ひとりドラムの軌跡

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X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 八王子 ライブバーX.Y.Z.→A 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
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OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2015年7月29日

日中友好こども(大人も可)サマードラムスクール2015無事終了!!

去年は台風の影響で連日雨が降り、
「いや〜屋外キャンプが台無しかな」
と思ったけど逆だった!!

今年は台風一過でかんかん照りで暑かった・・・(>_<)

子供用プールを買っておいたので、
授業を持たない「クレーム処理要員」である校長は、今年は毎日子供達とプール遊びしてました(これも重要な仕事です!!キッパリ)

SummerCamp2015Pool.jpg

そのお陰で日焼けで体力を大幅に消耗してしまい、
翌日、翌々日とかなりグロッキーでした・・・(>_<)

暑さ対策(気休めですが)や虫除けなど、
ボランティアスタッフに中国語と英語に訳してもらいました。

SummerCamp2015Catering1.JPG

SummerCamp2015Catering2.JPG

SummerCamp2015Catering3.JPG

ボランティアの皆さんも不眠不休で頑張って下さってどうもありがとう御座います。


さて、本題に入りますと・・・
今年が去年と大きく違っていたのはまず香港からの参加者である。

Wingバンドで一緒だったKKというベーシストが親戚と一緒に音楽学校を開設していて、偶然
「日本でどっかで音楽合宿ってやってない?」
と聞いて来たので、
「おう、それだったらいいのがあるよ」
ということでまとめて参加して頂いた。

ところがここに「言葉」の問題が発生・・・

香港が中国に返還されたと言っても、彼らは基本的に「広東語」を使って生活している。

大人たちはもうほとんど「国語(GuoYu)」と呼ばれる「北京語(厳密には普通語というのだがここでは便宜上このように言おう)」を喋れるのだが、
イギリス国籍(ついこないだまでイギリスの植民地だった)の子供達の中には北京語を喋れない子供もいる。

「広東語ー日本語」の通訳ってホントなかなかいないのよねぇ・・・
ましてや現状では通訳をボランティアに頼っている状況なので、
それ専門の通訳を雇う経費はないし・・・

ところが
「子供達は北京語は出来ないけど英語は出来るよ」
ということになり、
英語が喋れる先生ということでRebellioNのドラマー賀川くんと
ピアノ講師として進藤陽悟をブッキングしたのである。

ピアノ教室

SummerCamp2015PianoSchool.JPG

香港ドラム教室

SummerCamp2015HongKongDrumSchool.JPG

しかし日本からの参加者レオ君は、
日本語だけでなく北京語も英語も喋れるということでこの教室の言語は問題なし!!

問題は京都弁しか喋れないこの男・・・

SummerCamp2015BassSchool.JPG

そう、和佐田達彦のベース教室ですが、
香港から駆けつけてくれたチョン君は日本語、英語、北京語、広東語とあらゆる言語を喋れるので非常に助かった。

講師を集めるのは簡単な作業ですが、
各教室に通訳がいるというのがこのスクールが成り立っている大きな要因です。

ボランティア通訳の皆様、本当にありがとう御座います!!


さて、その他の教室・・・
まずこの人は去年と違って遅刻もせず、
声は枯らしましたが、ちゃんと後片付けもして、
一番頑張って下さいました!!

SummerCamp2015EtohSchool.JPG

衛藤浩一先生は今年は一番多くの生徒を受け持って下さいました!!
でもまあ夜は毎度の通りなのでしたが・・・(>_<)

SummerCamp2015EtohAndFunky.JPG

佐々木教室は生徒はふたりのみ!!

何故なら先月山東省で一緒になったこのドラマーが参加していたため、
明らかに他の生徒とのレベルの差があり過ぎて、
今年はこのふたりを英才教育して頂こうということになったからである。

SummerCamp2015SasakiSchool.JPG

そして今回初参加のおふたり、まずは本間大嗣先生!!

SummerCamp2015HOnmaSchool.JPG

課題曲が「Live Bar X.Y.Z.→Aのテーマ」ということで、
何とかテンポを20%落としたりしながら発表会では全員に叩いてもらうことが出来ました!!

特筆すべきはキャンプ好きの本間先生、テント持ち込みでそこで寝泊まり!!!(◎_◎;)

SummerCamp2015HonmaTent.JPG

そしてもうひとり初参加の長谷部徹先生!!

SummerCamp2015HasebeSchool.JPG

歌心溢れる長谷部さんのドラムはワシは大好きで、
尊敬する日本のドラマーのひとりなのだが、
教室覗いたら優しいルックスに反して非常に厳しい先生なのでびっくりしたが、
見学に来たパール楽器の担当者も言ってたけど、
「あれをちゃんと教えとかないとダメなんだよね」
という大事なことを一生懸命生徒に「置いてゆく」非常にいい先生でした。

発表会の時には優しく生徒さんを引っ張ってゆく姿が心に残ってます。


そして最後に特筆すべきは「こどもドラム教室」!!

いや〜秀光のドラマー響太は言わば一番「損」な役回りです。
何せ他の教室の子供達と違って年齢が小さいので基本的に「ドラムが上手くなりたい」とかいう「向上心」は持ち合わせてないし、
子供なのでつまんなかったらすぐに飽きてしまう・・・(>_<)

全くコントロール不可能なこれら子供達を面倒見ているのが響太先生である。

SummerCamp2015KidsDrumSchool.JPG

子供たちも何とか「ドンドンタン」だけは叩けるようになり、
恒例のキャンプファイアーフリーセッション(初日以外は事情があり屋内にて行われた)でRebellioNの人たちと見事にセッション!!

いや〜何が起こるやらわからないのが子供なので本当に手に汗握るセッションでした・・・(笑)

今年は参加者(講師、ボランティアを含む)が100名を超え、
来年も問題なければまた開催する予定です!!

主催者である「中音公司Central Music Co.」も
「Funkyが死ぬまでこの活動を続けるぞ!!」
と言っております。

皆様、健康に気をつけて来年、再来年も元気に盛り上がりましょう!!

SummerCamp2015.JPG

ps.こちらに写真を順次UPしてゆきます。
UPして欲しい写真がある方はこちらに送って下さい。

あ、あと、カギの忘れ物です〜
心当たりがある方はこちらにご連絡下さい〜

SummerCamp2015LostKey.jpg

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2015年7月20日

はっつぁん祭り2015年

いや〜今年もこの季節がやって参りました!!

2015HacchanMatsuriKanban.jpg

いや〜お人柄と言うか、
もう「故人を偲ぶ」というよりは、
「故人をネタにして集まって飲んで騒ごう」
というような集まりです。

ワシの部分のリハが終わったらさっそく買って来ました!!

2015HacchanMatsuriSake.JPG

いやね、ジャバが「飲もう飲もう」とウルサイので買って来たのですが、
実は衛藤さんはその後もそんなに飲まなかった。

原因はこの人がもうべろんべろんで司会者として役に立たないので、
「自分がしっかりしなきゃ」という責任感?・・・

2015HacchanMatsuriAyaKazuya.JPG

まあ飲食の時にはハンカチを胸にという育ちがいいのか悪いのかわからない人ですが・・・(笑)

楽屋は既にこんな感じ・・・

2015HacchanMatsuriDrinking.jpg

普段は叩く前は酒を飲まないワシも、
「はっつぁんがいたら絶対"飲めよ〜末吉〜"って言ってるよ!!」
ということで飲み始め、本番前にはこんな感じです!!

2015HacchanMatsuriGakuya.jpg

もうちゃんと仕事してるのは主催者の池沢と、舞台監督の鍵山ぐらい!!
特に一番最悪なのは司会(のはずの)綾和也!!

2015HacchanMatsuriShikai.jpg

もう単なる「酔っ払いの戯言」以外の何モンでもありません!!(笑)

でもその分、衛藤さんが「僕がしっかりしなきゃ!!」ということで、
不思議なことに司会進行もしっかりしようと頑張ってたらドラムもしっかりするのな・・・(驚)

お客さんも大盛り上がり!!

2015HacchanMatsuriAudience.jpg

はっつぁんもきっと喜んでたと思う・・・

2015HacchanMatsuriHacchan.jpg

・・・っていうか一緒にバカ言って飲んでたね。
「末吉ぃ〜飲めよ〜」って・・・

英樹さんも一緒に飲んで騒いでたな・・・
「田口智治のバカヤロー!!」もう全員で言いました!!(笑)

来年は命日が7月2日(土)ということで、
私はもうスケジュール入れました!!

