!!

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天ぷら〜

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頼みすぎやろ〜(>_<)

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メニューの中には「もつ鍋」もあって、これも銀川なんかでは絶対に食べられないので食いたかったのだが残念ながら満腹なので翌日に回す(笑)

二次会は彼の奥さんの店で高級ウィスキー!!

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日本ではこのテの日本産高級ウィスキーは手に入りにくいということだが、一説には中国人が全部買い占めたからと言われている・・・ワシもそう思う(笑)

中山には美味しいラーメン屋があるということで翌日の昼にも出かけて来た(笑)

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ゴテゴテと人目を引く看板の店が多い中で、ひっそりと目立たず営業してるこの店は、香港で開業して大成功したこだわりの店らしい・・・

オフなので昼からビール〜!!

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乾杯!!

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オーナーは日本人ではなく香港人で、中国の日式ラーメンと、この横浜家系ラーメンのどこが違うかを力説している(写真右側)

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ここで地獄ラーメンなど頼むのは勿体無いので、奥野くんには彼オススメの味噌ラーメン、私はこの店オススメの家系ラーメンを頼んだ。

トッピングも選べるのだが、バターがバッターになっているのはご愛嬌〜(笑)

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味噌ラーメン

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家系ラーメン!!

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完食!!

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いや〜外国で暮らしてて、美味しいラーメンほど切望するものはない!!
カンボジアでは翁さんラーメンがあったが銀川ではない(>_<)

中山まで通うか・・・(笑)

一年前から野菜中心の糖質制限生活なので、こんなに炭水化物食ったのは一年ぶりである・・・

夕方になっても腹が減らん(>_<)

しかしもつ鍋がワシを呼んでいるのでまた昨日の店に集合!!

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ぷるんぷるん!!

もうね、これも銀川では絶対に食えん(涙)

「隣にノドグロの美味しい店があるんですよ」
というわけで日本料理屋ハシゴ!!

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ノドグロ!!

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もうね、値段なんか気にしてない!!数年日本に帰ってないのだ!!胃袋だけでも帰国を楽しむのよ〜

・・・という日本食の日々でした〜・・・ツアーは続く・・・

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2022年9月16日

布衣2022年ツアー広東省広州

9月にもなると気温が20度を下回って「もう夏は終わったな」という銀川から南下して、まだまだ夏のど真ん中の広州へ〜

広東料理久しぶり〜(涙)

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このラー油が美味かった〜

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酢豚って広東料理やったんや!(◎_◎;)
中国語で「古老肉(GuLaoRou)」と言います〜

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この日はゆっくり寝て翌日本番!!会場入り〜

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セッティング〜

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さて準備万端!!あとは本番を待つのみというところでこんなメッセが回って来た・・・

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「手入れ」が入るのか?!!(◎_◎;)

いや〜何を調べに来るのかようわからんが、悪いことしてなくても警察見たらなんか緊張するのと同じように、これコロナ関係?・・・査察に入られて中止?・・・まあ中国やからしゃーないなぁ〜・・・というわけで本番!!

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ドラムソロ

というわけで中止させられることもなく無事終了!!
後で聞いたら、これはコロナ関係の査察で、全員がちゃんとマスクしてるか、ちゃんと客が密集せずに間隔が空いているかどうか調べに来た・・・って間隔空いてるわけないやろ(笑)

エンジニアの海龍はマスクしてないし、客には小屋の方から予めマスクをするように連絡を回していたようだが、間隔は空いてるわけがない(>_<)

それでも警察は、海龍に「マスクしてね」、そして後の方の観客に「間隔空けてね」と通達して帰ったらしい!(◎_◎;)

緩っ!!(>_<)

いや〜こうなって来ると、日本のライブハウスが客席とステージの間にアクリル板置いたり、全員着席してスタンディング禁止とか、ちゃんとマスクして声も出さないとか、真面目過ぎるわのう・・・!(◎_◎;)

中国は「上に政策あれば下に対策あり」の国、そりゃ時々隔離されたり酷い目に遭ったりもするけど、日本に比べたら緩い部分もたくさんある。

ゼロコロナ政策がいつまで続くのか知らんけど、既に取り締まる方も飽きてるというか、だんだんおざなりになっているような気がするのはワシだけか?

来月の全人代でこの国のリーダー(おそらく再選)と国家の政策が決まるのだが、そりゃメンツもあるやろからなぁ〜「ゼロコロナ政策堅持!!」みたいなことになるやも知れんけど、取り締まる方ももううんざりなんとちゃうん(笑)

このまま形式だけの「ゼロコロナ政策」で、末端はどんどん緩くなってくれるとええのう・・・

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2022年9月15日

布衣銀川イベント2022

布衣は春と秋にツアーをして、夏のイベントシーズンにはスケジュールを空けてあるのだが、あいにくゼロコロナ政策のため大部分のイベントは中止となり、結局これが今年に入って最初のイベント出演となった・・・(>_<)

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杭州ライブ終わってそのまま空港行って、朝一番で銀川に飛んでサウンドチェック〜

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着いたら前のバンドのサウンドチェックでしたが、全部銀川のバンドなので知り合い〜(笑)

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屋台がいっぱい出てて楽しい〜(笑)

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羊肉串を頂く〜・・・ってこれどうやら鶏肉みたいなんですが・・・(>_<)

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時間もたっぷりあるのでドラムもちゃんとチューニングして、シンバルもいつもの左右対称セッティング・・・
ちなみにツインペダルもシンバルもツアーに出たままで、帰って来ないスタッフに預けてるので全部ありものです〜

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セッティング完了〜!!

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この日はそのまま帰って翌日夜に会場入り〜

18時頃出発しようとなってたんだけど、何やら冒頭で挨拶する偉い人がまだ着いてないとかで(予定通り)スケジュールは押し押し(笑)

ゆっくり出て遅めに着いたらやっとオープニングイベントをやっていた・・・相変わらず中国的(笑)

屋台が昨日よりいっぱい出てて賑やか〜・・・新疆の踊り楽しい(笑)

またもやついつい一本食べてしまう〜(笑)

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さて本番!!

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実は昨日時間をかけてセッティングしても他のバンドにセッティング変えられているので、結局左のライドだけ足してそのまま叩く〜・・・

中国あるあるで花火!!(笑)

ドラムソロ!!・・・ってその直前でツインペダル壊れてるし〜(>_<)
しゃーないので久しぶりにワンバスでのドラムソロ!!・・・まあネタは減るけど出来んことはない・・・

イベントは演奏時間が短いからちょっと不完全燃焼の部分もあるけど、やっぱ楽しいのう・・・ゼロコロナ政策早くなくなってくれんかのう・・・

と相変わらず祈りながらツアー再開!!

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2022年9月 9日

布衣2022年ツアー浙江省杭州

安徽省合肥から浙江省杭州までは高速鉄道で2時間半ほど・・・

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それはいいのだが、駅の改札で今まで出会ったことがない不思議なことが〜・・・

ちなみに中国ではもう「切符」というものが廃止されていて、乗車情報は中国人のID、外国人はパスポートに紐付けされていて、IDカードを改札口にかざすだけで情報を読み取って自動的にゲートが開くという仕組みであるが、外国人のパスポートはそれに対応していないので有人のゲートに並んでそこにあるパスポートスキャンナーにパスポートをかざすことになる。

これがまたよくある話で時々読み込みエラーが出る(>_<)

その場合はその係員が手打ちで情報を入力することになるのだが、時々めんどくさくなったら「行け行け」とチェックもせずに中に入れてくれたりもする(笑)

ところがこの日はちょっと違った。
パスポートをスキャンしたらいきなり係員が私を止める。
そしておもむろに一枚の紙を私に差し出すのだ。

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「どうしたのよキー!!」
マネージャーがすっ飛んで来る。
逮捕状みたいなことはないだろうが、国内をこれだけ移動する外国人は「罪人」みたいに扱われるので気が気でない。
「いつ入国したんだ」と別室に連れて行かれることだってあるのだ(涙)

「座席の変更です」

!(◎_◎;)・・・長年中国の高速鉄道に乗っているが、こんなのは初めてである。

マネージャーをそれを写メに撮ってメンバー全員に回す。
「自分の席番号がこの表にある人は座席が変わってるからね、キー!!」

更には自分が予約した予約表をネットで調べて、誰々と誰々は座席が変わってるからね、と通知する。しかし・・・

中国共産党さん、なんで紙で渡されるん?
こんだけIT先進国で、全てデジタルで処理してるのに何でこれだけ紙なん?(笑)

こんなんデジタルでチケット購入して連絡先まで入力してあるんやから、購入者と乗客にメッセ送ったら済むことちゃうん〜
まあ送っても見んようなワシみたいな人はおるかも知れんけど、購入者のマネージャーに何の連絡もいってないのはおかしいやろ〜

デジタル先進国の中国・・・でも2022年現在まだまだ穴だらけ(笑)

さて今回の杭州は、終わったらそのまま空港行ってイベント出演のため銀川にとんぼ帰りなのだが、数人のスタッフは銀川には行かず、次のツアー先の広州まで行って待つというスケジュール。

そのスタッフのホテルをチェックインしてメシを食い、入り時間までそのホテルの部屋で待機と言うのだが・・・2部屋しかないその部屋でくつろぐのも難しかろうとワシは例によって個人行動〜

あいにく杭州は雨(>_<)・・・とりあえず荷物を引きずりながら軒下を歩いていたのだが、何やら見覚えのある美容院が〜・・・(写真撮り忘れ)

確か前回ここで髪の毛洗ってもらって、いい感じのおばちゃんがいてよくしてくれた記憶が〜・・・

というわけでシャンプー!!

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長髪に戻してから数十年、髪の毛を自分で洗うのはめんどくさいのよね〜
おばちゃんに乾かしてもらいながら談笑〜・・・

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いい雨宿りになったと思ったら雨足が強くなってるし〜(>_<)
「おばちゃん、ほな荷物ちょっと預かってくれる〜数軒隣のカフェ行って来るわ〜」
「ほなここの傘持って行きな〜」

ってむっちゃ親切なおばちゃんのおかげで濡れずにカフェ!!

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このカフェでスタッフと合流して会場へ〜

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セッティング〜・・・ってカメラがわんさかおるんですけど!(◎_◎;)

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この人たちは中央電視台の人たちで私のドキュメンタリー番組を撮るためにまた密着(>_<)・・・文字通り舐め回すように一挙手一投足をカメラにおさめてゆく〜(涙)

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中国人ほんまにワシのドキュメンタリー撮るのん好きやなぁ〜これで3つ目(笑)
まあ取材嫌いではあるがしゃーないなぁ〜・・・

と思ったらまたそれとは違うカメラマンが〜・・・

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彼は日本の朝日新聞の記者で、今度は日中国交正常化50周年関係でまた私のことを取材しに来ている〜・・・

しかし中国人カメラマンに比べて日本人カメラマンのなっと奥ゆかしいことよ・・・(笑)

というわけで、色んなカメラに囲まれながら本番!!

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ドラムソロ!!

この日のニュービーコールは一番長かった〜(笑)

いや〜一生懸命ドラムソロやって「牛のオマ○コ」と連呼されるドラマーって(笑)

終演後はメシ食ってそのまま空港へ〜イベント出演のため銀川へとんば帰りなのよ〜
4時のチェックインまで仮眠!!ワシは朝日新聞の取材(>_<)

さすがに取材してる方も疲れて来たのか先にお帰りになって、それでもチェックインまでには時間があるので空港内でコンビニを探す〜

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ローソンはあったが酒は置いてない(>_<)

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セブンイレブンには酒があった〜\(^o^)/
ツマミもあるし〜(涙)

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購入!!

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更に探検すると無人コンビニが〜!!(◎_◎;)

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入口はWeChatでスキャンして登録したら開く。
中では色々モノを選べるのだが・・・

商品にタグが付いてて、ちゃんと精算しないと出口が開かない!(◎_◎;)

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さすがに青空野菜売り場みたいに「性善説」では出来てないものの、このシステムもやっぱ凄いぞ・・・

搭乗〜!!銀川に着いたらPCR検査〜・・・って喉の奥をぐりぐりするだけじゃなく、鼻の奥をぐりぐりする抗体検査!(◎_◎;)

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しかもセルフである!(◎_◎;)

こんなキットを配られる・・・

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自分でぐりぐり・・・

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そしてその綿棒をキットに付いてる水の中に入れて、蓋をしてキットの穴の中に4滴垂らす・・・
これって陽性反応出なければいいっつうことはぐりぐりせんで垂らさなくてもええんとちゃうん?・・・と思ったら、陰性だと1本線、陽性だと2本線がキットに現れるので、ぐりぐりせずに垂らしても線が出ないのでここから出られない・・・

よう考えとるのう・・・実際ぐりぐりしても結果が出ない人もいて、その人はもう一度キットをもらってやり直さねばならない・・・

しかし中国共産党さん、ここまで出来るのに、冒頭の座席の変更だけは何で今だに紙やったん?(笑)

それだけが謎である・・・ツアーは続く・・・


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2022年9月 6日

布衣2022年ツアー安徽省合肥

ツアー再開!!

安徽省合肥までは前乗りで飛行機〜!!
銀川空港には人が走ってるようなモニュメントがあるのよ〜これ結構好き(笑)

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久々の機内食!!(笑)

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ここには昔からJazzクラブがあるのよ〜

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Jazzバンドではなかったけどセッション!!

007の見過ぎで、最近はカクテルバーに来たらドライマティーニばっか!(笑)
ぐでんぐでんでバタンQ(死語)で翌日本番!!会場入り〜

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会場にはこんな不思議なモニュメントも〜(笑)

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近所にはパンダもいます(笑)

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セッテイングは例によって左右対称セッティング!!

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実は今回からヤオヤオ君がツアーに参加しておらず、新人のスタッフが入ったので、ヤオヤオ君が「重いのでシンバル減らして下さい」というシンバルをそっとシンバルケースの中に忍ばせておいた(笑)
新人なので比べるものがないので「こんなもんか」と持ち歩いてくれている〜
一番左の2枚だけが小屋のんです〜

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本番開始!!

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ドラムソロ!!


実は前回の銀川ライブでドラムソロ1をすっ飛ばし、その次の太原ライブがドタキャンになってしまったので、しばらく叩いてなかったのでドラムソロ1って何叩いてたのか完全に忘れとる(笑)

まあここから新しい気持ちでまたゼロから構築しましょう〜

打ち上げはまたオーナーが奢ってくれた〜

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いつものザリガニの店でした〜

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ツアー再開はいいのだけれども、9月半ばで終わるはずが、コロナでいくつかキャンセルになった振替公演が10月にどんどんブッキングされてゆく〜

11月からは冬のツアーが始まるのだ〜・・・ツアーが終わらんな(笑)

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2022年8月27日

布衣2022年ツアー山西省太原(中止)

コロナで中止などがあり、今回は寧夏回族自治区銀川から山西省太原一本のみ、片道8時間かけて行って帰るのみの行程となる。

出発に際してマネージャーから
「健康アプリの緑色マークをスクショして送って来なさい!キー!!」

寧夏の健康アプリを開いてみるとなんと黄色!(◎_◎;)

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あかんやん(>_<)・・・なんでなん?・・・北京行ったから?帰って来てから3日で2回のPCR検査やってないから?(涙)

なにせ、これが緑色じゃないと色んな施設に入れない、つまり列車に乗れないのである・・・

「あ、それね、"打卡"っつうの押せば緑色になるから」

!(◎_◎;)

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なったし(笑)・・・ようわからん(>_<)

かくして駅集合で太原へ〜

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乗り換えはあるものの、中国の高速鉄道はだいたい電源があるので、8時間あればいっぱい仕事が出来る〜

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途中乗り換え駅の西安、
「みんな携帯の電源切りなさい〜!!西安が危険地域になったから、乗り換えじゃなく滞在したことになったらめんどくさいから〜キー!!」

電源切れば位置情報が送られないからとか、よう考えるなぁ・・・(笑)
ということでみんな乗り換え駅では電源を切る。

私たちが西安から乗る号車は10号車、でもいざ列車に行ってみると8号車までしかない!(◎_◎;)

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なんなん?これ、心の綺麗な人しか見えん号車なん?・・・(>_<)

結局最後尾である8号車の同じ番号の座席に座ったのだが・・・これでええのん?(笑)

結局これでよかったらしく、無事に太原へ〜!!

デジタルで人民全てを管理する中国のITシステム、しかしそれは省ごとにシステムが違い、山西省に着いたら山西省のミニアプリをインストールして開くのだが、これがまた見事に外国人に対応していない(>_<)

しかし、駅を出るにはそのアプリは必要ではなく、また別のQRコードを読み込んで、開いたページに個人情報を入力してゆく・・・

「ダメよ!!西安って書いちゃ!!危険地域から来たとか思われたら大変なんだから、キー!!!」
と言われたって外国人には難しすぎるので、ギタリストに渡して入力してもらう・・・そしたら!!

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みんな緑やのになんでワシら二人だけ青色なん?!(◎_◎;)
ギタリスト曰く・・・「出発地情報書き間違えた」(>_<)

!(◎_◎;)・・・訂正出来んの?・・・出来んのか・・・「でも僕らだけPCR検査受けたら出られますんで」・・・ほなしゃーないなぁ・・・他の人には待ってもらってやっと太原入り〜

ホテル着いたらオーナーがメシ奢ってくれると〜また鍋!!(笑)
そういや前回もライブ終わりに鍋奢ってもらったなぁ・・・

前回は中国じゅうにチェーン展開してる「海底捞」、今回は同じくこれも全国展開してる大衆路線の「呷哺呷哺」、「海底捞」の方がちょっと高級かな・・・でも大衆路線の「呷哺呷哺」もちょっと高級化している印象・・・

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食事中にオーナーとマネージャーが外に出て何か話していたようだが、帰って来たらひと言、「今日中止!!」

え?!!(◎_◎;)

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この鍋食うためにわざわざ8時間かけて太原まで来たんですか?・・・(涙)

食後はライブハウスで酒をご馳走してくれる・・・
ウィスキーのロックを頂いたのだが、暗くてわからんかったがこれ、丸い氷じゃなく鉄球?!(◎_◎;)

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いや、氷と違って溶けないから酒が薄まらんけど・・・ワシはちょっとずつ薄まるあの感覚が好きやったのう・・・でもまあご馳走様ですm(_ _)m

翌日は昼食後にまた8時間かけて帰るというが、オーナーが地元で評判の麺をご馳走してくれるらしい・・・

小さな麺屋が立ち並ぶ一角の・・・

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小ちゃな小ちゃな麺屋さん

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店内は数人しか入れないので外で食ってるし〜ワシら8人もいるのにどうするん?・・・

とりあえず注文するのだが、注文する前にQRコードをスキャンしろと言われるのだが、またこのアプリが外国人に対応してないのよ〜(涙)

でもオーナーは、忙しいのでスキャンするのを見てるだけで、その結果は確かめないのでOK!!(笑)

どこで食うのかなぁと思ったら、数軒隣の潰れた店で食えるようになっているらしい!(◎_◎;)

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麺キター!!!

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アレルギーが出てから主食など滅多に食わなくなったが、これはモチモチしててなかなか美味しかったぞ〜

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さて食後はもう後は帰るだけ!!ほんまメシだけ食いに来ました(笑)
行きは高速鉄道だったが、帰りは鈍行!!しかしかかる時間は同じぐらい!(◎_◎;)

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それは、太原から銀川は鈍行だと真っ直ぐ行くが、新幹線だと西安軽油の回り道しか開通してないからである。

ところが駅に着いてみると、PCR検査の結果を見せないと入れないと言う!(◎_◎;)
モメている・・・

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怪我の功名と言うか、私とギタリストは太原到着時にやってるので先に入れたが、みんなどうすんの?今から検査したら結果は夜まで出んから列車変更すんの?・・・

と思ったらみんな後からぞろぞろ入って来た!(◎_◎;)・・・どうやって入ったん?

色んなアプリの結果を見せる場面では、人のアプリの結果をスクショしてそれを見せて通る人が多いらしく、色んなアプリでは結果画面が時間の秒ごとに表示されたり「動く」のだ・・・

政府もよう考えるのう・・・(笑)

しかし「上に対策あれば下に対策あり」、動くんだったらスクショではなく画面録画したらそれで終わるわのう・・・(>_<)

ほんまこの国で生き抜く中国人は頼もしい(笑)

列車の入口のところで女性服務員がチケットのチェックを行う。
昔はそれこそ紙の「チケット」だったが、今は中国ではもうそんな紙の切符は廃止されていて、乗車情報はIDカードに紐付けされているのでそれをリーダーでスキャンするだけで良い。

ところがこれがまた外国人のパスポートに対応してない(>_<)

お姉さん!!これ手動で入力すんのよ!!知らんの?・・・挙句の果てに「あんた外国人なの?いつ入国したのよっ!!」とヘタしたら乗せないモード!!(涙)

もう2年前から出国してまへんがな!!と押し問答してるうちにめんどくさくなったのか、諦めて入れてくれた!(◎_◎;)

お姉さん、入力せずに入れてくれるようなら、あんたの今やってる仕事って何の意味があるの?(笑)

これだけ近代化した中国でも、それを扱うのが人間である限りいつまで経っても「中国は中国」である・・・

無事乗車!!鈍行のいいところは寝台車があるということである\(^o^)/
いや〜横になれるっていい!!

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そして食堂車があるって素晴らしい!!!

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実は新加入のベーシストLaoXiaoは昔この鈍行列車の乗務員をやってたそうで、まさに私たちが乗ったこの列車に毎日乗って働いていたそうな〜!(◎_◎;)

昔の同僚がいて食堂車でメシ奢ってくれた〜\(^o^)/

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全品大盛り!!\(^o^)/

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銀川に着いてPCR検査!!
寧夏の「我的寧夏」というアプリも外国人には対応してなかったのだが、センターに電話して、パスポートスキャンを「メールで」送ったり、それはそれは大変な作業をして私は今使えるようになっている。

いつものようにアプリのQRコード見せて、いつものように「何これ?あんたの名前」「はい、私外国人」「あ、そうなの?じゃあ年齢は?」とかいつものように手動入力をして、口をあーんと開けて、はいそれでおしまい!!

ところが今回は更に抗体検査もあるらしい!(◎_◎;)
鼻の奥に綿棒をぐりぐり突っ込むアレである。

また人に突っ込まれるのかと思ったら、キットを渡されて「自分で突っ込め」と!(◎_◎;)

この検査キットは30秒後に結果が出るんですと・・・その検査結果を出口で見せて、キット自体は捨ててはいおしまい!!

でもこれって誰も見てないんだから、例えば自分でなくて人の鼻ぐりぐりしたのんでやっても同じよね?・・・ってか「反応が出ない」のを結果とするって難しくない?・・・鼻ぐりぐりせんかったら反応出んのやし・・・

ITが進化してどんどん便利になる中国、でもその実態は穴だらけ・・・
「上に政策あれば下に対策あり」・・・今日も中国人はたくましくこの国で生きている・・・日本から来たこの外国人も・・・(笑)

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2022年8月22日

布衣2022年ツアー寧夏回族自治区銀川

先日の北京暴飲暴食から、日本人エンジニアのKeizo宅で酔い潰れ、そのままKeizo夫妻と一緒に銀川入り〜

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ライブは翌日なので、この日は暴飲暴食〜(笑)

まずは昼の食べ物としてはこれ!!
北京でも滅多に食べられない「炒烩肉(ChaoHuiRou)」!!

