
2022年7月29日
布衣2022年ツアー山東省済南
中国最北端の省黒竜江省から山東省まで南下〜高速鉄道で9時間!!(◎_◎;)
まあ行く時は河南省から12時間やったからまだマシ〜
長い移動日のお供は車内でビール〜
実はこの瓶詰めのピクルスがハルビンの名物!!
西欧のは結構酸っぱいのだが、ハルビンのは酸っぱさ抑えてて食べやすい。
なんだかロシア人はまずこのピクルスを鼻のところまで持っていって匂ってから酒を飲むらしいが、まあその気持ちもわかる香ばしさ。
そういえばハルビン名物の腸詰めをお土産で買ってくれてたのを思い出した。
昔駅とかで買った時にはあんまし美味くなかったんよね〜(>_<)
しかし地元の人が言うには、
「あんなのまがいもんですから!!ホンモノは作ったらすぐ売り切れちゃうんで滅多に手に入りません。では私がまがいもんの中で一番美味いやつを買って来てあげましょう」
ということでプレゼントされたのがこれ!!(笑)
「これ温めないと美味しくないですよ」
「でも高速鉄道やで、無理やろ・・・」
「任して下さい!!」
とヤオヤオ君・・・
中国の列車にはお茶好きの中国人のために必ず給湯器があるので、まさかそこで大量のお湯を汲んでそれで温めるのかと思ったら、なんと食堂車に行ってレンジで温めてもらうのだとか!(◎_◎;)
いくら持ち込み自由の中国でもそこまでは・・・と思ったら、何やらインスタントご飯を購入して、それを温めるついでに温めてもらったのだとか!(◎_◎;)
中国人は考えることが凄いのう〜(笑)
さて、いつもブログ書いてても食レポの旅日記で終わってしまうのだけれども、今回はちょっとドラムの話を中心に〜!!
済南の小屋はまたデカい!!
ドラムセットはYAMAHA!!
オープンハンドになってもうはや1年。
今だに練習したことしか叩けんが、布衣はいっぱいライブをやってるので、他のセッションなんかでももうほとんどのパターンは叩けるようになった。
中国のツアーでは小屋のシンバルも借りて、左側にもライドシンバルを置いて構成によって右と左のライドを叩き分けているのだが、ハイハットのシャフトが通常むっちゃ長いので、それが邪魔になって叩き辛かった(>_<)
仕方がないのでライドをシャフトの上に高々とセッティングしてみたり、シャフトの後側にセッティングしてみたりしてたのだが、前のクラッシュをちょっと右側にセットすることによって、シャフトの前側にセッティング出来ることを発見!!
そうするとあら不思議!!シンバルが全く左右対象になった!(◎_◎;)
まあ右の端はチャイナ、左の端はクラッシュなので違うっちゃ違うが、見た目がこのように揃うと気分的に何やらむっちゃ嬉しい!!(笑)
というわけで気持ちよくライブ開始!!
今回のツアータイトルでもあるHappy Bandという曲では、このビデオではベースのDaWeiはギターソロの間じゅううろうろ歩いてたり、ツインリードではギタリストふたりの間に立ったりして絵になっていたのだが、新加入のLaoXiaoはどうやらどうしていいのやらわからずぽつんと突っ立ってたのでアドバイス。
「この会場みたいにドラム台の後に余裕がある時にはドラマーの後に立てばいいのよ」
ということでやってみた。
うんうん、なかなか絵になるではないか(笑)
アホです(笑)
さてドラムの話になるのだが、オープンハンドで何が難しいというと、左右のコンビネーション。
単に左右を逆にして、複雑なバスドラを踏むのはそんなに難しくないが、ゴーストノート(実際には聞こえてないのだけれども小さな音でスネアを叩いている)とか、それにハイハットなどに16分を加えたりすると、脳の命令系統がぐちゃぐちゃになって全く叩けない(>_<)
まあ思い起こしてみれば、普通に叩いてたって叩き始めの頃はどんなフレーズも叩けなかったんだから同じである(笑)
根気よくゼロから練習して慣れてゆくしかない。
幸い布衣はライブが多いので、ツアー前に練習したものを長いツアーで叩き続けてゆくと、アドレナリンの中で脳の命令形態がシノプスに定着するので便利である。(自分で書いててようわからんが(笑))
そこで今回からこの曲をハイハットやライドも16分で叩く叩き方に変えてみた・・・
まあちょっとたどたどしい感じもあるが、グルーブとしては全く悪くない!!
これでオープンハンドも完成か!!・・・と思ってたら、よく見ると左手でスネアを叩いている時と右手で叩いている時と微妙に違う!(◎_◎;)
今まで気がつかなかったが、左手は更にスネアを叩いた直後にもゴーストノートが入っているではないか!(◎_◎;)
凄いのう・・・脳がそのように命令したわけではないのだが、50年ドラム叩いてたら、左手が勝手に気持ちいいように変えていってくれてたのね・・・!(◎_◎;)
まあ左のライドを叩いたりするのは「場面を変える」意味が大きいので、場面場面で少々ゴーストノートが違ってても問題ない!!
本番で失敗するのはプロとしてあるまじきなので今回のツアーでは無理だが、次の目標としてまた練習してみよう〜がんばれ右手!!(笑)
というわけでドラムソロ
ライブ終わった後LaoWuが、
「Funky、今日のソロむっちゃよかったよ」
と言ってたが、そうかのう・・・(笑)
まあ叩く方と聞く方は感じ方が全く違うので仕方ないが、確かに新しい試みはいくつかやっている・・・
特に冒頭の绿韭菜では、前々からやろうとしてた、スネアとタムを組み合わせた9拍フレーズ→7拍フレーズ→5拍フレーズに続いて、タムとバスドラ、そしてスネアを絡めた7拍フレーズ→5拍フレーズ→3拍フレーズでブレイク!(◎_◎;)
いや〜綺麗やのう〜・・・始まるのが2小節目から始まっているのだが(ひとつのフレーズはどこからでも始められるようにしとくのが大切)、ちゃんとまとめて決めフレーズにすると美しいかも〜・・・
ちなみに去年の夏にアップしたはずのこのフレーズ〜・・・見つからんかったので再アップ!!