毎年の「同窓会」!!
はっつぁんがゆかりのアホな大人たちの集い・・・

この歳だから毎年「生存確認」です(笑)

逝っちゃった人も残された人も、
いつものようにバカ言って騒ぐ・・・
そんな日が1年に1回あるって素晴らしいな・・・

Posted by ファンキー末吉 at:21:30 | 固定リンク

2015年7月19日

GEC OBコンサート

家出して東京に出て来て家もなく金もなく、
音楽仲間もいないのでバンドもなく、
そんなワシは友人のツテで早稲田のGEC(Guitar Enjoying Club)というサークルに潜り込んだ。

このサークルで友達を作ってはその夜その家に泊まり、
あわよくばバンドを組んではドラムが練習出来、
自分のバンドのメンバーでも見つけられればめっけもんである。

爆風銃のギタリスト、かんじさんは実はこのサークルの人であった。

ホッピー神山はお隣、ロッククライミングだったし、
デーモン小暮はフォークソング愛好会、
早稲田の音楽サークルが盛んだった時期である。

ところがワシは早稲田の学生ではなく、
・・・というより学生ですらないのだから、
そんな男がクラブに我が物顔で出入りしているのだから、
幹部連中は当然のごとく快く思ってなかったわけで、
「末吉追放」の会議は何度となく行われていたようだ。

当時はまあ「のし上がる事」しか考えてなかったんだからヒドい人間である。

嫌われる人にはとことん嫌われたし、
それでも何人かの人間はこんなワシを好いてくれてて、
なんとか追放されずに数年このクラブに「在籍」することが出来た。

そんなクラブのOBからメッセージが来て
「1曲叩いてくれ」
というので、行って来た。

もう30年も会ってないのだから紹介されても誰やらわからない顔や、
「言われてみればこんな人いたなぁ」という顔やら、
「よく見ると全然変わってないやん!!」という顔やらいろいろいた。

当時一緒に学内バンドをやっていたメンバーのひとりは今年亡くなったという・・・。
この日はその追悼ライブも兼ねているということだ。

「毎年やってんならこれ・・・いい生存確認になってええねぇ〜」
舞台上のMCでそう言って笑った・・・

「いやボケ防止にもいいんですよ」
OB達はそう言って笑った・・・

30年ぶりの仲間と音を出すのはなかなか楽しかった。

「あの曲やってたなぁ・・・」
なんてまだ覚えている曲もあったり、
30年経っても人間なかなか忘れんもんやなぁ・・・

みんな誰もプロミュージシャンとして活躍している人はいなくても、
「その曲」となればみんな結構いい「音」を出していて、
神様は人々に平等に「音楽を楽しむ」権利を与えて下さってるんだなぁと思った・・・。

来年もスケジュールが合えば参加しようと思うけど、
みんなこの歳やからな、みなさんちゃんと「生存」して会いましょう〜(笑)

GEC_OB_Concert.jpg

Posted by ファンキー末吉 at:08:46 | 固定リンク

2015年7月17日

渡辺英樹さん永眠・・・

今日正式に発表があったということで、
それに合わせて私もブログにて思いを綴らせて頂きます。


英樹さんと会ったのはもう20年以上前、
確か野村義男が紹介してくれたんだと記憶してる・・・

デーモン小暮のオールナイトニッポンに3人で乱入して、
「この4人でバンドをやろう」
などと騒いでいたが、
結局小暮は参加せずにこの3人でクラシックロックなどをやるバンドとしてちょっとだけツアーを回った。

ここから私が外れて「三喜屋野村モータースバンド」となった、
そのバンドの原型がこれである。

その後あまり縁がなく、
結果10年以上会うことも連絡取ることもなかったけど、
ひょんなことから今度は米川英之が「紹介(笑)」してくれた・・・

「ファンキー末吉と渡辺英樹のリズムセクションってちょっと珍しいでしょ!!」
米川セッションで呼ばれた私たちふたりは、
ドヤ顔の米川くんに二人でこのストーリーを話してあげて・・・笑った。

久しぶりの再会で、
それから「また何かやりたいね〜」ということになり、
Live Bar X.Y.Z.→Aでいろいろ何やらセッションを画策したりして、
ひょんなことから「はち王子様」というキャラクターが生まれて、
「それじゃぁ渡辺英樹も呼ぼう!!」
ということになって「ヒデキング」なるものが登場・・・

今からしてみたらよかったの?こんなバカなことばっか付き合わせて・・・

このトリオではいっぱいツアー廻ったね・・・
「C-C-B以来20年ぶりに来た」
と来る土地来る土地で言ってたっけ・・・

AJ米田渡でもツアーは廻ったけどこれほど細かくは廻らなかったもんね・・・

AJ米田渡のドラマーから外れた頃、
店でライブが終わった後、突然あなたは私にこう言った。

「ねえねえねえ、丸ちゃんとVoThMってバンドやってんだけどドラム叩いてくんないかなぁ〜」

ドラマーが定まらなくて長く活動が出来なかったバンドにこうして私が呼ばれたということは、
「ファンキーさん、ツアー組んでね」
と言われてるような気がしてね・・・いっぱいいっぱい組んだ・・・

気がついたら英樹さん・・・
あなたは私がここ数年で一番多く一緒に演奏したベーシストです。

ここ数年で一番一緒にツアーを廻ったミュージシャンです。

もう一緒にツアーを廻れないなんて本当に寂しいです・・・

王様からこんなメールが来たよ。

「ありがとうございます。ヒデキングを紹介して下さって、ありがとうございました。楽しい思い出、沢山残りました。」

うん、本当に楽しかった!!

JASRACから山のような訴状が届いた時は王様ツアーで、
裁判でのあまりの個人攻撃に鬱になりかけたりした時はVoThMのツアーで、
あなたと楽しくツアーを廻ってたからこそ、
こうして挫けそうになっても何とかギリギリ乗り越えて来れたんだと思う。

楽しい時にも悲しい時にもいつもあなたがいて、
いつもその野太いベースの音と素敵な歌声、
そしてその高らかな笑い声があった・・・

「米田渡〜AJ」の初ライブが終わって、
「ファンキーさんを呼んで本当によかった!!どうもありがとう」
とメールをくれたあなた・・・

王様トリオの長い長いツアーが終わって、
「俺たちみたいな年になってもこんだけ出来るんだ!!本当に自信がついた!!ありがとう!!」
そう言ってくれたあなた・・・

VoThM中国ツアーが終わって、
「来て本当によかった!!呼んでくれてありがとう!!」
って言ってハグしてくれたあなた・・・

思えばそんなあなたに一度もちゃんとお礼を言えてない・・・

いっぱいいっぱい付き合ってくれてありがとう。
いっぱいいっぱいの楽しい思い出をありがとう。
野太いベースプレイをありがとう。
素敵な歌声をありがとう。
いっぱいの愛と素敵な友情をありがとう。

そして、VoThMに呼んでくれてありがとう。

1枚しかアルバム作れなかったけど、
こうして一緒にあなたの音楽をこの世に残すことが出来たことを誇りに思います。

一足先に人生のツアーを終えたあなたの思い出と共に、私はまだツアーを回ります。

長旅、お疲れ様でした。

VoThM最後のドラマーよりリーダーへ
愛を込めて・・・

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2015年7月13日

全中国ひとりドラムツアー2015年 山東省「临沂」

「東平(DongPing)」での演奏が終わったらすぐに車に乗せられて「临沂(LinYi)」へ向かう・・・

メシはいいのだが、ビールは大切なので途中で買ってゆくのだが、
途中で飲み干してしまい、高速のパーキングでGET!!

高速でビール売ってるなんてさすが中国やなぁ・・・

2015LinYiBeer.jpg

4時間かけて着いてワシはそのままホテルで酔い潰れたが、
Shaはそれから飲みに行ったらしい・・・!(◎_◎;)

彼のWeChatのモーメントを見るに・・・
おう!!また徐州の呉老師が来ているではないか!!
さすが徐州は中国のど真ん中の要の土地だけあって、
この人、全国どこにでも遊びに来るなぁ・・・

それにしてもそんなに命かけて飲まんでも・・・(笑)

2015LinYiDrink1.jpg

地元の劉老師も駆けつけて飲んでます!!

2015LinYiDrink2.jpg

もう明るくなって来てますがな!!

2015LinYiDrink3.jpg

ちなみにお椀でスープを飲んでるわけではありません!!
白酒です!!((((;゚Д゚)))))))

2015LinYiDrink4.jpg

かくして翌日、酒臭い息でワシを呼びに来て、会場入り!!

