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2019年5月14日

布衣2019年春のツアーを振り返って

今回のツアータイトルは「一甲子」。

これは十干(じっかん)という「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10個の並びと、
十二支(じゅうにし)の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のそれぞれの最初「甲」と「子」の組み合わせは60年に一回であるということから、「Funky60歳記念ツアー!!」という意味合いがある(らしい)・・・

オフィシャルサイトからの回顧レポートによると、


《一甲子》巡演首轮36站半程回顾记,
(ツアーの最初の半分、36箇所を振り返るよ)

24载布衣,60甲子鼓魂,
(結成24周年の布衣、60歳のドラムスピリッツ)

50/70/80/90后,
(50年代生まれ、70年代生まれ、80年代生まれ、90年代生まれ)

9人布队,4万公里摇滚取经路,走着
(9人のメンバーが4万キロのロックの道を行くよ)


・・・4万キロ!(◎_◎;)・・・って地球一周??・・・
・・・って実はこれは秋のツアーと合わせての走行距離で、春の36箇所ではだいたい半周だとか・・・それでも凄いのう・・・

布衣は現在では中国のバンドの中で一番多くツアーを廻っているバンドらしい。

動員数ではまだまだこれを上回るバンドはあるが、
そんなバンドはもうこんなに細かくツアーを回らない。
大きな会場ばかりをピックアップして、必然的に本数は減ってゆく・・・

LaoWuと最初に出会った頃から、飲めば
「バンドはなぁ、ライブやで!!ツアーやで!!」
と言ってた私の影響をモロに受けていると言えよう(笑)

今では大ロックスターとなっている、友人の謝天笑が、LaoWuにこうアドバイスしてたのを聞いたことがある。

「ライブハウスもなぁ、選ばなきゃダメだよ。
アンダーグラウンドなとこに出演してたらいつまで経ってもアンダーグラウンド。
バンドが大きくなったらそれにつれて大きなところでやって箔を付けなきゃ」

いわゆる自らを「ブランド」にしていって大きくなってゆく手法だが、
LaoWuはそれを一喝してそれからもアンダーグラウンドな小屋を回り続けている。

「あんな田舎街のライブハウスなんてちゃんと演奏出来るの?」
という街に行って演奏して、
「布衣がライブやったらしいぜ」
ということで他のバンドも「じゃあやってみるか」になる。

つまりは「先駆者」である。

想像だが、小さな街のオーナーからしてみたら、
メシ奢るから、ホテル代ぐらい出してやるからというわけかも知れない。

ブッキングはまことに巧妙で、
そういう小さな街は平日にブッキング、
週末は動員力が見込める大きな街をうまくブッキングしている。

3月15日(金)広東省珠海
3月16日(土)広東省広州
3月17日(日)広東省深圳
3月18-19日:移動日、現地オフ
3月20日(水)広東省东莞

(ブログ記「布衣2019年春のツアー広東省」)
エピソード:ここでライブ前に広東メシ満腹食って終演後に吐く(>_<)
それ以降ライブ前には食わない!!

ライブ終了後にそのまま空港へ三亜まで飛ぶのではなく海口まで飛んで列車移動

3月22日(金)海南省三亚(飛行機移動)
3月23日(土)海南省海口

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー海南省」)

3月24日(日)福建省福州(飛行機移動)
3月25-26日:移動日、現地オフ(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
3月27日(水)福建省厦门

(ブログ記事:「布衣2019年春のツアー福建省」)

3月28日:移動日
3月29日(金) 江西省赣州
3月30日(土)江西省南昌

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー江西省」)

3月31日(日)浙江省温州
4月1日:移動日
4月2日(火)安徽省黄山

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー浙江省と安徽省黄山」)

4月3日:移動日
4月4日(木)浙江省杭州(ブログ記事はこの中に)
4月5日(金)上海

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー上海」)

4月6日(土)江蘇省无锡
4月7日(日)江蘇省苏州

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー江蘇省」)

4月8日:移動日

4月9日(火)安徽省銅陵
4月10日(水)安徽省芜湖
4月11日:移動日(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
4月12日(金)安徽省安庆
4月13日(土)安徽省合肥
4月14日(日)安徽省六安
4月15-16日:移動日、現地オフ
4月17日 安徽省淮南

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー安徽省」)

4月18日:移動日
4月19日(金)河南省开封
4月20日(土)河南省新乡
4月21日(日)河南省安阳

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河南省」)

4月22-23日:移動日、現地オフ
4月24日(水)山东省临沂
4月25日:移動日(私はビザの申請のために北京にとんぼ返り)
4月26日(金)山东省青岛
4月27日(土)山东省济南
4月28日(日)山东省淄博

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー山東省」)

4月29-5月2日:移動日、現地オフ
5月3日(金)黑龙江省哈尔滨

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー黒竜江省ハルビン」)

5月4日(土)辽宁省沈阳
5月5日 吉林 长春

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー遼寧省「瀋陽」と吉林省「長春」」)

5月6-7日:移動日、現地オフ
5月8日(水)河北省沧州

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河北省「沧州」」)

5月7日:移動日
5月10日(金)河南省郑州
5月11日(土)天津
5月12日(日)辽宁省大连

(ブログ記事「布衣2019年春のツアー河南省「鄭州」、天津、遼寧省「大連」」)


いや〜非常にうまく組まれている・・・
飛行機移動は海南島に渡る2本だけで、あとは全部列車移動!!

ちなみに海南島には橋とかトンネルで大陸と繋がってるわけではなく、
列車移動だとそのまま列車がフェリーに積み込まれて渡るらしい!(◎_◎;)

乗ってみたいのう・・・
(と言ったらアホかと言われた(笑)列車に缶詰で蒸し暑いらしい)


さてこのように上手いことツアーを組んでるので、9人の大所帯で廻っても何とか赤字にならずに廻れているのであろう。

中国のツアーと日本のツアーの相違点!!

中国の不利な部分、それはチケット代が圧倒的に安いこと(>_<)
日本だと5千円や6千円もザラだが、中国では200元(3千円ほど)もしたら学生にはもう手が出ないだろう・・・

布衣のチケット代は100元(1500円)前後。
この収入だけで全ての経費を賄い、
政府への楽曲の申請(なんと有料!(◎_◎;))や、Webでの宣伝費なども支払わねばならない・・・

でも中国のよいところは、交通費が圧倒的に安い!!

高速鉄道はだいたい1分乗ってる距離だと1元ぐらいの目処だと言われているが、
東京大阪が2時間だとすると中国だと120元(2000円)!(◎_◎;)

中国の高速鉄道は時速300km以上出るので厳密に正しくはないが、
1万円以上する日本の新幹線よりは格段と安いことに間違いはなかろう・・・

あとホテル代。
日本は「おひとり様おいくら」という世界でも珍しい料金設定で、
中国や諸外国のように「ひと部屋いくら」ではない。

私は「敬老精神」でひとり部屋を取ってもらってるが、
他のスタッフ、メンバーは全員ツイン部屋。
つまり9人いても部屋数は5部屋ですむ。

そしてホテル代が田舎に行けば絶対的に安い!!
ひと部屋2000円程度のもあった!(◎_◎;)


私的にはホテルが会場のすぐ近くにあるというのは非常に助かる!!

まず移動は、乗り打ちの場合、朝早く出発して昼ごろ着くように乗車券をブッキングしているようだ・・・

着いてメシ!!その後に昼寝!!(笑)

いやいや、この「シエスタ」っつうのが非常に助かるのだよ!!

その後、いつもだいたい3時頃からスタッフが会場入りするのだが、
私はドラムのチューニングがあるので一緒に入る。

4時頃メンバーがやって来て、
サウンドチェックはもう毎日やってる曲だから決まった2曲しかやらん。

5時にはホテルに戻ってまたごろごろ・・・これがいいのよ!!
中国のライブは(ってアメリカもそうで日本が早すぎる)だいたい8時半頃始まるので、
疲れている時とかはまたここで仮眠!!

長い列車移動も、iPadで映画を何本か見てればいいし、
飛行機と違って自由に立ち上がって車内をうろうろ出来る。

何より、飛行機は欠航という恐ろしい罠が待ち構えているので列車移動の方が確実である。

それもこれも中国の高速鉄道網が今ではこんなに網の目のように張り巡らされているから出来ることである。

中国高速鉄道網

春のツアーは南の方から東北の方まで廻ったわけだが、
秋のツアーでは今度は内陸部の西北を廻る・・・

移動距離がハンパないのよね〜地球半周以上するかも〜(笑)

今回の移動Map!!(直線距離で書いてるけど実際は色んな乗り換えで移動した)

BuYiTourMap2019Spring.jpg

日本の大きさと比べたらこんな感じ〜

Posted by ファンキー末吉 at:06:28 | 固定リンク

2019年5月13日

布衣2019年春のツアー河南省「鄭州」、天津、遼寧省「大連」

最後のこの3連チャン、移動が大変やったぁ・・・(>_<)

まあ前の日が移動日やったんでよかったけど、
河北省「沧州」から河南省「鄭州」までって高速鉄道で5時間(>_<)

5時間いうたら東京から博多か・・・まあ慣れたな(笑)


鄭州の小屋は歴代一番暑い小屋で、
こんなに広くて天井も高いのに何故か暑い(>_<)

まあ客がこんだけ入ってこんだけ盛り上がってるからやと思うけど、
もう朦朧としてドラムソロ!!

もうね、最近では汗だくでステージ降りてビール飲んだりしないのよ。
ほんま脱水状態で死ぬかも知れんからな(笑)

まずは水とか飲んだり、
飛び出しでホテル帰ってゆっくりお茶飲んだり(笑)

ついでにUSB洗濯機で洗濯しつつメシ食いに行ってからビールを飲む!!

ところがこの日は思わず冷えたビールもらって速攻で飲んだもんな・・・
身体に悪いことは気持ちがいい!!(笑)


さて次の日は天津までの乗り打ち!!
これも4時間(>_<)

5時間いうたら東京から広島か・・・まあ慣れたな(笑)

ここの小屋はライブハウスというにはデカすぎる会場・・・
酸素もたっぷりあるしこりゃ冷静なドラムソロが叩けるなと思ったら・・・


そして次の日はまた遼寧省大連まで5時間かけて移動して乗り打ち(>_<)

5時間いうたら東京から・・・もうええわ!!(笑)

さてこの日はツアー最終日ということで気合十分ではありますが、
いかんせんやっぱ暑い(>_<)

というわけで毎回毎回ドラムソロ2回!!
多い時にはギターの弦が切れて張り替えてる時に叩いて3回!!

いや〜ようやった!!

友人がFacebookに
「毎日飲んで食って移動して、楽しく叩ける心と身体が凄すぎる」
と書き込んでいたが、ホンマやなぁと思う・・・

特に「心」っつうのが大切やな!!
邪心なく素直に「楽しめる」ように心を持ってゆくのはやっぱ「精神力」やと思う・・・

単に楽しいけど(笑)

ドラムソロも、もっと色んなフレーズも持ってるんやけど、
やっぱこの状況で一番盛り上がるフレーズって必然的に決まってしまうのよね・・・

例えばポリリズムを入れたら客が手拍子出来なくなる。
ピアニシモ入れたら客に緊張感が生まれる。

等々・・・

でも「どうしようかな」とか悩まずに、
別のフレーズが出て来たらそれも叩いたりするけど、
とりあえずドラムソロも「曲」と同じ!!

ギタリストの「決めフレーズのギターソロ」と同じですな・・・


面白かったのが、LaoWuがライブ終わった瞬間にいきなり元気になったこと。
辛かったのか?!辛かったのだな!!(笑)

みんなで打ち上げ!!

この後スタッフのヤオヤオ君が私の部屋に来て悩み相談・・・
ツアーあるある!!(笑)

結局3時まで悩み聞いてあげて5時起きで帰国!!

長いようであっという間だったようなツアーでした〜

Posted by ファンキー末吉 at:20:17 | 固定リンク

2019年5月 9日

布衣2019年春のツアー河北省「沧州」

遼寧省「瀋陽」から高速鉄道で8時間かけて河北省「沧州(CangZhou)」に継いたら・・・

また同行取材が始まるのね・・・(>_<)

「監督は今日はとことんFunkyさんと飲むつもりで来てますから」
とスタッフのヤオヤオ君・・・

(>_<)

いいでしょ!!なんぼでも喋ってあげましょう!!
・・・というわけでライブハウスの片隅に陣取ってカメラの前で大いに語り始めた!!

あんたね、飲ませて中国ロック語らせたら長いでぇ〜(笑)

3時間かけて、高校の頃から爆風デビュー前、Jazzへの想いから中国ロックとの出会い、BEYONDとの出会いから黄家駒との別れ、WINGの婚約者の死まで語ってたら、
語ってる私がというより聞いてるみんなが疲れ果てて終了!!(>_<)

「もう帰りますか・・・」になった頃、監督が、
「許魏(XuWei)」のことを聞いて来るので、またひとしきり語る(笑)

いやね、語らせてくれると言うからこのドキュメンタリー受けたのよ。
覚悟しときや〜まだ布衣も出て来てないし北朝鮮にも行ってないからまだまだ半分も終わってないよ〜(笑)

次の日起きたら喋り過ぎでむっちゃ腹が減ってたので河北省なのに蘭州ラーメン!!


さてライブ!!
今までは遠慮がちに遠くからカメラを回していたのだけれども、
もう今回から遠慮なくかぶり付きで回される(>_<)

苦手なのよねぇ・・・気が散って仕方がない(涙)

昔Runnerの物語の特番かなんかでドラムの横に密着されてた時があるんだけど、カメラマンに、
「ずーっとカメラ意識してましたよね」
と言われた(>_<)

意識してるっつうか気になるのよ〜(涙)

しかしドラムソロになると修羅場なのでそれどころではない!!


ライブ終わって打ち上げでもずーっとカメラが回る(>_<)

カメラ回してないで食えよ〜!!
沧州(CangZhou)名物「麻辣火锅鸡」!!

いやー鶏肉のぶつ切りをラー油と山椒たっぷりで煮込んだ劇から鍋!!
黒酢とニンニクのタレをつけて食べると絶品!!

肉が足りなくなると鍋で持って来てそのまま追加!!

野菜とかジャガイモとかも入れたりしますが、

やっぱり汁が絡むもちもちとした「宽粉(KuanFen)」が相性ばっちし!!

「饼(Bing)」と言われるふわふわしてないパンみたいのも定番だが・・・

これ食うと腹の中で膨れてすぐに満腹になるのよ〜(>_<)

締めにインスタントラーメンを入れて店を後にした・・・

明日は最後の移動日!!5時間かけて高速鉄道で河南省鄭州へ移動して、
あと3本でツアーも終わり!!

長いようで短かったなぁ・・・

最終日の大連終わったら次の日の朝イチで日本に帰ります〜
カメラ3台引き連れて(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:08:27 | 固定リンク

2019年5月 8日

布衣2019年春のツアー遼寧省「瀋陽」と吉林省「長春」

小屋がうまく取れなかったのだろう、ハルビンから吉林省を素通りして遼寧省瀋陽まで行ってからまた吉林省長春に戻るスケジュール・・・

まあ東京から新幹線で広島まで行ってから大阪に戻るようなもんか(笑)

瀋陽はもう夏の気候〜\(^o^)/

もうね、もうね、寒いところはヤなの〜
暖かいところがいいのよ〜!!(涙)(涙)

2階席を楽屋代わりにしてオープニングアクトの四暗刻を見てたら、
何と最前列にロックな子供がっ!!(◎_◎;)

お父さんの肩車で頭振るだけじゃなく、最前列で大人に混じって頭振る!(◎_◎;)

そしてこの映像の後半にも出て来るように、
この小屋ではダイブ失敗が続出!!(笑)

・・・というのも、ステージと客席との間にちょっと隙間があって、
ダイブするためには本当は思いっきり客席の遠くに向かってジャンプ、すかさず身体をひねって上向きにという技術が必要。

こんなん・・・

ところがそれをしないもんだから、
ステージの上に客席に向かって後ろ向けに立ってそのまま倒れても、最前列の何人かだけしか受け取れないから沈没(笑)

それを見ながら大笑いしながらドラム叩いたり、
また、布衣の代表曲「羊肉麺」という曲では最前列の女性が号泣!(◎_◎;)

母を思い出したのか?!故郷を思い出したのか?!・・・
こちらもついもらい泣きしながらドラムを叩く(涙)

また彼らのヒット曲、「我爱你亲爱的姑娘」では、
サプライズで客席にてプロポーズ!!

いや、これ泣くで・・・

こちらも思わずもらい泣き・・・と思ったらその二人の周りを電車ごっこ!(◎_◎;)

いやね、これ日本では何て言うの?モッシュ?
アップテンポの曲でやるんやったらまだしもこの曲バラードやし・・・(>_<)

もうね、泣くどころか大笑い・・・(笑)

ドラムソロ!!

「今日のドラムソロは凄かったねぇ」と四暗刻もみんな言ってたけど、
別にいつもと変わらんぞ・・・

・・・と思ったらアンコールでは見事にPAが落ちとる!(◎_◎;)

復帰してからのハウリングとセッションしとるような感じになっとるぞ(笑)

まあね、ドラムソロって所詮は
「ドラムを使ってオーラを伝える」
だけのもんやからな・・・(ワシの場合)

まあここまで来ると聞こえてようが聞こえてまいが同じやな(笑)


終了後は隣街の鞍山に住む五星旗2代目二胡奏者ヤンヤンが見に来たので一緒に酒を飲む〜

いや〜相変わらずアホですなぁ・・・(笑)


二日酔いにて長春へ〜
長春は寒かった・・・(>_<)

ドラムソロ!!


終了後は、オーナーの招待でみんなで山奥に行って泊まると言う・・・!(◎_◎;)

いや、困るのよねぇ・・・汗みどろのステージ衣装も選択せないかんし、
(ほっとくと腐ってどうしようもなくなる・・・)
そもそも今でさえ相当寒いのに山奥行ったら絶対にもっと寒いし〜(涙)

やっぱり・・・(>_<)

住居を用意してくれているのだが、こんな感じ・・・

これ、床はオンドルで暖かいんやけど室温は外気とそんなに変わらんのよね・・・(涙)

それでも頑張って厚着のまま寝て、朝起きたらまあ何と素敵なところ・・・!(◎_◎;)

太陽も照って来たので羊の丸焼きが焼けるまで日向ぼっこ・・・

焼けた〜\(^o^)/

部位によって味が違うのでビールとワインを飲み分けます!!

イェイ!!

素敵な昼食でした〜

Posted by ファンキー末吉 at:09:36 | 固定リンク

2019年5月 6日

布衣2019年春のツアー黒竜江省ハルビン

前回はちょうどツアー中に母が亡くなり、ハルビンへは日本から当日直行で駆け付けたのだが、今回はちゃんと移動日でハルビンには前日に着いたので、珍しく「観光」なるものをしてみようと街へ繰り出した。

元ロシアの彩りが濃い「中央大街」!!

1924年に建設されたと言われる花崗岩で敷き詰められた道に何とウサギが!(◎_◎;)

野良か?・・・んなことはあるまい!!・・・食われないことを願うぞ(笑)

ロシア料理店も多く、以前北京のロシア料理店で食った何やらペースト状のものをパンに塗ってウォッカのツマミにする料理を探したが見つからず(>_<)

一行は諦めてバーストリートとやらに向かった・・・

ロシア風の(行ったことないからわからんが)地下に入ってゆくアンダーグラウンドなバーで生バンドが演奏してたので入って行った・・・

一番前のお姉ちゃん、バンド撮らずにワシを撮ってるやん(笑)
・・・と思ったら隣のテーブルのお兄ちゃんにも写真をねだられる・・・

私は決して「街を歩いてた振り返られる有名人」ではないが、
ここ中国の北の端の街でさえロックを愛する人たちには知られてるんだなとびっくり!(◎_◎;)

そのうちバンドも気づいて、ドラマーが緊張し始める(笑)

いやいや、緊張せんでよろし!!
ちょっと「伝説」が尾ひれが付いて盛られてここにまで伝わってるだけやし〜(笑)

「Funkyさん、ちょっとドラム叩いて行きますか?」
スタッフにそう言われるが、この日はちょっと断った。

バンドもいいバンドだったしプレイも上手かったのだけれども、
基本は中国ロックのコピーバンドで、私がステージに上がって許魏(Xu Wei)の曲なんか叩いたとしても(Funky末吉の名前が伝説化したのは、許魏(Xu Wei)の伝説のライブ映像によるものが大きい)、バンドも客も大喜びするだろうけど、私自身バックバンドみたいでそんなに楽しいセッションでもない気がする・・・

ドラムソロくれたら叩くけどな・・・(笑)

まあJazzなら叩くな・・・などと考えながら、
「昔は必ず叩いてたなぁ・・・」
などと回想した。

中野に
「末吉がセッションとか好きなのは俺がカラオケに行くのと同じだね?」
と言われたのだが、全く違う(笑)

きっと日本にいる時には「自分は腕のいいドラマーなんだ」ということを何とか人に伝えたい!!・・・そんな気持ちが大きかったのだと思う。

つまりは「そのように評価されてなかった」という気持ちが大きかったので、それが自分をセッションに駆り立てていたのだろう。

だからJazzとか高度なセッションの方がありがたい。
ソロとか与えられれば、その場にいる全員がぶったまげるようなことが出来るぞ・・・みたいな「自己顕示欲」が旺盛だったのだろう。

中国に来てからは「正当に評価されてる」と思うので、
そんなにガツガツとセッションに飛び込んでゆく必要もない。

ただ、とてつもなく高度な演奏技術を必要とされるジャンルなら、
世界の中で誰かがそれを叩いているわけだから、
「俺に叩けないわけがない」
とばかり「挑戦欲求」がむくむくと湧いて来るのだが、
酔っ払ってドラム叩いてもろくなことないからなぁ・・・(笑)

まあこの日はバンドのみんなに頼まれてステージで記念撮影して宿に帰った。
素敵なバンドだったし素敵な夜だった・・・

バンドのボーカリストが
「あんたのドラム見たことあるよ」
と言ってたので、どうせ許魏(Xu Wei)のライブ映像だろうと思ってたら
「布衣のライブだよ」
と言った。

そうかぁ・・・去年のライブには彼も来てたのか・・・

私たちバンドは場所は変わっても毎日同じ演奏をしている。
でもこの街、特にこんな北の外れの街に住んでるロックファンは、
この街のライブハウスでだけ私の演奏を聞く。

バンドは「今日はイマイチだったけど明日頑張ろう」とか思うけど、
この街の人達にとってみたら、
「今日のライブは今日だけ」
なのだ・・・

ってなこと思いながらドラムソロ!!

いや〜このライブで一番面白かったのは、
どんなライブでも中国ではよく客が客席にダイブするのだが、
ひとりの巨漢がやっとのことステージに上がって、
「今からダイブするぞ!!みんなよろしくね」
という態度で客席を煽った時の、客の
「やめてくれ〜」
という表情!!(笑)

まあ怪我人もなく無事にライブが終わりました〜

ダイブやモッシュや危険だからやめようね〜(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:12:36 | 固定リンク

2019年5月 1日

長春の北朝鮮レストラン?

5月1日は労働節なので中国でもゴールデンウィーク。
この時期にはイベントのオファーが入りやすいので敢えてスケジュールを入れないようにしているらしい・・・

ところが今年は入らなかった・・・というわけでぼっこりスケジュールが空いている・・・

普段だったら去年のように南の島にでも飛んで行きたいところなのだが、
今回はツアーの途中にビザのために4回も北京に往復してるので、もうええわ(>_<)

・・・というわけでみんなと一緒に現地オフしてみよう、
と団体行動の出来ない私にしてみたら珍しい選択をしてしまった・・・

山東省淄博(ZiBo)というところから黒竜江省ハルビン、
もうロシアの国境まで行く勢いの移動である。

ところが淄博(ZiBo)で一泊現地オフを過ごした後には、
ハルビンまで行かずに途中の吉林省長春まで!(◎_◎;)

きっとホテル代が安いとか、あとここまでで既に高速鉄道8時間(>_<)
ちょっと移動を軽減する意味もあるのだろう・・・


ホテルでぐっすり寝て移動の疲れを癒やし、
翌日見てみると近所に北朝鮮レストランが!!!(◎_◎;)

さすがは北朝鮮と国境を接する中国東北地方吉林省!!

北朝鮮は完全なる社会主義国なのでレストランと言えど企業は全て国有!!
だから入り口にでかでかと国旗が飾られているのね・・・

この佇まい、センスはまさに北京とかでも見る北朝鮮レストラン!!
しかし気になるのは、その隣に韓国料理屋さんらしきレストランが・・・

北朝鮮にしてはセンスが違い過ぎるやろ・・・
特に入り口の中にあるIZAKAYAの表示!(◎_◎;)

これはまさしく韓国の・・・
しかしいくら中国でも韓国料理の店と北朝鮮レストランとが隣り合わせなんて・・・
さすが北朝鮮人と韓国人と朝鮮族中国人が暮らす中国東北地方!!

・・・と思ったら中で繋がってた(笑)

なるほどね、2軒とも北朝鮮経営なのね・・・(ほっ)
それにしても北朝鮮もだんだん近代化して来てるのね、と勝手に解釈・・・

座って両国旗に挟まれて食事!!

いや〜荘厳な気がします(笑)

冷麺は平壌風というよりは延辺風・・・

お通しで出て来たスケソウダラ!!
懐かしい!!

その時の話はこちら

ただ平壌では何も頼まなくてもワサビ醤油が出て来て、そのコンビネーションが抜群だったのだがここでは出て来ない・・・

しゃーないのでワサビ醤油を頼んでそれにつけて食べてみる・・・

鼻にツーン!!!中国のワサビやった(涙)
中国のんは化学的に作ったワサビオイル配合なんでむっちゃ辛いのよ〜(号泣)

・・・っつうことは平壌のワサビは日本製?
在日から仕入れてたんかのう・・・

ビールは南北首脳会談が開かれてから韓国でも人気となった大同江(テドンガン)ビールでもあればよかったのだが、延辺のビールしかないと言うのでそれを頼んでみたが・・・

ちょびっとハングル文字!!(◎_◎;)

でも延辺のビール(>_<)

その他料理もいろいろ頼んでみた・・・

ちょっと中華っぽい・・・

どんどん中華っぽい・・・

頼む時に「プルコギ」とか「チャプチェ」とか言って頼んだのだが、
それを聞いてうちのスタッフのヤオヤオ君、
「Funky桑、会说韩语吗?」

おいおい、「韓国語喋れるの?」ってあーた!!
ここで言うなら「韩语(韓国語)」ではなく「朝鮮語」!!
更には北朝鮮では韓国という国を認めてないからな、「南朝鮮」と言わないかん。
ついでに「北朝鮮」もいかんよ。「朝鮮」もしくは「共和国」ね!!

と少々のお説教をした後に運ばれて来たこの料理・・・

「拉麺」と言って頼んだらしいが、どう見てもインスタントラーメン!!
しかもどうやら韓国の有名インスタントラーメンである「辛ラーメン」のようだ・・・

そして驚くべきことに、美人ウェイトレス(国に選ばれて外国に派遣されるのだから必ず美人である)が確かに、確かにこの料理を運んで来た時に「韩式拉面(韓国式ラーメン)」と言ったのだ!(◎_◎;)

北朝鮮でももうぼちぼち市民市場が公認され、資本経済が始まりつつあると言うが、
外国に派遣されている労働者のイデオロギー教育はここまで変わって来ているのか・・・

もう何に驚いたと言ってこれに一番驚いた・・・

ちゃんと北朝鮮レストランらしくステージもある!!

ショーは何時からか聞いたら6時半からと言う・・・
また夜来るか!!!


・・・と、その後の地元の人の情報・・・
「あそこは従業員は北朝鮮人じゃないよ。みんな朝鮮族中国人だよ」

!(◎_◎;)

いや!!いくら地元の人でもそれは違う!!

悪いけどね、いくら地元の人でも北朝鮮のことを全くわかってない!!
日本で一番北朝鮮に詳しいミュージシャン(笑)の言うことを聞きなさい!!

だいたいね、今は賃金もどんどん高くなって中国から外国の工場や会社がどんどん撤退している昨今、いくら東北地方とはいえ、そんな高い労働力を雇うわけはない!!
北朝鮮から人間を連れて来たら、あそこはまだまだほぼ完全社会主義経済、賃金が要らないのだよ!!

日本料理屋に中国人ウェイトレスがいるのとは訳が違う、
タダ同然で使える労働力があるのにどうしてわざわざバカ高い中国人従業員を雇わなければならない!!


・・・しかし何やら悶々とする・・・

このレストランの名前「真紅朝鮮館」このセンスもちょっと変だ・・・
領収書をもらう時に発覚したこの店の昔の名前であろう「真红狗肉馆」、
つまり「犬肉の店」??・・・

ミュージシャンの中でもファッションリーダーと自負する(笑)私に言わせて貰えば、北朝鮮のセンスは「カッコいい」!!
西側の人間が見て「ダサい」と言われるものが全て裏返って「カッコいい」というレベルにまで来ているのが北朝鮮である!!(キッパリ)

北京にある何軒かの北朝鮮レストランには何度か行ったことがあるが、
「海棠花」とか「玉流館」(これは平壌にある冷麺の有名店の支店)とか、
名前からして「キレイ」である。

「狗肉馆」はちょっと違うのでは・・・

あと、南北首脳会談から韓国で爆発的人気らしい「平壌冷麺」、
これを売り出さないというのにも少し頭をかしげざるを得ない・・・

そこで発見!!動かぬ証拠!!!

従業員募集(>_<)・・・北朝鮮は従業員は募集せん!!(涙)

これきっと昔北朝鮮レストランだったのを買い取って、
右側を北朝鮮風、左側を韓国風に「テーマパーク」的にした「概念菜馆」、
つまり「コンセプト料理屋さん」なのではないか・・・


あーあ、ちょっと期待して損した(>_<)
北朝鮮レストラン行けばひょっとしてロックの教え子達が派遣されてて偶然会えるかな、とかつい思っちゃうのよ・・・

また久しぶりに本場の平壌冷麺も食いたいな・・・
また彼女たちと会いたいな・・・

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2019年4月22日

布衣2019年春のツアー河南省

前回爽子(Shuangzi)のツアーでお世話になったLuanShuのお友達
実は隣町の開封(KaiFeng)という街の人だったようで・・・

前回のツアーの時も「開封には来ないのか」とウルサイ(>_<)

そんなこともあってのこと(?)なのか今回初めて開封でのライブが実現した。
安徽省淮南から河南省開封への移動日は朝から「何時に着くんだ」とウルサイ(>_<)

わざわざ駅まで迎えに来てくれた・・・

前回の鄭州でのメッセージグループに着いた旨を投稿したら、
「アニキは日本の東京から中国の東京に来たんだよ」
という書き込み・・・???どういう意味???

聞けばここ開封は宋の都、昔は「東京」と呼ばれていたらしい!(◎_◎;)

北京と南京は知ってたが、東京もあったのね!(◎_◎;)
ちなみに西安は西京と呼ばれていたらしい・・・

ライブハウスは河南大学の近くにあるらしく、
大学の周りは屋台で埋め尽くされていていい感じの街・・・

「屋台は開封の文化だよ」
と説明されたが、北京も上海も、大都市からはどんどんなくなっているこの風景・・・

その日ご馳走してくれた料理で一番美味かったのがこの鯉!!

鯉は小骨が多いので揚げてから調理をするが、
酢豚のタレを絡ませるのはよく見るが、この醤油ダレが絶品であった・・・

まあこの日は食い終わってからゆっくり寝かせてもらって、
翌朝ちょっと街をぶらぶらしたら何と喫茶店が!!(◎_◎;)

さすが学生街・・・サンドイッチのモーニングがあるというので頼んでみた。

洋風ではあるが味は中華(笑)


さて夜のライブも学生だらけで大盛り上がり!!

これこれ、ダイブは危険だからやめなはれ!!

全く予定されてないところでドラムソロを振られるので何かと思ってたらLaoWuのギターの弦が切れたのね!(◎_◎;)

さて何をやるか・・・次の曲バラードなんですけど(>_<)
何をやろうか考えながらソロを叩いてたけど、やっぱプロレス技に(笑)

しゃーないなぁ〜・・・

右手ー左手ー右足の3連が終わっても戻って来んから左足も加えて4連!!まだ戻って来ん!!(◎_◎;)
日本では弦が切れることを想定して色々準備するけどこちらでは弦は切れん前提やからなぁ・・・
しゃーないなぁ〜・・・5連まで行った時にやっと出て来た・・・

リズムソロ!!

ちなみにステージが狭くてドラムを真ん中に置けないのでこのように端っこに追いやられています(笑)

終了後は店にあった「不接受批评啤酒」!!
つまり「批判は受け付けませんビール」!!(笑)


その後は待ち構えていた「お友達」と食事!!

地元開封からひとり、お隣鄭州からひとり、LuanShuから紹介された人がとても熱烈な件について・・・(>_<) しゃーないなぁ〜・・・ワシだけでも付き合わないかんやないの〜これが中国!! でもLaoWuは小屋のオーナーんとこ行って他のスタッフは駆けつけてくれて助かった〜\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

鶏肉が絶品でした〜

シメは名物の胡辣汤(HuLaTang)!!
酸辣汤(スワンラータン)の酸っぱくないやつです!!

焼肉マンも名物だとか・・・


次の日の新郷(XinXiang)は去年も来たアンダーグラウンドなライブハウス!!
客が熱狂的なのよ〜!(◎_◎;)

当然ながら暑いのよ〜(涙)・・・
朦朧としながらドラムソロ!!

サイン即売会も終わって放心してたら、
「メシはどうするか?」と・・・

「ホテルに出前頼んで食おうか・・・」
となってたけど、それでは酒の選択肢がビールしかない。

「それならここに出前しよう!!」
ということになって打ち上げ!!

店で飲むといいのは酒が何でもあること!!

まずはワインを頼む!!

中国ではだいたい店のオーナーが酒を奢ってくれます。レストランで飲むとビールの後は白酒しかない環境から店で飲むと何でもあるから助かるのです!!今日はワイン!!その後カクテルをご馳走になる所存でございます。 ツアーメンバー9人もいて酒が飲めるのこのベーシストだけ(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

そしてカクテル!!

さすがB52の連続イッキは効きますなぁ・・・
千鳥足で帰って上着を忘れてまたスタッフに迷惑をかける(>_<)


ちょっと酒も残りつつ次の街「安陽(AnYang)」

ここは前回来た時にも思い出深かったのだけれども、
地元のバンドが手作りで作ったライブハウス!!

(その時の話〜http://www.funkyblog.jp/2018/05/post_1250.html

ライブハウスは潰れておらずにまだあった〜!!\(^o^)/

ドラムセットは台湾製のMapex!!

シンバルが得体の知れないメーカー(笑)

せっかくなのでそのまま叩かせて頂いた・・・

ところで、この3本の河南省と、来月にある省都の鄭州には河南省の若いバンドがOAとして同行していて、若いドラマーにステージの上からワシのドラムを見るようにと指示していた。

勉強になったかのう・・・ドラムソロ!!

まあ気合いだけでも伝われば(笑)


さてそのまま打ち上げに行くのだけれども、
このライブハウスのオーナーでもある地元のバンド、
前回来た時は火鍋屋を経営してたのだけれども、
それが潰れて飲み屋になったと聞いていたのだけれども・・・

何と立派な居酒屋!!

去年はこんな看板を出して店を休んでライブに来てたのだけれども、
今年も!!!(◎_◎;)

料理を作ってくれるのは二人のドラマー!!


給仕は刺青だらけのベーシスト!!

