
2012年12月26日
Dream Castle
X.Y.Z.→Aのプロモ撮りが行われると言うので、
八王子からワープを繰り返して2時間、「Dream Castle」とかいうところに行って来た。
「ようこそ、僕のドリームキャッスル別館へ!!」
「僕の」って・・・「別館」って・・・
どうもここにはおかしな「王子」が住んでるらしい・・・(笑)
しかし
「ここでは誰もかれもが美しくある」
らしく、こんなワシでも美しく変身してしまうのであった・・・
ちなみに後ろに映り込んでいるのはここに住む「魔物」らしい・・・
心に邪な気持ちがあると現れて、心が奇麗な人には見えないらしい・・・(驚)
しかしこの「魔物」もここでは歌を歌っていた・・・
ワシもここでドラムなど叩いていたのじゃが、
夜になると魔法が切れてしまうというので夕方にはそそくさと退散することになった。
またワープを繰り返して八王子に帰ってゆく・・・
店に着いたら非常に俗物の輩がワシを迎えてくれた。
いかんいかん!!こんな輩と同じにされたらたまったもんじゃない!!
ワシは曲がりなりにも「ドリームキャッスルの住人」ではないか!!
髪の毛にまだ名残りが・・・
しかし「酒」というものこそはこの世の「魔物」である。
飲んだらこんな輩たちと一緒に「どっかーん!!」である。
そして12時を過ぎたら魔法が切れた・・・
朝になったら「ここはどこ?私は誰?」である・・・
鏡を見たらタヌキになっていた・・・
どうも魔法が解けたら次にまたドリームキャッスルに行くまではずーっとタヌキらしい(悲)
早く来い来い次のプロモ撮り〜・・・一応来年早々らしいが・・・
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2012年12月24日
セネガルのモハメッド君
先日、電車で都内に・・・と言っても八王子も一応都内なのだが・・・行ってた時、
八王子駅で黒人のお兄ちゃんに片言の日本語で声をかけられた。
聞けばバス乗り場を探しているらしい。
手には住所を書いた紙を持っている。
漢字書けるんか?・・・いやどうも別の日本人が書いてあげた住所らしい・・・
八王子駅にはバス路線が多く、
住所を見て路線を探すのも非常に骨が折れる。
聞けばその場所にある「ヤマト運輸」にバイトに行くらしい。
見ればその下に電話番号が書いてあるではないか。
電話してバス乗り場の場所を聞く。
どうも路線バスではなく、
ヤマト運輸専用のバスが運行しているらしい・・・
またその場所が駅からえらい遠いのである・・・
仕方がないのでそこまで連れて行ってあげる・・・
いや、親切ですねとかそういう問題ではない。
聞けばセネガルから来た留学生、
知り合えば何かとオモロいことに遭遇するかも知れないではないか・・・
道々片言の日本語と英語でコミュニケイションを取る。
名前はモハメッド・・・ほなイスラム教か?・・・
「バイトやったらうちの店でやってもろてもええで」
と言おうと思ったが、うちは豚肉を扱うので調理場はちょっとなぁ・・・
いや、それ以前に基本的にイスラム教は酒は飲まんのでBarでバイトっつうのもなぁ・・・
バス停はなかなか見つからず、
と言うよりバス停などなく、
「時間が来たらこの辺に迎えのバスが来る」
というだけなのでこりゃ非常に難しい。
乗る予定だった2時の便はとっくに出てしまい、
次の3時の便に乗れるようにその場所に案内して写真を撮って別れた。
メアドを交換して、
「ワシは実はむっちゃ有名なドラマーなんじゃぞ」
と言ったが信じているのかいないのか・・・
3時を過ぎて
「バスに乗れました。どうもありがとう」
というメールをもらってそれ以来やりとりはしてなかったのだが、
今日になっていきなりメールが来た。
「メリークリスマス!!」
あかんやろ・・・
昔NHKのアジア番組のクリスマス特番の収録でシンガポールに行った時、
最後に「メリークリスマス!!」と言ってシャンパンで乾杯するシーンで、
「私はイスラム教徒なのでメリークリスマスは言えません」
という歌手が現れて大変だった(笑)
「ほなメリークリスマス言わんでもええからせめて乾杯だけでも・・・」
と言うと、
「イスラム教徒はお酒は飲みませんので乾杯は出来ません」
ぎゃふん・・・
まあ宗派によって戒律は様々で、
全中国ひとりドラムツアーで一緒に廻っているShaは中国の回族で、
生まれながらに回教(イスラム教)なのだが、
豚肉は御法度だが酒はガンガン飲む。
イスラム教は一夫多妻が認められてるという噂を聞いて、
別のイスラム教の友人に聞いてみたことがある。
「お前はガンガンに酒飲むし、俺も豚肉だけやめたら一夫多妻出来るんか?」
その時の彼の答えが深かった!!!!
彼:「ファンキーさんは奥さんはいますか?」
ワシ:「はい、ひとりいますよ」
彼:「それがふたりになるんですよ。欲しいですか?」
ぎゃふん・・・
まあホント、宗派によっていろいろだろうが、
厳しい人はホントに厳しい戒律を守る。
昔バンドをやってたABUDUという新彊ウィグル自治区の友人は、
最後には音楽をやめて「和尚になる」つまり宗教の伝道師となるべく田舎に帰って行った。
まあ音楽も「人を救おう」という部分が大きくなると宗教と変わらんわのう・・・
まあホントにホントに宗派によっていろいろなのだが、
ゆるい宗派では酒やタバコも許されているし、
でも豚肉だけは食べないというのと、
アラーの神への一神教なので他の宗教行事を祝うというのはあり得んと思う・・・
だからこそモハメッド君の「メリークリスマス」には非常に衝撃を受けたのだ。
ワシはさっそく返事を書いた。
「今日は家族で店で食事をしてるし、ヒマやったらおいで〜な」
すぐさま返事が来た。
「ごめんなさい。今日は友達とパーティーがあるんです」
クリスマスパーティーか?・・・あかんやろ・・・
ワシ・・・がぜんとモハメッド君に興味津々なんですけど・・・
この分やと別にBarでバイトもええんとちゃうか?・・・(笑)
来年あたり、店で背の高い黒人がバイトをしてたらそれはモハメッド君です(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:17:20 | 固定リンク
2012年12月18日
X.Y.Z.→A新譜情報!!