2015LinYiConcertHall.jpg

この会場は前回(リンク)もやった会場ですな。
入り口にはワシのポスターも飾られている・・・

2015LinYiPoster.jpg

ステージにはまたたくさんのドラムが・・・!(◎_◎;)

2015LinYiDrums1.jpg
2015LinYiDrums2.jpg

これがまた子供達が一斉にメタリカかなんかを叩くのかと思うと楽しい・・・

いつものように司会者が出て来て開会宣言をするのだが、
その後のオープニングの前に流れたVTRの音楽は、
ワシのソロアルバム「亜州鼓魂」の中の「力量」という曲だった!(◎_◎;)

もう発売から20年も経つのに今だに中国の人たちに愛されているのだと思うと非常に嬉しい!!

さてオープニングの中国太鼓に続いてこの数のドラムセットを全員で叩く!!(笑)

2015LinYiOpeningDruming.jpg

しかし2曲目で生徒が全員入れ替わってもう1曲やったということは、
優にこのドラムセットの倍以上の生徒がいるということだ(驚)

数もさながら、演奏レベルも上がっている。

今回はマリンバ演奏やアフリカンドラムや、
出し物も多くあって楽しめたが、

(写真)

北京から来たゲストのドラマー達の演奏はまたレベルが高かった!!

特にこの真ん中の少女には何か光るものが見え隠れして気になって仕方がない・・・
(動画はこちら

音に何かを「表現しよう」という気持ちがあるし、
何か「ロックスピリットの芽」みたいなものを感じる・・・

しかしまあ女の子はそのうちに「女」になり、
環境どころかある日突然「生物」自体が変わってしまうので、
このままであり続けるのは難しいかなと自問自答・・・

そんなこんなでワシの出番がやって来た!!

2015LinYiDruming1.jpg

2015LinYiDruming2.jpg

スイッチャー画面はこんな感じ・・・

2015LinYiSwitcher.jpg

アニメーションGIFはこんな感じ・・・
(環境によっては動かない場合もあります)

2015LinYiDruming.gif

今回は「3曲にしてくれ」と言われたので1曲減らし、
終わったらすぐさまワシがドラムを叩いた許魏(Xu Wei)の時光漫歩を
前回と同じくみんなで叩く・・・

2015LinYiEnding.jpg

・・・と思ったら隣でずーっとひとりのドラマーが待っていて、
「あ、君がこのドラムで叩くのね」
と場を譲った・・・スマン!!(笑)


そして打ち上げ!!

2015LinYiUchiage.jpg

・・・とここで発覚したのだが、
実はこの場にワシが光るものを見た少女じょ母親が来ていて初めてわかったのだが・・・

「あら〜女の子じゃないのよ、息子よ、男の子!!」

げっ!!(>_<)

すまんかったすまんかった・・・
しかし聞くところによると彼女・・・じゃなく彼は今年の日中友好こども(大人も可)サマードラムスクールに参加するそうではないか・・・

女の子じゃないならもう容赦はせん!!
ビシビシ鍛えてやろうじゃないか・・・(笑)


ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

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2015年7月12日

全中国ひとりドラムツアー2015年 山東省「東平」本番

いや〜前夜は長かった割に本番はあっという間に終わるなぁ・・・(笑)

昨夜は10時ぐらいには酔い潰れていたので5時起き!!
朝飯食ってパソコン仕事して昼飯を食って会場視察!!

2015DongPingStageSetting.JPG

ああ野外なんやな、とこの時初めて知る(笑)

野外ステージの雰囲気が無錫のこの日の夜の部、
小畑秀光が飛び入りでひとりメタルをやった会場と似てたのでひとりで思い出し笑いしてた・・・

最近は「敬老精神」が進んで来たので、
「ではセッティングが出来たら呼びに行きますんでホテルで休んでて下さい」
ということなので会場チラ見だけしてホテルに帰った。

毎回ドラムのチューニングだけは心配で、
必ず30分は時間をかけてチューニングするのだが、
今回はスタッフとして宣藝兵が来ているので安心である。

今やこの男、北京最大の楽器レンタル会社の社長となってしまったが、
その昔はバンドのドラマーを経て、小さな楽器屋をやっていた。

一度訪ねてサインをしに行った記憶があるが、
畳何畳もないぐらいの狭い店舗で、それでも何百という数のドラムセットを売ったらしい・・・

「Funky、俺はなぁ、チューニングをやらせたら北京で一番上手いぞ!!
何せドラムセットなんてなぁ、
ちゃんとチューニングしてなければ誰も買わないんだ。
それをちゃんとチューニングしてやったらみんな"いい音だ"って言って買ってゆく。
だから毎回"絶対売れる"ようなチューニングにして何百ものドラムセットを売ったんだからな」

チューニングには一家言あるワシではあるが、
この言葉を聞いてからは彼がいる現場はチューニングは一切彼に任せることにしている・・・


セッティングもしてくれてチューニングもしてくれるんだから、
ドラマーとしてのワシは準備としてはやることがない!!

ホテルに帰ってゴロゴロしてたら呼びに来た。

「Funky〜・・・セッティングはばっちしなんだけど小さな問題が・・・」
ちょっとニヤニヤしながらそう言うのでまた何かの冗談かと思ってたら、
「夜は雨が降るかも知れないってよ・・・」

そう言えば野外でも何度もこの活動をやって来たが、
野外で雨が降ったことは一度もない。

「小さな問題ちゃうやん!!」
とかなり心配したが、夜になっても結局雨は降らずにイベント開始!!

2015DongPingAudience.JPG

まずは司会者が出て来て開会宣言をするのだが、
相変わらずその後ろにはワシのデカい顔が・・・(笑)

2015DongPingMC.JPG

時代は変わるもんで、昔は大きな垂れ幕を毎回用意してたのだが、
今は液晶画面で映し出される・・・(ちょっと寂しい・・・笑)

司会者の開会宣言の前に共産党の偉い人などが挨拶をし、
やっと子供達のドラム演奏が始まるのだが、
なんと1曲目はヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」!!

2015DongPingFinalCountDown.JPG

このギャップがこの国の面白さなのよね〜・・・(笑)

そして子供達の演目が続き、やっとワシの出番!!
オーディエンスはこんなに増えてました!(◎_◎;)

2015DongPingDruming1.JPG

叩きます!!

2015DongPingDruming2.JPG

叩きます!!

2015DongPingDruming.JPG

演奏終わって飛び出しでホテルに帰るのだが、
その時に印象的だったのが、
前日一緒にメシを食った地元のお偉いさんがステージ袖で目を白黒しているのな・・・(笑)

別に音楽は「勝った負けた」じゃないけど、
ドラムが上手いということはそれはそれで立派な「力」なんだな、と思った・・・

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

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2015年7月11日

全中国ひとりドラムツアー2015年 山東省「東平」前夜

「9日の夜に現地入り出来るか?」
担当者のShaからそう連絡が入ったが、あいにく9日はライブである。

「じゃあ10日の朝のチケットを取っておくから・・・」
そう言われて北京南駅へと向かう・・・

临沂(LinYi)の劉老師から「待ってるよ〜」とメッセージもらったのでてっきり目的地は「临沂(LinYi)」かと思ったら・・・

2015DongPingTicket.jpg

朝ビール飲みながらチケット見たら、何故かチケットは泰安まで???

まあこのチケットを渡されてるんやから乗るしかないやろ・・・
着いたら誰かが迎えに来てどこかに連れて行かれるだろう・・・

とか思いつつ、9時に泰安に着いたら「東平の冯老师」とやらが迎えに来てくれた。
相変わらずこちらは全然知らないが向こうは一発でワシを見つけて車に乗せる。

揺られること3時間(寝てたのでよくわからんが寄り道も結構していたようだ)、
「東平」というところに着いて、昨夜から来ているSha達と合流!!

そしてメシ!!

2015DongPingShipRestaurant.jpg

連れて行かれたのは木造の船を改造したレストラン。
聞けばこの地は水滸伝の舞台となった土地らしい・・・

2015DongPingFishAndBaiJiu.jpg

水滸伝の白酒と名物の魚料理・・・まあこれはいいだろう・・・

2015DongPingSemi.jpg

出た〜!!!蝉の素揚げ!!!

