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2011年4月 7日

ヒロキ君、ついに入学許可!!

雲南に来て毎日リハーサルとうまい食事と酒の毎日じゃが、
中国の携帯のSMSでヒロキ君のお母さんから
「入学出来ることになりました」
というショートメールを頂いた。

これでとりあえずのワシの任務は完了である。
胸を撫で下ろすと同時に思う。

しかしこれで全ての問題は解決したのか?・・・

「そんな子供まで受け入れてたら職員がノイローゼになっちまうだろ!!」
というポリシーを守るためにどこにも行き場がない日本国籍の子供を路頭に迷わす。
その現状は解決しているのか?!!

「日本国民は全ての子供に教育を受けさせる義務がある」
というのが「義務教育」だと聞く。
ワシら国民はそういう教育を受けて育って来た。

そりゃあ学校運営は「商売」であるからして、
それはそうそう理想通りに行かないことはあるかも知れない。

しかしこの人達が「教育者」であるなら、
そういう子供にはまず
「教育を受けさそう」
ということを第一番に物を考えることが当然だと思う。

「残念ながらここでは受け入れられないんです。
帰国させる相談だったら乗りますよ、もしくは中国人学校に入れますか?」
など、まず「教育を受けさせる」ことを最優先させるものだとワシは思う。

だからこそ今回の事件はそのように教育されているワシら国民にとって
「こんなひどいことがあるか」
と思うのである。

しかし当の本人は思わない。
まるで別の考え方をしているのだ。

それがワシは腹が立つ!!

自分の仕事が増えるから、
職員の負担が増えるから、
などという理由で日本国籍の子供を捨て去っていいのなら、
ワシやファンキー村のみんな、
それ以前にヒロキ君関係のいろんな人達が、
自分の時間や私財や、いろんなものを投げ打って
「この子に教育を受けさせたい」
と思う気持ちは、この人達にとっては単なるキチガイか?!!

よーしどっちかキチガイなのかとことんやってやろーじゃないか!!
というのは今回の話の発端である。

「教育者」としてではなく「商売」として学校運営をしているのだとしたならば!!
(それが税金を給料としてることであったとしても)
当然ながらこんなキチガイの顧客が来るのは「商売のリスク」と思ってほしい。

それを覚悟で「商売」しろ!!

「残念ながらこの学校ではこういう現実でこの子を受け入れられない。
だから日本国民として一緒にどうにかこの子に教育を受けさせられる方法を考えようではありませんか」
ということならいざ知らず、
それをすっ飛ばして高飛車な態度で子供を切り捨てるその態度には、
(ワシも校門の前で門前払いされたが)
絶対にこの「教育者」としての志があるとはワシは思えない。
ましてやどんな言い訳をしても「ポリシー」や「生き様」があるとは思えない!!

「お前が出て来たらややこしくなるから」ということで、
ワシはイライラしながらも結局北京日本人学校とは直接交渉をしなかった。
ややこしい転校手続きも学校同士に任せた。

結局日本大使館とも戦争をしていない。
とりあえずは現実としては彼が入学出来たから万々歳ではあるのだ。

しかしこの体制が残っている限り、
第二第三のヒロキ君は生まれて来るというのは現実だ。

ことは既に蓮舫大臣と鈴木寛文部科学副大臣にまでいっている。
しかし震災の後処理で本格的な指導というまでにはいっていないのが現実である。

ワシとてとりあえずは先に震災のことをやって欲しい!!
この件はそれが終わってからで全然かまわない!!

願わくば今北京の、そして
「義務教育など海外に住む日本人の子供には関係ない」
などとほざきやがる上海日本人学校にも心して聞いて欲しい。

お前らは今までこうやって偉そうに子供達を切り捨てて来た。
その子供が将来どうなろうと自分は知ったこっちゃないという態度で生きて来た。

しかしその子供の後ろにはひょっとしたらこんなキチガイどもがいるんだと心して思え!!
「めんどくさいから」とか「手間だから」とかで切り捨てて来たものが、
打って変わって一番お前らの「めんどくさいもの」になるということがありうるのだと心しろ!!

お前らが「こんな子供なんてどうでもいい」と切り捨てた子供を、
もの凄い犠牲のもとにも何とかしようとするキチガイどもも必ずいる。
お前らと刺し違えても何とかしようとするキチガイは必ずいる!!

だから日本は「いい国」なんだ!!
それを肝に命じて今後も子供達に接していって欲しい。

当面は震災の処理に忙しくて行政は動かないだろう。
しかしそれをいいことにお前らが
明日からもまた同じようなことをちんたらしてたとしたならば、
またワシのようなキチガイがお前らの前に現れる!!

絶対に現れる!!

中国は広いように見えて、そこで暮らす日本人社会は狭いのだ。
お前らが次にも相変わらずそういう仕打ちをして路頭に迷わせた子供の、
その親の友達の友達には必ずワシがいる!!
そしてこの事件で奮い立った他のもっとキチガイがいる!!

と心して覚えておけ!!

以上!!とりあえず一見落着!!あとは行政の指導を待つ!!!

Posted by ファンキー末吉 at:22:01 | 固定リンク

2011年3月 7日

ヒロキ君北京に帰る!!

