ひとりドラムの軌跡

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2013年3月25日

続編(ライブに飛び入り)

中日摇滚交流大派对(日中ロック交流大パーティー)の2日後に、
張張(ZhangZhang)老呉(LaoWu)のライブがあると言うので行って来た。

張張(ZhangZhang)は自らのユニット「化现场(HuaXianChang)」というアシッド系のユニットをやっており、
基本的にはDJを中心としたインストを演奏してるのだが、
毎回ゲストボーカルを迎えていてこの日はそれが老呉(LaoWu)だということである。

このライブハウスのオーナーはもともとワシらの院子に住んでたヤツで、
おまけにドラマーだということからワシが行くと必ずタダ酒を振る舞ってくれる。

わしはこの日に散々タダ食いされたので元を取るつもりで出かけていったのだ(笑)

布衣(BuYi)の曲がテクノアレンジになったり、
タダ酒飲みながらなかなか楽しくライブを見てたのだが、
最後の曲のソロ回しのコーナーとなったので、
「これは小畑秀光に飛び入りささないかん!!」
とばかりヤツをステージに連れて上がった。

ヤツとて酔ってべろんべろんなのだが、
一昨日のライブを見てファンになった客も多く、
それなりに客を楽しませて降りていった。

「さて飲むか」と思ったら今度はワシにソロをしろと呼び出される。

「飲んだらドラム叩けんのよね〜・・・」
と思いつつもしゃーないからステージに上がる。

飲んだ酒を全部吐きそうになりながら何とか叩き終えてステージを降りたら、
また「まだソロが残っているぞ!!」と呼び出される。

この曲には寧夏省で酒を飲む時の「はしけん」のような掛け合いがあるのだ・・・

いわゆる中国語のラップ・・・

歌詞もないし「無理じゃ」と言うのだが、
客席が盛り上がって降りるわけにはいかない・・・

仕方ないのでハナモゲラでラップするのだが、
酔っ払ってるので「ほんじゃらほい!!」とかアホ丸出し(恥)

見事に中国のYouTubeことYouKuにUPされてしまいました・・・

小畑秀光のソロ(4:00辺り)
酔いどれドラムソロ(6:30辺り)
アホ丸出しラップ(8:30辺り)

どーもすみません!!!!!

Posted by ファンキー末吉 at:12:02 | 固定リンク

2013年3月23日

中日摇滚交流大派对(日中ロック交流大パーティー)

そもそも小畑秀光らが北京に来ると言うので、
「なんかライブをブッキング出来んか?」
というわけで老呉(LaoWu)にブッキングしてもらったものだ。

「平日なんで客来ないよ〜。それでもいい?」
と言うので、
「いいよ〜別に〜羊の丸焼きをみんなに食べさせてあげられれば」
と言ってたのだが、
眼鏡蛇(COBRA)」の参加が決まってちょっと周りが騒がしくなって来た。

眼鏡蛇(COBRA)」は1989年に結成された中国初のガールズバンドで、
とんと噂を聞かないと思ってたらまた再活動を始めたのか、
あまり客の入らない商業的ではないライブ肩ならししたいということだったらしい。

まあこちらとしては大歓迎なのだが、
問題は羊を何匹丸焼きにするかということである(笑)

老呉(LaoWu)
「チケット50元(羊の丸焼き一皿付)」
と告知してしまってたため、
あまりたくさん客が来たら羊が足りなくなるのだ(困)

彼は「大丈夫だよ、一匹で足りるって!!」
と言うが、ワシは、
派儿(Pair)布衣(BuYi)と小畑秀光や一緒に日本から来たLOUD'N'PROUDだけで一匹食ってしまいまんがな」
と主張し、
結局チケット代が羊代に満たなければワシが払うということで二匹となった。


かくして3月20日、いつものようにゆるーくゆるーくライブは始まった。

出番は例によって直前まで決まらない。
眼鏡蛇(COBRA)」はもともと一番いい位置の3番目にしていたのだが、
(中国のライブはアメリカなどと同じく開始時間が遅いので、トリだと時間が遅過ぎて必ずしもいい出番とは言えない)
「ファンキー!!出番もっと早くしてよ」
とワシに言われたって困るのだが
「じゃあ一番最初にやる?」
と言うと
「それじゃぁ遅れて来る友達が間に合わない」
とかいろいろ言うので2番目にしてもらった。

確かに中国のライブなんぞ時間通り始まることはないので、
客もそれがわかってて時間通りには来ないので出番が最初だと客がいない可能性もある。

結局、突然出演出来ることになったデブの張張(ZhangZhang)をトップにして、
9時開始のオンタイムでライブが始まった。

ChinaJapanRockPertyZhangZhang.jpg

メンバーは、ベースには売れっ子スタジオミュージシャンの李劍を連れて来たので、
ワシがドラムを叩いてトリオでワシの曲を中心に3曲ほどの演奏。

「今日はこのトリオで3曲ほど演奏させてもらいます」
ワシがそうMCで言うと、客席で眼鏡蛇(COBRA)肖楠が、
「3曲しかやんないの?もっとやれば〜」
と突っ込むので、
「何言ってんの!!みんなアンタ達のライブを見に来てるんだから3曲でいいの!!」
と言うと笑いが起きた。

