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2014年1月 9日

中国ロックの創始者「崔健(CuiJIan)」が春節晩会に出演!!

ニュース元はこれ。

http://www.56.com/u/ipad-NTYxOTcyOTA.html

「春節晩会」というのは日本で言うと「紅白歌合戦」みたいな番組である。

これに関しては「崔健も体制に迎合したか」とかいう意見もあるが、
ワシにとっては「中国共産党もついに崔健を出しますか!!」とびっくりした。

崔健とは長年の知り合いではあるが、
Jazzのセッション以外一緒にプレイはしたことないし、
一緒に飲んだことは数回あるが、学芸大学の滝寿司で飲んだ時、
「俺の音楽は政治とは関係ない!!
寿司職人はここの寿司のように美味しい寿司を作るのと同じように、
俺はいい音楽を作るのが仕事だ。
同じように政治家は人民を豊かにするのが仕事だ」
と言った彼の言葉が今でも頭に残っている。

彼ほど「ブレない」男は珍しい。
ワシにとっては「気難しい」男であるが、
ワシは「中国ロックの創始者」として彼をこよなく尊敬している。

まさか彼から「春節晩会に出させてよ」とお願いしただろうはずもなく、
あれだけ彼を、いや「ロック」を目の敵にしていた共産党が、
その創始者である彼にその看板番組に出演させるということがショッキングな出来事である。

二十数年前、北京の地下クラブで当時まだアンダーグランドだった黒豹のライブを見た時、
その後一緒に飲んだ峦树(LuanShu)は、
「ファッキンガバメントはロックを恐れてる!!だから俺たちはロックを聞くこともやることも出来ない」
と言った。

「共産党はもうロックを恐れる必要はなくなった」
ということなのか・・・

昔、北京のお姉ちゃんがつくスナックに行った時、
若いお姉ちゃんと話を合わせる話題が全然ないので、
「どんな音楽が好き?」
と聞くと台湾香港の音楽ばっかだし、
「ロックは?」
と聞くと「ロックって何ですか?」と来る。

カチンと来て店にいる女の子全部呼び集めて、
「よし、俺は今からお前らの国のロックの歴史を教えてやろう!!」
と一席ぶった。

「中国のロックはな、1986年に崔健という偉い人が一无所有という曲を作った時に始まったんだ!!」
と導入部分を話した瞬間に、
「86年って私達誰もまだ生まれてません〜」
と来て身体中の力が抜け落ちた(笑)・・・

あの日・・・
「中国人民よ立ち上がれ!!」
崔健がそう叫ぶと人民はみんな拳を上げた。

「共産党を打倒しろ!!」
と叫んだら人民はみなその拳を共産党に向けただろう。

だから共産党は崔健を徹底的に弾圧した。

しかし人民が「ロック」を求めたのは「今は昔」
もうみんなが求めているのは「金」だけである。

豊かになれさえすればそれでいいのだ。

ワシなんかはこんなことを想像してみた。
ひょっとして、あの頃崔健の音楽を聞いて拳を上げてた若者が、
出世して中央電視台のディレクターになってたり、
自分の青春の象徴である崔健に自分の是非自分の番組に出て欲しかったりしたのではないか・・・

こんなことを想像してたら頭の中にこんな曲が聞こえて来た。
「就職が決まって〜髪を切ってきた時〜もう若くないさと〜君に言い訳したね〜」

中国ロックと天安門事件の話を人にする時に、
ワシはウッドストックと安保闘争を例えに使ったりする。

ベトナム戦争に対する反戦ムーブメントから
ウッドストックやその後のロックが花開いたとしたら、
日本では安保闘争からフォークムーブメントとして花開いた。

大学を占拠して機動隊を火炎瓶で攻撃して催涙弾の水平射撃を受けた若者達、
武力で国家権力を倒して革命を起こすことを夢見てた若者達・・・
そんな若者達も大人になって、10年後の安保改正の時には誰も集まって来なかった。

みんな生活に追われて安保どころじゃなくなったのだろう・・・

髪を切って体制側に就職した者、
本当にヒッピーとなって世の中からドロップアウトしてしまった者・・・

でもそんな人達もみんな心の中で「安保」を持っている。

ワシは学生運動の世代よりは後だったので政治には全く興味がないが、
ヒッピー文化はいろんな「ロック」から影響を受けた。

「コミューン」よろしく「ファンキー村」なるものを作ったり、
北京の村ではまるで「原始共産主義」のような生活である(笑)。

思えばアメリカやイギリスでなく中国や北朝鮮であることからして「らしい」・・・
上から押さえて来る「権力」に対して損を承知で牙をむくのも「らしい」・・・

髪の毛を切って紅白にも出て、大きなものに巻かれて「大人」になったけれども、
やっぱりいつまで経っても捨て切れない「安保」がワシにもある。
(政治は興味がないが言葉の便宜上の「安保」ね)

そんなことを考えていると、
「崔健が春節晩会に出たってそれはそれでいいのではないか」
と思えて来る。

変わったのは「時代」であって「崔健」ではない、
そう思わせてくれればそれでいいのだ。

彼のことだ、きっといつものように楽しそうに演奏するだろう歌うだろう。
それが彼「らしい」。

今はネットで中国の番組も見れるだろうから旧正月には彼の「今」を見ようかな・・・

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