
2016年9月29日
譜面のデジタル化
物忘れが激しいのは歳のせいではない!!(キッパリ)
小学生の時のあだ名は「忘れ物の帝王」!!
まあせっかちが災いして注意力散漫っつうかなんつうか、
譜面を書いては書いてはどこかに忘れてしまう(>_<)
渡辺英樹さんとやってたVoThMというバンドでは、
ツアーの度に書き込みした譜面が見つからない見つからないと大騒ぎし、
結局都合3回最初から書き込み直したもんな・・・(涙)
先日の推乐队The Pushのライブの時なんか、
そのコンサート会場に譜面を忘れて帰って紛失(>_<)
次のライブの時には最初っから全曲書き直さなければならない・・・(涙)
そこで考えた!!譜面をデジタル化してデータ保存しておこう!!
・・・というわけでゲットしたのがScanner Proというアプリ!!
譜面を書いては書いてはこれでスキャンしてデータ化していってた・・・
このソフトの優れたところは、
カメラを書類っぽいものにかざすだけで自動的に歪みや角度を変換してちゃんと画面からスキャンしたような切り取りをしてくれることである(驚)
ところが譜面というのはリハとかするとどんどん変更点や注意点などが出て「書き込み」をしてゆくものである・・・
仕方ないので譜面もリハに持って行って、
何か書き込みがあったら譜面の方に書き込みをしてそれをScanner Proでいちいちスキャンし直してたりした。
ところが先日よねまりゅうセッションのリハの時に、
サックスの人がpiaScoreというアプリを紹介してくれたのでさっそくゲット!!
なんとこのアプリは譜面にデジタル書き込みが出来るのだ!\(^o^)/
というわけでScanner ProのデータをpiaScoreに移行しては使っているのだが、
最初のうちはScanner Proと同じように幾つかの譜面がひとつのPDFファイルになったそのページ順を並べ替えてライブで使っていたのだが、
ふと見ると「セットリスト」という便利なものがあるではないか!!
というわけで譜面は全部1曲ごとに分けて保存し、それを読み込んでセットリストで曲順にする。
セットリストで開かれている譜面に書き込みをすると、
大元の譜面が書き込みによって変更されているので便利である(驚)
1曲ごとの譜面ファイルには表紙がついて、
その表紙は好きな画像に変更出来るのでその歌手の写真にでもしとけばファイルを探す時にわかりやすい・・・
(いろいろと小技が用意されてて楽しめる)
そしてありそでなかった特筆すべき機能は「メトロノーム」!!!(◎_◎;)
いやお恥ずかしい・・・「譜面」と言いながらこんな書きなぐりのメモだけでもワシにとってはとても大事な「譜面」なのじゃよ・・・
この懐かしい首振りメトロノームがちゃんと左右に振れながらテンポを出してくれる!(◎_◎;)
但し現状バージョンでは本当に首振りメトロノームをちゃんと平らなところに置かなかった時のようにちょっとリズムがヨレる・・・
何もそんなところまでシミュレーションしなくても(笑)と思うのだが、
まあメモリーの専有率によるバグであろう、
ワシとしては別に音は出さずに振れるのを見ながらカウントをそのテンポで出せればいいのでこのままでも良いが、まあ次のバージョンアップでは改善されるだろう・・・
しかも、このメトロノームのテンポは楽曲、つまりひとつの譜面ファイルに対して紐付けされていて、
セットリストによって譜面をめくる、つまり次の楽曲になるとちゃんと次のテンポになる!!!(◎_◎;)
これ、ありそでなかった便利な機能・・・
コンサートなどでテンポ出しのためにメトロノームアプリは色々使っていたが、
せいぜいテンポがメモリー出来ても数個までで、
例えばコンサート全部20数曲が全部メモリー出来るアプリなんか存在しないが、
このソフトだと譜面に紐付けされるので全曲大丈夫である!(◎_◎;)
テンポを見るだけのために使っても便利じゃ・・・
ただ、現状でひとつのセットリストでメトロノームを使うか使わないかのオンオフだけなので、打ち込みの曲でクリックを聞きながら叩く曲などメトロノームが必要ない曲でも表示される。
仕方ないのでそんな曲は一番遅いテンポにしといて、
ゆーっくり動くメトロノームを気にせずに眺めるようにしているが・・・(笑)
ところでこのブログを書くためにいろいろ調べてたら、
どうもこのソフトは大きな音楽会社などが開発したのではなくひとりの個人が開発したようで(天才かっ)、
おそらくこの開発者はクラシックのピアノ譜面とかを念頭に置いてソフトを開発したのだろう、こうして変なドラマーがそれと全く違う使い方をするので面食らっているところだと思う・・・
まずこのソフトは譜めくりが簡単になるようにいろいろ機能を開発しているが、
(最終的には首を振っただけでカメラでそれを感知して譜めくりが出来るらしい!(◎_◎;))
そもそもがバンド譜面なんかそもそもなるだけ1ページ譜面にまとめて書いて、
まあ長くてもせいぜい2ページまでにまとめるように書く。
ドラマーは1曲終わったらすぐにカウントを出さねばならなかったりするので、
そんな曲つなぎの場合は2つの譜面を並べてファイリングしておく。
当然ながらテンポ出しのメトロノームは複数用意しておいて、
すぐさま次のテンポでカウントを出せるようにしておくのだが、
それがこのソフトで全く必要なくなるは素晴らしい!!