予定より少し早いが、先週末の授業を最後に北京に帰って行った。

八王子の小学校から帰り道、泣きながらうちに帰って来たらしい。
それほどこの学校は、友達は、先生は彼にとって離れ難いほどよかったのだ。

出来ればこのままずーっと八王子の学校に通わせてあげたいがそうもいかない。
彼は今から大きな「戦い」が始まるのだ。

北京の日本人学校の春休みは日本より早く始まるので、
こちらはまだ休みになってないが早く帰って、
向こうが春休みの間じゅう向こうの教頭先生が
毎日数時間マンツーマンで日本語をみてくれると言う。

間に入ってくれてる人は
「向こうがここまで態度を軟化して来たんだからもう過激な言動はやめて下さい」
と言うが、そうも言えない法律上の状況が今はある。

この子は現在ワシの住民票の
「生計を共にする世帯」
に入っているので、ワシはこの子の法律上の「保護者」である。

日本の学校は教育を受けさせることについては非常に厳しい。
うちの子供達が高知から引っ越して来た時も、
向こうの学校を転出した同じ日にこちらの学校に転入してなければならない。

その日は日曜日だったんで、
「じゃあ明日から通うんですし明日転入でいいんではないですか?」
と言ったら怒られた。

「それだったらこの日はどこにも学校に行ってないことになる。
それが日曜日であろうと、
日本の法律では全ての日に絶対にどこかの学校に籍をおいてなければならないんです!」

つまり今回はまだ北京側は入学を許可してないので、
日本側としては学校を休ませて面接を受けに行っていることになる。

つまりまたこのまま彼らがずるずると面接だけをして入学を断り続けたとしたら、
今度は保護者であるワシが「教育を受けささなかった」ということで国から罰せられる。

おまけに最近は「子供手当」なるものがあり、
うちの住民票に入っている限り子供手当はワシに支払われる。

つまりワシは
「子供手当欲しさに子供を自分の住民票に入れ、教育を受けさせてない大罪人」
ということになる。

よーし!!教育委員会よ、文部省よ、ワシを告発しろ!!
ワシが法廷の場で裁かれる時にはこの問題が全て全て明るみに出るというわけだ。

背水の陣である。
ワシひとりで犯罪者になるつもりはない。
この事件を引き起こした担当者数人と、
責任者数人ぐらいは道連れにする!!

などと言ってるとまた間に立ってくれてる人に、
「やめて下さいよ」
と言われ、弁護士からは
「あんたはバカか!!これから戦争する人間に手のうちを見せてどうする」
と言われるが、
まあいい、この問題はこのブログを見てくれてる人が代議士を通して文部科学省の担当者にまで伝わっている。

来月の入学時期の時点でまだ受け入れが決まってないなどとなれば、
どうせ自動的にこの問題は法廷に持ち込まれることになるのだ。

受けて立つぞ!!
刑務所の一度や二度ぐらい入ってなければ本物のロッカーとは言えない!!
(ウソです。よい子は決してマネしないように)

Posted by ファンキー末吉 at:19:05 | 固定リンク

2011年2月23日

北京在住日本人からの情報

いろいろな情報をありがとう御座います。
下記の分を引用させて頂き、ブログにUPさせて頂こうと思います。

ご分析のほど、まことに正しいと思い、敬服しております。
根本には日本政府の姿勢が問題なのであると強く感じます。

しかし例え根本がそうであったとしても、
こういった事例に対応するのは「人間」であり、
「こうなんだからうちは一切関知しない」
と胸を張ってこれらの子供を切り捨てる態度に私はどうしても納得がいきません。

私も「それはひどい!!」と思って何とかこの子に教育をと思い、
嫁や家族やご近所に迷惑をかけながらこの子を引き取って日本の学校に通わせています。

ブログを読んだいろんな方々のメッセージを読むにつれ、
みなさん「それはひどい!!」と思って何かを書いて下さっている。

しかしそのような対応をする「人間」は
そのことを「ひどい」とは全然思ってないところに一番憤りを感じます。

大人のいろんな思惑により犠牲になるのはその日本国籍の子供であり、
その子が実際教育を受けられてないことを知りながら、
偉そうな態度でそれを胸を張って切り捨て続ける。

それが税金で給料をもらいながら
「教育者」の顔をしてのうのうとしていることが私は許せません!!

情報をもらった香港や青島の日本人学校と、
問題となっている北京や上海の日本人学校とは何が違うのでしょう。

機関の成り立ちや規模が違うのは仕方がないとして、
やはり違うのは「人間」であると私は思います。

「アホな旦那の思いつきで4人目の子供面倒をみなければならない」
といううちの嫁の苦労に比べて
「そんな子供を受け入れたらめんどくさいことが増える」
というこの職員の苦労というのは一体どれほど大きいと言えるのでしょう。

同じように「この子に教育を受けさせるべきだ」と考えているのなら、
赤の他人がそれをやるよりも当事者である彼らがやる方がもっと簡単なはずです。

この人達の行動を見るに、
「こんな子に教育を受けさせる必要はないんだ」
と思っているとしか私には思えません。

このような子供を作り出したのはまぎれもなくその「人間」であるし、
それを派遣して何も指導しない日本国政府の責任はおっしゃる通り大きいと思います。

このブログを見た多くの人が本当に
「こんな子供を作り出してはいけない」と感じて下さる
そんな気持ちがその「人間」、
そしてそれを派遣している日本国政府を少しでも動かすことを願ってやみません。

