ひとりドラムの軌跡

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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2012年8月31日

北京に帰るのだが・・・ん?緊張感は?・・・

二井原達が貴州省でイベント出演中止命令が出たと言うので、
ワシはワシで焦っていろいろ水面下で動いていた。

イベントの主催者が自粛として出演中止させたと思ってたが、
本人からのメッセージを見るに、
「中止させられた」・・・ということは「政府」にか?・・・

「日中関係悪化のため、日本との音楽交流は軒並み禁止」
と聞いては落ち着いてられん!!

ワシはこのまま北京に着いてその足でライブハウスで自分名義のライブなのじゃよ・・・

友達のライブハウスがもうすぐ立ち退きで閉めてしまうというので、
軒並み仲間達が日替わりでお別れライブをやっておる。

ワシもJazz用のドラムセット「小すいか」を貸し出してやってるからにはということでブッキングされたのじゃが、
ワシ名義のライブ、つまり「日本人名義」のライブはちと都合が悪いのう・・・

いや、中止やドタキャンは別に慣れてるのでどうでもいいのじゃが、
同じく貴州省ではラウドネスより過酷なスケジュールで着いたらすぐドタキャンを告げられたし・・・)
困るのは「査察」である。

まあ反日感情も少々は心配しておったが、
よく考えたらワシの行くところ必ず「友達」のいるところなので、
まあワシに生卵なんか投げつけたりしたらそいつの命が危ないわのう(笑)

先日ワシの微博(WeiBo:中国のTwitter)に書き込んだヤツはすぐに発言削除したし・・・

「査察」が何よりも困るのは、ワシはこの国では「不法就労」だからなのじゃよ・・・

アメリカで言うグリーンカードに当たる「Zビザ」を取ったこともあったが、
毎年の更新がむっちゃめんどくさい上に、
ノービザで15日間滞在出来るようになってからというもの、
別にワシは必ず月に何回かは行き来するのでいいじゃろうということでずーっとノービザである。

音楽の仕事というのは日本もそうだったが「取っ払い」で
現金でもらって領収書も切らないので別にノービザで仕事をしているという「証拠」は残らない。

別にな〜〜んにも困らないので20年間ずーっとそうなのよ〜ん・・・

しかしまあ日本人ではワシぐらいじゃが、
ここに来てアフリカ人とかいろんな外国人の不法就労が問題となって、
中国政府の規制が厳しくなって来ている。

今では外国人は入国して24時間以内に滞在している場所を届け出ることが義務化された。

これがワシにはちと厄介である。
ホテルならチェックインと同時にパスポートナンバーがオンラインで登録されるが、
ワシの住んでいる貧民街は「外国人が住んではいけない場所」なのよね〜・・・

つまり「不法滞在」!!(笑)

だからワシは焦ったのよね〜
「中止」はいいが「査察」に来て、
「お前どこに泊まっとるんじゃ?居住証明は?!」
と言われたら大変めんどくさいことになってしまう・・・

ヘタしたら不法就労もバレて銀行口座の人民元全部没収されたらどうすんの〜

居住証明は賃貸契約書があれば最寄りの警察署で取ることが出来るので、
アホのアシスタントの実家でそれを取れとずーっとそう指示しているのだが、
「ファンキーさん、そんなものは必要ありませんて」
と頑なにそれを取ろうとしない。

最初はめんどくさがってるだけなのかと思っていたが、
今回はいいチャンスだと思ってラウドネス出演中止のことをメールに書いた。

「お前な、今日本では大騒ぎやぞ!!
全ての日本との音楽交流は政府が中止命令を出したんや!!」

ところが冷静に彼が一言、
「そんなことは北京では誰も知りません」

え?!!

ワシは喰い下がってまた調べさせる。
そしたら、
「調べたんですが中国政府としてはそんな命令は出した事実はありません」

え?!!・・・

「ファンキーさん、ここは中国なんです。
黙って中国人である私の言うことを聞きなさい!!
いいですか、問題というのは起こってから処理すればそれでいいんです。
問題が起こってないのに先に処理したら、
それは問題があるということを露見するようなもんじゃないですか」

え?!!

北京では日本大使館の車の国旗が燃やされ、
人民の80%がそれを正しいと思っているようなこの国で、
不法滞在の日本人が今晩自分名義のライブを行って、
不法就労として人民元を受け取ってそれで酒を飲む。

お前は「それでいいのだ」と・・・

さすがは「上に政策あれば下に対策あり」の国・・・
まあええ、お前もPAエンジニアとして現場に来ておるのじゃ!!
何かあったらお前が責任持って対処するよーに!!

ほな!!

Posted by ファンキー末吉 at:06:38 | 固定リンク

2012年8月29日

知ってましたか?フロアタム

今日からX.Y.Z.→Aのニューアルバムのレコーディング!!

ドラムをセッティングしながら、
「ああ、これをいつも人に言おうと思ってたんだよな」
というのがあったのでここでお伝えしておきましょう。

FloorTom.jpg

フロアタムにはご存知のように3本の足があります。

知ってましたか?
この足の位置というのは正三角形ではないのです。

一番手前の足はご覧の通りネジとネジのちょうど中間に来てますが、
その他2本の足は、内側のネジの位置を見て頂ければわかるように、
真ん中ではなく少し手前についてます。

長さを計ってみると、
一番手前の足からひとつ目のネジまでは半ブロック、
そして2ブロック間があいて、
だいたい3分の1ブロックの位置に次の足があります。

これは右向こうの足も左向こうの足も同じ長さです。

ところが残りふたつの足の間の長さは、
1ブロックと、それぞれ3分の2ブロックがふたつ分、
つまりこの間だけが間隔がせまい二等辺三角形なのです。

ほとんどのドラマーが、
フロアタムを自分の方に傾けてセッティングしますが、
その時に「どの足が手前に来ても同じだ」と思っているのではないでしょうか。

正しくは二等辺三角形の尖った部分、
つまりネジとネジの真ん中にある足を短くして、
その他ふたつを長くしてフロアタムを傾けると、
(逆でも可)
真上から見た時にちょうど正三角形になるという、
そういう設計なのです!!(驚)

さてセッティングも終わったことですし、
今から2日間、命懸けでドラムを叩きましょう!!!

X.Y.Z.→Aの新譜、いいものが出来そうです!!

Posted by ファンキー末吉 at:12:09 | 固定リンク

2012年8月27日

「张帆(Zhang Fan)」からのメッセージ

LOUDNESSが出演予定だったMIDIフェスティバルの最高責任者である「张帆(Zhang Fan)」からメッセージが届いたので紹介しておきます。

------------------------------

Funky先生您好,
(Funkyさん、こんにちわ)

Loudness是世界上一支伟大的乐队,
(Loudnessは世界級の偉大なバンドです)

他们是我们亚洲的骄傲,
(彼らは私たちアジアの誇りです)

我们在2010长江迷笛音乐节上有过非常愉快的合作,
(私たちは2010年に長江MIDIフェスティバルで非常に素晴らしいコラボレーションをしました)

当时现场的几万观众都被他们精彩绝伦的演出所折服,
(あの時は何万というオーディエンスが、彼らの素晴らしいパフォーマンスにノックアウトされ)

为他们报以海啸般的欢呼和掌声。
(彼らのために津波のような歓声を挙げ、拍手を贈りました)

本届贵阳迷笛音乐节所发生的Loudness被迫停演事件实属我和所有迷笛同事以及广大乐迷所不愿意发生的,
(今回の貴陽MIDIフェスティバルでLoudnessの出演キャンセルについては、私と全てのスタッフやファンにとって望む所ではありませんでした)

音乐是无国界的,
(音楽に国境はない)

如果我们人类最终连心灵与艺术的沟通都被抛弃,
(もしも私たち人類の心と魂のつながりや芸術による相互理解が捨て去られたとしたら)

那我们剩下的是否只有敌视和伤害了?
(もう私たちには敵視と攻撃しか残ってないのでしょうか?)

再次就此事件向Loudness致以最诚恳的道歉,
(もう一度今回の事件に対してLoudnessに心を込めて最大のお詫びの意を表すと共に)

并衷心希望在未来,
(未来に希望を託します)

来自日本的金属之声继续回荡在迷笛音乐节的上空!
(日本からのヘビーメタルのサウンドが、引き続きMIDIフェスティバルの上空を木霊することを!)

谢谢您。张帆 上

------------------------------

これは文面こそワシへのメッセージではあるが、
内容は明らかにLoudnessひいては全てのロックファンに対して発信しているメッセージだと感じる。

これを読んでワシは何かしら懐かしい気持ちにおそわれた。

ただのロック好き青年だった张帆(Zhang Fan)がMIDI音楽学校を立ち上げた時、
当時の中国ではそれは「キチガイ沙汰」であった。

誰もが「この学校は政府に潰される」と思っていた。

しかし彼はやり遂げた。
今は学校を飛び越えて中国最大のロックイベントを取り仕切る大プロデューサーである。

当然ながら彼は今日の姿を当時から想像していたわけではない。

彼がいばらの道を選んでそれにくじけずにやり遂げられたのは、
「儲かるから」
と思ったからではない。

それは「ロックへの情熱」、ただそれだけであった。

中国でもそうだが、
日本にもそんな「ロック馬鹿」がいなくなって久しい。


考えてもみて欲しい。

偉大なるロックの先人たちは、
「ロックで世界が平和になる」と信じていた。

ワシらはその先人たちの精神を受け継いで、
今なお「ロック」というものを追求しているのではないのか。

それが「国境問題」など下らないことで一喜一憂しているワシらは一体何なのか?!!

ワシらはファッションと騒音だけを受け継いで、
偉大なる先人たちの教えを何も受け継いでいないのではないのか?!

ロックに国境などないのだ!!