同じく山東省やったなぁ・・・
調べてみたらお隣の临沂(LinYi)ではないか!!
この時に初めて出された・・・

まあ味はと言えば川エビの唐揚げみたいなもんで、
まあ食えと言われれば食えないことはないけど、
あれから何度かいろんな街で食わされたけど、
よく見ると地元の人がパクパク食ってんの見たことないのよな〜

ゲテモノか!!ゲテモノなんだな!!(笑)

2015DongPingSuanLaXiaoYuTang.JPG

蝉の後にこれを見るとゲテモノに見えるが、
これは小魚を揚げて酸辣汤の中に入れているもの。

日本のように新鮮な海の魚をそのまま醤油で食べれるような食文化と違い、
黄河の泥魚や湖の沼魚をどれだけ美味しく調理するかというのが中華料理の歴史なんだなと感心・・・

2015DongPingLunch.JPG

水滸伝の登場人物になったような気分で楽しく飲み食いし、
それから連れて行かれたのが近所の水滸伝電影城!!

まあ映画の撮影をしたりする水滸伝テーマパークのようなもんである。

2015DongPingSuikodenPark.JPG

2015DongPingSuikodenPark5.JPG

2015DongPingSuikodenPark4.JPG

2015DongPingSuikodenPark3.JPG

2015DongPingSuikodenPark1JPG.JPG

2015DongPingSuikodenPark2JPG.JPG

最後のはShaが「是非ここで」というので写真を撮ったのだが、
何やら水滸伝には武大郎という小人の登場人物がいてその家なのだそうだが、
何やら絶世の美女と結婚して弟が武道の達人でどうたらこうたらと・・・

まあワシは水滸伝はまだ読んでないのでふんふんと聞いてたが、
ちょっとネットで調べてみると・・・(これ

どうしようもない悪妻に殺される男の話やん!!(>_<)

なんで?なんで?なんでワシの写真をここで撮りたかったの?
教えて!!!

・・・さっそくAmazonで水滸伝をポチっ!!
帰国したら読んでみよう・・・


さてワシは白酒コップ1杯とビール4本飲んだのでふらふらで、
そのままホテルに帰って仮眠!!

そしたらすぐに起こされて晩メシ!!(>_<)

2015DongPingDinnerRestaurant1.JPG

街一番のレストラン、なんとレストランの中に川を作って魚も泳いどる!(◎_◎;)

2015DongPingDinnerRestaurant2.JPG

なんと池まで作って船の上で食事が出来るようになっとる!!!(◎_◎;)

2015DongPingDinnerRestaurantBigFish.JPG

巨大魚が出て来るが・・・もう食えんし〜もう飲めんし〜・・・

2015DongPingDinner.JPG

ところが「もう飲めん〜」というわけにはいかないのだ(>_<)

手を伸ばして料理を食されている人が、実は地元のお偉いさん!!
政府とうまくやっていかないとイベントなど打てないこの国では、
こうして地元の偉い人と酒を飲むのは「大きな仕事」なのだ。

もちろんワシにはあまり関係ないことなのだが、
外国からのお客さん本人が参加せずには事もうまくは運べない・・・

またお偉いさんと飲む酒ってあんまり美味しくないのな・・・(>_<)
そのくせ強く酒を勧めて来る人もいて大変(涙)

この人もそのクチで、グラスに並々と白酒を注いで、
とりあえずそれを飲み干してから全てが始まるといった具合・・・(>_<)

まあ「6口で飲めばいい」ということで、最後には半分残った白酒をイッキした・・・

見れば酒を全然飲めないという冯老师もビールで頑張ってイッキしている・・・

「野蛮な風習だなぁ」と思えばそれまでである。
だが、メンツを重んじるこの国の人はみんなそうやって生きている。

「こんな野蛮な風習」とそれを切り捨てることは、
この国で生きているそういう人たちを切り捨てることである。

ワシは別にお偉いさんが大事なのではない。
こうやってワシをこの土地まで呼んでくれて、
飲めない酒を一生懸命飲んでまで明日のイベントを成功させようとする、
こんな地元の「朋友」こそが大事なのである。


お偉いさんが酔いつぶれ、
お付きの人に連れられて退散する・・・

そこからが朋友たちの飲み会である。

「Funkyさんお疲れ様でした。
私たちは飲みに行きますがどうしますか?
ゆっくりホテルで休んで頂いても・・・」

敬老精神(笑)の進んでいる国民である。
ワシはたいがいここでホテルでバタンQ(死語)である。

こうして初日が過ぎ・・・って音楽なんか何もやってないやないの!(◎_◎;)

はい、いつものことで御座います。
イベントは明日の夜ですから、明日の昼着いても全然大丈夫だったところ、
今日一日こうやって飲み食いして、
もし予定が空いてたら昨日の夜も一緒に飲み食いしたい、と・・・(笑)

「お前がドラムが叩けなくなるまでこの活動を続ける!!」
とShaは宣言するが、
ドラムが叩けなくなる前に暴飲暴食はもうぼちぼち出来んなるぞ・・・(笑)

翌日の本番に続く・・・


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2015年7月10日

VoThMのニューアルバム+ライブDVDが発売!!

おっ!!
ライブ終わって院子に帰って来たら丸ちゃんからいろんな発表がありました!!

まずこれ!!

おうっ!!VoThMのニューアルバム+ライブDVDが発売ね!!

いや〜これはね、この映像編集とジャケット等の打ち合わせメールをやり取りを下ネタ交えてやり終わった時にいきなり英樹さん病院に運ばれたんで、
ギリギリ完全に英樹さんのチェック済みです!!(笑)
(ただ下ネタでボケたんをまだ突っ込んでもらってないので早くよくなって突っ込み直して欲しい!!笑)

編集担当委員としては英樹さんのおアホな映像満載です!!(本人承諾済)
個人的には北京ライブの打ち上げで丸ちゃんと一緒に打ち上げ会場から「はらほれひれはれ〜」と出て来る映像は非常にお気に入りです!!

英樹さん、最初は
「え〜・・・北京なんか行くの〜」
と言ってたのに、打ち上げ会場では
「ホント連れて来てくれてありがとう!!」
ってハグしてくれたもんね・・・

その直後のおアホシーンなので個人的に気に入ってるのもあるのかな・・・

ライブ映像は天津ライブと北京ライブを収録したけれども、
特に北京の時は英樹さんはじけてたなぁ・・・

中国は客も遠慮なく真ん前に来てどアップで携帯激写!!(笑)
それにサービスして歌いながらそっちに目線送るお茶目なシーンとか、
それがスタッフのカメラだったりした時はちゃんとその映像使ってます!!(キッパリ)

まあみんなのiPhoneを持ち寄って撮影しているので画質そのものや手ブレとかはいろいろあるけど臨場感はあると思うよ。

個人的にはVoThMやC-C-Bや渡辺英樹なんてまるで知らない中国の客が、
ステージが進むにつれてどんどん盛り上がって最後には総立ちになるのな、
それがちょっと涙もんやな。

また英樹さんが嬉しそうな表情すんのな・・・
ちゃんと収めてまっせ!!

ワシが思うには、ですけど・・・
「引き寄せの法則」っつうのがあって、
大多数の人が「こうなる」っつうのを心からイメージすると、
世の中はそのように動くっつうのな・・・

英樹さんファンには辛い事件がいろいろあったけれども、
悪いことをイメージしてると世の中はそのように動く!!

ジメジメめそめそするぐらいだったらこの映像見て、
「こんなライブをまた日本で!!」
ということを一生懸命イメージしましょう!!

もともとこの新譜セットは本当なら9月のVoThMツアーで発売の予定で、そのライブツアーではこのニューアルバムの曲も演奏するはずだったのだから、
CDの方を聞く時も一生懸命それを演奏するライブでの姿を想像しよう!!
(個人的には蚊のラブソングが一番好きです)

みんながイメージすればそれが「現実」になる!!(キッパリ)


更には!!この新譜セット発売を記念して、
渡辺英樹さん応援酔いどれJamセッション
を開催することになりました!!
(歌うのか?!!ワシ・・・ロマンチックは止まらない・・・笑)

もうね、楽しくやりましょう!!おアホにやりましょう!!
楽しく英樹さんを応援することが一番やとワシは思います!!

ちなみに義男が「スマイル募金」なるものを始めました(こちら
当日は募金を集めてもええねぇ〜

それよりも演奏する人、歌う人が集まらなセッションにならんからね!!
下手くそ歓迎!!楽器が出来ない人はせめて英樹さん関連の歌を歌いなはれ!!
当日ヒマなミュージシャンは楽器持って集まりなはれ!!

気持ちは一途でおアホ満載!!
それが一番やと個人的には思うな・・・

一応開幕の乾杯の音頭の言葉は決めております。

「田口智治のバカヤロー!!!乾杯〜」

みなさん、是非お集まりあれ!!