お気持ち、ありがたくちょうだい致しました。
何かありましたら引き続きまたこのカテゴリーにブログでUPしたいと思います。

どうもありがとう御座いました。

> もしブログにアップされる可能性があるのであれば、先日送った内容に補足を致します。
> 1)北京の日本人学校では原則両親が日本人でないと、入学を認めない。
> 2)片親が日本人の場合、子供が日本のパスポートを保持していたとしても、
子供の日本パスポートには親の正式な労働ビザに伴う中国ビザが無ければだめ。
> 3)日本語能力が不足であると入学を認めない。
>
> 2)3)の要求があるのは間違いないです。
> 1)は諸所の状況からの私の推測です。
>
> 今回の北京日本人学校の問題としては
> まず我々普通の日本人の認識は、
「全ての子供は義務教育を受ける権利がある。
また、保護者は全ての子供に義務教育を受けさせる義務がある」
という認識と、今回の対応に見られるよう北京日本人学校は
> 上記権利と義務は「日本国内のみ」に適用され、
どの子供を受け入れるかは、受け入れ側が受け入れ側の都合により選択する。
> という大きな原則の部分にズレがあると思います。

> 確かに日本の法律は海外の日本時学校に適用されないと思いますが、
「なるべく100%受け入れる」というスタンスか、
「条件をつけ、条件に合致しないものは関知しない」かというスタンスか、
という部分が問題の根底だと思います。
>
> 北京日本人学校のHPを見ると
> http://www.jsb.org.cn/infoView.php?f=ruxue&id=10000073

> 2.入学の条件
>  (1)原則として日本国籍であること(パスポートで確認します)
>  (2)保護者の北京における居住・就労が確認されること
> (北京の外国人居留許可証と入国のビザを確認します。
> 有効なビザはZ、X、W、J1です。)
>  (3)その他(本人は,授業に支障のない,
保護者は緊急時の電話連絡に支障のないレベルの日本語能力があること)
>   (4)「傷害保険」に加入していること。
>
> とあります。
>
> (2)の保護者のビザについても厳しい条件となっています。
> Z:就業ビザ、X:半年以上の留学ビザ、
W:外交官、J:駐在記者の子供のみを認めるという事です。

> 例えば、日中間の移動を繰り返す仕事の為、Fビザ等で中国入国をしているが、
家庭は中国で妻も子供も中国いるという親ではだめということになります。
> また、ファンキーさんがお預かりしているお子さんの親御さんも、
中国人であれば、この条項に合致しません。
この書き方からも、片親で親が中国籍の場合の日本籍の子供であっても排除する
> 方針なのが明確です。
>
> 本来北京日本人学校は「在中華人民共和国日本大使館付属」であり、
上記に揚げたようなビザや
> 日中間の法律の差や矛盾に対し、日本大使館が解決を図るべきではと思います。
> 今の判断基準は「日本国憲法に保障されている権利」
もしくは「日本人が海外で直面する問題を解決する為」ではなく、
むしろ矛盾を切り捨て、万が一にも中国政府と無用な摩擦・問題をおこさない為、
> また、上海の日本人学校からの発言にも見られるよう、
身内の都合及び事なかれ主義で判断していると思われます。

> 日本大使館(及びその機関)は、海外邦人の利便性向上の為、
両国間の矛盾に対して相手国政府と交渉する、
または矛盾がある現実の中で日本人への便宜を図るのが仕事では無いのでしょうか?
> 現状は、中国政府の顔色を見て、万が一にでも自分に火の粉が降りかからない様
(問題になっていない事まで拡大解釈して)事なかれ主義に徹している
(政府の外交姿勢そのもののですが)という事だと思います。
>
> 日本政府はこの日本人学校の問題のみならず、
海外邦人への対策に非常に消極的と感じます。
> 民主党政権の「子供手当て」も、
日本にいる外国人の海外に住んでいる子供に対して支給しているのに
> 海外邦人の子供は対象外です。
> (私も子供手当てなど欲しいとは思いませんが、スタンスとして問題かと)
> また、高校教育までの無償化等あげていますが、海外日本人学校は有料であり、
それぞれの地区で授業料も差があります。
>
> 現在の人口減、途上国の発展等考えると、
日本人が日本の中だけに留まっているのは将来に大きな影響があると思っており
(近年日本人の海外留学も減っていると報道されていますが)、
むしろ日本人はもっと海外進出する必要があり、
政府は積極的にそれを支援する必要があるのではないでしょうか。

Posted by ファンキー末吉 at:22:50 | 固定リンク

2011年2月20日

青島の方からの反響

ブログ拝読しました。興味深い記事ですね。
ご存じのとおり青島日本人学校は小規模でアットホーム的な学校です。
問題はないわけではないのですが良い学校だと私は思っています。

学校のHPを見ても本人の国籍が日本国籍であれば入学できます。
現在配偶者のいずれかが日本人でなくても通学している子もたくさんいます。
ぶっちゃけ両親が日本人でなくても子供が日本国籍であれば入学可能です。

開校当時は小学校低学年で日本語補講もありました。

しかし、ブログのような件は実際ありました。
父親が日本人ですが中国語が堪能の為子供が日本語が話せないが、
日本人学校に入学可能かと聞いてくれないかと相談されたことがあります。
その子が中学生だったので日本人学校からは
「日本語能力が0から日本の中学学習は無理だ」
と言われました。