いや〜かっこいい!!(涙)
ほんま、みんなかっこよくって涙が出て来た・・・

世界で一番ロックな居酒屋!!
次に来た時も潰れずにいて欲しい・・・






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2019年4月19日

布衣2019年春のツアー半ば過ぎ

3月15日から始まった布衣春のツアー、
気がつけば全36本のうちもう22本が終わっている!(◎_◎;)

BuYi2019SpringTour1.jpg
BuYi2019SpringTour3.jpg

まあ別に「もういくつ寝るとおうちに帰れる」とか指折り待ってるわけでもなく(笑)、ドラム叩いて美味いもん食って酒飲んでたらいつも間にやら半分過ぎてたわけである・・・

先日スタッフのヤオヤオがこんなこと言ってた。
「おうち帰りたくないよ〜毎日ツアーだったらいいのに・・・」

ワシもよく言ってたな、この言葉(笑)

思えば「外国で暮らす」というのも夢だった。
当時は今と違ってアジア諸国なんて知りもしなかったから「アメリカ」しか選択肢がなかったが・・・
広い広い大陸をくまなくツアーして廻る・・・これ昔の夢・・・

今やっとるやん!!(◎_◎;)・・・中国大陸やけど(笑)

そもそも私の夢なんか簡単なものだ・・・
「毎日ドラム叩いて生活したい」

・・・出来てるやん!!(笑)

まあここに「アメリカで」とか、「自家用飛行機で」とか、そんな条件をつけてたとしたら、まあこれから残りの人生どんだけ頑張ったって無理やろうなぁ・・・
(と言いつつX.Y.Z.→Aではそれをやりたいとまだ思っているが)


夢に条件をつける人が意外と多い。
「ああなってこうなって自分はこうなるんだ」

そりゃ確率的になかなか難しいで(笑)

「僕は(私は)大スターになるんです!!」
そう言ってる奴らほど
「ああなってこうなって自分はこうなる」
と、実は気づかぬうちに色々と「条件」をつけている人が多いようだ。

私はカンボジアの孤児たちを大スターにしたいと思っている。

でもそのためにやろうとしていることは、
彼らのCDを作って、彼らが結婚式とかで演奏した時にそれを売って少しでも収入にすること・・・

つまり「スターになるという夢」は、そのCD売って100円のその先にあるのだ。

だいたい「スターになる」とか言ってる人は、その100円をすっ飛ばして考えている人が多い。
「僕は(私は)スターになるためなら何だってします!!」
と言ってる人ほど、あーだこーだ条件をつけて何にもやらないものだ。


まあ「夢」というものも年代によって変わる。
ちなみに私の小さい頃の夢は数学の先生かコンピューター技師だった。
(理由は、商売人の家庭で育ったのでサラリーマンのように定時で帰って来る家庭を築きたかった(笑))

その次に前述の「毎日ドラム叩いて暮らしたい」とか「外国で暮らしたい」とか出て来るわけだが、それに付随して「自分名義のレコードを出すこと」とか「ドラムメーカーのカタログに載ること」とか出ては来るが、それは単に「付随している」だけのもので、そんなものの向こうに今があるわけではない。

別にそんなものがなくたって、毎日ドラムを叩いて外国で暮らせてたらやっぱ幸せだっただろう。

そんなものが今の「夢」に不可欠であったわけでもない。
何せこの中国では、私は「爆風スランプの人間だから凄い」わけでもなく(中国では爆風スランプなんか誰も知らない。知っててもそれは逆に「Funkyさんの昔のバンド」ぐらいの認識である)、Pearlのモニターだから凄いわけでもない。

「Funkyという凄いドラマーがいるらしい」というのは、ほぼ私の中国でのキャリアだけで作り上げたものである。


「紅白歌合戦に出ることが夢なんです」という歌手と会ったことがある。

「難しいやろなぁ・・・」
それぐらいしか答えられなかった(笑)

これも「受け皿」(というか「出口」)が非常に小さな夢である。
別に紅白出んでも一生楽しく歌を歌い続けられたらええんとちゃうん(>_<)

私は2度ほど出場させてもらったが、別にそれが私の「夢」だったわけでもなく、
また、それが今の生活に少しでも役に立っているわけでもない。

思えば高校の頃また恩師に呼び出されて説教された時、
ふと口から飛び出した言葉は、「僕は音楽やってテレビに出るんです!!」でもなかった。

「僕は大阪行ってブルースをやりたいんです」

毎日毎日箱バンで、人生の悲しみを抱えながらブルースを演奏する・・・
つまりは「毎日ドラムを叩いて生活してゆきたい」である。

まあ「ブルース」がロックに変わってはいるけれどもあまり気にならない(笑)

逆にそれが気になる人というのは非常に夢を叶えるのは困難なような気がする・・・


でも私の収入というものを考えてみると、それは決してドラムだけによるものだけではない。

作曲や、アレンジや、プロデュースや、
その他ドラム以外の収入が全くなかったら・・・

ひょっとしてもうドラムでは食えなくて、
今はもう別の仕事をやっていたかも知れない・・・

爆風の頃には取材やらテレビやら「音楽ではない」仕事が多かったのでそれに嫌悪感があったのだろうが、それが「ドラム以外の音楽の仕事」だったら割り合い近いのでそう悩まずにすむ。

「毎日ドラム叩いて生活したい」が「毎日音楽やって生活したい」にちょびっとスライドすればそれでいいのである。

その辺を楽にスライドさせられる人は、
「自分の夢に厳しい条件をつけて絶対に譲れない人」に比べたら容易に「夢」に到達出来る。


まあ思えば私は「ツアー」が好きなのだろう・・・

Wingがどん底の時
「一緒に大陸をツアーして廻ろう」
・・・と鈍行列車でこの大陸を一緒に廻る夢を見た。

許魏(XuWei)のアルバムを録音した後に、
「お前がもし落ちぶれたら俺を呼んでくれ!!中国じゅうを一緒に廻ろう!!」
って・・・どうして落ちぶれなきゃならん!!(笑)

思えばWingは世界ツアーを一緒に廻ってるし、
許魏(XuWei)とは今はちょっと色々あって一緒にいないが、当時はスタジアムツアーを廻っていた。
(決して落ちぶれへんがな!!(笑))

布衣は逆に当時はツアー廻れるほど大きなバンドじゃなかったけど、
今は中国で一番多くツアーを廻るバンドなんだと!!(◎_◎;)

思えば出会った頃LaoWuはこんなにツアー好きやったかなぁ・・・
そりゃ私は酒飲むといつも「バンドはライブしてなんぼ!!ツアー廻ってなんぼやで!!」とは言ってたけど(笑)

影響を受けたのか?受けたのだな!!(笑)


そしてまあこうして彼らがこれだけツアーを廻れて、
まあそこそこ(大都市ではかなりだが)客も入って、
まあそこそこ採算も取れるようになった原因には、
私が彼らに提供した楽曲がいくつかヒットしたというのもある。

ということは、私のドラム以外の「作曲」「プロデュース」といった仕事も、
回り回って今立派に「ドラム叩いて生活してゆく」ためになっていたというわけだ。

逆に言えば私が「ドラム以外はやりません」という人間だったら今はまた違った人生になっていたことだろう・・・

ドラム以外に中国語の勉強もしたぞ!!
喋れんかったらこの国で生きていけんからな(笑)

まあ「生きること」に貪欲だったからこそ、それが全部「夢」に直結したわけだ。

「スターになる!!」とか言ってる人ほど生きることに貪欲でなかったりする・・・
つまりスターになれば全部帳消しなるから、別に生きるために貪欲でなくったっていいと思っているのだ・・・


まあ人生は神様が決めることなので「こうだ」と断言出来るものではないが、
可能性としては生きることに貪欲な人の方が、結果「夢」に対して色々やっていってることになるわけだし、
また「夢」がなるだけフレキシブルな方が、少なくとも条件をガチガチにつけてしまう人よりは「確率論」として実現する可能性は高いのではないかと思えて仕方がない。

けっこう「夢」って叶うぞ!!
その夢にいろいろ条件さえつけなければ・・・

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布衣2019年春のツアー安徽省

4月1日に一度黄山に入ったもののまた浙江省に抜け、
(その辺の話はこちら
上海江蘇省と廻って、ここからが本格的に安徽省のツアー!!

安徽省はいつも長いのよねぇ・・・

思うに、昔は一番貧しかった安徽省が、今は経済発展目覚ましく、
それゆえお金持ちも多くライブハウスもどんどん出来て来ているからではないかと思う・・・


はてさて、江蘇省蘇州から安徽省銅陵(TongLing)へと移動〜

前回と同じホテルに泊まって、その前のマッサージ屋で働く少数民族と飲む!!

いやね、ずーっと寒かったからやっと「ワシの夏が帰って来た!!」と思ったのよね・・・
そしたらこの後どんどん気温が下がり、次の日は雨になって気温11度(>_<)
まあ中国の春はこんなもんね・・・

でもドラムを叩けば熱気ムンムン(死語)!!

終演後は小屋のオーナーがケーキを用意してくれました〜

まあ誕生日はまだまだ7月なんですけど(笑)

中国では「今年が60歳」と言うと毎日がもうお祝いなんですと・・・
まあこちらは「数え歳」ですからな・・・もう60歳・・・

次は珍しく平日2連チャン!!
初めて来た芜湖(WuHu)という街のライブハウスにはなんとネコがいる!(◎_◎;)

騒音・・・大丈夫なんやろか・・・

ネコを気にせず大音量でドラムソロ!!

そしてその後は私はビザの申請のために北京にとんぼ返り!!

とんぼ返りでドラムソロ!!(別にバク転をしているという意味ではない)

安徽省安慶(AnQing)、この日はそんなに客が多かったわけではないのだけれども、その少ない客にめがけてダイブをする危険なお客さん!(◎_◎;)

いや、危ないからやめなはれって・・・(>_<)

ちなみに日本ではライブで死人が出たことがあってモッシュやダイブは通常は禁止されているのだが、
規制だらけのような中国では逆にこれらは規制されていない。

まあそのうち死人が出ると思います(>_<)


続いて省都である合肥(HeFei)に移動!!
乗り打ちでドラムソロ!!

ツアーも長いので煮詰まらないようにリズムソロでは新しいフレーズもどんどん入れてゆきますが、フリーソロはいつもと同じプロレス技!!(笑)


週末は必ず3連チャンなので、そのまま初めての場所「六安(LiuAn)」に移動、乗り打ち!!

初めての土地ではオーナーがご馳走してくれることが多く、
この日も素敵なホテルに泊まらせて頂いてご馳走してくれました!!

出番前なのでビールは飲まず、ドラムソロ!!

「Funkyさん、今日のドラムの音はむっちゃよかったですねぇ」
とスタッフのヤオヤオ君。
「そうかぁ?一生懸命チューニングしたからなぁ・・・」
と気をよくしていたが、動画を見ると・・・ヤオヤオ君、スマホのマイク部分を手で覆って撮影したね?・・・音がこもっておる(>_<)

アンコールの方はちゃんと撮れていた!!

この日のステージをバーカウンターから食い入るように見ている若い衆がいると思ったら、この店で箱バンをしている地元の若いドラマー。

その後、店に出前を取って打ち上げしてたら色々と聞いて来るので酔いどれドラム教室!!


次の日、その次の日は移動日現地オフなのだが、
きっとオーナーがホテルを取ってくれるからだろう、次の日も六安に滞在して、いいホテルでゆっくり休ませて頂きました〜

その翌日にゆっくりと淮南(HuaiNan)に移動〜
またこちらのオーナーからもいっぱいご馳走になりました〜

この街は去年の春のツアーでは初日だったので記憶によく残っているのだが、
その時はたしか小小屋のドラムセットを叩いた。

ツアー初日のライブハウスを借りてゲネプロ、いやニューアルバムの曲は初めて演奏するのでリハーサル〜(笑) 中国のライブハウスはシンバルを常備してないところが多いので持ち込むならクラッシュ2枚の軽装備、タムも1タムでやりまする!! - Spherical Image - RICOH THETA

ところが今回は地元のパール倶楽部の老師がパールのセットを持って来てくれた!!

張老師、実は20年前に上海で会っているらしい・・・
写真を見せてくれたのだが全然覚えとらん(笑)

さすが30年もこの国で活動していると全国どこに行っても知り合いがおるのう・・・
(ワシは覚えていないのだが・・・(>_<))

ドラムソロ!!

どうやらヤオヤオ君、携帯を手で覆って撮ってたわけではなく、
携帯を横にするとマイクとの接触なのかおかしくなるようだ・・・

パソコンで修正してアップ!!次からは私の携帯で撮ってもらおう・・・

縦にして撮ると大丈夫!!


はい、かくして長かった安徽省のツアーも終わり、いよいよ北上!!河南省へ向かいます〜

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2019年4月14日

布衣2019年春のツアー江蘇省

さて、上海で美女達と共演した後は、またむさ苦しい男どもの御一行で旅が続く・・・

無錫、蘇州は上海からすぐなので移動が楽である。

蘇州から無錫もタクシーで行ける距離で、
蘇州に住む朋友チャッピーさんも駆けつけてくれた。

会場がまた広いのよ・・・

相変わらずおもろい顔してドラム叩いてます(笑)

ドラムソロ!!

フリーソロは真後ろからのアングルで!!

鉄板ネタ(笑)手足完全分離の進軍ラッパフレーズ!!

客席から見たらこんな感じ・・・

そして、その日は偶然にもチャッピーさんのお店「COCORO」が開店1周年記念だったらしく、華を添えに行って来ました〜

ちょっとドラム叩いたらこんなにご祝儀くれた〜\(^o^)/

実は1年前の今日、開店パーティーの時も布衣ツアーで無錫にいたので華を添えに行っていた!(◎_◎;)

縁ですなぁ・・・というわけで、無錫に来たら必ずここに寄るでしょう(笑)


散々ご馳走になってベロンベロンでホテルに帰って二日酔いで隣町蘇州へ移動!!
蘇州は東洋のベニス!!水路がたくさんあって綺麗な街です・・・

ライブハウス!!
水路沿いにあって素敵な空間・・・

でも狭い(>_<)・・・ここに昨日と同じ人数が入るのだ・・・(涙)

こんな感じ・・・

ドラムソロ!!

終了後そのまま蘇州の日本人街へ行って打ち上げ〜!!

週末4連荘終了!!まだまだ元気です(笑)


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2019年4月11日

布衣2019年春のツアー上海

数日前のことである。
取材かなんかでLaoWuが
「上海はスペシャルライブになるからね、民族楽器も何人も入れて・・・」
とか言ってるので、思わず
「何のこと?」
と聞き返してしまった。

ワシはドラマーでもあるけどお前らのプロデューサーやぞ!!
何でワシにひと言も言わん!!
・・・ってか譜面誰が書くのよ!!

「え?言ってなかったっけ?・・・」
(>_<)・・・まあええわ、やる曲言うてや、譜面書くし・・・

「いや、今回は民族奏者が耳コピするから大丈夫」
・・・大丈夫かなぁ・・・(不安)

しばらくしてから「4・5民乐」というチャットグループが作られて、参加する民族楽器奏者と私とが初めて繋がった。

挨拶を交わして、今ライブで使ってる民族楽器単独のプログラム音源も送りつけておく。

そしてこの時点ではこの民族楽器奏者が美人揃いであることも、いや女性であることさえ知らなかったのだが、当日会場に入ってぶったまげた!(◎_◎;)

びわ奏者の韩妍(Han Yan)ちゃん

古筝奏者の关琳(Guan Lin)ちゃん

そして揚琴奏者の易镍泽星(YiNie ZeXing)ちゃん

何なのこれ?!!
その昔アンプラグドのコンサートやった時はおっさんばっかりやったやないかい!!(涙)

それぞれのアー写はこんな感じ・・・


いや、むしろすっぴんで普段着の方が全然可愛いぞ!!

そして気になるのが、会場をうろうろしているもう一人の美女・・・
その正体は後に明らかになる・・・


さて美女に見とれてばかりはいられない。
耳コピで適当に演奏されてて音がぶつかったりしてたら直さねばならないので、普段何も返さないモニターには民族楽器を爆音で返してもらう。

・・・ってか美女たちも自分の音をモニターするのに四苦八苦しているようだ。

ドラムやエレキギターの音と比べて民族楽器の音はとても小さい上に、
琵琶は音程が危ういのをチョーキングなど使って調整しながら弾くし、
古筝も弦を左手で押してチョーキングして弾いたりするので、
自分の音が聞こえないと音程がぐちゃぐちゃになってしまう。

ほぼ毎日ライブをやってるバンドメンバーはもうリハなど数曲しかやらないが、今回は初めてのお手合わせ(美女相手だとイヤらしく聞こえるなぁ・・・笑)なので、一緒にやる(これもイヤらしく聞こえるのはワシの心が汚れているのか・・・笑)曲は全部リハーサルをやらねばならない。

結構ヘトヘトでリハーサルを終えたのだが、本番までの間美女と楽屋で一緒にとなったら疲れも吹っ飛ぶに違いない・・・\(^o^)/

ところが楽屋は全く別(>_<)
彼女たちは彼女たちの楽屋で、ワシらはワシらでむさ苦しい楽屋なのでついでに昨日干せなかった洗濯物などを干す(笑)

その間、彼女たちはメークをし、衣装に着替え、楽屋で写真大会をしていたようだ・・・

はい、ここに第4の美女がいます・・・その正体は打ち上げの時に明らかに・・・


さて本番!!

うむ、やっぱり何より華がある!!

そして彼女たちのプレイ、
革命の楽曲しか聞かずに育った世代とは違い、
あらゆる音楽を聞いて育った彼女たち世代はリズム感もあり音楽的にも柔軟。

来年には民族楽器を入れたセルフカバーアルバムを出して、彼女たちも一緒にツアーを廻ろうという話で盛り上がっている。

楽器のセッティングとモニターがうまく作れる会場だったらそれもいいと思うぞ・・・これマジで。


さて打ち上げ!!

美女と打ち上げなう〜・・・って美女は右後ろに回せば4人現れますが、よくもまあこれだけ個性の違う美女ばっかり集めたと思う・・・ 一番奥の琵琶奏者はアイドル系、2番目の琴奏者はプリプリのキーボード似、隣の揚琴はセクシー系、そして4人目のマネージャーが一番美女と思ってたら実は二胡奏者で4人は幼馴染の同級生!(◎_◎;) この場で民族楽器を加えた布衣ビックバンドが結成!!来年はこれで廻ることに・・・ 楽しくなりそうじゃ・・・(笑) 祝!!コンサート大成功!! - Spherical Image - RICOH THETA

ここで4人目の美女の正体が明かされる・・・
マネージャーと思ったら実は二胡奏者で、
彼女たち4人は幼馴染で同級生だと・・・

というわけで二胡奏者も含めて4人の民族楽器グループと一緒に来年はツアーを廻る・・・かな?

とりあえず12月24日には北京で大きなコンサートがあるらしいので、その時にはこの4人を入れてやってみよう\(^o^)/

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2019年4月10日

布衣2019年春のツアー浙江省と安徽省黄山

さて次の日は江西省南昌から浙江省温州まで行って乗り打ち!!
これが結構遠い(>_<)

着いてすぐセッティング!!

温州の小屋は歴代一番小さな小屋で、
前回来た時にはドラムセットを端っこにセッティングしてたのだが、
今回は無理して(笑)一応真ん中に・・・

でも2台のドラムを寄せ集めてるので色がバラバラ(笑)

色もバラバラならハードウェアもバラバラ・・・
TAMA系のタムフォルダをYAMAHA系のタムに挿す方法を会得!!

見たこともないメーカー・・・

見たこともないヘッド、TOYAMA(笑)

まあどんなドラムでもやることは同じ!!・・・ドラムソロ!!

汗だくで終了!!

実は前回はむっちゃ美味い海鮮をご馳走になったので、
「海鮮!!海鮮!!」
とずーっと言ってたら、オーナーが地元の人しか知らないコアな海鮮レストランに連れて行ってくれた!(◎_◎;)

スタイルはやはり目の前で食材を選んで料理の仕方を指定するシステム。

白ワインも飲んでバタンQ(死語)・・・翌日は安徽省の黄山へと向かふ・・・


黄山のホテルで見つけた米酒!!

中国はビールの後は白酒という他に選択肢のない状況なので、
実はその前の江西省赣州(GanZhou)で米酒を見つけて、こりゃいいなと思ってたのだが、今回黄山のホテルでそれを発見して持ち歩くことに・・・

いや〜アルコール度数8度という強くない酒なんだけど悪酔いする・・・(>_<)

この日は酔いつぶれてゆっくり寝て、次の日のドラムソロ!!

リズムソロはハーフテンポで始めたけど客が「Funky!Funky!」と言い始めたので急遽ノーマルテンポに変更!!
フリーテンポのソロではメンバーが楽屋でアホを真似してます(笑)

終了後はホテルに帰らずにそのまま打ち上げに行くというので会場で待ってたのだけれども、よく考えたら「バー」なのでカクテルがある!!

特製のカクテルを作って頂きました〜

そして打ち上げ!!

打ち上げで出た巨大な天津飯のような料理・・・

実は「お焦げ」でした!(◎_◎;)


次の日は移動日なんだけど、その前にまたオーナーさんがご馳走してれて、
それが何と安徽省の食の博物館!(◎_◎;)

その中にある高級レストラン!!!

置物が凄い!!(笑)

昼ごはんはまた豪華な宴席で!(◎_◎;) 安徽省食の博物館内のレストラン・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

一応米酒も持ち込みましたが、高級ワイン赤と白があったので飲まず!!
この料理の数々・・・

ちなみに↑これ↑は安徽料理名物の臭鳜鱼(ChouGuiYu)・・・とても臭い(>_<)

いや〜久々の超高級料理〜\(^o^)/
いつぞやの青島の貴賓館でご馳走になった料理に匹敵する料理のレベルでした・・・


・・・さてこのまま赤ワインと白ワインで酔っ払って杭州に着いたら、
また地元の偉い人がご馳走してくれた〜!!

今回は黄酒!!日本では「紹興酒」とひとくくりにされるが、
紹興酒は黄酒の中の「紹興」という街で作られたお酒。

もうね、黄酒も米酒と同じぐらい酔っ払うのでバタンQ(死語)で、
次の日の昼間も、今度は誰も奢ってくれずバンドの自腹のはずなのにまたご馳走!(◎_◎;)

美容室で洗髪して・・・

昼寝してからライブ!!

終了後はパール楽器杭州工場の日本人スタッフ達とドラム談義・・・

杭州にはパールドラムの工場があるので日本人スタッフをライブにご招待〜その後一緒に飲んだんだけど、やっぱ日本の職人さん凄いな・・・ コップを叩く、こんな音がする、コップに色紙を巻く、もうそんな音はしないでしょ!!だからパールドラムの最高機種は巻かずに塗る!!しかも何層も!!一層目の色と6層目の色は違うでしょ、それを経験で塗り分ける!(◎_◎;) 30年前日本に工場があった頃私が遊びに行ってその時にサインした職人さんが今中国の工場にいる!! - Spherical Image - RICOH THETA

やっぱ日本の職人さん凄いな・・・

コップを叩く、こんな音がする、コップに色紙を巻く、もうそんな音はしないでしょ!!だからパールドラムの最高機種は巻かずに塗る!!何層にも塗る!!

第一層の色は木と混ざってこんな色、それが第六層になるとこんな色になるというのは30年の経験があって初めてわかること!!

日本の工場を台湾と杭州に移転してメイドインジャパンじゃなくなったという人たち!!この職人さんがいる限りパールドラムは永遠にメイドインジャパンですぞ!!

パール楽器さん、84年のデビュー時からのお付き合いですのでもう35年になりますか・・・

一生の付き合いになると思います。今後ともよろしくお願い致します!!

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2019年4月 9日

歌と共に暮らす少数民族たち

ツアーの移動日は、だいたい着いたら夕方、
そのままホテルにチェックインして飯を食いに行く。

それで一日終わりである(笑)
まあ「移動日」ですからね、これでミッションだん!!

飯は今回のように地元のライブハウスのオーナーが奢ってくれることも多く、
今回も予想に違わずオーナーがご馳走してくれた。

オーナーが店からワインを持って来てくれて、
(持ち込みOKの中国って本当に素晴らしい)
それを飲んでバタンQ(死語)。

老人なので早起きだが、
8時とかに寝てしまったら夜中の2時とかに目が覚めてしまう(>_<)

トイレに行ってふと外を見ると・・・

階下では屋台が出ていて、
そうかぁ・・・去年もここで飲んだなぁ・・・

打ち上げなう〜@安徽省銅陵(どこや?笑) 炭锅羊肉という食べたことのない料理に遭遇!! まあ隅でぐつぐつ煮る火鍋のようなものか・・・美味!!! - Spherical Image - RICOH THETA

みんな寝てるかなぁ・・・と思いつつ、
ツアーメンバーのWeChatグループに階下の写真を送ってみたら・・・

スタッフのヤオヤオとベースのダーウェイが食いついて来た(笑)

そして3人で飲み始めたのだが、
向こうの屋台から何やら歌声が聞こえて来る・・・
少数民族の歌である・・・

いいなぁ・・・流行歌なんかと違って、民族の歌は何百年も歌い継がれている。
「流行」しなくなったら誰も歌わなくなる「流行歌」とはそもそもメロディーの「力」が違うのだ・・・

・・・てなことを考えてたらその御一行が隣のテーブルにやって来た。
よも更けてきたので向こうの屋台はもう閉まって閉まったのだろう・・・

「タバコどうですか?」
お兄ちゃんが私たちにタバコを勧めて来るが、こちらは誰もタバコを吸わない。

「私たちは少数民族でねぇ・・・」

何やら会話の中にやたらと「少数民族」という言葉が多く、
一瞬「民族独立」やらきな臭い活動に勧誘して来るのかと身構えたが、
どうやらそうではなく、単なる自己紹介であったらしい(笑)

彝族・・・日本語の発音と似ている言葉を話し、日本人の祖先ではないかと言う人もいる・・・

気になってネットで探してみたらこんな話も・・・

イ族の友達というと、有名なのはこの人!!高洪章(Gao HongZhang)

この時からの付き合いで、昆明にライブに行った時にはわざわざ駆けつけてくれて酒を奢ってくれたりした。

ちなみにYouTube映像で彼が歌っている曲を彼らが向こうの屋台で歌っていた曲である。

「喜欢呢,也要喝,不喜欢,也要喝,管你喜欢不喜欢也要喝(好き?じゃあ飲まなきゃ。嫌い?でも飲まなきゃ。あんたが好き嫌い関係なくやっぱり飲まなきゃ)」
という酒飲みの歌・・・

少数民族は嬉しい時も悲しい時もこの歌を歌いながら酒を飲む。

そしてこの安徽省銅陵で会った彼ら彼女たち、
故郷を離れ、この田舎町にやって来て、仕事終わってまたこの歌を歌いながら酒を飲む。

「この娘はね、四川省から来たんだ。この娘はね。雲南省」
そうやってそれぞれを紹介してくれるのだが、
何省などと言うのは所詮は国が勝手に行政区分として線を引いただけで、
彼らは中国なんて国がなかった頃からずーっとそこで暮らしていた。

それだけのことである。

漢民族がやって来て、勝手に「国」などという集合体を作ってそこに入れられて、
今は漢民族の言葉である「中国語」を喋って暮らしているが、
こうして同じイ族の仲間と酒を飲む時はイ族の言葉で喋り、そして歌う。

彼らはこの向かいの24時間営業のマッサージ店に住み込みで働いている。

別に今日が特別の日だから酒を飲んで歌っているわけではない。
こうして真夜中まで働いて、仕事が終わったらこうして酒を飲んで歌う。
辛い時も楽しい時もこうして楽しく飲んで、そして歌を歌う。

私たちがプロのミュージシャンだと聞いてこんなことを言う。

「僕たちは歌が大好きなんです。でもそれはただの趣味。プロのミュージシャンなんて素晴らしい」

私は「違うよ!!」とそれを否定した。

プロであるか趣味であるかなんて、しょせんはそれで「金を稼ぐ能力があるかないか」というだけの話であって、音楽はそれを愛する全ての人のためにあるのである。

音楽は決して「金を稼ぐ道具」なわけではない。
それを愛する全ての人が、こうやって「生活」の中でそれを歌って、生きてゆく・・・

音楽があるから「明日もまた生きてゆける」・・・
なんて思ってくれたら作った人はどれだけ嬉しいだろう・・・

彼らはこうやって楽しく歌って飲んで、
千鳥足で向かいのマッサージ店に向かって帰って行った。

気がつけば私たちの分もお勘定を済ませてくれていた・・・


音楽を生業にして、毎日音楽だけをやって暮らしている人もいる。
仕事は決して自分の好きな仕事ではないけれども、毎日音楽と共に暮らしている人もいる。

問題はどちらが「幸せ」か、ということである。

毎日音楽をやって暮らしているけど幸せではない、
そんな生活だけはまっぴらゴメンだな・・・彼らを見てたら本当にそう思う。

そうですな、明日も楽しくドラムを叩くとしますか・・・

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2019年4月 7日

布衣2019年春のツアー江西省

初めて来る赣州(Gan4Zhou1)という街。
移動日なので店のオーナーがメシを食いに連れて行ってくれました〜

なんと素敵な街!!

お店のお姉さんが地元料理の説明をしてくれて地元の歌を歌ってくれました。

こんなシステム日本にもないもんかのう・・・
絶対ウケると思うんやけどなぁ・・・

ドラムソロ!!

客席から聞いたらこんな感じ〜


そして次の日は5時半起きで南昌まで移動!!

直通の高速鉄道がなく、鈍行・・・
中国の鈍行列車は数日かけて中国大陸を移動したりするので寝台車があります。

中国の鈍行列車は大陸を何日もかけて走ったりするので基本寝台車がついてます〜こてん - Spherical Image - RICOH THETA

南昌は前回初めて来た時に革命の地、Rock Cityと聞きました!!

さすがRock City〜盛り上がります!!

ドラムソロ!!

そして一行は浙江省温州へと向かうのであった・・・

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布衣2019年春のツアー福建省

海南省海口から次の街、福建省福州までは飛行機!!

福州の空港に降り立ったら・・・寒い(>_<)
海南島では気温が30度近くあったのにいきなり13度(涙)

いや〜風邪引きますわ・・・

ライブハウスは芸術村みたいなところにあり、
変わったTシャツを売ってた店もあったので猫のトレーナーを買いました〜!!

この日は雨も降っていて、楽屋は院子の庭部分、つまり屋外(>_<)
ステージはそこから中に入った部分がステージの一番奥に当たり、
つまりはドラムの真後ろはガラスを経てもう屋外・・・

この黒いカーテンの後ろはもうガラス越しに屋外というわけです。
寒いわのう・・・

というわけで朦朧とすることもなく冷静にドラムソロ!!(笑)

この日おもろかった出来事!!

いや〜長くツアー廻ってるとおもろいこともあります(笑)

翌日はメンバーは次の街アモイに移動なのだが、
私はビザの申請のために北京へ〜

この頃にはもう完全に風邪をひいてます(>_<)

アモイに引き返して来たら、
なんと前回泊まったゴミゴミとした下町ではなく、
なんとオシャレな街並み!(◎_◎;)

マカオの街並みと似てて、海沿いなので海鮮が美味い!!

ちょっと暖かくなったし風邪もだいぶ良くなってドラムソロ!!

このあとステージを降りた瞬間にLaoWuが「今天的鼓Solo太牛逼了」と言うが、
何がよかったのか自分ではわからず取り敢えずまたプロレス技ソロ!!

そして一行は列車で江西省へと向かうのであった・・・

福建省アモイをあとにして江西省赣州(Gan4Zhou1)まで高速鉄道4時間の移動日〜 中国の鉄道は発車直前までホームに入れないし、入ってからも延々と歩かされるから疲れるのよ〜(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

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2019年3月31日

布衣2019年春のツアー海南省

広東省东莞(DongGuan)でのライブが終わって、そのまま空港へ〜・・・

朝4時起きとかになるので、そのまま空港に行った方が楽だと・・・

ライブ終わってそのまま空港へ〜・・・今回の移動の中で一番過酷かな・・・いや移動がじゃなく待ち時間が・・・ ここでしばし朝イチの飛行機を待って、海南島の北っ側の海口まで飛んで、そこから列車で南っ側の三亜まで〜 乗り打ち出来るスケジュールやけど移動日でよかった〜・・・ってそれならもっとゆっくり出発せーよ〜!!海口ではなくて三亜に飛べよ〜!! 安かったのだな!!そのチケットが一番安かったのだな!!(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

いや、楽ちゃうし!(笑)

そして飛行機乗って次のライブ地「三亜」に飛ぶのかと思ったら海口やし・・・
このチケットの方が安かったのだな!!そうなのだな!!・・・

海口で列車に乗り換えて三亜へ〜 この乗り換えっつうのが結婚しんどいのよね〜 なぜ三亜に直接飛ばん?!! 安かったのか!!これが安かったのだな!!(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

三亜で高速鉄道に乗り換えて2時間足らず、やっと三亜に着いた〜!!

海だ〜!!!\(^o^)/

海だ〜!!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

ホテルは実は私の後ろに見える高級リゾートホテル!!
(とは言ってもアンダーグラウンドバンドなので一番安いところ探したんやろうけど)

超有名リゾート地三亜ではホテル代も高く、
そのホテル代を捻出するために东莞(DongGuan)でのホテルや移動をケチったんやと・・・

大歓迎!!

三亜は中国では有数のリゾート地なのでホテルが高いのだ〜ビーチ沿いのこのホテルも絶対高い!! だからここで泊まれるように昨日のホテル代を浮かしたんだと!! ありがたやありがたや、さもなくばいつものようにライブハウス近くの安宿で泊まって今日乗り打ち・・・ よかったよかった!三亜で移動日万歳!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

夜はこんなとこで海鮮食って、

白ワイン飲んで千鳥足でホテルに帰る道すがら、海岸で踊るおばちゃん達・・・

いや、お決まりの老人ディスコも浜辺でやってたらオシャレやねぇ〜・・・

もうね、実は30度近いベトナムのダナンから気温差20度以上の北京に帰って風邪引いてたんやけど、また30度近い海南島来たら治ってもーた!!

やっぱ歳とってくると暖かいところがえいねぇ・・・シミジミ・・・


たっぷり休養を取って次の日はライブ!!

いや〜暑かった(>_<)

南国って基本暑かったらドアとか開けとくし、
ガラス張りの一枚だけのドアで外気が30度やったら、
なんぼ冷房かけても狭いところに100人入った屋内は・・・((((;゚Д゚)))))))

朦朧としながらプロレス技を決めました!!(笑)


さて次の日は店のスタッフが車で3時間かけて機材を運んでくれたのでほぼ手ぶらで海口入り。
いや〜毎回山ほどの機材を持って歩いてるスタッフにとっては一番の息抜きでした〜

さて海口の小屋は前回もやったんだけど、
歴代3本の指に入るほど暑い小屋だった。

ちなみに1番が鄭州、2番が青島かもしくはここ・・・みたいな。

ところが開演直前に雨が降って肌寒くなり、演奏中はちょうどいい温度!(◎_◎;)!!

南方の街はガラス扉だったり密閉されてなかったり、
外の温度が暑いといくら冷房をかけても冷えないのだが、
逆に温度が低いとまたそれがすぐにいいように影響するようだ・・・

打ち上げはいつもの盐焗鸡(YanJuJi)!!

実は海南鶏、HaiNan Chickenって海南島にはないのよ。
あれはシンガポール発祥の食べ物で、海南島にはこのような鶏料理!!

実は鶏の前にお粥が出てくる・・・

鶏がものすごく塩っ辛くて、だからこの何も入ってないお粥によく合うのよねぇ・・・

熱々を手でむしって食べる!!

はらわたを抜いて漢方みたいな調味料を詰めて蒸してある・・・

ご馳走さまでした!!
海南いいとこ!!風邪もすっかり治りました!!!\(^o^)/

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2019年3月26日

布衣2019年春のツアー広東省

布衣の春のツアーが広東省から始まった。

私はベトナムのダナンにいたので、

そこから広州にでも飛べば近かったのだが、
今回はビザの申請のためにどうしても北京から入国せねばならず、
大回りだけど北京に飛んでそこから珠海へ飛ぶ(>_<)

北京から珠海まで国内線で3時間半近くかかるってやっぱり中国は広いなぁ・・・

着いたら牛ホルモン鍋食って乗り打ちライブ!!