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これはいわゆる羊肉をビーフンで辛く炒めたという料理なのだが、この羊の味の沁みたビーフンがオカズにもなる。
ダブル炭水化物!!!

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その他、寧夏の野菜は美味しい!!
野菜炒めもどれも全く違う・・・野菜が元気なのか?

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羊肉スープは無料!!

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ちなみにこの店の近所にはイスラム寺院があり、この辺で売っている羊がニセモノ(モンゴル産の安いのを偽って売っているのが多いらしい)ではなくホンモノの寧夏の羊だと言うが・・・

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肉屋にこんな可愛い羊の人形を置いてあるってあーた(>_<)


とりあえず満腹になったらワイナリーへ〜・・・実は寧夏はワインの産地として有名で、世界的な賞を取っているワインもいっぱいあるらしい・・・

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この賀蘭山の近くにはいっぱいワイン酒造があるのよ〜

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そのうちのひとつに入った・・・

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ワイナリーでは試飲が出来て、飲んで気に入ったのを買って帰ることが出来る・・・

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ワシらはとりあえず6種類セット150元(円高で3000円)のを頼んで試飲〜!!

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1本108元(円高で2000円強)の赤とロゼと白から始まって、288元(円高で6000円弱)、688元(円高で14000円弱)、988元(円高で2万円!(◎_◎;))となるのだが、ワシはもう288元から上のんはようわからん(>_<)

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夜は、寧夏に来たら絶対これを食べなければならないという「手抓羊肉(ShouZhuaYangRou)」でワインを飲むので、手掴み羊食いながら2万円のワインも勿体無いでしょう・・・ということで288元のを買った!!

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ちなみにワイナリーで買うと、他所で買うより安いらしい・・・Keizo夫妻もここのワインをネットで買ったけど、やっぱ倍以上値段が違ってたらしい・・・

っつうことはワシら今晩1本1万円超えのワイン飲むの?!(◎_◎;)

まあ北京で散々ご馳走になったので288元ぐらい奢りましょう!!
・・・というわけで一旦別れて店集合にしたのだが、途中で銀川のB級グルメのフライドチキンがどうしても食べたかったので買って持ち込んだ!!

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持ち込みOKの中国の文化最高!!

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やっぱこれはビールでしょう!!
料理がずらりと並ぶ!!

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これが「手抓羊肉(ShouZhuaYangRou)」!!手掴み羊!!

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羊肉をそのまま茹でただけという料理ですが、ヤオヤオ君が予約して取ってくれたこの部位は、赤身と脂肉が程よいバランスで、口に入れるととろける!(◎_◎;)

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いや〜初めてLaoWuに寿司を奢ってやった時に、中トロを食べて「うちの田舎の羊肉のようだ」と言ったのがさもありなん!!もうね、トロです!!

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「沙葱(ShaCong)」という、砂漠のネギと書くけど、まあいわゆる牧草ね。
「寧夏の羊はこれ食って育ってるから美味いんだ」
と寧夏人自慢の一品!!

「Funkyさん、これまだ食べたことないでしょ」
と頼んでくれたのが、唐辛子炒めを揚げパンに包んで食べる・・・名前は忘れた(笑)

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結局誰もフライドチキン食べんかった〜(>_<)

というわけでオススメのバーを2軒ハシゴして、本当はその後に「酒傻子街(JiuShaZiJie)」という、銀川人はベロンベロンの酔っ払いが最後にシメに食べに来るという「羊杂碎(YangZaSui)」の店ばかりのストリートに行く計画だったけど、誰も腹が減ってないので翌朝に予定変更!!

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って24時間営業してるのはええけど、朝からこんなもんよう食うなぁ〜(>_<)

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羊の臓物をグツグツ煮るのだが、臭みを消すために、これまた羊の油で作ったラー油をいっぱい入れる!(◎_◎;)

トッピングとして、更に羊の油で揚げた唐辛子!!
主食として小麦で作ったナンみたいなのん・・・これって腹の中で膨れるのよねぇ〜(>_<)

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というわけでやはりKeizo夫妻は完食出来ず(笑)・・・まあそりゃそうやろなぁ〜・・・

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というわけで彼らは砂湖(SHaHu)に遊びに行って、私とヤオヤオ君は小屋に入ってセッティング〜!!

ツアーには「重いから」という理由でいつもシンバル半分は小屋のを借りてたが、今日は左のライド以外全部自前!!
ツアー中に割れたりしてPearlさんから色々送ってもらったので、今日全部並べて来週からのツアーで持って行くのん決める〜・・・ってか全部Sabianって滅多にない・・・

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ハイハットはEvolutionの13インチ、もう10年以上使ってて全く割れない!(◎_◎;)
新しく来たAAX Aero Crashと左手で叩く用のライドB8X Rideと、AAX Freq Crash 〜

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このAAXはライドの代わりにも叩けるし、音も気に入っているのだが、ちょいと薄くてまた割れると心配なので本番直前に新しく来たEvolution O-Zone HHXに変えてみた。
(本番中にまた元に戻した)

右手はMedium-Thin Crash 16と
Hand Hammered HH Classic Rideも10年選手、チャイナは新しく来たAA Chinese 18

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どれもなかなかいい音ですぞ〜

さて本番!!

今回はカメラマンが河北省の自宅に帰って、このライブのためだけに出て来るのも色々大変じゃろうということでステージ写真なし!!

客席からの色んな動画を〜

20年前の古いナンバー「不累」

私の書いた布衣のヒット曲!!「羊肉麺」

最大のヒット曲「我爱你亲爱的姑娘」

私の書いた今回のツアーのテーマソング「HappyBand」

後半の盛り上げ曲「喝也喝不完的酒」

ドラムソロ!!

この日は暑くてもうろうとなってたのもあるし、ライブが久しぶりだったのもあって、実は4つあるドラムソロのうち最初のんを飛ばしてしまったのよねぇ〜
ベースのLaoXiaoの「え?え?なんでなん?」みたいな慌てた表情が面白い(笑)

客席から見たドラムソロ〜!!

4度目のドラムソロの後にやる放送禁止の曲(笑)「罗马表」

アンコールのバラード「丢」

終了後のサイン即売会の様子〜・・・

打ち上げは羊の頭!!

この店では生ニンニクの代わりに生タマネギを齧りながら食う〜

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「羊蹄子(YangTiZi)」と言って、まあ豚足ならぬ羊足ですな。
臭みがあるのでワシはちょっと苦手・・・

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これは羊ではなく牛の臓物炒め〜

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米が取れない地域なので、小麦をどうやって美味しく食べるかという文化!!

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というわけで、暴飲暴食に明け暮れた数日間でした〜
明日からはちゃんと野菜中心の生活に戻そっ!!

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2022年8月21日

北京食レポ!!

ハルピンから〜6時間かけてむっちゃ久しぶりの北京へ〜

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実はハルビンの次の日は北京公演であったのだが、コロナで(延期ではなく)中止!!
アンダーグラウンドバンドだとは言え大都会では1000人近く集めるので、そんな人が集まるイベントはコロナが落ち着く(ゼロになる)まで大都市ではまかりならん!!というわけなのであろう・・・

北京に帰るのはむっちゃ久しぶりで、年間2万元(円高で40万円)も家賃払いながら、年に数日しか帰らん北京の院子・・・(>_<)

しかし市内からはむっちゃ遠いので、とりあえず北京朝陽駅に着いたらそのままS社長と待ち合わせて日本食〜!!!

S社長は30年前に出会った時には、日本の大学卒業したばかりの一番貧乏な頃で私が毎日奢っていたが、今は完全に立場が逆!!(笑)

中国音楽界の重鎮として大成功して今はどんだけ金持ってんの?というぐらいなので遠慮なくご馳走になる〜!!m(_ _)m

「Funkyさん、何が食べたい?」・・・いや、やっぱ刺身でしょ!!

銀川みたいに海がから遠い、内陸で生魚運ぶのも大変なような街にいて、やっぱ寿司とか刺身とか食うチャンスはほとんどないのよね〜・・・

というわけで、北京のお気に入り!!
日本人が開いたスーパーで、イートインがあって、スーパーで買った魚を寿司にしたり色々加工してくれたりもする。

1、新鮮な魚
2、自分で選べる
3、魚屋スーパーなので品揃えが多い
4、スーパーの値段なので安い

という、S社長にとっては物足りないかも知れないけど、私にとっては北京に行ったら絶対行きたい店のひとつなのよね〜(涙)

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もうね、こんだけの魚の種類・・・銀川にはない(>_<)

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日本酒も種類豊富なスーパーから買って来てそのまま飲む!!
結局ふたりで2本!!ひとり750ml瓶を一本ずつ空けてますがな〜・・・

ちなみにお値段のほどを聞いてみたら1000元強、円高なのの2万円〜3万円ってとこだろうか・・・S社長の経済レベルからすると安いのかも知れないけど、私からすると滅多に食べられないレベルである。

どうもごちそうさまです!!!m(_ _)m

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その後、歩いて行ける居酒屋兆治に行ったんだけど、そこはもう潰れていて、その向かいの、その妹がやっている洋食屋〜!!・・・って実はもうベロンベロンであまり覚えてない(>_<)

居酒屋兆治をやっていた兄の方も呼び出して飲んでたらしいが、どうやら酔っ払って頭ぽんぽんしばきながらベロンベロンだったそうで(>_<)

どうやって帰ったか覚えとらんが、実は大変だったそうで・・・その話は後ほど〜


さて次の日寝起き(笑)

この日は夜にLuanShu一家と食事!!
実はこの一家はもう30年以上の付き合い。
「家族」と言っても過言ではないのだが、酒癖の悪いLuanShuは、私がカンボジアにいる時も、銀川にいる時も「どうして北京に帰って来ない!!」と絡む(>_<)

愛されているのは重々嬉しいのだが、こうして数日だけ北京に帰って来て(ちなみに北京に「行く」と言うとまた劣化の如く怒られる(笑))、他の人とは飲んでて自分とは会わなかったなどと言ったら大事である(笑)

「Funky、何が食いたい?」
と言うので昨日の魚屋を言ったら、
「もっといいところに連れてってやる」
ということで、魚も肉も食べられる高級日本食屋!(◎_◎;)

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LuanShuが来るのが遅れていたので先に始めたが、メニューを見たら目ん玉飛び出しそうだったので、とりあえず酒のツマミだけ頼んでビール!!

焼き魚なんて〜・・・(涙)

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マグロのカマも、中がちょうど赤いぐらいが残っていて・・・(涙)

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程よく酔っ払った頃、遅れてやって来たLuanShu、
「何が飲みたい?」と言うので、まあ肉だったら赤ワインかな、と答えてたら、赤ワインと白ワインと両方持って登場!!

ツマミ系はビール!!生魚は白ワイン!!肉は赤ワインという・・・もうね(涙)

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実はこの日もどうやって帰ったか覚えていないのだが、それが実は北京ではむっちゃ大変なことだということが翌日発覚する・・・

次の日はS社長とビジネスミーティング。
投資会社の美人社長の会社とやらに行ったのだが、これが「この人どんだけ金あるん?」というぐらいの会社!!

あまりに腰が抜けて写真撮るのを忘れたが、ミーティング後にS社長が「美味しい焼き鳥屋があるから行こう」と言うので舌なめずりしながら行ったらそのビルに入れない!(◎_◎;)

QRコードをスキャンして開いたアプリは外国人に対応してないのだ。
「このアプリは外国人には対応してないから」
と言うと、今まで北京以外の土地はそんなに厳しくなかったが、このビルはダメ!!

それどころか、私はPCR検査を受けたのはハルビンだったのだが、北京では3日ごとにPCR検査を受けてないとどこにも行けない。

実は初日に私がタクシーに乗る時にベロンベロンで、私の携帯を使ってみんなでそのアプリを開こうとしたが開けず、結局タクシーの運転手が乗せてくれた。
LuanShuとの会食のレストランは、比較的緩くてスキャンしてもその内容を確認しなかったので入れたが、通常はこのようにアプリがなければどこにも入れない!(◎_◎;)

結局、昨日入れた居酒屋兆治の妹んとこ行あーでもないこーでもないとアプリを弄ってたら、結局北京には外国人専用のアプリがあって、それでスキャンしなければならないということが判明!!

そしてすぐにPCR検査を受けないと、ヘタしたら駅にも空港にも入れてもらえないので銀川に帰れない(>_<)

次の日はS社長とその投資会社の社長とのビジネスディナー!!
PCR検査も済ませて堂々と店内に〜(笑)

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入るといきなり生ハムが〜!(◎_◎;)

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これ60ヶ月熟成してるんですと!(◎_◎;)

スタッフが生ハムをスライスしてる間、シャンパンと生牡蠣!!(◎_◎;)

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いやね・・・(涙)

ところで、これって何で食べるん?・・・確か外側のもんから使って食べるんやっけ?(>_<)

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生ハムが出て来た頃には赤ワイン!!(涙)

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ちなみに生ハムでこの青唐辛子を巻いて食べるのが絶品!!

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この海老の料理が実は後に凄いことになるのだが・・・

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(もう何がどのような順番で出て来たのか全く覚えとらんが)実はその後に出て来たこのスパゲティー!!これが絶品!(◎_◎;)

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実はその海老料理の頭や殻や尻尾などを使って出汁を取っていて、S社長は実は頭を全部食ってたのでこのスパゲティーに頭がない、つまりひと皿ひと皿全部味が違うわけですな!(◎_◎;)

魚も美味かった!!!

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そしてメインのステーキ!!
これがねぇ・・・もう(涙)

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いやね、脂肉大好きな私であるが、歳とってだんだん霜降りとかちょっとキツくなって来てるのよね・・・
かと言って赤身だとあの脳天にズキューンと来る何かが足りない・・・

・・・と思ってたら、これ赤身なのに脳天にズキューンと来る!(◎_◎;)

もうね・・・肉大好きな私であるが、この年になって人生で一番美味い肉を食った〜(涙)

ちなみに肉の熟成室が〜!(◎_◎;)

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何本目かの赤ワインを飲んでる頃、S社長の会社の曲世聪がやって来た。

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こいつは東北出身の野暮ったい男で、
『Funkyさん、こいつ、曲作ってりゃ幸せだっつうオタクなんですよ。才能あると思うんで契約したんで面倒見てやって下さい」
って言うので見てたら、ほんとに朝から晩までずーっとパソコンで曲作っとる!(◎_◎;)

そんなこんなで今は大成功してるのだろうが、それにしては相変わらず野暮ったいのう(笑)・・・

そんな彼が葉巻などをふかしている!(◎_◎;)
似合わんのう・・・(笑)

「お前、この葉巻っつうのはいったいいくらぐらいするもんなの?数百元?」
彼は2本指を立てるので
「ああ、200元(円安で4000円)ね」
それでも高いなぁ・・・「んで?一回火ぃつけたら1週間ぐらいかけてゆっくり吸うんでしょ?」

彼の答え聞いてもう愕然!(◎_◎;)。。。もうね、ワシって一体何?(>_<)
いや、一本2000元ですよ。30分でなくなります」

!(◎_◎;)・・・・お、お前・・・一体いくら稼いでんの?

「お前、1曲書いていくら貰ってんの?1万元?」
ちなみに私だって中国でヒット曲を持ってて、当時は1万元という、設定してもらった値段は中国でかなり高い方の値段だった。

彼は首を横に振る・・・
「じゃあ・・・2万元?」

・・・ちなみに、当時でも超売れっ子の作詞作曲家は2万元だった・・・

彼は親指と人差し指だけを立ててあとは指を握った手を私に見せた。
これは漢数字の「八」を逆さにした文字を表していて、

「は、は、八万元?」

ちなみに円安で160万円、それに彼の場合、アレンジとか制作も請け負うだろうからアレンジ、プロデュースfeeとして同額が入る。

つまり1曲請け負ったら300万円強、しかも彼のことだからまた毎日毎日曲ばっか作っているのだろう!(◎_◎;)

正直言って何か大きなショックを受けている・・・

私だって彼がペーペーの頃には中国で一番売れてたスタジオミュージシャンだった。
ある時はヒットチャート10曲のうち5曲は私が叩いた曲だったし、ドラマーとしての値段もどんどん上がり、中国いちギャラが高かった時代もある。

でもそれはやめた。
どんどんブランド化して、高くて手が出なくなり、収入が増えるより仕事が減る方がイヤだった。

毎日ドラム叩いて生活したいのよ〜・・・

でもそのスタジオミュージシャンの先には彼の生活があった。
後悔はしてないが、「人生って・・・」てな何か変な感情が湧き出て来たのを飲み込んだ。

「邯鄲(かんたん)の夢」という物語がある。

その昔、都である邯鄲に出て一旗あげようという若者が、邯鄲の街の近くまで来て休憩で入った小さな飯屋、そこには不思議な老人がいて、自分の人生がどれだけ恵まれてないかをその老人に話した。
「じゃあ粟が煮えるまでそこで休んでなさい」と老人は若者に枕を与えた。

若者はその枕で横になったらうとうととうたた寝をしてしまい、夢を見た。
夢の中で若者は邯鄲で成功するために頑張って、色んなことがあって、紆余曲折の後成功した。
そして死んでゆく時に目が覚めた。

「目が覚めたかね、ちょうど粟が煮えた頃じゃ、食べなさい」
老人は若者がどんな夢を見たかを知っていた。
若者は「人生なんて粟が煮えるまでに見る夢でしかない」
そう思った若者は、邯鄲に行くのをやめて田舎に帰って行った・・・

そうそう、あのままスタジオミュージシャンとして頑張ってたら彼より稼いでたかも知れない。
でも今選んだ人生は結構毎日ドラムを叩いて楽しく暮らしている。

人を羨めばキリがないし、自分を蔑んでもキリはない。
結局は今選んだ人生を精一杯生きるだけなのだ・・・

そう思ってその夜はまたベロンベロンで懐かしい友と別れた。


さて北京最終日!!

日本人エンジニアのKeizoと奥さんのなるみちゃんが「橋場さんの店に行こう」というので、20時の列車で帰るので18時までならということで16時に集合した。

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もうね、もう多くは語らん!!
長い付き合いの日本料理職人、橋場さんが、わざわざ店を早く開けてまでもてなしてくれた料理の数々・・・(涙)

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居酒屋兆治の息子、翔くんも含めて全部で4人をKeizoさん夫婦が奢ってくれた〜(涙)
これで全部で1500元(円高で3万円)って安すぎるやろ〜
橋場さん、いっぱいサービスしてくれたんやな、どうもご馳走様でしたm(_ _)m

結局この日は列車に乗り遅れ(>_<)
Keizo夫妻と共に飛行機で銀川へ飛ぶ・・・

銀川来たら死ぬほど奢りますぞ〜!!!

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2022年8月20日

布衣2022年ツアー黒竜江省ハルビン

吉林省長春からお隣黒竜江省ハルビンまでは北上して1時間ちょいなのだが、この時間帯だといつも「昼メシをどうしようか」となる。

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中国の鉄道駅では、列車が着く少し前じゃなければ改札が始まらないので、まあ時間に余裕を見て30分前ぐらいには待合室の改札口前で待機。
相変わらず荷物のセキュリティーチェックとかがあるので余裕を持って1時間前には駅に着かねばならない。
そうすると10時台にはホテルを出なければならないので昼飯を食ってからというわけにはいかない・・・

そしてハルビンに着いた後だと、たくさんの機材をタクシーとかに積んで、会場に2時半入りとかだとここもまた飯を食う時間がない・・・

というわけで、必然的に駅で食う、もしくは買って社内で食うことになるのだが、長春駅には吉野家があるのよねぇ〜

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って言いながら過去の書き込み見てみたら毎回長春では吉野家で昼メシを食っている(笑)

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というわけで、今回は社内に持ち込んで昼メシ!!
この野菜小皿ってええよね〜日本にもあるのか・・・

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ホテルにチェックインして荷物だけ放り込んですぐ会場入り〜!!

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この会場は実はちょっと前に別の仕事で来てこれを撮影した会場だったんですな〜

実はこの日はこれこの仕事をブッキングしてくれたクライアントが、車の手配から打ち上げまで用意してくれてると言う!(◎_◎;)
ありがたや〜ありがたや〜

セッティング!!

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本番!!

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ドラムソロ!!

打ち上げは、前回連れて行ってくれたこの移動式屋台???!(◎_◎;)

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オーナーひとりでやっていて、「従業員はいません」の看板(笑)

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味は相当のもの!!

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店舗はないのでこんな感じ・・・

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しかしツアーメンバー8人を、今日はどこで営業するかわからん店に連れて行けるのか?みんなちゃんと座れて飲めるのか?・・・と思ったら

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連れて行かれたところはちゃんとした(でもないけど)店舗!(◎_◎;)
看板はない(笑)

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そうなのね、オーナーは店舗もちゃんと持ってたのね。
そりゃそうだ!!マイナス40度まで下がるという黒竜江省で、夏はええけど冬に屋外で営業することは出来んやろ〜

店内には「歓迎布衣楽隊」の垂れ幕が〜

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味はもちろん屋外で食べるのと同じでした〜

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実はこの真ん中の人はライブハウスのオーナー!!

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前までの巨大な小屋から、今回のちょっと小さめの小屋に引っ越したのは、大きな小屋だと毎回かっこつくまでの動員を確保するのもしんどいし、動員があるバンドは小屋貸しで契約して小屋はあんまし儲からんし・・・

規模縮小なのね、と思ってたら実は・・・この話で出て来るバブリーな飲み屋・・・

これは前の巨大なライブハウスの跡地にあり、彼がここのオーナーだとか!(◎_◎;)

ビールはダースで出て来て、相撲部屋の若い衆みたいなスタッフがまずそれを全部栓を抜いて、飲んだらわんこそばのようにどんどんビールを追加する。
ウィスキーはまず小さなグラスに全部注いで、飲んでも飲めなくても1本終わる・・・

ミュージシャン5人には毎日1万円のギャラ、歌手10人には毎日2万円のギャラ、ライブ中には客からひと束10万円の花束が贈られて、出て来ては消え出て来ては消え・・・

むっちゃ儲かってるやん((((;゚Д゚)))))))

・・・まあそこで儲けた金でこんなアンダーグラウンドのバンドを応援してくれることはとてもありがたいことです!!

来年もよろしくお願い致します!!m(_ _)m


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2022年8月18日

布衣2022年ツアー吉林省長春

遼寧省瀋陽から吉林省長春までは1時間ちょい。助かるのう・・・

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軽くメシ食って会場に直行〜!!

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この会場には黄家駒がおるからのう・・・

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写真はカメラ目線で撮ったらどの角度で見てもずーっとこっちを見てるように見えるからのう・・・
ステージ横の彼の写真にずーっと見つめられながらセッティング!!(笑)

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今回はタムホルダーの関係でイアンペイスセッティング!!
ちょっと左に寄るのだがこれはこれで、正面に低い音のタムが来るので叩きやすい。

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本番!!

