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2022年1月25日

日本の著作権に対する考え方はおかしい!!

ITが日本より進んでいることはもう既に周知であろう中国であるが、私にとっては音楽著作権に関しても日本より進んでいるとしか思えない・・・

先日の話

からついに今日、インドネシアの国民的ロックバンドのプロデューサーとして2曲お仕事をやらせて頂く契約書にサインをした。

これがまあ中国語なので大変!!(>_<)

布衣の弁護士に手伝ってもらって、まずこの2曲、X.Y.Z.→Aのニューアルバムのリーディングソング「Wonderful Life」

と、中国で私が映画音楽を担当させて頂いて、それがその年のタイタニックを抜く興行成績を更新したという映画の挿入歌!!

この「使用権」をインドネシアのバンド(っつうかそのバンドの事務所)に売り渡すことになる。
ちなみに日本ではJASRACに売り渡すことになるが、JASRACはそれを「国民の皆様は自由に使っていいよ、これはもうJASRACの曲だから」ということで、「もうお前の曲ではない!!JASRACの曲なんだから作家であろうが勝手に使うな!!」と言われる(JASRACとの裁判記録より)
ところがJASRACは私に「使われた分だけあなたに分け前を差し上げます」と言うが、「それってどのように分配されてるんですか?」という問いには一切答えない!!
深く掘り下げれば私のように裁判沙汰になって身包み剥がされるというものだ・・・

ところが国際的には(っつうか中国しか知らんが笑)「権利を全て譲渡する」というからにはその対価が必要である。
そうでなければ中国のように「権利は全て作った人にあります、私たちはそれをプロモーションさせて頂いてその対価のみを頂きます」みたいな契約になるのが常である。
(ブログ記事:今や中国の著作権ビジネスは日本より進んでいる?!

今回はJASRACとの契約のように、「この曲はお前の曲ではない、俺の曲なんだからお前が勝手に使うな!!」という契約なのだから、必然的ながらその「範囲」を特定する必要がある。

JASRACの場合「日本国内の全て」であるのだが、この契約書の場合「インドネシア国内のみ」なら何も問題がなかったところ、当然ながら向こうから提示された契約書には「全世界」という項目がある(>_<)

まあ今の時代、ネットに上げるというのが「国内のみ」というのは難しいということでこのような項目にしてると言うが、布衣のマネージャーが
「キー!!そんなことないわよ!!私たちの曲も中国国内に限定してるから日本では買えないでしょ、キー!!!」
まあこの辺になるとワシはようわからん(>_<)

そうそう、契約って難しいのよね〜・・・特にこれ、私にとっては外国語(涙)
日本のようにほぼJASRAC一択で選択肢がないのとは違い、今は昔、中国ではちょっと契約を間違えればとんでもない事態になってしまうというから大変である(>_<)

先方の法務部と布衣の弁護士との熾烈な戦いは始まる・・・
まあ布衣にとっても、私が書いた曲だとは言え、自分とこの代表曲が一枚の契約書によって自分が自由に使えないようにされたらたまったもんじゃない。

X.Y.Z.→Aにしたってそうである。
この素晴らしい楽曲を、この契約書一枚のために英語バージョンも作れないとか、X.Y.Z.→Aの最終目的であるアメリカとか他の諸国で発売出来ないとなったら本末転倒である(>_<)

最終的に落ち着いた項目は、
「この楽曲のインドネシア語バージョンについての権利は」
ということである。

これは私の拙い中国語で先方の法務部と布衣の弁護士には強く主張した。

余談になるが、実はこれは「日本語バージョン」ということにも大きく通じる根本的な問題である。

「リゾ・ラバ」という楽曲の契約更新の時に、出版社から提示されている「全世界」という項目に、私は出版社に対して疑問を投じた。

実際、中国で私のドキュメント映像(こちらでは伝説のドラマーなので、もう既に数本撮られてある)で「おおBeijing」という楽曲の私が歌っているバージョンが使われている。
「それを使いたい」という別の会社が現れて、その著作権管理を日本の出版社に問い合わせたところ、「全世界契約であるが、自分たちは何も出来ない」という回答・・・じゃあ出来ないなら私がやります!!
・・・こんな簡単なことが日本では通用しない。

この国で実際に使われているのだからお金徴収してよ!!
いやうちはその国では支社がないので徴収出来ない!!
じゃあ自分で徴収するわ!!
それは許さん!!
というのは道理に外れてない?

ちなみに「楽曲」というのは日本では「曲と詞を含めて楽曲である」とされている。
だから、日本ではRunnerの歌詞が本に載ったとしても、印税は作曲者である私にも振り込まれる。
逆もまた然り、インスト版のRunnerが発売されても作詞者である中野に印税が振り込まれる。

しかしこれは「法律」ではなく、分配をスムーズにするための規則をJASRACが定めて、それを文部科学省が認可したに過ぎない。
(JASRACとの裁判の中で学んでこと)

私が自分のメロディーを、別の言語で使用するとしたら、日本国内では全ての権利をJASRACに譲渡してるので例え別の言語であろうがNGであるが、もし、自分が海外で、この「メロディー」を別の言語で自分が使用して、それが作詞者である中野の権利を侵害しているのかという問題となると、これはまた全く違う!!。

日本人であるからイメージがピンと来ないかも知れないが、私が外国人であって、たまたま日本に来ていて楽曲を発売して、それがヒットしたと考えて頂ければクリアになると思う。
それをもし自分が帰国する時に母国に持ち帰って自分の言語で歌うことが出来ないというのは、どう考えてもおかしいであろう!!

当然である!!私が書いたメロディーなのだから、なんで(私が外国人の場合)外国で発売したからと言って自分の母国でもそのしがらみに縛られなきゃならないの!!ということである。

つまり、契約書に「全世界」とあるなら、「おおBeijing」が中国で使用されている現実において、もしあなた方がその権利を「全世界」で主張するのであるならば、全世界においてその対価をそこから徴収して下さいよ!!ということである。
出来ないなら「全世界」という項目を主張する資格はない!!

子供でもわかるようなこの道理が「契約の世界」では通用しない。
つまり「子供騙し」が通用するのがこの「契約の世界」なのである。

ちなみに「リゾ・ラバ」に関しては、今回契約更新の時に外国の条項を外してくれた。
つまり外国においては、私が自分の「メロディー」を自分で管理出来るようになったわけである。
(それが当然の形)
今回のようにインドネシアとか日本以外の国に自由に「売買」が出来るわけである。
(ちなみに日本の出版社がそれをやってくれるのであれば私はそれを任せてもよい。でもやれないのに権利を主張するのは道理が通らないと私は思う)

ちなみに日本語詞を作ったのは中野なのだから、世界中の何ぴとたりとも中野の許可なくしてその詞を勝手に使ってはならない!!
これは当然である。

同様に布衣のヒット曲「我爱你亲爱的姑娘」は作詞は布衣のボーカルLaoWuである。
布衣の弁護士にしてみたら、これを世界中で勝手に使われたんじゃたまったもんじゃない!!

だからインドネシア側に対してこちら側がとてもこだわったのが「翻唱(外国語曲を他の言語でカバーすること)」という項目である。
つまり布衣にとっては「翻訳するな!!メロディーはFunkyのだからこの契約でどうにでもしてくれ、でも歌詞の権利は死守する!!」

この戦いが凄かった!(◎_◎;)

どうやら「翻唱」という言葉を入れないと文章がなり立たないのか、先方は最後までこの言葉を使うが、布衣としては「原詞を訳すな!!全く違うものを作れ!!」という戦いが細かい中国語の「言い回し」として争われてゆく・・・(>_<)

ワシの中国語レベルではわからんがな(涙)

いや、布衣の弁護士は布衣の権利を守るために戦っているのであって、決してワシのために戦ってくれているわけではない。
(まあ結果ワシの権利を守ってくれてるわけではあるが)

だから「じゃああんたら直接戦って!!」というわけにはいかない(>_<)
先方から送られた契約書を布衣の弁護士に転送して、マネージャーを通して意見を聞いて、それを中国語で先方に返して・・・必ず自分は間に立たなければならない(涙)

もうね、「音楽を作る」というよりも大変(>_<)

でも数回の熾烈なやり取りが終わって今日めでたく契約が締結された!!\(^o^)/

この戦いでキモになったのは「範囲」。
これはこちら側が「インドネシアに限る」という条目を提示したのに関して、先方は最終的にアメリカを含む数カ国を指定して来た。
(その代わり、当初の契約条項よりも更に使用料を追加してくれた!(◎_◎;))

インドネシアで一番成功してるロックバンドなのだから、世界を目指すのは当然のことである。
しかし、アメリカに関しては大きな問題が起こり得る。

万が一X.Y.Z.→Aがいつかその悲願であるアメリカ進出を果たして、その時にこの契約書の条項のためにアメリカでこの曲が自由に使えないとなった時はどうすんの?!(◎_◎;)

これは布衣の曲についても言えるので、弁護士は重箱の隅をほじくるように契約内容をチェックする。
問題は、「インドネシア語のバージョン」という大前提があったとしても、それを更にアメリカとかで「翻唱(外国語曲を他の言語でカバーすること」された場合の権利についてである・・・

ワシの中国語力ではわからんし(涙)

まあ「布衣の権利を守る」ということは、「X.Y.Z.→Aの権利も守る」ということなので、今回最終的にこちら側の弁護士が最終的にOKを出して、やっと契約締結となったという現状である(涙)


さて余談であるが、この高度な契約の戦いの後に非常にお粗末な実務問題なのであるが、先方から送られて来た契約書に署名とハンコを押して送り返さねばならない・・・

しかしこのデジタル社会の中で「朱肉」なんぞどこに売ってるの?!(◎_◎;)
・・・ってか「朱肉」って中国語で何て言うの?(涙)

毎日詰めている銀川のドラムスクールに身振り手振りで説明してやっと朱肉ゲット!!

署名と母印を押して送り返して、それが先方に届いた時点で「契約締結」・・・
するとどうなるか・・・

契約条項にあるように、私は10日以内にアレンジを完成させて先方に送らなければならない・・・

その代わり、先方は私に・・・おそらく日本人の作家達にとっては信じられないような額の「使用料」を前払いしなければならないのだ・・・
(ちなみに税務署さん、まああなた方にとっては大した金額ではないかも知れませんが、国際業務なので契約書の人民元の額をその日のドルレートに換算して日本円にて日本の口座に振り込まれますので)

さあ、日本の作家さん達?あなた方は今、日本で作詞作曲の仕事をしたって、発売されるまで一切お金になりませんよね?

例え発売されたって数ヶ月後、もしくは1年以上経った忘れた頃にJASRACから明細と共に振り込まれる。
しかしそれがどういうシステムで分配されたかは絶対に教えてくれない。

しかし、中国では(おそらく国際的には)まずお金をくれる。
そしてその「権利」は永遠に「自分」にある。

その使用権の範囲、使用料等は自分で決めることが出来る。
もちろん日本のように使われたパーセンテージでの契約も望むのであれば可能。

特筆すべきは、パーセンテージ契約には必ず「アドバンス(前払い金)」がある。
(っつうか私にとってはこれしか興味がない笑)

作家の皆さん、JASRACの明細書にはこのアドバンスの項目があるでしょ?でも誰もそれって使ってませんよね!!

中国では逆にそれはあって然るべきもの!!
先にお金貰わなければどうして後にいくら入るかわからないという労働が出来るの?・・・この辺が逆に私には日本の作家さん達の感覚がもうわからない・・・

あなたが作った曲は「あなたのもの」なのです!!
無償でどっかの団体に「売り渡す」なんてもっての他です!!

著作権者は「無償で」JASRACに全ての権利を売り渡す、
アーティストは「給料」で全ての権利を事務所に売り渡す、
こんなことがまかり通っているうちは日本の音楽文化が華開く事はありえないと思うのは私だけですか?!!

まあ私は自分の曲は自分で管理したい。
「リゾ・ラバ」が日本国内以外を外れたのであれば、これをインドネシア語をはじめとして、あらゆる全世界に売ってゆきたい。
そう思うのは作家として当然でしょ?

それを日本の会社がやってくれるのなら、私はその言語のバージョンのみ日本の会社と契約します。
それが出来ないなら私は中国でもどこでも「外国の」会社と契約します。

私は「作家」!!
国境を越えることが一番簡単であるべき「メロディー」を生業にしている・・・
このメロディーはこの国に、このメロディーはあの国に・・・売れるところがあれば売りに行く!!
当然のことである!!

それが出来る会社に売り渡すならともかく、それが出来ない会社と契約して一生縛られて「これはお前の曲ではない!!」って一体何のメリットがあるの?


ただ契約なのだから絶対に守らねばならない・・・
X.Y.Z.→Aの「Wonderful Life」はもう納めたが、「我爱你亲爱的姑娘」を10日以内に納めなければ大変なことになる・・・(>_<)

相手はロックバンド!!ピコピコの打ち込みばっかで作り上げれられる音楽の種類でもない・・・
ギターソロとか、自分で機械で打ち込むよりギタリスト呼んで弾いてもらった方が早いし〜

ちょっと地元のギタリスト〜ソロ弾いてや〜

ギャラは先日買った冷凍オーストラリアンステーキとワイン!!

仕事やからな!!一生懸命仕事してるんやからな!!しゃーないなぁ〜・・・

インドネシアプロジェクト!!正式に始まりました!!!

Posted by ファンキー末吉 at:03:33 | 固定リンク

2021年2月26日

カンボジア出国と中国入国の戦い

私の中国のVISAは4月8日に切れる。

ちなみに中国では「60歳でまだ働くの?」という感覚なのかどうか、
60歳以上が労働VISAを取得するのは非常に難しい。
というわけで飛び込みで59歳の時に取ったVISAが切れるということは、
ただでさえコロナで新規VISAの発給を停止している現状としては、私としてはどうしてもVISAが切れるまでに入国しておかねばならない。

カンボジアでもそうだったが、一回出国してまた入り直してという「VISAラン」が出来る状況ではない現状では、中国でも既に入国している外国人のVISAは自動更新しているらしいので、今ここで入国しとかないともう中国のVISAは取れない、つまりもう中国に入国出来ない可能性があるのだ。

中国では現在入国してから4週間、28日の隔離だと聞く・・・
隔離が明けてからVISA申請して・・・ということで、まあ3月上旬に出国すればいいかな、まあコロナの状況もよくなるかも知れないから、チケットはまた近づいてから取ればいいや〜と思ってた矢先、
「早くチケット取らないとツアーがブッキング出来ないでしょ!!キー!!」
と、今参加している中国のバンド「布衣」の女性マネージャー(>_<)

というわけで急いで3月4日のチケットを押さえていた。

末吉覚さんの投稿 2021年2月9日火曜日

ところが2月ももう終わろうとする2月21日、カンボジアに住む中国人の友人からこんなメッセージが送られて来た。

中国入国に関する中国大使館からの最新情報がこちらの中国人の友人から送られて来たのだが、着いてから28日の隔離はまあ牢獄に入ると思って諦めているが、この「搭乗前に14日間の隔離」って実質無理やん!(>_<) どなんなってんの〜?!教えて〜偉い人!!(涙)

末吉覚さんの投稿 2021年2月20日土曜日

「搭乗前にカンボジアで14日間隔離」と言われても、搭乗まで14日もありまへんがな(>_<)

考えられる可能性としては、

その1、チケットを既に取ってあり、出国まで14日に満たないため隔離は免除される(予定が変わらず一番よい)

その2、2月25日にもフライトがあるので、それに変更すれば実施前なので隔離なしで出国出来る(バタバタするけどすぐPCR検査受けて急いで出国)

その3、フライトを後ろにずらして、14日間隔離してから出国(>_<)

これは中国大使館に行ってマジで相談してみるしかない・・・
というわけで朝いちで出向いて行ったら門前払い(>_<)

中国大使館なう!! 3月1日からということで交付された出国前の14日間隔離について運命の分かれ道〜

その1、チケットを既に取ってあり、出国まで14日に満たないため隔離は免除される(予定が変わらず一番よい)

その2、2月25日にもフライト...

末吉覚さんの投稿 2021年2月21日日曜日

まるでこの歌のような心境である。

まず電話しろ、そしてメールを送れ!!と言うので、
中国大使館の中国人用窓口には布衣のマネージャーから電話をかけてもらい、
並行してタカシに外国人用窓口にクメール語で電話してもらう。

まず大使館に貼られているこの電話番号はVISAに関する問い合わせのようで、
搭乗前14日間の隔離のことが聞きたいのに、
「まずVISAの写真を送れ!!それからだ!!」
と・・・

しかし送っても全く返事が返って来ない(>_<)

一番知りたいことは、このまま3月4日の便のままで隔離日数が足りないので免除してくれるかどうか、そして2月25日の便なら隔離は要らないのかどうか。

中国側の返事は来ない。
カンボジア側は、タカシが、
「別に隔離は要らないそうですよ」
ってそれいつのフライトの場合や!!(>_<)

隔離に関してはこんな情報もある。
「私の中国人の友人が去年の11月に中国に帰国した時も14日の隔離は必須だった」

それなら私の周りの中国人コミュニティーでももっと話題になってるはずやけどのう・・・

また私のVISAに関しては、
「全てのVISAは無効になっているので取り直した人だけが入国出来る」
とか
「2020年3月27日以前に発行のビザでは入国出来ない。3月28日以降発行のビザのみ有効」
とかいう書き込みも・・・

そう言えば中国の全てのVISAは一回無効にされて、労働VISAだけは今は入れるようになったという噂は聞いたことがある・・・

刻一刻状況が変わるので、「あの人がこうだったので私もこう」ということは必ずしも言えない状況なのである。

情報が交錯している時は一番確実な道をゆくしかない!!
まず隔離に関しては、とりあえずチケットは2月25日に変更しておく!!

3月1日から施行と書かれているので3月4日のフライトが14日間隔離に当たる(例えそれまでの時間が14日間に満たなくても)確率よりは、2月25日のフライトにも隔離が必要である確率が断然低いはずである。

幸いカンボジアで3度目の市内感染が起こって、来週のイベントは全部飛んでスケジュールは真っ白である。
バタバタではあるが25日に帰ることは出来る。

ところが中国のアプリ「去哪网」で取ったチケットは、ネットでチケット変更は出来ず、どうしても中国の電話で変更せねばならない(>_<)

しゃーないのでとりあえずこれは中国のマネージャーに任せて、
「25日のフライトになった場合、PCR検査はいつや?」
タカシにカンボジアの番号に電話させて問い合わせる・・・

「23日に検査に来て下さいとのことです」

ああいう検査って2日間しか有効じゃないんじゃないの?
25日にフライトで23日に検査したんじゃ、検査結果は24日までしか有効でないのではないの?

中国のマネージャーに確認する・・・

「Webで調べたら72時間とのことだから23日でいいでしょう。結果を受け取ったら大使館行ってその結果が反映された緑色健康QRコードを発行してもらわなきゃなんないんで、24日ではそれが間に合わない」

何かイヤな予感がする・・・
フライトは夜なのだ。ちょっと遅延すれば着くのは3日目である25日を超えて4日目の27日になってしまう・・・
これって到着時間から逆算して72時間じゃないの?・・・

ゆっくり調べてみたら、23日に検査して結果が出るのが翌日24日の夕方5時だそうで、なるほど24日に検査したのでは25日のフライトには間に合わない・・・

23日に検査に行く以外選択肢はないのである。

中国から連絡!!無事にチケットは変更出来た、と。
ではというわけで翌日23日にタカシを連れて検査会場へ・・・

PCR検査なう・・・長蛇の列(>_<)ほぼ全部中国人(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年2月22日月曜日

タカシ要らん(>_<)
「ここは中国か!!」と思うぐらい全員中国人!!
そして案内のアナウンスから現地スタッフまで全員中国語を話す!(◎_◎;)

わからないことがあったら隣の中国人に聞けばいいし、スタッフもみんな中国語で話してくれる・・・

タカシを帰らせて並ぶこと長時間・・・
まず整理番号をもらうのに数時間、
それを持って実際に検査に並ぶのに数時間(>_<)

気が付けばもうまる半日ここで並んでいることになる・・・

噂で聞くと、昔はこの整理券を配る時に中国人が並ばずに殺到して、
番号をもらいたかった日本人がゲットすることが出来ずに検査を受けられない、
すなわち予定されていた便に乗れなかったという話もある・・・

さすが中国人(笑)

さて時間的に待たされるだけで、検査自体は喉と鼻の中、そして血液検査とあっという間に終わる。

ただ途中で何度か「日本人だよね?行き先は中国でいいの?」と確認された。

このご時世、有効な労働VISAを持っている日本人がカンボジアから中国に飛ぶというのは珍しいことなのだろう・・・

・・・ってかここでは中国人以外の外人が既にとても珍しいのだが(笑)


というわけで翌日夕方5時に陰性証明をゲット!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

ところが見れば中国人が何やらこの書類の写真を撮って携帯で色々やっている・・・

「明日大使館行って緑色健康QRコードもらうんだよね?」
「え?大使館なんか行かないよ」

!(◎_◎;)

「それどうやるん?教えて〜!!」
と言ったら中国のSNSアプリWeChatのミニアプリで登録しているようだ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

しかしこれは中国人だけしか使えないようだ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月26日金曜日

中国のマネージャーに問い合わせてもらったらやはりこれは外国人には使えないらしい・・・
これは翌朝大使館に行くしかないな・・・と思っていたら・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

しかしまた中に入れてもらえなかったらどうしよう・・・
とりあえず返事の来ないメールアドレスに一応予約のメールを入れてもらっておく・・・

しかし、持つべきものは中国通の友人である!!
なんと外国人がネットで登録出来るサイトがあるそうだ!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

\(^o^)/・・・早速そこから入って色々情報を打ち込んでみた・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

これであとは酒でも飲んで待ってれば良い!!\(^o^)/
・・・ということで本当に飲んでいたら赤色になって弾かれた(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

原因は、どうやらIgM検査の結果とやらがないからということである。
ちゃんと血液検査やったぞ〜!!!

思うに、私だけが日本人のパスポートなので、まさか中国に行くなんて思わない、日本に帰るんだろうからIgMは要らないだろうと勝手に判断されたのだろう・・・

仕方がない、フライト当日であるが、もう一度検査場に行って結果をもらって、そこから大使館行って緑色健康QRコードもらって、そこから空港行ってチェックイン・・・

いくら夕方の便だとは言えかなりタイトなスケジュールやなぁ・・・
というわけで翌日の朝一番で検査会場!!

スタッフに事情を説明して廻って、最後にやっとその処理が出来るスタッフに巡り合う・・・

タカシを連れて行ったのだが、役に立たん(>_<)

「なんで書類もらった時にチェックしなかったんですか?」
と聞かれて
「そうですねぇ・・・」
とか言ってる場合じゃないじゃろ!!

結局自分で英語で、
「何言うてまんねん!!こんな英語ばっかりの書類もらってどうやって内容をチェックしまんねん!!こちらは全面的にそちらを信用するしかおまへんやろ!!」

とにかく捲し立てる!!
こちらが悪いとなったらその後に何も動いてくれなくなる・・・
それが中国式!!

中で待てと言われたのでひとり中で待つ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

ところが今度は中のスタッフに「外で待て」と言われる(>_<)
もうね、こんな時にも中国式に強い態度に出るしかない!!

ところが出勤して来た美人女医さん、ワシの書類をふんふんと見ながら笑顔でこう言った。
「じゃあ書類用意しますので11時にまたここに戻って来て下さいね、ニコッ」

あり得ない!!中国で、特に女性からこの「ニコッ」はあり得ない!(◎_◎;)

もうね、いっぺんに恋に落ちてしまう(笑)
カンボジア人女性は優しいのう・・・(涙)

というわけで11時にまたやって来てまたひたすら待つ・・・

3度目の検査場〜 11時に来いと言われて来てもまだまだ待たされる(>_<) このまま待たされ続けて書類もらっても時間切れで緑色健康QRコード貰えずに出国出来んとか?(>_<) は、は、は、あるある〜って笑い事じゃないけど(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

先ほどの美人女医さんがまたやって来て、
「もうちょっとしたら書類取りに行って来ますからね、ここでそのまま待ってて下さいね、ニコッ」

この「ニコッ」に本当にやられてしまう。
中国人のおっさんだったら10分おきに
「ちょっと〜今日の飛行機に間に合わんじゃろ!!早うしてよ!!」
と急かすところ・・・(笑)

しかし「ニコッ」とやられたらもうそれで何も言うことが出来ない(>_<)
せっかちの私がこうして1時間近く何も言わずにずーっと待っているのだ(笑)

かくして新しい検査結果ゲット!!!!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

今度はちゃんと「IgM」という言葉がある!!
この書類をアップロードして、ひたすらそれが緑になるまで待つというわけだ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

もうね、精神的にかなりダメージが激しい・・・
文字通り本当に「酒でも飲みながら待つ」しかない(>_<)

おそらくこれがカンボジアでの最後の食事になるだろうから、愛してやまない翁さんラーメンへ!!

それまでは飲んで待つ!! 緑色になればそのまま祝杯、 2時間待ってならなかったら中国大使館に怒鳴り込む!! 怒鳴り込むんやで!!はいはい言うだけちゃうねんで!!働けよタカシ!!(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

ここで本当に飲みながら待った・・・(笑)
だいたい1時間〜2時間で反映されると言うので、14時になったら大使館に怒鳴り込みに行く!!

タカシにくれぐれも言っておく。
「ええか、怒鳴り込むんやで!!予約がないと入れない言われたら予約入れたのに返事ないやん!!とにかくこれをすぐに緑色にしろ!!優しく言うたら中国人言うこと聞いてくれんからな!!」

分かったのか分かってないのか、彼も先日の肝臓の疾患もよくなったということで昼からほろ酔い気分である(>_<)

そして2時になった!!まだ緑にならない!!
「行くぞ!!」喧嘩腰まんまんで大使館に向かう・・・

すると・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月24日水曜日

午前中しか営業してないんかい!!!(>_<)

終わったな・・・最後の手段としては、このまま緑色にならずに空港に行き、
そのQR検査の時にまた中国語で捲し立てて黄色のまま押し通すことである・・・

タカシと別れて空港へ〜

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

トゥクトゥクの中ではもう本当に意気消沈(>_<)
正直言ってかなり落ち込んでいる・・・

結局緑にならないまま空港へ〜 どうなるワシの人生?(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

空港に着いた。
空港のパネルを見ると韓国行きとかが遅い時間に飛んでいる・・・
中国のAPPで確認すると、それに乗ってソウル乗り換えだと日本までは帰れるようだ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月26日金曜日

お値段は中国便よりはちょいとお高い(数字を約15倍すると日本円)が、
まあ国籍のある日本に帰るにはVISAは要らないわけだから、
最悪上海行きに乗れない場合は、その場でこのチケットを買って夜の便でそのまま日本には帰れるということである・・・

日本から中国に渡るには最低14日日本に滞在せねばならないが、
まあ今日の上海便に乗れなければ、あとは(おそらく)カンボジアで搭乗前14日間の隔離をしなければならない3月便に乗らねばならないわけで、
要はカンボジアで14日隔離するか、日本で14日間自主隔離するかの違いである。

最悪は乗れない場合このまま日本に帰る覚悟を決めて列に並ぶ・・・

チェックイン開始時刻には空港に着いていたのだが、既に中国人が列をなしていて私は最後尾、
「実のところこのQRコードってあまりチェックされてないんとちゃう?」
そんな期待を裏切るように、専門のスタッフが専門のテーブルでちゃんとチェックをしている(>_<)

私の順番を待つ・・・

順番が来た!!並んでる間にしミューレーションしてた通り中国語で捲し立てるが、担当職員は英語しかわからない(>_<)

仕方がないので知っている単語を総動員して英語で捲し立てる・・・
担当職員は私の携帯のリロードボタンを押したりしている。

「ほらリロードしてもダメでしょ!!半日ずーっとこうなんですよ!!」

中国的にはとにかく怒る!!
例えその担当職員が悪いわけではなくても怒る!!
そのことによって「ああ、とても困ってるんだな」と思ってやっと親身になって動いてくれるというものなのだ。

まあいくら中国人への対応に慣れているカンボジア人スタッフだって、こんな下手な英語でここまで捲し立てられたって困るわのう・・・(笑)

困って私の携帯をひたすらリロードしてたら突然QRコードが緑色になった!(◎_◎;)

チェックするところで係員に「中国語?それとも英語?」と聞いたら「英語」と言われたので、知ってる限りの英単語並べて大喧嘩してたら、喧嘩してる途中に緑色になった!(◎_◎;) これで乗れる!!・・・はず?

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

担当職員に深々と頭を下げて、あとは順調!!
残るはVISAの問題だが、VISAの種類の問題以前に、私のVISAは更新して新しくなる前の古いパスポートに貼られている。
つまり新しいパスポートでチェックインをし、中国入国のVISAの確認の時にはパスポート番号の違う古いパスポートを出すことになる・・・

予想通り担当職員に訝しそうな顔をされたが、
「これでいつも入国してるから大丈夫!!」
と捲し立てて事なきを得る・・・

ほんまはこれで入国すんのは初めてやけど・・・(笑)

あと、荷物を預けた後に健康証明のアプリに中国での住居とか色んな情報をアップしてQRコードをゲットせねばならない・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

ゲット!!・・・これで取り敢えずは飛行機には乗れる・・・はず(>_<)

あと上海に着いて今度はVISAの問題で入国出来なかったりしたら、今度は送り返されるのはここカンボジアではない。国籍を持つ日本なのである・・・

さようならカンボジア!!ちょっと泣けて来た・・・

カンボジアの皆さん、一年間本当にお世話になりましたm(_ _)m もう涙腺ボロボロです(涙) またコロナ終わったら帰って来ます!! 本当に本当にお世話になりました!

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

飛行機は私より前の席は満席!(◎_◎;)私は最後尾だったので一番後ろの席だった。
空いてる席に替わろうと思ったら出来ないと断られた!(◎_◎;)

きっと何かの理由で後ろの席は空けてあるのだろう・・・

なかなか飛び立たない(>_<)
きっと手続きが遅れている乗客を待っているのだろう。
機内食の販売が先に始まったので、ビールと卤肉饭を頼んだら先にビールが来た!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

飲みたいのはマウンテンマウンテンなのだが、まあ卤肉饭が来てから・・・と思ったら来る前にどうやら離陸するようだ・・・

非常用設備の説明を防護服でやられると改めてコロナ禍だなと思ってしまう・・・

離陸して平行飛行に入ると卤肉饭が運ばれて来て、久々の機内食を堪能!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

これは瀬戸内海を渡る連絡船のうどんと同じように、
別にこれ自身の味が絶品なのではなく、機内で食うから美味いのであって、
しかしこうしてこの環境で中国らしく冷えてないビールと一緒に食うと、
あれだけ飛行機に乗ってた自分は改めて1年ぶりに飛行機乗ってるんだなと実感して感慨深くなって来る・・・


上海に着いた!!気温は10度・・・寒い(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

入国のために並ぶ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

また厳重なチェックをやるのかと思ったら、出発前に登録したこのQRコードでパス!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

思うにこのコロナ禍によって、毎回入出国に書くいろんなカードが全てこのように全部QRコードになればどれだけ便利か・・・
と思ってたら外人の入境カードはやっぱり手書きで書き入れなければならないのね(>_<)

花の穴に綿棒を突っ込まれてPCR検査を行なって晴れて入国!!
昔は必須だった外国人用の指紋チェックは行われなかった。

入国するまでにかなり長い時間がかかったので、荷物のレーンは動いてなかった・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

荷物を取ったら上海居住者、近郊省居住者、そして私のように隔離後は北京とか遠い省へ向かう人間に分けられてバスを待つ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

この待合室に入る前にこのQRコードをスキャンして、必要事項を書き入れて自分用のQRコードをもらう・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月26日金曜日

それをパスポートに貼り付けて、その後は色んなところでこのQRコードをスキャンして手続きをする。
将来はパスポートもその情報をQRコード化していちいち写真ページを開かなくてもいいようになるのかなと近未来を想像・・・

バスが着いた!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

乗り込んで揺られること1時間!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

ホテルに着いた!!

ホテル自身が隔離されていて、一般客は立ち入り禁止。
防護服を着たスタッフが物々しく入り口に立っていて、
中国語で色々説明をした後に6人ずつ中に入れる。

中に入った人間から渡された書類に情報を書き込んで支払いをする・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

ってか4620元(約7万円)なんか持ち合わせておりまへんがな!(>_<)

支払いはWeChatアプリ、AliPayアプリなどを使って支払うか、中国の銀行カードを使って支払うしかないのだが、残念ながら1年に渡るカンボジアでのその日暮らしのせいでどれも残高はほぼゼロである(涙)

カウンターで交渉ちう〜

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日

「クレジットカードは使えませんか?」
使えません!!(>_<)
「ドルは使えませんか?」
使えません!!(>_<)

隣の乗客が「じゃあ私が両替してあげようか?」と名乗り出てくれたが、
実際にドルを渡すと、それが偽札ではないことを証明出来ないのでということで辞退(>_<)

真夜中なので誰かから送金してもらうわけにもいかず、
「明日会社から振り込んでもらうっつうことでダメなの?」
と泣きこむのだが、
「今日どうしても入金して貰わなければ困る」
と・・・

この担当者の物腰が非常に柔らかくて好感を持ったので私としても怒鳴り込んだりせず、ひたすら二人で「どうしよう」と困っていた・・・

「よし、じゃあ俺が立て替えようじゃないか!!人民元はいくらある?」

なんていい人なんだ!!
人民元残高をかき集めて3000元、残り1200元を立て替える代わりに、その担保として200ドルを置いて行け」

まあ両替としてはちょっと率は悪いけど、明日布衣から振り込んで貰えばそれで1200元払えば戻って来る。
まあこの人にしてもドル持ってたって困るだろう(笑)

「でも明日あなたはここにいるの?」
その質問に大袈裟にジェスチャーを交えながら彼はこう言った。

「いるに決まってるだろ?俺だってここに隔離だよ(笑)」

そうか・・・コロナで大変なのは乗客だけじゃないんだなと実感・・・
かくして部屋に入って今からここで14日隔離!!
その後は自宅にて14日・・・しかし私の自宅がある北京の院子は、その村に外国人の入村を禁止しているので入れない。
友人宅はその友人も隔離対象になるだろうから使えない・・・

はてさてどうなりますやら・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月25日木曜日


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2021年2月24日

カンボジア3度目の市内感染

え?まだ3回だけ?・・・と不思議に思う方の多いと思うが、
そうカンボジアはアジアでも有数のコロナ封じ込みが成功している国で、
2021年2月23日午前7:00現在のCovid-19の状況、
陽性者総数593人(うち女性109人)ってまだ総数で600人ですよ。

ちなみに死者はまだゼロです(凄い)

大部分は水際での発見、市内感染の前回はハンガリー外相が出国後に感染を確認されて、接触者が市内での買い物とかをした店は全て閉鎖されて従業員も徹底的に検査された。

あの巨大ショッピングモールのAEONも閉鎖されたんだから物凄い!(◎_◎;)

さて今回の市内感染は原因が面白い・・・というか笑い事にしたら怒られるけど、
実は隔離中の中国人がホテルのスタッフに金を握らせて脱出!!
そしてダイアモンド島という中国人がよく集まるお金持ちアイランドのクラブで遊んでて一気に感染が拡大したとか・・・(>_<)

いや〜隔離を脱出する事件は何度かあったけど、ホテルのスタッフが手引きしたっつうのは凄いな。

まあどっちにしろこの脱出した中国人は厳罰に処してもらいたいところだが、
カンボジアの凄いところは感染者の実名からパスポートナンバー、電話番号まで公開していることやな。

末吉覚さんの投稿 2021年2月23日火曜日
ご覧の通りほぼ中国人!!(◎_◎;)

そしてそれと接触した人間をトゥクトゥクの運転手まで広げて徹底的に調べる!!
そして検査して隔離!!(ここではさすがに実名は公表せんやろ)

これらの感染者の行った商店やらも封鎖し、
凄いのは感染者が出たコンドミニアムとかも強制的に封鎖!!

朝起きて仕事に行こうとしたら封鎖されてて出て行けんということになるわけで、
実際私の友人のアパートも封鎖。

まあここまでしてるから封じ込めてるんやろうけどな・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月23日火曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月23日火曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月23日火曜日


これらの場所には行ってないから明日の検査結果はおそらく陰性だと信じているが、もし陽性だったら毎日通っている全ての日本料理屋とかに多大な迷惑がかかる・・・

感染したとしたらこの検査会場やろ〜

PCR検査なう・・・長蛇の列(>_<)ほぼ全部中国人(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年2月22日月曜日

いくらなんでも密過ぎる上にほとんどが中国人(>_<)
陰性であることを願うぞ〜・・・

Posted by ファンキー末吉 at:15:38 | 固定リンク

2021年2月15日

タクローの思い出

私の知った情報の順に書いてゆくとこうなります。
まず私の知り合いの書き込み・・・
(個人情報は伏せております)

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カンボジアでゴミ拾いとして生計を立てている日本人のKさんですが、

結論から言うと、助けるなら、金銭的援助でなく、カンボジアの野宿生活支援の文脈で、助けるべきでしょう。

去年の8月末に、Kさんは、うちの店に来ました。

いわく、Kさんは、
・ベトナムから去年3月にツーリストビザで入国したけれど、足止めされた。
・帰国のお金がない
・大使館に帰国のお金を頼んだけれど断られた
・お金がないから、日本の知り合いに連絡したい
・スマホは持ってない
・英語は話せない

ということで困ってられてました

Kさんは、カンボジアから日本に電話する方法が分からないので、電話携帯電話を貸しました。

僕の電話でKさんは親戚や昔の雇用先に電話かけて、お金の送金を、頼み込んでました。でも、うまくいかなかったみたいです。

1週間ほど後、日本に電話をまたかけたいというので、Kさん、また店に来られました。僕は迷惑に感じてました。

そのときは、店に弟が一緒でした。

弟は事情を聞いて、なんとカンボジアから日本行きの航空券チケットと、Kさんの実家の九州まで帰るためのバス代を日本円でつけてプレゼントしました。

でも、Kさん、帰らなかったです。僕が一時帰国するのと同じ便のチケットを渡したので、すぐ分かりました。

Kさん、日本に戻りたくない理由があると思います。でも、本人はお金のため、日本に帰るためのお金が必要だと言うでしょう。

帰国を口実に援助しても、無駄金になります。

助けるなら、カンボジアのホームレスの自立支援の文脈でやらないと、助けたことにならないです。かなり難しいです。

余談ですが、Kさんは、ツーリストビザで入国しています。出国してもオーバーステイの罰金は、まだかかりません。

カンボジアでは、ツーリストビザで足止めされた外国人のために、オーバーステイの罰金が免除されているからです。

この免除措置が廃止される前に出ないと、面倒なことになります。

自分の投稿がすごくバズってしまって、正直、怖いです。。

Kさんに対する批判が集まって、炎上してしまうと、Kさんを追いつめる攻撃になります。弱っている人に批判するのは、まずいです。

この人が気に入らなくても、想像力をもって、スルーでお願いします

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして今日その本人の書き込みを発見!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カンボジアで路上生活中

【30万円必要です。】

私は日本人の観光客で、カンボジアにいます。
コロナがひどくなる前にカンボジアに来たのですが、コロナで封鎖され長期滞在する中で、現金・スマホ・パスポート等も全て盗まれました。

お恥ずかしい話、今回のカンボジア旅行で、盗難には4回もあってしまい、治安もさることながら、それ以上に自分の不注意・脇の甘さにも大いに問題があることは解ってます。まさに自業自得です。

1度目の盗難でスマホと現金$200を盗まれた際に大使館に2週間連続で毎日通いました。

2度目の盗難でパスポートと現金1万円ちょっとを盗まれた際に2日行きました。

しかし、大使館のルールで、チケット代等の金銭面での援助はできないことになってるのです。それは他国の大使館でも同じらしく、自分でチケット等は用意しないといけません。

スマホ(全て友達等の連絡先もこの中)を盗まれ、幼少時代に父は他界し、母は身体障害者、弟とは疎遠で、独身の私は日本に連絡する友達もごく僅かで、長期滞在で貯金も尽きており。用意出来ませんでした。

領事さんには散々手を尽くしてもらったのですが、手立てがありません。万策尽きました。

帰国する為のチケットやPCR検査等の諸費用として約15万円(現在、LCCはなく、さらに大阪もしくは成田から九州までの交通費なので、それぐらいかかってしまいます)

そして、帰国直後の1ヶ月間、次の仕事(まだ何も決まってませんが、日雇労働でもなんでもしようと思います)の収入があるまでの生活も必要なので、最低約30万円は必要になります。

これからの人生をまだ諦めたくないので、恥を承知で皆さんに協力をお願いしたいと思います。

電話番号カンボジア〇〇〇〇

パスポートや免許証、マイナンバー、キャッシュカードも同時に盗まれて手元にないので、こちらでお金を受け取るにはどうすればいいでしょうか?
合わせて教えて頂きたいです。

私は自業自得、自殺も考えました、路上生活、ツイッターで恥を晒しても生きて母国日本帰国を選びました。罵倒バカにされても、もう失うものありません。生きて恩返しする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は自分の考えで敢えてこの書き込みをスルーして、
今回書きたいのはこれを見て思い出した話・・・

もう20年以上前になるかなぁ・・・
北京でJazz屋という日本料理屋をオープンしてしばらく経ってからのこと・・・

そこの経営を任せていたYという男が笑いながらこんなことを言う・・・

「今日ねぇ、面白いヤツが来たんですよ。
タクローという日本人なんですけどね、
なんだか世界中バックパッカーで旅をしてるらしく、今日うちの店に来て
"腹へって死にそうなんです何か食べさせて下さい"
って言うんで、
"何か面白いこと言ってくれたら飯ぐらい食わせてやるよ"
って言ったらそれがとっても面白くて(笑)
よかったら明日も来るから会ってみます?」

面白いことが何より好きな私は喜び勇んでそいつに会ってみたら、これが面白い話が満載!!(笑)

何より面白かったのが、当時は携帯とかもない時代で、インターネットもやっと普及して来たぐらいの頃、彼が旅を終えて日本に帰国した時の話・・・

「実家に帰ったらね、実家がないんですよ!(◎_◎;)
いやね、あることはあるんですけど違う人が住んでるんですよ・・・」

まあオチとしては家族が引越しをしたのだが息子に知らせる術がない。

「おふくろも引っ越しするなら何で一報入れてくれないのかって話ですよ(>_<)」
と言うが、まあ世界中どの国にいるかわからん息子に、インターネットなどまだ使えない親が一報入れる術はないわのう・・・(笑)

その他、世界中での珍道中の話が面白くてついついいっぱい奢ってやったのを覚えている・・・

あと、世界中のバックパッカーが集まる安宿で、そんな連中がそこのパソコンでまた世界中の情報をそれぞれ交換してまた世界に散ってゆく・・・

そんなところのパソコンはまだ他言語に対応しておらず、日本語が打てないので全部が英文である。
タクローから来るメールも確かローマ字で打った読みにくいメールだったのを覚えてる(笑)

でも、「英語さえ出来れば世界中をこうして旅出来るんだなぁ」と当時中国語もままならなかった私は無性にタクローのことが羨ましかった記憶がある・・・


その後、私が日本にいる時に彼からメールが来た。

「おお、日本にいるのか?じゃあメシでも奢ってやるから出て来い!!」

確か原宿かどっかの回転寿司を奢ってやったような記憶がある。
当時私はFM COCOLOという放送局で番組を持ってて、面白いから彼をゲストに呼んだ。

そしてラジオの中での彼の発言・・・

「それでね、あんまり腹が減ったんで、スーパーで大福盗んで食べちゃったら捕まって警察に・・・」

私は不謹慎にも大笑いをしてしまったが、ディレクターは当然この部分をカット!!
まあそうやわなぁ・・・

その後連絡は取ってないけど、元気かなぁタクロー・・・
真っ当に生きてればいいのだけれども・・・

もしくはまだ世界を旅してたらホント尊敬するぞ!!(笑)


まあそんなこんなで、そんな若者が、携帯もTwitterもない中で、何とか旅を続けていた・・・
このKさんとやらも、どこかに飛び込んでメシ食わせてもらったり、働かせてもらったり、まあ何よりその私の知り合いからもらったチケットと金はどうしたんじゃろう・・・

「タクローだったらどうしたかな・・・」
そんなことを考えながら書き込みを読んでた次第であります・・・

まあカンボジアは北京と違って路上生活が出来るからな。
北京だったら冬はマイナス15度で凍死してしまう・・・(笑)

まあ携帯盗まれたと言いながら電話番号もあり、こうしてTwitterにUP出来てるんだから実際どうにでもなるでしょう。

タクロー、お前ならどうした?!!
これ見てたら久しぶりに連絡くれ〜

またメシぐらい奢ってやるぞ〜(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:17:31 | 固定リンク

2021年2月 3日

南の島にてVPN

勝山という男がいる・・・

全世界に居酒屋チェーンを展開しており、従業員を連れてハワイだとかボラカイ島だとかに慰安旅行に行ったりするらしいのだが、従業員曰く、
「でも勝山さんってビーチ行ってもずーっとiPadで映画見てるだけなんですよねぇ〜」

!(◎_◎;)・・・この天国みたいなところ(死んだことないから知らんけど)行って映画見てるん?・・・

と思ってバカにしてたのだが、ふと先日・・・

3ドル払ってプールでごろん〜 ああ海に行きたいのう・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月31日日曜日

プールサイドで映画を見始めると、これが結構楽しい・・・(笑)

よし!!南の島へ行ってごろんとして映画でも見ますか!!
と思ったものの、Amazonプライムで無料で見れるのは日本国内だけ!(>_<)

ところが広告とかでよく目にする「海外からAmazonプライム」とかをクリックしてみると、何のことはない「VPN」!!

VPNとはVirtual Private Networkの略で、
私なんかは中国にいる時に、中国が見れないようにしているYouTubeやFacebookなどに接続する時に使っていた。

(その辺はこちらに詳しく書かれている)

まあ言うならば、実際は中国にいるのに、直接日本のサーバーに接続することによって
「このコンピュータは日本にいますよ」
みたいにコンピュータを騙す(笑)システムである。

今回カンボジアから日本のAmazonプライム等日本限定のサービスに接続するためには、同様にコンピュータを直接日本のネットワークに繋いで、あたかも日本にいるようにすればそれで見れるようになる。

私は中国では長年12VPNというのを使っていたが、長らくカンボジアにいる間に契約が終了してしまっていた(>_<)

そういえば奥野竜太郎、通称小龍(シャオロン)がやっている「ワンコインVPN」っうのにも加入してたのう・・・
と思って調べるのだが、どうやって設定するのかをすっかり忘れてしまっている(>_<)

特にこれをパソコンにはインストールしたことがなかったので全くもってどのように設定したらいいのか皆目わからない・・・

夜中ではあったのだが小龍(シャオロン)に連絡して教えを乞う・・・
「昔のメール掘り返して調べてたんだけど、このメールのやり方で設定出来るの〜」

「これはもう使われてませんー。
今は完全自動化システムになってて、システムにも登録されてます。

まずはこちらをよくご覧ください(登録はされているので、新規登録のところは飛ばしてもらっても構いません)。
https://1coin.best/tutorial/tutorial.php

おお!!

「そして、ユーザセンター
https://gogo1coin.club
で、お持ちのIDとパスワードでログインしてください。

あとは接続設定方法
https://1cointutorial.xiaolongchakan.com/

に従って設定してください。」

おお!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日

まあこのアプリをインストールするのは順調に出来た!!
まあ言語がなぜか中国語になっているが、中国語なら理解出来るのでそのまま進む〜

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日
末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日

ところがこの段階でアプリが落ちてしまい、もう一度立ち上げようとしても立ち上がらない(>_<)

色々考えるに、インストールして作業しているうちにアップデートのダイアログが出て、それをクリックしてしまったからかも知れない・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日

MACを再起動したり、アプリを削除して入れ直したりしてもダメである。
Windowsと違ってMacは、アンインストールのアプリがなければ、アプリのアイコンをゴミ箱に捨てるだけという乱暴な方法でアンインストールするので、ライブラリーとかに前の設定が残ったままになっているためであろう・・・

optionキーを押しながら隠しファイルを表示させて怪しいやつを片っ端から削除するのだが、それでもダメ(>_<)

思えばこのようにちょびっとだけパソコンの知識があるがために、通常なら出会うはずのないこのようなトラブルと出会ってしまうのである(涙)

真夜中ではあるが小龍(シャオロン)にヘルプを求める・・・

しかし真夜中によく付き合ってくれるのう〜優しいのう〜・・・
まあ彼も経験したことないトラブルには職務上興味があるのだろう・・・

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日

指示通りAppCleanerというソフトをDLしてアプリを入れ直したら無事に設定完了!!

多くの接続ポイントの中から一番速度が速そうなところを選んで接続!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日

おお!!これでパソコンでも映画が見られる!!
今日から浜辺で映画三昧の予定であります!!!

末吉覚さんの投稿 2021年2月2日火曜日


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2021年1月23日

シェムリアップの山ん中の養蜂場

いや〜また遠くまで来たもんだ〜・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

シェムリアップ市街地から2時間はかかったかなぁ〜
この山に入るのは入山料が必要で、麓には検問場がある!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

山をどんどん登ると、お寺の前に参道があり、村のようになっている・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

参道口にはこんな像が〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

ここに蜂蜜と樹木から作る薬を売っている店がある・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

私をここまで連れて来てくれたのはここを営むご夫婦である。
更に車は奥へ進む・・・すると養蜂場がある。

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

奥にはいくつかの巣箱が〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

スタッフ二人が泊まり込みで巣箱を守っている(笑)


末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

巣箱には蜂がいっぱい〜

スタッフ達はこのふいごのようなものに火をくべる・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

これが何かは後々わかるとして、いよいよ蜂蜜の収穫!!!

当然ながら蜂がいっぱい!(◎_◎;)
実はこのふいご、煙を吹き付けて蜂を追い払うもんだったのね〜・・・

巣箱の上部にはこんな蜂の巣が〜・・・これは実は食べるものらしい!(◎_◎;)
日本では物凄く貴重なもんだとか・・・

「食べてみなはれ」と言うので食べたらむっちゃ美味い!(◎_◎;)

巣箱に縦に入っている棚みたいな、これが「巣」なのだが、そこから蜂の巣を削る・・・

そして何だろうと思ってたこの機械!!
実はこの棚みたいな「巣」から蜂蜜を遠心分離する機械だったのよねぇ〜


美味しい蜂蜜がいっぱい(でもないけど)取れました〜
・・・ってか労力の割にはそんなに量取れんのやな、大変やなというのが実感・・・

そして更に山奥に進むとまた別の巣箱が〜・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

ちなみにここの蜂蜜とさっきの蜂蜜は全く味が違う!(◎_◎;)
そりゃそうだ!!咲いてる花が違うので蜜が全然違って当たり前!!

蜂蜜はどの缶も味が同じだと思ったら大間違いなのね〜・・・

今日の収穫はここまで!!全ての巣箱が全部蜂蜜でいっぱいになっているわけではないので、こうして日々巣箱を見守りながら収穫出来るものから取ってゆく、なかなか根気がいる仕事だな、と関心・・・

写真

参道口まで降りてご夫婦と一緒にご飯〜
肉ばっか(笑)・・・でもねぇ〜心なしか街の料理より美味しいのよ〜これが村の魅力かな・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

というわけでまた2時間かけて市街地に戻って来て、実はシェムリアップ市街にもこのご夫婦のお店があります!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

私がかじった蜂の巣も売ってます〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

私もお土産にいくつか蜂蜜買って、シェムリアップでお世話になってるお店に配り歩いてます・・・

まずはかき氷やさん、Fresh Fruit Factory!!
ここの氷にはデフォルトで練乳が入っているのだが、それに更に蜂蜜!!
甘い!!甘い!!を解消するためにラム!!しかもカンポットで作られたカンポットラム!!

立派なフローズンカクテルやん!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

そして愛してやまない行きつけのメタルバーAtlantis!!

ここではまずモヒートのシロップ部分をこの蜂蜜にしてもらったけど、逆にこの蜂蜜の香りが強くてモヒートっぽくない!(◎_◎;)

そこで「他になんかシロップ使ってるカクテルないのん?」と聞くと
「ロングアイランドアイスティー」

!(◎_◎;)・・・この娘、この時間にワシを酔い潰れさせてどうすんの!!・・・と思ったが、この店モヒートは2ドル、ロングアイランドアイスティーでも3ドルなのよ(笑)

もう3杯飲んどるがな〜・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

あと、ラーメン屋YOKOHAMAと牛タン屋与作・・・ってどちらも別に蜂蜜は要らんやろうなぁ〜・・・

日本の皆さん〜これ日本で買ったらいくらぐらいする?
完全オーガニックでこちらで5ドル!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月23日土曜日

輸入販売したい方はこちらにご連絡下さい〜(笑)


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Posted by ファンキー末吉 at:21:08 | 固定リンク

2021年1月18日

カンボジアのサーカス最高!!

サーカスというよりは「雑技団」である。

こちら:Phare Circus

いやね、これがホンマに素晴らしい!!
写真撮るのも忘れるぐらいのクオリティーでした〜


話はちょっとそれるけど、ある飲食業界の人と食事に行った時、
私は「これ美味しいねぇ」と言ってぱくぱく食べてるけど、
そいつは料理を箸でつついたりして分析してる・・・

「メシ食う時ぐらい仕事忘れてそれを楽しめんのかい!!」
と笑ったが、
「じゃあ末吉さんは音楽聞く時どうなんですか?」
と聞かれてわかった。

若かりし頃「趣味」だった音楽はいつの間にやら「仕事」になってしまい、
飲む食うぐらいしか趣味のない何と「無趣味」な人生なのだろう・・・

いい音楽を聞くと、「この曲はどうしていいのか」ということを即座に分析して、メロディーとコード進行を符号化して頭の中のデータベースにしまい込む。

まあ「仕事」である。
だから「休みだ」となったら音楽など聞かない。
「仕事」になってしまうのだ。

映画音楽などやり始めて、なまじ中国でヒット映画などになってしまったので、とにかく勉強のために色んな映画を見なければならない。

当然ながら映画を見ながら「どんな時にどんな音楽を当てている」というのをずーっと分析している・・・

ところが映画音楽だけはどこかしら「趣味」の部分が残っているのだろう、もの凄くいい映画に当たった時には、気がついたらそんなこと考えずに最後まで感激して見ているのだ・・・

結局見終わって「どんな音楽だっけ?」・・・これこそが「いい映画」である(笑)


さて、このサーカスというか雑技団の音楽がそれに近かった。
最初のうちにはそのプロダクションの高さ、演奏力の素晴らしさ、「同期モノをどうやって使っているのだろう」とか分析をしてたのだが、最後には観客と一緒になって手拍子をしながら大いに楽しんでいる。

これこそがエンターテイメント!!!

