
2008年5月20日
中国全土をドラムクリニックツアー
XYZの大阪、名古屋コンサートを終えて、
次の千葉、熊谷の間まで高知の実家に身を寄せている。
地震の影響で北京がどうなっているのかは定かではないが、
それでも普通にメールが入って来ているんだからまあ大丈夫であろう。
「あなたが先日音楽監督を勤めた歌手、YangKunから至急の連絡です。
23日の上海コンサートで先日のアレンジを使いたいので
至急その時のデータを送って下さい」
23日とは急やなぁ・・・
北京の若い衆に北京スタジオのデータを調べさせるか、
もしくは八王子スタジオを.MACでつないでこちらで操作して
(今のテクノロジーはすんごいことが出来るのよ)
そのデータを送信とかいろいろ考えてたところ、
「あ、そのコンサート、四川省の地震の影響で中止になったんでもういいです」
さすが中国。
そう言えば日本に帰る前にこの仕事の依頼が来てたが、
断ってなかったら今頃ドタキャンだったわけね・・・
地震の影響は北京にはないらしく、
お気楽な仕事メールががんがんに入る。
「例の全中国ドラムクリニックツアーの件ですが」
パールドラムとワシの付き合いはもう20年近くになる。
爆風がまだアマチュアだった頃、YAMAHAもTAMAも見向きもしないワシを
最初にモニターとして迎えてくれたのがパールである。
売れてから
「末吉くんもぼちぼちうちに来たら」
とYAMAHAの担当者から言われた時に思わず拳を握りしめたが、
大会社であるYAMAHAは担当者もころころ変わるのだから仕方が無い。
ワシは死ぬまでパールのモニターじゃい!!
と言うわけでさんざんお世話になったパールに中国にて恩返しをすべく、
パールの中国代理店である中音(セントラルミュージック)とのミーティングを重ね、
中国工場初生産のVISIONをプロモーションすべく全中国クリニックツアーが決定!!!
・・・のはずなのじゃが、
中国の仕事に慣れ親しんだワシは容易にそのようなことを鵜呑みで信用しない。
なにせ先日のミーティング、
しかも日本からパール本社の人を招いての正式なミーティングの席でも
そのワシへのギャランティーを誰が支払うかも明確に決まってなかった。
中国側の考えで言うと(ビジネスの席なので口には出しては言わんが)、
「全国50カ所への旅費とホテル代、
おまけに全国各地の旨いものと酒をうちが持とうと言うのに、
どうしてお前のギャラまでうちが持たねばならないのか」
と言うことなのであろう。
しかしこの「全国の旨いものと酒」と言うのは魅力である。
「まあギャラなんかええか」と思ってしまうワシを制して、
パール本社はメンツをかけてそれだけは死守してくれる。
まあ中国では何事も蓋を開けてみなければわからない。
ワシ相手にはそれでいいのじゃが
(ほんまはそれでは困るのじゃが)
国際ビジネスの席ではそうもいかない。
代理店も中国らしからぬちゃんとしたビジネス資料を提出する。
まずポスター。
立派なもんが出来てるではありませんか!!
担当者は鼻高々でツアースケジュール表を提出する。
辽阳(どこや?)
吉林(北朝鮮との国境や)
石家庄(こりゃ北京から近い)
贵阳(どこや?)
兴义(知らん)
徐州(聞いたことはあるが・・・)
靖江(シルクロードか?)
天津(こりゃ北京から近い)
太原(一度行ったなぁ)
郑州(聞いたことはあるが・・・)
河南濮阳(かいもくわからん)
平顶山(聞いたこともない)
上海(ここはさすがに)
呼和浩特(シルクロードの果てやん!)
新疆(こりゃ遠い!!)
广州(こりゃまた南の)
江门(どこやここ?)