これは別に张帆(Zhang Fan)の言葉の受け売りでも何でもない。
偉大なる先人たちの教えなのである。

偉大なる先人たち達は、
国境などなくなって、ロックを愛する者たちが平和に手をつないで暮らせる世の中を夢見た。

そしてその夢は今だに叶えられていない。

だからワシら「ロックを愛する者」がそれを成し遂げなければならない。
もしワシらの世代で成し遂げられないなら、
ワシらはそれをワシらの「ロック」と共に後世に伝えてゆかねばならない。


中国政府に反感を持とうが何だろうが構いやしない。
同様に中国人が日本政府に反感を持とうがそれは仕方がない。

ひとつだけ言えるのは、
この日本政府は自分たち国民が選んだ政治家がやってる政府であり、
中国政府は北朝鮮同様、彼ら人民が選んだ政府ではないのだ。

中国は経済的には大発展を遂げているが、
その実、その大半の人民はまだまだ貧しい。

「食足りて初めて礼節を知る」
そんな国ではまだまだこのような輩は存在する。

日本で反中感情でこんな事件が起こったとしたら、
ワシは同じ国民としてそいつをぶっ飛ばしに行くが、
中国で起こっているこんなことに対しては・・・
ワシらは中国の同じくロックを愛する者たちと共に、
世界中からこんな悲しい事件がなくなるよう一緒に戦ってゆく、
そんな気持ちでいようではないか!!


LOUDNESSのみんなも、
今回の中止を受けてさぞかし腹立たしい思いをしただろう。
スタッフやファンのみんなもさぞかし嫌な思いをしただろう。

でも中国にも同じように悲しんだり、腹立たしい思いをした人間がたくさんいるということを我々は少しでもわかってあげよう。

「中国政府、バカヤロー!!」
が必ずしも
「中国人のバカヤロー」
ではないように、
時間をかけても中国人にもそれを分かってもらおう。

大丈夫!!ワシらには心強い「同志」がいるのだ。
同じようにロックを愛し、平和を愛し、
そして人間を愛する「同志」達が国境を超えて無限に存在する。

「ロックは世の中を変える」
そんなバカバカしい夢に生きるような人生がもっとあったっていいと思うぞ。

今はまだまだだが、先人たちが夢見た世界がきっと訪れる、
そう思って好きなロックをやって、
世界中の同志達と酒を飲もうではないか!!

Posted by ファンキー末吉 at:14:28 | 固定リンク

全中国ドラムクリニックツアー2012年 貴州省「興義」

尖閣諸島問題や、それを受けてのラウドネスのイベント参加中止などにより、
リアルタイムでUPしようと思ってた貴州省ツアーのUPが大きく遅れてしまった。

カレンダーによると興義のライブは19日であるから、
逆に言えばラウドネス演奏中止で日本じゅうが大騒ぎしているその1週間前に、
ひとりの日本人ドラマーが「日本人名義」のコンサートツアーをこれだけ廻っていたということである。

二井原は「あんさんはレアーな例と思われ(笑)」とメールに書いて来たが、
この大きな中国で何が「特殊」で何が「普通」なのかを一刀両断することは難しい。

20年前、ワシは
「中国には日本人より金持ちな人が1億以上いる」
と口を酸っぱくして言い続けてたが、
日本のマスコミは中国の貧しい部分しか報道しなかった。

逆に中国が世界第二の経済大国になってからはその豊かな部分しか報道しない。

中国にはまだまだ学校に行けない子供達や、
食うモノも食えない貧民が何億人もいてまっせ・・・

国土が巨大だというのもあるが、
中国という国は日本のように画一的な国ではない。

もっと言えば中国人は日本人のように画一的ではない。
反日感情を抱いてる人もいれば、親日家もいるだろう。

中国で暮らしている日本人にとっては、
ワシのように反日感情に会ったことがない人も多いだろうが、
二井原のように日本から鳴り物入りでやって来るとまた違ったりするのかも知れない。

それも含めてどちらが「特殊」でどちらが「普通」とは言えない。
そのどちらも含めて「中国」なのであるから・・・


本文に戻ろう。

しかし日中の音楽交流の歴史の中で、
ひとりの日本人がこれだけ多くの中国の土地を
「自分名義のコンサート」で廻った例はないであろう。

そういう意味では二井原の「あんさんはレアーでっせ」というのは正しい。

特にこの「興義」という街は一二を争う「田舎」である。

田舎ほど接待が激しいというのは本当である。
前回この街に来た時には「酒を飲む専門用員」まで用意してうちの相方を完膚無きまでに酔いつぶした。

今回も連中は手ぐすね引いてワシらを待ち構えていた。

Vision2012XingYiPengYouMen.jpg

こんな田舎の街にもワシを待ってくれてる朋友がいる。
これがワシにとって一番「幸せ」なことである。

普通の日本人は「朋友」のいない場所に「仕事」として行く。
ワシは必ず相方の「朋友」のいる場所に行く。

レアかも知れんな・・・(笑)

今回の貴州省ツアーはとにかく移動が大変だった。
貴陽から北に列車で4時間半移動して乗り打ち、
そこから同じだけかけて貴陽まで戻りつつ、
それを通過して東へ数時間移動して乗り打ち。

Vision2012GuiZhouMap.jpg

そこからまた数時間西へ移動して貴陽に戻り、
今度は西南に向けてこの倍の距離を移動する。

この地図の左下の枠外まで更に同じ距離移動するのである。
(も少し行くと雲南省)

さすがにこの日は飛行機で移動したがもうヘトヘトである。

しかし「飲み要員」は容赦しない。
メシのあとはみんなでカラオケを歌いに行く。

Vision2012XingYiTaremaku.JPG

ホテルの門に
「世界的ドラマーFunky末吉がうちのホテルに泊まります」
というのと同じようにカラオケ屋にも同じ垂れ幕がある。

街を挙げての歓待なのね・・・(怖)


翌日は早く起きて街を散歩した。

数年前の素朴な街並みとは違って、
高層ビルが立ち並び、街が大きく発展している。

ワシ個人としては昔の田舎町の方が好きだったのだが、
ここに住んでる人はいちがいにそうは言えないのだろう。

ちょっと複雑な心境である。


会場に着いてドラムをセッティング。

Vision2012XingYiDrumset.JPG

今回もタム二つを左側に置いたセッティングだが、
フロアタムがふたつあるのでより多様なフレーズが叩ける。

しかしワシ、身体が硬いので二つ目のタムまでなかなか身体が回らんのよね・・・
(借金で首は回らんが・・・)


本番が始まる。

司会者が客を煽る!!
「さあみんな立ち上がるのよ!!」

余計なお世話である!!(笑)

後ろの観客も全員立ち上がって前方に押し寄せる。
前回もそうだったが、
こんな変拍子だらけの曲で首振ろうったって「無理」なのである。

急遽曲を変更!!
X.Y.Z.→Aの「Spreading of fire」
これなら首振れるじゃろ!!

一週間後のラウドネスでは歌うことが出来なかったが、
二井原の歌声はちゃんとこの貴州省の田舎町には響いておる!!


中国の、特に田舎町に行くほどロックを愛する人民が多い。
特にこの街の人は本当にロックが好きである。

ここのパール倶楽部の先生は、ドラマーでもあり、ギタリストでもある。
(これが結構ギターも上手い)

娘はドラムを叩いていて、
親父自らギターで娘とセッションする。

しかもゴリゴリのメタルである(笑)

娘も自分のバンドを組んで中国ロックの創始者「崔健(Cui Jian)の歌を歌う。

Vision2012XingYiGirlsBand.JPG

お前、この頃まだ生まれてなかったじゃろ!!(笑)


こうやってロックは親から子供へ、
大人から次の世代へと語り継がれてゆくのじゃ!!

興義いいとこ!!またきっと来るぜよ!!

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら

Posted by ファンキー末吉 at:08:59 | 固定リンク

2012年8月26日

ラウドネス中国のイベントドタキャンについて

Yahooニュースにも載ってたなぁ・・・

ニューアルバムの宣伝にもなるし、
いち友人としては喜ばしい騒ぎだとは思っているのですが、
それにしても日本で流れる全てのニュースは、
そのソース元が二井原のブログでしかないのには呆れるな。

どの記事も「二井原実のブログによると」である。
これが「取材」と言えるのか?

日本で中国の記事が正しく報道されたことがないのは、
報道する側にジャーナリズムのかけらもないからである。

誰も主催者にコメントを取ったわけではない。
ラウドネスの事務所にコメントを取ったわけではないのだ。

人のブログを見てその裏も取らず、
それをそのまま転用して記事にし、
その記事をネットユーザーが貼付けて広める。

これでは正しい記事が伝えられるわけがない。


このイベントはMIDIフェスティバルという、
今中国では一番動員数が多いフェスティバルの一環である。

もともとはMIDI音楽学校という、
中国で初めてロックを教える学校の文化祭として始まった。

校長は張帆(Zhang Fan)という。
知り合った頃はただのひとりの「ロック好き」の青年であった。

90年代半ばにMIDIが設立した時に、
ワシも数回呼ばれて講師をしに行ったこともある。

地方のロック好き、まあ日本でもそうだが、
ドラ息子が学校も行かずにギター弾いてブラブラしてるならということで、
親はこの学校ならということで入学させる。

そんな連中が集まってバンドを組んだり、
中には有名なアンダーグランドバンドを結成する卒業生も出て来ることとなるが、
そんな卒業生や、在校生のバンドで始めた文化祭。

それがだんだん規模が大きくなってフェスティバルとなった。

ちなみに出演者にひとりも有名人はいない。
全部が全部アンダーグランドバンドである。

それがこのイベントの凄いところである。
出演者のネームバリューで客を呼ぶのではなく、
「MIDI」であるというところでのべ10万人集めるようになったのである。

当然ながら昔はフリーコンサートであった。
張帆(Zhang Fan)も学校の宣伝になればぐらいに思っていたのだろう。

ところが規模が大きくなるに従って、
少ないながら入場料を取るようになった。

そうすると今までノーギャラで出てたバンド達も
「儲かってんだったらギャラをよこせ」
ということになる。

ちなみにワシが二井原や田川くんなんかと出演した時はノーギャラであったが、
その後からギャラが出るようになったと言う。

そして今では結構な額のチケット代を取って、
そしてラウドネスにギャラを払って出てもらうという現状に至るわけである。


さて日中関係の話に触れてゆくとするが、
このイベント、実は曰く付きで、
2003年にブラフマンというバンドがこのイベントに出た時、
観客から生卵を投げつけられたという事件があった。

全国から不良が集まるイベントである。
こんなアホがいたとしても不思議ではない。

さて、尖閣諸島問題で騒がれている現在、
みんさんが張帆(Zhang Fan)だったらどう考えます?