まあ「どう素晴らしかったのか」ということは言葉で書くことは難しい。
無粋ではあるが自分が「分析」してた部分を書くしかなく、それで興味を持った方はコロナが明けたら是非足を運んで生で見て欲しい・・・

では無粋開始!!


サーカスなのだからピエロが出て来る。

まずこの映像の後に映っているバンドを見て欲しい。
西洋楽器であるドラム以外は全てカンボジアの民族楽器である。
メンバーは、ドラムと楊琴と木琴、そして笛とパーカッション他を演奏する4人。

他の楽曲ではシンセとかベースが入っていたので、きっと同期で音楽を流してそれに合わせて演奏してるのだろうが、ピエロのコーナーだけはピエロが客いじりをするため尺が決められないので全部生で演奏する。

動画の後半の方でその演奏が聞けるが、最初の部分はピエロがコミカルにバンドの演奏をやめさせてからこの動画に入っている。

このように演者の合図によって演奏をやめたり始めたりせねばならないので生演奏でなくては難しいのだろう・・・

それにしてもこのドラマーは凄い!!
というかドラムがこんなに「芸」を盛り上げることが出来るということが素晴らしい!!

コロナで長い間休演してての初日なので、この日は演者に失敗が目立ったが、ドラムのフィルなどでそれら全てが「盛り上げ」になっている!(◎_◎;)

私なんかも煽られて「頑張れ〜!!」というモードになってしまうのだ・・・

演目ごとに音楽が違っていて、この様な演目には幻想的な音楽を当てて来る・・・
(と言っても今動画を見てそれを思い出しただけで、実際はどんな音楽を当ててるかを聞く余裕がなく、ただただ雰囲気に呑まれてしまっているのだ)

そしてこのサーカスの素晴らしいところが、全体を通して1曲、つまり「メドレー」になっていて、途中にバラードっぽい曲も入ったりするけど(雰囲気に呑まれているのでどんなんか忘れたが)、全体的には「ダンスミュージック」として構成されている。

カンボジアの音楽はタイの音楽と同じようにむっちゃ楽しい音楽のジャンルがあるので、それをどんどん取り入れて、最後には観客一丸となって手拍子をして演目を盛り上げるのだ!!


客が裏打ちで掛け声を出したりするのもお国柄。
揉み手で頭打ちしか出来なかった日本人と違い、裏打ちが民族音楽にもあるからのう・・・
(もちろん表打ちで手拍子しか出来ない客もいるけれども・・・)

あと、やはりドラマーが素晴らしい!!
失敗した時にフィルを入れて盛り上げたり、
演者の動作に合わせてフィルを入れたりするのだが、
当然ながら演者の動作はリズムに合ってるわけではないので、それが何拍目の8分裏なのか16分裏なのか、アクセントを入れた瞬間に次に続くフィルを瞬時に構成してリズムに戻る。

ドラマーとして16分の全ての位置にアクセントが入れられる
(つまり16ビートのリズム感がある)
というレベルじゃないとこの演奏は無理なのである。

カーテンコールでは、バンドの中ではやはりこのドラマーが一番大きく紹介されていた。
この世界ではかなり大御所なのではと想像する・・・

最後にひとつだけわからなかったのは、これも非常に無粋であるのだが、
気がついたら最後の曲などはベースの音が入っているのだ・・・!(◎_◎;)

しかも演目のサイズがどう伸び縮みをするかわからないので同期は使えない。
ドラムのフィルでスタートしたりもするので、きっと陰で隠れてベースを弾いている人がいる?もしくはシンセで弾いている?・・・

だったらその人もカーテンコールで紹介するじゃろ?・・・

音響スタッフを二人紹介してたので、きっとその音響ブースでどちらかの人が音楽出したりついでにベースラインを弾いているのではと想像した。

いや、そんなことはどうでもいい!!・・・というぐらい素晴らしいエンターテイメントでした!!!!


聞くところによると、この団体はカンボジアの難民キャンプで結成されて、今では学校みたいになっているらしく、まあこれが一軍だとしたら二軍三軍の子供達が後ろで順番待ちをしているに違いない。

層の厚さを感じるぞ・・・

雑技団に関しては私も重慶雑技団の音楽を担当させて頂いてその音楽でグランプリを取ったことがある。

しかしその雑技団に比べて、このサーカス団は何が違うかと言うと・・・「明るい」のである。

中国の雑技団、人生の全てを演目に賭けて肉体を人間の限界まで改造して演ずる(今は違うかも知れんが)スーパー演技・・・
しかしどこか悲壮感というか悲しさがあった・・・

でもこのサーカス団にはそれがない!!(いや、見せないだけか?)

年中暑い国のお国柄かも知れないが、音楽とパフォーマンスが見事に明るく融合した素晴らしい演目になっていたと感じた。

これでVIP席20ドルは安い!!!!

聞くところによると、この団体の運営には年間80万USDが必要という話もあり、終演後に募金箱がステージに運ばれて来たが、ワシは迷わずもう10ドル入れたぞ!!

いや、合わせて30ドルでも安い!!日本で何たらサーカスとか見ると1万円ぐらい平気でするではないか!!
(見たことないから知らんけど)そんなレベルの出し物がこの値段で見れたということに私(の財布)はそれが一番びっくりした。

これぞ「芸能」!!この国が世界に誇るべき素晴らしい「文化」だと思うぞ!!

いや〜いいものを見た・・・


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Posted by ファンキー末吉 at:14:10 | 固定リンク

2021年1月 8日

カンボジア王国プノンペン

まあ異論はあるとは思いますが、プノンペンにはあんまし「観光スポット」というのはありません。

敢えて言えばキリングフィールドとか・・・


(この映像の中にレポートあり)

トゥール・スレン虐殺犯罪博物館っつうのもあるけど、結構ヘビーなのでまだ行ってない(>_<)

王宮とか色んなお寺もあるけど、観光好きじゃない私はあまり行ったことがない・・・

ところがこっちで暮らしてると「ナニコレ?」というB級スポットがあり、今回はウドンに行くついでにバイクで色々寄ってみた。

まず行く時に5号線沿いにモスクが多かったので、「これはきっと素敵なイスラム街があるに違いない!!」と思って探検!!

途中プノンペンの郊外まで来ると、モスクが多く立ち並び、イスラムの人々が目立って多くなって来る。 そんな中に北京に昔あった回民街みたいなムスリム通りが〜!(◎_◎;) 何か珍しいイスラム食でもないかと入ってみたが普通にカンボジアだった(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

別にそれと言って何があるわけなく次へ〜(笑)

ウドンからの帰り道は別のルートを通ったのだが、そこにはまあ別に何があるわけでもなく(笑)、トンレサップ河の向こうにウォーターパークとサファリがあると言うので橋を渡って行ってみた・・・

帰り道・・・何にもない広大な空き地の中にぽつんと作られたレジャー施設!(◎_◎;) サマーランドなのか?!サマーランドなのだな!! オープンはしてるものの客が誰もおらんので水が流れてないもよう・・・(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

コロナじゃなければ富裕層ターゲットに繁盛していたのかな?
高級ホテルもあり、ここを大リゾート地にしてゆこうという政府の意図が見え隠れする・・・

サファリも開店休業状態・・・

プノンペンサファリも開店休業状態〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

そこから地図を見ると・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日

メコン河の中洲であるダッチ島がすぐそこではないか!!

ダッチ島の話:内地に位置するプノンペンに島が?!(◎_◎;)

というわけでフェリーに乗ってトンレサップ河を渡る〜
ったって桟橋こんなんでフェリーもこんなん(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日

さようなら〜向こう岸・・・って乗客誰もおらん(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日

さてダッチ島に渡って、ブログに書かれているビーチリゾート(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年9月10日木曜日

には行かず、帰り道が楽であろうシルクアイランド

末吉覚さんの投稿 2020年9月10日木曜日

をちょっとだけ見て、反対岸のフェリーで向こう岸に渡る・・・
まあこれも同じような小さなフェリーなので写真を撮るのを忘れた(笑)

そしてこの前通った時に行きたかった「モーモーファーム」へ!!

フェリーに乗ってダッチ島に渡り、また向こう岸に渡って、道々牛などに挨拶をしつつ一度来ようと思ってたモーモーファーム!! ミルクの販売だけで牧場は見学させてくれないのな(>_<) またフェリー乗って帰る〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

千葉のマザー牧場みたいのを想像してたけど、残念ながら中には入れず・・・

と思ったらFacebookにコメントが・・・


Hisashi Koh Kubo
Moo Moo Farmは左側に通路があって、そこから、飼育されている子牛さんが見えますよ。
右側は、立ち入りダメになってます。
見張りは厳しくないので、中に入って見ましたが大人の牛乳取るための牛たちですね。


そうなのね(>_<)
右側に行こうとして止められたのよ〜(涙)

というわけで牛乳だけ飲んで帰りました〜
またこれがチーズとか乳製品売ってるわけでもなく牛乳だけ(笑)

まあここの牛乳はスーパーなんかでも売ってて美味しくて好きですけど・・・

というわけで旅は終わり!!(笑)
フェリーに乗ってプノンペン市街に帰りますが、
この路線は市街地のど真ん中に渡るので需要が多いのか、船も大きいし乗客も多い!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月8日金曜日

まあバイクならではの気ままな楽しい旅でしたぞ〜
ちょっと尻が痛くなったけど(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:13:04 | 固定リンク

2021年1月 7日

カンボジア王国カンダル州ウドン

ずーっと旅を続けたかったのだが、正月のおせちを食うためにちょっとだけプノンペンに帰って来ました〜

かと言って、9日にはファンキーはんと大村はんの配信があるのでまた遠出も出来ん・・・

ということで見つけたのがここ!!

いや〜元首都で「うどん」っつう名前は・・・(笑)

プノンペンから40kmぐらいだと言うので、バイクレンタル屋さん(もVISAも両替もなんでもやってる)のEMCさんに行って州境を越えられるバイクを借りて来た〜

前回シェムリアップで借りたバイクはGPSがついてて州を越えると警告が送られて来たのよね〜・・・

シェムリアップでバイクゲット!! 長距離も走れるちと大きいやつを地元の春香嬢が借りてくれました〜 これでツーリング廻れるな!! 念願のカンボジア全25州制覇もバイクなら楽しいぞ!!\(^o^)/ 問題は椅子にもなる便利なケースが乗らん(>_<) 抱えて走ってたが途中荷造りゴムをゲットしてもう完璧!! と思ったら春香嬢から・・・ レンタルバイクで州越え出来んのやと(涙) 心折れる元旦の午後(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

とりあえずうどんを食ってからということで森井屋へ〜

プノンペンから40kmのところに元首都でウドン(ឧដុង្គ)っつう街があるんやと!(◎_◎;) 英語表記ではOudong「おうどん」やん(笑) こりゃ香川県民としては行かないかんやろ!!というわけで EMC Motorbike Rental & Visa Service, Phnom Penhで州境越えられるバイクを借りて、 Japanese UDON BAR Moriiyaでうどん食ってから出発〜!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

出発〜・・・ってすぐにパンク!(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

ワシのクメール語がなかなか通じないのよ〜(>_<)
なんとか身振り手振りで修理!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

チューブ交換して25000リエル!!約600円!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

満を辞して出発〜!
途中色々寄り道はしたけれどもそれはまた「プノンペン篇」で書くとして、
実は私も昔はライダーとして日本中バイクで走り回ってたのですが、それも今は昔・・・

40kmってケツが痛いのよ〜(涙)

一応予定は未定でどうなるかわからんのでフル装備持って行ったパソコンリュックが、若い頃とは違って体重が1.5倍に増えてる上に乗っかって全部ケツに来るのな(>_<)

というわけでリュックを降ろしてバッグの上に置いてやっとこさ辿り着いた〜

とりあえずឧដុង្គ(うどん)に着いた〜ひらがなで書くとますます「うどん」(笑) 知らない街ではまず一番大きな市場に行けというのが末吉カンボジア旅の鉄則なのでផ្សារឧដុង្គ(うどん市場)!! 当たり前ですがうどんは売ってません(笑) 時間のせいかコロナのせいか中はほとんど閉まってる(>_<) ゲストハウスを検索するとこの街では5軒!(◎_◎;) はてさてまずは宿に落ち着きましょう〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

この街にゲストハウスは5軒しかないということで、ここから近いこのホテルに決定!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

クーラーも付いてこれで5万リエル(1300円ぐらい)ならまあまあかな・・・
クーラーあんまし効かんかったけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

お隣の様子・・・のどかです〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

このホテルのご家族のリビングは外にあるのな!(◎_◎;)
さすが南国・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

意味不明のネーミング(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

このまま探検に行こうかと思ってたら、
尻が痛くてごろんとしてたうちに寝てしまった(>_<)

夜は何にもない!(◎_◎;)

慣れないバイクの旅で疲れたのかメシも食わずに爆睡してしまったら夜のうどんは何もない!(◎_◎;) 昇りつつある半月が不気味です・・・ 二度寝して早起きして「うどん山」を目指すのです!!クメール語で「プノムうどん」、英語読みで「おうどんマウンテン」日本人じゃなければ普通に聴こえるのか?(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

というわけで「うどん山」を目指す!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日

麓まで来ると何やら出店がいっぱいあるところに来たが、見ればマウンテンバイクのご一行が〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

クメール語で登り道を聞くのだが通じず(>_<)

見るに見かねたお店のおじいさんが案内してくれた・・・(通じてるやん(笑))

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

ここだよ、と・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

ってむっちゃ階段!!(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

ふうふう言いながらてっぺんまで登ると・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

立派なお寺が〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

象がいるあたりやはり日本の仏教とは違うなぁ、と・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

ここから見下ろす景色は絶景〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

朝日〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月5日火曜日

リスもおります〜

またふうふう言いながら麓まで降りて、市場まで行ったらこんなんが!(◎_◎;)

いや〜凄いこと考える人もいたんやなぁ〜ということで帰路につきます〜

途中の池から臨むプノンペン〜やっぱ都会やなぁ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月7日木曜日
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Posted by ファンキー末吉 at:11:17 | 固定リンク

2021年1月 4日

カンボジア王国コンポンチャム州コンポンチャム

前号の続き・・・

旅の達人のご一行・・・「じゃあ朝ごはんでも食べましょう」ということになり、メコン河にかかる竹橋が臨めるレストランへ〜・・・

ってナニコレ?!(◎_◎;)

メコン河にかかる竹橋ハンパない!(◎_◎;) もちろん渡る!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

ペン島って島というよりは河の中に出来た中洲みたいなところにもレストランがあるということで一行は橋を渡ることに〜

渡ると数々のオシャレな(笑)レストランが〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

その中のひとつで朝ごはん〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

風が強くて肌寒いのよ〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

帰りに分かったのだが、竹橋の真ん中が盛り上がっているのは船が通るためなのね!(◎_◎;)

じゃあプノンペンまで帰りましょうか〜・・・と車に乗り込んだのだが寄り道!!(笑)

Wat Angkor Bachey Templeという遺跡・・・というかそこに作られたお寺の一部のこのメリーゴーランドのような仏像群が素敵!!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月3日日曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月3日日曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

そして次が圧巻!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

男山と女山と呼ばれる、これもお寺なのだが、空模様がこんなだからそれに溶け込んで絵面が凄いな!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月3日日曜日

お寺なので仏像もあります!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

ネコもいます(笑)

写真

サルも(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

そして最後に廻ったのがフランス塔という塔

末吉覚さんの投稿 2021年1月3日日曜日

この中は空洞で上まで登れるようにはなっているのだが・・・ちと危険(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月3日日曜日

というわけでここからプノンペンに帰るのだが、
おそるべきことにこれら名所を西村さんは地図を見ることなく車で案内するのな!(◎_◎;)

「ファンキーさん〜カンボジア全25州全部周りませんか?そんな日本人なかなかいませんよ」
と私を煽っておきながら、
「ここにおるやん!!」
というカンボジアを知り尽くした日本人なのでした〜・・・

いや〜旅の達人とご一緒させてもらって、普通にふらっと行ったのでは見ることの出来なかったものをいっぱい見せてもらいました!!

またどこかに仕事で行く時には是非また便乗させて頂きたいと思います〜


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Posted by ファンキー末吉 at:05:36 | 固定リンク

2021年1月 3日

シェムリアップ州〜カンポントム州〜カンポンチャム州

ケップからタクシーに乗ってシェムリアップまで行って、そこで西村旦那様と合流〜

この西村ご夫妻はどちらも旅行関係の仕事をやっていて、特に旦那様の方はカンボジア観光省の広報の仕事もやってらっしゃるという「旅」のプロフェッショナルである。

そんな人に
「カンポンチャムまで行きますけど一緒に行きます?」
と言われたら「ノー」と言う選択肢はない!!(キッパリ)

西村さんの運転する車にお邪魔して同行旅〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

途中「カンポンクデイ」の石橋〜実はまだシェムリアップ州です・・・旅は長い(>_<)

西村家の車に便乗させてもらってカンポンチャムへ向かふ〜 途中カンポンクデイの石橋を見る〜 いや〜ここの国の人無駄に美しいもん作るよなぁ・・・橋なんやから渡ればええやんじゃないところが素晴らしい!! 土産物屋でついついまた末吉家の守り神「ハッピーブッダ」を買ってしまった(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

ようやく着いた〜・・・と思ったらまだまだ経由地・・・

途中カンポントムにてランチ〜 日本人夫婦が経営する素敵なホテルレストランです〜 また来ないかんな〜・・・ ってか野良馬!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

この素敵なホテルを経営なさってるYAGIさんMARIご夫婦、
「じゃあ今からカンポンチャムまで一緒に行きますか?」
で、そのまま車に同行!(◎_◎;)

いや〜旅のプロフェッショナルは行動が早い!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

(写真はカンポンチャムに着いてからのもの)

一行が向かったのはカンポンチャムのメコン河沿いにあるむっちゃオシャレなホテルリゾート!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

そう言えば西村さんとて遊びで旅をしてるわけではない。
ちゃんと観光省の広報のお仕事としてここにリサーチに来たのだな、と納得・・・

それにしても竹を素材に使ってコンセプトにして、ヨガ教室とコラボしたリゾートホテル・・・
こんなん中国でも見たことないぞ!(◎_◎;)

ここに泊まるのか・・・と思ったら一行はカンポンチャム市街へと向かふ〜

途中この近所の遺跡とお寺〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

なんでフルーツ?(笑)

お坊さんが修行してました・・・

そしてカンポンチャム市街に着いてホテル探し!!
「ブッキングドットコムで調べましょうか」
と言うと、
「そんな高いところには泊まりません」
と・・・!(◎_◎;)

旅のプロフェッショナルはその場でクメール語で値段交渉!(◎_◎;)
皆さんクメール語が達者でびっくり!!

結局この豪勢なホテルが15ドル!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日
末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

荷物を部屋に放り込んで、ホテル屋上の展望レストランで食事と思ったら満席!(◎_◎;)
仕方がないので降りて、隣のレストランもほぼ満席!(◎_◎;)

ちょっと待って席を作ってもらって乾杯!!

Kampongcham!!!! - Spherical Image - RICOH THETA

なんかコロナとは思えない街の活気・・・
どうしてなのかご一行はこう分析する・・・

この街はプノンペンから近いので、東京で言うと横浜のようなニュアンスがある。
コロナでプノンペンの大学は休校したり、学生や、プノンペンから引き揚げて来た人たちがこの街をプノンペンのように都会で住みやすい街にしようとしている、と・・・

食事の後に、車でちょっと街を探索・・・
夜なのでもう店とかは閉まっているけれども、確かにオシャレな街並み、そしてこんなスカイバーがあったので一杯!!

Skybar - Spherical Image - RICOH THETA

ここも結構お客さんがいて、コロナ禍のプノンペンなんかよりもはるかに活気があると感じた・・・

翌朝、メコン河の向こうから昇る朝日!!

メコン河の向こうから昇る朝日!!@カンポンチャムのホテル 個人的にはこの水上生活のおうちが気になる・・・ホームステイ出来んもんか(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

残念ながらご一行は8時集合でプノンペンに帰るので、チャンスがあったらまたこの辺にもゆっくり来たいと思う・・・


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Posted by ファンキー末吉 at:08:09 | 固定リンク

カンボジア王国ケップ州ケップ

ケップはカンボジアで私が一番好きな街である。

今回はこの記事を読んで、是非列車で行きたいと思い立った・・・
まずは切符の購入!!

プノンペンに帰って来てさっそく次の旅の準備〜 今度は列車に乗るのよ〜 って切符買いに来てみたら駅ここなん?!(◎_◎;) 時々前は通ってたけど地味すぎて全くわからんかった(笑) 週末しか運行してないというカンボジアの鉄道旅〜楽しみです!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

ゲットした切符がこんなん〜!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

こんなミスプリみたいな切符でちゃんと乗れるんかと思いつつ当日!!

さてと、早起きしてプノンペン駅〜 駅にモールが出来て色々レストランも入ると書いてあるがなかなかやろ〜(笑) 現状は外の屋台で食うのみ!! 旅のお供はラタナキリで買った水筒〜やっぱ暖かいお茶に限るな・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

一応時刻表らしきものも〜

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

列車ってこれ?一両だけなん!(◎_◎;)・・・(笑) でも中はなかなか快適やぞ〜 トイレもあるし〜ってアジア式ウォシュレット付きって凄いな!(◎_◎;) ・・・ってか何でお前がおるん?! 彼女出来たん?オックスフォード出よ才女?・・・お嬢さんこいつだけはやめときなはれ!!金にならん(>_<)!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

はい、というわけでタカシとタカシの彼女も同行旅!!

線路は続くよ〜どこまでも〜ってシアヌークビルまでしか続かんけど(笑) ちゃんと車掌さんもいます〜 乗客は富裕層と外人が多い気がするけどなんでやろ・・・バスより列車が安いぞ?・・・ こちらの人もインド人のように手で飯を食ったりするけど、タカシに食わせてると餌付けやな(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

途中停車駅のタケオ!!!

タケオ駅なう〜日本人の名前みたいやけど正しくはតាកែវタカエゥみたいな発音。 週末しか列車走ってないけど駅には売店やカフェまで・・・ ちなみにタラップは手動で階段を引き出す(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

タケオ駅には売店やら何やらでわさわさしてたので期待してたのだが、ケップ駅には何もなかった(>_<)

ケップ駅カラフルなだけで何もないんですけど(>_<) しかもビーチから遠い(>_<) トゥクトゥクもほとんどいない(>_<) しゃーないなぁ〜・・・(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

数少ないトゥクトゥクをタカシにゲットさせ、10ドル払って30分、やっとケップの浜辺に着いた〜!!!

いや〜やっとビーチまで着いて、タカシがホテル探してる間に彼女がビーチ沿の場所取ってくれて昼食まで〜しかも自分の金で(涙) お隣カンポットは胡椒の名産地、それを使って採れたてのイカと炒める!!この汁がむっちゃ美味いのよね〜(涙) それにしてもこんな人がおるケップ初めて見た!(◎_◎;)日曜日やからか・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

ちなみに、ここの「海の家」みたいな場所取りは、その向かいのレストランの「縄張り」みたいになってて、そこの料理を頼めば場所代は無料になる。

色々自腹で料理頼んで出来た彼女やなぁ〜と思ってたら、結局お勘定は最後にまとめて払うシステムで結局ワシ(>_<)

とりあえず海へ〜やっぱ海は癒されるのう・・・(涙)

海だ〜!!\(^o^)/ 我は海の子瀬戸内の〜やからな、湖も川もええけどやっぱ全然違う!!(涙) 七輪担いでイカ売りに来るのがええな、獲れたてぷりんぷりんでむっちゃ美味い!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

浜辺も相当癒されます!!!

ナニコレ?カンボジア民謡同好会?海の家お隣ではカラオケでカンボジア民謡盛り上がってるし〜 いやむっちゃ合うっつかカンボジアやから合うのは当たり前やけど酔うわ〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月26日土曜日

夜は定番のクラブマーケット横のレストラン!!

クラブマーケット辺りは夕陽を見ながら飲めるレストランばかり!! なんでこいつと夕陽を見ないかんのかという問題は置いといて、ケップ名物の蟹は食ったしその汁をパンにつけて食うたしそれを肴に白ワインも飲んだし、もうケップでするべきことは全部終わったの!!(笑) とりあえずは今日はこてん〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月27日日曜日

朝は早起きしてクラブマーケット!!

朝はやっぱクラブマーケット行って新鮮な海産物を召さないかんやろ〜 しゃーないなぁ〜・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月27日日曜日

旅なので朝からビール!!!

買った海産物はそのままお好みの料理方で料理してくれます〜って薪!(◎_◎;)・・・魚のバーベキューにも惹かれるけど、タカシお前いくらなんでも頼み過ぎやろ!(>_<) しゃーないなぁ〜・・・朝ビール健康法!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月27日日曜日

食ったら船をチャーターしてお向かいのラビット島へ〜

この船代は昔は確かひとり10ドルとか8ドルとかそんな勘定の仕方だったと記憶してるが、今では1隻25ドル!(◎_◎;)
人数が集まればこっちの方が安いし、何より貸し切りなので時間をこちらが指定出来る!!

とりあえず16時に帰るということで島でまったり・・・っつうか何もないのでまったりするしかない(笑)

しゃーないなぁ〜・・・お向かいのラビット島にでも渡りますか・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月27日日曜日

島にはもちろん道路などはなく、獣道みたいな道をちょっと歩けば島外れのビーチに・・・
いや〜「世界の果て」感満載!!


ジャングルを抜けて島の外れのビーチ・・・日本から見たら世界の果てやろうなぁ(笑)
ここまで来れば海の透明度が凄いな・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月27日日曜日

その夜もお約束のクラブマーケットの横のレストランで蟹を食い、翌朝タカシが帰ったのを見計らって(笑)、お気に入りのカフェ!!

タカシ達も帰ったのでやっとゆっくりとお気に入りのカフェで〜 フランスの植民地だった割にはフレンチトーストを置いてる店が少ないのよね〜 しかしここはフランス!(行ったことないから知らんけど) 白人率高し!!現在私以外全員白人です〜 みんなフランス人やで絶対!!(知らんけど)

末吉覚さんの投稿 2020年12月28日月曜日

いや〜毎食蟹とイカと海老ばっかでフレンチトーストがとても新鮮〜(涙)

さて、今回の旅は元々タカシのためにセットアップしたわけではない!!(アタリマエ)
実は年末休暇を利用して、時々お子さんを預かったりしてた西村家の奥様がケップに来るということで、私だけが列車に乗りたいために先にケップ入りしてたわけです。
(列車は現在週末しか運行してない)

夕陽を眺めながら高級レストランでお食事!!

プノンペンからお客さんが来たので「俺のケップ」を案内します〜 昨日、一昨日のルートをまた辿ることになるのだが、ひとつだけ違うのが、タカシがおらんなって食事が豪勢になります〜(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月29日火曜日

翌朝はまたクラブマーケット!!

朝ビールダイエット!! 一昨日はタカシに「蟹はペッパー炒めやで!!」と言ってたのに塩茹でにされたので、今日はリベンジ!! ឆា:炒める、និង:〜と、〜を使って、ម្រេច:胡椒、で見事に通じました〜\(^o^)/ 注文受けたら薪割りから始まります〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月29日火曜日

そしてラビット島〜!!

再びラビット島へ〜 蛇もいます!!大きな蜂も・・・猿も!!(猿はケップ) ちなみにこうめい君は海は初めて〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月29日火曜日

まあこの行程をタカシと共にリハーサルしてたようなもんですな(笑)

その後ケップに帰ってまた夕陽を見ながらお食事〜
実はケップのはるか向こう岸に大陸のように見えるのはベトナムが実効支配しているフーコック島!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月2日土曜日

タカシは「あの島は元々カンボジアの領土だ!!」と主張していたのでこんな書き方をしたけど、このカンボジア領土の食い込むように位置するベトナムの島には、前回は陸路で国境越えしてハティエンに入り、そこから船で大きく引き返すような形でフーコック島に渡った。

直で入る船がないのと、入出国のシステムがないのでそうするしかないのだが、噂によると中国資本により、直でフーコック島に渡れる船便がオープンするらしい・・・

そうなればケップとフーコック島がセットになって便利やなぁ〜コロナが早く収まらんかのう・・・

さて一緒に旅をしたシェムリアップ在住春香嬢が
「元旦はアンコールワットで初日の出を見る」
と言うのでみんなで一緒に行くことにした・・・

ご一行は今からシェムリアップに行ってアンコール遺跡で初日の出を見るんですと!(◎_◎;) しゃーないなぁ〜・・・クイティアウ(カンボジアの米の麺)食ったら同行しますか〜・・・ってプノンペン通り越して8時間半!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月30日水曜日

時間軸は前後するが、こちらに続く〜


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2021年1月 2日

2021年 Don't Let The Sun Goes Down

中国もカンボジアも「正月」は別に一日だけの「休日」でしかないので、初日の出を見にシェムリアップに来たのだが、別にだからどうと言って「普通の休日」である。

大晦日のパブストリートはそれなりに盛り上がっている・・・

ふう〜・・・遠かったぁ(>_<...

末吉覚さんの投稿 2020年12月31日木曜日

カウントダウンはこんなん・・・

さすがカンボジア最大のパブストリート!!三密どころか狂乱のカウントダウン!(◎_◎;) まあこの国では一応市内感染はゼロやからなぁ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月31日木曜日

まあ「正月気分」と言うには程遠い(笑)

ちょっと仮眠してアンコールワットに初日の出を見に・・・

アンコールワット遺跡にて初日の出待ち〜 チケット売り場に日本人多し!! 日本人の土着信仰やからなぁ〜こちらで住んでたら行くやろな(笑) チケットは顔写真入り!!(◎_◎;) メインスポットには撮影者多し!! いや、こっちでおったら来るやろな(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月31日木曜日

ビール飲んで景気付け(笑)

朝ビール開運法!! いや〜今年はええ年になるでぇ〜絶対!!知らんけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月31日木曜日

まあこれで正月は終わり!!
バイクをゲットしたのでカンボジア全25州を全部ツーリングで廻るか!!
・・・と「今年の目標(っつうかあと2ヶ月しかこの国にはおらんが)」みたいなマネをしてみたが、レンタルバイクでは州を跨げないということで挫折(>_<)

シェムリアップでバイクゲット!! 長距離も走れるちと大きいやつを地元の春香嬢が借りてくれました〜 これでツーリング廻れるな!! 念願のカンボジア全25州制覇もバイクなら楽しいぞ!!\(^o^)/ 問題は椅子にもなる便利なケースが乗らん(>_<) 抱えて走ってたが途中荷造りゴムをゲットしてもう完璧!! と思ったら春香嬢から・・・ レンタルバイクで州越え出来んのやと(涙) 心折れる元旦の午後(>_<)

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

凄いなぁ〜レンタルバイクにはGPSがついてて州を跨いだ瞬間に借主に警告の電話が来るのかぁ!(◎_◎;)
・・・と思いながらその辺の路上でメシ!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

これが「おせち」じゃないから正月気分が出ないのな(笑)

まあ全く正月気分を味わいたい欲求もないのでそのままシェムリアップに帰って来たのだが・・・

バイクを手配してくれた春香嬢に誘われてメシ!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

これがまたトルコ料理なので全く正月気分もなく(笑)、春香嬢が場末のバーストリートに連れてってくれたのだが、そこがまた場末で(笑)・・・

そんな中で
「じゃあ日本人の親娘がやってるメタルバーがあるんですけど行ってみませんか」
とキタ!(◎_◎;)

そんなんあるん?・・・とばかりに二人で向かうが、シャッターが閉まってて休日(>_<)

ところが店を閉めて帰ろうとしていた日本人の親子が、私たちに気づいて話しかけて来て、帰ろうとしてたトゥクトゥクをキャンセルしてわざわざ店を開けてくれた!(◎_◎;)

おお!!なかなかオシャレな店ではないか・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

METAL&ROCK RESTAURANT(笑)

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

でも店の内装でちょっと引っ掛かったのが・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

ところ狭しと貼られたメタルのポスターの下に座敷?・・・
この雰囲気ってなんか新宿二丁目っぽい・・・

とか思ってたのだが思い出した!!「新宿ライブインムラサキ」?!!

あったなぁ〜そんなメタル居酒屋・・・確かライブもやってたんやなぁ・・・
潰れたけど(>_<)

いや〜そんなロック好きど真ん中みたいな店、商業的に成功せんで(笑)

超大都会の東京でも成功せんのに、こんなアジアの片隅のしかも首都ではないシェムリアップ の場末のバーストリート(笑)でこんな店をやってる親娘がこの方々!!

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

いや〜マジで尊敬するわ〜m(_ _)m

お母さんのロック好きが転じて娘さんがロック好きにと想像してるが、
色々曲をかけてもらうとこれがコア!!

バイオリンやバンジョーが入ってる「フォークメタル」とか、「パイレーツメタル」とか、ジャンル名でもう全くわけがわからん!!(笑)

この雰囲気・・・やっぱ新宿二丁目辺りにあったなぁ・・・
朝までやってるロックバー・・・歌舞伎町にはメタルしかかからんメタルバーもあったなぁ・・・

末吉覚さんの投稿 2021年1月1日金曜日

シビレるなぁ〜このセリフ・・・

数々のロックファンが、こうしてロックを愛する者だけが集える空間を作っては潰れ、数々のミュージシャン(私を含む)がその空間に身を浸して夢を描く・・・

まるでMetalを愛して、それと共に生きて、その屍を乗り越えてまた次の者がその魂を継いでゆく・・・
だからMetalは不滅なんだよ、と・・・

私はたまたま商業的に成功したからいいようなものの、そんなバーやそんなロック好きのほとんどが玉砕し、夢は砕け散って「青春」という「パンドラの箱」にしまわれる・・・

「それを開けたらまた貧乏に逆戻りだよ」
そう自分に言い聞かせて、会社での地位も上がり、子供も手が離れて、結局またその箱を開けてはバンドなりをまた始めたり・・・

確かに店自体は潰れても、ロックは決して死んでない。
確かに「NEVER DIE」なのである。

おそるおそるX.Y.Z.→Aの曲をかけてみる・・・

これプノンペンのガールズバーで大音量で聞くとお姉ちゃん達ドン引きすんのよなぁ(笑)

いや、二井原の・・・というか橘高のギターによるものが大きいかな、そのメタルサウンドと、それに煽られてツーバスを踏みまくるこのドラマー(笑)

・・・それがこの店の空気に溶け込んで生き生きとして聞こえるのよねぇ・・・(涙)

このビデオには過去の色んな映像が挿入されているが、色んなことを思い出して涙が出て来た・・・

アメリカ行ったなぁ・・・ライブもやったなぁ・・・
XYZっつう同じ名前のLAのバンドのメンバーが見に来てて、「俺のバンド名使うな!!金よこせ!!」と告訴されかかって、拙い英語のメールで応戦して命がけで退けたりしたなぁ・・・

100本ツアーや、全県ツアーや、金にもならんのに命がけでやってたなぁ・・・(笑)

私が一番思い出す・・・というか忘れてはいけない再確認みたいなことが、
「自分は何なのか」
ということである。

当時中国でスタジオミュージシャンとして一番売れてて、
中国のヒットチャートの半分は自分のドラムであるような時代もあった。

そんな中で、ギャラより高い飛行機代を出してなぜわざわざ日本まで飛んで、金にもならんライブやって・・・(笑)

決して多くのファンに支持されているバンドではない。
・・・ていうかそういう「音楽」ではない。

メタルなのだ!!・・・メタルを愛する人だけが聞く音楽なのだ・・・それを好き好んでやっているのだ・・・

小さなライブハウスの中でドラムを叩く・・・
ほんの数十人、多くて数百人の人だけが拳を挙げる・・・

二井原が歌う、「Don't Let The Sun Goes Down」・・・
私はいつもこう思って来た・・・

「俺たちはこいつらの太陽なんだ」と・・・

ラウドネスを愛し、筋肉少女帯を愛し、そして爆風スランプなど日本のロックを愛し、「青春」をどこかに置き忘れた人たちが、また「パンドラの箱」を開けて俺たちと一緒にツアーを廻る・・・

「この太陽(つまり俺たち)を沈ませてはいかん!!」
俺は死なない!!Never Die!!
そう思うから今日も俺は命懸けでツーバスを踏む!!

ヤツらの「太陽」はこんなところで挫けはしない!!
「もう無理だ!!」と思っても挫けない!!
死ぬ気でドラム叩いて、いつでも輝き続けて、その光で彼らを照らし続けていきたい・・・

そう思って中国から日本に飛んで来てた。

もしその数少ないファンがいなかったら、
私はスタジオミュージシャンとして、そして日本では「元有名人'」としてその一生を終えてただろう。

私が死んだ時、日本の新聞はこう書くに違いない。
「元爆風スランプのドラマー死去」

俺が生きて来て死んだ意義ってたかだかそれ?(笑)・・・

私が死んだら中国では墓跡にこう刻まれるだろう・・・
「中国ロックを愛し、中国ロックと共に生きた男、ここに眠る」

日本なんて捨ててもよかった。
あんな国、くそっくらえだといつも思う。

でもX.Y.Z.→Aがあるから、そのファンがいるから、俺は死ぬまでこのバンドをやるだろうし、このバンドをやり限り俺は「ロックドラマー」として生きてゆける・・・

こんなことを言うとまた爆風ファンに炎上するかも知れないけど、
X.Y.Z.→Aは私の「終の住処」なのである。

土方歳三が、ただ武士に憧れたただの田舎の百姓が、
ただひたすら愛する新撰組を守って生きて来て、
最後には幕府軍の最高司令官まで登り詰めて、
そして最後にはひとり馬に乗って敵陣に乗り込んで死ぬことになる・・・

「何者だ!!名を名乗れ!!」
それに対して彼は「幕府軍最高司令官」とは言わなかった。;
「新選組副長!!土方歳三ここにあり!!」
と言って死んでいった・・・

最後の「武士」である・・・

もし私が死んだら・・・
中国では私が録音した数々のロックの名曲が流されるだろう・・・
日本では?・・・

Runnerが流されるのが日本人には一番ピンと来るに違いないが、
私としては是非この曲を流してみんなで拳を挙げて欲しい!!

そんなことを考えながらこの店で酒を飲んだ・・・

人生は素晴らしい!!
人生は美しい!!
人生は光り輝いている!!

そう、人生こそが「太陽」なのである!!

アジアのほんの片隅のこんな国(失礼)の、首都でもない小さな街(失礼)の、場末のバーストリート(失礼)の片隅で、メタルを愛し、メタルと共に生きる親娘と会った。

この店は私の「太陽」となった。
あと2ヶ月しかこの国にはいないけど、またきっとその「太陽」を拝みに来る。

それまでずーっと潰れないで欲しい・・・
「Don't Let The Sun Goes Down」

昇った太陽を沈ませないことがどれだけ大変か、こうしてオープンした素敵なバーを維持することがどれだけ大変かを私は知っている。

挫けずに踏ん張って、本当に愛するものを守り続けていって欲しい・・・

それこそが「ロック」なんだと私は思うぞ・・・


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2020年12月25日

カンボジア王国バッタンバン州バッタンバン2日目

さて翌日、バッタンバンは鴨が有名ということでソカ君に連れてってもらった・・・
こんな店、地元の友達がおらなまず行くことはないなぁ〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

豪快な包丁さばき!!

私は鴨のクイティァオ(カンボジアの米麺!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

ソカ君は鴨ライス!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

美味しそうなので追加してダブル!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

ここで和佐田の名言を〜
「みんななぁ〜俺がカレーとうどん頼んだらダブル炭水化物やどうのこうの言うけどなぁ〜うどんはスープや!!味噌汁にそうめん入ってるようなもんや!!」

ベトナムからハッピーブッダさん〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

中国から関羽さん〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

遠いところまでご苦労様でございますm(_ _)m

さてこの日の観光はまずSamraong Knong!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

ここにも虐殺の爪痕は残されてます。

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

壁画で描かれている・・・

博物館も・・・

そして次はEkphnom Pagoda!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

壁画も素晴らしい!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

全景・・・360度画像で見れるかな?

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

仏像いっぱい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

その奥にはクメールルージュによって破壊されたお寺が・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

崩れないように木で補強してあります・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

中にはお参り出来る場所も・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

信じるものを全否定されて壊される(もしくは壊さされる)ってどんな気持ちやったんやろ・・・とか思ってしまいます・・・

さて、ソカ君が非常に優秀と言うか、むっちゃ効率良く駆け足で全ての観光地を廻ってくれたわけですが、その道々で色んなところにも立ち寄ってくれました〜

グラグラ揺れてむっちゃ怖い吊り橋〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

そこから眺めるのどかな景色〜

キノコの養殖場〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

カンボジア独特の発酵食品のプロホックの製造場〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

奈良漬みたいなもんか?

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

これが匂いが強烈!!(>_<)

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

ぶどう園〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日


ここではバッタンバンワインやバッタンバンブランデーVSOPが売られている!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

財布と相談してブランデーは諦めたけど、バッタンバンワインを買っていきました〜
お味は?・・・まあまあかな(笑)


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Posted by ファンキー末吉 at:06:28 | 固定リンク

2020年12月24日

カンボジア王国バッタンバン州バッタンバン初日

カンボジア最西北端のポイペトをあとにして、お隣のバッタンバン!!

「プノンペンはビジネスの街、シェムリアップは観光都市。バッタンバンには本当のカンボジアがある」
という言葉があるらしい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

街の入り口にはこの像があるのだが、
この何たら将軍がこの何たらの棒をこの街で失くしてしまったというところから、
បាត់(バット:失くす)ដំបង(ドムボーン:棒)បាត់ដំបង(バッドムボーン:英語表記でbattambang)。
クメール語の「a」は「オ」に近いからのう・・・カタカナ表記は難しい(>_<)

街並みもどことなくフランス風(って行ったことないから知らんけど(笑))

写真

こんなオシャレな建物も〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

カンボジアでケンタ初めて見たけど本物か?!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日


ホテルから望む街並みもどことなくフランス風〜(行ったことないから知らんけど)

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

ホテルはその街の一番大きな市場の近くに取るのが一番わさわさしててよいということで、とりあえずホテルでまったり〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

この見下ろす風景もどことなく007とかが敵とバトルをしそうな感じ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月24日木曜日

そんな街に日本人が経営するラーメン屋があると言うので行ってみた。

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

オーナーの元田さん

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

世界の果てにも日本人おるんやなぁ〜(笑)

ここでしばし情報収集したところ、「竹トロッコ」には乗らないかんと言うので、ホテルでトゥクトゥクガイドをブッキングしてもらって観光開始〜!!

ガイドのソカ君!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

まあこれが仕切りがいいと言うかプロと言うか、道なりに色々観光スポットをぶっ込んでむっちゃ駆け足での観光開始〜!!

まずはバンブートレインこと竹トロッコ!!

まずはトロッコを組みます〜

なるほど竹で出来てはいるが・・・

やっぱ手コキじゃなくてエンジンはあるのね(笑)

走りま〜す!!

意外と楽しい(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

途中で対向車が来てがっちんこ・・・どうするのでしょう〜

対向車を分解して後に組み直すのね(笑)

こんな街に観光に来てるんだから絶対フランス人(知らんけど)
この街は英語の他にフランス語も結構通じるそうです・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

後にすぐに組まれます〜

再び出発〜!!
線路が歪んでるので揺れるのよね〜

着いたところは売店!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

とりあえずバンブートレインのTシャツを購入!!5ドル!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

ココナッツジュースを飲んでそのまま折り返して帰る・・・これだけ!!(笑)
でもひたすら何もないところを走る一本道って結構楽しかったぞ〜・・・


そして次に連れて行かれたのがここ!!
Phnom Banan Temple រមណីយដ្ឋានប្រាសាទបាណន់

山の中にあるお寺ね、これが金比羅さんよりもキツい!!
足が笑いながら頂上まで登りました!!(>_<)

次に連れて行かれたのがここ!! Phnom Banan Temple រមណីយដ្ឋានប្រាសាទបាណន់ 山の中のお寺なのよ〜 いやね、金比羅さんよりキツい(>_<...

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

さてここからが観光本番!!
バッタンバンに来たらここに行かねばなりませぬ!!

「Phnom Sampov」!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

徒歩でも登れるけどバイクタクシーをとガイドサイトには書いているが、ソカ君がブッキングしてくれたのはジープ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

またこれが飛ばすのよね〜

お寺にお参り〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

天井まである壁画が素晴らしい!!

そしてポルポトの大虐殺跡、キリングケーブへ向かふ〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

おどろおどろしい像が並びます〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

この洞窟に入って行きます〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

仏像の横には人骨が納められてます・・・

この上から人を殺して放り込んでたとか・・・
発見された時には人骨でいっぱいだったとか・・・

この山から見るバッタンバン全景〜
あの向こうが市街地になります・・・

仏像〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

仏殿〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

縁の下の力持ち・・・出来れば上の人になりたい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

大仏〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月22日火曜日

寝仏像〜

小僧さん〜世界平和のために修行頑張れ!!

猿もたくさんいます!!

猿も沢山います!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

さてここからがバッタンバン観光のハイライト!!
夕陽と共に無数のコウモリが洞窟から飛び出してゆくバットケーブ!!

さすがソカ君、いいポイントを知っている・・・
山に登って夕陽を眺めながらコウモリを待つ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

コウモリが出て来ました!!

下山!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

コウモリはずーっと飛んでます〜

初日はこれで終わり〜・・・へとへとです(>_<)
ソカ君が連れて来てくれた街一番のレストラン!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月23日水曜日

私はこの後マッサージしてそのまま爆睡でした〜


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2020年12月21日

カンボジア最西北端の街ポイペト

今回の旅のコーディネーター西村さんが、ポイペトの待ち外れにあるご家庭にホームステイとして放り込んでくれた〜

カンボジアの最西北端ポイペトなう〜 今回の旅のプロデューサー西村さんが、知り合いのカンボジア人のお宅に私をホームステイとして放り込んでくれました〜 (犬以外には)クメール語しか通じんからこりゃいいクメール語の卒業試験ですわ〜 このお宅ほんと...

末吉覚さんの投稿 2020年12月18日金曜日

周りには何もありませ〜ん!!

ホームステイ先はカンボジア最西北端のむっちゃ町外れにあるので何もありません!! 何もありませんっていったい何があるんですか?いやホンマに何もないんです!!人もおらんし〜 この一角だけ切り取れば絶対人より牛の方が多い!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月19日土曜日

数日ほとんど通じない自分のクメール語に愕然としながら、
「ああそう言えば最初の嫁となるご家庭に初めて行った時も、中国語レベルはこの程度やったかなぁ〜」
などと回想する・・・

当時中国では周りにはLuanShuぐらいしか英語喋れんかったからなぁ〜

それに比べてプノンペンではタカシをはじめとして誰でも英語を喋る。
買い物すんでもトゥクトゥク乗るんでも、生活自体ワシぐらいの英語力で全く不自由なく暮らせる・・・

これがいかんのやな、このホームステイ生活みたいにイヤでも喋らないかんような環境は必要やな・・・

人生全てが是「修行」である!!

30℃切ったら風邪ひくという国民にとって20℃切ったら命に関わります(>_<...

末吉覚さんの投稿 2020年12月19日土曜日

とか言いながら修行だけでも辛いので、バイクをお借りして街に出てみる・・・

ご家庭のバイクをお借りして街に繰り出そう・・・ってバイクにナンバープレートがないんですけど!(◎_◎;) よく見るとみんなヘルメットなんて被ってないし、どのバイクもナンバープレートなんかない!!!(◎_◎;)

この街だけ法律違うんか?!(...

末吉覚さんの投稿 2020年12月19日土曜日

時にはご家族とお出かけ~

ホームステイ先の若夫婦に連れて来てもらった湖の畔の素敵なレストラン・・・GoogleマップにもAppleマップにもこのデカい湖が載ってない!(◎_◎;) さすが世界の果てまで来た感すごい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月19日土曜日

通貨計算がようわからん(>_<)

このメニュー表記がタイバーツなのかリエルなのかでもめている・・・ 若夫婦はリエルだと言うけどあり得んやろ!!料理200リエル言うたら5円やで!!ビール25リエルって1円以下・・・ってか100リエル以下の紙幣ないし〜 バーツやと3倍したら日本円やからそんなもんか思うけど・・・ お勘定したら全部で4000円いかん?・・・ってリエルのゼロふたつ省略した表記やった(>_<) 紛らわしいっつうねん!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

さて「ポイペト観光」って調べても、カジノと国境しか出て来んし・・・(>_<)

そもそもが越境で通り過ぎるだけの街やからのう・・・
カジノには興味がないので国境フェチとしては是非とばかり行ってきた!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

ここの国境の大きな特徴は線路があること!(◎_◎;)

これがタイのバンコクまで行くんですと!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

まだ開通してないんか?開通して運休してんのか?
どっちにしろ早く乗れるようになって欲しいわぁ〜

そしてここが駅!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

ここがホーム・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

このままボーダーの中まで続きます〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月20日日曜日

いや〜まだ列車で越境したことないのよねぇ〜
一度北京〜香港だか逆だかは行ったかのう・・・

この鉄道は反対側にはプノンペンからバベットを通ってホーチミンまで抜けるらしい!(◎_◎;)

早く開通してもらいたいもんじゃのう・・・


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2020年12月19日

海外のATMでお金が呑み込まれたらこうなる(>_<)

その日はタカシが朝から慌ててて、お母さんのことで至急お金が要ると言うので一緒にATMに行った。

9月4日カンボジア時間9:15
PhnomPenhCommercialBankATMTerminal11200004
にて
銀聯(UnionPay)を介して現金290ドルを引き出し。
(Traceナンバー:291915)

これはその時のレシートからのメモ。

末吉覚さんの投稿 2020年12月18日金曜日

そう、このままATMからカードだけ出て来て、残高不足だろうと思ってそのまま別のATMに走ったのよね〜

お金はカードの後に出て来るのよ〜(>_<)
慌ててたから忘れてた〜(涙)

急いで戻ってみたが、既に現金はATMに呑み込まれてしまっている・・・

いや、他の人が来て現金を持ち逃げした可能性もあるにはあるが、すぐに戻って来たことと、そのATMはあんまり利用客がいないので、その確率は考えないことにした。

すぐさまPPCBankの本店に走り、タカシにクメール語で事情を説明させる・・・

ところがふと見ると2Fに「Japan Desk」というのがある!(◎_◎;)

行ってみると日本人スタッフがいて日本語で対応してくれた。

担当者の名を仮にAさんとしとこう。
なかなかの美人である。

Aさんに情報を全て渡す。
それを受けての情報が戻って来るのは1週間後だと言うので、一週間大人しくしてて翌週Aさんと連絡を取ってみた。

9月10日
「中国の銀行様から弊行宛に返金処理の申し立てを受けたあと、弊行内で返金手続きをいたします。」
とのことで、翌日9月11日に中国の銀行に連絡を取るのだが、これがまためんどくさい(>_<)

ネットで調べてWebからの連絡は取れず、国際電話で直接電話して処理するしかない。

北京に電話をするのはいいのだが、電話代のことよりも何よりも、私の中国語力で、おそらくこの専門用語満載となるだろう返金処理が出来るのか・・・

30年中国語で暮らしてはいるが、所詮は「生活言語」である。
生活の中で全く出て来ない単語など知る由もない。

「こりゃ無理やろな」と思ったので北京の翔くんに振った。

「お前ちょっとワシになりすまして電話せい!!」

「なりすましですかぁ・・・(>_<)」
最初は嫌がってた翔くんも
「しゃーないなぁ〜・・・」
とばかり腰を上げてくれた。

デジタル化が進んでいる中国では、逆にパスワードとかを渡しておくとなりすましは簡単である。

中国の銀行が言うことにゃ、銀聯(UnionPay)と連絡を取り、返金まで7-15営業日で返金されるとの回答。
ところが1週間経っても全く音沙汰がないので、またカンボジアのPPCBankに連絡してみる。

Aさんの言うことにゃ、
「カンボジアの連休のため、銀行業務も全てストップしております。
また、通常のクレジットカードの返済手続きでも1ヶ月以上かかりますので、恐らく今回のケースでも同様お時間がかかると思います。」
とのこと。

「しゃーないなぁ〜・・・」
1ヶ月以上経った10月12日に再びAさんに連絡。

確認するとのことで13日に下記のような返事が来る。
「確認しましたところ、UnionPayから弊行に連絡があり、レポートが届いております。あとは、中国の銀行様より弊行宛にご連絡がありましたら、お手続きを進めさせていただきますので、ご連絡下さい。」

なんかたらい回しにされてるような気がするが、すぐに中国の銀行に確認したところ(と言っても翔くんがやるのだが)、
「それ以上具体的な話はシステム上やることは出来ない」
とのこと。

つまり、中国の銀行としては銀聯(UnionPay)にレポートを送っているわけで、そこから先のことは動きようがないということ!(◎_◎;)

え〜〜〜!!ってなもんである。

それからAさんと延々押し問答が始まる。
カンボジア側は
「中国側から返金請求が来なければ返金手続きは出来ない」
中国側は
「もうそれはやったからこれ以上動けない」

これではワシの金はいつまで経っても返って来ないではないか!!(涙)

カンボジア側から中国側に
「中国さん、まだ返金請求来てませんよ」
とか、中国側からカンボジア側に
「もう送ったのに何をトラブってるんですか?」
とか直接連絡してくれればいいのに、両方ともが
「それはシステム上出来ません」
と頑なにそれを拒む(>_<)

間に銀聯(UnionPay)が入っているなら双方がそこを突いてくれればいいのに
「もうこれ以上は動けない」
なのよねぇ~(涙)

Aさんは本当に親切に調べてくれて、
「中国側から銀聯(UnionPay)に対してどうなってんのかを問い合わせて下さい」
とおっしゃるが、カンボジア側だって
「うちはシステム上これ以上は動けません」
なのだから、中国側だってそれが出来るはずがない(>_<)

銀行業務は一円でもお金が合わなければ徹夜してでもちゃんと帳尻を合わせると聞く・・・

そのATMには290ドルが戻って来て宙に浮いてるんだから、銀行ではちゃんと動いて持ち主に返すべきなのではないのか?