深圳(香港の隣)
などなど・・・
さすが中国は広い。
このワシですら行ったことすら、
いや聞いたことすらも無いような都市の名前が羅列されている。
「ファンキーが寒いところは苦手だと言うから、
春から始まって北の都市から、秋冬には南の都市に降りてゆくツアーだぞ」
と鼻高々なのじゃが、
その日程が実は問題である。
最初のツアーは5月24日開始。
つまりXYZの次の千葉と完璧にぶつかっていたのじゃ。
「あのー・・・あんたこのスケジュール決めるに当たって、
一度でも俺にスケジュールの打診をした?」
それは気づかんかったとばかり担当者。
「ほないつなら空いてるか?」
と5月30日からのスタートにその場で変更していたが、
ワシはもちろんこんなスケジュールは信用していない。
何故なら彼はその場でまた「大決定!!」とばかり
新しいスケジュール表を鼻高々に印字して会議を終了させたが、
彼は一度たりとも先方の会場にその新しいスケジュールを打診してないのだから・・・
だから中国の仕事は「決定」と言われてもワシはそんなに信用していない。
具体的な移動のスケジュール、
つまり「もう切符を押さえたぞ」と言われて初めて「決定」である。
切符さえ押さえておけば、
万が一現地でドタキャンを食ったところで、
ワシとしては「全国の旨いものと飯」だけは確保出来るので知ったこっちゃない。
そんな中、昨日担当者からメールが来た。
「移動行程です。
これでよければチケットを押さえます。
5月29日夜中23時出発
5月30日朝7時50分遼陽着
5月30日午後14時からクリニック
終了後24時19分出発
5月31日朝9時吉林着
6月1日午後14時からクリニック
6月2日21時42分出発
6月3日9時40分北京着」
つまり移動は全部列車である。
ワシは「関口なんたら中国列車の旅」か!!!
幸いなことに(無駄なことに)
各都市での滞在時間は非常に長い。
この余った時間は全て飲み食いと言うわけか・・・
過酷なツアーはもうすぐ始まる(と思う)
終了は全国廻り終わった年末辺りである(と思う)
ワシはドラマーとしてまた一回り大きくなって(身体が)帰って来ることになるじゃろう。
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2008年5月12日
スタジオのおっさんの生活2
二井原実ソロライブが終わり、
間髪置かずにXYZのライブが始まった。
橘高にとっては自宅から30分以内で来れるので大喜びであるが、
和佐田にとっては都内から2時間かけて来ねばならないので大変である。
少しでも居住性をよくして是非毎回ここでリハーサルして欲しい。
と言うことでとりあえずケータリングを充実させる。
そして管内全域を禁煙とする。
まあたばこを吸うのは橘高だけなので本人に口頭で言えばすむことなのじゃが、
ご丁寧に二井原が作成してくれたので館内に貼り出すことにした。
そりゃそうじゃ。
ワシは今回のXYZのツアーが終わったらもう北京に帰ってしまうので、
後にどんな人が来てこのスタジオを使うやらわからない。
念には念を入れて、命に関わる張り紙を・・・
そうそう、M氏は完璧な防音を施工してくれたので
このスタジオの機密性は非常に高い。
ただでさえ酸欠になるヘビーメタルのリハーサルで死人が出たのではシャレにならん・・・
ちなみに先日の二井原ソロライブでは、
二井原がステージで「酸欠じゃぁ」と言っていたが、
実際PA席で煙草を吸おうとしていたエンジニアはライターに火がつかなかったらしい。
ライブを見に来てた橘高も、
煙草を吸おうとしてライターがふたつとも着火せんかったと言う。
別にスタジオが酸欠でも問題ないか・・・
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2008年5月11日
頭の中はラウドネス
ライブのMCで二井原が言ってたように、
ワシはライブ終了後そのままの格好で隣の居酒屋に駆け込んだ。
店員は汗みどろのワシの格好を見てぎょっ!としつつ、
「お、お疲れさんです」
と固まりながら、
「ど、どうぞ」
と1日目と同じくレジの隣の一人用の席にワシをうながす。