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ドラムソロ!!

ニュービーコール鳴り止まぬ!(◎_◎;)

いや〜世界広しと言えど、ソロやって「牛のオマ○コ」と連呼されるドラマーって(笑)

ネコ連れて来た人おるんか?!(◎_◎;)
ネコって難聴にならんのか・・・

打ち上げは小屋で焼肉!!

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いや〜美味かった〜!!
よう考えたら吉林省は北朝鮮と接してるんやな、朝鮮風焼肉で美味かった〜!!

そう言えば酸菜はここ東北地方の名物!!

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肉焼いた後に一緒に焼いて食べる〜

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いや〜豚キムチが豚とキムチ一緒に炒めて美味いんやから、牛肉と酸菜炒めて不味いわけがない!!

というわけで東北3連チャン、次は中国最北端の黒竜江省ハルビンです〜!!

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2022年8月17日

布衣2022年ツアー遼寧省瀋陽

吉林省通化からまたバスで送ってもらって瀋陽へ〜
着いたらヤオヤオ君が「Jazzバーがあるんで行ってみましょうよ」と・・・

よくもまあこんな隠れ家みたいなん見つけて来たなぁ!(◎_◎;)

移動中には007を見てたので、ジェームスボンドが飲むカクテルを飲みたかったのよ〜
でも「ゴードンジン3、ウォッカ1、キナ・リレを2分の1、よくシェイクしてレモンピールを添えてくれ」って中国語でどう言うの?(>_<)

「トイレ行っとくから頼んどけ」とヤオヤオ君に振ったら、出て来たのが「色情明星マティーニ」ってちゃうやろ(笑)
007みたいなハードボイルドはこんな甘い酒飲まんし〜(>_<)

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ステージではJAZZライブが〜このお姉さんちょっと紅の豚のヒロインに似てないか?

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というわけでその日はゆっくり寝て散歩〜・・・ってか泊まってるホテルのビルに何やら突起物が!(◎_◎;)

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離れて見るとスパイダーマン?(笑)

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隣のビルにはこんな突起物が!(◎_◎;)

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いつも中国の街を歩く度に「中国人ってモニュメント(っつうか人形?)が好きなん?」と思うことしばしば・・・
最近では道に置いてあるだけではなく空中に浮いていることも多い(笑)

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さて午後には会場入りしてサウンドチェックなのだが、瀋陽のこの小屋がデカい(>_<)

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歴代布衣がツアーで廻っているライブハウスの中では一番デカいであろう・・・

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地元の若い衆と鞍山から駆けつけた若い衆がエンジニア海龍の仕事を見てお勉強〜

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セッティング完了!!

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ライブ!!

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ドラムソロ!!

打ち上げは前回はこの広い広い会場で行われたのだが・・・(笑)

今回は近所のお店!!

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お隣の鞍山からもライブハウスのオーナーが駆けつけてくれて亜州鼓魂に関して語る語る(笑)

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いや〜彼の人生に大きな影響を与えたアルバムやったんやなぁ・・・シミジミ

というわけで、この瀋陽から長春、ハルビンと3連チャン!!
次の北京が中止になってなかったら4連チャンのところ・・・数日休んでいるのでまだまだ体力があります〜
乗り切れ3連チャン!!

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2022年8月10日

布衣2022年ツアー吉林省通化

去年初めて来た街である。

布衣2021年ツアー番外編吉林省通化

この街には高速鉄道が通っておらず、去年と同様に遼寧省瀋陽から車移動ということなのだが・・・あいにくの雨!(>_<)

イヤなのよねぇ〜雨の中機材いっぱい引きずりながら車探すの・・・と思ったら傘を持って迎えに来てくれてた!(◎_◎;)

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ありがたやありがたや・・・何と今回は大型バス!!(◎_◎;)

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ありがたやありがたや〜

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やっぱ広々としてるだけでも気持ちが違うぞ〜・・・
テーブルもあるのでワシは仕事をしてたがみんなさすがに爆睡(笑)

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今日は乗り打ちなのでそのまま会場へ〜

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確か去年はこけら落としやったのよねぇ〜・・・ってドラムとか埃だらけ!(◎_◎;)
聞いたら、スキー場に隣接している施設なので冬しか営業してなかったらしい・・・

こけら落としで買ったかなりよいドラムセット!!
シンバルは1枚を除いてSabianではないけれども、試しにそのまま使わせてもらった・・・

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左側の追加シンバルが自分の持ち込み。
左のライドが自分のやつって初めてやから楽しみ〜・・・

相変わらず無駄だとしか思えない昇降式のステージ(笑)

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楽屋には去年のサイン!!

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本番!!

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ドラムソロ!!

5'44"辺り〜花火が〜(笑)

それにしても、東北美人はモデルのような8頭身美人が多いのだが、それを軽々と肩に担ぐ東北男子!(◎_◎;)

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ここでの男前は大変です〜(笑)

ライブ後は2日ほど現地オフ!!
オーナーが観光に連れて行ってくれると言うが、ワシはちょっと鼻風邪ぎみなので別行動〜・・・こんなところに行ったらしい・・・

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子豚が飼われているらしく・・・

ヤオヤオ君が「可愛い〜!!」と書き込み
そしてその後・・・

美味しそう!!・・・ってあーた!!(>_<)

みんなが郊外で食事をしている間、ワシは街を探索・・・
街には大きなライブポスターがっ!(◎_◎;)

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さすが北朝鮮と国境を接する街、なんと犬肉ファーストフード!(◎_◎;)

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は今回は遠慮して、北海道ラーメンを発見!!!(◎_◎;)

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期待薄ではあったが入ってみた・・・

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野菜ラーメンを頼んでみたのだが・・・

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ちょっと違う(笑)
食べてみると、このコロッケみたいのん野菜のかき揚げなのね・・・(>_<)

PCR検査に行った病院の近くにオシャレなカフェを発見!!(◎_◎;)

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そこでカフェオレ飲みながらノマド仕事〜

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中国は安いものは安いが高いものはむっちゃ高い!(当たり前か?笑)
高いもののひとつがコーヒー!!
日本のドトールみたいな安いコーヒー屋は皆無で、おしなべ500円近くするのが普通である中国で、田舎街とは言え15元(円安で300円、ワシ的には200円的価値観)!(◎_◎;)

色んな豆を用意しているらしく、豆を買っていくことにしたのだが・・・

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豆の種類やこだわりが多くて大変(>_<)
「濃い味が好きだ」と言うと、「エスプレッソマシンを持ってるか」とか、持っててもツアーには持ち歩けんし(笑)
どんなミルを使ってるのかとか色々聞かれて豆を選んで買って来た〜

50元(円高で1000円)って安っ!(◎_◎;)
スタバとかこの倍はするもんねぇ〜・・・

ゆっくり仕事した後は、先ほどのラーメン屋に気になるメニューがあったので戻ってみた〜・・・

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冷やし中華は中国にはなかなかないのよ〜(涙)

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ちょっと違う(笑)
トンカツも気になって頼んでみたのだがこれもうーむ・・・

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というわけで東北の小都市「通化」の思い出はコーヒーとなんちゃって日本食でした〜(笑)


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2022年8月 9日

布衣2022年ツアー遼寧省鞍山

鞍山と言えば、五星旗2代目二胡奏者ヤンヤンの故郷である・・・
駅まで出迎え!(◎_◎;)

相変わらずアホである(>_<)

長くツアーバンドがライブやるようなライブハウスはなかったこの街に、去年やっとライブハウスが出来たとかで、そのオーナーも一緒に出迎えに来てくれて、駅からそのまま焼肉〜!(◎_◎;)

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いや、さすがヤンヤンはよう知ってる!!
ワシら高級中華料理店よりも、こういう地元の人がいなければ絶対行くことがないような店が好きなのよ〜

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新鮮な牛肉はともかく蛤の磯焼き!!!(◎_◎;)

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海沿いではないが、海にも結構近いので海鮮!!

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鞍山ビール!!
中国は結構どこでも地ビールがあります〜

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オーナーとアホと3人で乾杯!!

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アホ曰く、この刺青は「天使」ですと(笑)

炙りもんが結構感激〜!!(涙)
何年ぶりかで炙って食うたわ〜・・・

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これはあかん!!(>_<)
東北名物の「蚕」!!

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生きてるし〜(>_<)

アホが美味しそうに食らいます!(◎_◎;)

その日はそのままこてんと寝たが、次の日も接待は続く〜・・・

東北名物大鍋料理!!何と今どき薪!!・・・実はこの机はそのまま炉になってて、地下を通って外に排気されるのだとか・・・

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出来上がります〜

豚肉とえんどう豆、魚、鴨の3種類の鍋〜

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机の下がそのまま炉なので暑いのよ〜(>_<)

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午後は温泉〜

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鞍山は温泉で有名で、ここはなんと天然かけ流し!(◎_◎;)

オーナーと裸の付き合い〜

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実はこのオーナー、若かりし頃鞍山で(本人曰く)たったひとり私の96年に発売したソロアルバム「亜州鼓魂」を購入したんですと!(◎_◎;)

この日はずーっとこのアルバムの話ばっか・・・いや、嬉しいんですけどね(笑)

大人になって、今聞き直してみても、「どうしてあのようなアルバムが作れたのか、作ろうとしたのか」というのが不思議らしい。

アジアブームに沸いていた当時の日本の音楽業界の間で、日本では全く売れないようなこのアルバムを作ってくれた会社があった。

爆風のメンバーも含め、「そんな売れないもの作ってどうすんの?」とみんながそう言ってたが、私にとっては「私の音楽を作品にする」ということの方が大事だった。

そしてそれが中国で「ロックのバイブル」の1枚となって、今だにこのような人たちの人生を変えたアルバムとなっている。

「売れてお金を儲けたい」という気持ちや、「売れて有名になりたい」という気持ちは誰にだってある。
でもみんな忘れてはいないか?「自分の音楽を多くに人に聞いてもらいたい」という気持ち・・・

会社も含め私もほとんど金銭的な成功は得てないが、その「表現者」としての欲求だけは、このアルバムは本当に大成功した。
何せ何億人の人間がこのアルバムを聞いて、その何パーセントかの人間の人生に大きな影響を与えたんだから・・・

過去ブログ記事:亜州鼓魂を巡る日中のいろんなドラマ

さて温泉に話を戻してワイン風呂〜(笑)

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牛乳風呂〜

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何故かアルパカも〜!(◎_◎;)

午後はずーっとここでととのいました〜

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そのまま夜はライブハウスでバーベQ〜・・・

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ってデカっ!(◎_◎;)

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リハーサルルームもあります!(◎_◎;)

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2階から見下ろせる部屋も〜!(◎_◎;)

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当日セッティング〜ドラムセットもなかなかいいのんが〜・・・

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こんな田舎街(でもないんやけど)でこんな大きなハコ埋まるんかなぁ〜と思ってたら・・・

むっちゃ客来たし!(◎_◎;)

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何故かこの日のドラムショット多し!!(笑)

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ドラムソロ!!

地元の子供もゲストで加わりました〜

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実は私はこの辺りから鼻風邪をひいてしまいまして〜(>_<)
原因はきっと冷房の効かせすぎやと思う・・・

このご時世、熱なんか出たら大変なのでそのまま打ち上がらずに失礼致しました〜

さよなら鞍山〜ホテルからの鞍山市内・・・この感じが「東北」なのよねぇ〜南方と全く違う・・・

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ツアーは続く〜あと21本と振替3本〜(2本ほど中止が出てます〜)

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2022年8月 7日

布衣2022年ツアー河北省邯郸

河北省邯郸(HanDan)・・・去年初めて来た街であるが、三国志に出て来る貂蝉という中国四大美女のひとり(但し、西施、王昭君、楊貴妃は実在の人物であるが貂蝉は架空の人物)の出身地と言われている・・・

「Funkyさん、邯郸(HanDan)ですよ!!美女の街ですよ」
とヤオヤオ君は興奮してそう言うが、去年もそんな美女どころか基本女性にもあまり会ったこともなく(>_<)、会えたとしても旅暮らしのワシらに何の縁もあるわけもなし(>_<)

ここのライブハウスはちょっと街の中心地から離れたところにあり、その近所(と言ってもだいぶ遠いが)にはこのホテルしかないのか、結局前回と同じホテルで、近所には何もなく、メシはホテル付随の豪華なレストラン(の割に値段は安いらしい)で毎食(>_<)

何故か店の中に飴細工(笑)

いや、ボーカルのLaoWuって安くて美味しいレストラン見つけて来んのは上手いけど、当たりを引いたらそこしか行かんのよね〜(>_<)
しかもそこで頼んだものが美味しかったら、その後もそれしか頼まん(>_<)

まあ「冒険」が出来ん男なのな、そのおかげで27年もアンダーグラウンドバンドをやっとる(笑)

それでも今では中国いちツアーを廻るバンドとなって、コロナ禍ではそこまではいかないが、1年に100本とかライブをやれるバンドは、中国ひろし広しと言えど布衣ぐらいである。

まあ全世界ではもっと廻っているバンドもあるだろうが、このコロナ禍でもこれだけ廻っているということは、そのドラマーである私は「世界で一番ライブをやっているドラマー」ではあるまいか!(◎_◎;)

まあコロナじゃなかったらこのツアーの合間にも他の仕事入れるのになぁ・・・コロナ禍ではなかなか難しい(>_<)

まずPCR検査!!

中国では基本無料で、有料でも日本円で数百円なのだが、私たちのように毎日違った土地に行く人は毎日PCR検査を受けなければならない。

中国人はスマホのアプリをQRコードにかざして、それで検査受けてそのアプリで結果も見れるのだが、往々にしてそのアプリが外国人に対応していない(>_<)

確率としては無事に外国人に対応しているアプリは半数以下で、しかも省ごとにアプリが変わるので、省を超えた時点でまた最初から情報を入力して、最後に結果ダメだったということになる(涙)

着いた翌日は移動日のため、「みんな午前中にPCR検査行って来なさいよ、キー!!」と、この一連のツアーには参加してないチーフマネージャーから遠隔操作を受ける(笑)

街中には至る所に簡易検査場があるのだが、ホテルから一番近いところはやはり外国人に対応していない(>_<)

そこから病院を探す!!(涙)もうね・・・毎日がこれとの戦いである(>_<)

やっと外国人にも対応している病院を見つけ、検査を受けてミッションだん!!
いつもと同じメシを食って移動日終わり(笑)

翌日会場へ〜

会場は街外れの芸術村みたいなところにあり、至るところに「Rock」と(笑)

確かここは去年来た時にはこけら落としやったんよなぁ・・・

布衣2021年ツアー河北省邯郸

1年経てば設備も充実して・・・ということもなく(>_<)
小屋にクラッシュシンバルはなく、ライドのみ・・・しかもシンバルスタンドにはフェルトもネジもないし(>_<)

とりあえずクラッシュ代わりにライドを置いてセッティングだけ済ませておく・・・
これでも叩けないことはないのだが・・・

見れば小屋の人が誰かから借りようと電話してくれてる・・・
「じゃあクラッシュ2枚とついでにシンバルスタンドもふたつ!!」
と伝えたのだが、本番前になってもシンバルスタンドが4本届いたのみ・・・

「クラッシュシンバル(掉镲:DiaoCha)は?・・・」
小屋の人はちょっと首を傾げながらシンバルスタンドを指さす・・・

「これは镲架(ChaJIa),掉镲(DiaoCha)っつうのはこういうヤツ・・・」
って実物を見せながら説明するのだが、なんで外国人のワシが中国人に中国語教えないかんの?(笑)

というわけで本番前には揃いました〜\(^o^)/

本番開始!!

ドラムソロ!!

打ち上げは〜社食(いつもここでしか食わないのでこう呼ぶ(>_<))は開いてないので近所で焼肉〜!!
いえぃ!!やっと別のもん食えた〜\(^o^)/

と、その食事の席でネットで廻って来たネットライブの告知・・・

邯鄲(かんたん)の夢

とある若者が、邯鄲に行って成功しようと旅をしてた。

途中で食事を取ろうと休憩をしてたのだが、そこの老人に自分の恵まれない境遇をこんこんと話し始めた。
老人はふんふんと聞きながら、「では取り敢えず粟が煮えるまでこの枕で休みなさい」と・・・

若者はうとうとしながら夢を見た。邯鄲に行って成功し、紆余曲折あった自分の波乱万丈の人生を全部見終わって目が覚めた。
老人は若者が何を見たかを全部知っていて、煮立った粟を差し出して「さあ食べなさい」と言った。

若者は「人生なんて粟が煮立つまでの夢に過ぎないんだ」と悟って、邯鄲に行くのはやめて故郷に帰って行ったとさ・・・

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2022年8月 3日

布衣2022年ツアー山東省淄博

前日飲み過ぎで二日酔い〜(>_<)

小雨の中チェックアウトして駅に向かふ〜

配車アプリで車呼んで機材運んで〜

機材運んで青島駅〜

高速鉄道乗車!!

青島から淄博(ZiBo)までは2時間なのでまだよい・・・

メシを食う時間がないのでみんなはハンバーガーを食うが、ワシはチキンだけを頂いた〜・・・

空腹で揚げ物2つ食ったら気持ち悪い(>_<)

駅着いて〜機材運んでホテルまで〜

チェックインしてタクシーで小屋へ〜
小屋が新しくなっとるし!(◎_◎;)

コロナの影響で小さな小屋は潰れてしまってたり、もしくはここみたいに大きくなってリニュアルとか、ライブハウスも色々です・・・

セッティング!!

例によってシンバル左右対称!!

サウンドチェックして本番まで楽屋で仮眠!!

そうそう、この仮眠がええのよねぇ〜・・・
いつもはホテルでぐっすり寝るんだけど、今回はホテルが遠いので楽屋で〜
寝起きがええから出来る技やけど、これがあるといっぺんで体力回復する・・・

いざ出陣!!

仮眠したので元気いっぱい!!(笑)

ドラムソロ!!

いや〜動画の最後にも埋め込んだけど、やっぱこの日のMVPはこの子でしょう!!

86年に始まった中国ロックの歴史であるが、当時は当然ながら若者たちだけの文化で、大人たちは顔をしかめていた。

そんな大人たちが今は家庭を持ち、子供を連れて「ロック」を見に来る・・・
時代は確実に変わっているのである!!

そしてこいつもなかなか「ロック」であった(笑)

こいつが親になってる頃には中国ロックはどう変わっていってるのだろう・・・
ワシはまだドラム叩いとるか?・・・しかと見届けたいものじゃ(笑)

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2022年8月 2日

布衣2022年ツアー山東省青島

青島ビールと海鮮の街、青島・・・

しかし私たちはそれどころではない。
前日の天津のコロナの状況を見ながら当日入りしたので、今週の金土日は全て乗り打ち、つまり3日間乗り打ちが続くその真ん中がこの青島なのである。

ツアーは演奏よりも移動が疲れるので、乗り打ち3日目が一番疲れるのは当たり前だが、人間の身体はうまく出来ているのか、翌日が休みとなると突然元気になる(笑)

というわけで日曜日が青島ならよいが、土曜日なのでこりゃ青島ビールも海鮮もお預けかなと思ってたら・・・

数日前にWeChatにメッセージが入る・・・
「お前ら青島でライブなの?」
もう30年以上の付き合いになる青島出身のLaoLuanである。

「次の日次の街へ乗り打ちだからライブ後は飲めないかもよ〜」
と言うと、
「じゃあ前日飲もう」
と・・・

「前日も別の街でライブですがな(>_<)」
と伝えるととてもびっくりしていた。

いや大変っちゃ大変やけど週末はかき入れ時なのでやるっきゃない(>_<)

「じゃあ着いたら昼メシでも一緒に」
と言うので、
「ホテル近所ならいいよ〜すぐに会場入らねばならんので」
と言うと、予約してくれたレストランがなんと!!!(◎_◎;)

大鍋海鮮!!・・・これって人数揃わないとなかなか食べられない青島名物料理なのよね〜・・・

実はこの大鍋の下には羊肉スープが入っていて、羊肉スープで蒸す海鮮鍋!!
海鮮は新鮮なやつを選び放題!!

海鮮をおかわり〜!!

実は海鮮を食べ終わってからのこのスープが絶品なのよねぇ〜
海鮮蒸した旨味が全部スープに落ちて来る(涙)

そして最後にはそのスープに麺を投入!!!

昇天!!・・・ってこれ本番前に食うメシか?(笑)
というわけで満腹のまま会場入り!!

この小屋は縦に長いのよねぇ〜
前にこの映像撮った会場〜・・・・笑える(笑)

セッティングは例によって左右対称シンバル〜!!

ドラム台が高い!!(笑)

しかしこの扇風機が役に立ったのよね〜昨日ぐらい暑いともうちゃんとドラム叩くどころの騒ぎじゃなくなるし〜(>_<)

サウンドチェックの時にLaoLuanの甥っ子の梁棟が来て
「今晩の晩飯は僕が奢りますから!!」
と・・・

奢るってお前ハコバンの仕事何時に終わるん?・・・
「12時半です」
ってあーた!!もう寝てるがな!!翌日も朝早いし、11時にライブ終わったらその辺で軽く食べて12時過ぎには寝るの!!(>_<)

というわけで軽く諌めて本番!!(笑)

実はここでつまづいてコケてるし〜(>_<)

いや〜涼しいっていい!!(笑)昼間いっぱい食ったせいか体力もあるし〜
もう扇風機は手放せんな!!!

ドラムソロ!!

前日暑くて朦朧としてたので、精神的に失敗を引きずると良くないということで前日使ったフレーズは却下!!

新しいフレーズ中心にやってみたけどちょっと細か過ぎるか?
・・・ソロに満点はない!!日々試行錯誤の連続です!!!

いや、いいライブだったんじゃないか?
楽屋で青島ビールで軽くやってら(中国のライブハウスは楽屋にデフォルトでビールが置いてある)、機材を片付けているヤオヤオ君が、
「Funkyさん、日本人の友達が来てますよ」
うん、わかってる!!事情を話して今日は一緒に飲めないと説明してある!!

「Funkyさん、あの店のオーナーが来てますよ。さすがにこれは挨拶しとかなきゃならないんじゃないですか?

・・・って外出て行ったら梁棟のハコバンの店のオーナー!(◎_◎;)
「あんたを迎えに来たよ」
ってあーた!!自分が今ドラム叩いてて来れないからオーナーを運転手によこして連れて来ようという(>_<)

断れまへんがな(涙)・・・というわけでその店へ〜(>_<)

オーナーがウイスキーを振る舞ってくれる・・・

「海鮮買ってあるから友人のバーで飲もう!!いいウイスキーがあるんだ」
・・・ってまたウイスキー飲むんですか?!(◎_◎;)

それにしても中国はええなぁ〜持ち込み自由!!どころか海鮮買って持ち込んだらそれ料理して出してくれる・・・日本ならとてもこうはいかん!!