ドラムはもちろん練習しなければ上手くならないんだけれども、練習したからといってすぐにライブで叩けるとは限らない。
特にソロなどは、瞬間的に出て来るフレーズのみしか使えないので、練習したものはかなり長い間熟成させないとすぐには出て来るようにならないのよ〜
新しいフレーズを増やすのは大変です〜・・・というわけで打ち上げ!!(笑)
この小屋ではいつも(ではないが)オーナーが小屋のVIPルームでご馳走してくれるのよ〜
魚!(◎_◎;)そうか・・・ツアーもついに海辺に近づいて来たか・・・
鶏のお頭は、接待ではよく出るのだけれども誰かが食べたというのを見たことがない(笑)
というわけでツアーは続く〜・・・コロナでキャンセルも出たのであと27本!!(と振り替え3本)・・・まだまだやん(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:02:26 | 固定リンク
2022年7月27日
全中国ひとりドラムツアー2022年黒竜江省ハルビン
布衣のツアーは続いておりますが、その途中にハルビンで個人の仕事〜
おまけに土日のライブもコロナでキャンセルになったため、ちょっと早めの土曜日にハルビン入り〜・・・
いや〜今回の接待は凄かった〜!(◎_◎;)
まず着いてから軽くメシ食って連れて行かれたこのバー!!
ナニコレこの店バブル!(◎_◎;)
ビールはダース買いで、まず全部栓抜いてから追加を放り込むし、ウイスキーは小さなグラスに全部注いで、ツナギ着た従業員が飲んだらそれをグラスに注ぐ・・・相撲部屋かっ!(◎_◎;)
これ飲み切れんかったら全部捨てるんやろ〜(>_<)
ドラム叩け言うから叩いたけど、大きな花輪が〜これ客が5000元で買うんやと!(◎_◎;)円高で10万円!(◎_◎;)
見てたら女性歌手歌うとばんばんこれがステージに上がる!(◎_◎;)
ちなみに歌手は10人ほどいてギャラひとり1日1000元(円高で2万円)!(◎_◎;)
花束は2割がバンドですと!!布衣より稼いでるし!(>_<)
ちなみにドラムセットには16インチのハイハットが〜!(◎_◎;)
初めて見た〜むっちゃデカい!(◎_◎;)・・・でも意味あるんやろか(笑)
というわけで初日はベロンベロンでこてん(>_<)
次の日は何もないので散歩に〜
有名な中央大街!!
前回行った時は夜遅かったので店とかあんまし開いてなかったけど今回は賑やかだった〜
相変わらずロシア風の建築物などが異国風情である・・・
ロシア画廊
ロシアのおみやげ
これは有名な教会らしい・・・中には入らんかったけど・・・
そしてその夜の接待が凄かった!!!(◎_◎;)
どうやらここは中国東北地方の食の博物館のようだ・・・
黒竜江の採れたての魚!!
皇帝が食べてたという料理・・・
ワシらの料理!(◎_◎;)
ハルビン名物の超詰!!
アワビ!(◎_◎;)
血の煮凝りと酸っぱい白菜のスープ!!
ちなみにこの人は青島のビールフェスティバルでビールの早飲みチャンピオンになったらしい(笑)
おそらく高級であろうワインと10万円もする茅台酒!(◎_◎;)
この日は酔っ払ってライブ演奏してる店に行ってベースを弾いたらしい(笑)
白酒イッキで覚えとらん(>_<)
さて次の日の仕事なのだがこれがようわからん・・・
まあちょちょいと(でもないけど)終わらせて、この日の接待が一番凄かった!(◎_◎;)
この屋台、実は毎日どこで営業してるかわからんのよ!(◎_◎;)
うまく出会えたら絶品の串焼きを食うことが出来る・・・
オーナーひとりでやっていて、「従業員はいません」の看板!(◎_◎;)
いや〜こんな贅沢はない!!
昨日の高級料理もいいけれど、こんな地元の人しか絶対に探し当てられない絶品グルメが味わえただけで幸せである・・・
色々味にはうるさいヤオヤオ君も大満足!!
・・・って翌日やっとちゃんとした仕事(笑)
このクリニックのためにわざわざ中国最北端まで来たのよ〜
いや〜接待が凄すぎてどんな内容やったか忘れても〜た(笑)
まあ例によって誰も仕切ってないし〜・・・(笑)
面白かったのは、「白板用意しといてね、譜面書くからね」と言ってただけど、白板はちゃんとあって、じゃあ舞台上で説明しながら譜面書こうと思ったらペンがなかったと言う(>_<)
この活動あるある〜・・・
さて中国のゼロコロナ政策はまだまだ続くので、次にこの活動があるのはいつの日になることやら・・・・
Posted by ファンキー末吉 at:09:49 | 固定リンク
2022年7月24日
布衣2022年ツアー河南省洛陽
中国のいろんな王朝の都として栄えた古都である洛陽に4時間半かけて到着〜!!
ホテルの名前が〜!(◎_◎;)
いや、別に〜金(きん)や玉(ぎょく)で満たされている婚姻宴会場ってめでたいやん!!(他意はありませぬ(笑))
さすが古都!!たまたまメシに入ったレストランにはこんな人形が〜
洛陽の料理はスープに入っているものが多いらしい・・・
スープは胡椒味で、さすが「胡辣汤」が名物の河南省!!
洛陽に来たら洛陽ビール!!
ではこんなパフォーマンスが〜!(◎_◎;)
飯食ったら近所の屋台街を探索〜!!・・・
民族衣装っつうか古い時代の服を着た女の子が多い!(◎_◎;)
確かに貸し衣装屋さんもあったけど、駅でも見かけたので、何やら若い人の間では懐古なアイテムが流行ってるんだとか・・・
好きです!そんな街!!!!
その日はゆっくり寝て、翌日ホテル裏にあるライブハウス入り!!
またこれがアンダーグラウンドな感じのライブハウス!!
しかしアンダーグラウンドで困るのはドラムセットがあまり良くない(>_<)
シンバルはこんだけ、スタンドもないのでこれ以上並べられない(涙)
(あとでオーナーが誰かから借りて来てくれました)
ひとつはもうネジがバカになっててすぐおじきしてしまうのをガムテで留めてるし!(◎_◎;)
まあ精一杯チューニングとセッティングして本番!!
ドラムソロ!!
いや〜「Funkyニュービー(牛のマ○コ:Fuckin' Greatの意)」コールが鳴り止まんのはええけど、実はこの最初のソロはLaoWuが間違えたのかワシが間違えたのか、シーケンスに合わせてソロをやっとるので相手に合わすことは出来ないので信じた通りに叩いているが、実はライブの時には例え間違えてても「俺が正しい」という顔をして叩くのが正しい!!