私が思うに、やはり最低限の日本語能力がなければ、
日本人学校で勉強するのは難しいと思います。
でも、ブログの北京と上海の日本人学校はひどいですね。
あの対応は『前例がないから』という日本のことなかれ主義の悪しき慣例です。

青島はこれから爆発的に日本人が増えることはないと思うので
学校はこの規模を維持していくと思います。
ですから少しは融通の効く学校であり続けると思います。
そして『勉強は学校にまかせる』のでなく積極的に子供の教育に保護者が関わっていくべきだと私は考えます。

海外の日本人学校の問題の一つに教員の任期短さがあります。
任期が最長3年だと、1年目に環境に慣れるので必死、
2年目でペースをつかみ、3年目でさあこれから本領発揮、で帰国です。

これではなかなか人材が育ちませんね。

やはり何と言っても『人』です。
良い人材がその地で骨を埋める覚悟じゃないと難しいと思います。

Posted by ファンキー末吉 at:17:29 | 固定リンク

上海の方からの反響

2月19日のブログ、拝見しました。
私の店は、上海浦東の日本人学校のすぐ側にあり、
学校に通う父兄の方々によく利用してもらっています。

とてもショッキングな発言が学校からされて驚いています。
単身で上海におりますので私の子供達は、日本人学校とは、
無縁ですが、上海にいる子供達が、そんな環境の学校に
通学しているとしたらは、非常に憤りを感じます。

一連のお話の中で、上海においても同様、それ以上の問題が
あると知り、言葉が出てきません。

浦東日本人学校の校長は、父兄の間で普段から
強い発言をする方との評判を耳にします。
御父兄の方々は学校を選ぶ事ができませんので疑問を
感じられても言葉を発する事ができないのかと感じています。

上海の日本人父兄達も、この問題を知る方々は、大勢いらっしゃいます。
改善すべく上海在住日本人達で取り組む道を探さないといけないと感じております。

Posted by ファンキー末吉 at:17:15 | 固定リンク

上海日本人学校ちょっと訂正

一連の上海日本人学校の問題で、
このブログを読んだいろんな人から反響が寄せられ、
二井原実もブログで取り上げ
あまりの反響の大きさに、
この情報を送った本人から以下のような訂正文が来た。

末吉さん、正確には
「この子の基本的人権はどうなる?」
という質問に
「義務教育なんて日本国内だけのものだ。
海外にいる子供にそんなものはない!!」
と言ったんです。

同じことやと思うが・・・(笑)

それにしても仮にも「教育者」という職業の人が、
日本国籍の子供であれ外国籍の子供であれ、
教育を受けられてない子供を見てそれをほったらかしてよく胸を張れるなあ・・・

ちなみに青島の日本人学校は受け入れる方針らしい。
いろいろ問題はあるけど前向きに解決してゆきたいという方針だという。
(それが当たり前なんかも知れんが)

寄せられた反響をご本人の承諾が取れ次第どんどんUPしたいと思います。

Posted by ファンキー末吉 at:16:45 | 固定リンク

2011年2月19日

上海の日本人学校はもっとヒドい!!

一連の問題について(カテゴリーを作りました)いろんな人がメールをくれる。

香港の日本人学校にご子息を通わせている父兄からは
「香港では来るものは拒まずで外国籍でも入学出来る」
と言うメールをもらい、
学校側としてもこの問題を心配してくれててうまく解決してくれることを望んでくれていると言う。

同様にいろいろ心配してくれて動いてくれた人もたくさんいて、
そんなひとりからショッキングな事実が送られて来た。

今度は上海に在住の方で、
「この問題が何とかならないか」
と上海の日本人学校に相談に行ったらしい。
そして「どうして入学させないのか」という質問に対して上海の日本人学校はこう答えたと言う。

「どんな子供でも全部受け入れてたら職員がノイローゼになってしまうでしょ!!
ただでさえ2年サイクルで新米がやってくるんですから!!」

と、この発言にも驚かされるが、
「じゃあこの子の人生はどうなる?!
この子にだって教育を受ける権利はあるだろ!!」
という質問の答が恐るべきものだった。

「基本的人権なんて日本国内だけのものだ。
海外にいる子供に基本的人権はない!!」

驚愕の返答である。
これが下っ端だったら懲戒免職、
校長クラスの人間だったらもう国家レベルの問題である。

北京日本人学校に対しては、
現在ワシが預かっている子供に関すること、
つまりワシは「保護者」なのであるから当事者であるので、
直接「訴訟」を起こすことが出来る。

まあ訴訟を起こしてその後にこの子が入学したら、
「こんな人達なんですから後でこの子に報復することだって十分考えられますから」
と今現在は周りから強く止められているが、
(それも基本的にはヒドい話なのだが・・・)
まあ入学を拒否されたらその心配はないので思いっきり叩きのめすことが出来る。
現在資料を集めて訴訟準備ちう・・・

しかし上海の日本人学校からは実際に被害を受けてないのだから
ワシがどのように手を下せばよいのかよくわからんが、
これって一体どこに問題を持ち込めばええんや?

やっぱ上層機関である大使館か?
こんな人間を派遣している教育委員会か?