「この引き出したカードが本当に末吉様のものであるという証明が出来ませんのでうちからは返金出来ません。中国の銀行がそれを証明して返金請求をしてもらうしかありません」

・・・って防犯カメラにはワシが引き出す姿が映ってて、ワシがそのカード本体を持ってそちらに来てるんやから、こりゃ間違いなくワシのカードでワシの金やろ!!!

もうね、海外に居ながら日本社会に帰ったようなもんである。

これが逆だったら方法はある。
「中国のどの銀行だ?よし!俺の知り合いが偉いさんだから聞いてみるわ」
とかで終わりである。

ところがカンボジアの担当者(にたまたまなってくれた奇特な)Aさんは、たまたま日本語デスクにいただけで、自分の本来の仕事とは全く違うことを仕事としてやらされているに近い。

カンボジアの会社としては「うちのシステムはこうなので」と上から言われたらそれまでである(>_<)

もうこのやり取りがよっぽど嫌になったのだろう。
「ではうちのその担当者を紹介しますので、そちらと直接話して下さい」
ということになった・・・

これは非常に困る。
一応生活言語としては不自由なく暮らしているレベルの中国語でも、このやり取りは無理だろうという交渉である。
ワシの英語力じゃ全く無理やろ・・・タカシにクメール語で電話させるか・・・
いや、もうお金かかっても弁護士雇ってやってもらおうか・・・

とまで思ってた頃、とあるカンボジアの日本人社会の重鎮であるBさんと飲んだ。

「あ、そういうことなら、私が日本人会と日本大使館を動かして圧力をかけましょう」

この人はなかなかのタカ派である。
明らかに「この人のもんだ」と分かっているのにイチャモンつけて返金しないというのは「ネコババしてる」と思われても仕方ありませんよね!!
日本大使館としては「法人保護」の名目でこの日本人を助けるべきでしょ!!・・・てな感じ?

しかしAさんとしてはこれを担当者にやられたのでは大問題になるので、やっぱ担当者の連絡先は教えてくれず、自分の担当ではないにも関わらず長電話してワシを説得!!

「ご理解頂けますか?」
と言われても「そういうシステムなんだから無理」と言われたらそう理解するしかない(>_<)

そうのこうのしているうちに翔くんのところに(というより翔くんの電話番号を私の電話番号として伝えてある)メッセージが届く・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月18日金曜日

おう!!これは!!!
60日後に返金されるのね\(^o^)/
と思ってAさんに連絡する・・・

「うちには相変わらず何も届いてません!!」

(>_<)

もうね、このままずーっとワシの金はカンボジアで眠るの!!(涙)

全ての気力が失せて、数日間茫然と暮らしてたらAさんから連絡が来た。

「全ての手続きが終了しました」

おう!!それで返金が来なかったら今度は中国と戦うのか!!!(>_<)

もうね、精神ズタズタで待つこと60日、呑み込まれた日からは既に100日!!
とある日しらっと中国の口座に無事返金されていた!(◎_◎;)

まあ結果よければ全てよしで、むしろAさんには多大な迷惑をかけてすみませんというところである。

皆さまも、海外でATMから引き出しをする時は、
カードの後から現金が出ますからね!!
カードの後から現金が出ますからね!!
カードの後から現金が出ますからね!!
カードの後から現金が出ますからね!!
カードの後から現金が出ますからね!!

くれぐれもお気をつけ遊ばせ(>_<)

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2020年12月18日

トンレサップ湖水上生活者の村

シェムリアップに来ても世界遺産のアンコールワット遺跡には足を向けない私であるが、前回来た時に行きたいなと思ってた、東南アジア最大の湖に足を伸ばして行ってきた。

例によってトゥクトゥクでガタガタ道を〜

船着場から船で〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

今回のトゥクトゥクの運転手兼ガイドが舳先に座る・・・
おい!!(>_<)・・・こいつはピックアップの時間に遅れたのであまり仲良くしない(笑)

船は進むよ湖へ〜

湖に近づくと共に高床式の家が目立って来る・・・

トンレサップ湖は雨季と乾季でその面積が大きく変わることが有名であるが、乾季でも琵琶湖の4倍(というと佐賀県より大きい?!(◎_◎;))、雨季になると面積が6倍に増えて、私の生まれ故郷の香川県が9つすっぽりと入ってしまうと言うから驚きである。

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

今は乾季であるが、雨季になるとこの高床ギリギリまで水位が上がるものだと思われる・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

いやにがっちりとした建物があるなと思ったら、「សាលា」と書いてあるのでこれは学校施設?

左は病院?

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

湖が近づくに連れて集落が増えてゆきます・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

香港に最初に行った時に思った「うわーむっちゃゴミゴミしてる〜」を上回る密集感・・・

ちなみにボート型の家は雨季になると高床式の家の高さまで位置が上がるのだと思われ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

教会もあります〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

商店も船〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

もうすぐ湖です〜

水上レストラン〜上から湖を一望できます

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

トンレサップ湖!!デカい!!!(◎_◎;)

生簀でワニ飼ってるし〜なんで?(笑)

ニシキヘビも(>_<)

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

ちなみにこの辺にはこんな水上レストランがいくつかあります〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

湖の中にも!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

さて、おばちゃんの小舟に乗り換えて水の中の林を廻ります〜


薪屋さん・・・

水辺で魚をさばくおじさん・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

ちなみにこの湖で獲れる魚はカンボジア人の摂取するタンパク質の60%を占めるというから凄い!!
魚はほとんどこの湖の魚を食べてるんだと言っても過言ではあるまい・・・

台所も水辺・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

水上レストランのトイレ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月17日木曜日

いやね、魚さばいてそれを自然に戻すのは良かろう・・・
しかしぽっちゃんを戻して・・・まあそれも良かろう・・・
飲み水は飲料水を使うとしても、身体を洗う、洗濯をする、などもこの水を使うわけやからなぁ・・・

初めて水上生活者の暮らしを見てみて、もしよかったらここで暮らそうと思って来たのだが・・・やめとこ(笑)

コロナで観光客が激減してるのでレストランは営業してないが、
次はこの水上レストランで食事をしたいなと思う・・・

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2020年12月17日

カンボジア王国ラタナキリ州最終夜

たまたま客引きに来たトゥクトゥクの運転手サント君と出会ったおかげで楽しい旅になった。

ドラムも叩けたしカラオケにも行った
目的地であった中国村にも行けた

あとはメシ食って次の街へ行くだけなのだが、最後やっぱり彼と、彼の友達、出来ればご家族なんかともメシを食ってお別れしたい。

最初にメシ食った時も
「奥さん子供いるの?食事に連れておいでよ」
と誘ってたのだが、
「うちは遠いからなぁ〜彼女は来たがらないよ」
と言ってた。

ところが昼間には子供と一緒に来た。

さてと今日はいよいよ最終目的地の中国村ラオス村!!サント君はバイクに乗り換えて子供と共に現れた!(◎_◎;)一緒に観光行くのか? なんで人んちの子供に朝メシ食わさないかんのかようわからんがまあええわ楽しいし(笑) ってか途中ノーヘルでポリスに捕まるところぶっちしてんですけど!(◎_◎;) やっぱここにも警察おるんや(笑) 3人乗りでノーヘルで40km行くんか?・・・ええけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

「夜は奥さんも一緒に食事に」
と言うと二つ返事である。

きっと彼自身も楽しかったのだろう。
ただの「客」だったら奥さんも出不精になるところ、きっと旦那がとっても楽しそうだったから一緒にと思ったのだと思う。

お迎えはクム君のトゥクトゥク!!・・・相変わらず派手やなぁ〜(笑)

カンボジア王国ラタナキリ州のトゥクトゥク - Spherical Image - RICOH THETA

着いたところは何やら大きなスーパーマーケット!!
そこの周りがレストランみたいになっとる!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

サント君ご家族!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

ここはバーベキュー(和佐田)屋さんらしく、お任せで注文してもらったのだが、海鮮ばっか頼みよる!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

カンボジアの中では海から一番遠い街やぞ〜!!
それに牡蠣なんか当たったらどないすんの〜!!!

ま、ええか・・・寝てりゃええだけやし(笑)

ご家族大喜びで箸が進む・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

ここはベトナムとラオスとの国境の街、海沿いに細長い国土を持つベトナムは、入国したらもうすぐに海である。
ひょっとしたらこれら海鮮はベトナムから入って来てる?・・・

などと考えてたらダナンでよく食べた、この料理の汁をフランスパンに浸して食うのがむっちゃ美味かったことを思い出した!!

「ここパンないの?」
そう聞いてみると、クム君が自分のトゥクトゥク乗って買いに行ってくれた・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

「お前なぁ!!こんなに買って来てどうする気ぃ?!(大笑)

もうね、ここでタガが外れた。
もう何をやっても可笑しい、箸が転んでも可笑しい女子高校生のようである。
(今日びの女子高生は箸が転んだぐらいじゃ笑わん(>_<))

とりあえず食ってみる!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

もうね、むっちゃ美味くて笑いが出て来る(涙)

予想通りイカの炒め物の汁も最高!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

もうね、何でもないのだが何故だかむっちゃハイで大笑いな食事会でむっちゃ楽しい!!

ラタナキリ最後の晩餐 - Spherical Image - RICOH THETA

仮谷家でバーベキューした時に酔っ払った仮谷君がよく言うのだが、
「何を食べるかじゃないんですよ!誰と食べるかなんですよ!!」

なるほどなと思う。
思えばプノンペンにいる時にはいつの間にやらカンボジア料理なんか食わなくなってきてた・・・

中国から旅でプノンペンに来た時には、リバーサイドのペッパーステーキや、ソバンナIIのイカとグリーンペッパー炒めとか必須やったのに、こうしてプノンペンで暮らしてると滅多に食いに行かん・・・

まあ「いつでも食える」というのはあるけど、基本的に日本レストラン行って、おもろいオッサン(土井さんとか翁さんみたいな(笑))と飲むのが楽しいからな・・・

旅に出たら逆にカンボジア料理しか食わん!!
旅先で日本料理屋探して・・・というまで日本料理が好きではない。

やっぱこういう食事が一番楽しいわ・・・

食い終わって「スカイバーへ行こう」というのでまたひとり大笑いした。
だってこの街にはビルらしいビルもネオンも何もなく、夜景どころか高いとこから見て楽しいものはひとつもないのだ!(笑)

斜め前のスカイバーが入っているビル・・・
今まで見た中では一番大きなビルやな・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

ご夫婦ハッピー!!こちらまで幸せになって来る・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

そしてこの街の夜景!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

全く夜景でも何でもないんですけど〜〜〜!!!!(笑)(笑)(笑)

店のオリジナルカクテルみたいなん頼んでみたら、何この量!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

いやね、カンボジアやけどもう関西弁で突っ込むわ!!
「何やこれ?!!こんだけ量入れる必要あるんかい!っつうねん!!!」

ここでまた大笑いしてるうちに思った。
「何でもないことで大笑いしてると楽しいなぁ・・・」

誰かが言った。
「人を笑わせることの難しさよ、人を怒らせることの簡単さよ」

それを言うならこう思う。
「人を笑わせることの難しさよ、自分が笑うことの簡単さよ」

「赤ちゃんが笑うのは可笑しいからじゃなく幸せだから」
という言葉も思い出した。

大人になって「幸せ」や「笑うこと」や全部忘れてしまって、
何やら「不幸」ばっか背負って生きてるようになるけど、
笑えばええのよ笑えば!!

なんか着いた時から笑いっぱなしの楽しい旅やったなぁ〜

こんな言葉でシメてみましょう。
「旅はどこに行くかじゃないんですよ!誰と会うかなんですよ!!」

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

はてさて次の街ではどんなことが起こるかな・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:09:54 | 固定リンク

2020年12月15日

カンボジア王国ラタナキリ州2日目昼の部

湖畔のオシャレな25ドルのホテルで二日酔いで目覚めた私は、ホテルのまたオシャレなレストランで2.5ドルのヌードルを召す。

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

約束の8時きっかりにサント君はバイクで迎えに来たのだが・・・

子供連れ?!(◎_◎;)・・・子供も観光行くん?・・・まあええけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

まず朝ごはんでもどうですかって・・・ワシ食うたんやけど・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

ってか何でワシがよその子供に朝メシ食わさないかんのかようわからんけど・・・まあええけど(笑)

というわけで出発〜〜!!
・・・って実はノーヘルで警察に止められたのふっきってるんですけど!(◎_◎;)

ってかここ警察おったん!!(笑)

今日の目的地、中国村ラオス村までは40km近くあるけど、
彼曰くトゥクトゥクでは行けないということでわざわざバイクに乗り換えて来ている。

バイクで3人乗りでノーヘルで40km?・・・まあええけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

これがねぇ〜舗装されてないから砂埃が酷くて(>_<)

トラックなんか来た日にゃ〜

砂塗れになりながらやっと着いた船着場。
ここからは船で河を渡ります〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

人んちの子供と一緒にボートに乗り込みます!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

ちなみにこの河には(この辺には)橋がなく、河の向こうは未開の地!!

そんな河向こうの小さな船着場に着きました〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

少数民族が洗濯と水汲みをしています・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

なるほどね、この穴がちょうど砂で河の水をろ過するようになってんのね・・・

船着場から上がって行くと集落があります・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

豚が〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

川向こうにも川沿いに道はあるようです。

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

『んで?中国村はどこなの?」
ガイドのサント君に聞いてみると・・・

「え?中国村に行きたかったの?」

(>_<)・・・完璧にコミュニケーションブレイクダウンで、別の少数民族の村に案内されたのでした〜(笑)

まあこれも見れてよかったぞ!!
というわけで引き返す!!

河っぺりにはまた別の少数民族が洗濯を・・・

そうして着いた別の船着場!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

上がるとここが中国村!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

・・・って何やら廟みたいなのが二つあるだけ(>_<)

ガイドブックには
「河の向こうではクメール語も通じず、各民族がそれぞれの文化を守って生活してます」
とか書いているけど、いやクメール語通じるし(>_<)

中国村も、別に中国語の看板がいっぱいあるわけでもなく、中華料理屋があるわけでもなく、まあ今では近代化されてクメール族に同化されていってるんやな・・・

アマゾンみたいなもんで、昔は船で向こう岸に行くしかなかったのが、今では道も出来て、バイクも車も船でこっちに運んで来れる・・・

道も出来て、別の民族とも会話せねば生活も出来んやろうから、
よくある世界中の中華街で、広東語の人も福建語の人もみんな北京語を喋るように、ツールとしてのクメール語は標準語として文明と共に絶対に必要になって来たんだと思う・・・

まあそれはそれで楽しめたので向こう岸に戻って昼御飯!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

何で人んちの子供に昼メシ食わさないかんのかようわからんが(笑)
満腹で出発!!

・・・と思ったら途中でサント君がダウン!!雑貨屋で仮眠を取る・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

起きて来るまで人んちの子供と遊んで(笑)やっとホテルに着いたらなんと!!!!
髪の毛が見事な金髪に!!!!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

しかし砂ね、砂・・・洗ったら元の白髪!!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月16日水曜日

さすがに疲れたのでちょっとホテルで休んで、夜また彼らとメシ食ったらカンボジア北東部の旅はおしましです〜

続く・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:17:53 | 固定リンク

カンボジア王国ラタナキリ州バンルン初日夜の部

さて、昼の部に続いて夜の部が濃ゆい!!(笑)

バスストップで客引きされたトゥクトゥク運転手のサント君、
もうガイドというか友達になってしまい、
夜は是非この街で食って飲んで楽しもうという企画である。

何せこの街、繁華街らしい繁華街がない。
ゴミゴミした市場付近と、あとは道路沿いに商店があるぐらいである。

レストランはまあちょくちょく見かけるが、みんなどこに飲みに行ってるの?・・・

時間通りにちゃんとホテルに迎えに来たサント君、
「じゃあカラオケ行きますか?」

いや、カラオケでメシ食うほど寂しいものはない。
とりあえずレストラン行ってメシ食ってからカラオケ行くなら行こうよ・・・

ということで彼が連れてってくれたのが、ホテルの近く、カンセン湖沿いのレストラン!!
入ってみてびっくり!!なんとバンド演奏の機材があるではないか!!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

「バンド演奏は何時から始まるの?」
と聞いてみても
「さあ・・・バンドの人たち何時に来るのやら」
との答え・・・ユルい!!(笑)

とりあえず料理を頼んで待つ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

ここで初めて彼とFacebookアドレスを交換したのだが、
私の写真がドラムを叩いているということで興奮して、
「今オレ凄い人と飲んでるんだぜ」
みたいなことを友達に電話して言っているやらいないやら・・・

「じゃあ友達も呼べよ」
ということでまずひとりやって来た!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

名をクム君と言う。
まあこれが飲む飲む(笑)

まあここで何人に奢ったってたかが知れてるだろうから飲め飲め〜・・・とかやってたら演奏が始まった!!

残念ながらバンドではなくアコギ一本・・・
むっちゃ上手いけど、Bmのキーでベース音がAに落ちるのにメロがA#に行くのがキモチワルイ(>_<)

そしてここからが旅の醍醐味である。
サント君とクム君に店に交渉してもらう。

「この人にドラム叩かせてあげてくれませんか?」

そう、いくら腕に自信があったって、ここは人の店である。
「ダメ」と言われたらそれまで。
何せ得体の知れない上手いのやら下手なのやらわからん変なオッサンなのだ。
この交渉は地元の人でないとなかなか難しい(笑)

それに関して決定権を持っているのは先ほどのギタリストらしく、
最終的にはウエイトレスさんから彼のところに話が行って遂にOK!!

いや〜最果ての地でドラム叩くのは楽しいなぁ〜・・・
何せこのカンボジアの最北東端の州の州都で、
おそらくここより北と東にはもうドラムセットがない!!(知らんけど)

まあおそらくっつうか絶対この最北東端でドラムを叩いた日本人はいない!!(笑)

そして喜んだギタリストとセッション!!
なんと曲はスタンドバイミー!(◎_◎;)

いやこの辺境の地で共通の知ってる曲があるっつうか、
こんなとこまで知られているベンEキングって凄いなと心から思う・・・

しかし気になるのが後ろの方のテーブルでひとり飲んでた美女・・・
ワシなんか叩きながら
「惚れたらあかんで〜旅人やからな、あと2ヶ月で中国に帰ってしまうからな」
と映画で出て来るようなロマンスを想像している・・・

まあドラムが佳境になったらそんなことは忘れてしまっているのだが、
叩き終わってオッサン達の拍手に見送られながら席に戻るついでにチラ見したら、
やっぱ彼氏を待ってたのね〜(涙)

ってかワシのドラムに全く興味ナシ!!(涙)
ワシのドラムってオッサンにしか響かんのやね〜(涙)(涙)(涙)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

それとは全く関係なく、こちらのオッサングループはむっちゃ盛り上がって「カラオケに行こう」ということになっている。

まあカラオケ自体に全く興味がないが、ブログネタで「辺境の地で自分の曲を熱唱するファンキー末吉」っつうのが面白いかな、と(笑)

あと、どんなところに繁華街があって地元の人たちはどんな風に飲み歩いてるのかを知りたい!!

「じゃあ行きましょう」
とクム君。

お前もトゥクトゥクの運転手かっ!!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

サント君はバイクに乗り換えて来てるので並走してカラオケ屋へ〜・・・

走ること15分ぐらいか?
全く繁華街どころかどんどん寂れていくんですけど・・・

と思ったらいきなり着いた!(◎_◎;)

ナニコレ?!!地元の人がおらな絶対来ること出来んやん!(◎_◎;)

持ち金があまりないので心配してクム君に聞いてたのだが、
「30ドルあれば足りるでしょう」
と・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

これで30ドルで足りるか?!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

まあとりあえず「辺境の地で自分の曲を熱唱するファンキー末吉」をやってみたいので外国曲をリクエストするのだが、
「外国曲はありません」

え?!(◎_◎;)・・・(>_<)

まあこんなところに普通外国人は来ん・・・っつうか来れんわのう・・・
落胆する私を尻目にサント君歌う歌う、クム君飲む飲む・・・
そしてもうひとり友達が来てそれも歌うわ飲むわ・・・

そしたら何やら電気技師みたいな人がやって来て、長いLANケーブルみたいなのを接続し始めているようだ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

通信が繋がったのだろうか、外国曲が歌えるというのでとりあえず「BAKUFU-SLUMP」を探してみるが・・・ない(>_<)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

浜崎あゆみはあるのに爆風スランプはない(涙)
まあサザンも安全地帯も全部ないから選び方の基準がようわからん(笑)

まあ自分の曲はなくても中国で自分がドラム叩いているヒット曲はたくさんあるので、
「自分の映っている映像の前でドラム叩かず熱唱するファンキー末吉」
をやりたかったのだが、残念ながら許魏も布衣もBEYONDも、ありとあらゆる有名曲がない(>_<)

まあ辺境の地やからな、しゃーないなぁ〜・・・とお勘定・・・

誰や!!30ドルで足りる言うたんは!!
70ドルもするやないの!!

・・・まあ楽しかったからええか・・・
ポケットの中の全ての金をひっかき回して、足りない5ドルはサント君に払ってもらって家路につく・・・

ってそのもうひとりの友達もトゥクトゥク運転手?(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

このまま数日間ここで暮らせば全てのトゥクトゥク運転手は友達になるんとちゃうやろか・・・(笑)

というわけでこちらに来てから一度もGrab使うこともなく、
タダで送迎してくれるお抱え運転手を3人ゲット!!(笑)

そして遅ればせながら帰りのトゥクトゥクで気付く・・・

こいつら全員飲酒運転やないの!!!(笑)

しかもサント君ヘルメット全く被ってないし〜
トレードマークの帽子被ってバイク乗ってるし〜

この街にはきっと警察おらんのやな(笑)
そやな、そういうことにしよう・・・

というわけで明日は朝8時集合!!
遂に最終目的地であるラオス村、中国村を見に行きます〜


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カンボジア王国ラタナキリ州バンルン初日昼の部

このような経緯で旅に出て、最初の経由地であるクラチェに続いて、とりあえずの目的地であるラタナキリへ〜!!

Cambodia Ratanakiri locator map

地図で見るとなるほどカンボジアの最北東端に位置し、ベトナムとラオスに国境を接している。

今はコロナで国境は封鎖されているが、そうでなかったらここからラオスかベトナムに抜けて旅をしてたであろう、「国境好き」にはたまらない位置にある。

しかし今はコロナ、国境を抜けられないとするとつまりは「行き止まり」。
「世界の果て」まで来た感があるのう・・・


さて乗合バスっつうかバンに乗ってここまでやって来たのだが、
何やら検問のようなところに降ろされ、体温を測って手をアルコール消毒させられる・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

なるほどコロナ患者のいないこの州ではこのように水際対策をやってるんだな、と感心してまた車に乗り込んだら。
乗客全員がこっちを向いて「降りろ」という目線!(◎_◎;)・・・

英語があんまり通じないが、どうやら「着いたから降りろ」と言ってるようだ。
ワシの他に誰も降りとらんやん!!(>_<)

まあ他の乗客はそれぞれに降りる場所まで連れてってくれるのだろうが、
馴染み客ではないこの外国人は規則通りここで降りろ・・・みたいなもんだろうか・・・

よくある話でこういうバスストップで降ろされるとトゥクトゥク運転手が寄って来て客引きをする・・・

ろくなことないのよねぇ〜それに引っかかっちゃうと(>_<)

まあぼられるだけならいいけれども、ある人は人気のないところに連れて行かれ、
「100ドル払え、さもなければここに置いてゆく」
とか、まあ「世界の果て」なんだから人気のないところは無尽蔵にあるわけで、そのまま殺されて埋められても誰もわからない((((;゚Д゚)))))))

上の写真の右の方に写っている帽子を被った伊達兄ちゃん、
彼の押しが一番強く、もう私の荷物をトゥクトゥクに乗せて、
「どこまで行くんだ?」
と流暢な英語で聞いて来る・・・

前回のクラチェみたいに降ろされたところが一番の繁華街だったら問題ないのだが、まあ何にもないところを歩いて何キロあるかわからん繁華街まで行くのも、それはそれでよくない気がする・・・

「繁華街」って英語で何て言うんやっけ?(>_<)

中国語だと「最热闹的地方(一番賑やかな場所)」とすぐ出て来るが、
英語が出ないならクメール語で言うしかない!!

確か中国語で習った先生からこの単語を教わったはずだ!!・・・と記憶を呼び返してみる・・・


そうそう、「ក​ណ្តា​ល​ទីក្រុង」!!
「ទីក្រុង」は「街」で、「ក​ណ្តា​ល」はセンター、つまり「街の中心部」、これで合ってるはずだ!!

覚えたての下手な発音で見事に通じ、値段交渉!!

「2ドル」ってこれ安いやん!!実はむっちゃ近かったりして?・・・
まあ近くてもこれ「入場料」だと思えば安いもんやん!!

実はこの辺、Google マップには何も情報がないのよ。
Google マップを見ただけではどこが一番繁華街なのかわからん(>_<)

行きの車ん中でも色んな人の旅行記とかチェックしたけど、郊外の観光スポットばっかりで誰も街中をレポートしとらん(>_<)

まあ往々にして一番大きなマーケットがあるところが一番栄えているので
「ផ្សារធំបំផុត(一番大きな市場)」
と言ってみたらこれも通じた!!\(^o^)/

ところがこの市場の周りってのがただゴミゴミしてるだけでゲストハウスとかもなく、ブッキングドットコムでもこの近くには何もヒットしない(>_<)

彼が「いいホテルあるよ、一泊25ドルだよ」と紹介してくれるのだが、客引きの話に乗っていい目に会ったことがないが仕方がない。
そのホテルまで連れてってもらったらこれがなかなかいいホテル!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

ここで25ドルならいいか・・・とばかりここで降ろしてもらう。
ホテルのカウンターで何やら書き込んで、おそらくリベートを正式にもらうのだろうが、まあボラずに親切にここまで連れて来てくれたんだから大したもんである。

ちなみに今回の旅の最終目的地「ラオス村中国村」まで行ってくれるか聞いたら、
「あそこは遠いからなぁ・・・25ドル」
行って降ろされて帰られても困るから往復だといくらか聞くと
「往復だったら30ドル」

まあこいつのことだからボッてはおるまい。

じゃあ「今日一日ガイドしてくれたらいくら?」
と聞いてみたら「20ドル」ってそっちの方が安いやん!!(笑)

まあボラないわ親切だわ、英語上手いわワシの下手なクメール語も理解出来るわ(笑)で言うことない!!
というわけで1時間後にホテルロビー集合ということでチェックインしてシャワー浴びる・・・

これがまたいいホテルなのよ〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

シャワー浴びてちょっとゆっくりしてたら、これがまたちょうど時間通りに彼からメッセージが届く!(◎_◎;)

中国人もカンボジア人も「時間を守る」だけで逸材である(笑)
そのまま彼のトゥクトゥクに乗ってとりあえずATM!!

大金を持ち歩きたくないのでその日に必要な額だけを降ろすのだが、
まあ観光地だから色んなものが高かろうと100ドル、
いや100ドル札はお釣りがなくて使えないだろうから90ドル下ろして彼に20ドル渡す。

「今日はこの20ドルで夜の飲みまでガイドしてくれや。その代わりメシと酒は奢るから」
と言ったら彼大喜び!!(笑)

「じゃあラオス村中国村まで」
と言ったら、
「あそこは遠いのでトゥクトゥクでは行けない。バイクに乗り換えて明日行こう」
とかわけのわからないことを言っている・・・

まあ今日はトゥクトゥクで行ける近場で、
明日は彼でなくても何か車をチャーターすればいいか・・・
と思いつつ、「じゃあどこでも連れてってくれ」と言うと、
「まず湖に行ってメシを食おう」・・・と(笑)

まあメシもギャラのうちですから、と連れて来られたのが「ヤクロム湖(Yeak Loam Lake)

「4000年前の火山活動により誕生した湖で、深さ約50m、直径約800mの円形の湖は、ラタナキリで一番きれいな湖とされる(byクロマーマガジン)」
ということで、なるほど水がほんとに綺麗!!

泳ぐ時には救命具をつけろ・・・って泳げるんかい!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

まあここで記念に泳ぐのもめんどくさいので却下!(笑)

売店では蜂蜜を蜂の巣と共に蜂付きで売っている(笑)

そして少数民族っぽい服がいっぱい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

聞けばこの州は
「人口の75%はもとからこの地域に住む少数民族で、おもにトンプーン、チュライ、クルン、プラゥ、カヴェット、カチョック、プノン、ルンの8部族が生活している。
残りの25%は外部から移り住んできたクメール人(Byニョニュム)」
だそうで、なんか中国の雲南省を思い出す・・・

こんな高床式の住居も・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

「結婚適齢期の女性、男性の小屋。
少数民族の伝統では、15~16歳になった娘には両親が小屋を造ってやり、両親と離れて生活させる。
一方息子がいる家でも、15~16歳で両親と離れて生活させる。娘と違うのは、息子の家は背高のっぽの家となること。親元から遠い村へ本人が赴き、背の高い木のそばに自分の家を造る。日中は畑仕事や狩猟に出かけ、夕方この家に帰ってきてからは、村の番人として高いところから周囲を見張る役となる(Byニョニュム)」

それより何より私が一番気になっているのはこれ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

何なん?これ・・・酒?

「酒」という英語がわからんので「ស្រា(スラー)」と言ってみると、なるほどこれは「ស្រា(スラー)」らしい・・・

早速頼んで飲もうとすると・・・

何これ?中には米糠みたいなんが入ってて、それに水入れてしばらく待てと?!(◎_◎;)

待つこと10分強、長い長い竹で出来たストローで飲む!!

味は、まあ雲南なんかにある「米酒(MiJiu)」みたいなもんね。
英語で「Rice Wine」、クメール語で「ស្រាពាង(壺酒)」と言うらしいが、
これが面白いのが、酒になっているのは下の方だけで、上はまだ水。
そしてどんどん水を足すので酒が全然減らん(>_<)

しかも休憩しようとしばらくほっとくと発酵が進んで酒がむっちゃキツくなる(笑)

いや〜パーティー酒やわ〜・・・
結局はペットボトル3本ぐらいの水入れて、最後にはやっぱなみなみ注がれた状態でギブアップ(>_<)

いや〜結構酔っ払うぞこれ・・・

というわけで、酔い覚ましに市内を見渡せる小高い丘へ連れてってくれた・・・

なんか雰囲気が前回行ったネパールによく似ている・・・

カンボジア最北東端の州の州都、
おそらく一番都会であるこの街でこんな感じ・・・

ここがどんどん開発されてプノンペンみたいになるのはちょっとのう・・・

そんなことを考えながら昼の部は終了!!
夜の部がこれがまた濃ゆい!!(笑)

続く・・・

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2020年12月14日

カンボジア王国クラチエ州クラチエ

このような経緯で旅に出て、最初の経由地であるクラチェ!!

メコン河に沈む夕陽が名物らしかったですが残念ながら間に合わず!(>_<)

しかしメコン河って泥河じゃなかったの?
プノンペンに比べて水がむっちゃ澄んでてびっくり!(◎_◎;)

とりあえずは河辺をとぼとぼ歩いて宿を決める・・・
良さげなゲストハウスに入ってみると、
「プノンペンから来たのか?しかも外人?あかんあかん!!」
と追い返された(涙)

プノンペンでは最近市内感染が起こって・・・って言っても一日数人ですが、全部追跡して立ち寄った店とか全部閉めて関係者全員検査して・・・
とか独裁体制やからこそ出来る技ですが、それでここ数日は感染者は出ていない。

それでもコロナに全く縁のないここの人たちにはプノンペンから来ただの感染者が毎日何百人も出てる国から来た(ったってワシはもうずーっと日本には帰ってないけど)とか言ったら恐ろしくてたまらないのだろう・・・

またとぼとぼと歩いてやっと宿を決める。
川沿いのリバービューで15ドル!!
(本当は窓のない部屋に通されたのだが、どうせガラガラなんやからとリバービューに替えてもらった)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

この街はメコン河沿いの小さな街で、1時間も歩けば主要なところは全部廻れるぐらいコンパクト!!

まずはメシを食おうと近所を散策してたら川沿いにオシャレなレストランが!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

中にはドラムセットがっ!!・・・って叩かんけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

とりあえず河を見下ろせる特等席でビール!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

頼んだ料理はトムヤムクンのようなカンボジア鍋!!!
ひとりで食う料理じゃないよなと後で後悔(>_<)

鍋にはインスタントラーメンとビーフンがつくのよねぇ〜
とりあえずラーメン!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

もう食えん!(>_<)ということでビーフンは断念・・・

夜の街を散策・・・ってどこも開いてないし何もないけど(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

中国人は凄いなぁ・・・こんなところにも生息してるんや・・・
と感心してたらドイツ料理屋!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

オーナーはもちろんドイツ人で、10年前にカンボジア人と結婚して2年前にここで店出したんやと・・・
きっとこの州でドイツ人はこの人だけやろうな・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

偉大なドイツ人に乾杯!!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

そして翌朝は早く起きて散歩!!
昼のメコン河はこんなん・・・

大きな市場があって、賑やかなのはここだけ!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年12月14日月曜日

朝メシは泊まったゲストハウスが経営するレストラン!!
クメール語で「オススメは?」と聞くが通じない(>_<)
「ណែនាំ(ナエノアム)」って逆にそんなに変な発音になるか?(涙)

仕方がないので「あなたが好きなのは?」で聞いて、お姉ちゃんがオススメしたのがこれ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

昨日のレストランの同じ席でカフェオレ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

本当はここで河イルカを見たり、河を渡ってホームステイしたり、見所はまだまだあるそうなのだが、とりあえず目的地のラタナキリ行きのバスは朝8時だというので、そそくさとこの街を後にすることにした。

乗り込む車はこれ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

満席!!!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

途中でバイクを2台積んでるんですけど〜!(◎_◎;)


末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日


末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

実はこのために客の荷物を一旦全部降ろしてバイクの上とかに積み直してたんだけど、サイドポケットに入れてた私のお気に入りの水筒が紛失(>_<)

まあこれも「旅」やなしゃーないなぁ〜・・・
というわけで目的地のラタナキリまで4時間半の旅〜

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

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Posted by ファンキー末吉 at:18:56 | 固定リンク

旅に出ます〜カンボジア

ここ数ヶ月頻繁にアレルギーが出る・・・

ブログ記事:アレルギーとの戦い

もう「何を食べて」っつうのがない。
毎回違うものを食べても出るし、
「酒を飲んで」でもない。
酒抜いた時にも出たりする。

今となっては虫除けや虫刺されも塗らないし、
毎日飲んでたカルピスが原因かとやめてみたり、
もう何をどうやっても出る時は出るし出ない時は出ない。

ハウスダストが原因かもとは思ったが、
引っ越してみてもやっぱ出た(>_<)

だんだん「精神的なもんかな」と思い始めた・・・

朝起きた時によく出るので、
「何か生きることに対してアレルギーが?」
などとも思ってみる・・・(笑)

私の人生・・・今までと今で一番違うこと・・・

まあカンボジアという国で初めて長く住んでるのは初めてではあるが、
何よりもひとつの街にこんなに長く滞在しているのは物心ついてから初めてかも知れない。

旅から旅へのツアー人生、
近年では春と秋に全中国を廻り、
去年、一昨年など北京の自宅に戻ったのが数日しかなかった(笑)

日本ではキャンピングカーに住み、
八王子に自宅はあっても駐車場で暮らしている(笑)

そんな私がいくらコロナ禍だとは言え、プノンペンというひとつの街にこれだけ長く滞在していることは人生においてとても珍しいことである・・・

そんなことを考えていると、もう何やらうずうずして来る。

コロナでまた保育園が閉まってしまって困っている人のお子さんをまた預かったりしているのだが、その中のひとり、西村さんという人はカンボジアの観光省に関する仕事をしている。

このブログを見てもううずうず・・・

【カンボジア】2020年12月の鉄道タイムスケジュールと、シハヌークビループノンペン間運行情報

週末にしか運行してない列車の旅なんて素敵ではないか!!

・・・ところが運行先が全部行ったことのある街ばかり(>_<)
もっと何か刺激がないものだろうか・・・

と思ってたら、カンボジア北東部のベトナムとの国境の街、ラタナキリというところには少数民族が多く住み、その少数民族の村には、「ここからこちらはラオスの民族の村、ここからあちらは中国系の民族の村」とかあるらしい・・・

少数民族に中国系?・・・

プノンペンに住んでる中国人とは色々知り合って飲んだりしたが、
少数民族???!!
カンボジア人として暮らしながら中国の伝統を守って暮らしてる???!!

そこで暮らしたいのう・・・

そこに私は非常に惹かれて、「ここに行きたい!!」とタカシにチケットを探させた・・・

「Funkyさん、ここはプノンペンから直通バスがなく、いくつかの街を経由して行くことになります」
「おう、何っつう街や?その名前クメール語でええから送ってや、検索するし」

待てども待てども送って来んし(>_<)・・・

まあこいつに頼んだのが間違いやった!!
旅のことならプロがおるではないか!!

というわけで西村さんに「仕事」として発注した。

「ラタナキリまで行く面白いルートを考えて下さいな」

まあ私は自他共に認める旅好きだが、
旅好きというのは往々にして色々こだわりがあったりする。

私の場合はパック旅行が嫌い!!(まあ旅好きでこれが好きな人も珍しいが)
気が向いたら長く滞在したり、ルートを勝手に変えたり、とにかく自由にその場で決めながら旅をしたい!!

それならば西村さんみたいな人が持って来いではないか!!

「ちょっとこちらで聞いたんですけど、何たらという街は面白そうなので行ってみたいのですが・・・」
と言うと、その街の情報と行き方などを調べて送ってくれる・・・

まあまるで私の旅を遠隔でプロデュースしてくれてるようなもんである(笑)

そんな西村さんが組んでくれたルートがこれ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

組みながら面白くなって来たのか、
「ファンキーさん、いっそのことカンボジア全25州全部を廻ってみたらどうですか?」

!(◎_◎;)

送られて来たブログ記事がこれ!!

【カンボジア】全州のナンバープレートを探して3000里。いろんなナンバープレートを集めてみたのだが!?

もうね、わかるわかる!!ヒマさえあったら自分がやりたいのね(笑)

まあ私は旧正月に中国に帰るまでヒマっちゃヒマである・・・
などと考えてたら、

「カンボジア在住歴長い日本人でもこれやった人はほとんどいませんから」

ってあーた!!人を煽るのが上手いのう〜(笑)

心の片隅から全身へピクピクと何やら脳内物質が伝達されてゆくが、
「やる」と言ってしまったら「やらねばならぬ」になってしまい、
結局は自由な旅がその目的のためにガシガシになってしまう(>_<)

「やらん!!」ととりあえずは返事をしておいて、
旅をしながら「あと残りの州はどこそこだけだなぁ」となったらまた考えよう(笑)

はてさて、バスのチケットを取るにはこのアプリをDLしなさいということでDLしてみた。

Camboticket

登録は簡単!!ここでプノンペンから今回の旅の経由地であるクラティエ(どこや?)までのチケットをゲット!!

ところがそのクラティエから目的地のラタナキリまでのバス情報が出ない(>_<)
まあ次の行程は現地着いてからやな・・・というわけで荷造り!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

お気に入りの水筒とかコップとかも詰める・・・

もうね、荷造りって何年ぶりやろ・・・
そもそも荷解きっつうのを10年20年やったことがない!!

スーツケース(LCC用にはこの椅子にもなるケース)に必要最小限のものだけを詰め込み、それを持って自宅であろうがどこであろうが着いたところでその中からモノを出して使い終わったらその中に入れる・・・

人生それだけである(笑)

こんな話がある。
北京で日本人相手にパックツアーを組む旅行会社、
一番リピーターが多いのが「内モンゴル何もしない旅」らしい。

「何もしないって何するんです?」
「何にもしないんです。
草原のモンゴルパオで、朝起きたらご飯の支度をして、
メシ食ったら馬に乗る人は乗って晩ご飯の支度をして、
夜は満天の星空を見ながら飲む。
それだけです」

とかく日本人は「モノを貯める」ということが人生でしょ。
家を買う、モノを買う、どんどんモノが増えるのが幸せ。
ところがモンゴルの遊牧民はそんなにモノを持って移動出来ないから、
モノは基本的に持たない。
本当に必要最小限のモノだけ。
それがその人にとって一番大切なモノ。
それだけあれば幸せに暮らせる・・・

そういう文化に触れてみんな非常に心が癒されるそうである。

まだ2000年にならない頃に聞いた話だったが、
そう言えばその頃からもう「荷解き」をしなくなった・・・

家を失っても、モノも全部失っても、基本これだけあれば生きてゆける・・・

そんな私がここプノンペンで「荷解き」をしたのである!(◎_◎;)
そりゃぁアレルギーに悩まされても仕方あるまい・・・

と久しぶりの荷造りを終えてバスターミナルへ!!

まあバスターミナルというより小さな旅行会社ね。
お金はアプリから振り込んであるわけだから、この画面を見せれば乗れるわけね・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月13日日曜日

ってか全く英語通じんやん!!(>_<)

しっしという感じで追い返されて途方に暮れる・・・
西村さんに連絡すると、
「お、早速トラブルが始まりましたな」
と楽しんでおられる(笑)

いや、ワシもな・・・実はちょっと楽しい(笑)

バス乗り場で途方に暮れるの図

末吉覚さんの投稿 2020年12月12日土曜日

気を取り直してバス乗り場に戻り、クメール語で話してみる・・・

通じた!\(^o^)/

そもそもねぇ、クメール語の英語表記がこれがおかしい!!
Kratieと書かれているのでក្រាទាかと思ってたらក្រាចេះ・・・「クラチェッヘ」やん!!
(末尾子音は発音する直前でやめるのでクラチェかな)

そんなこんなで何とか勉強したてのクメール語でクラチェ行きのバンに乗り込んだ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年12月12日土曜日

面白いのが、座席を3つ買ってそこにバイクを乗せて運ぶツワモノ!!

末吉覚さんの投稿 2020年12月12日土曜日
末吉覚さんの投稿 2020年12月12日土曜日

アジアの旅はこれやから楽しい・・・(笑)

6時間の車の中ではクメール語の音源を聞いて復習する。
そうか・・・あとこの国に滞在するのもせいぜい2ヶ月あまり・・・
これは半年間頑張って来たクメール語学習の「卒業旅行」なのな・・・

ここから何泊のどこへ行く旅になるかわからんが、
全25州制覇目指して頑張りますか!!・・・やらへんやらへん(>_<)

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Posted by ファンキー末吉 at:05:45 | 固定リンク

2020年11月15日

わらしべ長者?新手の詐欺師?

コロナの影響で働いてたライブハウス「オスカー」が閉まってしまい、よっぽど食い詰めたのだろう、「インスタントラーメンでいいから恵んで下さい」と客である私のところにメッセージを送って来たタカシ。

その時の話:カンボジアよもやま話

その後の話:タカシの話

彼の生活はこんなん・・・:タカシの部屋

恋をしたりもしてたようだ・・・:タカシの恋

カジノで人生終わるかもということも・・・:タカシの人生が終わった日

そしてそんな彼がMC界のスターとなって大成功するかも知れないチャンスがやって来た!!:わらしべ(インスタントラーメン)長者?


さてここで私のブログには彼がその後どうなのかということには触れられていない。

私のブログの読者はカンボジアにもいるらしく、会ったら
「ああ、あなたがあのタカシくん!!」
という人もいれば、日本から
「これでタカシに何か美味いもんでも食わしてやって下さい」
と送金してくれる人まで現れる始末(笑)

日本人の中ではちょっとした有名人である・・・

そんな彼のその後であるが、結局はMCの仕事はやめて、古巣のオスカーへと戻って行った。
まことに面白くもない男である(笑)

それよりもコイツ、その間にワシからいっぱい借金しとる(>_<)

「家賃払わなきゃなんないんで50ドル貸して下さい」
とか
「お母さんにお金送らなきゃなんないんで20ドル貸して下さい」
はまだよい。

一緒に飲んでて「ほな寝るし〜帰るわ」と言うと、
「僕もう一軒行きたいんで10ドル貸して下さい」
から始まって、
「今日妹と飲みに行くんで」
ってお前ひとりっ子やったんちゃうの?(笑)

そんなこんなでヤツの借金は軽くヤツのひと月分の給料を上回り、まあ客から多くチップをもらったら10ドル返しぃの、それでもどんどんと増え続けてたある日、ヤツは真顔でこんなことを言う。

「お母さんの家が売れそうなんです!!」

お前のお母さん家持ってたんか!(◎_◎;)
まあそりゃよかった!!

「家が売れたらそのお金で僕は夢だった自分のレストランやるんです!!」

そうそう、ヤツはこのインタビューで、自分の夢を
「小さくてもいい、自分のレストランをやりたい」
と語ってた・・・

しかし全くもって面白くない男である。
わらしべ長者みたいにちょっとずつ出世していってくれたら面白いプログネタになるものを・・・(笑)

「それでね、その家の名義を変更して僕の名前を入れるのに登記料500ドル要るんです。それをやると僕が直接やり取り出来て、僕にもお金が入るんでお金はまとめて返します」

もうね、「まとめて返すからもう500ドル貸してくれ」まで来ると、これは「わらしべ長者」どころか新手の「詐欺」である(>_<)

でもまあ、この国で結局一年近く暮らすことになって、こいつのおかげで結構楽しかった!!
ひと月100ドルぶん笑かせてくれたと思ったらええか!とばかり貸してやった(笑)

これで借金は1000ドル近くになり、月給140ドルの人間には到底返せる額ではない!!
まあチップの入った日には10ドルとか、ちょっとずつ返してもらうしかないな。
お母さんは「家が売れなかったら貸してでも必ず返しますから」と言ってるらしいが、まあその本人とは会ったこともないのだからアテにはならん(笑)

「僕、昼間の仕事もしようと思ってるんです・・・」

そりゃええ!!せえ、せえ!!
昼間うちのこと色々手伝ってくれるんはええけど、やっぱ昼も夜も働いて、さっさとワシの借金返すのじゃ〜

・・・ってな話をしてたのだが、サラリーマンになるほど学もなく、手に職があるわけでもない愛想だけが取り柄の男にそう簡単にカタギの仕事があるわけはない。

そんな中で同じくオスカーで働いてた女の子が自分のネイルサロンを出した!!

しゃーないなぁ〜日の出る国からやって来たファッションリーダーとしてはネイルぐらいやらなあかんやろ〜

ファンキー末吉BLOG:Ah Daのネイルサロン
https://www.funkyblog.jp/2020/11/ah_da.html

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

路面店とは言え、立派な「一国一城の主」である。

「出来るんや!!」・・・タカシも色々刺激を受けたのであろう・・・
「僕、両替屋やろうかな・・・儲かるらしいですよ」

街中には外国紙幣だけじゃなく、こちらの通過リエルと、実際に流通してるドルとを両替してくれる屋台みたいなのがたくさんある。
実際100ドル札などあっても店とかではお釣りがなくて使えないので、かく言う私も結構利用させてもらうことも多い。しかし・・・

「お前なぁ、その元手はどないすんねん!!
色んな国の金をある程度ストックしとくってどんだけ元手が必要やねん!!(怒)」

そんなアホみたいな話の中でひとつだけ頭に引っ掛かったことがある。

「オスカーの前で屋台やったら儲かると思うんですよね〜店のお姉ちゃん達、店に来たらまず腹へった〜でその辺から出前するし・・・」

別にヤツの口車に乗ったわけでも何でもない。
そのアイデアが無性に頭にこびりついて「これは行ける!!」と思えて仕方がないのである。

「まずな、オスカーのボスにお伺いを立てるんやぞ!!なんなら売り上げの何パーセントか落としてもええ。店の客に出前出来るようになったらなおええ。屋台の客はビールはオスカーのを飲ませますからとか言うて・・・」

そしたらタカシ、
「オスカーのビールなんて高くてダメですよ!!子守手伝ってくれてるおばちゃん、いつも外で安いの飲んでるんですよ」
ってオスカーの目の前で自分とこより安いビール売ってええのん?!(◎_◎;)

ところがオスカーにはちゃんと話がついたようである。
「ほな屋台やるのにどのぐらい元手が必要なん?」

まず屋台本体を買いましょう!!それを置いて場所を占有するんです!!
今ちょうどオスカーの斜め前が空いてるのでそこを人に取られないように・・・

って誰でも占有したもん勝ちなん?!(◎_◎;)
そんなんやったら街中屋台ばっかになってしまうやん・・・ってなってるけど(笑)

ちなみに日本では道路交通法で「道路は公共のもの」という規則があるので、個人で占有すると違法である。

「それでもどっかに届け出せないかんやろ〜誰かに金払うとか・・・」

「お金は1日2000リエル(約50円)です!!」
「それってどこに払うん?」
「セキュリティーに」

セキュリティーって何?(笑)

これは後で覆されることになる・・・
「Old Ladyが出て来て、その人にひと月25ドルになりました」
ってあーた・・・(笑)

まあええわ、ほなその屋台本体っつうの買うて来ぃ〜いくらやねん?
「200ドルです」

まあ元手数万円の家賃3000円で店がオープン出来るんやったらええわのう・・・

「すみません、鍋とかクーラーボックスとか色々買わなきゃなんないんで・・・」
ということでまた100ドル、また100ドルと金が飛んでゆく〜(>_<)

うちにどんどん運び込んで来るもんで部屋がどんどん倉庫になる〜(涙)

末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日

そしてそんなある日、タカシが悲痛な表情でうちに飛び込んで来た!!
「僕、なんか肝臓が変なんです・・・病院行ってきます」

・・・って診断は飲み過ぎで肝臓がイカれてて、とりあえず酒はやめなさい、と・・・

「僕、もう人生お先真っ暗です」
としょげているタカシを慰める・・・

「よかったなぁ〜これで酒やめたら金が出てゆくところないやん!!金貯まる一方!!ええこっちゃええこっちゃ!!一生懸命働いて早よ金返しなはれ!!(笑)」

ところがエコー撮ったり血ぃ撮ったりでまたどんどん金が出てゆく〜

末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日

死なれたら借金取りっぱぐれるから取り敢えず治療費は出してやらないかんわのう・・・(>_<)
結局コイツの借金遂に2000ドル突破!!・・・ってまあ開店資金も入ってるけど・・・

兎にも角にも「屋台居酒屋タカシ」本日オープン!!!

料理のむっちゃ上手いデクノボウ君ことパーヌット君を料理長に引っこ抜かれ、そのおじさん(無職(涙))が助っ人に仕込みが始まりました!!

末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日

・・・て仕込みうちでするん?(笑)

まあ開店時間に行ってみたら何とかオープンしてるようである。

末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日
末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日
末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日


よし、開店祝いにネオン看板でも作ってやろう・・・

ネオンって・・・屋台やろ?どこから電源取るん?

「はい、電気はオスカーから引きます」
ってカンボジア人も中国人に負けず劣らず頼もしいのう・・・

ちょっとでも借金が早く帰って来るようにメシは毎晩ここで食ってやるかのう・・・ってそれじゃあワシの金って出てゆくばっかやん(笑)

カンボジアの皆さん〜St.142のオスカー前に食べに来てや〜

末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日
末吉覚さんの投稿 2020年11月15日日曜日

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Posted by ファンキー末吉 at:18:22 | 固定リンク

2020年11月12日

アレルギーとの戦い

元々アレルギーなど全くなかった。

ところがどうやら「体質」というのは変化するらしい・・・
数年前いきなり髪の毛のブリーチ剤でアレルギーが起きた。

その時の話:髪の毛の脱色でアレルギー

最初は手のひらがちょっと痒くなり、
次には肛門がむずむずと・・・
そして最後には顔がパンパンに腫れて呼吸が苦しくなった!(◎_◎;)

アレルギーは命に関わることがあると言うが、ひょんなことから厄介なものと付き合わねばならなくなったもんだ・・・(>_<)

まあブリーチ剤以外でそんな目にあったことがなかったのでよかったのだが、
ここに来ていきなり唇が腫れた!(◎_◎;)

何故かわからないまま突然唇が腫れて勝山家(世帯主勝山 亮写真)の一員になってしまった・・・ アレルギーか何かで突然悪化しても困るので一応病院へ〜 点滴打って薬もらって101.2ドル〜1万円越え(>_<) まあ日本でも初診料やら色々取られて数千円はいくからそんなもんか・・・国民健康保険3割負担はほんまにありがたい

末吉覚さんの投稿 2020年8月25日火曜日

結局1万円以上払って点滴打って、治ったは治ったのだが、何だか治療によって治ったのではなく自然に治った感・・・

まあこれはこれで治ったのですっかり忘れていた頃またこれ!!

「仕事の悩みを相談に」と言うので「しゃーないなぁ〜・・・」とまたメシに連れて行ったのだが、「どうしたんですか?唇((((;゚Д゚)))))))」と言われて見てみたらまた晴れている!(◎_◎;) 前回は高い金出して病院行って点滴打ってもらった...