昔習った中国語ではこういうのを「厚脸皮(houLianPi):面の皮が厚い』と言うのだと覚えていたが、最近では「逼脸(BiLian):逼はマ○コで、脸は顔、つまりマ○コ顔」と言うらしい(笑)
マ○コを連発した後で紹介するのもイメージが悪いのだが(笑)、この日は実はオープニングアクトが昔開封で会った美女のバンド!(◎_◎;)
布衣の規則ではオープニングアクトは10分前に演奏を始めて、布衣の開演時間は通常通りに始まるので、いつもなら楽屋でオープニングアクトのバンドの音は聞けるのだが、この小屋には楽屋がない(>_<)
ホテルで着替えて、そのまま舞台に上がって演奏するという感じなので今回は聞けず(>_<)
でも外からちょっとだけ覗いたぞ〜!!
うむ、なかなか上手くなっとるではないか!!
ライブが終わってサイン即売会をやってる時にボーカルの女の子がやって来てLaoWuにこれを手渡した。
今どき手書き!(◎_◎;)
何やらワシらのライブ聞きながらこれ書いたんですと・・・おかげでスタッフ全員このバンドをお気に入り!1
うんええなぁ〜こんなん・・・人を利用しようとしか考えてない若い衆が多い中、こんな心温まる行動が出来る若者って素晴らしいと思うそ〜!!
金玉満堂の話からいい話まで〜(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:15:12 | 固定リンク
2022年7月21日
布衣2022年ツアー河南省鄭州
宜昌から鄭州までの移動日〜
全国各地にメシを奢ってくれる人がいる・・・
河南省の人は強力で、鄭州に来たら、いや彼の出身地であるお隣の開封にまで軍団で押し寄せて来る!(◎_◎;)
まあ正直言って、「その土地に行けば必ずメシを食いに行かねばならない」というのは「束縛」であり、ちょっとイヤな面もあるのだが、スタッフとしては非常にこのおっさんのことを気に入っている。
そりゃそうだ。ワシらツアーメンバーにとって一番大変なのは、駅に着いてからタクシーとか手配して、機材いっぱい載せてホテルまでっうのがとにかく大変(>_<)
しかしこのおっさんというのは、毎回毎回何台も車乗りつけて迎えに来てくれるのだ!(◎_◎;)
そして、まあ中国いちツアーを廻るバンドだと言っても所詮はアンダーグラウンドなバンドである。
ライブ終わってからや、移動日の食事代も全部持ってくれるというのはバンドの財布にもとても優しい\(^o^)/
というわけで手ぐすね引いて待ってるだろうと思ったらやはり!!(笑)
ワシがバンド全体のメシのスケジュールとか仕切ると疲れるのでマネージャに振る・・・
そしたらなんとまた駅まで3台の車乗りつけて迎えに来てくれた〜!(◎_◎;)
いや、今回のホテル、駅の真前なんですけど(笑)
そしてそのままメシに〜・・・って豪華過ぎるんですけど!(◎_◎;)
鹅子・・・鴨とガチョウとGooseの違いがわからん(>_<)
これは鶏!!
お言葉に甘えて高級ワインおば・・・(笑)
恒例のイッキ!(笑)
実はこの日はいつものおっさんは用事で来られず、この一番左の若い衆が使命感に燃えて接待してくれたんですと!(◎_◎;)
ありがたや〜・・・というわけで、この日は酔っ払ってバタンQ(死語)で翌日ライブ〜!!
会場は歴代5本の指に入る暑い会場・・・と思ったら新しい会場になってるし〜!(◎_◎;)
広い!!!(◎_◎;)
ここは小屋のシンバル借りるのにお金がいるんですと(>_<)
しかしヤオヤオ君が「重いから持ち運ぶシンバル減らして下さい」と言うので、今持ち歩いている自分のだけではセットが組めん(涙)
まあ日本のライブハウスでもドラムセット借りてもお金がかかる店もあるし〜
こんな新品のいいシンバルが500元で借りられるなら・・・って今円安で1万円って高っ!(◎_◎;)
後で聞いたのだが、このライブハウスって家賃だけで月に200万元、つまり年間4000万円家賃払ってるんですと!(◎_◎;)
シンバル代払います払います!((((;゚Д゚)))))))
というわけで本番!!
ドラムソロ!!
終わったら打ち上げ〜・・・って今度はラーメン屋さんを貸し切り!!(◎_◎;)
次のライブはコロナで中止になって、翌日は一行みんなで銀川に帰るだけなのでみんな飲んだ〜
二日酔いで6時間ね、はいはい(笑)
帰ったら羊食いました〜!!
Posted by ファンキー末吉 at:17:01 | 固定リンク
2022年7月17日
布衣2022年ツアー湖北省宜昌
武漢から西へ300km〜高速鉄道で2時間半!!
宜昌(YiChang)ってどこやったっけのう・・・と全く思い出せなかったが、過去のブログを見て思い出した!!
ブログ記事:布衣2021年ツアー湖北省宣昌
布衣は、稼ぎ時の週末は金土日と3連チャンでライブを組み、平日は小さな街で移動日、移動オフとなることが多く、この初めての街で数日ぶらぶらしたのを思い出したぞ〜・・・
駅降りたら暑い!(>_<)
ヤオヤオ君はメンバー連れて名物のホルモン麺とやらを食いに行ったが、さすがの「ホルモン大王」も暑さには勝てず辞退(>_<)
その日はゆっくりして翌日ライブ会場へ〜
そうそう、こんな小さな会場やった・・・暑い!(>_<)
前回もドラムがダメで色々試行錯誤したけど、今回はHAILUNというまた聞いたことのないメーカー(笑)
タムホルダーが2本挿すやつだけれども、バスドラに穴がないのでスタンドに挿すしかなく必然的にイアンペイスのような3点セットにタム足したみたいなセッティング〜
シンバルはまたわけのわからん中国国産のだけど音は良かった!!
本番開始!!いや〜暑かった!(>_<)
スネアをいつもより緩めにチューニングしてたんだけど、叩くうちにどんどん緩んで来て、歴代一番ゆるゆるのスネア〜(>_<)
ドラムソロ!!