実際その通りなのであるからして・・・

というわけでいよいよ中国ロックの大御所!!
中国ロックの歴史の中で最初に結成されたガールスバンドの登場である。

ワシは「さて次は20年ぶりに会った友人のバンドです」と紹介したら、
「20年は言い過ぎでしょ」
と笑っていたが、
実際結成から既に24年が経つ歴史的なバンドである。

ChinaJapanRockPertyYanJingShe.jpeg

久しぶりのライブなのか少々緊張しているように見受けられたが、
それでも昔のナンバーを一緒に歌っているファンがいたり、
ワシも20年前に見た彼女たちのライブを思い出しながら懐かしい気持ちになった。

次の派儿(Pair)はボーカルの安敏捷の出産のためしばらく活動を休止していたが、
復帰後初のワシとのコラボである。

ChinaJapanRockPertyPair.JPG

安敏捷の歌は「まるで大歌手のようなパフォーマンス」と絶賛された素晴らしいパフォーマンスでした!!

ChinaJapanRockPertyAnMinJie.JPG

さてその次は日本からLOUD'N'PROUD。!!

と言ってもバンドのメンバー全員が来れたわけではないので、
ドラムのようちゃんがキーボードとギターを弾いてアコギバージョンで歌った。

ChinaJapanRockePertyLoupra.JPG

それにしてもドラムやギターやピアノや、
どんな楽器でも演奏出来るようちゃんってやっぱ凄いな(驚)

冴も歌が上手いし、お客さんも十分に楽しんでたな。
途中の中国語の歌「何日君再来」も見事なもんでした!!

そしてここで飛び入りゲスト!!

ChinaJapanRockePertyYuna.JPG

いや〜文化祭では上手く歌えたとは聞いていたが、
生で初めてステージで歌うの見たが・・・ほんま、ちゃんと歌えるのな!!(驚)

音程は外さんし、裏声も上手く使いながら完璧に1曲歌い切った!!
いや〜これが実は一番拍手が多かったな・・・

激鉄オムニバスには彼女の曲も入るということになっているので、
引き続きレコーディングも頑張って欲しい!!

舞台上に居残って応援してくれた冴もありがとう!!


さてここで問題の(笑)小畑秀光!!・・・

ChinaJapanRockPertyXiuGuang.jpg


老呉(LaoWu)
が日本に来た時、彼の「ひとりメタル」を見て非常に感激してて、
「是非北京でもひとりでやってくれ〜」
と言ってたので敢えて1曲ひとりメタルをやってもらったのだが・・・

いや〜これが中国人にウケた!!(大笑)

これがまた「神様」というのがいるのか、
途中のギターソロでストラップが外れてギターが落ちるのな(爆)

当然ながら爆裂している小畑秀光、途中でやめるわけがない。
床の上に立てたギターを弾いては客を煽り、
最後にはギターを持ってストラップをつけた途端に、

「気合い入れるぞ!!デャアアアアアアアアア!!」

あーた、中国人に日本語で言ったって伝わるわけないから、
これは単に自分に気合い入れてるだけやん!!(爆笑)

しかし煽られて中国人がみんな拳振り上げるのがワシは可笑しくって可笑しくって・・・(涙)

ChinaJapanRockPertyXiuGuangBand.jpg

すぐさまワシとようちゃんがステージに上がってバンド編成になるのだが、
いや〜曲のテンポが速いこと速いこと・・・

ワシはほんまツーバスで死ぬかと思いました(涙)

客は盛り上がるというより大笑い!!
後にも「ファンキーよく生きてたな」と言われる伝説のライブとなりました。

ChinaJapanRockPertyBuYi.JPG

そして最後は今やアンダーグラウンドバンドの中ではかなりメジャーなバンドとなってしまった布衣(BuYi)!!

実は前回日本に来た時老呉(LaoWu)は悩んでいた。
結成当初からのオリジナルメンバーであるギタリストの張巍が脱退してしまったのだ。

毎晩毎晩ワシは飲みながら彼を説得した。

「もう既にあいつとは音楽の方向性が違って来てたじゃないか。
今後布衣(BuYi)はお前ひとりのバンドになるわけだから、
時々ミュージシャンを入れ換えながら自分の好きなように歌っていけばそれでいいんだよ」

実際、今回はドラムはワシが叩いてるし、
今では本人も吹っ切れて、
逆にリフレッシュして楽しんでいいライブが出来るようになったようだ。


バンドをやるのはつくづく大変である。

小畑秀光は
「腕はあるのにうだつの上がらないバンドがいっぱいいる」
と言う。

「そんなヤツらはみんな北京に来い!!」
激を飛ばしたが、
実際仕事を休んで自腹でチケット買って北京まで来れたのは冴とようちゃんぐらいなもんなのだ。

そりゃ小畑秀光みたいに家もなく仕事もないヤツはいいが、
普通みんなが毎日死に物狂いで戦っているのは「生活」なのだ。

派儿(Pair)はボーカルの出産で活動停止を余儀なくされたし、
眼鏡蛇(COBRA)布衣(BuYi)はメンバーチェンジを繰り返している。

それでもバンドを続けてゆくんだからいろんなことがある。

ところがこの日のパーティーは全てのバンドがみんな「いい状態」で、
それぞれがキラキラと楽しくやっていたのが非常によかった、
と見た人はみんな大喜びしていた。

出演者が楽しんでいるから客も楽しいのだ。

眼鏡蛇(COBRA)はMCで
「ファンキーに感謝するわ」
と言っていた。

いやいや、ワシはプロデューサーでも何でもない。
ただ知り合いを集めてワイワイしてただけなのである。

しかし客席には中国のベストプロデューサー賞も何度も受賞し、
中国映画音楽の巨匠の域まで来ているLuanShuも来ていたし、
BEYONDのWINGも来てたので引っ張り出して1曲歌わせた。