この輩は日本国籍を持つ子供の人権よりも職員のノイローゼの方が大問題なのだ。
「教育者として」という以前に「人間として」失格じゃろ!!
こんな輩に税金で給料払っているということ自体が腹立たしい。

また「ノイローゼになる」という職員も問題じゃろ。
この子を受け入れた日本の小学校では、
ノイローゼどころか生徒も一致団結して一生懸命やっている。

週に二回通う「日本語学級」では、
外国の子供も受け入れて一生懸命日本語教育を施している。

わが国では外国籍の子供であっても教育を施す。
「外国籍の子供なんて知らん」と放り出す中国は
まだまだ「先進国ではない」と言わざるをえんが、
自国の国籍を持つ子供に教育を受けささないどころか、
国から税金で給料を払って雇っている人間が
「そんな子に基本的人権なんかない」
などと発言するとは日本国は後進国どころか「野蛮」である。

日本の「普通の」教育者達なら何でもない作業で
そうも簡単にノイローゼを起こしてしまうという質の悪い職員達、
またそのアホな職員達の方が基本的人権より大切だと胸を張るアホな管理職。

サラリーマンの諸君!!
上海に行ったらそんなアホしかおらんところに子供を預けないかんのですぞ!!

日本人学校など当然ながらその土地にひとつしかないんだから子供はそれを選べない。
日本国内は不況で企業はどんどん海外に進出してゆくが、
その子供はこんなアホどもの下で教育を受けねばならない。

そしてその子供が大きくなって日本とその国の間の関係を築き上げてゆく。

日本人学校に入れた人はまだいい。
そのアホどもを楽させるために切り捨てられた子供達は、
教育を受けられないどころか基本的人権などないと胸を張られる。

こうなって来るとこれはもう立派に「国家問題」である!!
国会議員に知り合いは・・・

あ、ひとりいた!!・・・蓮舫さん・・・

昔蓮舫さんが北京に留学に行く前に何かのイベントで一緒に飲んだなあ。
北京から黒豹も来ていて、
「こんなに酒が強い女は初めて見た」
と舌を巻いてたなあ・・・

メアドは以前のままだろうか・・・メールを送ってみよう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:07:26 | 固定リンク

2011年2月10日

日本語支援制度

日本は本当によく出来た国だと思わざるを得ない。
日本語がおぼつかないこの子のためにありとあらゆる支援制度がある。

そのひとつが「日本語学級」である。

八王子市に小学校がひとつ、中学校がひとつ解放されていて、
保護者が希望すれば、
日本語のおぼつかない子供が入学した学校から申請を受けて、
週に数時間ここでマンツーマンの教育を受けることが出来る。

今日はその面接に行って来た。
面談の先生達、口を揃えて、
「あーらそんな日本語まで喋れるの?凄いじゃない」
である。

まあそれが
北京の日本人学校の面接のレベルに対してどうなのかは別の話しとして、
「ひょっとしてここに通うレベルは既に越しているのでは?・・・」
と思いながらも、とりあえず入学をお願いして来た。

まあ例によって
「前に通ってた学校」
の欄が空白になるという特殊なケースであるが、
誤解のないように先生方には説明したが、
実は彼は今まで全然学校に通ってなかったわけではない。
大黒柱の父親が生きていた頃は高い金を出して中国人学校に通っていた。

どのくらい高いかは実際は聞いてないが、
例として言うとワシの娘がちょっとだけ中国の小学校に通ってた時には、
「うちの学校は外国人を受け入れることが出来ない」
という理由で、特例として
「じゃあいくら払う」
ということで結局1年で100万円以上の金を払っている。

まあ言い値である。

この辺の話は今日のここの先生方は激怒した。
当たり前だ。この方々は、
「日本に来た外国人の子供」に対して日本語支援をしているのだ。

それはヒドい!!と・・・

しかしまあワシにしてみればそれは「中国」という国の問題だ。
「あそこはそんな国ですよ」
と言うしかない。
中国とか北朝鮮とか、
ワシがよく知っている社会主義の国は往々にしてそうなのである。

一家の大黒柱をガンによって失ったこの母子家庭が、
今まで通り多額の「言い値」を払い続けることが出来なくなって、
最終的に北京の日本語学校に入学を希望して
結局「日本語のレベルがもうちょっとですねえ」と言われ続けて1年以上拒否され続ける。

もう行き場がない・・・
この感覚も中国を知らない純日本人にとってはよくわからないようだ。

あるスタッフは
「どうして家庭で日本語教育をしなかったのか」
と素朴な疑問を投げかける。

両親が日本人だとしたら、
当然ながら子供は学校では中国語を話し、家庭では日本語を話す。

しかし両親の言語が違う場合、
特にここのようにお母さんが日本語が話せない場合、
家庭内言語は必然的に中国語となるので日本語ができなくなる。

しかしワシは別にそれを問題とは思っていない。
うちの子供は生まれたのは東京で日本語しか喋れなかったが、
中国に引っ越したら今度は中国語しか喋れなくなった。
そして両親は離婚し、今度は高知のばーちゃんに預けられたら、
今度は中国語は一切忘れてしまい、土佐弁しか喋れなくなった。

それでいい。
ワシは日中両国の間に生まれてどっちの言語もおぼつかない子供を何人か見て来た。
子供はどちらかネイティブな言語をまずひとつ習得する必要がある。
それから第二言語として「民族の言葉」を勉強するのだ。