Posted by ファンキー末吉 at:03:02 | 固定リンク

2015年7月 8日

章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)

今年もまた汪峰(Wang Feng)のレコーディングに呼ばれて行って来た。

過去のブログを検索してみたが、
最初のレコーディングはこれ
最新はこれ
・・・と毎回毎回アルバムを作る度に呼んで頂いてありがたい話である。

いつも仕事が終わって別れる時には
「是非俺のコンサートでも叩いてくれよ」
と言われるのだが、
日中を行き来しながら彼のような第一線の大きなツアーの仕事を受けることは難しい・・・

結局アルバムのレコーディングの時だけ会う「音楽仲間」のようになってもう数年が経つ。

その「音楽仲間」が最近結婚したというニュースは聞いていた。
しかもその相手が国際的大女優「章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)」!!

まあ会ったら「どうだよ?有名女優と結婚した気持ちはよ〜」などとからかってやろうとも思ってたが、章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)ともなるとそのレベルが違うのでその下世話な言葉を飲み込んでいた矢先に・・・

「Funky、紹介するよ、嫁さんの子怡(ZiYi)」

!(◎_◎;)・・・って呼び捨てやん!!
・・・って嫁さんなんやから当たり前か・・・

・・・ってかあの章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)が素っぴんやん!!!

・・・とか、決して「ミーハー」ではないはずのワシも一瞬頭の中が混乱してしまう・・・

まあ意識すればするほど態度は無関心を装うのは小学生レベルの人間の常なので、
ワシはその大女優に見向きもせずに、
今から叩くドラムの打ち合わせを汪峰(Wang Feng)と一心不乱にやることとなる。

・・・とか言いながら滅多に見ることのないこの大女優の素っぴん顔をちらりちらりと盗み見ながら、
「顔小っちゃっ!!」
とか思ってる自分を見つけては、動揺を隠せない。

何せ汪峰(Wang Feng)は毎回、中国のドラマーが叩けないものをワシに発注するのだ。
ヘタしたらもう既に別のドラマーが叩いたものをボツにしてまでワシを呼ぶ。

そんなふらふらとしてる「心」の状態ではちゃんと彼の高い要求を満たせるかどうかわからない!!

弱い心よ消え失せろ!!
今から命がけの戦いが始まるのだ!!
そんなことでどうする!!

そう自分を叱咤激励してブースへ向かう・・・

そしてまたブースの入り口横のソファーに座っている大女優をチラ見したりして自己嫌悪に襲われたりするのだ・・・

そんなこともあってか、1曲目は結構手こずってふうふう言いながらやっと仕上がった(>_<)

「心が弱いのう・・・」などと考えるのも「雑念」だから、
何とか「無心」になるべく何も考えないようにして2曲目に挑むのだが、
そこで大女優は今度はコンソールルームに入って来てワシの叩いてる姿を笑顔で見つめている!(◎_◎;)

ワシのドラムを叩いてる姿が大好きな汪峰(Wang Feng)が、
きっと「おい、見てみろよ、凄いだろ」などと嫁さんを呼び込んだのだろう・・・

2曲目は「完全に機械と一体化しろ!!」というミッションで、
打ち込みのドラムとオカズまで完璧に全く同じように叩く・・・

そんな中で気持ちが乱れたら機械と一体化なんて出来ないのよ・・・(涙)

人間なんていくつになってもアホなもんで、
「どうするよ、ドラム叩いてるワシ見て惚れてもうたら・・・」
などと馬鹿なことを考えたりする(>_<)

結局いつもよりちょっと時間はかかったが2曲完璧に仕上げて、
いつものように汪峰(Wang Feng)に親指を立てられながら見送られてスタジオを後にした。

そしてまた帰りがけに大女優の素っぴん顏をチラ見してしまう自分・・・

アホやねぇ〜アホやねぇ〜
ホンマ別に大ファンでも何でもないのよ〜

ワシは章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)というより鞏俐(Gong Li:コン・リー)のファンなのよ〜

その昔、彼女の出演してる映画は片っ端から全部見たし、
中国行ってはブロマイドなど買って部屋に貼ってたら、
その後知り合った前の嫁がそれを見て、
「そんなに鞏俐(Gong Li:コン・リー)が好きなら彼女と結婚すればいいでしょ!!」
とむっちゃキーキー言われたことを思い出した・・・

・・・ってそんな話どうでもええやん!!
このブログは汪峰(Wang Feng)とのレコーディングの話を書くんとちゃうかったん!!

あ・・・タイトルも既に章子怡(Zhang ZiYi:チャン・ツィイー)になってるし・・・(>_<)

Posted by ファンキー末吉 at:11:14 | 固定リンク

2015年7月 7日

B-B-King追悼ライブ

B-B-Kingと言えばその昔(20年以上前)、
ハードロックカフェのこけら落としの時に呼ばれたというのが中国ロック界でのひとつの「伝説」である。

当時中国共産党はロックを目の敵にしていて、
こけら落としに呼ぼうとしたロックアーティストは全て許可が下りなかったが、
「ブルースは黒人の民謡」
ということで許可が下りたという話がまことしやかない伝えられている・・・

また、エピソードとしては
中国ロックの創始者「崔健(Cui Jian)」がそれを見に来た時に、
警備をしていた警察が彼を中に入れなかった。

「どうして中に入れてくれないんだ」
と言う彼に警察はこう答えたと言う。

「それはお前が崔健(Cui Jian)だからだ!!」

そんな話があったからかどうなのか、
あれから20年、確かにB-B-Kingはこの国の音楽好きにとても愛されてきたようだ。

5月18日、いつも張張とのトリオでライブをやらせてもらってる江湖というライブハウスで追悼ライブがあるというので行って来たが、
「へ〜」と思うぐらい満杯で客が入っていたのでびっくりした・・・

その時のメインゲストは中国ブルース界の大御所Big Johnこと張嶺(Zhang Ling)である。

そこに「犀牛(XiNiu)」というギタリストがいて、
「来月また何かB-B-Kingの追悼ライブやろうよ〜」
と言ってこの日のライブと相成った。

BBKing.jpg

さっそくWeChatでグループを組んで情報が回って来る。
ご丁寧にこんなタイムテーブルまで・・・

试音时间表:
1、15:00-15:40 OOC
2、15:40-16:20 Little Inn
3、16:20-17:00 Blues Nation Revival
4、17:00-17:40 张岭(With Eric&Larry)
5、17:40-18:20  Blue flame
6、18:20-19:00 弥藏
7、19:00-19:40 Funky末吉&有希子(With 犀牛/张张)
 
演出时间表:
▲ 20:3-20:45纪录片
1、20:45-21:15 Little Inn
2、21:15-21:45 Blue flame
3、21:45-22:15 弥藏
4、22:15-22:45  OOC
5、22:45-23:15  Blues Nation Revival
 ▲23:15-23:25  祷告

本来ワシは19時に入ればいいのだが、
17時の張嶺(Zhang Ling)のところでもドラムを叩くと聞いていたので、
まあ遅刻するのも嫌いだから16時を目処に会場に入った。

このタイムスケジュールでは16時にはもう二つ目のバンドがリハをやってるはずなのだが・・・

誰もいない(>_<)

ワシは思わず「会場間違えた」と思ったね(笑)・・・
誰も来ないのでしゃーないから飲む!!

BBKingDrinking.jpg

ちなみにワシはドラムを叩く前は飲まないのだが、
まあブルースはいいかな・・・てな感じでこの日は昼から飲む!!

WeChatで連絡を回したらほどなくして張嶺(Zhang Ling)が現れた。
人数は次第に集まって来たがメンバーは揃わないのでリハは出来ず、
とりあえず飲む!!

BBKingWaiting.jpg

結局リハはしたのか?しなかったのか?のまま本番!!(笑)

BBKingStage.jpg

いや〜客が集まったなぁ・・・!(◎_◎;)

この日は「商業的ライブではない」ということで入場料無料!!
とは言え、北京で2番目に大きなこのライブハウスが平日に満杯!!
しかも「ブルース」というアンダーグラウンドの音楽で、である。

まあ張嶺(Zhang Ling)も最近は歌を歌ってそこそこ有名人ではあるし、
まあそういう意味ではファンキー末吉の名前もそこそこはあるのだが、
所詮はワシらは「Musician's Musician」であり、
本当に音楽好き以外はその名前すら知らない存在である。

つまりこの北京という街には1000人を超える音楽好き、ブルース好きがいるということなのだ!!!(◎_◎;)

いや〜ワシはまずそれにびっくりした(笑)

BBKingAudience.jpg

ステージ上には有名歌手などはひとりもいないが、
アメリカ帰りの若いブルースマン達が本当に素敵なブルース、
敬愛するB-B-Kingのナンバーを歌う・・・

そして大御所登場!!

