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2015年10月30日

映画音楽が終わらない(>_<)

まあ今回は今まで数多くこの国で受けて来た映画やテレビドラマの音楽よりは順調と言っていいだろう・・・

ある仕事などでは、制作側の代表としてこちら側と連絡を取る女の子が実は実は社長の女だったりしたこともある・・・(>_<)
必然的に自分の意見は何でも通るものだと思ってるから素人のくせに「あーしろこーしろ」と音楽的に無茶苦茶なことを言って来る・・・(笑うしかない涙)

ところが今回はワシにこの仕事を発注したLaoLuanが間に立ってくれてるので非常に楽である。

同様に制作側の若い女の子が「あーしてくれこーしてくれ」とメッセージ送って来るのだが、
時々LaoLuanが「それはお前個人の意見か?それとも会社の意見か?」と釘を刺してくれる。

何しろ最初の打ち合わせの時に制作側トップの人間と親しい彼が来てくれたおかげで、初対面のワシが制作側の全面的な信頼を背負って順調に仕事が出来ているのだ。

まあ順調と言っても問題はいろいろある・・・

もともと最初は「緊張感があって、インストで、年寄りが聞いても楽しめるオシャレでPOPな、Clubミュージックサウンド」などという不可解なミッションを受けた片头曲(オープニングテーマ)から始まった。

日本側から仮谷くんとへーすけさんにも作ってもらったが、
「緊張感とオシャレでPOPなClubミュージックって同居しないような気がするんですけど・・・」
と泣きが入る・・・

まあワシだってそう思ってるのよ!!
・・・というわけでひとりで頑張って作って何とかOKが出た。

ところがこの「OK」っつうのが実は当てにならなかったのだ・・・(>_<)

「Funkyさん、オープニングとエンディングの絵を作ってるんだけど、
片头曲(オープニングテーマ)1分42秒、片尾曲(エンディングテーマ)2分45秒でよろしくね」

って今すぐ送ってくれみたいなこと言うけど、
まあ片头曲(オープニングテーマ)は送ったDEMOをエディットして1分42秒にすればいいとして、
片尾曲(エンディングテーマ)はまだどの曲になるか決定は出てないでしょ・・・

歌モノの曲はこの前のミーティングで聞かせた「ヒロインのテーマ」しかないので、
とりあえずはそれをちゃんとしたバンドアレンジで作り直すとして、
まずは片头曲(オープニングテーマ)をエディットして1分42秒にして送りつけておく。

すぐさまダメが出た(>_<)

「1分10秒から始まって最後までを作り直して下さい」

ところがこの「作り直して下さい」というのはエディットの問題ではなく、全部作り直せということだった!!(>_<)
つまり同じメロディーがもう一度出て来るのは禁止!!

そしてこのオーダーがまた難しい(>_<)

「不思議で神秘的な感じで1分10秒から最後までずーっと盛り上がり続ける」
・・・て「不思議で神秘的」と「盛り上がり続ける」はなかなか同居はせんぞ・・・!(◎_◎;)

まあ不可能を可能にするのが「仕事人」である。
何とかそんな感じ(どんな感じや?)で作った新しい片头曲(オープニングテーマ)と、
ヒロインのテーマのバンドバージョンをアレンジして送りつける。

何と片头曲(オープニングテーマ)は一発OK!!!(◎_◎;)

しかし片尾曲(エンディングテーマ)はダメが出た。
そのダメの理由が予想だにしないダメ・・・

「詞がないの送られて来たっていいか悪いか判断出来るわけないでしょ!!」

!(◎_◎;)・・・曲を決めるのに詞が要るのか・・・

印税制度がそんなに確立されてない中国では、作詞は基本的に「買取」である。
しかもLaoLuanは中国で一番売れっ子の「梁芒(LiangMang)」という歌手に発注した。

ワシが作曲した全ての音楽がもし全部詞付きだったとしたら、
彼へのギャラだけで全ての制作費がいっぺんに吹っ飛んでしまうぐらいの超高額作詞家である(>_<)

もし曲が何度も変わってその度に彼に作詞料を払ってたら・・・(恐)

まあでもこういう人の方が制作側からのいろんな要求に応えられるスキルを持っているのでいいかも知れない・・・
(この曲で決めるぞ!!)