オーナーが打ち上げに連れてってくれると言うので、ホテル近辺と会場近辺以外初めてやって来たレストランストリート!!(◎_◎;)
賑やかな店!!
打ち上げ開始〜!!
またザリガニ!!(>_<)
味はええんやけどむくのがめんどくさいのよね〜(>_<)
武漢のローソンで見つけたウォッカ!!
これが意外と美味くて今度まとめ買いをしとこうと〜・・・
スタッフなのかオーナーの友達なのか、ひとりむっちゃ酒の強い女性がいて、うちの一向の中で一番酒が強いギターの小龍とイッキ!!
しかし小龍はビールはダメなのよね〜ワシのウォッカをよこせと言うけど拒絶!!(笑)
中国の内陸の小さな街の夜はこうして更けてゆく〜・・・
Posted by ファンキー末吉 at:07:24 | 固定リンク
2022年7月15日
布衣2022年ツアー湖北省武漢
湖南省から湖北省へ〜また入る時にアプリが変わってめんどくさいのよ〜(>_<)
中国では「支付宝」というアプリと「微信」という2大アプリがあるが、通常通行アプリは微信を使い、健康アプリは支付宝を使うことが多いようだ。
江西省では外国人にも対応してた支付宝江西省の健康アプリだが、湖南省では対応しておらず、そのおかげで義務となってるPCR検査がアプリがないおかげで受けられなかったり、受けられても結果を紙でもらいに来なければならなかったり大変(>_<)
湖南省ではアプリが開かないのであわや入れなかったりしたが、ここ湖北省でも例によってアプリが外国人に対応してない(>_<)
係員とすったもんだしてたら、係員が私の携帯で微信を開き、微信の中の健康アプリで外国人対応の部分を探して来た!(◎_◎;)
パスポート情報などを入力してゆくのだけれども、この「湖北省での住所」というのがよくわからない。
「そんなの武漢と入れときゃいいよ」
とまたこれがアバウト!(笑)
QRコードは出たものの緑色になってないし〜(>_<)
まあ係員の話では「PCR検査受けたら、その結果を受けて緑色になるから」とのこと。
まあ入省出来ればいいのよ〜ということで無事入省〜\(^o^)/
今回のツアーで実は2kg太っており、晩メシはいいや〜と思ってたら、
「疯狂的石头のサントラ出す会社の人が奢ってくれるって言うんだからあんた来なくちゃダメでしょ、キー」
とマネージャー・・・
そう言えばサントラが出るということで去年から色々やり取りしてたなぁ・・・
「疯狂的石头(Crazy Stone)」は、2006年に私が映画音楽を担当した映画で、あんなにヒットした映画なんだから今までサントラが出なかったのが不思議なぐらいである・・・
バンドやスタッフ一行も奢ってくれるということで連れて行かれたレストランがまた高級!!!(◎_◎;)
サントラって儲かるんか!?(笑)・・・料理も高級!!!(◎_◎;)
食べかけですまん!!
揚子江の魚料理!!
私はワインを頂く!!
ドーナツ???
ドラえもんが大好きなと言ってたのでどら焼きだろう・・・あんこがないけど(笑)
でもみんな一緒に奢ってくれるでよかった。
こんなところにひとりで放り込まれたら緊張して大変であった・・・
というわけでまた太って会場入り!!(笑)
武漢の有名なライブハウスVoxはまた暑いのよね〜(>_<)
最初に来た時の話・・・いや〜暑かった〜・・・武漢は中国いち暑い街なのよねぇ・・・
ところが今回は会場が引っ越ししてた新しくなっていた!(◎_◎;)
広い!!(笑)
でっかいクーラーを何台も焚いて、クーラーから白い湯気がもうもうと出てても全く涼しくならなかった前の小屋とは大違い!!
ただあの猫がいなくなったのはちと残念である(笑)
さて今回セッティングしてて気付いたことがある。
去年から私はオープンハンドとなって、左手でもライドを叩くので左側にもライドシンバルをセッティングしてたのだが、ハイハットのシャフトが長いのでどうもそれが邪魔になって叩きづらかった・・・
ところが!!
今日は左のクラッシュと共にライドを前に持って来たら叩きやすい!(◎_◎;)
1年以上ツアー廻っててやっと気付いたんか〜(>_<)
ところで武漢というと、いつも私を訪ねて来る男がいる・・・
今だにはっきり誰だか思い出さんのだが、はっきり言って迷惑なのである(>_<)
前回の話・・・https://www.funkyblog.jp/2019/10/post_1371.html
今回も電話がかかって来て、「Funkyさん、今会場の前なんですけど」と言うので、「リハん時に部外者がいると集中出来んから来るな」と言うのだが、「いや邪魔にならないように見てますから」と・・・それが一番邪魔なのよ(涙)
というわけでじとーっと見られてるのを気にしながらイヤな気分でチューニングしてたら、サウンドチェックの頃にはいなくなった!(◎_◎;)
・・・と思ったらスタッフに追い出されてたのね(笑)
そうかぁ、前回打ち上げに来て、「自分が払う」と言って注文しながら払わずに逃げたのね(笑)
セッティング完了!!
というわけで平和に本番!!(笑)
ドラムソロ!!
そうそう、実はこの日は63歳の誕生日やったのよね〜
ハッピーバースデーの連呼!!(中国語で「祝你生日快乐(ZhuNiShengRiKuaiLe)」と言う)
誕生日ライブのお約束の絶対驚かないサプライズのバースデーケーキ!!(笑)
みんなを盛り上げるためにアホにもなりますがな〜(笑)
実はこのケーキ、麻雀牌もホワイトチョコレートで出来ていて食べられる!(◎_◎;)
というわけでまた太って武漢を後にするわけなのだが、湖北省の健康アプリがまだ緑色にならん(>_<)
PCR検査の結果は反映されてるのに緑色にならん!!!(涙)
次の街へ入れるのか〜・・・今回のツアーはこれとの戦いである(>_<)
Posted by ファンキー末吉 at:07:59 | 固定リンク
2022年7月13日
布衣2022年ツアー湖南省潜江
さて、コロナで中止になった江西省南昌を後にして湖南省潜江(QianJiang)へ〜
湖南省の健康アプリは外国人に対応してたのだが、湖北省のはアウト!!(>_<)
(中国のID以外には対応してません」と書いてある)
駅から出られずヤオヤオ君が対応〜
もうね、これがストレスなのよ〜(涙)
イヤなことがあったら笑わないかん!!そうじゃなきゃこの国で生きていけん!!(>_<)
PCR検査は受けてるよ!!とヤオヤオ君、さささとアプリの所在地を江西省に戻して、江西省の健康アプリを開く・・・
担当者・・・これを見てひと言・・・
「ほなこれでええわ」
・・・って緩っ!(◎_◎;)
いや、人によるんですけどね。
どれだけITが進化して管理システムが高度になったとしても、それを使うのは所詮は人間!!