そのバーのオーナーが店の自慢のギネス黒ビールを奢ってくれた・・・本当は青島ビールを飲みたかったんですけど(>_<)

それにしてもこれ全部タダって凄いな(笑)

色々このオーナーと話してて、LaoLuanとはもう「家族」なので、その甥っ子である梁棟とも「家族」、自分も「家族」だからいつでも青島に遊びに来い、と・・・

いやこれは通常の社交辞令とも取れるけど、
「自分は独身で家も広いから、仕事のない時は青島来てうちで暮らせばいい」

中国の場合、「じゃあそうしますわ」が別に失礼じゃないのよなぁ〜
日本の、特に京都みたいに「本当にズケズケ来やがった!1ずうずうしい」というのはない!!

今現在バンドにそう言われて、実際部屋をあてがわれて寧夏回族自治区銀川に住んでいるが、それが青島になるのもいいかのう・・・痛風になるか(笑)

翌日もライブです!!飲み過ぎたけどホテル帰って明日も頑張ろう・・・

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2022年8月 1日

布衣2022年ツアー天津

直轄都市である天津は、当然ながらむっちゃ大都会である。
(人口は東京より多い)

動員数は人口に比例するので、当然ながら毎回むっちゃでっかい小屋で演っていた・・・
こんなん・・・

ところが今回来てみたら小屋がちっちゃい!(◎_◎;)

小屋の大きさが10分の1になったとは言え、観客数が10分の1になるわけではない。
するって〜とこの狭い会場に前回と同じだけの観客が・・・((((;゚Д゚)))))))

ふと見ると客席後方にネコのゲージが・・・!(◎_◎;)

ネコって難聴にならんのか?・・・!(◎_◎;)
ヤオヤオ君が物知り顔で「いや、ネコはなりません!!キッパリ」ってホントか?(笑)

ドラムはYAMAHA

セッティングは例によって左右対称シンバル!!

右は自前のサイビアン、左は中国産のシンバルメーカーChang!!
いや、なかなかいい音してるそ・・・

ライブ開始!・・・・いや〜暑い(涙)

どれぐらい暑いかと言うと、ライブ終了後にTシャツが汗を絞れるぐらい(>_<)

そんな中でドラムソロ!!

いやね、朦朧として小節数を間違えてるし(>_<)

この曲イントロの導入部4小節の後にイントロ16小節終わったら歌部分5小節パターンなのよねぇ・・・
こんな時に限ってモニターよう聞こえんから今どこにおるのかわからん(>_<)

こうやって聞き返してみると、どっかで1小節多くなってて1小節後に終わっとる!(◎_◎;)

まあこれも「ライブ」です!!記録としてこのままアップしときましょう〜・・・

ステージ写真!!

打ち上げ〜

打ち上げはオーナーの奢りで肉!!

肉!!

いや〜健康のために野菜を多く取ろうというのに肉ばっか(笑)

見ればエンジニアの海龍が、若いスタッフに箸の持ち方を教えとる!(◎_◎;)

「日本では誰かが箸の持ち方教えてくれるの?中国は誰も教えてくれないからみんなちゃんと箸を持てないんだ」

!(◎_◎;)

誰か教えてくれたか?(笑)
ワシもちゃんと持ててなかったから大人になって直したけどのう・・・

まあ日本では学校で給食があるからちゃんと持ててないと恥ずかしいっつうのもあるかのう〜中国は昼休みには家に帰ってメシを食うからのう・・・

天津では前回この仕事の時にドラムを用意してくれた銀川人がライブを見に来てくれてて、銀川人揃うとこれ!(笑)

数字当てゲームで酒を飲むという、高知の「はしけん」みたいなものなのだが、高知人集まったら必ず「はしけん」やるか?・・・やるか・・・(笑)

というわけでこのドラムの人にワシにこの言葉をプレゼントしてくれた・・・

「红旗还在飘扬,老头更有力量!(赤い旗は今もはためき、老人は更に力強い)」

まあ赤い旗は中国共産党を表すので、「この老人、共産党より凄いやん!!」という最上級の(ロックの)褒め言葉として解釈しておこう(笑)
(中国では共産党より凄いと言うことはご法度である)


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2022年7月29日

布衣2022年ツアー山東省済南

中国最北端の省黒竜江省から山東省まで南下〜高速鉄道で9時間!!(◎_◎;)
まあ行く時は河南省から12時間やったからまだマシ〜

長い移動日のお供は車内でビール〜

実はこの瓶詰めのピクルスがハルビンの名物!!
西欧のは結構酸っぱいのだが、ハルビンのは酸っぱさ抑えてて食べやすい。
なんだかロシア人はまずこのピクルスを鼻のところまで持っていって匂ってから酒を飲むらしいが、まあその気持ちもわかる香ばしさ。

そういえばハルビン名物の腸詰めをお土産で買ってくれてたのを思い出した。
昔駅とかで買った時にはあんまし美味くなかったんよね〜(>_<)

しかし地元の人が言うには、
「あんなのまがいもんですから!!ホンモノは作ったらすぐ売り切れちゃうんで滅多に手に入りません。では私がまがいもんの中で一番美味いやつを買って来てあげましょう」
ということでプレゼントされたのがこれ!!(笑)

「これ温めないと美味しくないですよ」
「でも高速鉄道やで、無理やろ・・・」
「任して下さい!!」
とヤオヤオ君・・・

中国の列車にはお茶好きの中国人のために必ず給湯器があるので、まさかそこで大量のお湯を汲んでそれで温めるのかと思ったら、なんと食堂車に行ってレンジで温めてもらうのだとか!(◎_◎;)

いくら持ち込み自由の中国でもそこまでは・・・と思ったら、何やらインスタントご飯を購入して、それを温めるついでに温めてもらったのだとか!(◎_◎;)

中国人は考えることが凄いのう〜(笑)


さて、いつもブログ書いてても食レポの旅日記で終わってしまうのだけれども、今回はちょっとドラムの話を中心に〜!!

済南の小屋はまたデカい!!

ドラムセットはYAMAHA!!

オープンハンドになってもうはや1年。
今だに練習したことしか叩けんが、布衣はいっぱいライブをやってるので、他のセッションなんかでももうほとんどのパターンは叩けるようになった。

中国のツアーでは小屋のシンバルも借りて、左側にもライドシンバルを置いて構成によって右と左のライドを叩き分けているのだが、ハイハットのシャフトが通常むっちゃ長いので、それが邪魔になって叩き辛かった(>_<)

仕方がないのでライドをシャフトの上に高々とセッティングしてみたり、シャフトの後側にセッティングしてみたりしてたのだが、前のクラッシュをちょっと右側にセットすることによって、シャフトの前側にセッティング出来ることを発見!!

そうするとあら不思議!!シンバルが全く左右対象になった!(◎_◎;)

まあ右の端はチャイナ、左の端はクラッシュなので違うっちゃ違うが、見た目がこのように揃うと気分的に何やらむっちゃ嬉しい!!(笑)

というわけで気持ちよくライブ開始!!

今回のツアータイトルでもあるHappy Bandという曲では、このビデオではベースのDaWeiはギターソロの間じゅううろうろ歩いてたり、ツインリードではギタリストふたりの間に立ったりして絵になっていたのだが、新加入のLaoXiaoはどうやらどうしていいのやらわからずぽつんと突っ立ってたのでアドバイス。

「この会場みたいにドラム台の後に余裕がある時にはドラマーの後に立てばいいのよ」
ということでやってみた。

うんうん、なかなか絵になるではないか(笑)

アホです(笑)

さてドラムの話になるのだが、オープンハンドで何が難しいというと、左右のコンビネーション。
単に左右を逆にして、複雑なバスドラを踏むのはそんなに難しくないが、ゴーストノート(実際には聞こえてないのだけれども小さな音でスネアを叩いている)とか、それにハイハットなどに16分を加えたりすると、脳の命令系統がぐちゃぐちゃになって全く叩けない(>_<)

まあ思い起こしてみれば、普通に叩いてたって叩き始めの頃はどんなフレーズも叩けなかったんだから同じである(笑)
根気よくゼロから練習して慣れてゆくしかない。

幸い布衣はライブが多いので、ツアー前に練習したものを長いツアーで叩き続けてゆくと、アドレナリンの中で脳の命令形態がシノプスに定着するので便利である。(自分で書いててようわからんが(笑))

そこで今回からこの曲をハイハットやライドも16分で叩く叩き方に変えてみた・・・

まあちょっとたどたどしい感じもあるが、グルーブとしては全く悪くない!!
これでオープンハンドも完成か!!・・・と思ってたら、よく見ると左手でスネアを叩いている時と右手で叩いている時と微妙に違う!(◎_◎;)

今まで気がつかなかったが、左手は更にスネアを叩いた直後にもゴーストノートが入っているではないか!(◎_◎;)

凄いのう・・・脳がそのように命令したわけではないのだが、50年ドラム叩いてたら、左手が勝手に気持ちいいように変えていってくれてたのね・・・!(◎_◎;)

まあ左のライドを叩いたりするのは「場面を変える」意味が大きいので、場面場面で少々ゴーストノートが違ってても問題ない!!
本番で失敗するのはプロとしてあるまじきなので今回のツアーでは無理だが、次の目標としてまた練習してみよう〜がんばれ右手!!(笑)

というわけでドラムソロ

ライブ終わった後LaoWuが、
「Funky、今日のソロむっちゃよかったよ」
と言ってたが、そうかのう・・・(笑)

まあ叩く方と聞く方は感じ方が全く違うので仕方ないが、確かに新しい試みはいくつかやっている・・・

特に冒頭の绿韭菜では、前々からやろうとしてた、スネアとタムを組み合わせた9拍フレーズ→7拍フレーズ→5拍フレーズに続いて、タムとバスドラ、そしてスネアを絡めた7拍フレーズ→5拍フレーズ→3拍フレーズでブレイク!(◎_◎;)

いや〜綺麗やのう〜・・・始まるのが2小節目から始まっているのだが(ひとつのフレーズはどこからでも始められるようにしとくのが大切)、ちゃんとまとめて決めフレーズにすると美しいかも〜・・・

ちなみに去年の夏にアップしたはずのこのフレーズ〜・・・見つからんかったので再アップ!!

ドラムはもちろん練習しなければ上手くならないんだけれども、練習したからといってすぐにライブで叩けるとは限らない。
特にソロなどは、瞬間的に出て来るフレーズのみしか使えないので、練習したものはかなり長い間熟成させないとすぐには出て来るようにならないのよ〜

新しいフレーズを増やすのは大変です〜・・・というわけで打ち上げ!!(笑)

この小屋ではいつも(ではないが)オーナーが小屋のVIPルームでご馳走してくれるのよ〜

魚!(◎_◎;)そうか・・・ツアーもついに海辺に近づいて来たか・・・

鶏のお頭は、接待ではよく出るのだけれども誰かが食べたというのを見たことがない(笑)

というわけでツアーは続く〜・・・コロナでキャンセルも出たのであと27本!!(と振り替え3本)・・・まだまだやん(笑)

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2022年7月24日

布衣2022年ツアー河南省洛陽

中国のいろんな王朝の都として栄えた古都である洛陽に4時間半かけて到着〜!!

ホテルの名前が〜!(◎_◎;)

いや、別に〜金(きん)や玉(ぎょく)で満たされている婚姻宴会場ってめでたいやん!!(他意はありませぬ(笑))

さすが古都!!たまたまメシに入ったレストランにはこんな人形が〜

洛陽の料理はスープに入っているものが多いらしい・・・
スープは胡椒味で、さすが「胡辣汤」が名物の河南省!!

洛陽に来たら洛陽ビール!!

ではこんなパフォーマンスが〜!(◎_◎;)

飯食ったら近所の屋台街を探索〜!!・・・

民族衣装っつうか古い時代の服を着た女の子が多い!(◎_◎;)

確かに貸し衣装屋さんもあったけど、駅でも見かけたので、何やら若い人の間では懐古なアイテムが流行ってるんだとか・・・

好きです!そんな街!!!!

その日はゆっくり寝て、翌日ホテル裏にあるライブハウス入り!!

またこれがアンダーグラウンドな感じのライブハウス!!

しかしアンダーグラウンドで困るのはドラムセットがあまり良くない(>_<)
シンバルはこんだけ、スタンドもないのでこれ以上並べられない(涙)
(あとでオーナーが誰かから借りて来てくれました)

ひとつはもうネジがバカになっててすぐおじきしてしまうのをガムテで留めてるし!(◎_◎;)

まあ精一杯チューニングとセッティングして本番!!

ドラムソロ!!

いや〜「Funkyニュービー(牛のマ○コ:Fuckin' Greatの意)」コールが鳴り止まんのはええけど、実はこの最初のソロはLaoWuが間違えたのかワシが間違えたのか、シーケンスに合わせてソロをやっとるので相手に合わすことは出来ないので信じた通りに叩いているが、実はライブの時には例え間違えてても「俺が正しい」という顔をして叩くのが正しい!!

昔習った中国語ではこういうのを「厚脸皮(houLianPi):面の皮が厚い』と言うのだと覚えていたが、最近では「逼脸(BiLian):逼はマ○コで、脸は顔、つまりマ○コ顔」と言うらしい(笑)

マ○コを連発した後で紹介するのもイメージが悪いのだが(笑)、この日は実はオープニングアクトが昔開封で会った美女のバンド!(◎_◎;)

布衣の規則ではオープニングアクトは10分前に演奏を始めて、布衣の開演時間は通常通りに始まるので、いつもなら楽屋でオープニングアクトのバンドの音は聞けるのだが、この小屋には楽屋がない(>_<)

ホテルで着替えて、そのまま舞台に上がって演奏するという感じなので今回は聞けず(>_<)

でも外からちょっとだけ覗いたぞ〜!!

うむ、なかなか上手くなっとるではないか!!

ライブが終わってサイン即売会をやってる時にボーカルの女の子がやって来てLaoWuにこれを手渡した。

今どき手書き!(◎_◎;)

何やらワシらのライブ聞きながらこれ書いたんですと・・・おかげでスタッフ全員このバンドをお気に入り!1

うんええなぁ〜こんなん・・・人を利用しようとしか考えてない若い衆が多い中、こんな心温まる行動が出来る若者って素晴らしいと思うそ〜!!

金玉満堂の話からいい話まで〜(笑)


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2022年7月21日

布衣2022年ツアー河南省鄭州

宜昌から鄭州までの移動日〜

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全国各地にメシを奢ってくれる人がいる・・・

河南省の人は強力で、鄭州に来たら、いや彼の出身地であるお隣の開封にまで軍団で押し寄せて来る!(◎_◎;)

布衣2021年ツアー河南省開封

まあ正直言って、「その土地に行けば必ずメシを食いに行かねばならない」というのは「束縛」であり、ちょっとイヤな面もあるのだが、スタッフとしては非常にこのおっさんのことを気に入っている。

そりゃそうだ。ワシらツアーメンバーにとって一番大変なのは、駅に着いてからタクシーとか手配して、機材いっぱい載せてホテルまでっうのがとにかく大変(>_<)

しかしこのおっさんというのは、毎回毎回何台も車乗りつけて迎えに来てくれるのだ!(◎_◎;)

そして、まあ中国いちツアーを廻るバンドだと言っても所詮はアンダーグラウンドなバンドである。
ライブ終わってからや、移動日の食事代も全部持ってくれるというのはバンドの財布にもとても優しい\(^o^)/

というわけで手ぐすね引いて待ってるだろうと思ったらやはり!!(笑)

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ワシがバンド全体のメシのスケジュールとか仕切ると疲れるのでマネージャに振る・・・
そしたらなんとまた駅まで3台の車乗りつけて迎えに来てくれた〜!(◎_◎;)

いや、今回のホテル、駅の真前なんですけど(笑)

そしてそのままメシに〜・・・って豪華過ぎるんですけど!(◎_◎;)

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鹅子・・・鴨とガチョウとGooseの違いがわからん(>_<)

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これは鶏!!

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お言葉に甘えて高級ワインおば・・・(笑)

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恒例のイッキ!(笑)

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実はこの日はいつものおっさんは用事で来られず、この一番左の若い衆が使命感に燃えて接待してくれたんですと!(◎_◎;)

ありがたや〜・・・というわけで、この日は酔っ払ってバタンQ(死語)で翌日ライブ〜!!
会場は歴代5本の指に入る暑い会場・・・と思ったら新しい会場になってるし〜!(◎_◎;)

広い!!!(◎_◎;)

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ここは小屋のシンバル借りるのにお金がいるんですと(>_<)
しかしヤオヤオ君が「重いから持ち運ぶシンバル減らして下さい」と言うので、今持ち歩いている自分のだけではセットが組めん(涙)

まあ日本のライブハウスでもドラムセット借りてもお金がかかる店もあるし〜
こんな新品のいいシンバルが500元で借りられるなら・・・って今円安で1万円って高っ!(◎_◎;)

後で聞いたのだが、このライブハウスって家賃だけで月に200万元、つまり年間4000万円家賃払ってるんですと!(◎_◎;)

シンバル代払います払います!((((;゚Д゚)))))))

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というわけで本番!!

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ドラムソロ!!

終わったら打ち上げ〜・・・って今度はラーメン屋さんを貸し切り!!(◎_◎;)

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次のライブはコロナで中止になって、翌日は一行みんなで銀川に帰るだけなのでみんな飲んだ〜

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二日酔いで6時間ね、はいはい(笑)

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帰ったら羊食いました〜!!

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2022年7月17日

布衣2022年ツアー湖北省宜昌

武漢から西へ300km〜高速鉄道で2時間半!!

宜昌(YiChang)ってどこやったっけのう・・・と全く思い出せなかったが、過去のブログを見て思い出した!!

ブログ記事:布衣2021年ツアー湖北省宣昌

布衣は、稼ぎ時の週末は金土日と3連チャンでライブを組み、平日は小さな街で移動日、移動オフとなることが多く、この初めての街で数日ぶらぶらしたのを思い出したぞ〜・・・

駅降りたら暑い!(>_<)

ヤオヤオ君はメンバー連れて名物のホルモン麺とやらを食いに行ったが、さすがの「ホルモン大王」も暑さには勝てず辞退(>_<)

その日はゆっくりして翌日ライブ会場へ〜

そうそう、こんな小さな会場やった・・・暑い!(>_<)

前回もドラムがダメで色々試行錯誤したけど、今回はHAILUNというまた聞いたことのないメーカー(笑)
タムホルダーが2本挿すやつだけれども、バスドラに穴がないのでスタンドに挿すしかなく必然的にイアンペイスのような3点セットにタム足したみたいなセッティング〜

シンバルはまたわけのわからん中国国産のだけど音は良かった!!

本番開始!!いや〜暑かった!(>_<)

スネアをいつもより緩めにチューニングしてたんだけど、叩くうちにどんどん緩んで来て、歴代一番ゆるゆるのスネア〜(>_<)

ドラムソロ!!

オーナーが打ち上げに連れてってくれると言うので、ホテル近辺と会場近辺以外初めてやって来たレストランストリート!!(◎_◎;)

賑やかな店!!

打ち上げ開始〜!!

またザリガニ!!(>_<)

味はええんやけどむくのがめんどくさいのよね〜(>_<)

武漢のローソンで見つけたウォッカ!!
これが意外と美味くて今度まとめ買いをしとこうと〜・・・

スタッフなのかオーナーの友達なのか、ひとりむっちゃ酒の強い女性がいて、うちの一向の中で一番酒が強いギターの小龍とイッキ!!

しかし小龍はビールはダメなのよね〜ワシのウォッカをよこせと言うけど拒絶!!(笑)
中国の内陸の小さな街の夜はこうして更けてゆく〜・・・

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2022年7月15日

布衣2022年ツアー湖北省武漢

湖南省から湖北省へ〜また入る時にアプリが変わってめんどくさいのよ〜(>_<)

中国では「支付宝」というアプリと「微信」という2大アプリがあるが、通常通行アプリは微信を使い、健康アプリは支付宝を使うことが多いようだ。

江西省では外国人にも対応してた支付宝江西省の健康アプリだが、湖南省では対応しておらず、そのおかげで義務となってるPCR検査がアプリがないおかげで受けられなかったり、受けられても結果を紙でもらいに来なければならなかったり大変(>_<)

湖南省ではアプリが開かないのであわや入れなかったりしたが、ここ湖北省でも例によってアプリが外国人に対応してない(>_<)

係員とすったもんだしてたら、係員が私の携帯で微信を開き、微信の中の健康アプリで外国人対応の部分を探して来た!(◎_◎;)

パスポート情報などを入力してゆくのだけれども、この「湖北省での住所」というのがよくわからない。
「そんなの武漢と入れときゃいいよ」
とまたこれがアバウト!(笑)

QRコードは出たものの緑色になってないし〜(>_<)

まあ係員の話では「PCR検査受けたら、その結果を受けて緑色になるから」とのこと。
まあ入省出来ればいいのよ〜ということで無事入省〜\(^o^)/

今回のツアーで実は2kg太っており、晩メシはいいや〜と思ってたら、
「疯狂的石头のサントラ出す会社の人が奢ってくれるって言うんだからあんた来なくちゃダメでしょ、キー」
とマネージャー・・・

そう言えばサントラが出るということで去年から色々やり取りしてたなぁ・・・

「疯狂的石头(Crazy Stone)」は、2006年に私が映画音楽を担当した映画で、あんなにヒットした映画なんだから今までサントラが出なかったのが不思議なぐらいである・・・

バンドやスタッフ一行も奢ってくれるということで連れて行かれたレストランがまた高級!!!(◎_◎;)

サントラって儲かるんか!?(笑)・・・料理も高級!!!(◎_◎;)

食べかけですまん!!

揚子江の魚料理!!

私はワインを頂く!!

ドーナツ???

ドラえもんが大好きなと言ってたのでどら焼きだろう・・・あんこがないけど(笑)

でもみんな一緒に奢ってくれるでよかった。
こんなところにひとりで放り込まれたら緊張して大変であった・・・

というわけでまた太って会場入り!!(笑)

武漢の有名なライブハウスVoxはまた暑いのよね〜(>_<)

最初に来た時の話・・・いや〜暑かった〜・・・武漢は中国いち暑い街なのよねぇ・・・

ところが今回は会場が引っ越ししてた新しくなっていた!(◎_◎;)

広い!!(笑)

でっかいクーラーを何台も焚いて、クーラーから白い湯気がもうもうと出てても全く涼しくならなかった前の小屋とは大違い!!
ただあの猫がいなくなったのはちと残念である(笑)

さて今回セッティングしてて気付いたことがある。

去年から私はオープンハンドとなって、左手でもライドを叩くので左側にもライドシンバルをセッティングしてたのだが、ハイハットのシャフトが長いのでどうもそれが邪魔になって叩きづらかった・・・

ところが!!

今日は左のクラッシュと共にライドを前に持って来たら叩きやすい!(◎_◎;)
1年以上ツアー廻っててやっと気付いたんか〜(>_<)

ところで武漢というと、いつも私を訪ねて来る男がいる・・・
今だにはっきり誰だか思い出さんのだが、はっきり言って迷惑なのである(>_<)

前回の話・・・https://www.funkyblog.jp/2019/10/post_1371.html

今回も電話がかかって来て、「Funkyさん、今会場の前なんですけど」と言うので、「リハん時に部外者がいると集中出来んから来るな」と言うのだが、「いや邪魔にならないように見てますから」と・・・それが一番邪魔なのよ(涙)

というわけでじとーっと見られてるのを気にしながらイヤな気分でチューニングしてたら、サウンドチェックの頃にはいなくなった!(◎_◎;)

・・・と思ったらスタッフに追い出されてたのね(笑)

そうかぁ、前回打ち上げに来て、「自分が払う」と言って注文しながら払わずに逃げたのね(笑)

セッティング完了!!