BBKingZhangLing.jpg

いやね、ワシがもう2週間以上経ってもこのブログを書こうと思ったのはこのドラマーである。

BBKingZhangLingHaiz.jpg

前回の江湖にも来てたのだが、
まあその巨体をパワーに生かすこともなく、
まあそんなに上手いドラマーではないのだが、
セッションが終わってそのまま酔い潰れてソファーの上に上向けで寝ていて、
その様子がまるで「人間」というよりは「山」だったので「むっちゃファンキーやなぁ・・・」と記憶に残っていた。

しかしこの日、彼が張嶺(Zhang Ling)の車に一緒に乗って来たこと、
そして吃りがあるのでよく聞き取れなかったが、確かに「我爸(私のお父さん)」という言葉を使ったことでワシの記憶が蘇って来た。

確か彼がまだ小学校の頃、スタジオ仕事で張嶺(Zhang Ling)が連れて来た子供、
それが彼だったのだ・・・

きっと知的障害があるのだろう、その時もちょっと会話がうまく成立しなかった・・・

「おう!!あの時のお前の子供!!」
ワシがそう言うと張嶺(Zhang Ling)は笑ってこう言った。

「そうなんだよ、ドラムやってればこうして親子で一緒にいる機会も増えるだろ」

ワシはこの言葉に非常に感激した!!

若い頃からワシは「上手くなる」ことだけを考えて目指して来た。
足手まといになる下手くそは切って来たし、
それこそ自分が切られないようにがむしゃらに頑張って来た。

ここまで来て自分の腕にある程度満足して来て、
それこそ上手くなったからこそ手に入れられる音楽的な喜びを多く知って、
今までのこの人生を間違ったものだと思ってはいない。

でも全く違う別の人生だってちゃんとあるのだ。

もともとドラムなんて楽器はワシみたいに「突き詰めよう」などと思わなければこんな簡単な楽器はない。
それこそ「誰にでも出来る」楽器であり、
そしてブルースは確かに奥が深い音楽ではあるが、本来は「誰でも一緒に遊べる」音楽ではないのか・・・

昔は第一線のスタジオミュージシャンとして、
「最近のヒット曲はドラムは全部Funky、ベースは全部張嶺(Zhang Ling)だよね」
と言われてた時代を経て、
「人の音楽はもうやりたくない。自分の音楽をやりたいんだ」
とCD-Bluesというライブハウスを作って後輩を育成し、
そして今はブルース歌手として、そして音楽界の重鎮として、
そして自分の育てたブルースマン達と一緒に親子でこうやって音楽を「遊ぶ」・・・

素敵な人生じゃないか、と思う・・・

彼の息子がドラムを叩くのは、アメリカ帰りの素敵なブルースマンEric!!

BBKingEric.jpg

そこには「大御所の息子だから仕方ねぇなぁ・・・」などという感情はない。
間違えて拍子が裏返ったりするとドラムのところに行ってアピールする。

BBKingEricAndDrumer.jpg

まあジャムセッションなどで酔っ払ったドラマーとかがよくある光景である(笑)
別に知的障害だからどうのということもない・・・

後半はいろんなミュージシャンが入れ替わり立ち代りセッション!!

BBKingSession.jpg

ワシも呼ばれてステージに上がる!!

BBKingFunky.jpg

『ふぁんき〜!!!」
Ericなんかと違って歓声が野太いのな!!(>_<)

まあいい、ワシこそはMusician's Musician!!
おっさんの音楽ファンの心はワシが鷲掴み!!

・・・などと喜んでいたら、
「ようしーず〜!!」
ユッコ嬢が登場したら歓声がもっと野太い!(◎_◎;)

おいおい、おっさん達、お前らワシに虜なんとちゃうん!!(涙)

張嶺(Zhang Ling)までもがユッコ嬢をフィーチャリングしてツインベースセッション!!

BBKingTwinBass.jpg

おっさんファンの心はこれでメロメロ!!(>_<)
ワシのおっさんファンを取らないで〜(涙)

小畑秀光も頑張りました!!

BBKingObata.jpg

真央くんも頑張りました!!

BBKingMao.jpg

そして最後には「B-B-Kingのドラマー」としてステージに呼び込まれた外人ドラマー!!

BBKingDrumer.jpg

誰?誰?そいで誰のツテ?・・・

ようわからんがきっと張嶺(Zhang Ling)の知り合いなのだろう・・・

BBKingFinale.jpg

かくしてB-B-King追悼ライブは大盛り上がりで幕を閉じた。

老いも若きも、日本人も中国人もアメリカ人も、健常者も障害者も全ての人間が無料でブルースを楽しめるイベント、こんな素敵なイベントが北京で出来たことにとにかくびっくりである。

B-B-Kingさん、極東の街であなたの音楽(精神)は立派に受け継がれております!!

Posted by ファンキー末吉 at:09:37 | 固定リンク

ニワトリはお節介なロッカー?

北京のファンキー村とも言うべきワシらの院子(ユエンズ)には
人間が5人だけでなく犬が4匹とニワトリが一匹いる。

ニワトリがなんでいるかと言うと、
去年ここに引っ越して来た時にもともといたのだと・・・

このまま「ニワトリは要らない」と言うと殺されて食われてしまうだろうから、
可哀想だということでそのまま飼っているのだということだ。

ところがこのニワトリが夜中の3時半頃には大声で「コケコッコー」と啼くもんだから最初のうちは本当に出て行って絞め殺して食ってやろうと思った(>_<)

大家は隣に住んでいるらしく、地元の老夫婦で夜が早いので、
「夜9時以降にワイワイ騒いでなんかいたら怒鳴り込んで来てすぐに追い出されるよ」
と老呉(LaoWu)達に強く釘を刺されている。

「ニワトリが3時に啼くのはいいの?」
素朴な疑問を投げかけてみるが、そこが中国!!それはいいのだ!(◎_◎;)

日本の感覚だと夜9時にちょっと騒いだだけで怒鳴り込んで来るような大家が、
夜中の3時半に決まって大きな声で啼く動物を飼ってたりしたらタダでは済まないようなもんだろうが・・・

人間は「ウルサイ!!」と怒鳴り込めば騒ぐのをやめるが、
ニワトリは怒鳴り込んでもやめないので「没办法(MeiBanFa:仕方ないの意)」なのだそうだ(笑)

まあ中国人の大らかな面が見え隠れするエピソードではあるが、
ワシとしては毎朝3時半に起こされたのではたまったもんじゃないが、
不思議と「没办法(MeiBanFa:仕方ないの意)」だと思って来ると慣れてしまって今では啼いていることも気づかずに熟睡してしまっている・・・

今や飼っている動物の数と住んでいる人間の数とが同じなんだからさぞかし「動物好き」だと思われるかも知れないが、
放浪癖のあるワシは世話をしなければならないペットなんかには全く興味がないどころか、このように自分の生活を乱される存在ははっきり言って「嫌い」である。

特に犬は甘えてすり寄って来るから嫌いだ。
(昔は実家で犬飼ってて可愛がってたのにねぇ・・・)

犬は人が犬を怖がってるかどうかを瞬時に見分けるようで、
犬嫌いのお客さんが来ると突然吠えるくせに、
犬を叱り付けるお客さんには媚びてゆくというのがまた嫌いだ・・・

ところがニワトリは違う!!
どんな人間にも媚びはしない!!

YuanziGongJi.jpg

見よ、この威風堂々とした佇まい!!
犬なんかに比べたら全然「ロック」である。

犬よりも弱く、人間にすぐに殺されて食われてしまうというのに、
その人間に絶対に媚びたりしない・・・

「我が道を貫く」という点では正に「ロッカー」ではないか・・・

それに比べて犬の生き様と来たら・・・)>_<)

YuanzGou.jpg

「ね、ね、僕は可愛いでしょ・・・」
と言わんべくする寄って来る(>_<)

ワシはいつも思うのだ・・・
「お前の人生(いや?犬生か?)それでいいのか!!」
と・・・

野生の動物は自分の弱い部分、
内臓が集結している腹の部分を決して外的に見せない。

ごろにゃんとして腹を出してさすってもらって喜ぶなんて
(可愛がっとるんやないかい!!)
「動物」としてそもそもがおかしい!!

ワシはお前らにもっと逞しく育って欲しいのぢゃ!!
(育てとるやないかい!!笑)

それに比べてニワトリは違う!!

