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2011年12月18日

Yahooニュースを受けてコメントします

時事通信から先日の訪朝の記事が配信され、
Yahooニュース等にそれが載った。
(いつまでこのリンクが有効かは知らんが・・・)

まあこの記事だけ読んでどれだけ伝わるかわからないというのは事実である。
案の定あまり物を考えない人達はいろんなアホなコメントを書き込んだりはしているのは見たが、
まあそれにいちいち反応してても仕方がない。

ただFaceBook等でフォローしてくれてる人達からもいろんな小さな疑問が投げかけられたりするので、
この機にいろんなことを追加説明しておきたいと思う。


まず
「どうしてファンキー末吉だけがあの国に行けるのだろう」
という素朴な疑問については、
極端な答えを言うと「誰でも行けます」!!

よど号妻の時代、
日本のパスポートに「北朝鮮を除く」と書かれていた時代は別にして、
現状では政府が「渡航自粛」と言っていても行くことは全然可能です。

北朝鮮の旅行代理店(北京などにある)に申請をすれば、
政府関係者とか記者、その他北朝鮮の国益に反すると判断されない限り、
また正月や国家行事がある時には国を閉ざすのでそんな期間以外なら基本的に行けます。

「行けない」という間違った認識が、
私の行動をよりわけがわからなくしているということはありますが、
日本からの渡航は北京なり第三国を経由せねばならないので文字通り「近くて遠い国」ですが、
北京に住んでいるとそこから申請してすぐに飛べるので非常に「近い」。

現に中国からは毎日とてもたくさんの中国人観光団が訪れています。
日本人も同様の手続きで渡航することは可能です。


ただ行けたとしても私のように自由に行動出来るとは限らない。
「サッカー選手があれだけ監視されててなんで末吉だけが?」
という書き込みもよくわかります。

簡単な答え方をすると「私も監視されているのです」というのが正しい。

あの国では外国からの旅行者には必ず「ガイド」という名の監視員がつきます。
それはサッカー選手でもファンキー末吉でも例外ではありません。

ただその人達を「監視員」として接するのか「仲間」として接するのか、
その辺がその人の「行動」の明暗を分ける。


このプロジェクトを始めるに当たって、
このプロジェクトのプロデューサー
(今は「相方」と呼んでいるが)
が考えたのが、

1、文化交流であるからして必ず何かの特殊技能を持っていること
2、文学、歌は言葉の壁があり、絵画はリアルタイムでなく、スポーツは勝ち負けが出るのでそれは「音楽」、しかも「楽器」であることが望ましい
3、それを演奏した途端に何かの化学反応が起きるぐらいの「腕」があり、共産国に住んでいる「日本人」であることが望ましい

ということである。

いろいろしちめんどくさく聞こえるが、
要するに「ロック」の楽器を演奏して先方が度肝を抜かれればそれでいいというわけであるが、
ただこの「共産国に住む日本人」というのに該当する人間が私しかいなかった。

なぜ共産国に住んでる人が望ましいかと言うと、
あの街は私も行って分かったが、
非常に「特殊」な街なので、そうでなければ「街」自体がその「人」を拒絶して「絵にならない」のである。

「街が拒絶する」というニュアンスはすなわち、
「その人がその街を拒絶している」ということに相違ない。

私ももう4度目の訪朝になるが、
最初は4日目ぐらいから非常にヘビーになっていたのが、
今では感覚的に「中国のいち地方都市」ぐらいにしか思わない。
もう何週間でも暮らすことが出来る。

共産国ならではの「物の考え方」というのがあって、
私の場合はそれを「中国」でのいろんな経験によって消化しているのである。

共産国にも試合に行っているだろうサッカー選手と、
どっぷり共産国に20年も住んでいる私とはその「感覚」に大きな「差」がある。

例えばこの「監視員」についても、
「日本人」にとってはこれはただの「監視員」でしかないが、
私の場合はもう彼らは「共犯者」なのである。

はっきり言ってあの国で自分が監視している「ターゲット」に「ロック」なるものをやらせる「監視員」は「明日には命がない」身の上である。

しかしどうしてそれが出来るかと言うと、
長年の「相方」と彼らの「信頼関係」である。

30回に渡る訪朝で少しずつ「関係」を築いてゆき、
例えばそれをもしテレビで流したとしても
「過去一度も問題になってないでしょ」
ということでその関係はずーっと続いてゆくことが出来る。


