ひとりドラムの軌跡

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X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 八王子 ライブバーX.Y.Z.→A 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2014年8月20日

宝塚Jazzライブ

やっちんツアーが大阪で終わって、
そのまま「移動日」というのも悔しい(笑)のでJazzライブをブッキングした。

前回ひとりドラムでお世話になった宝塚Back Stageという店であるが、
ここで荻田さんというピアノの方と再会したのがきっかけである。

あれは爆風スランプが一番売れていた頃、
ワシはアイデンティティーを失ってJazzにそれを見出そうとやっきになっていた。
各地各地でコンサートが終わるとJazzのライブハウスを探してはドラムを叩いていた。

そんな中で地元香川県のJazzクラブで彼と出会ったのだ。

彼は当時香川医科大学の学生、
大学のJazz研に所属するピアニストであるというので、
その大学の学祭にまで乱入してドラムを叩いた・・・と言う・・・
(そんなこともよくやってたので覚えてないのよ・・・笑)

今は宝塚近辺に住んでいるということでワシのひとりドラムを見に来てくれて、
「次は一緒に何かセッションでもしましょう」
という話で別れていた。

それならば〜ということで今回「ブッキングしといて〜」と言ってこのライブとなった。

Jazzの素敵なところはこれである。
あとはベーシストさえ呼んで頂ければセッションになるし、
別にリハーサルや準備がなくても初対面の人とセッション出来る。

今回はベースのみならずギターまで呼んで頂いて「カルテット」編成となった。

TakaradukeJazzMember.JPG

荻田さん、実は前回この爆風トリビュートTシャツを2枚ご購入頂いてて、
今回も更に追加購入してそれをメンバーに配って着て頂いてくれた。

バンドの制服やん!!(笑)

セッションは「天界への7番目の扉」や「Memories」などワシの曲も演奏したが、
特に何の取り決めもないスタンダードナンバーの演奏は楽しかったな・・・

これがやっぱJazzの醍醐味!!
大ざっぱな構成などは決まっているが、全ては演奏者のインプロビゼイションによって音楽が形作られてゆく・・・

やっぱねぇ・・・ワシはロックと平行してJazzもやっていかないかんと思う・・・

ロックとJazzはまるで違うドラムやし、
テクニック的にもアプローチ的にもまるで違う。

ドラマーとしては両方ちゃんと出来て「ファンキー末吉」やと思うし、
この全く違うアプローチで表現する「自分」がやはり大好きである・・・

ロック界の名声などメリットどころかデメリットしかないJazz界に飛び込んで、
「Jazz屋のオヤジ」から怒鳴られながらいろんなJazzミュージシャンに揉まれてここまで来た。

あの頃は何を考えてあんなにがむしゃらにJazzにのめり込んでいたのか・・・
もう既に身体に染み込んでしまっているJazzのスタンダードを演る度にあの頃のことを思い出す。

そしてあの頃には叩けなかったことが叩けてる自分に改めてびっくりする・・・

ウッドベースや生ピアノの音量に合わせてドラムを叩くのは、
特にワシのような大音量のドラマーにとっては至難の技で、
確か数年前には北京のJazzクラブに行くと店員さんから
「キター!!!」と恐れられ「大音量は勘弁して下さいよ」と言われていた・・・

大人になったのう・・・

音量をセーブし、ロックフレーズを封印されようとも、
もうちゃんと叩けるじゃないの・・・(驚)

音楽には「人生」が出るから、ここにも人知れないワシの「Jazzの人生」があるのな・・・

思えば店では時々Jazzは叩くが、地方でちゃんとライブをやるのは初めてに近いかも・・・
荻田さん、また是非一緒にやりましょう!!

そしてこの店の「Jazz屋のオヤジ」、マスターからまた帰りにプレゼントをもらいました。

TakaradukaJazzMaster.JPG

前回もごっついええ酒を頂きまして、今回もどうもありがとう御座いました!!
また乱入して下さい!!一緒にセッションしましょう〜

Posted by ファンキー末吉 at:03:46 | 固定リンク

2014年8月17日

サマソニ見るため北京より・・・

湖北省恩施土家族苗族自治州にいる時に電話がなった。

「Funky老師!!今度サマーソニック見に行くんですが、
中国ではもうチケットが取れない。老師日本で取ってくれませんか」

中国の若いドラマー「李浩(LiHao)」である。

冗談じゃない!!
コンサートなんかやるもんで見に行くもんじゃなかったので
チケットなんか自慢じゃないが取ったことなど一度もない・・・

困り果てて断ろうとしたのぢゃが、
頼み倒されててしゃーなく取ることとなった・・・

ところがこの電話を受けたのが洞窟の中、
ただでさえ山の中で電波が悪いのでやり取りを聞き違えて、
「チケットを2枚ね!!通しチケットです!!」
というのを「通しチケットを2枚」買ってしまった(>_<)

もちろん払い戻しなんぞ出来るわけがない。
ワシはちょっと腹が立ってこうメッセージを送った。

「お前なぁ、ワシにそんなこと頼むな!!
頼むにしてもちゃんと文章で送らんかい!!
しゃーないから誰かに売る段取りするからもう2度とワシに頼むなよ!!」

向こうも悪いと思ったのだろう、
「いえいえ、売ったりする必要はありません。
秀光(XiuGuang)が時間があったらあいつと行きますから」

なるほど小畑は北京に行くと彼のところによく泊まりに行ったりして、
もう李浩(LiHao)はワシのというより彼の友達である。

ワシは小畑に聞いてみた。
「マジっすか?!!」
3万円近くするチケットがタダで転がり込んで来たのである、
彼とて小躍りするぐらい喜んだ。

いや、サマソニに行けるということよりも、
むしろ北京から友達、しかもえらく世話になった友達がやって来るというのに喜んでいるようである。

「ホテルどこに取ってんの?小畑に迎えに行かせるから」
とワシが連絡取ってやると、いつの間にか
「秀光(XiuGuang)んとこに泊まることになりました〜」
と返事が来る。

小畑のところと言うと・・・すなわちうちである(>_<)

まあよい、ワシはやっちんツアーで出ているので嫁にくれぐれもよろしく頼む。

よろしく頼むというのは、やはり北京から若い衆が来たら泊まるだけではなくいろいろと奢ってやらねばならんじゃろうということである・・・

「命かけるでMAX!!」

小畑もだんだん中国人化しているようだ。
受けた恩は何倍にもして返さねばならんことをよく分かっている。

寿司!!

LiHaoJapanSushi.JPG

「中国で食べる寿司と比べたら全然生臭くないし美味い!!」
と大喜び。

問題は小畑に全然金がないことである(>_<)

サマソニ行ったら飲み食いもするだろうと万扎を渡しておく。
結局はワシが間違えて買ったサマソニのチケット代をワシが出して小畑にプレゼントしたようなもんである・・・(>_<)

まあいい、それで中国の若い衆が喜んでもらえたらそれで・・・
と思ってたらそこで問題発生!!

そのまま八王子に帰るのは遠いということで、
サマソニ終わったらホテルに泊まろうと探していたらしいのだが、
結局ラブホに泊まることとなり、男ふたりでは頼み込んでも断られるので、
最後には長髪の小畑が女の振りをしてカップルとしてホテルに入ったらしい(笑)

LiHaoJapanLoveHotel.JPG

これには李浩(LiHao)も大喜び!!
初めて日本に来て男ふたりでラブホに泊まった中国人もおらんわのう・・・(笑)

問題は小畑が中国語はおろか英語もほとんど喋れんことである・・・
どんな説明をして男ふたりで寝たのかを今度是非聞いてみたい・・・

李浩(LiHao)よ、ええ思い出が出来たな(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:17:53 | 固定リンク

2014年8月15日

VoThMグルメツアー詳細変更!!

