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2016年1月17日

全中国ひとりドラムツアー2016年 江蘇省「連雲港市」

「じゃあ14日発で16日戻りで连云港(LianYunGang)決定ね!!」
と言われて、
「连云港(LianYunGang)ってどこや?」
というわけで調べてみると・・・

Vision2016LianYunGangMap.jpg

山東省の南、江蘇省の一番北に位置する。

イベントは15日なのだが14日入りになった理由は、
北京からの便はうちの近所である首都空港からは夜の一本だけであるからだという。

昼の便はうちから40kmほどある南苑空港から一本だけあるらしいが、
誰もこんな遠い空港には行きたくないので必然的に前乗りとなったらしい・・・

ところがこんな事情でワシは前日夜の便に乗り遅れ(>_<)
当日は2時間近くかけて南苑空港までタクシーで行き、
空港で2時間以上待って飛行機に乗り、
飛ぶこと2時間近くかかってやっと连云港(LianYunGang)に着いた・・・

毎度のごとく迎えに来た初対面の人の車に乗ってまずはホテルに向かう。

もうね、年末年始から続いている移動ラッシュの上にこの南苑までの移動で疲れ果てているのでしばし休ませて頂いて会場へ・・・

Vision2016LianYunGangHall.jpg

さっそくセッティング!!

Vision2016LianYunGangSetting.jpg

しかし寒い!!

位置的には「南方(NanFang)」に位置するのだが、
北方(BeiFang)だと逆にあらゆるところに暖房が効いているのだが、
広州とかよっぽど南に行かない「南方(NanFang)」では暖房が入ってなかったりして逆にもっと寒いのだ(>_<)

いつもは客席もしくは袖でステージを見るのだが、
客席もあまりに寒いので会場入り口近くの暖房の入った控え室で休ませて頂いた。

何せドラムを叩く時にはTシャツに短パンなのだが、
あまりに寒いので完全防寒着を着ているため、
客席などでステージを見てたら客に見られながら防寒着を脱がねばならない・・・

まあ上着はええけど客に見られながらズボンを脱ぐのもなぁ・・・(笑)

というわけで担当者が呼びに来た時には実は「出番ですよ」だったので、
結局は客席最後方から満場の客に拍手で迎えられながらステージに上がるという珍しい登場の仕方で演奏が始まった。

まあどんな寒いところでもドラム叩けば汗だくで、
終わったらすぐに控え室に飛んで帰って着替えてからお決まりのサイン会・・・

Vision2016LianYunGangSihn.jpg

そして打ち上げ!!となるのだが、
実は今回は結構近所であるということで临沂(LinYi)から劉老師、
そして毎度のごとく徐州から呉老師(ホンマ好きやなぁ・・・)がまた来ている(笑)

この3人が揃うとこの時のような大酒になるのか!(◎_◎;)
・・・と思ったら「別の人と会わなければならないので」ということで3人で別のところに行ってしまった・・・(>_<)

だいたいワシは全ての人と初対面なのだ!!
担当者がワシをその初対面の人達の中に放り込んでフォローもせんとはどういうことじゃい!!

・・・などと思ったのも最初の数回のみ(笑)
もう慣れたのでまたワシひとりで地元の人達と飲むことになる・・・

Vision2016LianYunGangRestaurant.jpg

いや〜朝まで開いてるという地元の人御用達のこのレストランが美味かった!!
歴代10位には入るベストレストランであったぞ!!!

Vision2016LianYunGangRestaurant1.jpgVision2016LianYunGangRestaurant2.jpg

まず入り口で食材を選び、料理方法を指定して注文!!

Vision2016LianYunGangFood.jpg

いや〜この右側の周りにパンが並んでいるこの料理、
実はこれ魚の卵の料理なのだが、
正月なんかに甘く煮込んだりするアレね、
それを地元風調理法で辛い味でツマミにぴったり!!

ワシなんかそれずーっとチビチビ食いながらビール飲んでたもんね!!

あとその向こう側のナスの炒め物は、
上海にも近いのもあって上海料理のように甘いのだが、
それも辛く料理されていて非常に上手い!!

Vision2016LianYunGangChirimenjako.jpg

ちりめんじゃこが辛いのはビール党には非常に嬉しいことです!!

地元の人が
「あ、Funkyさんは辛いのが好きでしたね、辛い料理頼むの忘れてました」
と言ってたが、ほぼ全部辛かったぞ!!(笑)

海鮮が美味しい街は青島とか色々あるし、
辛い料理は四川とか貴州とか色々あるけど、
海鮮が辛い料理はここが初めて!!

