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2006年5月22日

許魏(XuWei)5万人コンサートin西安

許魏(XuWei)と知り合ったのはもう10年以上も前。
当時彼は北京に来たばかりで貧乏で何もなく、
彼の部屋でビールを飲みながら後に彼のデビューアルバムとなる「在別処」のDEMOを聞いていた。

ロックとして非常に高く評価された彼の音楽だったのだが、
商業的に彼に大きな富をもたらしたかと言うとそうではなく、
その後生まれ故郷の西安に帰って何もしなかった時代もある。

復帰作「時光・慢歩」のレコーディングで久しぶりに再会し、
このアルバムがブレイクし、音楽を愛する全ての若者から神様のようにあがめられる存在となっても、
まあ彼の生活は大金持ちかと言うとそうでもないと人は言う。

そんな彼が生まれ故郷で初めて大きなソロコンサートをやると言うので、
この時からほぼ固定しているレコーディングメンバーがここ西安に集結した。

北京から西安は2時間足らず。北京から関空までが2時間半だからそんなに遠さは変わらない。

ホテルに着いたら目の前にでっかい看板が掲げられている。
数年前は同じこの場所で食うにも困ってた人間が、不思議と言えば不思議である。

XuWeiGuangGao.jpg


何はともあれ、西安と言うと小吃が名物と聞く。
さっそく飛び込んだのが有名な羊肉泡鏌のお店。
泡鏌と言ってもそれが何なのか全然知らずに入ったので、
座ったらすぐ出てくるどんぶりと乾パンみたいのに驚かされる。

PaoMo1.jpg


隣の人を観察するにこれを自分の手でちぎってどんぶりの中に入れるんだと言うことで見よう見まねでやってみる。
ちなみに小さければ小さいほどよいらしい・・・

PaoMo2.jpg


しばらくしたら従業員がそれを取りに来てくれ、
羊肉のスープと春雨と一緒に煮て持って来てくれる。
自分でちゃんとちぎるのが本式らしいが、いかんせんちょっとめんどくさい・・・

Concert1.jpg


会場に着いたらサウンドチェック。
ドラムセット等機材は全て北京から運んで来ている。
中国のバンドがなかなか全国ツアーが出来ないのはこの機材の運搬の問題も大きい。

バックバンドの場合、ドラマーの仕事の中に「テンポ出し」と言う大きな仕事がある。
曲のテンポを正確にメンバーにカウントするのだが、
そのためにドラマーの助手を用意して、彼が次の曲のテンポをリズムボックスで出してくれる。
通しリハの時に曲のテンポを間違えて、もっとゆっくりなはずなのに速いテンポの曲と間違えて出してたので取り合えず頭を張り飛ばしておいた。

Concert2.jpg


零点(セロ・ポイント)の6万人コンサートの時は、「客が入るんだろうか・・・」とずーっと心配のままステージに上がったが、
今回は記者発表会だけで2万人集まったと言うからほぼ満席になることは間違いないと言われていたが、
始まってみるとさすがに人だらけである。
一番後ろの客なんかステージ上の歌手は米粒ぐらいしか見えんぞ・・・

しかし会場は隅から隅まで一体となって大盛り上がり。
個人的には小さなミスがあって少々残念なのだが、コンサートとしては大成功に終わったと言えよう。

頑張れ許魏(XuWei)
ワシが中国で一番好きなアーティストである。

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