昨日からやっちんの夏のツアーが始まった。

久しぶりに入り待ちをしているやっちんファンを見て思ったのは、
「キラキラしてて可愛いな・・・」
である。

もちろんやっちんだとて(そうは見えないにしても)50歳を越えた「オッサン(失礼)」なのであるからして、
一緒に歳をとって来たファンとて、まあ言ってみればいい歳のおばはん(失礼)である。

しかしねぇ・・・それがねぇ・・・やっちんのライブに来ると娘さんのようにキラキラ輝いてるのよねぇ・・・

きっとあの人達はあの時のまま・・・あの「青春」のまま歳を取ってない!!
いつまでも「娘時代」のままやっちんの音楽を聞いているんだなぁ・・・とそう思う。

それは「AJ〜米田渡」のツアーに参加させて頂いてた時にC-C-Bファンを見た時も同じように思った。

渡辺英樹さんとはもう20年の付き合いになるが、
あの頃に比べて今がオッサンになったかどうかは長く付き合ってるワシにはよくわからんが、
先日無謀なダイエットに失敗して見事に大きくリバウンド、
今や「こっちに来い〜」が「おーい〜通り越してるぞ〜戻って来い〜」のレベルとなったあの体格を見るにつけ、
「うむ、田口くんはもうこっちに来ている!!英樹さんも来たとしたらあとは米川くんだ!!」
と決意を新たにする今日この頃である・・・(笑)

はてさて、やっちんファンもC-C-Bファンも今ではLive Bar X.Y.Z.→Aなどでよく飲む「仲間」となり、けっこう近い関係となっている。

渡辺英樹さんについては
「王様ツアーから英樹さんの人間が変わった」
とファンから言われてワシ自身がびっくりしている。

変わったか?・・・

終演後に自ら物販売ったり、ファンと一緒に食事したり・・・
一度名古屋の中華料理屋で、
「え?私たちが同じ店にいても英樹さん大丈夫なんですか?」
とむっちゃ心配してるので、ワシも恐る恐る英樹さんに聞いてみたりした。

本人は「いいんじゃないの〜別に〜」と全く気にしてないが、
ファンにしたら「信じられないこと」だったようだ。

と言っても別に同じテーブルに同席するわけではない。
「隣のテーブルに座るぶんにはあんた達はお客さんなんだから別にワシらが何を言う筋合いはない。でも同じテーブルに座るんだったら金取るよ!!」
などと脅しておく。

そりゃそうだ、ライブ終わって仲間内で飲んでるわけだから、
知らない人が入るとどうしても気を使うし、
結局はその人だけが喜ぶわけだからその人がそのテーブル全体の飲み食いぐらいは支払うのが筋だぐらいにワシは思ってる。

そんなこんなで秋のVoThMツアーを組んだ時にそんなファンの方を喜ばせようと思って「グルメツアー」なる企画を組んだわけなのだが、
それが逆にファンの間で波紋を呼んでいるようだ・・・

と言っても何やら2チャンネルで英樹さんや丸山さんの人間性まで罵倒しているというのでワシは頭を抱えてしまった・・・

そもそもそのように暗闇から石を投げつけるような輩に対処方法はない(>_<)

ワシの性格にはもともと偏執的なところがあり、
それを自分で重々認識しているのでなるだけそのようなサイトは見ないようにしている。

もしワシがそれを見たならばハッキングしてIPアドレス調べて自宅まで説教しに行くだろう(笑)

まあひとつのことをすれば喜ぶファンもいれば嫌がるファンもいるわけで、
意見をちゃんと言われたら対処も出来るが、暗闇から石を投げられたのではどうにもやりようはない。

どうも「ファンに奢らせる」というのが生理的に嫌悪感があるようなのだが、
それならばということで企画をちょっと変えてみた。

こちら・・・

ただ「VoThM」を「ファンキー末吉」に変えただけである。
これで何か文句を言う人が現れるか?・・・

絶対に現れまい!!(キッパリ)

ワシはひとりドラムの時も「みなさんの金で酒を奢って下さい」と必ず言う。
「それがこのライブハウスの寿命を一日延ばすことになるのです」と・・・

昨日も酔い潰れてライブハウスのオーナーのご自宅に泊まらせてもらった(笑)

このファンキー末吉にだって「ファン」というものが世界中にいて、
その人は必ずワシに奢ってくれる。
場所取りどころか各地の美味しいものを命がけで探して来て奢ってくれる。

こんなことを言うと「ウソだ〜」と思うかも知れないが、ワシだって実は「人見知り」である。

知らない人と食事をするなんてワシでも非常に気を使う。

でも全世界をこうして旅をしていると、
その土地土地でワシと会って一緒にメシでも食いたいと思っているその人達の気持ちはひしひしと伝わって来る。

だからワシも命がけでその人達と飲む。
ワシがべろんべろんに酔っ払ってその人達が喜ぶならいいことではないか・・・

そんな考えを知ろうが知るまいが、
ワシが不思議なのはワシがそんなことをやってても誰も嫌悪感を抱かないのに、
英樹さんがやると暗闇から石を投げつけるのということである。

その人が今回このように「ファンキー末吉に奢って下さい」と言っても何も嫌悪感がないのだとしたら、
これはその企画自体が悪いものではないという大きな証明で、
問題なのは英樹さんがそれをやるということだけなのだ。

なんでワシはよくって英樹さんだと悪いんじゃーーーー!!!!!(怒)

その答えはネットを探していたら見つかった・・・
これぢゃ!!!

リンク:全盛期の英樹さんのかっこいい写真ファンキー末吉のイタい写真

ふむふむ・・・我ながらこのふたつの生物が同じ「人類」であるとは思えんのう・・・(笑)

まあそうなのよ、爆風スランプのファンクラブ会員がたかだか1000人にも満たなかった頃、
C-C-Bのファンクラブ会員は2万人を越えていて、
(当時C-C-Bのファンクラブ担当の女の子と付き合ってて聞いた情報により)
英樹さんはそのフロントマンなのよ・・・まあワシなんかとは違うわのう・・・(笑)

ということで、このツアー、グルメ部分は英樹さんと切り離して「ファンキー末吉とグルメツアー」にしました!!
英樹さんはめんどくさいから参加しないで下さい!!(笑)

どうしても参加したいと言うなら英樹さんもワシに奢りなさい!!(キッパリ)

あ、丸ちゃんのこと忘れてた・・・
まあ英樹さんもワシを通り越して遥か向こうに行きかけている昨今、
あんたまでがワシの方に来たのでは平均年齢ならぬ平均体重がもの凄いことになってしまうので、丸ちゃんも参加禁止!!

どうしても参加したいと言うなら丸ちゃんもワシに奢りなさい!!(笑)

というわけでツアーは予定通り決行!!
グルメツアーはワシだけで予定通り決行!!

それでも文句のある人はこちらにメール下さい!!

いかん・・・ファンキー末吉が自信を持ってオススメする各地のグルメ・・・想像しただけでヨダレが出て来た・・・

まあワシのオススメなんで別にワシと一緒じゃなきゃ誰に奢ることもないし、
一緒でも違うテーブルやったらお客さんなんやから普通にグルメ堪能して下さい〜

ダイエット?・・・ワシはせんぞ!!
餓死するぐらいなら肥満で死ぬ!!!(明言)


VoThM秋のツアー2014


肩慣らしライブ
8/28(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A

http://www.livebarxyz.com

開場:18:30 開演:19:30 当日のみ4000円(+ミニマム1000円の飲食代が必要です)

ツアー開始!!

10/14(火)尾道Cat Ch.22

https://www.facebook.com/pages/Cat-Ch22/228789680513506

開場19:00 開演20:00 前売3500円 当日4000円(ドリンク別)


10/15(水)岡山Crazy Mama Kingdum

http://kingdom.banquetunion.com

開場:18:30 開演:19:00 前売3500円 当日4000円(ドリンク別)


10/16(木)高知X-pt.

http://www.x-pt.jp

開場:18:30 開演:19:00 前売3500円 当日4000円(ドリンク別)

DUKE d-Ticket d : 21570

LAWSON L : 64152

ぴあ P : 239-817

高知新聞プレイガイド X-pt.


10/17(金)高松Beatles

http://ew.sanuki.ne.jp/live.btl/

開場20:00 開演20:30 前売3500円 当日4000円(ドリンク別)


10/19(日)松山Bar Standard

http://www.geocities.jp/bar_standard/

開場18:00 開演18:30 前売3500円 当日4000円(ドリンク別)


10/20(月)京都都雅都雅

http://togatoga.jp

VoThM vs outloop-way BB

開場18:00 開演19:00 前売2500円 当日3000円(ドリンク別)


10/21(火)大阪南堀江Knave

http://www.knave.co.jp/

ツアー打ち上げワンマンライブ

開場:18:30 開演:19:00

前売3500円当日4000円(+2ドリンク別途必要ですが打ち上げで使用出来ます)

ツアー打ち上げを終演後そのまま店でやります。

参加費:2000円(軽食付)+飲物代(ライブのドリンク券が使用出来ます)


チラシコンテスト!!

メンバーが一番お気に入りのチラシを作ってくれた方には、ファンキー末吉から下記オプションツアーのお好きなグルメ1回分をご馳走させて頂きます!!


このページを見た人はこのツアーのチラシを自らのデザインで作成して自ら宣伝に勤しむ義務が生じます!!(架空請求風)笑
出来たチラシはご自身のSNS(TwitterやFacebook等)で発信し、そのURLをこちらにお送り下さい。ファンキー末吉のTwitter、Facebookにて拡散致します。

アー写はこちらからDL、もしくはネットでいい写真をDLして下さい。

VoThMアー写材料.zip

(ファンキー末吉がPearl以外のドラムのロゴ、Sabian以外のシンバルのロゴが大きく見えてるものはNGです)


オプションツアー:ファンキー末吉とグルメ三昧!!

(肩ならしを除き、各グルメ企画に参加の方はファンキー末吉分の支払いも負担となります!!)


8/28(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A

http://www.livebarxyz.com

グルメ肩慣らし:お店の美味しいお料理をご自由にお楽しみ下さい


10/14(火)グルメ第一弾:串かつ「一口」

http://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340302/34003235/

参加希望者は16時半にこのお店に並んでファンキー末吉の到着をお待ち下さい。

演奏終了後名物「穴子の刺身」を食すグルメ番外編もあるかも・・・


10/15(水)グルメ第二弾:中華そばとソースカツ丼「とき」

http://retty.me/area/PRE33/ARE153/SUB15301/100000821269/

参加希望者は終演後に店の前で集合!!


