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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2018年1月26日

天安門にロックが響く

過去の3つの著書がついに電子本化された!!

ひとつは北朝鮮にロックを教えに行くプロジェクトのドキュメンタリー本、
平壌6月9日高等中学校・北朝鮮ロックプロジェクト

そして私の自叙伝とも言える、
ファンキー末吉・中国ロックに捧げた半生

これら2冊は、現在も紙の本がそれぞれの出版社から発売されているので紙の本も入手可能だが、電子本でしか入手不可能な本がある。

天安門にロックが響く

これは92年に講談社「小説現代」に掲載された私の処女作小説で、
後にそれが原作となってミスターマガジンにて漫画「北京的夏」が連載開始。
翌年、香港、台湾でも「北京之夏」を発売、香港の大監督ウォンカーワインが映画化しようという話まで出た。
(天安門事件が題材なので結局は実現不可能に陥った)


(両方読むと面白さ倍増!!)

この漫画の方は古くからこうして入手可能だったが、
原作の小説の方は単行本化されてないので入手不可能、
私は八方手を尽くして探し回った。

日本の全ての書籍が閲覧出来るという「国会図書館」まで行ったが探し当てられなかった。

ダメ元でこの小説を漫画化してくれた松本剛さんに連絡を取ったら、
なんとまだこれをそのままの状態で保存して下さってたのだ!(◎_◎;)

その本をPDF化、しかしそのまま発売したのではデザイン等の著作権を侵害することになるので、そしてOCRソフトにかけて文字データ化!!

しかしOCRソフトってまだまだ完璧じゃないのよね・・・
娘が一週間かけてそれを直したがまだまだ誤変換だらけ(>_<)

スタッフ一丸となってやっと文字校をして、やっとこうして電子本となって発売されたというわけだ(感涙)

この小説の主人公はもちろん自分をモデルにはしているが、
設定としてはむしろ爆風スランプではなくThe Good-bye!!

つまりえとーさん?(笑)

ちなみに主人公のバンドの名前はそこから取った「So-Long」。
所属事務所の名前は「デニーズ事務所」である(笑)

まあドラマーでありながらバンドの全ての楽曲を作るバンドの中心人物であるというところはむしろYOSHIKIの方が近いかも知れんが、
このえとーさん(笑)が中国で本物のロックと出会って人生が変わってゆくという物語である。

ヒロインの緑(リュィ)は、私が中国で出会った女性ロッカー「蔚華(ウェイホア)」がモデルになっている。

彼女のライブで公安が中止命令を出して大荒れに荒れたライブを偶然見たことがきっかけである。
(その模様は自叙伝にも書かれております)

流暢に英語を喋り、中央電視台でキャスターをしていた彼女は、
政府から渡された天安門事件に関する報道原稿が「事実と違う」ということで、それを読むことを拒否、その後中央電視台をクビになってロッカーとして歌を歌っているという、彼女本人から聞いたエピソードもそのまま使っている。


ところでこの小説を書いた頃、私はある種「気が狂っていた」ような状態であった。

「中国に行って本物のロックを見つけた!!」
インターネットがまだなかった当時、私は毎日のように北京から所属事務所に国際ファックスを入れた。

しかし所属事務所はそれを全部無視!!
誰にも相手にしてもらえない状態で悶々としてた頃、
同じ所属事務所の一番売れている歌手が「中国でロックを見つけた」という記事を見た。

所属事務所は私の言うことは一切無視して、
同じプロダクションのその歌手に中国ロックを取材させて、それをプロモーション記事にしていたのだ。

当時8つしかなかった中国のロックバンドは既に全部が私の朋友(ポンヨウ)である。
誰と会っても、日本人だと言うと
「おぅ、じゃあFunkyを知ってるか?」
と言われるのでその歌手は憮然とし、
取材陣もだんだんそれに辟易としてくる。
なにせその歌手が最初に中国でロックを見つけたのでなければ「記事」にならないのだから・・・

業を煮やしたコーディネーターは、取材するロックバンド達にこう言った。
「あまりFunkyという名前を出さない方がいいですよ」

これに激怒したのがLuanShuである。
「俺はFunkyとはマブダチだ!!その名前を口にして何が悪い!!」
(だからこいつとは今でもマブダチである)


そして狂ったようにこの小説を書いた私は、
同時に1本のデモテープを作り上げていた。

ある女性が生まれる前から死んでゆくまでの物語をコンセプトアルバムにしたものだ。
珍しく全編詞も書いている。

メロディーには男性メロと女性メロがあると私は分類しているが、
キーボード耳で作る私の曲には実は女性メロが多い。
(爆風スランプの曲で言うと、男性メロの曲は「たいやきやいた」や「まっくろけ」など、女性メロの曲は「星空ダイヤモンド」や「おおBeijing」など)

ところが当時の事務所のトップとのミーティングの時、
当時のトップである社長は私に対してこう言った。

「私たちは爆風スランプの末吉くんとビジネスをしたいのであって、
末吉くん個人の音楽には興味がない」

つまりは
「お前は爆風スランプの曲だけ書いてろ」
というわけである。

埋もれた膨大な「女性メロ」は、
当時の私を取り巻く状況の中では全く「役に立たないもの」となってしまった。

私はそんな自分の「女性メロ」を集めてひとつのコンセプトアルバムを作り、
当時歌手の卵だった「キョンマ」という女性に歌ってもらった。

当然ながら事務所は全くこれらの楽曲を必要とせず、
月日が経つうちに私の中からもこのアルバムのことは忘れ去られていった・・・

その後キョンマはクレヨンしんちゃんのテーマを歌ったり、
色んなところに歌詞を書いたりして活躍してたそうだが、
ひょんなことから再会して彼女が私にそのデモテープを渡してくれた。

「これはね、素晴らしい楽曲ばかりなの。
私も時々ライブで歌ったりするけどみんな涙するんだもん」

そう言ってこの音源を渡してくれた後にこう言った。

「この楽曲たちを埋もらせちゃだめだとずーっと思ってたの。
よかった。末ちゃんにこれをお返し出来て・・・」

全くもって忘却の彼方にあったこのアルバムを聞いた。
そして自分自身が涙した・・・

特に感激したのがこの曲!!

この小説の中に出て来るヒロインと、
天安門事件で殺される恋人との恋物語である。

広場に行けば自由がある
好きな歌が歌える
止めないでよね
このメロディー
君に贈るから

今回のツアーでは「お歌のライブ」の時には不肖この私が歌わせてもらっている。
物販には急遽、この小説とこの曲のデモ音源が入ったCD-Rが並ぶこととなった。

CDラベルのデザインは「北京的夏」を書いて下さった松本剛さんにお願いした。

TenanmonCD_Label.jpg

お歌のライブはあと数本!!
どこかに来て末吉バージョンも聞いて下され〜

ちなみに上記電子本をご購入の方は、お好きな物販を一品割引致します!!

1冊ご購入済みの方:1割引
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スマホやタブレット、Kindle端末等でご購入済みの画面をお見せ下さい〜


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