ChinaJapanRockPertyWing.JPG

いや〜BEYONDの曲は「誰か弾ける人〜」と言うとすぐに演奏出来るんだから凄いよなぁ・・・

ともかく、「ROCKは国境を越える」と言うが、
「うだつの上がらないバンド」も「香港の大スター」も、
音楽はその「国境」さえも越えてしまうのだ。

チケットの売上は全部羊代に化けてしまうので出演者はもちろんノーギャラだし、
かと言って「日中友好」とかそんな大きな「お題目」も全然ない。

やったところで誰にも得はないし、やらなくったって誰も損はしない。

「おうっ楽しかったなぁ。また呼んでくれよ」
と言って帰ってゆく友人達を見ながら、
「なんなら毎月やってもいいかな・・・」
などと思ってしまった・・・


ところで羊肉!!

ChinaJapanRockPertyKaoQuanYang.JPG

こんなのが二匹まるまる焼かれるんだから胃袋も大満足である!!

前回と違って大きな羊だったので少々お高い・・・
二匹でだいたい3000元(約4万5千円)!!

でもチケット代50元がまるまる羊代に充てられるのだから、
客が60人も来たら十分元が取れるぞ!!!

と思ってタカをくくってたら、
実際にはそのぐらいの客はいたはずなのに、
チケットの売上は1000元ちょいしかないのだ(>_<)!!!

あとは全部タダ見タダ食いかい!!!!(涙)

ワシは赤字分の2000元(約3万円)を払いながら思った。
「来月もやろうと思ったけどやっぱやめよう・・・(涙)」

Posted by ファンキー末吉 at:18:17 | 固定リンク

2013年3月16日

北京にお住まいの皆様へ

私は明日17日にまた北京に参りますが、
今回はいろいろイベントがありますのでご案内差し上げます。


まずロック好きには3月20日!!
「汽车电影院」の中の「两个好朋友」というライブハウスにて、
日中のバンド入り混じってのロックイベント!!

21時頃開始予定
チケット代:50元(羊の丸焼き一皿付)
お問合せ: 010-64368998
住所: 北京朝阳区亮马桥路21号枫花园汽车电影院内两个好朋友酒吧

出演:日本からはファンキー末吉、小畑秀光、Sae&Yosuke(ラウプラ)
中国からは布衣、派儿、眼镜蛇(コブラ)

特に 眼镜蛇(コブラ)は1989年に結成された中国最初のガールズバンドです。
私とは20年ぶりに再会!!楽しみです。


次はビジネス関係の方々には翌日3月21日!!
講演会があります。

「和僑会」というのがあるのですが、
その会合にて「ロックは国境を越える!!中国~北朝鮮」という講演を行います!!

WEBサイトで確認 ⇒http://www.bjwakyo.cn/html/xwpd/k/1126.html

【日時】 3月21日(木) 16時00分~17時30分(15時30分:開場) 【費用】 会員、又はゲスト(初回参加者に限る)の方は無料。
※非会員で2回目以降のご参加は300元
【会場】 国際交流基金(日本文化中心)
多目的ホール 朝陽区建国門外大街甲6号 SK大厦3階301 地図

【タイムスケジュール】 15:30~16:00
受付、名刺交換 16:00~16:05
開会の挨拶 16:05~17:05
ファンキー末吉氏による講演 17:05~17:20
質疑応答 17:20~17:30
事務局よりお知らせ、
閉会 18:00~
場所を移して懇親会(自由参加、費用@150~180元)
【お申込み】 北京和僑会事務局(山口)まで、ご連絡下さい。
北京和僑会事務局 kyo@tomonos.com

「話は聞きたいがこの日には予定があって来れない」
という方のために18日の昼食をご一緒する予定もあります。
そちらに合流したい方は私にメール下さい。


でも基本的に1週間ずーっと院子で毎日レコーディングしてます。
慰問に期待方は差し入れ持っておいで下さい〜

Posted by ファンキー末吉 at:23:04 | 固定リンク

2013年3月11日

北朝鮮のタブレット分析(アプリ編)

いかん!!面白過ぎて他の仕事が手につかん!!
引き続き北朝鮮の最新式タブレットの、今日はそのアプリを分析!!