末吉覚さんの投稿 2020年9月13日日曜日

もうね、さっぱり原因わからん!!(>_<)

酒を飲んでこうなったわけでもなく、何かを食ってこうなったわけでもない。
飲食で共通するのは水?・・・

同じペットボトルに水を注ぎ足して冷やしていたのだが、とりあえずそれを捨てて、毎回新しいペットボトルにしてみる・・・

しかしまたなった!!(◎_◎;)

原因わかった!きっとこれ!! 今日は朝起きてから何も口にせずにごろごろしながら勉強してたのにまた唇が・・・ こうなると飲食物が原因ではない、きっとこの蚊除けスプレー!! いや、ムヒの可能性もあり、ムヒとこれが混ざった可能性もあり、とにかくそ...

末吉覚さんの投稿 2020年10月6日火曜日

飲食物からでないとすると、もうこれしかない!!
もう虫除けも痒み止めも塗らん!!キッパリ・・・

しかし今度は背中に湿疹が・・・(>_<)

不思議なこと・・・って今度は何のアレルギーなん?!(>_<) もう外国人病院むっちゃ高いから、タカシに地元の病院に連れて行ってもろたわ〜 診察と薬で18ドル!!安い!! しかもお医者さん英語喋れるし〜・・・てそりゃそうか〜

末吉覚さんの投稿 2020年10月22日木曜日

もう次から次へとわけわからん!(>_<)

もろた薬飲んで、もろた薬用石鹸で朝晩身体洗って、もろた塗り薬を塗ったら数日で完治!!

末吉覚さんの投稿 2020年10月24日土曜日

まあまた何かあったらもう現地の病院行ったらええわ〜と思ってたら、今度はライブでちょっとビール飲んだらすぐにぶわーっと蕁麻疹!(◎_◎;)

もう!!また何のアレルギーなん?!!病院なう〜順番待ち36番〜日曜日やから人多いし〜・・・って日曜日に開いてるのんホンマ助かるわ〜日本の土日休業とかでよう生きて来れたなぁ・・・シミジミ

末吉覚さんの投稿 2020年11月7日土曜日

もうさすがにちゃんと血液検査してもらいましたわ〜現地の病院なのに1万円超え(>_<)・・・

こりゃこっちの人「病院は高いので薬屋で薬買って治す」と言うのんわかるわ〜・・・

ちなみに渡された血液検査の結果を見るに・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月8日日曜日

RDW-CVというのとLymphocytesっつうのだけが太字で、あとはまあ通常値というわけか?・・・

ネットで調べてみると・・・


RDWは赤血球の粒度分布曲線(ヒストグラム)から計測する赤血球容積分布の指標で,赤血球大小不同症では高値を示す.ヒストグラムは横軸に血球容積,縦軸に血球の相対個数(%)をプロットして平滑化したもので,平均赤血球容積(mean corpuscular volume;MCV)が赤血球ヒストグラム全域から算出されるのに対して,RDWはヒストグラム左脚の血小板凝集塊,大血小板,電気的ノイズ,および右脚の凝集赤血球などを除外して計算する.RDWは変動係数(coefficient of variation;CV)(%)または標準偏差(standard deviation;SD)(fL)で表す.

リンパ球(Lymphocyte)
リンパ球は、T細胞、B細胞、NK細胞に分けられ、T細胞はさらにサブユニットとして、ヘルパーT、抑制性(サプレッサー)T、細胞傷害性(キラー)Tに分けられます。B細胞は免疫グロブリンを発現し、NK細胞は、非自己を攻撃するキラー細胞です。


ようわからんが、これが「猫アレルギー」や「ハウスダスト」のように「これが原因でアレルギーになってますよ」という数値ではなさそうだ・・・

だが、その下の「IgE」というのはネットで調べてみると・・・


IgEは免疫グロブリンの一種です。身体のなかに入ってきたアレルギーの原因物質(アレルゲン)に対して働きかけ、身体を守る機能を持つ抗体です。IgE抗体は普通は血液中にとても少ないのですが、アレルギー体質の場合は血液中に大量のIgE抗体が存在するといわれています。
IgE抗体は肥満細胞と呼ばれる細胞と結合しており、アレルゲンと出会うことによって、この肥満細胞からヒスタミンが放出されます。このヒスタミンによりアレルギー反応が引き起こされます。そのため、ドックや健診ではアレルギー疾患のスクリーニング検査として用いられます。
そのほか、IgE抗体は寄生虫に対しての反応にも深く関わることから、臨床の現場では寄生虫感染が疑われる患者さんの検査でも用いられています。


肥満細胞?!(◎_◎;)・・・寄生虫?!(◎_◎;)

肥満はしゃーない(笑)として、この寄生虫っつうのは「どこに行っても現地のものを食い、現地の人と同じ生活をする」という人間にとっては疑われる原因ではあるのう・・・

初回の症状の前の日にバーベキューでサバを焼いて食ったりしてた・・・

MCの仕事で毎日出勤してゆくタカシ(今日はオフ)の代わりに子守の助っ人メインとなったデクノボウ君と、厳しいMCの仕事を脱落して子守を手伝ってくれてるおばちゃんをねぎらう為にバーベキューなう〜ってか何でこいつらをねぎらわないかんのかようわからんが(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年8月24日月曜日

ちなみに日本人病院に聞いてみると、寄生虫の検査だけで200〜300ドルかかる!(◎_◎;)・・・無理!!(>_<)

しかし、まあネットの情報によると、

好酸球(Eosinophil)
好中球のように貪食作用は強くありませんが、アレルギー疾患と寄生虫疾患で増加します。

っつうのが通常値なので、まあこれは後々帰国後に検査すればよいとして・・・
次に気になるのが・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月8日日曜日

H.Pyloriって知ってるぞ〜・・・ヘリコバスター・ピロリ!!
なんかそんな名前のアルバム出したなぁ・・・(笑)

確かその頃日本で検診受けて胃カメラ呑んだ時にもピロリ菌がおると言われた記憶がある・・・

まあ薬飲んだら治るので、これもまあおいおい対処しよう・・・

さて結局大事で病院まで行っても原因はわからん!!(>_<)
最後の発作が出た直前にはビールを飲んですぐになったので、とりあえず1日酒を抜いてみる・・・

これがねぇ・・・酒がないと人生つまらんね(>_<)
別にアル中だったりするわけではないけど、美味しい食べ物は必ず酒と関連付けられてるのよね〜・・・

カンボジア料理→地元のビールに合う!!
ステーキ→赤ワイン
焼肉→ビールか赤ワイン
寿司→日本酒
HIBACHIのレバ刺し→焼酎

等、必ず酒とパックになってるので食うものがない!(>_<)

唯一美食で酒を飲まなくて食えるものと言えばラーメン!!
というわけで愛してやまない翁さんラーメン!!

<202011012OhsanRamen.jpg

もしアレルギーの原因が酒だったとしたらもう一生翁さんラーメンだけを食って生きてゆこう・・・そう心に決めながら就寝・・・発作は起きず!!

次の日はJazzライブ!!
オシャレなイタリア料理屋さんで、ギャラ代わりに美味しいワインと高級イタリア料理が出るのよね〜・・・ここで飲まんわけにもいかんので(笑)発作覚悟で飲む!!

もうね、「命懸け」よ(笑)・・・ここで発作が起きたらもう一生酒は飲めん(涙)
もうね、発作出たらワシは仏門に入るぞ!!


(恐る恐るライブちう〜)

アレルギー出ず!!
仏門に入らなくてすむことになったのはラッキーである\(^o^)/

さて、医者の言ったこと(英語なのでほとんど理解出来とらんが)を反芻してみるに・・・
まず、基本的に何たら値(IgEやと思う)がむっちゃ高いので、ちょっとのことでアレルギーになる。

今のところ原因はわからないけれども、例えば酒を飲んで発作が出たら酒をやめてみるとかで対処してゆくしかない。

基本的にノープロブレム!!

ノープロブレム?!(◎_◎;)!(◎_◎;)

まあ医者がそう言うんやったらええわ(笑)
原因を細かく突き止めるためには、また高い金出して細かい項目の血液検査をするしかないやろうし、今出来ることはとりあえずピロリ菌かな・・・

というわけで、高いので医者には行かずに何でも薬で治す現地の人(タカシ)にピロリ菌の薬を買いに行かせたら、見事に薬屋で売っていた!(◎_◎;)

20221112Pylori1.jpg

箱に用法は書いてないが、中身を見たら「昼用、夜用」と書かれていて非常に分かり易い!!(◎_◎;)

20221112Pylori2.jpg
もう夕方なので夜用をごくり・・・
それをSNSにアップしたらこんな書き込みが・・・

「これは日本では認証されてない組み合わせですね。1次除菌で不成功であった場合の2次除菌の成分に類似しています」

おお!!でもまあ風邪薬でも日本の薬事法では無理なのが中国含め海外にはゴロゴロしてて世話になったりしてるのでそれはええわ〜

「Tinidazoleは服用中アルコール禁忌ですのでご注意ください。「投与期間中及び投与後3日間はアルコールの摂取を避けること。」と日本での説明書には書かれています」

げげっ!!それやったら今日大酒飲んでから服用するんやった〜(>_<)
今日から10日間酒飲めんのかぁ・・・10日間仏門に入ろうかぁ・・・(涙)


ps.もう酒も飲まずにやることもないのでネットで自分の書き込み見てたら、忘れてたけど結構アレルギーになってんのな!(◎_◎;)

数十年ぶりに出た蕁麻疹・・・ 原因はこんなところにあったのか・・・(笑)

蕁麻疹・・・ ファンキー末吉BLOG ~ファンキー末吉とその仲間たちのひとりごと~
http://www.funkyblog.jp/2016/09/____enshi.html

末吉覚さんの投稿 2016年9月17日土曜日

‪昨夜からちょっと痒いなと思ってたら蕁麻疹!(◎_◎;)‬ ‪また美女アレルギーかっ!!‬ ‪http://www.funkyblog.jp/sp/2016/09/____enshi.php‬ ‪と思ったが美女どころか女性がおらんやん(>_<)‬ ‪薬買って来てくれて飲んだらすぐ治った!(◎_◎;)‬ ‪何やったんやろ・・・‬ ‪まんじゅう怖い〜美女怖い〜(笑)‬

末吉覚さんの投稿 2018年12月29日土曜日

これ症状が現在のものと全く同じ!(◎_◎;)

そうかぁ〜アレルギー体質なんやな、しゃーないなぁ〜・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:00:24 | 固定リンク

2020年11月11日

Ah Daのネイルサロン

彼女と会ったのは数ヶ月前、当時私はこちらのプロジェクトで歌を歌える人を探していて、ちょうどオスカーに行った時に「彼女、歌うまいわよ」ということで紹介されたのだ。

初対面の印象は「派手な女だなぁ」(笑)
顔立ちも彫りが深く、厚化粧にも立派に素材が映える美人である。

次の日うちに来た時はすっぴんで、おそらく二日酔いなのだろう、Bar Girlあるあるである(笑)

残念ながら歌手として採用されることはなかったが、それからもうちでバーベキューやる時には呼んだり、まあオスカー行った時にいたら奢ってあげたり・・・
ってこれが売れっ子だからなかなかいないのよね(笑)

ところがある日、彼女がネイルサロンを始めたと聞いたので行ってみた。

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

場所はうちからすぐ近所の庶民の台所オールドマーケットである。
路面店とは言え、こうして道路に面したところと言うと市場の中では一等地ではないのか?・・・

飲み屋だったら一杯(いっぱい)飲んで売り上げに貢献してやりたいところだがネイルサロンはのう・・・

でもまあ「日の出る国から来たファッションリーダー」としてはネイルぐらいやっとかないかんやろ〜
というわけで足の指にやってもらった(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

ネイルってただマニュキア塗って終わりだと思ったら、足の爪切りからささくれ(爪と皮膚の間によくささくれ立って困ることがあるよね)も全部綺麗に切ってくれるのな!(◎_◎;)

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

カンボジアならでは?ライムで爪を磨く!!

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

これら技術は学校に行って学んだらしく、彼女はバーで働いて稼いだお金をきっと全部これに注ぎ込んだのだろう・・・

この作業が結構手間で、爪という爪の周りを全部丁寧に処理してゆく・・・

痛っ!!

お喋りしながらやってたせいか、深爪ならぬ深ささくれ!(>_<)

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

「ごめーん」と言って舌を出す彼女は本当に可愛い。
そもそもが化粧なんかしなくても顔立ちがくっきりしている美人なのだ。
二日酔いのすっぴんはちょっと頂けなかったが(笑)こうして健康な素顔だとすっぴんで十分美しいぞ・・・
ってもうBar Girlじゃないから別に美しいかどうかは商売に関係ないのか(笑)

ここまで終わってやっと塗り始める・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日
末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

完成!!

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日

お喋りしながら30分か1時間近くやってただろうか、「終わったよ」と言うから値段を聞いてみたら3.25ドル(約350円)

!(◎_◎;)

10時間フルに働いたとしても32.5ドルしか稼げんのか・・・そんなに割りのいい商売じゃないのう・・・

でもBar Girlに憧れててやっとその憧れの職業にっつうことはないやろけど、ある種ネイルサロンを始めるって「憧れの職業」なんじゃないかな。

何よりも「一国一城の主」になれたっつうのは凄いことだと思う。

もう酔客の機嫌を取らなくてもいいし、ミスをしてボスや先輩にどやされることもない。

でもミスは売り上げに直結して、赤字が出たら自分で補填しなければならん。
ヘタしたらその「城」を失う羽目にもなってしまう・・・

生半可な気持ちで出来ることではないが、彼女もその「覚悟」があってこれをやっているのだろう。

酔客に2杯奢ってもらってやっと手にする3ドルと、1時間黙々と働いてやっと手にする3ドルと、そのどちらが自分にとって「幸せ」かと言うことだろう。

まあ割りの悪い商売だとて「幸せ」ならばそれでよいよい!!
頑張れ!Ah Da!!応援するぞ!!

・・・ってネイルじゃどう応援したものか(>_<)
しゃーないなぁ〜手の指にもネイルしてもらいますか!(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年11月11日水曜日


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Posted by ファンキー末吉 at:17:35 | 固定リンク

2020年11月 6日

データ復旧との戦い(>_<)

最近のパソコンは逆にデータ容量が少なくなって来てるような気がする・・・
録音データなどは直接外付けのハードディスクを使ってたりしてたのだが、ここにきてそのハードディスクが読まなくなってしまった(>_<)

ハードディスクには寿命があるから、必ずバックアップを取っとかなければならない。
私もちゃんとそれ用のバックアップは取っていたのだが、
こんなに長くここに滞在するとは思わなかったので日本に置いて来た。

コンテナに乗せてこちらに送ってもらったのだが、
それを多くの荷物と共に盗まれてしまう(>_<)

សូមផ្សព្វផ្សាយរឿងនេះផង !! មិត្តជាទីស្រឡាញ់នៅកម្ពុជា ...

末吉覚さんの投稿 2020年10月8日木曜日

「しゃーないなぁ〜・・・どっかデータ復旧してくれるパソコン屋はないか?」
タカシなど若い衆に尋ねるのだが、なにせ周りにこれだけの若い衆がいて、皆が皆貧乏なのでパソコンなど持ってるヤツがいない!(◎_◎;)

最近見つけた大きなパソコン屋さん、ここならどうかなと尋ねてみれば、
「ダメですよ、こんなとこ高いですから」
ってあーた!!お前ら100ドルでiPhone買うみたいなヤツらはええけど、ワシはちゃんとお金払ってちゃんとした仕事してくれるところでないとあかんの!!(>_<)

メタルドラマー(今は自称パンクドラマー)のBoom Baar君はサラリーマンなのでパソコン使ってるだろうということで聞いてみたら、知り合いのパソコン屋ではデータ復旧のサービスはない、と(>_<)

日本人コミュニティーの掲示板に書き込んでみたらこんな返信が来たので行ってみた。

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

ここ・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

残念ながらここではデータ復旧が出来ないそうで、ここに行ってみればということで紹介されたところがここ!!

ちょっと遠いなぁ・・・(>_<)

先にずーっと気になってた大きなパソコン屋に行ってみよう・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

英語で一生懸命状態を伝えるのだが、どうやら修理部は2階らしい・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

「ちょっと預からせてもらってチェックします」

お!!色良い返事ではないか!!
だったら下で新しいハードディスクを買って、データ復旧したらそこに全部移して貰えばそれで良い・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

速度の速い方は240GBで、大きくなるとちょっと遅くなると言うので、
データ保存用に1TBのと両方買ってユーザー登録〜
「なんかSNSで繋がれますか?」
WhatsAppとか色々言って来るのだが何とWeChatが引っかかった!!

えーっと中国離れてからあまり使ってないな〜どうやって友達追加するんやっけ〜
「これです、この我的QRというのを・・・」

ってあんた中国語喋れるん?!(◎_◎;)

見れば字も読み書き出来るようだ・・・そりゃ便利や!!今後ともよろしく!!

喜び勇んでまた2階に上がるのだが、色良い返事をしてくれた男性店員がおらず、また新たに女性店員に最初から説明し直す・・・

「ちょっと見てみますね〜・・・あ、これ読めないからダメです」

(>_<)・・・読めないからデータ復旧を頼んでるんでしょ!!!

中国語喋れる店員探したが食事に出てるのかいないのでWeChatでメッセージを送る・・・中国語だから楽でよい(笑)

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

結局はデータ復旧業務はやってないということでまた別の業者を紹介してくれた・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

ここも前から気になってたむっちゃデカいパソコン屋である・・・
サービスセンターは6階だということで言ってみたらここもダメ(>_<)

しゃーないからちょっと遠いけど紹介してもらったところに行ってみる・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

大きいところよりもこんな小さいところの方がよいかも知れない・・・
ハードディスクをMacに繋いで色々やってくれるが・・・

「読めませんねぇ・・・」
・・・って読めないからデータ復旧お願いしに来てるんでしょ!!(>_<)

「うちでは出来ん」ということでまたパソコン屋を紹介してくれた・・・
このままいくとプノンペンじゅうのパソコン屋を廻ることになりそうだ(笑)

そもそもこっちの人はデータ復旧とは必要になったりせんの?
せんのやろ(>_<)

でも私のようにレコーディングとかを仕事にしている人なら?・・・

というわけでこの時にお世話になったプロデューサーに連絡してみた・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

ご丁寧にチャットで状況を伝えて70%の確率で復旧出来るだろうという返事ももらっている\(^o^)/

やっぱミュージシャンの気持ちミュージシャンのみぞ知るやなぁ・・・
とそこまで行ってみたら・・・・

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

「読めないからダメですね」

・・・って読めないから頼んでるんでしょ!!!(怒)

もう文章書いててイヤになった(>_<)
話をはしょるけど、結局そこで紹介された小さなパソコン屋で初めて
「わかりました。預かって診てみましょう」
と言われたのだ!!\(^o^)/

末吉覚さんの投稿 2020年11月6日金曜日

しかも接続ケーブルとかを渡そうとしたら
「いいです。こちらにありますから」
と。

普通ハードディスクの復旧ってハードディスク取り出して、なんか直接パソコンに繋いで、なんかコマンドかなんか打ち込んで・・・
ってそんな作業を今まで廻ったパソコン屋って全くせんかったからな(笑)

はい、そんなこんなでやっとハードディスクを預けて来ましたが、実は待てども待てども連絡が来ません(>_<)

まあええですわ、分散されたデータならパソコンにあるやろし、日本のデータはファンキースタジオ八王子に、中国のデータは北京にあるやろから、必要になったらまた仮谷くんと方言に探してもらおう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:16:09 | 固定リンク

2020年11月 5日

聾唖のBar Girl

カンボジア歴数十年というツワモノのKさんに呼ばれてオスカーに行った。

末吉覚さんの投稿 2020年11月4日水曜日

演奏してたのはこのバンド・・・ベースのカンボジア人は親しいのだが、どうもこのボーカリストの白人は好きではない。

実は昔こんなことがあったのだ・・・

「Funkyさん、ドラム叩いて下さいよ」
とタカシ・・・

お前な、ワシがドラムを叩くかどうかはワシが決めることではない。
今ステージではバンドが演奏している。
これはこのバンドがステージを任されているということだ。
そこにのこのこ出て行ってその進行を邪魔されたらワシだったら怒る。
だからな、もしこのバンドの人が「叩いて下さい」と言うならワシは喜んで叩くけど、呼ばれてもないのに人のステージに上がるのはこれは「邪魔」でしかない。
わかるか?

うんうんと納得したタカシ、何やら紙に何かを書いてステージに持って行って譜面台の上に置いた。

カンボジア人のバンドの場合、リクエストがあれば紙に書いて置いとくと、曲が終わった後でそれを読んで、演奏出来る場合は「じゃあ後でこの曲やるから楽しみに待っといて」とか、出来ない場合にも「すみません、この曲は演奏出来ないんです。同じアーティストのこの曲なんかどうですか」とか、まあいろいろそこからリクエストした客とのコミュニケーションが始まったりする・・・

タカシの場合、私の言うことをよく理解したので、
「こういう凄いドラマーがいますんで是非ドラム叩かせてやってくれませんか」
など書いて置いて行ったのだろう・・・

しかしコイツ・・・この白人は、曲が終わってその紙を取り上げて一瞥するや、そのままそれをくちゃくちゃにして捨てたのだ!(◎_◎;)

それに書かれているドラマーがそれを見てるだろうにも関わらずである・・・

私はこれには心底びっくりした。
「お前、何様じゃ!!」

いやね、みんなが待ち望んでるバンドの演奏を中断させて自分がドラムを叩きたいわけでも何でもない。
ステージを預かっている人間なのだから、自分が考えているステージ構成に「飛び入り」というのが合わないのであれば、そりゃ断るべきである。

しかし、「もしよかったら是非」と言っている店のスタッフ、
そして、ひょっとしたら新しい音楽友達が出来るかもと心の隅で期待しているだろう客席のそのドラマー、
そんな人の気持ちをコイツはその人達の前でくしゃくしゃにして捨てたのだ!!

言っちゃ悪いが、全くもっていい演奏でもなんでもない。
英語で歌っているようだが、聞いたこともないろくでもない曲、
きっとオリジナルなのだろう・・・

カンボジア人バンドはいつも先人達が残した偉大な楽曲をカバーして演奏しているのでそりゃ非常に楽しめる。

でも誰も知らない英語の曲、
そしてきっとそれはコイツが母国に帰ったところで誰も相手にされるレベルではないのだ。

この国では誰もが自分の国の言葉を喋ってくれる。
この国の人は自分に比べたらとても貧しい。
自国だったらこうやってステージを任されることもないだろうこのレベルのミュージシャンが、ここに来たらこうしてある意味ではチヤホヤしてくれる。

「こんな外国人にだけはなりたくない!!」
だからせめて、もっとこの国の言葉を喋れるようになろう・・・
すぐにこんな気分の悪い店からはおさらばして家に帰って勉強した。
(でも今だにろくに喋れんが・・・笑)

まあそんなこんなで私はこの店で演奏している白人が嫌いである。

昨日の話・・・ 「今日はオスカーでJamセッションなんで是非来てドラム叩いて下さい」とタカシ・・・ 民謡レストランでまったりカンボジア民謡に浸ってたのよねぇ〜 「8時半には来て下さいね」というが、まったり遅れて9時過ぎに行ってもまだ誰も来と...

末吉覚さんの投稿 2020年11月2日月曜日

Kさんは既に他の店に流れたと言うので、追いかけようとしてたらある日本人に声をかけられた。

先日このJAMセッションを見てた人で
「爆風スランプの人なんですか?」
と、とても感激していた人である。

「今日は叩かないんですか?」
いや、叩かんし・・・(笑)

仮にも一応ドラムを叩いてお金をもらってそれで生活している私が、
このロクでもない白人にお願いしてタダで叩かせて頂く理由が全くない(怒)

「あれから帰ってYouTubeとかいっぱい見たんです!!大きな玉ねぎの下でとか、あれ叩いてる人なんですよね」

いや、そうやけど・・・(苦笑)

YouTubeには私が世界中でドラム叩いてる映像や、中国全土でドラムソロをぶっ叩いている映像や、北朝鮮でドラムを叩いている映像まであるのに、よりによって「玉ねぎ」なん?(笑)

「あのサンプラザ中野さんでしたっけ?あの人の映像も見ました。ベトナムとか行ってらっしゃるんでしょ?凄いなぁ・・・」

知らんし!(>_<)

まあ日本人にしたらやっぱりいつまで経っても私は「爆風スランプの人」で、「大きな玉ねぎの下で」という曲のドラムを叩いてるのも、確かに紛れもなく私なのであるが・・・

こういうのがイヤで、私は中国に逃げた。
誰も「爆風スランプ」など知らない国で、その国の言葉を勉強し、その国の若者と共にその国の「ロックの黎明期」を作りあげた。

中国人にとっては私は単なる「伝説のドラマー」で、爆風スランプなど誰も知りやしない。
数々のロックの名盤(これとか)のドラムを録音し、中でも中国ロック界に金字塔を打ち立てたこのアルバムを叩いたことにより、よく「許魏のドラマー」という言い方もされる。

「あの伝説の北京ライブ・・・映像で見て何度も泣きました。あれ叩いてるドラムの人ですよね」
と言われるのと、
「大きな玉ねぎの下でを叩いてる人ですよね」
と言われるのとは、言われる方としては大きな違いがある。

まあ「玉ねぎ」も確かに自分の活動してたバンドの大切なヒット曲のひとつだし、
「許魏」のアルバムも私が山ほどやったスタジオミュージシャンとしての仕事のひとつであることに間違いはないのだが・・・

日本人に対してこのニュアンスを説明するのは非常に難しい。

中国人にとってはただ「Funkyの昔のバンドは日本でむっちゃ売れてたらしいぜ」という認識で、もし「玉ねぎ」の映像見つけて来て「これもファンキーさん叩いてるんでしょ?いい曲ですねぇ・・・」言われたら、
「おう、いい曲だろ、俺も好きなんだ」
で終わる。
何も違和感も疎外感(?)もイヤな気持ちも何もない。

でも日本人に言われると「あんたまだそんなとこでしかワシを見てないの?」と思えて寂しくなる。
もう「日本なんて帰らんでええな」と思っちゃうのである。

確かに私は爆風スランプのドラマーであり、数々の名曲のドラムを叩き、ついでに作曲もして、バンドの存続のために数々の泥水を啜って生きて来た。
でも、それよりも長い時間、私は中国ロックのために生きて、数々の名盤でドラムを叩き、数々のこの国のロックレジェンド達と共に数々の伝説を作って来たのだ!!

中国で活動して来た期間はもう人生の半分を超え、爆風スランプをやってた年月よりも遥かに長く、その成功は爆風スランプのものよりももっと(人口比で言うと10倍強)大きなものであるにも関わらず、それを全く無視されることに大きな違和感と虚無感があるのだろう・・・

しゃーないけど(>_<)

まあ虫の居所が悪いと時々そんなこんなで機嫌が悪くなったりする時もあるが、
基本的にその人には全く罪はないので「また飲みましょう!!」と盛り上げて店を出る。


Kさんと合流してとあるガールズバーに連れて行かれた。

カンボジア人の奥さんとクメール語で会話し、5人も子供のいるツワモノ・・・
(私は中国人の奥さんは一人目だけでその間に子供は二人・・・ってそれを競っても仕方がないが・・・笑)

馴染みのバーも多いらしく、この前連れて行かれたバーは、そこのママさんがその店のオーナーになったということでお祝いに飲みに行ったみたいな感じだった。

ところが今回のガールズバーは、また繁華街の外れと言うか、
まず「飲みに行く」という場所ではない上に、看板が出てないのでそこがガールズバーであるかどうかも一見さんには分かりようがない。

「おばちゃんばっかりですよ」
と笑って言うが、どうせ私もこの歳になるといわゆる「おばちゃん」はみんな「歳下」なのだ(笑)

バーに入って奥のテーブル席に座ると馴染みのおばちゃん(失礼)達と共にひとりの若い美女が・・・!(◎_◎;)

私の隣に座ったので、ここぞとばかり話しかけようとしたら、
「あ、彼女、喋れませんよ」
とKさん。

英語が喋れないなら好都合!!勉強中のクメール語のいい練習になるぞ!!・・・
と思ったら、英語だけでなく、耳が聞こえないから言葉が喋れないのだ!(◎_◎;)

「ここに来るとねぇ、クメール語の手話のいい練習になるんですよ」
とKさん。

手話は全世界共通だと言われているが、やはりそれぞれの言語での手話もあるらしく、
喋りでもまだそんなに喋れないのに手話まで無理!!(>_<)

でも、私はこの国の文字から勉強しているので、筆談だったら出来るぞ!!

お名前は?・・・スレイリアップちゃん?

アルファベット表記では「Sreyleap」?
ならば「Srey」は絶対に「ស្រី」!!女の子の名前によくある、日本で言うと「○○子ちゃん」って感じであろうか・・・
leapのleaは「លា」か「លៀ」か・・・まあ「លៀ」ならきっと「lia」と表記するだろうから(知らんけど笑)まあまず「លា」で間違いなかろう・・・問題は末尾子音の「p」である。
「p」を表す文字は「ផ」と「ព」と「ភ」の3種類あるが、「ផ」が末尾に来る単語は今まで見たことがないので・・・今日勉強した単語に出て来た「ព」を書いてみたらハズレ!(>_<)

これよ!と書いて(打って)くれた名前がこれ!!

末吉覚さんの投稿 2020年11月4日水曜日

おう!!「ស្រីលាភ」ちゃんか〜カワイイのう・・・❤️

勉強したてのクメール語でちょっと取っ掛かりが出来たので喜び勇んでいたが、
よく考えたら「ビールお代わり」やら「君も飲みなよ」など、全く言葉を交わさなくても身振り手振りで会話出来るではないか!!(>_<)

見れば店のおばちゃん達(失礼)やKさんは手話も交えて会話をしている!(◎_◎;)

「この子はねぇ、この前行ったバーのママさんの姪っ子で、僕は小学校の頃から知ってるんですよ」
とKさん・・・おう、なるほどね・・・

みんなとの会話の中で彼女のこんな手話会話が訳されて来る。

「私はね、このおじさんのことが小さい頃から好きだったの。でもおじさんは今になっても全然振り向いてくれない」

もうね・・・カワイイのだ〜(涙)

「また来よう!!また彼女にお金を落としてあげよう!!」
なんか物凄く幸せな気分で店を出た。

でも帰る道すがらこんな考えが頭をよぎった・・・

「お前なぁ、彼女が聾唖者だから好きになっただけなんじゃないのか?」

そう、「聾唖のBar Girl」なんて生まれて初めて出会ったわけだからその「特殊性」にぽーっとなってるのはある。

それってお前が「爆風スランプの人だから」って思われてるのと一緒じゃないのか?・・・

盲目のギタリスト田川ヒロアキ君がよく言ってた。
「もういい加減『盲目』ってのやめませんかねぇ・・・」

「お前、盲目なのは間違いないんやからしゃーないやろ(笑)」

でも彼は盲目であることを取っ払っても十分上手い!!
それをいつまでも「盲目であること」をキャッチフレーズにされることに嫌気がさしていたのだろう。

そう、私がどこに行っても、このカンボジアまで来ても、日本人に会えば「爆風スランプ」がついて回る・・・その嫌さと同じなのかも知れない・・・

そしてこの彼女、もし彼女が聾啞者じゃなかったら私はこんなに胸がときめいてたか?・・・

私は最初の結婚をする時に、漠然と「国際結婚をしよう」と思ってた。
いつか世界に飛び出して生きてゆきたいという夢があったこともあるが、
何よりも日本の中で自分を「爆風スランプの人」と見ない人を探すことは難しかったからである。

「芸能人と結婚したい人」や「ミーハーな人」などご勘弁である。
ちょうど芸能界のアホさ加減に嫌気がさしてたし、
「自分はいつかこの仕事を辞める、そしてアメリカかどっかに出て行って、また裸一貫から人生をやり直すだろう」
と思ってた。

だから「国際結婚」以外は無理だろうなぁ・・・と漠然と思ってた。

でもこの彼女、彼女を好きになる人のその理由が「聾唖者だから」ってそんなぁ・・・
まあ彼女は聾唖者を辞めることは出来ないわけだが、
やっぱそのフィルターを通り越して、本当に自分のことをわかってくれる人のことを好きになりたい、そう思ってるんじゃないかな。

だから小さい時から自分を可愛がってくれたKさんのことが今でも好きなのでは?・・・

オスカーに楽器持って集まって来る「ミュージシャン面」した白人達、
でも私は単に「白人だから」というので嫌ってたんではないのか?

それって彼らがアジア人を蔑視してるのと全く同じなのでは?・・・

私のFacebookに、
「ギター弾いてた太っちょの髭面君、まだ19歳なんで許したって下さい!多分まだセッションのことよくわかってないかと」
という書き込みがあった。

そうそう、演奏中こいつ、一度もアイコンタクトどころかこっちを見んかったんで
「お前、このワシをバックバンドで使ってんのか!!」
とちょっとカチンと来てたのだが、よく考えたら単にそんな余裕がなかっただけのかも知れない・・・

そう言えば今日、客席にこいつがいたなぁ・・・
なんか私を客席で見つけた瞬間に、会釈するでもなくかったので無視してたのだが、明らかに私に対して怯えてるような、なんかビビった表情をしてた・・・

まあこの人相でぶっきら棒にしてたら怖いやろ(笑)

でも同じ「白人だから」という理由で彼を威圧し続けてるワシって何なん?・・・

この彼女、ただ聾唖者だというだけで私は勝手に心が綺麗な人だと思っている。
だからその綺麗さに負けないように自分の悪い部分が見えて来たのではないかと思い始めている。

彼女が本当にいい子かどうかはわからない。
でも他のBar Girlだってみんな悪い子かどうかはわからない。

同様に私の嫌いなあの白人だって実はいいヤツかも知れない。
そのとばっちりで嫌ってた白人達の中にもいいヤツがいたかも知れない。

そうなのだ、どうせわからないんだったらみんな「いい人」だと思っていればいいのだ。
ただあまり夢が壊されないようにちょっと距離を置いて付き合ってればそれでいい(笑)

どちらにしろ、そんなに嫌ってやる必要はないのである!!

そんなことを彼女に教わったプノンペンの夜である。
「ស្រីលាភ」ちゃん〜金が出来たらまた飲みに行くからね〜お仕事頑張ってね〜

そしてその人生、一生懸命頑張ってね〜


彼女にきっと幸はある!!!

末吉覚さんの投稿 2020年11月4日水曜日


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Posted by ファンキー末吉 at:07:34 | 固定リンク

2020年10月18日

就職試験?(笑)

自慢じゃないがちゃんとした職(?)についたことがない(笑)
ボーナスとかもらったことなんかもないから
「ええなぁ〜ボーナスなんかもらえる人」
などと羨ましく思ってた。

「好きなことやって金稼いでんだからそっちこそ羨ましいですよ」
とよく言われるが、趣味が「仕事」に変わると、それはそれで大変なことはたくさんある。

こんなんとか・・・

まあどんな仕事でも「仕事」なので、それなりに「我慢」や「妥協」などをしながら、その中で楽しみを見つけながら何とかやっていってるのではないかと想像する。


小さい頃からサラリーマンに憧れていた。
「将来なりたい職業」っつうのは「数学の先生」か「コンピューター技師」になることだったと記憶している。

家が商売をやってたので「定時には家に帰って家庭を大切にする」ような人生を歩みたいと思っていたのだろう・・・

ところが大きくなってみたら、家には帰らんわ家庭はないがしろっつうか「ないもの」にしてるし
真反対やないかい!!(笑)

まあ小学校の頃「トム・ソーヤの冒険」を読んで、無人島で一人暮らしをしようと家出したことがあるぐらいだから「放浪癖」はもともとあったんやろうなぁ〜

バンドでツアーなど廻り出してから、気がついたら同じところに半年もずーっといるなんて自分でも信じられん!!


「数学の先生」か「コンピューター技師」っつうぐらいやから、文系の勉強は全くダメで、特に語学、英語の授業なんて絶望的やったな・・・

不思議と漢文の授業だけはまあまあよかったような気がする・・・これも「縁」か。

そんな自分が外国でその国の言語を使って暮らすなんか夢のまた夢だったのだが、縁あって中国でもう30年近く暮らし、そして今カンボジアで暮らしている。

もともと「人間」が好きなので色んな友達を作る。
それで何か将来助けてもらおうなんてことはこれっぽっちも思ってないのだが、今となってみれば結構助けてもらったことも多い。

何よりもその「縁」で自分の人生が劇的に変わってしまうことがあったら楽しいな・・・
なにせ「明日が今日と同じである」ことが一番苦痛な人間が、どうしてサラリーマンなどに憧れてを持っていたのやら・・・これも「ないものねだり」か(笑)

もともと最初にカンボジアに来たのだって、ベトナムで一緒に飲んでた友人に「カンボジア行きませんか?」と言われてひょこひょこついて来たのが始まりだし、次に来たのはたまたま一番飛行機代が安かったのがここだったというだけの理由・・・それだけで人生は劇的に変わるんだから面白い。

カンボジア希望の星プロジェクトまとめ

その頃知り合った女性A子さん、当時はインターンで給料もなかったので奢れる時にはメシぐらいは奢っていたのだが、今では立派に社会人となって人材派遣会社で勤めているという。

今回はそのA子さんとその友人B子さんとのお話・・・

A子「今度中国語の喋れる日本人の人材募集が来たんだけど・・・」
B子「私やろうかな・・・」
A子「あなた中国語喋れるの?」
B子「ちょっとだったら喋れるけど、どんな仕事?」
A子「中国人のクライアントから要望を聞いて日本の会社に伝えるの」
B子「そのレベルの会話は私じゃ無理かもね」

末吉「コホン!!」
A子B子「???」
末吉「中国語だったら任せなさい!!」
A子「え?!!」
B子「え?!!」

どうせコロナで無職やし楽しそうやから応募してみることにした(笑)

とは言っても「仕事」である!!遊び半分の気持ちは全くない!!

聞けば中国人のクライアントから聞いたことをクメール人の社員に伝えて、その結果を受けて日本の会社に伝えるので、クメール人の社員とコミュニケーションが取れる言語も必要である。
最低でも英語、出来ればクメール語・・・

A子「そう言えばファンキーさんクメール語勉強してらっしゃいましたよね?」
末吉「無理!無理!!絶対無理!!!」

たかだか3ヶ月学校行って初級がやっと終わった程度のレベルで仕事に使えるわけはない!!(>_<)

A子「じゃあとりあえず当社の担当者が電話をかけて、それぞれの言語のレベルをチェックします」
末吉「!(◎_◎;)」

まあ人材派遣会社なんやからしゃーないわなぁ・・・紹介したところで全く使えんレベルやったら困るしな・・・

A子「じゃあとりあえず履歴書送って下さい」
末吉「履歴書!(◎_◎;)」

履歴書なんて何十年も前にバイトの面接かなんかのために書いたっきりやなぁ・・・

とりあえずネットで卒業年号調べて書いてみる・・・

ファンキー末吉BLOG:就職試験?(笑) https://www.funkyblog.jp/2020/10/post_1436.html

・・・って受かるつもりやったん?!!(◎_◎;)
写真で落ちるやろ!(>_<)

末吉覚さんの投稿 2020年10月18日日曜日


いや、この写真でもうアカンな!!仕事をしようという顔をしてない(笑)

履歴書2枚目には免許、資格って・・・
一応普通免許と中国語検定あれは何級やったかのう・・・中国語始めてすぐやったからのう・・・

あと、志望の動機、特技、アピールポイントって・・・
「特技ドラム」・・・あかんやろ(笑)

一応、中国で30年仕事してますので中国語は堪能であること、英語はここカンボジアで生活出来る程度、クメール語は一応このぐらい喋れるというのはこのリンクを貼っといた。

ファンキー末吉BLOG:喋れることは喋れるけど・・・

A子「いや〜そうそうたるプロフィールですねぇ・・・日本語ネイティブ、英語、中国語の他にクメール語まで4カ国語・・・」
末吉「いやいや、そんなレベルじゃないんですって(赤面)」


かくして電話での言語レベルチェックの日、中国語担当の人はお休みということで、まあ中国語は顔パスというか「履歴パス」ということでこの日は英語とクメール語のみ!!

英語の面接官(?)優しい女性でよかった〜キツい人だったらもうそれだけで緊張して喋れん(>_<)

「まず英語で自己紹介を」

なんかねぇ〜すらすら出て来るのよ〜なんで?
ワシいつから英語喋れるようになったん?(笑)

相当ブロークンな英語やけど、きっとタカシ相手にとかいつも喋ってるからやろうな、単語は中学英語のしかなくてもスッと出て来るようになったんやろな・・・(驚)

自分はミュージシャンで、中国で仕事をしてるんですが、半年前にここ来たらコロナで帰れなくなって、今はネットで中国の音楽制作してますとか、来年の春のツアーまでには中国に帰らなければならないんですとか、自分の状況がすらすら英語になって出て来た!(◎_◎;)

そしていよいよクメール語!!
・・・って面接官(?)同じ人なん?!(◎_◎;)

さっき日本語も喋ってたから3カ国語喋れるんや〜大したもんやなぁ・・・

「じゃあクメール語で自己紹介して下さい」
と言われたんやと思う。一応、
「クメール語喋ればいいんですね?」
と聞いておいて、まあ自己紹介なら前回のブログ用に喋ったことがあるのでさらさらっと喋って、そこで相手から何か質問・・・

これが全く何言われるのか聞き取れんのよね(涙)

「ស្តាប់មិនយល់」
とっさに出て来たのが、ちょうど今勉強したばかりの、中国語で言う「听不懂(ティンプドン)」!

これは日本語にはないニュアンスなんやけど、「听:聞いて」、「不懂:わからない」、余談になるけど「見てわからない」のを「看不懂(カンプドン)」と言い、日本語の「ちんぷんかんぷん」は「听不懂(ティンプドン)看不懂(カンプドン)」から来ているのではという都市伝説があります。

クメール語は中国語とニュアンスが似てる部分があり、このស្តាប់(听)មិន(不)យល់(懂)」という言葉は非常に面白いと思って覚えてたのよねぇ〜・・・

面接官、ちょっと笑って、会話のレベルを下げることにしたのだろう、質問の中に「ចូលចិត្ត(好き)」という単語が聞き取れたので、英語ん時と同じ質問だろうとばかり「カンボジアは好きですよ」と答えたら、合ってたのやら間違ってたのやら今度は「ម្ហូប(食べ物)」という言葉が聞き取れたので、「カンボジアの料理は好きです」と答えたら、「ចូលចិត្តអី?」と来て万事休す!!(>_<)

何の料理が好きかと聞かれても、固有名詞なんか全部後回しにしてて何も食いもんの名前なんて覚えてないのよねぇ・・・(>_<)

とっさに出て来たのが、
うーん、、あれ、あれ、ទាំងអស់!(全部)」

これで面接官もクスッと笑ってしまい、面接終了!!
いや〜もう冷や汗だらだらですわ・・・

思えばクメール語でこんなに会話が何往復もしたことはなかった!!

バーのお姉ちゃんと来たら、「私は今クメール語を勉強してます」と言ったらいきなり「ペラペラペラ」とわけのわからん高度なことを話しかけて来るし、
タカシはタカシで難しい言葉言った後で英語で「これは覚えておいた方がいいですよ。よく使います」

いや、もう2000を超える単語が半分も覚えられずに単語帳に眠っている状態で、ここでお前に求めてるのは更に新しい単語を教えてくれというのではなく、この覚えてる単語だけで会話をしてくれっつうことやねん!!!(怒)

その辺、面接官のお姉ちゃんは慣れてるな。
相手を見て会話のレベルを落として来る・・・

これ中国語でもそうやったなぁ・・・
外国人と喋り慣れてる人の中国語は聞き取りやすいけど、ネイティブ同士の会話は今だに聞き取れん・・・

日本人でもそう!!
例えば岡崎はん、
「あんたそんぐらいわからんようじゃまだまだでんなぁ〜」

これを外国人がとっさに理解するには物凄いレベルの語学力が必要やぞ!!!(笑)

というわけで、就職落ちたらこの面接官のお姉ちゃんとお近づきになって色々会話を教えてもらおっと・・・

・・・って受かるつもりやったん?!!(◎_◎;)

この言語レベルのデータが人材派遣会社のデータベースに保管され、要望のあった会社にこの履歴書と共に提出される・・・

写真で落ちるやろ!(>_<)

まあどう考えても61歳の金髪のこんなおっさんを部下にしたいとは思わんわのう・・・・(笑)

まあいいのです!!
英語がちょっと喋れるようになってただけでも嬉しいし、
クメール語で初めて4往復会話が出来たし\(^o^)/

もっと頑張れば私のブロークン英語ぐらいのレベルならいけるかも知れんぞ・・・

長くても来年春のツアーまで、短ければ12月のビザ更新時まで、毎日が貴重な時間だと思って更に勉学に勤しみましょう〜

Posted by ファンキー末吉 at:22:10 | 固定リンク

2020年10月11日

おじさん若い娘に服を買う

いや、日本から送ったコンテナの中から荷物がごっそり盗まれた状況で、そんなことやってる場合じゃないんやけど・・・

សូមផ្សព្វផ្សាយរឿងនេះផង !! មិត្តជាទីស្រឡាញ់នៅកម្ពុជា ...

末吉覚さんの投稿 2020年10月8日木曜日


まあこれはちょっと前の話・・・

タカシとか
「飲みに行きましょう」
と言うてもどうせワシが払うんやから
「安いところやないと行かんぞ!!」
とクギを刺しておく。

「それだったら安いバーを見つけたんでそこ行きましょう」

連れて行かれたのがリバーサイドからはちょっと外れた、場末の(失礼)ガールズバー・・・

そこには例によってとある貧乏な美人姉妹が働いていたのだが、
「あの店、なんか摘発が入って閉められちゃったそうですよ」
とタカシに言われて今回の話となる・・・

美人姉妹のお姉ちゃんの方はそのタイミングでは店にいなかったそうで助かったが、どうやら妹も、店にいた人全員警察に連れて行かれたらしい!(◎_◎;)

「そりゃ心配やなぁ〜」
お姉ちゃんにメッセ送る・・・

やり取りしてゆくうちにわかるのだが、それより大変なのは、その姉妹はその店の上に住んでたので、着の身着のままで帰るところもなければ金もなければ当然ながら仕事もない・・・!(◎_◎;)

タカシが
「じゃあオスカーで働きなよ」
と仕事を斡旋する・・・

ところが今度は店に出るにも着てゆく服がない・・・
しゃーないなぁ〜おじさんが服でも買ってあげよう!!(笑)

いや〜銀座のホステスとかを連れ出して服でも買ってあげるおじさん(知らんけど)に憧れてたのよねぇ〜

それが10ドル20ドルで実現するなら楽しいではないか!!
というわけでタカシが彼女を連れてやって来た。
まずは今日のまかないのヌードルを食べてもらう!!

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

そして近所にある庶民の市場、オールドマーケットに連れてゆく・・・

「何でも好きなの選びなさい!!」
おじさん内心「10ドル20ドルぐらいのんにしてね」と懐を慮ってハラハラ・・・
でも店に出るならドレスとまではいかんでもちょっとはええ服が必要やろ・・・

35ドル(>_<)

まあええわ、銀座で服買うたと思えばこれより数倍はするとこやったんやから・・・(知らんけど)

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

そしてタカシは次の店へと・・・
おいおい!!一着だけやで!金ないし・・・

と思ったら靴も買わないかんと・・・
そやわなぁ〜ドレスみたいな服にスニーカーいうわけにもいかんわのう・・・(>_<)

靴が13ドルでちょっと胸を撫で下ろす・・・

まあ庶民の市場オールドマーケットやからこのぐらいで済んだわけで、もしイオンとか名だたるショッピングモールやと倍はするやろ(知らんけど)

かくして「若い娘に服を買ってあげるおじさん」という夢は5000円ぐらいで叶ったわけで、まあ日本食を食いに行くのを一回二回我慢すればそれで済む・・・

と思ったら次なる問題が・・・
彼女は「住むところ」がないのである!(◎_◎;)

そやわなぁ〜と思ったらタカシが先頭に立って部屋探し!!

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

「探せばひと月70ドルぐらいの部屋がありますから」・・・ってワシその金は出せんぞ!!
って手持ちの金もないわけやからそうもいかん・・・
「貸すんやからな、出したるんやないからな!!」
タカシはこういう時には必ずちゃんと回収してくれるので安心である・・・

ってかうちの若い衆全員ワシに借金しとるやん!(>_<)

まあ子守とか家のこととか手伝ってもらってギャラの代わりにそこから金額をカットしてゆく・・・
って結局現金は返って来んわけね(笑)


まあ結局この日は部屋は見つからんかった・・・

翌日また探そうということで、まあ後でオスカーの初出勤の様子でも拝みに行って、
1.75ドルのビール飲んで、レディースドリンク3.75ドル奢ってあげたら彼女に1.5ドルとかのチップが入る・・・
まあ「ご祝儀」である・・・

と思ったら、タカシが「彼女、体調が悪いとかで帰りました」!(◎_◎;)

まあ「身体が弱い」みたいなことは言ってたので「さもありなん」とばかりその日は飲みに行かずに休肝日・・・

ところがそこからである。
翌日不可解なことが起こるのである・・・


「彼女、別のバーで働き始めましたよ」

聞けば、同じリバーサイドではあるものの結構場末のガールズバー!(◎_◎;)

「彼女、オスカーみたいな華やかな感じは何か合わないそうで・・・」
タカシも事情はあまりわかってないようだ・・・

「彼女のバー、今から行こうと思うんですけど一緒に行きますか?」

タカシもちょっと心配なのだろう・・・
まあ一緒に行ってみてすぐに退散した。

店が場末・・・っつうか何か居心地の悪い雰囲気であまり居たくなかったのもあるが、
彼女は私が買ってあげた服ではない別の服を来ていたのだ!(◎_◎;)

え?来てゆく服がない言うからなけなしの金で服買ってあげたんちゃうん?!!

前日のオスカーには着て行ったのであろうが、
翌日にはもう着替える服がある・・・

っつうことは別に今転がり込んでるであろう住処には服はあるのである(>_<)


「Bar Girlはウソつきますから」
翌日タカシも何やら機嫌が悪い・・・

聞けばその時に「20ドル貸してくれ」と頼まれたらしい・・・

何故ワシに言わん?!!
どうせタカシが貸したとしても、その金はどうせワシがタカシに貸すのだ(笑)

断ったら彼女、タカシに対して烈火の如く怒ったらしい・・・
「誰も私のこと助けてくれない(涙)」

いや、ワシは助ける言うてるし・・・

うちは賄いがあるのでいつでも腹が減ったら食いに来ていいし、
服も靴も(安いもんやけど)買ってあげたし、
初出勤に向けて美容院で髪の毛セットする金も出してあげた・・・
(5ドルやけど)

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

でも結局本当に金に困ったらうちには来ずにタカシんところに行く・・・

まあそうかも知れない。
ワシは所詮は外国人やし、
中国でもそうだったが、だから中国語を覚えて中国人には中国語で接するようにしている。

いつまでも英語で喋ってて、極端な話、通訳入れて会話しているようでは本当の意味でのコミュニケーションが出来るとは思わないからである。

あと、馴染みのきっぷのいいお姉ちゃんたちにこんなことを言われたこともある。

「あんた気をつけなさいよ。あんたは人が良すぎるからいつか騙されるわよ」
「いやいや、この人を騙すってちょっと勇気がいるわ、だっていい人過ぎるんだもん、かなり自分を落とさないと罪悪感にさいなまれちゃうでしょ」

Bar Girlだって「人間」だ。
同じ「金を巻き上げる」なら、身体目当てで寄って来るヒヒジジイの方が気が楽だけど、この人相手だとちょっと気が引ける・・・

てなこと言いながら結局はそこからも結構小銭を絞り取られているのだが・・・(笑)


それから数日経って、今日は週末で賄いがないので、若い衆連れてクメール料理を食いに行った。

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日
末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

そこには、華やかにレストランの一角を借り切って、バンドも入れて誕生日パーティーを開いているカンボジア人がいた。

末吉覚さんの投稿 2020年10月10日土曜日

「彼女、どうしてるかなぁ・・・」
突然そんな思いが湧き出して来た・・・

同じこの国に生まれて、
(ウソかも知れんが)その日に着てゆく服もない娘もいれば、
たかだか自分が生まれた日にを祝うためにその娘の年収ぐらいを一晩で使ってしまう娘もいる・・・

資本主義なんてそんなもの・・・
いや、社会主義の中国だってそうだったんだから
「世の中なんてそんなもの」なのかも知れない・・・

「彼女、またバーが変わったらしいですよ・・・」

タカシと一緒に行ってみた・・・
彼女はまだ出勤してなかったけど、そこは更に「場末」で、とてもじゃないがあまり長く居たくないような、そんなバーだった・・・

「場末」のバーは好きでよく行ったりする。
お姉ちゃん達が健気に頑張っているそんな「場末」のバーは結構好きなのであるが、
このバーはあかん(>_<)

何やら「汚い」と感じる何かがあるのだ・・・

いや別にゴミが落ちてるとかそんなではない。
お姉ちゃん達がスレてると言うか、何やら居心地の悪い何かがある。

お勘定して「安いですねぇ、ここ・・・」とタカシがびっくりするぐらい安い。
ビールが1ドルっつうたらオスカーの半額ぐらいである。

しかし客はいない・・・

値段の高い安いなんて所詮は持って帰る「満足度」の問題である。
1ドルだって高く感じる時もあるし、
日本レストランの5ドルのハイボールだって「安い」と思う時もある・・・


彼女は結局来なかった・・・

「お化粧してるからちょっと待っててね」
タカシに言ったその一言も「ウソ」だったのかも知れない・・・

「いつでも腹が減ったらうちにおいで!!金はないけどメシならいつでも食わせてやるぞ」

そう彼女に言ったは言ったのであるが、
彼女がうちの門を叩く日はきっと来ないと思う・・・

まあ仮に門を叩いたとしても、彼女を毎年誕生日を豪勢に祝えるような身分にしてあげることは出来ない。

手を差し伸べたって結局は何も大したことをやってあげられないのはわかっている。
でもその差し伸べた手を握り返してくれないと、本当に何もやってあげることは出来ない。
落ちてゆくのをただ眺めているしか出来ないのだ・・・

あの日買ってあげたあの服はどうしてるだろう・・・

売っ払ったってロクな金にはならないだろうから、
やっぱいつかはローテーションで袖を通すこともあるだろう。

その時にちょっとでいいから思い出してくれれば嬉しい。
たとえ、握り返すことはないとしても、あの日確かに手を差し伸べてくれた人はいたんだよ、ということを・・・


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Posted by ファンキー末吉 at:07:52 | 固定リンク

2020年9月11日

内地に位置するプノンペンに島が?!(◎_◎;)

海好きである。
加山雄三の次に海が似合うのはこのファンキー末吉だと自負している・・・(笑)

世界で一番祝日の多い国、ここカンボジアは今「プチュンバン」という、いわゆる「お盆」の時期である。

この15日間に先祖様の魂が自由に行き来することができると言うが、別にこちらにご先祖様がいないワシには全く関係がない・・・

祝日としては今年は9月16日~18日(水~金)が休みとなると言うが、
年がら年中休みであるみたいなワシには全く関係がない・・・

ただ、両親が仕事で預かってくれるところに困っているお子さんをお預かりしているのだが、会社が休みだとそれも休みになる。

国内に感染者がいないとされているカンボジア人はわさわさと国内旅行に出かけるのであるが、
「ロック界の加山雄三」としては行くとしたらやはり海のあるところに行きたい・・・

よく行くシアヌークビルの離島もいいが、やっぱ私としては手付かずの観光地「ケップ」が好きである。

前回思い立った時には、ベトナムでコロナの第二波が来て、国境を接しているこの辺りには行くことが出来なくなっていたが、今はそれも収まってどうやらバスも出ているらしい・・・

いつも使っているバックパッカー安宿を調べてみるとなんと満室!(◎_◎;)

いや、宿の問題だけではない、全国からカンボジア人がここに集結するとなると、地下鉄等の公共交通機関のないここでは大渋滞が発生するのだ(>_<)

あきらめていたところ、何やらここプノンペンにも「島」があるらしい・・・!(◎_◎;)

見ての通り、プノンペンはカンボジアの内陸に位置する。

しかしそこにはトンレサップ湖から流れて来るトンレサップ河、
そしてメコン河がこの辺りで合流するのだが、
そのメコン河の方にダッチ島という「島」(というより中洲?)があるらしい・・・!(◎_◎;)

そんな話をオスカーに行ってしていたら・・・

「私、この辺の生まれだから詳しいわよ」
つい先日、「お金がなくてモノが食べれなくてひもじいの」と連絡して来たあの美女である・・・(ワシの左隣)

クメール語学習再開に向けて、ではメシ食わせてやるから毎日レッスンしろ!!ということになっていたのだが、
この女・・・いかんせん腹が減ってる時しか連絡して来ん(>_<)

腹が減ってない時にはメッセ送っても返事もしよらん(笑)

まあこの日はオスカーに出勤してたのでビールを奢ってあげて(レディースドリンク3.7ドルのうち1.5ドルが彼女たちの収入になる)その話になったわけである。

それならばメシ食わすから案内してくれということになって翌日バイク2台でダッチ島に渡る・・・

そう、この島には至るところからフェリーが出ているのだ・・・
料金1000リエル!!(約30円!!安い!(◎_◎;))

見れば大体の乗客は常連さんなのか定期券を持っているのか顔パスで、
新顔のワシらだけが金を払っているようである(笑)

メコン河!!