10/16(木)グルメ第三弾:コショウ餃子「松っちゃん」

http://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39000453/

参加者は終演後にこの屋台で場所取りして下さい。


10/17(金)グルメ第四弾:カレーうどん「鶴丸」

http://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000044/

参加者は終演後この店の前でファンキー末吉の到着をお待ち下さい。

開演前に更なるうどん屋への旅もあるかも・・・


10/18(土)グルメ第五弾:カツオのタタキ「居酒屋土佐」

http://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39002300/

参加者は19時にこの店に集合!!この日はグルメ宴会のみです。


10/19(日)グルメ第六弾:鯛そうめん「五志喜(ごしき)」

http://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38000375/

参加者は17時にこの店の前でファンキー末吉の到着をお待ち下さい。


10/20(月)グルメ第七弾:ブルースチキン「Bar Outloop Way」

http://www5d.biglobe.ne.jp/~outloop/index_jap.htm

参加者は終演後この店で先にお飲み下さい。


上記グルメ店舗はファンキー末吉が過去のツアーで太鼓腹を叩いたオススメ店です。

渡辺英樹さん、丸山正剛さんは基本的に参加しませんのでそれ目当ての方は来ないで下さい(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:10:57 | 固定リンク

2014年8月14日

日中友好こども(大人も可)サマードラムスクール2014無事終了!!

マッド大内先生が飲みながら言ったこんな言葉が忘れられません。

「ほら俺たちがさぁ、20年前呼ばれてパールのサマースクール行ったじゃない。
あれが楽しくってさぁ、今だに忘れられないじゃない。今回の参加者もこれ、一生の思い出になるよ」

そうそう、あの時はマッドさんがうちの部屋のベッドの上で飛び跳ねてベッドの床をぶち抜いてしまったのね・・・忘れられません!!(笑)
今回は器物破損もなく、けが人もなくホントに無事で何よりでした。

問題と言えばただひとり、衛藤浩一先生です!!(キッパリ)

次回の課題として残ったのが、今回一番大変だった本庄駅までの送迎・・・
また駅までこんなに遠いとは思わんかったのな・・・

それなのにえとーさん、講師は1時間前に集合のところ案の定「遅刻します〜」のメール・・・(>_<)

困るのよねぇ・・・車何台も何往復するようにして送迎をプログラムしてるのに・・・
おかげで初っ端から送迎スケジュールがぐっしゃぐしゃ・・・(>_<)

夜は夜で酒飲んではしゃぎ過ぎて、最後には声が出なくなって授業どころじゃないし、
最終日は二日酔いで起きれなくて自分のドラムセットも片付けず、
結局中国人が手分けして片付けてくれたという有り様・・・

えとーさん、来年もお誘いしますが、宣言しときましょう・・・減棒!!!

えとーさんのギャラを減らして、
そのぶん浮いた金でみんなでもっと美味しいものを食いましょう\(^o^)/

そうそう美味しいものと言えば一番大変だったスタッフは厨房スタッフでした。

50人分を超える食事を毎食作らねばならないということで、
上海から居酒屋勝グループの総帥Kさん、通称「被告勝山」(笑)
(Live Bar X.Y.Z.→Aのオーナーということで私と共にJASRACに告訴されてます)
を呼びました。

中国人は有り余るぐらい料理を出さなければ満足しないし、
イスラム教だのいろいろ難しい部分があるのでこの人以外無理だろうということで、
「ほな頼むわ〜」というと総勢5人で上海からやって来た。

それにLive Bar X.Y.Z.→Aからあーちゃんと赤間くんとまさえもん、
この8人が不眠不休で料理を作る・・・

朝ご飯が7時なので毎日4時起きで、
夜はえとーさんはじめワシも含めて2時や3時までガンガンに飲んでいるので寝られない(スマン)

しかしこの頑張りのおかげで中国人も大喜び!!

海苔や漬け物など日本のものだけでなく腐乳や皮蛋など中華の小鉢も用意してるし、
中華が恋しくなった頃にはちゃんと中華も作ってくれる。

途中で出た「西红柿炒鸡蛋」や「麻辣烫」などは日本人にも嬉しいメニューだったのではなかったかな・・・

終止天候には恵まれず、
準備のため前乗りした私と調理スタッフは逆に死ぬほど暑かったので心配してたが、
結果的にはずーっと雨だったので涼しかったのでよかったのではないか・・・。

毎日キャンプファイヤーで野外ライブの予定が、初日以外は全部屋内になってしまったが、
結果ワイワイ騒げる感じでよかったのではないかと思う。

今回の課題曲はJASRACからクレームが来ることを念頭に置き、
全曲JASRAC管理楽曲ではない曲を選んだ。

私の曲が中国語の曲が2曲あり、それを生演奏となると誰かが歌わねばならない。

小畑秀光と衛藤浩一に一応カタカナ中国語で歌えるようにとミッションを与えていたのだが、
中国から参加の生徒の中に歌える人間がいて、
結局は毎日生バンドの生歌でのセッションとなった。

初心者ドラマーが石川俊介さんのベースと田川ヒロアキさんのギターで一緒に演奏出来るなんて夢のようですぞ・・・

・・・と言うのもワシは中国のドラム教育の実情を垣間みて、
ワシがやるんだったら絶対に「生演奏」と決めていたのだ。

全中国を50カ所以上廻って、多いところにはひとつのドラム教室で1000人を超える生徒がいる(驚)

当然ながら天才ドラム少年少女も多数いるわけだが、
そのほとんどがバンドというものを経験せずに大人になる。

そんな中のひとりに相談されたことがある。
「私もファンキーさんみたいにレコーディングやコンサートの仕事をしたいの!!」

彼女は出会った頃は17歳の天才ドラマー少女だったが、
結局はずーっとクリックと伴奏のみでしか演奏したことがない。

そんな彼女が今や先生になってまた100人以上の生徒を教えて、
そんな天才ドラマー少年少女をたくさん育ててゆく・・・

ワシは彼女にアドバイスをした・・・「バンドをやりなさい!!」

しかし「住んでるところが違う」というのはいかんともし難い。
「バンドってどうやればいいの?・・・」

だからこのスクールでは「バンド」を体験してもらう。
しかも一流の演奏で、だ。

日替わりでゲストを呼んで、一流の演奏というのを聞いてもらう。

「ああバンドって楽しいんだな・・・」
そう思ってもらえば、このファンキー校長が一番教えたい部分はもうクリアである。

日中関係が冷え込んで久しい昨今、
日中のロックを愛する人達、ドラムを叩きたい人達が、一緒になって拳を上げ、一緒になって酒を飲む。

ワシは日本のアホなメディアの方々に聞きたいが、それってこの日中関係で「少数派」か?

いや違う!!ヘイトスピーチをする日本人団体が日本で多数派ではないのと同じように、
日本企業を焼き討ちする中国人は決して多数はではない。

世界中でこのような人間こそが「多数派」であることを私たち人類は絶対に忘れてはいけない!!

子供は一緒になって遊ぶ・・・
今年はその半数近くは日本語も中国語も喋れる子供だった。

ワシは「日中友好」なる言葉が大嫌いで、
「ファンキーさんは日中友好の架け橋ですね」
などと言われると虫酸が走った。

ワシは別に日の丸背負ってロックをやってるわけではない!!
ワシは普通に「ロック」をやってるわけであって「日中友好」をやってるわけではないのだ。

ワシは偶然中国にいっぱい「仲間」がいるだけの話であって、
「日中の架け橋」と言うならばうしろこんな子供たちこそではないか・・・

尖閣問題やいろんなことがあって、ワシは今回初めて「日中友好」という言葉を自分から使った。

でも参加した人は全て思うだろうが、
アホな日本人(講師含む)とアホなワシの仲間の中国人が集まってロックやって楽しく時を過ごしただけのことである。

来年は100人規模での開催が決まった。

この時期は中国でドラムのイベントが多いという問題や、
お盆の近くは飛行機代がベラ高いという問題があるので開催日はまたゆっくり検討します。

とにかく中国側は来年は当初の予定通り50人で来ることが決定!!
日本人は50人集まるかな?・・・

集まったら集まったで送迎スタッフと厨房スタッフが死ぬな(笑)

今回集まってくれた方々、ボランティアの方々、
協賛して頂いたたくさんの企業の方々、差し入れをしてくれたたくさんの方々、
本当にどうもありがとう御座いました!!

来年もまた盛り上がりましょう!!

こちらにギャラリーをUPしました。
参加された方でいい写真をお持ちの方がおりましたらこちらにお送り下さい。
掲載させて頂きます。

Posted by ファンキー末吉 at:10:04 | 固定リンク

2014年8月 6日

カラムーチョZ〜秘密組織コイケヤのテーマ〜制作秘話

知り合いからこんな仕事が廻って来た。

作曲と音楽制作依頼
内容:コイケヤの新製品カラムーチョZの音楽
歌う人:水木一郎

水木さんとは一度アウェイインザライフの舞台でご一緒した。
奇しくもあの「マジンガーZ」のテーマをバンドで演奏したではないか!!