実に美味な料理でした!!!


次の日は朝からパール倶楽部にお邪魔してちょっと講義などをして、
その日はもう夜の飛行機を待つばかり・・・

つまり暴飲暴食の一日である!!(笑)

Vision2016LianYunGangKani.jpg

Vision2016LianYunGangSazae.jpg

カニやらサザエやら海の幸満載なのだが、
特筆すべきはこの生ダコの地元風味!!

半生のコリコリしたタコが辛く味付けされていて超美味!!

Vision2016LianYunGangTako.jpg

魚もちょいとピリ辛な味付けで、この辺の料理の特色を垣間見た食事でした!!

Vision2016LianYunGangSakana.jpg

さて食物の話ばかりではない!!
この街・・・実は名も知らぬ何もない街だと思ってたら色んな伝説の街であったのだ!(◎_◎;)


まず孫悟空の生まれた山「花果山」があるっつうのは置いといて、
実は日本人ともゆかりの深い「徐福」の生まれた村があるのがここであると言う・・・

徐福伝説にはいろんな説があるが、
「不老不死の薬を手に入れに行く」と言って秦の始皇帝を騙し、
3000人の若い男女と共に日本に流れ着き、
徐福=神武天皇とする説や、
文明の遅れた日本を当時の最先端の文明で征服して今の日本人の祖先となったとか、
諸説入り乱れる中、ワシにとってはどれもロマン溢れる話だなと思っている。

実在の人物ではないという説もあるが、
それにしては日本中に「徐福の墓」というものが残されていて、
そんな徐福伝説の中の日本のひとつの街「和歌山県新宮市」からこの連雲港にやって来て日本料理屋を営む山口さんという日本人にお会いした。

Vision2016LianYunGangTaniguchi.jpg

お隣はまるで徐福伝説に導かれて谷口さんに嫁いだという地元の奥様。

またこの方がよく飲みよく喋り、非常に楽しい奥様で、
結局夜までの時間はこの奥様と徐福伝説やいろんな話をして過ごした。

日本人が50人しかいないというこの街で、
たった一軒の日本人経営の日本人居酒屋で、
和歌山の珍しい日本酒や初めて食べる和歌山の鯨の燻製など、
まるで徐福伝説によって海を越えて和歌山にワープしたかのような時間を過ごさせて頂きました。

連雲港よいとこ是非またお邪魔したいものだ!!


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Posted by ファンキー末吉 at:09:35 | 固定リンク

2016年1月15日

これはワシが全部悪い(>_<)

中国のブルースマスターBig Johnこと張嶺(Zhang Ling)のリハが始まった。

「新しいバンドを作りたい」というわけでワシと張張(Zhang Zhang)が呼ばれたのだ。

ZhangLingBandRh.jpg

サックスにはニューヨーク帰りの金浩(Jin Hao)、
ギターにはニュージーランド華僑のRobin、
中国の民族楽器「阮(Ruan)」など国際的なバンドである。

ZhangLingBandJinHaoRobin.jpg

ZhangLingBandRuan.jpg

特に金浩(Jin Hao)は昔のJazz仲間であったがその後ニューヨークに行ってしまったので何と会うのは10年ぶり!(◎_◎;)

「Big Easyがあった頃は楽しかったねぇ」
昔話に花が咲く・・・

2000年に北京に移り住んでから
「自分より上手いミュージシャンがいない、これでは自分が下手になる」
と悩んでいた頃、この店で張張(Zhang Zhang)が弾いているのを見つけてここまで育て上げた。

同じくこの店でJazzをやっている張嶺(Zhang Ling)や金浩(Jin Hao)と夜な夜なセッションしながらお互いの腕を磨いていた。

そう言えば金浩(Jin Hao)はFacebookでワシを見つけて繋がった時に、
「張嶺(Zhang Ling)と凄いバンド組んだんだって?」
とメッセージくれた。

張嶺(Zhang Ling)がちょうどその頃アルバム作りのためにニューヨークに行ってたので、
「張嶺(Zhang Ling)がそっち行ってるよ?」
とメッセージを送ると、
「知ってるよ。俺んとこ泊まってるんだもん」
と笑った。