エサは基本的にあげてないようだが、
見ると子犬のドッグフードを食っている!(◎_◎;)

ニワトリのくせにドッグフードを食って生きてるなんて・・・(驚)

しかもエサをもらうために飼い主に媚びたりなぞ絶対にしない!!
媚びるぐらいだったら犬のエサを盗み喰いしてでも生きてゆくのだ!!(笑)

昨日ファンキー村北京に泊まりに来ていた日本の客人が、
3時にあまりにウルサイので目が覚めてネットで検索したらしい・・・

「ニワトリはどうして朝啼くんですか・・・」

答えはこうだ・・・
「ニワトリは鳥目なので(当たり前か・・・)夜は真っ暗で怖い。
朝になって夜が白々と明けて来たら嬉しいのだ」と・・・

「朝が来たよ〜もう怖くないよ〜」
そう言って喜びを他の人(動物?)に伝えているのだ。

「みんな〜朝だよ〜もう怖くないよ〜嬉しいよね〜朝だよ〜」

そんなことを夜中の3時(北京は緯度が高いので夏は昼が長い)に大声で人に知らせるのだ(>_<)

ワシはこの話を聞いてふと思い出した・・・
こんな性格のドラマーいるよねぇ・・・

人に良かれと思って一生懸命やるんだけど・・・やられた人には実は迷惑だったとか・・・(笑)

「どうやったらそのニワトリの啼くのを止められますか?」
その答えはこうだったらしい・・・

「何ぴと足りとも彼らの喜びを止めることは出来ません!!」

(>_<)・・・

似たような性格のドラマーがそばにいる人にはひとつのアドバイスを与えよう。
彼は決して人に迷惑をかけようと思っていろんなことをやってるわけではない!!
彼は全て「良かれ」と思ってやっているのだ!!

周りの人も早く「没办法(MeiBanFa:仕方ないの意)」の境地に至ることである。
そうすれば夜中の3時に彼が何をやろうがだんだん気にならなくなって来る・・・(笑)

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2015年7月 6日

スタジオ仕事の変遷

昨日、ワシは朝から飲んだり夜も飲んだりしてただけではない。
昼間はちゃんとスタジオ仕事をやっていた・・・

Studio20150705.jpg

エンジニアは今や北京最高のエンジニアとなったKeizoさん、日本人である。

JVCビクターで長く修行し、筋肉少女帯などのレコーディングの時もアシスタントとして橘高と朝までレコーディング(笑)していたと言う・・・

当時はProtoolsなどなく磁気テープを回すので、
Recボタンを押すアシスタントの仕事は責任重大である。

ボタンを押し間違えて、録音すべきところじゃないところを消してしまってアーティストに土下座して謝ったり、
そんなことが日常茶飯事だった時代・・・

テープレコーダーにはわずかなタイムラグがあり、
拍の一拍目からパンチインする場合には、
Recボタンをほんの少し前に押してやらなければ録音する音の頭が欠けてしまう恐れがあるので、アシスタントエンジニアは命がけでそれを練習する。

それも今は昔、Protoolsが現れてからレコーディングのやり方は大きく変わった。

「非破壊録音方式(?)」を採用しているため、どこでRecボタンを押そうが、
後からそれを前後に引っ張って調整出来るので、まあ適当に押せばそれでいい・・・(笑)

ところがこのKeizoさん、今だにアシスタント時代の癖でパンチインするほんのちょっと前にまだ命がけでRecボタンを押している(笑)

かくいうワシも、昔アナログのテープレコーダーを回していた頃はドラムはパンチインは出来てもパンチアウトが出来なかったので、
今だに「パンチインなどせずに最初から最後まで一気に叩かねば」というプレッシャーがある(笑)。

とか言いながら小さなミスなどでは
「ここは後でパンチインしよう」
とか考えながら叩くようになって来ることは果たして「進歩」なのか「退歩」なのか・・・という話である。


さて先日は初めてのプロデューサーの仕事に行って来た。

エンジニアも初めての人のだったのだが、
叩き終わったらこの人が恐るべき速さでワシの叩いたドラムをエディットしてゆく!(◎_◎;)

ProtoolsEditing.jpg

まあ一箇所ぐらいだったらエディットの方が早いかも知れないが、
何箇所もエディットするぐらいなら叩き直した方が早い。

ワシやKeizoさんならまず叩き直すぞ・・・

っつうよりワシはそもそもドラムをエディットされることには抵抗がある。

リズムとはそもそもが「物語」のようなもので、
例えば人間なのだから機械のように完璧に正確なわけではなく、
「あ、突っ込んだ」「あ、モタった」「あ、強すぎた」「あ、弱すぎた」
などを極度の集中力の中で察知、解決してゆく「戦い」の流れが「リズム」なのである。

そこに必然的に「戦い手」の感情や性格、ひいては「生き様」が表現されるというものだ・・・

だからやたらめったらエディットされるとその「物語」がなくなってしまうのだ(>_<)

通常リズム録音には「ドラム絶対」の不文律があり、
ドラムのテイクがいい感じで歌ってたら、
後に録音するベースやギターなどは全てそのドラムに合わせる。

だからドラムこそは楽器の中で一番「歌」わなければならないのだ。

ループなどには完璧に合わない時もあるが、
その場合は最悪ループの方をエディットして合わせる。

それがこの現場ではループどころか波形を見てProtoolsの拍子の縦の線とズレてるドラムは全部強制的にエディットして合わせるのだ!(◎_◎;)

それが尋常ではない速さでその作業をやるのでワシはしばしそれに見とれていた・・・

そもそもワシは機械に合わせるのは得意である!!

ワシが北京で初めてスタジオ仕事をした時のアレンジャーがテクノの人で、
ワシがあまりにループとばっちりリズムが合っているので、
他のアレンジャーがワシのドラムがまさか人間が生で叩いているとは思わなかったという・・・

と言っても「機械的だ」という意味ではない。
あまりにもループとの親和性がいいのでまさか生で叩いたとは思わなかったのだ。

その後中国のヒットチャートではワシのドラムとループをうまく混ぜて使うアレンジが流行ったが、まあそんなことはメトロノームとちゃんと合わせる練習をしていれば誰にでも出来る。

だがここに来て、ここまで切り貼りされるとその自信もだんだん揺らいで来る・・・

ワシ・・・こんなにズレてるの?・・・

例えて言うと化粧美人が素っぴんの自分の顔を見た時のような気持ち?(化粧美人になったことないからわからんが・・・笑)

少し化粧をすると、してない部分が目立つのでどんどん化粧をしなくてはならなくなるのと同じように、
一箇所エディットすると他のエディットしてない部分が目立ってしまって、
ついつい全部を同じレベルにエディットしなくてはならなくなる・・・

ノーメイクの非常に野性的なワシのお顔が、
バリバリにメイクされてケチのつけようもないぐらい美人になりました!!

ProtoolsEdited.jpg

まあ言えばブラックジャックの顔みたいにツギハギなのだが、
聞いててそんなに違和感はない。

機械的になったかと言うとそうでもなく、
表情豊かかと言われればエディット前から比べるとそうでもないが、
感情の起伏が全部殺されているかと言われれば決してそうではない。

思うにワシはよく人に「変わってる」とか「性格がおかしい」とか言われて来たが、
思うに「喜怒哀楽」が人より激しいのであろう。

社会生活では人によく迷惑をかけるが、
音楽ではそれは立派に役に立っている。

その大きな喜怒哀楽をそのまま音に出せばいいのであるから、
迷惑をかける周りの人には悪いがまあ「これでいいのだ」と思う。

現代のレコーディング技術では、歌入れが、
感情さえ込めて歌えば音程もリズムも全部後から直せるという時代なので、
このまま行けばドラムもそういう時代が来るのかも知れない・・・

「じゃあもうメトロノームに合わせなくてもいいか」
と思う考え方もあるかも知れないが、
ワシは逆に、
「エディットする必要もないぐらい正確に叩いてやる!!」
と燃えている。

「上手くなる」ということと「感情の起伏がなくなる」というのはまるっきり別問題なのだ。
「上手くなると面白くなくなる」というのは「言い訳」としかワシには聞こえない。

歳を取って円熟期を迎えていても、
破天荒でとっても素敵なおっさん達がワシの周りにもいっぱいいるではないか!!


ちょうど「ファンキー末吉のドラムループ」なるものを発売する話が来ている。
ワシはそこでこれ見よがしに見せてやろうと思う。

むちゃくちゃ感情的に激しく、どのループとも親和性のよいむっちゃ正確なドラムをループにしてやろうじゃないか!!