何せ「詞が悪かった」ら「曲が悪い」と言いかねない人たちなのだ・・・
(まあどの仕事のクライアントはそんなもんなのだが)

ところがこちらとしては誰が歌うかわからないとキーが決まらないのでアレンジが出来ない・・・

「誰が歌うんですか?!」
やいのやいのと催促入れてやっと決定が出た!!

「もうひとりのヒロインの女優さんが歌います」

(>_<)・・・

もうね、大変なの・・・
何本か前の仕事の時に同様に役者さんが歌うっていうから、
アレンジした張張(ZhangZhang)とうちのスタジオ来てもらってレコーディングしてたんだけど、
まあ役者さんなんで当然上手くはないわな・・・

ワシと張張(ZhangZhang)はもうわかってるから、
「わぁ〜非常にいいですねぇ〜ここのところもう一度歌い直してもらえますか?
いやぁ〜役者さんはやっぱ感情移入が凄いですねぇ〜
メロディーのあるセリフだと思ってもう一度ここのところ歌い直してもらえますか?」
などおだてておだててやっとベーシックなテイクを録り終えた。

今日び音程もリズムも後でエディットで直せるから、
「このレベルだったら何とかなるだろう」
ということでやっとこさOKテイクを録って、
気持ちよく帰ってもらって後でゆっくりエディットしようと思ってたら、
プレイバックを聞いた途端にエンジニアの方言(FangYan)がこう言った・・・

「全然お話しになりません!!レベルが低すぎます!!もう一度最初から歌い直して下さい!!」

(>_<)

「え?そうですか?じゃあ何度でも頑張ります!!」
歌好きで真面目な性格のその役者さん、またやる気満々でブースに戻って行く隙に、
「アホかお前は!!!」
と方言(FangYan)をつねり上げた。

「このレベルの歌手がお前の求めるレベルまで歌えるようになるのに何時間かかると思う!!
いや、今日じゅうに終わると思うか?さっさと帰してお前が朝までエディットするのとどちらが早いか考えてみろ!!」

というわけで今回も恐怖の歌入れが最後に残ることになったのだが、
問題はその女優さんのキーが何なのかということである。

片尾曲(エンディングテーマ)は日本ではX.Y.Z.→AのWINGSにも収録されている「For Whom The Bell Tools」として知られているが、
この曲はサビの「ミ」の音が一瞬一番高く、二井原の喉には「裏声」というものが存在しないのであのようにシャウトになっている。

もともと中国の歌手に書いた段階ではこの部分は裏声で歌って欲しいということになってたので、
とりあえずX.Y.Z.→Aと同じAmでデモを作って制作側に渡した。
(二井原のキーって実は普通の女性歌手より高い)

ご丁寧にカラオケまでつけて、
「歌う人にこのキーでいいか確かめてもらって下さい」
高いならキーを下げるし、そのままでいいならもうストリングス録音しちゃうよ!!

でも帰って来た返事がなんと「差不多(ChaBuDuo)」(>_<)

差不多:形容詞 〔非修飾〕(程度・性状・数量・時間・距離などが)あまり差がない,似たりよったりである,まあまあである

つまり「ちょうどいい」か「高い」かを聞いているのに「まあまあかな」と返って来たのだ・・・(>_<)・・・どうする?!!!

ストリングスのレコーディングは迫っているのでとりあえずAmとGmの譜面を用意して待機してたら、
思いもよらないクレームがぶつけられて来た。

「イントロがよくないわ。曲がよくないのかしら・・・新しいの作り直して!!!」・・・(◎_◎)

これにはワシもLaoLuanもぶったまげた・・・
制作側トップの女性プロデューサーはどうも「ロック」が生理的に嫌いなのだ。
イントロのロック的な展開でもう「聞く耳持たん」状態になっているのだろう・・・

LaoLuanが一生懸命説得するがしかし・・・

「これはね、私個人の意見だけどね、会社の意見もだいたい同じね」

そりゃそうだ・・・あなたは会社の中でこのプロジェクトのトップなんだからあなたの意見は会社の意見ですよ・・・(涙)

ちなみに監督はそのバージョンでOKを出したけど、
制作側としてはもう引っ込みがつかなくなってどんどんと意固地になる・・・

このままどうなる?・・・作り直しか?・・・そうでなくとも女優さんはちゃんと歌えるの?・・・

そして問題はそれだけではなかった!!
その後すぐに始まったストリングスのレコーディングで過去最大のトラブルが襲って来るのである・・・続く(もう続きたくない・・・涙)

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