1ページ譜面を数曲セットリストに取り込むと画面の左右に2曲が並び、
そうするとこのソフトのメトロノームは左のページの譜面のテンポに紐付けされるようなので、ワシの場合1ページ譜面の左側には白紙ページを挿入して2ページ譜面に変換している。
ドラマーの場合、譜面は左側に置くので、
画面の右側が白紙で左側が譜面の場合はより大きく首を捻らなければならないので都合が悪いのよ〜ん。
左側の白紙ページもただ白紙じゃもったいないので曲順のテキストを貼り付けてみたら、これがまた「曲順表」も貼り付けなくて良くなるので思わずむっちゃ便利\(^o^)/
今まで
1、紙の譜面をファイリングした冊子
2、複数のメトロノーム
3、それぞれの曲のテンポを記入した曲順表
という3つのモノが譜面台の上にところ狭しと並んでいたのがこのiPadProひとつで良くなったわけだ!(◎_◎;)・・・
しかも紙の譜面と違って野外イベントで風が吹いても飛ばない!(◎_◎;)
暗いステージでも譜面灯が必要ない!(◎_◎;)
もういいとこばっかじゃありませんか〜!!(感涙)
というわけで今後はもう手書きの譜面はやめようと、
次の現場からは新しい譜面も全部このソフトの書き込み機能で作成した。
しかしこのpiaScoreって譜面作成ソフトではないので、
なにぶん1ステージ全部が手書き譜面だとさすがに読み込みに時間がかかるようだ・・・
(こんな使い方してたらそのうちバグるな・・・笑)
デジタル譜面制作がだんだん楽しくなって来て、
さすがに「夏休みの宿題をやる前に鉛筆を削るところから始める」というワシは、
iPadで手書き譜面を書くためにこのアイテムを購入した!!
そう、アップルペンシルね!!
でも買ってみてから思った・・・
ワシって別に絵やイラストを描く人間でもないし、
譜面を書く以外には全く使わないのにこんなもんに1万円以上出すってどうよ・・・(>_<)
それよりも心配・・・こんな小さいもん・・・絶対失くすぞ、これ・・・
あ、そこで突然今気がついたこの事実!!
・・・そもそもがiPad失くしたら・・・っつうかiPad現場に持って行くの忘れただけでもうライブ出来んぞ!(◎_◎;)
・・・うーむ・・・これだけの金と労力をかけたがいきなり冒頭より便利になっとる気がせんなった・・・(>_<)
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2016年9月26日
中国のヤなとこ日本のヤなとこ
まあ中国のヤなとこを挙げれば枚挙にいとまがないが(笑)、
先日のリハスタからの帰り道では本当に腹が立った・・・
とある小さな交差点、
こちらの道路は非常によく流れていて、
交差する道路はむっちゃ渋滞・・・
ところがその渋滞の交差点にバスが突っ込んで来て、
そのままこちらが青信号になっても前に行くことも下がることも出来ない・・・
しかも2連結バス(>_<)
これが30分ずーっと道をふさいでるおかげでこちらは全く動きが取れない。
当然ながらこちらの道路も大渋滞となるわけだが、
こちらの後ろの方の車は割り込んででもワシらの車の前に出たいと思って遠い遠い後ろの方から対向車線を走って来るのだが、
そうすると右折してこちらの車線に入って来た車と正面でぶつかることになり、
「お前が下がれ」だ「いやもう下がれない」だのダンゴになって渋滞に拍車をかける(>_<)
もうね、こんなことが珍しいのじゃなくしょっちゅう起きるのだ(涙)
また、小畑を迎えに行った空港の駐車場・・・
1度目は定刻通り朝の4時半に行ったのだが飛行機は2時間遅れということで一度院子に引き返し、今度6時半に行ったら駐車場はごった返している・・・
そんな中に駐車線の2台のど真ん中に駐車してる人・・・(>_<)
もうね、「民度が低い」と言ったらそれまでだけど、
日本人だってバブルの頃「エコノミックアニマル」と言われ、
ジャパンマネーで現地人のほっぺた叩いてもっとひどいことをしてた。
生まれて初めて地下鉄で席を譲られたのは北京だったし(笑・・・そして涙)
中国の民度は徐々に上がって来ているのを実感している今日この頃である・・・
ところが民度が世界一高いと個人的に思っている日本でヤなことがあるとこれは本当に落ち込むしかない・・・(>_<)
日中友好こども(大人も可)サマードラムスクールの会場を後にして、中国人ご一行を連れて電車で東京まで帰り道、
渋谷有希子嬢が住む街の駅に停まった時にその駅名の看板を写メ撮って送ってやろうかと思って開いた入り口に向けてカメラを向けたら、
自分が撮られてると思ったのかなぁ、一瞬固まった人がいたので、
「違うんですよ」