というわけで平和に本番!!(笑)

ドラムソロ!!

そうそう、実はこの日は63歳の誕生日やったのよね〜

ハッピーバースデーの連呼!!(中国語で「祝你生日快乐(ZhuNiShengRiKuaiLe)」と言う)

誕生日ライブのお約束の絶対驚かないサプライズのバースデーケーキ!!(笑)

みんなを盛り上げるためにアホにもなりますがな〜(笑)

実はこのケーキ、麻雀牌もホワイトチョコレートで出来ていて食べられる!(◎_◎;)

というわけでまた太って武漢を後にするわけなのだが、湖北省の健康アプリがまだ緑色にならん(>_<)

PCR検査の結果は反映されてるのに緑色にならん!!!(涙)

次の街へ入れるのか〜・・・今回のツアーはこれとの戦いである(>_<)


Posted by ファンキー末吉 at:07:59 | 固定リンク

2022年7月13日

布衣2022年ツアー湖南省潜江

さて、コロナで中止になった江西省南昌を後にして湖南省潜江(QianJiang)へ〜
湖南省の健康アプリは外国人に対応してたのだが、湖北省のはアウト!!(>_<)


(中国のID以外には対応してません」と書いてある)

駅から出られずヤオヤオ君が対応〜

もうね、これがストレスなのよ〜(涙)
イヤなことがあったら笑わないかん!!そうじゃなきゃこの国で生きていけん!!(>_<)

PCR検査は受けてるよ!!とヤオヤオ君、さささとアプリの所在地を江西省に戻して、江西省の健康アプリを開く・・・

担当者・・・これを見てひと言・・・
「ほなこれでええわ」

・・・って緩っ!(◎_◎;)

いや、人によるんですけどね。
どれだけITが進化して管理システムが高度になったとしても、それを使うのは所詮は人間!!

昔の中国は全部が全部こうやった〜
今はちょっと住みにくくなってるけどやっぱ中国は中国なんや〜
・・・と嬉しくなった出来事でした〜\(^o^)/

駅から出たらザリガニのモニュメントが〜!(◎_◎;)

そうそう、ここは中国のザリガニの90%を占めるザリガニの産地、「ザリガニタウン」なのよ〜
駅にも街中にも色々ザリガニが〜

乗り打ちなのでそのまま会場へ〜!!
暑いのよ〜(>_<)


全国のライブハウスがコロナで潰れ、ひと握りの金を持ってるところだけが大きな会場へとリニュアルしている今回のツアー、この小さな街のこの小さなライブハウスだけが昔と全く変わらず営業していた!(◎_◎;)

そして4年前に来た時に感動したあの看板がまだあった!!(◎_◎;)

「うちはカラオケ屋でもナイトクラブでもありません。客に酒注いだりもしなければ従業員もそんな接客はしません。お客様は神様ではなく友達です。平和に仲良くして、平等に助け合いましょう」

ええ話やなぁ〜・・・というわけでセッティング開始!!

しかしこのドラムも全く変わらずボロい(>_<)
シンバルスタンドがないので本邦初!!ハイハットスタンドにアダプターでシンバルを!!(笑)

問題はドラム椅子がない(>_<)

ヤオヤオ君「前回もそうでしたよ」と言うが、ほなどないしてたっけ・・・

これ?!!(◎_◎;)・・・まあしゃーないわのう(>_<)

これでは低過ぎるので座布団で高くする(>_<)

セッティングも終わり、ホテルにチェックインしてから本番直前に会場に入る・・・
小屋が狭すぎて楽屋がないからである・・・

オープニングアクトの演奏が終わるまで門の外で待つ・・・

客が入って行くが、すぐそばでスタッフと雑談しているボーカルには気が付かず(笑)

本番開始!!・・・実は本番直前にドラム椅子が届いたのよ〜

ドラムソロ!!

打ち上げはオーナーの奢り〜!!
名物のザリガニ〜!!!

実際殻ばっかで食べるところはそんなにないのよね〜笑

ザリガニを色んな味で料理しているのですが、そこに麺をぶっ込んで食うのが通!!!

翌日は恒例のPCR検査!!・・・でも湖北省のアプリが外国人に対応してないので、病院によっては外国人を検査出来ない。
(アプリをスキャンして検査、結果もアプリで見るゆえ)

炎天下の中、病院を探して探して・・・

熱中症になるかと思たわ!!(>_<)
アプリで結果を見れないので翌日に取りに来て印字してもらわねばならない〜
外国人この国不便(>_<)

ツアーは続く・・・あと38本!!!!

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2022年7月10日

布衣2022年ツアー江西省南昌コロナで中止!!

湖南省長沙から、前日に演奏した萍乡を通り越して江西省の省都南昌へ〜
(所要時間90分〜)

革命の地南昌にはとてもロックな黒鉄というライブハウスがある。
これがまた暑いのよ〜(>_<)

布衣春のツアー2018江西省「南昌」

・・・と思ってたら、むっちゃでっかくなっててびっくり!(◎_◎;)

「江西オリジナル音楽基地」ですと!(◎_◎;)

会場もデカい!(◎_◎;)

じゃあセッティングを・・・と思ったらオーナーが事務所(っつうかRock Shopやと)から出て来て私たちをそちらに引っ張り込む・・・

「実は南昌で陽性者が出て、今日のライブは中止・・・」

!(◎_◎;)

前回のツアーでは列車の中で陽性者とニアミスしたということで隔離!(>_<)

中国自慢のコロナIT監視体制が持つ大いなる穴
音楽家ファンキー末吉の「デジタル隔離生活」上

今回はと言うと、実は私たちが南京を離れた後に南京で陽性者が出たらしい!(◎_◎;)
また巻き添え隔離になるかと思ったが、さすが「上に政策あれば下に対策あり」の国・・・

「行動アプリに南京が出るとめんどくさいからね、これ見せて駅の検閲通過しなさい!!」
・・・って人のスクショで通過出来るん?・・・って出来たがな!(◎_◎;)

それより不思議なのは、一緒に行動しててどうしてマネージャーの行動アプリには南京の名前が出ないのだ?

「二つ携帯持ってるから、ひとつは南京の時にオフにしてたの」

!(◎_◎;)・・・そんな裏技があるのか・・・
携帯の場所情報によって行動アプリが反映されるから、電源を切ってた携帯の方にはその場所が反映されないというわけだ・・・

また、裏技で言うと降り立ってすぐその街を離れれば行動アプリには反映されないと言うが、一行はもうホテルにチェックインした後なので、そこでもうこの街に滞在してたことが取り返しのない「事実」として記録が残っている(>_<)

ちなみに陽性者が出たのはこの会場から南に4kmのところ・・・まさに「ニアミス」である。

「出歩くんじゃないわよ!!キー!!」
マネージャーの檄が飛ぶ(笑)

すぐにPCR検査を受けに行かなければならない・・・

電動チャリを借りて北の方の病院へ〜

並ぶ・・・今日陽性者が出たばかりなので街中の人が検査受けに来とるし〜(>_<)

ホテルに帰ったらオーナーがメシを奢ってくれると言う・・・
すぐ近くで陽性者が出たっつうのにええんか?!(◎_◎;)

どうやらいいようである(笑)
上海ロックダウン以降締め付けが緩くなってるのもあるだろうけど、街でマスクしている人も少ないし、もうゼロコロナ政策は終焉に近づいているように感じる・・・

その証拠に行動アプリで表示される行動履歴は、以前は過去14日の行動範囲が全部表示されていたのだが、今は7日間に短縮されている・・・

というわけで、何事もなかったかのようにメシ!!(笑)

酔っ払ってこてん

さて問題はこれからである。
翌日は湖北省潜江まで行って乗り打ちでライブ!!
果たしてニアミスしている私たちが省を越えられるのか?

以前、ニアミスした後に遡って隔離されたこともある。

IT武装も最後は「人力」頼みの中国コロナ監視体制
音楽家ファンキー末吉の「デジタル隔離生活」下

さあどうなる残りのツアー!!

どうでもええけど中国人こんなん好きやなぁ〜(笑)


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布衣2022年ツアー湖南省長沙

お隣の街への移動日〜・・・っつうことはもうオフと一緒やな\(^o^)/

昼メシ食って40分移動して着いた長沙はやっぱ大都会!(◎_◎;)

前回泊まったところもこのような高層ビルだったのだが、いや〜香港に似てるな(エレベーターが渋滞するところも)・・・
早くコロナ終わって香港行きたい〜・・・

この歩行者天国興味あるなぁ・・・

ちょっと散歩してみる・・・

相変わらず中国には面白いモニュメント(っつうか人形?)が多い(笑)

銅像とかも・・・誰やろ?(笑)

「肉」って(笑)

古い革命の街でもあるのでレトロなものが好かれているようだ・・・

ユニクロでパンツを購入!!(笑)

この日はそのまま爆睡!!久しぶりにむっちゃたくさん寝て体調絶好調のまま会場入り〜!!

この小屋はMAOという全国チャーンのライブハウスで、
「ツアーを始めるならうちの系列店で」
という張り紙が楽屋にある。

提携店を含め、こんなにブッキング出来ますよということだが、布衣は既にそれを飛び越えている(笑)

セッティング!!

こういうチェーン店はスタッフがしっかりしてたり、シンバルのネジやフェルトとか足りなかったらすぐ持って来てくれたり、やはり中国の中では一番レベルの高いライブハウスだと思う・・・

本番!!

ドラムソロ!!

打ち上げは〜・・・ホテル向かいのオシャレなんだかダサいのかわからんレストラン(笑)

湖南料理は辛いのよ〜(>_<)

長江の魚もあります〜

名物のひとつ!!ザリガニ!!

明日はまた江西省まで戻って南昌という街でライブ〜!!・・・って実は大変なことが起こるのであった・・・

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2022年7月 8日

布衣2022年ツアー江西省萍乡

初めての街「萍乡(PingXiang)ってどこや?(笑)

海南省海口から飛行機で2時間、17時発だというので15時には空港に到着〜
しかし4時間近くの遅延(>_<)
これだから飛行機はイヤなのよ〜・・・

大容量バッテリーも見事に咎められ、安全検査の外まで一度出て登録して、その登録書を持って再び中に入る(>_<)

ヤオヤオ君がやってくれたけど(笑)

というわけで長々とした待ち時間、私はAmazon primeでひたすらミッションインポッシブル!!
ちなみにワイルド&スピードは全編見た〜

やっぱアメリカのドンパチしてあまり考えない映画がいいね〜(笑)

着いた空港は「宜春(YiChun)」という、また聞いたこともない街で、そこからまた車で1時間走るらしい・・・(>_<)

ホテルに着いたらさすがにバタンQ(死語)で、翌日会場へ〜

いや〜古き良き街並みにある素敵なライブハウス!(◎_◎;)

久しぶり〜むっちゃ小さなライブバー!!立ち見で100人入ったらぎゅうぎゅうやな、暑そう(笑)

ドラムは例によって真ん中に置けないので端っこに〜

文字通り「所狭し」と並べる〜(笑)

はええけどフロアタムのネジがひとつ本物のネジに〜!(◎_◎;)

いやちゃんと絞まったら別にチューニングキーで絞めようがドライバーで絞めようが同じやけど〜(笑)

本番開始!!


ドラムソロ!!

終了後はそのまま店で打ち上げ〜

よう見たらこんな店やったんやな・・・2階からの俯瞰図。

ここは実は飛行機で2時間飛んでもまだまだ中国南方の地、お隣の湖南省もそうなのだが、実はここ江西省の料理も辛いので有名・・・
朝にはここで食べた唐辛子がそのまま出て来るような状態で(>_<)翌日一行はまた美食探し!!

ホテル近所のオシャレな街並みの〜

オシャレなレストラン〜

オシャレな料理が並ぶ〜

酸菜鱼は四川省の料理なのでいいとして・・・

色々とずらり・・・

特にこの真ん中の鴨を小さくぶつ切りにして唐辛子で炒めたヤツが江西省の名物!!

これを白飯にぶっかけて食うと何倍でもおかわり出来るという代物なのだが、鴨の骨も一緒に砕いてるため、骨をいちいち取り出すのが大変(>_<)

地元の人は骨ごと食べるのだとか・・・

というわけで一行はお隣の湖南省長沙へ〜・・・

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2022年7月 6日

布衣2022年ツアー海南省海口

中国の省の中で唯一陸続きでない海南省の海南島へは飛行機で行きます。
列車をそのままフェリーに乗っけるっつうのもあるらしいけど、現実的ではないらしい・・・いつか乗りたい〜

飛行機って嫌いなのよねぇ〜・・・って別に飛行機自体が嫌いとかじゃないんだけど、私の場合はパソコンを充電出来る大容量バッテリーが規則に引っかかるらしく、検査員によるんだけど時々調べられてめんどくさい(>_<)

LaoWu達のギターも、機内持ち込みには長さがオーバーしてると手荷物検査で大揉めしてるし〜(>_<)

週末なので乗り打ち〜空港からそのまま会場へ〜

なんと前回は廃墟ビルの中のむっちゃ見つけにくいアンダーグラウンドな店だったのが、こんな大きなホールに!(◎_◎;)

布衣2021年ツアー海南省海口:
https://www.funkyblog.jp/2021/10/post_1522.html

セッティング開始〜・・・しかし小屋のシンバルはライドがなく、クラッシュもこれしかない(>_<)
しかも一枚は割れてるし〜(涙)

あのね、こんな大きな扇風機4台も買う金があったらライドぐらい買ってよ〜(>_<)

ヤオヤオ君のTシャツ乾かし機になっとるし(笑)

まあ贅沢言っちゃいかん!!過去にはまともに叩けるドラムセットがなかったこともあったんやし〜(笑)

というわけでサウンドチェックも終わってホテルにチェックインに行く時に、ふと楽屋の冷蔵庫を開けてみたら〜・・・

ナニ?!シャンパンがあるやん!!!
楽屋にビールがあるのは中国のライブハウスではほぼデフォルトなのだが、シャンパンがあるのは初めてやぞ〜!!

ライブ終わったらシャンパン飲もうと乾き物持って会場入り〜(笑)

本番開始!!

いや、あのね、こんな立派な照明入れる金があるんやったらライドの一枚ぐらい買うてぇや〜(>_<)

ドラムソロ!!

ステージ終わったらいそいそとシャンパン抜きます〜\(^o^)/

ところで中国のタオバオというネットショップのサイトでは、商品の写真を撮って検索すればその商品のサイトに行けるらしいが、日本でもそうか?

なんとこのシャンパン4万円近くするやん!(◎_◎;)
そんな金あったらライド一枚ぐらい買えるやろ〜(涙)

金色のんを飲み干した後、オーナーが鍋を奢ってくれると言うので、銀色のんも持ち出して持って行ったのだが・・・

ナニこの雰囲気!(◎_◎;)・・・好きやけど(笑)
シャンパンが似合う雰囲気ではない(笑)

何より30度を超える熱帯夜に鍋って(>_<)

しかも、ストロボ焚いて映してるから具が何だかわかるけど、街灯も無い路上で食ってるんだから全く見えなくて闇鍋状態(笑)

湿気も凄くてむっちゃ暑い!!
そりゃそうだ、海南島は中国最南端(中国共産党は南沙諸島も自分とこや言うてるけど)、海渡って西はベトナムである。

みんな上半身裸!!昔の中国を思い出して懐かしい!!

ベトナムっぽい文化もあるのか、調味料が心なしかベトナムとちょっと似てた・・・

この白い調味料がしょっぱいのか辛いのかと思ってたらちょっと甘くてむっちゃ美味かった!(◎_◎;)

結局この銀色のシャンパンも空けてしまったが、ここだけの話、この料理にはシャンパンじゃなくてビールやったかな(>_<)


翌日はまたオーナーが今度は「海辺でバーベQ」を奢ってくれると言うので〜

海南島の最南端の三亞はビーチリゾートの街だが、省都のここの海はこんな感じ。

食材持って来て自分で作るという手作り感満載!!

バーベQ開始〜!!

牡蠣〜!!!

みんなはビール飲んでたけどワシは売店でワインを買って来たぞ〜

何やら流しと違ってカラオケの機械持って歌わせる商売の人が来たのでコンテンツを覗いてみる・・・

アンダーグラウンドバンドの布衣の曲が3曲も入っとるぞ!(◎_◎;)

ご本人に歌ってもらう(笑)

おもろい(笑)・・・それにしても、よく考えてみればこの曲は私が作曲した曲。
私が音楽監督をした96年に大ヒットした映画「疯狂的石头(Crazy Stone)」の挿入歌として中国人なら知らない人はいないと言われてる楽曲である。

日本のカラオケで自分の曲が入っているのはそう珍しくないが、中国で自分の曲がカラオケに入っているのは、よく考えてみると感慨深いのう・・・

他にもないか探してみよう(笑)

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2022年7月 5日

布衣2022年ツアー広西チワン族自治区南寧

更に南下して中国大陸最南の省、広西チワン族自治区へ〜・・・って高速鉄道で8時間!(◎_◎;)・・・遠い(>_<)

本当は金曜日に広東省の朱海が入ってたんだけどコロナで延期、そのおかげでこの日が移動日になった代わりに移動距離が増したというわけである。

広西チワン族自治区はお隣の広東省と併せて「両広」と呼ばれたりしているが、街角でも広東料理の看板はよく見かける。

バンドのお気に入りはホテルの前にある広東風肉乗せご飯の店!!
香港に行ったら必ず食べる私の大好物である〜

白切鶏単品で追加〜このネギ塩タレが好きなのよ〜

ちなみに翌日の昼飯もここと決まっている(笑)

乗せる肉を変えてみた〜

でもやはり広西チワン族自治区の名物と言えば「螺狮粉」!!

「螺狮」というのはタニシのことで、「粉」というのはいわゆるビーフンのことなのだが・・・
でもワシは全くダメ!!むっちゃ臭いのよ〜(>_<)
この「螺狮粉」の店の近所を歩いただけでもう臭いが・・・(涙)

ライブハウスの近くに「越南米粉」という店があったので入ってみた〜

おお!!これこそベトナムのフォーではないか!!
懐かしい〜ちょこっと西に移動してベトナム行きたい〜(涙)

ちなみにチワン族というのはベトナム北部にもいる民族で、そう言えばベトナム人っぽいルックスの人もよく見かける・・・
この辺はベトナムの文化と似たものがあるのかも知れない〜・・・

というわけで現地オフでゆっくり休んで会場入り!!

何をやっとるヤオヤオ君(笑)

この小屋は元々地元のバンドが経営してて、他には類を見ないほど成功した店である。
最初に行った時の話
スネアのヘッドがこれ!!(笑)

セッティング完了〜!!!

本番開始!!

ドラムソロ!!

打ち上げは会場・・・っつうか会場の1階にあるバースペース〜

ここには「永远年轻(永遠に若い)」と書かれたパネルが〜!(◎_◎;)

飲んでたらオーナーにシミジミとこう言われた・・・

「Funkyさんは私の老後の目標です」

老後の目標て(笑)・・・いや〜60歳で定年迎えて働かない国(おかげで60過ぎての労働ビザが大変)でまだ現役でドラム叩いているからのう・・・
凄いねぇとか元気ですねぇとか褒められることは多いが、老後の目標にされたのは初めて(笑)

ツアーは続く〜あと46本!!!


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2022年7月 4日

布衣2022年ツアー福建省アモイ

福建省厦门(アモイ)は台湾と接する、海に面している素敵な街である。

前回来た時はライブハウスが文化村のような素敵な場所にあり、その街並みもとても素敵だった・・・

ところが今回はそのライブハウスが大都会に引っ越ししてて残念〜(>_<)
しかし相変わらず海鮮を貪るのであった〜・・・

なんとこの牡蠣!!一個一元(約20円)!!!!(◎_◎;)

いっぱい食いましたがなぁ〜(笑)
食後に会場に行ってみた・・・

いや〜前の場所ん時のようなオシャレな感じの店になってるのはいいとして・・・

向かいにおでん屋がっ!(◎_◎;)

ワシは満腹なのだがヤオヤオ君まだ食うんかい!(◎_◎;)!!

いや〜汁だけ飲ませてもらったが、四川省のように辛くしていることもなく、純日本風の出汁が効いてて美味い!(◎_◎;)

そして地元のJazzクラブへ繰り出した〜
むっちゃオシャレでびっくり!(◎_◎;)

ステージでは地元のミュージシャンの演奏が〜・・・なかなかレベルが高い!!

それを眺めながらビールタワー!!!

呼び出されてセッションもしました〜

翌日昼に開いてたら昼飯にしたいと思っていたのだが、やはり夜しか開いてないということで昼飯は福建料理〜

この魚をアルミホイールで煮たやつがむっちゃ美味しかった〜(涙)

会場入り〜・・・デカい!(◎_◎;)

セッティング〜

下手は自分の持って来たシンバル、上手は会場のをセットしたのだが、右手でSabian左手でKジルジャンを叩くという「住み分け」が出来て面白い(笑)

個人的にはパイステ系があまり好きではなくSabianも含めたジルジャン系が好きである。

本番開始!!

ドラムソロ!!

実は頭の中はおでんでいっぱいだったのよ〜(笑)
終演後におでん屋に飛び込む!!

いやね、これ最高!!
ライブ後の乾涸びた身体におでんの透き通った出汁が染みる〜(涙)

これだけ食べて円高なのに500円いかないって安い!(◎_◎;)

珍しくマスタードもあって大喜びなのじゃが、日本人的には豆板醤は要らんと思うぞ(笑)

もうこれで満足!!ホテルで洗濯して寝ようと思ったら、打ち上げに行ったみんなから矢のようなお誘い・・・
「蟹を奢ってくれるから絶対来るべき!!」
ってあーた!!もう既に満腹ですがな(>_<)

まあでもそれほどまで言うならばとタクシー飛ばして行ってみた・・・
(送り付けられた動画(笑))

着いたらこんな店〜

ワシのために高級ウィスキーを用意してくれてるし〜!(◎_◎;)

宴もたけなわ・・・

蟹〜!!!

鮑〜!!!

厦門(アモイ)よいとこ〜来年も来るでよ〜

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2022年7月 1日

布衣2022年ツアー福建省福州

週末3連チャン乗り打ちの最後というのが一番疲れているのに、こんな時に限って移動距離が長い(>_<)
・・・と言っても高速鉄道で4時間と言ったら広い中国の中ではむっちゃ近い方なのあるが・・・

8時半の列車と言うと、このコロナの時代、駅での健康アプリや行動アプリのチェックなどで何があるやらわからんので6時には起きて早めに出発せねばならない・・・

着いたらまずメシ!!

そこから歩いて会場へ〜
ツアーの宿というのは会場近くの安宿というのが鉄則ですなぁ〜・・・

セッティング!!