ちなみに中国では出番が突然変わったり、
ドタキャンになったりは日常茶飯事であることを踏まえてである。

日本のように予定されていた公演が中止になっても騒いだりしない。
日常茶飯事なのである。

ワシも翌年の2008年の出演の時には、
いきなり出番が変わって、怒ってドタキャンしている。

ドタキャンにするのに何の抵抗もないお国柄の中で、
何万人もいる観客の中にまたアホがいて、
せっかく日本から呼んだラウドネスの方々に生卵など投げつける輩がいたとしたら・・・

そう考えるのが普通ではないだろうか。

政府筋の通達により中止と言うが、
実際政府がそんな通達をするのは「文化部」である。

文化部の役員がこんなド田舎のコンサートにまで視察しに来るだろうか?

この国は施設も何もかも全て「国のもの」である。
当然ながら張帆(Zhang Fan)も政府機関の人と一緒にこのイベントを作り上げる。

この国では政府機関と離れてあらゆるイベントを行うことは不可能なのである。

ちなみにワシにドラムクリニックツアー
(転じて今ではファンキー末吉全中国巡演コンサート)
にもその土地土地の「打楽器協会」という国家の機関が協賛についている。

今からライブだというのに必ず偉い人と食事をせねばならないのはこのせいである。

まあワシのコンサートで生卵を投げつけるアホはいない。
だから全ての人間がそれを中止させようとは思わない。

でも過去にこんなことがあったイベントで、
もし張帆(Zhang Fan)がラウドネスのことを大切に思っているなら、
「せっかく来て頂いたのだけれども」
ということになるのは当然ではないだろうか。

しかもドタキャンに何の抵抗もないお国柄・・・


「中国政府からの要請」というのは、
当然ながら「文化部」でなかく、
張帆(Zhang Fan)と一緒にイベントを作っている相手方である。

「張帆(Zhang Fan)さん、生卵ならまだしも、
うちの管轄で暴動なんか起こったら、
私のクビが飛びますんでひとつよろしくお願いしますよ」
などと話し合われたのはきっと事実だろう。

そういう点では二井原の
「中国政府の本音は
観客の暴動から反政府抗議運動に発展するのを回避する
・・・やろなきっと」
というのは当たらずとも遠からずであろう。

しかしマスコミがこれをそのまま引用するというのは
あまりに「職場放棄」というか「プロの仕事」というには遠すぎやしないか?


さて今度はその記事を読む日本人のみなさん、
日本では「中国国家が中止命令を出した」と思われてるかも知れないが、
この裏を知って、なおそのように考えることが出来ますか?

「公安が尾行している」と言うが、
それは二井原のブログに書いてあるだけのことで、
それも「メンバーがそう言ってた」というだけで、
それの裏は誰もとっていない。

張帆(Zhang Fan)が、余っているスタッフに、
「ラウドネスの方々にアホが危害を加えないように」
と申し付けてたのかも知れないし、
ひょっとしたら現地のファンが遠巻きにしてただけかも知れない。

ワシも含めて誰も取材をしてないんだから「真実」は誰にもわからない。

二井原は「外出禁止」とスタッフに言われたと言う。
「中国って日本人にはとても危ないところなんだな」
と思ってるとしたら、
その数日前に「日本人名義」のドラムコンサートを同じ土地でやっている日本人のことを思い出して欲しい。

「ラウドネスはホテルに軟禁されている」
というイメージを持つ人がいたら、
もう一度その事実関係を疑って欲しい。

スタッフは日本人である。
しかも元X.Y.Z.→Aのマネージャーであった堀内がついているのであろう。

彼の性格もわかるし、また中国経験も少ないスタッフがその責任において、
「何があるやらわからないから外には出ないで下さい」
と言うことは容易に想像出来る。

そこから「中国政府が軟禁」というイメージを膨らませるのはあまりにも読み手の「勝手」である。


この事件に関して、
ワシは単に張帆(Zhang Fan)がラウドネスに気を使っただけだと想像してるし、
あらゆる日本人は中国政府がラウドネス公演を中止にしたと想像している。

誰か金を賭けてもいいと言うなら中国の文化部に問い合わせますか?
きっと文化部の人は誰もこんな田舎のイベントで、
ラウドネス(すらも知らんじゃろ)に中止命令を出したなどという事実は知らんはずである。

マスコミさんよ、記事を載せる時にはちゃんと「取材」をしてから載せなはれ!!
何なら主催者の電話番号教えてあげるから・・・(笑)

日本のみなさんも裏を取ってない記事をあんまし鵜呑みにしなはんなや!!


PS.今しがた二井原からメールが来て、ライブ中止の件、詳しくは書けないけど、現状はワシの想像以上の模様だそうです。
ワシは20年反日感情に出会ったことがないから、ワシの想像は一番楽観的な方向性かも知れんな。
これも含めてみなさん、鵜呑みにはせんように。

ちなみにワシは今月31日に北京でライブです。
ワシの名義なので「日本人のコンサート」です。
それがどうなるのか楽しみです。

そこで現実を詳しくレポート出来ると思います。

Posted by ファンキー末吉 at:09:52 | 固定リンク

2012年8月23日

全中国ドラムクリニックツアー2012年 貴州省「凯里」

今日も「乗り打ち」である。
同じく4時間半の道のりで貴陽まで南下し、
そのまま東に数時間の道のりだというので5時起き!!

思えば「遵义」ではホテルと会場しか見ていない。
食事も3食ともホテルだったので本当にそれ以外見てないのだ。

駅に着いて屋台で朝飯を食う。

ワシが頼んだのはワンタン、
相方のShaは涼麺なのだが辛過ぎて断念!!

Vision2012KaiLiZaoCan.jpg

結局ワシはShaの分まで平らげた。

その後Shaは体調を壊し、寝込んでしまい、
ワシは最後までピンピンしている。

ワシの胃袋は中国人より強いのじゃ!!


列車は寝台車を取ってくれたので、
ゆっくり寝ながら昼過ぎには「凯里(KaiLi)」に着いた。

聞けば酸湯魚発祥の地であると言う。
すぐに昼飯に直行する。

さすがは本番、酸湯魚にもいろんなバリエーションがあるらしく、
今回は魚の代わりに牛肉を使う「酸湯牛肉(SuanTangNiuRou)」を頼んでくれた。

Vision2012KaiLiSuanTangNiuRou.JPG

会場に行ってドラムを組む。
今回はバスドラからホルダーが生えてるタイプだったので試しに逆にしてみる。

Vision2012KaiLiDrumset.JPG

日本でも小さなタムのドラムセットのライブハウスではこのようにセッティングして叩いたりする。

理由は正面にあまり小さなタムがあるとロックフレーズがキモチワルイからであるが、
まあいわゆる「三点セット」だと思って右の小さなタムは補助的に使う。

ところが一時的なセッションとかでは刺激的でいいのだが、
長年のツアーで叩き慣れたフレーズがあるので、
ついつい同じように叩こうとして手がもつれてしまった。

今後このツアーではこのセッティングはボツ!!(笑)

結局ここのパール倶楽部は今回が設立式だということで仕切りはバタバタだったが、
何とか無事にコンサートを終え、本場の酸湯魚(Suan Tang Yu)をご馳走になった。

この歌いながら酒を飲まされるの、前回の貴陽でもやったなぁ・・・

少数民族の文化、素晴らし!!!

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら

Posted by ファンキー末吉 at:20:52 | 固定リンク

ユナの歌う歌、途中経過

いっぱいのご応募ありがとう御座います。


出来上がってる曲

嘆貴人:EnEn、ファンキー末吉

http://tailwind.bz/joyful01/img/402.mp3

新しい中国語曲:ファンキー末吉

http://tailwind.bz/joyful01/img/393.mp3
そのオケ:http://tailwind.bz/joyful01/img/394.mp3
歌詞:http://tailwind.bz/joyful01/img/395.zip

I must carry on:花火、ファンキー末吉

http://tailwind.bz/joyful01/img/354.mp3


「はじめのいっぽ」:なべぞう

http://www.youtube.com/watch?v=MHHX8Mw8EaU


あしたのゆめをみよう
:近所のパソコン修理屋

http://tailwind.bz/joyful01/img/349.zip


『この涙も愛しくて』:Akkey
http://tailwind.bz/joyful01/img/345.mp3


「Rhapsody」 - kazmin' ヤニギレ

http://tailwind.bz/joyful01/img/311.mp3

メロ直しバージョン
http://tailwind.bz/joyful01/img/397.mp3


無題(中国語曲)EnEn、ファンキー末吉

http://tailwind.bz/joyful01/img/375.mp3


「この街に生まれて」
- ウインズ


http://soundcloud.com/winds/konomachi-1


ユナの方舟
:たいら

http://tailwind.bz/joyful01/img/353.mp3



歌ってくれる人募集中!!


シェリー ~Until I can forget your death~
:ヤニギレ


シェリー... シェリー 沈む陽に 意味深き キスをせがむ
シェリー... シェリー 息をひそめる 永遠との褥(しとね)
シェリー... シェリー 傾(かし)がせて くびすじに 這わせていく
シェリー... シェリー 耳をさざめく こぼれてゆく声

軋むJam 軌跡も止めて
Lazy キラメクRainy day 
霧むせぶ かりそめに旅立ち
夢を Laid Back 追っても

ooh そうして 愛にひそむ 無常と知りて
切なくて I miss you と呟く
霞んで 涙も 吐息も

ooh どうして 湧き上がる 呻き漏れて 
セレナーデ 眠るあなたを
そっと 訪(おと)なう 日々に暮れて


シェリー... シェリー 滲む陽に 生きる意味 問いかけてる
シェリー... シェリー 歪(ひず)み埋まらず 恋恋(れんれん)と焦がれ

キリもなく 思いを馳せて
Daisy ざわめくRainy day
霧むせぶ かりそめに佇(たたず)み
愛を Laid Back 問うても

ooh こうして 愛にひそむ 無常と知りて
切なくて I miss you と呟く
霞んで 涙も 吐息も

ooh どうして 湧き上がる 呻き漏れて 
セレナーデ 眠るあなたを
そっと 訪(おと)なう 日々に暮れて

曲は
http://tailwind.bz/joyful01/img/292.mp3
(ファンキー末吉)

伴奏は
http://tailwind.bz/joyful01/img/308.mp3


悠久の転生(ヤニギレ)

息吹が芽吹きだす 竹林(ちくりん)が鼻腔を くすぐるよ 猛(たけき)者 ささやかな休戦を
纏(まとい)をほどいて 細くしなる指を やわらかな 姑娘(くーにゃん)よ ひとときの安息を

