ひとりドラムの軌跡

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2014年10月27日

朝鮮学校のイベント

日本の至る所に朝鮮学校が存在していることは知っているが、
普通に日本人社会だけで暮らしていたら、そこに足を踏み入れたり、
ましてやこうしてそのイベントに出演する機会などは滅多にない。

ワシの場合この辺のおっちゃんおばちゃん達の知り合いが増え、
北朝鮮ロックプロジェクトがきっかけになってこのようなチャンスが増えて来た。

朝9時に学校に入ってみたら校庭には何とも立派なステージが組まれていた・・・

ChosengakkouKouteiStage.JPG

しかも客席にはテーブルまで並べられていて、
「飲むのか?飲むのだな!!」
という雰囲気満載である(笑)

ちなみにテーブルの高さがあまりにも低すぎるのではという疑問が頭をかすめたが、
この時点では「普通のテーブルの数が足りなかったのね」ぐらいにしか思わなかったのだ。

後にこれには長年のイベントによって培われた大きな理由があることが判明する・・・

テーブルには今日のプログラムと屋台で売られている食品等のメニューが貼られている。

ChosenGakkouMenu.JPG

食うのか?食うのだな!!(笑)

とりあえず屋台の営業が始まるまでに自分の物販売り場を確保!!
客も多いだろうということで全てのアイテムを大量に持って来た。

ChosenGakkouBuppan.JPG

ちなみにワシは知っている。
このイベントで立ち並ぶ屋台には実は朝鮮学校存続の大きな役割があることを・・・

前回この学校を訪問した時に、あまりの生徒数の少なさにびっくりした。
6年生などは生徒がおらず、人数の少ない学年は他の学年と一緒に授業をする。

まるで過疎地の学校のようだが、
これも在日が5世6世の時代となり、民族教育の必要性が薄れて来たためなのか、
それよりも気になるのは、そうなると学費による収入がなくなるわけだから当然ながら学校自体の運営が厳しくなるわのう・・・という余計な心配が頭をかすめる。

ちなみに先生は朝鮮語で授業をするので、
少なくともネイティブに近い朝鮮語を喋れる在日の人とかに限られる。

決して本国北朝鮮から教師が派遣されるわけはないのだから、
「さぞかし人材不足やろうなぁ・・・」とまた心配もしてみる・・・

学校の3階にある資料館にはこの学校の歴史が写真と共に綴られているが、
それを見るとまさに「日朝間の政治に振り回されて来た学校」である。

歴代の大阪府知事の歴史の中ではこの学校に多額の援助をした時代もあったし、
ご存知のように橋下知事はその援助を一切カットした。
横山ノックの写真もあったので横山知事の時代は援助をしていた方なのだろう・・・

ここで日本国の税金を使って朝鮮学校を維持するべきかどうかの議論をするつもりはない。
大阪府民が選んだ代表者が自分たちの民意を反映すればそれでいいだけの話である。

ただおっちゃんおばちゃん達は何とか自分たちの母校を存続させようと思っている。

そこで考えついた・・・というか自然発生的なのかどうかはわからんが、
父兄や卒業生たちが自分とこの食材などを持ち込んでそれをここで売って、
そのお金を学校に寄付して存続して来たのだと言う・・・

アジア的というか大阪的というか、その発想の面白さや、
おっちゃんおばちゃん達の母校も大変なんやなぁという思いもあって、
ワシも仕入れ値がかからないいくつかの物販の売り上げは寄付することにした。

ChosenGakkouBuppanKifu.JPG

本当は一番ピンポイントであるこの本をそうしたかったのだが、
本の場合はお金を払って出版社から仕入れるので、
この学校の運営のみならずうちの家計も大変なのでそれは通常に売らせて頂いた・・・

昼頃になると会場にはいい匂いが満載して腹が減る・・・

朝鮮独特のメニューで言うと、まず代表的なチジミ!!

ChosenGakkouChijimi.JPG

日本ではちょっと珍しい(沖縄ではあるそうだが)豚足のおでん!!