昔の中国は全部が全部こうやった〜
今はちょっと住みにくくなってるけどやっぱ中国は中国なんや〜
・・・と嬉しくなった出来事でした〜\(^o^)/
駅から出たらザリガニのモニュメントが〜!(◎_◎;)
そうそう、ここは中国のザリガニの90%を占めるザリガニの産地、「ザリガニタウン」なのよ〜
駅にも街中にも色々ザリガニが〜
乗り打ちなのでそのまま会場へ〜!!
暑いのよ〜(>_<)
全国のライブハウスがコロナで潰れ、ひと握りの金を持ってるところだけが大きな会場へとリニュアルしている今回のツアー、この小さな街のこの小さなライブハウスだけが昔と全く変わらず営業していた!(◎_◎;)
そして4年前に来た時に感動したあの看板がまだあった!!(◎_◎;)
「うちはカラオケ屋でもナイトクラブでもありません。客に酒注いだりもしなければ従業員もそんな接客はしません。お客様は神様ではなく友達です。平和に仲良くして、平等に助け合いましょう」
ええ話やなぁ〜・・・というわけでセッティング開始!!
しかしこのドラムも全く変わらずボロい(>_<)
シンバルスタンドがないので本邦初!!ハイハットスタンドにアダプターでシンバルを!!(笑)
問題はドラム椅子がない(>_<)
ヤオヤオ君「前回もそうでしたよ」と言うが、ほなどないしてたっけ・・・
これ?!!(◎_◎;)・・・まあしゃーないわのう(>_<)
これでは低過ぎるので座布団で高くする(>_<)
セッティングも終わり、ホテルにチェックインしてから本番直前に会場に入る・・・
小屋が狭すぎて楽屋がないからである・・・
オープニングアクトの演奏が終わるまで門の外で待つ・・・
客が入って行くが、すぐそばでスタッフと雑談しているボーカルには気が付かず(笑)
本番開始!!・・・実は本番直前にドラム椅子が届いたのよ〜
ドラムソロ!!
打ち上げはオーナーの奢り〜!!
名物のザリガニ〜!!!
実際殻ばっかで食べるところはそんなにないのよね〜笑
ザリガニを色んな味で料理しているのですが、そこに麺をぶっ込んで食うのが通!!!
翌日は恒例のPCR検査!!・・・でも湖北省のアプリが外国人に対応してないので、病院によっては外国人を検査出来ない。
(アプリをスキャンして検査、結果もアプリで見るゆえ)
炎天下の中、病院を探して探して・・・
熱中症になるかと思たわ!!(>_<)
アプリで結果を見れないので翌日に取りに来て印字してもらわねばならない〜
外国人この国不便(>_<)
ツアーは続く・・・あと38本!!!!
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2022年7月10日
布衣2022年ツアー江西省南昌コロナで中止!!
湖南省長沙から、前日に演奏した萍乡を通り越して江西省の省都南昌へ〜
(所要時間90分〜)
革命の地南昌にはとてもロックな黒鉄というライブハウスがある。
これがまた暑いのよ〜(>_<)
・・・と思ってたら、むっちゃでっかくなっててびっくり!(◎_◎;)
「江西オリジナル音楽基地」ですと!(◎_◎;)
会場もデカい!(◎_◎;)
じゃあセッティングを・・・と思ったらオーナーが事務所(っつうかRock Shopやと)から出て来て私たちをそちらに引っ張り込む・・・
「実は南昌で陽性者が出て、今日のライブは中止・・・」
!(◎_◎;)
前回のツアーでは列車の中で陽性者とニアミスしたということで隔離!(>_<)
中国自慢のコロナIT監視体制が持つ大いなる穴
音楽家ファンキー末吉の「デジタル隔離生活」上
今回はと言うと、実は私たちが南京を離れた後に南京で陽性者が出たらしい!(◎_◎;)
また巻き添え隔離になるかと思ったが、さすが「上に政策あれば下に対策あり」の国・・・
「行動アプリに南京が出るとめんどくさいからね、これ見せて駅の検閲通過しなさい!!」
・・・って人のスクショで通過出来るん?・・・って出来たがな!(◎_◎;)
それより不思議なのは、一緒に行動しててどうしてマネージャーの行動アプリには南京の名前が出ないのだ?
「二つ携帯持ってるから、ひとつは南京の時にオフにしてたの」
!(◎_◎;)・・・そんな裏技があるのか・・・
携帯の場所情報によって行動アプリが反映されるから、電源を切ってた携帯の方にはその場所が反映されないというわけだ・・・
また、裏技で言うと降り立ってすぐその街を離れれば行動アプリには反映されないと言うが、一行はもうホテルにチェックインした後なので、そこでもうこの街に滞在してたことが取り返しのない「事実」として記録が残っている(>_<)
ちなみに陽性者が出たのはこの会場から南に4kmのところ・・・まさに「ニアミス」である。
「出歩くんじゃないわよ!!キー!!」
マネージャーの檄が飛ぶ(笑)
すぐにPCR検査を受けに行かなければならない・・・
電動チャリを借りて北の方の病院へ〜
並ぶ・・・今日陽性者が出たばかりなので街中の人が検査受けに来とるし〜(>_<)
ホテルに帰ったらオーナーがメシを奢ってくれると言う・・・
すぐ近くで陽性者が出たっつうのにええんか?!(◎_◎;)
どうやらいいようである(笑)
上海ロックダウン以降締め付けが緩くなってるのもあるだろうけど、街でマスクしている人も少ないし、もうゼロコロナ政策は終焉に近づいているように感じる・・・
その証拠に行動アプリで表示される行動履歴は、以前は過去14日の行動範囲が全部表示されていたのだが、今は7日間に短縮されている・・・
というわけで、何事もなかったかのようにメシ!!(笑)
酔っ払ってこてん
さて問題はこれからである。
翌日は湖北省潜江まで行って乗り打ちでライブ!!
