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2015年6月30日

零点楽隊故郷に錦を飾る!!

巴彦淖尔(BaYanNaoEr)・・・

ワシが読めなかったはずだ、
この「淖」という字は中国人でさえ「Zhuo」と読んだりしている・・・

モンゴル語の発音を漢字で充てようとするからこうなるのだが、
Wikiによると、北京からはおよそ900km、
中華人民共和国内モンゴル自治区西部に位置する・・・

BaYanNaoErMap.png

聞けばここは零点のギタリスト大毛とドラマー二毛の兄弟の生まれ故郷だと言う・・・
ああ、それで大毛はあんなに興奮してワシを呼ぶだの王笑冬(Wang XiaoDong)を呼ぶだの騒いでいたのだ・・・

つまり「故郷に錦を飾る」ということだったのだな、とだんだん理解して来た・・・

バンド結成から20年、中国ロックの歴史の中で一番金を稼いだバンドが、
そのメンバーの生まれ故郷で今まで一度もコンサートをやってなかったのが不思議なくらいだが、
何とその初めてのこの街でのコンサートが明日ついに行われるのだ・・・

・・・という緊張感も何もなく、
朝5時半に起きて空港に行き、10時前にはこの街に着いて、
昼飯を食って酒を飲まされ、酔いつぶれて昼寝をし、
晩飯を食って酒を飲まされ、酔いつぶれて夜寝をし・・・
夜中の2時に電話で起こされてやっと現場に行くことになった。

LingDianBaYanNaoErStage.jpg

野外やん!!(◎_◎;)

ああ、それで大毛はことあるごとに「あの工体のように」と言ってたのか・・・
あの工体と同じく、今度はここから始めるぞ!!」
と言ってたなぁ・・・

まあ今回はワシは頭の中に常に「??」があって、
「どうしてワシが来ないかんの?」
というのを解明する旅となっているのだが、
まあこれがあの工体のような野外ステージなのでメンタリティーとしては少しわかるところがある。

「从零开始(CongLingKaiShi)」つまり「ゼロから始めよう」が零点楽隊のスローガンである。

ちりじりになる直前のピークであったあの工体を彷彿させるこの野外イベントを「ゼロ」としてここから新たに始めたい。
そのためにはお前の力が必要だ、だから来い・・・みたいなメンタリティーか・・・

まああの工体の時はワシはプロデューサーで、
演奏曲全てはみっちりリハーサルしてアレンジしてるし、
アメリカからWyn Davis呼んでライブレコーディングまでやってるから大忙しであるが、
今回はそもそも何で呼ばれたかがわかってないぐらいなので(笑)基本「ヒマ」である・・・

この日は警察が来てどうのこうのだということでサウンドチェックも何もやらず(>_<)
結局何もやらずにホテルに帰って行った・・・

あのう・・・ワシ何やっていいかもわかってないんやから通しリハやらんとホンマにぶっつけ本番なんですけど・・・(涙)


次の日にやっとワシがドラムを叩く曲がアレンジャーから送られて来た。
聞くにどうやらモンゴル民謡のような、どこかで聞いたことがある曲・・・

まただんだんわかって来たぞ、
つまりは「ジャイアンコーナー」!!

大毛が言い出したことは「零点をふたつのバンドに分けて、自分の方のはドラムをワシ、ベースを王笑冬(Wang XiaoDong)というものだったのを、
それをメンバー(特にもう一人のオリジナルメンバー朝洛蒙(Chao LuoMeng))が一生懸命なだめて、
「じゃあ各人のソロコーナーはお前の好きにやれよ」
ということで落ち着いたのだと思う。

故郷に錦を飾る「ジャイアンコーナー」で大毛が歌う曲、
この曲をワシにドラムを叩けと言うのだ・・・
いいでしょ。別にそれぐらいなら・・・

と思ってたらこれがritやposeなどがたくさん入っててこのオケに合わすのはちょっと難しい(>_<)

当日リハでやってみて、
「このアレンジはやめてプログラムを走らせずに生でやろう」
ということになった。

「ジャイアンコーナー」のために一生懸命アレンジしたアレンジャーには悪いが、
ritやposeの時にクリックが鳴ってないと現実プログラムに合わすのは無理なのだから仕方がない。

まあ「楽になった」とばかりドラムの席をSaraに譲ろうとしたら、
「ギターソロの曲も叩いてくれ!!」
と言う・・・

聞いたことない曲だが、まあみんなに合わせてればと思って叩きだしたら、
こりゃセクションは入るし、変拍子は入るし、とてもじゃないけどぶっつけは無理(>_<)
「お手上げ」でちゃんとリハしているSaraに変わってもらう・・・

ベースの王笑冬(Wang XiaoDong)もタジタジである。
大毛がその場で口伝てで教える・・・

LingDianBaYanNaoErRh.jpg
(オリジナルメンバーのこの3ショット・・・ワシにとってはなかなか感慨深い)

聞けばこのギターソロ曲は昔のコンサートでもやってたらしく、
最初っから覚えるというのではなく「思い出す」という作業だから出来たのだと後の本人の弁・・・

大毛さん、いくらワシでもいきなりこの曲は無理ですからね・・・(涙)


・・・というわけで本番!!!(もう本番かい!!)

結局4曲ぐらいしかサウンドチェックしてないが、
まあワシのパートはパーカッションなのでなんとか出来るかも知れない・・・

LingDianBaYanNaoErPercussion.jpg

当日のワシの「お城」・・・ちなみに曲順表は当日渡されたもの・・・
まあ曲を知らないんだからもらっても同じなのだが・・・

一度ホテルに帰ったメンバーは20時開演の1時間前、
19時に集合して会場へ出発!!