ChosenGakkouOden.JPG

定番のキムチ・・・

ChosenGakkouKimchi.JPG

やはり定番の焼肉・・・

ChosenGakkouYakiniku.JPG

え?焼肉?・・・焼肉ってどうやって焼くの?売店で焼いてくれるの?・・・と思ったら・・・

ChosenGakkouShichilin.JPG

何とこの低すぎると思ったテーブルは七輪を置いてちょうどよい高さなのだ!!(驚)

さすがは何十年の間に培われたこのシステム・・・
ちなみに七輪には学校の名前が書かれている七輪もあり、
長年のこのイベントの歴史が伺える・・・

・・・ってか焼肉焼きながら見るイベントって珍し過ぎるやろ!!(笑)

ChosenGakkouEventKaishi.JPG

生徒たちの出し物に続いて焼肉の煙の中でワシの出番!!
叩く前は飲めないからこの匂いが大変なのよ・・・(笑)

そうそう、ワシのつぶやきFacebookの投稿を見て、たまたま大阪にいた落合みつを君がかけつけてくれた。

いや〜勇気あるなぁ・・・
「朝鮮学校」と聞いただけで「怖い」という人や、
ワシがこんなおっちゃんおばちゃんと仲良くしてただけで反感を感じる日本人もいる中で、
わざわざこうして自分から飛び込んでくる歌手もいるんやなぁ・・・

というわけで、せっかくなので一緒に1曲歌ってもらう!!

ChosenGakkouOchiaiMitsuo.JPG

一緒に連れて来たベースの浅田くんは多少ビビってたらしいが(笑)、
いや、みんな来てみたらええんやと思うよ。

実際自分の目で見てからいろんなことを自分で考えればいい。
見えてない部分が多くて論じることがいろんな問題を生んでいるというのも事実やしな・・・

ちなみにベースの浅田くん、新潟から大阪に引っ越して来てまだ1ヶ月で友達もまだ出来てないと言うが、日本人の友達より朝鮮人の友達の方がいっぱい先に出来たな(笑)

そしてこのイベントでワシが一番やりたかったこと。
平壌6月9日高等中学校軽音楽部のみんなと作ったムルムピョをこの朝鮮学校の子供たちとコラボして歌ってもらうことである!!

ChosenGakkouMurumpyo.jpg

あれからもう7年・・・彼女たちとまた会ってこの曲を演奏することは叶わないけど、
海を越えてその同胞たちに歌ってもらうのは感慨深い・・・

次には是非軽音楽部とかと一緒に演奏も生でやってみたいね。
他の朝鮮学校の人からも声かけて頂いたし、来年には是非!!

というわけでライブ終了!!食うぞ!!!

ChosenGakkouKuuzo.JPG

おっちゃんおばちゃん達、いろいろお世話になりました。
7時には酔いつぶれて終了致しました!!

この辺にはしょっちゅう来ますんでまた飲みましょう!!!


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Posted by ファンキー末吉 at:05:10 | 固定リンク

2014年10月23日

さようならSoftBank!!もう貴方とは付き合いません!!

iPhone6plusをゲットした。
もちろんSIMフリーである。

ワシのように海外に多く行く人間は日本のキャリアに縛られるわけにはいかんのよね〜
中国に行ったら中国のSIM、香港に行ったら香港のSIM、
タイやマレーシア、最近ではミャンマーでも手軽にSIMをゲット出来るようになったのでそれを挿せば現地で快適にネットや電話生活を送ることが出来る・・・

ところがワシはiPhone4sのまま5には行かなかったので、SIMはまだmicroSIMである。

中国の携帯電話機がmicroで、iPadも古いiPadなのでmicroだし、
ひとつだけnanoになってもややこしいなぁと思ってそのままにしておいたのだ・・・

ところがご存知のようにiPhone6はnanoSIMである。

中国では至る所でSIMをぱっちんと切ってくれるが、
日本では一応その行為は違法とされているようだ。

アホな法律ではあるが、
だから日本ではそれをサービスとしてやっているところはなく、
でもAmazonなんかではSIMカッターが堂々と売られてたりする。

ところがSIMカッターって買ってもその一回きりしか使わないので、
家を探してみると「通常SIM→microSIM」のカッターがごろごろ転がっていた(>_<)

