
2021年6月23日
ドラムの新アイデアを練習する
だいたいドラムソロとかでぷいっと出て来るフレーズなんて、自分の叩けるフレーズのほんの一部分である。
だからなるだけ多くのフレーズを編み出しといて、それを練習して身体に覚え込ませとく必要がある。
あとはステージをより多くやって「ワーッ」となった時に、アドレナリンがその引き出しを開けるかどうかの問題である(笑)
今回の布衣のツアーではドラムソロが3つあり、まあフリーテンポのドラムソロだとロックコンサートの場合「プロレス技」なるしかなく、またそういうキャラが定着した以上今さら芸風(笑)を変えるわけにもいかない・・・
テンポ140ぐらいの16分音符系のソロは一番構築し易く、叩けるのも叩けないのも含めて引き出しの中にはまだまだいっぱい仕舞われているのだが、今回104ぐらいのミディアムテンポになると、32分をシングルストロークで叩くには速過ぎるし、6連符だと今度は引き出しにフレーズがなさ過ぎる・・・
というわけで、サウンドチェックが終わったヒマな時にちょっと色んなアイデアを練習しといて引き出しに入れておく・・・
まずはこのフレーズ!!
これって30年ぐらい前から引き出しにしまい込んでいるけど一度も出て来たことがないぞ!(◎_◎;)
まあダブルが入るのと、当時はあんましツーバス使ってなかったので足が少なく、ロックコンサートだと手ばかりでボリュームが下がるので出て来辛いのかな・・・
シンバル(+足)→スネア→スネアのRLR
タム→フロアタム→足のLR足
タム→スネア→スネアのRLL
の3拍フレーズとなってますが、3連符で3拍フレーズを作ると全部で9つが一組となってなかなか作りにくいというのがあるかな・・・
最近かき回しなんかの時に気づいたら叩いている手順を整理して9つグループにしてみた・・・
スネア→タム→フロアタムのRLR
足→足→足(シンバルR)のRLR
スネア→シンバル→スネアのLRL
これは足踏んでる時に手が休めるのでお得!!(笑)
こんなやつをまた色々考えてみよう・・・
そしてせっかくなので5拍フレーズの3連系も作ってみよう〜
16分で言うと、フロアタム→休符→タム→休符→スネア
の5拍、スネアで終わったらすぐにフロアタムになるわけですな。
この休符部分を全部バスドラ二つ(RL)で埋めるとこうなる!!
ちなみに一回聞いただけでは何をやってるかわからんやろうけど、ハイハットに注意!!
最初はハイハットを4分で踏んでます。
次にハイハットをツーバスに置き換えて左右で2発ぶっ込みますので〜
同様に、フロアタム→休符→ロータム→休符→ミッドタム→休符→スネア
の7拍!!
そしてフロアタム→休符→ロータム→休符→ミッドタム→休符→ハイタム→休符→スネア
の9拍!!
上記の9拍が3つずつ塊りで3拍フレーズなのと違って、1拍ハミ出る変なリズムになりますな(笑)
続けてやるとこうなる!!
同様に11や13も作れるけど、多くなればなるほど長くなるのよね〜・・・まあゆっくり考えてみましょう〜
最後にスティーブガッドが「アイデア」として紹介してた、左足→右足→右足の3連符に乗せて手で変なこと(笑)をする・・・
スティーブガッド自身はツインペダルでやってたけど、左足をハイハットにした方が変態度が増す(笑)ような気がしてこれで練習!!
まずは手で3連符を叩く!!3は奇数なので左右が交互に逆になるけどまあこれはええでしょ、今度は3連符の4つ取り!!はすっ飛ばして、8つ取りっつうか上でパラディロルを3連符に乗っけて叩く!!
いや〜これは左右それぞれがアクセントを叩く時に足がハイハットの時と右足のダブルの最初の時と後の時と全部出るので練習になるぞ〜(笑)・・・
いや〜使うとこないけどな(笑)まあ楽しぞ〜・・・
バンドのツアーなんか毎日同じ曲やってるわけやからもうリハーサルなんかせんしな。2曲ほどサウンドチェックやったら後は時間はたっぷりある!!
明日もまた何か考えて練習してみよう〜