痛風が心配なので生ビールではなくホッピーを注文し、
そのままトイレに駆け込んでステージ衣装を着替える。
昨日はちょうどホルモンが出て来た時に二井原から
「帰るぞ」
と電話があって食えなかったので、
今日はつまみはホルモンからスタートである。
2杯ほど一気した頃、
ライブを見に来た客がちらほらとやって来る。
まさかさっきまでステージでドラムを叩いてた人間が
自分より早く飲み屋で出来上がっているとは夢にも思わないので
数人はそのまま汚いものででもあるようにレジ横の酔いどれを無視する。
居酒屋じゅうの客がそのようにワシを見ている中、
ひとりの店員だけが非常にワシに優しく接してくれた。
聞けば今日ワシらが機材を全て持ち込んだため、
ライブハウスの据え置き機材は全部この居酒屋の4階に入れているらしい。
(優しくしてくれた店員。バンドをやっていると言う)
ロック談義に花が咲いている中、二井原が「帰るぞ」と呼びに来た。
そのままFunkyスタジオに河岸を変え、
おっさんコーラス隊と朝まで飲む。
嫁にぶいぶい言われながら二日酔いで目覚めたら
ひとりを除いてみんな家に帰っていて寂しかった。
頭の中にはまだがんがんにラウドネスが鳴っている。
思えば今回一番苦労したのはラウドネスのコピーである。
どんな有名なアメリカのドラマーが叩いている二井原のソロの曲より、
やはりひぐっつぁんのドラムに苦労した。
二井原いわく、
闘病生活に入ったひぐっつぁんの助っ人でドラムを叩いている菅沼孝三もそんなことを言ってたらしい。
ワシも「人間が叩いているものなら叩けないものはない」と自負しているし、
孝三に至ってはひぐっつぁんのドラムなんて手数的には簡単なものであろう。
しかしワシらこぞって苦労するのである。
ひぐっつぁんのドラムっつうのは・・・
それはラウドネスが完璧な「バンドサウンド」であるからである。
ワシはビートルズのドラマーが、
ローリングストーンズのドラマーが、
イーグルスのドラマーが上手いと思ったことは一度もない。
ドラム雑誌のコラムで
「クイーンのドラムなんてどこが上手いの」
とコメントしようとしたら、読者より先に編集部にカットされた。
「そんなこと書いたら全てのドラマーを敵に回しますよ」と。
その昔、かまやつひろしさんのスパイダーストリビュートをプロデュースした時、
「いつまでもどこまでも」とか言う曲の、
今や田辺エージェンシーの社長である田辺さんのへたくそなドラムが、
あの半拍ぐらいなくなってしまっているようなヨレたオカズが、
どうしてもその原曲が越えられなくて苦労した。
上手くなることだけを目指して頑張っていた末吉少年はその時、
「ドラムなんて、音楽なんて、究極には上手い下手なんて関係ないのでは」
と思ったものである。
話をひぐっつぁんに戻そう。
まああんましここで褒めちぎるとオッサンこのまま帰って来んかったら困るのでやめとくが、
まあワシのイメージとしては二井原がMCで言ってたように、
ひぐっつぁんとは酒を飲むと「うっとーしー」オッサンである。
すぐスティックを取りだして「これ叩けるか?」と言ってたのを思い出す。
初めて菅沼孝三を紹介した時にもそれをやるので
「ひぐっつぁん、こいつにだけはそれやめときや」
と言ったもんである。
その菅沼孝三がラウドネスのサポートで、
このワシが二井原のソロライブで、
おっさんのドラムを一生懸命コピーさせて頂いた。
あんまししんどいのでリハの時もみんなで冗談で言ってたが、
「お前が叩け!」
である。
おっさん、早う復帰して来いや。
一晩ぐらいは我慢して一緒に飲んだるでぇ。
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2008年5月 8日
スタジオのおっさんの生活
年寄りの朝は早い。
ワシなんか子供の授乳に合わせて起きるので5時起き、6時起きはざらである。
まず何をやるかと言うとゴミ出しである。
北京ではゴミの分別などないので楽であるが、
ここ八王子は非常に細かくゴミを分別するので大変である。
それが終わると午前中はライブの曲のコピーである。
爆風時代には「たいやきやいた」と言う曲の口上で
「アクションはオジンだぁ!
ラウドネスは天狗だぁ!