私はいつもスタッフと同じ時間に会場入りするのだが、実はPAエンジニアはスピーカーから大音量でホワイトノイズなどを出して音響のセッティングをしたいし、私はタムとかのチューニングの時に音を出されるのは困るし、PAエンジニアも音を作ってる時にタイコ叩かれると困る。

実は時間の奪い合いなのよね〜・・・

まあ最近は棲み分けが上手く出来てきて、せーのでセッティング始めたら、私がタムのチューニングをしてる時は、エンジニアチームはまだ配線とかしてて音を出せない状態で、タムとスネアが終わった頃配線等が完成してホワイトノイズが流され、私はその間は音が出せないのでシンバルなどをセッティングして、ホワイトノイズが終わったら全体を軽く叩いてみて、そしたらエンジニアチームは「チェックチェック」とか声を出してモニターチェックを始める。

エンジニアチームが全てが終わってからドラムのサウンドチェックになるわけだが、この会場の上には美味しい珈琲屋さんがあるのでカフェオレを飲みながらしばしまったり・・・

ここで気付いたのだが、普段私は街の名前を言われても、どんな会場だったとか、どんなホテルだったとか、全く覚えていない。
だからマメにこのような旅日記を書いてはアップしているのだが、それがなかったら全く覚えていないというのが常だった。

ところが今回の旅は色んなことを結構鮮明に覚えている!(◎_◎;)

「この小屋の上のコーヒーが美味しいんだよね〜」
と言うと、「そんなところまでよく覚えてるなぁ〜」とびっくりされた。

自分でも不思議だなぁと思いながらコーヒーを飲んでたらわかった!!
私は去年のツアーから今年のツアーまで何もしてないのだ!!(◎_◎;)

コロナ前は日本でもツアーしたり、ヒマがあったら東南アジア旅したり、やってることがいっぱいあったので覚えられなかったのだが、去年から今年ってほとんど銀川にいて、隔離されたり隔離されたり(涙)・・・

ああなるほどねという感じである(笑)

ドラムのサウンドチェックが終わる頃、他のメンバーがやって来てそれぞれの楽器をチェックして、みんなで数曲音出して終了!!
あとはホテルに帰って私は仮眠!!

昔はここでみんなメシを食ってたのだが、一度本番前にメシ食って満腹で叩いたら吐きそうになったことがあるので、
(この時:https://www.funkyblog.jp/2019/03/post_1311.html
「ワシは本番前には食わん!!」と宣言したら、まあみんなも何となくここは軽食にして、本番後に打ち上げでちゃんと食おうという雰囲気になっている。

会場からホテルに戻る道すがらセブンイレブンがあって、みんなそこでおでんを買って食っていた・・・

おでんかぁ・・・四川省のファミリーマートでおでん買ったら辛かったし(>_<)

ところがみんなのおでんをちょっとつまませて頂いたら、これが日本風でむっちゃ美味い!(◎_◎;)

もう頭の中は「おでん〜おでん〜」のままライブ!!(笑)

おでんのこと考えながらのドラムソロ!!(笑)

そしてホテルに帰る道すがら書いましたがなぁ〜・・・

もうね、ツユがライブ後の身体に染み渡る〜(涙)
いやね、もうこれですぐ寝たらええんとちゃうん!!
しかし打ち上げにも参加〜・・・これやから太んねん(>_<)

銀川出発して2週間・・・2kg太ってます〜(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:01:16 | 固定リンク

2022年6月28日

布衣2022年ツアー浙江省寧波

週末は毎週3連チャン、温州から寧波は高速鉄道で2時間なのでまだ楽である。

寧波の小屋はちょっとアンダーグラウンドな程よい大きさの小屋・・・
実はソールドアウトやったん?!(◎_◎;)

まあ小屋が大きかろうが小さかろうが、客が多かろうが少なかろうがやることは同じ!!
まずセッティング!!

本番!!

この日はなんかいいライブだったのよねぇ〜
「やっと初日が出たな」・・・って遅っ!(>_<)

というわけでドラムソロもよかった!!

もうこれで構成は決定やな!!
10本目にやっと初日が出て(笑)、このままあと47本走り切りましょう!!

Posted by ファンキー末吉 at:07:10 | 固定リンク

2022年6月27日

布衣2022年ツアー浙江省温州

この街に来る度に何度も言うのだが、「温州みかん」は日本のひとつのみかんブランドであって、この街とは何の関係もありませんから〜

・・・ってなことは置いといて(笑)、この街のライブハウスはそれはそれは小さくてアンダーグラウンドなライブハウスだった。

今日の会場は歴代で一番狭い・・・ だいたい12畳ぐらいでステージも狭いのでドラムを真ん中に置けない(>_<) しかしこのツアーの今までの経験では会場の大きさに関係なく同じ人数が来るのよな・・・ 聞くところによると予約だけで200人!(◎_◎;) だからPA席に金網???(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

それが去年こんなに大きなライブハウスに生まれ変わった!(◎_◎;)

ところが今回はこの小屋ではなく、もっと大きな小屋だと言う!(◎_◎;)・・・何で?

聞くところによると、去年の小屋は人気でスケジュールが取れないのだとか・・・
いや〜あんなアンダーグラウンドな小屋から人気ライブハウスになるなってめでたいことである。

昼メシはそのオーナーがわざわざやって来て奢ってくれた!(◎_◎;)

よその店で演るバンドにわざわざメシを奢ってくれるというのも不思議な話だが、まあ爆風スランプが名古屋ELLが小さかった頃、動員記録を持ってた(実質これ以上人を詰め込めない(笑))のと同じで、言わば布衣は昔のこの店の歴史を一緒に作ったバンドなのであろう・・・

オーナーが連れて行ってくれた店が、またこれが地元に知り合いがいなければ絶対に探し当てることがないであろう素敵な店!!!

調理場を通って中に入ってむっちゃ狭い店!!

温州料理!!

ありがたくご馳走になって、ライバル店への会場入り〜(笑)

デカい!(◎_◎;)

セッティング完了〜!!

ヘッドはエバンスの赤いヘッド・・・実は初めて(笑)

ライブ開始!!

ドラムソロ!!

終演後は今度はここのオーナーが奢ってくれた〜!!

何年ぶりやろ〜酔っ払い海老!!
生きた海老を酒につけて生のまま頂きます!!


温州は海沿いなので海鮮も豊富で美味!!
どうもご馳走様でした〜!!!

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布衣2022年ツアー安徽省铜陵

安徽省の小さな(中国だからそうでもないが)铜陵・・・
私にとって印象深いのはこの出来事だった・・・

時代は変わり、ホテルの前の屋台があった場所は駐車場に変わり、あの少数民族の人たちと会うこともない・・・

しかし時代は変わってもツアーは続く・・・
何故かここ铜陵は毎回必ずブッキングされる街なのだ・・・

去年のツアーと違って、今年のツアーではむっちゃストレスになっていることがある。
毎日やらねばならないPCRチェックである!(>_<)

いや、別に「毎日やれ!」と言われてるわけではないが、省を跨ぐ時には陰性証明がないと入れなかったりするので、こうやって毎日ツアーを廻っていると必然的にほぼ毎日PCRチェックをせねばならない・・・

中国人はいよい、ちょちょいと綿棒で喉を掻き回せば数時間後にアプリで結果が出る。
しかし外国人はそのアプリが外国人に対応してなかったり、病院によっては外国人がチェック出来なかったりする。

この国で外国人やってると、全く歓迎されてないようで心が折れまくる(涙)

実はこの日は現地オフだったのでファンクラブ会みたいなのがブッキングされていたのだが、その会場が外国人は入れない(>_<)

駅では自動改札通れないし、パスポート見せたら「いつ入国したんだ」と責められる。
まるで「犯罪人」のような気分である。
(犯罪人になったことないので知らんけど(笑))

翌日ライブでその翌日に次の街に行くのなら、陰性証明の有効期限が48時間なのでこの日にPCRチェックを受けとかなければならない。

「ファンクラブ会終わったらみんなで行きましょう」
ということで、ホテルで待機・・・

ところがいざファンクラブ会終わったら、
「会場がむっちゃ遠かったので、その辺で自分でチェックに行きなさい」
と・・・

ところがホテルのPCR検査場には誰も人がいない(>_<)

仕方がないので簡易検査場ではなく病院を探す・・・
铜陵第五医院・・・この日は検査やってない(>_<)

次の病院、铜陵第六医・・・検査16時まででもう終わっとる(涙)

「じゃあ明日ライブ当日の朝一番で行けば間に合うから」
ということでメシ食って飲んで寝る・・・

翌朝一番に行ってPCRチェック!!
もうね、携帯にアプリインストールして、個人情報入力して、そしたらQRコードが出るので、それをQRコードリーダーにかざして喉に綿棒突っ込めばそれで検査は終わり・・・

なのだが、そのアプリが外国人に対応してないのでQRコードが出ない(>_<)
「何?あんたQRコードないの?」ってまた犯罪者扱い(涙)

またねぇ〜田舎街なので方言がキツくてあんまり聞き取れないのよねぇ〜(>_<)

検査場ですったもんだしてたら、どうやらさっきアプリでお金払った領収書で陰性証明を受け取れるらしい・・・


こんなんで受け取れるん?!(◎_◎;)
個人情報ってこのパスポートナンバー走り書きしてるだけやん(笑)

まあええわ、ライブ前に病院来て受け取ればええんやな・・・と思ったら・・・

朝一番で行っても夜の8時まで陰性証明が出ないの?!(◎_◎;)
今日のライブ8時からなんですけど・・・(涙)

「明日朝イチでもらいに来ればいいわよ」
とマネージャー・・・

明日が移動日で出発が遅かったので良かったが、乗り打ちで早い便だったらアウトであった。


イヤなことは忘れて取り敢えず会場入り!!

この会場は「ライブハウス」というよりは「ライブバー」という感じ。

椅子が積み上げられているのは、おそらく毎回ライブのためにソファーをどけてスタンディングスペースにしているのだろう・・・

実はこの日はPAの設置から始まっていた!(◎_◎;)
きっとライブのために毎回PAをレンタルしてるのだろう・・・

セッティング!!

おかしいなぁ〜前回来た時にはもっとシンバルスタンドあったのに〜
今日はこれしかないのでこのシンプルセッティング〜!!

小屋のシンバルはあるのにもったいない・・・
・・・と思ったらシンバルスタンドもいつも他所から借りていたらしい!(◎_◎;)

スタンド届いたし〜

珍しく全部SABIANで揃いました〜(笑)

ライブ開始!!

ドラムソロ!!

最前列の女の子が可愛かった〜(笑)


さてライブは無事に終わったのですが、次の朝イチで陰性証明を取りに行った時の話・・・

窓口をたらい回しにされて、結局ひとつの部屋に回される・・・
部屋にはアプリを使えないのか、数人の中国人が私と同様陰性証明をもらいに来ている・・・

担当はこのおばちゃん(きっとワシより歳下だと思うが(笑))!!
しかし「そんなものは出せない!!」の一点張り!(◎_◎;)

中国人はみんな諦めて帰って行ったが、私はそういうわけにはいかない。
陰性証明がないと次の街に行けない・・・すなわちここで暮らさなければならないのだ(涙)

もうね、座り込みましたよ!!
どうせここで暮らさなければならないならこの部屋で暮らしてやる!!(笑)

おばちゃんもさすがにこんな金髪のおっさんがここで暮らされても困るのだろう(笑)、豪を煮やしてパソコンを開き、「ほら、結果なんか出ないでしょ」と私に見せる。

「どれどれ貸してみぃ〜!!」
と病院のパソコンを勝手にいじる金髪のおっさん(笑)

よく見たら、おばちゃんこの「氏名」の欄にパスポートナンバー打ち込んでるやん!!(>_<)
そりゃ検査結果ヒットするわけないわのう〜・・・

あかんやろ〜・・・言うてもあのパスポートナンバー走り書きした書類だけで陰性証明出そうっつうのがそもそも間違いやで〜

・・・というわけで自分で名前を打ち込んでみる・・・がヒットしない(>_<)
普段打ち込んでるSueyoshi Satoruで打つがヒットしない(>_<)
いやそもそも英語名で外国人がおそらく私だけやろうからSuで検索してもヒットしない(>_<)
大文字小文字の区別があるのかな、とSUで検索してもヒットしない(>_<)
ひょっとして一部検索ではなく完全一致検索なのかな、とSUEYOSHI SATORUで打ち込んで見るがヒットしない(涙)

最後の最後に間のスペースを取ったSUEYOSHISATORUで検索したらヒットした〜\(^o^)/

「じゃあこれ印刷して下さいな」
と言うとおばちゃん「そんなことは出来ない」ってあーた!!(>_<)

すったもんだして自分で印刷コマンド使って印字しましたがな〜
おばちゃんパソコンの使い方知らんかっただけなのね(笑)

ところが病院を出ようとしてはたと気が付いた・・・
なんか数日前にもらった陰性証明には赤い病院のハンコが押されてたぞ・・・
それなかったら無効なんちゃうん?!!(>_<)

取り敢えず受付のねーちゃんに相談してみたら、無愛想に何も言わずぺたんとハンコ押してくれた!(◎_◎;)・・・こんなに簡単なん?(笑)

というわけで綱渡りで次の街へ〜・・・いや〜これがあと100日続くのね(涙)

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2022年6月24日

布衣2022年ツアー江蘇省蘇州

前日の南京ではライブ終わって打ち上げ行かずに洗濯!!

実は無錫の暴飲暴食で2kg太ったのよ〜(涙)

(65kg台は色なし、66kgは黄色で注意、67kg越したらピンクで危険)
というわけで夜は部屋でバナナとか食べて酒も飲まず健康的に寝た・・・

ところが蘇州に着いたら思い出した〜ここは中国でも珍しいひとつの通りに日本食が密集している日本食ストリートがあるのよ〜(>_<)

「ラーメン食べましょうよ〜」と言うヤオヤオ君の誘いを強い意志で断りながら会場入り!!
蘇州の小屋がまたデカい!!

16時まで昼の部が入ってて、入り時間の16時半に行ってもまだライブ後のサイン会やっとる・・・

うちと違ってファン若い女の子ばっか!!(笑)

ドラムはチューニングしていいということなのでやってたら、サイン会終わってドラマーが上がってきて黙々と片付け始めた・・・
「お前中国でドラム叩いてワシのことも知らんのか!!」と(冗談で)イジメてやろうかと思ったら、ヤオヤオ君に「老師が小屋のスネアじゃ良くないと思ったら僕の使って下さい」って隣に本人がおるんやからワシに言えよ!!怖かったのか?怖かったのだな!!(笑)
「え?でもそれ使ったら君帰れないじゃない」と言ったら、横から小屋の人が「いいんですよこいつ、夜は何もないですから。勉強させてやって下さい」ってお前が言うなよ(笑)
というわけでまず小屋のスネアを黙々とチューニングしてみてふと見るとスネアも彼ももうおらん!(◎_◎;)おーい!!!

というわけでセッティング完了!!

ライブ開始!!

ドラムソロ〜!!!

この日のスペシャルだったことは、ヒット曲である羊肉麺の時に、2番でいきなりLaoWuがセンターから外れてベースのマイクで歌い始めたかと思ったら、ライブハウスのオーナーがステージに上がって来て残りを歌ったということ!(◎_◎;)

いや〜こんな飛び入りなら大歓迎やな〜
前回みたいに呼ばれもしないのに客が勝手にステージ上がって来て歌ったりよりは(笑)

打ち上げは小屋でやるそうで〜
助かるのよなぁ〜そういうの・・・時間が節約出来て良い!!

客席に円卓広げて打ち上げ〜!!

オーナーから、今日の対バンのドラマーを紹介される!(◎_◎;)

怖かったのか恥ずかしかったのか消えてしまっていたが、実はずーっとここにいたのね(笑)

見ればオーナーがむっちゃ可愛がっている・・・

南京のバンドらしいけど、昼間にこの小屋を満杯に出来るって凄いぞ!!
ライブハウスがそんな地元のバンドを育てているなんて、中国にもやっとライブハウス文化が根付いて来たな、と日本のライブハウス世代の私はそう思うと嬉しくなってしまった・・・

頑張れよ!若いドラマー!!
「お前もな!!」と言って欲しかったが、始終緊張しっぱなしであった・・・(笑)


さて翌日は移動日、日式ラーメンを食いたくて仕方のないヤオヤオ君と二人で単独行動をして、日本人街のラーメン屋さんに入った!!

写真

ヤオヤオ君が前回ひとりで入ってむっちゃ美味しかったんですと!!
オススメの醤油ラーメン!!

この低温調理のチャーシューば絶品!!
ついでに餃子も〜

日式羽付き餃子最高!!

移動日なのでビールを頂きます!!

でも値段を見ると結構高い!(◎_◎;)
火山肉ラーメンって円高やから2000円近くするやん!!(◎_◎;)

まあ金を出して美味しいラーメンが食えるならそれで・・・
日本人のいない銀川では絶対食えんし〜・・・

帰ろうと思ったのだが、昔ここ蘇州でひとりドラムをブッキングしてくれたチャッピーさんに、ご挨拶がてらメッセージを送ったら、何やら近所にむっちゃ美味しい蕎麦屋があるらしい!(◎_◎;)

李さんという美人店長がいるらしく、それならお顔を拝みに行こうとハシゴ!!

蕎麦なんて食うのむっちゃ久しぶり!!(涙)
むっちゃ美味かった〜!!!

評判のうなぎも美味しかった〜(涙)

ちなみに私は蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを飲みました〜
十数年ぶり!!(涙)

写真

というわけで体重は・・・・(涙)
ツアーは続く・・・

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2022年6月22日

布衣2022年ツアー江蘇省南京

無錫から南京までは高速鉄道で1時間!!近い!!

・・・いや〜助かるのよねぇ〜書き入れ時の週末はどうしても乗り打ち(移動してその日にライブ)になるので、移動距離が長いとむっちゃ疲れる(>_<)

私のような年寄りは早起きだが、みんな基本的に音楽関係者は朝寝坊なので、少しでも長く寝かせてあげようということで、スタッフの入り時間(ドラマーはチューニングもあるのでスタッフと同じ入り時間)に合わせて、着いて昼メシ食ったら(場合によっては飯食わずに)すぐ会場入りするような時間に着くように移動スケジュールが組まれている。

必然的に、移動日でもない限り、昼メシは手っ取り早く食べれて簡単なモノを食べるのだが、この日は違った!!

小屋が昼の部もブッキングしていて、4時半入りじゃないと会場に入れないのだ。

悪いことにホテルも2時にならなければ部屋に入れない・・・
しゃーないなぁ〜出て来るのに時間がかかるけど「烤鱼(KaoYu)」食いますか〜

この「烤鱼(KaoYu)」という魚の食べ方、今でこそ全中国で大人気の料理なのだが、10年ぐらい前にはさすがの食い道楽の私も知らなかった。

初めて食べたのは湖北省の恩施(EnShi)というところ。
この仕事で行ったのよね〜

ひとりドラムin湖北省恩施土家族苗族自治州

野外でむっちゃ暑くって、ステージ降りてイベントが終わるまで待つのに、楽屋もないので友人の奥野龍太郎と一緒にステージ裏にある小さなローカルの食堂に飛び込んだ。

そこで隣の人が食べてたのがこれである。

「何コレ?頼んでみるか?」

魚をまず皮がカリカリになるまで焼いて、それを辛いタレで煮込むのでむっちゃ時間がかかる・・・
冷えたビールを飲みながら待つ・・・
実は料理が出て来た頃には既に酔っ払ってたのだろう、この辛さにやられて、
「何コレ?むっちゃ飛ぶやん!!」

湖北省も辛い料理で有名である。
お隣の重慶も辛い料理で有名である。
そんな中で外国人など滅多に来ないローカルな食堂で、遠慮のない地元民の味が出て来たんだから辛さで飛んでしまったのだろう・・・


話が大きく逸れてしまったが、そんな料理を普通ライブの前に食べたりはしないが、ホテルに入れるまで2時間もあるのだ。
料理が出て来るのが遅くっても構わないということで久しぶりに食った〜

2時にホテルに入って4時まで爆睡!!(笑)
その後会場入り〜!!

週末金土日は毎週3連チャンなので南京に乗り打ち〜 中国にはMAOとモダンスカイという2大ライブハウス系列店があるけど、それを除いて単体では機材もスタッフもむっちゃちゃんとしてる小屋です〜デカい(>_<) 2階にも立ち見で客を入れる変わった構造なんだけど満杯になると目の前客ばっかりになって壮観!! というわけで今回もソールドアウトですと!!\(^o^)/ 録音用のパソコン台があるのもありがたい〜 - Spherical Image - RICOH THETA

中国にはMAOとモダンスカイという2大ライブハウス系列店があるけど、それを除いて単体では機材もスタッフもむっちゃちゃんとしてる小屋!!

実は引っ越すかなんかで、この日はこの小屋の最後のライブだったようで・・・

2階席に立ち見で客が入るという、ステージから客席をみたらずらりと客が立っているという不思議な作りの小屋だったのに残念やのう〜・・・

ちなみにこの日はソールドアウト!!
満パンの壮観な客席が見れそうである・・・

セッティング完了〜!!

実は最近気付いたのだが、オープンハンドになってから、小屋のライドを借りて左側にもライドをセッティングするのだが、通常のハイハットはシャフトが長いので、どうしてもその上に被さるようにライドをセッティングするととても高くなる。
左が高く右が低いようなセッティングになるのであまり気に入ってなかったのよねぇ〜

自分のドラムだったらシャフトを短く切ってやれば済むのだが、人の楽器を勝手に切るわけにもいかん・・・
かと言って切ったのを持ち歩いても、メーカーによってシャフトの太さが違ったりするのよねぇ〜(>_<)

ところがこのようにちょっと後にずらしてやって、このシャフトに左側からライドを叩けば解決する!!(◎_◎;)
ライドを叩いていた左手で前のクラッシュを叩く時には、よいしょとシャフトを跨いで叩かねばならないけど、小屋にクラッシュとシンバルスタンドがあれば左にももう一枚セッティングすれば解決する・・・

小屋にもよるけど、これがツアーのデフォルトやな!!

小屋によってはシンバルスタンドやドラムセットすらボロボロだったりするが、この小屋はちゃんとメンテされてるし、シンバルのフェルトやネジなどちゃんと全部揃っている(それが当たり前?笑)

スタッフも機敏で、何か足りないものがあるとキビキビと動いて探してくれる・・・(日本ではそれが当たり前(笑))

この小屋がなくなるのではなく引っ越すのであって欲しいのう〜
また引っ越してからもお世話になりたい〜!!

というわけでこの小屋最後のライブ!!