「性格美人」は化粧をしなくても「美人」なはずぢゃ!!はっはっはー!!(なんの高笑いなのか意味不明)

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2015年7月 3日

中国の代行運転システム

今のファンキースタジオ北京はかなり辺鄙なところにある。

以前の場所もかなり辺鄙なところではあったが、当時
「こんな辺鄙なところにも人が住んでるんだなぁ」
と思ってたそのもっと辺鄙なところに自分が住むことになろうとは夢にも思わなかった・・・(>_<)

まあ開発の煽りで貧乏なミュージシャン達は、
まるで生きる場所を追われる天然記念物のトキのように
(見たことないから知らんけど)
どんどんと辺鄙なところに追いやられるのよ〜

などと強がりをいいながら田舎生活を余儀なくされている・・・

まあどれぐらい田舎かと言うと、
今日出演した北京市内のど真ん中にあるライブハウスまで、
車で行けば30km、高速使って早ければ30分、まあ必ず渋滞するので1時間ってとこかな・・・

ところが電車で行くと、最寄りの地下鉄駅までバスで30分、
地下鉄を乗り継いで、着いたらまた歩いて結局2時間はかかる(>_<)

北京のライブハウスはだいたいどこも酒を奢ってくれるので(ワシにだけか?)
本来ならば2時間かけてバスと地下鉄で行くのだが、
モンゴルで飲み過ぎたし、もう今日ぐらい酒はいいじゃろということで車で行った・・・

ところが飲んでしまった・・・(経緯は省略)

まあいつものことですな。
でも中国には強い味方の「代行運転」がある!!


というわけで代行運転の話・・・

そもそも中国が飲酒運転にむっちゃくちゃ厳しくなってもう10年?・・・
何せ検問で酒量がある程度以上あったら裁判もせずに即逮捕拘留!!

ワシなんか仕事のスケジュールがあろうが帰国スケジュールがあろうがいきなり1週間とか音信不通にされちまうのよ・・・((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル・・・

てなわけでこの国にも当然の如く「代行運転」という商売が始まった!!

日本では「タクシーの料金よりちょっと高いぐらい」ぐらいが目安なのだろうが、
ここ中国ではタクシーの料金自体が安いので代行もやっぱり安い!!

八王子から新宿までタクシーで行ったらそれこそ数万円かかるかも知れないが、
ライブハウスからファンキースタジオ北京まで30km乗ってもタクシー代100元!!
まあ今円安のレートでもたかだか2000円・・・

ところがその代行のやり方が根本から変わっててびっくりしたのが今回のこのブログネタ。


まず最初にワシが代行を使ったのは数ヶ月前、
その時は一緒に飲んでた人が呼んでくれたのだが、
何と若者がひとりで折りたたみ式の自転車を乗って来たのにはびっくりした。

ご存知の通り日本では一台の車に2人の運転手が乗って来て、
ひとりが降りて飲酒した人の車を運転、
2台が並走して目的地まで行き、
それを運転した運転手はもう一台の車に乗って帰る。

その若い青年は自転車を折りたたんで車に積む・・・

「あんた・・・順義からこの自転車で帰るの?!(◎_◎;)」
「没办法(MeiBanFa:仕方ないの意)」
「!(◎_◎;)どのぐらいかかるの?・・・」
「2時間ぐらいかなぁ・・・」

そして着いたらスマフォのアプリで距離と値段清算・・・

78元!(◎_◎;)・・・安すぎる!!

今考えるとこれは何かの間違いだったのだろう・・・
タクシーより安いなんかあり得ん・・・
ワシは「釣りはいらないよ」と彼に100元渡した。

その後も何回か代行は使ったが、だいだい市内から150元ぐらい。
タクシーよりちょっと高いぐらいである。

運転手が気持ちのいい人だったら200元渡して「釣りはいらない」と言う。
その人はその金でタクシーに乗って帰って、また客を探すのだ・・・


ちなみにどうやって代行呼ぶかと言うと、「e代驾」というアプリを使う。

アプリを起動させると近くに代行運転手がどこに何人いるか地図に表示され、
即時にその全ての運転手に連絡が行き、
登録している電話番号に代行やりたい人から電話がかかって来るというスグレモノ・・・

それぞれの運転手のアイコンには顔写真とID、電話番号が振られていて、
それをクリックして見てイヤな人間なら断ることも出来る・・・

ちなみに早いもの勝ちで、
ひとりが電話が通じると後の運転手にはその旨通知されて電話がかけられなくなる。

運転手は地図で表示されたワシの場所までやって来て、
自転車を積んで運転して、
その間もそのアプリは距離計算をして値段も表示される。

もちろん会社には彼の仕事ぶりが全部データとして残るというわけだ・・・


さて昨日のライブ、うっかり(笑)飲んでしまったので代行を呼んだ。
しかし代行が乗って来たのは自転車ではなく、これ!!

ElectricSkateBoad.jpg

何と電動機付きスケートボードである!!

ちなみに日本では電気で「自走式」の乗り物は「車両」と見なされ、
ちゃんと登録してナンバーを取得せねば道路交通法違反になるが、
中国では電池で動くのは「自転車」であり、
それがどんな形状のものであろうが届け出は一切要らないようだ・・・

走行距離は搭載している電池によって違うようだが、
20kmや30kmは平気なようだ。
電池がなくなったら漕いでも行けるし折りたたんでタクシーにも乗れる・・・

個人的にはちゃんとライトがあって道を照らせるようになってるのがツボに入った・・・

欲しい!!(日本では道路交通法違反なので乗れません)


さて今回の代行運転手、初っ端から何か態度が変だった。
携帯を貸せというので貸したらアプリを開いてどうやら自分でキャンセルしてるようだ・・・

まあ何か別のアプリで走行距離を測って値段を出すならそれはそれで・・・
と思って見ないふりをしていたのだが、
着いたらいきなり何も見ずに「260元」と言い放つ。

つまり適当に値段を言って全部懐に入れようという魂胆だ!(◎_◎;)

昔のファンキースタジオは出稼ぎ労働者の吹き溜まりにあったので、
刺青だらけのロック仲間を呼び出して取り囲んで優しく説教してやってもよかったのだが(笑)、
今のファンキースタジオはもっと田舎の昔から住んでる人たちの閑静な村なので、
ここで夜中に声を荒げるわけにもいかない。

とりあえず優しく
「いつもは150元ですよ。メーター使ってないんですか」
と言ってみる。

考えてみれば彼もたかだか会社に払うマージンをケチるためにあまりにも「無謀」な商売をしている・・・

このままロック仲間に取り囲まれて
「なんだそれは!!」
となったら一銭ももらえない可能性だってあるのだ。
彼には「出るところに出る」ということが出来ないのだから・・・

まあでもワシはもう「戦う」のはJASRACだけでいいので、
とりあえず200元だけ渡してさっさと帰ってもらった。

それを聞いたエンジニアの方言(FangYan)は
「なんで僕と老呉(LaoWu)呼ばないんですか!!」
と怒っていたが、
「お前みたいな小太りと老呉(LaoWu)みたいなロッカーなんか労務者なんかわからん人間と金髪が夜中におっさん取り囲んでワイワイやってたら、それこそ大家が怒って家賃値上げとかになっちまうだろ」
と、今にも代行運転手を追いかけてゆこうとする方言(FangYan)を止めた。

別にワシは「人間が丸くなった」わけではない。
「能率がよくなった」のである。

さっそくアプリを開いて代行会社に苦情の報告をする・・・

それを見てた方言(FangYan)、
メッセージの送信だけでは生ぬるいというわけでそこの苦情受付に電話をする。

何せこのアプリの中には彼の個人情報が全部入っているのだ。
彼がワシに電話をかけた時間、
そして自分で代行をキャンセルした時間、
それにアプリには彼が実際この近所を走っている位置情報もちゃんと載っているではないか・・・

これでもう彼は「代行運転」という仕事をすることが出来なくなっただろう・・・

たかだか100元ぐらい懐に入れようとするなら、
ニコニコ笑って誠意のある仕事をすればいいのだ。
そうしたらワシはいつも150元のところ200元払ってやってる。

同じ200元だけど気持ち良く払ういつもの200元ではなく、
まあでも口論などもせず、感情も高ぶらず、
ゲーム感覚でアプリの苦情受付のやり方を学んだ200元だったのでまあよいとしよう(笑)

ps.・・・などとこんなブログを書いている今、ユッコ嬢の中国の免許証が届いた!!
もうこれで代行を呼ぶこともなくなるだろう・・・

酒が飲めずに免許持ってるヤツ大事!!!


Posted by ファンキー末吉 at:10:03 | 固定リンク