さて珠海の小屋は小さな小屋なので、ゲネプロ代わりに新しい曲順を試すにはもってこい!!
今回はバラードから始まってだんだん盛り上がってゆくメニュー。

最後はお決まりの大盛り上がりなのだが、
ドラムソロが入るいつもの曲で終わって、
アンコールではギターソロから入ってたところ、
「今回のツアーのテーマはFunky還暦!!だからドラムソロやって!!」
ということでアンコールはドラムソロから!(◎_◎;)

体力系のドラムソロを2曲続けてって結構キツいのよねぇ・・・
まあやるけど(笑)

最後の曲の曲中はオンテンポでソロ!!

アンコールはフリーテンポでソロなのでプロレス技!!(笑)

この日は手応えを見て曲順などを変更して次の場所「広州」へ移動!!
例によってツアー前半ぶんの切符をどさっと渡される・・・

いつも失くしてしまわんかヒヤヒヤなのよねぇ・・・(笑)

さてと、ツアー初日のいつもの儀式!!前半行程の列車チケットを発券して配布!! 今回は13枚!!・・・失くしたらあかん失くしたらあかん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

広州の小屋はデカい!!またいっぱい集まったもんだ・・・

ドラムソロ

プロレス技・・・アホですなぁ・・・(笑)

今回は金土日は必ず3連荘でライブなのでその3本目は深センに移動してライブ!!

ラス前の曲・・・いつもこんな感じで盛り上がります!!

バラードは大合唱!!

私が作って布衣の代表曲となった羊肉麺という曲では最前列で泣きながら大合唱するファンも・・・

そしてやけにカメラ目線のファン(笑)

ドラムソロ!!

プロレス技は撮り損ねでいくつかに分割・・・


金土日ライブをやったら月曜日は移動日〜!!

初めて行く街、东莞(DongGuan)〜
ここは昔は不毛な農村地帯だったそうだが、
広州と深セン香港の間に位置することからそれらの下請け工場によって大発展を遂げた。

その結果出稼ぎ労働者が多くなりそれ相手の売春婦で全中国的に有名となる。
その規模は8500億円産業となりGDPの10%を占めるまでに至ったというから驚きである。

でも2014年の摘発により1000人が逮捕、10万人が街を出たそうな・・・
今は性風俗産業は地下に潜ってしまったというから残念(>_<)

まあ潜ってなくても金ないから行かんけどな(笑)


移動日はまずは洗濯する!!
汗でベトベトになったTシャツはそのまま放っておくと雑菌が繁殖して、
洗っても洗っても匂いが落ちなくなる・・・

ファブリーズなども使うけど、やっぱ小まめに洗うのが一番なのよねぇ・・・

新兵器!!USB洗濯機!!!

でもこの流しじゃあまり落ちなかったので折りたたみ式のバケツを購入!!
通販から届いたら試してみよう・・・


东莞(DongGuan)でのドラムソロ!!

プロレス技!!

吐くかと思た・・・ってか終わったら吐いたし(>_<)

もう出番前はメシは食いません!!(>_<)

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2018年11月28日

布衣秋のツアー2018甘粛省「张掖」

本当は前回の貴陽終わったらファイナルの北京まで南の島にでも行こうと、
例によってまた激安のチケットを押さえにかかってたのだが、
「ちょっと待ってよ、追加公演入れるから」
ということでキャンセル、長い長い移動が始まった・・・

张掖(どこや?)の追加公演のため今日は丸一日かけて移動する・・・広西チワン族自治区南寧まで飛行機で飛んでそこから夜まで列車で移動するんですと(>_<) 追加公演と言っても前回北京のイベント http://www.funkyblog.jp/sp/2018/09/post_1283.php が入ったためキャンセルした振り替えで、移動を考えると大赤字だそうだが、やっぱやっとかないかんわのう〜大事!! Spherical Image - RICOH THETA

まずは青海省「西寧(XiNing)」まで飛行機で移動!!
そしたらそこはもう雪景色であった!(◎_◎;)!!

気温マイナス1度って南の島とえらい違いや(>_<)

そこから高速列車に揺られて数時間、こんな奥地まで来ました〜

「张掖」ってどこや?そもそもどう読むんや?
と思ったら甘粛省で「张掖(ZhangYe)」と読むのね・・・

実は今回のツアーの前半で行く予定だったのが、
北京のイベントが入ったのでキャンセルしてしまったので、
その振替というわけらしいが・・・
この距離を1本のライブのためだけに移動したら赤字やろうなぁ・・・

でもまあこういうところに義理立てすることは素晴らしいことです!!

地元の人の歓迎を受ける・・・甘粛省なので羊!!
「馕坑肉(NangKengRou)」というのが名物らしい・・・

「馕坑肉(NangKengRou)」食べたら世界平和!!

新鮮な羊肉をその場でぶった切って、
ナンを焼く窯でそのまま焼くらしい・・・


生ニンニクを齧りながら召す!!

美味!!(◎_◎;)

ちなみに付け合わせのダイコンがムッチャ美味かった!(◎_◎;)
やっぱダイコンは寒い土地のもんなのか・・・

翌日はクリニック!!

これは色んな地方で
「せっかくFunkyさんがこんな田舎にまで来てくれたんだから」
ということでお願いされるのだが、ここ「张掖(ZhangYe)」でやっと実現したというわけだ。

ライブ当日の朝、外気温はマイナス7度(>_<)
会場へと向かふ・・・

会場はライブの主催者でもある(?)楽器屋さん。

中国ではいつも「許魏(XuWei)」の蓝莲花(LanLianHua)を教材として使う。
私が録音した曲で中国人なら誰でも知っててしかも簡単!!

JASRACのような団体のいないこの国では、どの曲でも自由に使えるので助かる。

子供達がこの曲を練習するのは「許魏(XuWei)」にとってもいいことなのであるから、
こちらのシステムの方がガチガチの日本より理にかなってると思うぞ・・・

クリニック終わってライブ会場へと向かふ・・・

ここは中国建築の新興住宅地のよう・・・
入居者がいないのか人っ子ひとりいなくてがらんとしている・・・

見れば防音などもしてないようだし、
「ここ、入居が始まったら防音どうすんの?絶対苦情が来るでしょ」
と言ってみたら・・・

「こんなところに誰が入居するってんだ?」
と笑い飛ばされた!(◎_◎;)

中国のバブルのツケでいたるところにゴーストタウンが出来ていると言うが、
ロック好きには逆に願ったり叶ったりなんだなと納得(笑)

普段と同じようにドラムソロやってるのにえらく疲れた・・・
標高がそんなに高いところでもないのに・・・と思ってたら午前中にもいっぱいドラムソロやってたんでした(笑)

打ち上げ!!

他のメンバーはここで数日滞在して遊んで行くそうですが、
私はこのまま西安経由で香港へ〜

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2018年11月27日

布衣秋のツアー2018貴州省「貴陽」

貴陽(GuiYang)とは色々縁があるようで何回か来たことがある。

今ではもう50箇所以上廻っているだろう全中国クリニックツアーの初回でも来たし、
思い出深いのが、八王子でライブ終了後に上海経由で貴陽に飛び
演奏してすぐにまた上海経由で関空に飛んでライブ・・・しかし貴陽での演奏は中国政府のお達しによりドタキャン(笑)

もう私の人生の中では忘れられない街なのですが、
最初に来たのは実は布衣初期のツアー

この時代にはまだこの街にはちゃんとしたライブハウスはなく、
ロック好きの老板(LaoBan:社長さん)が開いた生演奏のパブみたいなところで演奏してたのが、
もう今ではこんな本格的なライブハウスが出来ている・・・


ここには珍しく14インチのタムがあったのでセッティングしてみる・・・

そうなのよねぇ・・・14で深胴だったりすると高さが必然的に高くなってしまうのよねぇ・・・
だから中国ではあまり見かけることがないのだろう・・・使ってないからヘッドが新品(笑)

しかしチューニングしているうちに発見!!
なんとリムが歪んでいた(>_<)

こうなるとヘッドが均一に締まらないので、所々こんな風にたわんだりしてしまう(>_<)

もうね、こうなるとチューニングは大変!!
でも騙し騙し何とかチューニングしてマウントしてみると、
今度は10のタムを一番左にセッティングするのに十分な高さのタムフォルダがない(>_<)

しゃーないなぁ・・・ということで、その低いタムフォルダに14タムをマウントしてフロアタム代わりに・・・
そして16インチのフロアタムを置いて多点セットの完成!!

2台のドラムセットの混合なので色がまちまちだけどそれはご愛嬌(笑)

ところがこの騙し騙しチューニングしたタムが、本番ではよく鳴った!(◎_◎;)

特に14と16のフロアをいっぺんに叩くと重低音が物凄い!!
・・・というわけで、楽しくなってそれを多用したドラムソロ!!

ほんとライブとはドラムセットとの「出会い」ですな。
どんなドラムセットかによって叩き方も全然違って来るからな・・・

いい「出会い」でした!!

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2018年11月22日

布衣秋のツアー2018湖南省「懐化」

湖南省は春のツアーでいくつか廻っていたのだが、
廻りきれなかったところを今回拾ったのだろう・・・

湖北省から湖南省へはその名前の通り南下して行けばよいので近い。
いわゆるお隣の省である。

と言っても途中武漢で乗り換えてやっぱり半日近く潰れてしまう・・・

潜江では小屋の近辺にしかいなかったので知らなかったが、
実は潜江というのはザリガニで有名な街で、
全中国に出荷される90%がここで養殖されているのだとか・・・

至る所にザリガニのオブジェや・・・

ザリガニ専門店!!

そして駅でもザリガニを売っている!(◎_◎;)

ザリガニとワッフルの組み合わせって・・・(笑)

朝も早よからはこのセットメニューはなかったということで、
スタッフが土産物の店から買って来てくれた。

冷えてても美味いぞ!!
言われなければ味は「海老」である。

移動日なので朝からザリガニで一杯!!

着いてゆっくり休んで翌日にライブ!!

ところがこの小屋がまたアンダーグラウンドで、
重慶で昔、摘発とのイタチごっこで営業してたライブハウスを思い出した・・・

こちら

埃っぽいのもイヤだが、ドラムセットがボロで、歴代一番チューニングに苦労した・・・

そしてライブが始まってびっくり!!
最前列は美女ばっか!(◎_◎;)

湖南省って美人が多いのか?・・・特に小畑の真正面には陳慧琳(ケリー・チャン)激似の超美女!!(◎_◎;)

ステージ写真を撮っているスタッフもちゃんと彼女を激写してました(笑)

いやね、普段は気が散るので客席など見ないのだが、
この美女にはついつい目がいってしまって大変(笑)

よく見てたら数人の取り巻きの男の子に連れて来てもらって無理矢理最前列に立たされているような感じで、最初の頃はあくびなどしてたのだが(よう見てるなぁ・・・(笑))、
そのうち小畑がイケメンだと気付いたのか、ずーっと小畑にロックオン!!

しかも顔ばっか見ててギター見てないし(笑)

きっとドラムソロの時も小畑を見てたのだろう・・・全く気にせずドラムソロ!!

まあ気にするも何も、ソロが始まったらすぐにスネアが破けるという歴史的なドラムソロです(笑)
それどころではない・・・貴重映像ですな・・・

ちなみにこのドラムソロ映像の中にもこの美女が写り込んでいたようなので編集して抽出しました〜

男はアホやねぇ〜(笑)

ついでにアンコールに小畑がソロで出てゆく時にこの美女のことを言ったら、
いつも弾いてる速弾きフレーズが1.5倍ほど速く弾かれていたのを聞いて、
やっぱ「男はアホやねぇ〜」・・・速く弾けるんなら毎回この速度で弾けよ!!(笑)

そしてライブが終わると、美女は取り巻きにエスコートされて物販も買わずにとっとと帰りましたとさ。
ちゃんちゃん(笑)

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2018年11月21日

布衣秋のツアー2018湖北省

布衣のツアー、今回は湖北省だけいっぱい廻る・・・こんな感じ

2018HuBeiTourMap.png

ちなみに去年はほぼ省都である武漢だけだったらしいが、
ひとつの地方都市に連絡してやることになったら、
ライブハウスの横のつながりで「うちにも、うちにも」ということになったらしい・・・

まずは荊州(JinagZhou)!!
重慶から列車で5時間!!しかしこの日は習さんが上海に行くということで、
上海方面の列車に対するセキュリティーがむっちゃ厳しい(>_<)

でもね、マクド買いに行ったスタッフが買ったマクドだけひょいと中に渡せるんだから、このセキュリティーチェックの意味ってほとんどないよね(笑)

中国にはこんな不条理なことがとても多い・・・

5時間列車で爆睡して三国志の関羽の街「荊州」!! 小屋は武漢を中心に色んなところにあるVOXライブハウス!!これまたアンダーグラウンドな〜(笑) 今日はきっと酸欠ですな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

さて荊州のライブハウスは武漢のチャーン店であろうVox。
しかしこれが結構アンダーグラウンドなライブハウスなのよねぇ・・・

でも小さなライブハウスの方が雰囲気あるよねぇ・・・

ドラムソロ!!

そして次の街、「孝感(XiaoGan」へ移動!!

さてと、昨日の荊州に引き続き全く名前も聞いたことないような街を廻ります〜(と言っても日本の6大都市の末端ぐらいの大きさはあるだろうが(驚)) 荊州〜孝感〜十堰(Shi Yan)~武漢〜鄂州​(EZhou)~黄石〜潜江〜怀化~贵阳~张掖(ZhamgYe)・・・って行ったことあるないよりも漢字も読めん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

ここのライブハウスがまた小ちゃい!!(笑)

湖北省孝感(XiaoGan)どこや?(笑) 今日の小屋がまたアンダーグラウンドな・・・ってちっちゃ!(笑) いや、大きな小屋よりこんなちっちゃな小屋でぎゅーぎゅーの方が「ロック」やで!!酸欠になるけど・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この空間に100人ぐらい客が来るっつうんやから凄いことになりそう・・・

ベースは横向いて弾いてたらしいし(笑)

ドラムソロ!!

そして一番遠い移動!!漢口で乗り換えて1日かけて湖北省の最西北「十堰(ShiYan)」まで移動!!

いつもなら着いてメシ食ってバタンQ(死語)なのだが、
何やら寝付かれず、翌日のライブ会場にひとりでふらっと酒を飲みに来た・・・

久しぶりに一人でふらっと飲みに来た・・・ 異国の初めて来た街で一人でふらっとなんて何年振りかしら・・・ ホテルの向かいが明日演奏すらライブハウスだったのよ〜 若いバーテンダーが「あれ?あんたドラマーでしょ?」そうよ、明日ここでライブだからふらっと飲みに来たのよ〜何か強いカクテル作って〜・・・ 風邪ひいてたり制作が立て込んで寝てなかったり、嫌なことあってストレス溜まったり、でも時々こうやってリセットするのもいいね・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

「あんた、ドラマーでしょ?」
若い店長らしき人間と美人バーテンダーがもてなしてくれて、全部奢ってくれた\(^o^)/

「この街には1軒しかライブハウスがなくてね、それも潰れて新しくここに作ったんだ・・・」
どこの国でも田舎でライブハウスをやるのは大変なんだなぁ・・・と実感・・・

まあどこに行ってもやることは同じ!!
ドラムソロ!!

この日は夜汽車で武漢まで移動なので、
小屋の人が色々買って来てくれて小屋で打ち上げ〜!!

ライブ終了後そのまま夜汽車に乗って武漢に行くということで、店の人が色々買って来てくれました〜羊肉串もいいけどこの「牛油(NiuYou)」が最高!!単なる牛肉の脂身ではなく、筋も入ってて噛みごたえがある希少部位なので高いらしい・・・ これ食ったら夜汽車に乗りますー - Spherical Image - RICOH THETA

夜汽車でぐっすり眠れるように、前の日も飲んだ火のついたカクテルを頼んでみました〜

火がつくぐらいだからキツい酒なんだけど甘くて飲みやすい!!
すぐに酔っ払って美人バーテンダーが益々美人に見えます!!

列車に乗ったらこんな有様でぶっ倒れてました〜(笑)

二日酔いで武漢着〜!!

寝台列車で二日酔いの図〜(>_<) 武漢に着きました〜入り時間の2時までホテルで休むでしょう〜ああ休むでしょう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

昼過ぎまで休んでサウンドチェック!!
この小屋にはネコがいた〜(笑)


(facebookアプリで見ると3Dに見えます〜)

ドラムソロ!!

ここからはご近所の地方都市を廻る。

中国あるある・・・「鄂州(E Zhou)」のライブハウスはステージの端っこにドラムセット!!

ドラムソロ!!
客席からアップした映像があったので見てみたら、
いや〜こんな感じなのね〜・・・(驚)

次の日もお隣の街なので車で移動〜
黄石(HuangShi)のライブハウスにはピカチューがっ!!(笑)

ドラムソロ!!

週末4連チャンで移動して乗り打ちだったのでちょいとひと息!!

4連チャンのライブ終了後も小屋にてご馳走になったのだけれども、お客さんも帰って身内ばかりになったので、カクテルを頂きながら「おすし」の仮ミックスを流してもらってます。Jazzにはやっぱカクテルが合うねぇ・・・毎日ロックやってのツアー生活のちょっとした息抜き・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

次の日は移動日でドラム叩かないので飲む!!

湖北省最後の街「潜江(QianJiang)」に着いて、また翌日ライブする小屋で一杯!!
・・・とここでこんな張り紙が・・・

武漢みたいな大きい街で一発だけライブだと、
地方都市から客がやって来て満杯になるかも知れんが、
その地方都市でライブやるとその街の人は武漢まで来ないから、
必然的に武漢での動員が下がることになる。

効率で言うと、一本だけ大きなところでやった方がいいのかも知れないけど、
こういう風に地方都市を細かく廻るということは、
こんなライブハウスを応援すること。

毛沢東が地方都市から革命を始めて「長征」という長い長い道のりでこの国を作ったように、
中国ロックの創始者「崔健(CuiJian)」がそれになぞらえて「新长征路上的摇滚」という曲を歌ってロックを広めたように、
中国ロックの歴史はこうやって作られてゆくんだなと感じた・・・

私も今、中国ロックの1ページの中にいる!!
ドラムソロ!!

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布衣秋のツアー2018四川省「成都」と重慶

さてこの世の桃源郷、雲南を後にしてご一行は四川省へ〜
まるで天国から血の池地獄(どちらも行ったことないけど)に来たような・・・

ChinoikejigokuImage.png
(写真はイメージです)

いや、地獄なんて悪いもんじゃない!!
辛いの食べてビール飲んだら飛びます飛びますハッピー!!(しかも合法(笑))
これも一種の「この世の天国」ですな・・・
(翌日トイレで地獄・・・(>_<))

さて、中国は広すぎて日本のように津々浦々自分のドラムセットを持ってツアーを廻るというのはほぼ不可能!!
(噂によるとそんなツワモノもいることにはいるらしいですが・・・)

ということで毎回小屋にあるドラムセットを使わせて頂くわけですが、
これが当然の如く当たり外れがあって大変(>_<)

ピアニストが会場にある生ピアノは選択肢がないので大変だという話を聞いたことがあるが、まさにそんな感じです・・・

しかしこの成都の小屋にはこんな多点セットがあって、
久しぶりにありったけのタムを並べてみました〜\(^o^)/

いや〜チューニングはタムの数だけ大変なんだけど、
ドラムソロはいっぱいタムを回せて楽しい〜\(^o^)/

さすが四川省の省都、デカい会場にいっぱい客が入りました〜


次の日は列車で重慶に移動!!

重慶は四川省から独立して直轄市となった大都会。
重慶だけで東京の人口より多く、四川省は日本の人口ぐらいいると言うのだから中国はどれだけ大きな国なことか・・・

ここでは普通のドラムセットなので、タム回しで構築するのは諦めて、
倍テンのメタルツーバスから始めてみたのだけれども、
いやに盛り上がるなぁと思ったらよーしーずがそれに合わせてヘドバンしてたらしくそれで盛り上がってたのね・・・ありがたやありがたや・・・

さてライブ終了後は本場重慶の激辛火鍋!!

いかん・・・これ見てたらまた辛いもん食べたくなってきた(>_<)
まっこと中毒性のある食べ物です・・・飛びます飛びますしかし合法!!

翌日はやはりトイレで地獄でした・・・(笑)

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2018年11月 6日

布衣秋のツアー2018雲南省

広西チワン族自治区「南寧」から始まった布衣秋のツアー後半戦!!
次の街「昆明」までは800kmもあるのに列車移動(>_<)

さてと、5時起きで今回の移動チケット発券して、雲南省昆明まで移動して乗り打ちライブ〜・・・って800kmぐらいあるのになんで列車なん?・・・ 安いから〜飛行機と違って遅れたり欠航したりしないから〜とか色々理由はあるだろうが、基本的にこの人たち800kmって近いと思ってるのよね(笑) まあこの前のウルムチ〜蘭州12時間よりマシ!! - Spherical Image - RICOH THETA

まあこの人たち800kmって近いと思ってるのね・・・(笑)
まあ前回のウルムチー蘭州の高速鉄道12時間よりはマシじゃが・・・

座席は毎回誰の隣かは違うのだが、今回は隣がよーしーず!!

さすがに朝5時起きではお疲れと見え、口をほげーと開けて爆睡!(◎_◎;)
美女のこの容赦ない寝顔はマニアにはたまらんじゃろうが、
後々のツアーでバンド内紛争が起きるのが怖いのでチケットで顔を隠しました〜(笑)

さて、昆明のこの日は運悪く、中国最大のロックイベントのひとつ「ストロベリーフェス」が同じく昆明で開かれるというわけで、地元のロックファンはほとんどがそちらに流れてしまい、
「今日はお客さんがあまりいないからね」
と言われていたが、まあデカい小屋ではあるがこんだけ入ったら上等である。

布衣と出会って10数年、
出会った頃に行なっていた結成10周年記念ライブは動員10人足らず、
私も駆り出されてビール代にもならなかったバンドが大きくなったもんよのう・・・シミジミ・・・

この日のドラムソロ!!

そして翌日はいよいよ桃源郷「大理」へ向かふ〜

今日も早起きして移動して乗り打ち〜とりあえずは駅まで!! この世の桃源郷雲南省大理までは昆明からはこんな車で5時間かけて行ってたけど今は新幹線が通ってるんですと!(◎_◎;) 中国の発展は速度が目まぐるしい・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

昔は昆明からはこんな車で5時間かけて行ってたけど、今はなんと高速鉄道が通ってるんですと!(◎_◎;)

中国の発展は速度が目まぐるしい・・・

旅のお供は四暗刻楽隊!!
寧夏のバンドで、LaoWuが何とか彼らにチャンスをという訳で今回は1週間オープニングアクトとして同行することになったということだ・・・

昆明駅にてスクラム!! この1週間は寧夏のバンド四暗刻と旅をします!! - Spherical Image - RICOH THETA

楽しいヤツらです!!

こんだけの機材を一緒に運んでくれるだけでもホント助かるのよ〜・・・

こんなバンドです!!


この世の桃源郷「大理」には色んな友人が移住して来ていて、
そのうちの一人が元布衣のドラマー「武鋭(Wu Rui)」!!

実は布衣最大のヒット曲「我爱你亲爱的姑娘」は、LaoWuではなく彼が歌ったのだ!1

まあ彼はバンドともめて出て行ったわけではないが、
通常、ヒット曲を歌っている人間がバンドを出て行くと、
そのヒット曲をソロで歌いたいが為にバンドと揉めたりする。

中国ロック史の中で一番金を稼いだ零点というバンドは、
出て行ったボーカルに「バンド時代の曲は歌うな!!」という訴訟にまで発展している。

まあファンからしてもオリジナルを歌っている人の声でその曲を聞きたいものなのだろうが、まあアンダーグランドが幸いしたのか、布衣の場合、何の絵エキスキューズモせずにしれっとLaoWuが歌っている(笑)

ところが今日は「ホンモノ」がいるんだからということで彼をゲストとしてステージに上げて、「ホンモノ」でこの曲を演奏!!

その後は彼が開いたというバーで一杯!!

元布衣のドラマー武鋭がバーを開いたというのでみんなで飲みに来ました〜 - Spherical Image - RICOH THETA

・・・では済まずにべろんべろん(笑)

強い酒飲まされてバタンQ(死語) ここは昔の北京ににてます似ている・・・ 友達がバーを開いたら毎日誰かが来てバカなことばっか言って酔いつぶれて・・・ 発展目覚ましい北京ではみんなも忙しく、ここ大理で久しぶりに体感。 ここもじきに発展してそうなってしまうのか・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

それにしても彼の生活・・・理想だと思う!!

バンドごとこの桃源郷に引っ越して来て、
週末にロックフェスとかあればここからそれに参加する。

旅費は主催者が出すので別に北京からだろうが大理からだろうが主催者としては同じなのだ。

だったらバンドの方も同じ住むなら北京とか物価も高く世知辛い街に住むより、
こうしてバンドごと桃源郷に引っ越して来てのんびり暮らす方が全然いい!!

どうして日本でこれが出来ない?!!

それはやはりひとつにはロックイベントの少なさ(>_<)
日本では年に10本もあればいい方だが、中国ではヘタしたら月にそれぐらいある・・・

バンドへのギャラも、アンダーグランドでも推定100万円近くもらっているだろうから、
少々知名度が上がれば十分それで食っていけるのだ・・・

んなことを考えながらこの日のドラムソロ!!


次の日は桃源郷でオフということで、髪の毛を〜・・・

そしてこの後、せっかくつけ毛をしたんだからと、次のライブから頭の振り方を盾から横に変えようと姑息なことを考え始めることになる・・・(笑)


さて次のライブ地「麗江」に向けて出発!!

高速鉄道はまだ麗江まで伸びてないので、ここからは鈍行!!
鈍行というと、非常に長い距離を走ることになるので寝台車も必ずあるのだが、
この列車は何と食堂車!!そしてカラオケルームまである!!!(◎_◎;)

年末には高速鉄道が麗江まで伸び、
噂によれば「一帯一路」政策によりそのままラオスまで伸びてタイまで繋がるという噂・・・

そうなるとこんな素敵な列車はお払い箱になるのね・・・
発展と共に失われてゆくものが多い・・・(>_<)

しゃーないなぁ・・・というわけで麗江!!
ここも桃源郷です!!

ドラムソロ!!

標高2400メートル!!富士山の7合目!!空気が薄いのよ〜(涙)


グルメはやっぱこの辺はキノコ鍋!!
3箇所全部で食べました〜

こちら

「石板焼」という看板が大理にも至る所にあったんだけれども、
ここ麗江で召すことが出来ました〜!!

そして一行は四川省成都へと向かふ〜・・・

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2018年10月29日

布衣秋のツアー2018広西チワン族自治区「南寧」

私のX.Y.Z.→AとJazzツアーの為に、前回の蘭州から間が空いてしまいましたが布衣の秋のツアーが再開!!

後半は広西チワン族自治区「南寧」ということで八王子から南寧に駆けつけるが・・・これが遠い(>_<)

まずは5時に起きて高尾発の成田エキスプレスに乗る・・・
これがなかったら4時に起きて5時発の成田行きのバスに乗らねばならなかったところなので助かるのよ〜もっと便増やして〜!!

5時起きで広西チワン族自治区南寧へ〜 飛行機乗り継いでドアtoドアで14時間もかかるのか!(◎_◎;)・・・でもやっぱ八王子〜成田が一番大変やな(笑) 1日に数本ある高尾発の成田エキスプレスが助かるなぁ・・・貸切やし(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

・・・ってこんな貸切状態やったら無理やわな(笑)

2時間成田エキスプレスに揺られ、
フライトの2時間半前に着いて、無事搭乗手続きを終えて上海へ〜

フライト時間2時間半、自宅から成田より短い(笑)

13:25に着いて、2時間半のトランジットを経て南寧へ〜
フライト時間3時間15分!(◎_◎;)

やっぱ中国は広いなぁ・・・

結局ドアtoドアで16時間かけて到着〜!!

朝5時に家出てから16時間〜やっと南寧に着きました〜 明日から1カ月のツアー!! - Spherical Image - RICOH THETA

なんと中国の最南西、もうすぐベトナムなのよ〜

それにしてもこの辺に来たら思い出すのはこの事件!!

高速のパーキングでうんこしてたらバス置いてかれて
しゃーないから高速をマラソンで走ってバスを追いかけた事件

まあ人生色々です。
うんこは人生にいろんな彩りを添えます(笑)・・・

前回布衣のイベントで来た時にもこれを食って・・・

次の朝ひとりでタクシーに乗って空港まで行く時にエマージェンシー!!((((;゚Д゚)))))))

高速にはパーキングがあったのだが全面改修中で使えず、
何とか伝説を作ることなく空港のトイレに駆け込むことが出来ました・・・(笑)


さて今回の布衣はイベントではなくライブハウス!!

NanNingLiveHouse.JPG

なんとここは地元のバンドが経営しているライブハウスらしい!(◎_◎;)!!

春のツアーで行った安陽でも地元のバンドが経営するライブハウスでライブをしたが、
ここは一等地の映画館の隣、聞けば全国でも珍しく商業的に成功しているライブハウスらしい・・・

なるほどリハーサルの時にスタッフがドラムの横で食い入るように私を見ていて、
叩き終わったらいちいち親指を立てていたので、スタッフは全員バンドのメンバーらしい(笑)

性根を入れてドラムソロ!!

打ち上げはそのままライブハウスで行いました〜

ライブハウスでそのまま打ち上げなう〜 このライブハウスは彼ら地元のバンドのメンバーが経営してて、全国でも珍しく赤字でないという!(◎_◎;) ずーっと布衣に来て欲しかったんだと!! どの土地でもライブハウスは物語があるのう・・・(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

ライブハウスは色々とドラマがあって面白いなぁ〜・・・

後半のツアーは17本!!次は雲南省へ向かいます!!

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2018年10月21日

布衣秋のツアー2018甘粛省「蘭州」

春と秋に数十本ずつほどツアーを廻る布衣楽隊、
今回の秋のツアーは私が途中にX.Y.Z.→AとJazzツアーがあるので、
わざわざそのスケジュールを避けてその前後2回に分けて組んでくれた・・・

蘭州は秋の前半の最後のツアー先である。

蘭州と言えば「蘭州牛肉麺」!!
日本でも流行っているらしく、この書き込みが日本人に反応が大きい(笑)

でも美食は牛肉麺だけではない!!
美食街の正宁街夜市!!

そう、この日は新疆ウイグル自治区ウルムチから高速鉄道で移動したのだ。
移動時間12時間って、日本だと函館から鹿児島まで行ける(>_<)

そうそう、ウルムチで発覚したのだけれども、
銀川のホテルにこの列車の切符を忘れて来たのよね(涙)

中国で切符を失くすと大変です!!(>_<)
こうなる・・・

というわけで来るまでには色々あったけれども、
ライブハウスに来てやることは同じ!!

会場入りしてみると、なんと昨日の会場の半分以下の広さ!(◎_◎;)
ここに昨日の倍以上の人間が入るんだと・・・(>_<)

布衣秋のツアー前半最終日!! 今日の小屋はまた狭い!(◎_◎;) 聞くところによると、この店は宣伝を打つ客が入りきれないのでいつもシークレットでやるとか・・・ それでもウルムチの倍入るのではという噂・・・恐ろしか話ばい(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

まあ酸欠と灼熱はロックドラマーと生まれたからには避けて通れない道なのでやるしかない!!

おいおい、子供は危険やぞ!!・・・と思ったら最後には2階の楽屋に通されてそこで見てたようです(笑)

この日のドラムソロ!!

そして翌日には北京に帰って数本仕事をして、
X.Y.Z.→Aのツアー、そしてJazzツアー!!

それが終わったらまた広西チワン族自治区南寧からツアー後半開始!!

Posted by ファンキー末吉 at:08:49 | 固定リンク

2018年10月 6日

布衣秋のツアー2018新疆ウィグル自治区「ウルムチ」

ウルムチは前回来た時にも思ったが、とにかく「セキュリティーが厳しい」(>_<)

北京なんかでも地下鉄乗るときにも飛行機乗る時みたいなセキュリティーチェックがあるのでうんざりするが、ここウルムチではホテルからライブハウスから、およそ人が集まるところには全てセキュリティーチェックがある!(◎_◎;)

まあ日本は平和なのである。
中国当局の発表だけで、ここ新疆ウィグル自治区だけで年間200のテロが起こっていると言う・・・
まあメディアも国のもの、一党独裁体制にとって都合の悪いことは絶対言わないこの国で「200」と発表されているのだったら、実際はその数倍の数のテロが起こっているというのが現状だろう・・・

何にもない山の上を何時間も飛んで、やっとウルムチに降り立ってすぐに目にするのがスローガン!!

まあどこの街にもスローガンはあるのだが、
ここウルムチで見ると「スローガンとは出来ないことを掲げるのだな」と思えて仕方がない・・・

あと、時差!!

中国国内は新疆ウィグル自治区含め全て北京と同じ中国時間を採用しているのだが、
なにせタイよりもミャンマーよりも西に位置しているのである!(◎_◎;)

勝手に現地時間として「ウルムチ時間」を採用して生活しているというのも頷ける。

なにせ通常ライブ開始時間の8時半になってもまだまだ明るいのだ!(◎_◎;)
この日のライブは北京時間9時半、ウルムチ時間7時半より開始!!

いや〜いっぱい入った・・・

しかしウルムチでライブをやるといつも思うのだ。
「来てるの漢民族だけ?・・・」

ウィキペディアによれば新疆ウィグル自治区のウィグル族は45パーセント、
それに対して漢民族は40パーセント。

同じ比率で客が来たとしたら、漢民族の客よりもウィグル族の客の方が多いはずである。

しかし実際は、爽子の時は見る限り全員漢民族、
今回布衣の時には、もろウィグルだなぁというルックスの女の子がひとり、
こりゃウィグルの血が入ってるなという美女(ウィグル族は男女共に本当に美形)が数人のみである。

爽子は北京語のラップなのでウィグル族がいなくて布衣は歌なので数人いたという話ではない、単に動員数の問題だと思う。

つまり、ここウルムチではウィグル族は漢民族の音楽を聞かないのだ!(◎_◎;)

これは多民族国家マレーシアでも見られる現象である。
Wingのワールドツアーでマレーシアに行った時、
東京で知り合ったマレーシアのバンドを訪ねて行ったら、
「そうなの?そんなチャイニーズの歌手がいて今日コンサートなのね?
私たちは全くチャイニーズの曲は聞かないから知らなかったわ・・・」
と言われてびっくりした。

同様に中華系マレーシアンはマレー系の音楽はほとんど聞かない。

まあこれはこれでこの国マレーシアは何とかうまく多民族国家を運営しているのでよかろう。
問題はこのテロ問題山積みの中国である。

民族問題の火種はチベット、モンゴル、ウィグルと多岐に渡るが、
やはりここ新疆ウィグル自治区が一番激しいように感じる。

モンゴルにも民族的対立があるんだとしても、
ライブをやって、「あ、これはモンゴル人だ」とぱっと見でわかるモンゴル人は少ないが、ウィグル族は一眼でわかるほど異質な民族なのだ。
(びっくりするほど美男美女が多い)

それが例えば中国系マレーシアンのように、チャイニーズの文化は守りながらもマレーシアという国家に「愛国(スローガンにあるね)」の気持ちを持っているのと違って、
ここウルムチではどうもウィグル族が同じくらい(でいいから)中国共産党を愛しているとはどうも思えない。

マレーシアのWingのライブにマレー系の客がいないからと言って、
「ああそんなもんか」
としか思わなかったが、ここウルムチでこの現実は、
「大丈夫かなぁ・・・この国・・・」
と思うような現象に思えて来る・・・

そう考えると、昔北京にあった「阿凡提(AFanTi)」というバンドは素晴らしい!!

昔同名のウィグル料理屋の箱バンだったのだが、
彼らが演奏するそのウィグル語の音楽が素晴らしく、
北京のロックミュージシャンにも少なからず影響を与えた。

私がウィグルの曲を少しでも知っているとしたら全て彼らからの影響である。

政治と人民は違うというのは常で、北京の漢民族(を含めて全ての民族)は彼らの音楽を愛し、彼らの民族を尊重し、フレンドシップを築いて来た。
暴動を起こす一部のウィグル族を除いて、その気持ちはウィグル族とて同じだろう。

独立を掲げる→武力で制圧する→対立が深まる
というこの図式の中で、この「阿凡提(AFanTi)」のように音楽によってその垣根を取っ払えるバンドがまた出て来ないものか・・・
そしてそんな漢民族のバンドが出て来ないものか・・・

そんなことを考えながらこの日はドラムソロをぶっ叩いた。
ウィグル族の朋友たちために、そして世界平和のために・・・


Posted by ファンキー末吉 at:17:01 | 固定リンク

布衣秋のツアー2018寧夏のグルメ

寧夏のグルメと言ったらやはりこれだろう!!
炒烩肉(ChaoHuiRou)!!!