OSはAndroidだったのでシステムを英語化してみたが、
それでも英語化されない北朝鮮独自のアプリがたくさん入っている。

NorthKoreaTabletApp1.jpg

NorthKoreaTabletApp2.jpg

まず興味深いのは、カレンダーなどAndroid純正のものを使わずに、独自のプログラムを開発していることだ。

NorthKoreaTabletCalender.jpg

北朝鮮の年号は、
日本が「昭和」だの「平成」だの天皇が変わる度に和暦が変わるのと違って、
金日成生誕日を元年とする「チュチュ暦」がずーっと使われているが、
このカレンダーにも西暦と共にその年号が使われているのと共に、
個人的には日にちの右側に陰暦も表示されるのが興味深い。

中国ほどではないにしても陰暦が庶民の生活習慣の中にあるんだなと想像させる。

アドレスブックもハングルの部首によって索引出来る独自のものを使っているが、
立ち上がる時の画面を見るに、庶民の生活の中に携帯電話というのがこれほど浸透しているんだなと痛感させられる。

NorthKoreaTabletAddress.jpg

iBookに相当するような書庫もいろいろ入っている。

NorthKoreaTabletBook1.jpg

NorthKoreaTabletBook2.jpg

NorthKoreaTabletBook3.jpg

読めるハングルを駆使するに、「金日成」「金正日」という書物はやはりお国柄か・・・

辞書もいろいろ取り揃えている。
まず日本で言うと「国語辞典」とも言うべき「朝鮮語辞典」

NorthKoreaTabletDictionaryKorea.jpg

そして「中国語辞書」

NorthKoreaTabletDictionaryChinese.jpg

「英語は敵国アメリカの言葉だから使ってはならぬ」とか日本のいち時代とは全く違って「英語辞典」。

NorthKoreaTabletDictionaryEnglish.jpg

英語はイギリスの言葉なのよ〜ん・・・

そして「朝鮮の歴史」っつうのはお国柄か・・・

NorthKoreaTabletDictionaryHistryOfKorea.jpg

個人的に興味深いと思ったのがこの「コンピューター用語辞書」。
人民のコンピューター普及率を伺わせる・・・

NorthKoreaTabletDictionaryComputer.jpg

さて次はゲームである。

NorthKoreaTabletGame1.jpg

↑↑大砲で網を打って魚を捕まえるゲーム↑↑
BGMがJazzっぽい音楽だったのが興味深かった。

中国みたいにそのまま外国の音楽をパクったりしてるとは考えにくい。
北朝鮮の音楽にJazzの要素も入って来ているということが個人的に非常に興味深い。

NorthKoreaTabletGame2.jpg

↑↑でっかいパチンコでキャラを飛ばして点数をGETするゲーム↑↑

NorthKoreaTabletGame3.jpg

↑↑同じ果物を消してゆくゲーム↑↑

NorthKoreaTabletGame4.jpg

↑↑ビリヤード↑↑平壌市内ではビリヤード台は見たことなかったが・・・

NorthKoreaTabletGame5.jpg

↑↑バスケットボール↑↑

NorthKoreaTabletGame6.jpg

↑↑ブロック崩し系↑↑

NorthKoreaTabletGame7.jpg

↑↑飛行機を無事滑走路に着陸させるゲーム↑↑

NorthKoreaTabletGame8.jpg

↑↑朝鮮将棋↑↑

平壌の街角でも人民が将棋を打ってるのを見たことがある。
日本の将棋よりは中国将棋に近い。

NorthKoreaTabletGame9.jpg

↑↑パンダのゲーム↑↑
北朝鮮でもパンダは人気キャラなのね・・・

NorthKoreaTabletButtleGame1.jpg

↑↑バトル系のゲーム↑↑
なのだが、この国のゲームで戦車とか使われていると何となくいや〜な気がするのはワシだけなのであろうか・・・

↓↓これは人、というかキャラを打つゲームなのでこれもちといや〜な感じ・・・

NorthKoreaTabletButtleGame2.jpg

さて特筆すべきは、iPadやAndroid機のようにちゃんと傾きを関知するセンサーによって動作するゲームである。

NorthKoreaTabletGame10.jpg

NorthKoreaTabletGame11.jpg

中国なんかのバッタもんタブレットと違って、
非常によく出来た「製品」だとワシは思う。

Androidはシステム自体にも手を加えることが出来るOSであるが、
昔中国で買ったバッタもんのタブレット
これには携帯でないと使えない機能などもそのまま残したままだったし、
手など加えずにそのまま携帯の画面を引き延ばして大きくしただけの残念なものだった。

しかしこのタブレットは作り手の「こだわり」を強く感じることが出来る。

とかく日本人は中国と北朝鮮を同じように考えがちだが、
大陸的な中国人の国民性とは大きく違うとワシは思う。

アジアではベトナム人が日本人と同じように勤勉で几帳面な国民性だと言うが、
北朝鮮の人民もそれに負けない国民性だと思うぞ。

このタブレット、なかなかのもんである・・・(シミジミ)

Posted by ファンキー末吉 at:09:07 | 固定リンク

2013年3月10日

北朝鮮のタブレット分析(フライング編)

北朝鮮から持ち込んだタブレット、
「海外で遊び呆けている週刊アスキーの担当者が帰国してから一緒に分析しよう」
と思ってたのだがどうしても我慢し切れなくなってフライングしてついに電源を入れてみた!!

以下はキャプチャー画像

NorthKoreaTabletScreenShot1.jpg

おいおい!!ロケットが打ち上がっとるぞ!!!!

これにはさすがに腰抜かすぐらいのインパクトがあった。
機体には「銀河3号」と書かれているところを見ると、
やはりこのタブレットは少なくとも1年以内に製造された最新式と考えてよかろう。

NorthKoreaTabletScreenShot2.jpg

中央の輪っかを右側のカギマークのところに持って行くと、
ロック画面が外れていよいよタブレットを操作することが出来る・・・

NorthKoreaTabletScreenShot3.jpg

おおっ!!!!これはっ!!!!!