ドラムソロが凄い熱狂的でびっくり!(◎_◎;)

ちょっと解説すると、まず最初のドラムソロは绿韭菜という曲の後に付けたドラムソロで、またこのテンポ104というのが、16分音符だと遅すぎるし32分音符だと速すぎる。
じゃあ6連符かと言うと、3連系のフレーズってあまり在庫がないのよねぇ〜

というわけで在庫を増やす為に、速度系のドラマーがよく使う、フロアタム3発→左手からスネア3発→右手からロータム3発→左手からハイタム3発というフレーズを組み込んでみた。(30秒辺りから)

速度系のドラマーはこれをそのまま繰り返したりするのだが、104のテンポだとそれほど速度を誇示するほど速くもない(>_<)

そこで自分らしく、上記4つの8分音符の次にスネアを8分音符で入れて5拍フレーズにしてみた。

ところがこの曲のシーケンスは曲中と全く同じものを使っているため、26秒のブレイク(これもウケてるなぁ(驚))の後はAメロ部分・・・この曲は民謡なので小節数がイレギュラーで、ここって実は5小節なのよねぇ〜

3小節Emの後に2小節B7、この2小節は必ず盛り上がる鉄板フレーズになったタムとシンバルを組み合わせた6連となるのだが、この新しい5拍フレーズ、5拍フレーズってただでさえ見失い易いのに3小節で収めるっつうことが出来てなくて、実は1小節早くその決めフレーズに入ってる(>_<)

もっとシーケンスを大きく聞いていればよかったのだが、その1小節ズレて叩いていることに気づかずに次の同じ部分でスティックを落としてしまう・・・(53秒辺り)

実はこの前にもトリロクトゥルクーがやってた5拍フレーズ(スネアのRllrrLに続いてタム回し6連+8分の5拍)をやってるのだが、このフレーズは慣れているのでちゃんと3小節に収まっている。

自信持って違う3小節を叩いているわけだが(笑)スティックを落としたことによってシーケンスが耳に飛び込んで来て、スティック拾いながら小節数を修正してると言う・・・

まあ言わんかったらわからんか・・・そんな裏話でした・・・

続いてドラムソロのための曲に続くのですが(1分40秒辺り)、この元ネタ(笑)は言わずと知れたツェッペリンのモビーディック!!

これですな

実はこの1コーラスの後にはベースソロとギターソロも入っているのですが割愛して(スマン)そのままドラムソロ〜・・・(2分14秒辺り)
って何しようかなと思ったのですが、やっぱグランドファンクのドンブリューワーでしょ!!

昔大好きでよくこのビデオは見てたのだが、実際に自分でこんなん叩いたのん初めて(笑)

実は若い衆にこの映像を見せたら「まんまやないですか!!」と突っ込まれたのだが、そもそも中国でグランドファンク知ってる人があんましおらん。
このビデオが流行ってた頃、この客席でおる人誰もまだ生まれとらん(笑)

というわけで中国人むっちゃ新鮮に聞こえるんやろうなぁ・・・

まあ中国でなくても、草食系男子が増えている日本でもドンブリューワーみたいなこんなパワードラム叩く若い衆おらんやろうからなぁ・・・

というわけで40年同じドラムソロをやっとるドンブリューワーに敬意を表してフロアタムを叩きながら立ち上がってみる(2分34秒辺り)

彼のんと比べると立ち上がるのんがモタついてるなぁ(笑)
まあライブを続けるうちにスピーディーになるやろ・・・ってずっとこれやるんかい!!(笑)・・・やるでしょ〜

実はこのフリーのドラムソロは、導入部分こそドンブリューワーですが、ほんまにやりたいことは、3分18秒辺りからの6連でツーバスを踏みながら上でポリリズムの色んなフレーズを叩くというもの・・・

ところがひとりで練習してた時には色んなフレーズ試してたんやけど、いざ本番になったら全く出て来ん!!(>_<)

常々「練習と本番とは全く違う」と言って来たが、まず本番は練習ん時みたいに冷静じゃない(笑)
頭真っ白になってる状態で出て来るフレーズが本当に身体に入っているフレーズで、そんなフレーズって実は本番でしか生まれて来んのよねぇ〜

かと言って、客を煽ってなんぼのロックドラムソロなわけで、あまりテクニカルに走ると客が冷めてしまう・・・難しいところですが、この部分がツアー中にどれだけ進化してゆくかが楽しみです。

さてどうシメようかと考えてたのですが、3分45秒からのように3連符の4つ取りロール込みから乱れ叩きになってシメるのが良さそうですな。
本当はやりたかったのはこれもドンブリューワーネタですが、次のドラムソロ6分辺りからのフロア→タム→バスドラの3連を叩きながら叫ぶやつ!!
これを速くして終わろうと思ってたのだが、この曲のドラムソロも変化がなかったので、既に鉄板ネタとなってしまったこれは現状ではこの曲に持って来ようと思ってます〜

問題はこの叫んで一番盛り上がったところからどうシメるかですなぁ〜・・・
一番ええとこでまたスティック落としとるし〜(>_<)

本当はこのままテンポを速くしてゆくのがいいのだが、ドラムソロ4種類、ひとつはシーケンスに合わせたミドルテンポ、次にフリーソロの3連系、そしてこのテンポをキープした16系と来てる中で、この曲もフリーテンポにしていいものかどうか悩みどころである・・・

そして4つ目のアンコール(6分38秒)ではプロレス系と言うかおアホ系と言うか(笑)しかしこのスタイルのドラムソロをやるドラマーって中国どころか世界にもおらんからなぁ〜・・・時々「これでええんやろか」と悩む時もあるけど(笑)まあこれは死ぬまでやらなあかんなと覚悟を決めてます〜

7分13秒からの叩いては煽る叩いては煽るのは鉄板ネタとして揺るぎなく、7分52秒からのだんだん速くしてゆくのももう変えられんでしょう。

問題はその次のツーバスに持ってゆくまでの部分(8分18秒から)をどう構築するか・・・まあこれも本番で色々やってから作り上げてゆこうと思います〜

9分12秒からのツーバスを踏みながらの上下分離ネタ!!(これはJazzではサンバの足を踏みながらやります)進軍ラッパフレーズから歌舞伎ネタはもう変えられん(笑)

この上下分離はその昔森山威男さんというJazzドラマーのライブを見に行ってそこで初めて見たのだけれども、ある日突然出来るようになったので、このような笑えるネタにしているところが自分らしい(笑)・・・というわけでこれも死ぬまでやりましょう!!

というわけで今回のツアー4つのドラムソロをどのように考えて構築しているかを詳しく説明しました〜

ちなみにこの4つのドラムソロ、毎回全部・・・ということはあと50回やることとなります〜はてさてどのように進化してゆくやら・・・お楽しみに!!

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2022年6月21日

布衣2022年ツアー江蘇省無錫

内陸で海のない銀川で暮らしていると無性に刺身が食いたくなったりする・・・(>_<)

日本人が多く住む無錫にはレベルの高い日本料理屋がたくさんあるので、移動日のこの日は地元の日本人の皆さんと飲み会!!

刺身〜(涙)

海のない銀川では生魚は空輸しかないので寿司屋でも刺身は少なく、ロシア上空を飛べないためにサーモンも品切れだった〜

辛子明太子〜(涙)

寧夏回族自治区では滅多に食べられない肉厚のトンカツの乗ったオムレツ!!(涙)
トンカツの脂身ばかり先に全部食べてしまいました〜

もう食えん〜(>_<)
ちなみに左側には四日市トンテキがあります〜

ついでにラーメン屋もハシゴ!!

いや〜太った太った・・・この日だけで2kg太っているから凄い(>_<)
全部ご馳走してもらったのでお礼に翌日のライブにご招待!!

無職の日本人の皆さん(一部日本語達者な中国美女)

翌日会場入り・・・暑い(>_<)

湿気のない砂漠の街の夏と違ってやっぱ南方の海に近いところは蒸し暑いのう・・・
セッティングしているヤオヤオ君も写真を撮っている私も(後には)上半身は裸です〜

中国のライブハウスにはデフォルトで楽屋にビールがあるのですが、ロックのドラムはやっぱアスリートなのでライブ終わるまで我慢(>_<)

このライブハウスがある地区は運河(?)がある古い街並みの素敵な街で、運河っぺりでお茶〜

いつものようにホテルに帰って一寝入りして会場に向かうのだが、夜がまた素敵な街並み!!

灼熱のライブ開始!!

ドラムソロ!!

前回のツアーでもやってたこのドラムソロ、なんか新しいネタないかなと思ってたのだが、速度系の人がよくやる、3連符でバスドラ→スネア→ロータム→ハイタムという流れを取り入れてみた。
そのまま連続させても単なる速度系なので、トリロクトゥルクーがやっていた5拍フレーズに続いて、私らしくこれの最後にスネアを一発入れて5拍フレーズにしてみた・・・

あとなんかまた新しいのないかなと考え中〜
ツアーは一本一本こうやって進歩してゆくので楽しいです・・・

打ち上げはまた日本人の皆さまと〜また奢ってもらいましたm(_ _)m
来年もまたここで会いましょう〜!!

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2022年6月20日

布衣2022年ツアー山東省临沂

临沂(LinYi)着いた〜

布衣のツアーには必ずこの街「临沂(LinYi)」が入る。
何故かと言うと、昔北京の中国式長屋「院子(Yuanzi)で一緒に暮らしていた「蚊子(Wenzi)」がここでライブハウスをやっているからである。

前には鈍行が停まる駅しかなかったのが、今では高速鉄道が停まる駅が出来たり、アンダーグラウンドな素敵なライブハウスが前回では大きな小屋になってたり・・・時代は変わるものだと思ったら・・・

夜メシを奢ってくれると言うので、てっきり毎回行くこの店

かと思ったら・・・

ナニコレ?!!高級ホテルのレストラン?!(◎_◎;)

お前・・・まさか金持ちになったんか?!(◎_◎;)

いや、このルックスでそれはないやろ(笑)

何せ前回来た時はライブハウスの一角のこんなゴミだめのようなところで暮らしてたのだ・・・

雰囲気を見ると、どうやら支払いは彼ではなく、向かいに座っている友達のようなので、遠慮なくご馳走を頂くことにした(笑)

てっきりあのローカルな安い食堂だと思ってスルメを持って来たのだが・・・

回してみても誰も食べなかった(笑)

翌日小屋に行ってみると・・・

場所は同じだが名前も変わって・・・しかも「CLUB」になっとるし〜!(◎_◎;)

でも暮らしてるとこはやっぱゴミだめ〜(笑)

シンバルは相変わらずこんなボロなんしかないし〜(>_<)

ヤオヤオ君が「シンバル持ち歩くの重いんで1枚減らして下さい」と言うので、今回はこれしかないということになる(>_<)

でも向こう側にあるオモチャのシンバルみたいなんが、スプラッシュチャイナみたいで結構いい音がするので使ってみた〜

でもいざバンドで合わせてみると、ボリュームが小さいのであまり使い物にならない(>_<)

結局本番前に地元のドラマーがいいシンバルを持って来てもらったので交換してライブ開始!!

ドラムソロ!!

さて、この日は打ち上げには行かずそのまま寝たのだが、夜中の3時に叩き起こされて名物の「糁汤(SanTangと読むのか?ZaTangと教わったぞ)」!!

3時に開く地元の名物店があるらしい!(◎_◎;)

日本では酸辣汤(SuanLaTang)という酸っぱくて辛いスープが有名だが、河南省には糊辣汤(HuLaTang)というその酸っぱくないバージョンの名物がある。
そしてここには糁汤!!
どれも胡椒辛いスープなのだが糊辣汤は糊の字のごとく片栗粉でドロドロにしているが、糁汤は牛肉と鶏ガラを一日煮込んでドロドロにした牛肉スープ!(◎_◎;)
朝メシと言いながら飲みのシメに来てる客ばっか(笑)

シメにも朝にも似合う一品でした〜

ライブ終わってホテルでシャワー浴びてスタッフの片付け待ってたら眠くなったので打ち上げ行かずに寝てたら夜中の3時に起こされた。3時に開く地元名物の朝メシ屋があるらしい!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

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2022年6月14日

布衣2022年ツアー山東省潍坊

2022年の前半ツアーはとりあえず2本やって一度帰って来たのだが、ここから108日の55本続くツアーが始まると言う・・・

まあ途中銀川公演の時に帰って来るとは言っても、まあざっと2ヶ月は帰れないわけだからということで〜

冷蔵庫を空にする!!(笑)

いやこの部屋はLaoWuのお母さんが住んでたとかで、私のために住まわせて下さってるわけで、「長い留守の時は総電源を切っておきなさい」と言われたらしゃーないなぁ〜・・・

そしてパッキング!!

毎回毎回「前の日やればええやん!!」と思うのだけれどもどうしても出来ん(>_<)
きっとパッキングした時点でもう旅に出てる感じになって、大事なもの(っつうか自分の全て)が入ったトランク見ながらよう寝んのよなぁ・・・

というわけで毎回当日の朝にパッキングするのだが、当然ながらいつも何か忘れてゆく(>_<)

まあパソコンとかよっぽど大事なものじゃなければどこ行っても買えるからのう〜
というわけで出発!!

初日の移動日12時間強!!・・・てシビれるのう(笑)

きっと前回コロナのために飛行機が欠航になって8回取り直したということがあったので、比較的安全な陸路にしたのだろう。

ワシ以外全員爆睡!!(笑)
「无时不工作(仕事してない時がない」(笑)

着いたらさすがに疲れているのだが、名物の鶏炒めを食わねばならん!!

ぐっすり寝ていざ出陣!!
4年前に来た時は小さなパブ見たいな会場だったが、今回の会場はデカい!(◎_◎;)

楽屋も広い!(◎_◎;)

ドラムはYAMAHAのいいセット!!

今回はヤオヤオ君が
「運ぶの重いからシンバル一枚減らして下さい」
と言うので、小屋にたくさんあったジルジャンばっかになってしまった〜

珍しくチャイナがあったので左にもセッティングしてみた〜今日は左手が忙しい(笑)

このセットで昨日のドラムソロ!!

まあテクニカルな部分もあるけど、今回のテーマは40年全くブレないグランドファンクのドンブリューワー!!

ネットで見て感激したのよねぇ〜
ワシが若い頃見て感激した40年前の彼のドラムソロ!!

そしてネットで見つけた今のドラムソロ!!

同じやん!(◎_◎;)

いや〜40年同じことするってやっぱ凄いで(涙)
というわけで彼に敬意を払って、ドンブリューワースタイルのソロ!!

若い衆にドンブリューワーのドラムソロ聞かせたら、
「Funkyさんの今やってるのってこれと同じじゃないですか!!」
と言われた(笑)

同じですけど何か〜?(笑)
いや、こういうのは下の世代に伝えていかないかん!!
何せ彼がこのドラムソロを始めた時には布衣の客席にいる人は誰もまだ生まれてなかったんやし〜・・・

でも本当はバスドラ3連符に乗っけて色々ポリリズムを使った変態フレーズをしようと思ってたんだけど、このようなロックライブでは結局体力モノしかウケへんのよなぁ〜

まあツアー中に色々育ってゆくでしょう!!

この前に叩く绿韭菜のドラムソロがFacebookでは結構人気なようだ・・・

テンポ104って・・・16分音符では遅すぎるし32分音符ではちょっとしんどいテンポ。
3連符で構築するって結構難しいんやけど、32音符を使ったり、3連符の5拍フレーズなど結構テクニカルなフレーズを使ったりしてもウケず、やっぱ単純なタム3連符左右シンバルが一番ウケる(笑)

まあとどのつまり「芸」ですからな、お客さんに喜んでもらってナンボですm(_ _)m

ドラムソロ3は、ドンブリューワーのように叩きながら「Take you higher」とか叫ぶわけにはいかんので、崔健の「好嘞!!」を叫んでみたらウケた!(◎_◎;)
ドラムカメラのマイクでも叫んでんのか叫んでないのか聞こえんのに、あんな遠い客席では聞こえるんやなぁ・・・毎回やろっ(笑)

そして最後のはもうネタやな(笑)

この、足と手を分離して、手で全く別のことを叩くというこの「ネタ」は、Jazzをやり始めてからもう30年近くはやっとるやろ〜
(Jazzではサンバのリズムを踏みながら、ロックではツーバスを踏みながら進軍ラッパのフレーズを叩く)

これも時々「毎回こんなんでええんやろか」と悩むこともあったけど、ドンブリューワーさんを見てもう悩まん!!
あと10年続けたら40年!!・・・死ぬまでやりまひょ〜

というわけで4本のドラムソロ!!

ライブもむっちゃ盛り上がりました〜!!

打ち上げは小屋のオーナーが奢ってくれた〜
何やら音楽好きが集まりそうなビヤガーデン!!(笑)

いっぱいモニュメントがある〜

山東省の青島ビールの生ビール!!
フルーティーでむっちゃ上手い!!

戻ってから洗濯〜・・・これがツアーで一番大変なBig Jobなのよ〜(涙)
これをサボると翌日Tシャツが発酵していくら洗っても匂いが落ちなくなるのよ〜・・・

ところでこの潍坊(WeiFang)という街は凧で有名なのだとか・・・
「凧に関する思い出」とかインタビューされたけど全く思い出がなかった(>_<)
すまんのう〜・・・

ロードムービー


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布衣2022年ツアー内モンゴル自治区フフホト

大連のライブが終わって、そのままレンタカーで瀋陽まで走って、朝いちの飛行機でフフホトに着いたのが9時、空港でPCR検査やって色んな手続きしてやっと解放されてホテルに着いたのはもう昼前(>_<)

ホテル前のモンゴル料理屋のモンゴルミルクティーが沁みる〜(涙)

やっとのことでホテルのベッドで熟睡!!
目が覚めたらライブハウスのオーナーが食事をご馳走してくれると言うので電動バイクで向かう〜

中国は100円未満で電動バイクが借りられるので便利なのよ〜

着いてみたら何やらむっちゃ良さげな・・・

凄いんですけど!(◎_◎;)

羊さんが肉を運んできます(笑)

見慣れない部位も〜

壮観です!!

シメの麺投入!!

・・・いや〜堪能しました〜(涙)

羊肉さんざん食って飲んで、酔っ払ってJazzバーに連れて来られた〜・・・
内モンゴルでJazz?・・・不思議な感じがするが、やっている音楽はエフェクトいっぱい使ったサックスとドラムのデュオ!(◎_◎;)
見ると演奏終わってグラス洗ったりしてたので彼らの店なんだろう・・・好きなこんな音楽やって客が入るんだったら言うことない!!
引っ張り出されてセッション!!・・・思えば、ここのドラムも結構上手かったが、自分のやりたい音楽を叩く時に「これ叩きたいんだけどどうやればいいんだろう」と考えるから進歩するのであって、銀川のドラマーのように箱バンやってただけではやっぱ上手くならんわのう(あれはあれでプロフェッショナルな能力が必要ではあるが・・・)
銀川帰ったらまた説教してやろう(笑)

さてライブ当日!!
相変わらずこの小屋は広い!!

楽屋にモンゴルミルクティーがあるのは世界でもここぐらいやろ〜(知らんけど)

セッティングだん!!

ライブ開始!!

この日のハプニングは、私の書いた彼らのヒット曲「羊肉麺」が始まった時・・・

観客のひとりがステージに上がって、LaoWuのマイクを奪ってこの曲を歌い出す(笑)

ギターボーカルやからええようなもんの、立ちボーカルやったらボーカリスト何もやることないやん!!(>_<)
最後にはスタッフに引きずり下ろされたが、結局1コーラスぐらい歌ったのでは?(笑)

ドラムソロ4本!!

打ち上げは羊の足!!!!

羊肉串もあります〜

何やらわからん鳥の丸焼きも〜

ザリガニも〜

次の日は飛び込みで入ったドラムクリニックの仕事〜・・・の前に朝メシに羊のホルモンスープ!!

銀川のんよりあっさり目でした〜
内モンゴルでも寧夏回族自治区でも朝に食うものらしいが、この辺の人よう朝からこんなもん食えるなぁ〜・・・ってワシも食ってるけど(笑)

やって来たのはドラム教室!!

生徒に教えるのかなと思ったら校長先生でした〜

中国の果て内モンゴル自治区に川口千里ちゃんもいました〜(笑)

さてキャンセル待ちでやっと取れた列車で銀川に帰るのだが・・・

9時間近くかかる(>_<)

フフホト駅!!

中はこんなん!(◎_◎;)

鈍行?!(◎_◎;)

コンパートメントの・・・

寝台車!!\(^o^)/

ゆっくり寝て帰る〜!!

睡眠時間こそはたっぷり取れてるのだけどなんぼでも寝れる・・・
やっぱ疲れてんのやなぁ・・・

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2022年6月13日

布衣2022年ツアー初日遼寧省大連

待ちに待ったツアーが始まった〜!!!!

とりあえずは2本やって一度戻って55本!!

なんで土曜日空いてんの〜?
元々は河北省の秦皇島だったのだが、コロナでまだ営業出来てないらしい・・・

ってか大連(遼寧省)〜秦皇島(河北省)〜フフホト(内モンゴル)を移動日なしで乗り打ちって大変やったやろ〜
なくなって土曜日が移動日になってラッキーやな〜・・・って後にやっぱ大変だったのだが(>_<)

元々ツアーは1ヶ月前には始まってた予定で、それが中国のゼロコロナ政策のおかげで中止になってたものだから、ある小屋はそのままのスケジュールで、ある小屋は組み直して空いているところに再ブッキングするので、まあ今回移動が大変なのがあるのは仕方ないと言えよう・・・ライブが出来るだけラッキーである(感謝)

まずは寧夏回族自治区の銀川から遼寧省大連への移動日なのだが、この移動はまず陝西省の西安まで高速鉄道(3時間ちょい)で行って、そこから飛行機で大連まで〜

6時に駅集合なのだが、どうしても荷物のパッキングは前日にようやらん(>_<)
5時起きでパッキング〜絶対何か忘れもんがある〜(>_<)

駅まではタクシーですぐ!!

マッサージしながらみんなの来るのを待つ!!
中国は色んな駅とかにマッサージ機があって便利なのよ〜

乗車!!

まあ西安までは何も問題なく映画一本見れば着いたのだが・・・

着いてすぐまたPCR検査!(◎_◎;)

実はここからが大変!!
西安に入るために銀川でもPCR検査を受けてたのだが、
実は街によってはそこに入るのに2回PCR検査を受けなければならないのだ!!(◎_◎;)
・・・つまりツアー中毎日PCR検査(>_<)

そして西安の空港では
「携帯を電源オフ、もしくは機内モードにしなさい!!キー!!」
とマネージャー・・・

携帯の位置情報で個人の行動を全て国家が監視している国である。
たかだか乗り換えで数時間通過しただけの街に「滞在した」とされて、またとばっちり隔離でもされたら大ごとだからである。

しかし上有政策下有对策(上に政策あれば下に対策あり)とはよく言ったものだ・・・

大連に着いたらまたPCRチェック(>_<)

そして大連の健康管理アプリをダウンロードして個人情報を入力せねばならないのだが、それが例によってまた外国人に対応していない(涙)

ホンマこの国のゼロコロナ政策、もちろん中国人にとっても大変なのだが、ITの先端技術で少しでも人民の手間を減らそうっつうのが、軒並み外国人には使えないのだから悲しくなる(涙)

ところがやはり上有政策下有对策(上に政策あれば下に対策あり)、実はこのアプリをダウンロードして手続きをした最終画面はこれ!!