という感じで一度カメラを下ろして、人がいなくなったら撮ろうと・・・
そんなことをしてたら、きっとワシがそれをやっているドア越しの隅っこの場所を取りたい人がいたのかな、いきなり「何やってんだよ」と怒って来た。
まあ邪魔になったとしたら自分が悪いのでぺこりと頭を下げて座ったら、
その人・・・ずーっと「どこのバカだよ」と怒っている。
中国人ご一向も「何事か」とこっちを見るけど、
一度はもう会釈で謝っているし、
中国人ご一行に気を使わせても悪いので聞こえない振りしてたら、
そのままずーっと「どこのバカなんだよ」とか「バカが!!」とかずーっと大きな声の独り言みたいに喋り続けている・・・
いや、先日Facebookの友人の投稿でも似たようなことをUPしていた。
電車の中で友人と立ち話をしてたら同じように注意・・・というかその場合は絡まれるレベルになって警察にまで行ったらしい・・・(恐)
日本の電車の中は中国に比べたら圧倒的に静かである。
反面「静かにしなければならない」という圧迫感がある。
もうここまでやると「電話禁止」どころか「会話禁止」やな・・・(笑)
まあ優先座席付近で携帯は電源を切ろうというのはわかるが、
そもそも長い時間電車で移動せねばならない時にこの「電車内通話禁止」というのは結果「余計な仕事」を増やすことになって仕事効率が落ちるぞ・・・(>_<)
新幹線だとデッキに出てかければいいのだが、従来線だとそうはいかない・・・
急ぎの電話だと近くの駅で降りて電話で話して次の電車に乗る。
乗り換えが悪いとそのせいで何十分も到着が遅れる・・・
だから(というか海外でいることが多いので)ワシは基本的に
「電話しないでくれ、メールで連絡くれ」
ということにしている。
でも電話でやれば1分で終わるやり取りもメール等でやろうとすると同様に何十分もかかったり、返事が遅かったら急ぎの用事で間に合わなかったりするから仕方ない。
その気持ちはわかる!!!
でもね、シンガポール行ったらもっともっと規則が厳しいの・・・
MRT(地下鉄)には様々の禁止事項
・列車内、駅構内でのポイ捨て
・列車内、駅構内での喫煙
・列車内、駅構内をうろうろ歩き回る?
・切符を折り曲げる??
すべて最高5000Sドルの罰金!(◎_◎;)
まあね、どんだけ罰則が多くてもそのお国に行ったらそれを守るよ。
当然ながら日本でそれが禁止ならそれは守る・・・
まあそれが「窮屈」かどうかは別にしてね・・・
そもそもワシは別に電車で隣の人が電話してても気にならない。
中国語は日本語よりうるさく聞こえるし、
別に電話してようがお喋りしてようが気にならない。
まあ日本では多数決かなんかで気になる人が絶対多数なのね・・・
しゃーない・・・この国に来たらそれを守る。
それは当たり前のことである・・・
などと考えていたら今度はワシの電話が鳴った(>_<)
いや〜ワシは中国にいる時は日本のSIMをMarshal Phoneに挿して、
取りあえずボリュームを最大音量にしている。
日本の電話が鳴る時なんて、
今ではもう施設に預けているお袋の容態ぐらいなもんで、
それはもう「緊急電話」なので最大音量にしているのだが、
日本に帰って来たら逆に中国のSIMを入れてて、
そしたら中国のセールス電話が鳴るので電源を切ったりしておくのだが・・・
何の間違いがそれがまた最大音量になってたらしい・・・(>_<)
もうね、Marshal Phoneって呼び出し音もむっちゃ「ロック」なのよね・・・
それが電車内に鳴り響く・・・(>_<)
慌てて電源を切った・・・
そしたらもうね、先ほどのおじさん鬼の首を取ったように
「うるせーな!!どこのバカだよ!!」
を大声で連発する(涙)
まあ悪いのは電源を切り忘れたワシなのだ。
申し開きも出来ない・・・
だけどここで立ち上がって謝りにでも行ったら間違いなくこのおじさんと言い争いになる(>_<)
そうするとまた中国人ご一行にむっちゃ気を使わせてしまうことになり、
せっかくの楽しい旅が台無しになってしまわないか・・・
そう思って、心の中で何度も何度も
「ごめんなさいごめんなさい」
と手を合わす。
しかしおじさんは容赦をしない・・・
結局30分ほどだろうか、
ワシら一行が乗り換えで電車を降りるまでずーっと
「バカが!!バカが!!」
を大声で繰り返していた・・・
確かにそのバカはワシなんだけれども、これってきっと中国人だから日本語わからんだろうと思って言ってるのかなぁ・・・
本当に日本語わからんかったら気にしないだろうが、
日本人で気の弱い人だったらもう居場所がなくて途中下車するか、
ひょっとしてもっと気の弱い人なら自殺するかも知れんなぁ・・・(涙)