日本にはないので日本語ではうまく言えないが、
まあ「羊肉焼きそば」みたいなもんだろうか・・・

この焼きそば自体もオカズとして白飯と一緒に召すのが絶品!!

北京にも一軒だけこれが出せる寧夏料理の店を発見したのだけれども、やはり本場は違う!!

特にここ銀川では、私は最初に食べたのがこの店だったので必ずこの店に来る!!

イスラム寺院の南門に位置して、辺りはイスラムの伝統に即して屠殺された新鮮な肉が並ぶ・・・

もちろんイスラムなので豚肉はない。

羊肉でも一番美味しいとされているのがこの看板にもある「盐池(YanChi)」と言われる場所の羊肉なのだが、それを茹でただけという豪快な料理、「手抓羊肉(ShouZhuYangRou)」!!

忘れずに頼みたいのは「沙葱(ShaCong)」!!
「砂漠のネギ」と書くが、これは実は砂漠に生える牧草のおひたし。

「寧夏の羊はこれを食って育ってるからこんなに美味いんだよ」
と地元の人しか知らない「通」のグルメである・・・


香川県の人間は飲んだ後にシメとしてラーメンではなくうどんを食うと言うが、ここ寧夏ではもっぱら「羊杂碎(YangZaSui)」!!

羊の臓物のスープであるが、
実は北京から来た撮影クルーは、店先の大きな釜で臓物を茹でているその匂いで「ダメ」と言ったが、それをこの容赦ない唐辛子で辛く味付けして匂いを消すので大丈夫!!

ちなみにこの唐辛子も、羊の油で唐辛子を炒めて作っているので相当美味!!
見た目ほどは辛くありませんので地元の人は山盛りで入れます・・・


そして寧夏グルメの最高峰はこの羊の丸焼き!!

やはり昔からかなりのご馳走だったのだろう、
いつもここ寧夏でこれを食べる時には「儀式」があって、
まず店の人が歌を歌い、

一番のお客さんが駆け付け3杯酒を飲んでから切り分けることになっている。

もう肉も柔らかくなっていて、ナイフなど使わなくても手でむしって食べられる。

生ニンニクをかじりながら召すとまた格別!!

この日は地元の若いバンド「四暗刻」のメンバーも来ていたので、
出た瞬間に一瞬のうちに平らげられてしまいました〜

そして酔いが回ると高知の「はしけん」のような数当てゲームが始まります!!

寧夏よいとこ、LaoWuと知り合わなかったら一生来ることもなかったかも知れません。

色んな「縁」に感謝!!

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2018年9月26日

布衣秋のツアー2018寧夏回族自治区「銀川」

9月24日朝6時半起床で北京空港へ向かふ・・・

6時半起きで空港へ〜 900km移動して寧夏回族自治区銀川でライブ〜 ・・・そりゃ皆さんお疲れでしょう(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

まあみんなお疲れやわな(笑)

2時間10分のフライトで銀川着、そのまま小屋に入るのだが・・・

セッティングだん!! ツアーPAの海龍のライブハウス・・・久しぶりに来たけどこんなに小さかったっけ? 布衣の故郷なんだからもっと大きなところでやれるやろ・・・ でもやっぱ昔馴染みんとこでやりたいんやろな、老呉らしいな・・・ってここに今日何人入るの?・・・ 200人!(◎_◎;)・・・また酸欠ね、しゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

あれ?・・・こんなに小さかったっけ?・・・

ここは昔院子で一緒に暮らしてた海龍(ハイロン)の店
貧乏だった彼が北京でPAエンジニアとして成功して、
故郷に帰って来てこの店をオープン、一国一城の主となった。

この街出身である布衣、故郷に錦を飾るわけだからもっと大きなところでやってもいいようなものなのだが、やはり昔馴染みの店でやりたいというLaoWuの気持ちが汲んで取れる・・・

まあ大きいところでやれるのに小さいところでやったら、
そのぶん大きいところに来るべき客が全部小さいところに来るわけだから・・・

酸欠やん!(◎_◎;)・・・(笑)

いいのよいいのよ〜酸欠は人生やから〜


ライブは大盛り上がり!!

特筆すべきは、最後の曲「秋天」で、布衣の初代ボーカリストの彼をステージに上げることだ・・・

地元の有名人でも何でもない。
バンドを結成した時に彼がボーカルで、LaoWuはギタリストだった。

だからLaoWuは銀川に来ると必ず彼をステージに上げるのだ・・・
私が最初に銀川に来た時なんかには、ラジオのインタビューにも一緒に連れてゆくのでびっくりした記憶がある(笑)

初代ドラマーは地元でドラム教室をやっていて、
私が参加出来ないイベント等には必ず彼を呼ぶ。

今のバンドの知名度ならもっと大きな会場で華々しく「凱旋コンサート」が出来るのに、あえて昔馴染みの小さなライブハウスでやる。

これがLaoWuという男なのだ・・・

スタッフも全員地元の人間。
オープニングアクトもまた四暗刻という地元のバンド。

「俺たちの時代と違ってさぁ、物価も高くなってバンドだけやって暮らしていけるような時代じゃないんだよ。奴らも大変だからさぁ・・・」
そう言ってツアーにまで呼んでオープニングアクトをさせる・・・

それもLaoWuという男・・・

四暗刻のメンバーはスタッフと共に会場入り、
スタッフ仕事も手伝い、オープニングアクトも頑張り、
そして布衣のステージは客として存分に楽しむ・・・

最前列で盛り上がってた四暗刻のボーカル、
盛り上がりすぎてステージに上がって来て客席にダイブ!!

同じく客席で盛り上がってたドラマーに激突の図(笑)

客も非常に暖かく、「布衣おかえり〜」という気持ちがひしひしと伝わって来た。

ドラムソロもリラックスしていつもよりも長くやっております〜(笑)

バンドにはそれぞれ「歴史」がある。
布衣の歴史はここから始まって、そしてまたここに戻って来る。

ある時にはメンバー3人が日本人になったりもして、
「寧夏のバンドだったのが今や多数決で日本のバンドじゃねえか、ついでにボーカルも日本人に変えちゃえ〜(笑)」
などと冗談で言ったりするが、
やはり布衣は永遠に「寧夏」のバンド、帰って来る場所は大勢の仲間がいるここなんだな・・・
そんなことを強く思ったハートウォーミングなライブでした。

ロードムービー

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2018年9月25日

布衣秋のツアー2018北京麦田フェスティバル

元々はこの日は青海省「西寧」から次の寧夏海賊自治区銀川までの移動日だったのだろう、近くを拾ってゆく理想の組み方だったのにここにいきなり北京でのイベントが飛び込んで来た・・・そう想像している・・・

このおかげで過酷な移動(>_<)・・・一行は4時半に起きて北京へ向かふ・・・

4時半起きで北京へごー!! 本来なら寧夏回族自治区の銀川への移動日だったのがイベントが飛び込んで来たのよね〜しゃーないなぁ〜・・・ せっかく高山病反応にももう落ち着いて来たんやけどなぁ〜・・・まあ来よう!! - Spherical Image - RICOH THETA

北京空港には主催者が用意した車が迎えに来ているのだが、
如何せん会場は北京市内の南の方・・・結局2時間近く車に揺られるハメに・・・

青海省より遠いやん(>_<)

ふう・・・国内線なのに2時間15分って中国はやっぱデカいなぁ〜・・・ イベント主催者のよこした車で会場入り〜(市内南なので1時間以上(>_<)) - Spherical Image - RICOH THETA

会場に着いたらもうイベントは始まっていて、
私たちの前はラッパーのステージで、ドラマーはいなかったのでタムを持って来てもらってステージ袖でチューニング・・・

会場はもう溢れんばかりの客・・・!(◎_◎;)

前の演者が終わると一応客席からは見えないように幕が上がるのだが、
音はそのまままる聞こえのままサウンドチェック!!

麦田Festivalセッティングちう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

サウンドチェックが終わったら申し訳程度に一度ステージを降りて、
幕が降りたらまた出て来てライブ開始!!

ここまでの映像がロードムービーにまとめられてます・・・

このように和やかにコンサートが終わると思ってたら、
実はとんでもないことが起こって来る・・・

ふと気づくと客が一団となって何かを叫んでいるのである。

「下去!!下去!!」

ステージ上では聞き取れなかったのだが、後で聞いたらいわゆる「帰れコール」!(◎_◎;)

LaoWuの態度を見てたらいたって普通なのでまさかブーイングが起きてるとは思わな買ったが、実はこのイベントはロックイベントではなく、麦田というレコード会社が主催する「流行歌」のイベントだったのだ・・・

流行歌ファンにだってロックが好きな輩はいる。
ロックファンは布衣のステージに狂喜乱舞するが、
それが流行歌ファンには不快でたまらない。

なにせ彼女たちは徹夜で並んでこの一番前の席を取っているのだ。
前からはわけのわからないウルサい演奏、後ろからはわけのわからない連中の歓声・・・
彼女たちからしたら「ウルサいわねぇ!!もうやめてよ!!」ということだったのだろう・・・

また中国では今だにロックコンサートでは日本では危険なので禁止されているモッシュやダイブをしたりするが、
まあ見ての通りぎゅうぎゅうなのでそれが出来る状態ではない。

それでも後ろから押されたりするのだろう、キレた流行歌ファンが、
徹夜で並ぶために持ち込んだ折り畳み椅子を後ろのロックファンのところに投げつけて流血騒ぎにもなったと言う・・・

BuYiMaiTian2018WeiBo.PNG

乱闘も起こってたのだろうが、如何せんステージからは客席はもう一面の「豆粒」なので状況が全くわからない・・・

とにかくこの「ロックバンド布衣」の登場によって、「流行歌ファン」と「ロックファン」の間に大戦争が勃発したということなのだ!(◎_◎;)


LaoWuは「帰れコール」を受けながら全く動じることなくステージを進めてゆく・・・

以下は私が後で思ったこと・・・

思えば私が最初に出会った頃、布衣結成10周年と銘打って小さなライブハウスで記念ライブを行ったが、そんな節目の記念ライブにも関わらず客は10人。

その後一緒に何度かライブもやったが、まあ・・・客がいたことがない(笑)

別に男前でもファッショナブルでもない、「農民ボーカル」とまで言われているこの男・・・
器用でもないので流行りの音楽を作ることも歌うことも出来ない。

「これをこう変えればもっと売れるのに」
という考えすらなく、ただ自分が出来ることだけを変わらずずーっとやり続けて来て今がある。

満場の拍手で迎えられたって、客から「帰れ」と言われたって、
この男にとっては自分が歌えるたったひとつのこの「自分の音楽」を歌うしかないのだ・・・

だからいつもの通りに「自分の音楽」を歌った・・・そういうことなのだと思う。

でも私なりに言わせてもらうと、
布衣の音楽はそんな激しいロックばかりではない。

我爱你亲爱的姑娘」、これは私が作った映画音楽の挿入歌で、
中国人では知らない人はいないというぐらいに「流行」した音楽でもある。

激しい曲では「出発」、これも何かの大きなタイアップになって知名度が高い・・・
(・・・って有名なのん俺が書いた曲ばっかりやないの〜(笑))

この場にいた流行歌ファンはどう思っただろう・・・
「こんなウルサい音楽、やめてしまえ」
と思ってたら自分でも知っている曲が演奏されて、それがこの毛嫌いしてたこのバンドの曲なのだ・・・

そしてソロ回し・・・いわゆる「技術の祭典・・・
まあちょっと違うけど、言うならば「サーカス」や、もっと言ったら「雑技団」みたいなもんである。

いくらロックが嫌いな流行歌ファンだって、長年命をかけて培って来た「芸」というのはわからないわけはない。

小畑秀光のギターソロ!!

実はこれは私の「ミス」であったのだが、
「イベントだろ?ロックファンが多いんだったら小畑のソロを入れとけよ」
とLaoWuに助言していたのだ。

「ギターソロは曲中にもいっぱいあるじゃん」
と言うのを、
「曲中のソロは中国人ギタリストでもみんな弾いてる。でもギター単独のソロなんて中国人ギタリストには誰も出来ないだろ」
と言って説得したのだが、もちろんこの時点でこのイベントが「流行歌イベント」だとは夢にも思ってない。

まあ小畑にとっても客が実は大ブーイングをしてるなんて夢にも思ってないわけで、
たとえ思ったとしてもこいつのは「命がけで客を煽る」しか選択肢ないのだかしゃーない(笑)

人数比のほどはわからないが、「流行歌ファン」と「ロックファン」が戦争をしてたのだとすると、この頃にはもう「ロックファン」が大圧勝だということである。

布衣のステージ終了!!

終了〜!! - Spherical Image - RICOH THETA

そして次の日の移動の時に雑談でこの「帰れコール」の事を初めて聞くこととなった。

WeiBoという中国のTwitterみたいなサイトにあるこのイベントの主催者アカウントにある布衣もページには、既に何百という書き込み・・・
・・・というよりここがまた「流行歌ファン」と「ロックファン」のなじり合いとなって炎上している・・・

BuYiMaiTian2018WeiBo2.jpg

日本だとロックファンが歌謡曲をバカにして・・・みたいなことはあったかもわからんが、流行歌ファンがロックファンに対してこんなに敵意を燃やすなんてやっぱり「中国ならでは」なのだろうか・・・

ジャニーズのイベントにメタリカが出演したってこうにはならんぞ・・・と思うが、もしその時にメタリカが全ジャニーズファンを自分のファンにしたとしたら、「ロックって凄いなぁ」と私は思うぞ!!

布衣もなかなか善戦したのではないか?
中国ロックもなかなか素晴らしい!!

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布衣秋のツアー2018青海省「西寧」

さて、西安から青海省の西寧までは高速鉄道で移動・・・
5時間って・・・東京から博多まで行けるがな・・・(>_<)

青海省西寧へご〜 - Spherical Image - RICOH THETA

何にもない山の中をひたすら進む・・・

列車の中でヒマだったので西寧のことを色々調べていたのが悪かった・・・
標高2275mと知った途端に息苦しさと頭痛・・・(>_<)

前回来た時には何もなかったのよ〜(涙)

まあ風邪ひきさんやし体調にもよるのよねぇ〜
4000mのチベットのラサの時でもすぐに慣れたからまあ大丈夫でしょう・・・

ふうふう言いながらセッティング!!

ここにも地元の若いドラマーが「何か手伝いましょうか」と待ち構えているのだが、如何せんチューニングやセッティングって自分でやるしかなくって手伝えることがないのよねぇ・・・(>_<)

北京から飛行機でも3時間近くかかる辺境の地、バンドからしてもそんなにしょっちゅう来れるところではない。
ファンにしても滅多に生で見れないわけだから盛り上がらないわけはない!!

しかし盛り上がれば盛り上がるほど酸素がなくなるのよねぇ・・・(笑)
・・・と酸欠がとにかく不安(>_<)


酸欠と言えば、爆風スランプでアメリカはコロラドにある帝京大学デンバー校の学園祭に呼ばれて行ったことがあるが、
ライブ中に「やけに息苦しいなぁ」とは思っていたが、そこでも高々1609mである。

まあ年取ってかかった水疱瘡で40度の熱でも叩けたのである、
どんな状態でも「ドラムが叩けない」ということはないだろうとステージに上がった・・・


酸欠や風邪の影響もあるのか、頭がぼーっとしている。
「そもそも自分はドラムを叩いている時にどのように息継ぎをしてるのだろう・・・!(◎_◎;)」
それが全くもって思い出せない・・・

ある時、X.Y.Z.→Aの超高速ツーバスを踏み終えた時に、ぜーぜー言ってぶっ倒れそうになったことがある。
「俺・・・曲中って息してないんちゃうん?」
と思って恐ろしくなったことがある。

この高地で息継ぎなしで叩いてたら本当に死ぬかも知れんので(笑)、
ちょっと自分の呼吸を意識して聞いてみたら、
リズムを叩いている時にはゆっくりと吐いたり吸ったりしているようだが、
フィルとかシンバルを入れる時に無意識に「ホーッ!!」とか「ハーッ!!」とか声を出しているようで(笑)、その時には一瞬深く呼吸をしているようだ・・・


まあそんなことがわかったところでどうしようもないので、ひたすら音楽に集中して叩く!!

見ればステージ袖で若いドラマーが食い入るような視線でこちらを見ている・・・

「滅多に見れんやろうからちゃんと見ときや!!ドラムはこう叩くんやで!!」
などと思いながら叩いているのだけれども、
実はこのドラムセットのシンバルスタンド、シンバルを留める留め金が緩くって、強く叩くとすぐ飛んで行ってしまうのよね・・・(>_<)

気にせず叩いてたらシンバルまで外れてすっ飛んで行った!(◎_◎;)

叩きながら若いドラマーに「こっちに来て直せ!!」と目で指示を送るのだが、
意味がわからないのか、わかってもステージに上がるのははばかられるのか動こうとしない。

「何やってんねん!!すっ飛んで来んかいボケー!!」
こんな時の私は容赦ない・・・入ったばかりのX.Y.Z.→Aのローディーがこの剣幕に恐れをなして次の日に辞めたという逸話もある(笑)

布衣のスタッフが異変に気付いてすっ飛んで来てシンバルを直す・・・

「あの若いドラマーを連れて来てここに座らせとけ!!」
そう指示をして、スタッフがドラマーを連れて来た。

曲間のMCで首根っこを掴んで、
「いいか、お前はここにずーっと座っててシンバルがトラブったらすぐに直せ!!」

物凄い形相でそう言われて若いドラマーが固まっている(笑)

いや別に首根っこ掴んでケンカ腰で言うようなことではないのだが、
ステージの上ではアドレナリンが出まくっているので正常な状態ではないのよねぇ・・・許せ!!

こんな感じ・・・
(写真は終演後に撮りました、まだちょっとビビっている・・・(笑))

まあこれで安心して修羅場に戻れるわけであるが、
この日は酸欠でぼーっとした頭の中で、昔のあるライブのことがフラッシュバックされて来た。

X.Y.Z.→A結成してすぐのツアー・・・

「メタルはJazzなんかと違って毎日連チャンで何本もライブが出来ないのよ」
ということを知らず、1週間の移動日なしのツアーを組んでしまったその最終日・・・

名古屋ELLというライブハウス、
今では大きなホールのようになっている老舗のライブハウスだが、
当時はまだ小さい小さい地下室である。

天井が低く、この小屋にぎゅうぎゅうに客を詰め込むと、
客の頭上には空間がほとんどないという状態になるため、
当然ながら「酸欠」になる。

普通の「酸欠」ではない。
客席の横に細長く設置されている通路兼楽屋兼調理場みたいな空間で、
店の人間がタバコを吸おうとしたらライターに火がつかないのだ。

「酸欠」というより、もう「酸素」自体がない(>_<)

その頃、爆風スランプは活動を休止したばかりで、
その日は偶然にも同じく名古屋でサンプラザ中野とパッパラー河合がどこかで営業仕事をしていたと聞く。

「踏み絵ですか(笑)私たちファンはどちらに行けと言うんです?」
そんなファンの声を思い出しながら朦朧とした頭でこんなことを考えていた。

同じバンドのメンバーが、片や新幹線のグリーン車で名古屋にやって来て、
Runnerと旅人よを歌ってまた新幹線で帰ってゆく。

片や自分で車を運転してこの小さな小さなライブハウスで汗だくになって酸欠と戦っている・・・

実はこの小屋、爆風スランプが最高動員記録を持っている。
客を詰め込むだけ詰め込んで、入れない客が階段の上で待っている中、
演奏を始めたら客が前に押し寄せるので後ろに出来た隙間にその待っている客を入れる。

最前列の客が押されて、酸欠で倒れるのを一番前から救出して、
楽屋兼通路兼調理場から外に連れ出す。

そうすると後ろにまた少し隙間が出来るので外の客を後ろから入れる・・・

よく人が死ななかったと思うが、
これが物理的にこの店に客が入れるマックスの量なわけだから、
この「動員記録」はその後も誰も破ることは出来ないでいる・・・


酸欠になるとこれらの思い出がフラッシュバックして来る。
きっと身体に染み込んでいるのだろう・・・

この日も酸欠の中で朦朧とこんなことを考えてた・・・

片や新幹線でやって来てヒット曲を数曲歌って新幹線で帰る。
片や自分で車を運転してひと握りのファンしか知らない曲を生きるか死ぬかの酸欠で演奏している。

ある人達から見たら私の方を「ミジメ」だと思うかも知れない。
しかし私はそうは思わない。

「俺はここで生きて来て、そして今もここで生きている!!
これから色んなところで演奏もするだろうが、
俺は必ずここに戻って来る!!」

こここそが私が育った場所であり、これからも生きてゆく場所なのである!!

そんな事を考えてると「力」が湧いて来る。
中国の最果ての場所まで来て、
アンダーグラウンドのバンドのドラマーとして、酸欠と戦いながらドラムを叩く自分を、誰がどう思おうが自分はこれを「誇り」に思う!!

こここそが私が生きて来て、そしてこれからも生きてゆく場所なのだ・・・
そんな思いが込められたいいステージだったと思う。


ツアーの中で色んな要素が重なり合って高いレベルの演奏になった時、それをバンド用語で「初日が出た」と言う。
(詳しくはこちらを参照のほど)

布衣にドラマーとして参加して2回目のツアー、
9本目にしてやっと「初日」が出たようだ・・・

大満足な心の裏腹にそんな自分にこう突っ込む・・・

「ほな初日からこう叩けよ!!(笑)」

40年以上ドラムを叩いていてまだまだである・・・
変わらず精進しましょう〜


この日のドラムソロ・・・若いドラマーがいい仕事をしてます(笑)

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2018年9月24日

布衣秋のツアー2018陝西省

さてと、内モンゴル自治区包頭終わってこの日は移動日!!

高速鉄道駅「鄂爾多斯(オルドス)」からは迎えに来てくれた小屋の人の車で、目的地「神木(ShenMu)」まで・・・

南の島の格好のまま内モンゴルの6度の気温にやられた風邪のため、
次の日の現地オフはずーっとホテルで寝ていた・・・(>_<)

本番までには元気・・・でもないけど、セッティング完了!!

ドラムソロ!!風邪には全く影響されません!!

面白かったのは、ドラムを叩きながらふと客席を見ると、
スタッフのヤオヤオ君が最前列で客と一緒に腕を組んで踊っていたこと(笑)

まあ日本だと「専門職」であるはずのスタッフが、
客席に降りて「遊んでいる」とかいう行為はあり得ないことなんだろうけど、
これが中国の悪さでもあり良さでもあって、個人的には好きである(笑)・・・

いつもならライブ終了後にみんなでメシでも行って一杯やるのだが、
風邪をひいているので「ほなワシは寝るし〜」と言うと、
見たらメンバー誰もメシ食いに行かないのね!(◎_◎;)

まあ基本的に酒を飲むのが私だけなので、私が行かなければみんなも行かない。
いつもこの私のためにわざわざ一緒にメシ行ってくれてたんだなぁということがわかりました。(感謝)


さて翌日は早起きして西安まで移動!!
この街は高速鉄道が通ってないのでローカル線で8時間の旅になるらしい・・・!(◎_◎;)

朝メシは列車の中で〜

中国のローカル線は、
硬座:2等座席
软座:1等座席
硬卧:2等寝台
软卧:1等寝台
というチケットに分かれていて、
我々のチケットは软卧:1等寝台!!\(^o^)/

というわけで風邪ひきさんはゆっくり休ませてもらいました・・・

ところが現地オフでもずーっと寝てるので今さら全然眠れない(>_<)

软卧のいいところは、いわゆる「コンパートメント」というやつで、
ひと部屋が丸々貸切メンバーの部屋みたいになるのでぼーっとして時間を潰してたら発覚・・・

8時間ではなく9時間ではないか!!!

西安まで8時間どころか9時間ではないか(>_<) 退屈なのだ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

中国は本当に広い(>_<)
同じ陝西省の中で移動なのに9時間もかかるんだから・・・

着いたら「麻辣烫(串おでん火鍋)」!!

これにビールをくいーっといくと至極の旨さなのだが風邪ひきさんなのでコーラで我慢(>_<)

まったく持って「酒を飲まない」となると晩メシって全然魅力がないのよね・・・
「風邪が治るまで飲まないんだったら晩メシも食わない」と決意・・・

その代わり朝メシ昼メシはがっつり行きます!!(笑)
西安名物の羊肉泡馍(YangRouPaoMo)!!

食ったらセッティング!!

西安は神木なんかに比べるととてつもなく大都会なので、
(中国西北地方最大の街?・・・)
会場もそれに合わせてとてつもなくデカい!(◎_◎;)

セッティングだん!!いや〜今日の会場も広いなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

客も入ったぁ〜・・・

ドラムソロもばっちりキメさせて頂きました!!

途中でリズムを崩して・・・

ロードムービーがアップされました〜

そしてこの日から毎日ほぼ1000km移動の4連チャン!!
この西安終わったら明日は青海省西寧まで700km
明後日は北京まで1300km
明々後日は寧夏回族自治区銀川まで900km

はてさてどのようなことになりますやら・・・

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2018年9月18日

布衣秋のツアー2018内モンゴル自治区

太原から呼和浩特まではさすがに飛行機・・・

窓からこの景色を見ると何やらワクワクとしますなぁ・・・

空港に降り立つと空が広い!!(◎_◎;)

しかし寒い(>_<)

南の島からそのまま中国に渡ってるから短パンTシャツしか持ってないのよ〜(涙)

小屋の近くで冬装束を買おうと思いつつ小屋に入ってセッティング〜

そうなんです〜いつもこんな風にだらだらセッティングしてるんです〜

セッティング終わったら楽屋でゴロゴロ〜
そしたらそんなところばっかりカメラで撮られてしまいます(>_<)

いや〜この日も入ったなぁ・・・客・・・

ドラムソロも気合い入れて叩きました!!

打ち上げはラムしゃぶ〜・・・そしてここから体調悪化への道を辿ることになるのです・・・

内モンゴルなので羊を食います!! いや、食わねばなりませぬ!!! - Spherical Image - RICOH THETA

翌日はこの気温!!(>_<)・・・そりゃ風邪引くわのう・・・

フフホト駅〜マッサージ機がありがたい・・・

包頭に向けて出発〜!!

モンゴルに来たらこの曲が頭の中リピートで流れ続ける・・・

私が後期のアルバム3枚をプロデュースした零点復活第一弾のアルバムに収められている曲である。
もともとははボーカルの老五のためにあの時私がドラムをレコーディングした曲であるが、バンドのアルバムにはそのまま収録したらしい・・・

もともとは外モンゴル、モンゴル共和国の楽曲だそうな・・・

呼和浩特から包頭に移動する列車の中でずーっとこの曲を聞いていた。
Wikipediaで見たモンゴルの歴史を思い出しながら、ほぼ全世界を統一しながら滅んでしまうモンゴル帝国、そして同じ民族が争うがためにこうして列強によって分断されてしまう悲しい歴史・・・そしてこの山の向こうにどこまでも続く草原の中で馬を走らせながら「国境どこ吹く風」と大らかに生きているモンゴル人に想いを馳せる・・・
またもう一度この山の向こうの草原に行って星を見ながら白酒を飲んでみたいものだ・・・

http://www.funkycorp.jp/funky/ML/89.html

リハが終わったらさすがに風邪でぶっ倒れた(>_<)
スタッフが薬を買って来てくれた・・・

いつものように風邪のひき始めの漢方と西洋薬。
一応消炎剤の漢方・・・

別のスタッフは私のためにユニクロに服を買いに行ってくれる・・・

グループチャットで「この服なんかどう〜?」と送って来る。
「小さ過ぎるんじゃない?」
「お前の方がデブなんだからお前が着れれば俺は着れる」(笑)

LではなくXLに決定!!
短パンでこの気温はもう死ぬので「ズボンも欲しい!!」

ファッショナブルなのを探そうとするので
「暖かかったらそれでいいんだよ!!」(焦)

「中にもふもふが入ってるのがあるけど・・・」
「それ!!それがいい!!!」

「Mでいいかなぁ・・・」
「俺はお前より足が長い!!腹はお前の方が出てる!!」(笑)

「Lじゃ長過ぎるでしょう・・・」
「俺はお前より背は高いぞ」

「足長いし」
「お腹出てないし」
「僕・・・ダイエットしなきゃ・・・」(笑)

Lで決定!!

上下で1万円ちょい!!・・・いい買い物でした\(^o^)/

ライブ開始!!

この日もいっぱい入ったんだけど、どういうわけやら子供が多かったなぁ・・・
「ドラム教室の子供じゃない?」と言ってたがそうでもないみたい・・・

ドラムソロ!!

ふう・・・ちょっと寝て神木(どこや?)に移動です〜・・・

Posted by ファンキー末吉 at:06:31 | 固定リンク

2018年9月16日

布衣秋のツアー2018山西省「太原」

太原は一昨年の中国でのドラムスクールの場所である。

この時は北京から飛んだんだけれども、
布衣のツアーはうまいこと組んでいて、河北省「邢台(XingTai)」から高速鉄道で3時間足らず・・・まあ東京から大阪まで行くみたいなもん・・・

・・・などと考えていたが、もう寄る年波のせいか2時間以上って結構こたえるのよねぇ・・・(>_<)

でもこの日は移動日なので大丈夫!!
末吉の強い要望により(笑)みんなで焼肉!!

TaiYuan2018KaoRou.JPG

食って飲んでゆっくり寝て、鋭気を養って次の日本番!!
・・・しかし毎度の通りスタッフと共に会場に一番乗りして唖然とするのである・・・

なんと会場がまだ出来ていない!!!(◎_◎;)

いや〜中国で活動し始めてもうすぐ30年、さすがに着いたら会場がまだ出来てなかったのは初めてやな・・・(笑)

まあ会場というか、会場が入っているショッピングモール自体が翌日オープンなのに全く出来上がっていない!(◎_◎;)

建物全部がまだ工事現場という状況で、
明日のオープンのためにせっせとコップを拭いているお姉さんたち・・・
今拭いても無駄やと思うで・・・(笑)

さてそんな工事現場に機材運んでセッティング〜
でもここでまた大問題が・・・

ギターアンプに電源ノイズが乗る(>_<)

まあハコ自体がまだ出来上がってないんやから電源までは無理やろな・・・(笑)
立ち位置変えたり、無音状態では音を絞るとか、なんとか騙し騙しリハーサルは終了!!

ところがこの時にあまりのトラブルのために見落としていたのだ・・・
このドラムは鳴らない・・・(>_<)

最初は、狭いステージだし、音が回ってるからドラムの音が抜けて来ないのかと思っていた。
客が入れば低音が吸われてちゃんと抜けて来るだろうとタカをくくっていたのだ・・・

まあサウンドチェックの時にあんまし鳴らないことはわかっていたが、
これぐらいなら本番の「叩き方」で何とかなるだろうとタカをくくってたら、
本番になってみたら全くそのレベルではなかったのである・・・(>_<)


さて、ここからはカテゴリー「ドラムの叩き方」の分野であるが、
ではその「叩き方」ってどうするの?・・・という話である。

まず私は、中国ではよくびっくりされるが、自分のドラムの音はモニターで返さない!!

「え?!どうしてですか?!よく叩けますねぇ・・・」
とよく言われるが、
そんな時にはマイケルジャクソンが映画の中でイヤモニを拒否するようにカッコつけてこのように言うことにしている・・・

「俺の時代にはモニターなんかなかったからよう・・・」
大概の中国人はこれでノックアウトされて、ヒドい時には私を拝み始める(笑)

いや、厳密に言うとアマチュアバンドの頃にはモニターなんかなかったが、
爆風スランプの頃にはもちろんちゃんとあった。

でもやっぱアマチュアの頃の名残りであまり自分の音は返してなかったように思う・・・

一度、ツアーの移動日に博多でハウンドドッグのコンサートをリハから見せてもらったことがあるが、その時にドラムのブッチャーさんが自慢のモニターシステムを披露してくれた。

ドラムの左右にどデカいスピーカーを置いて、
「俺はなぁ、外のPAの音がそのまま聞こえてないとイヤやねん」
と言ってドラムを叩いてくれたが、それはそれは「完璧な音」である。

いや、それはそれで「完璧」なのだが、
私は自分でそれを真似ようとは思わなかった。

PAの音は所詮「PAの音」であって、
ドラムの音は、生音をこの耳の位置で聞いているのが「ドラムの音」である。

亡くなったひぐっつぁんも、
「俺はなぁ、自分のドラムセットとこのモニターシステムが用意出来んライブは基本的にやらへんから」
と言っていたが、
「毎日ドラムを叩いて生活したい」という夢から今に至っている私としては、Jazzクラブから武道館コンサートまで全く同じシステムというわけにはいかんし・・・

中国のミュージシャンは、ライブハウスに立った時からモニターがあったし、
ドラマー以外にもギターやベースなども必ず自分の音が返っているのが当たり前だった。

私の時代にはこのぐらいの小さいステージではアンプの生音を聞いてたし、
モニターに頼るなら「足りない音をちょっとだけ返す」程度である。


ところが今回のこのステージ、
ステージ上で音が回ってドラムの音が聞こえない・・・

というよりドラムが全く鳴ってくれない(>_<)

いつもモニターなんかもらってないので、
うちのエンジニアなんか、もうドラムのところにモニタースピーカーすらセッティングしていない(笑)

でももしモニターがあって、自分のドラムの音を返してもらったとしたら解決するのか?
・・・いや、それは否である。

音量の問題ではない「音質」の問題なのだ。
「鳴ってない音色」はどれだけマイクで増幅したって「鳴ってない音色」でしかない。

音量という点では、人間の耳は、ある音に集中するとその音だけを増幅出来るという能力がある。
こればかりはAIがどれだけ賢くなっても人間にしか出来ない芸当である。

だから自分の生音を一生懸命聞く!!
いつものように「パーン」と爆発的な音色にならないのならスネアに当たるスティックの角度を調整する。

「ロック」の場合、基本的に全てのショットをリムに当てる。
リムとヘッドとを両方同時に当てるのである。

レギュラーグリップにドラマーは時々スカっとリムだけになって不発に終わるショットもあったりするが、
私の場合はスネアの高さを、ちょうど左手を左足のつけ根に置いた時にリムショットとなるように調整している。

だから左足の付け根にはアザが出来ていて、そこだけ毛が抜けている(笑)

左足を爪先立ちにするとスティックの角度が上がり、下げると深いリムショットになる。
これでAメロやサビなど、音色を使い分けているのだ。

まあ乱暴に言うと、リムショットを深くするほど甲高い音になり、
浅くするほど優しい音になる。

バラードなどでは
「スローボールは力のないボールではない!!力いっぱいゆっくりのボールを投げるのだ」
の原則の通り、弱く叩くだけではダメである。
この「優しさ」と「爆発力」との割合を、このヒザの角度が決めてくれるわけですな。


こんなことを言うと、「コントロール能力」というか、「物理的な運動能力」でそれをコントロールしているように思われがちだが、それは違う。

大事なのは筋力とか運動能力ではなく「耳」なのである。

ステージ上のそんな真っ白になった頭でモノを考えることなど出来やしない。
「耳」で聞いて、「耳」が「気持ちいい」と感じたら「耳」が「そのままキープしろ」と命令を出す・・・そんな感じである。

だから必然的にモニターから返って来る「作られた音」ではこの辺の微調整がやりにくいのである。


さて、このドラムセット・・・鳴らない・・・

通常の場合、どうするかと言うと、まずスネアのピッチを上げてやる。
単純に言って甲高い音の方が周波数的に「抜けて来る」からである。

だが、このスネアはダメ(>_<)もう既にパンパンで皮自身が鳴ってない・・・

そういう時にはリムショットを深くしてやる。
その方が甲高い音が出るからである。

気が付いたら左足よりも低い所にまで手を下げて一番深いリムショットを叩いているので、MCの時に椅子をちょっと上げてその位置をデフォルトに直してやる。

しかしまあ「深ければいい」というわけではなく、
「パーン」という音をもっと深くすれば「カーン」になり、
最後には「カチッ」とリムだけになってしまう。

その角度は物理的なものではない。
これも「耳」が判断して、「カーン」の方に行き過ぎているように感じたら身体が自然に角度を固定しているのだろう。

ところがこのマックスでやっと音が抜けるような状態だと、
フラムショットとか・・・
(私はよくフィルの代わりに小節の最後のスネアをリムショットにしてメリハリをつけたりするが)
そのショットがいつものように「特別な音」にならないのだ。

普段はそれほど深くないリムショットをデフォルトにしてるので、
「強さ」+「根性」でフラムショットを叩くと、
音量と共にリムの深さが変わっているのだろう、ヒステリックな全く違う音になる。
(よく「ドタン」というフィルで顔じゅうに気合いを入れてフラムを叩くのはこの「+根性」の部分である)

ところがリムがこれ以上深く出来ないことを身体はもう感じてるので、
「音量」は変わっても「音質」は変わらない。

同様に弱く叩く部分でもリムを浅くすると音が抜けないので角度を変えられない。
つまり「表現の幅」がむっちゃ狭くなってしまうのである(汗)

「ドラマーは音の大きなモンの勝ち!!」
とよく言うが、「音が大きい」ということはそれだけ「表現力の幅がある」ということなのだから、この日は久しぶりに「音が小さなドラマー」の気持ちが少しわかった(笑)気がするライブであった・・・

まあそれでもちゃんと叩きました!!