44マグナムはバカだぁ!」
と叫んでいたが、
天狗と言われても恥ずかしくないほど(変な言い方やなぁ)
このラウドネスと言うバンドの音楽は今更ながら素晴らしい。
ワシは脳みそのメモリーが少ないので、
ひとつのプロジェクトが終わってから次のプロジェクトの音資料を聞くようにしているが、
リハ開始当日に初めて聞いたのではさすがにコピーが間に合わんかった。
結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如と言うが、
三つとも経験しているワシは全部の能力が欠如しているわけだから、
仕方ないので全曲えっちらほっちらと譜面にする。
ところがこれが既に判断力の欠如。
曲のテンポが速すぎて譜面を目で追えないのである。
仕方がないので真っ暗なスタジオでひとりギターの練習をしている田川くんに付き合ってもらって、
身体で覚えるべく「早朝練習」を開始する。
よく考えたらおっさんコーラス隊も上で寝てるわけだから叩き起こして参加してもらう。
いやー久し振りやなぁ・・・ベースなしで練習なんかするの・・・
高校生以来かなぁ・・・
ちなみに入口の壁際に見えるガムテープで作ったリモコンホルダーは
ここのスタジオのおっさんであるワシの力作である。
スタジオのおっさんの仕事はいろいろ忙しく、
備品を揃えたり修繕したり、
あげくの果てには嫁が買い物に行くと言うと子守までせねばならん。
昼過ぎにはみんなわさわさと集まって来る。
それまでにスタジオのおっさん仕事は全部終わらせておかねば・・・
Posted by ファンキー末吉 at:11:18 | 固定リンク
2008年5月 7日
二井原リハ合宿状態
Funkyスタジオはもともと二井原大邸宅の近所の木造一戸建てを改造したもので、
1階部分は玄関と台所と風呂とトイレ以外は全てぶっ潰してスタジオにしているが、
2階部分はそのまま手つかずの日本家屋である。
もともとあったリビングもぶっ潰してしまったので、
スタジオにあるべきロビーと言うものがない。
そこで中二階にある茶室(前住人は優雅な趣味をお持ちやったんやなぁ)をそのままリビングとして使用することにした。
スタジオ真上の二部屋はリハの爆音がそのまま聞こえるので、
昼間は子供はここで寝かすこととなる。
休憩時間はここにたむろしているメンバーが子供を見てくれるので嫁も楽である。
ちなみに昨日も一昨日も、近所に住む橘高一家が遊びに来た。
隣人である二井原家の子供も遊びに来る。
橘高ジュニア3+二井原ジュニア2+ワシの子供1で総勢6人。
まるで「託児所」である。
これに高知にいるワシの二人の子供が夏休みにでも遊びに来た日にゃぁ総勢8人。
こりゃぁ確かに子だくさんバンドやわぁ・・・
「少子化反対!」
ところで今回の二井原バンドは、
1、ドラマーは北京から
2、ギタリスト1の田川くんは山口から
3、おっさんコーラス隊1の飯田くんは愛知から
4、おっさんコーラス隊2の稲田くんは群馬から
と言うことで、必然的にFunkyスタジオに泊まり込まねばならない。
残り3部屋を宿泊施設とするのじゃが、
とりあえずオーナーの特権としてベランダのある南側の一番大きい部屋は末吉家が頂くことにしてベッドを購入。
この部屋で嫁が赤ちゃんの授乳をするので「開けるな危険」である。
そしてその隣の北向きの和室は田川部屋。
おっさんコーラス隊は、
そのために「おっさん部屋」を用意しているにもかかわらず何故かそこではなくここにたまる。
ちなみに田川くんは非常に練習熱心である。
夜中に起きだして来てはスタジオでギターの練習に余念がない。
「よ、やってるね」とビール片手に励ましに降りて来たら、
電気もつけず真っ暗闇のスタジオでひとりもくもくと練習してた。
そうか・・・盲人ギタリストには電気はいらんのか・・・
と言うわけで残りひと部屋、
ベランダに面した東南の洋間を「おっさん部屋」として開放しているのじゃが、
何故におっさんコーラス隊は自分の部屋ではなく田川部屋でたむろするのか・・・
ドラムブースの真上だから音がうるさいのか?