シンガポールは確かに日本の数倍規則は厳しいが、
それを破った人間に対して罰金以上のこのような制裁を加える人はいない。
(と思う・・・少なくともワシは見たことはない)
「日本って住み辛いなぁ・・・」
こんな時にまた思ってしまうのだ・・・
まあそんなことがあって、ご一行も無事に投宿先の新大久保に着いて、
丸亀製麺があったのでみんなを連れて行った。
丸亀製麺と言えば北京のが最悪だったので(笑)、
少しでも本場に近い讃岐うどん(香川県の会社ではないですが)を食わせてやりたいと思って、
彼らの投宿先の新大久保近くの丸亀製麺を探して連れて行った。
まあでもうどんって中国人10人で食うもんじゃないな(笑)
ひとりで10人分いろんなうどんを注文して、みんなでシェアして食べてみて、
美味しかったのをまたお代わりしたらええやん・・・
とひとりで注文してると後ろで待ってる人ずーっと待ってないかんのな(笑)
すんまへんなぁすんまへんなぁと頭を下げながら、
みんなの座っているテーブルに配ってこれは醤油をかけるこれはタレにつけるなど説明して、やっと一息・・・
好物の醤油うどんをすすってたら、
店のおばちゃんがやって来て床のある部分を見て烈火のごとく怒って大声で叫んでる。
「誰なの!!これー!!!」
見ると携帯の充電器を床のコンセントに挿して充電している・・・
剣幕におされて慌ててコンセントを抜いて携帯を取って帰った中国人に
おばちゃんは更に怒鳴り続ける。
「ダメでしょう、そんなことしちゃー!!!」
中国では普通にOKどころか無料サービスとして充電器の充電までしてくれるぐらいだから何も考えずに充電しちゃったのだろう・・・
「日本じゃ充電しちゃダメなんだよ」
と中国語で優しく言ってやると、
おばちゃんは言葉が通じないと思ったのだろう、
慢心の力を込めて両腕でバツ印を作って彼に向かってこう叫ぶ。
「ダメー!!!」
もうねぇ・・・
「お前はコント番組の佐藤蛾次郎か!!(笑)」
というぐらいの大袈裟なポーズで、店中に響くような声で怒る・・・
まあその中国人も恥ずかしくて小さくなっているので、
ワシは全然気にしない感じで敢えて別の話題を振る・・・
ここで詳しく説明とかしてたら彼のメンツはますますズタズタになっちゃうからね・・・
確かに日本では勝手に充電すると「電気を盗んだ」ということでこれは「窃盗罪」である。
ワシもそれに気付いてたらうまく説明してやめさせるのだが、
うどん配るのに忙しくて気付かんかった・・・(>_<)
なんかね・・・窮屈(>_<)
先日も夜中に羽田に着く便で帰ったので、
初めて「天然温泉平和島」の「深夜パック」なるものを利用してみた。
深夜便で帰国、もしくは来日して、
タクシーでホテルに行くような人種じゃない人間は、
多かれ少なかれワシのような「バックパッカー」であろう(笑)
ワシらみたいな人間が「泊まる」時に一番気にするのは
「デバイスの充電」
である!!
ところがこの施設の全てのコンセントは・・・
いや、わかるよ!!勝手に充電したらこの国では「窃盗罪」でしょ!!
でもひとつのデバイスを充電して与える損害っていくら?・・・
ここまで目くじら立ててその小さな損害を守ろうとする「商売」ってどうなん?・・・
中国という国は、まあ最近はよくなったとは言っても、
ワシの知る限り世界で最も「サービス」の悪かった国であろう・・・
そんな国でさえ、携帯の充電を頼むと、
仏頂面したレストランのお姉ちゃんでさえ
「しゃーないわねぇ」
とわざわざカウンターで充電してくれる・・・
サウナなんかでは預けている電話が鳴ったらわざわざ風呂場にまで電話持って来てくれるぞ(笑)
「充電出来ないんですか?」
カウンターのお兄ちゃんに聞いてみた。
お兄ちゃんは丁寧に教えてくれた。
「モバイルバッテーリーを300円でレンタルしますんでそれを使って充電して下さい」
いや、電気をバッテリーに充電してそれで充電するぐらいなら、
最初っからお金払って直接充電した方が環境に優しいんですけど・・・
そもそもワシのデバイスは多い(>_<)
iPhoneにiPad Pro、Marshal Phoneにモバイルバッテーリー・・・
そして何よりもパソコンでしか出来ない仕事もあるわけだからパソコン自体も充電しなければならない・・・
「コンセントからの充電も出来ますよ。30分300円になります」
!(◎_◎;)・・・全てのデバイスとパソコンを充電したら・・・
300円×3+300円×パソコンが満充電出来るまでって・・・
入浴料よりもっともっと高いやん!!!(涙)
確かに勝手に充電するのは「窃盗罪」、これはわかる!!