X.Y.Z.→A 約3年ぶり、通算7作目となるオリジナル・フルレンス・アルバム堂々完成!
「何もかもがここに在る。すべてがここに溢れている。」
We are in SEVENTH HEAVEN
(橘高の考えたキャッチコピーです)
Vo. 二井原実 (LOUDNESS)(最近老人の域に入っている)
G. 橘高文彦 (筋肉少女帯)(酒やめました)
B. 和佐田達彦 (爆風スランプ)(男前やめました)
Ds. ファンキー末吉 (爆風スランプ)(痩せるのやめました)
X.Y.Z.→A 7th New Album「SEVENTH HEAVEN」
2013年4月3日 全国CDショップにて発売決定!
さらに、豪華特典付き先行発売特別仕様CDリリース決定!
2013年1月19日より、X.Y.Z.→A ライヴ会場および
通信販売(ブラスティーアーティストショップ)にて先行発売!
先行発売CD限定特典SPECIAL BONUS DISC付き 豪華2枚組み仕様!
(プレス代が余分にかかる)
定価¥3,150(消費税込) 品番 BTYS-2003-4
収録曲
「SEVENTH HEAVEN」 [13曲収録]
1. RISING ANTHEM
2. PATRIOT'S DREAM (美しく花と散れ)
3. INITIATION
4. METAL HEADS
5. WHILE YOU'RE STILL YOUNG
6. REAL MAN
7. SEVENTH HEAVEN
8. TESTAMENT
9. 天下無敵
10. まだまだ最悪やないで
11. A SONG FOR YOU
12. STAY HUNGRY! STAY FOOLISH!
13. ありがとう
「SPECIAL BONUS DISC」[2曲収録]【先行発売CD限定】(むしろシングルっぽい)
1. INSPIRE FUTURE GENERATIONS
2. 涙が溢れて止まれへんねん
一般発売が4月というのはまだまだ遠い!!
そして先行販売が1月19日発売ということは、下記のライブ会場で購入するが一番早い!!
2013年1月19日(土) 大阪 梅田 Shangri-La
OPEN 17:30 START 18:00
2013年1月20日(日) 愛知 名古屋 ell. FITS ALL
OPEN 17:00 START 17:30
2013年1月26日(土) 東京 渋谷 Star lounge
OPEN 17:30 START 18:00
ところが、ライブ会場には新譜を聞いてから行きたいという人は、
ファンクラブ先行発売で入手するしかない!!
ファンクラブ「Z to A」通信販売購入限定特典
「A SONG FOR YOU (ファンキー末吉 Vo. Ver.)」を収録した限定CD-Rをもれなくプレゼント!(欲しいかどうかは別にして)
2012年中にCDを発送致します!(ファンクラブ「Z to A」通信販売にてご購入の方に限ります)
(2012年内発送をご希望の方は、12月21日までにお支払の手続き下さい。
なお、上記日付以降も受付を行います。
12月22日以降受付の場合、商品の発送は2013年となります。ご了承下さい。)
X.Y.Z.→A ファンクラブ「Z to A」ご入会方法は こちら をご覧下さい。
いや、いいアルバムです!!是非ファンクラブに入ってご購入下さい!!
年内にお届けする会報には制作秘話をこれでもかと書き綴りました。
ファンクラブ会員の方はお楽しみに〜
Posted by ファンキー末吉 at:12:29 | 固定リンク
2012年12月15日
スマホで撮ってビールをご馳走になろう!!(笑)
この映像が毎日渋谷109向かいのビックカメラ上のヴィジョンで流れていると言うのだが、
見た人はいるのだろうか・・・・
そもそもワシらの友人達はみんなオッサンかオバハンなので(失礼)渋谷なんか行かんか?(もっと失礼)・・・
そこでもし運良くこれが流れている映像(写真も可)をスマホとかで撮れた人には、
当日会場でワシがビールをご馳走しようと思い立った!!
毎時間必ず流れてると言うので、1時間ずーっとスタンバイしてたら必ず撮れるぞ(笑)
そうじゃなくても誰か渋谷に行く人に「もし流れてたら撮っといて」でもかまわない。
別に撮った人とそれをメールで送って来る人とが別人でもワシは一向にかまわんぞ〜
メールを送って来てくれた人にビールをご馳走しよう!!
あと、ディスクユニオン各店でこのアルバムを予約購入した人には、
当日ライブ終了後に会場にて出演者と一緒に乾杯が出来る特典が付くと言う。
もちろんながらその乾杯のビールは自腹なのじゃが、
運良くこの映像(写真も可)が撮れた人で、
ディスクユニオンにて予約購入した人はそのビール代をファンキー末吉が持とうじゃないかという話である。
忙しくてディスクユニオンに行けない人もご安心を!!
当日会場での物販はディスクユニオンにお任せしましたので、
当日会場でCDを買っても乾杯券が付きます!!(嬉)
あとライブまで1ヶ月を切りました!!
