
2021年6月 3日
布衣2021年ツアー河南省開封
実は前日のファンミーティングの時に真ん前にむっちゃ美人がいてずーっとワシのことを見てる!(◎_◎;)
質疑応答が始まったら真っ先に手を挙げてドラムの質問!(◎_◎;)
あんまり美女に見つめられることなんかないからむっちゃ緊張するのよね〜(>_<)
中でも「ドラムのチューニングってどうやってやるんですか?」という質問に対して、
「じゃあ、明日2時に会場入るから見学に来ればいい」
とLaoWu〜!(◎_◎;)
いや〜困るなぁ・・・こんな美女とそんなにお近づきになるなんて〜・・・
と内心喜んだものの、やっぱ会場に入ったら「戦い」なのでそんなにちやほやもしてあげられない(>_<)
とりあえず手伝ってもらってセッティング!!
そうそう、この小屋はステージがむっちゃ狭いのでドラムが端っこにセッティングになるのよね〜・・・
チューニングしながら色々教えてはあげてるのだが、
「じゃあ私の叩いてるの聞いて下さい!!」
と強い押し!!!(◎_◎;)
まあでも、私自身の教え方っつうかポリシーというのは「古き良き時代の板前さん」の世界で、
「お前なんか包丁持つのはまだ早い!!皿洗いしながら俺の仕事を見とけ!!」
ってなもんなので、美人だからと言ってエコひいきせずにドラムから引きずり下ろす!!
「サウンドチェックが終わったら10分だけ教えてやるから」
と宿題を出す(エコひいきしとるやないかい!!笑)
ドラムのサウンドチェックが終わった頃にLaoWu達がやって来てバンドのサウンドチェック!!
この時に一応美女に声をかける。
「よかったらドラムの横でサウンドチェック見ときな〜」
まあこれは各地の若いドラマーでもやるので別にエコひいきではない(笑)
「本番もここで見といていいよ」
と言うがさすがにそれは遠慮したようだ・・・
サウンドチェックが全て終わり、ちょっとだけドラムを見てやったが、
いや〜女の子ってのは基本的にリズム感がいいね。
しかしやはりパワー的には全然男の子に及ばない・・・
まあ細かいアドバイスもしてあげたいのだが、本番前はホテルに帰って寝たり(これ実はとても大事)、色々とメンタルケアーもせねばならないのでここで終了!!一応ブログネタにと記念撮影・・・
美人はだいたい眩しくてまともに顔を見れないのだが、こうして写真に撮って改めて見るとやっぱむっちゃ美人ではないか!!(◎_◎;)
まあでも美女よりもステージの方が大事なので邪念を取り払って頑張ってドラムソロ!!
いや〜暑かった(>_<)
冗談でなく美女どころではない「生きるか死ぬか」のレベルである・・・
「生き返る」ためにはビールが必要なのだが、これだけ汗でドロドロになると、汗で香ばしくなった髪の毛も洗わねばならないし、その日のうちにステージ衣装を洗っとかないと発酵してしまって大変なことになる(>_<)
ふらふらしながらホテルに帰って洗濯!!
一生懸命洗ってたら、またワシの大ファンのおっさんから矢のようなメシの誘いが来る(>_<)
ふらふらしながら行ってみると・・・おっさんが増えとるし(>_<)
見ればメンバーとスタッフは別のテーブルで、最初のおっさん(大刚)と飲んでいる。
しゃーないなぁ〜・・・ということでこのテーブルのおっさん(とその妻たち)はワシひとりで引き受けるしかない(>_<)
既に残りもんになっとるが食う!!
ふと見るといつぞやお隣の鄭州で会った盲目のギタリストが〜!!
あの時はギター弾いて歌ってくれたのよね〜
(その時の映像)
「今日はギター持って来てないの?」と聞くがやはり持って来てないようである・・・
中国の大地で聞く中国の歌はやっぱいいのよねぇ〜・・・まあまた次の機会に!!
「マッサージしましょうか」
と彼が言うのでメンバーみんなでマッサージを受けた・・・
盲人ってみんなマッサージ出来るのか!!(◎_◎;)
でもこの首をゴキッとすんのはご勘弁を〜
ワシは頚椎症性神経根症なのよ〜再発したらどうすんの〜(涙)
って最近再発せんなぁ・・・治ったんかのう(笑)
そんなこんなでおっさん(とおばはん)相手に飲んでたのだが、酔っ払ってご機嫌なおっさん達、
「では次はみんな11月に鄭州でまた集合な!!ひとり10枚チケット売るよーに!!」
!(◎_◎;)
正直言って各地各地であんまり覚えてない(失礼)おっさん達と飲むのはちと苦痛ではある・・・
しかし、こうしてメンバー全員にメシを奢ってくれ、翌日は車まで手配してくれて駅まで機材を運んでくれようと言う人たちは、バンドから見ればやっぱ助かる。
交通網が発達して、色んなバンドがツアーを廻ったりしているが、採算だけを考えると集客力がある週末だけライブをやって平日はライブをやらずに帰るというバンドが多い中、布衣だけは採算を度外視してでもこうして出ずっぱりのツアーをやる。
それはひとつには「地方のライブハウスを助けたい」、「地方のロックを活性化させたい」という気持ちが大きい。
これだけ情報が氾濫するネット社会の中国でも、いざバンドがツアーを組もうとすると「あの街とこの街の間のどっかにいい小屋がないかなぁ」と探しても、なかなかいい小屋がなかったりバンドが演奏出来る状態ではなかったりする。
そんな時は「布衣のツアースケジュールを見ろ」となる(笑)
布衣がやってるんだから大丈夫だろう・・・ということでその小屋と連絡を取るとかいった具合だ・・・
まあ採算的に言うと、ツアーメンバー8人が全員寧夏に帰る方が安上がりの場合もあるけど、田舎街の小さなライブハウスでの収入で、数日間ツアーメンバーの宿とメシを賄うのは大変であろう・・・
いくら自分がよく覚えてないとは言え、誰か朋友から紹介されて「メシを奢ろう」と言ってもらえることは非常にありがたいことなのである。
こう言うと読んでる人にはびっくりされるが、こう見えて「人見知り」であるが(笑)、頑張って接待を受けることにしまひょか〜・・・
別のテーブルの大刚にもちゃんとお礼を言っておいた。
まあ次の鄭州は週末で乗り打ち(移動してその日にライブ)が連続の中なので深酒は出来んが、まあメシぐらいなら付き合いましょう〜数軒ならば〜(笑)
帰りにライブハウスに寄ってマスターと一杯!!
頑張って地元のロックを盛り上げて下さい〜
ステージ写真
2021/05/26