徒然なる儘(まま)に 束の間を育み
震え立つ魂を 次へと連なるように


山野(さんや)を踏みしめる 大地が隆起を くりかえす 剛の者 泰山を見上げる
安堵を与えて ふくよかなる胸を たおやかな 姑娘よ 渇きを潤す

移ろいゆく儘(まま)に 絶え間なく勤(いそ)しみ
継がれゆく魂を 明日へと歩めるように


朋友(とも)よ 盃を 酌み交わし 語ろう
月を背に 悠々と 先人を偲んで

曲は
http://tailwind.bz/joyful01/img/338.mp3
(ファンキー末吉)

伴奏は
http://tailwind.bz/joyful01/img/339.mp3


Voice of my mind(ヤニギレ)

跳ねた髪 キミの笑顔 楽しげに はしゃいでる
柔らかく纏わりつく 陽射しに包(くる)まれて

声が飽和するほど 音の調べに焦がれてく
こころ感じた瞬間は もう ユメに漂う

世界中の太陽を この手いっぱいに抱えて
大好きな あなたと いつまでも
たくさんの笑顔も たくさんの涙も
届けに来たの ねぇ ママ


しがみつく キミの不満 感じてる いつだって
もどかしさは無くならない いっしょに感じるだけ

世界が広がるほど 音の調べに焦がれてく
あなたに寄り添いながら そう ユメに漂う

世界中の太陽を この手いっぱいに抱えて
大好きな あなたと いつまでも
たくさんの笑顔も たくさんの涙も
届けに来たの ねぇ ママ

曲は
http://tailwind.bz/joyful01/img/324.mp3
(洋介)

伴奏は
http://tailwind.bz/joyful01/img/325.mp3

Let's GO !(五十嵐 弘美)


見上げてごらん、青い空白い雲

まぶしいお日様 いっぱい浴びて

気持ちいいね 気持ちいいね

小さな石につまずく事もあるさ

辛くて登れない山もあるさ

それは、生きてる証(あかし)だよ

それでも 前に進むんだ Let's GO !

それでも 前に進むんだ Let's GO !


ながめてごらん この青い海白い波

貝殻耳にあてて聞こえてくるよ

穏やかだね 穏やかだね

不安な気持ちなることあるさ

一歩踏み出せないことあるさ

それは生きてる証(あかし)だよ

それでも 前に進むんだ Let's GO !

それでも 前に進むんだ Let's GO !


一人じゃないんだ 笑顔がたくさん

みんなが呼んでる smile for you


それでも 前に進むんだ Let's GO !

それでも 前に進むんだ Let's GO !

曲は
http://tailwind.bz/joyful01/img/328.mp3
(洋介)

伴奏は
http://tailwind.bz/joyful01/img/329.mp3


曲と歌と募集!!


I remember those days(高校生)

辛くはないかい?
一人叶わない恋と知りながら
待ち続けるのは
辛くはないよ
叶わない恋でも出会えたのだから
友達には諦めな、と言われるけど
絶対に諦めない
あなたを絶対諦めない

昨日の夜の月を見たかい
あの大きな満月心に宿して
耐え抜いていく、何もかも
でも悲しくなったら泣いていいよね?

拝啓あなたへ
今まであなたを追いかけてきました心がボロボロになるくらい苦しみました。
今の私じゃあなたには釣り合わないけどいつかあなたと一緒になりたい
一緒になれる事を願って歌いますこの歌を

片思いしてるかい?
好きなら好きっていっちゃいな
そしたら気持ちもスッキリするだろさ
叶わない恋なんて言ってないで気持ち伝えてみな
何が起こるか分からない人生
試してみなきゃわかんない

幸せにしてるかい?
叶わない恋がかなって嬉しいかい
これでスッキリしたかい?
スッキリしないよ
自分と同じ事感じてる人がいるんだから
そんなの考えすぎさ
今の君は前の君より輝いているよ

嬉しかったら泣いてもいいよ
君の全てが好きだから
辛いことがあったらいつでも相談してね
なんでもきくからね

拝啓あなたへ
今まであなたを追いかけてきました身体がおかしくなるくらい喜びました。
私じゃあなたに釣り合わないでもあなたに釣り合う人になります
そして一緒になれる事を願って歌います
この歌を

愛し合ってるかい?
みんなさぁ手を取り踊ろうよ
なつの暑い日差しのような
恋心心に宿して
暑い暑い恋愛をみんなに見せてくれ
叶わない恋を叶えた君の
全部を教えてやれ
叶わない恋してる人たちに


セミのぬけがら(ヤニギレ)

お部屋の中は 寒い冷蔵庫
オママゴトのお皿いつも綺麗で
パパのいないママが してくれたこと
ごめんなさい ボク憶えてないの

お星様の飛んでる 天井は
いっつも回ってるからグルグルと
パパじゃないパパが してくれたこと
痛いけどガマンしたよ

ベランダはポカポカしていて
ときおり飲み物も降ってくるし
チョットお腹は背中にくっつきそうだけど
お日様は優しいから

好き 好き 好き...


お片付けするの 縄跳びの紐
手も足も縮こまっちゃてるから
パパのいないママが してくれたこと
ごめんなさい ボク憶えてないの

お星様が飛んでる お風呂で
アップリケ剥がれてブラブラで
パパじゃないパパが してくれたこと
怖いけどガマンしたよ

ベランダは丸まっていられて
眼を瞑ってるといい気持ちだし
チョットお腹は背中にくっつきそうだけど
お月様も優しいから

好き 好き 好き...


おっきいボクが ちっちゃいボクに話してくれる 優しいお日様のことを
ちっちゃいボクが おっきいボクに話してあげる 優しいお月様のことを
いつかそんな日がくるから待っててね


ベランダはポカポカしていて
ときおり飲み物も降ってくるし
チョットお腹は背中にくっつきそうだけど
お日様は優しいから

好き 好き 好き...

ねぇ ママ ボクを好き...


短い詩:ユイ

桜の花が舞ってるころ

僕たちは出逢い同じ時を過ごし始めた

何もかもが初めてで

戸惑いもあったけど

一人がみんなの為にみんなが一人の為に

絆ができはじめまた桜の季節が来る


☆何年経っても変わらず笑えるように
   未来を見つける旅をしよう

あれからどれだけの時間を

一緒に過ごしたのだろう

1つ1つが忘れられない記憶となり

そこには笑顔が溢れ

夢に向かって走り出す

☆繰り返し


何年たっても変わらず笑えるように

未来を見つける旅をしよう

今、かけがえのない友と

共に歩んでいこう

Posted by ファンキー末吉 at:14:25 | 固定リンク

全中国ドラムクリニックツアー2012年 貴州省「遵义」

朝の5時起きで列車で4時間半かけて「遵义(Zun Yi)」へ向かう。

だいたい昨日が貴陽で一日オフなんだったら、
移動日にして前乗りしてれば楽だったのに、
そうはいかないのが「中国」である(−_−;)

この辺りはまだ新幹線が通っておらず、
こんなローカル線に乗るのは実に十数年ぶりである。

Vision2012ZunYiTrain.JPG

ローカル列車には「硬座(Ying Zuo)」と「软座(Ruan Zuo)」があり、
まあいい方の「软座(Ruan Zuo)」を取ってくれてはいたものの、
久しぶりに乗ったらこの直角の椅子がどうも座り辛い。

よくこれで十数時間乗って青島とか行ってもんだと我ながら感心する。

見事なド山の中を走るので3Gもつながらず、やることもなく
もう腰がギブアップする頃やっと「遵义(Zun Yi)」に着いた。

さぞかし田舎だろうと思ってたらびっくりするほど大都会だった。
聞けば貴州省第二の都市らしい。

そしてここは革命の発祥地、
毛沢東率いる共産軍は、
ここから全中国に進軍して中華人民共和国を建国した。

進軍って・・・飛行機もない時代に、
列車でワシが腰を言わすぐらいの距離の貴陽のみならず、
2時間半かけて飛行機で飛んで来た北京のみならず、
ワシが廻ったあの北の方から南の方から、
全部徒歩で進軍したんか?!!!

毛沢東・・・凄いのう・・・


はてさて、今日は「乗り打ち」ということでさっそく会場にセッティングしに行く。
地元の図書館の横にある小ホール、キャパ300人といったところか。
これぐらいが「ひとりドラム」にはちょうどいい。

今日のドラムセットはバスドラにホルダーをつけるタイプではないのでこのようにセッティングした。

Vision2012ZunYiDrumset.JPG

中国のドラムセットはタムが小さいのが多く、
通常セッティングだとつい正面にある10タムをメインに叩くことになる。

ヘタしたらスネアよりチューニングが高く、
「タットンタカトン」とか「ドバラドン」とかの常用フレーズがどうも気持ち悪く聞こえるからだ。


はてさて、ホテルに帰って休憩してから本番!!
会場はホテルのまん前なので楽である。

いつものように司会者が出て来ていろいろ説明するのだが、
他の地方では国営放送のアナウンサーのような人が出て来るのだが、
ここだけは何と若くて美人がやって来た!!

Vision2012ZunYiBeuty.JPG

Twitterにこの写真をUPしたら、
「足が綺麗なのはわかるが顔がわからん」
とクレームが来たので、
舞台から降りて来た司会者を待ち受けて写真を撮ってもらう。

Vision2012ZunYiBeuty2.jpg

TwitterにUPしたら今度は
「ファンキーさんは要らんから彼女のだけ希望!!」
と言われ、
「すんません!!日本の微博(WeiBo)にUPしたら人気沸騰なんで」
と言って撮らせてもらった。

まるでストーカーである・・・(恥)

Vision2012ZunYiBeuty3.jpg


さて本番である。

客の熱気が凄まじい。
聞けばこの街で打楽器の本格的な演奏会が開かれるのは初めてらしい。

1曲目は今年のツアーから「Vision Rocks」で始まることにしている。
以前では一番最後に持って来てたのだが、
イントロが無駄に(笑)長いということから、
PAからちゃんと音が出てるかのチェックだとか、
音を流してからイヤホンをつけたり、何かと便利であるからである。

7拍子から始まり5拍子、Swing、サンバ、メタル、シャッフルと目まぐるしくリズムを換える8分を超える難解な曲ではあるが、
終わった途端に割れんばかりの拍手が来た。

マイクをもらって挨拶をし、決めゼリフ
「私は今年で53歳になります」
を言った途端にまたどよめきと拍手。

「これは掴んだな」
とばかり、
「それでは53歳の重金属ロックをお聞きください」
でX.Y.Z.→Aの「Spreading of fire」を演ったらもう大歓声!!