これでまた「microSIM→nanoSIM」カッターを買って、
しばらく使わなくてそれがゴロゴロしてるのも悔しい。

何よりも一応日本国民として違法である行為をするより、
堂々とSoftBankに行ってSIMをnanoに変えてもらった方が早いと思って出向いて行った。

ところがSoftBank八王子の店員さんが言うには、
「ではプランがスマホーダイになります」
と抜かしやがる(怒)

「ワシ・・・別にネット要らんし、電話だけかけられたらええし・・・」

ちなみにワシのSIMは電話だけしかかけられないようにしているプランで、
月々980円である(安い!!)

ネットはWiFiルーターで接続する。
これがSoftBankのやつで、最初の頃は「速い」と喜んでいたが、
使ってるうちにやはり「つながらない」「パケ詰まりする」など不満が続出(>_<)

そうなると月々3880円は高いなと思いつつ、
2年縛りという恐ろしいシステムのおかげで今では娘に使ってもらっている・・・

今ではiijというdocomo回線を利用するSIMで月々1000円ちょいである。

2年縛りが解けたらこんな糞ルーターなどぶち捨ててしまってこれ一本にすれば月々の通信費がどれだけ安く収まるか・・・

まあここでSoftBankにまた月々5000円だの、
安いプランでも月々3000円だののプランに強制的に変更されたのではたまったもんじゃない。

「プランを変えずにSIMのサイズだけ変えてくれたらそれでいいんですが・・・」

ところがこんな簡単なことが日本という国では出来ないのである。
「いえ、必ずスマホーダイのプランになってしまいます」

激怒!!!!!

ネットで調べたらこれは代理店が儲けるために嘘を言ってるという話も出たが、
実はMNPでSoftBankのオペレーターに聞いてみてもそういうことらしい。

上に政策あれば下に対策あり(中国の諺)でいろいろ考えてみる・・・

「ではしばらくその3000円だののプランを使ってみて、
ダメだったらまた元の大きさのSIMで元のプランに戻してもらえますか?」

ワシのこのシステムの唯一の欠点はこの980円プランでは携帯回線から添付ファイル(例えば現在地情報とか)を送れないことである。
ちょっと使ってみてよかったらずーっとそのプランでもよいかもと思ってのことである・・・

ところが店員さんの返事は凄まじかった。

「プランを変えたら最低でも2年間はそのプランになってしまいます」
まあそれは2年縛りなので仕方がないかとも思うが、
「ホワイトプラン自体が今年で終わってしまうので、来年からは全ての契約はスマホーダイとなってしまいます」

まあ今ホワイトプランの人は何も変更しなければ継続のままでいいと言うが、
これにはワシは心底頭に来た!!

これって例えて言うとこういうことではないのか・・・

ワシはここのラーメンが好きでずーっとこのラーメン屋に通っていた。
ラーメンの値段は980円である。

ところがこのラーメン屋がいきなりこう言いだした。

「ラーメンだけのメニューはありません!!
必ず餃子とラーメンとビールのセットになってしまいます!!
値段は合わせて3000円です、お得でしょ!!」

お得でも何でもない!!
ワシはお前んとこにラーメンを食べに来ているのだ。
餃子とかビールとか要らんし!!

同様にSoftBankには万が一かかってくる時のために電話番号だけが必要で、
その他の繋がりにくいネットとか要らんし!!

餃子とビールが飲みたかったらワシは他の店に行く!!
お前んとこにはラーメンだけを食べに来てるんじゃ!!

お前んとこも電話会社やったら電話回線だけを売れ!!っつうこってある。

SIMカッター買って来て、
もしくは次に中国に行った時にカットしてもらえば今まで通り使えるのであるが、
このままこんな会社と付き合うのがほとほと嫌になったのでMNPでiijに乗り換えることにした。

音声付きSIMで月々1600円!!

来月には今のiijのSIMを解約して、
SoftBankのルーターも解約すればデザリングも出来るしこれだけでよいではないか!!