客も入ったなぁ・・・ひとつのドア以外封鎖されている工事現場によくこれだけの人間が入ってこれた(笑)

ドラムソロ!!それなりに工夫して精一杯鳴らしてます!!

後にロードムービーがアップされました。

私たちは翌朝には内モンゴル呼和浩特へ向かうけど、
今夜はショッピングモールじゅう徹夜で工事して、
どこが出来上がってなくても何食わぬ顔で明日には大々的にオープンするんやろうなぁ・・・

中国・・・やはりおそるべし!!(笑)

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2018年9月13日

布衣秋のツアー2018河北省

さて布衣の秋のツアー、初日は河北省保定(BaoDing)!!

河北省は北京と隣接しているのでみんなは一度北京に集合してから保定入り。
でも私とよーしーずは上海でライブがあったため、
遠くは上海から高速鉄道にて保定入り・・・これが遠かった(>_<)

まずはその前の日には居酒屋勝で打ち上げをしていたために、勝山亭に帰ったのは夜中の3時(>_<)
5時起きなのでそのまま起きてりゃいいやと思ってたら寝落ちしてたらしく、
出発時間の5時半によーしーずに起こされた!(◎_◎;)

こりゃいかん!!とそのまま荷物を詰め込んでタクシーに〜

いつもの上海虹橋駅発かと思ったらあまり使わない上海駅発!(◎_◎;)
よーしーずがいなかったら虹橋行ってたわ〜・・・(>_<)

5時半起きで上海駅〜今日から1ヶ月のツアー〜高速鉄道で5時間かけて北京乗り換えで河北省保定ツアー初日!(◎_◎;)・・・今日ば本番なんて信じられん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

さてここから高速鉄道で5時間足らず!!
日本で行ったら東京から福岡まで行ける・・・(>_<)

もうね・・・眠いの・・・顔ぱんぱん(>_<)

そのまま北京で乗り換え時間1時間半!!
更に北京から高速鉄道で2時間・・・東京から名古屋まで行ける・・・(>_<)

会場まで車で30分・・・ドアtoドアで10時間(>_<)・・・ゆうにアメリカまで行ける(涙)

8時間かけて移動して現場着〜(ヘタしたらアメリカまで行けてるやん(>_<)) 若いドラマーが「僕あなたのドラム聞いて育ったんです!!勉強させて下さい!!」 「おうっええぞ、その代わりな、耳で聞いて学ぶなよ、心で聞けよ心で!」 カッコつけてもーた〜(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

会場着いたら若いドラマーが待ち構えていて、
「僕はあなたのドラム聞いて育ったんです!!」

!(◎_◎;)

まあ14歳の時に初めて亜州鼓魂を聞いてドラムを始めたと言うのだから、もう若いドラマーはそういう世代なのかな・・・
次の世代だと「許魏を聞いて育ったんです」と言うだろう・・・

もっと下の世代だと「布衣聞いて育ったんです」・・・LaoWuよ〜そうなるように頑張れ!!(笑)


ライブは初日から大盛り上がり!!

この日のドラムソロ!!

せっかくの多点タムでチューニングもばっちしだったのでタム回し中心でまとめてみた・・・

終了して打ち上げ〜
この街はロバ肉で有名らしく、打ち上げでロバ肉〜

打ち上げなう〜 ここ河北省保定の名物はロバ肉だそうで、ロバ肉の色々な部位が盛られて出て来ました〜オスのアソコとかメスのアソコとか・・・説明受けてもようわからんし〜まあどの部位も似たようなお味です〜 - Spherical Image - RICOH THETA

でもね、これだけ人数がいて、酒飲むのほぼ私ひとり(>_<)
対バンの四暗刻ってバンド、刺青入れてバリバリのデスメタルやってるのにみんな酒飲めん(笑)

翌日は四暗刻も一緒に次の街「石家庄」へ移動〜

次のツアー先「石家庄」へ移動〜 昨日の対バン「四暗刻」が今日も一緒なので、敬老精神で荷物全部持ってくれるので楽です(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

この時に四暗刻のメンバーが荷物持ちをしてくれていて、そこで初めて石家庄でも一緒なのかと知る〜(笑)

ここでSNSで投稿してくれた方の素晴らしい一句!!

「四暗刻〜単騎待ちせず〜荷物持ち〜」

お後がよろしいようで〜

他のメンバーより先に会場入ってセッティングとチューニングをするのがドラマーの務めです!! いや〜今日はまた広い会場やのう・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

さてまた例の如くスタッフと共に先に会場入ってチューニング〜
いや〜この会場も広い!!(◎_◎;)

まあ広くても狭くてもやることは一緒やけど・・・(笑)

ライブも盛り上がりました〜!!

ドラムソロ!!
前日はタム回しでまとめたので、この日はリズム系でまとめてみました〜

打ち上げはオーナーがライブハウスに出前を取ってくれてそこで〜
いや、こういうのもなかなかいいね・・・

打ち上げはオーナーが色々出前頼んでくれてライブハウス会場で〜 - Spherical Image - RICOH THETA


次の日は移動日なので昼からビールを飲みます〜

今日は移動日でドラムを叩かないから昼からビールを飲みます〜 ・・・って毎度の如く頼み過ぎやろ〜(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

着いてからもやることがないのでビールを飲みます〜

移動日なので夜もビールを飲みます!(笑) まあ毎度の如く頼み過ぎ(>_<) ホルモン大王の異名にかけて中国のホルモン(おそらくマルチョウ)を頼んでみました・・・(以下ノーコメント) - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみにこの「ホルモン」っつう食い物は日本以外では全くあかんな(>_<)

戦後の貧困の中で在日朝鮮人が「ほーるもん(関西弁で捨てるもんの意)」だった牛の内臓を、生のまま何度も洗って店に出したのが始まりという説があるが、
一度その腸を洗っているらしき店の近くに行ったことがあったのだが、
その店の周りがそれはそれは臭かったのを覚えている。

まあ内臓の中はウンコやからな、
それを全部丁寧に水洗いするのは至難の技。
それはそれは臭い(>_<)・・・

しかし海外ではそんなめんどくさいことはしない。
ぐっさぐっさ切ってお湯に放り込んで湯がく。

まあ簡単かも知れんが旨味も一緒に逃げてしまうのよね・・・

だからこのホルモンも食感はあるものの旨味はなくパサパサ(>_<)
でもそれを甘酢で味付けして中華風・・・ちょっと不思議な味でした〜


さてこの邢台という街、どう読むのかもわからんかったが、
「Xing2Tai2」、シンタイと読むらしい・・・

翌朝ひとりで朝飯を食いに行ったのだが、
肉まん屋のおばちゃんと全く言葉が通じない!(◎_◎;)

向こうが言ってる言葉も訛りがキツくて聞き取れんし、
こちらの言う言葉も全く通じない(>_<)

「この辺の人は標準語を聞くことも少ないから慣れてないんだよ」
とメンバーは言うが、
北京から高速鉄道で2時間ぐらいの土地でもうこんなに文化が違うのかと思うと、
「やっぱ中国は広いなぁ・・・」
と思ってしまう・・・


さて次の日は現地オフということなので洗濯!!

・・・と言っても、前回使った秘密兵器は北京に忘れて来てしまったのでドライクリーニング店に飛び込んでみた・・・

中国のツアーは洗濯との戦い!(>_<) 移動日なのでコインランドリーを探したが見つからず、ドライクリーニングに飛び込んでTシャツ類だけ洗ってもらいました〜1枚10元(150円)・・・ちと高いがしゃーないなぁ〜 パンツと靴下は自分で洗うことにしました(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

52元!!日本円で約800円!!
まあ高いと言えば高いが、そんなもんかと言えばそんなもん(笑)

この日は洗濯以外やることがないのでまたビールを飲むのだが・・・

XingTaiKaoRouDian.jpg

クリーニング屋の近くで見つけたこの日式焼肉・・・
メンバーみんなは吉野家で牛丼買って食うらしいので、ワシひとりで入ってみた・・・

XingTaiKaoRou.jpg

粉の調味料があるのが中国式ではあるが、うん!!なかなかいけるぞ!!

・・・しかし例によって頼み過ぎ(>_<)
肉好きのよーしーずを呼び出してみる・・・

「今牛丼来たところですから・・・」
「その牛丼を持ってここで食えば良い!!」

そうなのよ〜中国のお店は基本持ち込みOKなのよね〜

・・・というわけで世にも不思議な焼肉屋に牛丼の図(笑)

XingTaiKaoRouJiYeJia.jpg

ビールを2本飲んで寝てすぐ晩飯(笑)

移動日の夜はラムしゃぶ!! 上海のライブでRICHOの総経理から頂いた360度カメラTHETAのワイン!(◎_◎;)を今日は開けます!! 中国らしくVIPに配ってるやつなのだろうか、むっちゃ美味い!!\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

実は上海のライブでRICOHの総経理がワインをくれたのよね〜

なんとRICOH THETA Vのワイン!(◎_◎;)

VIPなんかに配るんやろか・・・超高級そうなフランスワイン!!

むっちゃ美味しく頂きました〜\(^o^)/

・・・と食レポばっかになってしまいました(>_<)
次の日はやっとライブ!!(笑)

いつものようにスタッフと一緒に会場に一番乗りしてドラムをチューニング!!

「邢台」ってどう読むやらわからん街で、朝メシのおばちゃんは訛りキツくて全く言葉通じひんし(>_<)、河北省は北京の隣なのに「外国人に慣れてないんでしょ」とメンバー、バンドも初めてのこんな街で客が入るのか?しかもそこそこデカい・・・ まあ客がいてもいなくてもやることは同じなので、今日のドラムセットを組んでどんなソロにしようかと思案中〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ライブはいつものように盛り上がり〜

ドラムソロ!!

なんかよーしーずのFacebookに長押ししたら写真が動くのんがアップされてました〜ブログでも動くかしら・・・

ロードムービーがアップされてましたが、
これ・・・私がごろごろしとるところしか写ってないやん!!(>_<)

そして数泊した邢台を後にして次の街、太原へ〜

・・・とその前に麺でも食っていきましょう〜
・・・って麺はええけどこの持ち込みのウサギの燻製はどうも・・・(>_<)

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2018年6月 1日

布衣春のツアー2018ファイナル「天津」

前回の遼寧省「瀋陽」が個人的には一番の出来だったので、
「昨日を超えようぜ!」
とLaoWuに声をかけてステージへ!!

この日は広州青島と同じく女性歌手がゲストに入ったのだが、
ちょうど彼女が崔健(Cui Jian)のカバー曲「新长征路上的摇滚(新しい長征の路の上のロック)」を歌い始めた時に、ちょうど客が「摇滚(ROCK)」と書かれた旗を客席で振り始めたのだ!(◎_◎;)

BuYi2018TianJinCuiJianSong.JPG

思えば30年前、
この中国ロックの創始者「崔健(Cui Jian)」が、毛沢東の長征になぞらえて「ロックの長征」と歌い、中国共産党に「けしからん」と言われた時代・・・
今と違って高速鉄道も全く整備されてない時代に、
それこそ「茨の道を歩いて行軍」するかのように、全中国にロックを広めた。

今ではアンダーグラウンドのロックバンドがこうして高速鉄道で各地を廻り、
若者たちが自由に集まって来て大暴れに暴れ、
そしてこんな小娘(失礼)が自由にこの偉人の歌を歌うことが出来る・・・

なんかこの旗を見た瞬間に、今まで私が見て来た中国ロックの20数年間が走馬灯のように思い出されて来て、この曲が一番感激したぞ(笑)

この日のドラムソロ!!

小畑秀光はもうギターなど弾かなくていいところまで解脱したようです(アンコールでダイブして戻って来た時の映像より)

客の盛り上がり!!

布衣2018上半期ツアー千秋楽!! - Spherical Image - RICOH THETA

ダイブしている小畑が撮った360度画像(笑)

小畑ダイブして人の海の中(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

3月29日、安徽省「淮南」から始まった37本のツアーはこれにて終了!!
私はこのライブで既に今年107本が終了!!

次は布衣は9月から今回行ってない地区を中心にまた始まります。

私はX.Y.Z.→Aのツアーがあるので「その時期は2軍ドラマーにお願いしてね」ち言ってたのであるが、わざわざその時期に入ってたライブを動かしてまで完全にスケジュールを合わせてくれた!(◎_◎;)

いいですよ、やりましょ!!
今年はライブ200本は行けそうやな・・・(笑)

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2018年5月30日

布衣春のツアー2018遼寧省「大連」「瀋陽」

さて話はちょっと戻るが、
山東省ツアー最後の街「烟台」から飛行機で渤海を越えて大連へ〜

YanTaiDaLianMap.PNG

ご覧の通り陸路で行くと大回り、
船で行くという選択肢もあったが、
時間的なことと船酔いを恐れて飛行機ということになったようだ・・・

海鮮で有名な街「大連」は日本人も多く、
Facebookで「ここ出演したことがある」とか、
「タクシーで15分ぐらいのところに住んでるのに」
とか日本人からメッセージも届く。

「大連の小屋は歴代3番目に暑いですからね」
と聞いていたが、普通のバーにステージがあるだけのような小屋では、
結局天井が低いので、詰め込めるだけ詰め込んだらその上に空間がなくなるから空気が少なくて冷房がおっつかないのだ(>_<)

ふうふう言いながらドラムソロ!!

人の気も知らずに客がダイブしとるし〜(>_<)
まあ中国の客は何でもありです(笑)

この小屋のオーナーはミュージシャンで自分もバンドやってツアーとか廻ってるらしく、
ミュージシャンシップよろしくみんなを連れて打ち上げをご馳走してくれた。

日本と違って中国のライブハウスは毎日ライブをやってるわけではなく、
(箱バンみたいのが入って毎日演奏してるバーはあるが)
時々開催されるライブの中で、こうして北京からアンダーグラウンドとは言え有名バンドが来てくれるというのはやっぱ嬉しいのだろう・・・

ご馳走さまでした!!


そしてその後北上して、黒竜江省「ハルビン」吉林省「長春」を挟んでまた遼寧省に戻って来た。

瀋陽・・・昔の呼び名を「奉天」という・・・

この街に来る度にいつもこの人のことを想う・・・

李香蘭・・・またの名を山口淑子・・・日中の間で数奇な運命を駆け抜けた、もはや「歴史上の人物」と言っても過言ではない。

この街、奉天で生まれ、
日本人に中国語を教えていたお父さんに、完璧な中国語を教え込まれて、
中国人スター「李香蘭」として満州映画などでも大活躍することとなる・・・

戦争が終わって、中華民国政府から「漢奸(売国奴・祖国反逆者)」の廉で軍事裁判にかけられ、処刑される寸前に日本人であることが証明されて命からがら引き上げ船に乗って帰国した話は、李香蘭を題材にした映画やドラマ、ミュージカルではクライマックスのシーンである。

面白いのは、その引き上げ船に乗って一緒に引き揚げた「野口久光」という人は、
私のJazz仲間であるピアニスト「ジャバ」のお父さんである。

映画などで友達のお父さん役というのが演じられているのを不思議な気持ちで見ていた(笑)

私が「李香蘭」という存在を知ったのは、
90年に初めて中国を訪れて以来、
中国に関する本などを読みあさっていて頃である。

本屋でふと見つけた「李香蘭〜私の半生」という本を読んで大きな影響を受けた。

一番感激した部分は、
関東軍が満州鉄道を爆破した事件(柳条湖(溝)事件)が起こった時に、
李香蘭のお父さんが
「関東軍の馬鹿野郎!!中国語もろくに喋れないくせに」
と呟いたところである。

当時、「アジアブーム」に乗って、私の所属事務所も含めて色んな日本企業が中国に進出していたが、どれも「ジャパンマネーで中国人の頬っぺたを叩く」ような状況で、それをいつも心苦しく思っていた。

「中国人の方があんた達より数倍金儲けに長けてるんだから、その内に大きなしっぺ返しに会うよ」
と思ったら、やはりそのほとんどは無様なほどに中国から撤退した(笑)

「日本のやり方が最高なんだ。だからこのやり方でやれ」
というような進出の仕方が私にはどうも整理的に嫌でたまらなかったのだが、
この本の中の「中国語も喋れないくせに」という一言が私の人生を大きく変えた。

最初は片言の英語で中国ロッカーとコミュニケーションを取っていたのだが、
「これではダメだ」
と思って中国語の猛勉強を始めたのもこの一言に背中を押されたからである。

実は私はお亡くなりになる前に、一度ご自宅にて李香蘭さんとお会いしたことがある。

「何日君再来」という曲の数奇な運命を取材する特別番組で、
私がそのナビゲーターとして取材させて頂いたのだ。

芸能界から退いて長かった彼女が、私のこの番組によって久しぶりにブラウン管に登場するという「歴史的な」インタビューであった。

リビングに通されたはいいけど、ご本人はなかなか部屋から出て来ない。

恐らく、往年の銀幕の大スターが、
長い年月を経てまたこうしてブラウン管に登場することに、心の準備とか色々あるんだろうと漠然と想像していた。

中国から来た若いカメラマンが、彼女の登場シーンを撮ろうとカメラを構えていたのを、私は「中国語で(笑)」それを止めた。

「いいか、若いお前は知らないかも知れないが、この人は歴史上の偉大な人物なんだ。最大の敬意を払って接するんだぞ」

それから30分、私たちは無言でひたすら待ち続けた。

少々の緊張の面持ちと、明るい笑顔を携えて出て来た往年の銀幕のスターは、
もう御歳85歳と言えど衰えぬ強いオーラを発していた。

「何日君再来」の話をする時には上海時代の思い出と共に本当に楽しそうに語って下さった。

私が中国語を交えて話をすると、
「あら発音いいわねぇ」
と褒めて下さって、
「本に書かれていたあのお父様のあの一言で頑張って勉強したんです」
この程度ですけれども・・・と頭を掻きながら答えたのを覚えている・・・


余談が長くなってしまった(笑)

そんな街(どんな街や(笑))、瀋陽でのライブ!!
工場を改造した(?)のであろう芸術村の中にあるライブハウスは天井も高く、
「こりゃ今日はそんなに暑くならんな」
と思ってたら、
「今日は600枚チケットが売れてるらしい」
と言う!(◎_◎;)

出会った頃にはライブやっても数人しか集まらなかったバンドが、
ずーっとライブをやり続けたらこれだけ動員出来るバンドになった。

素晴らしいことである・・・

しかし蓋を開けてみると当日客もいるので600人ではきかない(>_<)
大盛り上がりの中でライブ終了!!

客席の様子

いつものドラムソロ!!

実はこの日も楽器電源が落ちて、
仕方ないのでドラムソロ!!(笑)

停電とかアクシデントは逆に盛り上がるよなぁ・・・
この日は歴代最高のライブが出来たと思う。

今回ツアーのテーマソング、故)加賀八朗作「黄金色した憎いヤツ」中国語バージョン「啤酒怪兽]

故人もこの曲が海を越えてダイブとかモッシュとかされることになろうとは思ってもみなかったやろうな(笑)

中国のネットチャート急上昇中!!

今年のサマードラムスクールの課題曲のひとつでもあります。

そしてツアーは次がいよいよ最終日!!天津へと向かふ・・・

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2018年5月27日

布衣春のツアー2018吉林省「長春」

黒竜江省「ハルビン」から吉林省「長春」までは高速鉄道で1時間ほど。

思えばこの全中国に網の目のように張り巡らされた高速鉄道網によってどれだけ便利になったものか・・・

しかし中国!!不便なものはやはりとことん不便(>_<)

まず人知れず(国内のニュースでは全く報道されない)毎日べらぼうな数のテロが起こっていると言われている中国、駅に入る時にも空港と同じようにセキュリティーチェックがある。

そして、手荷物検査のあとに、空港と同じように重量オーバーの検査???

長いツアーでハルビン駅だけ何故か荷物超過で足止め・・・列車やのに重量オーバーって!(◎_◎;) 女性マネージャーがカメラ回しながら「お前何もんじゃ!身分証明書見せろ」と詰め寄る・・・中国人女性怒らせたら怖いよ(笑) 結局9人だから割れば重量OK!!揉め損でした(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

写真は
「おいおいお前らちょっと来い!!重量オーバーの超過料金を払え!!」
と言われてモメている図・・・

列車なのに重量オーバー???・・・
長い間中国で列車の旅をしているが、こんなんは初めてどころか意味ないやろ(>_<)

まあ得てしてこのような不条理なことを一方的に押し付けられるのがここ「事実上の一党独裁体制」である中国である・・・

現代っ子である若いスタッフは猛反発、
女性マネージャーは「キー!!!」

だいたいにして中国人女性を怒らせるもんじゃない((((;゚Д゚)))))))

駅員に向かって
「まずお前は何もんかをちゃんと説明しろ!!そして工作証を提示しろ!!」

それを若いスタッフがカメラを回しながら詰め寄るんだから凄まじい!(◎_◎;)

いくら独裁体制だと言えどネットの力は大きく、
プライバシーまで晒されて炎上させられたんじゃたまらない、
駅員も絶対に工作証を出そうとしない。

「どこの誰だかちゃんと言えないような人間の言うことをどうして聞かなきゃなんないの!!」
ピシャッと女性マネージャー・・・

モメること10分を超え、これ以上モメてたら列車に乗り遅れてしまうので、
「じゃあこっちは9人だからね、重量量りましょ、ああ量りましょうとも」

ということで量ったところ160kg。
ひとり20kgの9人で180kgまでOKなので余裕でセーフ!!

しかしこのシステムには穴があって、
ゴロゴロ引きずっている私のリュックだとか手荷物はチェックせず、
スーツケースとかハードケースの器材だけをチェックするので余裕なのである。

後で聞いたら
「この地方だけ駅が金を稼ぎたくてそうしてるんだ」
という話だが、
「上に政策あれば下に対策あり」のこの国で、
こんなザルのような「規則」がいつまで効力を発揮するのかは疑問である・・・


さてこの日は早い列車を取っていたのでてっきり乗り打ちだろうと思ってたら、
なんとライブは翌日でこの日は移動日!(◎_◎;)

ゆっくり休ませて頂いて、夜には会場の下見に行こうというのでついて行った。

もうね、中国のツアーではビールの後が白酒で、
ワインやカクテルが飲めるチャンスってほんとないのよね〜

店の奢りでしこたま飲んで歌って帰りました〜(笑)


この小さなバーでやるのかと思ったら、
壁をぶち抜いて隣に大きなコンサートホールがあり、
まあそうじゃなきゃこの人数は無理じゃわのう・・・



という感じでドラムソロ!!

ライブ終わったら本当はまたこの店でゆっくりカクテルでも飲みたい気分なのだが、
店の人が打ち上げに連れてってくれるというで、考えた末・・・

2018ChangChunWine.JPG

ワインを一本開けてもらい、
ハルビン駅で買ったロシア風味のハルビンソーセージを温めてもらって、
スタッフの片付けが終わるまでひとり飲み\(^o^)/

そのままワインとソーセージの残りを持って打ち上げに向かうのであった〜!!

打ち上げ会場のレストランとかが持ち込みOKな中国最高!!
どれだけで飲んでもライブハウスが必ず酒を奢ってくれる中国最高!!

ツアーはついに残すところ後2本!!瀋陽と天津のみとなりました〜

Posted by ファンキー末吉 at:12:20 | 固定リンク

布衣春のツアー2018黒竜江省「ハルビン」

山東省「煙台」から遼寧省「大連」に渡って、遼寧省は後の「瀋陽」と一緒に書くとして、とりあえず次の黒竜江省「ハルビン」!!

この布衣のツアーまで、私は福建省とこの黒竜江省だけが行ったことがなかったのですが、これにて中国の全ての省と自治区を制覇!!\(^o^)/

Map20180523.jpg

いや〜それでも日本の方がまだ多いな・・・狭いところにびっしりと・・・

中国の西の方、下の方のラサから上の方ウルムチまでがぽっかりと空いているが、
この辺になるともうチベットの奥地、ウィグル地方の奥地で、ライブハウスなんかありゃんせんが・・・行きたいのう・・・(ワシは冒険家か!!笑)

というわけで、初の黒竜江省!!・・・と言っても、
ツアーとはどこに行っても会場と、ホテルと、メシを食いに行くところしか知らないので、ロシア風情の街並みや名物などには一切触れることなくライブ!!

ドラムソロはまあいいとして、アンコールでは小畑秀光がギターを置いてダイブ!!(◎_◎;)

動画を見ると、最初のダイブは見事撃沈!!(笑)
そのまま男性客の多い中央で仕切り直して見事成功!!

おーい〜帰って来い〜・・・いやいや、別にこの曲はお前おらんでも成り立つからずーっとそっちで遊んどれ(笑)

この会場はビール工場跡地を改造したもので、
なんと「苺ビール」なるものを醸造してるとか・・・

スタッフがもらって楽屋まで持って来てくれた・・・超美味!(◎_◎;)
いや〜このビールを飲むためだけにもう一度ここに来てもええなぁ・・・

打ち上げは近所の串焼き屋に行ったのだが、
そこでLaoWuが変な飲み物を飲んでいる・・・

「面包发酿饮料」・・・つまり「パンを発酵させた飲み物」??!(◎_◎;)

ノンアルコールで、とりあえず飲んでみたのだが・・・
本当にパンの味がする!!!(◎_◎;)

いろんな変わった飲み物があるもんじゃと感心してたらスタッフがこんな飲み物を飲んでいた!!

「珍珍」は「ちんちん」と読むんじゃないですからね!!
中国語では「ZhenZhen」つまり「じぇんじぇん」と読むんですからね!!

じぇんじぇん問題なし!!

・・・お後がよろしいようで〜

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2018年5月25日

ツアーこぼれ話:酒グセ

「なくて七癖」と言うが、酒グセにも色々あるようだ・・・

ある日、メシを食っている時にみんなが、
その場にいないひとりのツアーメンバーの話を深刻な顔をして話している・・・

このツアーメンバーは基本的に酒を飲まない人間が多いのだが、
そいつだけは結構酒を飲む。

昔からよく一緒に飲んでたヤツではあるが、私自身彼のことをそんなに「酒癖が悪い」とは思ったことがない。

ところがそれはどうやら、
私がいつも先に酔い潰れて知らないだけであったようだ・・・

まあ酒グセにも色々ある。

私の場合は悪酔いすると説教を始めるらしく、
昔「団長」というギタリストに散々説教をして、
「二度とあんたとは飲まない」
と宣言されたこともある(笑)

和佐田も時々愚痴っぽくなることがあるし、
二井原はエロくなるし(元々か・・・笑)
橘高は・・・

まあヤツは断酒したからここでは触れないでおこう・・・(笑)

さてこのツアーメンバーのひとり、
全中国各地に友達がいるらしく、着いたら地元の仲間と飲み歩いている。

残りのメンバーはそこで深酒して帰って来てからの彼の「酒癖」を心配しているのだ・・・

私なんかは酔っ払うと「眠い」とか「しんどい」とかになってすぐ寝てしまうのでよいが、こいつの場合はそこからが長い(>_<)

もう自分では全く覚えてなく延々と飲み続けるのだから、
酒代が勿体無いから「もう飲むな」という感じである。

そしてこいつの酒グセ・・・どこにでも小便をするのである!(◎_◎;)

ある時は人のライブを見に行って、
ソファーにどっかと座ったまま酔っ払って、
そのままソファーの上でイチモツを取り出してジョーっとやったり!(◎_◎;)

今回のツアーではホテルに帰ってからベットの上でジョーっとやったり(>_<)
ひどい時には同部屋の身体にジョーっとぶっかけたり!(◎_◎;)

それはそれはもう大変らしい・・・

一度などペットボトルの中にジョーっとやって
(それならいいではないか・・・笑)
朝起きたら例によって全く何も覚えてないから起き抜けにそれを飲んでオエーっとなったり・・・
(まあそれなら誰にも迷惑をかけてないからいいか・・・笑)

「トイレ行けよ」と突っ込みたいところだが、
それが出来ないのがまた「酒グセ」である・・・

座長のLaoWuは大変である。
「わかったよ、俺からよく言っとくから」

ツアー中のライブハウスででもジョーっとやられたら、
それは「バンド」のせいになるのだ。

全国のライブハウスにその噂は瞬く間に広まる。
「布衣が来たんだけどさぁ・・・」

そうならないうちに釘を刺しとこうということである。

それを聞いてから私は彼に酒を勧めるのをやめたが、
見れば本人も座長からクギを刺されて大人しくなっているのか、何となくセーブしてるような気もする・・・

しかしそれが続かないのも「酒飲み」の習性である・・・

ツアーもあと3本!!
開放感から「今日は飲もう」という雰囲気になって来ることは重々考えられる。

無事にツアーが終わりますように・・・(笑)

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2018年5月20日

布衣春のツアー2018山東省その2

さて、済南駅を降りたらダッシュで走って、日照駅までの鈍行に間に合うか!!?
いっぱいの器材を抱えてデッキで待機する御一行・・・

駅員さんに
「乗り換えホームはどこ?近いの?」
と聞いてもよくわからない。

席なしで乗車しているおじさんが、
「ホームは近いけどねぇ・・・」
と知った顔・・・

「間に合わねえよ」

話好きの中国人は何でもずけずけとモノを言うので、
デッキの降り口付近ではさながら「討論会」である(笑)

「無理だ!!やっぱもうひとつ向こうの駅で降りよう!!」
LaoWoがそう判断してWeChatでみんなに連絡を回す。

降りてダッシュするつもりで待ち構えているスタッフも全員器材を置いて席に戻る。

当初の計画通り、次の「曲阜東」駅で降りて、
タクシーで「曲阜」駅まで走って、
乗れなかった日照行きの列車を待ち伏せするという作戦を遂行する。

いざやってみると実際は時間的には余裕!!
そやから言うたやろ〜(笑)

QuFuStation.JPG

駅ちっちゃ!!(笑)

QuFuHaragonashi.JPG

駅前で名物らしい中華クレープで腹ごなし、待合室へ入る・・・

済南駅で乗り換えられず、次の曲阜東駅まで行ってそこからタクシーで乗るはずの列車が停まる曲阜駅まで来て間に合った〜!\(^o^)/駅ちっちゃ!(笑) ここは孔子の故郷やと!(◎_◎;) 「子曰く」から始まる有名なお言葉がいっぱい書かれているがさすがに原文は難し過ぎてわからん(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

至る所に「子曰く」で始まる「論語」の原文が貼られているが、
聞くところによるとこの街は孔子の生まれ故郷なんだと・・・!(◎_◎;)

今度はゆっくり旅行で来たいもんじゃのう・・・
(田舎過ぎてさすがにライブハウスはないやろ・・・(笑))

待合室では小畑が切符を取り出して不思議そうな顔してスタッフに身振り手振りで何やら質問をしている・・・

あ、こいつだけ今何が起こっているのかわかってないのね(笑)

すまんすまん、よーしーずがいたら逐一説明してくれただろうが、
ずーっと中国語で話してて小畑に説明すんの忘れてた(>_<)

まあこういうこと(このブログ後半)ですよと説明してやっと納得(笑)

中国の鈍行列車は
「软卧(コンパートメント寝台)」
「硬卧(普通寝台)」
「软座(グリーン席)」
「硬座(普通座席)」
「无座(席なし)」
に分かれていて、
今回は昼間の移動なのだけれども「硬卧(普通寝台)」を取ってくれている!(◎_◎;)

曲阜から日照までの寝台車 - Spherical Image - RICOH THETA

6人部屋・・・知らないおっさんも一緒だけど取り敢えず横になったらすぐこてん・・・
5時間熟睡したらもう終点の日照でした〜

いや〜遠かった(涙)・・・いや距離じゃなく一番大変な移動やったな・・・ 日照って素敵な名前やのに雨(>_<) 海沿いなので海鮮なう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

「日照」という素敵な名前なのにあいにくの雨(>_<)
海沿いなので海鮮を頂いてまたこてん・・・

ライブハウスはホテルの斜め前という絶好のロケーション!!
しかしこのライブハウスも暑かった〜(>_<)

いっぱい汗をかいたので冷たいビールを飲みたいところなのだが、
昼間っから気になっていたホテルの隣のお店!!

打ち上げはここしかないでしょう!!
ということで何故日本人こんなにこの店にこだわるのか全く理解出来ない中国人を説得してここで打ち上げ!!

次の日はお隣の临沂(LinYi)へ向かふ・・・

去年の中国でのサマードラムスクールを行った場所である。

次のツアー先「临沂」へごー!! 高速鉄道が通ってないので鈍行ですが1時間半でも敢えて寝台車!!・・・楽しい(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

寝台車で食すインスタントラーメンは格別なのだ〜

寝台車で食うインスタントラーメンは格別なのです!! ほんとならビールも欲しいところだけど乗り打ちで本番だから我慢・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

瀬戸大橋がまだ出来てなかった頃の宇高連絡船で食す「うどん」と同じやね・・・(笑)


さて、
「今日やるライブハウスは昔院子に住んでたWenZi(ウェンズ)の店だよ」
と言われていたのだが誰だか全く思い出せない・・・

しかし会ってみると「あ、こいつか!!」と一瞬で思い出した。

LinYiWenZi.jpg

ステージ裏には簡単なレコーディングスタジオも作られていて、
その入り口にはワシの写真が貼られていた・・・

LinYiWenZiStudio.jpg

いや〜嬉しいねぇ・・・昔貧民街で一緒に暮らしてた連中がこうやって地元に帰って一国一城の主となって、
今一緒に廻っているエンジニアの海龍もそうだが、
こうやってお互いの「縁」が切れずにまた何かで一緒になれるというのは非常に嬉しいことである・・・

けどなぁ、WenZi、ひと言だけ言わせてもらってもええか〜
「アンダーグラウンドなのはええけど、掃除ぐらいせぇよ!!(笑)」

この日のドラムソロ!!