LingDianBaYanNaoErHotel.jpg

ホテルは見ての通りタイアップしてあるのだろう、
だからワシにもスウィートルームをあてがったり、
毎回の食事もこのホテルのレストランで振舞われるのであろう・・・

外には何台か「専用車」が待ち構えている!!

LingDianBaYanNaoErCar.jpg

まあセンスのほどは別にして(笑)この車で会場入り!!
道路は会場に向かう客で溢れている・・・

LingDianBaYanNaoErRoad.jpg

警備は中国なので人民解放軍か公安警察が受け持つ・・・

LingDianBaYanNaoErPolice.jpg

どんどん客も増え、日も暮れる頃にはもう1万人以上が集まっている・・・

LingDianBaYanNaoErOpening.jpg

いや〜凄いなぁ・・・

モンゴル族自治区の中のいち地方都市、
言うならばワシの生まれ故郷の香川県で言うと坂出市、
決して県庁所在地じゃないこの小さな街で、
爆風スランプが全盛の頃でもこれだけの人数を集められただろうか・・・

もっと譲って、中野や河合の生まれ故郷、
千葉県柏市で爆風スランプが全盛の頃に1万人も動員出来ただろうか・・・

落ちぶれた(失礼)と言っても零点、
このイベントをきっかけにまた6万人スタジアムに返り咲きたい、
それをまたこのワシと一緒に体験したいのだなぁ・・・
とおぼろげにそんな大毛の気持ちが伝わって来たような気がした・・・


コンサートが始まった・・・
ワシはパーカッションなので「後出しOK」ということで
(意味わかるかなぁ・・・)
ドラムなんかよりはまだ楽なので何とか曲についてゆきながらぶっつけ本番で演奏をこなしてゆく・・・

LingDianBaYanNaoErPercussionStage.jpg

問題は「ジャイアンコーナー」のワシがドラムを叩く曲である。

ドラムはパーカッションと違って「後出し禁止」なので、
他の様子を見て合わせて叩くのは難しい。

何よりプログラムを使わなくなったんだからテンポをワシ自身が出さねばならない・・・

まあ言ってみれば素人仕事のパーカッションではなく、
この曲だけがちゃんとした「お仕事」なのだからプレッシャーが大きい・・・

パーカッションは一生懸命「後出し」しながら次の曲をこっそり聞いてテンポを確認したりする・・・

そしていよいよワシが叩く曲となった・・・

・・・とその前にスタッフがワシのところに駆けつけて来て、
「次の曲は二毛さんが叩きますのであなたはこのままこの場所にいて下さい!!」

おっ!!ついにもうひとりのオリジナルメンバーが登場か!!

この曲にだけ登場する馬頭琴と共に二毛が登場!!

LingDianBaYanNaoErErMao.jpg

でもこの時って大毛
「それではドラムにファンキー末吉さん〜」
とか紹介してて二毛が一旦引っ込んだりしてるのよね(笑)

まあ段取りが悪いのは今に始まったことではないですが、
ベースにオリジナルメンバーの王笑冬(Wang XiaoDong)も登場!!

LingDianBaYanNaoErWangXiaoDong.jpg

ともあれこれでオリジナルメンバー5人のうち4人が揃ったわけですから「ジャイアンこオーナー」もまんざらではない。

それにしてもここではもうギターも持たず立ちボーカルなんだから「ジャイアンリサイタル」です(笑)

続いてのギターソロコーナーもこのオリジナルメンバー4人で演奏されました。
昔やってたんやな、二毛もキメも変拍子もばっちしでした。

大毛上機嫌でお立ち台!!(笑)

LingDianBaYanNaoErGuitarSolo.jpg

この零点というバンド、日本で例えて言うならばサザンオールスターズみたいなものか・・・

ロックの形式は取ってはいるが、
耳障りのいい歌謡曲的なロックをヒットチャートに送り込み、
それこそ中国国民には知らない人はいないほどの知名度を築いた。

作詞作曲の全てをやっている桑田さんとは違って、
楽曲はバンドのみんなで作るのだが、
それでもそのセンターであるボーカリストが脱退した後のダメージは計り知れない。

だが彼らには「ヒット曲」の数々が残っている。
脱退したボーカリストの周曉歐でさえ、これらのヒット曲を歌うには零点に使用料を払わねばならない。
この裁判の結果・・・中国ならではの判決ですなぁ・・・)

ラス前の曲は「爱不爱我(AiBuAiWo)」、彼ら最大のヒット曲である。
サザンで言えば「いとしのエリー」みたいなもんか・・・

続く「勝手にシンドバッド」は、「挥挥手(HuiHuiShou)」「相信自己(XianXinZiJi)」などたくさんあるが、この日のラスト曲は「站起来(ZhanQiLai)」。

タイトル通り「立ち上がれ!」と言うんだからそりゃ客席総立ちですわなぁ・・・(笑)

LingDianBaYanNaoErXhanQiLai.jpg

ジャイアンリサイタル、いや零点故郷に錦を飾るコンサートは大成功のうちに幕を閉じた・・・(笑)

ワシ・・・結局何も働いてないような気がしつつも打ち上げ!!

LingDianBaYanNaoErUchiage.jpg

まあよくぞこんだけ人を集めるよねぇ・・・

その会場のディスプレイにはこんな文字が表示されている。

LingDianBaYanNaoErDisplay.jpg
(ゼロポイントの世界ツアー巴彦淖尔の大成功を熱烈にお祝いしましょう!!)

世界ツアー?・・・

酔っ払った大毛がやって来てワシの肩を叩く・・・
「Funkyさん、次は日本だ!!よろしく頼むよ!!」

いやじゃぁ〜!!!頼むから日本だけは来んといてくれ〜!!!(涙)

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