出演者からのコメントもこちらにどんどん届いております。
1月13日、14日はみんなでいい酒を飲もうではありませんか!!
注:13日と14日は出演者もメニューも若干違います。
特に13日は菅沼孝三とほぼツインドラム!!(恐)
是非通し券をご購入の上、2日とも見に来て下さい〜
Posted by ファンキー末吉 at:12:42 | 固定リンク
2012年12月12日
X.Y.Z.→Aの新譜ついに完成!!
もうさすがに徹夜は無理・・・
ワシが中国での無謀な移動や日本国内でも前回の本の即売飲み会ツアーとか出来るのは、
ひとえに夜バスの中であろうがどこであろうが寝れるからである。
もう数年前のことになるが、
北京で一番忙しかった時はひと晩寝て2日働くみたいな生活もしてた時もあったが、
もう今は徹夜は絶対無理〜!!!
おふくろを高知から連れて帰って、
とりあえず施設に放り込んでみんなでコーラス入れをやった。
その後はまた引き続きミックス作業である。
自分を追い込むのが好き(?)な橘高は、
自分でデッドライン、つまりマスタリングのスケジュールを決めてしまっているので、
何としてでもそれまでにミックスを終わらさねばならない。
逆算するとあと4日間しかないのである!!
「そりゃ大変や・・・」
ワシも今まで何もせずに橘高に任せていたが、
その日最終作業を終えた状態をiPhoneに入れてベッドの中で全曲聞く。
睡眠不足が続いているのでそのまま聞きながら寝てしまうだろうと思ったら、
逆にいろんなことが気になって目が覚めてしまう。
幸いそのまま寝間着で降りて来たらスタジオである。
意見を言って修正してもらう・・・
ここからが地獄の始まりである。
二井原は「もう5回通り聞いた」と言うが、
次の日までに結局10回ぐらい聞く羽目となる。
次の日などCDに焼いてもらって車の中で聞く。
走っている時と停まっている時では聞こえ方が違うのでなるだけ停まらないように走り続ける。
眠気に勝てず運転出来なくなったら帰って来てバタンQ(死語)。
残り2日間となったらエンジニアの崎本くんももう帰れない!!
朝までコースで橘高とふたりでやっているのだが、
ワシはさすがに3時ぐらいに眠くてたまらなくなり、
スタジオに布団をひいてあげてバタンQ(死語)。
翌朝は朝9時ぐらいからもう始めてたかなぁ・・・
最終日だから泣いても笑ってもこれで最後である。
昼過ぎに橘高がやって来て、
「やっぱり方向性が違うと思う」
と言って全部やり直す。
夕方頃には1曲その方向性で仕上がるが、
なるほどこれが一番よさそうだ・・・
「じゃあ全曲この方向性でやり直すとして、
1曲1時間としてあと16時間で出来上がりますよ」
誰や!!16曲も録ろうと言い出したのは!!!
そのうち1曲はファンクラブ特典の「アレ」なので、
それを除いたら夜中の3時頃には全部仕上がった。
ワシはもう既に眠たくて眠たくて仕方がなく、
自分の歌う歌なんぞ聞きたくもないので二人に任せて上に上がって寝た。
そして泣いても笑ってもマスタリングである。
これで最終的な大決定となり、そのままプレス工場へと運ばれる。
ワシはやっちんのリハがあったので夜に合流したが、
見れば橘高が非常にハイである。
「いやーあれから末吉さんの歌で崎本くんと盛り上がりましてねえ・・・」
おいおいアブナイぞ、睡眠不足でそんなことやり出したら・・・
「またアレが泣かせるんですよ。ボーカルの音量まできっちり書いたぐらいですから!!」
ボーカルレベルまで揃えてくれたんやったらピッチも調整してくれたんやろな!!
「そんなことしませんよ!!それやってもうたらこの良さも全部消えてしまいますやん!!」
ほなあの時につるっと仮歌うたったそのままかい・・・
「またあのドラム叩いた後のはーはー言ってんのがええんですよ」
ええんかい!!
「そのはーはーだけレベル上げたりしときましたから!!」
すなっ!!
「いや、むしろ本家の二井原さんよりよかったりしますから!!」
せんっ!!
「むしろ二井原さんのをファンクラブ特典にして末吉さんのを本編に入れましょうぐらいですから」
入れるなっ!!
思えば橘高も寝ていない。
人間寝ないとハイになるのである。
あれは確か4枚目のアルバムのリハーサルの時・・・
夜中の1時とかにスタジオでプリプロしてて、
その時にワシが書いた詞に二井原が突然
「おかしいんちゃうか」
と言い出した。
その頃はピンクフロイドの「アニマルズ」に対抗して、
ワシは一生懸命「動物」を題材にして詞を書いていた。
その詞は
「カメは陸の上で歩いたらのろいけど水の中で泳いだらむっちゃ速いんや」
ということに気付いて、
「泳げ〜泳げ〜お前はカメ〜」
という詞を書いて、それを二井原が眉間にシワ寄せて一生懸命歌ってたのだ。
ワシとしては
「これはRunnnerを超えた!!」
とばかり「Swimer」というタイトルをつけた自信作だったのだが、
二井原がふと我に返ってこう言った。
「ファンキー、なんで俺が動物の生態をこうやって延々とシャウトせないかんのや?」
これがみんなのツボにハマって夜中に大爆笑してリハにならん(笑)
スタジオの兄ちゃんは
「X.Y.Z.→Aの人達ってきっと凄いハイなクスリかなんかやってるんちゃうの」
と訝しがっていたが、
ワシらはひたすら「眠かった」のである。
眠たいとハイになるのである!!