そしてこのまま夜中の1時半発の夜行列車に乗って次のツアー先「煙台」に向かうのだが・・・

今日のライブハウスは昔一緒に院子で暮らしてた仲間が開いた店だった!(◎_◎;) 積もる話もマウンテンなのだが、1時半の夜汽車で煙台に向かわねばならん(>_<) 1時間だけ打ち上げなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

1時間しか時間ないけど打ち上げ!!(笑)

寝台車は「软卧(コンパートメント寝台)」の4人部屋なのだが、
部屋割りでずーっと揉めている・・・

「デブほどイビキがうるさい」と言うが、
「幸福三大人」と呼ばれているこの3人は同じ部屋に放り込まれるとして、
あとひとり誰もその部屋に入りたくないのだ(笑)

無理やり2軍ベースの亀仙が押し込まれて、
「早く寝たもん勝ち!!」
のバトルが始まる・・・(笑)

次のツアー先「煙台」まで6時間半の夜行列車〜 「幸福三大人」と呼ばれてるイビキの大きい3人が同じ部屋に押し込まれ、今日は睡眠を賭けた命がけの戦いが始まります!!(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

まあバトルの結果は・・・着いた瞬間のこの表情で想像してみて下さい(笑)

煙台着いた〜\(^o^)/ 誰が一番寝れたかはその表情にて(笑) やっぱ鈍行の旅は風情があるな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この一連のドキュメンタリー映像〜

「煙台(YanTai)」は渤海に面した素敵な港町。

そこで見つけた素敵な名前のギターショップ!!

YanTaiMetalGuitar.JPG

入らんかったけど(笑)

去年のツアーでは海が見える小さなライブハウスで、
100人ぐらいしかキャパがないのに200人客が来て、
結局100人ぐらいはライブを見れなかったそうなのだが、
そこがリニュアルオープンして立派なコンサートホールに!(◎_◎;)

クーラーも効いていて、久しぶりに冷静なドラムソロ(笑)

さて一行は今から渤海を越えて遼寧省大連へと向かふ・・・

YanTaiDaLianMap.PNG

「大連のこの小屋は歴代3番目に暑い小屋ですからね」
とスタッフは言うが・・・はてさてどんなことになりますやら・・・

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2018年5月17日

布衣春のツアー2018山東省その1

河南省安陽から山東省済南までの移動・・・

2018GoToJiNan.jpg

安阳东站-石家庄站G1952
14:19-15:28
石家庄站-济南站D1625
16:35-19:12

直通の新幹線がないので河北省の石家庄で乗り換え!!

日本だと新幹線は行けばすぐ乗れるし、
空港のようなセキュリティーチェックはないし、
飛行機のように2時間前に行って待っとかねばならんこともないが、
中国ではやっぱ早めに駅に行くので大変なのよねぇ・・・(>_<)

一日がかりで山東省の省都、済南まで移動!!
そこから重い荷物を分担してタクシーでホテルまで着いた頃にはもうヘトヘト・・・

ホテルの隣の「老板恋上鱼(社長が魚に恋をした)」という店の名前に惹かれて入ってみました〜

河南省安陽から山東省済南まで移動してメシ!! ホテルの隣の「老板恋上鱼(社長が魚に恋をした)」という店の名前に惹かれて入ってみました〜 - Spherical Image - RICOH THETA

済南のライブハウス「班卓」は暑かったぁ(>_<)

もともとは普通のバーなのだが、
椅子とテーブルを片付けてそこに詰め込めるだけ詰め込むのだからこんな状態になる!(◎_◎;)

雪崩のように人垣が崩れて、圧死者が出ないかとマジで心配しながら叩く!!
この日のドラムソロ!!

ライブハウスというよりはバーなのだから電源もしっかりしてないわけだから、
アンコールが始まった途端に停電(>_<)

その模様がすぐにネットにアップされている・・・こちら

実はこれが結構劇的だったのよね・・・
映像は電源復帰したら終わっているけど、
このあとすぐにバラードに入ったのが涙もん!!

やっと初日が出たな・・・(笑)

ちなみに客が狂喜乱舞しているこの曲
昔院子でLaoWuが「流氓歌曲(不良の歌)」だよと言って歌ってくれた曲。


罗马表(ローレックス)

我的女朋友,她的条件高她要一块罗马表
(俺の彼女、要求が厳しくてローレックスが欲しいと)
我是个穷光蛋,怎能买的起买的起
(俺なんてクソ貧乏なんだから買えるはずがない)

我去偷钱包,被人抓住了,她在一旁哈哈笑
(しゃーないから人の金盗んだ、捕まった、彼女がハハハと笑った)
笑你妈了个B,都是为了你为了你
(何笑うかこの腐れマ○コ!全部お前のためやないかい!!)

我的男朋友,他的条件高,他要胸大屁股翘
(私の彼氏、要求が厳しくて巨乳で魅惑のお尻)
我的小机场,怎能满足他满足他。
(わたしゃ胸が滑走路だし満足させられないわ)

我去做隆胸,手术失败了,他在一旁哈哈笑
(豊胸手術、失敗、彼がハハハと笑った)
笑你妈了个B,都是为了你为了你
(何笑うかこの腐れマ○コ!全部あんたのためやないかい!!)


これを初めて聞いた時に
「いいね、レコードにしようぜ」
と言ったのだが、
「こんな詞、発売出きるわけないだろ」
と言うので、
「"B"の部分だけ"ピー"って音入れて隠しちゃえばいいよ」
と助言、
さすがにわざわざレコーディングするのは恥ずかしい(情けない)のか、
ライブバージョンに「ピー」入れて発売したら、
このおアホな曲が彼らの代表曲になってしまった(笑)

ちなみに「B」は女性器の蔑称(つまり「おマ○コ」)という意味で、
ライブではここでブレイクになり、客が全員でこれを叫ぶのが可笑しくてたまらない(笑)

まあ全国どこに行ってもこのどうでもいいおアホな曲(笑)が求められるわけだが、
それでもちゃんとバラードでライブを締めて、客がペンライト代わりの携帯のライトを振ってバラード大合唱するのは「大物バンド」の風格がある・・・

打ち上げはお決まりの串焼き!!

山東省済南暑かった〜(>_<) 途中停電して客が大合唱感激したなぁ〜・・・ 初日が出たので打ち上げなう〜\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA


次の日の青島は「ここは2番目に暑い小屋だよ」と言われていたが、
面積が3分の1しかないのに同じ数の客を詰め込むんだから暑いに決まっている(>_<)

朦朧としながらドラムソロ!!

ちなみにはっつぁんの忘れ形見「黄金色した憎いヤツ」や、
英樹さんの忘れ形見「Star」なんかも演奏してます。


次の日はまた初めての土地「潍坊(WeiFang)」、
もうね、読み方がわからんのでいちいち辞書引かないかん(>_<)

ここの会場のステージ反対側には大きなプロジェクターがふたつあって、
そこでずーっとセクシーな映像を流してるのよね・・・
気が散って集中出来ん!!(>_<)

煩悩に負けずにドラムソロ!!

次の日は移動日なのだが移動せずにここでOFF!!
その次の日に乗り打ちした方が楽だという判断なのだろう・・・

淄博(ZiBo)という街にはPearlドラムの活動何度か来たことがある。

ここでもバシっとキメて、さて次の場所「日照(RiZhao)」に移動・・・
ところがこれが大変だった(>_<)

この「日照」という街、名前が素敵なので覚えていたのだが、
以前「连云港」から「青島」までの移動の時、バスで通ったところである。

つまりこの「日照」あたりには高速鉄道が通ってないのである(>_<)

淄博(ZiBo)からだとまず済南(JiNan)に出て、
そこから鈍行に乗り換えて5時間かけてゆくこととなる・・・

ところが前の日からの大雨のせいか、
淄博(ZiBo)駅に着いたら列車が遅れている!(◎_◎;)

列車が遅れたため済南での乗り換えが間に合わないことが確定して途方に暮れるご一行なう・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

19分遅れのうちはまだ
「乗り換え時間7分だぞ、済南着いたら走るぞ!!」
などと言っていたのだが、もう24分遅れになったら無理である(>_<)

代替え案を色々考える・・・
ワシとしては、以前通ったことのあるルート、
「青島まで行ってバスで日照」
というのを推していたが、
それだと済南行きとは反対方向の列車に乗らねばならぬ。

スタッフが調べたところによると、
同じ列車で済南で降りずに、
次の「曲阜東」で降りて、
ワシらが乗れなかった列車が「曲阜」に着くのを待ち伏せしてれば乗れるのではということになった。

つまり、

ワシらが乗るはずだった列車は、16:28にワシらを置いて済南を出発するが、
18:43には曲阜という駅を通る。

一方ワシらが今乗っている新幹線は、

予定通りだと16:06に済南に着くところ、24分遅れなので16:30着、
乗り換えには間に合わない。
ところがこのまま乗ってると予定時刻で16:47、24分遅れでも17:11には済南の次の曲阜东駅に着く。

問題は曲阜东から曲阜までこのいっぱいの機材を抱えてタクシーで走って間に合うのか・・・

と思ったら新幹線って「高速鉄道」というぐらいで偉大なや、
1時間半以上の余裕があるということでこの方法を選択!!\(^o^)/

のんびりと新幹線に座っていたのだが、
済南駅が近づいて来るとLaoWuが突然こう言い出した。

「乗り換え時間8分あるぞ!!間に合うぞ!!降りろ!!」

おーい!!絶対間に合わんし!!このまま乗っとこうよう〜(涙)

はてさて御一行は無事に日照まで辿り着けるのだろうか・・・続編に続く・・・

Posted by ファンキー末吉 at:08:33 | 固定リンク

2018年5月14日

ツアーこぼれ話:洗濯との戦い2

今日は移動日やと思とったら移動せずにオフなんやと!(◎_◎;)

毎日ライブか移動か何かあるより、明日乗り打ちでライブやった方が楽だということらしい・・・
まあええけど・・・ほな洗濯!!

中山さんからタイで譲ってもらったハンディーセコが大活躍!!

汗だくのまま一晩放置すると雑菌が増殖して雑巾化するので、
やっぱその日に洗って干すってのは大事やな!!

バッテリー駆動ではなくUSB電源なのは、中国の航空会社がバッテリーの持ち込みを制限してるので私としては助かるが、
部屋にUPS電源がないと、出かけてる間は電源が切れて回らないということになるので、その場合はパソコンのUSB出力から電源を取る!!

この部屋のようにシャンデリアがあったりすると吊るすところに困らないが、
通常のホテルはなかなか吊るすところがないのよねぇ・・・

窓際のクーラーの吹き出し口に吊るしてカーテンを直撃しながら回す!!

洗濯しない小畑は、本人は全く気にしないのだが、周りが大迷惑だということでよーしーずがついにGパンを洗ってやったそうだ・・・

洋服掛けが設置されてるホテルもあるが、
やっぱ壁掃除をしながら回すことになる(>_<)

Tシャツだけなら十分回るので

Tシャツが乾いてからタオルを回す!!

両方回すとやっぱ壁掃除(>_<)

今日はパンツも洗った!!

ツアーもぼちぼち30本にさしかかろうとして来ると、
「洗濯物を出さない」
という技を習得して来る。

老人介護の精神で(笑)ワシはひとり部屋なので、
基本部屋の中では素っ裸!!

これが一番洗濯物を出さないいい方法である!!

中国人は「健康のため」という理由で寝る時も素っ裸で寝る人間が多いが、
Tシャツを着て寝るとそのぶん洗濯物が増えるので、
洗濯との戦いにおいては「いつも素っ裸」これに限ると思う・・・

あと、ステージ衣装のズボンはもうタイで買った海パン!!
パンツを履かないので洗濯物が増えない上に、乾きが格段に早い!!

あと靴下はもうドラムシューズと共にツインペダルのケースに入れて、ドラムを叩く時にしか履かない!!

普段はタイで買ったサンダルです〜
これで靴下洗う回数も格段に減る・・・

中国ツアーもあと9本!!
洗濯物は極めた感がある・・・(笑)

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2018年5月11日

布衣春のツアー2018河南省

南昌ではステージが死ぬほど暑かったのだが、
「明日の鄭州はもっと暑いよ」
と言われていたので扇風機を用意してもらった。

扇風機って髪の毛が揺れて顔にかかったりしてどうも慣れないのよねぇ・・・
「暑いのには慣れてるが扇風機には慣れてない」
などとかっこいいことを抜かしているレベルではなさそうなので、
とりあえずなるだけ顔の正面に来るように置いて、
リハの時から「弱」で回していたのだが、
もう本番になると「強」にしても来る風は「熱風」で全く役に立たん(>_<)

前回の南昌からツアーメンバーに加わった刺青だらけの2軍ベーシスト(笑)の亀仙(GuiXian)、
よーしずがベース弾いてる時には「コーラス」としてステージに上がって、サイン会の時にも5人でサインしている・・・

手持ち無沙汰なのかコーラスのない部分では小さなシェイカーを振っておる・・・
絶対にシェイカーの音など聞こえんのにな(笑)

昔「カラバオ」というタイの有名バンドが来日した時、
同じようにコーラスだけしてるメンバーとかカウベルだけ叩いてるメンバーとか、
いわゆる「あまり役に立たない」(笑)メンバーがいるのを不思議に思った。

後にインタビューした時に、彼らは一緒にコミューンを作って暮らしているということで、
「暇だろ?じゃあおいでよ。ステージでカウベルでも叩いてりゃいい」
みたいな感じだったのだろう(笑)

当時はそういうのに大きな違和感を抱いてた私だが、
今になると、昔院子で一緒に暮らしていたこいつなんかに、
「ヒマだろ?ステージ上がってシェイカーと頭でも振っとけ」
というのがよく理解出来るようになった(笑)

しかしいくらヒマだからといってお前だけステージでビール飲むな!!(笑)

朦朧としながらドラムソロ!!

打ち上げは毛肚火锅食って冷たいビールで生きてることを確認・・・

次の街、新郷へ向かふ〜

一行は次の遠征先「新郷」へ!! - Spherical Image - RICOH THETA

ここのライブハウスも鄭州ほどではないがそこそこ暑かった・・・

ライブ終わってサイン即売会に会場に出て行ったら、
床が湿気でヌルヌルになってて滑って転びそうになってたんだから相当なもんである(>_<)

人間「慣れ」って恐ろしいな。
鄭州があるからもうこのぐらいでは「暑い」と感じない(笑)

余裕でドラムソロ!!

珠海で初めてソロで叩けるようになった32分バスドラフレーズが自然と出て来るようになった!(◎_◎;)

やっぱ朦朧って大事やな(笑)

実はこの日のライブでは3曲目にLaoWuのギターの弦が切れ、
「弦切れたから」
と言って私に目配せしてステージを降りてゆく・・・

ワシに言われたって・・・
と思いつつ小畑に
「ギターソロやれ!!」
と指示して、いつもアンコールでやるギターソロの部分をここでやらせたので、
しゃーないなぁ・・・アンコールはドラムソロから始まることとなる。

これ・・・疲れるのよね(笑)

この動画はもう中国では何十万回再生されてるらしい!(◎_◎;)
まあ中国ではこのテの体力系プロレス技ドラムソロ(笑)をやるドラマーはおらんからな・・・再生回数100万回を超えると思われ・・・(笑)

さて新郷終わって、次の日に次の場所「安陽」への移動日、
そしてその次の日は現地オフ!!

たっぷり休めるのよ〜\(^o^)/

ブログ書いたりサマドラのPV作ってアップしたり、気分転換に街をぶらぶら・・・
いい感じの「田舎街」で、今の北京が失くしてしまった30年近く前の北京の感じがして懐かし・・・

2018AnYang1.jpg

2018AnYang2.jpg

そんな中でライブ当日にこんな看板!(◎_◎;)

「社長が布衣のライブを見に行くので今日は営業しません」ってwww

実はこの街のライブハウス、新しく出来たとこっつうか「今作ってる」ライブハウスで、前日の段階では「まだ出来てない」とのこと!(◎_◎;)

心配なのでスタッフと一緒に早めに小屋入りする・・・

今日の小屋は今日のライブが「こけら落とし」やと。 昨日の段階で「まだ出来とらん」と!(◎_◎;) 心配なのでスタッフと一緒に入ったのだが出来とるような出来とらんような・・・(笑) まあ音が出て客さえ来れば・・・ってかまだ出来とらん小屋に客が来るの? ファンはネットで調べて来るんやと!(◎_◎;) つまりこのバンドは小屋の客がいなくても全部バンドの客なんやと!(◎_◎;) そりゃ毎回小屋の人によくしてくれるわけや・・・凄いのう・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

出来とるような出来てないような・・・(笑)

まあ音がちゃんと出て見に来る客さえいればライブは出来る!!
・・・と思いつつも、看板もないまだ営業もしてないライブハウスに客がどうやって集まって来んの?!(◎_◎;)・・・

聞けばファンはネットなどで調べて集まって来るんだと・・・
その話を聞いてこのライブハウスのことを思い出した。

警察といたちごっこで、オープンしては国家権力に潰され、
また場所を変えてはゲリラ的にオープンする・・・
そんな重慶のライブハウスを思い出したのだ・・・

蓋を開けてみたら、どこから調べてやって来たのか小屋はほぼ満杯!!

イエイ〜!!まだ開店したばかりの看板もないただの地下室にいっぱい集まって来とるぞい!! - Spherical Image - RICOH THETA

打ち上げは小屋の人たちと一緒に鍋!!

BuYiAnYang2018Uchiage.jpg

・・・と思ったらこの小屋のオーナーは地元でバンドやってるメンバーで、
この鍋屋はそのバンドで経営しとるんやと!(◎_◎;)

なるほど小屋には刺青だらけのスタッフばっかりやったはずや・・・(納得)

ちなみに調理師はバンドのドラマー(笑)
本職は西洋料理らしいが、地元に帰って来て、
バンドで鍋屋をやることになって中華に職替えしたらしい・・・

ちなみにこのバンドのメンバーもみんな亜州鼓魂を持っていると言う・・・

ここからは想像だが・・・

学生の頃(おそらく中学校の頃)、亜州鼓魂など中国ロックのアルバムを聞いて、
「おい、俺たちもバンドやろうぜ!!」とバンドを結成!!
「こんな田舎でやっててもダメだ、俺は都会に出る!!」と言ってバンド解散
都会に出て西洋料理屋で働くドラマー
「やっぱ都会はダメ(>_<)故郷に帰るよ・・・」
「帰って来たか、じゃあまた一緒にバンドやろうぜ!!」
「バンドはいいけどさぁ・・・どうやって食っていくんだよ」
「バンドで金出して鍋屋やろうぜ!!お前コックやれ!!」
店は順調に繁盛・・・でもバンドは田舎街には演奏場所がない
「おい、店も軌道に乗ったし、今度はライブハウスやろうぜ!!」
「いいなぁそれ、地元のミュージックシーンにも貢献出来るしな」
「おう、何より俺たちの演奏場所が出来るじゃないか!!」
「やろう!!やろう!!」
「こけら落としにはあの布衣楽隊が決まったぞ!!」
「すげー!!」
「それまでにはちゃんとオープンしなきゃのう・・・」
「んだんだ」
「機材ってどんなの揃えればいいんだ?」
「お前ギタリストなんだからお前やれ!!」
「なんでやねん?!」
「お前だけエフェクターとか色んな機材使ってるやん!!お前やれ!!」
「んぎゃ」
「一番大切な公安とのコネはどうする?!」
「重慶のライブハウスはそれが出来んで転々としてたらしいからのう」
「お前調理師なんだからお前やれ!!」
「なんでやねん?!」
「政府発行の調理師免許持ってんのお前だけなんやからお前なら出来る!!」
「調理師免許と関係ないやん(>_<)」
「おいおい、聞いたか?」
「何やねん」
「今度の布衣のドラマー誰やと思う?」
「誰やねん」
「あのFunkyさんらしいぞ」
「まぢか!(◎_◎;)」
「こりゃドラムセットも新品買っとかないかんのう・・・」
「もう安陽に入ってるらしいぞ」
「まぢか!(◎_◎;)ご飯でもご馳走せないかんやん・・・」
「無理(>_<)!!そんなヒマない」
「そやなぁ・・・メシはなくてもライブは出来るけど小屋が出来てなかったらライブは出来んもんなぁ・・・
「んだんだ」
「ふう・・・当日になってやっと形になったのう・・・」
「店の看板って誰がやるはずやったん?誰も作ってないやん」
「え?!!看板ないのん?客来るん?・・・」
「さぁ・・・」

まあ全くの想像なのだがきっとこんな感じだろうと・・・(笑)

みんな、ライブハウスやるのも鍋屋やるのも、
何よりこうしてバンドをやり続けるのも大変やと思うけど、
次にこの街に来た時にも店は潰れず(笑)、
鍋屋もバンドも健在で、一緒に対バンでライブでも出来たらええな。

河南省の皆さま、色々お世話になりました。
ツアーも残すところあと12本!!

北上して山東省へと向かふ!!

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2018年5月 9日

布衣春のツアー2018江西省「南昌」

タイはバンコクからツアー後半のスタート地「南昌」空港に降り立った。

航空会社は上海の「春秋航空」、
当然ながら乗客は中国人が多く、バンコクのカウンターでも中国語を喋れるタイ人のスタッフが大勢の中国人客の対応に追われていたが、
南昌空港に降りてびっくりしたのは、
なんと外国人客はどうやら私ひとりだけしかいなかったようだ!(◎_◎;)

空港係員が私を見つけ、
最初は人相風体が悪いので調べられてるのかと思ったが、
「中国語話せますか?」
から始まって、丁重に入国カードの書き方を説明してくれる!(◎_◎;)

書き終わったらまた丁重にイミグレまで連れて行ってくれて、
長蛇の列で並んでいる中国人を蹴散らして私を一番前に並ばせ、
そこを臨時の「外国人専用レーン」にしてくれた!(◎_◎;)

久しぶりやなぁ・・・中国で「外国人で得したこと」なんて・・・(笑)

「タイ人の乗客はいないの?」
などと思ってはみたのだが、
「タイ人にとってはこんな中国のマイナーな街・・・」
などと勝手に考えて納得していた・・・

ところがこの「南昌」という街は、実は中国人にとっては非常に有名な街であるらしい!(◎_◎;)

後半ツアーの2軍ベーシスト(笑)である亀仙(GuiXian)のSNSでの書き込みを見てびっくりした。

「到了革命摇滚之乡(ロックの革命の郷に着いた)」

「ここって何かロックの革命の地なの?」
亀仙(GuiXian)に聞いてみると、
まあロックとは関係はないのだが、共産党軍が蜂起した革命の地であることからそのように投稿したということだ!(◎_◎;)

Wikipedia「南昌蜂起」

中国ロックに携わるものにとって、
毛沢東が行なった「革命」とロックを例えて言うことはよくあることである。

例えば中国ロックの創始者「崔健(CuiJIan)」は
「新长征路上的摇滚」という曲で、
毛沢東の「長征」をロックに例えて共産党から大きな反感を買った。

別に毛沢東を茶化しているわけでもなんでもない。
彼は心底、建国の父毛沢東を尊敬してやまないのだ。
(今の共産党をどう思っているのかは別にして)

亀仙(GuiXian)の「到了革命摇滚之乡」という書き込みがずーっと頭に残っていたのだが、
次の日、ここのライブハウス「黒鉄現場」に着いて、私にとっても「ロック」な出来事が起こる・・・


布衣は自らのPAシステムを持ち歩いてツアーをしているので、
スタッフはメンバーよりも早く会場に入って色々セッティングをする。

私はドラムのチューニングがあるのでメンバーより早く会場に入るのだが、
ここではホテルが会場から遠くタクシーを使わねばならないということで、
スタッフのタクシーに一緒に乗り込んでスタッフと一緒に会場入りした。

会場では地元のバンドがリハーサルをしていて、
リハが終わって私のところにすっ飛んで来て恐縮しているので、
「いやこっちがちょっと早く着いただけだから」
などとなだめる。

そしてこんなものを私に差し出してサインを求めるのだ。

96年に中国で発売した私のソロアルバム「亜州鼓魂」のカセットとCD、
そして香港版の「北京の夏」!(◎_◎;)


まずこの「北京の夏」の話からしよう・・・
講談社から発売されたこの漫画は、「天安門にロックが響く」という私の小説を原作として漫画化された。

これは90年にひょんなことから北京に行った私が、
偶然、当時アンダーグランドな活動を余儀なくされていた中国のロックバンド「黒豹」のライブを見たことから始まる。

「中国で本物のロックを見つけた!!」
興奮した私は、インターネットもなかったその時代、
そのレポートを毎日国際ファックスで当時の所属事務所に送りつけていたが、
事務所はそれを全部無視したことにより事務所との確執が始まってゆく・・・
(その辺のことは自叙伝にもこのブログにも書かれています)

ちょっと「気が狂った」ような状態になってた私は、
それこそ本当に狂っているかの如くこの中国ロックの物語を小説に書いた。

ところが当時、私がプロデュースするとある企画でのミーティングの席で、
事務所のトップが私にこんなことを発言した。

「その企画なぁ。桑田はダメだけどバックバンドのメンバーだったら自由に使ってもいいぞ」

そのような事務所である、
爆風スランプの中での私の立場なども推して知るべしであろう・・・

こんな小説など誰も興味を持つはずもない。
私は自分で日本の出版社を訪ねて廻って、
自分の力だけでやっとこの小説が出版されることになったのだ。

この漫画は台湾と香港では中国語に直されて発売されたが、
天安門事件」を扱っているのでもちろん中国大陸では発売されるはずもない。

香港の映画監督「ウォン・カーウァイ」がこのストーリーを映画化しようという話もあったが、
もちろん中国政府がそれを許すはずもなくその企画はお蔵入りしたと聞く・・・

そんな中、子供が生まれたばかりの前の嫁(中国人)の世話をするために、
そのご両親(もちろん中国人)が日本に来ていて偶然この本のことを知った。

それはそれはもの凄い剣幕で私を説教したことを覚えている。

「中国で絶対にやってはいけないことがふたつある。ひとつは黄(色ごと)、もうひとつは政治(政府批判)」
新しく家族になった人間がそんなことをしたら、
一族郎等とんでもない目に遭わされるかわからない。
殺されるかも知れないんだぞ、と・・・

ところがこの南昌のライブハウスには、
そんな「危険な(笑)」本がこうして私の目の前に置かれている。

地元の若いバンドのメンバーだと思ってた彼は、実はこのライブハウスのオーナーだった・・・

聞けばこのライブハウスももう20年近くの歴史があるライブハウスらしい・・・

この「革命の地」で生まれ育ったであろう彼が、
どういう経緯かでこの「危険な書(笑)」を手に入れ、
そして「ロック」という、中国共産党が決して歓迎しなかった音楽を愛し、
こうして地元のバンドに場所を提供してリハーサルをさせている・・・


そしてこの「亜州鼓魂」・・・

当時は中国ではCDなどなかった時代だったのでカセット。
しかも文字通り「擦り切れるまで聴いた」がごとくボロボロである(感涙)・・・

このアルバムに関しても日本でのエピソードがある。

所属事務所のもうひとりのトップとのミーティング・・・
それは私の個人活動に関するミーティングだったのだが、
その人は私にこうはっきりと告げた。

「我が社は爆風スランプの末吉くんとビジネスをしたいのであって、末吉くんの個人活動には興味がない(キッパリ)」

仕方がないので個人活動は自分の力だけでやるしかないのだが、
それがどんどんと大きくなって来てしまうのだから事務所としても困ってしまう・・・

そんな契約をした記憶はないのだが(笑)、
私個人も実は爆風スランプの所属レコード会社にがんじがらめに縛られていたらしい・・・

つまりソロアルバムを出すならそのレコード会社以外からは無理なのだ。

事務所との距離がどんどん離れていっている私のことを慮ってくれて、
事務所はそのレコード会社の幹部クラスとのミーティングをセッティングしてくれた。

「で、どんなアルバムを作りたいのだね?」
日本を代表する大手レコード会社の幹部が私にそう質問する。

「Jazzと中国ロック」
こう答えた私に対して幹部達は大爆笑した。

「そんなものが何枚売れると言うのだね?」

そしてこんな言葉で会議は終わった。
「50万枚も売れないアルバムをどうして当社が出さなくてはならないのかね?」

大笑いされた私のアルバムは、
結局所属事務所のライバル会社が持つレーベルから発売され、
結果中国ロックのバイブルとなる一枚となってゆく・・・

このツアーを一緒に廻っているボーカルのLaoWuは、
当時高校生だった頃このアルバムが欲しくてたまらない。

学生なので金がない、だけどこのアルバムを買いたい。
彼が思いついたのは献血をしてお金をもらう。
つまり「血を売る」ことだった(笑)

でもまだ若いのでまともに行ったのでは血を買ってくれない。

考えた彼は大人の身分証明書を借りて、
その人になりすまして血を売ったのだそうだ。

「え?お前写真より若いなぁ?顔もちょっと違ってないか?」(笑)

思えばLaoWuよりも若いこのライブハウスのオーナーは、
果たしてどのような思いをしてこのアルバムを手に入れたのだろう・・・

そしてどのような思いでこんなにボロボロになるまで聴き込んだのだろう・・・

そしてこの「革命の地」でライブハウスをやって来たのも並大抵の苦労ではなかったろう・・・


そんな店でのライブ・・・いやぁ〜・・・暑かった(>_<)

もうね、並みの暑さではない(涙)
そんな中でのドラムソロ!!

もうね、終了後は彼と一緒に飲んでいろんな話をしたかったんだけどもう・・・「気絶」(笑)

そのままバタンQ(死語)で次の日は河南省鄭州までの大移動なのであった・・・

今日は江西省南昌から河南省鄭州までの乗り打ち4時間の大移動〜 後半のチケット(の一部)をどさっと渡された〜 失くしたらあかん失くしたらあかん〜(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

どさっと渡された後半の移動の切符(の一部)(笑)

布衣の長征は続く・・・

「ロックの長征」は決して生易しい道のりではない。
あの「崔健(CuiJIan)」がそうであったように、
あの毛沢東がそうであったように、

・・・そして私たちの人生がそうであるように・・・

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2018年5月 4日

ツアーこぼれ話:タイへ脱出!!その2

ハワイのワイキキビーチはサンセットビーチとして有名、
つまり西側に面している海である。

逆にダナンのビーチは海から日が昇る

タイのビーチというと・・・

HuaHinPattaya.PNG

シャム湾を挟んでパタヤビーチがサンセット、
向かいにあるホアヒンはサンライズビーチである。

海から昇る朝日を拝まねばなるまい!!

個人的にはこの仏教とイスラムが同居するこの写真が好きやなぁ〜

世界中の人々が仲良く平和に過ごせますように〜

ざぶん

東に面した海では朝日を拝まねばなりませぬ - Spherical Image - RICOH THETA

日が昇りました〜

そしてメシ!!

足裏をほぐしてからバンコクへ向かいます〜

車内はこんな感じ〜

バンコクまで帰りは列車の旅〜同じ4時間でも行きの乗合バスに比べたら天国です!! - Spherical Image - RICOH THETA

クーラーが効き過ぎて寒い(>_<)

急行なので4時間、鈍行だと6時間なんだけど、
今度はのんびり鈍行でもいいな・・・


さてバンコクに着いたら必ず食べる牡蠣と卵炒め!!

バンコクに来たら必ずこの店の牡蠣と卵炒めを食べます!!このカリカリバージョンは他のどの店にもないのです!! 食い終わったら居酒屋勝行って飲んで空港へ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

この店のパリパリバージョンの卵炒めは、散々色んなところを探したけど他の店にはない!!
「羽根つき餃子」みたいな感じでこのパリパリ感がいいのよねぇ・・・

そして歩いてすぐそばの居酒屋勝チェーン、九州酒場「勝」にていつも頼むアジの南蛮漬け!!

九州酒場「勝」にてアジの南蛮漬け!! - Spherical Image - RICOH THETA

なんかツイート見てやって来た人もいたりして、結局6人で焼酎のボトルを2本空けたようだが、私のフライトは朝5:50、まだまだあるのでもう一軒!!

ゴーゴーバーのひしめくパッポンストリートを横目に見ながら日本人相手の店が多いタニヤにあるメック加藤くんのお店!!

メックのお店、バーウッドボール!! - Spherical Image - RICOH THETA

まだ食うんかい!!・・・って「勝」のもりみっちゃんが出前頼んだんですがワシはもう食えん(>_<)

ここでも散々飲んだがまだ1時・・・
ちょっと早いけど空港行って中国戻ります〜

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ツアーこぼれ話:タイへ脱出!!その1

中国では5月1日の労働節に合わせて大型連休がある。

この時期にはイベントが多いので、
バンドとしては突然の出演オファーに対応出来るようにツアースケジュールを空けてあったのだが、結局入らず・・・

結局バンドは4月28日湖南省「長沙」の後、5月4日江西省「南昌」までがぽっかりとOFFとなってしまった。

そこで選択肢!!

1)みんなと同じように旅先でオフ(出費なし)
2)ひとり北京に帰る(1300元)
3)ひとり日本に帰る(4000元)
4)ひとりどこかアジア諸国へ飛ぶ(2000元)

まあ同じところに5日間って無理やわな(>_<)
というわけで、新たな刺激を求めて選択肢4!!

チケットを色々と探してみると、
アジア諸国の中ではバンコクが一番安いのな!(◎_◎;)

おまけに長沙からも南昌からも直行便が出ている!(◎_◎;)!(◎_◎;)

というわけでポチリ!!
その旨をツアーメンバーに伝えてたら2軍ベーシストのDaWeiがこんなことを言う・・・

「だったらFunkyさん、华欣海岸っつうのがむっちゃいいですよ?!」

どこやそれ?というわけでググってみたら・・・
(中国なのでGoogleはブロックされているので百度なのだが)

华欣 (泰国中部海滨小城)

英語名「Hua Hin」ということで、そこから日本語名「ホアヒン」をゲット!!それで再検索する・・・

ホアヒンに初めて行く人が知っておくべき観光地を全て紹介するよ

なんとビーチリゾート地じゃないの!!!(◎_◎;)

バンコクからのルートを色々と探ってみるが、
スワンナプーム空港からは直行バスが出ているのだが、
激安チケットの到着空港は残念ながらドンムアン(>_<)

激安チケットは夜中の1:40着、時間を無駄にしない為にも朝イチのバスを探すと、Morchitバスターミナルから乗合バスが出ているらしい・・・

このサイトでチケットをポチリ!!

始発の朝5時の便なのでとりあえず3時頃まで空港で時間を潰す・・・

さてと・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

海南島では食べられなかった海南鶏飯(タイ語でカオマンガイ)を食してタクシーでバスターミナルへ!!

旅は道連れ、週刊アスキー時代の私の担当者デジタルスナフキン中山さんがこの時期バンコクにいるということで誘ってここで合流!!

開いてる窓口に並んでみるが、
言葉も通じずチケット発券がどうやるのかよくわからない(>_<)

うーむ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

旅慣れた中山さんがどうやらここらしいということを発見!!

むう・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

発券もへったくれもない。
スマホの予約画面を見せたら停まっているバンを指差されてそれに乗るだけ(>_<)

4時間(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

この状態で4時間(>_<)
天国への道には地獄もあるもんなのよ・・・ひたすら耐える!!

途中ガソリン休憩・・・なぜか全員車から降ろされる・・・

あと何キロあと何キロとスマホを眺めながら、ホアヒンの街中に降ろされ、
とりあえずメシ!!!

ホアヒン1食目!! - Spherical Image - RICOH THETA

メシ食ったらさっそくソンテウを拾ってビーチを目指す!!

ビーチへ!! - Spherical Image - RICOH THETA

着いた〜!!!\(^o^)/

着いた〜\(^o^)/ - Spherical Image - RICOH THETA

ホアヒンとは「石の頭」という意味で、
名の通り海岸には大きな石がゴロゴロしているが、
ここを外れれば砂浜のビーチである。

基本的にエンジン付きのモータースポーツが禁止されているので、
代わりにお馬さんがいっぱいいて海岸で乗馬が出来るのがこのビーチの特色である。

2018HuaHinUma.PNG

さっそく宿を探す・・・

理想はビーチ沿いで、
ベランダからそのままビーチに出れるような民宿・・・

・・・ってそんなもんはない!!(>_<)

このビーチ沿いは全て高級リゾートホテルが占有していて、
ダナンのビーチみたいに庶民が誰でもたむろできるような感じではないのだ(>_<)

とりあえずその高級ホテルのビーチで一杯!!

ふう・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

このホテルなども高くてとても手が出ないので、
旅慣れた中山さんに手頃なホテルを探してもらい、
チェックインしてメシ!!