その時の資料でもらった「マジンガーZ」を聞き返しながら考える・・・
ワシの音楽のルーツはひょっとしたらアニソンかも知れない・・・

小学校の頃、統計かなんかを勉強する時の材料だったと思うが、
「昨日何時間テレビを見ましたか?」というアンケートに、
みんなは「30分」とか「1時間」とか書いているのに、
先生が1枚の紙を取り出して「これは長いですねぇ・・・」と言うので、
それはてっきりワシだと思ったら「2時間」とかで、
それだけでも教室は「凄〜い・・・誰なの?」と騒然としてたのに、
ワシの書いた紙を取り出した瞬間に先生が絶句した。

6時間・・・

いや、別に毎日それだけテレビを見ているわけではない。
うちは両親が商売をしてたので家には誰もいないし、
その日は確か風邪気味で学校から帰ったらテレビの前に布団を敷いてずーっと寝っ転がっていたのだ。

そしていつの日かテレビの内容よりも(まあそれもあるのだが)そのテーマソングに興味を持つようになって来る。

覚えている一番古い記憶で「子連れ狼」、
このテーマソングを一生懸命テープレコーダーに録音してた。

録音と言ってもテレビのスピーカーの前にテレコを置いて、
エアダビングでテレコのマイクで録音していたのだ(笑)

その後アマチュア無線などをやり出して電気に興味を持ち、
家にあったステレオを分解し始める。

そこでスピーカーが左右にあることを発見し、
よく聞くとブラスセクションがひとつのスピーカーからしか聞こえず、
反対側はそのリバーブ音だけが聞こえてたり、
右と左のコードをショートさせると音が真ん中から聞こえて来たり、
片方を逆につなぐと今度はベースとか真ん中の音が逆相で打ち消しあって消えて左右に定位している音だけが聞こえたり、
そんなことをやって遊ぶようになり出した。

その時によく聞いていたのが仮面ライダーやバビル二世や、
その辺のアニソンだったのだ。

その頃のアニソンはオーケストラで一発録音のが多く、
音に興味を持ち始めたばかりの末吉少年は必然的にブラスだストリングスだとオーケストラに興味を持つ。

その後中学生になってからロックの洗礼を受けることになるが、
今にしてみればドラマーの分際でオーケストラのアレンジが出来たりするのはこの頃の原体験があるからだと思う。

話が横道に逸れたが、だからワシにとっては
ストリングスはサビでタリラリラーンと走るもの!!
ブラスはパパラパパーと歯切れよく!!
など自分のオーケストラアレンジはアニソンの影響は大きい。

だからアウェイインザライフでマジンガーZを演奏するとなった時には血湧き肉踊った。

あの歌のキモはティンパニであるが、
子供の頃はわからんかったが今聞くとあれが大きくリズムがズレてるのな(笑)

ティンパニを打ち込んで同期させてもどうしても雰囲気が出なかったので、
あのオケをそのまま使ってリズムを補正して、
EQとかでティンパニ以外の音を目立たないようにして使ったもんなぁ・・・

そうそう、「時代」なのであるが、冒頭のピューンという安っぽいシンセ、
あれが入るだけで当初はむっちゃ「新しいマシン」というイメージやったのが、
今となってはあの音を再現するのは難しいからあれもそのまま使ったような記憶がある。

もちろんサビで走るストリングスもそのままのラインを打ち込んで使ったぞよ(笑)

そんなこともあってワシはマジンガーZをかなり分析し切ってたので、
今度の仕事は漠然とあの頃のアニソン、
つまりオーケストラ一発録音でブラスがリズムを刻み、ストリングスが走り回るサウンドをイメージしていた。

さて歌詞が届いた。
蓋を開けてみたらこの仕事は「詞先」の仕事だったのだ。


燃えあがれ 勝負だゼ
パリッとしようぜ男なら
夢を掴むその日まで
カラムーチョ Z!

地球を愛す おーおーノンフライ
時空を超えたレッドサタン
激辛バトルだ 涙を拭くな

ナ・リ・マ・ス、成増
世界一に

火を噴くぜ  (おしりがいたーい)
秘密のサンカク (教えてあげないよ)

デンセツ! 伝説の! 秘密組織コイケヤ


おうっ!!やはり「Z」という部分が入っている!!
これはやはりマジンガーZのように「ゼーット!!」と叫んでもらわねばならぬ(笑)

当然ながらそこが一番盛り上がる部分になるのだが、
ところがマジンガーZと違ってこの詞の場合は冒頭にそれがある。

「詞先」の場合その詞が「構成」までも支配してしまうということがやっかいな部分である。

そこでマジンガーZを聞き返してみて分析するに、
この曲もおそらくは「詞先」だったのだろう。
AーBーAの形式のようで、最初のAは8小節使って低いところからゆっくりサビまで盛り上がってゆくのに対して、
最後のAは一瞬で「ゼーット」まで持ってゆく。

これは「曲先」で詞もなく純粋にメロディーだけを作る人のアイデアとしては非常に奇妙である。

「詞がこうだから」という理由でそうなったと考えると心なしか納得する。
(真実のほどはわかりませんが)

そこでワシも頑張る!!
詞の並びが自分の考えていた構成と違ってたって、
純粋にその詞が「歌いやすい」ように組み合わされてさえいれば、
マジンガーZのような「黄金比率」の構成になるのだ!!!

というわけで詞とにらめっこの日々が続く・・・

まあワシはドラマーが本業なので日々はセッションだひとりドラムだの生活の中で、例えば電車や車や飛行機(これが一番多かったりするが)に乗っている時間や、
その他うんこや日々の余った時間を活用してまずは大雑把に考えるのだ。

そんなこんなで第一回目のミーティングの日が近づいて来たので本格的に考える。

理数系なので物理的に消去法などを使って考えるに、
「ゼーット」が冒頭にあるのならもう何をどうしようがサビ始まりしかない!!

問題は、そうなるとこの詞は4部構成となってメロディーがつけにくくなってしまうということである。
マジンガーZのようにストリングスが走るあのBメロはどの部分になる?・・・

当初は「火を噴くぜ」の部分をこのような展開にして、
マジンガーZよろしく最後はAメロに似た一節だけで終わろうと思ったのだが、
そうするとAメロが長すぎてどうも間持ちがしない・・・

そこでまた詞とにらめっこをしながらふと見ると、
(おしりがいたーい)とかはメロディーではなく子供の掛け声でよいではないか!!

ではそこからまた最初のサビと同じメロディーではどうだろう・・・

試しに最初のサビのメロディーに乗せてみるとこれが偶然見事に乗った!!
「カラムーチョZ」と「秘密組織コイケヤ」は字数が違うが、
それはまあ「最後だけはちょっと違うんですよ」で十分成り立つだろう・・・

ちなみにワシが曲を作る時はまずサビから作る。

これはRunnerやリゾラバや、
当時の「必ずヒットする曲を作れ!!」という無茶苦茶なミッションの中で体得した一種の手法論なのだが、
サビの次に作るのはAメロの歌い出しである。

まあサビの歌い出しとAメロの歌い出しさえキャッチーであれば、
まああとはヒットするかヒットしないかはプロモーション次第だよと開き直れる(笑)

この曲のAメロはフック(引っかかり)を作るために、
わざとドレミファソラシド以外の音を使っている。

キーがCの場合はメロディーは鍵盤の白鍵だけで弾けるものとなるが、
わざとそうではない音を使うためにそれ用のコード付けがある。

キーがCの場合のB7などがそうなのだが、
歌い出しの小節1拍目にちょうどレ#、つまり黒鍵で弾く音が来るようにしている。

ちょっと「あれ?」という感じでいいツカミになるのよ〜にであるが、
ちなみに単調なサビメロにちょっと変化をつけるために、
サビのコード付けのところにもこの手法を使っていてる。

キーがAmの場合Fのコードは通常Fメジャー7になるのだが、
わざとF7にしてちょっとオルタードな雰囲気にしているのだ。

まあメロディーこそここには落ちてないが、
このサビのようにベタな五音階旋律の場合やはりちょっとフックをと思ってミの音をわざとフラットさせているのである。

まあこのミbはメロディーでは歌ってないが、後にストリングスとかブラスで強調するという計画である。

さて理屈はさておいて、サビーAメロと来たら自然に流れるBメロを作るが、
この時にあまり欲をかいてはいけない。

Aメロ、Bメロ、サビのことを英語でVerse Bridge Chorusと言う。

つまりBメロは「橋渡し」をする部分であり、
そこにサビのようなキャッチーなメロディーを持って来る必要はない。

要はAメロから自然に受け継いで、サビに入った時に気持ちよければそれでよい。

さてこうして一応メロディーは出来た。
ここからワシの最大の難関が始まる。

「デモ作り」である・・・

二井原はワシに言った。
「せっかくいいメロディーなんやからお前が歌うな!!
お前が歌えばどんないいメロディーも悪く聞こえる」

・・・(涙)・・・

しかし往々にして「クライアント」というのはシンセメロでメロディーを聞かせてもイメージ出来ないものである。

それは例えて言うと新製品のお菓子のプレゼンでワシなんかに、
「これはまだ完成品ではないのですが、これに手を加えてこのようになることを想像して食べてみて下さい」
と言われてもワシら素人にはそれが最終的にどのような味になるかは皆目見当がつかないのと同じである。