マスタリングも順調に進み、
本編もばっちりマスタリング終了!!
一般特典CDもマスタリング終了!!
(だいたい特典の種類と数が多過ぎ!!)
そしてファンクラブ特典のワシの歌のマスタリング・・・(怖)
ワシは赤面の思いでそれを聞いているが、
橘高は今にも泣きそうになって、プロモーションビデオの構想まで打ち上げている。
「ここでねえ、場末の飲み屋でサラリーマンの見知らぬオッサン達が肩組んで大合唱するんですよ」
アホか!!
「ブルース魂は二井原さんよりもむしろ末吉さんの方が上ですよ」
おいおい、お前・・・寝てないから頭おかしくなっとるぞ・・・
「いや、今からでも遅くない!!やっぱ本編に末吉さんの入れて、ファンクラブ特典に二井原さんのを入れましょう!!」
あかん!!!!お前はもう早う帰って寝なさい!!
みなさん、睡眠不足は脳内に麻薬物質が多量に発生して日常生活に支障をきたします。
常日頃からの十分な睡眠と規則正しい生活で、
ちゃんと社会生活を送れる立派な大人になりましょう!!
ps.橘高とエンジニアの崎本くんは
「2〜3回聞くともう涙なしでは聞けません」
と言うこのファンクラブ特典、
ワシはその話こそが涙なしでは聞けませんが、
興味のある方はファンクラブに入会してGETしてみて下さい〜
Posted by ファンキー末吉 at:19:30 | 固定リンク
2012年12月 8日
魂入れに来て下さい
本の即売ツアーから全中国ドラムクリニックツアー、
そしてそのまま母を迎えに高知まで行って帰って来たらX.Y.Z.→Aのアルバムのレコーディングがもう大詰めになっていた。
この日は最後にメンバーが集まってコーラスを入れるというスケジュールだったが、
「ワシ、ちょっとおふくろの入居のこととかあるから先に始めといて〜」
とメールを回しておいた。
どだいコーラスもメロディー部分は二井原が自分で入れてしまってるし、
そうじゃない部分もどうせライブでもコーラスパートは橘高と和佐田なんだし、
まあワシが参加するのはせめてギャングコーラスぐらいのもんなのだが、
今回はそれ用に小畑秀光や赤間くん、店の常連のようちゃんなども助っ人でブッキングしている。
ワシなんかおってもおらんでも一緒やん〜・・・
ところが橘高のメールの返信、
「いや末吉さんもぜひ魂入れに来て下さい」
いや〜ええ言葉やなぁ〜・・・「コーラス入れに」やのうて「魂入れに」やもんな〜・・・
ミックスダウンももうほぼ終わっている。
デッドラインはなんと明後日だと言うではないか(驚)
明後日もう完成でっせ!!完成!!!!
いや〜橘高はよく働く!!
いつの間にやら自分で〆切を決め、自分を追い込んで完成に邁進しておった!!
ワシも遅ればせながら今日からミックスに参加させてもらうぞよ。
昔と違ってみんなでフェーダー持ってせーのーでやる時代ではない。
昨日の状態やその前の状態に即座に戻せる時代なのだ。
全部やり直すみたいなことはもちろんやらんが、
遅ればせながら少々でも意見を言ってそれこそ「魂」を入れさせてもらおう。
ところが橘高がこんなことを言っていた。
「ファンクラブ用のボーナストラックですけどアレでいいですよね!」
確認魔の橘高である。
自分の考えたアイデアは必ずメンバーに確認を取るのでどれが「アレ」だかよくわかってない。
そもそもこのアルバムはボーナストラックが多いのだ。
ライブ会場で売っているバージョンと、一般流通のバージョン、
そしてファンクラブだけが聞けるボーナストラック・・・
何やったっけ?・・・確かワシのデモテープがどうのと言ってたような・・・
その曲の本チャンバージョンを聞きながらふと思い出す。
「これの末吉さんの仮歌バージョンをファンクラブに出しますからね」
と言ってたような違うような・・・
そのデモテープをそのままボーナストラックで出すのかと思ってたら、
このオケを録る時に最初に入れたワシの仮歌でわざわざミックスしてボーナストラックを作るらしい・・・
あかんやろ・・・(恥)
まあファンクラブなのだからケツの穴を見せたって別にかまわんのだが、
二井原がここまで歌い上げ、オケもこれほどまでに完成された楽曲の、
ボーカルが突然ワシになって、しかも1オクターブ下で歌ってるなんて・・・(赤面)
魂入れるどころか・・・魂抜かれるやろ・・・
「いいですね!!聞きましたよ!!それで決定しますからね」
確認魔の橘高が何度も念を押したのを思い出した・・・
ファンクラブの皆さん・・・脱会するなら今!!・・・
・・・いや、魂抜かれたい人はむしろ入会して下さい・・・(恥)
今更ながら入会はこちら・・・(苦笑)
Posted by ファンキー末吉 at:07:31 | 固定リンク
2012年12月 7日
サービスは世界を救う!!
母を高知から連れて来るのに一番頭を悩ませたのは「車椅子」である。
幸い前回の中国WEEKで来日した老呉(LaoWu)の奥さんが足に怪我をしていて、
「200元で買ったヨ」という車椅子を持って来てそのまま置いて行った。
200元言うたら日本円で3000円やで!!(安っ)
ありがたくそれを高知まで持って行った。
病院に着いて母を乗せてやろうとすると病院の人がみんな止める。
「これはちょっと危ないですよ」
何が危ないもんかい!!先月までずーっと使ってたがな!!
とはいうものの、親戚なんかの猛反対もあり結局その車椅子は破棄!!