フェリーは5分か10分、あっと言う間に着いてしまうのだが、そこから彼女についてバイクで進むと・・・



そうそうこの島では絹の生産が盛んで「シルクアイランド」と呼ばれているという噂は聞いた・・・

1ドルの入場料を払って入ると、そこでは蚕から糸を取って実際に織物を織っていた・・・



中には絹製品を売っている売店もある・・・

まあ別にワシは「観光」をしたいわけではない!!
「ほら、ワシのルックス見てみぃ〜どっから見ても海の男やろ!!」
一生懸命拙い英語でコミュニケーションを取る!!
(これをクメール語でやらんからいつまで経っても喋れんのやな(>_<))

納得したのかしないのか、彼女が連れて行ってくれたところが最北端の「Koh Dach Beach Resort」!!

おお、「Beach」と言えばワシのためにあるような言葉ではないか!!!!

ところが「Resort」とは名ばかりで、砂浜に掘建て小屋みたいなんがずらっと並んでいるのみ(笑)




現地の人はこの泥水で平気で泳いでるし〜!(◎_◎;)









小魚みたいなんを獲ってる人も・・・

まあ泥水ではあるけど汚水ではないようである・・・
なんかメコン河で泳いでて傷口から寄生虫が入ったというブログ記事もあったような気がするが・・・

泳ぐし!!(笑)

美女はワシと違って長ズボンとセーター(なんでや?こっちの人はこの季節にはもう冬装束になる!(◎_◎;))なので食事を頼む(笑)

ワシは水の中からビールを頂く!!

美女は食い終わったらさっさと帰ってしまい(笑)ワシはせっかくなので昼寝!!


いや、外国人誰もおらんけど、地元の人が喜んで宴会してるこの施設・・・ええかも・・・

というわけで、祝日にはお子さん預けてるご家庭連れてここに来るのもええかな・・・そしたら家族で泊まれるような宿泊施設ないかな・・・

とバイクに飛び乗って探しに行く・・・と、そしたら突然の大雨!!!
(写真なし・・・っつうかこっちの雨は凄すぎてそれが出来る余裕はない)

売店でペラペラの雨合羽を1000リエル(約30円)で買って、とりあえず船着場目指して走る・・・

もう豪雨で目も開けてられないほど・・・
・・・っつうことは目が開いてないのでバイクごと田んぼに突っ込む!!(>_<)

カンボジア人は親切やなぁ・・・豪雨の中走って来たバイクのおっちゃんが、ワシのバイクを引き上げるのを手伝ってくれる(涙)

そして気がつくとここは売店の前だったようで、売店のおっちゃんもずぶ濡れになりながら手伝ってくれる(号泣)

おっちゃん身振り手振りで「雨がやむまで中で雨宿りして行きなよ」とバイクを中まで運んでくれる(涙)

もう雨合羽もズタズタ、バイクはかろうじて動くようだが、足に擦り傷がいっぱい(>_<)

消毒してもどうせまた雨に濡れるんだからと、おっちゃんからミネラルウォーター1000リエル(約30円)で買って、とりあえず傷口だけざっと水洗いしとく・・・

おばちゃんも出て来て、バイクのミラーに布を被せてくれる!(◎_◎;)
こっちでは車体は濡れてもミラーだけは守るのか?・・・

とりあえずそのままぼーっと雨が上がるのを待つ・・・

なんかねぇ・・・雨が降る・・・何も出来ん・・・待つ・・・
みたいな悠久の時が流れるこの感じ・・・

思えば最初に中国に行った時にこんな感じやった・・・
日本であくせく働いて、中国に来たらそこには悠久の時が流れる・・・みたいな・・・

ところが中国の高度成長、ロックバブルと共にそれが全く変わってしまった・・・
今ではここカンボジアが自分にとって昔の中国みたいになってんのやなぁ・・・と妙な感慨にふける・・・

雨も小ぶりになったのでフェリー桟橋へ向かふ・・・

・・・ってか桟橋っつうかちょっと河っぺりを削っただけのところにフェリーがやって来る・・・

こちらの人は別にずぶ濡れになっても気にしない・・・
合羽を着ている方が珍しいみたいな状況でフェリーに乗り込む・・・

見ればトゥクトゥクがぬかるみにハマったのを船員や乗客みんなで助けている・・・
のどかやなぁ・・・

時刻表なんかないし、出発時間が決まってるわけでもない。
トゥクトゥクがぬかるみにハマったら船降りて助けるし、
「早よ出港せんかい!!急いでんねん!!」と怒る人もいない・・・

まあ急いだところでこの雨ではどうせ何にも出来んし・・・

思えば中国も昔はそうやった。
あの「身内以外は死んでも気にせん」みたいな中国人が、
トローリーバスが壊れて動かんようになったら、「没办法(しゃーないなぁ〜)」とばかり乗客みんなでそれを押すのを見て感激したことがある。

今では中国人、そんなことするやろか・・・

そして日本人、自主警察の人々やマスクしない運動の人や、みんながみんないがみ合って、こんな素朴な「助け合い」なんてもう滅多に見ることないんとちゃうんやろか・・・

まあ車がぬかるみに入ったりトローリーバスが壊れて動けなくなること自体がないけど(笑)

岸に着いて、またバイクで30分、家に着いて傷口消毒して、ついでに美人女将がいる小料理屋「縁」で焼酎のボトルを入れて体内もアルコール消毒・・・

初めて頼んだスコッチエッグ(卵をメンチカツで包んで揚げたもの)が美味かった〜

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Posted by ファンキー末吉 at:07:59 | 固定リンク

2020年9月 6日

続・続・カンボジアFunkyスタジオ計画

前回までの話はこちら

ドラムセットが北京から送られて来た!!

いや〜デカい!!重い!!

ホテルのトランクルームを借りて置かせて頂いてたのだが、
ずーっとそのままだと倉庫代がかさんで仕方がない。
取り敢えずスタジオ予定地に運び込むぞ!!!

・・・というわけで土井さんと連絡を取る。

「ファンキーはん、雨季やろ、あそこなぁ〜雨漏りがひどくてあかんわ」
って湿気はドラムセットには大敵!(>_<)
雨漏りの修理、天井の張り替えからやらないかんな〜と途方に暮れてホルモンを召す・・・

コロナで閉店してたこのホルモン屋「虎二郎」が開店したと聞いてやって来たのよ〜
・・・ってよう考えたらここがカンボジアFunkyスタジオ計画の原点やん!!(◎_◎;)

「上の部屋、まだ空いてますか?」
オーナーの浦さんに恐る恐る聞いてみる・・・

「ああ、若い衆がひとり住んでるけどなぁ〜かまへんで!!追い出すし」

・・・って追い出さんでもよろし((((;゚Д゚)))))))、しばらくの間ドラムを置かせてもらえたらそれでええんです!!

というわけで運送屋を雇ってドラムセットを運び込んだ!!




若い衆カンタ君はお出かけ中だったが、部屋をちゃんと片付けてくれている・・・

それより何より、ナニこの隣の部屋!!

なんとカンタ君の部屋との間の壁には窓があり(今は塞いでるけど)、これってレコーディングブースとコンソールルームの間に窓があるのと同じやん!!

つまり片方にドラム置いて、もう片方に録音機材を置けば完璧に「スタジオ」になる間取りなのだ!(◎_◎;)

しかも、カンタ君の部屋は窓と言うかベランダもあり日当たりがいいが、
日当たりがいいということは音も筒抜けということで、
この隣の部屋には窓がないので、ドラムという大音量の楽器を鳴らすには防音的に最高である!!

これ、スタジオにしてくれ言うてるようなもんとちゃうん!!!

とりあえずお礼の意味も兼ねて打ち上げ!!

手伝ってくれたデクノボウ君には、
「これ内臓、カンボジアにもあるやろ、こっちのカルビの方が高いやろ、お前は高い方の肉食え!!ワシは内臓でええからな!!」
と言いくるめて、ワシはカルビの倍の値段をするホルモンばかりを食う!(笑)



浦さんがとって置きのシマチョウを出してくれた!!(◎_◎;)


「これは試食ということでお代は頂きません、サービスです」
ってサービスしてくれたら飲むしかないやろ〜!!!

それにしてもこの店は相変わらずポスターが面白い(笑)



玄関のキャッチコピーも面白い(笑)

陽の高いうちからベロンベロンになって、浦さんに聞いてみた・・・
「あそこホンマに家賃80ドルでええんですか?」

「いや、家賃なんか要りませんわ!!若いうちからバンドやってて、自分ちに楽器鳴らせる環境があるだけで嬉しいですから」

ってタダ?!!!(◎_◎;)

いや、でも出入りは必ず店ん中通らないかんからなぁ〜
ホルモン大王の異名を取るこのワシがホルモン横目で見ながら素通りするわけにはいかんやろ・・・

実際この日だけで家賃ぶんぐらいの売り上げ落としとるし(笑)

でも本当にここがカンボジアFunkyスタジオになったとしたら、
歴代北京の、そして日本のFunkyスタジオの歴史の中で初めて「ホルモン食いながらレコーディング出来るスタジオ」になるぞ!!\(^o^)/

凄いなぁ・・・次は北京から届いた録音機材を運び込んでみよう(笑)




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Posted by ファンキー末吉 at:11:24 | 固定リンク

2020年9月 4日

クメール語学習再開!!

3ヶ月かかって初級の本を一冊終え、忙しくなったので学校を後にした私だが、またヒマになって来たので再開!!
・・・と言っても、もう毎朝5時に起きて一日8時間予習復習に費やす時間はない(>_<)
あの学校は「週一」とか「隔日」とかの履修が出来ないのだ・・・

あと、何とか中国語とクメール語をリンクさせたい!!
つまり中国語インターフェースとしてクメール語を学びたいのだ・・・

というわけで探して来ました!!中国語でクメール語を教えてる先生!!

美人!!しかも日本語も達者!(◎_◎;)

昨日面談に行って来たが、お試し授業で、
「我找他来这儿了、クメール語で何と言いますか?(実際は質問も中国語)」
に対して私は「ជួប」という単語を使って答えたところ、
「それだと"见"!この場合は"រក"を使います」
ってこの単語どっかで見たなぁ・・・そうか"Find"か・・・
「I find him」とか使うことないし、ってか「探しに来た」とは日本語ではあんまし言わん。
つまり英語でクメール語を勉強している限りこの「រក」という単語は脳内に定着することはないのだ!(◎_◎;)

目からうんこ、いやいや目から鱗である・・・

来週から週一でお願いすることになって記念撮影!!

「我很丑了(私ブサイクだから)」と最初写真を嫌がっていたが、いやいや相当の美人ですぞ!!

美人やからやっぱキツいのかなぁ・・・いや中国人の血が入ってる時点でキツくないわけないやろ・・・何せ中国人女性は世界一キツい生物(涙)・・・(当社比)

そしてもうひとり、「お金がなくて何も食べれなくてひもじいの」と言って駆け込んで来た(うちは駆け込み寺かっ!(笑))クメール美女!!

これはこれでまた美人なのだが時間を全く守らん!!(>_<)
しかしまあタカシとかと違って英語が達者じゃないのが助かる・・・

彼女には「毎日メシ食わすから、とにかくこの本(終了した初級の教材)の1ページ目から最後までやり直す!!」

つまり既に学習したこの本の中の600の単語のうち、忘れてる400を掘り起こして来てそれを中国語とリンクさせる!!
それを彼女と実践で喋って定着させる!!
という作業である・・・

そう、外国で暮らしてると、(私の場合)喋ろうとした時にまず中国語が出て来て、それを押し戻して英語を喋るのよねぇ〜
つまり英語とリンクしている限りクメール語はその次になる。

ちなみに日本語とリンクすると中国語を押し殺して日本語に直してからクメール語になるからやはり1テンポ遅れる。
(中国語はもう日本語を介さずに出て来るのよ)

つまり600の単語が全て中国語とリンクすれば、もうすぐに喋るようになるはずじゃぞ!!

無謀だがここで宣言しよう!!
ワシは今月中にクメール語が喋れるようになる!!

まあ思い起こせば中国語も、(独学ではあったが)半年ぐらいでカタコト喋れて通訳ナシで渡航してたもんなぁ・・・

まあ要は頭の中でシノプスが繋がればいいのじゃ!!
繋がれシノプス!!

月末のご報告をお楽しみに〜


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Posted by ファンキー末吉 at:10:29 | 固定リンク

2020年9月 1日

高級リゾート地からの無一文での脱出劇

前回の続き・・・

まあ無一文でもカードが使えれば何とかなる。
せめてATMがあれば現金を引き出せる。

どちらも無理でもまあ隣町まで行ってお金を下ろせば・・・ってまたタクシーチャーターして3時間かけてシアヌークビルまで戻るしかない・・・ってか金がないんやからタクシーもチャーター出来んがな(>_<)

ATMのないロン島やロンサラム島では「Cash Back」という看板をよく見かける。
これは店などでカードで買い物をする感じで、店がカードに金額を入金し、品物でなく現金を渡すという商売である。

コンビニかどっかの店でこれをやってる可能性もある・・・
まあホテルでいても何も解決にはならんので、とりあえず外に出て新しい何かと出会うしかない・・・

ところが外に出てみて、そしてGoogle マップで検索してみて愕然となる・・・

この辺・・・車がないと何も出来んやん(>_<)

そりゃそうだ。貧乏バックパック旅でこのにやって来るのなんかワシぐらいなもんで、基本的にこの大リゾート地には中国人の「金持ち」しか来ないのだ・・・(涙)

とりあえずメシでも食ってそこでカード使って、
「ちょっと多めに料金上乗せしてその分現金でCashBackしてくれんか〜」
と頼むしかない!!

それにはまず「外に出る」しかないのだ!!
外に出るには「車」が必要なのだ!!

「バイクとか自転車とか貸してくれるサービスはおまへんか?」
と中国語の流暢なフロントのお姉ちゃんに相談してみる・・・

「おまへん!!(中国語で)」とキッパリ(>_<)

ほなトゥクトゥクでも・・・ってこのリゾート地にトゥクトゥクがおるわけないわな・・・
「ほなタクシー呼んで下さい」

「タクシーもおまへん!!(中国語で)」とキッパリ(>_<)

どないしまんねん(号泣)

ほんまに泣いてたらお姉さんがいいことを教えてくれる。
「ゴルフの電気自動車なら1時間25ドルでチャーター出来ますよ」

動いたらゴルフでも卓球でも何でもええわ!!それ!!!!

って25ドルもないのだが、「支払いはホテルに戻って来た時に」ということなのでこれは「博打」である。

向かいのカジノはコロナのため閉まっているが、パチンコも勝ったことない私でも人生の博打ならもう既に何度も大博打を打っているではないか!!!

電気自動車が来るのを待つ間、お姉ちゃんと雑談をする・・・

「プールはありまっか?バーはありまっか?」
特に目を引いたのがこのフライヤーである・・・

ビール〜スナック〜シーフード〜美女・・・「美女」ってあーた!!(笑)

「ほんまに美女なんかおりまんの?」
お姉ちゃんに聞いてみるが、クスッと笑っておしまい。
その笑顔が全てを物語っている。

「あんさんなぁ〜こんな辺鄙なとこやで、美女なんかおるわけおまへんがな(笑)」
ってな感じであろう・・・

ところが電気自動車が来てみてびっくり!!


こりゃまたどう見ても美人べっぴんさん!!
プノンペンでも見かけんぐらいの絶世の美人ではあるまいか!!!!

もうね、ええわ!!・・・ワシここで暮らすし(笑)

とりあえず1km先のレストランに行ってもらうがそこは閉店中(>_<)

どうやらこの辺は高級なハーバーなのであろう。
金持ちはワシのような苦労をせずに、自分の船でここに乗りつければシアヌークビルやロン島からすぐにここまで来れてしまう・・・



この浜辺はもっと開発されて将来きっと中国人専用ビーチとなるのであろう・・・

そして至るところで見かけるこんな看板のように、
ここら辺一帯はこんな中国人のための一大都市が出来上がるのだろう・・・


ところがここは現在ではまだ開発途中なのでコンビニすらない!!
現地のカンボジア人っつうか人が全くおらんやないの!!(>_<)

何はともあれレストランを探すのじゃ!!
そしてそこでカードを使って食事をするのじゃ!!

って開いているレストランは隣のカジノの向かいのレストランだけ!!

カジノ・・・閉まっている・・・

とりあえずそこで電気自動車を降りて、入り口のおばちゃんに中国語でまくし立ててみる・・・
「UnionPayは使えまっか?カードは使えまっか?!!」

おばちゃんは無表情で首を横に振る・・・(>_<)

ちょっと聞いてみる・・・
「おばちゃん中国人?」

首を縦に振るおばちゃんを見て思い立った!!

キャッシュレスが進んでいる中国ではよく見る光景・・・
それはどうしても現金でしか支払えない場合(もう数少ないが役所等で)、
「すんまへん、WeChatで同額振り込みますんでその額を現金で私にくれまへんか・・・」

もうこれしかない!!

そのためにはこちらで生まれ育った中国人ではダメで、
どうしても中国、しかも香港や台湾ではなく中国大陸(変な言い方)から来た中国人で、中国のWeChatで中国の銀行と紐付けされてなければならない。

「おばちゃん中国のどこから来ましたん?」
とりあえず世間話から始める。

「そうでっか〜武漢でっか〜コロナでは大変でしたなぁ・・・」
から始まって、何とかWeChatも中国の銀行口座も持っていることを突き止めた!!

「ほなメシでも食うていきますわ〜」

ファンキー末吉流としては「まずメシを食う」のである!!
金ならないのである!!
おばちゃんにWeChatで振り込んで、その額をおばちゃんがドルでくれて、それで支払うしか選択肢がないのである!!

いやでもおばちゃんはそれをするしかないのである(笑)・・・

メニューはやはり中国語のみ!!
クメール語どころか英語もない(笑)

値段は少々割高ではあるが、中国の高級レストランではこんなもんであろう・・・

とりあえず久しぶりに中華を食いながら切り出す。
「おばちゃん、ワシ現金ないねん。ちょっとWeChatに振り込むからドルで返してもらえまへんか〜」

おばちゃんも基本それしか選択肢がないのだから渋々承知する(笑)

ところがそこで思い出した!!ワシのWeChatには残高がもうないのだ!(◎_◎;)
焦らず慌てずビールを飲み干して考える・・・

「そうじゃ!!勝山に日本円を送って、WeChatに人民元を振り込んでもらおう・・・」

運よく昨日、8月31日は印税の振り込み日・・・Runnerの印税が少しは入っているかも知れない・・・

「久しぶりでんなぁ〜元気でっか?」

元気なわけはなかった・・・上海の居酒屋勝がいきなり立ち退きになって今移転でてんてこまいらしいのだ!(◎_◎;)

「そりゃ大変でんなぁ・・・ほな大変ついでに(笑)」
というわけで無理言って中国元をWeChatに送ってもらう・・・

「おばちゃん〜WeChat繋がってくれる〜?お金送るし〜」

ドルで200ドルと言うと人民元で1360元ぐらいだが、
「おばちゃん〜ちょっと多めに1500元送るわ〜それで200ドルちょーだい〜」

この非常事態である。1割ぐらいの手数料は支払った方が物事がスムーズに行く。
まあ20ドルと言えば大好きな「重庆辣子鸡」をもう一品追加したと思えば良い。

快諾してくれたおばちゃんにWeChatで1500元を送金するのだが・・・

え?海外でおる外国人のワシからは送金出来んですと??!(◎_◎;)

待て待て・・・まだ何か方法があるはずじゃ・・・

そうじゃ!!
「おばちゃん〜中国の銀行口座持ってる?そこにワシの銀行から振り込むわ〜」

WeChatと中国の銀行口座とは紐付けされていて、勝山からWeChatに振り込んでもらった人民元を、そのまま自分の銀行口座に移し替えて、その銀行口座からモバイルアプリでおばちゃんに送金すれば良い!!

モバイルアプリから初めての人に送金する場合は中国のSIMにメッセージが届いて、そこに書かれている番号を打ち込まなければならないのでSIMを取り替える。

ここで中国のSIMを持ってなかったりすると万事休すであるが、さすがどこかに出かける時はいつもパスポートから何から全部持ち歩いてるのよ〜(笑)

SIMを入れ替えて、受け取った番号打ち込んで無事送金〜・・・と思ったら!(◎_◎;)

「回線に異常があるためしばらくお待ち下さい」ってこれが最後の方法論なんですけど〜(涙)

見ればこの「銀行口座番号に送金」の他に「電話番号に送金」っつうのもある!!
やってみようではないか・・・っつうかやって見る以外に選択肢はない(笑)

送れた!!しかしおばちゃんのところでまたSMSを受け取って色々せねばならんが、今度はおばちゃんの方にショートメッセージが届かない(>_<)

この頃になるとおばちゃん、もう
「この人ほんまにお金送ってくれるんやろか、何じゃかんじゃ言うてタダ食いする気とちゃうやろか」
と思いかけてるのであろう、表情がだんだん変わって来る・・・

いや、その気は全くないのだが、ことと次第によっちゃぁそれをせねばならん事態に陥るやも知れん・・・(>_<)

しゃーないのでダメ元で元の銀行口座方式を試してみる・・・

電話番号方式で、既に1500元引き出されていて、先方が受け取らないと戻って来る方式なので、残があともう1500元ないと銀行口座に振り込めないことになるが、勝山に余分に送ってもらってて助かった〜・・・

送金!!!

そしたら今度は何もせずに成功!!(◎_◎;)
何がよくて何が悪いのかさっぱりわからんが、それでもとにかく金は送れたのだ!\(^o^)/

ところが今度はおばちゃんがそのまま裏に引っ込んで帰って来ない・・・
これってひょっとしてそのまま金持って逃げられた?((((;゚Д゚)))))))

いや、人を疑うもんではない。
おばちゃんはちょうどお勘定をしに行って、その200ドルからお勘定ぶんを引いてお釣りを持って帰って来たのだ!!

いや、現金持ってないおかげで色々散財はしたが、まあブログネタにはなったし楽しかったぞ!!ビールも中華も美味かった・・・ってずーっと戦ってたから味をあんまし覚えてないが(笑)

何より楽しかったのはこのゴルフの電気情動車の運転手の彼女!!!

もうね、このままここで暮らそうかな、彼女が一緒に暮らしてくれるなら・・・(ないない(笑))

ほな帰りまっか〜・・・って金は出来てもはてさてどうやって帰りまひょか〜(>_<)

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Posted by ファンキー末吉 at:20:02 | 固定リンク

カンボジア誰も知らない中国人のための大リゾート地

先日紹介されたこの中国人のご一行、カンボジアのある地区で一大リゾート地を開発しているらしい・・・

まあ手伝えることがあるなら何でも手伝うけど、それにはそのリゾート地というものをこの目で見とく必要がある・・・というわけで行ってみることにした(笑)。

日本人はもちろん、カンボジアの人も知ってる人はほとんどいない。
ところが先日知り合いになった中国人の友人がここにリゾートに行っていた!(◎_◎;)




ってどこやねんここ!!

本人に連絡して場所を聞くと、どうやらシアヌークビルから車で3時間ぐらいの場所らしい・・・

「それはそうとどうやってここのこと知ったん?チラシかなんか見たん?中国語でええから送ってくれん?」

「チラシなんかないわよ」

チラシもないのに何で知り得るわけ?!(◎_◎;)さすが中国人ネットワーク・・・

彼女は家族と一緒に車で行ったそうで、じゃあレンタカーでも借りて行きますか〜と思ったらわしの国際免許が期限切れとる(>_<)

例の中国人に「どうやって行くのん?」と聞くとこんなんが送られて来た。

なるほどね、プノンペンからバスが出てるのね。
しかも発車地が中国人の多いダイヤモンド島やらNAGAカジノやら、さすが中国人専用のバス(笑)・・・

ところがよくよく見てみると、これって火曜日に行ったら次の日曜日まで帰れんやないの!(◎_◎;)

他の情報を送ってもらったら、どうやらシアヌークビルから船も出てるらしい・・・

7月の情報だが、8月も同じく月曜日の朝11時に出発らしい・・・

ほな今すぐ夜バス乗って月曜日に着いたら翌日には行けるやないの〜
ほんで帰りはそのプノンペン行きのバスが水曜日言うからちょうどええやないの〜

・・・というわけでシアヌークビルまでやって来た!!

前回来た時には「街中工事現場」という感じだったが、それよりは少し落ち着いて来たような気がしたが、それは多くの建設現場がコロナのために工事を中断しているだけの話で「街が終わっている」というのは相変わらずだった。

まあ街外れのこの常宿は、少々マイナーチェンジをしてはいたが、何とか良きシアヌークビルが残っている唯一の場所であった・・・

そして次の日の朝の船に乗ってそのリゾート地とやらに行くべくその船の会社に電話してみる・・・

問合せ先に電話しても中国語で通じるし、チケットは船の中で金払えばそれでいいと言うので、ほな明日そのリゾート地とやらで〜ということで電話を切った。

しかし老人バックパッカーとしては「そんな高級リゾート地で2泊もすんのイヤやなぁ・・・何とか明後日行きにして1泊で帰りたいなぁ・・・」などと思っていたのだろう、見事にその船を乗り過ごしてしまった(>_<)

まあ地図で見るとロン島から目と鼻の先なので、ロン島まで行ってボートタクシーにでも乗って行きますか〜というわけでその手前のロンサラム島!!

ところがそんなに簡単にはロン島からそっちには渡れんかったのよ〜船チャーターしたらむっちゃ高かったのよ〜(>_<)

というわけで一度シアヌークビルまで戻ってそこからタクシーをチャーターしてやって来た!!←イマココ(笑)


そしてその道すがら街中にベタベタ貼られている看板を見てびっくりした。
西港省人民医院」という、いわゆる中国人のための病院の宣伝だろう・・・

しかしこの「省」というのはどういうことだろう・・・
考えれば考えるほど背筋が寒くなる。

カンボジアにとってシアヌークビルは「州」である。
ところが中国の行政単位である「省」という文字を使っている・・・

西港というのはシアヌークビルのことであるから、
「シアヌークビル省の中国人のための病院」
ということである。

まるでシアヌークビルを自国の行政単位に入れているかのような物言い・・・

日本人がハワイに「日本国ハワイ県日本病院」とか建てるようなもんではないか?!!

中国に「上海県日本病院」みたいなのを作って街中にバンバン張り紙してたらこれ・・・普通国際問題になるやろ・・・

それがならないのがカンボジア。
この国は、そして特にこの街はもう中国のいち「省」であるかのような街であるということを象徴してるような出来事のように思えて仕方がなかった・・・

4号線から48号線に入って、この看板のところを曲がるともうあと1時間!!
しかしその1時間の間に何もない!!(笑)

ここから先は「ボタムサコール国立公園」と地図には書かれている。
しかし調べたらこんなニュースが飛び込んで来た。

カンボジアの森林つぶして中国人がカジノ建設〜ロイター時事

この国は国立公園を中国に売り渡すのか!(◎_◎;)

そして何もない道を1時間、いくつかの中国語の看板を通り越すと、工事現場が現れて来る・・・中国は本気でこの一角を「中国」にしてしまうのだろう・・・




ここにリゾートに来たと言うご夫婦が泊まったホテルに着いた。

むっちゃ高級やん!!(◎_◎;)




中国のツアーでフェスティバルなんかの時に泊まらせてくれるホテルに居心地がまるでそっくり!!

部屋のルームサービスのメニューが中国語であるだけでなく、
特筆すべきはこれ!!

ここカンボジアではヨーロッパと同じく1階はグランドフロア(G)、そして2階がファーストフロア(1F)となる。つまり101号室は日本や中国で言う「2階」にあるのがここカンボジアなのに対して、このホテルは中国と同じく1階に101号室があり、2階に201号室がある!(◎_◎;)

向かいはやっぱカジノ・・・

チェックインしようと受付のお姉さん相手に英語で喋ってたら全く通じないので中国語で喋ったらむっちゃスムーズに通じる!(◎_◎;)

聞いたら中国人ではなくカンボジア人なのだが、それにしても中国語が上手すぎる!(◎_◎;)

ここは全く中国!!・・・というわけでもちろん銀聯カードUnionPayが使えるのかと思ったら、
「この辺は通信状況がよくないのでカード類は一切使えませんのよ」

!(◎_◎;)

ワシ・・・そんなに現金持って来てないがな・・・「ATMはありますか?」

「この辺にはありません」

!(◎_◎;)

とりあえず持ち金でホテル代だけ払って、明日帰るバスの予約をしてもらう。
15ドルだと書いてあるから、手元に15ドルだけでも残れば何とか帰れるということである。

流暢な中国語でバス会社に問い合わせてくれたお姉さんが言うことにゃ・・・

「この運行スケジュールは既に変更されていて、次のプノンペン行きは土曜日です」

!(◎_◎;)

文無しでこの高級リゾート地に何泊も出来るわけおまへんがな!!
・・・ってか現在この状況で現金もない、カードも使えない、ATMもなかったら実質ワタシ帰れまへんがな・・・(涙)

続く・・・


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Posted by ファンキー末吉 at:17:53 | 固定リンク

2020年7月29日

わらしべ(インスタントラーメン)長者?

プノンペンで一番のライブハウスと言われているオスカーで働いてたタカシ、
コロナでオスカーが閉店し、「食い詰めた」というのがぴったりの状況になったのか、ある日「インスタントラーメンでいいから恵んで下さい」とメッセージが来た(笑)

その時の話〜タカシの話

今から思えば、ここで「金貸して下さい」ではなく「インスタントラーメンでいいから恵んで下さい」と言ったことが、彼の人生の大きな「転機」だったのではないかと思う。
「何それ?」とつい笑ってしまって今に至るわけだし、「金」だったらひょっとしたら貸さなかったかも知れない・・・

それからと言うものコイツ・・・ワシの周りを金魚のフンのようについて廻る(笑)
まあ本当にインスタントラーメンも食えなかったのだからしゃーない。
メシぐらいなら食わせてやる!!

その代わり色々と雑用は手伝ってもらう。
一番役に立ったのは、居留届の提出!!

もうどこの国でもそうだが役所への届け出というのは前時代的で、色んなところをたらい回しにさせられ、とてもじゃないが言葉の通じる現地の人間が一緒でなければ出来たもんじゃない。

隣のポリスへの付け届け(笑)や外国人では到底やれないことも多い。

まあコイツはコイツで役に立ってるんだと思うことにして(笑)、まあメシぐらいは食わせてやっているというわけだ・・・。

ある時はタカシの部屋に行った・・・(その時の話〜タカシの部屋
まあ「底辺の生活」と言うにふさわしい生活をしとるのう・・・

1ヶ月140ドルの給料で50ドル家賃払ったら1日3ドルで暮らさねばならん・・・無理じゃ(>_<)

そんなタカシが惚れた女も同様に底辺で生きている・・・タカシの恋

しゃーないなぁ〜・・・とばかり奢ってやる・・・

ちょうどワシは昼間、保育園がコロナで閉まって困っている日本人の友人たちの子供を預かっているので、彼女たちに助っ人として来てもらうことにした。

そして彼女たちの生活をチラッと垣間見るのだが、(その時の話〜美女と三密3人乗り・・・
ただでさえ豊かではないこの国で、こうして底辺で生きていて、どうやってこの底辺から抜け出すのかがワシには全く見えない。

理想の共産国家を作ろうと、結局自国民の半数を虐殺したポルポト亡き今となっては、この国は一応民主国家(笑)となり、一応資本主義の道を歩んでいる・・・

資本主義って基本「持つ者が持たざる者の分まで儲ける」というシステムなのよねぇ・・・
持たざる者がある日突然持つ者になることは、それこそ天文学的な確率でしか起こらない出来事である・・・

そんなこの国の底辺で暮らすタカシの夢、それは小さくていいから自分のレストランを持つこと・・・

140ドルの給料で1日3ドルの中から少しずつ貯金していつか自分の店?・・・無理じゃろ(>_<)
そしてコロナでその140ドルさえなくなり、こうして私にインスタントラーメンを恵んでもらう羽目になっている・・・

しゃーないのでHIBACHIのバイトを紹介した。

給料のほどは知らないが、確実に140ドルよりはよかろう・・・但しバイクも持ってない彼は毎日トゥクトゥクで往復するとバイト代が飛んでしまうので、しゃーないなぁ〜・・・ワシが毎日バイクで送り迎えしてやる(>_<)

もうね、なんでワシがここまでやってやらないかんのと思ったりもするが(ちなみにこの罰金もワシが払う・・・コイツに払えと言っても金がないのだからしゃーない(>_<))、まあそれもコイツの人徳かと思って笑い飛ばすことにしている・・・(笑)

実際コイツには「人に可愛がられる能力」があるのだろう、知り合った中国人の知り合いにカジノに連れて行ってもらったりもしている!(◎_◎;)

タカシの人生が終わった日

この頃にはオスカーの営業も始まり、給料が90ドルに減額されたと言うがタカシはHIBACHIをやめて古巣に戻った。

90ドルから家賃50ドル払ったら全く食っていけるわけはないので、必然的に毎日うちにメシを食いに来るようになる・・・(笑)

この頃には同じく食い詰めたヤツの友達が毎日メシを食いに来ているので、誰かしらが材料買って来てもらえば昼夜数人分を作ってくれる・・・まるで中国古代の「食客」を飼ってるような気分である(笑)

そんな中で私もこちらカンボジアで音楽制作の仕事が始まり、その流れでタカシにとあるMCの仕事が舞い込んで来た。

アンコールワットの訪問客数を上回る年間訪問客数1400万人を誇るプノンペンAEON2の特設ステージでMCをやってみないかという話である。

「ボク・・・無理です・・・やったことないし・・・」
アホか!!誰でも最初はやったことないわい!!

叱り飛ばしてケツを叩く・・・

だいたいコイツはたまに下らないウソをつく。
「オスカーでは客からチップがもらえるので月に500ドルは稼げますから」

アホか!!ほなワシの借金すぐ返せ!!(怒)
たまたま気前のいい客が多い月に偶然500ドル稼いだことを、自分の頭の中で都合よく変換して定着してしまっているのだ。

外国人客がほとんどを占めるオスカーであるが、今は時代が違う。
外から観光で来る外国人観光客は皆無の状態で、
来る客と言ったらここカンボジアに滞在している外国人・・・つまり景気のいい客などいようはずもない。

この時ばかりはさすがに怒鳴りつけた。
「そんなにオスカーがいいならずーっとオスカーでいろ!!」

橘高が若いバンドを叱り飛ばす、
「そんなに休みたかったら一生休んどけ!!」
というアレである(笑)

まあヤツもワシに対しては多大な「恩」がある。
ワシが「やれ!!」ということをそう簡単に断ることは出来まい。

渋々(笑)重い腰(怒)を上げてMCの仕事が始まった・・・

タカシだけ特別扱いでその時に新調の衣装まであつらえてくれている・・・

ついでにワシも・・・(笑)

そう、この特設会場で「ファンキーはんと大村はん」の公開生放送もやるというので私のぶんもあつらえてくれたというわけだ。

当然ながら私の番組の中でもタカシにMCをやってもらう。
客席のほとんどの客はカンボジア人なので、クメール語で喋る人が絶対的に必要となって来るのだ・・・

こうして会場でのリハーサルが始まったのだが・・・

この「おばちゃん」ことលោកសី(ロークスレイ:マダムの意)・・・なんか気がついたらワシ、オスカー行く度に美女たちに目もくれずいつもこの「おばちゃん」と飲んでしまうのよねぇ〜楽しいのよねぇ〜

女の子を束ねる立場にいるわけだから当然タカシなんかよりも給料はいいはずだが、それでも私はおばちゃんを口説いてみた。

「あんたオスカーでいくら稼いでるか知らんけど、MCの仕事は頑張ったらもっとお金稼げるよ。あのプロのMC見てみぃ、あれぐらい喋れるようになったら、あの人たち結婚式とかで呼ばれてどれだけもらってるか知ってる?」

そう、この人たちはタカシの1ヶ月分の給料など1時間ほど喋っただけで稼いでしまうのだ・・・

この特設会場はさながらプロのMCへの登竜門!!
タカシの給料の数倍を保証してくれてるだけでなく、ちゃんと一人前になったらその倍額、そして人気者のMCに育ったらオスカーの10倍以上の給料も夢ではない。
そして何より、人気者になったらそこについて来る金は計り知れなくなるだろう・・・

「おばちゃん、田舎に預けてる子供いるんでしょ?例えオスカーと給料が同じだとしても、昼間の仕事だったら子供呼び寄せて一緒に暮らせるかも知れないじゃん」

タカシにもこう言って檄を飛ばす。

「お前なぁ、オスカーで例え毎月500ドルもらってたとしても(アホか!!)、来年それが1000ドルになることはない!!この仕事は頑張って技術を習得すれば来年は違う可能性がある。だから頑張れ!!」

しかしアホはやっぱアホである・・・
「ファンキーはんと大村はん」のMCに大抜擢して、「これをやれ!!」と言うこともようやれん(>_<)

まあ素人なんやからしゃーない!!
出来んもんはいっぱい練習するしかない!!

・・・というわけで、オープンの前日、「ファンキーはんと大村はん」の回線チェックリハーサルも兼ねて、何回か通しリハをやろうと大村はんにもそうお願いした。

回線等もバタバタで、ようやく大阪の大村はんと繋がって、いざ遠そうとしたらタカシがおらん!(◎_◎;)

「どこにおんねん!!」と探し回るが捕まらん(>_<)
やっと捕まったと思ったら「今オスカーです・・・今日が最後の出勤なので・・・」

アホか!!!(怒)

さすがにこの日は怒鳴りつけた!!
「今日通しリハすることは伝えてたよな!!なんで先に帰んねん!!」

もう英語で怒鳴りつけるなんてワシの人生では滅多にないのだが、腹が立ってるのでどんどん英語が出て来る(笑)
大恩のあるワシをこれだけ怒らせて、それですぐにここに戻って来んかったらさすがに人でなしやな、さすがに飛んで帰って来た・・・(笑)

頭を一発しばき倒してリハを始める・・・

まあ出来んのは素人なんやからしゃーない。
しかし「ボク出来ません」は許さん!!
「ボク頑張ります」以外の返答はもう許さん!!

久しぶりに人の頭をパコパコどつきながらリハ終了!!かくして本番である・・・

BINGOゲームのMCの方は感知してないが、まあちょっと見よく出来てたようだ。
何よりコイツ、子供に好かれるのだ。
子供がこの金ピカ衣装のコイツと一緒に写真を撮りたがる。

これこそがひとつの「才能」であろう・・・

ところが「ファンキーはんと大村はん」のMCでクライアントからダメが出る。
首脳会議が開かれて、
「まあまあ、初日ですからもうちょっと様子を見ましょう」
ということでなんとか落ち着く。

まあそうなるとワシの厳しさも更にエスカレートするする・・・

朝メシ時の説教から始まって、朝のリハーサルの時にも容赦無く頭をどつき回す!!

「お前そもそも曲をまだ覚えてないやろ!!1週間以上前に送ってあるやろ!!なんで聞いてないねん!!」
「すみません・・・時間がなくて・・・」

アホか!!お前の人生なんて「時間」だらけやないかい!!
お前はワシの一番忙しい頃を知らんからそんなことが言えるんじゃ!!
どんなに寝てなくてもなぁ、どんなに何を失ってもなぁ、やらないかんことをちゃんとやって来たから今があるんや!!
それが出来んヤツに未来はない!!オスカーにでもどこにでも帰りやがれ!!

「ボクもうオスカーはクビになりましたから・・・」

もうね、コイツのこの「可哀想さ」もひとつの才能である(笑)
聞けばクビになって今まで働いた分の日割りももらえんらしい・・・

「ボクもう全財産40ドルしかないんです・・・」
ってそれ・・・ワシが貸したった40ドルやし(>_<)

まあ「にらめっこ」と同じで、笑ろてしもたモンの負けである(笑)
どうせ満額貰えたとしても90ドルしかないんや、そんなん忘れてここで頑張って稼げ!!

かくして本番!!

まだまだではあるが、ちょっとずつでも進歩していることは認めざるを得ない。
昨日より今日が、今日より明日がちょっとでも進歩している限り、いつかはお前の前に明るい未来が開けるだろう。

「インスタントラーメンでいいから恵んで下さい」
から本当にMCのビッグスターに昇り詰めたとしたら、それこそ現代の「わらしべ長者」、いや「インスタントラーメン長者」と呼ぶべきか(笑)

早くいっぱしに稼げるようになってワシの借金を返すのじゃ!!(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:11:46 | 固定リンク

2020年7月17日

さようならおじさん〜いつまでもお元気で

おじさんと最初に会ったのは・・・いや最初に「この人が毎日ここに座っていることを認識した」のはこの時・・・

そしてそれからおじさんを観察する日々が始まる・・・

そして色々考えるところあって、今日が学びの窓最終日!!!

おじさんはいつものようにいつもの席でいつものように1ドル弁当とカップヌードルを召していた・・・

いつかは話しかけようと思っていたのだが何を話したらよいのやら・・・

今日は学校の最後の勉強をしながら考えた。
「クメール語で話しかけてみよう・・・」

3ヶ月弱一生懸命クメール語を学んだがまだ喋れない。
でも喋れるだけの単語や文法は既に勉強しているはずだ!!

まずは話しかけるんなら「May I talk with you?」からやなぁ・・・

色々丁寧な言い方とかはあるけど、とりあえず簡単にすればするほどよい。
乱暴に「និយាយបន្តិច់បានទេ?(ちょっと話していいですか?)かなぁ・・・」

そして「ខ្ញុំរៀនខ្មែរ(私はクメール語を勉強している)」と続いて、とにかく「今日が最後の日だから一緒に写真撮らせてもらえませんか?」まで雪崩れ込むのじゃ!!

「写真を撮る」というのはつい先日習ったばかりの「ថតរូប」!!
「最終日」っつうのだけ辞書で調べてみる・・・

ほう・・・「​ចុងក្រោយ」というのか・・・
「ក្រោយ」というのは「後ろ側」とかいう意味で、
「ចុង」は結ぶという単語かと思ったらそれは「​ចង」か・・・
まあ似てるから関連づけて覚えたら覚えやすいぞ!!


というわけで学校帰り、いつものように復習をしながら話しかけるチャンスを待つ・・・

ここのマックスバリューはイートインが広々としてて昼食時には結構混雑するのよねぇ・・・

なんか胸がドキドキするぞ!!
もうはるか昔のことになるが好きで好きでたまらない女の子に告白する時よりもドキドキする(笑)

そして勇気を振り絞ってついに声をかけた!!

おじさん、聞き取れてるのか、聞き取れててもどう答えていいのやらわからずキョトンとしている。

そりゃそうだ。
いつも隣に座って勉強している変な外人がいきなり喋りかけて来たのだ。
何を答えていいやらわからん・・・ってかそもそも「質問」の構文を一切用意してないではないか!!!!(>_<)

最後の「一緒に写真撮っていいですか?」で携帯をカメラにしたら、おじさんハッと我に帰ったように座り直し、襟を正して記念撮影!!

私は丁寧にお辞儀をしてマックスバリューを後にした。
もう来ることも滅多にないだろうが、おじさんはまた相変わらず毎日ここに来て、毎日同じものを食べて、そしていつものように何をするでもなくひょっとしたら毎日一日中ここにいるのだろう・・・

今日はおじさんとは「会話」ではなく私が一方的に喋って終わったが、
おじさんの面影が私にこんなことを語りかけてくれている。

「やっと話しかけてくれたね。君がいつも一生懸命勉強するのを見てたよ。
君は決して喋れないわけじゃない。喋らなかっただけなんだ。
新しい生活が始まったら、恥ずかしがらずに間違えてもどんどん喋ってゆけばいいんだ。
君ならきっと喋れる!!だってあんなに一生懸命勉強してたんだもの。
また近くまで来たらここに寄ればいい。一緒に1ドル弁当を食べながら話をしよう」

おじさんが何をしている人か、どうしてここに毎日いるのか、
そんなことはもうどうでもよくなった。

携帯を引ったくられ、今日から新しい携帯となり、そして学校も終わって、今まで勉強したことを復習してから今日から実践!!
新しい生活となった後も、おじさんは変わらずここにいる・・・

そう、世俗で何が起ころうがきっと、おじさんはここでいつものように1ドル弁当とカップヌードル、そして水とコーヒーを飲みながら何もせずにぼーっと座っているのだ。

新しい生活で、何か嫌なことがあったらまた来よう!!
そして今度こそはクメール語で「会話」をしよう!!

それまでさようならおじさん、いつまでもお元気で!!

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2020年7月14日

英語と中国語とクメール語

外国で暮らすのが夢だった・・・

何も知らない幼い頃はターゲットはアメリカしかなく、
それでも日本の英語教育の「間違ったら恥ずかしい」に心挫かれて、
結局ちょっと喋れたら「中国語上手いですねぇ」という中国社会でもう30年も暮らして来たことになる・・・

今となっては、英語は一度頭の中に浮かんだ中国語を引っ込めて仕切り直して英語で喋るみたいな感じで全く喋れなかった。

時々タカシに喋ってて、それが中国とやり取りした直後だったりしたら、こちらは英語で喋ってるつもりでもところどころ中国語になってたりするらしい(笑)


さて日々は移り変わり、今はカンボジアで暮らしてる・・・

この国は基本私ぐらいの英語力で十分暮らしていける国である。
しかし思い立って今英語でクメール語を勉強している・・・

そこで少し気づいたのだが、頭の中がこの生活の中で結構「英語化」されてるのではないか・・・

うちの娘が小学校に上がる前、半年ぐらい中国で暮らしたのだが、
その時点では全く中国語が喋れなかったのだが、
帰国して高知で暮らし始めたら今度は土佐弁しか喋れなくなった(笑)

娘はまだ北京のばーちゃん(もちろん中国人)とかクラスメート(これももちろん中国人)と会話した内容をまだ覚えてるらしく、
でもそれは今になってはそれら中国人が日本語を喋ってるという図で思い出されて来るらしい・・・

そう、大事なのはそのイメージであって、
それを何語で表現するかはその「手段」でしかないのだ・・・

ところが外国語を習得するというのはご存知の通り並大抵の努力では出来ない。
一時期中国語しか出来なかったという娘でさえ今は中国語を喋れない。


お隣さんの二井原実がワシにこんなことを言ったことがある。
『Funky〜そんな日本語が通じん国で老後を暮らしたいと思うか?」

これは実は私にとってはショッキングな発言であった。

おそらく私の中国語より上手い英語を操るこの世界のロックシンガーが、
例えその英語が通じる国よりも母国語である日本で老後を送りたいと!(◎_◎;)

でも気持ちはわかる!!
私は長く中国語で暮らしているが、時々病気のようにあらゆる中国語が耳に入って来なくなる時がる。

頭が中国語を拒絶してるんやな・・・

まあ長くそれと一緒に暮らしているので「まあしばらくしたら治るだろう」ぐらいの「病気」ぐらいに今は考えてるが、二井原の言うのは、「そんな病気が出るような国で死ぬまで暮らしたいか?」ということだろうと想像した。
(二井原にもこの病気があるかどうかは知らんが)


とかく外国語を喋れるようになるためには、
一番障害になるのは「完璧主義」である!!

人が聞くとびっくりするかも知れんが、私はA型で実に完璧主義な人間である。
でも爆風が活動停止して、中国で生きて行かねばならなくなった時にそれは捨てた!

所詮語学に「完璧」なんてものはないのだ!!!

30年中国語で暮らしてても、ここまで喋れたらそれ以上の会話が、そこまで喋れたらそこ以上の会話が・・・いつまで経ってもワシら外国人がその国のネイティブな言語を喋れるようになるはずがない!!!

そんな不自由な世界で老後を暮らしたいのか・・・それは二井原ぐらい英語が喋れても考えるであろうひとつの「正論」である。


さてそんな中で今のワシ・・・
英語を使ってクメール語を勉強している・・・

まあ「なんでクメール語を勉強してるの?」というのに対しては色んな答えがあるけれども、端的に言うと「仕事もないしヒマだから(笑)」・・・

「どうせしばらく帰れんのやからほな〜」という感じである。

でもそれをやってると今度は脳がどんどん「英語化」される・・・
昨日BassのSakhornから呼び出されて飲んだ時にそう思った・・・

この国の売れっ子ミュージシャンである彼が連れて来たのは、若いけど「おじさん」にあたる人らしいが、これもミュージシャンでピアニスト。
クラシック畑から出た人でオーケストラのアレンジも全部出来ると言う・・・
この国でオーケストラ録音するならどうすればいい?みたいな話で盛り上がった。

気がついたらワシ・・・英語で話してるやん!(◎_◎;)

これは私自身にとっては衝撃的なことであった。
何故なら同じテーブルで半年前には3分でカラータイマーが鳴って逃げ出して帰ってたのだから・・・

「言語なんてその国に行けばすぐに喋れるようになるよ」ということをよく言われるが、ワシは全く信用してなかった。

渋谷有希子(長らく音沙汰ないなぁ〜元気かなぁ・・・)が中国に来た時、
やはり毎日一生懸命勉強してて、やっとカタコト喋れるようになって「凄いなぁ」と思ったことがある。

言語なんて勉強しなければいつまで経っても喋れやしないのだ!!