アイコンを見るにこの真ん中にあるヤツはブラウザではないのか!!!
するってーとこれはインターネットにつながるのか?!!

NorthKoreaTabletScreenShot4.jpg

つながらない!!(>_<)

しかしよく見ると左上にAndroidのマークがあるところを見ると、
やはりこのタブレットのOSはAndroidなのであろう。

ブラウザの履歴を覗いてみる・・・

NorthKoreaTabletScreenShot5.jpg

ここにある全てのアドレスを別のパソコンで手打ちで入力してみたが、
どれも接続出来なかったところをみると、
きっとこれはインターネットではなくイントラネットに接続するのであろう。

どうやってやるんやろ・・・USB接続かなぁ・・・

とにかく言語がハングルでは皆目わからんので、
手探りで言語設定らしきところを探してみる。

NorthKoreaTabletScreenShot6.jpg

これをEnglishに変更すると・・・

NorthKoreaTabletScreenShot7.jpg

英語化された\(^o^)/

Androidはあまり詳しくないのだが、
これに日本語キットをインストールしてやれば日本語化するのは簡単だろう(ワクワク)

ちなみにアプリ一覧を開いてみると問題のテレビっつうのがあった。

NorthKoreaTabletScreenShot8.jpg

やはり北朝鮮のテレビにチャンネル固定されているようだ。

NorthKoreaTabletScreenShot9.jpg

当然ながら砂の嵐(笑)

誰か改造してこのチャンネルを日本化出来んもんか?・・・

NorthKoreaTabletScreenShot10.jpg

ハードの改造は失敗したらタブレットが文鎮となってしまうので危険だが、
ファクトリーリセットがあるのでソフト的なところはいくらいじっても大丈夫そうだ。

海外で遊び呆けている週刊アスキー担当者が帰国するまでいろいろと遊んでみよう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:11:48 | 固定リンク

2013年3月 7日

北朝鮮に初めてiPhoneを持ち込んで国際電話をかけた日本人

今年から北朝鮮に携帯電話が持ち込めるようになったということはネットニュースなどでも伝えられて来た。

ところが「持ち込めるようになった」のと「実際に持ち込める」のとは大きな違いがある。

例えば中国など国際免許が通用しない国で、
「現地で免許が取れる」
という風には早くから伝えられていたのだが、
ところがワシのような不法就労の身では
やれ居住証だやれZビザだと現実的には
「免許など金でバッタもん買った方が早い」
というのが現実である(笑)

「北朝鮮で外国人用にSIMカードの販売が開始され、
携帯電話で国際電話がかけられるようになった」
というニュースは既に流れていたが、
「実際私たちのような旅行者が本当にそれが出来るのか」
というのとは現実としてまるで違うのである。


奇しくもワシは今年になって北朝鮮に入国した最初の日本人であるらしい。

北京発平壌行きの飛行機は相変わらず中国人客を満載してたが、
平壌空港に着いたらその中国人客は皆携帯電話を税関職員に差し出してるではないか・・・

「ほら見てみぃ」という気持ちで私も携帯電話を差し出した。

大体にしてニュースというのはこんなもんである。
誰もそれを確かめもせずに流しているのだから・・・

あきらめてそのまま税関を出ようとしたら、
いつもの案内人がやって来て
「携帯電話の預かり証はもらいましたか」
と言うので、
「あ、そう言えばもらってねえや」
とばかり引き返す。

案内人が二言三言税関職員と話していたと思ったら、
職員はなんとそのまま携帯電話をぽんと渡してくれた。

「え?!!ウソー!!」

ワシはつい取り乱してしまったが、
追い打ちをかけるように案内人はこう言った。

「外国人用に電話のカードも売ってますけど買いますか?」

ワシはついに絶叫した!!
「え?!!ホントに買えるの?!!すっげー!!!」

空港内であまりに狂喜乱舞していたので案内人に注意されたぐらいである(笑)

見れば税関を出た所にこんな看板がある。

PyongYangSIM.jpg

まるでネットにつなげんばかりのポスターではないか!!(ワクワク)

ワシは迷わずSIMカードを購入した。
一番安いパックを中国元で支払う。

450元・・・日本円でだいたい7000円ぐらいであろうか・・・

中国から持ち込んだGSM携帯もあったが、
ここでは3G携帯しか使えないと言うので、
迷わずiPhoneにこのSIMを挿すことにした。

「iPhone5か?」と聞かれるので「4Sです」と答えたが、
よく見るとカウンターの裏にはSIMカッターが2つ置いていて、
おそらくひとつがmicroSIM用、もうひとつがnanoSIM用で、
客の電話の種類によって通常のSIMをカットするのだろうと思う。

SIMにはPINコードが設定されていて、
カウンターのお姉ちゃんが「0000」打ち込んだら、
なんと見事にiPhoneはこの北朝鮮製のSIMを認識しているようだ。

試しに電話をかけてみたいのだが、
「この携帯は国内にはかけられません。国際電話だけです」
と案内人が言う。

まあどうせこの国内に電話をかけるような友達はいないのだ。
ワシは迷わず嫁の携帯に電話をした。

ワシは興奮している。
なにせ日本人で初めて北朝鮮国内から日本に携帯で電話しているのだ。
それを受ける歴史的な相手は嫁!!