ネットで注文したらSIMが届くまで電話が不通になってしまうので、
即日乗り換えが出来る都内のビックカメラに行ってきた。

案内のお姉さんがもの凄い親切で好感が持てる。

いろいろ手続きをして30分後にはSIMを渡してくれるというので飯を食ってまたビックカメラに戻って来た。
もらったSIMをiPhone6に挿してちゃんと通話やネットが出来るか確認・・・

「APN設定はお済みですか?」
さすがプロ、iijのSIMは自分でAPNを設定せねばならないのだ。

「済んでますよ〜OS8から手動で出来なくなったんですよね〜
プロファイルをDLしてやりましたよ〜」

など無駄話を叩く。

「あら、お詳しいですねぇ・・・」
に答えて、なぜこんな発言をしたのか自分でも不思議なのだが・・・

「はい、週刊アスキーに連載してたりもして、デジタルにはちょっとウルサいんです」

そこでその店員さんが思わぬ発言をした。

「そうだったんですか・・・八王子のお店には一度伺ったことがあります」

え?!!!
呆然とするワシに店員さんがちょっと慌ててこう答えた。

「はい、私・・・渡辺英樹さんが大好きで一度ライブを見に伺ったんです・・・」

おいおい、昨日の夕方まで一緒におったがな・・・

というわけで今日のライブには仕事のため来れないそうだが、
今月のライブには是非どこかで見に来て欲しい!!


ツアーお疲れさんライブ

10/23(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A
http://www.livebarxyz.com
開場:18:30 開演:19:30 当日のみ4000円(+ミニマム1000円の飲食代が必要です)


都内近郊ツアー

10/28(火)さいたま新都心Heaven's Rock
http://www.heavensrock.com/index.html
開場:18:30 開演:19:00
前売3500円当日4000円

10/29(水)新宿Wild Side Tokyo
http://ws-tokyo.com/
開場:18:00 開演:18:30
前売3500円当日4000円

10/30(木)柏Thumb Up
http://www.kashiwa-thumbup.com/
開場:17:00 開演:17:30
前売3500円当日4000円

10/31(金)熊谷Heaven's Rock
http://www.heavensrock.com/index.html
開場:18:00 開演:18:30
前売3500円当日4000円

Posted by ファンキー末吉 at:14:35 | 固定リンク

親の腹見て育つ

VoThM西日本ツアー、
今回は小畑秀光のスケジュールがバッティングしてしまったため、
18歳免許取立ての娘をわざわざ学校を休ませてまで運転手として連れて行った。

聞けば小学生の頃から
「あと何年で18歳や〜」
と聞いていたらしい。

高い教習所の金も出して免許を取らせたのはこのためだと言っても過言ではない!!(?)

VoThMの渡辺英樹さん、丸山正剛さんも免許があるので
別に3人で交代に運転すればよさそうなものなのだが、
それはそれこれはこれ、ThatはThat、ThisはThisで、3人とも飲むのでどうしても運転手が必要なのよ〜・・・

「親の背中を見て育つ」とはよく言ったもので、
かく言うワシも儲かりもしないのに客商売をやったり、
中国WEEK(次は12月に開催予定)などで自ら鍋を振ったり、
気がつけば親と同じようなことをやってたりする・・・

まあ別に娘にワシと同じ人生などは歩んでもらいたくはないが、
親がどのようなことをして金を稼いで、
それでお前が今まで育って来たんだよというのは、
子供としてはチャンスがあれば一度は見とかなければならないことだと思う・・・

というわけでギャラは末吉物販の売り上げの1割!!
これがVoThMファンには売れないのよ〜・・・

最終日までの娘のギャラは960円(笑)

最終日には渡辺英樹がMCで、
「このオッサンに金あげるのが嫌だったら、直接えりちゃんにギャラあげて下さい!!」
というのを受けて、本当に物販買わずに娘にギャラ渡す客も現れた(驚)

あかんよ〜あかんよ〜実益もないのに金あげたら〜
ワシらミュージシャンは客が入らんかったらホントに実入りゼロやからね〜・・・

それも含めてミュージシャンの厳しさや、
いろんなものを娘に伝えるべく連れて行ったのであるが、
予想に反してグルメが非常に楽しかったらしく、
「また行きたい〜」
とご満悦・・・