だからせめて「仮歌」で歌ってやらねば「歌」に聞こえないのだから歌うしかない・・・(涙)

アレンジの方向性はワシの頭の中にはあるもののまだ決定ではないので、
まあ「メロディーのプレゼン」ということでギターと歌(とこれをシンセメロにしたもの)だけでデモを作る。

またこの「プレゼン」っつうのが緊張するのな・・・(恐)

ワシにこの仕事を紹介してくれた会社の人と、
コイケヤの担当者とが雁首並べて店にやって来てくれた。

恐る恐るとりあえずシンセメロバージョンを聞かせる・・・無反応・・・

あかんやん!!・・・というわけで禁断のワシの仮歌による歌入りデモ・・・

これ・・・ホンマ博打やな(笑)
シンセメロで「うんなかなかいいじゃない?」と思ってた人達にヘタしたら冷水を浴びせかけることになりかねない(笑)

結果はその時には結局結論は出ず、
とりあえずちゃんとしたデモを作って送ってくれということになる。

さてそうなるとそこからが「アレンジ」という作業である。

このアレンジによって曲のイメージが固定されるから、
「こんな風に」が「違う風に」なってメロディー自体を否定される可能性も出て来る。

あのう・・・

ワシは自分のルーツである昔のアニソン、
オーケストラ同時録音風でラッパがパパラパーと鳴ってストリングスがタリラリラーンと走る、
そんな感じのイメージを一生懸命説明する・・・

いやっ!!

クライアントがきっぱりとそれを否定した。
「曲のイメージはヘビーメタルにして下さい!!」

げっ!!!

しかしメタルというのは得意分野なので逆に気が楽である。

メタルアレンジというのは即ちギターアレンジ、
つまりギタリストによってそのサウンドは大きく変化するので、
取りあえずはワシはこのギターを弾いてもらう候補として思い付いた田川ヒロアキの映像を見せる。

一同唖然・・・

よっしゃー掴んだ!!
これで田川くんに発注決定!!
〆切を決めてそれまでにアレンジ込みのデモを作成することになる。

さてアレンジであるが、
これに一番大切な部分は「イントロ」である。

イントロにキャッチーな掴みを作ることがアレンジ作業の一番のキモであるので、
ここにたっぷり数日時間をかけてイントロのフレーズを考える。

ロック系のイントロには、
1、メロで持ってゆく
2、リフで持ってゆく
等いろんな手法があるが、
歌メロがアニソンよろしくポップに作ってあるのでドイントロはやはりリフで攻めることにした。

「田川さんのギターもフィーチャリングして下さいね」
というクライアントの意見も取り入れ、
とりあえずその次にすぐにギターメロに行くようにしてとりあえずイントロは完成!!

ちなみにこの時点でワシはそのギターメロまで作ってデモ(田川くんに渡す段階)にしているが、
それは「指定」ではなく自由に変えていいようにする。

ギターも弾けないアレンジャー(ワシのこと)がいろいろ指定するよりも、
ギタリストが自分のフィーリングで弾いた方がより「ロック」になったりするからである。

さてイントロさえ出来ればワンコーラスまではすんなりアレンジ出来たが、
ワンコーラス終わってからはたと頭を抱える。

この詞の構成は2番も1番と同じく
サビーAメローBメローサビ
となっている・・・

本当は1番がサビで終わった場合は流れとしては次はAメロから入るのが一番流れがいいのよーん(>_<)

2番は冒頭のサビをカットするか・・・いやいやそれではキモである「ゼーット!!」がなくなってしまう・・・

しばらく悩んでいるうちにひょっとクライアントの要望を思い出す。
「出来ればファンキーさんのドラムもフィーチャリングして頂ければ嬉しいのですが・・・」

そこで決断!!

通常のポップス構成、いわゆる2ハーフという
1番ー2番ー間奏ーBメロもしくはサビ
という構成はあきらめてもっと変則的な構成にしよう!!!

1番が終わったらとりあえずドラムをフィーチャリングして、
そこから長いギターソロ!!!
たっぷりと田川くんをフィーチャリングした後に仕切り直してまたサビ始まりでワンコーラス歌う!!

これしか物理的に方法がないのだ!!
もし「これはちょっと・・・」と言うならもう歌詞を削るしかない。

せっかくイントロを作ったのだから一回だけしか聞かせないのももったいないので、
それをそのままエンディングに持って来てフルコーラスのデモ(田川くんに渡す段階)完成!!

「田川くーん〜これにギター入れて〜」
とメールでデータを送りつける。

打ち込みのギターではどうしても「メタル」感が出ないので、
デモ段階と言えどホンモノで弾いてもらわねばならない。

「デモやからね〜大体でええからね〜」

そしてこの言葉を必ず付け加えねばならない。

「ついでに仮歌も入れといて〜」

これが何より大事!!
一生懸命作ったデモでもワシの仮歌ではそれが原因でイメージが悪くなりボツになってしまう(笑)

こうして田川くんの完璧な仮歌によるデモが完成した(笑)
構成やアレンジのOKを待つ・・・

ところがこれがなかなか返事が来ない・・・
「ひょっとしてボツになったかなぁ・・・」
と思って待つこと数日、

「水木さんからOKが出ました!!これで本チャンレコーディングして下さい!!」

え?水木さんがOK出すの?・・・
・・・と不思議に思ったのだが、クライアントは既にOKを出していても、
やはり歌ってもらう水木さんが乗り気でなければこのプロジェクト自体が成功しないということだろうか、
兎にも角にもこのテの仕事では非常に珍しく「一発OK!!」

私も田川くんも飛び上がらんばかりに喜んで次の作業に入る。

まずはドラム録り!!
それが終わらなければベースとかギターとか上モノは被せられないのでこれだけは早急に録音する。

まあドラムは本職だし自宅スタジオでちょちょいと(でもないが)出来るのでツイキャスしながら録音した。

ドラムのデータを田川くんところに送って、あとは本チャンギターと、
ベースはエンジニアとして発注した仮谷くんに「弾く?」と聞いたら、
めんどくさがったのか「弾かない」と言うのでそれも田川くんに頼んだ。

ワシはここからは単なる「こだわり」なのだがやはりルーツである昔のアニソン風のストリングスと、
まあ現代っぽく(という言い方が既に古い)デジタルモノのシンセ等を被せる。

まあ「ダビンガー」が二カ所で同時にダビングしているようなものである(笑)

ストリングスは将来(あるんか?)本物を録音する時にも対応出来るように、
バイオリンパートとチェロパートで作っておく。

まあこの辺も「こだわり」なのだが、
「こだわり」がなくては100%「仕事」である。

「こだわり」があって初めて「音楽」になるのだから、
この「仕事」としては無意味なことにも思いっきり時間を使わせて頂く。

これにてワシの作業は終了!!
あとは田川くんの作業が終わり次第歌入れ!!!

というわけで初めてアニソンの帝王水木一郎さんの歌入れとやらをディレクションする羽目となった(緊張)

いや〜何も申し分ありません!!冒頭の「ゼーット!!」で全てOKでした。

WithMizukiIchiro.jpg

その時に水木さんがおっしゃった。
「アニソンの流れを世襲しながら新しいものを大胆に取り入れた新しいアニソンの世界・・・名曲です!!」

恐縮です。

何千曲もレパートリーがあるアニソンの帝王が、
ここまでこの曲を気に入ってくれて、
私としては本当にこだわった甲斐がありました!!

この曲は本日こちらより配信開始!!