でも世界的にサービスが最低レベルであった中国でどこでも充電ぐらい無料でしてくれるのに、
これが世界的にサービスが高度だと言われてる国の「商売」なのであろうか・・・
窮屈じゃぁ・・・住みにくいのう・・・
などと思いつつ先日の上海ツアー・・・
北京駅に着いたら、座る場所がとっても少なくてみんな床に座ったり立ってたり・・・
なのにその少ないベンチってこれ(>_<)
その向こうの列ってこれ(涙)
もうね、電車の中でワシに怒ってたおじさん!!
渡航費出すから中国来て、
ここで大声で同じように30分「どこのバカだ!!!」って怒鳴っててよ〜
丸亀製麺のおばちゃん、丸亀製麺より高い時給出すからここで
「誰なの!!これー!!!」
って犯人探して、北京駅じゅうに聞こえるような大きな声で、
遠くからでも見えるような大きなバツ印作って叫んでよ〜
「ダメー!!!」って・・・
どっちもおそらくケンカになるな・・・(笑)
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2016年9月17日
蕁麻疹・・・
旅をしていて一番困るのが旅先での病気である。
二十数年間中国語を喋って生活しているとは言え、
ワシの中国語レベルなんて所詮は「生活レベル」。
生まれついての健康体で、生活の中に「病気」などがないので
必然的に病名とか病状を伝える中国語力が全くなく、
医者に行っても薬を買うにも親しい中国人に行ってもらう必要があり、
だから旅先で病気というのが一番困るのよねぇ・・・
実は今回旅先で「病気」というか蕁麻疹が出た(>_<)
天津の打ち上げで、疲れているのにカキなど海鮮を食ったせいか、
北京に帰った途端に二の腕にぶわーっと出たのだ・・・
まあカキに当たってこのぐらいで済むなら俺って凄いなぁ・・・
など思いながら飛行機に乗る頃には足にも出た・・・
ライブ終わって天津から夜中の2時に院子着いて4時半に起きて、
10時間かけてやっと湖北省利川というところに着いたわけだから、
そりゃもう疲れてるからじゃろう、なんか身体じゅういっぱい出た(>_<)
人間の身体には自然治癒力があるんだから寝れば大丈夫!!
とばかり昼寝をしたら本当にだいぶよくなった(笑)
まあこの程度だろうと、夜は地元の若いバンドの連中と飲む!!
元々は前回恩施(EnShi)に来た時の老師が、
「ごめん今日は行けない」
ということでワシと飲みたい若いバンドの連中をよこして来たのだ。
「ありがた迷惑」とも言えるこの風習・・・(笑)
「自分が行けないから全く知らない人に代わりに接待して来い」と・・・
まあ「ご馳走してくれる」というのだから人見知りを押して飲みに行ったというわけだ。
(まあこれが後にとても助かることとなる・・・)
宴もたけなわで酒を飲み、碗を割り、
そんな時に張嶺(ZhangLing)からメッセージが入る。
「9時半から俺の部屋で曲聞きながらミーティングしようぜ!!」
もうこちらは十分にへべれげなのでそのままホテルに帰る・・・
主催者が気を使ったのか彼の部屋はスウィートルーム!!
そこにワインを買って来て飲みながらというわけだ・・・
ここでまたへべれげになって酔い潰れ、
朝になると蕁麻疹なんかどこ吹く風!(◎_◎;)
翌日はすっきりとして朝飯食って、現場に到着!!
ところがサウンドチェックの時にまたモコモコと今度は身体中に出て来だした(>_<)
ホテルに帰ってしばし寝てみたがよくならないので、
「よし、病院に行こう!!」
と思い立ってはたと困った・・・
ワシひとりで医者とか薬屋とか行っても言葉がなぁ・・・
そして思い立ったのだ!!
ワシにはもう地元に「仲間」がいるではないか!!!!
WeChatでグループチャットを組んで、
昨日飲んだ全ての若い衆に事情を書いて写真を送る。
「それは大変だ」
とばかりみんなやれ医者だやれ薬だとやり取りをしていたのだが、
打ち込むよりも喋った方が早いと思ったのだろう、
最後の方はボイスメッセージのやり取り・・・
これが方言がキツくてワシには全く聞き取れんのよな・・・(笑)
まあなんじゃかんじゃで若い衆が薬を届けてくれた。
左が西洋の薬で右が漢方薬。
それを飲みながら色々考えた。
食物だったら一度よくなってまたぶり返すっておかしくないか?
何か新しい食物のアレルギーが生まれたんじゃないか?・・・
アレルギーなど全く持ってなかったワシがある日突然ブリーチ液にアレルギーが出て、
今では頭皮に液をつけないようにやって貰えるところでしか髪染めしない。
友人の元ちゃんなんか今まで全然大丈夫だった「魚」で突然アレルギーが出てそれを食べられなくなったとか・・・
そう言えばワシも天津で食った2時間後に蕁麻疹が出て、
今日は朝飯食った2時間後にまた蕁麻疹が出とる・・・
(昨日の晩飯はその後泥酔なので蕁麻疹の具合がわからん)
何か共通の食材はないか?・・・
天津
羊、牛、貝、カキ、ザリガニ・・・
ホテルの朝飯
豚、鶏、卵、小麦、米、芋・・・
ってひとつも食材かぶってないやん!!!!(>_<)
理数系の頭を色々とひねって考えてみる・・・
きっと何かが抜け落ちているはずだ・・・
そもそもが食材が問題で2時間後に症状が出たと考えるより、
何かの原因で一瞬で症状が出たと考えてみてはどうか?・・・
頭皮がそうだったように接触によってすぐに反応が出ることもあるし、
精神的にも何かの原因で出ることもあると言う・・・
1、症状が出たのは天津から帰ってひとりで可愛い従業員がいる日本居酒屋で一杯やった時・・・
2、飛行機の中・・・
3、会場に着いてサウンドチェックをしようと思った時・・・
・・・ってこれ全部誰か可愛い子ちゃんがおるやん!!