果たしてニアミスしている私たちが省を越えられるのか?
以前、ニアミスした後に遡って隔離されたこともある。
IT武装も最後は「人力」頼みの中国コロナ監視体制
音楽家ファンキー末吉の「デジタル隔離生活」下
さあどうなる残りのツアー!!
どうでもええけど中国人こんなん好きやなぁ〜(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:07:44 | 固定リンク
布衣2022年ツアー湖南省長沙
お隣の街への移動日〜・・・っつうことはもうオフと一緒やな\(^o^)/
昼メシ食って40分移動して着いた長沙はやっぱ大都会!(◎_◎;)
前回泊まったところもこのような高層ビルだったのだが、いや〜香港に似てるな(エレベーターが渋滞するところも)・・・
早くコロナ終わって香港行きたい〜・・・
この歩行者天国興味あるなぁ・・・
ちょっと散歩してみる・・・
相変わらず中国には面白いモニュメント(っつうか人形?)が多い(笑)
銅像とかも・・・誰やろ?(笑)
「肉」って(笑)
古い革命の街でもあるのでレトロなものが好かれているようだ・・・
ユニクロでパンツを購入!!(笑)
この日はそのまま爆睡!!久しぶりにむっちゃたくさん寝て体調絶好調のまま会場入り〜!!
この小屋はMAOという全国チャーンのライブハウスで、
「ツアーを始めるならうちの系列店で」
という張り紙が楽屋にある。
提携店を含め、こんなにブッキング出来ますよということだが、布衣は既にそれを飛び越えている(笑)
セッティング!!
こういうチェーン店はスタッフがしっかりしてたり、シンバルのネジやフェルトとか足りなかったらすぐ持って来てくれたり、やはり中国の中では一番レベルの高いライブハウスだと思う・・・
本番!!
ドラムソロ!!
打ち上げは〜・・・ホテル向かいのオシャレなんだかダサいのかわからんレストラン(笑)
湖南料理は辛いのよ〜(>_<)
長江の魚もあります〜
名物のひとつ!!ザリガニ!!
明日はまた江西省まで戻って南昌という街でライブ〜!!・・・って実は大変なことが起こるのであった・・・
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2022年7月 8日
布衣2022年ツアー江西省萍乡
初めての街「萍乡(PingXiang)ってどこや?(笑)
海南省海口から飛行機で2時間、17時発だというので15時には空港に到着〜
しかし4時間近くの遅延(>_<)
これだから飛行機はイヤなのよ〜・・・
大容量バッテリーも見事に咎められ、安全検査の外まで一度出て登録して、その登録書を持って再び中に入る(>_<)
ヤオヤオ君がやってくれたけど(笑)
というわけで長々とした待ち時間、私はAmazon primeでひたすらミッションインポッシブル!!
ちなみにワイルド&スピードは全編見た〜
やっぱアメリカのドンパチしてあまり考えない映画がいいね〜(笑)
着いた空港は「宜春(YiChun)」という、また聞いたこともない街で、そこからまた車で1時間走るらしい・・・(>_<)
ホテルに着いたらさすがにバタンQ(死語)で、翌日会場へ〜
いや〜古き良き街並みにある素敵なライブハウス!(◎_◎;)
久しぶり〜むっちゃ小さなライブバー!!立ち見で100人入ったらぎゅうぎゅうやな、暑そう(笑)
ドラムは例によって真ん中に置けないので端っこに〜
文字通り「所狭し」と並べる〜(笑)
はええけどフロアタムのネジがひとつ本物のネジに〜!(◎_◎;)
いやちゃんと絞まったら別にチューニングキーで絞めようがドライバーで絞めようが同じやけど〜(笑)
本番開始!!
ドラムソロ!!
終了後はそのまま店で打ち上げ〜
よう見たらこんな店やったんやな・・・2階からの俯瞰図。
ここは実は飛行機で2時間飛んでもまだまだ中国南方の地、お隣の湖南省もそうなのだが、実はここ江西省の料理も辛いので有名・・・
朝にはここで食べた唐辛子がそのまま出て来るような状態で(>_<)翌日一行はまた美食探し!!
ホテル近所のオシャレな街並みの〜
オシャレなレストラン〜
オシャレな料理が並ぶ〜
酸菜鱼は四川省の料理なのでいいとして・・・
色々とずらり・・・
特にこの真ん中の鴨を小さくぶつ切りにして唐辛子で炒めたヤツが江西省の名物!!
これを白飯にぶっかけて食うと何倍でもおかわり出来るという代物なのだが、鴨の骨も一緒に砕いてるため、骨をいちいち取り出すのが大変(>_<)
地元の人は骨ごと食べるのだとか・・・
というわけで一行はお隣の湖南省長沙へ〜・・・
Posted by ファンキー末吉 at:11:09 | 固定リンク
2022年7月 6日
布衣2022年ツアー海南省海口
中国の省の中で唯一陸続きでない海南省の海南島へは飛行機で行きます。
列車をそのままフェリーに乗っけるっつうのもあるらしいけど、現実的ではないらしい・・・いつか乗りたい〜
飛行機って嫌いなのよねぇ〜・・・って別に飛行機自体が嫌いとかじゃないんだけど、私の場合はパソコンを充電出来る大容量バッテリーが規則に引っかかるらしく、検査員によるんだけど時々調べられてめんどくさい(>_<)
LaoWu達のギターも、機内持ち込みには長さがオーバーしてると手荷物検査で大揉めしてるし〜(>_<)
週末なので乗り打ち〜空港からそのまま会場へ〜
なんと前回は廃墟ビルの中のむっちゃ見つけにくいアンダーグラウンドな店だったのが、こんな大きなホールに!(◎_◎;)
布衣2021年ツアー海南省海口:
https://www.funkyblog.jp/2021/10/post_1522.html
セッティング開始〜・・・しかし小屋のシンバルはライドがなく、クラッシュもこれしかない(>_<)
しかも一枚は割れてるし〜(涙)
あのね、こんな大きな扇風機4台も買う金があったらライドぐらい買ってよ〜(>_<)
ヤオヤオ君のTシャツ乾かし機になっとるし(笑)
まあ贅沢言っちゃいかん!!過去にはまともに叩けるドラムセットがなかったこともあったんやし〜(笑)
というわけでサウンドチェックも終わってホテルにチェックインに行く時に、ふと楽屋の冷蔵庫を開けてみたら〜・・・
ナニ?!シャンパンがあるやん!!!