平壌から愛を叫ぶのだ〜!!!!!!!!

電話の呼び出し音が鳴る。
ワシの心臓は興奮でもう飛び出しそうである。

嫁が電話に出た!!
ワシは興奮してまくし立てる。

「奥さん?!電話番号表示されとる?!!
これ平壌のSIM!!凄いやろ!!携帯で電話しとるんやで!!」

嫁:「ふーん・・・」

この歴史的な大きな目撃者であるべきその相手は「ふーん・・・」(号泣)

ワシは涙を拭いて携帯を切った。
兎にも角にもワシは北朝鮮にiPhoneを持ち込んで国際電話をかけた初めての日本人となったのだ!!!(涙)


見ればKoryoLinkからメッセージも届いている。

Thank you for choosing koryolink.You have 4200.00 Won and valid until 2013-03-05To recharge your account or check on your balance please

「おうっ!!」とばかり嫁にSMSを送ってみるが、
残念ながらSMSは送れないようになっているらしい。
同様にネットにも接続出来ないらしい。

しかしこの記事によれば2月末からネットに接続も出来るという話である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000021-jij-kr

まあわからんけど・・・
「出来るようになった」と「実際出来る」というのは大きな違いなのだから・・・


さて、このKoryoLinkのSIMなのであるが、
高い金を出した割にはあっと言う間にチャージがゼロになってしまった。

中国と同じで受信しても通話料を払わねばならないのだろうが、
受信もちゃんと出来た。

「パパ〜あれどこに置いとったっけ?」
これでおそらく1000円は吹っ飛んでいるのだろう(笑)

まあいい、たっぷり楽しんだ!!

ファンキー末吉、北朝鮮で最初にiPhoneで国際電話をかけた日本人・・・

iPhoneInPyongYang.jpg

携帯オタク以外には自慢出来んか・・・
ちなみに中国、日本から持ち込んだ全てのSIMはローミングが出来なかったので、
現状あの国で携帯を使うのはこのSIMを購入する以外ない!!!

KoryoLinkSIM.jpg

以上!!携帯マニアにはヨダレもののレポートであるが、
実はもうひとつとても大切な事実がある。

核実験を行って世界的に孤立している北朝鮮であるが、
それと相反するように実は外国人に対してどんどん門を開いているということだ。

アメリカと敵対しているというこちらの報道だけを見たのでは頭を抱えるだろうが、
実際同じ飛行機に乗り合わせたアメリカ人女性は、
アメリカの会社が平壌に開いた事務所に赴任して来る人であった。

テレビ等のニュース等では読み解けないいろんなものが世界にはある。

この目で見て自分で判断しないとなかなかホントのことはわからない
というのがワシの持論である。

天安門事件だって日本で報道されているのとはだいぶ違ってたし、
チベットやモンゴルの人権問題に関してもワシが見て来たものと報道とは大きくかけ離れている。

報道が「視聴率」つまり「ウケ」を追求するようになったからこうなるのだろう。

情報が溢れている昨今であるがゆえに、
我々はもっといろんなことを考えながらその情報を選択しながら受け入れていかねばならないのではないかと強く思う。

Posted by ファンキー末吉 at:22:07 | 固定リンク

2013年3月 3日

iPadによる新しい同期システム

またもや機械ネタで失礼!!

今日は新宿で「AJ-米田渡-」のツアーファイナルなのだが、
同期(コンピュータ等で音楽を流しながらそれに合わせて演奏するシステム)を使う曲が何曲かあり、そのシステムをどうしようかとここ最近悩んでいた。

今までのシステムは、全中国ひとりドラムツアーでProtoolsシステムが燃えてしまったために、苦肉の策でこの日から使い始めたiPadを使ったシステム。

iPadはいつも持ち歩いているので、
このシステムだとケーブルだけを持ち歩けばいいのでこんな楽なことはない。

しかし欠点は出力がモノラルであること・・・

まあ小さな会場ではモノもステレオもそんなに関係あるまいと割り切っていて、
都内やトランポが出るライブでは今度はdigi003というバカでかいインターフェイスを持ち込んで、それをMacBook Proで動かしてステレオで音を出していた。

先日の爆風トリビュートでもこのシステムを使ったのであるが、
リハーサルの時にエラーが出て止まってしまった。

本番では問題なく動いていたのでよかったのだが、
一度でも止まっことがあるというのは信頼性に欠ける。

ワシは「トラブルというのは人災である」という考え方を持っていて、
あらゆるトラブルに対処する道を出来るだけたくさん用意しておくことこそが、
この「同期システム」を使う人間の「仕事」なのだと思っている。

Protoolsというシステムはレコーディングではもう標準のツールとなっているが、
ライブとなるとやはり信頼性に欠けるという評判ではあったのだが、
過去に他のシステムは止まったことはあったがこのシステムでは止まったことがなかったので使い続けていただけである。