渡辺英樹さんなんか昼からワイン飲んで、
「大人っていいだろ〜楽しいだろう〜」
などと言い出す始末(>_<)

うーむ・・・これでは当初の目的とは大きく外れてしまって、
親がただアホなことやって遊んでる姿しか見せれてないではないか・・・

ツアーで1kg太ったワシのお腹を見ながら、
「これやったら親の背中見るんやのうて腹見て育つやね〜」
と娘(>_<)

しゃーないな〜・・・でもパパも時々は頑張って仕事してるんやからな・・・

MusumetoSteak.jpg

MusumetoYakiniku.jpg

Posted by ファンキー末吉 at:09:26 | 固定リンク

2014年10月20日

この格好のどこが悪いっつうの?!!

VoThMツアー真っ只中・・・各地でワシの格好が波紋を撒き散らしているようだ・・・

中国で北京や青島の道を歩いていても誰も何も言わないのに、
日本でツアー中どこを歩いても何か人の視線を感じるだけでなく、
娘の友達にまで「あれはどうかと思うよ」と言われる始末・・・(>_<)

この格好のどこがあかんっつうの!!!

KonoKakkounoDokoga.JPG

ちゃんと赤色を基調とした「コーデネート」っつの?・・・ちゃんと出来てるやん!!

しかし反応をリサーチするに、どうもこの「中国」っつう文字があかんらしい・・・

「お前は左翼か!!右翼が殴り込みに来るぞ!!」
と西野やすしさんに言われたが、
いえいえ私のジャージは二井原実さんから頂いた自衛隊に納めているという筋金入りのジャージ、ちゃんと日の丸も入ってます!!

KonokakkouHinomaru.JPG

右翼よ、殴り込みに来るなら来い!!
ワシは日の丸背負って街を闊歩してるミュージシャンじゃぞ!!

「中国」の文字に比べて大きさが小さいと言うなら仕方あるまい、
園部のイベントの時に頂いた日本国京都製造男前豆腐店のタオルを頭に巻いてやろう!!

KonoKakkouKanseikei.jpg

よし、これで完璧!!!・・・(なはず)・・・
あとは日本国民が早くワシのセンスについて来れるようななるのを待つのみやな・・・

いつの時代もファッションリーダーは辛いのう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:09:10 | 固定リンク

2014年10月16日

上田ライブ決定!!

こんないきさつがあって上田でひとりドラム出来るところを探していたのだが、
さすがはFacebook、地元の人がライブハウスを紹介してくれて11月23日にまずライブハウスでひとりドラムが決定した!!


ひとりドラムin上田

場所:上田Loft

17時半開場18時開演
チャージ:2000円(ドリンク別)

地元の対バン大募集!!(こちらへメールを)
30分ぐらいの演奏で、ノルマはありませんが10人ぐらいのお客さんは呼んでくれるバンド求む!!
アマチュアコピーバンド、おっさんバンド大歓迎!!

終演後はファンキー末吉と飲みましょう〜


そしてこれだけではない!!
やはり当の王さんところでライブが出来ないものか・・・

地元の人にどんなところかリサーチに行ってもらった。
その結果がこんな感じ・・・

王さんとお話ししてきました。
「おっきなホールでライブ出来るヒトが、なんでこんな所で叩かなきゃいけないんだろうねぇ」
って言ってましたよ(笑)。
「うちは狭いから、この角にドラムをセットしたら、20人くらいがやっとかな。」
「この店で大音量でロックは無理よ・・・」

そこでもっと詳しく近所の状況を調べてもらう・・・

所謂、"閑静な住宅街"です。
でも、敷地は広いし、お隣とはそれなりに距離もあるし、
「この位の音なら大丈夫。」って掛けてくれた音源はそこそこの音量でしたけどね。

というわけで「じゃあやっちゃえ〜やっちゃえ〜」ということに相成った!!(笑)


ひとりドラムと中国のお話in王さんのお店

場所:上田市上田1483の4「中国家庭料理 王記茶屋

時間:15時頃から
チャージ:無料(数千円程度の飲食をお願い致します)

終演後夕方から中華料理を食いながら中国のお話を〜


中国のお話は最近はひとりドラムのフルメニューでも触れたりしているが、
そりゃ25年間あればいろいろ面白い話はある(笑)

特に王さんと私の共通の友人たち、
中国ロックの創始者たちのお話が盛り上がると思うな・・・

Posted by ファンキー末吉 at:19:31 | 固定リンク

2014年10月15日

尾道城2000万円で売ります?!