楽屋にビールがあるのは中国のライブハウスではほぼデフォルトなのだが、シャンパンがあるのは初めてやぞ〜!!
ライブ終わったらシャンパン飲もうと乾き物持って会場入り〜(笑)
本番開始!!
いや、あのね、こんな立派な照明入れる金があるんやったらライドの一枚ぐらい買うてぇや〜(>_<)
ドラムソロ!!
ステージ終わったらいそいそとシャンパン抜きます〜\(^o^)/
ところで中国のタオバオというネットショップのサイトでは、商品の写真を撮って検索すればその商品のサイトに行けるらしいが、日本でもそうか?
なんとこのシャンパン4万円近くするやん!(◎_◎;)
そんな金あったらライド一枚ぐらい買えるやろ〜(涙)
金色のんを飲み干した後、オーナーが鍋を奢ってくれると言うので、銀色のんも持ち出して持って行ったのだが・・・
ナニこの雰囲気!(◎_◎;)・・・好きやけど(笑)
シャンパンが似合う雰囲気ではない(笑)
何より30度を超える熱帯夜に鍋って(>_<)
しかも、ストロボ焚いて映してるから具が何だかわかるけど、街灯も無い路上で食ってるんだから全く見えなくて闇鍋状態(笑)
湿気も凄くてむっちゃ暑い!!
そりゃそうだ、海南島は中国最南端(中国共産党は南沙諸島も自分とこや言うてるけど)、海渡って西はベトナムである。
みんな上半身裸!!昔の中国を思い出して懐かしい!!
ベトナムっぽい文化もあるのか、調味料が心なしかベトナムとちょっと似てた・・・
この白い調味料がしょっぱいのか辛いのかと思ってたらちょっと甘くてむっちゃ美味かった!(◎_◎;)
結局この銀色のシャンパンも空けてしまったが、ここだけの話、この料理にはシャンパンじゃなくてビールやったかな(>_<)
翌日はまたオーナーが今度は「海辺でバーベQ」を奢ってくれると言うので〜
海南島の最南端の三亞はビーチリゾートの街だが、省都のここの海はこんな感じ。
食材持って来て自分で作るという手作り感満載!!
バーベQ開始〜!!
牡蠣〜!!!
みんなはビール飲んでたけどワシは売店でワインを買って来たぞ〜
何やら流しと違ってカラオケの機械持って歌わせる商売の人が来たのでコンテンツを覗いてみる・・・
アンダーグラウンドバンドの布衣の曲が3曲も入っとるぞ!(◎_◎;)
ご本人に歌ってもらう(笑)
おもろい(笑)・・・それにしても、よく考えてみればこの曲は私が作曲した曲。
私が音楽監督をした96年に大ヒットした映画「疯狂的石头(Crazy Stone)」の挿入歌として中国人なら知らない人はいないと言われてる楽曲である。
日本のカラオケで自分の曲が入っているのはそう珍しくないが、中国で自分の曲がカラオケに入っているのは、よく考えてみると感慨深いのう・・・
他にもないか探してみよう(笑)
Posted by ファンキー末吉 at:11:44 | 固定リンク
2022年7月 5日
布衣2022年ツアー広西チワン族自治区南寧
更に南下して中国大陸最南の省、広西チワン族自治区へ〜・・・って高速鉄道で8時間!(◎_◎;)・・・遠い(>_<)
本当は金曜日に広東省の朱海が入ってたんだけどコロナで延期、そのおかげでこの日が移動日になった代わりに移動距離が増したというわけである。
広西チワン族自治区はお隣の広東省と併せて「両広」と呼ばれたりしているが、街角でも広東料理の看板はよく見かける。
バンドのお気に入りはホテルの前にある広東風肉乗せご飯の店!!
香港に行ったら必ず食べる私の大好物である〜
白切鶏単品で追加〜このネギ塩タレが好きなのよ〜
ちなみに翌日の昼飯もここと決まっている(笑)
乗せる肉を変えてみた〜
でもやはり広西チワン族自治区の名物と言えば「螺狮粉」!!
「螺狮」というのはタニシのことで、「粉」というのはいわゆるビーフンのことなのだが・・・
でもワシは全くダメ!!むっちゃ臭いのよ〜(>_<)
この「螺狮粉」の店の近所を歩いただけでもう臭いが・・・(涙)
ライブハウスの近くに「越南米粉」という店があったので入ってみた〜
おお!!これこそベトナムのフォーではないか!!
懐かしい〜ちょこっと西に移動してベトナム行きたい〜(涙)
ちなみにチワン族というのはベトナム北部にもいる民族で、そう言えばベトナム人っぽいルックスの人もよく見かける・・・
この辺はベトナムの文化と似たものがあるのかも知れない〜・・・
というわけで現地オフでゆっくり休んで会場入り!!
何をやっとるヤオヤオ君(笑)
この小屋は元々地元のバンドが経営してて、他には類を見ないほど成功した店である。
(最初に行った時の話)
スネアのヘッドがこれ!!(笑)
セッティング完了〜!!!
本番開始!!
ドラムソロ!!
打ち上げは会場・・・っつうか会場の1階にあるバースペース〜
ここには「永远年轻(永遠に若い)」と書かれたパネルが〜!(◎_◎;)
飲んでたらオーナーにシミジミとこう言われた・・・
「Funkyさんは私の老後の目標です」
老後の目標て(笑)・・・いや〜60歳で定年迎えて働かない国(おかげで60過ぎての労働ビザが大変)でまだ現役でドラム叩いているからのう・・・
凄いねぇとか元気ですねぇとか褒められることは多いが、老後の目標にされたのは初めて(笑)
ツアーは続く〜あと46本!!!
Posted by ファンキー末吉 at:10:15 | 固定リンク
2022年7月 4日
布衣2022年ツアー福建省アモイ
福建省厦门(アモイ)は台湾と接する、海に面している素敵な街である。
前回来た時はライブハウスが文化村のような素敵な場所にあり、その街並みもとても素敵だった・・・
ところが今回はそのライブハウスが大都会に引っ越ししてて残念〜(>_<)
しかし相変わらず海鮮を貪るのであった〜・・・
なんとこの牡蠣!!一個一元(約20円)!!!!(◎_◎;)
いっぱい食いましたがなぁ〜(笑)
食後に会場に行ってみた・・・
いや〜前の場所ん時のようなオシャレな感じの店になってるのはいいとして・・・
向かいにおでん屋がっ!(◎_◎;)
ワシは満腹なのだがヤオヤオ君まだ食うんかい!(◎_◎;)!!