ところがこの国に来てからいつの間にやらちょっと英語が喋れるようになってる!(◎_◎;)
もちろん勉強したわけではない。
「喋れないと生きてゆけない」からである。

この辺はやはり中学校から英語教育を受けて来た「下地」がここで生きて来ているのだろう・・・
勉強しなければ単語は増えることはないが、昔覚えた単語が出て来ているのだ。


自分にとって英語のボキャブラリーと中国語のボキャブラリーとどちらが多いのかはわからないが、今日の話題、音楽家にとって金とは・・・金がなければ音楽も出来ないけど、金のためには音楽はやれないね・・・

ここで「理想と現実」ということを言おうとしたのだが、
現実は「Real」でいいとしても(知らんけど(笑))この「理想」という英語が全く出て来ない(>_<)

中国語だとその言葉の漢字がわかれば大体喋れるのだ。
「理由」と「想像」という単語を知ってると、その「理」と「想」をくっつければ乱暴にそれだけで喋れる。
英語だと「Reason」と「Image」知ってても「Ideal(?)」は出て来んもんなぁ・・

まあこの人の英語が、カナダに留学してただけあって非常に上手いのと、
それでいてネイティブの人みたいに難しい単語でまくし立てるということもない。

でも結局は半分ぐらいわからん会話を、なんとか知ってる単語を繋ぎ合わせて全体の意味を把握している・・・

ああ、これって中国語でもそうやったなぁ・・・

なんとなく思い出した。
語学に「完璧主義」はダメなのだ。
わかってなくても適当に相槌を打ちながら会話を流して全体を把握してゆくことが大切だった・・・

ではクメール語はどうだろう・・・

残念ながら今週で学びの窓も終了!!
4週間のタームが3回で今週が最後、
早いのか遅いのかわからんが、今週で教材も終わってしまうので、これで一度おしまいにした。

学んだ単語を全部エクセルに打ち込んだら600以上、それがまだほとんど覚えてないのだから喋れるわけがない。
会話しようとしてても、「あ、あれ勉強したなぁ・・・何て言うんだっけ」となる。

つまりこの単語を全部復習して頭に定着させたらある程度は喋れるようになるに違いない。
このまままた新しい教材になって、また一日にたくさんの単語を叩き込んでは忘れてゆく・・・まあ語学学習にとってはそれも大切なことなのではあるが、制作の仕事が始まったらもうそれを毎日予習復習する時間がない(>_<)

おじさんとはもう会えなくなるけど、ここは一度学校から離れてこの教材をもう一度最初から復習しようと思い立ったのである・・・

Facebookでカンボジアに住む人から流れて来た情報で、
中国語でクメール語を教えてる人と繋がった。

中国人で日本語も喋れるようだが、日本語で教えると8ドルなのに対して中国語で教えると7ドル!(◎_◎;)

中国語でええし〜(笑)

思えば英語を喋る時も頭の中で一度中国語が浮かんだのを押し戻して英語に変換している。
クメール語の場合はそれを更にクメール語に変換しているので時間がかかってパッと出て来ない・・・

いっそのこと中国語をインターフェイスにしたら回路が繋がるのではないか?(笑)

まあ語学に近道はないので、とにかくこの3ヶ月勉強したことを、ちょっと時間を置いて全部復習してみたい。

おじさん、ワシが来なくなったら心配するかなぁ・・・
それだけが心残りである(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:01:41 | 固定リンク

2020年7月13日

カンボジアの結婚式

前回このドラムレコーディングでお世話になったプロデューサーからメッセージが来た・・・

「12日は私のWeddingだから是非来て下さい」

結婚式かぁ・・・
カンボジアでは路上にどでかいテントを建ててそこで結婚式をしている景色をよく目にした。
聞くところによると今は路上は禁止されてると言うが、
実際この前うちの隣に道路を封鎖してまでテントを建てて、
これは結婚式ではなく葬式なのだが、
まあ三日三晩とは言わないが丸々2日は葬式を繰り広げていた・・・

くっくま孤児院の子供たちも、地方のこんな結婚式に呼ばれて伝統舞踊を踊ったり、そのために今ではPAシステムだけでなくステージや照明器具まで買い揃えていると言う・・・

はてさて、制作仕事が大詰めになっているというのにここで三日三晩飲み続けるスケジュールはない(>_<)

幸い「じゃあBoomBaar君と一緒に来ればいいよ」とのことなので、
「結婚式って何時から始めるの?」
と聞いてみる。

「Evening」

・・・ってあーたそんな大雑把な(>_<)

しかし結婚式となるとまず着て行く服が問題である・・・
LCCに載せられる7kgの荷物だけ持って、それこそ「着の身着のまま」でやって来てそのまま住み着いてるんだから礼服なんかあるわけがない!!

持ってる服と言えばおの写真の後ろに掛けている服だけである・・・

幸いタイで買った白ずくめの上下があったのでBoomBaar君に聞いてみたら、
「いいんじゃない?俺もラフな格好で行くよ」
というわけで、それにネパールでもらった首にかけてくれる布をコーディネートしてみた・・・

まあこれに財布兼色んなものが入っているベストを着るのでこんな感じ・・・

全く普段着やん!!(笑)

まあ中国での結婚式も基本普段着なので大丈夫じゃろう・・・

そうなると問題は「ご祝儀」の額である・・・

少な過ぎると礼を欠くし、多過ぎると浮いてしまう・・・っつうか多く払うその金がないがな!!(>_<)

カンボジア人にいろいろリサーチしてみるが、
「20ドルぐらいじゃない?」とか「30ドルぐらいじゃない?」とか言うのでほっとしてたら、タカシが
「Funkyさんなら100ドルは包まなきゃ」
と言うので腰を抜かしそうになった((((;゚Д゚)))))))

しかしカンボジアでは誰かと一緒に行っても連名で100ドルでいいらしい・・・

おう!助かったぞ!!じゃあBoomBaar君一緒に100ドルで〜
というわけで彼の車に乗って一緒に会場へ〜・・・・

って着いてみたら何?この高級なレストラン!(◎_◎;)
このレストランを借り切って結婚式やってるのか・・・

新郎自ら来客を出迎えてくれて席に案内する・・・
そして入り口でもらったのがこれ!!

まあ「引き出物」っつう感じかな、消毒用アルコール・・・ご時世やなぁ・・・(笑)

というわけで席に案内されたけど、その席はまだ私を含めて4人しかいない。
噂には聞いてたが、10人揃わないと料理が出て来ないのだ(笑)

他の席は美味しそうな料理をもう食べているが、こちらはひたすら人数が揃うまで待つ・・・

そしてやっと料理!!

これ何料理やろ・・・カンボジアの料理ではないような洋風な・・・
そして久しぶりに召すペッパーステーキ!!

このソースがカンボジアの生胡椒が入って美味い!!
このソースをフランスパンにつけて食うとまたこれが美味いのよ〜・・・
カンボジアはフランスの植民地だったのでその影響でフランス料理も多く、ここもフランス料理屋かも知れない・・・

ステージ上では新郎のお父さんが何やらスピーチ・・・
なんか今回は新婦が全くフィーチャリングされないのよね〜
有名プロデューサーだからなのかここのご家庭の事情なのか・・・

ひょっとして新婦の故郷とかに行ったら今度は逆に新婦中心のパーティーをやるのかも知れない・・・

新郎新婦が上がって来て一緒にスピーチをするが、
言っちゃ悪いがみんな食うのに一生懸命で誰もスピーチ聞いてないのよね〜(笑)


料理はシーフードとなり、スープとご飯〜
チャーハンと白飯が半分でハートマークになっているのが結婚式らしい・・・

その後ちょっとトイレに行ったのだが、そしたらBoomBaar君からメッセージが・・・

「どこにいるんだ?食事も終わったから帰るぞ」
・・・ってもう帰るん?!(◎_◎;)

ってもうみんな帰ってるがな・・・!(◎_◎;)

中国でも別に新郎新婦に挨拶するわけでもなく三々五々勝手に帰って行ったが、まあ全部が全部セレモニーになってる日本のやり方の方が特殊なのかもな・・・

心配で「ご祝儀はいつ渡すん?」と聞いたら「帰る時に」と言うので見てたら、本当に玄関にそのような場所があった。
ご祝儀袋が用意されているのが嬉しい(笑)

私が渡した100ドル札をそのご祝儀袋に入れて、BoomBar君が二人の名前を連名で書く・・・

おう・・・この料理で50ドルだったらまあ安いぞ・・・
ということは新郎新婦はこのパーティーにいくら金を使ったんだろう・・・

路上にテント建てて三日三晩飲み食いしてたら果たしてどんなことに・・・((((;゚Д゚)))))))

しかし昔ながらの路上にテントの結婚式ってもう今ではあまりやらんのか?
(路上は禁止されたという話だが・・・)
はたまた彼がたまたま有名プロデューサーで、若者たちの先陣を切って昔のスタイルを打破しようとしてるのか?・・・

色んなことを考えながらBoomBaar君の車で送ってもらって帰路に着く・・・

「カンボジアで結婚するって大変だな、お前結婚する時どうすんの?」
聞いてみたら、「I don't know」と言って肩をすくめる・・・

いや、どっちにしろ大変やと思うぞ・・・

車を降りてから気がついた・・・BoomBaar君、ワシがご払ったご祝儀100ドルの半分、君のぶんの50ドルまだもらってないぞ〜・・・(笑)

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2020年7月10日

タカシの人生が終わった日

カンボジアで大きな仕事が舞い込んで来たので、当分はそれに忙殺されるだろうと、クメール語学校のスケジュールまで変更している・・・

クライアントは色んな中国系の知り合いを紹介してくれるのだが、
今日はどこぞのカジノのオーナーを紹介してくれた。

その人のカジノなのかそうでないのか、
まあ一行はプノンペンにひとつだけあるカジノへと向かう・・・

ここから向こうは写真禁止なので文章だけで頑張って伝えようと努力はするが、
とにかくこのグランドフロアーは庶民のための「普通カジノ」、
ここから上はどうやら「VIPカジノ」らしい・・・

そう言えばオーストラリアでカジノに連れてってもらった時には、入り口でパスポートチェックや、VIPカジノに入るにはそれ専用のパスが必要であったが、ここは手荷物検査をしたぐらいで全く何もチェックをしない。

このメンバーの中に誰か「顔パス」の人間がいるのだ。
そうでなければそもそもカンボジア人が入ってはいけないカジノにタカシが入れるわけがない・・・

そうそう、だからタカシがこの前連れて来た田舎から出て来たばかりの女の子も連れて来たのだ。
「こんな経験めったに出来るもんじゃないからね」

この娘・・・

そしたら彼らがこんなことを言う。
誰かこの中で運のいい人いる?ちょっと座って遊んで行ったら〜

そう、めったに出来ないことだから、それは私も言おうと思ってた。
1ドルや10ドルだったら出してやるから、ちょっと遊んで記念にすればよい・・・

私は彼女の肩を押してそこに座らせた。
トランプを使った胴元との一騎打ちのゲームである。

ルールはわからない・・・だがテーブルの上に賭ける部分が書かれていて、その勝負がどのようになるのかによって賭ける場所が違うようだ・・・

見れば全てに中国語が書かれている・・・

そしてミニマムベット・・・つまり最低賭け額がこのテーブルでは50ドル((((;゚Д゚)))))))

彼らはこのテーブルに100ドル札をぽんと投げた。
胴元はそれをすぐさまチップに変えた。

チップが4枚・・・つまり1枚が25ドルである!(◎_◎;)

女の子はそれを4枚全部言われるままにひとつの枠の中に置いた。
「おいおい、それって100ドル全部賭けてることになるんやで!!!」

言うが早いか胴元がカードを配るのが早いか、その100ドルはあっと言う間に胴元の元に消えた!(◎_◎;)

この娘の1ヶ月の収入がほんの数秒で消えてしまったのだ!(◎_◎;)

一行は何も気にすることなく笑いながら次のテーブルに進んだ・・・
そしてこう言うのだ・・・

「次は誰が遊ぶ?」

私が遊んでも仕方がないのでタカシをそこに座らせる。
そして彼らは今度は100ドル札を3枚ぽんとテーブルに置いた・・・

別の色のチップが今度3枚出て来て、タカシは言われるままにそれをひとつの枠の中に置いた。
そして同じようにすぐさまカードが配られ、今度はそのチップが倍になって戻って来た!(◎_◎;)

ご一行は笑いながらそれを現金に変えて、200ドルは手元に、そして100ドルをタカシに渡した・・・

つまりタカシは自分の1ヶ月の収入を数秒で稼いだことになるのだ!(◎_◎;)

その上には最低賭け金が1000ドルのVIPカジノもあるらしいが、一行はそこで終わりにして外に出た。


そしてタカシにこう言った。
「あ、駐車場代2ドル、お前が払っといて」

その100ドルから払えと言うことだろう、
でも100ドル札で払うわけにはいかないので、タカシは自分の持ってるリエルで支払う。

「お前、このままその金持って行ったら人生終わるぞ!!今日はお世話になった人(ワシも含む)にパーっとご馳走して今日全部使っちまうんだ!!そうしないとお前の人生は終わる!!」

1日働いて3ドルしかもらえない人間が、その1ヶ月分より多い金を一瞬で手にしたら人生なんてそれだけで終わってしまう・・・

タカシもそれは知ってるのだろう、「HIBACHIに行きましょう」・・・
オスカーが閉まってる間バイトでお世話になった土井さんの店でそれを全部使って、ついでに土井さんにもいっぱい飲んでもらって恩返しをしようということだ。


その女の子も一緒に来たが、見た感じ何も動じている様子はない。

そりゃそうだ。彼女にとったら全然知らない人の金が自分を通して数秒で消えていっただけのことである。
でもタカシは違う。1ヶ月分の収入が現実にその手元にあるのだ・・・

6年ぶりにタバコを吸う・・・

そしてお勘定・・・本当は100ドルでは足りなかったが、私がそっとその足りない分を出した。

ちなみにカジノからここまでのトゥクトゥクは暴利を貪って5ドルとか言うのでケンカしてたら、それはタカシが払った。
同様に100ドル札で払うわけにはいかないので自分のリエルで払った。

帰りのトゥクトゥクは私が払った。
たかだか2ドルである。さすがに今日いっぱい散在したタカシはもう金がないだろう・・・

「すみません、20ドル貸してもらえませんか?明日電気代とかいろいろ払わなきゃならないんで・・・」

結局私もいろいろ散財したことになるが、いやここで泡銭が手元に残る方が恐ろしい。

「わかってるんです。この金が入ったからってまた博打に行ったら、今度はこの額だけじゃなくて全財産なくなってしまうんです。もう二度と博打はしません」

結局こいつも手元から数日分の収入であるリエルを使っている・・・

思えばあの人たちも酷なことをする・・・
ヘタしたらこいつ一人の人生が終わってしまってたのだ・・・

朝起きてメッセージを見たら、タカシはどっかに飲みに行ったようだ・・・
また明日金を借りに来るだろう(笑)

でもいいように考えたらこういうことではないだろうか・・・

この若者の人生が終わるかどうかはこの若者次第である。
それを100ドル出して確かめてるのではないか・・・

これで終わるようだったらそこまでの人間である。
それを乗り越えられるようだったら見込みがある。

そんなことではあるまいか・・・

勝ったのがタカシでよかった。
もしこの女の子が勝ってたら彼女の人生はいったいどのように変わってしまっただろう・・・

田舎から出て来て1週間、動画に写ってるあの素朴な女の子が、今では立派なバーの女に成長している・・・

誰かがこんなことを言った。

男は金を持ったら悪くなる。
女は悪くならないと金を持てない。

二人とも頑張れ!!今日のことは一夜の夢・・・追いかけても消えてしまう夢だったのだ・・・

それがわかる人間だけがいつか自分の夢のところに行ける・・・

そしてタカシは今日きっとオスカーをクビになるだろう。
人員削減で誰かひとりが切られるだろうと言う時に無断欠勤をしたのだから・・・

この日が本当に「タカシの人生が終わった日」になるのか、それともこれをきっかけに大きく羽ばたくことになるのかはこいつ次第である・・・

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2020年6月30日

ハードロックカフェPhnom Penh

全世界に支店があるハードロックカフェ
実は飲みに行くことはあってもなかなか演奏しに行くことはない。

飛び入りはしたことがあるが、まあ最近ではカンボジアのシェムリアップ・・・

プノンペンにもあることは知ってたが、まあ一度ランチを食いに行った程度であった・・・

ところがこの飲み会で話題が出た途端!(◎_◎;)

「明後日時間があったらハードロックカフェでドラム叩きませんか?」
という話になった!(◎_◎;)

この場にはこのカジノの御曹司だけでなく、カンボジア中のイベントを仕切っているマレーシア人だとか色々いたので、その場でハードロックカフェに電話してすぐに決まったと言う・・・

ところがハードロックカフェには生ドラムセットがない。
電子ドラムってワシ・・・叩けないのよねぇ・・・

そりゃ最近の電子ドラムはどこのメーカーでも性能はいい。
小さく叩けば小さく叩いた音色が出るし、「表現力」という点では生ドラムに匹敵するものがあるが・・・

問題は大きく叩いた時に、ベロシティー最高値の127で叩いた時にはちゃんと最高値の音色が出る。
機種によっては本当にリムと一緒に叩いた音色も出る。

しかしそれを超えた「根性」という音色がない(>_<)

音楽というのはとかく(ワシの場合だけかも知れんが)、この「根性」の部分で人を感激させたりするもんで、その「根性ボタン」とかがなければ、ワシの場合、顔だけをしかめてて出音は冷静な音色・・・みたいな演奏になってしまう・・・

「生ドラムセットがあったら叩きますよ」
と言ったら、
「どっかから借りられませんか?お金なら出します」

!(◎_◎;)

まあ金出してくれるなら借りられるところはもういっぱい知り合いがいる。
先日ドラムのチューニングをやってやった地元のメタルドラマーBoomBar君に借りることになった。

当日車でドラムセットを持って来てくれる・・・しかし案の定30分遅刻(笑)

会場では「あんたのビデオ流せるよ」ということでX.Y.Z.→Aのビデオ!!

いや〜異国のハードロックカフェでX.Y.Z.→Aが流れるって感激やのう・・・

BoomBar君やっと着いてセッティング〜

いや〜このハードロックカフェは後ろにスクリーンがあるので見栄えがいいのう・・・

演奏開始!!

実はこの日はイヤホントラブルが起こり、1曲目は途中で落としたイヤホンを拾いに行ってるし、3曲目はイヤホン外してクリックなしで伴奏に合わせてたりする・・・

出来としてはそんなにいい出来ではないが、
「アマチュアは一番いい出来で評価されようとするが、プロは一番悪い出来で評価される」
の言葉の通り、私は人前で演奏したのだからこれで仕方ない、酷評であろうがこれで評価されようという感じでアーカイブも残している・・・

ところが会場に来てた人には大受けで、ほとんどの人がスマホで映像を撮っている(笑)
まあこの演奏がカンボジア中に広まるんやなぁ・・・しゃーないなぁ〜・・・(苦笑)

さてこの会場でカンボジアと日本との実は大きな商談がなされていた。

まあ写真に写ってるのはマレーシア人なのであるが・・・(笑)
この旗が気に入ったのでお借りしてパチリ!!

散々奢ってもらい、最後にはこのハードロックカフェのGM(ジェネラルマネージャー)までやって来て一緒に飲む!!

実はこのGM、フランス人なのだがカンボジアの血も入ってるらしく、
Facebookで繋がろうとしたら自分の名前がわからないと言う・・・

自分の名前がわからんことはないじゃろ〜と思ったら、
どうやらその名前をクメール語で打ち込んでいるので自分では検索出来ないと言うのだ。

そこで私がスマホを借りて、クメール語学習2ヶ月の成果を見せてそれを見て読み上げる!!
それを見ながら自分のスマホにクメール語で打ち込む!!
それを見てGM大盛り上がり!!・・・

中国でもそうだが、その国の言語を勉強するとこんな色んなところで地元の人を掴んだり出来るのな・・・

大盛り上がりで「テキーラを飲もう」ということになる!(◎_◎;)

しゃーないなぁ〜・・・イッキ!!(>_<)

というわけでこのGMとも仲良くなり、
「今度はちゃんとプロモーションするから是非もう一度やってくれ」
ええよ〜
「バンドはないのか?バンドがあったら是非バンドでも演奏してくれ〜」
ええよ〜作るし〜(笑)

何やらこの国でもどうやら食っていけそうな気が・・・(笑)

それだけではない。
ここで商談をやっていたカンボジア人の実業家、この人は喜んだ喜んだ・・

カンボジアで私でも知っている街角でよく見るチェーン店とかをいくつも経営している大実業家である。
実はお隣の高級ワインセラーも(これも街角でよく見る)も経営していて、
「明日は試飲パーティーがあるので是非来て下さい」

!(◎_◎;)

普段いいワインなど飲む機会はないので場違いながらのこのことやって来た・・・

もうね・・・社交界(>_<)

白人ばっかで、どっかのレストランのオーナーやらどっかの社長やらそんなんばっか・・・
英語で片っ端から紹介される・・・

「この人はねぇ・・・昨日ハードロックカフェでドラム叩いたんだけどそれはそれは凄い人なんですよ」

(>_<)

あのう・・・ワシ・・・別にドラム叩いただけで、大きな会社経営してるわけでもないし、こんなええワインいつも飲んでるわけでもない・・・(>_<)

ただ酒なんで頑張って飲ませてもらったが(笑)実はワインの味の違いなんかもようわからんのよ〜・・・

いや、でもここ数日での実感!!

この国ってドラムが上手いだけでなんとか生きていけるかも・・・(笑)

ベトナムとの国境の街バベットにFunkyスタジオを作る話も進行中・・・はてさてどうなりますことやら・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:07:26 | 固定リンク

2020年6月10日

オーバーステイ?!(◎_◎;)

いつもの如く早起きして予習して、
学校へ向かう道すがらバイクがエンストして動かなくなった(>_<)

まあ400ドルで買ったバイクやからしゃーないなぁ〜・・・

Amazonカフェに停めてあとはタカシに任す!!

トゥクトゥクで学校まで行ってる時にふと思い出した。
このバイクレンタル屋が格安でバイクをレンタルしているではないか・・・

ここはバイクのレンタルだけでなく、外貨の両替や日本との間の送金、そしてカンボジアのビザ関係まで手広くやっているらしいので一度行ってみたかったのだ。

壊れた自分のバイクはいつ直るかわからんし、
何よりもう一台あればタカシをHIBACHIまで送って行かなくて済む(笑)

しかもひと月借りて最安10ドルっつうんやから安過ぎ!!(◎_◎;)

学校終わってからその場所に着いた。
噂通りの関西人の面白いご兄弟が運営されておられる・・・

そのお二人が、私が預けたパスポートをチェックしてたら突然こんなことを言い出した。

「ファンキーさん、2ヶ月前にVISAの期限が切れてます。
オーバーステイですよ。

んなはずはない!!
カンボジア政府はコロナの影響で帰国出来ない外国人のためにVISAが自動延長されるシステムを発表したではないか!!

「あ、あれ観光VISAだけなんです。ファンキーさんのはビジネスVISAなんで対象になりません」

!(◎_◎;)

VISAが切れてるっつうことは不法滞在?・・・
入国管理局の怖いおっさん(知らんけど)に逮捕されてそのまま強制送還?
そして今後入国禁止??・・・

まあどこの国でもオーバーステイはしたことがないのでどんな目に合うやらわからんが・・・

その辺はここに人はプロなので色々教えてくれる・・・

「一回だけ有効なVISAを発行されて、数日以内に出国して下さいという場合もありますが・・・」

んな!!(>_<)・・・このご時世にこの国から放り出されたらワシどこ行けばええの?
どこ行っても2週間の隔離、またここに戻って来ても2週間の隔離・・・

しかも今日発表されたその料金!!!

もうね、ただでさえ飛行機代高くて買えないのに、こんな金取られたんじゃおちおち出国もしてられない(>_<)

「なんとかなりませんか?こんなご時世に外に放り出されちゃぁ絶対露頭に迷います!!(涙)」
と頼んでみる。

「いや、方法はありますよ。まず詫び状っつうのを書くんです」

国相手に「詫び状」って(笑)・・・

「それで10ドル罰金払ったらVISAを延長してくれます」

10ドルなんて安いもんやん!!

「オーバーステイ一日ごとに10ドルですよ」

!(◎_◎;)・・・
2ヶ月オーバーステイしとるっつうことはざっと600ドル!!!!(◎_◎;)

(号泣)・・・でもしゃーない(>_<)もし行くとこなくて日本に帰ったとしても飛行機代やら何よりも成田から公共交通機関使わずに八王子まで帰れってどないすんの?
レンタカーやら色々手を施しても(それって借りてもどうやって返すの?自主隔離せないかんのに)どの道絶対に600ドル以上の金はかかる(>_<)

書類に色々書き込んでもらって、
詫び状も雛形があるらしいので書いてもらって(笑)
さあ後はこのお二人に任せるしかない!!

久保さん、よろしくお願い致しますm(_ _)m

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Posted by ファンキー末吉 at:18:37 | 固定リンク

2020年5月21日

学びの窓

90年に中国に初めて行って、翌年から足げに北京に通うようになった頃、投宿先を北京戯劇学院という学校の留学生寮にしてた頃があった。

時には学生たちと一緒に授業を受けた。
先生は高老子(Gao LaoShi)と言ってちょっと年配の女性の先生であった。

私は中国語を独学で勉強し始めた頃で、その授業が面白くて一生懸命授業を受けていた。
先生にとっても興味のある生徒だったのかとても可愛がってくれて、数年後に卒業生の案内で北京でのJazzライブに来てくれたことがあった。

もうかなりの高齢だと思うがお元気だろうか・・・

そんなこんなでここカンボジアで、「どうせヒマなら学校に通いたい」と思った次第である。

前妻(中国人)の母が高齢にも関わらず日本語を勉強していて、
「中国人は為政者が変わる度に何もかもを奪われて持っていかれてしまう。知識だけは何があっても持っていかれない。だから死ぬまで勉強を続けるんですよ」
と聞いて感激したことがある。

まあ中国語はもう30年使って生きてきてるわけだから不自由なく・・・というわけにはいかないがまあ普通に使って生活は出来る。

ところが問題なのは英語!!
何せカンボジアの若い衆タカシに話していて、全然伝わらないと思ったら英語ではなくいつの間にやら中国語になってたりするんだから始末に追えない(笑)

海外で暮らすなら必須とばかりまず英語学校に申し込んだ。
そしてカンボジアの言語であるクメール語・・・

中国語は話せるようになって世界中どこに行っても役に立ったりして助かるのだが、
このどう聞いても難解なクメール語と来たら、同じだけ苦労して習得してもこの国民のたかだか一千万人ぐらいにしか通じないのだ(>_<)

「オンラインでお試し」みたいのがあったので申し込んでみた・・・

いやね、無理!!(>_<)

難しいのは覚悟の上だけど、否が応でも絶対に逃げられないところに押し込まれて勉強するのではなく、周りは騒がしいわ全く集中出来ない状況で1時間はちと辛い・・・途中で「先生〜もう疲れたのでこの辺で」と早退させてもらったほどである(>_<)

残念ながらこれは断念して英語に賭けようと思ってたら、コロナによってあらゆる学校が閉鎖!(◎_◎;)
英語もオンラインでの授業になるということで「無理!!」ということでキャンセルした・・・


それから数週間経って、英語はまだ開校していないがクメール語の学校はマンツーマンだが授業が始まるというので申し込んで来た。

いや〜学びの窓・・・楽しみ・・・

思えば大学も中退してるから大学受験以来ちゃんと勉強したことがないのだ。
一生懸命ちゃんと勉強しようと心に決めて学費を払った・・・

先生は美人だがちょっとキツい(>_<)

ちょっと発音が違うと「NO!!」と言ってペンでノートをペシペシ叩く・・・

いやね、それでも予めちょっと勉強しててよかった・・・
いきなりこれやったら絶対について行けんかったぞ〜

まず発音!!このFacebookで見つけた動画を見て欲しい・・・

コココチョチョチョ・・・全部一緒やん!!(笑)

人から送ってもらった教材(これがむっちゃ役に立つ!!)で調べてみるに、どうやら中国語と同じく有気音と無気音があるらしい・・・

李香蘭の父が娘の口の前にちり紙を垂らして「これが揺れないように"チー"と言うのだ!!」というアレですな。
その辺は中国語と同じなのだが、中国語の場合は無気音の"チー"とそれが濁った"ジー"は当たらずとも遠からずなのでまあ適当に混ぜて使っているが、クメール語には「無気音の"Ta"を表す文字もあれば、それが濁った"Da"もあるので、まあその辺注意かなぐらいで勉強を進める・・・

そして有気音と無気音以上に難しいのが「A子音」と「O子音」・・・
同じ「コー」でも、口を大きく開ける「コー」と、あまり開けずに発音する「コー」があって、それぞれに有気音無気音があるので4種類。
更に喉の奥から鼻に抜けて発音する「ンゴー」みたいなのでK行は5種類。

これも中国語には末尾音で「n」と「ng」があるので、その「ng」が子音になったのねということで理解!!

次のC行はオンラインお試し授業ではさっぱりわからなかったが「チョー」と読むらしい。
気がついたら中国語の巻舌音「cho」にになってしまっているが、まあ別にペンペン叩かれないのでとりあえずはそれで覚えてゆく・・・


ちょっと話が逸れるが、日本語の五十音にはあまり体系立ってない部分があってよろしくない。
「あ」行は母音として「か」行は喉から音を出す「舌根音」、これはよい。
次の「さ」行も上下の歯茎を閉じてその上下の歯の境界の裏側に舌を押し付けて発音する「舌歯音」でこれもよい。

ところが次の「た」行が問題である。
「た」は歯茎に舌先をつける「舌尖音」なのだから、それで並べるとしたら「たティトゥてと」が正しい。
(Ta Ti Tu Te To)
「ち」という発音は「Chi」なのだから、上下の歯茎を閉じ、その上下の歯の境界の裏側に舌を押し付けて発音する「舌歯音」で、本来なら「ちゃちちゅちぇちょ」の行に入れてしかるべきである。
(Cha Chi Chu Che Cho・・・はてさてそうなると「つ」はどの行に入れるべきか・・・)

まあ考えるにうちの母親などが「ピーティーエー」が言えずに「ピーチーエー」と言ってたので、外来語で入って来たこれらの舌尖音は昔の日本語にはない発音だったのだろう。

クメール語はそういうのがなく、まだ体形立っているので、日本語学習に比べたらまだわかりやすいと言えよう・・・

例文が出て来るとなかなか楽しい・・・

この教室はSpeakingの教室ではなく、ちゃんと文字からやるカリキュラムなので、例文と言っても日常で頻繁に使うものが出て来るわけではない。
覚えた文字を使って出来る例文なのだから、「私の自転車を乗らないで」とか、まあ今後この国で使う事があるのやらないのやら(笑)

しかし、中国語を独学で習得した私が常々思っていた事は、
「お前ら学校で習った人たちはやっぱ強いわ〜ワシなんか普段使う単語しか知らんから、知らん単語が出て来た時には知ってる単語の使い回し能力だけで会話しとる・・・やっぱ使わん単語をどれだけ勉強したかっつうのは後で強いな」
という事である。

最初に出て来たクメール語の「喉」「ブレスレット」「自転車」という単語は一生忘れんな・・・どれもきっと一生使わんけど(笑)

このクメール文字というのはその国の言葉を表すのによく出来ている。
(というかどの文字でもそうなのだが)

北朝鮮によく行ってた時にはハングル文字にも挑戦したが(あえなく撃沈)、あれもよく出来ている。
要は「アルファベット」みたいな「発音を表す記号」だと思えばよい。

例えばこんな単語を習った・・・「គីឡូក្រាម

パーツを集めると・・・
(KのA子音無気音)」
(I)」
(LのA子音、母音がない場合は"O"がつく))」
(KのO子音、Gと読んでもよい)」
(Rが足文字に変化)」
(A)」
(M)」

並べると・・・KILOGRAMつまり「キログラム」である!!(◎_◎;)

日本語もそうだが、この「表音文字」というのは外来語を取り入れる時に便利である。
中国語は全て漢字なので「表意文字」つまり音ではなく意味を表す文字なので当て字が大変!!

コカコーラ→「可口可乐(KeKouKeLe:カーコウカーラー)」漢字には意味が生まれるので「口にもよく楽しい」という字を当てるのにどれだけ苦労したかが伺われる。

ちなみにマイケルジャクソンはもう漢字の意味を捨てて完全に当て字で「迈克尔杰克逊(MaiKeErJieKeXun:マイカーアルジエカーシュン)」(笑)

いや〜ご苦労様です〜この頃からクメール語がだんだん好きになって来た私です・・・

さて文字が増えて来ると似たものが多すぎて混乱する(>_<)

A子音の「(c)」と「(th)」や「(th O子音)」と「(ph)」なんてもうさっぱり区別出来んぞ(涙)

しかしそれを言うなら外国人が「ち」と「さ」や、「ソ」と「ン」などを覚えるのと一緒で、文字を覚えるっつう事はそういうことやと思って頑張るしかない・・・・

もうこの頃になるともうパソコンに打てるようにならんとどうしようもなくなって来たので、パソコンにクメール語をインストールしてこのクメール語キーボードを見ながら打つべし!!

パソコンで打てるようになると辞書も引けるし色々便利!!
指が覚えてくれると書くより早いが、でもまあ覚えるにはやっぱちゃんと紙に書いた方がいいらしい・・・

10日目

単語帳もゲットしてそれに進出単語を全部書き入れるだけで休日が一日飛ぶ(>_<)
更にはノートをデジタル化!!
こうすれば携帯ででもすぐに復習が出来る・・・

そして3週目になって来ると母音の数・・・しかも複合母音が多くてもうさっぱり覚えられん(>_<)

気がついたら3つの母音のカタカナ表記を覚えるだけで丸2日間かかっとる・・・!(◎_◎;)
これはもうクメール語を拒絶しとるんやな。
中国語でもあった・・・というか今でも時々そうなるが、簡単な中国語でさえもう耳に入って来なくなるのだ・・・

週末にちょっと休みを入れるのと共に家庭教師(笑)を呼ぶことにした!!

一度HIBACHIでお会いした樋口先生!!
メコン大学でクメール語を教えてらっしゃるという凄い人である!!

聞くところによるとカンボジアの先生の給料はそれはそれは安いらしく、
この大学の募集要項を見ると月150ドル!(◎_◎;)

まあこの先生が果たしてその値段かどうかはわからんが、それが10倍になることはなかろうから
薄給であることは間違いなかろう・・・

ということでせめて肉でも振る舞わせて頂く!!

私は学校では日本人のくせに英語でクメール語を教わっているので、間違っても学校の先生に質問など出来ない(笑)・・・質問出来たとしても答えが英語で帰って来るのでどの道わからないのである(>_<)

中国語を勉強してる時に、必ずしもネイティブのスピーカーから教わるのがいいというわけではないということを知った。

例えば中国語で「雨」という単語は「Yu(ユィー)」と発音するが、これは実は「ウ」の口で「イ」と言うのだ。
他にも「刺」という単語は「ツー」、しかしこれは「イ」の口で「ツー」と言うのだ。「ウ」の口で「ツー」と言うと「酢」になってしまう・・・

こういう説明はネイティブには決して出来ない。
ネイティブは元々喋れているのだから逆にどうしてそれが喋れないかがわからない。

「Yuよ!!Yu!!違う!!Yu!!何で出来ないの?!!刺よ!!刺!!それだと酢でしょ!!バカじゃないの!!」by最初の嫁(涙)

だからこうして日本人の先生に教わるのは非常に役に立つのだ。

「ああそれはね、口をあまり開けずに喉の奥から発音するんですよ」
とか、一番役に立ったのは、
「ああそれね、O子音は口を大きく開けないのでA子音のように"カエ"と言いたいんだけど口が大きく開けないと"ケ"になっちゃうんですよね」

これがもう目からうんこ・・・いや目からウロコ!!
もうね、O子音の発音は今は覚えない!!A子音だけ覚えて、O子音が出て来たら口を大きく開けずにモゴモゴ言う!!(笑)

ここでかなり心がリフレッシュされて学びの窓ももう4週目!!
子音が全部と母音がほとんど出て来たが、ここに来てA子音をO子音に変化させる記号と、その逆のO子音をA子音に変化させる記号!(◎_◎;)

もうどうにでもしてくれ(>_<)・・・学びの窓はまだまだ続く・・・
そしてまだ喋れません(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:18:29 | 固定リンク

2020年5月 3日

カンボジア大阪東京3元中継生ライブ大成功!!

おそらく世界初やろうな(知らんけど)
今回はカンボジアと大阪のみならず、東京とも繋いで3箇所で同時セッション!!

今日友人を介して知り合いのとあるミュージシャンから「どうして音が遅れないんですか」と質問が来た。

直接聞きなさい!!(笑)

説明しておきます。
日本のミュージシャンの皆さま、このシステムだと音が遅れず、遠隔地から同時にセッションして配信することが出来ますぞ!!

まずメインのシステムはこのヤマハのNETDUETTO!!
こちらから無料でDL出来ます)

これをまずパソコンにインストールします。
そして大事なのはそのパソコンをLANケーブルで有線でネットに繋ぐこと!!

昨日テストでやってみた時に、どうしても音が遅れるということで、ブルースハープの西村ヒロさん、その場でLANケーブル買いに行ったもんな・・・(笑)

ところが最近のMACとか差込口はType-Cしか付いてない(>_<)
私も今日苦労してカンボジアでこの変換アダプターをゲットしました!!

日本国内においては、双方が有線LANで接続すれば、このNETDUETOはなかなか遅延を感じさせない素晴らしいソフトです!
(どうして10年間もベータ版のままなのか不思議・・・)

これで日本同士音のみの同時セッションはもう可能!!

NETDUETOの設定は、まあ5Gとか実現化したら別だろうが、現状では
「基本音質設定」を「帯域優先」、
その右の音質は「低(11/12kHz)」「高圧縮」「1ch」が無難であろう。

さて、セッションするにもどのように相手に音を送るかですが、
とりあえずイヤホンは使わないとスピーカーから出た音をマイクで拾ってループしてしまうことが多い。

音を繋いでセッションをするためにはやはりオーディオインターフェイスをパソコンに繋いで、そこに楽器の音を打ち込むのがよろし。

上の写真の左側に入力出力の設定があるのでそれをインターフェイスに変えてやる必要がある。
入力をインターフェイスから、出力をイヤホンからという設定も可能。
パソコンによってはイヤホンを挿しても自動的にイヤホンに変更してくれずスピーカーのままということもあるので、この設定はいちいちチェックのほどを!!


さて、音のやり取りはここまで、これで音のセッションは出来るが、映像はまた別のソフトを使ってやらねばなりません。

オンライン会議ソフト「ZOOM」や、「LINE LIVE」など色々方法はあるけど、
ここでは「ZOOM」のやり方をご紹介しておきましょう。

まず、パソコンはNETDUETTOで使われているので、新たにスマホかもう一台のパソコンでネット配信する必要がある。

NETDUETTOの音をスピーカーから出して、それをスマホやもう一台のマイクで拾って音を出すなら何も設定は要らないが、やはりいい音で配信しようと思ったら、もう一台をパソコンにして、そこにLINE入力でNETDUETTOの音を繋ぎたいもの・・・

そこで、これは私のやった例としてご紹介しておきますが、
カンボジアと日本という、NETDUETTOを使っても音が遅れる場合のやり方として参考にして下さい。

まずどうやっても音が遅れる場合、音を「送り側」と「受け側」に分けます。
今回の場合、「送り側」は大阪のザビエル大村、「受け側」がカンボジアの私となります。

まず送り側はインターフェイス経由でギターの音をパソコンにぶっ込んでNETDUETTOでカンボジアに送る。
そしてカンボジアでは「受け側」としてまた別のセッティングをします。

一台のパソコンにNETDUETTOをインストールして、そこのマイク入力はオフ、またはガイドのためにうっすらと返しておく。
(ここで既に音が遅れているため、大きく返すとギターが影響されてうまく弾けない)

つまりネットの遅延のために「相互方向のセッション」を放棄したわけですな。
こちらはNETDUETTOで受け取った音をパソコンのイヤホン出力からインターフェイスに繋ぎ、
(それゆえ、NETDUETTOの出力をイヤホンに設定する必要あり)
そのインターフェイスにマイクも繋ぎ、ギターの音と自分の声はインターフェイス上でミックスをして直接ZOOMに出力。

つまり、送り側ではインターフェイスはNETDUETTOがインストールされたパソコンに繋ぐけど、受け側ではZOOMで配信する方のパソコンに繋ぐわけです。

ZOOMは立ち上げると入力ソースを選べるところがあります。

ここの入力出力を共にインターフェイスに設定すれば、
私としてはギターの音と自分の声、そしてZOOMのお喋りをインターフェイスに接続したヘッドホンで聞くということになり、配信の音はこれのみ!!
つまり、ZOOM、そしてそれに連動して配信するYouTubeやFacebook等は私のZOOMの音だけを聞いている形になるわけですな。
そして大阪のザビエル大村のZOOMの音はミュートしておきます。
(そうでないとZOOMから聞こえるギターの音と、私の送っているNETDUETTO経由のギターの音で遅延が生じて二重に聞こえる)

ちなみに、私の方でパソコンのアウトからインターフェイスに繋ぐケーブルの問題ですが、ステレオケーブルで無理やりインターフェイスのMONO入力に繋いだ私の場合、NETDUETTOの音がインターフェイスに入力されないというトラブルが起きましたが、NETDUETTOのパンを左に寄せてやれば解決。

これで成功したセッションのレポートがこちら!!

今回はこれに大阪ー東京の相互方向セッションを加えて3元中継に成功したわけです。

そのダイジェスト映像
(フルバージョンはこちら

日本同士だと遅延も少なく、完全に相互方向のセッションが可能ですので是非お試しあれ!!

日本同士の場合、このまま私がいない状態

なお、Facebook同時配信、YouTube同時配信はZOOMの有料会員オプションです。
他の映像配信の方法も色々あると思いますので研究してみて下さい〜

では日本のミュージシャンの皆さま、世界に先駆けて遠隔地セッションをやりながらコロナを乗り切ろう!!


ps.このシステムを構築するために私も大村も少々散財を致しました。
「このシステムええわ〜というお方は少々投げ銭して頂けると助かります〜

ファンキー末吉
Ofuse:https://ofuse.me/#users/19097
PayPal:https://paypal.me/FunkySueyoshi

ザビエル大村
PayPal:https://paypal.me/pools/c/8oohJ5sYXH

【ゆうちょ銀行】への投げ銭、振込先。
<1>
ゆうちょ銀行(郵便局)→ゆうちょ銀行への振込の場合
記号 14120 番号60818301
名前 オオムラアキラ
<2>
他の金融機関→ゆうちょ銀行への振込の場合
【店名】四一八(読み ヨンイチハチ)
【店番】418 【預金種目】普通預金
【口座番号】6081830

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Posted by ファンキー末吉 at:04:49 | 固定リンク

2020年4月27日

遠隔地同時演奏配信大成功!!

ZoomとヤマハのNETDUETTOを使った遠隔地同時演奏、
第一回目で可能性を探り、第二回目でシステム完成!!と思われたが大阪のネットがダウンして失敗!!

第3回目の今回は大成功に終わりました!!


システムをおさらいします。

送り側となる大阪では2台のパソコンを使い、まず1台にヤマハのNETDUETTO、そしてもう1台にZoomをインストール!!

そしてヤマハのNETDUETTOには、インターフェイスを介していつもライブで使っているエフェクターとマイクを接続。

ギターの音はこちらのパソコンを介してNETDUETTOでカンボジアに送り、
もう1台のパソコンにインストールされたZoomにてお喋りの音と映像を送る。

受け側となるカンボジアでは、やはり2台のパソコンを使い、
同様に1台にヤマハのNETDUETTOをインストールし、そこで大阪からのギターの音を受け取る。

そして、そのパソコンのアウトプットと自分のマイクとをもうひとつのパソコンに繋がったインターフェイスにぶち込む。

もう1台のパソコンには同様にZoomをインストールして、その音声入力と出力をそのインターフェイスに設定する。

セッティングはここまで。

音の流れをおさらいすると、大阪のギターの音はNETDUETTOを介してカンボジアに送られ、そのギターの音と自分のマイクの音をインターフェイスでミックスしてZoomで配信、というわけである。

気をつけなければならないのが、カンボジア側は歌うマイクと喋るマイクはどちらもインターフェイスに繋いだマイクだけなのでよいが、大阪側ではZoomの音声はZoomをインストールしたパソコンのマイクから送られているので、ギター演奏が始まった時にはZoomのマイクをカットして、ヤマハのみで音を送るようにしなければ二つの信号の遅延で音がずれて2つ配信されることになる。


さてここからは、大阪とカンボジアという海を隔てた遠い場所に海底ケーブル等を通って信号がやって来るという状況によって遅延が生じるためのやり方を説明しますが、
NETDUETTOは日本同士の回線では、チェックしましたがそんなに遅れはありませんでしたのでリアルタイムセッションが可能かと思われます。

十分なネット速度が確保されない場合、例えばこの場合の大阪のギターとカンボジアの歌、ここに遅延が発生したら歌を聞きながらギターを弾けません。
私の方でNETDUETTOのマイク入力はミュートします。

つまり大村はんは歌を聞かずにひたすらギターを演奏し、私はその演奏に合わせて歌を歌うということです。

音の信号の流れで言うと、大阪からNETDUETTOで届いたギターの音に、インターフェース上で歌のデータと混ぜて、その出力をZoomに送って配信ということになります。

厳密に言えば「相互方向」のセッションではありませんが、海を隔てたこのネット速度ではこれが限界(>_<)
日本同士でもっとネット条件が良い場合にはきっと相互方向のセッションも出来ると思いますので是非試してみて下さい。

さて、そうやって成功した生配信がこちら!!

ね、なかなかのもんでしょ?

ネット速度の関係で、時々ギターがケロったりするけど、
基本的に「生ライブ」という最低限の形は取れたと思います。

笑えたのは、大村はんがZoomの音声を切り忘れて音が二重に聞こえてしまうので、
連絡用のNETDUETTOの私のマイクを生かして「大村はん〜」と呼んでいるのだけれども、大村はんNETDUETTOの方のイヤホンも外してしまい、文字通りひとりでひたすらギターを弾いてて呼びかけても答えてくれん(残り7分前あたり)

いや、ライブでもいつもワシの歌は聞いてへんけどな(笑)

これも相互方向ではなく一方方向ならではのトラブル。
日本同士のセッションならうまくいくと信じてますので皆さん是非お試し下さい。


次の課題としては、映像のスイッチ!!
Zoomで二人が同時に画面に映るようにすること、
もしくはLine Liveとやらを使ってみる?・・・

音的にはここにまた第三者の音をNETDUETTOで参加してもらって加えること。
日本同士だと相互方向のセッションが出来る可能性があり、そこに私が乗っかって歌えるかも知れない・・・

まだまだやり始めたばかりのシステムですが、
ヤマハのNETDUETTOが日本語のソフトであるために現状では日本限定、
ということは日本で初めてこのシステムで同時演奏配信が成功したということは、
おそらくは「世界初!!!」・・・

いや〜日本のミュージシャンの皆さま、是非このやり方使ってみて、色々切磋琢磨してゆこうではありませんか!!

ps.気になっているのですが、このヤマハのNETDUETTOというソフト、10年前に開発されたソフトなのにまだβ版!(◎_◎;)
全く陽の目を見なかったソフトだったのかも知れないが、ここに来て6月に新しいバージョン「SYNCROOM」が登場するそうな・・・

楽しみにしております〜

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Posted by ファンキー末吉 at:09:48 | 固定リンク

2020年4月26日

カンボジアのメタルドラマー

前回カンボジアでドラムをレコーディングしようとなった時、そのキーパーソンとなるプロデューサーを紹介してくれたBoom Baar君。

実は会って話したことはなかったそうだが、Oscarで私がドラムを叩いた時に客席で見ていて、それから「師匠」と呼ばれる間柄になった(笑)。

その後、お礼がてらみんなを集めて飲んだ時、実は数台いいドラムセットを持っているらしい・・・

かと言ってばりばりプロのドラマーかと言うとそうでもないらしく、一体何をやって食ってるのか不思議な男である・・・

彼から突然メッセージが来た。
「師匠!!元気ですか?」・・・(笑)

何やらドラムレコーディングをするそうである・・・

一体私に何をやってもらいたいのか、来てアドバイスをもらいたいのか、その辺はよくわからないまま、
やはりドラムレコーディングと言えば一番大切なのは「ドラムのチューニング」!!

言われもしないのにそれをかって出た!(笑)

録音はどこかのバーでやるらしい・・・
まあメタルバンドで大々的にレコード会社がバックアップしてみたいなのは難しかろう・・・

2時からレコーディングで、自分はセッティングでちょっと早めに入ると言うので1時半にそのバーとやらに行ってみた。

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

誰もおらんやん!!(>_<)

しゃーないなぁ〜・・・近所で時間を潰して2時まで待つ・・・
2時になってもこーへんやん!!!(>_<)

まあ時間を守らないのは中国人もカンボジア人も同じなのであろう・・・
結局彼が着いたのは3時(笑)。

ドラムが運ばれて来ている・・・

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

バスドラにつけられているタオルミュートなどは問答無用で取り外す!!
家で叩くのにミュートとしてはいいかも知れんが、アタックはなくなるしレコーディングでは百害あって一益なし!!

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

いつもの自分のライブやレコーディングではないので自分でセッティングしなくていいから楽であるが・・・
おやおや、よく見ると白人のエンジニアが・・・

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

よくよく聞いてみると、この白人がギタリスト、ベースも同じく白人、ボーカルはカンボジア人というメタルバンドらしい・・・

録音設備はLogic。インターフェイスは8chで、欲を言えばスネアのボトムとハイハットとライドも欲しかったりするが、アマチュアバンドならまあこれで十分であろう・・・

今思い出したのだが、もう1ch余っているのだから、あのレコーディングの時に買ったバスドラ用のマイクを貸してあげればよかった・・・(>_<)

「Professor Mr.Funky」ですか〜(笑)
なんとかセッティング完了!!

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

サウンドチェック!!

末吉覚さんの投稿 2020年4月25日土曜日

なかなかいい音ではないか!!

ところが私の方がもう時間切れ!(>_<)ファンキーはんと大村はんのネット配信ライブに行かねばならぬ・・・

後ろ髪を引かれる思いで現場をあとにしたが、後に彼のこんな書き込みが・・・

20テイク録ったんですと!(◎_◎;)
そしてOKテイクが2つ。録画して見てみたらイヤホンを右しかしていない。どうして?・・・みたいな(笑)

いや〜見たかったのう〜その現場(笑)

兎にも角にも地元のこんなミュージシャンと交流してゆくのは非常に楽しい。
彼らが後に、このカンボジアのロックシーンを支えるようなビッグなバンドになってゆくことを願うぞ!!

頑張れBoom Baar君!!

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Posted by ファンキー末吉 at:07:14 | 固定リンク

遠隔ライブ配信2回目レポート

前回の配信からグレードアップ!!

まず送り側の大阪ザビエル大村〜

このシステムは、音は現状試した中で一番遅延の少ないヤマハのNETDUETTOを使うため、そのインストールには必ずパソコンが必要。
前回はそれに加えて、映像をZoomで繋ぐためにはiPhoneを使っていた。

今回は、まず2台のパソコンを使って、音を送るパソコン、そしてZoomで繋ぐためのパソコンと、どちらもパソコンにてカンボジアと繋ぐ。

音に関しては、前回はパソコンのマイクでギターの音を拾っていたが、
今回はインターフェイス(一番右)を購入、ライブで使っているエフェクターとかも通して、そのライン出力と、マイクを通した音とをインターフェイスでミックスしてヤマハのNETTDUETTOに送る。

カンボジアの受け側としては、そのラインでNETTDUETTOに送られたギターの音を、前回はパソコンのスピーカーから再生して、それに合わせて歌を歌って、その音をiPhoneのマイクで拾って配信していたが、
今回はインターフェイスを用意してパソコンのライン出力から直でそこに入力する。

わかりやすく例えると、その昔、私が小学校の頃、テレビ番組のテーマソングをカセットテレコに録音するのに、テレビのスピーカーの近くにテレコを置いて一生懸命録音してた時代の音と、その後「LINE出力」なるものがテレビにつくようになって、それをテレコのLINE入力に突っ込んで直接録音した方が音が良くなるという理屈である。
(そんなことやってたんワシだけか?(笑))

大阪と同様に、ヤマハのNETDUETTOで音を受けるので、そちらには必ずパソコンが必要!!(iPad版とか出ないかのう・・・)
Zoomで出力するにも、その音の入力をインターフェイスを介してやるのでやはりパソコンが必要!!

うちのパソコンはひとつは持ち歩きの出来るラップトップパソコンだが、
もうひとつはでっかいデスクトップ(>_<)

ちなみにうちのネットはSIMカードを挿すタイプのSmartという携帯電話のWi-Fiなので速度が遅い。
速度の速いひでほまさんの会社まで運ぶのは大変であるため、ひでほまさんのパソコンを借りた。

人のパソコンに使いもしないわけのわからんソフトをインストールするわけにはいかないので、私のパソコンをヤマハのNETDUETTO用に使い、Zoom配信の方をひでほまさんのパソコンを使うことにした。

そして今回、Zoomミーティングの模様をYouTubeかFacebookに配信出来ると言うので、Zoomを有料版にアップグレード!!

この使い方チュートリアルを見ながらYouTubeの予約配信をしたのだが何故かうまくいかん(>_<)

仕方がないのでFacebookから配信することにしてテストしてみたら、
Facebookってすぐに「末吉さんが動画配信しています」と告知がいくのですぐにそれを見に来る人が!(◎_◎;)

とりあえず今回はFacebook配信でいいや、というわけで準備万端配信をしようと思ってたら・・・

「すんません、どういうわけかうちのWi-Fiが繋がらんのです」
と大村はん・・・

こんなこともあるもんやなぁ・・・さっきまで順調だったっつうか、今まで不調だったことがなかったWi-Fiが、配信直前でいきなり使えなくなるなんて・・・(>_<)

というわけで、今回は同時ライブは諦めて、大村はんは大阪からギターで1曲(でもポケットWi-Fiなので音は途切れ途切れ(>_<))、私はカンボジアで弾き語りで1曲やっておしまいにした。

リベンジを明日(もう日付越えたので今日)、4月26日日曜日日本時間17時にやります〜

Join Zoom Meeting
https://zoom.us/j/98879972107

もしくは私のFacebook(https://web.facebook.com/FunkySueyoshi)にて配信しますのでそちらでも〜

このシステムが確立すれば、日本とカンボジアでは回線の問題で遅延が発生するが、日本同士のミュージシャンならリアルタイムセッションが出来るかも〜

3度目の正直!!成功を祈る!!!

