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2012年9月 3日

朋友(ポンヨウ)のいるところはいいところ

中国に関しては、日本でいるとワシでさえいろんな情報に惑わされて間違った考え方を持ったりする。

今回も北京でのライブで、
「ひょっとしたら客席から生卵が飛んで来るのではないか」
とかいろんなことを考えて、
中国語で喧嘩するためのいろんな単語を一生懸命思い出していた(笑)

しかし、地元の仲間達が
「そんなことがあるわけないじゃないか」
というのはなるほどであった。

そもそもワシは
「日本から鳴り物入りでやって来ている日本人」
ではない。
「こちらで暮らしている日本人」
なのである。

これは中国人にとっては「中国人である」と同じこと。

それもその歴史はもう20年以上になり、
反日デモなどに参加している学生どもの人生よりも長い。

ワシは中国ロックのためにこの20年を尽くして来たのだ。
そんなワシに中国人が牙を向けるわけがない!!

そう思っていればよい。
今までもそうだったのだ。
日中関係がどうなろうがそれは変わらないと考えるべきである。


というわけで、
何か一瞬でもバカなことを考えてしまった自分が恥ずかしくなり、
今回の寧夏省呉忠のビールフェスティバルに手をあげて参加した。

日本にいる人は日本大使館の国旗を強奪したりする北京の方がアブナイと思うかも知れないが、それは逆である。

地方都市の方が断然アブナイ・・・

ビールフェスティバルというと数千人の観客のほとんどは酒を飲んでいる。
そこで暴動でも起こったらもうひとたまりもない。

そこに「日本人ドラマー」として参加することが、
ワシが今まで通りの考えで中国で生きてゆくための証明だと考えたのである。


ラウドネスが出演中止になったのも地方である。
それには実はこんな裏事情がある。

日本のマスコミでは裏も取らずに
「日中関係の悪化により中国政府が中止命令を出した」
と伝えているが、それは間違いである。

ワシがそんなマスコミの戯言を信じて、
あらゆるところに「どうなってるんだ?」とメールを打ったので、
仲間内はもとより、例えばパールドラムの中国の代理店などは慌ててその裏を取った。

実際に中国政府が
「全ての日本人との音楽交流を禁止する」
などとお触れが出てたらその「仕事」が出来ないのだ。

当然ながら中央政府はそんなお触れは出していない。

そりゃそうだ。
本当にそんなお触れを出してたとしたらこれは「国家問題」、
日本国だって国内での中国人との音楽交流を禁止せねばならなくなる。

中止命令を出したのは実は政府は政府でも地方の小役人であった。


地方に行けば行くほどその役人は仕事をしない。

先日の貴州省ツアーの興義では、
接待してくれる全ての人間がベロベロに酔って飲酒運転をしていた。

中国では今、飲酒運転は即牢屋にぶち込まれるので、
少なくとも省都である貴陽などでは絶対にあり得ない光景である。

「あ、この街では無理だよ。
だって捕まえる人も捕まる人も、
こんな狭い街ではどっかで繋がってるからヘタに捕まえたり出来ないし・・・」

地方の役人というのは、このように全く仕事をしないか、
もしくは自分が処理出来る範疇を超えた事態は全面的に中止させる。

どの国の役人もみんな「事なかれ主義」なのである。

何万人も人が集まるフェスティバルで、
血気盛んな若者が何千人と波のようにぶつかり合うモッシュ
(最近はこんなのが流行っているらしい)
なんかを見た日にゃぁ、
「そこに今のご時世で日本のロックバンドが出る?
中止!!中止!!もし何かあったら俺の身はどうなる!!」
ってなことになるわけである。

この辺の役人は「モノが分かってない」からこうなるが、
これが北京など大都会だと違って来る。

何かがあった時に対処出来る能力も持っているし、
それを未然に防げるだけの「力」も持っている。

だからデモとかが地方都市に多いというのはそういう理由によるのだ。
(最近は都市部でも多いというのは気になる現象であるが)


今回、ここにやって来て、
美味いもんいっぱい食ってふーふー言ってるワシに
老呉(LaoWu)はこんなことを言った。

「どうだい?地方の人間は都会と違って文明もないし、
礼儀も知らなきゃ何でもありの好き放題だけど・・・」

確かに、「デモだ」と言って中国人経営の日本料理屋(笑)を焼き討ちにするという行為は「文明」と言うには程遠い行動である・・・

老呉(LaoWu)の言葉は続く。
「でも朋友(ポンヨウ)がいるところは違うだろ?」

その通り!!
ワシが地方に行く時は必ず朋友(ポンヨウ)がワシを連れてゆくし、
そこには必ずその朋友(ポンヨウ)の朋友(ポンヨウ)がいて、
彼らは必ずワシを新しい朋友(ポンヨウ)として死ぬ気で接待してくれる。

「朋友(ポンヨウ)のいるところはいいところ!!」

ビールフェスティバルも何の問題もなく幕を閉じた。
中国人もこの日本人ドラマーの曲に
(今回は彼らに書いたワシの曲のドラムを叩いた)
惜しみもない拍手を送り、
ワシのドラムソロにも惜しみもない拍手を与えたぞ。

これでいいのだ!!
来てよかったのだ!!

飲むべし!!!

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