
2010年7月 5日
iPhone修理とiPed探し
実は我が家にはiPhoneがたくさんある。
私個人で日本用と中国用に電話番号が違うのに2台所有している。
日本用のはSoftBankで購入したモノで、SoftBankのSIMカードしか使えないが、
中国用のは香港で購入したSIMフリー版である。
日本で使うとDOCOMOのキャリアを選択したりするので面白い。
あともうひとつは中国で買ったモノで、
これが破解(PoJie)版と言ってSIMロックされたモノを無理矢理解除したモノである。
これが廻り廻って娘のモノとなったのだが、
ある日これを娘がトイレに落としてしまった。
幸いにも電源ボタン以外は無事だったのでそのまま使っていたが、
破解(PoJie)するのにはこのボタンがやはり必要で、
いろいろあって結局立ち上がらなくなってしまったのだ。
こちらでAppleの正規ディーラーと言っても大概ニセモノである。
先日もMacBookを日本で修理に出した時に、
「どこかで一度修理しましたね、純正ではないパーツが入ってます」
と言われた。
北京の正規ディーラーは純正じゃないパーツを使うんかい!!
ということで、このiPhoneを買ったのもどうせ正規ディーラーではないのだから、
(もともと正規ディーラーが破解(PoJie)版を売るわけはない)
そこで買ったiPhoneも直せるはずである。
ちなみに日本で外国製のiPhoneを修理する店を見つけたが、
この壊れたiPhoneは修理出来ないと言われた。
まあ出来ればもうけものと思ってその店に預け、
電話番号を伝えて向かいのバッタもんパソコンショップに行く。
iPadのまがいもん、iPedというものが売られてるらしく、
いろんな人から「それを買って来てくれ」と言われているのだ。
しかしどの店に言っても「そんなものは知らない」と言う。
中国人は今や安い海賊版よりも性能の良い正規版を求めるのだ、と。
ちなみにiPadは8万円ほど、iPhone4に至っては18万円の高値で売られていた。
ネットで調べるに、iPedは深圳産で値段は1万円少々、
きっとネット販売が主流なのではないかと思われる。
そんなこんなしてるうちに電話が鳴った。
先ほどiPhoneの修理をお願いした店である。
こんなに早く電話が来るということはやはり「お手上げ」だったのか・・・
と思いながら電話を取ると、
「直ったよ、取りに来な」
とのことである。
「この部品がイカレてたんだよ」
と言って見せてくれたのがこれ。
電源部分を司るパーツらしい。
一瞬にしてそれを入れ替えて修理を終えるなんて、
さすがはAppleの正規ディーラー!!(笑)
ちなみに日本でも恐らく他の国でも数日から一週間、
Appleの正規工場まで郵送してやっと修理出来るというのに・・・
バッタもんばかりのこの国・・・便利なんだか不便なんだか・・・