きっと一緒にアルバムを作ったのだろう、
リハーサルの時も金浩(Jin Hao)が色々意見を言ったり、
まるで長年の「バンド」のようで楽しかった。


さてリハが終わり、ワシはパールドラムの活動で「连云港(どこや?)」という土地に行かねばならない・・・

確か夜遅い便だったので一杯飲むぐらいの時間はありそうだ。
張張(Zhang Zhang)に「付き合え」と言って辛い鍋をつつく。

本当は「麻辣香锅(MaLaXiangGuo)」という汁なし激辛鍋を食いたかったのだが、
運悪く改装中か引っ越しか潰れてしまったのか、
仕方がないのでその隣の店で「麻辣鱼锅(MaLaYuGuo)」を食った。

MaLaYuGuo.jpg

さてここからが本題である。

スマホのスケジュール欄を見ると、
「2205 73H 0^ E T2 -- 1:40 」
と書かれているので、
「22時発なら20時に空港着けば間に合うな」
とタカをくくってビールをお代わりしている。

「美味い激辛汁なし鍋食わねえか?」
と、運転手代わりに居候の有希子(よーしーず)も呼び出している。

うちは空港から近いので帰り道に送ってもらえば済むのじゃよ〜(笑)

ビールを2本飲んで満腹で有希子(よーしーず)の運転する車に乗り込む。
そしたら一緒に连云港(どこや?)に向かう担当者の沙泳江(Sha YongJiang)からメッセージが入る。

「俺はもう空港着いたよ」

国際便と同じく2時間前ぐらいには空港に行くようにしているのぢゃが、
国内便では中国人は1時間前とかに来るのが普通なのに
「いやに早いなぁ・・・」
とは思っていたのだ。

思えばこの時に「早いねぇ」などと返信していればよかった・・・

いや、そうだったとしても結果は変わらないのだろうが、
空港に着いた頃に「俺はもう搭乗したよ」とメッセージが来てから初めて「おかしいな」と思ったのだ。

スマホのスケジュール欄を見直す・・・

「MU5165 PEKLYG 2025 2205 73H 0^ E T2 -- 1:40 」
なんと2205は到着時間で1:40は飛行時間ではないか!!!!(◎_◎;)

カウンターに行ってみると既に搭乗手続きは終わっていて結局「乗れない」(>_<)

沙泳江(Sha YongJiang)に電話する。
「あちゃー!!そりゃ仕方ないなぁ・・・じゃあ明日の便で来いよ。
1日2便しかないから朝の便は南苑空港からだけど・・・」

(>_<)・・・

南苑空港と言えば初めて行ったのはこの時・・・
そして前回の布衣(BuYi)の内モンゴルコンサートの時にもこの空港だったが結局飛ばなかった(>_<)

これ・・・


朝の便が1日1便だったらこれが飛ばなければ仕事が飛ぶ(>_<)
乗り遅れるなんてことは論外である!!

朝7時半に起きて2時間かけて南苑空港へ向かうのぢゃ・・・

成田の向こうで住んでる人が調布空港へ向かうようなもんぢゃが・・・
悪いのは誰でもない、ワシが悪いのぢゃ〜・・・(涙)

Posted by ファンキー末吉 at:04:45 | 固定リンク

2016年1月10日

全中国ひとりドラムツアー2016年 湖北省「武漢市」

新余(XinYu)での大晦日ライブを終えたワシは、二日酔いのまま5時起きで新幹線に飛び乗る。

G641 新余北6:50 武漢9:46

本数の少ない田舎の新幹線なのでこの便を逃せばライブに間に合わないのだ・・・

しかし乗って初めて新たな問題に気がつく・・・

寝たらあかん!!寝たらあかん!!
寝たら西安まで連れて行かれる・・・(涙)

いや〜二日酔いやから爆睡必至やなぁ・・・
と考えつつもう寝とるやないかい!!!