いつものようにハーハー息切れしながら
「全くロックは命がけです」
で大爆笑!!

続けての決めゼリフ、
「ここのPerl倶楽部には子供の生徒は多いがお年寄りはいないらしい。
健康のためにお年寄りもドラムを叩きましょう」
でも大きなウケを取り、
これまでにない大盛り上がりでコンサートは幕を閉じた。


心残りは「邪心」である。

ステージ袖で見ている司会のお姉ちゃんを意識して、
「ええかっこ見せたろう」と思うのか、
そう思った瞬間にミストーン連発!!

まあ聞いてる人は分からないように誤魔化すのだが、
自分としては非常に残念である。

「お姉ちゃんにええかっこ見せて何とかなるとでも思ってんのかい!!」
自分で自分を殴って戒める。

まったくもって何年ドラムを叩いててもまだまだじゃわい!!
ドラムを叩く練習よりも精神修養の方が大事じゃ!!

もっと精進せい!!!

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら

Posted by ファンキー末吉 at:10:03 | 固定リンク

2012年8月18日

尖閣諸島問題について

ワシはあんまり政治のことを発言するのはあまり好きではないが、
貴州省の山ん中をツアー中に尖閣諸島問題が勃発して、
ちょうど私の中国のTwitter「微博(WeiBo)」にアホな中国人から
「魚釣島は中国です」
とアホなメッセージが送られて来た。

まあいろんな人から
「中国でいる日本人は気を付けた方がいいですよ」
と言われるのだが、こんなアホはさすがに初めてである。

「自分の指導者も自分で選ぶことが出来ない、
その指導者が不満をそらす為に愛国心を煽って、
文化大革命の頃の紅衛兵と同じく、
お前もそれに踊らされてそんなことをするのか!!
お前は自分の国に問題がある時は命懸けで指導者と戦うこともせんじゃろ!!」

・・・などということは間違っても「微博(WeiBo)」に書き込んだりせず、
黙って「黒名単(ブラックリスト)」のボタンを押して
二度とワシに発言出来んようにした・・・(笑)


「日本人ドラマーの全中国ツアー」という触れ込みで、
これだけたくさんのこの人の同胞が来てくれて、
その汗臭い演奏にこれだけ感動してくれて、
そしてこれだけの人がサインを求めに来て、
「アリガト」と片言の日本語で言う人までいる・・・

20年この国でいろいろやって来て、
誰もそんなことをワシに対して口にしないのは、
みんなワシと「仲良くなりたい」からだ。

だから誰もワシにそんなこと言わないし、
ワシも誰にもそんなこと言わないし、
だから「微博(WeiBo)」にそのことを書き込んだりもしない。

これは「礼儀」である。

一緒に旅している地元の友人が長い列車の旅で新聞を読んでいた。
一面記事は尖閣諸島問題についてであったので、
ワシはちょっとその記事を読ませてくれと言った。
友人は何も言わずそれを渡してくれて、
その話題には何も触れなかった。

ワシも記事を読み終わって新聞を返す時に何も言わなかった。

この人だって魚釣島は中国の領土だと思ってるし、
ワシを含め、全ての日本人は日本の領土だと思っている。

政治家でもないワシらがこんなことで列車の中で喧嘩したって意味がないのだ。

ワシは「音楽をやりに」ここに来ているだけであって、
この人達はそれを一緒にやる「仲間」なのだ。

日本だって中国に対して悪い印象しか持ってないが、
日本で働く中華料理店の店員に
「尖閣諸島は日本の領土だよ、分かってる?」
とか言う日本人はきっといないだろう。

それは日本は「文明国」であるからである。


上海かどっかで
「犬と日本人は乗るべからず」
と書いたタクシーが走っていたと聞いた。

日本人が戦時中「犬と中国人は」などと書いていたので、
ここぞとばかり腹いせにそうしたのだろう。

しかしこのタクシーだって、
犬を連れた大金持ちの中国人が来て、
「ちょっと遠いけどチップはずむから乗せてよ」
と言うと乗せるのだ。

思うに今になって竹島だ、尖閣諸島だ、
そんな問題が突然噴出して来るのは、
ひとえに日本が「国力」をなくしているからだと思う。

領土問題の解決とは即ち「国力での解決」なのである。

国際司法がどうのこうの言ったって、
「尖閣諸島は日本の領土です」と結論を出されたとすると、
中国は絶対に「何をぬかす!!」とばかりそれを蹴るだろう。

過去に領土問題で勝った国は、
負けた国より「国力が上だった」というだけの話なのだ。


日本が高度成長期であったあの頃は、
隣国はどこも領土問題なんか持ち出す勇気はなかった。

アメリカでさえ「子飼」だと思ってた日本を恐れて、
「最近のアメリカ人は日本料理を食って、
日本の車に乗りながら日本のロックを聞いている!!」
とヒステリックに二井原達をバッシングしたではないか。

貿易摩擦でバッシングを受けてた時代・・・
エコノミックアニマルと悪口を言われてた時代・・・

今から思えば日本が一番「国力」があった時代ではなかったのか・・・


ワシは思う・・・
世界一勤勉なこの国民は、その能力を最大に発揮して働くのだ!!


音楽をやる人間は、
中国が、韓国が、羨んで買うような最高のレベルの音楽を作るのだ!!
決して自国の子供を騙してろくでもない音楽なんかを作ってはいけない!!

モノを作る人間は日本製品は世界で一番レベルが高いのだと誇りを持つのだ!!
手抜きをして水増しして儲けるなんて恥ずかしいマネをしてはいけない!!

「歯車」だと思ってやる気をなくしている人達がいたとしたら、
「世界最高の歯車だ」と胸を張ろう!!
日本製品が世界的に優秀なのは
中国などと違って「粗悪な部品」を使ってないからなのだと知ろう!!

仕事のない人は・・・
取りあえずバイトして金を稼いでそれをパーッと使って飲むのだ!!

楽しく生きるのだ!!
金を回すのだ!!

そして日本をもっと豊かな、「幸せな国」にするのだ。

そしたら尖閣諸島に自衛隊でも派遣して、
中国がそれに怒って経済制裁を加えて来たら、
ワシらは即座に「絶交」して、
こんな国を相手にせずに「世界一幸せな国」で幸せに暮らそう。
(しかしワシは相変わらず不法就労でこんなことをしてるだろうが)


だいたい中国なんかに媚を売って商売してるからつけこまれるのだ。

ワシは媚など売っとらんぞ!!(キッパリ)
胸を張って世界最高の技術を売っておる!!(大きく出たな)

技術の流出だと言うなら心配要らん。
どれだけ技術を真似たってこの人達にはワシの「音」は出せん!!(ほう・・・)

何故ならワシの音は「生き様」から出来ておる。
表面だけ真似したって出来んからどんどん教えてやればいいのだ!!(酔っとるな)

ワシの戯言は置いといて、
日本の技術が世界最高なのは世界中の誰もが知るところである。

中国が大きな市場だと言うなら、
別に頭を下げて買ってもらう必要はない。
頭を下げてでも買わせて下さいというようなものを作ればいいのだ。

どうせこの国の人は政府が「買うな」と言ったって欲しいものは密輸しても買うし(笑)

中国は世界の工場だと言うなら、
ミャンマーがあるぞ、他のアジア諸国に何ぼでももっといい工場はあるぞ。


なんてことを書いてたら、
今しがたワシの中国人のTwitter「微博(WeiBo)」にデモの写真と共にアホが書き込みをして来た。

「まず日本を殺そう!!そしてベトナムを取り返すのだ!!」

何でワシ宛に送っているのかようわからんが、
その@の中にワシは知り合いの若いドラマーを見つけたのでDMした。

「こいつは知り合いか?お前の友達か?」

彼は事情がわからないらしくこう返信して来た。
「ドラム好きで車の会社を立ち上げた人間ですが・・・
Funkyさん、どうしてそんなに怒ってるんですか?」

ワシは
「じゃあワシ宛の彼の発言を見てみぃ!!」
と送った。

しばらくして彼から返事が来た。

「あれは傻逼(腐れマンコ)です。
どのように処遇しますか?言って下さい」

久しぶりの彼とのやり取りだったので
ついでに彼は長々とワシにどんな恩を受けたかを書いている。

まあワシとしては久しぶりに彼とやり取り出来てそれでいいのだ。

「ワシはお前にそんな凄いことをした覚えはないぞ。
お前がそう言ってくれるだけでもう溜飲は下がったよ。
また今度飲もう」

で話は終わったのだが、
まあ意地が悪いワシは溜飲を下げるどころか、
これにRTしてこう書き込んだ。

「全ての中国ロックを愛する人間に問う!!
俺は20年ずーっと中国ロックのために尽くして来た。
それは一生やり続けることだと思っている。
どうして中国人になじられなくてはならないのか?」

知らんぞ〜ワシの「微博(WeiBo)」炎上するぞ〜

知ったこっちゃない。
ワシは相変わらずアホなことをつぶやくのだ。

そして仕事をするのだ!!
ワシは今からもっと中国のド田舎に行くのだ!!
上を目指すのだ!!
明日はもっといいドラムを叩くのだ!!

世界的に優秀な民族である日本人よ!!
仕事をするのだ!!
自分のやるべきことを命懸けでやるのだ!!

幸せはきっとその向こうにある!!!

Posted by ファンキー末吉 at:15:04 | 固定リンク

2012年8月15日

全中国ドラムクリニックツアー2012年 貴州省「貴陽」

前回来た時はちょうど2年前の今日だったと知らされた。

14日の朝いちで成田を出発して、
夕方に着いて、その場で次の日はドタキャンだと知らされ、
15日は料理と酒をしこたま頂いて、
16日に朝いちで上海に飛んで、
17日に朝いちに関空に飛び、
京都RAGのライブに飛び込んだという強行スケジュールである。

もちろん今回はドタキャンとは言わせない。
しかし着いてみたら明日の予定のライブは今日であった(驚)

Vision2012GuiYangStage.JPG

垂れ幕には
「Jazzドラマー(中国ではドラムセットのことをJazzドラムと言うので)FUNKYの演奏会」
とある。

見えにくいが今回のまたどでかい垂れ幕には
「世界的なJazzドラマー大先生FUNKYの中国ツアー貴陽ステイション」
とある。

まあ「ドラムクリニック」として始まったこのツアーも、
今では「ひとりドラムの全中国コンサートツアー」になってしまったわけね。

しかし日本人で(いや、あらゆる外国人でも)、
全中国を数十カ所ツアーで廻れるっつうのもワシぐらいやろうなぁ。

黒豹(HeiBao)の連中も言うとった。

ワシらが行くとこ行くとこ
「ファンキーさんがこの前来ましたよ」
と言われるのはどういうことや!!