VoThMツアーが始まった・・・

初っ端は尾道!!
何故かと言うと渡辺英樹、丸山正剛のお二人が前の日に松山なので、
そこから近いところでということでブッキングした・・・

いや、早い話がワシ・・・この街が大好きなのぢゃよ・・・

ツアー経費の中で一番経済的に圧迫するのがホテル代なので、
四国や岡山などは無理してでも高知の実家まで帰り、
関西圏は大村はんとこに泊めてもらうというスケジューリングにするが、
尾道だけはゆっくりしたいということでホテルを取った。

安いところを探していたのだが、
何と偶然この尾道城の隣・・・

HitoriDrumOnomichiOnomichieki.JPG

この白いビルがそのホテルなのぢゃが、
奥さんがタイ人であるというオーナーさんが建てたというこのホテル・・・

こんな山の中に素敵なタイレストランもあり、
残念ながら平日はランチをやってないということから今回は食べることが出来なかったが、
次回は移動日にでもここで泊まってタイ料理を食いたいなと思うような素敵なホテル・・・

OnomichiVieHotelSeizan.JPG

部屋からは尾道の街が一望出来る・・・

OnomichiViewHotelView.JPG

素敵だぁ・・・

そしてお隣は尾道城・・・こんなに近くで初めて見たぁ・・・

OnomichijouNearView.JPG

聞くところによるとこのお城、2000万円で売りに出されているらしい(驚)

水道と下水は引かれてないらしいが、
そんなものは何とかなる!!誰か買わんか?!!!

ワシだったらガラス張りの天守閣の真ん中にジャグジーを置いて、
四方八方見下ろせる風呂場にするぞ!!(笑)

毎日タイ料理食えるし・・・2000万誰か貸してくれんかのう・・・返せんけど・・・(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:09:40 | 固定リンク

2014年10月11日

青島の大仕事終了!!!!

青島大劇場でのLuanShuソロコンサート
ワシは8日に入ってプレイベントに参加、9日にはゲネプロ(通しリハ)が始まった。

オーケストラも入るとなるとステージが人で溢れておる(>_<)

LuanShuQingDaoGenePro.JPG

何人いるのだろう数えてみよう・・・

バイオリン1:8人
バイオリン2:6人
ビオラ:4人
チェロ:4人
コントラバス:2人
トランペット:1人
トロンボーン:1人
ホルン:1人
フルート:1人

オーケストラが28人にバンドが

ドラム:2人
ベース:1人
ギター:2人
キーボード:2人(LuanShu本人も含む)
コーラス:3人

これに取っ替え引っ替え登場するゲスト歌手などを合わせると50人近くはいるのではないか・・・
それを音楽監督であるワシが全部仕切るのだ(涙)

オーケストラの世界はそれはそれで大変なので3週間前からいろいろ準備はしていたのぢゃが、
北京からトップバイオリンの赵坤宇(ZhaoKunYu)が来てくれたので本当に助かった。

LuanShuQingDaoZhaoKunYu.JPG

コンサートの中ではソロ曲もある。

張張(ZhangZhang)がリハの時に、
「先生・・・むっちゃ上手いですねえ・・・」
と感服して話しかけたら、
「当たり前だ、もう40年もバイオリン弾いてるからな・・・」
と笑った。

すかさず、
「お、私も40年ドラム叩いてますよ」
と言うといっぺんに意気投合して結局彼がワシの代わりに指揮者がやるべきことを全部やってくれた\(^o^)/

開口一番に
「Funky、譜面のリピートマークが違っているところがいろいろあるよ」
と言ってたので、
「全部直して持って来ました。書き直して配っとくのがいいですか?口頭で言って本人に書き直させるのがいいですか?」
一応指示を仰ぐが、
「いや〜日本人の仕事の細かさにはホント頭が下がるよ」
と褒められた。