居酒屋は従業員、飛行機はスチュワーデス、会場はケイタリングのお姉ちゃん!(◎_◎;)
張嶺(ZhangLing)の部屋で飲んでた時にはおっさんばかりやし、
これはひょっとして美女を見るとアレルギーが出るのでは?・・・
そうなのか!!美女怖いぞ!!まんじゅう怖い!!
特に20代の美女が一番怖い!!
皆さん、お願いですからワシに美女を与えないで下さい!!!
PS.おっさんばかりでこれから重慶ー成都のツアーなのであれからめっきり症状は出ていません(笑)
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2016年9月 4日
ウォーターフロントに新居が出来た(?)
26年来の親友が日本でマンションを買った・・・
もうね、東京湾に面したこんな場所ってワシ・・・行ったこともなければ全く知らんし(>_<)
これ、そのマンションのベランダ一面から見える夜景・・・(>_<)
まあ聞けば中国のとある有名歌手もこの同じマンションの物件を買って、
じゃあということで友人のオリンピック選手もここを買ったという・・・
しかも1億円のマンションふたつ(>_<)
もうね、全くついていけません!!
外国人なんでローンが難しかろうと現金でぽんと買うもんね(>_<)
まあ中国では土地の所有権は国から70年の租借権を買うわけで、
70年経ったらお国に返さなければならない物件よりは、
一度買ったら永遠に自分のものになる日本他の不動産は中国人にとってはやはり魅力的な物件なのであろう・・・
まあ投資目的とかセカンドハウスとか人によっては色々目的は違うのだろうけど、
この26年の親友は、「お前の部屋もあるから」とそう言う・・・
実際、カギをもらって今回の来日の時にこの部屋にやって来たら、
「お前の部屋」と言われてる部屋にはこんな写真が飾られていた・・・
もうね、実際とっても感激するよね・・・(涙)
実はこの男、ワシが2005年に結婚して貧民街で住み始めると言うので、「スラム街で車は必需品だろう」ということでジープを一台プレゼントしてくれた!(◎_◎;)
まあ出会った頃はヤツも貧乏なミュージシャン、
ワシは出来ることなら何でもやってやったが、
このインタビューでヤツは
「Funkyも中国ロックのためなら一度たりとも金なんか言ったことがない」
などと発言してるが、
全くもって「伝説」というものは後になっていろいろ尾ひれがついてゆくもので、
ワシは金は欲しいのよ〜(涙)ただそれを払えるほどみんな金持ちじゃなかっただけなのよ〜(号泣)
(スマホ等で映像が見られない方はこちらを〜)
まあね、言うならば今では中国ロック界の大御所になってしまった彼が、
中国ロック界を代表していろんな形でワシに恩返しをしてるのかも知れないが・・・
それにしても車や家って・・・高い(>_<)
あまりに気後れしてしばらくこのマンションには足を運ばなかったのだけれども、
今回の来日でどんなもんだか一度泊まりに来てみた・・・
いや〜夜景やなんじゃは酔い潰れて終電で泊まりに来るワシにとってはどうでもいいのじゃが・・・都内から近い(>_<)
八王子のように、
駅に着いてから更にタクシーに乗らねばならないのではなく、
電車でそのまま最寄りの駅まで行ける!(◎_◎;)
今までは帰り着けない時にはホテルとか取ってたけど、
当然ながらタクシー代の方がホテル代より安い!(◎_◎;)
このマンションのいろんな管理業務はワシの日本での秘書である茜ちゃんが管理業務を行っているのだが、
「社長、あの部屋行くなら粗大ごみ捨てといて下さいね」
と頼まれる・・・
まあいつまでたっても「自分の部屋」という意識はないので、
「泊まらせてもらってるのだから」
という意識でめんどくさい手続きをして粗大ごみを捨てに行く・・・
もうね、日本のゴミ捨てって本当にめんどくさい・・・
(でも環境のためにはとてもいいのだろうが・・・)
コンビニで江東区のゴミ券かなんか買って、
問題はコンシェルジュ(なんか「管理人さん」っつうのではなく「コンシェルジュ」と言うらしい???)さんに台車を借りに行かねばならないとのこと。
コンシェルジュとやらがこれがまた美人!!