ちょっとでも止まる可能性があるのだったらもう使えない。
今度はLogicとDigi003を使ったシステムをしばらく使っていた。

ところが先日の「AJ-米田渡-」の京都ライブでそれが止まってしまったのだ。

この日のライブを見てたお客さんはラッキーだと思うが、
ワシは止まった瞬間にドラムを叩きながらスタッフを呼んで田口くんに伝令を飛ばした。
それを受けた田口くんは「よっしゃー」とばかり最後のシーケンスの部分を手弾きで弾いて事なきを得たのだ(感動)

ライブはこういうアクシデントが起こるところがまた「見逃せない」部分なのであるが、そうなると今後はこの「Logic+digi003」のシステムもどうも信用がおけない・・・

だいたいワシのMacBook Proはソフトを入れ過ぎてしまったのか、
何か日増しに処理速度が落ちているような気もする・・・。

そこでいろいろ試行錯誤をしたのだが、
この度、島村楽器京王八王子K8店のDTMチームの強力によりiPadによる新システムが出来上がった。

iPadNewSystem.JPG

まずは4800円もするのだが「Auria」というDTMソフトをiPadにインストールした。

「Garageband」をはじめとしていろんなDTMソフトは数あるのだが、
このソフトだけはマルチ出力に対応しているのだ。

そしてここからが「博打」なのだが、
本当は今まで使っていた「iRiffPort」を使って、
ソフトがこれを2chの出力、そして本体イヤホンを別の2chと認識してくれれば申し分なかったのだが、こればかりは買ってみなければわからない。

結局4800円払って買ってみたが、
iPadのコネクター部分にオーディオ系の何かを接続すると、
iPadは自動的にオーディオをそちらに切り替えてしまって本体のイヤホンへの出力を切ってしまうのだ。

負けた・・・

仕方ないので本体イヤホンジャックのことは忘れて、
コネクター部分につないでマルチ出力できるインターフェイスを探す。

iPadに対応しているオーディオインターフェイスはいくつか発売されているが、
その全てはステレオアウトのみで、マルチ出力には対応していないのだ。

そこで島村楽器京王八王子K8店のDTMチームが頑張ってくれた!!

店にあるほとんどのインターフェイスをiPadにつないで動作確認する。

問題は電力なのである。
iPadからの電力供給ではそれが動作するには足りないので認識する以前の問題なのだ。

そこでUSBハブを使って、
そのハブから電源供給をするように考えてみるのだが、
これがiPadが認識するハブと認識しないハブがある。

長い時間かけて彼らはiPadが認識するハブとオーディオインターフェイスを探してくれたのだ!!(感涙)

ところがリハーサルで発覚した問題点。
iPadは自身がスリープした瞬間にコネクター部分への電源供給をストップしてしまうらしく、その瞬間にアウトプットから「ブチッ」っとノイズが出てしまうのだ。

スリープしないように設定すればよいのだが、
このハブは今度はiPadには電源供給してくれないらしく、
サウンドチェックから本番までずーっとつけっ放しだと今度は電池の問題がおきて来る。

「PAの方でミュートしといてもらって使う直前にONにしてもらえばいいじゃん」
と人は言うが、
実際過去にも本番になるとPAがそれを忘れて音が出なかったこともあるし、
そもそも同期モノを扱う人間は「リスク」を人に委ねてはならない。

全てを自分の責任の下に行うのが「プロ」たる仕事なのである。

アウトプットにボリュームペダルをかまして、
自分でボリュームを最小にしてもよいのだが、
このシステムの中で一番大きなものがボリュームペダルになるのも悔しい・・・

スイッチャーというのがあって、
インプットの信号をAチャンネルからBチャンネルに切り替えてくれるボックスもあるのだが、ステレオのものを手に入れてみたらこれが結構重かった。

いつぞや全中国ひとりドラムツアーで使ったMDシステムのミキサーがあったなと引っ張り出してみたら、これが以外と軽くてよかったのでそれを使うことにした。

このインターフェイスをiPadではなくMacBook Proにつなぐのだったらスリープしないのでこんなミキサーは要らないのだが、
パソコンというのは宿命的に裏でいろんなソフトが動いているが、
iPadは機内モードにすればとりあえずそれが一番安定しているのではないか・・・

というわけで現在のところまだトラブルはなし!!
後は本番を待つのみである。

もしトラブった場合は田口くんまた頼む!!

新システムいざ出陣!!!

Posted by ファンキー末吉 at:12:23 | 固定リンク

2013年3月 1日

北朝鮮のタブレット分析(序章)

北朝鮮製のタブレットの話題はネットでも検索することが出来る。

しかしワシがGETしたこの機種は明らかに最新機種であろう。
何故なら・・・

NorthKoreaTabletPackage.jpg

アンテナがついておるーーー!!!!!!!!


いや〜ケースでこれだけ興奮するのだからケースを開けるとショック死するかも知れん(笑)
しかし何故にアンテナ?????

ワンセグ等でテレビが見れるとしたら、
それは北朝鮮人民は外国のメディアを見てはいけないわけだから朝鮮中央テレビにチャンネルが固定されてることじゃろう。
ラジオだとしても同じくである。

つまり日本では何も役に立たん(笑)

しかしこれが実はワシの心を鷲掴みにするのである!!
役に立たんものほど美しいもなはない!!