聞くところによると航空会社が車椅子は用意してくれるとのこと。
それは助かる!!
ワシは帰りの羽田で警察とケンカするシュミレーションまでしてたのだ。
空港に着く。
手荷物として預けた車椅子に母を乗せて自分は預けた荷物を取る。
ところが手荷物を引きながら車椅子を押すことは出来ないので、
とりあえず出たところでおふくろにはそのまま待っててもらう。
手荷物を引いて駐車場まで車を取りに行き、
車を到着ロビーの外に止めておふくろを迎えに行く。
車椅子を押して車のところに戻って来たら警察が駐車違反を取ろうとしている。
ちょっと待てぇ!!!法律は弱者の味方とちゃうんかい!!
まあもともと詰め将棋が好きだったような数学的な男である。
シミュレーションしだしたら止まらない(笑)
これだけでゆうに一晩は費やしていたのだが、
実際高知空港に着いたら、職員が笑顔で車椅子の手配をしてくれた。
乗り心地もやっぱ3000円のとは全然違う・・・(涙)
そして羽田空港に着いたら
今度は東京の職員が飛行機の出入り口まで車椅子で出迎えてくれるのだ(驚)
その職員はご丁寧に駐車場まで車椅子を押してくれる。
しかも「タダ」で・・・(驚)
しかもその職員の態度がとても素晴らしいのだ。
少々老人性痴呆症が進んでいる母に一生懸命笑顔で話しかけてくれて、
これは「仕事」というレベルではない。
もともと医者だ看護婦だ看護師だ、
ボランティアの人たちなどもホント「仕事」としてやっているレベルで出来る仕事ではない!!
航空会社に務めてる人がこんな素晴らしい「仕事」をしてくれたら、
「ワシは果たしてこのレベルまで自分の仕事を頑張っているのか?」
と自問自答したくなる。
もともと中国には「サービス」という概念がなかった。
共産主義の影響で「人より働いても給料は同じだ」という考えが蔓延し、
買い物客の求める商品があっても「没有!!」と答えたり、
よくてもその商品を客に対して投げ捨てるという有様だった。
この国に「サービス」というのが現れたのは、
ワシの記憶では90年代に王府井にマクドナルドが開店した頃である。
「歓迎光臨!!(いらっしゃいませ)」
と従業員に言われて客の方がびっくりして後ずさりしていた(笑)
「スマイル0円」をサービスの売りにしていたマクドナルドだが、
そのうちに中国人は学んだ。
「スマイル」は0円ではない、金を生むのだ、と。
ところが日本のサービスはこの「レベル」ではない。
金のために頑張ってるレベルでこの「サービス」は出来ない。
心からサービスをしているのだ。
ワシはよくブログで日本のサービスが単なるマニュアルであると書いたりした。
特にここに書いてある京都のバス乗り場のお姉ちゃんの対応などは日本の「サービス」の典型的な悪い例である。
しかし今回のJALの人達は全然違うと感じた。
心からの対応にほんと感謝感謝である。
前回ANAのサービスの感動して「ワシはANAにしか乗らん」と書いたが、
いやいや、JALも非常に非常に素晴らしかったです!!
今後もJALもどんどん利用させて頂きます!!
「サービス」は顧客の心を動かす。
また「お金を使おう」と思うから経済も動かす。
ええことだらけやないの〜
今はこんな御時世やけどみんなお客様には笑顔で接しような〜
日本を救うぞ〜きっと世界も救うぞ〜
ちなみに母を受け入れてくれた施設の方々の対応も、
そこに入居出来るまでの短期ステイの施設の方々もみんな素晴らしいものでした。
本当に感謝します。
ニッポン万歳!!!
Posted by ファンキー末吉 at:21:15 | 固定リンク
2012年12月 6日
母を迎えに高知まで〜
母が入院してもうだいぶになる。
まあ入院と言っても別に身体が悪いのではなく、
コケて肩の骨を折ったと思ったら今度は腰・・・
と外傷ばかりなので身体は丈夫は丈夫なのだが、
さすがに83歳、いろんなところにガタが来ている。
特に老人性痴呆症は進行を見せ、
今や息子にされたいいことは(あまりないが)ひとつ残らず忘れ去ってしまい、
悪いことばかりを覚えているようだ(涙)
入院のお見舞金で何やらの支払いをして来てくれと頼まれたことも、
母の中では「息子が見舞金を持ち逃げした」ということになってるし(号泣)
まあもともと親不孝をし続けて来た自分が一番悪いのだ(キッパリ)!!
小学校の頃は「トムソーヤの冒険」を読んで
「俺も無人島に行く!!」
と家出をしたり、
高校の頃は学校をサボって「レインボー」のコンサートを見に広島まで行ったのがバレて呼び出しを食らったり、
バンドをやり出したら部屋にドラムやアンプを持ち込んで、
毎夕方には大音量でロックなどやり始めるもんで、
近所の人から「親の頭を疑います」と無記名のハガキが来たり、
酒はやるわ〜タバコはやるわ〜
大学を勝手に退学して、下宿を引き払ってその金で東京に家出をして、
10円玉3枚だけ入れて(当時はカード式電話はまだない)、
「あ、おふくろ?俺今東京!!大学やめた!!」
ガチャン・・・プープープー・・・
あの時はさすがにおふくろ死に物狂いで東京に探しに来てたなぁ・・・
最初に結婚するのどーのの時も30円だけ入れて、
「あ、俺!!あれやめた!!」
ガチャン・・・プープープー・・・
その後一度目の結婚をすることになるがそれも結局離婚して迷惑かけとる・・・
子供を預けてひとり北京で生活しとる時にはさすがに
「高知に帰って来い!!」
と言われて喧嘩になった。
「俺は今中国で一番大きなプロジェクトをやっとるんや!!