中国は広い。
あの黒豹(HeiBao)でさえ行ったことのない土地に、
このファンキー末吉というのは来ているのか・・・
とびっくりされるのも頷ける。

この前の時に竹筒酒を飲みながら担当のShaとこんなことを話した。

「そのうちよぼよぼになってな、
そしたら息子か娘に連れて来てもらってな、
お父さん、ドラムセットですよ、って座らせてな、
そしたら同じようにバーッと叩いてな、
また息子か娘に手ぇ引かれてステージ降りてな・・・」

Shaはドンとテーブルを叩いて言った。
「FUNKY、その夢は俺が叶えてやる!!
よぼよぼになってドラム叩けなくなるまでこの活動をやり続けよう!!」

竹筒酒で乾杯した。

はてさて・・・いくつになるまでこれをやり続けられるかのう・・・(笑)

2012GuiYangMIDI.jpeg

さて、ところで実はこの1週間後にここでロックフェスティバルが開かれる。
ポスターにはちゃんと「LOUDNESS(日本)」と出ているではないか!!

残念ながらワシとは入れ違いになってしまうが、
二井原さんやラウドネスのメンバーのために、
ここの名物の「酸湯魚(Suan Tang Yu)」の食べ方を伝授しておこう。

Vision2012GuiYangSuanTangYu.JPG

まず魚はいろんなものを選べるが、ワシはナマズをお勧めしておこう。
生のまま放り込まれてこんな鍋が出て来る。

それに野菜や肉団子などトッピングを頼んで放り込むが、
ワシはとりあえずユバと豆腐をお勧めしておこう。

魚が煮えるまではそれを先に食べるというわけだ。

お椀に調味料らしきものが入っているが、
これに鍋のスープを入れて溶かしてタレにする。

当然辛いがこれが絶品!!

Vision2012GuiYangBeerMiJiu.jpg

ビールはここでしか飲めない茅台(マオタイ)ビールをお勧めしよう。

茅台酒は全世界で有名だが、
中国人にもあまり知られてないその会社の作ったビールが、
全世界でここでだけ飲むことが出来る。

またこの辺は少数民族が多いので、
彼らのお酒「米酒(Mi Jiu)」もお勧めである。

度数も17度と少なく、甘いお酒で辛い食べ物によく合う。

Vision2012GuiYangShime.jpg

そしてシメはご飯を頼んでこのスープをぶっかけて食う!!

トッピングには麺とかもあるが、
ワシはやはりこれが一番のお勧めである。

酸湯魚(Suan Tang Yu)の店は数あれど、
「省府路(Sheng Fu Lu)」というところが道の両端に酸湯魚(Suan Tang Yu)の店が建ち並び、
その全てがどれも抜群に美味しいのであるが、
一番ふもとの少数民族の衣装を着た店員が出迎えてくれるところが一番お薦めかな。

この辺・・・


大きな地図で見る

いやー二井原が、タッカンが、マーくんが、アンパンが、
ここで舌鼓を打つ姿を想像してやまない。

中国でも辺鄙なところに位置するこんな街に、
皆さんが次に来ることはきっともうないだろう(笑)

是非是非堪能して帰って下さい!!

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら

Posted by ファンキー末吉 at:21:04 | 固定リンク

2012年8月11日

伴奏UPしました。

ユナの歌う曲、伴奏データを誰もUPしてくれないので、
とりあえずMIDIで一番簡単なピアノ伴奏を機械的に打ち込みました。


こちら

イントロは4小節です。
歌を歌える人で作詞も出来る方ならこれにご自身の詞で歌を歌ってUPして下さい。
何語でも結経です。ユナはそのまま覚えます。

歌は歌えるが作詞は出来ない方はこの掲示板の中から詞を選んでこのオケに乗せて歌って下さい。

この曲に歌詞を書いて頂いた方はどなたか歌う方に選ばれなければユナのところに届きません。
我こそはと思う方は是非ご自身で歌ってUPして下さい。

もっといいオケを作れるぞというアレンジャーの方は更に募集します。

アマチュア歌手、作詞家、編曲家集まれ~!!!

Posted by ファンキー末吉 at:00:07 | 固定リンク

2012年8月10日

仕事とは太極拳のようなもの

アホだと思っていた方言(FangYan)のここ最近の成長ぶりは目覚ましい。
洛陽の山の中から帰って来たら、
さっそく憔悴し切った様子で泣きが入った。

「ファンキーさん、もうあの仕事、もう限界を超えました・・・」

よくよく聞いてみると二つ目に受けた方のドラマ、
最初にワシらを訪ねて来てその後ワシらの仕事に対して一番大きな評価を与えていた監督が、
「もうやっとれん」
と言って降りてしまったのだと言う。

つまり「味方」がいなくなった・・・

「ほな今、誰が窓口になってんねん」
と聞くと、社長の美人秘書、20歳そこそこの小娘が、
今では直接方言(FangYan)にあーしろこーしろと指示を出すと言う。

当然ながら今までOKが出て作り上げてた全てが「やり直し」である。
「何よこれ、キー!!」
と片っ端からダメを出すだけではなく、
「全編音楽で埋めてよ!!少しも空間空けちゃダメよ!!」
などと無茶なことを言う。

まあ監督も逃げ出すわなぁ・・・

ワシだったら
「ド素人が黙っとれボケ!!一番偉い人間出さんかい!!」
と怒鳴りつけるところだが、
流石は方言(FangYan)、ずーっと耐え忍んで彼女の無理難題を聞いていると言う。

あまりに可哀想になったので
「んじゃぁケツまくるか?」
と言ってみた。

「ファンキーさん、これは"仕事"なんです!!
院子(ユエンズ)を存続させるためにはどうしても金を稼がなければならないんです!!
ここでやめたら若い衆にギャラ払ってそれで終わりですから院子(ユエンズ)には全然残らないじゃないですか!!
ここは何としてもこの仕事、やりとげなきゃなんないんです!!」

おう、これが数年前までTDに1曲1週間かけて、
能率よりも自分の理想しか言わんた人間か・・・(感涙)

「相手に何度もやり直しをさせてはいけません!!
ここは何とか一発で相手を納得させる仕事をするのです!!
さもなくば僕たちの時給はその辺の日雇い労働者を下回ります!!」

時給まで計算出来るようになったんか!!(号泣)

「仕事というのはねぇ、太極拳みたいなもんなんです。
相手がこんな風に打って来た、
それを正面から叩くんじゃなくこうやって円を描いてかわすんです。
それでまた打って来る。
それをこうやって絡めて上に放り上げるんです。
そしたら最終的に僕らは勝つんです」

この言葉にはワシは心底びっくりした。

ワシは自分では好戦的な人間ではないつもりなのだが、
実のところしょっ中どこかとトラブルを起こしている。

JASRACしかり、日本人学校しかりである。

「ロックは弱い者の味方」と思ってるので、
弱い者に権力等で圧力をかける輩が許せないのだ。

ところがこのケンカの仕方、
よくよく考えてみると実は大きく間違っている。

ワシはまず相手を一番大きな力で殴る!!
そして次の相手の出方を見てから握手をする。

これは実は中国では一番よくないケンカの仕方なのである。

中国人は
「テーブルの下で拳を握りしめながらテーブルの上で握手をする」
とよく言われる。

中国人とはケンカしてはいけないのだ。

中国は広い。こてんぱんにして誰も相手にしなくなったヤツを、
この広い中国では必ず誰かが相手にするのだ。

そして力をつけて必ず仕返しに来る。

自分が力があるからと言って力で相手を倒すと、
それより力のある者に倒される。

ワシの場合は必ずいろんなシミュレーションをして戦うが、
頭を使うヤツはもっと頭のいいヤツに騙される。

力を奢る者はもっと力を持つ敵に滅ぼされ、
策を施す者は、もっと策に長けている敵に滅ぼされるのだ。

孫子の兵法の1ページ目にこう書かれている。
「絶対に負けない方法、それは戦わないことである」
と・・・

方言(FangYan)、今回は勉強させてもらった!!
この調子で残りの仕事も頑張るよーに!!

ほな!!ドロン(死語)

Posted by ファンキー末吉 at:13:52 | 固定リンク

2012年8月 9日

ご自由にお使い下さい(その1)

ユナの歌う曲、誰も曲UPせんので私がとりあえず1曲UPします。

こちら

この曲はもう10年前ぐらいになるかなぁ、恐らく中国人の歌手に書いた曲やったと思う。
結局誰も歌ってないのでご自由にお使い下さい(笑)

二井原実が歌っているように聞こえますが気のせいです!!(笑)

いや、実はWINGSやったかなぁ、何かのレコーディングデータの中から、
音程に合う音だけを繋ぎ合わせて貼付けたんですわ。

ユナがこの歌い方マネして歌っても困るので(笑)どなたか歌詞つけて歌って〜

伴奏データが残ってればよかったんやけどどっかいってしもて見つからないんですわ。
どなたか伴奏作って〜

ちなみにこの曲も著作権登録するつもりありませんので、
この用途以外に使いたい人はご自由にどうぞ〜

使う際にはご一報下さいね〜

ほな!!

Posted by ファンキー末吉 at:11:03 | 固定リンク

2012年8月 8日

全中国ドラムクリニックツアー2012年 河南省「重渡沟」

朝9時半に北京西駅で待ち合わせて洛陽に行く。
例によってそれだけが私に知らされている情報である。

前回は夜行列車で行って、
ドラム叩いて終わったらまた夜行列車に飛び乗って帰った。

滞在時間最短記録10時間!!