検察の車掌さんに起こされてやっと寝てたことに気づく有様・・・

ところがその車掌さんの態度がおかしい・・・
金髪でこんな出で立ちの男が高イビキで寝ている・・・

「この切符はどこで買った?!!」

明らかに「詰問」である(>_<)
別に不正入手した切符ではない(はず)だからその説明をする・・・

「武漢で降りるんだな!!」

なんか武漢でちゃんと降りてくれないと困るかのような言い草である(>_<)
まあこちらとて降りられなければ困るわけで、
iPhoneやiPad全てのデバイスに目覚ましをかけてまた爆睡!!(笑)

まあワシはそれでも目覚ましをかけたらそれがなる直前に目が覚める方なのだが、
それより早くにその車掌が起こしに来た。

「おい、武漢だぞ!!降りるんだろ?!!」

もう新年そうそう親切なのか厄介払いなのかわからない(笑)

・・・と言っても別に車内は新年とかいう雰囲気は全くない。
旧正月を祝う中国では1月1日は「元旦」というただ一日だけの「休日」でしかないのだ。


無事に武漢駅に降り立った。
地元の陳老師が迎えに来てくれている。
もうひとり移動の初対面の人の出迎えにも慣れた・・・(笑)

「初対面じゃないよ、2009年に会ってるよ」
そう言われるので急いでブログをチェックした。

この一連の活動はワシが死んだ頃には何かの大きな価値になるのではと必ずブログにアップしているので検索すれば必ずヒットする。

これか・・・

そうそう、この頃は仕切りが悪くて大変だったが、
今やこのパール倶楽部もこんなイベントを開催するまでになったのか・・・

Vision2016WuHanStage1.jpg
Vision2016WuHanStage2.jpg
Vision2016WuHanAudience.jpg

いつものドラムチューニングもそこそこでステージに上がる!!

Vision2016WuHanDruming.jpg

この日はスケジュールが押してたらしく、
30分と言われたので4曲用意してたが、直前で「20分にしてくれ」と言われて急遽3曲に変更!!

終わったら速攻で私物を片付けて北京への帰路につく!!・・・
・・・と言いつつちゃんと飯食って酒飲む時間はあるのよね〜

Vision2016WuHanEating.jpg

というわけで半日だけの慌ただしい滞在でしたが、
地元の皆様、いろいろとお世話になりました!!

次はゆっくり来ますのでまたよろしくです〜

Vision2016WuHanPhoto.jpg


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Posted by ファンキー末吉 at:07:51 | 固定リンク

ドタキャン(>_<)

日本の一流ミュージシャンばかりでバックバンドを!(◎_◎;)という仕事だが、
昨夜の夜半過ぎ、WeChatにて一本のメッセージが届いた。

抱歉各位老师,由于此次录像演员EXO,周笔畅,方大同以及一位主持人都无法按时到场,再加之阿兰昨晚急性阑尾炎住院,导致15号的录像无法完成,因此取消。但是,《唱游天下》北京站还是要做的,目前总制片人与台里领导正在协调延期录像的时间,初步确定是在春节之后。等具体的时间确定了,我会及时与各位老师确认。非常感谢大家一直的支持!谢谢大家!

みなさまどうもすみません。
今回の収録に関してEXO,周笔畅,方大同とひとりの司会者がどうしても現場に来れなくなってしまい、その上阿兰が昨夜急性盲腸炎で入院してしまいました。
そういうわけで15日の収録は無理となりキャンセルとさせて下さい。
でもこの《唱游天下》北京バージョンの企画はやり続けます。
次の日程はプロデューサーとテレビ局で話し合っていますが、おそらくは旧正月以降だろうと。
具体的な日にちは決定したらお知らせします。
みなさま本当にこの企画を支持して下さってありがとう御座います。

これを受けて私は大慌てで先方に次の2点を確認する。

1、受け取った前渡金は返さない。
2、次に日にちが決まった場合は新しい仕事としてまたスケジュールを押さえた時点で前渡金を払う。

つまり大事なことは、
「先日各ミュージシャンが受け取った前渡金は返却しなくていい」
ということである。

まあ「前渡金」なのだから返却する必要はないはずだが、
念のため強くこの辺を確認したら想像以上にあっさりと・・・

明白,让你费心了,虽然录像不准时开始但是烤羊腿还是要继续的

つまり
「了解です。気苦労かけましたね。
この収録は予定通りにはいきませんでしたが、羊の足の丸焼きは続きますので」

・・・ってまるで普通・・・!(◎_◎;)

まあミュージシャンには十分なだけの前渡金を取ったつもりだったが、
先方は「これぐらい端た金だ」ぐらいに思ってるのか、
はたまた中止延期はどうせ赤字だからと「慣れている」のか・・・

どっちにしろ、中国の音楽ビジネスがこのようにちゃんと「前渡金を取れる状態になった」ということはワシの知る長い歴史の中で物凄いことである。

でもこれって逆にアメリカやヨーロッパでもなかなかないことちゃうん?・・・・

ミュージシャンの中には
「何だこの仕切りは!!」
と怒る方もいらっしゃるかもわからないけれども、
「これだから中国はね」
などと感じるとしたら、そりゃもう日本でだけ仕事をしてればいいと思う。