昼メシ!! - Spherical Image - RICOH THETA

ホテルで仮眠した後、バイクを借りて街を探索してみる・・・

バイクを借りて街を探索〜 おっちゃん屋台の火ぃかけたままで運転危のうないか? とか言うてるうちにノーヘルで警察に捕まった(>_<) 誰もヘルメットなんかしてないやん!!・・・罰金500パーツ(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

タイのレンタルバイクはベトナムと同じく「満タン返し」ではなく最初からほとんどガソリンが入ってなく、自分の乗る分だけを入れてそのまま返す・・・

この狭い街で2リッターは入れ過ぎだったかのう・・・

街一番のショッピングモールに着いてバイクを停めるのだが、
さすがはバイク大国、巨大なバイク専用の駐車場!!

さすがはバイク社会!!ショッピングモールには巨大なバイク駐車場があり、規則正しく駐輪されている・・・ 停めた場所を忘れたら二度と自分のバイクにたどり着けない・・・ かく言う私もこの写真を見てやっとたどり着いたのであった(>_<) - Spherical Image - RICOH THETA

一体どこに停めたかわからんなるやろと思ったら本当にわからんなって、
この写真を見て番号を確かめて無事にゲット(笑)

そして帰り道で警察に捕まる(>_<)
バイク乗る人誰もヘルメットなんか被ってないからノーヘルOKやと思てたやろ(涙)

ちょうど警察署の前だったので、
バイクを停めて中に連れて行かれて調書取られて罰金500バーツ(約1500円)。

前回パタヤビーチでも左折禁止がわからずに左折して捕まったけど、
その時は警察官が「罰金よこせ」で1000バーツ払って調書も取ってないので、
あの時はきっと警察官が懐に入れたんやろうな・・・(シミジミ)

夜はナイトマーケットに出かけて行ってそこでメシ!!

夜市は楽し - Spherical Image - RICOH THETA

レストランの店員さんがみんなミャンマーの日焼け止め「タナカ」を塗っているのでもしかしたらと思って聞いてみたらやはりミャンマーからの出稼ぎだった・・・

2018HuaHinTanaka.jpg

この日のトドメは足裏マッサージ!!
60分で1000円足らず!!(◎_◎;)・・・安い・・・

今日のトドメに足裏マッサージなう〜 - Spherical Image - RICOH THETA

次の日の朝飯はホテルで〜タイ式お粥が美味い!!

お粥だった・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

翌日のバンコク行きの切符を買いにホアヒン駅へ〜

改札もなく自由にプラットホームへ行き来できる!(◎_◎;)

ホタヒン滞在2日目〜駅まで明日の切符を買いに来ました〜 改札もなく自由にプラットホームまで行き来出来るし〜 末吉右手に見えるのが王族用待合室、ここは昔王宮の保養地だったのよ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

午後はまたビーチへ向かふ・・・

この日の天気予報は一日雨だったので、
ホテルにこもって一日じゅう仕事かなと思ったのだがピーカン!!(◎_◎;)

しゃーないなぁ・・・

天気予報だと一日中雨だということで今日はホテルに籠って仕事をしようと思ってたのだがしゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

昼メシは浜辺の屋台にて〜

2018HuaHinHamabeEating.jpg

夜はステーキ!!

ステーキ!! - Spherical Image - RICOH THETA

翌日へ続く・・・

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2018年4月29日

布衣春のツアー2018湖南省

海口から長沙への移動〜

HaiKou-ChangSha.jpg

国内線で2時間っつうからやっぱ中国はデカイのう・・・

さて今回で初の飛行機乗り打ちでのライブだが、
気温も25度、海南島と違って空気が乾いていて過ごしやすい!!

体力も十分なので元気にリハーサルも終え、
本番前にちょいと布衣の物販を覗いてみた・・・

2018BuYiBuppan1.jpg

2018BuYiBuppan2.jpg

ところ狭しと物販が並ぶ中に私の物販も混ぜて売ってもらってるのだが、
どれも売値が安い!(◎_◎;)

一番高いTシャツやCDでさえ80元(日本円で1200円ちょい)というのだから、
私のTシャツ2500円などが売れるわけがない(>_<)

値札はつけておらず、口頭で値段を言ったら客はスマホをQRコードにかざして電子マネーで決算する。
日本のようにお釣りを探して右往左往する必要もない。

この辺に関しては、
日本のIT関連のライターさんとやらがいくら負け惜しみを書いたって、
中国の方が数段進んでいるのだけは事実なのだからどうしようもない・・・


さて本番が始まる・・・

BuYi2018ChangSha.jpg

楽屋が無駄に広い(笑)

8時半から開始なのだが、
予約した客がまだ100人ほど来てない!(◎_◎;)というので待つ!!

中国のライブハウスにはまだ「開場、開演」という概念がなく、
「8時半」と書かれていても日本人にとってはそれが「開場時間」なのか「開演時間」なのかよくわからない・・・

まあ「差不多(ChaBuDuo:まあだいたいね)」という文化なので、
「8時半ぐらいに始まるからそのぐらいにおいでよ」
という感じである。

「8時半って書いてあるから9時頃行けばいいか」
などとサバ読んで来る客もいるのでいちいち待ってられない。

10分押しでとっととスタート!!

BuYiChangShaLive2018.jpeg

演奏の調子はいい・・・
ところが中盤に差し掛かったところで突然電源が飛んだ!(◎_◎;)

これぐらいの小屋だと私はもうモニターに何も返してないので、
外音からPAのドラムの音やらエフェクトやら聞こえて来るのだが、
明らかに外音がプツンと落ちた感じである。

ギター2台の音とボーカルマイクは全部落ちたが、
何故かベースの音だけは出ているので電源関係のトラブルだろう。

幸いエンディングだったのでドラムとベースだけで演奏を終え、
さてどうしたもんか・・・

マイクが死んでいるので喋りでつなぐことも出来ないし、
しゃーないなぁ・・・ドラムソロでもやったるか!!
・・・でも外音が出てないんじゃあまりにしょぼいかのう・・・

などと一瞬悩んでいたが、昔
「武道館ぐらいの会場だったら一番後ろまで生音で届かせてやるわい!!」
と豪語してたのを思い出し、気合充填!!スティックを振り上げたところで電源が入った・・・

何事もなかったかのように次の曲に入ったのだが、
こんなトラブルがあるとバンドも燃えるし客も盛り上がるよね。

スーパーウーファーは飛んだままで、外音は完璧なものではなかったらしいが、
ライブとしては非常に盛り上がった!!

この日のドラムソロ〜


アンコールも終わり、物販のサイン即売会も終わり、
楽屋に帰ってビールを飲んでいたら、
マネージャーが物販売り上げを計算しながら笑いながらこう呟いた。

「今日は売り上げさっぱりだったわ・・・ネットが繋がらないんだもの」

この小屋は地下なので電波が届かない上に、
店のWi-Fiはこの観客が全員ネットに繋いだためパンク!(◎_◎;)

スマホ決済が出来なければ現金払いということになるが、
今の中国人、誰も現金なんて持ち歩いてないのよ(笑)

はてさて便利になったのか不便になったのか・・・

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2018年4月28日

布衣春のツアー2018海南省

今回初の飛行機移動!!
広東省恵州から海南省海口まで〜

途中南昌にてトランジット〜・・・ってむっちゃ大回りしとるやん!(◎_◎;)

まあチケットが安かったんやろなぁ・・・空港で4時間待ち(>_<)
しゃーないなぁ〜・・・

今回ツアーで初の飛行機移動!! 広東省恵州から海南省海口まで〜 途中南昌にてトランジット〜・・・ってむっちゃ大回りしとるやん!(◎_◎;) まあチケットが安かったんやろなぁ・・・空港で4時間待ち(>_<) しゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

というわけで中国最南端の省「海南省」の省都「海口」に着いた!!
空港には「更衣室」などもあって南国情緒を醸し出している・・・

2018HaiNanAirport.jpg

海南島と言えば前回島南の街三亜に来たが、
前回が大リゾート地だったのに対して今回は大都市・・・

まあアンダーグラウンドのロックバンドがリゾート地でライブはせんわのう・・・(笑)

というわけでライブハウスのオーナーが迎えに来てくれてメシに連れて行ってくれた\(^o^)/

海南島と言えば「海南鶏飯」と思うところだが、
Wikipediaによると実はこれはシンガポールの料理らしい!(◎_◎;)

こちら本場である海南島では文昌鶏である!!

2018HaiNanChicken1.jpg

これを使い捨て手袋でむしって食べるのであるが、
めんどくさいので店の人にむいて持って来てもらう・・・

2018HaiNanChicken2.jpg

なんと一匹1000円ほど!(◎_◎;)

2018HaiNanChicken3.jpg

味がしょっぱいので席についたらすぐにお粥が出て来るのだが・・・

2018HaiNanChickenOkayu.JPG

この漬物もむっちゃ美味く、ついついこちらで満腹になってしまう(>_<)

白粥とよく合うということはビールにも合うということで地ビール!!

2018HaiNanBeer.JPG

というわけでこの日は大移動だったのでそのままホテルでバタンQ(死語)、
次の日はLaoWuの2番目のお兄さんが海口に住んでいるということで海鮮をご馳走になる・・・

なんとまず出て来たのがオオサンショウウオ!(◎_◎;)

味は身がしまっていて美味なのだが、現物の写真を探したらこんなん(>_<)

続いてはタウナギ!!

これも現物の写真はこんなん(>_<)

その他いろいろ

いっぱいいっぱいご馳走になってサウンドチェック!!
しかし私は実はもう暑さというより湿気にやられていてダウン(>_<)

ドラムのところに扇風機を用意してくれたのだが・・・

2018HaiNanFan.JPG

いや、髪の毛がこれだけたなびかされると、逆に本番は気が散って仕方がないので本番は扇風機をLaoWuに譲っていつものように灼熱のステージ!!

扇風機には慣れてないけど暑さには慣れてるからな・・・
・・・などと言いながら暑さと湿気で朦朧としていて一回曲順間違えたし(>_<)

でも最終的にはなかなかいいライブだったと思う。
やっぱロックのライブには修羅場が似合うな(笑)

こんな感じ〜

この日のドラムソロ!!

ライブ後には打ち上げには参加せずに、
ネットTVで南北首脳会談のニュースを見ながらもの凄いことになっているステージ衣装を洗濯するのであった・・・

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2018年4月26日

布衣春のツアー2018広東省

福建省アモイから広東省深センまでの移動は新幹線で4時間。
「移動日があってよかった・・・」
という距離である。

深セン北駅に着いて、私はそのままひとり地下鉄で香港へと渡った。

まあその話はおいおいこぼれ話で書くとして、
次の日の昼に深センに帰って来てそのままサウンドチェック!!

日本でも昔、バスドラ、スネア、ハイハットで叩くリズムばっかり外に出ていて、
タムの音が全然出てなかったりしてたこともあったので、
この叩き方でチェックすると全てのタム、シンバルなどを網羅しているので、
ライブでタムの複合リズムなどを叩いても外音は大丈夫だろうということで、
サウンドチェックではいつもこのようなフレーズを叩く。

通常はタムがひとつ少ないので、
フロアタムの位置にバスドラが入ることになる。

この日はタムはひとつ多かったのだが、
せっかくのPearlの最高級機種なのにヘッドが死んでてチューニングが大変(>_<)

ドラムはやっぱメーカーよりもヘッドやチューニングが大事やなぁ・・・シミジミ・・・

そしてライブ!!
いや〜この日もよう入ったのう・・・

この日のドラムソロ!!


よーしーずはここで日本に入ってしまい、8人旅から7人旅となって広州へ〜

広州では女性歌手のゲストが入るということで、
その話はこちらに書いたのでここでは省略。

いや〜ここもよく入った〜・・・

ライブはこんな感じ〜

この日のドラムソロ

そして珠海へ移動〜
ここは週末の3連チャン乗り打ちである。

それまでは数百人入る巨大な「ライブハウス」だったのだが、
ここの小屋はちょっと小さい酒吧(JiuBa:バーの意)みたいなところ。

でも箱バンの演奏が入っているらしく機材は立派・・・
ドラムもDWの立派なドラムセットで、
ヘッドは見たことないようなヘッドだったが鳴りはバッチシ!!

体調もすこぶる良く、ドラムソロは今まで叩いたことないようなフレーズが自然に出て来た!!!(◎_◎;)

だいたいステージ上で頭真っ白になりながら「ウォー!!」ってな感じで叩いてるのである。
「何を叩こう」などと考えてないのだから、出て来るフレーズは「完全に身体に入っているフレーズ」だけである。

リハとか遊びで叩けてるフレーズなどを意図的に
「今日はこれを叩こう」
などと思っても大概「崩壊」してしまうのが常なので、
このように新しいフレーズがとっさに出て来ることは非常に少ない・・・

\(^o^)/

今日のドラムソロの録画を楽しみにステージを降りたら・・・
「Funkyさん、今日は録画してないんです」
とスタッフ!(◎_◎;)

・・・(>_<)・・・

しゃーないなぁ・・・
もう自然とこのフレーズが出ることもないだろうから、
また自然に身体の中に入ったのが出て来るのを待つしかないなぁ・・・(涙)

人生そんなもんです!!と楽屋でビールを飲む・・・

新しいフレーズ・・・いつかソロで使ってやろうと思っても、あの頭真っ白の状態でなかなか出て来るものではない。 だから「叩ける」フレーズはまだまだあるけど、ソロでは実際その一部しか使ってないということなのだ。 ところが今日突然、前々からやろうと思ってたバスドラ32分音符のフレーズを叩いてるではないか!(◎_◎;) 「やったー!!」\(^o^)/・・・と思ったら今日に限って誰も録画してない(>_<) 次に意図的に「やるぞ」と思っても出来ないのよねぇ・・・まあ人生こんなもんです(涙) - Spherical Image - RICOH THETA

ところでアモイでのドラムソロの映像が中国のネットにアップされ、
もう既に20万人を超す閲覧があるという・・・!(◎_◎;)

おもろいのか?おもろいのだな?(笑)・・・

まあ残して欲しい映像は残らず、こんなアホな映像は残るのです!!(笑)
これに懲りずに、いいドラムソロもアホなドラムソロもどんどん残していこうと思います〜<(_ _)>


ところでライブ終了後にLaoWuがこんなことを言った。

「今天感觉有点不一样・・・你也觉得这样吗?(今日はちょっと感じが違ってた気がしたんだけど、あんたもそんな感じあった?)」

きっとそれまで何百人の前で大盛り上がりの「ロック」なライブだったのが、
ここの客は「バーの客」なので、フロントに立ってるLaoWuにとってはちょっと感覚が違ってやりにくかったのだろう・・・

またムカデの話をして、
「考え過ぎないことだよ」
とアドバイスをする・・・

はははと笑って二人とも同時に小畑の方を見た。

「ああ、あいつは客なんか関係ないよ。
ただステージに上がったら客を煽るのみ!!
脳みそがムカデぐらいしかないからな・・・(笑)」


さて、次の日はオフ!!
移動日でもなく、現地でそのまま何もないオフ日は先日の蘇州でもあったのだが、
私はレコーディングのために北京に飛んだので、
実質今回のツアーで私にとっては初めてのオフ日となる。

いや〜別に毎日ドラム叩くのは全く苦にならんけど、
「移動」っつうのは本当に疲れる「労働」やな・・・

本当は対岸のマカオにでも遊びに行こうと思ったのだが、
身体がもう「移動」を拒否していて、
その日は食って飲んでのんびりさせてもらった・・・

昼メシは近所のミシュラン星を持つという中華料理屋。
中国では今「習近平とトランプ首脳会談」という料理が流行っているらしく・・・

とりあえずここで「トランプ大統領」を頼んでみた(笑)

ビール飲んで撃沈〜
ホテルで昼寝して夜は海鮮〜

今日は初の移動日でもないOFF日!!(前回の蘇州では北京に飛んでレコーディングをしてたため) 昼は広東料理でビール、夜は海鮮で白ワインを頂きます!! https://twitter.com/livebarxyz/status/988381955908513792?s=21 - Spherical Image - RICOH THETA

白ワインで撃沈〜恵州へと向かふ・・・

次の日も「移動日」でライブはないので、
着いたらゆっくりとマッサージ!!

今日は広東省恵州への移動日〜着いてすぐさまみんなでフットマッサージ〜 田舎のマッサージは時々「抜き系」だったりするのでみんなと一緒だと安心(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

恵州の小屋もちょっと酒吧(JiuBa:バーの意)みたいなところだったが、
LaoWuも雰囲気に負けることなくいつものプレイをしている。

ところがこのドラムセット、
バスドラが踏めば踏むほど遠くに逃げて行って、
ブレイクの度に手で引っ張り戻すのだが、
もうそれが気になって仕方ない(>_<)

スタッフのヤオヤオを呼んで、
叩きながらジェスチャーで「止めろ」と指示するのだが、
ガムテープ片手にどうやってバスドラを固定するのかがわからずぼーっとしている。

「お前この前教えただろ!!」
と一瞬思ったのだが、教えたのは2軍ベーシストのDaWeiで、
今はステージでベースを弾いている(>_<)

しゃーないなぁ・・・

MCの時に「バスドラの足をガムテープで止めるんだよ!!」と指示したりしながらドラムソロ・・・

まあ気合で乗り切ったが、こんな偉そうなブログ書いておきながら、
自分こそがその「準備」が出来ておらん(>_<)

人間に出来ることなんか「努力」と「準備」しかないのだから、
その「準備」さえちゃんと行っていればこんなトラブルなんか起こらなかった。

いやひょっとしたらこのトラブっている時間に「神様が降りて来た」かも知れないではないか・・・(>_<)

まだまだ修行が足りんのう・・・
次からはリハの時にバスドラが動かなくても一応ガムテープで止めておくことにしよう・・・

「奇跡」が起こるまでにはまだまだ遠い・・・(>_<)

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2018年4月25日

誰がためにドラムを叩くのか

このツアーが始まってから、どこだっけか・・・おそらく紹興かどっかのライブ終了後に、
「哎呀,今天的演出真好啊!!(今日のライブよかったねぇ)」
LaoWuに言ったことがあった。

バンド用語で「初日が出た」という言葉があるが、まさにそれである。

ライブ終了後の物販販売サイン会も終わり、
スタッフが機材を片付けている間、楽屋でビールを飲みながらそう言って、
続けてLaoWuにこんなブラックジョークを投げかけてみた。

「どうだい?お前の新しい(この)バンドは?前のバンドと比べてどうだい?(笑)」

まあ気の置けない仲間同士の冗談なのであるが、
LaoWuはちょっと苦笑いをしながらこんなことを言った。

「好太多了(良すぎるよ)・・・记得那天一起演出的鼓手吗(あの日対バンしたドラマーのこと覚えているか)?」


あの日対バンしたドラマー・・・

あれはLaoWuの住む院子に私が引っ越して来てすぐの頃・・・
その頃の布衣はライブをやったって数人ぐらいしか客が集まらないバンドだった。

全くと言っていいほど金にならないバンドだったので、
メンバーも何か用事を入れては来られないということが多く、
その日もドラマーが来られないということで私が駆り出されて行った。

その日のライブは何と一晩に2つのライブハウスをハシゴするというもの・・・

でもひとつ目のライブハウスにもほとんど客はいない(笑)
そちらの出番は一番最初にしてもらって、終わったらすぐにふたつ目のライブハウスに車を飛ばす・・・

そしてふたつ目にもほどんど客はおらず(笑)、
それでも汗だくでドラムを叩いた後に、ビールを飲みながら対バンの演奏を見ていた・・・

ちなみにその日もらったお金は、2つのライブ合わせてバンドみんなで20元、
私の飲んでるビールはもちろん自腹で20元・・・

まあこの日の収支は15元の赤字である(笑)

それでも命がけでドラムを叩いた後のビールは旨い!!
この一杯のビールのためにドラムを叩いていると言っても過言ではない!!(笑)

ところが対バンのドラマーを見てたら、そのビールも不味くなってしまうようでむっちゃ腹がたった。

そのドラマーは、後ろの壁にもたれてやる気がなさそうにドラムを叩いていたのだ・・・

リズムが悪い、グルーブが悪いという次元ではない。
「態度」が悪い!!

何やら自分が大切にしている何かを冒涜されているような気がして、私は腹がたって腹がたって仕方がなかった・・・

こいつがステージから降りて来たらこってり説教してやろう・・・
と思ったのだが、大人気ないと思い直して「帰ろうぜ」と言ってその場をあとにした。

帰りの車の中でも怒りが収まらない。
LaoWuに言ったところでどうしようもないのだが、
「何なんだ!!あのドラマーは!!」
と愚痴が止まらない・・・

「俺なんか5元もらって20元のビール飲んで、15元の赤字でも命がけでドラム叩いてんのに、何だあいつは!!そんなに金が欲しけりゃ三里屯の箱バンの店でも行って流行歌でも叩いてろ!!」

・・・ってそこかい!!(笑)


まあその時の思い出話を語りながら、
「バンドのメンバーみんながあの時のドラマーみたいな状態だったんだ・・・」
LaoWuは苦笑いしながらそう言った。

まあ難しいよねぇ・・・

これだけ長いツアー廻って、
毎日同じ曲、同じ曲順、同じような客の反応・・・

モチベーションをどこに置くかを見失ったら誰にだってそこに陥ってしまうだろう。

LaoWu自身だって容易に陥ってしまう状態のところを、すんでのところで踏みとどまっているにすぎないのだ。

彼の中にはいつもあの時の私の姿がある。
「Funkyさんはあのドラマーとは違う」
だから自分もそうなってはいけないんだ・・・

じゃあこの私はどうしてこんなに頑張ってるんだろう・・・
楽屋でビールを飲みながらふとそんなことを考えた・・・


話はちょっと変わって、重い話ではなく「神様」の話・・・
私にはちょっとバカみたいな「宗教心」がある。

中学生の頃、姉を事故でなくしてから漠然とこんなことを考えている・・・

人は死んだら雲の上で穏やかに暮らしている。
そこにはテレビがあって無限のチャンネルがある。

そのチャンネルにはそれぞれ、まだ生きてる人の人生が放映されていて、
あるチャンネルでは、この人はこの人の人生の「脇役」、
でもチャンネルを回すと、この人がそのチャンネルの「主人公」。

各チャンネルには「視聴率」があって、
面白い人生を送った人は、死んだ時にその雲の上に上がった時に神様みんなに拍手で迎えられる。

だからもっと面白い人生を送りたいな、と・・・

まあ当初は死んだ姉のぶん、
楽しいことも2倍、悲しいことも2倍、人の倍生きてやろう・・・
みたいに考えていたのかも知れないが、
いかんせんこの歳になって来ると、
友達がいっぱいいっぱい先にそこに行ってしまい(笑)
もうね、今では
「お前のぶんまでは何倍も生きられんよ、まあせいぜいこのチャンネルを楽しんでおくれ」
程度である(笑)

そんな、先に逝った友達の中にこいつもいる。

生きてるうちは酒ばっか一緒に飲んで、
ただの「バカな酒飲み友達」だったのが、
死んでから本当に中華圏のロックの「神様」になりよった!(◎_◎;)


当時一緒に飲んでた頃、
私は日本という国では「爆風スランプ」のイメージが強すぎて、
好きなJazzなんかやっても誰も見向きもしなかった。
(今でもそんなに見向かれてはいないが・・・(笑))

ところが彼はある日、そんな私のライブを初めて見に来てこう言った。

「凄いよ!!全く素晴らしい!!毎月やってんのか?次のライブも絶対に見に来るからな!!」

そしてそれが彼と交わした最後の会話となった・・・

だからなぁ・・・毎回ライブではヤツが見てると思うとさぁ・・・・

誰でも大切な人がライブ見に来てたら頑張るだろ?
俺の場合、いっぱいいるんだよなぁ・・・あそこから見に来てる人(笑)

しゃーないなぁ・・・


まあ昔は、こんな風に自分は先に逝っちまったこいつらの為に頑張ってんのか、と思ってたのだが、
先日こいつの墓参りの時にちょっとしたことに気がついた。

タクシーが墓地の入口までしか行ってくれず、
重いリュック背負って汗だくになってこいつの墓まで山道を歩いて、
幸い平日の午前中なので誰も墓参りに来ていない。

休憩がてら墓の前で座り込んで、ひとりこいつに色々と話しかけてる自分がいる。
「どうだい?俺の人生は?笑ってもらえてるかい?(笑)」

ところがしばらくして、
「自分は誰に話しかけてるんだろう」
と思って来た。

もちろん死んだ人の魂がここにいて眠ってるわけではない。

となると、私は自分自身に向かって話している?・・・
つまりは「自問自答」である。

言い換えれば、こいつはこの墓の中にいるわけじゃない。
こいつは私の心の中にいるのである。

別に「ステージを見に来てる」なんて言ったって、
ステージの天井の照明の梁んとこにこいつがいるわけではない。
ドラムを叩いてる自分の心の中にいるのである。

だから「こいつのために」とかいうのはちょっと違う・・・
しょせんは「自分のために」なのである。


中国語で「信仰(XinYang:シンヤンと読む)」という言葉がある。

言うならば私は「私の信仰(XinYang)」のためにドラムを叩いているのであるが、
この「信仰(XinYang)」という中国語は、日本語の「信仰(しんこう))」とはまたニュアンスが違っていて、日本語で言い表すのが非常に難しい・・・

強いて言えば「自分の信じる道」、「生き様」、
私流に言うと「武士道精神」みたいなものだろうか・・・

重要的就是"信仰"!・・・私はLaoWuにそう言った。
「大切なのは"信仰(XinYang)"、それさえあればあの日のあのドラマーみたいにはならないんだよ」
と言ったのである。


例えばこういうことである。

私たちはまだ神じゃない、小さな人間なんだから、
モーゼのように海を真っ二つに割ったり出来ないし、
キリストのように死んで生まれ変わったりも出来ないし、
ブッダのように悟りを開いたりも出来ない。

「神業」なんてまだまだ出来っこないけど、
何かの「偶然」が重なって、ひょっとしたら「神が降りて来る」みたいなことがあるかも知れない・・・

「偶然」・・・それは神様のほんの小さな「いたずら」なのかも知れないが、
それを掴むためには、ちっぽけな「人間」なんかがやれることといったら、しょせんはこのふたつだけしかない。

「努力」と「準備」・・・ただそれだけなのである。

でもこのままそれを続けてゆけば、
いつかは神様の「いたずら」で、ほんの「偶然」に「奇跡」のようなライブが出来るかも知れない・・・

「奇跡」は信じてれば必ず起こるし、
信じてなければ絶対に起こらない。

考えてみれば俺たちはいつか「奇跡」を起こすためにライブやってるんじゃないか?・・・
客はその「奇跡」を見るためにこうして金払って足を運んでんじゃないか?・・・

そんな風に思ってやり続けてゆく限り、
俺たちはもうあの日のあのドラマーみたいになることはない。
但し、そのままくじけたり、諦めたりしなければね・・・

だから「くじけないこと」、「諦めないこと」、それを「ROCK」と言うんだ!!

这就是我的"信仰"!!

今日もそう言って気合入れてステージに立つ!!
「初日」が出てからまだそれを超えるステージは出ていない。

「奇跡」はまだまだ手の届かない遠いところにあるのかも知れない。
でも必ず「奇跡」は起こる!!

信じること・・・それを「ROCK」と言うんだよ・・・

这就是"摇滚的精神"!!

おりゃー!!今日もやるどーーー!!!

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2018年4月24日

ツアーこぼれ話:温州(洗濯との戦い)

温州は昔から一度は訪れたかった街である。

私の中国での作家プロデューサーとしてのキャリアをスタートさせることとなった女性歌手「李慧珍(Li HuiZhen)」の出身地がここだったから地名がずーっと頭に残ってたのよねぇ・・・

なんか懐かしい感じの街並み・・・

昨日は移動日でゆっくり寝たので早起きして、中国全国スマホをかざすだけですぐ乗れるレンタル自転車(1元)で初めての街を探索・・・ ちなみに温州みかんはこの街の名前を使ってますが日本のみかんです〜 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウンシュウミカン - Spherical Image - RICOH THETA

「生まれ変わり」とかあるんだとしたら、
私は前世はきっと北京ではなく、こんな中国南方ではないかと思うことがある。


ツアーの移動日でこんなにゆっくり出来たのもひとえに風邪がだいぶよくなったからである・・・

行ける時に行っとかないといつ行けるかわからないので美容院に髪染めにも行っとく・・・

異国の地で飛び込みてわ髪染め〜 金毛狮王転じて最近は白毛狮王と言われるので金色も入れてもらいました〜 ピンクも入ってるように見えるのは壁の色とで錯覚?・・・ まあええけど・・・ピンク毛獅子王(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

もともとは黒髪だった頃、根元から生えて来る白髪が気になって、
金髪にしたら気にならなくなるだろうと思ったら、
今度は生えて来る黒髪が気になって結局は毎月染めに行かねばならないのよねぇ(>_<)

まあ意外と「黒が多かった」ということなのであったが、
ここに来てやはり「白が増えて来た」のかも知れない・・・

黒髪は脱色すれば金髪になるが、白髪は白いままなので、
「金髪獅子王」と呼ばれてた時期を経て、
最近では「白髪」に見られることも多く、列車などで席を譲られることも(>_<)

この日は時間があったので脱色した後に金色を入れてもらった・・・

でも写真ではよくわからんかも知れんが「赤」もちょっと入ってるような・・・


つかの間の休息を経て、夜はやっぱライブ!!

「移動日」はしょせん「移動」をする日なので、着いたその日はバタンQ(死語)、
次の日のライブまでの半日だけがOFFなのよねぇ・・・

この日の会場が狭かった(>_<)
この会場に300人ぐらい外までぎゅーぎゅーに詰まってるんだから終わったら汗だくである・・・

洗濯!!

街中どこにでもコインランドリーがある日本と違って、中国での長いツアーは洗濯との戦いやな(服を洗わない小畑は別として) 今日はさすがに汗だくなのでパンツまで洗う!! 明日は福建省まで大移動〜・・・乾くかな・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

もうね、どこにでもコインランドリーがある日本と違って、
服をほとんど洗わない小畑は別にして、中国での長いツアーは「洗濯」との戦いな・・・

3泊ぐらい連泊するならホテルのクリーニングサービスに出せるのかも知れないが、
やはりライブが終わったらそのまま流しで手洗いというのが現実である。

そのために日本からパック入りの洗剤を持って来た。

旅先で買った旅行用のシャンプーとリンスのセットが、
やはりリンスの方が先になくなるので余ったシャンプーで洗ったこともあるが、
やっぱ洗濯用の洗剤は落ちが違うな・・・
流しの水が真っ黒になるもん・・・!(◎_◎;)


ところが洗っても乾燥機がないので部屋干ししか選択肢がない。

ホテルが日当たりのいい部屋だといいのだが、
日当たりが悪いと次の日までに乾いてないこともしばしば(>_<)

少しでもよく乾くようにと、
洗濯もんをまずバスタオルに挟んで包んでおく。

このまましばらくバスタオルに水分を吸わせてから干すのであるが、
酒を飲んでるのでこのまま寝落ちすることも多く、
そしたら朝方まだ生乾きのままトランクにぶっこむことになる(>_<)

まあ移動時間が短いツアーなので、
次のホテルに着いたらすぐに干すのだが、
結局ライブ始まる直前まで湿ってたりすることもしばしば・・・

考えてみるとこのステージ衣装のFunkyTシャツ・・・
乾いたと思ったらそのままスタージで汗だくになるので、
結局一日中ずーっと湿ってるわけね(笑)


さて私はよい、問題は服を洗濯をしない小畑秀光である。

その昔、王様ツアーの時だったと思うけど、
ホテルからメンバーが出て来て車に乗り込む時に、
「ん?・・・何か臭いぞ?」
と渡辺英樹さん・・・

いわゆる梅雨時に雑巾が腐ったような匂いである・・・

乾き切ってない服は車の中に干すのだけれども、
みんなそれぞれその干した服を匂ってみる・・・

「これじゃねえなぁ・・・」

干している服が臭くないとしたら、臭いのは着ている服ということである。
それぞれ自分の服をくんくんと匂ってからみんな一斉に小畑の方を見る・・・

「え?僕ですか?服はちゃんと洗ってますし全然臭くないっすよ!!」
慌てて弁解する小畑・・・

「どれどれ・・・」
小畑に近寄ってTシャツの匂いを嗅ぐ英樹さん・・・

「くっセー!!オメーが原因だよ!!」
例の大きな声がホテル前の路上にこだまする(笑)

「そんなことないですって!!全然臭くないですって!!」
自らまた匂って見せる小畑だが、
試しにと鼻を近づけてみた私も絶叫した。

「これは服ではないー!!雑巾じゃー!!」

そのまま路上で着替えさせて車に乗り込んだのだが、
「全然臭くないのになぁ・・・」
とまだ不満気な小畑・・・


今回のツアー中に、小畑と同部屋の人間が、
小畑が服を着たままシャワーを浴びているのを目撃した!(◎_◎;)

まあ身体を洗ったついでに服を洗うのもよかろう(笑)、
問題はそのまま髪の毛から落ちて来たシャンプーで服の汚れがちゃんと落ちるのかということと、
「それってちゃんと乾かしてるの?」
ということである。


英樹さーん〜何とか言ってやって〜!!!(涙)

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2018年4月23日

若者よ、もっと経験を積んで帰って来い!!

もう30年近い付き合いで「家族」のような関係であるLaoLuanからツアー先に電話があった。

「この前レコーディングしてもらったあの歌手なんだけどさぁ・・・」

一瞬あまり愉快ではない記憶が思い出されて来た・・・
この歌手である・・・

その後、この歌手の全国ツアーとかをやってくれとかの話もあったが、
私自身がもうこの布衣のツアーで出ずっぱりなので話が立ち消えになっていた。

「Funkyさん、请帮个忙(QingBangGeMang)!!」

つまり「ちょっと助けて下さいよ」・・・中国ではよく出て来る単語であるが、
この言葉から始まる会話は往々にして厄介な話が多い・・・(>_<)

「布衣のツアーにゲストで参加させてやって欲しいんだけど・・・」

いや、私は単なるドラマーとして呼ばれているだけであって、
私が布衣に対してゲストを入れさせる権限など持ってないよ・・・

「その辺の話はボーカルのLaoWuかマネージャーに言ってもらわないと・・・」

「いやそこには話を通してある」
というので、それだったら私がとやかく言う筋合いはない。
LaoWuが「やれ」と言えばやるし、断ったとしたら私の出る幕ではない・・・

・・・ってまあLaoWuも業界の重鎮であるLaoLuanから頼まれたら断れんわのう・・・(笑)

「那拜托了(Na BaiTuoLe:じゃあよろしく頼むよ)!!」
で電話は切れた・・・


かくしてその当日がやって来た。
場所は広東省広州・・・

毎度の如く他のメンバーより早く会場入りしてドラムのチューニングをしてたらマネージャーから連絡が入る。

「歌手がプログラムの件で打ち合わせをしたいらしいのでそちらに行かせます」

ジャンルは歌謡曲なのでギタートリオで再生出来る音ではない。
「プログラム走らせるからそちらで用意しといてね」
と予め伝えてある。

レコーディングでは、あれやこれや自分の作ったDEMOと同じようにしてくれと大きな「こだわり」を見せたので、当日リハでバンドに対してそれと同じ要求をされたんじゃたまったもんじゃない。

プログラムでほとんどの音を流してドラムとベースぐらいを生演奏、
ギターは入っている音に合わせて弾くぐらいでよい。
あわよくばそのままカラオケ流して「あてぶり」にしたいぐらいである(笑)


歌手がやって来た。

「声卡(サウンドカード)は?」
私は真っ先にこう聞いてみた。

通常プログラムを流す時には、
コンピュータを声卡(サウンドカード)と呼ばれるオーディオインターフェイスという機械につないで、
そこから外に出すLRのステレオのプログラム音源、
そしてドラマーだけが聞くクリックのトラックを出力する。

通常コンピュータはステレオでしか再生出来ないので、
もう1chドラマーが聞くクリックを再生しようとすると、
どうしてもこの声卡(サウンドカード)が必要となるのだ。

「声卡(サウンドカード)はFunkyさんのを使うって話ですけど・・・」

足掛け3ヶ月に及ぶ長いツアーで、布衣みたいなロックバンドでは使いもしない声卡(サウンドカード)なんて持ち歩きませんって(>_<)

LaoLuanにしてみたら、私がバンマスの仕事では私がそのプログラムを出す仕事もするので、当然ツアーにも持って来ているだろうと思ったのだろう・・・

まあサバイバルな現場を多くこなしているとわかって来る。
どんな状況ででもやり方はあるのである!!