マレーシアや中国のような他民族国家ではある種当たり前のようなことが、
ここ日本では非常によくわからないニュアンスとなっている。

またあるスタッフはこう言った。
「じゃあ国籍を中国に変えればいいのに」

しかしこれは現実難しい。
今度は「国家」ということに関する「個人」のものの考え方になってくる。

うちのふたりの子供達はその母親である前の嫁は迷わず「日本国籍」と言った。
単なる「日本のパスポートの方が便利である」という理由である。

子供に幸せになって欲しくない親はどこにもいないので、
その子が将来何かをやる時に足かせにならない国籍を選びたい。

ただそれだけのことである・・・

ワシの大好きな中国の大女優「Gong Li」は、
シンガポール人と結婚して国籍を変えた途端にネットでバッシングを浴びた。

反日デモをやってるようなアホな若者が、
独裁国家のあの手この手によって「愛国運動」の名の下に踊らされている。
彼女が女優として更に羽ばたきたいがために、
もっと便利なパスポートを選んだということを、
若者達を踊らせる独裁者達はそれをかっこうの標的にしたのだろう・・・

そんなことはどうであれヒロキ君の両親が選んだ彼の国籍は「日本」だった。
ただそれだけのことである。

どうしてそうしたかはワシは知る由もないが、
社会保障もなく医療も全額負担で、
一人っ子政策で一人の肩に両親とそのそれぞれの両親という
6人の子供が乗っかってるようなそんな国を選ぶか、
このように外国人にさえ教育を受けさせようとしてくれる国を選ぶか・・・

更には日本人があまり知らない中国の歴史で、
「大地の子」でも描かれていたように、
親が日本人として生まれた子が弾圧されて来た歴史がある。

「文化大革命」と言って、ある日突然、価値観が180度変わり、
全てのものを没収されて浮かび上がれなくなる歴史をこの国は持っている。

いつぞやの北朝鮮の「帰国運動」を見ればよくわかる。
あの時「地上の楽園」という宣伝文句と共に、
日本人妻を含む、北朝鮮籍を選んだ全ての人が今どうなっているのか・・・

ワシは中国に数限りなく「親友」と呼べる中国人がいるが、
彼らは自ら「中国籍」を選んだわけではない。
彼らは中国人として生きてゆくしかないのだ。

しかしこの子が(厳密には親が)なぜこの国籍を選んだか、
それを外国人が今のその状況だけを見て口出しをするのはワシははばかれる。
そんな彼に「中国国籍になりなさい」とはワシは口が裂けても言えない・・・

もともとこのような理論は無用なのである。
この子は現在は「日本人」なのである。
だから「義務教育」として国民全てが彼に「教育を受けさせる義務」がある。

長〜い長〜い面接はこんな話で終わった。

あとは週に2回、この子を今通っている学校に迎えに行き、
日本語学級に送り届けて、授業が終わったらまた今の学校に連れて帰る、
その事務的な作業である。

うちの嫁はこの旦那のワガママに振り回されて、
もう既にいっぱいいっぱいと言ってよい状態である。
今からメールを書くが、
ローテーションを決めて二井原家、仮谷家の車も是非稼働させて頂きたいと思う今日この頃である。

よろしくお願いしたくたてまつり候!!

Posted by ファンキー末吉 at:00:37 | 固定リンク

2011年2月 4日

その後

大使館に宛てた書簡をより多くの人に見てもらおうと
しばしアホネタの投稿を自粛してましたが、
その甲斐あってかとある新聞社の記者がこのブログを目に留めてくれて、
「この件についてお話を伺いたい」とメールが来ました。

いつも「日本のマスコミはアホじゃ」とネタにしてましたが、
このような記者の方がいらっしゃることはとても嬉しいことであり、
私やこの件に関わる方々にとっては本当にありがたいことであります。

是非この件を記事にして書いて頂き、
少しでもこの日本人学校の態度が変わるきっかけになって欲しいと思います。


ヒロキ君は無事に入国を済ませ、
ファンキー村の子供達の通う学校に無事入学しました。

というか、日本の法律としては、
入国したその時点で学校に通ってなければならない、
つまりこの日に就学してなくてはならないのです。

予め学校に入学届けは出しており、
住民票を作成したその瞬間に
「その前に通っていた学校」の欄が空白になるという特殊な形ではありますが、
役所は学校に対して書類が作成し、
それを学校に持って行けば手続きはそれで終わり。

学校も当然ながら受け入れなければならないと言うか、
日本語が喋れなかろうがどうであろうが、
日本国民なら教育を受ける権利がある!!
というか国や国民、保護者などは教育を受けさせる「義務」がある!!
だから「義務教育」というのです!!

そうなんですよ、「義務教育」とはそういうことだったんですよ。
現状ではこの日本人学校はこの「義務」を放棄しているわけですな。

この書簡を人に託して提出してもらってからまだ、
日本大使館からは何の返答もありません。

旧正月のせいなのか、
はたまたこの声に耳を傾けるつもりがないのか・・・

どうであれこのような心ある記者の方が声をかけてくれたことは非常に嬉しいことです。
これによって状況が少しでも変わることを願ってやみません。

Posted by ファンキー末吉 at:06:40 | 固定リンク

2011年1月31日

日本大使館に宛てた書簡

在中国日本国大使殿、及び在中国日本国大使館の全ての日本人職員のみなさま

平成13年12月18日にそちらの大使館に出生届を出し、
在中国大使に国籍留保の届けを受理されております「@@@@」が
そちらの下部組織である北京日本人学校に入学を拒否され続けているために
もうすぐ小学校4年生に上がろうとする年なのに現在義務教育を受けられておりません。