もちろん最初にこのプロジェクトのテレビ放映が決まった時には、
テレビ局の人からも
「どんな不測の事態になるやらわかりませんので、
出来れば放送日には日本から出て外国にいた方が身のためですよ」
と言われていた。

しかし結果、想像されるような右翼や総連からの攻撃もなかった。

そして何よりもこの子達や、
その「共犯者」とも言える人々の身が「安全」であったということが何よりも大事である。

そうでなければこのプロジェクトは続けてはいられない!!
私はこのプロジェクトを「続けてゆきたい」のである。
「志の低い」いろんな輩が、
一度だけあっちに行って盗み撮りをしているのと根本的に違う。

これは「文化交流」なのである。


この根本には私と中国との「人生をかけた」交流の歴史がある。

1990年6月4日、
私が天津体育館で黒豹のドラマーとしてドラムをぶっ叩いた時、
実は中国国家としてはそれは
「我が国の法に反する犯罪行為だ」
という状況だった。
(バレなかったのでことなきを得ましたが)

その時の「共犯者」はまぎれもない当時アンダーグラウンドだった中国のロックバンド「黒豹」のメンバーだった。

その私の軽はずみな行動が、
後に万が一彼らの人生に暗い影を与えることになったとしたら、
私はきっとその瞬間に中国に「亡命」して、
同じく中国人となって彼らに対する弾圧と命を懸けて戦っていっただろう。

まあ若かったし「アホ」でしたからな・・・


まあ今となっては中国がこのように変わっていったわけだから全て「笑い話」となってしまったが、
私としてみれば単に北朝鮮で「中国と同じことを今やっている」という気持ちでしかない。

単に北朝鮮は「まだその状態ではない」というだけのことである。

願わくば現状の北朝鮮に対するいろんなことが全て「杞憂」に終われば私にとっては言うことがない。


そしてあの番組が放映された時もうひとつ考えたのは
「拉致被害家族」に対する感情の問題である。

最初の放送の時にいろいろ反応を調べたが、
幸いにも被害者家族からは好感を持たれているというリサーチがあった。

もし万が一この時に彼らから反感があったとしたら、
私は住所を調べて彼らに土下座しに行ったことだろう。

「人を不幸にしてまで自分のやりたいことなんかやってらんない!!」
私はこのプロジェクトをその場で封印したであろう。

「こんなことが拉致被害家族の人達に知れたらどれだけ悲しむか」
という書き込みは、
今までもこのブログに震災問題で寄せられる
「被災者の身にもなってみろ!!」
という発言と同じく私は非常に腹が立つ。

そういう人こそ一番その人達のことを考えてないし理解してないと思う。

そのような人には私は今までも容赦なく対応して来た。
確固たる考えがあってのことなら是非実名でメールを頂きたい。
funky@funkycorp.jp


あとこの辺は日本人が一番理解出来ないことだと思うが、
理解しなければあの国のことが全く理解出来ない感覚・・・

例えば中国に行き始めた頃、
「だって末吉が付き合ってる人達はみんな金持ちなんでしょ、
ロックなんて出来てる人は特権階級で、
中国には食べるものもないような貧しい人達がいっぱいいるのよ」
と言われたことがある。

新宿のホームレスだけを見て「日本は貧しい」ということも出来ないし、
六本木ヒルズの人だけを見て「日本は豊かだ」ということも出来ない。

要は「どう交流するか」ということである。


私は今中国の貧民街で「ロック村」を作って貧しいアンダーグラウンドバンド達と一緒に暮らしている。

ある人は
「中国の最下層と一緒に暮らしている」
と言うかも知れないし、でもある人達は
「彼らは楽器を買う金があるんだからまだ豊かじゃないか」
と言うだろう。

しかしそれはどちらも正しくてどちらも間違っている。

反日感情の取材をする時に日本のマスコミは、
「日本人に殴り掛かった中国人」
を好んで映像に納めるが、
その隣で「その日本人を庇っている中国人」は一切映像を出さない。