この仕事は中国でしか出来ん!!
おふくろは俺が仕事も全部やめて帰って来て
高知でドラムの先生でもやってんのが一番ええとでも言うんか!!」
これにはおふくろは真顔で、
「そうや!!」
とはっきり言った。
そこで仕事をやめて親や子供のために生きる人もいるだろう。
もともと音楽なんぞどこに住んで何をやってたって出来るのだ。
音楽に付随する「商売」というのが都会じゃないと出来ないだけの話である。
しかしワシはその選択肢には目もくれず、
ずーっと親に迷惑をかけながら音楽をやってきた。
母が孫たちに
「音楽なんてやったらいかん!!」
と教育してたのはそういう理由からだと思う。
月日は流れて母も歳をとり、
一人で孫たち二人を育てるのも大変になったというので、
今度は東京に引き取って嫁に面倒みてもらいながらやっぱ自分は好きな音楽を続けている。
ワシの音楽なんぞしょせん誰かに迷惑をかけて初めて続けることが出来るものでしかなかったのである。
そんな母ももうかなり歳をとった。
老人ホーム(と言ってはいけないらしい、シルバーマンション)に入るなど、
「何で私がそんなところに入らないかんがよね!!」
と頑なに拒んでいた母だが、
ここに来てちょっと弱気になったのか孫が恋しくなったのか、
「まあ別荘が出来たぐらいのつもりで1年ぐらい住んでみたらええわね」
という誘いに乗って来た。
それは本当に助かる!!
このまま介護が必要な状態でありながら高知で一人暮らしをしてたのでは、
次に転んで怪我をするのは肩や腰とは限らない。
いつ頭を打って取り返しがつかない事態になっても不思議ではないのだ。
八王子の近所でホームを探す。
うちに近ければ近いほど孫とも頻繁に会えてよい。
しかしそのほとんどは商業的な施設で、
「入居時に1千万払いなさい、そしたら月々家賃程度の支払いでええよ」
とか基本的にそんな施設が多いのだ。
手元にまとまった金のない人は平気で月々20万以上払うこととなる。
そんな金は当然ないのであるが、
考えてみたらこの母がワシに今まで支払って来た金を考えるとそれも小さいもんではあるまいか・・・
とりあえず近所で一番安いところを予約した。
そこは面接があるのでその結果が出るまで滞在する短期ステイのところも決めて来た。
金で親孝行を買えるわけでも何でもないのだが、
金で出来ることならやはりやった方がよいのだ。
やってしまった親不孝を取り消すことは出来ないが、
金なら働けば稼ぐことが出来るのからである。
幸い働くことは嫌いではない。
あんな仕事はやりませんとか選り好みをしたこともあまりない。
働け〜働け〜
まあそうしてワシが仕事でいつもいないとまた嫁に負担がかかるのであるが、
嫁孝行はまたこれが一段落したら考えることにして、
とりあえず明日おふくろを八王子に連れて帰るとしよう・・・
働け〜働け〜仕事くれ〜
Posted by ファンキー末吉 at:06:53 | 固定リンク
2012年12月 4日
全中国ドラムクリニックツアー2012年 浙江省「寧波」
8時間の車移動で寧波について、そのままホテルでバタンQ(死語)、
ホテルで朝食を取って会場へ向かう。
「宁波飞越大剧院」・・・今日の会場もデカい・・・
まあデカくても小さくてもやることは同じなので一生懸命叩かせて頂く!!
今回の司会者はいつもの感じで、
国家のラジオ番組かなんかで喋ってそうな女性のアナウンサー。
喋り方がいわゆる共産国っぽくて鼻につく・・・
見てたらまたこれが演目の途中にも盛り上げようといろいろ声を出すのが鬱陶しい・・・
「私の出番の時は自分で喋りますから出て来なくていいですよ」
と言っておきたかったのだが、結局言うチャンスがなくそのままステージ・・・
また予想通り、ドラムソロをやれば「みなさん拍手!!」とか茶々が入るし、
曲と曲の間のMCにはいちいち絡んで来るし、
ちょっと閉口しながらそれでも命懸けで叩いてステージを降り・・・ようとしたら、
予想通り司会者が出て来て捕まってしまった。
舞台上でインタビューが始まる・・・と、そしたら何と、
その司会者は片言の日本語でこう言ったのだ。
「コンニチワ」
そして
「オハヨゴザイマス・・・あとはサヨナラ・・・私これしか日本語喋れないのよね・・・」
これにはさすがのワシもぶったまげた。
尖閣問題でこの活動がドタキャンとなり、その間ワシはずーっと日本でいたわけだが、
日本にいるとついつい
「中国では反日感情が盛り上がり、日本人だというだけで危害が加えられる」
というイメージが強くなってしまう。
「そんなことあるかい!!」とは思いながら、
それでも「ひょっとしたら・・・」などと思ってしまうのだ。
実際ワシの一発目のMC、
「宁波的朋友们,你们好!!我是Funky!!」
の後に
「来自日本!!(日本から来ました)」
と言う時にはそれでも相当覚悟を決める。
別に後ろのどでかい垂れ幕には「日本のドラマー」と書いてるわけだし、
わざわざMCでも「日本」という必要はないのだが、
今までそう言って来たものを尖閣問題があったからと言って撤回するのも何やら「ロック」でないような気がしてたのだ。
勇気を振り絞って一発目のMCで「日本から来ました!!」と叫ぶ。
ひょっとしたら数人の客はブーイングを出すかも知れない。
しかし俺はやるぞ・・・みたいな「一人相撲」がそこにある。
実際は司会者は片言の日本語でワシにサービスし、
満場の客席はそれをよしとする・・・
そもそもがこの活動はパールドラムという「日本製品」をプロモーションするためのツアーなのだ。
反日だうんぬん言ってたらそもそもがこんな活動が出来るわけがない。
数万人の人民が反日デモを行い、
暴徒と化した群衆が日本の工場を焼き討ちし、
心ない人民が街ゆく日本人を暴行した。
それも事実である。
しかしもっと田舎街で、
日本人ドラマーが日本製品をプロモーションするコンサートで、
2日間合計2000人の人民が熱狂したということも事実なのである。
この辺の「中国」という感覚が日本人にはよくわからないのだ。
翌日それがもっとわかり易い(わかりにくい?)例を見たので紹介したいと思う。
この活動はパールの中国代理店である中音という会社(というよりその担当のShaという個人)と、
全国50を超える彼が作り上げたパール倶楽部という組織(ネットワーク)との結びつきを濃くする目的も大きい。
だからワシは現地の人ととことん飲んで親交を深める。
また、時間があればそのパール倶楽部に表敬訪問などもする。
次の日が北京への移動日なのに帰りは夕方の飛行機なのはこんな理由もあるのだ。
昼から紹興酒も飲む!!