レコチョクはこちら〜

プロモーションビデオはこちら〜

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2014年8月 5日

平和のための飲み会(中国の少数民族土家族の風習)

中国湖北省恩施土家族苗族自治州の袁老師の命がけの接待を受けて、
恩施の隣町である利川というところにやって来た。

利川には「腾龙洞」という世界一と言われている洞窟があり、
なるほど「ヘリコプターが飛べるほどデカい」というのは本当である。

LiChuanTengLongDong.JPG

全長3000mを超える洞窟の中は本当にヘリコプターが飛べるぐらいデカく、
そこには2つの大きなステージがあり、
まずひとつは噴水とレーザー光線を使ったショーを行うところ

LiChuanTengLongDongStage1.JPG

洞窟の壁と噴水の霧をスクリーンにして一大スペクタクルショー!!
ってこれは恐ろしく金がかかってそうだが突っ込みどころ満載(笑)

そしてもうひとつのステージは少数民族土家族の歌や踊りのショー、
これが劇団四季(見たことないけど)もまっ青の凄いショーだった。

LiChuanTengLongDongStage2.JPG

こんなド田舎(失礼)に日本人などなかなか来ないだろうし、
バックパッカーなら来るかも知れんが、
バックパッカーは180元というバカ高い入場料(私はもちろん奢り)払ってここには入らんじゃろうから、
きっと最初で最後(でもないか・・・)の日本人客として楽しませて頂いたが・・・

・・・と書いてたらこんなブログを発見!!
見に行った日本人いたのね・・・

というわけで前置きはこのぐらいにして、
今回の接待の中で一番心に沁みたのが実はこれである。

本題・・・

この辺は中国の少数民族土家族が住む自治州で、
酒を飲む時にこの辺では飲み干した碗を床に叩き付けて割るという習慣がある。

もちろんそれ用の碗をレストランで購入するのだが、
袁老師がまた命がけで100個も購入して来よった(>_<)

つまり100杯飲めっつうことなのね(笑)

ところがいざこれをやってみると非常に楽しい・・・
いわゆるスカッとするというかストレス解消になる。

隣では何やら歌を歌って盛り上がっていたが、
歌い終わったらみんなで碗を割る。

「すみませんねぇ〜ちょっと撮らせて下さいな〜」
という感じでお邪魔したのだが、それを拒むどころか
「おいでおいで〜一緒に飲もう〜」
となる。

碗を割るという暴力的な行為とは裏腹に非常に友好的な飲みである。

少数民族のお姉ちゃんが歌を歌ってくれたが、
これは数え歌みたいなもんで、歌い終わったらこれも飲み干して碗を割る。

実はレストランの壁にこの風習の云われが書かれてあったが、
これを見てワシは酔いも相まって涙が出るぐらい感激したぞ・・・

LiChuanShuaiWanLaiLi.JPG

概訳:その昔、土家族にふたつの対立した部族があった。ふたりの長老は民族の生存と発展のため、ふたりで酒を飲み、遺恨を流すために飲み干して碗を割った。

何で今のいろんな国の偉い人たちはこの長老のようにやれんのかのう・・・
人間豊かになって逆にどんどん愚かになってるんちゃうかなとホントに思う・・・

というわけでワシは袁老師に言ってこの碗を仕入れることにした!!
取りあえず1000個!!!

船便で送ってもらうので店に着くのはいつの日になるやらわからんが、
一日それ用の日を作って世界平和のためにみんなで飲もうではないか!!

名付けて「世界平和の飲み会」・・・実現を待て!!

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ひとりドラムin湖北省恩施土家族苗族自治州

今回の仕事はちょっと特殊な仕事である。

通常はパール楽器の代理店である中音公司のShaが私をブッキングするのであるが、
今回は「Shaの関連ではないのだけど」と註釈して宣芸兵という男が取って来た仕事である。

彼はもともと楽器屋をやってて、大昔に一度訪ねて行ったことがあったが、
今は北京の3大楽器レンタルの会社の社長として大成功したと共に、
元々ドラマーなので自ら工場でFierceというメーカーのシンバルを作っている。

そのシンバルの卸先なのであろうこの恩施という今まで聞いたこともない街の袁老師という人を訪ねてゆくことになった。

まあ面識のない人を訪ねてゆくのは2008年からこの仕事をやり始めてしょっちゅうのことなので、
ワシもまあ何年来の友人のごとくWeChatというこちらではLINEをしのぐアプリによって連絡を取り合う。

空港に着いてまず彼の「教室」に案内され、
ここで初めてShaが咬んでないだけでこれはいつもと同じくドラム教室の発表会の部類なんだなと知る。

教室内に巨大なポスター・・・

EnShiPoster.JPG

その日も接待漬けにあい、とりあえず次の日本番!!
夜がライブだというのにギリギリまで接待漬けにあう(>_<)

まあこれも中国ではよくあること。
客入れ1時間前には会場に入ってたら何とかなるので
「ドラムも全部セッティングしとくから本番直前に入ればいいから」
という袁老師を説得し、会場に入ってみると何とこんな野外ステージ!(◎_◎;)

EnShiStage.JPG

恐らくこれがこの教室初めてのこんなイベントなのだろう、
素人仕切りで絶対にうまくゆくはずがない!!

ドラムの音をまとめるサブミキサーがドラムの横にある!!(>_<)

EnshiDrumMixer.JPG

これはいかん!!これはいかんよ〜袁老師〜
ドラムの音作る時誰がどこで聞いて誰かこのミキサーを調整すんの〜(>_<)

というわけで仕方ないのでワシがイヤホンをミキサーに挿して、
バスドラやスネアやタムの音をいろいろいじる・・・

外にどんな音で出てるかわからんし、
ワシのイヤホンってクリック聞くためももんで音質なんてようわからんし、
何よりワシの耳はチャイナシンバルでやられてしまってるのでもともとこんなこと出来るほど耳よくないのよ〜

あと問題は伴奏の音を出すためにつなぐD.I.(ダイレクトボックス)がない!!
っつうかあるかないかエンジニアに聞こうとしたらそのエンジニアがあんまり暑いんで風呂入りに帰ったとかいうておらへんがな!!!

しゃーないのでエンジニアの風呂上がりを待ってまたあーだこーだとセッティングが始まる・・・

既に中国でいろんなトラブルに対応してるワシのシステムは、
例えD.I.がなくても長いギターケーブルがあればそのままミキサーにぶっ込めるようにしてあるが、
そのギターケーブルもなく、結局長いケーブルがないのでドラムのマイクをミキサーにつなぐためにはミキサーの位置はここでないとダメだ、と(>_<)

ということはワシの伴奏もPAまで届かないからこのミキサーにつなぐしかない、と(>_<)

「じゃあ卓で再生してやるからこっち持って来いよ」
とエンジニアが言うが、貴方みたいなお方を信用出来ないから全部自分とこで出来るシステムにしとるのよ〜(笑)

というわけで前代未聞!!自分の横にドラムのサブミキサー置いて、
自分でバランス操作しながらやるライブ!!!!(◎_◎;)

いや〜中国は面白い。
これでは絶対に時間通りに始まらんじゃろと思ってても、
それが例え開演前にはどんなにぐちゃぐちゃであろうがちゃんと(でもないが)始まるところが凄い!!

EnShiAudience.JPG

イベントは無事に(でもないが)終わって、そこから袁老師の命がけの接待を浴びることとなるのだ・・・

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2014年8月 4日

ひとりドラムin湖北省「武漢」

布衣のツアーで寧夏回族自治区「中衛(ZhonWei)」と青海省「西寧(XiNing)」を廻り、
彼らはチベットへとツアーで旅立ったが外国人であるということからワシは入境出来ず、
次は数日後は湖北省の山奥だということで北京に帰ってまた戻って来るのも癪なので、
中間地点の四川省成都で暴飲暴食・・・

・・・とここまではよかったのだが、
次の現場が「武漢より山奥だよ」と聞いていたので、
とりあえず武漢で何かやっておこうということでブッキングしたのがこのひとりドラムin湖北省「武漢」。

ところが地理的にはこれはちょっと間違いであった・・・

ChengDuWuhanWenShiMap.jpg

次にワシが行く土地は恩施土家族苗族自治州、ここは何と成都と武漢のちょうど真ん中にあったのだ(>_<)

成都と武漢がだいたい1300kmということで、
まあ例えて言うと福岡から名古屋に行く間にブッキングした土地が仙台だったようなものである(>_<)

どうせやったら大阪ぐらいをブッキングしとけよ!!
やるんやったら武漢じゃなく重慶じゃろ!!

・・・ということなのぢゃが、
実はこの武漢のライブがワシのひとりドラム人生において非常に大事なライブとなる・・・


まずブッキングしてもらったのが武漢に住む日本人である奥野竜太郎

Facebookなどで自分の中国人美人妻の写真やその話などはよくUPしているのぢゃが、ワシの周りでは実際にその美人妻と会ったことのある人間がいない(驚)

彼が北京に住んでいる時に一度お宅に泊まりに行ったことがあるが、
その時は「嫁はたまたま北京にいない」と言うことで会うことが出来ず、
その時からワシは実は「バーチャル妻」ではないかという疑惑が拭い切れていない。

まあ今回の2週間の中国ツアーのど真ん中ということで、
洗濯もんも溜まったので一度お宅にお邪魔して洗濯でもさせて頂こうということでお邪魔したら、また「たまたま」外出していて会えなかった。

次の日の朝に洗濯もんを取りに伺ったが、
その時も「たまたま」バトミントンの練習で外出していたということで、
ワシの中ではもう完璧に「バーチャル妻」であろうということに確定してしまっている。


まあそんな奥野竜太郎がブッキングしてくれたこのライブ、
小屋は過去にPairのツアーで出演させて頂いたことがあるVoxというライブハウス。
その時の話・・・暑かった・・・涙)

まあ奥野竜太郎にも上海ライブとかいろいろブッキングしてもらったことはあるが、
今回のライブが特別なものになったと言うのは、「対バンがいなかった」ということである。