ドキドキしながら箱を開けてみる。

箱はiPad等のように開ければ一番上部に実機が納められているが、
それは上げ底になっていてその中には備品等が入っている。

上げ底を開けてみると、またここでワシはツボにグサッと入ってしまう。
なんと電源ケーブルとUSBケーブルが別々に入っているではないか!!!

NorthKoreaTabletBihin.JPG

ここは笑うところか悩むところか判断に苦しむところである。

電源アダプターにUSB出力さえつければその部分のケーブルは必要なく、
つまりケーブルは1本でいいことになる。

物資の足りない北朝鮮でわざわざ同じようなモノを2本もつけて売る必要がどこにあるのか・・・


ふと思いついてワシは電源アダプターの裏を調べてみた。

NorthKoreaTabletPoweSulpy.JPG

やはりこれは中国製!!

日本のみなさんはここで「中国製のバッタもん」などと笑うかも知れないが、
北朝鮮の事情を知っていればこれは実はもの凄く「深い」事実である。

まずは自由経済ではない北朝鮮に基本的にバッタもんはない!!
誰でも勝手にバッタもんを作って売りさばいて金持ちになれる市場はこの国にはない。

モノを作る、販売するは全て国家が管理統制してやっているので、
基本的に中国と違って「バッタもん」という概念がまだ存在し得ないのである。

「ほな国家がバッタもん作ってんのとちゃうん」と反論するかも知れないが、
北朝鮮という国家の経済水準は、まだ中国からモノを並行輸入してそれを高く人民に売って利益を得ようというレベルには達してない。

つまりこれは「この部品だけを中国から並行輸入した」と考えるのが正しいのではないか。

中国でのパソコンの流通度を考えると、
日本でもそうだが今や電源アダプターにUSB出力があり、
それにUSBケーブルを差し込んで充電するのが主流である。

ゆえにもう既に古いタイプであるこのテのようなケーブルのついた電源アダプターは、中国ではもう市場がないので自国で生産するよりも輸入した方が安く手に入れられるからではないのか。

そしてもうひとつ付属しているUSBケーブルは、
逆に中国などでは需要が非常に多いのでこれも安く手に入れられる。

ゆえに自国でパワーサプライを生産するよりも、
こうして2セット同じようなモノを中国から輸入する方が安かったのではないか。

またもうひとつは、
付属品としてUSBケーブルをつけなければならないということは、
この国(主に平壌市民なのであろうが)には相当の数のパソコンが出回っているということである。

つまりこのタブレットを購入する人は、
そのほとんどがパソコンを持っているということなのである!!(凄)

以上の点はこのレポートを見た経済学者が国防のために真剣に分析してもらいたいところであるが、
専門家でなくてもこの事実を見て、
世界中から経済制裁されているはずの北朝鮮に中国からどれだけの物資が流れているかは想像に難くないだろう・・・


さて、備品だけでこれだけ楽しめるのである。
本体のスイッチを入れたら悶え死んでしまうやもわからないので、
とりあえず外観を楽しむことにする。

一番問題なのはケースの写真にある「アンテナ」である。

「アンテナなどどこにもないやないかい!!」
と探していたら、老眼なのでよく見えなかっただけでこのようなくぼみを発見!!

NorthKoreaTabletAnthena1.JPG

これだけわからなく作るのも実は難しいのではないか?(笑)

いや冗談はさておき、この国の科学力をナメてかかるのも早計である。
何せこの国はお隣韓国でさえまだ成し得てない人工衛星打ち上げに成功しているのだ。

人工衛星のボディーの曲線を作る技術を応用したらこのぐらいのことは朝キムチ前であろう・・・

というわけでこれを引っ張り出してみたら見事にアンテナが出現!!
あとは電源を入れるだけである。

NorthKoreaTabletAnthena2.JPG

一番興味があるのはOSである。

ワシは中国でもバッタもんのタブレットを入手したが、
このOSはAndroidだった。

まあ分かり易く言うと、スマホをそのまま数倍の大きさに引き延ばしたタブレットなので、基本的に解像度が低くて使いもんにならん!!(笑)

自由経済の中国で、金のためなら何でもするバッタもん業者が、
Androidをそのまま使ってバッタもんタブレットを作るならわかるが、
国家が管理製造する北朝鮮ではちょっとそれは考えにくい。

何せこの国は人工衛星を打ち上げて軌道に乗せる科学力を既に持っているのだ。

そこで引っかかることが、
今回案内人とパソコン関係の会話をした時に「ソフト」のことを「ソース」と訳したことだ。

「Source」・・・つまりプログラム言語のこと・・・
ということはこちらではソースを書き換えてプログラムをユーザーが開発出来る環境があるということだ。

とするとMacのようにそのプログラムソースを公開していないOSではなく、
Linuxのようにソースを公開しているOSだということになる。

よくよく考えてみると、
人民がインターネットに接続出来ない国で、Windowsだの有りもののOSはその機能の半分以上は役に立たないのだ。

とするとソースを自由に書き換えられるAndroidかLinux・・・もしくは人工衛星を軌道に乗せる科学力を駆使して自国独自のOSを既に開発しているのか?・・・


いかん!!!もう電源を入れる前に既に悶え死んでしまった〜!!!
電源入れずに蓋をして週刊アスキーの編集者が帰国するのを待つとするか・・・

to be continued

Posted by ファンキー末吉 at:09:35 | 固定リンク