例えて言うとこんな感じ・・・
ワシはただでさえゴミ捨てとかそんな社会的なことが全然出来んので茜ちゃんに聞きつつ処理をする・・・
「私の名前言って私から依頼されたと言えば大丈夫ですから」
と言うので、その美人コンシェルジュさんにその旨を伝えて台車を借りる・・・
「ちゃんと入館届け出して入館証もらって下さいね」
というわけで・・・
あのう・・・これって完璧に「業者さん」なんですけど・・・(>_<)
一応ワシ・・・自分が買ったわけではないけど、
このマンションに「自分の部屋」を持ってて鍵も持ってて・・・
まあ言うならば同居人っつうか「住人」なんですけど・・・(>_<)
しゃーないなぁ・・・金髪に短パン、汚いTシャツに首には手ぬぐい(タオル)巻いてるもんなぁ・・・こんなマンションの住人にこんなヤツはおらんやろ・・・やっぱどう見ても「業者さん」やろ・・・
というわけでちゃんと入館届けには
会社名:有限会社ファンキー末吉
名前:末吉覚
業務:粗大ゴミ捨て
と書いて、電話番号などちゃんと自分の日本の携帯番号まで書いてやったぞ(笑)
まあゴミちゃんと捨てて、台車ちゃんと返して、
入館届けに退館時間もちゃんと書いて・・・
「どうもご苦労様です」
と礼儀正しく言われるので業者らしく礼儀正しく礼をして・・・
問題は次に来る時もきっと入館届け書かされるんちゃうん!!(>_<)
まあ次の来日はいつになるか決まってはいないが、
次にここに泊まる時にはもうちょっと金持ちっぽい格好をして来るしかないのう・・・
Posted by ファンキー末吉 at:16:29 | 固定リンク
フェスティバルのハシゴ(2016年夏)
これだけ中国じゅうで山ほどの音楽フェスティバルが催されているんだから、スケジュールがガッチンコしない方がおかしい・・・
去年はこんな感じでフェスをハシゴし、今年も去年に負けずの移動距離を飛ぶこととなる・・・
もともとは周韧(Zhou Ren)の北京でのフェスが8月26日に入っていて、
爽子(ShuangZi)が同じイベントの最終日28日に入った。
そしてその間の27日に長春でのイベントが入ったので、
北京ー長春ー北京という移動を余儀なくされることになったのである。
26日のイベントのサウンドチェックは前日25日に行われることになったのだが、一緒に住んでいる布衣(BuYi)も同じく26日に同じイベントのサウンドチェックだと言う・・・
このイベントは各出演者の近所に送迎バスを出してピックアップして廻るというので、少々早く出る必要はあるが布衣のバスに便乗させて頂いた。
ガラの悪いのがどんどん乗り込んで来る・・・(笑)
まあこれが乗り合いバスやったら普通の人は絶対に乗らんわな(笑)
会場は北京市内とは思えないむっちゃ広い芝生の公園だった!!
会場着いた・・・広い!(◎_◎;) pic.twitter.com/t5Ww9BkKbL
— livebarxyz(ファンキー末吉) (@livebarxyz) 2016年8月25日
なんと主催者は以前のこのドタキャン騒ぎ(これとこれ)の主催者と同じで、
そのうちひとりは20年前からの友人でもあるので、
「26日にドラム叩き終わった瞬間に飛び出しで空港まで行きたいんだけど」
と相談しておく。
「よっしゃ、じゃあお前のために車一台用意しとくよ」
これで解決!!
タクシー呼んだり待たせたり、余計な手間が一気になくなった・・・(嬉)
当日!!
また布衣もバスに乗って早めに会場入り!!
バスに乗るミュージシャンもみんな「敬老精神」に溢れているので(笑)
ワシは最後部座席でごろんと横になれる。
いや〜これ全然違うのよ・・・疲れのとれ方が・・・(ホント)
さて会場着いたら先に布衣のライブ!!
そして周韧(Zhou Ren)!!
ちなみにどちらのギタリストも苗佳(Miao Jia)が弾いているので、
みんなが「なんだこれ苗家音乐节じゃねえか」とか
「苗家和他的朋友们じゃねえか」とか彼をからかうのがツボに入って、
ワシも彼を見る度にそう言ってからかう・・・
ワシはこの日の出演は周韧(Zhou Ren)のみ!!
彼のメニューにはドラムソロのコーナーもあり、
ネットにUPされてたので貼り付けとこう・・・
ドラム叩いたら即飛び出しで空港まで!!
何とか間に合って長春へ!!
着いたらワシを待ってすぐにゲネプロだと言われていたが、
結局は朝いちにゲネプロということで数時間ほど仮眠・・・
早起きしてサウンドチェック!!
ここでの出演はワシは李夏(Li Xia)と張嶺(Zhang Ling)のみ!!
のみったってふたつ出演するわけだが・・・(笑)
オープニングメドレーと唐朝老五のふたつがドタキャンになったからなのだが、張張(Zhang Zhang)はそのふたつに参加しているので、
レギュラーの鄭鈞(Zheng Jun)とワシと一緒の張嶺(Zhang Ling)と含めてまた4つ!!