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Posted by ファンキー末吉 at:05:48 | 固定リンク

2020年4月18日

ネット配信同時演奏のやり方と今後の課題

この世の中の現状でライブが出来なくなったミュージシャンが多くのネット配信ライブを行なっている。

ところがバンドメンバー全員集まって、そこからネット観客への一方通行ライブなら大丈夫なのだが、離れたところにいるメンバーがネットを介して同時にセッションして、そのセッションをリアルタイムでネット観客が見れるというシステムは今はない。

(ここで『いやあるよ」とか香ばしいコメントはやめて頂きたい。いろんな人が今試行錯誤中であるというのが現状である)

そこでちょっと盲点のようなシステムを今回考えて試してみた。

ファンキーはんと大村はん、ボーカルの私は今カンボジアにいる。
そしてギタリストの大村はんは大阪にいる。

それを繋いでライブは出来ないか・・・

中野と河合がネットでライブ配信してると言うので大村はんが調べてくれた・・・

どうやらこれはInstagramを使っているようだ。
しかしやはり河合がギターを弾いて中野が歌えばいいのにそれは出来ないようだ・・・

奥田民生がネット配信ライブをやっていた。

しかし最後に出演者全員が生で演奏して生セッションすることはなかったようだ・・・

聞けばYAMAHAで遠隔地から一緒にセッション出来るソフトが出ているらしい!(◎_◎;)

でもこのソフト・・・10年前のベータ版からアップデートしてないし(>_<)

まあでも色々試してみたら、このソフトで通信するのが一番「音」としては安定してるようだ・・・
FacebookメッセンジャーやらSkypeやら色々試してみたが、
「会話」をストレスなく進めるためのソフトで、ギターを弾いてもらうと、あるところは速度が速く、あるところは通常速度とか、バッファの状態によってギター演奏の速度にも影響するようだ・・・

でももしこのYAMAHAのNETDUETTOで、音だけでもちゃんとしたクリアなリアルタイムセッションが出来たら・・・

残念ながらこのNETDUETTは映像には対応していない。
でも、音だけでもカンボジアと大阪でリアルタイムでセッション出来たら・・・

まあカンボジアのネット速度が、特にうちの家ではムッチャ遅なので、「音が遅れない」と謳っているこのシステムでも大阪とカンボジアの音は1秒近く遅れるようだ・・・

「ほなお前、俺の歌聞かずにギターだけ弾いとけ!!どうせお前ライブでも俺の歌聞いてないやろ(笑)」

そこでこのシステムを思い立った。
今回はほんの試しでの配信である・・・

まず基本的にこんな考え方である。
世界でもまだあまり成功してないリアルタイムセッションをやりたいという方々はこのシステムも参考にしてみて欲しい。

まず大阪とカンボジアの演者は基本的に「伴奏者」と「歌」という立場を取る。
この時点で「相互セッション」は捨てている。
伴奏をリアルタイムに送って来て、その伴奏に合わせて歌を歌うというだけである。

この相互方向ではないセッションをリアルタイムで配信するわけだ・・・

問題はカンボジアのネット速度・・・
一昨日ひょんなことから知り合ったひでほまさん。
聞けばプノンペンでIT関係の会社を立ち上げているということで、
次の配信場所はここに決定!!

ここでネットが遅ければもうカンボジアでは配信が無理だということである・・・

システムとしては、今回はZoomを使った。
Instagramは私も大村もアカウントを持ってない。
YouTubeやFacebook配信では離れた二人の映像を同時にミックスして送れない。
(この辺、異論のある方は是非ご教授願いたい)

Zoomだととりあえずは私の映像も大村はんの映像も見ながら参加することが出来る。
おまけに歌い終わった後にヤジやツッコミなど色んな面白いことが出来るのではないか・・・

というわけで今日、次のようなシステムで配信をしてみた・・・

1、大村はんと私はパソコンでYAMAHAのNETDUETTOに繋ぐ。
2、Zoomはお互いのiPhoneで繋ぐ
3、NETDUETTOで送って来る大村のギターをパソコンで再生して、そのギターと共に歌を歌ってそれをZoomで配信する

これで気をつけなければならないのは、
1、NETDUETTO自身がもう音が遅れてるので、大村はそのパソコンのモニターをオフにする。
2、Zoomで送っている音声はギターも歌も既に物凄く遅れているので、大村はそれもオフにする。

そうすればとりあえずは大村がギターを弾いて、そこにコーラスを入れようが、
私が歌いながらギターを入れようがとりあえずは音はずれない。

今回はカンボジア最前線コロナレポート
(政府発表今日で6日間新感染者数ゼロ!!このまま9日間続けばコロナを封じ込めたと言える)
と共に2曲だけ演奏してみた。

音の遅れはない。
だが一瞬ネットスピードが落ちたのだろう、ギターのリズムが崩れた部分があったが、まあそれはFacebookメッセンジャーやSkypeのそれよりはマシに感じた。
日本と日本ならもっとスムーズにいくものと考えられる。

あとギターの音質の悪さ・・・
これは次の課題ですな。

今回は幸いにもおひねりをもらえた。
「成功したらいくらかおひねり下さい」
ということで、これが「成功」と呼べるかどうかはまだわからないが・・・

このおひねりで大村はオーディオインターフェイスを買う。
次はギターの送りをマイクからじゃなくラインにすれば音質的にはかなり改善出来るだろう。

私の場合はちと難しい。
大村からリアルタイムで送られて来るそのオーディオ信号を、
インターフェイスに突っこんでその信号をZoomの入力に出力してやることは出来そうだ。
ところがそこに歌をどのように突っこんでゆくか・・・

オーディオ信号をインターフェイスに突っこんで、ついでに私のマイクもそのインターフェイスに突っこんで・・・
どこでミックスしてどのようにZoomの入力に打ち込むことが出来るのか・・・

この辺は研究課題である。

とりあえずは来週は私のメインパソコンを持ち込んで、
それで大村のギターを音をNETDUETTOで受けて、
そのインターフェースからの出力を・・・サブパソコンにどのように歌とミックスして入れ込むのか・・・
1週間ゆっくり考えてみたい・・・

来週同じ曜日に同じ時間、
2020年4月25日日本時間20時よりこちらのアドレスにて配信します。


トピック: ファンキーはんと大村はん配信ライブ2
時間: 2020年4月25日 08:00 PM 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/3380984150

ミーティングID: 338 098 4150

みなさまZoomをインストールの上、酒を買ってパソコンの前でお待ち下さい〜


PS.今回お世話になったひでほまさん、
ITの会社を立ち上げてるぐらいだからそりゃネットおたくである。
かく言う私もミュージシャンの中ではかなりのネットおたく・・・

二人が打ち上げで飲むとこうなる(笑)

ソーシャルディスタンスどころか、同じテーブルに座っててもお互いパソコンで話するからコロナ対策万全!!(笑)
来週も色々とよろしくお願い致します〜

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Posted by ファンキー末吉 at:22:18 | 固定リンク

2020年4月16日

美女と三密3人乗り・・・

子守の助っ人に来てくれてるタカシの(片想いかも知れんが)彼女姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

子守の助っ人に来てくれてるタカシの彼女(片想いかも知れんが)姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

しかしその後、彼女たちの住むところに着いて私は絶句することとなる。。。

美女と三密3人乗り
ファンキー末吉BLOG
http://www.funkyblog.jp/2020/04/post_1413.html

末吉覚さんの投稿 2020年4月16日木曜日


しかも途中でガス欠(>_<)!タカシめ、ガソリン入れ忘れたらしい・・・

年寄りはバテてしまい、一番若い妹がバイクを押す。
どこの姉妹もそうなのかも知れないが、お姉さんはいつも人生背負ってる感じで妹は天真爛漫で明るい。

子守の助っ人に来てくれてるタカシの彼女(片想いかも知れんが)姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

しかしその後、彼女たちの住むところに着いて私は絶句することとなる。。。

美女と三密3人乗り
ファンキー末吉BLOG
http://www.funkyblog.jp/2020/04/post_1413.html

末吉覚さんの投稿 2020年4月16日木曜日

子守の助っ人に来てくれてるタカシの彼女(片想いかも知れんが)姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

しかしその後、彼女たちの住むところに着いて私は絶句することとなる。。。

美女と三密3人乗り
ファンキー末吉BLOG
http://www.funkyblog.jp/2020/04/post_1413.html

末吉覚さんの投稿 2020年4月16日木曜日


やっとガソリンスタンドに着いたら汗だく・・・
おじさんがいつも首にかけてるタオルで汗拭いてあげる・・・

お嬢様じゃなくてよかった〜
加齢臭を全く嫌がりもせず、全く気にせずそのままタオルを首にかけて出発〜

子守の助っ人に来てくれてるタカシの彼女(片想いかも知れんが)姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

しかしその後、彼女たちの住むところに着いて私は絶句することとなる。。。

美女と三密3人乗り
ファンキー末吉BLOG
http://www.funkyblog.jp/2020/04/post_1413.html

末吉覚さんの投稿 2020年4月16日木曜日

子守の助っ人に来てくれてるタカシの彼女(片想いかも知れんが)姉妹、今日からタカシはHIBACHIで働くので代わりに家まで送って行くわ〜・・・って3人乗り!(◎_◎;)

しかしその後、彼女たちの住むところに着いて私は絶句することとなる。。。

美女と三密3人乗り
ファンキー末吉BLOG
http://www.funkyblog.jp/2020/04/post_1413.html

末吉覚さんの投稿 2020年4月16日木曜日


やっと彼女たちの家に着いたらびっくりした・・・
そこは写真を撮るのもはばかられるようなぼろ家が集まったゴミだめのような集落!(◎_◎;)

そこに消えてゆく明るい妹と何かを背負ったような姉・・・
私は胸を鷲掴みにされたようにキュンとなった。

南国だからまだいい。
隙間風で凍えることもなければ、
水道さえあれば毎日水シャワーは浴びることが出来る。

ところがふたりともこのゴミだめのような集落には不釣り合いな美女だから、私の胸は余計に高鳴るのだ。

中国では「美人はそれだけで金になる」と言われていた。
その話:http://www.funkycorp.jp/funky/ML/87.html
だけどこの国の今の状況ではいくら美人だってもうどうしようもない。

コロナで仕事を失った・・・
もちろん国は保証などしてくれない。
そもそもが、この国の政権は彼女たち貧乏人に支えられてる政権ではないのだ。

日本だったら、田舎で食えない人は都会に行けば、文句さえ言わなければ何らかの仕事はある。
だがこの国は、田舎から首都プノンペンに来たところで、英語でも喋れなきゃろくな仕事なんかありゃしない。

そのろくでもない仕事さえコロナで奪われ、
彼女たちは帰るべき実家もないと言うのだから、
このままこの底辺で、仕事もなく生きてゆくにはもう犯罪でもやるしかないだろう・・・

そんな底辺の人間がこの国には数えきれないほどいるのだ・・・

私とて失業者の身、子守の助っ人でろくなギャラも払えるわけじゃないから、
とりあえず
「メシだけは食わすわ〜」、
二人に払うギャラはないから、
「二人で来てもええけどギャラはひとり分しか払えんよ〜でもメシは食わすわ〜」

ちょっと「条件」としてはどうしようもないけど、
彼女たちは毎日うちに来てくれて真面目に子守をやってくれてるバックボーンがわかって、ちょっと胸がキュンとなった。

1日10ドルで暮らそうとビール0.5ドルのこの国に来てみたものの、
タカシといい、彼女たちといい、「家族」が増えてもう大変である(>_<)

まあいい、周りから犯罪者を出すことほど気分の悪いことはない。
お前らがとりあえず、これ以上悪くならなくなるんだったらそれでいい。

これ以上って・・・これより悪い状態はなかなか多い浮かばないのだが・・・(>_<)

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Posted by ファンキー末吉 at:23:47 | 固定リンク

2020年4月 8日

独裁国家の強み

2020年4月8日、日本ではついに緊急事態宣言が発令された!!

「何なの?その緊急事態宣言って・・・」
中国人の友人達が不思議がる・・・

「宣个言,自肃 要求 欢告 对老百姓没有强制性」
と、日本に住む中国人が、中国ではあまり使われない言葉を使って説明していた。

「なんだ、強制力ないの?ダメじゃん・・・」
いや、日本の国民は団結心強いし大丈夫なんじゃない?・・・

かく言う中国では同じくこの日、武漢の都市封鎖が解かれた。

新型肺炎が始まって、ちょっとずつ収束に向かっている国と、
今からその戦いの真っ只中に突入する国との違いである・・・

そしてここカンボジアでは、同じ日に別の発令をした。

「2020年のクメール正月の休暇(4日間)を延期して、コロナが去ってから5日間の正月休暇に振り替えますので、この4日間は通常通り働いて下さい」

中国には日本などで使っている暦の他に、月による暦による1月1日があり、それを「春節」としてもっと賑やかに祝う。
カンボジアにはそれらの他に更に「クメール正月」と呼ばれる新年があり、結局1年に3回正月を祝うのだ(笑)

いや、実はカンボジアは世界でも最も祝日が多いと言われており、ちょっとそれではということで今年から1週間ほどそれを減らしたという噂である!(◎_◎;)

いや、もう来週に迫った「正月」をいきなり中止にしたところで、もう予定の入ってる人もいるだろうし、今更運営出来ない工場などもあるだろう・・・
「コノくめーる正月モ休ンデ、新シイくめーる正月モ休ンデ、結局一年ノ祝日ハ同ジグライネ!!」
と喜ぶ人もいると言う・・・(笑)

日本だと「ゴールデンウィークは今年は休日になりません!!通常通り働いて下さい」ということも難しいだろうが、それをさらりとやってのけるのがさすがこの国・・・

聞くところによると、カンボジア人にとってクメール正月は「神様が降りて来る」大切な日なんですと!(◎_◎;)
信心深いカンボジア人はこのクメール正月の神様が降りて来る時間には国民全員がお祈りを捧げると言う。

ところが政府はこう言った・・・
「今年はコロナでこの日には神様は降りて来ません!!」

神様とお話したんか!(◎_◎;)

どっちにしろこれが出来る国家って強いなと思う・・・

まだ新感染者数が一日に数人、それでもゼロの日も多いというこのカンボジアで、
首都プノンペンのガールズバーは全部閉めさせられてもう一ヶ月近くになる。

これだけ感染者数が大爆発しても濃厚接触どころか粘膜接触の風俗営業がまだ通常に行われている日本とは大違いである。

保証なんてもちろんない!!
煽りを食うのは弱い者ばかり・・・でもこの政権は別にその弱い者に支えられているわけではないのだ・・・

空気の悪い過密な密閉空間であるパチンコ屋を閉めさせることも出来なかった民主国家と、まだ感染が深刻ではなかった段階から「中国に右にならえ」で何でも出来るこの国と、どちらがこの疫病にとって強いのかな、と考えさせられるこの日だった・・・

続報・・・

これが実現すれば、クメール正月の故郷への大移動によってコロナを撒き散らすこともない・・・

続報・・・実現!!

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Posted by ファンキー末吉 at:01:44 | 固定リンク

2020年4月 6日

カンボジアのヘビーメタル界

先日のレコーディングのお礼として、録音してくれたプロデューサーと、それを紹介してくれたドラマーと重鎮ベーシスト(ついでにタカシ)と食事をした。

このプロデューサー、初対面の印象は「笑わない人だなぁ」という感じでちょっと苦手だったのだが、
酔っ払って来ると喋る喋る・・・

やっぱ重鎮ベーシストとか、紹介してくれたドラマーとか連れて来てて正解!!
知り合いがいっぱいいたら和む!!
私と二人っきりだったらとてもこうはいかなかっただろう・・・

録音してくれたプロデューサーはピアニストで、やっぱこの国では「プロデューサー」として仕事をしているらしい。
「この曲は自分が作ったんだ」とYouTubeの映像を見せてくれた・・・

おうっ!!なかなかいい曲ではないか・・・アレンジもしっかりしてるし・・・

「全部QuBassで作ったんだよ」
彼はQuBassのヘビーユーザー、ProtoolsやLogicなどは全く使うつもりはないらしい・・・

しゃーないなぁ〜・・・次のレコーディングは私が自分でProtoolsを回しますか・・・
次はドラムセットと共にProtoolsが認識するインターフェイスを借りて来てね〜

「ドラムセットだったら、こいつはいいドラムセットを3台持ってるから次はこいつのドラムを借りればいいよ」
このプロデューサーを紹介してくれたドラマーのことである。

彼はアマチュアだがバンドを組んでるらしい。
彼は昨日こんな映像を配信していた・・・

メタルやん!(◎_◎;)

「カンボジアってメタルバンド多いの?」
すかさずプロデューサーがこう答えた。
「私はメガデスのコピーバンドやってます」

!(◎_◎;)・・・メガデス・・・

でもメガデスにはキーボードおらんやろ?・・・
「私はこのバンドではベースを弾いてます」

(笑)・・・好きなんやなぁ・・・

「そうだ、今から時間あったらみんなが集まっているところに行きませんか?」
おう!!行かいでか!!

私はてっきりメタル小僧が集まるどっかの地下クラブにでも連れて行かれるのかなと思ったら、
橋を渡ったリバーサイドの反対岸・・・

川沿いの歩道に椅子を出して、ギターを弾いたりビールを飲んだり、
想像とは全く違って健康的に(笑)たむろっている・・・

取り巻きのお姉ちゃんも全然ケバくない普通のお嬢さんやし・・・!(◎_◎;)

意外と健全な歌を歌う・・・(笑)


そのうちのひとりを指差してプロデューサーはこんなことを言う・・・
「こいつは一番クレージーなんだ。何たって6000ドルも出してギターを買ったんだ。クレージーでしょ?」

みんな何をやって暮らしてるんだろう・・・親が金持ちなんだろうか・・・

メタルを演奏出来るようなライブハウスがいっぱいあるわけじゃないし、
きっとこの連中ぐらいしかロックやってる若者はいないんじゃないかな・・・

コロナ騒ぎが終わったらみんなで集まってライブでもやるのかな?
やって欲しいなぁ・・・

その時には是非私も参加させてもらおう!!


追記・・・その後、彼からこんな映像が送られて来た。

ばりばりメタルやん!(◎_◎;)
新人バンドらしいが、売れるといいのう・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:13:00 | 固定リンク

2020年4月 5日

カンボジアにてドラムレコーディング!!!

思い起こせば去年の年末ぐらいからカンボジアでドラムが録音出来ないか探している・・・

この時はプノンペンに遊びに来たさわだんが、英語が達者だということで片っ端から電話をかけてくれて探し当てたのだ。

よく飲みに行ってるHIBACHIの近所の、ここは普通の自宅内のホームスタジオ・・・
ここをFacebook投稿してみたら地元のミュージシャンからいくつか反応があった。

「ここ俺の友達んとこだよ」

外国人である私が地元のミュージシャンと知り合うというのは、よく行っているライブバー「Oscar」に飛び入りセッションして知り合うのである。

最近になってわかったのだが、ここはプノンペンで一番いいライブハウス。
外国人も含め日替わりでいろんなミュージシャンが客である年配の白人客相手に古めのロックを演奏している。

その中に実は重鎮ベーシストがいた!(◎_◎;)

いや、重鎮であるかはその後にわかるのだが、
とりあえずHIBACHIで一緒にメシでも食う・・・

この時に彼が連れて来たのはカンボジアで一番上手いというドラマー!!
こうやってミュージシャンの知り合いがどんどん増えてゆく・・・

その時に私は彼らに相談した。
「スタジオを作りたいんだ」

私は自宅のある八王子には自宅スタジオがある。
X.Y.Z.→Aをはじめ、アースシェイカーや筋少や、ここでも色んな名盤が生まれている。

そして北京、初代のこのスタジオは中国の高度成長の煽りを受け、立ち退きで引越し、次の場所ではちゃんと防音までしてかなり本格的に作ったのにまた立ち退き(>_<)

今ではもう北京にスタジオはない・・・ということはそこの機材を全部持って来ればここカンボジアでもスタジオが作れるということだ。

カンボジアFunkyスタジオ計画

ところが機材は持って来たとしても、そのメンテ、新たな機材を揃えなければならなくなった時に困るのが、
「レコーディング機材の専門業者」があるかないかが大きな問題である。

この会食の時に聞いたが誰も知らない。
それではということで、「じゃあレコード会社とかのスタジオとかないの?」と聞いてみたがそれも知らないと言う・・・

くっくま孤児院の美和さんの話では、一般貸ししてるかどうかはわからいが、どうやらひとつだけレコード会社の大きなスタジオがあるという話であったのだが、この辺のミュージシャンが知らないとなると探しようがない・・・

プロユースのスタジオや音響機材など、そもそも一般向けに広告など出しはしないのだ。
知ってる人だけが知っている、そんな業種なのだから仕方がない・・・

その後、北京のエンジニア方言(FangYan)をこちらに呼んで調べさせた時に、中国人コネクションでいろいろ調べてくれた。

続・カンボジアFunkyスタジオ計画

それでもこの段階ではこちらでドラムがレコーディング出来るスタジオはまだ見つかっていない・・・


そんな中で中国で新型コロナウィルスによる新型肺炎が始まった・・・

その時に私は毎年のように日本でツアーを廻ってた。
中国は旧正月辺りになると絶対に仕事はないので、毎年この時期には日本でツアーを廻るのだ・・・

ツアーの途中で頚椎症性神経根症になってしまった為、暖かいところということで、療養も兼ねてここカンボジアにやって来た。

その時にはドラムなど叩くつもりもないのでスティックすら持って来てない。
コロナの蔓延してないどこか暖かいところを療養を兼ねてのんびり廻るつもりだったのだ・・・

ところが布衣のボーカルLaoWuが、コロナで自宅待機をしている全ての人に捧げる歌を作りたいと言うので、この状況でどこかでドラムが録音できるかどうか考えてみたが、中国で録音しようと思っても、もう既に中国では爆発的に感染者が増えている。
日本もあれよあれよという間に第二の感染国となってしまった・・・

そんな時期に感染国を行ったり来たりすることも出来ないので、そこで考えついたのは布衣とRebellioNとのコラボである。

その時に出来上がった曲・・・この時にはRebellioNのみんなは「LaoWuがどうしてこんなに急いでこの曲を仕上げようと思っているのかわからない」と言っていたが、今となってみればこれは「今の日本」である。


さてそれからしばらくしたら、もう中国へも日本へも戻れない・・・(>_<)
中国は現行の全てのVISAを無効にし、当然ながら私の労働ビザも無効なので入れないし、
日本は母国なので入れないことはないが、2週間の隔離(自宅待機?)を余儀なくされる。

ってか、成田に着いたら公共交通機関、タクシーも含め全部乗ったらあかんっつうたらどうやって家に帰るん?
家の人に車で迎えに来てもらうしかないらしく、そしたらその迎えに来た人も2週間は隔離状態となる・・・

無理やん(>_<)

カンボジアも日本よりは数十分の一ではあるが感染者がどんどん増えてゆき、
ついに外国からの入国を禁止!!

私はこの国を出たらもうこの国には帰ることが出来ず、かと言って出ても入れる国はなく・・・
VISAが切れるまでここでいるしか選択肢はなくなったのである・・・
(幸いカンボジア政府はVISAの延長処置をしてくれることとなった)

ここで暮らすのはよい!!仕事はないが部屋はある。

ところが布衣の新しいアルバムのレコーディングが始まった・・・
こればかりは人にドラムを叩いてくれと言うわけにはいかないので、どうしても自分でここ、カンボジアでドラムレコーディングをしなければならないのだ・・・

本格的にスタジオを探す・・・

まずはくっくま孤児院の美和さんに連絡を取って、そのレコード会社のスタジオとやらを探してもらう・・・
ところだ探し当てたのはひとつの電話番号、Mr.Laという人だということだが、クメール語も話せない私がプアーイングリッシュで話しても全く話にならないだろうということで、日本人の方に会社のクメール人に電話をしてもらった。

常備している機材や、ドラムセットの状況とかを聞いてもらったりしているうちに話が途切れた。
めんどくさくなったのだろうか・・・「どうやら外国人には貸さないみたい」

(>_<)

中国でもそうである。ひとつのコネが暗礁に乗り上げたら別のコネを探す!!
先日HIBACHIだ会食したグループにMr.Laの連絡先をアップして、
「誰かこの人知り合いじゃないか〜」

重鎮ベーシストが「俺知ってるよ〜」・・・って、こいつむっちゃ顔広い!(◎_◎;)

そこから直でFacebookで繋がり、本人と英語で話せ出せたのだが、
「じゃあ土曜日にスタジオ見に行くよ、機材等チェックして、問題なければ日曜日にレコーディングしよう」
とまでなったのだが、そこから何故か連絡が返って来ない(>_<)

ちょうどその時、Oscarで働いてたタカシという日本名を持つヤツが食い詰めて「何か食べ物を恵んで下さい。インスタントラーメンでいいです」と連絡して来た(笑)

カンボジアよもやま話

ちょうどいい!!メシ食わせてやるから働け!!
というわけでDr.Laに電話をかけさせる・・・

「ダメです。うちの機材じゃFunkyさんに満足してもらうレコーディングは出来ないと断られました」

(>_<)

ところがタカシはそこでOscarの常連ドラマーに連絡を取り、そこからある人・・・おそらくこの国の重鎮プロデューサーなんだと思うがそこに繋がった。

ドラマーにお礼を言う・・・返事に
「あなたのプレイはOscarで見たことがあります。素晴らしいドラミングです」
みたいなことが返って来た。

顔の広い重鎮ベーシストも、このドラマーも、そしてこのタカシも、みんな私のドラムを聞いて、そいで私を好きになってこれだけ動いてくれる・・・

ドラムが上手くてよかったぁ・・・(笑)

冗談はさておき、この重鎮プロデューサーと繋がって、念のためにその重鎮ベーシストに
「この人知ってる?」
と聞いた時の反応が面白かった・・・

「よくここまで辿り着きましたねぇ・・・」

きっとそういう立場の人なのだろう、面白いのがこの人はタカシとは話さない。
「本人じゃないと話さないって言ってますよ」
とタカシが困って私にそう言ったが、
中国でもそう、偉い人は相手がトップの人しか話さない。

決定権を持ってない下っ端と話したって埒が明かないことを知っているのだ。

一応Facebookのグループを作ってタカシも傍観させてたのだが、
これがまた例によって遅々として進まない(>_<)

「きっと忙しいのでしょう」
とタカシは言う・・・

そしたら待つ!!
劉備元徳は諸葛孔明を手に入れるためにあばら家に2度行って待ちぼうけをくらってやっと3度目に会ってくれた。
(三国志演義より)

相手のことが絶対に必要だと思ったら待つ!!
それが相手に対する「礼儀」となるのだ・・・

そして連絡が返って来た時にすかさず
「お会い出来ませんか?」

こうして初めて会うことになった場所がなんと外国人用の音楽学校・・・

ここの3階のリハーサルスタジオに機材を持ち込んでレコーディングしようということになったら話が早い!!
「じゃあ次の金曜日に!!」

ついにこの国でレコーディング出来るのか・・・感激もひとしおである。
とにかくスケジュールさえ決まってしまえば録ることは出来るだろう・・・

問題はドラムセット・・・このスタジオのドラムセットをちゃんとチェックしてなかったが、出来ればこのセットを借りたいのう・・・

重鎮ベーシストに連絡してみる・・・
「このドラマーとこのプロデューサーは一緒に仕事してますから大丈夫でしょう」

繋がるのう・・・

しかしみんながこのドラマーと連絡が取れない。
きっとコロナを恐れて田舎に疎開しているのだろう・・・

ということでプロデューサーが別のドラムセットを探して来てくれた!!

念入りにチューニング!!

ドラムの向こうに座っているのはくっくま孤児院の美和さんとソバン先生、そしてくっくまバンドのダビッとティアルッ。
向学のために見学というのもあるのだけれども、実はスティックを持って来てもらったのだ。

こんなに長くここに滞在するとは夢にも思ってなかったのでスティックすらない(>_<)
それぞれのドラム演奏の絵も撮っといてくれということでバンダナもない(>_<)

イオンに買いに行ったけどなかったのよ〜この国でバンダナしてる人なんか見たことないし〜(笑)
というわけで美和さんが持ってるというのでそれも持って来てもらったのだ・・・

プロデューサーが黙々と仕事をする・・・
きっと真面目な性格の人なんだと思う。

このレコーディング、是非とも成功させなければならない。
この日に最高の音でちゃんとレコーディングさえしとけば、
今後中国の仕事はこの国でやってしまうことが出来る。

「カンボジアなんかでちゃんと録れるの?」
と聞かれたら
「布衣のニューアルバム聞いてよ、あれカンボジアで録ったから」
と言えばよい。

その音が最高のものであれば今後もこの国で仕事を受けることが出来るし、
音が悪ければもう2度とここでレコーディングするチャンスはない・・・

ところが問題発覚!!
彼が用意したこの日のシステムでは、ドラムのパンチイン、パンチアウトが出来ないのだ!(◎_◎;)

思わず頭を抱えてしまったが、
よく考えたらこれは「音質」の問題ではない、「プレイ」の問題なのだ。

初めてのレコーディングの時、そう、爆風スランプの初期のアルバムなどはアナログの時代だったのでパンチインなど出来なかった。
今ではデジタル編集が当たり前になり、ドラムを叩きながらどこでパンチインをするかを考える時代・・・

要は最初っから最後まで間違わずに1回でベストテイクを録ればそれでいいのね!!

やってやろうじゃねーか!!・・・とレコーディングが始まったが、
次の問題は暑さ・・・(>_<)

クーラーや扇風機のノイズが入らないように、叩く時はオフにしてもらったのだが、
例えその数分間だとしてもカンボジアでクーラー止めて運動(ドラムを叩く)したら暑い・・・(涙)

こりゃ長くはやってられんぞ・・・ということで、
「テイクを2テイク録ります。その後映像をシューティング。そして次の曲!!」

譜面にはしているが、曲は覚えてないので実際はテイク1は「試し」である。
一応録音はしているが、いろんな試行錯誤はこの時に全部してしまい、
実際にテイク2の時が本チャン、つまり「一発OK」で全曲録り上げてしまおうというものである。

俺なら出来る!!いや、他に選択肢がないんだからやらねばならぬ!!

修羅場に突入!!
バラードはいいのだが、2曲ほど難しい曲があり、
「なんでこんな難しいアレンジしたんやろ」
と悔やんでも仕方ない・・・何とか全曲録り終えた!!\(^o^)/

このプロデューサーの第一印象・・・笑わない人だなぁ・・・
でもこの段階で既に笑顔が溢れてる。

「お前は大したヤツだよ」
そんな笑顔・・・そして一緒に修羅場をくぐり抜けた「連帯感」が生まれている・・・

「後日一緒にメシでも食いませんか?」

中国でもお世話になった人には食事をご馳走する。
これは中国の仕事なのである、ちゃんとその予算は計算してある・・・

この国に最初に来た時に、何か30年前の北京と同じ「匂い」がした。

中国ではコネがないと何も出来ない。
かと言ってひとつだけしか持ってなかったらやっぱり何も出来ない。

ひと昔前、アジアブームの頃、
「私は誰々さんと知り合いなんですよ」
などと言ってた人はみんな撤退して日本に帰ってしまった。

「どこをどう伝って行ってもこの人に繋がる」
ぐらいのコネがなくてはどうしようもないのだ・・・

この国カンボジアで、私は生きてゆける自信がついた。


(レコーディング終了後にシューティングのためOKテイクに合わせてドラムを叩いている絵です)

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2020年4月 1日

タカシの恋

HIBACHIが店での営業を停止してデリバリー専門になると言うので、
しゃーないなぁ〜・・・最後の営業には顔出さないかんなぁ・・・しゃーないなぁ〜・・・とばかり出かけて行った。

ところが忘れていたが、食い詰めたこの若い衆にメシを食わせてやらないかんではないか!!(>_<)

何とか毎日ローカルのもん食って0.5ドルのビール飲んで一日10ドルで暮らしたいコロナ失業者であるが、いくら日本よりは安いと言ってもHIBACHIに連れて行けばひとり10ドルぐらいはかかってしまうのう・・・

でもまあ金渡して「お前はこれで何か食っとけ、ワシは日本料理食いに行く」というのも何か後味が悪い・・・

HIBACHIの住所伝えて「ここに来い」と言ったら、前の美容室から紹介された子守の助っ人GiGiちゃんと一緒に来た。
まあよかろう、片っぽだけ奢って片っぽは帰れというわけにもいかん・・・

とりあえず粉もん食わせてとっとと満腹にさせればよかろう(笑)
というわけでお好み焼き!!

「オコノミヤキ」と言ってタカシが喜ぶ。
日本料理の名前よう知っとるのう・・・
「タコヤキ」も言うので頼んでやった。

「サケ」の「ハクツル」とも言うので日本酒も頼んでやった・・・
どんだけ奢ってやんねん(>_<)

客もいなくなり、土井さんもお好みおばちゃんことユキさんも一緒に飲む・・・
土井さんと飲むことももう滅多になくなるしなぁ・・・

初めて知ったがお好みおばちゃんクメール語喋れるのな!(◎_◎;)
タカシから色んなことを聞き出してたが、
タカシは昔シェムリアップの日本居酒屋で働いてたのだそうな・・・

なるほど、それで料理の名前とかいっぱい知ってたのな・・・

ワインも一本空いた頃「ショーチュー」とか言うので「黒霧島」を入れてもらったが、これも知ってたのな・・・

・・・ってか大散財なんですけど(涙)

日本の歌も大好きということで、彼のスマホを店のスピーカーにBluetooth接続で繋いで音楽を流す・・・

ところが中国の音楽ならともかく私は日本の音楽はさっぱりわからん(>_<)
「これ誰や?」
と聞くと
「BEGIN」

!(◎_◎;)・・・懐かしいのう・・・・

同じ事務所の頃はよく飲んだりしたのう・・・
異国の地で知り合いの歌を聞くってやっぱ心に染みる・・・

土井さん曰く、カンボジアの人は沖縄の音楽が大好きらしい。
やっぱ南国繋がりかのう・・・

タカシが歌い出す

いや、楽しいことは楽しいのだが、
何で大枚叩いてこいつを楽しませないかんのかと疑問に思えて仕方がない(>_<)

まあええか・・・ワシも楽しいし・・・(笑)


上機嫌のタカシとGiGiちゃんにGrabでトゥクトゥクを呼んであげて、ひとり残って土井さん達と飲んでたらタカシからメッセージが来た。
「オスカーが今日からこっそり営業してるんですけど来ませんか?」

オスカーとは彼の職場で、プノンペンいちのライブハウスである。
営業を再開したならこいつの食いっぷちも再開するということでもうメシを食わせてやらなくても済むではないか!\(^o^)/

こっそり営業ならミュージシャン達集まってジャムセッションとかするのかなぁ・・・
まあミュージシャンいなくてもドラムは叩けるなぁ・・・

などと思いながらオスカーに来たら・・・開いてないやないかい!!!!

怒ってタカシにメッセ入れると、何とオスカーの1階からタカシが出て来た!(◎_◎;)
オスカーって1階にもあるんや・・・

中に入ってみると真っ暗・・・

なるほど明々と営業するわけにはいかんのやな・・・
・・・てかこれって「営業」って言えるん?(笑)

暗闇に中からタカシが2人の女の子を連れて来た。
そうか、オスカーは1階がガールズバーで、そこでスケベなおっさん達から金巻き上げて、その金であの2階の素晴らしいライブハウスやってんのか・・・

・・・ってかこのご時世に女の子につかれるのはちと困る(>_<)
「あかんでぇ〜このご時世で濃厚接触は危険やから2m間あけてや」

聞くところによると、もう2週間前にもなるかな、
ガールズバーで女の子相手に濃厚接触してたアフリカ人感染者がそのまま逃げたという噂があり、
翌日プノンペンは見事に全てのガールズバーが営業停止!!

独裁国家はこの処置が出来るから素晴らしい!!

ちなみに今日この日の感染者は2人、今ブログを書いてる今日は感染者ゼロのカンボジアでもこの処置である。
その数十倍の感染者が大爆発している日本で、まだガールズバーどころかキャバクラや風俗営業もまだ平気で営業してる日本の方がおかしいとしか思えない・・・

まあその処置がいくら素晴らしくても、結局割を食うのはこの女の子のような底辺の人間である。

2人は英語が喋れないのでタカシが通訳してくれたが、
ホームタウンはない、つまり里帰りすべき故郷がないのだから、
こうして物価の高い首都プノンペンで仕事もなく暮らすしかない。

タカシと同じく食い詰めているのだろう、
オーナーとしては、上のライブハウスを開けると一発でバレてしまうので、
こうして1階のガールズバーだけでも細々と営業しようということなのだろうと想像した・・・

それにしても営業ったってこんなに真っ暗で客が来るわけないだろう・・・
かと言って明々と営業したら捕まってしまう・・・

まあこのご時世に女の子と濃厚接触しようと思うなんてよっぽどアホしかおらんから客はなかなか来んと思うぞ・・・

「二人は姉妹で、こちらがお姉さん、こちらが妹です」
タカシがそうやって紹介してくれるが、何せ真っ暗に近いので顔がわからない(笑)

そしてタカシがそのお姉さんの方をこっそり指して私にこう耳打ちした。
「僕はこの人が好きなんです」

!(◎_◎;)・・・

まあ同じ職場っつうか系列店っつうか、
一緒に働いてたら恋が芽生えることもあるわなぁ・・・

そう、読者の方々はタカシと美容室子守助っ人のGiGiちゃんとの恋かと想像したかも知れないが、
タカシが好きな子は全然関係ないこの子だったのだ(笑)
(写真自粛・・・っつうか暗過ぎるし遠過ぎるしちゃんと写らん(>_<))

でもタカシ〜・・・この恋はちょっと難しいぞ・・・

ガールズバーの女の子が全員が全員売春をしてるわけではないが、
お前が好きなこの子がもし売春でもしなければ食っていけなくなった時、
自分のメシも食えないお前がそれをどうやって救ってやることが出来る?

それより何より今、この子たちだってもう2週間以上働いてなかったんだからお前と同じく全く食っていけとらんじゃろ・・・

ガールズバーひしめくこのリバーサイド、
白人とかの、母国に帰ったら絶対誰にも相手にされないであろうおっさんが、
そこそこの若いカンボジアの女の子を連れてるというカップルをよく見かける。

需要と供給がマッチしてるんやな・・・

誰にもわからんが、彼女ももしタカシのことが大好きだったとしても、
彼女にとってはそんな外国人の旦那を見つける方が幸せなのかも知れんぞ・・・

いや、それは誰にもわからんけどな・・・

かと言ってこの私もタカシひとりにメシ食わせてるだけでも大変なのに、この姉妹ふたりまでは面倒みれんしのう・・・(>_<)

ここでパーッと豪遊して店にも彼女達にも十分潤うぐらいの収入を落とすほどの金もない・・・
ってかこんな密室で知らん人と一緒におりたくないし〜

彼女たちには飲み物1杯ずつ頼んだから店からは1.5ドルのバックか?・・・
2週間収入がなかったであろう彼女たちにとってはスズメの涙よのう・・・

かと言ってチップを弾んでやるほど金もない(涙)
そっと1ドルずつ余分にチップをあげてその店を後にした・・・

そんなプノンペンの夜・・・タカシの恋は結ばれるのだろうか・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:13:43 | 固定リンク

2020年3月30日

クメール語のオンライン授業

先日下見に行ったクメール語の学校・・・

サイトからメールで申込んでみたら返事が来た。

Hello,
Because of covid-19, all our teachers are taking a break from direct class for two weeks. Only online class is available now.
You can try it, if you are interested.

そうそう、第一志望だった王立プノンペン大学のクメール語教室は、コロナのせいで休校とかで返事も来なかったのよ〜

Your trail class is tomorrow at 9-10 am. Do you have Facebook because teacher use Zoom for class?

Zoomっつうのはようわからんが、まあFacebookのアドレスを送ったらメッセージが来て、先生と繋がりなさいと・・・

先生と繋がったらZoomっつうアプリをインストールしなさい、
そしてそのアプリでこのミーティングルームに行きなさいと・・・

ところがこれが全く繋がらない(>_<)

Facebookメッセンジャーでチャットしながら格闘すること1時間、
もう諦めてしまった頃、パソコンではダメでスマホなら出来ると・・・

スマホじゃ画面が小さいのでiPadで繋いでみたら成功!!

それではということで今朝の9時からオンライン授業!!

ちなみに子守には下の美容室関係でひとり女の子を助っ人に頼んでいるので大丈夫・・・
と思ったらやっぱ授業の間に子供が泣いたりして全く集中出来ない(>_<)

それより何より授業が英語なのだ(涙)

発音記号も英語で教えてくれる。
せっかく学校でちゃんと勉強しているのだから、あのクネクネのクメール文字も読めるようになりたい・・・

覚えた単語は一応書いて送ってもらうのだが、こりゃなかなか覚えられたもんじゃないぞ(笑)

本当はハングルのように「このパーツはアルファベットで何?」みたいなのを勉強したいのだが、今度はそれを先生に伝える英語力がない(>_<)

まあクメール語より先に英語やな(笑)
「とりあえずオンライン授業はやめて、学校が始まってからそこに通いますわ〜」
学校の人にFacebookでそう送る。

「今日はトライアルで、気に入って入学することになったら一ヶ月ぶんの授業料を払いなさい、
もし気に入らなかったらこのトライアルのぶんだけ8ドル払ってね」

ということで8ドルどうやって払いましょう〜

So, you have to pay us through Wing or True money

わぁ・・・街でよく見るやつや・・・Pi Payなら持ってますけど〜

Ok, you can send me through Pi Pay or truemoney through this number (●●●●)

送金出来た!(◎_◎;)

見事なもんやなぁ・・・一度もスタッフにも顔を合わすことなく、家から一歩も出ずに授業から支払いまで全部出来た!(◎_◎;)

でもね、やっぱ学校に通いたいのよ〜キャンパス生活に憧れているのよ〜
早くコロナが収束して授業が学校で出来るようになりますよーに!!

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Posted by ファンキー末吉 at:13:37 | 固定リンク

タカシの部屋

このブログを書き終わって、ほな寝ますかね・・・と思っていたらタカシから連絡が来た。
「Funkyさん、今何やってますか?」

酒でも飲みたいのか?と思って降りて行ったら、
「よかったら僕の部屋に来ませんか?」
と言うのでのこのことついて行った。

私の部屋からナイトマーケットに抜ける近道がある。
ビルの合間にある細い路地で、光も当たらないし、ドブネズミは多いし、
近道だから通るけど、用事がなかったらあまり通りたくない道・・・

彼はズンズンとそこに入って行き、途中で左に曲がった!(◎_◎;)

この抜け道だけじゃなくまだ他の道があるのか・・・
よく通る道だけど全く意識してなかった。

当然全く光は当たらないし、あまり人も通らないのだからドブネズミの数も増す・・・

プノンペンはそんなに治安がよくないから気をつけろという話も聞く。
リトルギャング達は銃を持ってたりして、ホールドアップで有り金巻き上げられたりもすると言う・・・

こんな真っ暗で人も通ってない通りでホールドアップされたらおしまいである((((;゚Д゚)))))))
・・・ってかこのタカシにそれをされたら・・・

ちょっとそんな考えを頭がよぎった頃、タカシは右に折れて階段を登って行った・・・

家賃50ドルと言うと破格である。
うちの部屋が140ドルで安いと言われているのだから、
それより更に安いとは・・・

どんな劣悪な状況なんだろうと非常に興味があったのだが、
入ってみると部屋自体はちゃんとしている。

その部屋の中にセパレーションで区切られたスペースがいくつかあり、
ほぼベッドだけのこのスペースが彼の部屋だと言う・・・

「ビールでも飲みますか?」
・・・男ふたりがここに座って飲むのもなぁ・・・と思っていたら彼はずんずんと部屋の奥に入ってゆく・・・
共有スペースなのか?!(◎_◎;)

入り口は光の当たらない路地だけど、ベランダはナイトマーケットに面していてなかなかいい部屋である。

リビングには白人の男性がいたので英語で挨拶を交わす。
「私のボーイフレンドよ」とクメール人のおばちゃん(失礼)がそう言う。

「この人はドラマーで凄いドラムを叩くのよ」
おばちゃんが白人に私のことを紹介する。

何で知ってんの?・・・
「彼女もオスカーで働いてたからあなたのことを知ってるんですよ」
タカシがそう説明してくれる。

ビールが出て来たが、手ぶらで来て御馳走になるのも悪いので、
「タカシ、ちょっとビールを買って来てくれ」
と10ドル札を渡す。

数本買って来てお釣りを返してくれる・・・
こういうところがタカシはちゃんとしているのだ。

ガールズバーのお姉ちゃんだったらきっとお釣りはポッケにしまわれるだろう・・・知らんけど(笑)

セパレーションのどこかに住んでいるのだろう、お姉ちゃんも出て来て一緒に飲む。
きっと彼女もオスカーで働いていたのだろう・・・

白人がリモコンを操作してテレビでYouTubeを見る・・・

「見て下さい!!これ僕ですよ!!」
歌手の後ろで踊っているのは確かにタカシ・・・

そしてその歌手ってのが・・・このおばちゃん?!(◎_◎;)

曲は次の曲になり、またタカシが後ろで踊っている・・・

「いっぱい曲出してるんですね・・・」
と聞いてみる・・・

「いや、2曲だけよ」
まあ想像するに、インディーズの自主制作の曲なのだろうか・・・

オスカーというのはプノンペンで一番いいライブハウスだと言うので、
このおばちゃん、自主制作で曲なんかを出しながらオスカーで働いてるのか・・・
いや、この家もどうやら彼女の家らしいから、オスカーの経営者のひとり?・・・

「この子たちに部屋を貸してるんだけど、まともに家賃納めたことないのよね」
と笑う・・・

おばちゃんが金持ちでこの部屋を仲間に貸しているのか、
もしくはこの白人が金持ちでおばちゃんの知り合いに安く貸しているのか・・・

どっちにしろ、もっと早く知り合ってたらワシはここに住んでたな・・・(笑)

ここプノンペンの片隅で弱者達が肩を寄せ合って生きている・・・
その生活を垣間見れただけでも今宵はいい酒を飲めたぞ・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:10:09 | 固定リンク

2020年3月29日

タカシの話

前述のタカシ、今日は彼が探し当ててくれたドラムレコーディングのスタジオのオーナー?プロデューサー?ようわからん人に会いに行く日であった。

実際、彼が探し当ててくれたことは満金に値することではあるのだが、
それ以降は相手方が「お前とは話さん!」
中国でも、話の決定権を持つトップ以外とは話さないのと同じように、私自身がFacebookのメッセンジャーでやり取りをしているのだから彼はいわゆる「もう用無し」ではある。

でも本当に「食いっぷち」がないのだろう、昨日からひっきりなしに連絡が来る。
「今どこにいるんですか?何してんですか?」

いや〜扇さんラーメンで4杯分のレモンサワーを計量カップで飲んでるんですけど〜

でも家に帰ってちょっと後悔・・・
ワシはつい飲み過ぎて散財する金は(失業者と言えど今のところは)ある。

でもこいつは本当にメシを食う金もないのだ・・・

「じゃあ明日1時にアポ取ったから12時に一緒にメシでも食おう!!」
近所で最近一番旨いと思うローカルの綿屋に呼びつけた。

「お前、腹減ってるだろ!!麺だけじゃなくご飯もんも食っていいぞ!!」
でもまあ麺とアイスティーだけを注文している・・・

各国を駐在しているカンボジア在住日本人の話によると、
カンボジアは東南アジア諸外国に比べて物価は安いほどではないと言う。

ビールは安いところでは0.5ドルで飲めるが、
ローカルのこの麺屋で二人で5ドルは取られる。

タイと比べると、ビールは数分の一だが、メシは数倍という感じである。

「お前、ライブハウスで働いてた頃にはいくらもらってたの?
恐る恐る聞いてみる・・・

「140ドルもらってました」
それで今住んでるところ実家じゃないなら家賃いくら?
「50ドルです」

じゃあ一月90ドルで暮らしてたのか・・・
一日で割ると3ドル・・・この麺とアイスティーで終わりである(>_<)

まあ彼が今回私にコンタクトを取って来た時に送って来た写真・・・

「こんなのでいいから恵んでもらえませんか?」

私はこの時に「こいつは悪い奴じゃない」と思った。
私のことを金持ちの外国人だと思ってるなら、むしり取るとしたらもっと金目のものをむしり取る。
少なくてもこの辺のバーのお姉ちゃんだったらそうである(笑)

だから「スタジオを探せ!!」というミッションを与えて、10ドルとカップラーメンを一個あげた。

結果としてはそれ相応以上の仕事をしてくれたわけだが、
(中国なんかでもコネクションは即ち「金」なので、このコネクションを私に渡してくれただけで十分過ぎるほどの働きをしてくれている)
気になるのが、こいつ、この10ドルで何日食いつないでいけるんだ?ということである。

「3日ですね・・・」

そうか、ちょうどあれから3日経っているのだ。
きっと私にとっては一番安い2ドルの麺すら食えず、
本当にカップ麺だけで3日間飢えを凌いでいたのだろう・・・

一緒にスタジオの下見に行って、
例によって私だけが下手な英語でレコーディングのスケジュールを決めて、
一息ついてカフェに入った時に聞いてみた。

「お前、ホームタウンはここプノンペンだと言ってたな?
じゃあお前の両親は一緒に住んでるの?」

まあお互いプアーイングリッシュなので定かではないが、
お父さんはもともといない、と。
お母さんは小さい頃から遠いところに住んでて・・・

「お前孤児なの?」
その辺のニュアンスは通じない・・・
だが、学校は一応(どこまでかわからんが)出ているということなので、
その辺のストリートチルドレンに比べたらまだマシな環境ではあるかも知れないが、
一応「小さい頃からひとりで暮らして来た」
ということである。

音楽が好き、日本が好き、
カタコトの日本語も喋れる。

どこで覚えたのか、
「ジョーダンハカオダケニシロ!」
(笑)・・・そして
「ワタシハアキハバラガスキデス!」
は、彼がどうして「タカシ」という日本名を自分で付けて、カタコトでも日本語を話せるのかを物語っている・・・

「わかった!!とりあえず金曜日のレコーディングにはお前も来い!!色々手伝ってくれたらギャラ10ドルやろう!!」
と言ってみたものの、次の金曜日まではまだ5日もあるのだ。
今日のギャラとしてとりあえず10ドルは渡したが、10ドルなんて3日で消えてしまうのだ・・・

それから彼と別れて家でレコーディングのこととかをネットで詰めていたのだが、
(その話はまた後のブログで)
ちょっと気になって彼にメッセージを送ってみた。

「メシ食ったか?まだなら一緒に食いに行くか?」

彼は喜んで飛んで来た。
「何でもお前の好きなもんを食え!!」
しかし彼が選んだ店は、決して高くないが非常に旨いローカルのクメール料理屋・・・


ビールも散々飲ませて、二人で20ドルだったら、まあその辺の日本料理屋よりはやはり安い・・・

まあ私自身も今まで食ったことがなかったローカルの鍋(なのか焼肉なのかようわからん笑)をしこたま食って飲んで20ドルならまあ奢ってやるには安いディナーである。

その辺がまた彼の好感度である。
行ったことはないが、お姉ちゃん持ち帰りして何か食事と言ったら「寿司」とか言い出すかも知れない(笑)

「わかった!!明日から昼飯時と晩飯時に俺んとこに来い!!ローカルの美味しいメシを買って来てくれ!!お前の分と俺の分な!!だったら金曜日までお前は飢えることはない」

私にとっても「今日は何食おうか・・・」となった時、
「じゃあ日本食!!」となるより、いくらカンボジアが他の東南アジア諸国より高いと言っても確実に安いのである!!

しかも地元民が選んで来るものは私ら外国人が選ぶより確実に安くて旨い!!

まあ次の金曜日まではそのシステムでメシだけ食わせてやるとして、
金曜日はちと働いてもらうのでまた10ドルあげて、
後のことは次の金曜日に相談しよう・・・

と思ってたら、そのレストランにひとりの物もらいがやって来た。
(写真自粛)

いや、物もらい自体は東南アジアではよくあることなのだが、
私がびっくりしたのはその青年・・・20歳ぐらいか・・・の身なりが非常にちゃんとしてたことである。

タカシもいくら食うに困っているとは言え、まあオシャレではないにしろ身なりはちゃんとしている。
それと同じような感じの物もらいがテーブルに来る。

見ればビニール袋に野菜が少々入っている。
東南アジアではフルーツとか私の好きなウズラの卵とかを売りに来る少年とかがよくいるのでそれかと思ったら、
彼は客席を廻ってその残飯をもらっているのだ!(◎_◎;)

もう綺麗に食い終わった後だったので野菜もなかったが、
そう伝えると彼は今度は私らのテーブルのゴミ箱をあさる!(◎_◎;)

そのビニール袋の野菜もきっとそうやってゴミ箱から集めたものかも知れない・・・
「おいおいおい!!やめろよ!!このご時世にゴミ箱はコロナが危険だぞ!!」

ここカンボジアは中国と同じく、ビールとかは何本かまとめてテーブルに来て、
飲んだ分だけお勘定というシステムらしく、ビールを一本彼に渡すと、
今度は店の人は「彼はビールは飲まないから」とそれを止める。

ジュースも同様にあるのでそれを渡すと、
それはありがたく頂いて次のテーブルに移る・・・

店の人も一緒に移動するのだが、
日本と違って「店にとって迷惑だ!!」とばかり追い出すそぶりはない。
見た感じ「残飯はやめなさい!!今はコロナで危険だからね」
とでも言う感じで彼の背中を押して優しく外へと誘導する。

そう言えば聞いたことがある。
この国はポルポトによって破壊し尽くされて、
だから困った人を見ると「明日は我が身」、みんな助け合うんですと・・・

でも犯罪は多い。

リトルギャング達は今日もあの手この手を考えて、
引ったくりや銃を使ったホールドアップ、あらゆる手法で「持つ者」から少しばかりの富を奪い取ってゆく・・・

またちょうど今日、タカシと待ち合わせをしている時に、
本職のゴミ箱をあさって暮らしている老人を見た。
(写真自粛)

うちの前のゴミ箱をあさって、空き缶とか金目のゴミを自転車の後ろに拾い上げた後に、
その老人は自転車のハンドルにぶら下げているビニール袋の中の水で・・・

一生懸命手を洗った!!