今回は前日入りで翌日戻りのたっぷりスケジュールである・・・
・・・と思ったら実は大変な過密スケジュールであったのだが・・・


洛陽への昼間移動は初めてなのであるが、
それが新幹線でも思いの外時間がかかった。

朝の10時に出発して夕方の5時着。
地図で見たらこんなに近いのに中国はやっぱ広いのう・・・

LuoYangMap.jpg

「明日は6時半出発ですから今日は早く寝て下さい」

その時になって初めて知らされる。
明日のコンサートは洛陽ではなく「重渡沟」というところなのだということを。


大きな地図で見る

車にゆられること4時間、
「重渡溝自然景勝区」というぐらいだから山奥の大自然の中である。
観光地として開発されているその一角にステージがあった。

Vision2012ChongDuGouStage.JPG

これが「避暑地」というのに暑い・・・
汗だくでセッティング・・・

そして垂れ幕が出て来て初めて知る、
これは洛陽と新郷合同の子供達の夏合宿であるのだ、と。

Vision2012ChongDuGouPoster.JPG

「国際」とついておるが、中国人でないのは実はワシだけである(笑)

まあいい、どこに行ってもやることはひとつ。
ドラムを叩くだけのことである。

ワシは前回の済南でプロトゥールスが燃えて
今回はその修理が間に合わなかったということで、
iPadで伴奏を流そうということにしていた。

前回はサブミキサー含むPA機材が同行していたのでいいが、
今回からは「iRiffPort」を使って音を出すシステムを作り上げた。

これはもともとiPadにギターなどをつないで演奏するケーブルなのだが、
使いようによってはこれだけでライン出力とイヤホン出力と両方出せる。

ということはこれさえあればサブミキサーが要らないということである!!

iPadとこのケーブルとイヤホンだけを持って行けばそれで足りるとは旅が格段と楽になるというものではないか・・・

その代わり、システム上モノラル出力しか出せない。
橘高が命をかけてダビングして左右に振っているギターなどはステレオで出さないともったいないのであるが・・・

と思いつつ、ふと見ると担当者のShaがいそいそとセッティングを始める。
何か新しいシステムを持って来たようだ。

Vision2012ShaNewSystem.JPG

見れば8chのミキサー、
それをパソコンにつないで、
そのパソコンをiPadで遠隔操作出来るというもの・・・

ドラムの横にそれを置いて、
ドラムのマイクとオケの音をそこに入力して、
最終的にPA卓には2chにミックスした音を送るというもの・・・

おいおい、システム自体は素晴らしいんじゃが、
それを操作するのはお前か?・・・

もともと中国というのは「他の人を信じてはいけない」と私は思って仕事をしている。

モニターとかを一切信用しないから、
ワシはクリックもオケも全部自分だけで聞けるようにシステムを構築しているのだ。

数学的に考えてみよう。

PAエンジニアが成功する確率を2分の1だとしよう。
そこに2chのデータを送るshaが成功する確率を2分の1だとしよう。

そうすると全体的に成功する確率は
(2分の1)×(2分の1)=4分の1になってしまう。

これが10分の1だとして計算すると、
何とちゃんと音が出る確率は100回に1回なのよ〜!!!

まあいい、彼の現場である。彼に任せよう・・・

ドラマーというのはしょせん自分の音を客席で生で聞くことは一生出来ないのだ。
Shaが「いい音」だというのが「いい音」だということである。

外音はどうかわからんが、
プレイはワシなりにベストなドラムが叩けたと思う。

打ち上げ!!

Vision2012ChongDuGou.JPG

この辺の名物は「竹」。
そりゃそうだ、一面が竹林なのである。

竹の子料理をつまみながら竹筒酒を飲む。

ふと考える。
来る時は一泊してドアtoドアで30時間ほどかかっている。

今から30時間後には北京空港から日本に帰らねばならんぞ・・・
帰れるのか?・・・

ま、いいか・・・

ファンキー末吉ひとりドラムツアーの軌跡(こちら

Posted by ファンキー末吉 at:03:52 | 固定リンク

2012年8月 3日

テレビドラマの仕事は続く・・・

「6月いっぱいの〆切やったんちゃうんか!!」
と思わず突っ込みたくなる。

中国では〆切を守らないのは〆切を作った方だったりするから笑うしかない。

1本目に受けた仕事は会社に経験者が少ないので言うことがころころ変わるし、
2本目は社長の美人秘書が口走った意見が、
監督を飛び越えて絶対命令として伝えられたりするから大変である。

そのふたつを同時進行でやってるのだ(凄!!)

「僕もうやってられません!!
音楽を映像に貼付ける専門家雇っていいですか?」
方言(FangYan)から泣きが入る。

ワシはもともと
ギャランティーの中から経費として半分は使うつもりで計算している。
スタジオがあるのでスタジオ代はかからないし、
ミュージシャンや作詞家(これはお隣の老呉なのだが)、
そして制作を発注するいろんな仲間に
たくさんお金を落としてあげられればそれでよい。

その経費まで節約することはないのだ。
仲間にバラまくつもりで使い切ってしまえばそれでいいのだ。

しかし「仕事」というのは長引けば長引くほど「時給」が低くなっていってしまう。
「僕ら、もう日雇い労働者ぐらいの時給ですよ」
方言(FangYan)が泣きを入れる。

1本目の会社は金払いがよく、前金の半分はもとより、
大部分の音楽は作ってしまったので更に30%くれている。
しかし仕事が遅い(涙)

2本目の会社は言うことがむちゃくちゃな上に金払いが悪い(号泣)

「前金受け取らんかったら絶対仕事始めんからな!!」
強く言っておいたので何とか前金はもらったがいつ終わるかわからん(泣)

主題歌を歌う歌手は女性の予定だったのが
いつの間にやら男性に変わっとる(ごうなきびっくりまあく)

男性だったら隣の老呉(LaoWu)、
女性だったらBeiBeiんとこのボーカル安敏捷(An MinJie)ということにしてたのだが、
いつの間にやら「歌手はこちらで決める」と言い出しとる。

「そのギャラはこっちは出さんぞ!!会社側持ちやぞ!!」
固く確認させる。

そりゃそうだ、有名歌手なんか連れて来られた日にゃ
そのギャラでワシらの制作費なんていっぱつで吹っ飛んでしまうのだ。

「女性歌手はまだ探してるそうです。
男性歌手は周晓鸥(Zhou XiaoOu)に決まったそうです」
脱退した零点(ゼロポイント)のボーカルではないか!!


彼とはいろんな物語がある。

彼らの6万人スタジアムコンサート

リハーサル中にメンバーは喧嘩を始めるし、
金だけはちゃんとくれたけど内容は想像を絶するほどぐしゃぐしゃであった。
(まあそれも中国では「普通」か・・・)

そんな中にWyn Davisをアメリカから呼んでライブレコーディングしようと言うのだから
当時ワシのストレスはもう限界に来ていた。

着いてみたらWynの要求した機材が全然揃ってない。
ワシは昼から夜から機材探しに走り回る。

見るに見かねたレコード会社の社長がひとつ探してくれた。
でもあとひとつ足りない。

「確か周晓鸥(Zhou XiaoOu)の自宅スタジオに同じのがあったような・・・」

社長はその足でたまたま会社に来ていた彼に聞いてくれた。
しかしその時に彼は社長にこう答えたのをワシはたまたま聞いてしまったのだ。

「あれは俺個人の機材だ。これはバンドの仕事だろ?
個人のものをバンドには提供出来ないよ」

ワシは無性に腹が立った。
「俺は誰のためにこれだけ頑張ってんだ!!
お前らバンドのためだろ!!つまりお前のためだろ!!」

それ以来彼にはあまりよくない印象を持っていたが、
時が経てば何となく分かる。
ぐしゃぐしゃのバンド内で彼もいい加減バンドに対して限界だったのだろう。

その後数年で彼はバンドを脱退した。
今ではソロボーカルとして、また映画やドラマに大活躍の「大スター」である。

まあLuanShuが仲良くしてるので何度も一緒に飲むし、
彼の曲を録音してあげたりしたが、
「スターはワシなんかより同じような人達と一緒にいればそれでいいだろ」
とワシは思っている。

ワシは周りの貧乏なミュージシャン達と一緒にいる方が全然楽しいのだ。


さあ、というわけで今日は彼の歌入れ。
ドラマの制作会社はどうしてもワシにディレクションしてくれと言う。

「あいつなんか自分のスタジオで自分で録ったらそれでいいだろ」
映画音楽のイベント用の曲もそうやって録ったし、
まあ二井原がいつもひとりで自宅で録るようなもんである。

「しょせん彼らは有名人が好きなだけなんですよ!
だいたいそんな金があるんだったら僕らにもっとくれるべきですよ!
彼ひとりで僕らの制作費全部持ってゆくじゃないですか!!」
どうも腹の虫がおさまらないようだ。


こいつとずーっとあーだこーだ言っててもしゃーないので
一緒にLuanShuのスタジオへと出発する。

「このスタジオ代もあっち持ちやからな!!」
もちろんそう念を押してである。

久しぶりの再会。
「ファンキーsan!!久しぶり!!何しに来たの?」
彼はこれがワシの仕事だということを知らない。

「え?ファンキーsanの曲なの?そりゃ早く言ってくれないと」
早く言ってたっつうの・・・

「曲?聞いてくれた?・・・」

「え?まだ聞いてないけど?大丈夫!!聞いたらすぐ歌えるから」

それは間違いない。
ワシも彼なら1時間、
遅くても2時間でレコーディングは終わると思って来ている。

もう一緒に零点(ゼロポイント)のアルバムを2枚も作ってるのだ。
彼の歌の上手さはじゅうじゅう知り尽くしている。

レコーディングが始まった。
ワシはパソコンを広げてこの原稿を書きながら聞いている。

「ほら見てみぃ!!あいつの歌に問題なんかあるわけないんじゃ」

そう思いながら聞いていたが、
逆にどんどん彼の歌に引き込まれていった。

これ・・・まるで零点やん・・・

そりゃそうだ!!
これは中国のロック史上一番金を稼いだバンドのボーカルの歌なのだ。

数年前一緒に零点最後の2枚のアルバムを作った時の、
いろんな思い出を思い出しながら懐かしくなって、
いつの間にかパソコンの蓋を閉じてディレクションをしていた。

毎回語尾の処理の仕方を変えて工夫するのだが、
そのいちいちが「零点」なのだ。

後期の数年間しか一緒に仕事しなかったが、
あの数年もワシにとっては「青春」だった。

そしてそのもっと前から、全ての中国人はそれに熱狂し、
それに自分の「青春」を重ねた。

歌い終わった頃にはワシは立ち上がって絶賛した。
「お前・・・やっぱ上手いわ・・・」
制作会社が彼に払う金だけの価値はあると思った。

「いやいや、ファンキーsanの曲がいいんですよ」
その芸能界っぽい「褒め合い」には興味はないのだが、
ドラマの制作会社の人達も来てるので、
言わばこのパフォーマンスもワシの「仕事」なのである。

いつまで経ってもワシは零点最後のプロデューサー。
そして彼の「仲間」であり「先輩」である。

今でも大スターの彼がワシを立てる。
それを見て制作会社は少ないけどワシに支払った金は価値があると思ってくれればそれでいい。

あとはエンディングテーマ曲・・・誰になるんじゃろ・・・
有名女性歌手は知り合いじゃなかったらなかなか大変やぞ・・・(怖)

Posted by ファンキー末吉 at:18:49 | 固定リンク

アマチュア作曲家集まれ!!ユナの歌うオリジナル曲大募集!!

