
2017年7月20日
全中国ひとりドラムツアー2017年 安徽省「宿州」
WeChatのメッセージで
「7月16日SuZhou大丈夫か?」
と言われたのでてっきり「蘇州」かと思っていた。
蘇州(Su1Zhou1)と宿州(Su4Zhou1)とは四声(音の上がり下がりのイントネーション)が違うだけで発音のエレメントとしては全く同じである。
その後15日に中国東北地方の長春でイベントの仕事が入っていたので、
「蘇州だったら長春からその日に飛んで行けるよね」
と確認しようとしたら
「蘇州じゃないよ宿州だよ」
と言われて大慌て。
何せ誰も宿州というのがどこにあるのか知らないのだ・・・
調べてみたらどうやら安徽省らしい・・・
最寄りの飛行場は徐州だと言うが、直行便は夜の便しかない(>_<)
乗り換え便はとてもじゃないけど間に合わない(>_<)
結局そのイベント出演は辞退させてもらって、
日本からは茨城空港から上海に飛んで、そこから高速鉄道で宿州に入った。
茨城空港は上海便が飛ぶこの時間はまるで中国の地方都市の空港のようである・・・ ここでは公用語は中国語(笑) 今日は上海まで飛んで明日には宿州というところに行く・・・どこや?と思って調べたら安徽省?!(◎_◎;)・・・まあ一日あったらたどり着くじゃろ(笑) - Spherical Image - RICOH THETA
2時間半ちょい、まあ近いではないか・・・
また例によって迎えに来てた地元の老師の車に乗せられ、
例によって全員初対面の酒席で歓迎を受ける・・・
初めての宿州〜安徽省だというからむっちゃ遠いのかと思ったら人馬は進む徐州の近くなのね・・・ 例によって会ったことない人が迎えに来て初対面の人ばかりに接待を受ける・・・
そしてこの酒宴の中でふと思い出したのだ・・・
「ひとりドラム用のシールド忘れた(>_<)」
普段ならいつもリュックに入れているのだが、
帰りがこのように上海戻りでLCCに乗る可能性があるから、
なるだけ荷物を軽くしようと思って整理する時に一度外に出してから入れてない・・・
「まあ電気屋で簡単に購入出来るもんだし・・・」
と思ってタカをくくっていた。
次の日昼間の会場に着いた。
昼間はドラム教室で、きっとPearl倶楽部の中でやるのだろうと思ってたら、300人がとこ集めるというのでホテルの宴会場を借り切ってやるということだ。
結婚式場になっていて、どうやら直前まで結婚式をやってたようだが、
PA設備はその結婚式の時に使うであろうこの宴会場備え付けのPA設備///
そして・・・そのPAにはDI(ダイレクトボックスといって、これに音源からのシールドを挿せばそこからPAまでマイクケーブルで引っ張ってゆける)など用意していない(>_<)
通常だったらフォーンケーブルのメスに出力出来るケーブルを持ち歩いているのだが、まとめて全部忘れて来たのだから仕方がない(>_<)
伴奏を流すマーシャルPhoneをPA席のところに置いて音を出す・・・
ということはイヤホンでクリックを聞くことも出来ないので、
モニタースピーカーからクリックを出してもらおうと思ったら結婚式場にそんな本格的なモニター設備など置いてはいない(>_<)
仕方ないので長いひとりドラムの歴史の中で初めて会場のスピーカーからクリックも出しながら、それを頼りに演奏!!
いつもはクリックを爆音で聞いているので、
こんな微かな音では自分の大きなドラムの音でかき消されてしまい、
2度ほどリズムがずれたことがあったがしゃーない!!(>_<)
今後は忘れ物には最新の注意を払いたいと思う!!!
(毎回忘れ物する度にそう誓ってるんですけどねぇ・・・)
さて夜のステージは屋外!!
朝から降っていた雨がやみ、予定通りの屋外ステージでやることとなったのだが、
雨が降ってたらまたこの会場でやることになってたのでひとまず胸を撫で下ろす・・・
今日の会場は野外!! 朝は雨が降ってたけど晴れててよかった〜 当然リハは公開リハとなります(笑) - Spherical Image - RICOH THETA
PAはドラムのすぐ後ろ部屋の中にあり、
これでは客席で聞こえる音などモニターしようはないが、
逆に客席の一番後ろなんかにあったらまたケーブルが届かないので大変なことになるところだった〜
気をつけよう〜夏の暑さと〜忘れ物〜
Posted by ファンキー末吉 at:16:06 | 固定リンク
2017年7月12日
最高裁上告棄却
2017年7月12日、最高裁判所から上告を棄却するという通達が来ました。
これによって法曹界ではいろいろと問題視されていた先日の高裁での判決が確定することとなりました。
【鑑定意見書】
平成28年12月26日神戸大学大学院法学研究科教授 島並良
http://www.newsbattle.ws/wp-content/uploads/2017/04/1a58befff3c81d6c400ae236cd1d1e0d.pdf
【判例評釈】
飲食を提供するライブハウスにおいて演奏者が主催するライブ演奏の主体はライブハウスの経営者であるとして演奏権侵害が肯定された事例
知財高判平成28年10月19日(平成28年(ネ)10041号)Live Bar事件
東洋大学 法学部 安藤和宏
http://www.newsbattle.ws/wp-content/uploads/2017/04/5b2fc5e5ad8f285d5cd13ebf30dc5469.pdf
お時間のある方は是非この論文をじっくりお読み下さい。
私ファンキー末吉はこの裁判中「貝」になって口を塞ぐことを余儀なくされて来ましたが、もし「ファンキー末吉の口を塞ぐこと」が大きな目的だったとしたらそれも今日までの話です。
この裁判は店に著作権料を支払えというものでしかなく、
その集めた著作権料をどのように分配されているか、
「包括契約」という「ブラックボックス」に入れられて闇から闇へと葬られて来たことについては一切触れられておりません。
むしろ新たな戦いは今日この瞬間から始まるのです!!
もう誰も私の口を塞ぐものはいない!!
手始めに私はこのJASRACとの死闘全2862日の記録を本に綴ります!!
どんな世の中になってもペンの力は何よりも強いと信じています。
また、裁判中は何か発言すると全て揚げ足取りのように裁判で利用されて来たのでちゃんとお礼を言うことが出来ませんでしたが、ここに改めてファンキー末吉支援者の会の皆様、そして今まで支援して下さった方々に心から御礼を申し上げます。
皆様のお陰で私は今も元気です。
戦う余力もまだまだあります。
まずは本の執筆です。
「勝つためには手段を選ばない」と言われたJASRACが実際どんな汚い手法を使って裁判を行なって来たのかを白日の下に晒します。
そして次の戦いはもうすぐ始まります。
ps.クラウドファンディングで本の出版を宣言しました!!
ご支援のほどよろしくお願い致します!!