日本でもそうぢゃが、いちドラマーがひとりでドラム叩いて動員が出来るわけはないので、
地元地元のバンドとかに対バンを頼む。

上海なんかではこうしてブログで対バン募集すると、
日本人バンドの対バンのみならず蘇州や杭州や、近隣都市からのライブオファーまで集まった。

しかし武漢に滞在する日本人はたったの600人、
その中でバンドをやってる人なんか皆無に等しいだろうから、
奥野竜太郎としても小屋のオーナーに頼んで中国人バンドをブッキングしてもらってたのぢゃが、
これがブッキングが急だったということもあって見つからず、
結局はワシのひとりドラムのみ、文字通り「たったひとり」の出演となってしまったのだ・・・

WuHanKanban.jpg

こんなんで客入るん?・・・

奥野竜太郎も一生懸命600人の日本人に声をかけてくれたのだが、
何人の日本人が来てくれるかわからないと言う・・・

ところが蓋を開けてみたら何と中国人ばかりで50人以上入った(驚)
そのうち日本人なんてたった一人だったと言う・・・

WuHanHitoriDrum.JPG

これにはワシ自身がびっくりしてしまった。

武漢というとまあ中国でいうと大都市のひとつではあるが、
まあ言えば「田舎」である。

日本で言うと六大都市のひとつだとしても、
例えば広島でワシひとりでやって客がこんなに入るか?・・・

そもそもがこの全中国ひとりドラムツアーは、
パール楽器の代理店である中音公司がもつ100を超えるパール倶楽部、
つまり全中国のドラム教室のイベントに呼ばれて廻っているわけだから動員をする必要がない。

お仕事としてもギャラをもらってやってるので動員を気にすることもない。

ところがこうしてたったひとりでチャージバックでライブをやって、
このぐらい動員出来るとなったらもの凄い可能性がある。

今回もらったチャージバックで暴飲暴食して次の土地に移動出来るのだ・・・
ということはこれで全中国ツアーが廻れるぞ!!!!!!!

奥野竜太郎は昔中国のバンドのマネージメントをしてて全国のライブハウスをブッキング出来るし、
バンドと違ってひとりだから経費も要らん。

それにワシの場合は全中国に知り合いがいるし、
この日もそうだったが、行けば必ず新しい知り合いが出来るのだ。

今回MCの中で「天界への7番目の扉」を演奏する時に、
「これは私が96年に出したソロアルバム亜洲鼓魂の中の曲です」
と紹介したら、客席から
「持ってるぞ!!俺はこれを聞いて育ったんだ!!」
という人がいた。

もちろんその頃に亜洲鼓魂を聞いていたということは今はもう「若者」ではない。
そんな人が往々にして音楽関係の仕事をしてたりするのだ。

ライブ終了後に一緒に飲んだ。
やはりイベントのブッキングなどをやってる人だそうだ。

その他地元の歌舞団の打楽器奏者とかいろいろ・・・

WuHanUchiage.JPG

奥野くん、これ・・・全中国100本ぐらい廻れんかねぇ・・・
「今日も物販売れましたしねぇ、廻れますよ!!絶対!!」

よっしゃー!!ワシは別に移動日は要らんし、
冬は広州とか南の方を100本、
夏は寧夏とか北の方を100本廻ろうか!!

酒の上の話ではない、往々にしてワシがこんなことを言い出したら本当に実現するのだ・・・

ひとりドラムの軌跡・・・中国大陸がこのアイコンで埋め尽くされる日は近い・・・

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2014年8月 2日

美食@四川省成都

外国人であるためにチベットに入境出来ず、
布衣のチベットライブに参加出来なかったワシは考えた・・・

31日には湖北省武漢でひとりドラムが入っている。
それまでの2日間北京に帰るのか?・・・

中国の地図を広げるに、
ワシがいる青海省西寧から北京に行って(福岡ー札幌ぐらい)
また北京から武漢まで(札幌ー大阪ぐらい)戻って来るって何か悔しいではないか・・・

ChengDuChinaMap.jpg

もう武漢に入ってしまい、奥野竜太郎の家にでも転がり込んでてもいいのだが、
いかんせん武漢は中国で一番暑い街である。

前回で懲りた・・・あんまし美味いもんもないし・・・

・・・って美味いもん?・・・
あるやないの!!西寧と武漢の間にむっちゃ美味いもんがある街が・・・

というわけで四川省成都に降り立った。

成都には数度来たことがあるが、
パール倶楽部の人たちを訪ねてゆくと、
きっと上から下への接待となってしまうだろうからやめて、
その時に遊びに行った箱バンの入った店か、
もしくは布衣の時とPairの時に出演したライブハウスか・・・
と思ったがライブハウスの方を選んで近所に安宿を探して投宿した。


さて美食であるが、
中華料理には北京料理、上海料理、広東料理他いろいろあるが、
ワシが一番好きな料理はやはり四川料理である。

中国全土はとにかくこの四川料理が大流行りで、
チベットだろうがどこだろうがレストランがあればこの四川料理レストランだったりするのぢゃが、
やはり経験上本場で食べるものは必ず何かが違う!!

というわけで1食目!!

昼過ぎに着いたのでちゃんとした四川料理を食えるチャンスは
1日目の晩飯
2日目の昼飯
2日目の晩飯
の3度しかない。

外れを引いたら悔しいので初回の晩飯は火鍋にした。
何故ならリサーチのためにホテルの周りをいろいろ歩いてみたらどの火鍋屋さんも長蛇の列!!

ここの人は夜7時になれば必ず火鍋を食うんかい!!・・・というぐらいの勢いである。

これぐらいの競争率があればどの火鍋屋に入っても味のほどは間違いないのだが、
一応ホテルの受付のスタッフに何処か美味いかと聞いたら、
そのホテルの隣が美味いよということになった。

蜀九香というチェーン店である。

ChengDuShuJiuXiang.JPG

やはり高級店だけあって味のほども高級!!
この火鍋の素を買って帰ろうとしたのだが、
ひと袋200元(約3000円)とバカ高いのでやめた・・・


さて2食目の昼飯は麻婆豆腐の発祥店「陳麻婆豆腐」に賭ける。
どうせなら本店がいいだろうということでやって来た!!

ChengDuChenMaPoDouFu.JPG

ワシが以前来た時に来た店が本店だと思ったら、
実は本店ってこんな街中にあるんやなぁと驚いた。

看板メニューの麻婆豆腐も、以前食べた時にはもっと山椒味だったと思ったが、
まあ人の記憶はあてにならないので真っ白な気分で食べてみるとやはりかなり美味いぞ!!

ChengDuMaPoDouFu.JPG

そしてこれは押さえておきたいのが「宫保鸡丁」!!
日本語では「鶏肉とカシューナッツ炒め」というダサい名前で通っているが、
実際はカシューナッツなど入っておらずピーナッツである。

ChengDuGongBaoJiDing.JPG

恐らく日本のように一皿1000円以上で売ろうと思ったらピーナッツのような安い食材ではということからカシューナッツになったのだと思うけど、
味としてはやっぱピーナッツの方が美味いぞ!!

北京でこれを頼んでもピーナッツだが、
味付けとしては北京よりももちろん日本よりも「遠慮がない」と言うか、
甘さと辛さがもっと遠慮なく際立っている気がする・・・

そして日本と大きく違うのはこれ!!「回鍋肉」

ChengDuHuiGuoRou.JPG

日本では甜面酱(甘味噌)とキャベツで、料理名「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」ってそれ全然違うぞ!!

回鍋肉というのは「回→戻って来る」「鍋→鍋に」「肉→肉が」という意味で、
もともとは保存食。

豚肉を辛く炒めておいて、お客さんが来たらそれを鍋に戻して炒め直せばすぐに出せるというもの。

この料理には実は思い出があって、
もう20年ほど前になろうか、欧くんという三兄弟の友達がいて、
お兄さん二人は日本に住んでて末っ子は北京でバンドをやっていた。

そこのお母さんが四川省出身で料理が美味い!!

ワシはよくここに来ては欧ママの料理を食べていた。
96年に出したワシのソロアルバム亜州鼓魂のジャケットの中にも欧ママが中華鍋持って笑っている写真が載っている。

その頃ワシはまだ中国語を覚えたてでコミュニケーションに少々問題があり、
(今も基本的にそうなのぢゃが・・・笑)
欧ママが大きな瓶にこれを入れてワシに持たせた。

ワシはてっきりワシに食えと言ってるのかと思って、
その莫大な量の回鍋肉を死ぬ気でホテルで食って、
翌日空瓶を欧ママに渡したら、
「あんたこれ全部食べちゃったの?これ日本にいる二人の息子に持って行ってあげてって作ったのよ」
と目を白黒させてそう言った。

その場でまた新たに回鍋肉を作ってまた瓶に入れてワシに持たせた。
陳麻婆豆腐の回鍋肉はその時の味と同じやったな・・・

欧ママ、あれから数年で亡くなったけど、
北京のロッカー達もワシが欧家に呼び集めて欧ママの四川料理食ってたから、
欧ママ死去のニュースはホンマ中国ロック界を電撃のように走り抜けたな・・・

中国ロック史の小さな1ページでした・・・


3度目の食事が成都での最後の食事なのだが、
地元の人間が、
「バカだなぁ・・・地元の人間は誰も陳麻婆豆腐なんか行かないぞ!!
日本人だってみんな○○(聞き取れず)に行ったりしないだろ(笑)」
と言うので、
「じゃあお前らだったら何を食う?」
というわけで連れて来てくれたところがココ「自贡好吃客」!!