私は彼に教育を受けさせるために日本に連れて帰るべく今回北京にやって来ました。
彼の居留届けを変更すべく大使館に行かねばならなかったのですが、
あいにく週末であったため知り合いにその手続きとこの書簡を託します。

私も1年ほど前に北京日本人学校にこの子の入学のお願いに上がったことがありますが、
「日本語能力が足りない」ことを理由に入学を拒否しているという説明を受けております。
「日本語がもっと上達したら入学出来る」
と日本人学校の職員は口頭でそう言ってましたが、
現在に至るまで「もうちょっとだね」と言い続けて入学を拒否し続けています。

日本人である父親が北京で死亡し、中国人である母親がひとりで日本語を教えて
どうしてそんなに完璧な日本語が習得出来ましょう。
日本人学校では入学したら日本語習得をフォローするシステムがある
と説明を受けましたが、
日本語のレベルを理由にずーっと入学を拒否し続けていて
そのシステムは何のために使うのでしょうか。

またこの学校は「両親が日本人で労働ビザを持っていること」を条件に
他の子供の入学を断っていることも聞きました。
問題になって特例で入学出来た子供もいたそうですが、
当然ながら彼のように入学を拒否されて教育が受けられてない日本人の子供が
まだ北京にはいるということです。

私はその原因を作っているこの日本人学校を強く糾弾します。
自分たちの都合で義務教育を受けなければならない子供を拒否し、
そのままほったらかすとは日本の教育を預かる人間として一体何を考えているのでしょう。

ご存知のように日本国籍を持つ子供を中国の学校に入れようとすると、
それこそインターナショナルスクールのように高い金を取られます。
中国の学校は中国人に教育を受けさせるための組織なので
それをとやかく言うつもりはありませんが、
日本人に義務教育を受けさせる組織である日本人学校がそれを拒否するということは
何があっても許し難いことです。

もうすぐ小学校4年生に上がる日本人の子供が現在義務教育を受けられてない原因は
全てこの日本人学校にあるのです。

私はこれから彼を日本の学校に通わせ、
春休みにもう一度帰って来てこの日本人学校に面接を受けさせます。
その時にはもう「日本語のレベルが」とは言わせません。
もう立派に日本で学校に通えていることが証明されるのですから。

学校側は
「今入学したら本人が勉強についてゆけずに辛い目に遭うから」
と言い続けて入学を拒否して来ましたがそれは詭弁です。
ずるずると1年以上放置したことによりもっと勉強についてゆけなくなり、
現実はもっと辛い目に遭うのです。

私はこの日本人学校は彼の一生に対して
与えてはいけない大きな傷を与えたと考えてます。

この春、次にまたこの子の入学を拒否した場合、
またこの書簡に対して大使館側が誠意のある回答を返さなかった場合には、
私は彼の日本国民である基本的人権に関して弁護士と協議し、
関係者、関係機関を告発することもいとわない覚悟です。
日本のマスコミ、文部省、教育委員会、政治家、人権保護団体などにも連絡して
外的な力による問題解決を計るしかありません。

また大使館はその職務の責任において、
同様に入学拒否された子供が現在の就学状況に対して追跡調査を行い、
未就学の場合にはその保護と義務教育を受けさせる方法を指導してゆく義務があると考えます。

問題解決に対してすみやかに行動し、
誠意ある回答を返してくれることを心から願ってやみません。
下記に連絡をお待ちしております。

2011年1月30日

Posted by ファンキー末吉 at:05:47 | 固定リンク

2011年1月18日

まずはこの子に住民票を・・・

この子を「大地の子」にしてはいけない!!とブログに書いたら、
いろんな人がアドバイスや情報をくれた。

香港に住んでいるワシの友人は、
「香港日本人学校は生徒の国籍さえも問わない」と言う。

入学条件は「日本語の授業についていけること」だけだそうですが、
香港という土地柄、片方の親が香港人(中国人)だったり、
欧米人だったりする子もたくさんいて、
もちろん、みな、日本語は上手ではない。
そういう子供達のために、放課後、日本語の補習授業が行われていますそうで、
先生も「来るものは拒まず」と明言されているそうだ。

そもそも北京の日本人学校はどうして教育を受けたい日本人の子供を拒否するのか?!!
ワシはそれが腹立たしくて仕方がない。

まあ大問題にするのは今年の春からで、
それまではこんな輩とのらりくらりと話をしている時間さえ惜しい。
本来ならばもうすぐ3年生に上がるはずの日本人の子供が、
こんな輩の自分勝手な理論によって教育が受けられてないのだ!!


ファンキー村の子供達が通う学校の校歌を作るハメ
に陥って、
ちょうど学校に打ち合わせに行く機会があったので聞いてみたが、
学校としては住民票さえ八王子にあれば受け入れることに何も問題はないらしい。

またある方がメールでくれた情報によると、
八王子に住民票があれば、
八王子市教育委員会の方で
「日本語が母語でない子どもに対してのサポート」
を行っているという。

市役所に行って教育委員会の「学事課」で転入の手続きをとり、
その際、(校区の)指定された小学校へ持参する用紙が貰える。
それを持って小学校へ行って転入手続きを取るのだが、
その学校長との面談の時に
「日本語指導の人をつけてほしい」
と言えば、小学校から教育委員会に連絡し、手配してくれるそうである。

さすがは先進国!!