「わかりにくい」からである。

国際関係・・・というと話は大きくなるが、
人間関係なんてそんなに「わかりやすい」ものばっかりじゃない。

だから私は少なくとも「自分の目で見たこと」しか信用しない。


日朝関係はもっと複雑である。

「平壌の街は中国マネーである種のバブルである」
と言うと、
「また見せられたプロパガンダに乗せられてる馬鹿」
と感じる日本人は少なくないと思うが、
私がブログで書いた
「危ないよ、今!!」
という警告がそのようなアホな感覚によって心に届かないとしたら日本ももうおしまいだと思わざるを得ない。

私は中国人のことを誰よりも理解していると思う。

北朝鮮が潰れそうで潰れない、
そのバックに中国がいることは誰でも容易に想像出来るだろう。

でも「あの人達」が、
単なる「商売」のもくろみだけで国家予算規模の金を北朝鮮に投資して、
「いっぱい投資して人民が中国のもん買ってくれて儲かりました、ほな!!」
と言って手を引く人達ですか?!!!

その裏のもくろみに「軍事」があって、
中国にとって次に狙うべき「アメリカ」が基地を置く、
「日本」という国と接する海(つまり日本海)に、
初の「中国の軍事港」を開港することを念願としてたとしたら、
日本は今まで通り経済制裁だけをしてのぺーっとしてていいですか?!!


まあこの辺は「軍事評論家」とやらに任せよう。

「要はこの事実が日本国民に正しく知らされてないこと」
自体が根本的に一番大きな問題なのである。

それには拉致被害家族に気を使ってとかいろんな問題はある。
でも一番その問題を大きく助長しているのは実はそのような「アホな輩」が言う「アホな考え方」なのである。

目の前の問題を直接現場に行って自分の目で見ることもなく、
マスコミ等が「こうですよ」と言ってることを鵜呑みにして、
そのような考え方や行動があるということは
北朝鮮よりももっと「危険」な「全体主義」の匂いがする。

もっと「自分の意志」と「考え方」を若者が持たないと「国」自体がどのようになってゆくのか・・・
「北朝鮮がそんな国だから日本の朝鮮学校の子供をいじめる」
という物の考え方とまるで同じだと私は思うのです。


中国という国が数十年前に今の北朝鮮と同じ状態だった。
国交のない日本にとってはそれこそ「暗黒の大陸」であった。

そんな中にも「民間交流」をしてる人達がいて、
それが今の日中間のいろんなものの礎となっている。

日本だってあの日アメリカが「頭越し外交」で電撃的に中国と国交正常化をして、
「わっちゃーどうすんべか」
と慌てて日中国交正常化して、
その時にひとつも民間交流、
すなわち「中国のちょっとでもいい話」がなかったら、
日中関係はここまで進んでましたか?!!


私は少々「中国かぶれ」はしているが、
まぎれもなく「日本人」である!!

子供達のうちふたりは中国の血が入っているが、
国籍は日本であり、ふたりとも「日本人」として暮らしている。

そんな私が「日本の国益」にならんことをやるとお思いですか?!!


断言しよう!!
このプロジェクトはいつか必ず「日本の国益」になる日が来る!!

だから「ロックは世界を救う」のである。

それを「アホ」と言ってくれることは私の「誉れ」である。
中国でもそうやって来た。
また北朝鮮でもそれをやっている・・・

それだけのことなのである。


PS.私が見て来た北朝鮮は確かに「外国人が見ることの出来る北朝鮮」である。
同様に私が20年間接して来た中国人は「メシを食うことが出来る中国人」である。
全てはその「人民との交流」においてその国を語っている。

でもそれを出来ている日本人(その道の本職だと言う評論家も含め)は私だけだと私自身は思っている。

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