ワシの経験では確かに日本ではこんな間近なドタキャンは滅多にないが、
ドタキャンされて前渡金を笑ってそっくりゲット出来る仕事なんて逆にない。

ドタキャンがしょっちゅうある中国、
滅多にないが前渡金はもらえない日本、
もうどちらが「進んでいる」などとは言えない世の中になったな・・・

まあミュージシャンの方々には振り回されて大変だったでしょうが、
これに懲りない方は次の機会にも是非よろしくお願いしたいと思います。

旧正月明けか・・・ワシもスケジュール空けとこっ!!(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:06:34 | 固定リンク

2016年1月 1日

邵雨涵(Shao YuHan)ファーストコンサート

ベーシストの王偉(WangWei)から突然振られたこの仕事、
「1月1日には武漢でドラム叩かねばならんのでそれに間に合うなら」
ということで受けたら、場所は北京ではなく江西省の新余(XinYu)というところであった。

これだけの数のバンドのメンバーを連れて行くのに何で聞いたこともないような田舎町なんだろうと思ってたら、プロフィールを見てなるほどなと思った。

彼女はこの街の出身なのだ。

つまり「故郷に錦を飾る」・・・
街を上げての大イベントだというわけじゃな・・・

ShaoYuHanConcert.jpg

バンドのメンバーは前日の30日の朝一番で現地入りしてるのだが、
ところがワシのスケジュールと言えば、
間違って取った航空チケットを何とか生かすために、
29日には大阪阪急淡路にあるアジア図書館というところで講演会を入れて下さったので朝いちは無理!!

・・・というわけでまず、
大阪から朝いちの便に乗って北京経由という無駄なルートで南昌というところまで飛行機で飛んだ。

ShaoYuHanMap.jpg

北京で途中5時間という半端な乗り換え時間があり、
また地図ではすぐに見える南昌から新余(つまり赤いピンのところ)までは実は200km近くあり、
地元の人が車で迎えに来てくれたのだが、高速を走っても2時間以上かかる距離だったのもあって、
結局は着いたら夜中の12時近く(>_<)

会場に直入りしたらドッチキドッチキ音がすると思ったら、
音源に合わせてダンスと照明のリハーサルをしていた。

バンドはというと、回線の準備が間に合わないので明日の朝やると言う・・・

明日は本番だというのに歌手は夜中までダンスのリハやって声が出るのかなぁと心配したりしてみる・・・

そう、彼女はダンス系の歌手で、彼女の曲はほぼドッチキドッチキのディスコものかバラードばかりである。

ドラマーとしては非常に楽なので、
歌手にしてみればいくら自分のコンサートとはいえ、
いらぬ心配ではあるがワシだけちょっと楽して悪い気がしてきてしまったというわけだ・・・


次の日の朝は8時に起きてサウンドチェック・・・

いつものように用意されたドラムをチューニングして、
10のタムは音が高すぎるからイアンペイスセッティングにして組み上げるが、
なんと機材リストにはちゃんと載ってたツインペダルがない(>_<)

ShaoYuHanDrumSet.jpg

あのね、サブスネアやスプラッシュなんか要らんから、
ツインペダルがなかったらドラムソロ出来んでしょ!!

やるけど・・・(涙)

でもここでちょっと思いついたことがある。
中国は広いと言っても友達の友達をたどってゆけば、
たとえ初めて来たこんな遠い田舎町にでもツインペダルを貸してくれるドラマーが見つかるかも知れない。

WeChatでつぶやいてみたら何と一瞬にして見つかった(驚)
友達が多いとこの広い中国が「狭い」と思えてしまうから不思議である・・・

ShaoYuHanXinYuNewFriend.jpg
(ツインペダルを持って来てくれた新しい友人たち)

さて、彼らに何かお礼をしなければならないのだが、
とりあえずコンサートの招待券と、
「ドラムのスタッッフとしてドラムんとこから見せてあげるよ」
と言うと、
「知り合いのドラマーに是非そこで見させてあげて下さい」
と言うのでステージパスを発行してあげた。

ShaoYuHanDrumSide.jpg

恩を受けたら何倍にもして返しておかないと、
この国での貸し借りは一生もんになるので、
まあここまでやってあげたらドラマーとしては一生モンの「恩返し」だろう。
なかなか経験出来まへんでぇ・・・(笑)