ちなみに前回の北京のイベントではワシが4つでヤツは5つ・・・
なーに今回はリハのスケジュールがなかっただけで
次の上海はLuanShuと周曉歐(Zhou XiaoOu)と唐朝老五と、おそらくBEYONDのベーシストSTEAVEこと黄家強とオープニングメドレーも入るだろうから5つじゃ!!!
と指折り出演バンドの数を数えて自慢するのも馬鹿馬鹿しいと思い直し、
いくつでもいい!!中国ロックの歴史に残るぐらいいい演奏をすることが大事なんだよと自分に言い聞かす・・・
ちなみに今回の李夏(Li Xia)の演奏、
全くワシのせいではないのだが、2曲目はベースが変則チューニングでチューニングを下げるのだが、きっと全体的に全部半音高い(>_<)
(こちら3番目のバンド)
もうね、やめて欲しいのこんなミス(涙)
ライブ終わって散々責めたが、本人はチューニングが狂ってることすらわかってないので全く気にせず飲んでるし〜(>_<)
ちなみに前回の北京のイベントで
「Funky〜久しぶり〜!!」
と声をかけられたこのイベントの主催者・・・
もう女漢子(NvHanZi:女性の豪傑の意)っつうそのまま!!(>_<)
土佐のはちきんのようにキンタマが8つあるんではないかというぐらい・・・
前回の北京では打ち上げで各テーブルを回って白酒でイッキをし、
酔い潰れて若いミュージシャンに担がれて帰って行ったが今回もこんな感じ・・・
想像するにきっと20年前出会った時にはペーペーのロック好きだったのだろう。
それが入党かなんかして今では共産党幹部かなんか・・・
昔好きだった仲間たちを呼び集めて大きなイベントをやりたい!!
私の今の力ならそれがやれる!!・・・
・・・ってなもんではなかろうか・・・
中国ではこういうロック世代が今政府の重要ポストに入ってたりするので、
経済のバブルと相まってロックが非常に盛んなお国柄になっているのだと言えよう・・・
そのおかげで爽子(ShuangZi)や李夏(LiXia)などの若い世代のバンドが日の目を見るようになってるんだから、中国ロックのためにワシも一緒に飲んで彼女を盛り上げてやろう・・・
まあ何じゃかんじゃで打ち上げも終わって朝5時起きで北京戻り!!
一昨日出演した北京のフェス会場へ向かう・・・
一昨日車の手配をしてくれた主催者である古い友人がワシを見つけてこう言う。
「おかえり〜Funkyさん、今日はどこに行く車を手配しようか?(笑)」
いや、もうどこも行きたくないし・・・と苦笑いで返すと、真顔でこんなことを言った。
「いや〜Funkyさんのドラムはやっぱ違うよ。
イベントには元スコーピオンズ(だっけか忘れた)とかのドラマーも来てたけど、
やっぱ全然違うよ。あんたは最高だよ!!」
主催者からこんなことを言われるなんてミュージシャン冥利に尽きるぜ・・・(感涙)
この日は爽子(ShuangZi)のステージだけなので、
他にも掛け持ちをしている苗佳(Miao Jia)を
「どうだい、苗佳和他的朋友们のイベントは?」
などとからかう(笑)
「かんべんして下さいよ」
と照れながら、
「でもFunkyさんの方が飛び回ったり一番忙しいじゃないですか」
まあ彼は同じところで4つのバンド、
ワシは北京ー長春ー北京で4つ。
張張は最初の北京がないが長春ー北京で5つ。
でもまあ「誰が一番忙しかった」とか「誰が一番稼いだ」とか関係ない!!
「誰が一番いい音を出したか」っつうのが一番大切なのである。
最後の爽子(ShuangZi)のステージも頑張って叩かせて頂いた。
ステージ袖で主催者である友人がこっちを見て親指を立てている。
これがやっぱ一番嬉しいよね。
爽子(ShuangZi)はこのイベントの大トリだった。
(偉くなったのう・・・)
スタッフが片付けに入り、ちょっと「祭りの後の寂しさ」が心に湧き出て来る・・・
「そうだ、ギャラを渡さなきゃ」
他のアーティストは最近ではみんなWeChatで振り込み(ホンマ便利になった)なのだが、
爽子(ShuangZi)はヤクザなので(笑)いつまでたっても現金でぽんと渡される。
中国の最高紙幣は100元札、たかだか1500円ぐらいなのだから、
数万円ぐらいのギャラだったらちょっとした「札束」になる。
写真に撮ってブログにUPして、
「こんなにもらいました!!でも日本円に両替したらちょっとしかないのよ〜」
とウケを取ろうと思ったら、渡された札束がむっちゃ薄かった(>_<)
おい!!爽子(ShuangZi)!!!
まあいい、金のためにドラムを叩いてるのではないのだ!!
そのままひとりで日本居酒屋行ってキープしてる焼酎を飲みながら3日間の余韻に浸った・・・
これでいいのだ!!
これでいいのだ!!
幸せじゃぁ〜
ドラム叩いて酒を飲む
今日は東へ明日は西へ〜
(名句)