酔っ払って叩けないんだけど、
そこの先生達のためにクリニックなども施す!!
もともとこの先生達こそが「ロックファン」なのだ。
パール倶楽部なるものを立ち上げようとする人はだいたい北京でロックバンドをやってて、
夢破れて故郷に帰って来て、それでも何かロックに関わることをやり続けたい・・・
というわけでパール倶楽部を立ち上げたりする。
だから課題曲に「メタリカ」とかを選んだりするのだ。
4年前、初めて訪れた徐州では、
24人の子供達がメタリカを叩くのにぶったまげた。
子供達はまだ生まれてなかったので何も知らないが、
この先生達が北京でロックに青春を捧げて頃の中国は、
「ロック」=「精神汚染音楽」
1990年、天安門事件の翌年に北京の地下クラブで演奏してた黒豹の連中は、
そこにふらっとやって来たワシに初対面の時にこう言った。
「ファッキンガバメントはロックを恐れてる!!
だから俺たちはロックを聞くことも演ることも出来ない!!」
だからワシは中国に来た。
そんな「時代」が大好きだったから・・・
でもあっという間に時代は移り変わり、
その数年後に黒豹は何十万人のスタジアムを満杯にするバンドとなった。
そしてその頃同じく青春を燃やした先生達は黒豹たちと共にロックの「夢」を見て、
故郷に帰って子供達に「メタリカ」を教える。
「こんな曲は聞くことさえ許されなかった。そんな時代もあったんだよ・・・」
などと感傷に浸っているのかいないのか・・・
少なくともワシはそれを聞いて「時代は変わったな」と涙する。
ところがそんな教室に貼られていた一枚のポスター。
「永遠に共産党と共に歩みます!!」
時代遅れとも言えるこの標語の貼られたレッスン室で、
子供達はその共産党が毛嫌いして弾圧してた「ロック」を叩く。
この相容れないはずの両方が、
まるで問題ないかのように混在するのが「中国」なのである。
反日デモで日本の工場が破壊され、
日本人が言われなき暴力をふるわれてたその後に、
何もなかったかのように日本人ドラマーによる日本製品のプロモーションコンサートが行われ、
司会者が片言の日本語でサービスをして合計2000人の人民が熱狂する。
日本のマスコミが絶対にスポットを当てないその部分も含め、
その両方が普通に混在するのが「中国」なのである。
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
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2012年12月 2日
全中国ドラムクリニックツアー2012年 江蘇省「揚州」
25日の朝一便での福岡行きから始まって、
その日の夜バスで大阪、
夜バスで高知、
夜バスで東京着いて、
そのまま北京に来て、
次の日には揚州に来ている。
ワシの人生「ドラム」ではなく「移動」である・・・
しかしまあ前回来た時には夜汽車だったが、
今回は飛行機であるだけましだろう・・・
朝いちの飛行機で揚州入り。
何故朝いちか・・・チケット代が安いからであろう・・・
まあいい、この日は前乗りでサウンドチェックだけだと言うから昼から飲めるではないか!!
(地元の白酒)
(名物の揚州炒飯)
昼間にサウンドチェックかと思ってずーっと待ってたら、
夜中にならないと会場に入れないということで引き続き晩飯!!
(生きた蝦を紹興酒に漬けて味付けして出す「酔っぱらい蝦」)
(ガチョウの足の旨煮)
結局夜中になって会場入り。
こんなんやったら別にあさいちの飛行機じゃなくても夜来たらよかったんちゃうん!!
などと言ってはいけない!!・・・中国だから・・・
しかし結局この日は機材とエンジニアが着てないため
結局ドラムセッティングのみでサウンドチェックは出来なかった。
それやったら当日朝いちで入ってもよかったんちゃうん!!
などといってはいけない!!・・・中国だから・・・
というわけで翌日もう一度会場入り。
やっとサウンドチェックが行われ、
本番前にもう一度本場の揚州炒飯!!
(炒飯が中国のものなら、中国一旨い揚州炒飯は世界一ということになる)
満腹で会場に帰って来て本番開始!!
相変わらずワシのデカい顔のディスプレイが掲げられてるが、
だんだんこれが宗教画のように「ありがたいもの」と感じてくるのはワシだけだろうか・・・(しみじみ)
さて、いつものように現地の子供たちのドラム演奏からステージは始まるのであるが、
楽屋でいると何やらドラムを叩くと動物の雄叫びのような音が・・・
気になってステージ袖に行ってみると、
なんと檻があってそこには生きたライオンが入っているではないか!!