多くの健康管理アプリは、最終画面を出した時間が表示されたり、その時間が刻々と動いていてスクショを撮れないようにしてたり、
ところがそうするといちいちアプリを開いて最終画面まで行ってからそれを見せるために長蛇の列が出来てしまう。

それを避けるためにご丁寧に「この画面のスクショを撮って見せて下さい」と書かれている。

つまり私のようにアプリをダウンロード出来てない人も、この画像さえ誰かから送って貰えばノーチェックでそこを通れるということである(笑)

ということで無事大連に入れて海鮮!!!
いや〜内陸の銀川にいると海鮮なんか食べる機会ないのよ〜(涙)

次の日はすき家!!

おでん!!

銀川と違って日本人が多い街最高!!

さてとセッティング〜
写真は自粛しますが、実は会場入りの前にPCR検査に行って(毎日やるのよ〜涙)帰りにうんこ踏んづけた(>_<)
いや、踏んづけたと言っても不思議なことに、素足にホテルのサンダル履いてたのだけれども、その踵とサンダルの間に何故かうんこが〜!(◎_◎;)なんでここにスポッとうんこが入るわけ?(>_<)
まあ靴下履いてなくてよかったっつうか、靴じゃなくてよかったっつうか、「うんこだけに運が付いてよかったよかった」とみんなに中国語で言えなかった私は同情だけされて気分が滅入る(笑)
ドラム叩いてスッキリしますか〜!!

いざステージへ!!!

ステージ写真

ロードムービー

この日のドラムソロ!!
今回から1ステージにドラムソロ4本!!

派手な曲がいっぱいあったらよかろうということで新しくドラムソロのための曲を書き下ろしたのよ〜ツェッペリンのモビーディックのような曲でグランドファンクのドンブリューワーのようなソロをする〜って客席おそらくまだ誰も生まれてないし〜(笑)

さてここからが実は大変!!
なんと予定されていたフライトが軒並みキャンセル!!
チケットを8回取り直して、やっと取れたのが翌日朝一番の瀋陽発のフライト!!
ところが瀋陽まで行く足がない。
これに乗れなければあわや次の内モンゴルフフホトのライブは中止になってしまうのだ!(◎_◎;)

たったひとつの方法として、乗り捨てのレンタカーを借りて終演後に飛び出しで瀋陽まで走り、そのまま空港で乗り捨ててフライトに飛び乗るというもの!(◎_◎;)


2台に分乗して機材を詰め込む!!

ボーカルがバンドのために一番働くバンド!!(笑)

運転手も君だ〜(笑)

明け方にやっと瀋陽空港に着く〜
ギリギリで登場〜!!

もうね・・・へとへと(>_<)
ツアーでドラム叩くのは何の辛いこともないが、この移動はさすがにキツい!!
もうゼロコロナ政策やめれ〜(涙)

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2021年12月21日

布衣2021年ツアー番外編吉林省通化

このライブはだいぶ前に追加になったのだが、ツアーの一環なのか単発なのかよくわからんので一応「番外編」〜

この日、バンドが住む寧夏回族自治区銀川の気温はマイナス14℃((((;゚Д゚)))))))

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単発で終わったら帰って来るのでスタッフが手分けして車でメンバーを迎えに行き、そのまま車を空港に置いて帰りもメンバーを送るというスケジュール。

部屋から出なくてドアトゥードアで行けるのはありがたい(涙)

私を迎えに来るエンジニアの海龍(HaiLong)はうちのすぐ近所なので、「今から出るよ」ですぐ着く・・・ところが・・・

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車の中にあったボトルが凍っとるし〜(涙)

調べてみると、今から行く吉林省通化という街は、最高気温で今と同じマイナス14℃、最低気温はマイナス22℃まで下がるという・・・
((((;゚Д゚)))))))

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まず飛行機で遼寧省瀋陽まで飛び、そこから3時間半の車移動・・・
着いた時にはマイナス17℃(涙)

もうホテルから出たくない!!と思ったらホテルで食事!\(^o^)/
小屋のオーナーからご馳走になりました〜

ビールはこのオーナーんとこで作っている地ビール!(◎_◎;)

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ワインも地元のワインらしい!(◎_◎;)

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でもちょっと甘い(>_<)

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この日はこのまま酔い潰れて次の日〜

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窓から見たら河が凍っとるし〜!(◎_◎;)

飯食いに出かける〜

東北料理〜

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東北の米は美味い!!

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現場に着いてみたらスキー場!!(◎_◎;)

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中国のスキーリゾートは日本なんかに比べてはるかに高い!!
つまりここは高級リゾート地である・・・

その麓に今日オープンするライブハウス、その名も「大東北Livehouse 」!(◎_◎;)
ここのこけら落としのライブが私たちであるということだ・・・こけら落とし多いなぁ〜(笑)

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いや〜金持ちは凄いな、ドラムセットもシンバルもほぼ新品!!
シンバル全部並べてご機嫌!!(笑)

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6タムもあったけど何故か穴の位置が違っててセッティング出来ん!(◎_◎;)

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セッティング出来たら最多セットが組めたのに〜・・・
まあこんだけ組めたら大喜び!!

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普段はライブ前は飯は食わないのだが、隣にこんなレストランが〜!!

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そういえばここは北朝鮮と国境を接する街!!
これは本場の朝鮮料理を食っとかないかんじゃろ〜!!

入店!!

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北朝鮮美人という感じではないが・・・と思ってたら・・・

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料理も韓国風(>_<)
ああ久しぶりに北朝鮮料理食いたい〜(涙)

まあそれでもなかなか舌鼓を打って楽屋でまったり〜・・・ってこのケータリングのお姉ちゃん背ぇ高っ!!足長っ!!顔小ちゃ!!8頭身を上回るであろう典型的な中国東北美人・・・久しぶりに見たわ〜

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実は今日から新しい付け毛を使ってみることに〜

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先日の包頭のロックファンのお兄ちゃんの美容室で見つけたフックの着いた付け毛!!
これならバンダナに付ければ便利に使える〜・・・

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付けてみたがちと長い?・・・

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ケータリングのお姉ちゃんに切ってもらった〜これならちょうどか?・・・

新しい付け毛と共にお姉ちゃんに連れられて一度楽屋から外に出てからステージへ〜・・・寒いのよ〜(涙)

本番開始!!

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ドライアイス!(◎_◎;)

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花火も上がっとるし!(◎_◎;)

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ドラムソロの途中でも花火が上っとりました(笑)

実はもう1週間手首を休めていたので全く痛くはなかったのだが、怖くてフレンチグリップは使わずずーっとジャーマングリップだった・・・
もうずーっとジャーマングリップでええやん!!(笑)

聞けばこの日はこの街に初めてロックが上陸した日になったとか・・・
そういえば物販のサイン即売会に並ぶとか、写真撮るために並ぶとか、そういうのがぐしゃぐしゃやったなぁ・・・慣れてないのか・・・

でも寒かったけどそう考えると意義のあるライブやったぞ〜

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2021年12月18日

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2021年12月16日

布衣2021年ツアー山西省太原追加公演

コロナで中止になったり延期になったりでスケジュールがぐちゃぐちゃで〜
この日はさすがに内モンゴルから山西省は飛行機で〜ということになってたのだが突然飛行機が欠航(>_<)

高速鉄道乗り換えがいいのがなかったのか、長くかかる割には出発もゆっくり・・・

エンジニアの海龍(HaiLong)が、朝一番に
「尿酸値を測ってあげる」
と言ってやって来た・・・

痛風の仲間が欲しいのか!(笑)

昼前には出発して駅へ〜

こんな場合はメシはマクドかケンタが多いのよね〜・・・
モンゴル文字のマクド!!

結局店舗で食べる時間はなく列車に持ち込み〜

こんなボックス席みたいな座席あるんや!!(◎_◎;)

実はベースのDaWeiとの間にひとつ席が空いている・・・

美人が乗って来たらどうしよ〜(笑)・・・でもまあ知らん人はこの空間には入りたくないよなぁ〜・・・君のための席が冷たい〜♪

こんな景色が延々と続く〜

太原着いた〜寒いし〜(>_<)

もう夕方の6時半(>_<)

タクシーで会場に向かう〜
会場のあるショッピングモールに着いたら小屋のスタッフが駐車場まで迎えに来て荷物を運んでくれる〜

8時半開演なのに7時にやっと会場入りっつうこのスケジュール〜(笑)
大急ぎでドラムを組むのだが・・・

シンバルのフェルトがストンと下まで落ちたらシンバル止められんし〜

これこのフェルトの下に何かカチッと止める金具があるやろ〜
・・・ってどさっと持って来てもらってもどれも使えない(笑)

結局これを2段重ねにして事なきを得る〜

バスドラのヘッド破れてるけど大丈夫やろか〜

セッティング完了!!

ドラムをチューニングして組み上がるまで最速の45分!!
PAがセッティング終わってバンドでちょっとだけ音出したらもう開演15分前!!
あたふたと着替えてこれでオンタイムで始まるんやから凄いのう!(◎_◎;)

ステージへ〜!!

ヤオヤオ君の前説〜

今日は持ち込みの卓を使わず、小屋の卓を使っているのでいつものように録音が出来ない。
つまり私の仕事が大幅に減ってるので携帯をステージに持ち込んで撮ったり出来るのよ〜(笑)

いや〜出来るもんや・・・(笑)

橘高が言うとった、
「こんな無謀なスケジューリングやめましょうよ、もし出来たら出来たで、ほら出来るやん!!でそれが基準になっちゃいますから」

そやなぁ〜もう午後2時に入る必要はないなぁ〜毎回7時でええやん(笑)

ステージ写真

ドラムソロ〜!!

実は昨日再発したTFCC損傷により、手首を庇うためにジャーマングリップで叩いてるのよね〜

解説動画

<説明文>

TFCC損傷により、手首が親指から小指の方向に動くと痛いので、手の甲を上にして手の甲から手のひらに動くような叩き方、すなわち「ジャーマングリップ」にしたら痛みがない!(◎_◎;)

意外と叩けるもんやなぁ〜スナップの効かせ方のコツさえわかれば、スピードはちょっと落ちるものの結構遜色なく叩けるもんやとわかった!!(笑)

叩いてる方は奏法を全く変えてるのに見てる方は「どこが?」って感じだと思うので、今日のドラムソロ映像3つの後に、今回の叩き方と昔の叩き方の比較映像を作ってアップしてみた〜

一番わかりやすい違いは今日のんは脇が開いとるやろ〜これによってスティックは上から見たら90度ぐらいの「ハ」の字になってて、手の甲が上になって「ネコにゃんにゃんにゃん」みたいな動きに近い、これがジャーマングリップ。

昔の叩き方は脇を閉めるのでスティックの角度が45度ぐらい、っつうのがアメリカングリップで、これは人差し指と親指の付け根が上に来る。

スティックが並行ぐらいまで来ると、親指が上に来て、これがフレンチグリップ。シングルストロークの速い人はテリーボジオ以外みんなこの持ち方やけど、これでワシみたいに手首振って大音量で叩くと、小指の下のくるぶしんとこがグシャっと潰れるからTFCC損傷になるっつうことやな(笑)

まあしばらくはジャーマングリップで自然治癒を待ちましょう〜
クラシックの打楽器奏者みたいで楽しい〜\(^o^)/・・・ってクラシックの人はこんなに力任せに叩かんて(笑)

ライブ終了後はオーナーに海底捞の鍋をご馳走してもらいました〜
ごちそうさまでした〜

滞在時間半日やて(笑)・・・次はゆっくりお世話になります〜

2021年12月11日

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2021年12月10日

布衣2021年ツアー内モンゴル自治区包頭追加公演

日本よりもネット関係が進んでいる中国、ツアーを廻っていると噂が噂を呼び、「うちにも来て下さいよ〜」と言われるのか、ブッキングを外れていた地方をツアー終了後に廻るということになったりする・・・

北京から内モンゴル自治区包頭までは高速鉄道で3時間半ほど・・・

11時頃に新しく出来た北京北駅に集合っつうのはいいのですが・・・
実は先日の北京公演のレコーディングに大ミスがあったのよねぇ〜(涙)

ドラムのチューニングをし、電子ドラムもセッティングし、プログラムも流し、レコーディングもしている私としては、突然録音すべきトラックが増えてちょっとしたパニックだったのよね〜(>_<)

結果、単独で使ってた電子ドラムの音が全く録音されてなかった(涙)
電子ドラムって生音が全くないから、録音されてないとラインから全く音がせんのよね〜(笑)

というわけで打ち上げの後ひとり院子で色々やってて、気がついたら出発の時間、もう腹は減ってるし、なんかやけ酒でも飲みたい気分やし・・・(涙)

ところが初めての北京北駅に着いてみると・・・

周りどころか中にもレストランも売店も何もない!(◎_◎;)

探して探してやっと見つかった売店でこれを買う!!・・・

スタッフが来るまで待合室で飲む!!

これが苦労して苦労して失敗した自分へのご褒美!!(涙)

乗車!!スタッフが弁当を買って来てくれた〜\(^o^)/

内モンゴルに近づくにつれ雪!!(◎_◎;)

こんなに積もってるところもあるし〜!(◎_◎;)

早速メシを食いに行きましょうとヤオヤオ君・・・

ロードマネージャーとチーフマネージャーは一日遅れてやって来るので、ヤオヤオ君がマネジャー代わりに先着メンバーを仕切る係です・・・・が!!

集合してこの寒空を歩かされること30分!(◎_◎;)
ちなみにこの気温!!!

もう寒くて寒くて「まだ着かんのか」と言いながら「もう少しですから」と1kmの雪道・・・もうね怒鳴り付けたった!!

「お前なぁ〜なんでそんな遠くのレストランに行かないかんの?近くでええやん!!寒空の下歩かされて風邪でも引いたらどうすんの?今のご時世誰かが風邪引いたら終わるで!!」

「だってそこのレストランが美味しいって書いてたので・・・わかりました、タクシーを待ちましょう!!」
「アホか!!寒空の下で待つぐらいならちょっとでも近づいた方がマシじゃアホ!!」
「じゃあ走りましょう!!」
「アホか!!コケて怪我したらどないすんねん!!ツアー終わるで!!(怒)」

もうね、「アマチュア」とはこういうことである。
ブルブル震えてプンプン怒りながらやっとレストランに〜

肉の山と、内モンゴル名物のシューマイ!!これで機嫌が直ったり〜(笑)

翌日はどうしても髪の毛を洗いたかったので雪道を歩いて美容院を探す〜

ところが、頭洗ってもらうだけなのにルックスを見てか門前払いされる〜(涙)

3軒目でやっと入れてもらったというか、お兄さんが何やら大興奮!(◎_◎;)
「あ、あの有名な、あのドラマーでしょ?」
むっちゃ緊張しながら洗ってくれる〜(笑)

「僕は大のロックファンなんです。先日ネットであなたの映像も見ました。布衣も大好きです。何より中国ロックの歴史コンサートは圧巻でした」

美容室とかタクシーとかで喋りかけられるの嫌いなんやけどしゃーないなぁ〜・・・(笑)

思えば「街を歩けば振り返られる有名人」だった頃、日本では声をかけられても実は私が何の楽器をやってるのかさえ知らない、そんな「見られ方」が嫌でたまらなかったが、この国では正当に評価されてる実感がとても幸せ〜\(^o^)/

「うちにも付け毛があるので追加しましょう!!お代はもちろん要りません!!」
悪いなぁ〜ほな明日のライブ招待するわ〜!!
ってそっちの方が高いけど、まあしゃーないなぁ〜・・・(笑)

翌日は更に寒い!!(>_<)

ホテルのネットが遅すぎて全く使えないのでカフェを探す〜・・・

途中雪だるまが〜!!

カフェオレで温まる〜!!

午後は明日の太原に入る為のPCR検査〜・・・

極寒に並ぶ〜

QRコードをスキャンして手続き〜
やった〜!!パスポートという欄がある!\(^o^)/

でも実際は中国人のパスポートにしか対応してない(涙)

ちなみに「民族」の欄にも中国の民族しかなく、外国人には全く対応していない(>_<)

本館に行って窓口に並ぶ〜入館するためにQRコードをスキャンしろと〜また外国人には対応してない(涙)
この街外国人はあまりおらんから誰もどうしたらええか分からん(涙)

やっとのことで入って窓口に並ぶ〜

世界で一番(とワシは思う)ITが進んでいるこの国の恩恵は中国人にしか受けられない〜中国人ファースト!!そんなんトランプさんのずっと前からそうですし〜(笑)

ところがただひとつ!!
この国は敬老精神が強いので、60歳以上は老人なので並ばなくてよかったり〜(笑)

ところがこの窓口の人が、SATORUをSHTORUと打ち間違えて〜直すに直せず長蛇の列〜・・・(>_<)

怒らんといてや〜こんなルックスしとるけど老人!!
あんたより数倍元気やけど老人やからな〜(笑)


会場入り〜・・・寒い(>_<)

カンボジアでは現地の人のように「20℃切ったら風邪引く〜」みたいな感じやったのに、もうね、0℃上回ったら暖かく感じる今日この頃〜(笑)

朝はマイナス10℃まで下がってたけど、昼はまあマイナス1℃・・・って会場がこの寒さはいかんやろ〜外気と体感温度変わらん(涙)

タムのネジがここまでサビてたら、耳の他にネジ締めた「手応え」っつうのが全く当てにならんからチューニングが終わらん(>_<)

みんな厚着してサウンドチェック〜・・・ってドラマーは厚着では叩けんし〜(涙)

昨日「大掃除する」言うてたのはコロナで一年半閉めてたんですと!(◎_◎;)
おかげでギターアンプも鳴らんし〜(涙)

無事に始まるのか〜・・・って始まってもこれ、客が入ったら暖かくなるレベルとちゃうなこれは〜無駄に手数叩きまくるしかないか・・・(笑)

あかん!!手がかじかんだら手数叩けん(>_<)


本番!!・・・・あかん!!やってもーた!!!
寒い中で手首を速く動かしたからか~
腱鞘炎ならぬ以前もやったことがある三角繊維軟骨集合体損傷、通称TFCC損傷っつうやつやな(>_<)

解説ビデオ

十数年前に初めてなった時にお医者さんに
「大工さんでしょ?金槌振ってるとよくなるんですよ~」
と言われた・・・こんなイデタチの大工さんはおらんやろ~(笑)

最近速いフレーズはフレンチグリップを使ったりするのだが、それこそ金槌の動きなので激痛が走った!!(涙)

ところがジャーマングリップだと全く痛くないんやな!(◎_◎;)

リズムはもうオープンハンドで左手で叩けるので良いが、問題はソロやな・・・ジャーマングリップで叩いたことないし~(>_<)

探りながら叩いてるドラムソロ~

そんな中でも雪の中からアンコール飛び出すアホさも忘れない~(笑)

まあ明日終わったらしばらく休みやし~
休んだら治るしろもんやし~
このチャンスにジャーマングリップ練習したら何かの役に立つかも知れんし~

ステージフォト

2021年12月11日

Posted by ファンキー末吉 at:14:25 | 固定リンク

布衣2021年ツアー北京追加公演

予定としてはツアーはもう先週に終わっているはずだったんだけど、中止とか延期とかあった分を現在拾っております〜

まずは大きなコンサート!!北京公演がソールドアウトして、その追加公演もソールドアウト!!
今回はその振り替えとなります〜・・・

・・・って次から3Daysやろや〜(笑)

今回はまたRolandさんが電子ドラムを運んでくれるというわけで、いつぞやの(先月なんだけどもう遠い昔に感じる笑)生ドラムと電子ドラムの混合セット!!

そして先日試奏した新製品も是非叩いてくれというわけで、2セット(実質は3セット)をステージに組むというわけで2時入りでセッティング〜!!

今回はPearlのドラムまで持ち込むと大変なことになるので、小屋のドラムをお借りしようということなのだが・・・

これはいかん!!(>_<)
どんないいドラムセットでもヘッドが終わってたらどうしようもない(涙)

CDで聞くみたいな(今の時代もうCDで聞く人はおらんが笑)低い音が欲しいからといって、こうやってベコベコに緩めて叩くからこんなことになるのよ〜
ヘッドはある程度の張力がないと鳴ってくれんのよ〜(涙)

通常はちょっとチューニングを高めにして、うんと張れば伸びるだろうみたいにして解決をするのだが、あまりに凹み過ぎると伸ばしてもその部分は凹んだまま・・・
そうなるとそこだけ張れてないわけで、ベコベコなんが揺れるわけやからバリバリ言う(>_<)

もうどうしようもないのです(涙)

ところが小屋に新しいヘッドがあった!!\(^o^)/

ひとつだけ換えるとそれだけ音が変わるので3つとも張り替え〜・・・小屋からギャラ欲しいわホンマ(笑)

YAMAHAの最近のんってこうやってネジと受け側が一緒になってぽこっと外れるのな!(◎_◎;)
Pearlにもあったなぁ〜・・・船形をよく失くしてた(笑)

そして、通常チューニングはタム→バスドラ→スネアと来てからシンバルセッティングに移るのだが、スネアの裏側のジャバラ(スナッピー)が波打ってるし!(◎_◎;)

YAMAHAの最新式はこんな波打ってるのんなん?・・・と思ったら、ジャバラ(スナッピー)を引っ張るリボンが端っこになってて、長年使ってるうちにこうなったんや!(◎_◎;)

いや〜YAMAHAさん、やっぱり布のリボンみたいなんじゃなくてプラスティックの板みたいなんの方がええで〜・・・

というわけでセッティング完了!!

いや〜相変わらず壮観ですなぁ〜(笑)

お隣に新製品とやらもセッティング〜Rolandの展示会かい!!(笑)

Rolandに挟まれた似非Pearl(笑)

ここまでセッティング時間2時間!!(私とRolandスタッフ2人総がかりで涙)

疲れた〜・・・記念撮影!!

Rolandの担当者にも初対面の時から
「私は電子ドラムは嫌いです!!あれはドラムではない!!ただのスイッチですから!!」
と言い続けているが、それは生ギター奏者がエレキギターを弾いた時の感想と同じなんではないかと思う。

スイッチにはスイッチなりの奏法があるし、何より便利なのは電子ドラムは生ドラムと違ってこれだけめんどくさい「チューニング」という作業をせんでええ!!

これは大きいよねぇ〜電源入れたらいつでもどこでも同じ「自分の音」が出るっつうのは・・・

ただねぇ〜Rolandさん、言わせてもらうと、生ドラムと同じルックスにっつうのはおもろいけど、なんでこんなに重いん?中どうせ空洞なんやろ?・・・胴を鳴らすわけじゃないんやから重くする必要は全然ないやろ〜・・・

と思ってたら、実はこのバスドラの中にはいっぱい回路が詰まってるんですと!(◎_◎;)

いやはや・・・脱帽・・・m(_ _)m

でも重たい思いして持って来て頂いただけあってステージ映えします〜(笑)

心して叩かせて頂きます〜

というわけで本番開始!!
いっぱい入ったのう・・・

ダイブ!!

今の時代はペンライトではなく携帯のライト!!

男前!!

ドラムソロ!!

アンコールの電子ドラムでのソロ(3:57辺りから)は、実は左手シンバルの横にプログラムチェンジが出来る小さなパッドをセットしてるのよ〜
それを叩きながらソロしてるので、叩きながらどんどん音色が変わってゆくという