かくしてコンサートは始った。

ShaoYuHanStage1.jpg

ShaoYuHanStage2.jpg

ShaoYuHanStage3.jpg

もうね、ダンサーが可愛いの!!
(ロック界の仕事でダンサーが入ることはほとんどない!!涙)

こうやって後ろから写真が撮れるということは、
この曲はカラオケでドラムがないということなの・・・

もう見とれてしまうわ・・・

ドラムを叩き始めると譜面をガン見になるのでダンサーは見れんが、
チラ見しながら一生懸命間違わないように叩く・・・

もうね、彼女の曲・・・ステージ降りても頭ん中ぐるぐる回って大変なの・・・

もうこれなんかね、1週間経った今でもぐるぐる回ってる・・・

「アーラレアラーレ」っつうのが中国語なので「アラレ」ではなく「アーラーレイ」なので、
それがまた耳にこびりついて離れない(>_<)

これにパラパラっつうかジュリアナっつうか(古い!!)ダンスが目にもこびりついて夢にまで出て来る・・・

いや〜よく出来てる曲だと思うぞ。

サビは4-1-5-6のコード進行なのだけど、Aメロは6-4-1-5で、
サビからAメロに戻る時にわざと1小節足らずにしてずーっとこの循環コードを続けるようにしてるとかね。

ステージ降りてもキーボーディストは自分が弾いてたフレーズをつい口ずさんでしまって苦笑いをしてた(笑)

ShaoYuHanUchiage.jpg

打ち上げで彼女が乾杯の音頭をとる頃年が明けた。

中国では別に1月1日は「元旦」という一日の休日でしかないが、
それでも「Happy New Year!!」と大騒ぎが始まる。

「みんなはいいからね、私はイッキするわ!!」

なみなみ注がれたワインを何杯もイッキした彼女は、
酔っ払って各テーブルを挨拶に回る。

バンドのテーブルに来た彼女は赤ら顔でバンドのみんなに本当に丁寧に礼を言った。

「デビューして10年、皆さんのおかげで初めてソロコンサートを開くことが出来ました。
願わくば次のコンサートもこのメンバーでやりたい!!
皆さんまた私のことを助けて下さいね」

そしてワシのところに来た彼女、
「あなたはいいですから私はまたイッキします!!」
と言ってまたワインを飲み干し、
「Funkyさん、本当にありがとう。また私のバンドでドラム叩いて下さいね」
と言ってほっぺにキスして次のテーブルに向かった。

やりますとも!!ええ!!やりますともーー!!!!(笑)


頭の中にはまだぐるぐると彼女の曲が回っている。

「老百姓(LaoBaiXing:庶民の意)はこんなの好きだろうね」
というバンドのメンバーの発言から想像するに、
彼女はまだまだB級のスターなんだと思う。

しかし彼女が今年ブレイクして大スターになる可能性だって十分にある。

ワシはある日中国ロックや中国ポップスを聞きたくなって色々引っ張り出して聞いてたら、
中国人ならみんな知ってるこの曲や、この大スター達がほとんど自分の知り合いであることに気づいてびっくりした。

別にワシは有名人が大好きでスターと見れば寄って行ってるような人間ではない。

その大半の人間は出会った頃は黒豹を始めみんなペーペー、
出会った頃からスターだったのはBEYONDぐらいのもんである。

思えばワシは世間を騒がす運命を持っているようで、
10年前の映画音楽の大ヒットのように、
周りの人間がそれに巻き込まれてスターになったりするようだ。

(エンディングテーマを提供してくれた润土(RunTu)というラッパーは、
この映画のヒットにより一躍スターとなり、先日若くして病死した。
重慶に行った時「Funkyさん来てるなら是非ご馳走したかったのに」とわざわざ電話くれた・・・涙)

まあ直接的に影響を与えなくても、
しばらくぶりに会ったらスターになってたなんて話は掃いて捨てるほどある。

彼女もきっとすぐに大スターの仲間入りをするだろう・・・

ワシをドラムんとこに座らせて、
時々おまじない代わりにほっぺにチュッとするだけでよい!!

まあ「厄除け」ぐらいにはなるだろう(笑)

頑張れ邵雨涵(Shao YuHan)!!
お前にはこの「魔除け」が付いている!!(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:23:26 | 固定リンク