いやリハをやってないからたむろしてるんだからそれはない。
理由は・・・
足の踏み場もないからであった。
合宿状態のリハは続く・・・
Posted by ファンキー末吉 at:05:07 | 固定リンク
2008年5月 6日
Funkyスタジオ稼働開始!
二井原実のソロライブ(5月9日、10日神楽坂DIMENSION)のリハーサルのため、
ここFunkyスタジオが初めて稼働されることになった。
もともとワシとしては、北京のFunkyスタジオでドラムはレコーディング出来るので、
世界一物価の高い日本ではダビング出来るぐらいの小規模なスタジオでいいと思っていたのじゃが、
隣人である二井原はどうしてもパジャマのままリハーサルに行きたいらしく、
狭い一軒家を改造に改造を重ね、
結局ドラムレコーディングもリハーサルも出来るスタジオと相成った。
ただでさえ狭いスタジオがあれもこれもといろいろ要求されるわけだからそれはそれは狭い。
XYZならメンバーが4人だからまだいいのじゃが、
二井原バンドは、まず楽器陣はドラム、ベースにギター2本。
更にそのひとりはキーボードも弾く。
全員をドラムブースに詰め込んだらもうそれだけで立錐の余地もない。
凄い世界です。
とてもじゃないけど仲の悪いメンバーとは一緒にリハをしたくない。
更に二井原バンドはコーラス隊が3人もいる。
コーラス隊と言えばきれいなねーちゃん達を想像するが、
これが一般公募したメタル兄ちゃんばっか、
名づけて「おっさんコーラス隊」なので、
とてもじゃないがドラムブースの中には入って欲しくない。
いやそれ以前にもう入るスペースがない。
仕方がないのでコンソールルームで全員歌うことになる。
いやですねー・・・むさくるしいですねー・・・
エンジニアの崎本くんなってこっち向いてもくれませんもの・・・
部屋が狭いと言うことでこのようなシステムになってしまったものの、
ところがどっこい蓋を開けてみたらこれが音響としては非常にいい結果になってしまった。
まずドラムブースの音が、
これが通常のリハーサルスタジオよりはるかによい。
ギター兼キーボードの田川くん曰く、
「ライブ盤のレコードを聴いているような音だぁ」
と言うことで、これはきっとこのスタジオがレコーディングスタジオであることからきているに違いない。
スタジオ設計をしてくれたM氏は、
防音のために40cmの壁を作り、
更に部屋の形を複雑にして壁間のエコーを防ぎ、
いわゆる「広さ」を犠牲にして「音」を重要視してくれた。
通常のリハーサルスタジオでは商売としてはどうしても「広さ」を重要視せねばならなかったのではないか・・・
また、ボーカルが部屋の中にいないため、
楽器の音がボーカルマイクにかぶってしまう現象がない。
これも音がクリアな原因だと思う。
ボーカリストにしても、
Protoolsでバランスをとった楽器陣の音を、
自分が聞きやすい音量でコンソールルームに流し、
極端には自分のマイクの音はドラムブースにだけ流して
コンソールルームでは生音で歌えばよい。
エフェクトをかけたければ
レコーディングのようにProtoolsでリバーブでもコンプレッサーでも好きにかければよい。
つまり通常のリハーサルスタジオのように、
「自分の声が聞こえない」とガナって歌う必要がないのである。
二井原の喉も絶好調!
これはライブが楽しみである。
MINORU NIIHARA
"ROCK’N ROLL GYPSY" JAPAN TOUR 08
5月9日 (Fri) open/start 19:00/19:30
5月10日 (Sat) open/start 18:00/18:30
Venue;神楽坂( Kagurazaka )DIMENSION
Vo Minoru Niihara
Gtr 田川ヒロアキ( Hiroaki Tagawa)
Gtr 小畑秀光 (Hidemitsu Obata)
Bass 寺沢こういち (Kouichi Terasawa)
Dr ファンキー末吉(Funky sueyoshi)
B.V.飯田 泰生
B.V.佐名手 一成
B.V.稲田 尚士
Ticket;5000円 (ドリンク別)
各プレイガイド発売 中!
Tickets are still available now!
問い:神楽坂EXPLOSION 03-3267-8785