「中辛にしとけよ!!大辛なんか頼んだら死ぬぞ!!」
と言われたので素直に「中辛」と頼んだのだが、
店員さんが「大丈夫ですか?相当辛いですよ!!」とたしなめる。

メニューは一種類しかなく、どうもカエルは必須らしい(笑)

その他のモノは鍋のようにメニューの中からいろいろ頼むのだが、
火鍋と違ってこれはテーブルに別に火があるわけではない。
作って出て来てそれをその鍋のまま食うだけなのである。

ChengDuZiGongHaoChiKe.JPG

一口食って「何じゃそんなに辛くないやん・・・」
と思ってたら数秒後・・・

火ぃ〜を〜吹くゼッ!!(子供のコーラス)お尻が痛〜い!!
カラムーチョZ〜秘密組織コイケヤのテーマ〜by水木一郎)

となって悶絶した!!

しかし隣のテーブルの地元の人を見ると、
辛さが足りないのか更に唐辛子を追加してタレに入れて食っている(驚)

お前は江川ほーじんかっ!!

ビールを飲んで相乗効果で相当ハイになり、
ライブハウスに戻って甘いカクテルを頼んで飲んだ。

デザート代わりに最高である・・・

さてこれで美食は終わりなのぢゃが、
ワシにはひとつだけ気になっているモノがある。

友人に頼まれて買って来た火鍋の素のこの写真・・・

ChengDuDaHuoGuo.JPG

こんなデカい火鍋が本当にあるの?・・・

このライブハウスのオーナーの言うことには
「あるよ!!これはねぇ、旧正月にだけ本当にこんなのを作るんだよ」
とのこと・・・(驚)

これは旧正月にはまた成都に来なければならんわいのう・・・

オーナー!!今回は色々お世話になりました!!
友達がいるところはいいところ!!

ChengDuXiaoJiuGuanLaoBan.JPG

ワシは全中国いろんなところに知り合いがいてしあわせぢゃよ!!

Posted by ファンキー末吉 at:07:25 | 固定リンク

2014年8月 1日

渋谷有希子さんこんな仕事やる?・・・

こんなこと直接メールで書けばすむことなのだが、
あまりにも「中国的」というか、
あまりにも中国の音楽界の「今」を表してる内容なので公開でお伺いしたいと思います。

このブログはいろんなミュージシャンも見てますが、
もしあなただったらこんな仕事受けますか?・・・


まず状況を説明しとかねばならないのが、
今中国はオーディション番組花盛りです。

まあこれは私が関わっただけでも2006年5月13日のブログ・・・
まあでもこの頃はもうオーディション番組ブームとしては下火なのである。

しかし2006年9月21日のブログによるとそれでもこの娘はそれに出て大スターとなっている・・・

この「下火になっても絶大な影響力」というのが中国の恐ろしいところで、
次に一大ブームになるのがインターネット番組によるオーディション・・・

2013年4月18日のブログによると、
この頃には全てのミュージシャンがこの仕事に駆り出されて仕事が回っていかず、
2013年6月21日のブログによると、
この頃には回って行かない仕事が海を越えて日本のミュージシャンのところに回って来ている。

ワシぐらい経験値が高い人間がこのように3日間徹夜してやっとひとつの仕事が終わるという状況を、
北京のミュージシャンはみんながみんな毎日それをやっているというのがこの頃の現状だった。

ところがこの頃からちょっと流れが変わって来る。
オーディション番組にプロの歌手が出演し始めたのだ(驚)・・・

そりゃそうだ、何億人が見るこのテの番組に出演して、
勝ち残ってゆく限りそれはその歌手のプロモーションとしては絶大な「価値」が出て来る。

ワシの知り合いの歌手もこれに出演して歌手としてまたランクを上げたし、
「バンドをやろうぜ!!」と誘われるその誘いは大概は、
「バンド組んでこのオーディションに出ようぜ」という誘いで全部断っている(笑)

そりゃそうだ、勝ち残ってゆく限り延々スケジュールを押さえられ続けるようなそんな生活が外国で住んでいるミュージシャンに出来るわけがない!!

しかしそれが「仕事」になったらどうだろう・・・


さてここまでが前振りだったが、ここからが本題。

中国では既に有名な歌手であるTさん(ちなみにワシは顔見知りではない)、
既に有名な歌手でもこのオーディション番組には絶大なプロモーション効果があるし、
テレビ局としても有名歌手が出演してくれたら宣伝効果になるということで、
じゃあということでこの番組に出ることにした。

今やプロモーションが必要ない超トップの歌手以外にとってはそれほどこの番組のプロモーション効果はでかいのだ。

じゃあプロモーションと言う限りにはランクの高い見せ方をせねばならない、
というわけでまず白羽の矢が立ったのがワシ・・・

まあ毎週参加曲を視聴者がびっくりするようなランクの高いアレンジをして、
他の歌手のバンドでは無理なようなランクの高い演奏で・・・
というので目を付けられていたのだろうが、
そこで「じゃあベーシストも日本から呼ぼう」ということになった。

そこで前回大高清美さんと共に中国にやって来た渋谷有希子さん、
あなたに白羽の矢が当たったのです!!

まあこの裏側にはうちのアホなアシスタント方言(FangYan)があなたのセクシーなプレイに悩殺されて、
先方にグイグイとあなたをプロモーションしたのではとワシは思っているが、
兎にも角にも先方はではこの人でと決まったようである。

そこで夕べの夜中、仕事の詳細が送られて来た。

これが笑ってしまうほど中国的で・・・と言っても「悪い意味」ではない、
日本人ミュージシャンにしては喉から手が出るほどオイシイ仕事でもある。

方言(FangYan)はワシにこうメールを書いて来た。


「この仕事にはいい面と悪い面があります。
まずいい面から説明しましょう。・・・」

と来た(笑)・・・いつものヤツの話の持って行き方である。

「この歌手の会社はあなた方にちゃんとしたギャランティーを出します。
私が交渉した高額なギャランティーを先方は呑みました。
要求した渡航費、滞在費も全部先方が出します。
おまけに日本式のギャランティーの支払いである、
リハーサルは本番の半額というのも呑みました」

ちなみに中国の一本のバックバンドの仕事は日本のギャラより高い。
でもリハーサルのことが考慮されてないのでリハが長いとやっぱり割に合わなかったりする。

最近の不景気な日本で一本のバックバンドのギャラはいくらが大体想像はつくが、
この本番のギャラは実はその相場よりも高い・・・
・・・ということは、この「リハは本番の半額」で仕事が決まったということは、
日本の仕事に換算してもトップクラスの「お仕事」ということになる。

「オーディション番組は全部勝ち抜くと13週、
毎週本番があり、そのために4日リハーサルをします」

ということは全部勝ち抜けばゆうに日本円で何百万円持って帰れる仕事となる(驚)


ところがここからが「悪い面」である。

「まず仕事始めは11月10日以降、
ここで大切なのは、それがまだ決定ではないこと」

つまりスケジュールを押さえていても開始が遅れることもあり得るということだ。
開始が遅れれば13週の最後も遅れるから押さえるべきスケジュールはもっと多くしとかねばならない。

「そしてこの仕事の期間は最大で13週、
その間基本的に別の仕事をしてはいけません。
する場合はこの仕事を絶対的に優先せねばなりません」

まあ高いギャラをくれるわけだから優先はするよ・・・
ワシのほとんどの仕事はレコーディングだからこれは大丈夫じゃろう・・・

「そしてこれが問題なのですが、仕事のタームが確定しません。
13週のスケジュールをベタ押さえさせて頂きますが、
このオーディションの途中でこの歌手が負けてしまった場合、
仕事はその瞬間に打ち切りとなります。
確率は低いですが、もし初戦敗退したらそれで終わり、
事務所もこのために押さえたスケジュールを賠償したりはしません」

つまりこうだ、
渋谷有希子さん、あなたは13週のスケジュールをこの仕事のために押さえ、
日本の仕事の全てを捨てて北京に来て、
うまく行けば何百万持って帰れる、
もし初戦敗退したら1週間分のギャラだけ持って帰って何も仕事のない日本に帰る(笑)

まあワシはいいのよ、北京にいれば何ぼでも仕事はあるから、
よかったら13週ずーっと北京で遊んでてもらってもいいぞ(笑)

さあ渋谷有希子さん、この「遠洋漁業のマグロ漁船」のような仕事やるか?!!

大漁になれば何百万!!
海がシケればボーズで帰る!!

どうですか?みなさんだったらやりますか?・・・ちなみにワシはやります!!(キッパリ)

Posted by ファンキー末吉 at:08:17 | 固定リンク