というわけで本籍のある中野区役所に今日行って来た。
サンプラザ中野、もとい中野サンプラザの隣である。

お役所らしくいろいろたらい回されたり待たされたりはしたが、
基本的に応対は非常に親切で、
みんながみんなこの「日本人を受け入れない日本人学校」の応対に疑問を持っていた。

どんな理由があるにせよ、
このヒロキ君はもうすぐ3年生に上がろうというのに教育も受けてなければ、
学校に行ってないのだから「友達」もいないのだ!!

ファンキー村に来れば二井原の娘は同い年だし、
仮谷家の長男はひとつ下で年も近いし、
上にはワシんとこの二人の子供、
下には3人の「新しい兄弟」が出来る。

問題は法律上まるで赤の他人であるワシんとこに住民票を置けるかということである。

いろいろ聞いてみると、
子供なので世帯主になることは出来ないそうだが、
赤の他人の世帯に入ってその世帯主がワシであるということは問題ないらしい。

戸籍謄本は中野区役所でゲットしたし、
附票たら何たらもゲットした。
あとは入国してパスポートの入国のスタンプがあれば
住民票は問題なく出来るらしい。

明日八王子市役所行って相談してくる。

それにつけても腹が立つのはこいつらだ!!!
この件が落ち着いたら大問題にしてやるからそう思え!!

Posted by ファンキー末吉 at:15:24 | 固定リンク

2011年1月16日

この子を「大地の子」にしてはいけない!!

今しがた一緒に食事をしながらWさんが熱くそう語った。

飛鳥クラブ再建計画どころではない、
飛鳥さんの息子のヒロキ君はまだ学校に行けてないのだ!!

ワシが甘かった!!
相手が日本人だから安心してふんふんと聞いていたが、
フタを開けてみたらこの学校はこの子を受け入れるつもりがないのだ。

あれから1年近く、この学校は
「日本語だいぶうまくなったけどもう少しだね」
と言ってヒロキ君の学校への入学を拒否し続けていたのだ!!

この人たちはヒドい!!
「親が日本人であって、ビザが労働ビザである」
ということ以外は難癖をつけて入学を拒むと言う。

とある会社員の家庭では親が派遣社員で「就学ビザ」なのを理由に、
ずーっとその子供の入学をかたくなに拒んでいたが、
周りがそれを大問題にした後に「特例」として入れてくれたと言う。

ヒロキ君の場合は「特例」もへったくれもない。
「日本語が喋れない」ことを理由にずーっと拒み続けている。

ワシは学校に行きたくて一生懸命「ドラえもん」の日本語のマンガを何回も繰り返し呼んでいるヒロキ君を見て涙が出て来たぞ!!

この人達の言い分によると、
自分たちは私立の学校なので「日本国民を絶対的に受け入れる義務」はないと言う。

お前ら国の税金で学校やって給料もらっとるんじゃろ!!
中国で生まれて現在母親が中国人であるという日本人の子供を受け入れろ!!

この子は「日本人」なのだ!!

しかしこの人達、
日本人のくせに言い逃れがのらりくらりと中国人のようにうまいので、
どの道この人達はずーっとヒロキ君の受け入れを日本語を理由に拒み続けるだろう。

ワシはキレた!!

飛鳥さんのご友人たちと話し合った結果、
結局こうすることにした。

月末にワシがもう一度北京に来る時にヒロキ君を一時日本に連れて帰る。
うちで春休みまでとりあえず預かって、
ファンキー村の子供達と一緒に学校に通わせる。

日本の学校はどのような家庭環境であろうが日本国民に教育を受けさせる義務がある!!

こんな人達の腹算用に振り回されて、
ヒロキ君は日本国民でありながら結局2年間教育を受けられてないのだ!!

親が中国人で何が悪い?!!
親が日本語喋れなくて何が悪い?!!

この子はれっきとした日本国民やぞ!!!

ワシら飛鳥さんの友人一同は今ここにこう決断した!!
みんなが力を出し合ってまず、
ヒロキ君を日本の学校でちゃんと通えている状態にする!!

そしてそれを持って春休みに帰ってもう一度面接をして、
それでも難癖をつけるようならワシは文部省に怒鳴り込みにいってやる!!

アホたれどもが!!ワシの子供なんて
中国行ったら数ヶ月に日本語全部忘れて、
また日本に帰ったら数ヶ月で中国語全部忘れたぞ!!

学校に行かせろ!!この子を「大地の子」にしてはいけない!!

Wさんは更にこう言った。
「こういう子供が将来日中両国の新しい関係を作ってゆく子供になるんだ」
と・・・

日中関係に無駄な金を湯水のように使うアホな政治家たち、
中国に生まれたこの日本人の子供こそが「国の財産」ではないのか!!

このブログを見たみなさん、
日本は世界有数の先進国で、
福祉も充実してて文盲率も限りなくゼロに等しい。

しかしこの子のように周りがどれだけ頑張ったって教育を受けられない子もいるのです!!

文部省に近い方は文部省に、
教育委員会に近い方は教育委員会にこの外国の日本人学校の実態を報告して下さい。

日本人であるのに教育を受けられない子供が世界にはまだまだいるのです・・・

奥さん、ファンキー村の皆さん、
今度だけはワシのわがままを聞いて下さい。
この子を春休みまで預かります。
いろいろご苦労はおかけしますがお願いします。

Posted by ファンキー末吉 at:14:54 | 固定リンク