いや〜汁だけ飲ませてもらったが、四川省のように辛くしていることもなく、純日本風の出汁が効いてて美味い!(◎_◎;)
そして地元のJazzクラブへ繰り出した〜
むっちゃオシャレでびっくり!(◎_◎;)
ステージでは地元のミュージシャンの演奏が〜・・・なかなかレベルが高い!!
それを眺めながらビールタワー!!!
呼び出されてセッションもしました〜
翌日昼に開いてたら昼飯にしたいと思っていたのだが、やはり夜しか開いてないということで昼飯は福建料理〜
この魚をアルミホイールで煮たやつがむっちゃ美味しかった〜(涙)
会場入り〜・・・デカい!(◎_◎;)
セッティング〜
下手は自分の持って来たシンバル、上手は会場のをセットしたのだが、右手でSabian左手でKジルジャンを叩くという「住み分け」が出来て面白い(笑)
個人的にはパイステ系があまり好きではなくSabianも含めたジルジャン系が好きである。
本番開始!!
ドラムソロ!!
実は頭の中はおでんでいっぱいだったのよ〜(笑)
終演後におでん屋に飛び込む!!
いやね、これ最高!!
ライブ後の乾涸びた身体におでんの透き通った出汁が染みる〜(涙)
これだけ食べて円高なのに500円いかないって安い!(◎_◎;)
珍しくマスタードもあって大喜びなのじゃが、日本人的には豆板醤は要らんと思うぞ(笑)
もうこれで満足!!ホテルで洗濯して寝ようと思ったら、打ち上げに行ったみんなから矢のようなお誘い・・・
「蟹を奢ってくれるから絶対来るべき!!」
ってあーた!!もう既に満腹ですがな(>_<)
まあでもそれほどまで言うならばとタクシー飛ばして行ってみた・・・
(送り付けられた動画(笑))
着いたらこんな店〜
ワシのために高級ウィスキーを用意してくれてるし〜!(◎_◎;)
宴もたけなわ・・・
蟹〜!!!
鮑〜!!!
厦門(アモイ)よいとこ〜来年も来るでよ〜
Posted by ファンキー末吉 at:12:31 | 固定リンク
2022年7月 1日
布衣2022年ツアー福建省福州
週末3連チャン乗り打ちの最後というのが一番疲れているのに、こんな時に限って移動距離が長い(>_<)
・・・と言っても高速鉄道で4時間と言ったら広い中国の中ではむっちゃ近い方なのあるが・・・
8時半の列車と言うと、このコロナの時代、駅での健康アプリや行動アプリのチェックなどで何があるやらわからんので6時には起きて早めに出発せねばならない・・・
着いたらまずメシ!!
そこから歩いて会場へ〜
ツアーの宿というのは会場近くの安宿というのが鉄則ですなぁ〜・・・
セッティング!!
私はいつもスタッフと同じ時間に会場入りするのだが、実はPAエンジニアはスピーカーから大音量でホワイトノイズなどを出して音響のセッティングをしたいし、私はタムとかのチューニングの時に音を出されるのは困るし、PAエンジニアも音を作ってる時にタイコ叩かれると困る。
実は時間の奪い合いなのよね〜・・・
まあ最近は棲み分けが上手く出来てきて、せーのでセッティング始めたら、私がタムのチューニングをしてる時は、エンジニアチームはまだ配線とかしてて音を出せない状態で、タムとスネアが終わった頃配線等が完成してホワイトノイズが流され、私はその間は音が出せないのでシンバルなどをセッティングして、ホワイトノイズが終わったら全体を軽く叩いてみて、そしたらエンジニアチームは「チェックチェック」とか声を出してモニターチェックを始める。
エンジニアチームが全てが終わってからドラムのサウンドチェックになるわけだが、この会場の上には美味しい珈琲屋さんがあるのでカフェオレを飲みながらしばしまったり・・・
ここで気付いたのだが、普段私は街の名前を言われても、どんな会場だったとか、どんなホテルだったとか、全く覚えていない。
だからマメにこのような旅日記を書いてはアップしているのだが、それがなかったら全く覚えていないというのが常だった。
ところが今回の旅は色んなことを結構鮮明に覚えている!(◎_◎;)
「この小屋の上のコーヒーが美味しいんだよね〜」
と言うと、「そんなところまでよく覚えてるなぁ〜」とびっくりされた。
自分でも不思議だなぁと思いながらコーヒーを飲んでたらわかった!!
私は去年のツアーから今年のツアーまで何もしてないのだ!!(◎_◎;)
コロナ前は日本でもツアーしたり、ヒマがあったら東南アジア旅したり、やってることがいっぱいあったので覚えられなかったのだが、去年から今年ってほとんど銀川にいて、隔離されたり隔離されたり(涙)・・・
ああなるほどねという感じである(笑)
ドラムのサウンドチェックが終わる頃、他のメンバーがやって来てそれぞれの楽器をチェックして、みんなで数曲音出して終了!!
あとはホテルに帰って私は仮眠!!
昔はここでみんなメシを食ってたのだが、一度本番前にメシ食って満腹で叩いたら吐きそうになったことがあるので、
(この時:https://www.funkyblog.jp/2019/03/post_1311.html)
「ワシは本番前には食わん!!」と宣言したら、まあみんなも何となくここは軽食にして、本番後に打ち上げでちゃんと食おうという雰囲気になっている。
会場からホテルに戻る道すがらセブンイレブンがあって、みんなそこでおでんを買って食っていた・・・
おでんかぁ・・・四川省のファミリーマートでおでん買ったら辛かったし(>_<)
ところがみんなのおでんをちょっとつまませて頂いたら、これが日本風でむっちゃ美味い!(◎_◎;)
もう頭の中は「おでん〜おでん〜」のままライブ!!(笑)
おでんのこと考えながらのドラムソロ!!(笑)
そしてホテルに帰る道すがら書いましたがなぁ〜・・・
もうね、ツユがライブ後の身体に染み渡る〜(涙)
いやね、もうこれですぐ寝たらええんとちゃうん!!
しかし打ち上げにも参加〜・・・これやから太んねん(>_<)
銀川出発して2週間・・・2kg太ってます〜(涙)