コロナがこれだけ蔓延している社会で、ゴミをあさるほど危険なことはない・・・
老人もそれを知っているのだろう、でも石鹸はない。

「おじいさん、石鹸で洗わなきゃ意味ないですよ・・・」
そう言いたかったが、私がメールの着信を受けてる間にもう洗い終えてどっかに行ってしまった・・・

この国でも、他の東南アジア諸国でも、
コロナによってよかったことは、「下痢」の患者が減ったことであると聞く・・・

なるほど、この老人も昔は手など洗ったことはなかったのかも知れない・・・

今日は別れ際、タカシにマスクとアルコール消毒液を渡した。
「とにかく清潔にしろ!!それが俺と付き合う条件だ・・・」

でも私は彼と別れた後に考えた・・・

タカシのように「カップラーメンを恵んで下さい」と言ってかろうじて犯罪は犯してないヤツ・・・
飲食店のゴミはあさっているが辛うじて犯罪は犯してないヤツ・・・
あの老人のように一生犯罪は犯さずに世界でも底辺であろうこの生活をして生きて来た人・・・

それらの人と、リトルギャング等犯罪で食ってる奴ら・・・
この「一線を超える」というのはどこに「線」があるのだろう、と・・・

こんなことも想像した。
タカシが数年後いい服を来て私のところに来てこんなことを言った。

「Funkyさん、あの時は本当にお世話になりました!!私はもうお金持ちになりましたんで恩返しをしたい。どうか私に高級寿司を奢らせて下さい!!」
そして私は彼に聞く・・・「お前今何やってんの?」
「はい、僕は今、バカな外国人を騙して大金を稼いでます。奴らはバカだし、騙される方が悪いと思います」

・・・もしかしてそんなことを聞いた私は嬉しいだろうか・・・

「世界は平等に出来ていない!!」
これはKISSのジーンシモンズが言った言葉である。
ユダヤの母親が迫害されていることが幼児体験だった彼が持つ人生観である。

でも彼は「真っ当な」ビジネスをして(それがロックの商業化を進めた罪悪であるという理論は置いといて)、彼はこうして世界でも大成功した。
でもそんな人間は世界の中ではほんの一握りである。

今日レストランのゴミをあさっていた青年が、数十年後にあの老人のように手を水で洗いながら家庭ゴミをあさっているのか、もしくはギャングになって巨万の富を得ているのか、二度と会うことはないであろう彼の未来は私には計り知れない・・・

でもタカシという・・・ひょんなことから知り合ったこの全く食えない音楽好きの、日本大好きなこの男が・・・
もしも毎日メシを食わせてやるだけで少しは真っ当な生活が出来るんだとしたら・・・

かく言う私も失業者の身なのでそんなに金はない。
でも中国のレコーディングの仕事はボチボチ始まって来ている・・・

中国が外からの流入制限を解除したとしたら・・・
別に私はこうしてカンボジアにいる必要はない。
仕事がある国が私にとっていい国なのである・・・
真っ先に中国に帰って別の生活を始めるだろう・・・

でも今は違う・・・

私は現状中国にも、そして日本にも戻れない・・・
それこそカンボジアを今出国してしまったらもう入国制限が始まったカンボジアにも戻れない・・・

「あなたは日本人なんだからそれでも日本に戻って来たらいいんじゃないですか?」
そんな声も聞こえて来る・・・

しかし今、この食えない日本好きなライブハウスの店員が、
何とかここカンボジアでもちゃんとドラムがレコーディング出来るスタジオを探して来た・・・

もしここでドラムがちゃんとレコーディング出来るなら、
別に中国や日本じゃなくてもここでレコーディングすればいい。

こいつに毎食メシを食わせるだけでも私には「金」が必要なのだ!!
ここカンボジアで1ドルでもいい!!金を稼ぎたい・・・

幸いなことに私自身はそんなに犯罪に身を染めなくても金を稼げる道はある。
ここプノンペンでも助けてくれる人はたくさんいるし、
中国ではきっともっともっといることだろう・・・

私自身が彼を助けてあげれる人間にならなくてどうする!!
そんなことを思っている今日この頃である・・・

しかし、私の死んだ母は私にこう言ったことがある。
「あんたは人を信じ過ぎる!!人はそんなにいい人ばかりではない!!」

高校生で反抗期だった私は猛反発して、
「俺の友達は絶対に俺を裏切らない!!あんたの考えは汚れている!!そんな考えを俺は一番軽蔑する!!」

母は・・・泣いた・・・「あんたにもいつかわかる時が来る・・・」

そしてその生意気な子供はもう60歳になった・・・
母の言うように数え切れないほど人に騙された。

でも私は後悔していない。
「もっとうまくやれれば俺はもっと成功してた」
それは全ての人間が思うことである。

私は母の教えを守ることなく、
本当だったら失わなくてもいい金をいっぱい失った。

金だけではない。友情だって人間だって失った。
「その人があんたの金を盗むのは、あんたがそう仕向けてるんですよ」

この年になって、母の教えは本当に心に染みる・・・

私はタカシに日々のメシぐらいは食わせてやろうと思っている。
それは後にタカシが別の私が悲しむ人生を歩むぐらいだったらと思う自分の「わがまま」である。

それによってタカシは私から金をせびる手法を学んでゆく・・・
いつかある日、信じてた人が自分から身包みはいでゆく・・・

そんなことは私ごときの人生でも何度かあった・・・
でも私が彼にメシを食わせてやらなければ、彼はどうやって生きてゆく?・・・

ただでさえクメール正月間近の犯罪が一番多い時期・・・
その上にコロナによって身なりのいい若者までがレストランのゴミ箱をあさっている・・・

今日、タカシを初めて私の部屋に上げた。
金目のものはそんなにないにしても、このパソコンはある。
その他、売れば少々の金になるものがあると彼が思ったとしてもそれは仕方がない。

これ以上食い詰めて、いつか私をナイフで刺して、
その代償がこのパソコン20万円程度であったとしたら、
私の人生は高々20万円であったということである。

まあ次の金曜日までにゆっくり考えてみるが、
それまではタカシに3度とは言わんが2度のメシぐらいは食わせてやろうと思う。

親しい仲にも礼儀あり!!
母が私に言いたかったことは実はこれだったのでは?・・・

そんなことが母が死んだ後にやっとわかるようなバカ息子である(涙)

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2020年3月27日

カンボジアよもやま話

カンボジアにもコロナが発生し、うちの近所のガールズバーも全部営業を停止し、火が消えたように静かである・・・

もうすぐカンボジアのクメール正月、
ここ首都プノンペンでは、ただでさえ食い詰めたカンボジア人が里帰りの金を稼ぐ為に犯罪が増加する時期であるが、
今回はこのコロナによる失業が拍車をかけ、「くれぐれも気をつけて下さい」とお触れが回る・・・

なんでも、バイクによる引ったくりは日常茶飯事なのであるが、
それが今時はバイクで走っていると向こうからバイクをぶつけて来る!(◎_◎;)

バイクが倒れると、集団でやって来て身包み剥いでゆくという手口・・・

またお触れが回って来たのが、
「マスクありますか?無料で配布します」
と知らない人が家までやって来て、
「何と親切な人なんだ」
と思ってそのマスクをすると、薬が仕込まれていて、昏睡してる間に盗み放題!(◎_◎;)

いや〜コロナならではの手法ですなぁ・・・と感心している場合ではない。

思い起こせば中国でも、うちの院子でスマホが盗まれた。

その時のブログ記事

同じ院子に住む仲間たち(当時はみんなド貧乏だったが今はみんな成功している)曰く、
『Funky、泥棒を追いかけちゃダメだよ。俺なんか夜中に目が覚めたら、一人がモノ盗んでて、一人がバッド持って俺を殴る準備してたから俺なんかずーっと寝たふりしてたよ」

まあ食い詰めたら人間何をするかわかりません(>_<)


そんなこんなで食い詰めた人間がとても多いだろうここ首都プノンペン、
バーの姉ちゃん達はこぞって田舎に帰り、
それがまたコロナを蔓延する原因になっているとも聞く。

バーだけではない、来週にはレストランも全部閉店せよというお触れが出るという噂・・・
もう長く足も運んでないが、ライブハウスなんかとっくに閉店してしまっている・・・

ミュージシャンも仕事あぶれて大変やろうなぁ・・・
と思ったらミュージシャンだけではなかった!!

いつも行く近所のライブハウスOSCAR、
そこにはタカシという日本名(日本が大好きで自分でこの名前をつけている(笑))の従業員がいて、
いつもこの店に行くと飲み物を奢ってやる。

システムを聞くと、ガールズバーと同じく、5ドルなりの飲み物を奢ってやると、そこから1.5ドルなりのチップが彼の所に行くということで、お姉ちゃんに巻き上げられるぐらいならこいつに奢ってやった方がということでいつも奢ってやってた。

でもこいつは決して私のことを「金づる」と思ってる節はなく、
むしろ「あなたは凄いドラマーだ!!今日は叩いていかないんですか?是非叩いていって下さい!!」と、いわゆる私の「大ファン」である。

そんなタカシも今頃何してるかなぁ・・・と思いを馳せたその瞬間、そのタカシからメッセージが届いた。

「Funkyさん、どこに居るんですか?」
「プノンペンにいるよ〜お前はどこに居るの?ホームタウンに帰ってる?」
「僕のホームタウンはプノンペンです」

あ、昔彼のホームページで見つけた彼女の写真を見て
「お前の彼女むっちゃ可愛いやないかい!!」
とイジメてたら、
「彼女は田舎に住んでて遠距離恋愛なんでもうダメになりました」
と言ってたので、勝手に彼も田舎の人間だと思ってた・・・

「それでお願いがあるんですけど・・・」
「何だ?言ってみろ」
「何か食べ物を恵んでくれませんか?」

!(◎_◎;)・・・

そして彼から送られて来た写真はカップラーメンの写真!(◎_◎;)
「こんなものをいくつか恵んでくれればありがたいんですが・・・」

お前なぁ・・・(>_<)

食い詰めるにもほどがある・・・
思えば職場も閉まってしまい、ガールズバーと同じシステムだとすると給料はむっちゃ少なく、ほぼ客からのチップだけが彼の収入・・・
店が開いてないんだから私のような気前のいい客もいなければ収入も全くゼロ!!
こんな奴がその日に食う物を求めて引ったくりとか犯罪に走るんやろなぁ・・・

わかった!!お前に仕事をやろう!!

ちょうど布衣のニューアルバムをレコーディングするスタジオを探していたのだ。
くっくま孤児院の美和さんから紹介してもらった人は、クメール語話せる人に電話してもらったら、何故か人に貸したくないようで断られた。

前回得たミュージシャンネットワークに、その連絡先をアップしてみる・・・
「誰かこの連絡先に知り合いいない?」

いるのだ!(◎_◎;)

凄いのう・・・プノンペンも狭いのう・・・

中国でもそうだが、ひとつの方向でモノを頼んで断られたら、他の方向から頼んだらOKだったりする。
この人も知らないカンボジア人から電話かかって来たら「めんどくさいなぁ」かも知れないが、
このプノンペンの重鎮ベーシストから連絡が来たらイヤとは言えない。

面白いことに、その重鎮ベーシスト、私のことを「もの凄いドラマーがいるから」とでも紹介しているのだろう、会ったことない人みんな私のことを「Brother」もしくは「Sir」と呼ぶ(笑)

トントン拍子で「明日スタジオ見に行くよ〜」までいってたのだが、また突然連絡が途絶えてしまってたところなのだ。

とりあえずタカシを呼び出して、家にあったカップラーメンと10ドル渡して、こう言いつける・・・
「まず君のミッションだが、ここに電話して明日か明後日のアポを取ること。無事スタジオでレコーディング出来るようになったらそのレコーディングにアシスタントとしてついて来い。また別途ギャラをあげよう!!」

食い詰めた人間のパワーは凄い!(笑)
彼はすぐにその人に連絡を取って詳細を詰める。

重鎮ベーシスト、何をどうその人に吹き込んだのか知らんが、
「あの人を満足させられる設備なんかありませんよ」

(>_<)

断られてもめげない!(笑)
オスカーの常連ドラマーがスタジオを知ってるとかで新たに別のスタジオを探し出して来る!(◎_◎;)

まあオスカーもここプノンペンでは一番いいライブハウスだと言われているので、
そこの店員だったらここに出演する全てのミュージシャンとは繋がりがあるということだ。

ひとりのドラマーとFacebookで繋がり、そこからスタジオのオーナーに繋がった。


凄いぞタカシ!!中国の仕事でもドラムのレコーディングはある。
もうカップラーメンと言わず、このスタジオでちゃんとしたレコーディングが出来るならレコーディングの度に飯と酒を奢ってやろう!!ギャラも少々だったらやるぞ!!

だからどれだけ食い詰めても犯罪なんか犯すなよ!!
金のない奴ぁ俺んとこに来い!!俺もないけど心配するな!!

いや、俺もないけど心配はしてね。まあどんな国でも中国で学んだこの処世術がある限り何とかなるでしょ・・・(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:16:08 | 固定リンク

2020年3月21日

ファンキー末吉の子育て奮闘記inカンボジア(?)

いや、こんなタイトルを付けると、娘から
「パパはカンボジアでまた弟か妹か作ったん?!(◎_◎;)」
と突っ込まれそうだが、
実は今日は西村さん御一家をうちに招待してバーベキュー(和佐田かい!!笑)してて、まあ酒の上での話だが、西村さんとこのお子さんを時々預かってくれないかみたいな話になったのだ。



カンボジアもコロナで学校が休校になったのでみんな困ってるんですと・・・
そりゃ西村さんとこも奥さんはバリバリ働いてるから大変やわのう・・・

「どうせヒマやしええですよ〜(笑)」
(注:前述の英語学校は月水金の朝6時から)

西村さんとこには二人のお子さんがいて、ひとりはもう小学校なので手がかからないなぁと思ってたら弟のこーめい君?!(◎_◎;)

あーたこの前までお母さんのお腹ん中におったやん!!
もう会うたびに大きくなってるなぁとは思ってたけど基本まだまだ赤ちゃんやん!(◎_◎;)

まあ手のかからん子やったら逆に預ける必要はないし、手がかかるから預けたいんやからな・・・(納得)

まあこう見えてもワシは3人の子供を立派に育て上げた父親なわけやからな、オムツぐらいなら替えられるぞ!!・・・とか言ってると
「あんたが育てたんやない!!嫁と母が育てたんや!!」
と周りからのキツい突っ込み・・・(>_<)
そしてその育てられたはずの娘からも
「パパには育てられた覚えがないなぁ・・・」

(>_<)

まあこの程度の話になりますが、もしそれでもよろしければ、昼の間はべったり見ときますよ〜ヒマやし(笑)












あとカンボジア在住の奥様方、ひとり看るのも二人看るのも同じなんで困ってらっしゃる方がおられるならご遠慮なく言って下さい〜

大きなお子さんならドラムも教えますよ〜(笑)

プロじゃないのでお金なんか要りません〜
お子さん迎えに来る時にバーベキュー(和佐田かい!!)の食材持って来て下さい〜一緒に焼いて飲みましょう!!

ステーキが好きです!!あとワインも・・・ってその方が高いやん!!(笑)

まあホンマに預かりだしたら、なんか猫預けたら写真撮ってレポートを飼い主に送るサービスがあるらしいけど、このブログシリーズではお子さんとの交流記をアップしたいな・・・

こーめい君と私20200320・・・とか(笑)

ファンキー末吉の子育て(?)奮闘記その1!!
いや、決して「育ててる」わけではないし(笑)

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Posted by ファンキー末吉 at:01:58 | 固定リンク

2020年3月17日

日本のライブキャンセルを受けて

昨日付の発表でX.Y.Z.→Aのツアーが延期となった。

その他、予定されていたナッキーのライブも延期!!

その他のライブも、考えるところあってこちらからキャンセルをお願いした。

何せ現在世界有数の感染国となった日本に一度入国などしてしまえば、
他の国に行こうにも入れてくれない、もしくは入った途端に14日間隔離されてしまうことにもなりかねないのだ・・・(>_<)

中国で4月から予定されていた布衣のツアーも6月に延期になったようだ・・・
つまりワシは6月まで無職!!・・・失業者である(笑)


まあ日本にもコロナの影響で職を失った人も多かろう・・・
中国でも多い。だが概ね悲観的に捉える日本人よりも、中国人の方が楽観的に捉えているように見える。

中国ではお上が「ならぬ!」と言ってイベントが潰されるなど日常茶飯事だったので、
「またか・・・没办法(しゃーないなぁ〜・・・)」
と言って諦めるしかないというのが現実。
今更それをどうこう考えたり言ったりしても始まらないという根本の考えがあるのだ。

日本の場合「自粛」なので私なんかはここにストレスがある。

天皇崩御で爆風スランプの武道館がキャンセルになったり、
3・11の時の自粛ムードで世の中からの「自粛強制」みたいな無言の圧力なんかも私に取っては受不了(受け入れられない)なセンスである。

中国みたいに「これは禁止!」と線を引いてくれれば楽なのに、
そうすると風当たりを受けてしまうからかわざとこうしてぼやかせてしまう・・・

これが一番私には难受(受け入れ難い)

まあこれも民主国家あるあるで没办法(しゃーないなぁ〜・・・)、
私はちょうど2月11日からカンボジアに来て、陸路でタイに行ってみたり、
縁があってネパールまで行って来た。

ブログ記事:療養の旅・・・ネパールへ?(笑)初ネパール!!ネパールの孤児院セッション三昧さよならネパール

どうしてこんなことになるかと言うと、
老い先短いこの人生、まだまだ行ったことのない国がたくさんある!!
見たことのない世界、会うべくして会ったことがない人たちがたくさんいる!!
だからこれはチャンスなのだ!!コロナがくれたチャンスなのだ!!
そう考えるからである。

しかし娘が心配してメッセージをよこす。

「パパ、あんまりSNSでそんなこと書かん方がええよ、日本は今自粛ムードで心もいっぱいいっぱいですぐに攻撃して来る人も多いから・・・」

これやから日本嫌い!(>_<)
ワシは何も危険なところに行って菌をもらって来て撒き散らしているわけではない!!
むしろ日本に比べたら遥かに安全なところばかり・・・

などと思っていたらダナンで感染者が出た!(>_<)

この時にちょっと「想像コロナ(笑)」になってしまい、
たかだか2名の感染者が出ただけでこんなにしんどいのに・・・
今日本にいる人たちは大変やな・・・

と本当に心から同情した。

そそくさとカンボジアはプノンペンに帰り着いたら、プノンペンでも感染者が出たとか・・・(>_<)

もうね、世界中でもう安全なところはないの?・・・(涙)

もう今となっては日本にも帰れず中国にも帰れず、
せっかく部屋を借りているんだからしばらくカンボジアでじっとしてますか・・・

などと思ったら、カンボジア在住の西村さんが面白いことを言う・・・
「ファンキーさん、そしたら学校行ったらどうですか?」

!(◎_◎;)

事の始まりはこうである。

「私はねぇ・・・コンプレックスが2つだけあって、ひとつは音楽教育を受けたことがないこと。これはJazz理論を死ぬ気で勉強したので何とか克服したんですが、あとは語学ですねぇ・・・中国語を話せると言っても一度も専門の教育を受けたことがないので、語学に対しては常にコンプレックスがあるんです」

「いい学校ありますよ」
と言って紹介してくれた英語学校・・・ACE(清水かっ!!笑)

そしてクメール語のIFL・・・

クメール語?!(◎_◎;)

苦労して中国語を勉強して、こうして世界色んなところに行って土壇場で助かることがあるほど便利な言語である中国語に対して、同じぐらい一生懸命勉強して覚えてもカンボジアの1千万人ぐらいにしか通じないクメール語?・・・

英語はわかる!!こうして中国以外では英語で暮らしてるわけで、
この自分の英語のレベルの低さ(ってか途中で単語が中国語になってるやん(>_<))にはほどほどイヤになっとるので、そういう点でコンプレックスの払拭にはいいかも知れんが・・・

ここで西村さん、私の性格をよくわかってるのか、こんなことを言って私の心をくすぐる・・・

「何言ってんですか、そんなマイナーな言語を習得することこそがカッコいいんですって(笑)」

いや、まあ・・・(苦笑)・・・どうせヒマやからええけど・・・(笑)

とりあえずクメール語は最後に考えるとして、英語学校に行って来た!!

5ドル出して試験を受ける・・・
試験と言っても試験官がいるわけではなく、パソコンの並ぶ部屋でひとりでパソコンに向かって問題を解くのだ・・・

問題はけっこう難しかった・・・ってか試験なんか受けたの数十年ぶりやし〜

最初の方は虫食いの部分に前置詞やら単語を入れてゆくのだが、
最後の方は長い文章を読んで質問に答える・・・

無理!!(>_<)

ところが答えの例があって、そこにある単語と、文章にある単語を照らし合わせてゆくと、単語の意味はわからなくても何となく答えの単語は導かれて来るような・・・

こりゃ「語学」というよりは「パズル」である(笑)
一生懸命パズルを解いているうちに時間切れ!!すぐに結果が出る

Level6って高いん?低いん?・・・
まあ12で最高やということはまあまあか・・・(笑)

帰り道々自分が学校に通っている姿を想像する・・・

最初に中国に行った時、戯劇学院という学校の寮に泊まらせてもらってた。
授業も受けれるということで数日だけ受けた中国語の授業・・・
いきなり高老子という女性の先生の1番のお気に入りの生徒となった。

とても真面目で食い入るように授業を聞いて素晴らしい生徒なんですと!(◎_◎;)

いや、楽しかったんやな・・・
実際に学校行ってる時には勉強なんて嫌いでこんな職業についているわけで、
でも「趣味」でやってみると勉強って楽しい。

ちょうど中国の文化に興味を持っていろんな触れ合いの中で感じたこと、
こんな言葉を言われたのが自分にはとても大きかった・・・

「長い戦乱の歴史の中で、金や財産は人が根こそぎ奪っていってしまう。でも知識だけは奪われることはない。だから中国人は年老いても勉強をするんですよ」
と・・・

しゃーないなぁ〜・・・英語学校入学金払って来ますか・・・

クメール語・・・うーむ・・・

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Posted by ファンキー末吉 at:11:36 | 固定リンク

2020年3月14日

ダナンから出られない(>_<)

なんでこんなことになるのかわけがわからない・・・

まずは一昨日ダナンに着いた夜の写真・・・


前回のブログでも書いたが、ファンキーはんと大村はんのライブでもお世話になった居酒屋「縁」の2号店が東屋ホテルダナンの8階にオープンした。

大将が握る寿司がこれまた旨い!!
聞けば毎日市場に行ってベトナムの魚を目利きして買って来るのだというから凄い!!

次の日の夜も結局ここ!!

今度は大将が1貫ずつ握ってくれる・・・

まるで串カツのコース料理みたいなもん!!
満腹になったという信号を送らない限り延々と握り続けてくれるのだ・・・

次の日、つまり今日には国外に出る!!

イギリス人のコロナ感染者が出て、400人以上が隔離されて今ダナンは大変なことになっているのだ・・・

飛行機は最終便にしたので、それまでビーチで仕事をする!!

ところが、今日はちょっと仕事にもビールにも気持ちが入らない。

現地のベトナム人がコロナに対してあまりにピリピリしてるので、
なんとなくその雰囲気が伝染してしまっているのだろう・・・

もうどこに行ってもコロナ、どこに行っても危険!!

気が付けば何となく身体が熱っぽい!(◎_◎;)
心なしか喉もイガイガして咳も出て来ているようだ・・・

もしここで空港の体温検査などに引っかかりでもしたら、
自分がそのまま14日間隔離されるのはまだしも、
ヘタして陽性にでもなってしまったら大将の店どころか東屋ホテルごと隔離されてしまう(>_<)

もう気が気でないのよ・・・
焦れば焦るほど心臓の鼓動は早くなり、もうまるで「病人」のようである・・・

早めに空港に行ってチェックイン!!
「この街をもう出るのだ」と思ったら気持ちが少々楽になる。

楽になってよくよく考えてみると、
そりゃ浜辺でずーっとごろごろして日焼けしてるんだから体温も上がるでしょうよ(笑)
毎日毎日ビールしこたま飲んでたら喉もイガイガするでしょうよ(>_<)

いや、今日本にいる人は大変やな、
毎日これのもっと大変な中で暮らしてるんやから相当のストレスやと思う・・・

ワシはもうコロナのたい国に行く!!

カンボジアは感染者はまだ数人だけ(ほんまか?)ということだが、
お隣のラオスはまだゼロだと言う!(◎_◎;)

まあその数字の信憑性はともかくとして、
WHOとかをはじめ、全ての諸外国はその国家の発表する数字に基づいて色んなことを判断するのだ。

とりあえず(国の発表では)比較的安全なカンボジアに帰る!!

ケップから思い付きでダナンまで来てるので、実はパンツの替えも持って来てない。
パンツが臭くなったら海パンを履いてパンツを洗う・・・そんな生活をしてるので、どこに行くにしても一度カンボジアに帰って荷物(パンツ)を取って来たいというのもある。

というわけで搭乗口の前でパソコンを開いて仕事をしていた・・・

ゲートが開いて搭乗が始まるが、
搭乗券をスキャンした途端にエラーが出た。

「あなたの乗る便はこれではありません!!」

!(◎_◎;)

んなことないがな!!自動発券機でこの搭乗券発券したからきっと印字した搭乗券が間違っているのだ・・・

アプリを開いてeチケットを見せる・・・

20時出発?!(◎_◎;)・・・もうとっくに出発してしもとるやん!(>_<)

最終便、最終便と思ってたから確かめもせずにこの便だと思ってたが、
私が押さえたチケットは、そのアプリで取れる最終便であって、
実際にはそれより遅い便があったということなのだ・・・

(>_<)

途方に暮れてY社長にメッセージを送る・・・

大笑いされて「じゃあ東屋に集合しますか!!」
というわけで3日連続東屋!!!

あいにく大将は今日はいないが、弟子の握る寿司もなかなかのもの・・・
おかわり!!

そこでY社長から「嬉しい情報」とやらを聞く・・・
「陽性で隔離されたイギリス人ですが、その後陰性になって、もうイギリスに帰国したそうですよ」
つまりダナンはここから収束に向かう可能性が高い。

とにかくそのイギリス人と接触した人間をその日のうちに400人以上隔離しているのだ。
他に発症者が出なければ、あとはその隔離した中で収束すればそれで終わる・・・

やっぱこういう時一党独裁は強いな・・・日本だとそうはいかんやろうな・・・

そこで私は考える・・・
運命論者みたいではあるが、

「コロナでストレス溜まるからここ早く出たい!」
「出ようと思ったら飛行機に乗れんかった」
「コロナが収束するかも・・・」

こりゃ神様が「ここから出るな」と言ってるのではないか・・・

「もうずっとダナンにいたらいいじゃないですか。安いホテルをマンスリーで借りてあげますよ」
とY社長・・・

「いや、もう明日朝一番の便を取ってますから・・・」
「何時の便ですか?」
「朝7時」
「そりゃ乗れんでしょ(笑)」

!(◎_◎;)

いや、乗るし・・・いや、乗らんでもええか・・・どうせ日本円で2000円ぐらいのチケットやし・・・

いかんいかん!!そんなことを考えるから、
「残りたい」→「飛行機乗り遅れ」
みたいなことが起こるのだ!!
「残りたい」→「明日寝坊」
みたいなことが起こらないとは限らない。

これは今日は深酒せずに
「神はどうして今日私をここに残らせたのか」
ということを真剣に考えてみたい・・・

そんな話をしてたらY社長・・・

「なんで帰れんかったか、そんなん簡単ですよ。アホして飛行機乗り遅れたからですよ(笑)」

(>_<)

大丈夫!!5時と5時半に目覚ましかけた!!
「そんな時に限って充電出来てなくって朝になったら電池切れてたりするんですよ(笑)」

(>_<)

暗示かっ!!
もうね、一生この街から出れんような気がして来だした・・・(>_<)

「そいじゃあ明日もまたここで待ってますから!!」

いや、4日連続はいかんやろ・・・(>_<)

Posted by ファンキー末吉 at:01:14 | 固定リンク

2020年3月13日

ダナンでもコロナが・・・

ダナンにはY社長がいる。
行けばメシぐらいは奢ってくれるかも知れない(笑)

・・・というわけでダナンにやって来た!!

ところが、
「実は数日前にダナンで感染者が出たんです」

聞けば元Y社長のマンション、現K社員のマンションの向かいのホテルからイギリス人の感染者が出たということだ。

当然ホテルは従業員も全て隔離、携帯を買ったというその隣の携帯ショップと、コーヒーを飲んだというカフェの人間も隔離、更にはその携帯ショップやカフェのチェーン店全部を営業停止という有様!(◎_◎;)

さすが共産党の一党独裁国家・・・
なんじゃかんじゃで400人を越える人間が既に隔離されていると言う・・・

感染元はイタリアから来たイギリス人ということで、欧米人の行きそうなところから、そこから感染したかも知れない現地民の行きそうなところと言うと、もはやどこも安全なところなどないように思える。

「じゃあ東屋ホテルの露天風呂で会いましょう!!」

日本人しかいない、いやそれも今ではもう数少ない日本のホテルが、今やダナンで一番安全なところなのだ(笑)

露天風呂・・・オープンエアのこんな場所が一番安全!!

東屋ホテル屋上露天風呂なう - Spherical Image - RICOH THETA

前回ライブをやらせて頂いた居酒屋「縁」の土橋さんは、実はこの東屋ホテル8階のレストラン「満天」を買い取って今では2号店となっている。

歓迎の意味で焼酎のボトルも用意してくれていた!(◎_◎;)

Y社長にはしこたま日本食をご馳走してくれた。


もうひと月日本に帰ってないので嬉しいのよ〜(涙)

飲みながら話していたのだが、
ダナンからラオスまでバスで行けるらしい・・・

このご時世、国境が封鎖されている可能性もあるが、
調べてくれて切符を買ってくれるらしい・・・

初ラオス!!\(^o^)/・・・しかも感染者ゼロ!!(ほんまかいな)

翌日は浜辺で仕事しながら連絡を待つ!!
やっぱ一番安全なのはやはりオープンエアーの局地!!海やな・・・

遊んでるんちゃうで〜ノマドよ!!テレワークよ!! - Spherical Image - RICOH THETA
気晴らしよ〜仕事の合間にちょっとざぶんとしてるだけよ〜 - Spherical Image - RICOH THETA
LogicとProtoolsさえ動けばどんな所でだって仕事は出来るのです!! - Spherical Image - RICOH THETA

カンボジアのケップから、ふと思い立ってここまでやって来たので、ほんと着の身着のまま、パンツの替えはもって来てないが、最低限仕事の出来るだけの機材は持って来ている(笑)

そんな中、中国は寧夏回族自治区に籠もっているLaoWuから連絡が来た。
「週末にはレコーディング開始するよ〜」

スタジオのあるショッピングモールが閉鎖されていたと言うが、
もう中国は収束に向かっているのか?!(◎_◎;)

それに比べてベトナムは「今から」である。

Y社長から連絡が来て、ベトナムからラオスの陸路は外国人は渡れなくなったらしい(>_<)
ベトナムへの陸路の入国も日本人は断られたというニュースも入って来た。

日本のパスポートは30日以内に一度入国している人以外は基本的にノービザで入国出来ることになっているが、それも怪しくなっているという噂である。

アライバルVISAを申請して空港で受け取るというのも取れない可能性があるという話・・・

さすが一党独裁・・・日本と違ってやることがキツい(>_<)

でもね、一番困るのは、飛行機でこの国に入った時、
その飛行機に感染が疑わしい人が出た場合、乗客の全てが14日間隔離されてしまうのだ・・・

このままダナンにいたら、どっかで感染者と接触してたとかで巻き込まれて隔離される可能性もあるのではないか・・・

ベトナム怖い・・・朝日を拝んだらさっさとまた別の国に行こう・・・

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2020年3月11日

居酒屋勝ベトナム店で現金ゲット!!

フーコック島の楽園でカクテルを飲み過ぎて有り金ほとんど使い果たしてしまって、
「そうだ!!居酒屋勝に行こう!!」
と思い立ったら早い!!
フーコック島から一番安く行ける居酒屋勝を探す・・・

まあ距離的にはバンコクかホーチミンなのだが、
やっぱ行くのに交通費が安いのはやっぱホーチミンである。

陸路という選択肢もあるが、
また船着場まで1000円のタクシーに乗って、
船代老人割引で1000円、
そこから8時間のバスで2000円強・・・

ところが、いつも中国のアプリでチケットを取っている私だが、
フーコック島からホーチミンまではそのアプリでは188元、
つまり3000円以内でチケットが取れるのだ・・・

コロナで大打撃の中国の旅行会社ならではの値段かも知れない・・・

昼過ぎにホーチミンに着いて空港からバスに乗る・・・
さすが公共交通機関が発達している街は助かる。
市内まで100円、そこから中年バックパッカーは30分歩く!!

そしてたどり着いた居酒屋勝!!
勝手知ったる被告勝山の店である(笑)

従業員は笑顔で迎えてくれて、
「何を飲みますか?」
と言ってくれるのだが、
まずはひとりで飲むのか人を呼び集めるのかで勝手は違う・・・

こんなご時世だから呼び出しても来てくれないかも知れないが、
一応「ホーチミンの末吉の友達」というグループにメッセージを送ってみる・・・

こんなご時世だから無理して集まってくれなくてもいい。
ヒマな人が集まってくれるなら、私もその人と飲むモードになろう・・・

・・・と思ってたら、なんとこのご時世に4人もの人間が集まってくれた!!(◎_◎;)

まずは日本でも滅多に食えない熊本産の馬刺を皮切りに、
スタッフが長崎で釣って密輸(知らんけど(笑))して来たイカの姿刺し!!

もうね、涙が出るぐらい旨いわ!(涙)

ゲソは刺身にするか天ぷらにするか聞いて来るので迷わず天ぷら!!

ちなみにお勘定は、私の分は店が出すから、
友達の分は割り勘でもらってくれということなのでみんなから現金を集める・・・

そこでいいことを思い付いた!!
居酒屋勝はクレジットカードが使えるので、
そのお勘定は私がカード決済して払って、
その現金を私がもらえば、底をついた私の財布に現金が蘇るではないか!!

但し、忘れてはいけません!!
この金は決して稼いだものではない、来月にはこの支払いが日本で発生するのである・・・

が、パパは無職なので金はない!!娘よあとは頼んだ!!どろん・・・

さて懐も暖かくなったので(笑)、いそいそとダナンまでの切符を取る。
1000kmの距離を飛んで118元(1800円)!!

バスより安い!(笑)

「ホーチミンに数泊とかしていけばいいのに」
と言われるが、海がないのよ〜海があるとこに行きたいのよ〜

などと言ってたら、
「ホーチミンも車で2時間走ったら海がありますよ」

!(◎_◎;)

ブンタウというところで「ホーチミンの熱海(笑)」と言われてるところらしい・・・

では週末にはダナンから帰って来るのでみんなで週末遊びに行きましょう〜
というわけでこの日はお開き!!

「泊まりは寮がありますんでそこに泊まって下さい」
と言われてたので、スタッフのごうしにバイクで送ってもらって「寮」とやらへ・・・

何やら製麺所のような店舗のカギを開けて店舗を通って上に上がってゆく・・・
プノンペンの私の部屋が美容室の中を通って上に上がってゆくのと同じやな・・・

部屋に着いてみてびっくり!!これ・・・「寮」と言うよりは「倉庫」やな(笑)

「じゃあ末吉さん、ゆっくり寝て下さい。僕はちょっと店の工事とかあるので今日は帰って来ないと思います」

思えば工事とかを言い訳にして自分は店で寝て私ひとりにこの宿舎を提供したのかも知れない・・・

聞けば居酒屋勝ベトナム店は夜中の2時まで店やってるから、
そこから片付けして、朝の9時にはランチの仕込みに行って、
夜の営業までの間にシャワー浴びに帰って来るという生活らしい・・・

全世界の居酒屋勝は、それぞれにこんな素晴らしいスタッフがいるから営業出来ているのだ。

勝山は幸せもんじゃのう・・・

どうもご馳走さまでした!!
居酒屋勝チェーンの更なる発展をお祈り致します!!

コロナで潰れてたらワシが海外で露頭に迷う(>_<)

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2020年3月10日

ベトナム最後の楽園(?)フーコック島

カンボジアとの国境の街ハティエンから船に乗って1時間ちょい。
船は島の東側に着くのだがそこには何もない・・・
この島にはバスとかの公共交通機関がないのだ(>_<)

白タクやらバイタクやらが群がって来るので試しに値段を聞いてみたら、
バイクの後ろに乗って運ばれるだけで1000円!(◎_◎;)

船代と同じぐらいってあかんやろ(>_<)
とてもじゃないが失業中の中年バックパッカーにはそんな輩に払う金がない。
アジア全土でタクシーやバイタクを呼べるGrabアプリで呼んでみる・・・

バイタクだと数百円と出てはいるが、肝心のバイクがいない(>_<)
タクシーだとやはり1000円になるが、他に手段がないので呼んでみる・・・

この炎天下に2時間歩くわけにはいかんのでしゃーないなぁ〜・・・

ホテルはこのナイトマーケット近くに取った。
聞くところによるとこの辺が一番開けてて便利だということだ。

フーコックの第一印象は、「むっちゃ都会!(◎_◎;)」である。
海と蟹しかないケップから来たのでそのギャップは強烈である・・・

とりあえずベトナムコーヒー!!

このスタイルのコーヒーを置いてない店も多いので、
とりあえず写真を見せて注文するのだが、ナイトマーケットの中のカフェではあった!!

150円で、ダナンのおばちゃんとこの3倍はするが、まあ量も多いのでね・・・

その昔、ファンクラブ会報に「歩く速さで生きてゆきたい」と発言してファンならずも仲間内全てが驚愕の嵐に見舞われたそうだが、和佐田の
「末吉の歩く速さは俺らの数倍速いからなぁ」
という発言で落ち着きを見せた(笑)。

今は「ベトナムコーヒーの落ちる速さで生きてゆきたい」と言っているが、
このコーヒーは速く落ち過ぎると味が薄くなるので、
ゆっくり濃いコーヒーが出るように生きてゆこうと気をつけている・・・

一応頚椎症性神経根症を療養する旅であるのだからマッサージでもしようかと思ったが、60分のボディーマッサージが2000円超え!(◎_◎;)

バンコクの4倍以上である(>_<)
この街は物価が高いんか?!・・・

ナイトマーケットには新鮮なシーフードが所狭しと並ぶが、
こんなところでシーフード食っていくら取られるやらわからんので、
店舗ではなく、軽食を焼いている屋台で座り込んでビール!!

ツマミはベトナム風具入り煎餅バンセオと春巻き、
それにつくねみたいなのを頼んでみる!!

これが結構美味くて、その辺のむっちゃ高いであろうシーフードレストランに吸い込まれてゆく観光客を見ながらちょっと優越感・・・(笑)

ビールとつくねをお代わりして、お勘定したら700円!(◎_◎;)
カンボジアとの国境の街ハティエンでは海鮮にビールで600円やったぞ・・・

まあフーコックはハティエンに比べたらはるかに都会やからなぁ・・・しゃーないなぁ〜・・・(>_<)


(注:犬は本文とは直接関係ありません)


次の日はバイクを借りてビーチを探す!!
この近所のビーチは、地元民が泳ぎに来る小さなビーチはあるが、
20km続くというロングビーチとやらに行ってみたい・・・

午前中バイクで走り回ってやっと見つけたこのビーチ!!!

これよこれこれ!!
これがなかったらこの街キライになるとこやった〜・・・

ネットなどでも「ベトナム最後の楽園」と書かれるが、
例えばちょっと覗いてみた近所の高級ホテル・・・


プライベートビーチもあって確かに楽園っぽい・・・

しかしこれは「金のある者」だけの楽園であって、
ワシのような失業中の中年バックパッカーにはとてもじゃないが手が出ない(>_<)

地獄の沙汰も金次第と言うが、楽園とは金持ちのためにだけあるとしたらそれはもう楽園ではない、単なる「商品」ではないか!!

とか考えながら、楽園を堪能・・・

チェアー代750円、あとはカクテルなどを頼んで夕方までごろごろ(一応ネットで仕事もしています)・・・

夕方になるとサンセットを見に地元民やら観光客やらが・・・




夕陽はタダ!!誰でもタダで拝むことが出来る!!
そうですとも!!これでこそ楽園!!

朝は近所で人気の麺屋で絶品の麺を食って〜

海の見えるカフェでコーヒーが落ちるのをゆっくり眺め・・・

浜辺のカフェでベトナムコーヒーを召す - Spherical Image - RICOH THETA

ふと気がついた!!持ち金がもう1万円切っとるやないの!!!(◎_◎;)

楽園でカクテルを飲み過ぎたのか・・・(>_<)
どうする?!野垂れ死ぬのか?!!!・・・

そうだ!!居酒屋勝に行こう!!

全世界に展開する居酒屋勝チェーン!!
どっかに辿り着けばとりあえず飯と酒と泊まるところにはありつけるぞ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:12:14 | 固定リンク

2020年3月 9日

カンボジアのケップからベトナムのフーコック島へ

ケップに来たのはもう3回目!
前回は中国からやって来た張張(Zhang Zhang)と、日本からやって来たよーしーずを労うためにご招待し、その前はその下見にレンタカー借りて来てみたのである。

はっきり言ってむっちゃお気に入り!!
「海とカニ以外何もないやん!!」
と人は言うけれど、ショッピングモールもなければ髪の毛洗おうにもバイク借りて美容院に走らねばならない不便さはあるものの、何よりも物価が安い!!
老後に引退して余生を暮らすなら海があって物価が安いところがいいなとは漠然と思ってはいるものの、まあここも数年経てば中国人がカジノばんばんぶっ建ててシアヌークビルみたいになってしまうのだろう・・・

今回はVISAランのために北京から田端翔くん、そして雲南省大理から山口さんがやって来るということで、二人をご招待してまたケップまでやって来た!!
(と言ってもプノンペンからバスで7ドルなのだが(笑))

さて、ここでカニ食ったり、


ビーチでごろごろしてたりして思ったのだが、

向かいに見えるあの大きな島・・・

聞けばあれはベトナム領のフーコック島らしいではないか・・・

かつて「ベトナム最後の楽園」と言われた島・・・行ってみたいのう〜

というわけで、翔くんと山口さんを先に帰してひとりベトナムへと向かった!!

陸路で国境越えではあるが、まあここから20数キロの距離である。
バスに乗って出発!!

見事に白人バックパッカーばっか!(笑)

国境に着いてパスポートコントロール!!


写真撮れないので口頭で説明するが、一言で言うと「緊張感がない」というか、国境のゲートは両国の国民がバイクで平気で行き来しとる(笑)

むっちゃ簡単なデスクで簡単にパスポート調べて指紋と写真撮ったら「あっち行け!」!(◎_◎;)
「あっち」ってすなわちベトナムなんですけど(笑)

しゃーないなぁ〜・・・私と白人カップルの3人は歩いて国境越え〜ベトナム側のこれまた簡単な窓口で入国審査・・・っつうかパスポート出してあーだこーだ言われる(>_<)

「このスタンプはどこのだ?!ネパール?」

うーむ・・・書類やネットを調べることもなくわ「ネパールってコロナどないなん?」みたいな・・・(笑)

「このパスポートは日本のパスポートなのに何で日本出国のスタンプがないんだ?」

いや、日本は自動ゲートでスタンプ押されんし(>_<)

「あの白人はVISAあるのにどうしてお前はVISAがない?!」

いや、日本人ベトナム入るのにVISA要らんし!(>_<)

さんざ色々聞かれて書類に記入さされて、「あっちに行け!」と・・・

「あっち」っつうたらついにベトナム入国ですな?!(笑)

と思ったら「Check in」というカウンターと「Check our」というカウンターが・・・

これで最終的にベトナム入国やなと思ったら、そのカウンターで「あっち行け!」

あっちって・・・またカンボジアなんですけど!(>_<)

つまりは入国拒否?!・・・何で?!!!!

まあ考えてみればわかりそうなものだ。
私とこの白人カップルはカンボジアの出国スタンプを押されてないのだ。

そりゃ絶対に押されてないだろう地元の農民たちはバイクで農作物バイクで山積みして行ったり来たりしているが、私はこのままフーコック島行って、そいでホーチミンまで行って、あわよくばダナンまで行こうとしている。
そこからまたプノンペンなり、日本でもよかろう、ベトナムを出国する時に、
「あんたまだカンボジア出国してませんよ」
となったらえらいことである。

戻ってやいのかいのと窓口のおっちゃんに捲し立てて、やっとスタンプを押してもらった・・・

なんで最初にこれを押さんの?!!(>_<)

まあ押さずに行き来してる地元民も多いので、
おっちゃん出来ることなら押さずにあっち行って、また何事も無かったようにこっちに帰って来て欲しいってか?(笑)

まあ兎にも角にも無事に出国してベトナム入国!!
ところが今度は、待ち構えているべきバス、つまり切符を取った旅行代理店の人間がいない・・・

どうやらこの3人はトラブっているのでほっとかれたに違いない(>_<)

一応歩いてボーダーを超えてみると何もない!(>_<)
交通機関もなければバス停やら何にもない(涙)

Grabを使ってタクシーを呼ぼうにもこんなとこまで誰も来てくれない・・・
この辺にたむろしているタクシーに声をかけたら街まで5ドル・・・

しゃーないなぁ〜・・・(>_<)

かくして初めて降り立ったベトナムのカンボジア国境の街ハティエン!!
漢字で書くと「河仙」、つまり仙人が住む河らしい・・・

FM千里の電話生出演があるので、それを出してからメシ!!



海鮮一品とビール2本で500円!!安い!!
ホテルをチェックアウトしてナイトマーケットとやらに行ってみた・・・

新鮮な海鮮が所狭しと並ぶが、Googleマップの下馬評では「高い」という評判だったが、海鮮選んで一皿500円!!ビールが100円!!
十分リーズナブルだと思うぞ・・・

歩いて帰れない距離ではなかったのだが、1日歩いて疲れていたので自転車力車に乗ってホテルまで〜

ちなみにこちらの自転車力車は電飾ぴかぴかオシャレだね〜!!

宿に帰ってみると、その辺は夜は一番賑やかなところで、
屋台がいっぱい出てたのでシメに麺を頼んでみた・・・


指差しで角煮の乗った麺を頼んだのだがこんなん来てむっちゃ旨くて100円!(◎_◎;)

この日はこれでゆっくり寝て・・・というつもりだったのだが、
朝早くにドアをドンドンと叩かれて叩き起こされる・・・

ベトナム水際はいい加減やけど、ホテルとかの検疫ちゃんとしてんのねぇ・・・

ホテルチェックアウトしていよいよベトナム最後の楽園フーコック島!!

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Posted by ファンキー末吉 at:17:15 | 固定リンク

2020年2月29日

ATMに飲み込まれたキャッシュカード

カンボジアは入国が緩い!!(>_<)

シアヌークビルは一説によると20万人も中国人がいて、
武漢からの直行便もあって中国から莫大な人数が来ているのに感染者1名?!(◎_◎;)

まあ一説によると、カンボジアの中国人は地元民と一切の接触はなく、
地下鉄ないしタクシーよりトゥクトゥクで密室ちゃうし、
体調悪かったらすぐ中国帰るから感染者おらんのでは〜

いや、どれも都市伝説やから本当かどうかわからんが、
独裁政権(と言われている)ここの政府の発表を他国は集計するわけで、
現在カンボジアがアジアで一番入国し易い国であることに間違いあるまい・・・

非常に簡単に入国して家に帰った・・・

オーナーが変わって追い出されてるかなと思ったら部屋はそのままあった!(◎_◎;)
しかし美容室は様変わりしていて、どうやらオーナーが変わったようだ・・・

次の家賃は誰に払ったらええの?
誰も英語喋れんからどないしょう〜・・・

まあ催促された人間に払えばええか・・・

とにかく真っ先に向かったのが近所の銀行!!
実はここのATMで前回キャッシュカードが飲み込まれたのよ〜(>_<)

まず英語で「飲み込まれた(食われた!Eat!)」と捲し立ててみると、
同様に飲み込まれたキャッシュカードをファイリングしたものをどさっと持って来る。

ペラペラめくってたらすぐ発見!!
「あなたの名前は?」

パスポートを渡す・・・
「名前が違いますので渡せません!!」

!(◎_◎;)

見ると、中国のキャッシュカードには名前はなく、
このカードにはBEIJINGと刻印されている。

「あなたの名前はBEIJINGさんではないので渡せません!!」

あのなぁ・・・(笑)
BEIJINGっつうのは人の名前やのうて、都市の名前!!
わかるか?中国の首都!!

ワシの英語が悪いのか、窓口の人の英語が悪いのか、
ここから話が全然進まない(>_<)

あのなぁ、ワシはこのカードの暗証番号がわかるから、
お前ら立ち会いの下でATM使わせてくれ〜
そしたらこれがワシのんであることすぐ証明されるやろ!!

「名前が違う人にカードを操作させるわけにはいきません!!」

(>_<)

あ、そうや!!このカードの番号な、ワシに見せるなよ。
俺がそれを今からゲットするからな!!

漢字だらけのAPP画面を見せながら、
自分の持っているこの銀行の2つのカードの番号を表示させる。
それぞれにSMSによる認証が必要で、
ショートメッセージに送られる番号を入力して初めてカード番号が表示される。

ほら、この二つのカードの番号や、
ひとつはこれ!!今ワシが持ってるやつ、そやろ?
もうひとつはそれ!!あんたが持ってるやつ、番号見てみぃ〜

そいでな、アプリ見てみぃ〜!
残高これだけやろ!!あんたら立ち会いの下で、ワシが正しい暗証番号打ち込んで、
残高照会して残高まで正しかったらこりゃもう疑いの余地はないやろ!!

上の人と長々と何やら相談してたが、
最終的にこれで銀行カードGet!!

いや〜助かった・・・
これ再発行すんの中国まで行かないかんのよ〜
今中国行けんし(>_<)

祝杯をHIBACHIで上げる〜
今日はこの大仕事で終わり!!


(本文とネコは関係ありません)

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Posted by ファンキー末吉 at:20:54 | 固定リンク

2020年2月26日

さよならネパール

6日間という長いようであっという間な旅も終わり、今日にはバンコクに帰る・・・

どうせ3月のX.Y.Z.→Aまでは日本にも中国にも帰らん(帰れん?)のやからもっと長く滞在してもいいのだが、物価・・・何よりもビール代が日本と変わらんほど高い(>_<)

あと気温がやっぱ低いな・・・年間通して10度〜20度ちょいという、人に言わせれば「過ごし易い気候」だとはいうものの、やはりタイとかカンボジアで過ごしてみると、その辺に住む人の「20度切ったら風邪ひく」という気持ちもわからんでもない。

泊まった辺りの「タメル地区」っつうのがまた良かった。

それ以外にも、Googleマップに騙されてひとりバイクでむっちゃ田舎を彷徨ったのも良かった〜

今にして思えば、何でこの美女に話しかけんかったんやろ(>_<)
こういうとこ日本人はシャイやからあかんな(笑)

実は観光が苦手な人間なのではあるが、途中帰り道に「ボダナート」とやらに寄ってみた。

昔バックバンドの仕事をやってた中国のアイドル歌手が敬虔な仏教徒で、私の書き込みを見て、
「あら、ネパールなの?仏教の聖地じゃない」
と言うのでちょっと見てみようと思ったのだ。






日本人は生まれた時や3歳5歳7歳には神社に行って拝み、
若い頃はクリスマスを祝い、
死ぬときは仏教(笑)

と言うが、やっぱ仏教からは一番大きな影響を受けているのか、
こうしてこんな仏教遺産を見ると経験な仏教徒になったような気がする(笑)

あと、洗髪でこんなに苦労するとは思わんかった〜

この街の美容室は圧倒的に男性客が多い!!
髪の毛を整えて、髭を整えて、ネパールの男性はほんとオシャレである。

ホテルチェックアウト前にまた洗髪に行ってみる・・・



シャンプー、コンディショナー、顔ぞりから美顔マッサージまでやってくれて1000円!!

どうしよう〜これ以上男前になったら〜(笑)
これ以上男前になったらみんな顔しか見てくれんでドラムなんか聞いてくれんかも〜

さてと、バンコクに戻るとするか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:20:22 | 固定リンク

2020年2月25日

セッション三昧

私が投宿しているタメルという地域が、この街で一番の繁華街のようだ・・・
朝はこんなん〜



夜はこの雰囲気のままでライブ演奏があるバーがオープンする。

案内人であるDaWa君との待ち合わせ場所はここ!!
カトマンズで一番いいライブハウスらしい・・・

やっと会えた〜
中国寧夏回族自治区銀川で会った時は大高清美さんなんかと行った時で、
あれから銀川に4年、帰って来て2年という。
中国語も喋れるので助かる〜(笑)

早速ミュージシャン友達も紹介してくれる。
これ、助かるのよ〜飛び込みで「叩かせて」と言ってもハードル高いし〜

バンドの休憩時間になんかやらせてくれるということで、山野友佳子嬢と二人でセッション!!

いや〜助かるのよ〜世界各国でこのお膳立てを毎回自分でやるって大変なのよ〜やるけど(笑)

Jazz倶楽部が一軒だけあると言うので行ってみた・・・

もろJazzではなくフュージョンミュージックだがなかなか・・・

終了後に演者たちに「セッションしよう」と声をかけてみたが、
「10時までに演奏やめなきゃなんないんだ〜水曜日にまたやるからどうだい?」

水曜日にはもうバンコクに帰っとるのよ〜(涙)

案内人と別れてホテルに帰るも、ちと飲み足りないので先ほどのライブハウスに戻ってみる・・・

遅い時間は噂通り満席で、地元のバンドの演奏に客席大合唱!!

この時々2拍入ったり、民族音楽っつうか異国のポップスはこういうところが面白い!!

バンドのメンバーや従業員にも会釈されるし、
客には一緒に写真撮ってくれとせがまれたり、
これで酒でも奢ってくれれば言うこ