小畑秀光がユナの子守りのバイトを頼まれて金ちゃんとこ行って来た。
ギャラは朝鮮料理を毎日ご馳走である。

呼ばれてないけどワシも里帰りのついでにご相伴させて頂いた(笑)

最後の夜はディープなコリアンタウンでしこたま飲んでたのだが、
そこで小畑秀光が変なことを言う。

「ユナちゃんはひょっとしたら超能力があるかもでMAX」

街を歩く時に、変な方向に走ってゆくユナに
「ユナちゃんそっちは危ないよ」
と叫んでも全然聞こえないが、
心の中で強く念じるとピタリと止まると言う。

「でもひょっとしたら実は恐ろしく耳がいいだけで、
普通では聞こえない僕の足音を聞いているだけかも知れませんけど」
と補足はしたものの、
もしそうだとしてもこれもユナの「高い能力」のひとつである。

ある能力が人より発達してなくて、
ある能力が人より大きく発達しているというのは「人間の神秘」である。

それはきっと「好きこそものの上手なれ」ではないかとワシは考えている。

ユナの音程が抜群にいいのは、
ひょっとしたら好きなその曲をずーっと聞き続けているからではないのだろうか。

嫌いなことをどれだけ強制しても出来ない代わりに、
好きなことはどれだけでものめり込んでやれる。

だからアカペラで歌ってもその伴奏が完璧に鳴っているから、
その音程でちゃんと歌えるのではないのだろうか。

だからあの日
赤とんぼにワシがギターを弾いたらピタっと歌うのをやめたのではないだろうか。

いつも頭の中で鳴っている伴奏と違うから・・・

ユナの学校では11月に文化祭があると言う。
先生は出し物のひとつとしてのユナの歌のコーナーを作ってくれてると言うが、
それを聞いてふと思った。

いつものようにこれをアカペラで歌っただけじゃあもったいない・・・

中学生活最後の文化祭である。
本人にとっては余計なおせっかいかも知れんが、
出来ればオリジナル曲でも作ってあげたいな・・・

などと考えた途端、橘高文彦の顔が浮かんで来た。

現在X.Y.Z.→Aが新譜を作成中だが、
思いの外、曲がよう作れん・・・

二井原が
「もうこの年になって言いたいことも全部言い尽くしたし、
詞ぃなんて何も書けん!!」
と言ってたのと同じで、もう何も思い付かんのである。

ほな作詞の方で頑張ろうかなと思ったら、
突然二井原実が復活しおってばんばん作って来よる。

「末吉さんの曲もあと何曲か欲しいですねぇ・・・」
橘高プロデューサーのあの威圧感のある笑顔が頭に浮かぶ・・・

そこで思い付いた。

よし!!世の中には埋もれている才能が山ほどあるのだ!!
もしその人達が興味があるなら
その人達に「ユナが歌う曲」を作ってはもらってはどうだろうか・・・

言っておくがこれが想像以上に大変である。
何せ「本人がその曲を好きになる」ことが絶対条件なのだ。

好きなタイプの曲を狙い撃ちも出来ない。
童謡やアニメソングをカラオケで歌っていたが、
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ」や
Celtic Womanの「You Raise Me Up」も歌う。

逆に言語は彼女にとって関係ない。

ポニョは六カ国語で歌うと言うし、
ワシが聞いた限り英語の発音も完璧である。

要は耳で聞いてそれを覚えてしまってるので、
その言語が話せるかどうかは別にして、
中国語だろうがアフガニスタン語だろうが関係ない。
好きになったらそれを完璧に覚えるだろう。

ただ、歌の入った完璧なデモが必要である。
シンセでデモ作って「歌詞はこれですよ」では歌えない。
(と思う・・・)

男の声ではキーが違うので女の声でデモを作らねばならない。
初音ミクでもいいと思う。
但しその歌い方を完璧に真似るだろう。
(それも面白いなぁ・・・)

キーは普通の女の子のキー(TOPがCぐらい)なら大丈夫。
何せ誰も教えてないのに彼女は「裏声」が使えるのだ(驚)

まあアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ」と
Celtic Womanの「You Raise Me Up」をオリジナルキーで歌える
と言えばキーの設定は簡単であろう。

伴奏は私としてはギターかピアノだけにした方が、
当日ひょっとして生演奏で出来るかなと思いはするのであるが、
それも単なる「大人の考え」の範疇でしかない。

何せ本人が何を考えてどうしたいのかは本人しかわからないので、
こちらとしては数多くの候補を出して、
「偶然」彼女の琴線に触れるものを「正解」とするしかない。

というわけで興味のあるアマチュア作曲家!!
そしてその曲に詞をつけてくれるアマチュア作詞家!!
アレンジしてくれるアマチュア編曲家!!
デモを歌ってくれるアマチュア歌手!!

いろんな人がこの掲示板に集まってくれて、
それをユナに聞かせて、
万が一彼女の心にヒットしたその曲を、
ユナに文化祭で歌ってもらおうという企画を立ち上げます。

我と思わん方はどんどん自作の作品をUPして下さい!!

例によってこの曲は著作権登録しません。
頑張って作ってもそれがお金を産むことはありません。
(ただユナが次に北京に来た時にレコーディングするかも知れんが)

本人が選ぶのでどの曲も選ばれない可能性もあります。

運良く選ばれた作品に関わった方々には、
11月に大阪コリアンタウンにて
ワシが本場の朝鮮料理を奢ります!!
(但し旅費は自腹!!酒代も破産してしまうので自腹でひとつ)

というわけで11月までこの掲示板をチェック!!!!

Posted by ファンキー末吉 at:10:22 | 固定リンク

2012年8月 1日

親孝行

先日転んで肩の骨を折って入院していた母、
退院してから一人暮らしなので様子を見に来た。

しかしまあ同じ子供やったら女の子がええやろなあ・・・
男ってどうも親とかとコミュニケーション取るのが苦手なんやなぁ・・・
(人にもよるやろうが)

洗い物がたまっていたのでちょいと洗うたろかと思ったら、
ゴキブリがちょろりと出て来たので心折れた。

うちの実家はゴキブリが多い・・・

昔からそうなのでワシは慣れてたはずなのじゃが、
ハエもゴキブリもいなかった家庭で育ったうちの嫁のおかげで、
八王子の家でゴキブリを見たことはないので免疫力がなくなったのじゃ。

「まあお袋も肩のリハビリで家事ぐらいした方がええからな・・・」
と自分に言い訳する。

結局会話もなく、親孝行も何も出来てないので思い立った。
「そうだ!!美味いもんでも食いに行こう!!」

というわけでフグを食いに来た。

Oyakoukou.JPG

連れは長男の同級生の父でもあり、
母の通っていた病院の先生でもある宮本さん。

いや〜第三者がいると会話が弾むなぁ・・・
おふくろとこんだけ会話をしたのは数年ぶりである。

ところがよくよく聞いてるとおふくろが言うことは全部ワシの悪口である。

小学校の頃トムソーヤの冒険読んで無人島に行こうと家出したとか、
大学やめて下宿を引き払ってその金持って東京に家出したとか、
スマン!!全部ホントのことなのでしゃーないが、
そればっかやないやろ・・・

挙げ句の果てはワシは入院費も払わず、
仕送りも送って来たためしもないと言う・・・

おふくろぉ〜今はやめとるけど毎月10万ずつ送ってたやろ〜・・・
金がある時には100万単位で送ったこともあったやろ〜・・・

「そんなことは一度もない!!!(キッパリ)」
ひえぇ〜!!!!!

おふくろ、最近歳のせいか少々もの覚えが悪い。
「ボケ」の入り口ぐらいまで来ているのかも知れんが、
それにしても息子の悪いことばかり覚えていて、
いいことはあんまりしとらんせいか全て忘れてしもうとる!!(涙)

「おまけになぁ。私が離婚する言い出した時、
この子が何と言うたかわかります?」

もうえ〜!!!!勘弁してくれ〜!!!
ワシが悪かったぁ〜!!!全部ワシが悪いんですぅ〜!!(号泣)

宮本さんが空気を察して話題を変えてくれる。
「それでお母さん、退院してから生活の方はどうですか?」

ワシは「助かったぁ〜」とばかり切り替えた話題に乗る。
「肩はまだ上がらんみたいですけど自分で何とか家事もやっとるみたいです」

ふと流しの洗いもんのことを思い出して
「それにしても高知はやっぱゴキブリが多いですねえ」
と口走ったその瞬間、おふくろが間髪いれずに突っ込んで来る。

「何言うとるん!!ゴキブリなんかおらへんがな!!」

げげっ!!
流しにあれだけうようよおるゴキブリをおらんと言うのかっ!!

おふくろは更に胸を張ってこう言う。
「ゴキブリなんて見たことない!!!」

げげっ!!
おふくろにはあのゴキブリが見えんと言うのかっ!!

ワシも嫁も近寄れんあのゴキブリだらけの台所も、
そりゃゴキブリが見えんかったら何も問題はないわのう・・・

そや、おふくろもそのゴキブリのように、
ワシの悪いところは見えなくなればいい!!
悪いとこ全部忘れてしまい、ええところだけを思い出して生きてゆこう!!
(ええとこあんましないかも知れんが・・・)

偉い人がこんなこと言うとった。

あなたが生まれた時、あなたは泣いてみんなは笑いました。
だからあなたが死ぬ時、みんなは泣いてあなたは笑うような、
そんな人生を送りなさい。

そやそや〜!!
忘れなはれ〜忘れなはれ〜
息子の悪いとこ全部忘れなはれ〜

そしたらおふくろの余生ももうちょっと楽しくなるぞ〜

親孝行〜したくて親も〜おるけど〜
どうやりゃええか〜やり方わからん〜

Posted by ファンキー末吉 at:08:54 | 固定リンク