「じゃあ君の持っているプログラムのデータを、
左側はクリック、右側を音源にしてステレオのmp3で出力してメールで送って」

ちなみにこのやり方は私がひとりドラムとかでやっているやり方で、
外に出す音をモノラルにすることによって、
音を出す機械はiPadでもスマホでも何でもよく、
あのしちめんどくさい声卡(サウンドカード)とか持ち歩かなくてもすむのだ。

「それだったら出力がモノラルになっちゃうじゃない」
などと言おうものなら、
「お前が声卡(サウンドカード)持って来ないのが悪いだろ!!」
と叱り飛ばしてやるところだが、
幸い彼女はその辺をスルー(ほっ)、ところが今度はこんなことを言い出して来る。

「それってどうやって作るんですか?
私出来ないんでFunkyさんやってくれませんか?」

(>_<)

「请帮个忙(QingBangGeMang)」で始まって、
「拜托了(BaiTuoLe)」で終わる要件なんて往々にしてこんなもんである(涙)

サウンドチェックを中断してデータ作り・・・

今日は女性歌手のゲストが入るんですと・・・ この若きシンガーソングライター(>_<) http://www.funkyblog.jp/2017/11/post_1204.html 業界の重鎮LaoLuanから「頼むよ」の電話。 「俺はただのドラマーだからバンドのマネージャーに言ってくれないと」 ボーカルのLaoWuから「頼むよ」(>_<) まあ曲コピーしてドラム叩けばいいんでしょ、バンドがそれでいいなら俺は別に・・・ 「プログラム走らすなら用意しといてね」 いざ蓋を開けてみたら・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

幸い彼女が使っているソフトがLogicだからよかったものの、
私が使ったことのない他のソフトだったら一体どうなったことだろう・・・

まあ私がその新しいソフトを一瞬で使えるようになればいいわけね(>_<)

中国の仕事は往々にして、このように日本では想像出来ないぐらいに私の経験値を上げてくれるのだ・・・(笑)


さて無事に音源も出来上がってリハーサル。

見ればLaoWuのマイクをそのまま使って歌うようなので、PAエンジニアにこう助言する。

「お前らの持ち歩いてるシステムのイヤモニって4chあったよなぁ。
俺がイヤモニ使ってないからそのシステムを彼女にそのまま使わせてやればモニターし易いんじゃない?」

ドラマーは少々モニター環境悪くても演奏出来るけど、
歌う人はモニター悪かったらもう歌えんからね・・・

そしたらPAエンジニアが、彼女がすぐそばにいるにも関わらず私にこんなことを聞いてくる・・・
「彼女はイヤホン持ってますか?」

まあちょっとイライラしてたのだろう、
「俺は彼女の父親じゃねえ!!お前中国語話せるんだろ?俺に聞くな、直接彼女に聞かんかい!!」
などと口走ってしまい、ちょっと反省・・・(>_<)

まあ笑い話で終わってリハーサル開始!!

「プログラムの音が大き過ぎる、ちょっと下げてちょうだい」
彼女もまた私に向かってそう言うので、
「あそこにPAエンジニアのおじさんがいるでしょ?あのおじさんに直接言いなさい」

・・・とこれが後々大きな問題になるとはこの段階で想像だにしていない・・・


本番が始まる。

彼女の歌う曲は、布衣で女性ベーシストのLinNaが歌ってた「彩虹」、
そして彼女のオリジナルで「再見19歳」、
そして中国ロックの創始者「崔健(CuiJIan)」のカバーで「新長征路上的揺滾」の3曲。

LaoWuから
「彩虹は世事难料の次ね」
と言われていたので、
いつものようにど頭からド派手に始まろうと勇んでステージに上がって行ったら、
どういうわけかLaoWuがステージに上がって来ない!(◎_◎;)

「どうしたんだよ〜」
とステージ袖にひっきりなしに合図を送るが、
どういうわけかLaoWuではなく彼女が上がって来て客に向かってMCを始める!(◎_◎;)

「ここで歌うのか?」
大慌てでプログラム再生の準備をして、
ぽかんとしている小畑に日本語で指示を出す。

ベースはよーしーずではなく2軍の中国人ベーシストなのだが、
さすがは中国人、全く慌てていない。
慌てているのは私と小畑、日本人だけである(笑)

「では先輩方の前にちょっとだけ私が歌わせてもらいますのでお付き合い下さい」
私が聞きそびれていたか勘違いしていたか・・・まあそういうことだったのね?・・・

「最初はとってもロックな曲です」
と言って「崔健(CuiJIan)」の「新長征路上的揺滾」を紹介する。

私は「その紹介はあかんじゃろ」と思ったが、
譜面とかプログラム再生の準備でしっちゃかめっちゃかだったのでそのままカウントを出して曲が始まる。

どうして「あかんじゃろ」と思ったかと言うと、
布衣のファンはいわゆる「ロックファン」で、
この日も会場に5〜600人ほど集まってぎゅーぎゅーにひしめき合ってる観客はみんながみんな、布衣の曲を聞いて大暴れに暴れに来ているのである。

またLaoWuの声は崔健(CuiJIan)によく似ている。
きっとLaoWuがこの曲をカバーしたら客は狂喜乱舞することであろう。

ところが女性歌手である。
あんな野太い声やロック的な歌い回しをするわけでもなく、
アレンジもどっかの歌番組でどっかの女性歌手がカバーしたという音源が送られて来たので、その打ち込みのどうしようもない(失礼)バージョンでコピーしている。

客はこのMCで一気に期待度がマックスに上がっている。
おそらくはLaoWuがオリジナルと同じアレンジでこの曲を歌うような、そんな世界を想像してしまっただろう。

盛り上がるに盛り上がれない雰囲気で1曲目が終了!1
2曲目は布衣の曲だったらLaoWuがここで出て来てまた引っ込むことになるので、ここは彼女のオリジナルであることは間違いない。

この曲はプログラムを使うので、
私は再生ボタンに手をかけて彼女のきっかけを待つ・・・

曲タイトルを言ったのですかさず再生ボタンを押してカウントを出す。
そしたらイントロの途中で彼女が曲を止めた!(◎_◎;)

「プログラムの音が出てないんじゃない?」
後ろを向いて私にそう聞く。

私に聞かれたって外に出ているかどうかドラムの位置でわかるわけはない。
もう一度プログラムだけを走らせて「出てるか?」とスタッフに確認する。

「出てる」ということで演奏を再開・・・その間、客はぽかんと待っている・・・

続いて布衣の「彩虹」を歌うのかと思ったら彼女は挨拶してステージを降りたので、
ああ、あの位置で歌うのは「彩虹」1曲なんだな・・・とやっと理解(>_<)


いつものような感じで布衣のステージが始まる・・・

こんな感じ・・・

もうこれだけの客が何事もなかったかのように大暴れ(笑)

途中に彼女のゲストコーナーも布衣の曲なので大盛り上がり。
最終的には何も・・・問題ない。

中国の仕事は始まる時は「どうなるんだろう」と心配になることは多いが、
いつも「必ず終わる」のである。


ライブ終わってPAエンジニアに聞いた。
「プログラムの音、出てたの?」

「ずーっと出てましたよ」

きっとリハーサルでモニターの音量を下げたので、
本番は客が入ってかき消され、それで彼女は「出ていない」と思ってしまったのだろう・・・

老婆心がまたむくむくと湧き出て来て、打ち上げの席で彼女に優しく説教した。
「お前は创作歌手(シンガーソングライター)なんだろ?」

以下お説教本編(実際は中国語でとても優しく語ってます)


お前が客に聞かせたいのは何だ?完璧なアレンジか?
それだったらライブではまず不可能だ。
ライブなんて毎回どんなトラブルが起こるかわからないからね。

演奏まで中断して「プログラム出てる?」なんて聞く必要がどこにある?
ステージ上で俺に聞いたところで俺にだってわかるわけはないだろ?
「もしエンジニアがボリュームを上げ忘れてたとしたら?」
なんて考えてたとしたら、
それって同じ「チーム」の一員であるエンジニアを全く信用してないってことだよね。

でもね、お前は创作歌手(シンガーソングライター)なんだろ?
しかもギター弾きながら歌ってる。
プログラムがなくったって、それだけで最低限「歌」と「楽曲」は伝えることは出来るんじゃないのか?

お前が伝えたいのがお前の「歌」と「楽曲」だとしたら、
もうそれで最低限は伝えることが出来るんだよ。
わざわざ演奏を止めてまで客を待たせる必要はないだろ?

ついでに言わせてもらうと、
たとえバンドのメンバーが演奏間違えたとしたって、
例えばLaoWuだったらギター弾きながら指板見せて「違う!このコード!!」とかやるだろう。
それが「创作歌手(シンガーソングライター)」の底力だよ。

ボーカルはステージに立って最前線で「観客」と対峙する。
誰も助けてなんかくれないんもんなんだよ。
俺に頼って来たって残念だけど何にも助けてあげられない。

お前も创作歌手(シンガーソングライター)だったらお前が自分で戦って、
そして後ろにいる俺たちを引っ張っていってくれ!!

(以上お説教内容)


「説教をする」ということは一種の「愛情」である。
言いながら、「何とかこいつも一人前になってくれればいいのにな」と思って来る。

悪いけど、彼女がレコーディングでこだわったアレンジの細かい部分、
実はライブではいくつか無視させてもらっている。

例えば2番の頭からドラムが入る?
その前の間奏どうすんの?ドラムぼーっとしとくの?
間奏から入るでしょ、ここは・・・

しゃーないなぁ・・・

実は間奏からドラムはしっかり叩いている。
この方が「自然」なので彼女はきっと変えたことすら気づいてないだろう。

その他、レコードバージョンでは色んな部分が「自然」ではない。

そりゃそうだ。
ライブをやって何度も何度も観客と戦って、
打ちひしがれて何度も泣いたことなどない。

「これがいい!!」
自分でパソコン弄って打ち込んで、
それをそのまま生楽器に入れ替えただけの音源がライブでそのまま通用するか?

いや、「ライブバージョン」と「レコードバージョン」というのは存在してしかるべきだろう。
でも、今回初めて知ったであろう「ライブバージョン」のいい部分、
それをレコーディングの時にもし少しでも知ってたら、
いや、ちょっとでも想像出来てたら・・・
レコードバージョンだってこんな形では終わってなかったんじゃないのか・・・

生楽器は「人間」が演奏する。
その「人間」が演奏しにくい不自然なフレーズには「魂」を込めることは出来ない。

そんな「人間」が何人ステージで雁首を揃えたって「1+1」は「2」にもなりやしないよ・・・


年寄りの話も聞いとくもんだ・・・

いや、先輩の話だけを鵜呑みにして自我のないような若者なんかにこれっぽっちも魅力はないが、
年寄りはお前の持ってない「経験」を持っている、
話ぐらい聞いといて参考にしてみたって「損」にはならんぞ。

姥捨山に捨てるにはまだまだ惜しい「年寄り」だと思わんか?(笑)

次は5月の青島。
プログラムのデータを自分で作ってみることから初めて、
この老兵を一番活躍させるようにステージを考えてみたらどうだい?

お前は19歳、まだまだ若い。

もっともっと「矢面」に立って、
もっともっと悔しい思いをして、
流した涙の数だけ成長するだろう・・・

だから若者よ、甘えるな!!
ひとりで立ち向かって全部それを「経験」にしろ!!

少しは成長したお前を青島で待ってるぞ!!

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2018年4月20日

布衣春のツアー2018福建省

福建省への思い入れに関してはここに書いたのでまずそれを読んで頂きたい。

福建省はここ一本だったので、今回は布衣の先進的なツアーシステムについて書きたいと思う。

もともと
「バンドはやっぱライブだよ」
というのは私がLaoWuと出会った頃から言い続けていたことであるが、
売れない頃から彼らはそれをずーっと実践してきた。

今ではアンダーグラウンドながら年間に100本以上のツアー(しかもそれが全てペイされているというのだから驚かされる)をこなすバンドとなった。

まずずーっとツアーを廻っているので組み方が絶妙である。

基本的に電車移動!!
1時間ぐらいで移動できる近いところを繋げてゆくので移動が非常に楽である。

そしてホテルを会場の近くに取るので、
現地に着いてスタッフがセッティングをやっている間、
そしてリハが終わって本番までの間はメンバーはホテルで休むことができる。
(ワシなんかはここでちゃんと睡眠まで取る)

そして特筆すべきところは彼らの持ち込むPAシステムである!(◎_◎;)

もともとはメンバー4人とマネージャーだけで廻っていたのだが、
すぐにPAエンジニアを連れてゆくようになった。

中国のLive Houseは「酒吧(JiuBa:バーの意)」と言われているぐらいで、
そのほとんどがバー営業をメインとしていて毎日ライブが行われているわけではなかったりする。

ご大層なPAシステムがあったとしてもそれを操れるエンジニアが常駐していなかったり、
ひどいところになるといざ蓋を開けてみたらPAから音が出なかったり・・・

そんな状況に嫌気がさしたのだろう・・・
また時代が進歩して高性能な機材が安価で手に入るようになって、
彼らはなんとPAシステム自体を持ち込んでいる!(◎_◎;)

BuYiPASystem1.jpg

これが彼らが持ち歩いているシステム。
最近ではあのどデカイPAコンソールがこんなコンパクトなラック式になってるのねぇ・・・!(◎_◎;)

ラック式なので卓自体はなく、
パソコンやiPadなどでコントロールする。

つまりPAエンジニアはもうPA卓に張り付いている必要はなく、
パソコンやiPadを持って会場のどこででも仕事が出来るわけだ。

モニターに関してはスタッフがiPadを持って小畑のところにやって来て、
ほいとiPadを差し出せば小畑が自分でフェイダーを上げ下げするので「言葉の壁」とやらが全くない!(◎_◎;)

このシステム、日本でも安価で売られているので見てみると、
「Wi-Fiによってこの機材とiPadなどの遠隔機材とを接続する」
らしいが、中国の小屋に必ずしもWi-Fiがあるとは限らない。

どうしてるのかと思ったら・・・

BuYiPASystem2.jpg

Wi-Fiルーターそのものをマウントして持ち歩いているのだ!(◎_◎;)

なるほど・・・これらの機材が同じWi-Fiに繋がっていることが大事であって、
必ずしもそのWi-Fiが外部のインターネットに繋がっている必要はない(驚)

そしてこのラック上部にマウントされているのは2台のワイアレスモニターシステム。

それぞれがステレオなので全部で4ch、
つまりメンバー全員がイヤモニでモニターが出来るので、
小屋のモニターが使えないものである場合は最悪イヤモニだけでモニターシステムを構築することが出来る!(◎_◎;)

ちなみに私自身はイヤモニを使わないのでこのツアーでは3chしか稼働していない。
(マイケルジャクソン風に言うと、「俺の時代にはこんなものはなかったので違和感がある」(笑))

つまりは、PAエンジニアは会場に着いたらまずパワー・アンプの位置を探し、
そのシールドを全部引っこ抜いてこの卓に直接繋ぎ直す。

これでこの小屋のシステムは全部このシステムで乗っ取ることが出来るというわけだ!(◎_◎;)

パワー・アンプは大体メインスピーカーの近く、すなわちステージの近くにあるので、必然的にこのミキサーシステム自体はステージ近くに置かれることとなる。

つまりはマイクがたくさん必要なドラムなどから、長い長いケーブルを卓まで引っ張ってゆく必要がない!(◎_◎;)

しかしケーブル自体を小屋のモノを使うとすると、
ケーブルの断線とかによってトラブルが発生する可能性も高い。

そこでこのチームはケーブル一切、スネークケーブルまで全部持ち込んでいるのである!(◎_◎;)

BuYiPASystem3.jpg

もちろんマイクも全部持ち込んでいるので、小屋のものを使うのはマイクスタンドぐらいである。
(ドラムのマイクはタム等にそのまま取り付けられるものなのでオーバーヘッド以外はスタンドは必要ない)

これだけの機材、運ぶのが大変じゃないですか?
と思ったのだが、実際はラックひとつとケーブルのスーツケースだけなのでそうでもなさそうだ・・・

ツアーメンバーは総勢8人。
メンバー4人とチーフマネージャー、ロードマネージャー、PAエンジニアと2軍ベーシスト(笑)

チーフマネージャーは各小屋との連絡やお金のやり取り、そして物販を抱えて、
(それも手持ちぐらいの小さいバッグで、大きな物販は各小屋に郵送されて送られて来る)
PAエンジニアはケーブルの入ったスーツケースと自分の荷物をバックパックで、
前説もやり(笑)PAエンジニアの助手もやるロードマネージャーは一番重いこのPAシステムのラックと私のシンバル、
(中国の小屋はシンバルを常備してないところが多い)
あともうひとりは、よーしーずが来れない現場でベースを弾く2軍(笑)
よーしーずがいる場合はスタッフとして荷物持ち・・・

こいつが自分のベースも持って、よーしーずの重いベースも持って私の物販満載したスーツケースも引こずってくれる・・・

私のツインペダルはLaoWuかPAエンジニアが持ってくれるので、
私は結局いつものキャスター付きリュックひとつを引こずって移動するのみである!(◎_◎;)

まことに敬老精神(笑)旺盛なツアーメンバーで非常に助かっている。
感謝感謝・・・

というわけでツアーは続く・・・

福建省アモイでのドラムソロ・・・

次はもっと南下して広東省を廻ります!!

Posted by ファンキー末吉 at:05:20 | 固定リンク

2018年4月19日

布衣春のツアー2018浙江省と上海

布衣のツアーは続く・・・

江蘇省を廻ったところで2日の移動日、
ここで北京にて仕事を入れていたために、
北京の寒さでやられて完璧に風邪をひいた(>_<)

いや、兆候はあったのだ・・・この時!!

いや〜日本人ライブバーのオープニングパーティーに乱入して、
投げ銭でドラム叩いてしこたま飲み過ぎたのよねぇ・・・

次の日にはちょっとお腹がゆるかった(>_<)・・・

まあ単なる飲み過ぎだろうと思ってそのまま北京に行って寒さにやられて風邪・・・というよりもう風邪の兆候はあったんやろうな・・・

今年の入ってからキャンピングカーで70本日本ツアーとか結局毎日飲んでたわけやから、身体がいいかげん
「風邪でもひかせて休みましょうや」
と主張してたのかも知れない・・・


そして北京から紹興に着いたらいきなり気温が30度(>_<)
これじゃあ身体も悲鳴をあげるわのう・・・

それでもドラムは叩く!!

いや〜腹がゆるいと踏ん張りがきかんからドラム叩くん大変やけど、
風邪ぐらいじゃあリングに上がるボクサーと一緒で、命がけのテンションで鼻水なんか止まってしまうから大丈夫と思ってたら、
そんな命がけのテンションなんて1ステージずーっと続いてるわけじゃないから、
ある曲でいきなり大きなくしゃみが出てスネアが一発抜けてしまったことはナイショ(笑)

まあでも暖かくなったら体調もだいぶ良くなったので、
やはり紹興に来たら紹興酒!!!

実はこれが悪かった・・・

通常ひき始めの風邪ぐらいだったらドラム叩いて大汗かいて、
酒でも飲んでこてんと寝ればすぐ治るのだが、
やっぱり無錫からずーっと続いている風邪なのでここで一気に悪化(>_<)

次の日の寧波でも風邪を吹っ飛ばすべく叩きまくる!!

次の日は上海への移動日!!
居酒屋勝でバンドみんなにご馳走してくれるというのでここで逆療法で飲む!!

シメの皿うどん!!

ちゃんぽん!!

そして満腹へべれげのまま上海の極楽湯日本の極楽湯のチェーン店)に直行!!岩盤浴で汗を流す!!

2018GokurakuyuGanbanyoku.JPG

ビタミンを補給!!

2018GokurakuyuPafe.jpg

これで風邪は撃退!!ここから次第によくなってゆくというのが末吉式(笑)

次の日には体調も改善し、上海ライブ!!
またこの会場がデカかった・・・・!(◎_◎;)


客もよう入ったなぁ・・・知り合った頃は北京でも10人も入らんかったバンドが・・・(笑)

ドラムソロ!!

ところで上海での毎度のサイン会の時に、
ある人が「これにサインして下さい」というのでびっくり!!

AsianDream1.JPG

AsianDream2.JPG

なんと五星旗の香港で発売されたCD!(◎_◎;)
返還前の香港では「五星旗」という名前が中国共産党をイメージしてよくないということで、「Asian Dream」というバンド名で発売されたのよねぇ・・・シミジミ・・・

ワシ自身初めて見たしぃ〜(笑)

でももしこれをワシが入手して日本でライブの物販で売ってたら、
JASRACはまた
「末吉は海賊版を売るようなひどい人間である」
と裁判所に提出するのかな・・・

ほんまヒドい話であった・・・詳しくはこちらで・・・


さて次の日は義烏(YiWu)という街。
体調もよくなったので買い物に行く・・・

iPad Proのスマートキーボードがまた認識されなくなったのよ〜
前回も同じ症状で日本のApple Storeに持って行ったら新品に交換してくれたばかりなのに〜(>_<)

これってワシの使い方が悪いんやろか・・・凹むわ・・・

YiWuShuMaCheng.JPG

見るからに怪しげな電脳城・・・ここで探しに探してゲットしたiPhone用のキーボード!!

YiWuKeyboard.jpg

日本に戻ってまたApple Storeで交換してもらうまではとりあえずこれを使っておこう・・・

というわけでドラムソロ!!

もうね、人が一生懸命ドラムソロやってる間に客はダイブ(跳水(TiaoShui):飛び込みとこちらでは言う)をやりよるし(>_<)

こちら

ホテルの朝食の環境が豪華だったのでゆっくりさせて頂いて杭州へ移動!!

珍しくホテルの朝食バイキングの環境が素晴らしかった件について・・・ 食ったら杭州へ移動!! - Spherical Image - RICOH THETA

杭州では映像のシューティングも入り、音もマルチで録ると言うので、
スネアの裏のヘッドを交換しようとしたのだがいいヘッドがなく、
思えばここにはパール楽器の中国工場があるではないか!!

というわけでいきなり連絡をとってみたのだが、
総経理の玉造さんは本社に帰ってしまい、
ドラムと中国をこよなく愛する深井くんも帰ってしまったということで断念(>_<)

でも玉造さんから連絡をもらったということで、田中さんと大塚さんがライブを見に来てくれた\(^o^)/

今後は直接連絡致します〜今後ともよろしくお願い致します〜

というわけでドラムソロ!!


そして浙江省最終地の温州!!

「温州みかん」というのが日本では有名だが、
実はこれは名前だかここ温州から取っただけで日本産のみかんである!(◎_◎;)

Wikiより

じゃあ当時有名だったという温州の柑橘類って何なん?
・・・というわけで地元の人に探してもらったが・・・

UnshuMikan.JPG

何のこっちゃないネーブルね・・・って別に大して美味しくないし(笑)

というわけでライブ!!
・・・って実はこの会場がとてつもなく狭い(>_<)

12畳ぐらいのスペースで、ステージも狭いのでドラムを端っこに置くしかないというぐらいである・・・

今日の会場は歴代で一番狭い・・・ だいたい12畳ぐらいでステージも狭いのでドラムを真ん中に置けない(>_<) しかしこのツアーの今までの経験では会場の大きさに関係なく同じ人数が来るのよな・・・ 聞くところによると予約だけで200人!(◎_◎;) だからPA席に金網???(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

そこでのドラムソロ!!

打ち上げで海鮮!!

明日も早いし福建省まで大移動やし疲れてるから寝ようと思ったんやけど海鮮で打ち上げやったらしゃーないなぁ〜 - Spherical Image - RICOH THETA

ここの酢がむっちゃ美味かった〜・・・(涙)

というわけで福建省アモイへ向かふ〜

Posted by ファンキー末吉 at:09:30 | 固定リンク

2018年4月 9日

布衣春のツアー2018江蘇省

江蘇省は安徽省の隣である。

布衣のツアーはまことに効率よく組まれている。
初日の稲毛ー淮南の大移動(笑)以外は、
新幹線で1時間程度の移動ですむ街をうまくつないでいる。

淮南ー合肥:33分
合肥ー安慶:45分
安慶ー黄山:57分と乗り換えて更に56分
黄山ー銅陵:62分

そして
銅陵ー南京:83分
と来てこの日・・・さすが江蘇省の省都、客が600人はいたんじゃないかな!(◎_◎;)

よーしーずが日本かどっかで仕事だということで、
ここから数本はローディーをしてたDaWeiがベース!!

南京だおら〜 今日はよーしーずがいないのでベースは2軍が弾きます(笑) ええなぁ〜このシステム・・・ 秋のツアーは何本か日本のJazzツアーとぶつかっているのでドラムも2軍を養成しておこう(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

この日は打ち上げはザリガニ!!

打ち上げでは小龍蝦(中国語で「小さな伊勢海老」を召す)!! - Spherical Image - RICOH THETA

次の日は移動日なので昼から「烤鱼(KaoYu)」を食ってビール!!

昼メシは烤鱼(KaoYu)!!魚をパリッパリに焼いたあと辛いタレで煮るという四川料理(今は全中国で流行)〜 ニンニク味とマーラー味と2種類頼んだけどやっぱマーラー味でしょ!!ビールが進む・・・ 今日は移動日やからしゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

この「烤鱼(KaoYu)」という料理、
魚をパリッパリに焼いたあと辛いタレで煮るという四川料理(今は全中国で流行)で、こんなにビールが進む料理も珍しい!!

ほろ酔いで新幹線に乗って55分、無錫に着いて移動日。

無錫と言えばひとりドラムアジアツアーでお世話になったチャッピーさんがお隣の蘇州にいるので連絡してみたら、何やら日本人バーのリニュアルオープンに携わっているということで訪ねて行った(物販持って(笑))。

今日は移動日でライブがないので無錫の日本人街に来てドラムを叩きます!! 日本人の皆さん物販買ってや〜!!! - Spherical Image - RICOH THETA

いや〜物販が売れた売れた(笑)

日本人駐在員おそるべし!!
・・・というわけで皆さんと一緒にバカやって深酒し過ぎて翌日から体調を崩してしまう(>_<)

飲み過ぎ二日酔い腹下しで無錫ライブ!!

翌日は20分だけ新幹線乗ってお隣の蘇州でライブ!!

ここの楽屋でLaoWuが私にこんなことを言う・・・

「DaWeiが緊張してんだよ。ほら、あのウーゴンの話をしてやってくれよ」

・・・と言うのだが何の話か全くわからない。
よくよく聞いてみるとWuGong、つまり蜈蚣,中国語でムカデのことである。

どこで聞いた話か忘れたがいい話で、
布衣が最初のレコ発ライブの時に緊張しているLaoWuに私が話してやった話らしい・・・(すっかり忘れている(笑))

こんな話である。

ムカデが相変わらずたくさんの足を動かして歩いている。
それを見たアリさんはムカデにこう言った。
「ムカデさん凄いですねぇ。。。そんなたくさんの足をコントロールしてちゃんと歩いてるなんてホント凄い!!」

ムカデをそれを聞いて、
「はて、俺はどうやってこんなにたくさんの足をコントロールしてるんだろう」
と思った瞬間に足がもつれて歩けなくなってしまいましたとさ・・・

「お前は虫けらと同じだよ。虫けらが頭使って考えてどうする?
いつも歩いてるように道を歩いたらそれでいいんだよ」

吹っ切れたのかDaWeiはこの日はいいプレイをしていたように思う。

一行はそのまま蘇州に残って移動日、
私は移動日を利用して北京にトンボ帰りします〜

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2018年4月 4日

布衣春のツアー2018安徽省

70日近くにも及ぶ日本ツアーを終え、最終地の稲毛から終電で羽田へ向かふ・・・
成田ならよかったのに上海行きの夜中便は羽田なのよね〜(>_<)

羽田でチェックインした後はお決まりの寿司!!
しかし「掃除のため休業」!(◎_◎;)

板前さんに頼み込んで何とか開けてもらう・・・

羽田に来たら必ずバッテラと大トロを頼む寿司屋のフードコートが清掃のため休み(>_<) もうね、寿司屋の職人さんに泣いて頼みましたよ・・・ そしたら特別に開店準備してこれだけ握ってくれました\(^o^)/ 日本万歳〜でも2ヶ月中国ツアーです!! http://funkyblog.jp/s/2018/03/post.html - Spherical Image - RICOH THETA

朝5時に上海浦東空港に着いて、タクシーで虹橋へ向かふ・・・

上海は浦東が成田、虹橋が羽田みたいなもんか?
浦東がむっちゃ遠いのよ・・・この移動が何気に辛い(>_<)

途中中国第二の物販倉庫(笑)勝山邸に物販の補充に行き、
結局虹橋に着いたのは8時前・・・

11時10分発の列車まで待つこと3時間半・・・これがまた辛い(>_<)

3時間半も待つんやったらしゃーないなぁ〜・・・ - Spherical Image - RICOH THETA

やっと新幹線に乗り込んでそこから4時間・・・これがまた辛い(>_<)

ふう・・・やっと新幹線乗り込んだ頃にはへとへとです・・・こてん - Spherical Image - RICOH THETA

稲毛を出発して20時間後にやっと淮南東駅(どこや?笑)に着き、
迎えに来てくれた地元の人の車で30分、
ホテルに着いたらもうヘロヘロでした・・・

疲れた身体にムチ打って稲毛ライブで腐っている洗濯モンを洗濯!!

久しぶりにゆっくり寝て、洗濯して今日のリハの譜面起こし〜 ひとり部屋万歳!!ゆっくり仕事が出来る\(^o^)/ 小畑はワシと同部屋になってもいつもタバコを吸いにユッコちゃんの部屋でいるので「ほなお前ら二人部屋でええやん!!間違いが起きたらその方が面白いし」と言ってたが、どうやら中国人と同部屋になったようだ・・・残念(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

ひとり部屋万歳!!\(^o^)/
このツアーは行く先々のホテルが私の仕事部屋となります・・・

北京から着いたLaoWuグループと合流してメシ!!
「酒肉店」というお碗で飲む酒と肉の塊をかぶりつく店で肉食ってバタンQ(死語)、
寧夏から来るスタッフチームを待たずにこの日はもう寝ました・・・

長い長い移動も終わり、北京から来たLaoWu達と合流してメシ!! 「酒肉店」お碗で飲む酒と肉の塊をかぶりつく店なう〜 食うだけ食って飲むだけ飲んだら寝る〜 - Spherical Image - RICOH THETA


今回この移動になったのは、
このツアーの演奏曲には最新アルバムからの新曲が多く、
やはり当日リハでは無理だろう、でも一度北京まで飛んでからではロスがあるだろう・・・

・・・ということで翌日の会場を借りてリハーサル!!

ツアー初日のライブハウスを借りてゲネプロ、いやニューアルバムの曲は初めて演奏するのでリハーサル〜(笑) 中国のライブハウスはシンバルを常備してないところが多いので持ち込むならクラッシュ2枚の軽装備、タムも1タムでやりまする!! - Spherical Image - RICOH THETA

これ、サウンドチェックにもなって助かるのよね〜
日本だとライブハウスに毎日ライブが入っていてそうもいかないけど、
中国ではバー営業が常で、この日は夜はライブが入ってないので機材もセッティングもそのままに出来るので助かります・・・

ところでこの辺の名物は「牛肉湯」!!
「湯」は「スープ」という意味なので、いわゆる「牛肉スープ」です。

昼メシは淮南名物の牛肉湯!! - Spherical Image - RICOH THETA

スープと言っても中に春雨や豆腐麺が入っていてこれだけで結構満腹になる。

聞くところによるとこの辺は世界で最初に「豆腐」というものが発明された場所でもあるらしく、夜は豆腐料理の店!!(肉料理もあるけど・・・)

まだツアーが始まってもないのにこの宴会!!(笑) 淮南は世界で初めて豆腐が発明された場所らしく、(肉料理もあるけど)豆腐料理!! 向こう側の料理はトンカツかと思ったら豆腐カツでした!(◎_◎;) - Spherical Image - RICOH THETA

ちなみにぐるりと回して向こう側の料理はトンカツかと思ったら豆腐カツでした!(◎_◎;)


ツアー初日!!大盛り上がりのまま終わりました!!
日本では借金で首が回らないらしいがステージでは首が回りまくる日本人ギタリスト(笑)

この日のドラムソロ!!


さて次の日は安徽省の省都、合肥へ移動!!
ひと月ぶんのチケットの量がハンパないのよ・・・!(◎_◎;)

失くしたら終わるな・・・(笑)

さてと隣町の合肥まで移動〜総勢8名全員グリーン車!(◎_◎;) いや何よりひと月分渡された新幹線チケットの量がハンパない!!(◎_◎;)・・・失くしたら終わるな(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

合肥でのドラムソロ!!

ライブ終了後には同じ経営者が経営しているJazzクラブにて飛び入りセッション!!

いや〜片田舎だと思っていた安徽省でこんな店があって、
Jamセッションが出来るJazzミュージシャンがいるっつうことがびっくりやね・・・

安徽省は10数年前には中国で一番貧しい省だったのに、
ひょっとしたら今は開発が一番目覚ましいところかも知れんね・・・

その後ツアーはこの店の系列店ばっかりです!(◎_◎;)

次の街「安慶」では若者がダイブやモッシュや大変(>_<)
決してそんなタイプの音楽じゃないんやけどなぁ・・・(笑)

安慶でのドラムソロ!!

毎回ドラムソロをアップしてると「今日は違ったフレーズにしよう」と欲が働くのでだんだん辛くなって来る〜(笑)

ところで今回のツアースタッフは、チーフマネージャー、現場マネージャー、PAエンジニア、そしてよーしーずが他の現場に行く日に代わりにベースを弾くベーシスト兼荷物持ち楽器等何でもスタッフがこいつ!!

いや〜楽しいヤツで、小屋によって回線が余ってる時は客席からはちゃんと見えてる場所に影マイクを設置してこいつがコーラスを取る。

言ったらX.Y.Z.→Aでローディーのみーやんがステージでコーラスを取るみたいなもんで、日本だったら何やら不思議な感じだろうけど、何でもありの中国では全然OK!!

盛り上がったら現場マネージャーも出て来て一緒にコーラスを取る。
こういうところがまた中国らしくていいと思うな・・・

黄山ドラムソロ

はい、だんだんネタがなくなって来ました(笑)

翌日は移動日ということで、昼メシは元の時代から営業しているという老舗のレストラン!!

元の時代から営業しているという「南山巷3号」というレストランで地元料理をご馳走になります!! いや、ひとりで食うわけではないんですけどね・・・(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

名物は「臭鳜鱼(ChouJueYu)」という、まあくさやの干物の新鮮なやつみたいな・・・臭い!!(>_<)

安徽省最終地は銅陵という街!!

こいつが現場マネージャー!!

ある時はPAエンジニアの助手をしたり、もちろんメインマネージャーの助手もしたり、
何よりライブが始まる前は「前説」までして客を煽る(笑)

こんなん(笑)

昨日はこいつライブ終了後に物販売り場まで来て
「FunkyさんのTシャツなんかどうですか?あなただったらLぐらいで」
とか物販売りまで手伝ってくれた(笑)

思うに中国は日本ほど「役割分担」っつうのが厳密ではなく、
「出来ることを何でもやろう」、
まあ悪く言うと「仕事」よりは「遊び」、
いや、これはこれでいいと思うぞ・・・楽しい(笑)

銅陵でのドラムソロ!!

毎日アップしてるので今日は違うことをやろうとタム回しから入ってみたが、
やはりバスドラがないと客がよくわからないらしく、
急遽いつものバスドラ4分→8分→16分→右手と6連に戻す(笑)

右手だけ奏法で拍手を取ってからキメぐらいは別のフレーズにして納めてみた・・・

でもまあ客が盛り上がることが大事なんだから、
やっぱ欲かかずに今日からは定番フレーズでまとめよう・・・

南京へ移動して今日から江蘇省ツアー!!

Posted by ファンキー末吉 at:07:18 | 固定リンク