このライオンがFunkリズムが好きなのか嫌いなのか、
Funkのビートになるといきなり吠え出すのである。
怖い・・・((((;゚Д゚)))))))
なんでステージ袖にライオンが?・・・
その日の夜も毎日行われているというこの会場の演目で必要なものなのだろうが、
まあそんなことをいちいち考えてはいけない!!・・・中国なのだから・・・
ライオンの雄叫びに負けないようにドラムを叩きまくり、
そのまま車に乗って寧波へ!!
揚州から寧波は便利な交通手段がなく、
現地の人の運転でみんなで車移動だそうだ。
402km、5時間足らずで着くというので車内で酒盛り!!
担当のShaをはじめ、みんな酒が強い!!
ワシが3本空ける頃には倍の6本は空けている。
車内はもう居酒屋である!!
ここで一句!!
幸せや〜ドラム叩いて〜ビール飲む〜
今日は東へ〜明日は西へ〜
・・・とご機嫌なのも最初のうちだけ。
もうこれ以上飲めんぞ・・・というわけでiPadで映画を見始める。
ところが1本見終わって、2本見終わった頃にもまだまだ着く様子がない!!(>_<)
結局5時間なんか嘘八百!!8時間かけてやっと寧波まで辿り着いたのであった・・・こてん
ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら)
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2012年12月 1日
爆風トリビュートライブ本日一般発売開始!!
1月14日にO-EASTで行われる
爆風トリビュートComplete発売記念イベント
"We Love Bakufuslump"
のチケットが今日一般発売開始となる。
去年このアルバムを出した時に、
「この参加者全員で是非ライブを!!」
という声は多かったが、なにせ規模が大き過ぎるため実現不可能だった。
そしてこの度、更に参加者が増えて「Complete盤」としてメジャー発売となる。
私の知り合いとしては、
山本恭司さんが「涙の陸上部」を歌ってくれ、
ACEさんが「青春のフレア」を歌ってくれ、
Rollyが「たいやきやいた」を歌ってくれ、
野村義男が和音というユニットで「美人天国」を朗読(?)してくれ、
どうでもよいがバーベQ和佐田がアレを歌ってくれた。
更にはCRACK BANQUETやTHE CAPTAINSやオズなど若手の参加も嬉しい限りである。
しかし・・・
全員参加はますます無理!!!・・・総勢100人を超える・・・
というわけで、ボーカリストを中心に、
演奏は米川英之、田口智治、小畑秀光、バーベQ和佐田、ファンキー末吉による
「ハウスバンド」でバックをさせて頂こうということに相成った。
スケジュールの都合で参加出来ない歌い手さんもいることはいるが、
これだけの参加メンバーが集まってくれた。
三井ぱんと大村はん
X.Y.Z.→A(二井原実、橘高文彦、和佐田達彦、ファンキー末吉)
EARTH SHAKER
ロリータ18号
手数セッション(江川ほーじん、菅沼孝三、田川ヒロアキ)
梅原"PAUL"達也(ex.44MAGNUM)
曾我泰久 、衛藤浩一(THE GOOD-BYE)
米田渡(米川英之、田口智治、渡辺英樹 from C-C-B)
ナツキ(THE HiPPY Vo.G.)
森田釣竿(漁港)
小畑秀光(STEEL ANGEL)
Cutt
CRACK BANQUET
ザ・キャプテンズ
オズ
(他まだ増えるかも・・・)
そしてその前夜祭が前日の13日にShibuya Milkywayで行われる!!
こちらは出演者がちょっと入れ替わり、
ファンキー末吉(爆風スランプ、X.Y.Z.→A)
三井ぱんと大村はん(三井雅弘、ザビエル大村)
二井原実(LOUDNESS、X.Y.Z.→A)
手数セッション(江川ほーじん、菅沼孝三、田川ヒロアキ)
梅原"PAUL"達也(ex.44MAGNUM)
米田渡(米川英之、田口智治、渡辺英樹 from C-C-B)
仮谷克之
小畑秀光
Cutt
CRACK BANQUET
ザ・キャプテンズ
オズ
(他まだ増えるかも・・・)
どうせなら内容も変えた方が面白いのではということで、ドラムを2台並べて、
ステージ後半は全ての曲を菅沼孝三とツインドラムでやってまえ!!
ということで爆音の頭がウニになるライブになること必至!!
二井原実はX.Y.Z.→Aとしては参加しないが、
米川英之も参加するということで、あのいつぞやの爆音セッションの再現?
するってーとデッドチャップリンの曲もやるのか?・・・
2日間内容が違います!!
2日とも見たいという方のために「通し券」も用意してますので是非両日とも見に来て頂きたい!!
2日間通し券 ¥8,000
2013/1/13 ¥3,500
2013/1/14 ¥5,000
※オールスタンディング、税込み価格、DRINK別
・プレイガイド e+ http://eplus.jp
・ローソンチケット 0570-084-003 Lコード:79846
・チケットぴあ 0570-02-9999 1日券Pコード:184-005 通し券Pコード:780-444
主催 "We Love BakufuSlump" 実行委員会企画・制作 Cloud Cuckoo Land inc. 協力 K&A CO.,LTD.
お問合わせ ディスクガレージ:050-5533-0888 (平日12:00~19:00)
カウントダウンサイトを立ち上げました!!
現在(この原稿を書いている時点)のところ
前夜祭まで43日7時間35分20秒
本チャンライブまで44日7時間34分40秒・・・
書いてるうちに数字が変わるやないかい!!!!(困)