
2014年8月17日
サマソニ見るため北京より・・・
湖北省恩施土家族苗族自治州にいる時に電話がなった。
「Funky老師!!今度サマーソニック見に行くんですが、
中国ではもうチケットが取れない。老師日本で取ってくれませんか」
中国の若いドラマー「李浩(LiHao)」である。
冗談じゃない!!
コンサートなんかやるもんで見に行くもんじゃなかったので
チケットなんか自慢じゃないが取ったことなど一度もない・・・
困り果てて断ろうとしたのぢゃが、
頼み倒されててしゃーなく取ることとなった・・・
ところがこの電話を受けたのが洞窟の中、
ただでさえ山の中で電波が悪いのでやり取りを聞き違えて、
「チケットを2枚ね!!通しチケットです!!」
というのを「通しチケットを2枚」買ってしまった(>_<)
もちろん払い戻しなんぞ出来るわけがない。
ワシはちょっと腹が立ってこうメッセージを送った。
「お前なぁ、ワシにそんなこと頼むな!!
頼むにしてもちゃんと文章で送らんかい!!
しゃーないから誰かに売る段取りするからもう2度とワシに頼むなよ!!」
向こうも悪いと思ったのだろう、
「いえいえ、売ったりする必要はありません。
秀光(XiuGuang)が時間があったらあいつと行きますから」
なるほど小畑は北京に行くと彼のところによく泊まりに行ったりして、
もう李浩(LiHao)はワシのというより彼の友達である。
ワシは小畑に聞いてみた。
「マジっすか?!!」
3万円近くするチケットがタダで転がり込んで来たのである、
彼とて小躍りするぐらい喜んだ。
いや、サマソニに行けるということよりも、
むしろ北京から友達、しかもえらく世話になった友達がやって来るというのに喜んでいるようである。
「ホテルどこに取ってんの?小畑に迎えに行かせるから」
とワシが連絡取ってやると、いつの間にか
「秀光(XiuGuang)んとこに泊まることになりました〜」
と返事が来る。
小畑のところと言うと・・・すなわちうちである(>_<)
まあよい、ワシはやっちんツアーで出ているので嫁にくれぐれもよろしく頼む。
よろしく頼むというのは、やはり北京から若い衆が来たら泊まるだけではなくいろいろと奢ってやらねばならんじゃろうということである・・・
「命かけるでMAX!!」
小畑もだんだん中国人化しているようだ。
受けた恩は何倍にもして返さねばならんことをよく分かっている。
寿司!!
「中国で食べる寿司と比べたら全然生臭くないし美味い!!」
と大喜び。
問題は小畑に全然金がないことである(>_<)
サマソニ行ったら飲み食いもするだろうと万扎を渡しておく。
結局はワシが間違えて買ったサマソニのチケット代をワシが出して小畑にプレゼントしたようなもんである・・・(>_<)
まあいい、それで中国の若い衆が喜んでもらえたらそれで・・・
と思ってたらそこで問題発生!!
そのまま八王子に帰るのは遠いということで、
サマソニ終わったらホテルに泊まろうと探していたらしいのだが、
結局ラブホに泊まることとなり、男ふたりでは頼み込んでも断られるので、
最後には長髪の小畑が女の振りをしてカップルとしてホテルに入ったらしい(笑)
これには李浩(LiHao)も大喜び!!
初めて日本に来て男ふたりでラブホに泊まった中国人もおらんわのう・・・(笑)
問題は小畑が中国語はおろか英語もほとんど喋れんことである・・・
どんな説明をして男ふたりで寝たのかを今度是非聞いてみたい・・・
李浩(LiHao)よ、ええ思い出が出来たな(笑)