小沢征爾やヨーヨーマと仕事をしている中国国家ナンバーワンのオーケストラのバンマスに褒められて悪い気はしない。

何度も一緒に仕事をしたが、その度に出来る限りのことをやって来たことを見てくれてたんやなぁ・・・(感涙)

何せ譜面が間違ってたらオケの人達はそのままそれを弾くのだ!!
イジワルでも何でもない。
ひょっとしたらそんなアレンジなのかも知れないわけなのだから勝手に変えることは許されない。

ある曲などリハで別の曲の譜面を見ながら弾いてた(笑)
「音が変だと思わんか?」と言うのは愚問である。

「そんなアレンジだ」と言われればそれまでなので、
それが自分でおかしいと思っても変えてはいけない。

要は譜面は軍隊の命令書みたいなもんなのだから、
それに間違いがあったらもうおしまいなのである。

念入りにチェックする・・・

LuanShuQingDaoCheckScore.JPG

また青島のオーケストラ団員はみんな若かったのでこれがよかった\(^o^)/

若いミュージシャンは応用力があるし、
何よりも文化大革命を経てない世代にはあの扱いにくい「プライド」というものがない。

自分より歳上の、しかも国家を代表するトップバイオリンの人の指示を聞かない人はいない。
ワシはもうひたすら赵坤宇(ZhaoKunYu)の小間使いに徹した。

曲順に難しそうなパートだけを彼が拾って練習してゆくのに、
その曲の譜面の変更点を直した譜面を持って全パートに知らせて廻る。

譜面の量がハンパじゃないので床に全部並べて必要なページを拾って各パートのところに走るのだが、
本当はワシのような立場の人間が中国ではこのような小間使い仕事をしてはいけない。

地べたに這いずり回って汚れ仕事をやっているトップの人間
(このコンサートの場合、総監督のLuanShu本人を除いてはワシが一番偉い)
なんか中国ではナメられてしまって言うことを聞く人間なんかいないのだ。

ところが今回は違った。

ブラスセクションの立ち位置はワシの中国大太鼓の隣だったのだが、
リハの途中で彼らがぶったまげて
「一緒に写真撮って下さい」
と来た・・・

ドラム叩いてりゃ何とかなるな・・・(笑)

しかしいくらドラムを頑張ってもどうにもならないことがある・・・
・・・それは「仕切り」である。

ワシはもう慣れたが、ここに一人でも日本人スタッフがいたら胃痛で死ぬか気が狂ってしまってるだろう・・・

何せステージ上の人間が多いのでその全ての人間の回線の確保が大変(>_<)
前の日から入ってやっているのだがサウンドチェックが全然進まないのだ・・・

最近日本ではこの規模のコンサートをやったことはないのでわからないが、
中国ではもう10年以上前からモニターがマルチである。

手元に16chのミキサーがあり、全ての音がこのミキサーに流れていて自分で好きなようにバランスを取れるのだ(凄)

LuanShuQingDaoQueBox.JPG

モニターを置かなければ全ての音はヘッドホンに流れるのでハウリングはないし、
一切の音の回り込みがないのでライブレコーディングでは音の分離が桁違いである。

しかしその反面ヘッドホンをするとレコーディングのようになってしまい、
どうしてもプレイが冷静になってライブっぽくなくなってしまう・・・

ところがファンキースタジオ北京のエンジニア方言(FangYan)は頑張った!!

LuanShuQingDaoFangYan.JPG

このシステムと共にそれぞれにモニタースピーカーも置き、
ヘッドホンから返す音は自分でバランスを取り、
モニタースピーカーから返す音は彼に言えば別にちゃんと返してもらえるのだ(驚)

ちなみにワシは自分のイヤホンを持ち込んだが、
それはクリックを聞くためのものでベースとかを再生するには限界があるので、
スピーカーからベースなどイヤホンに返さない低音などを返してもらった。

そして全てのイヤホンはワイヤレスである(驚)

つまりワシなんかもドラムセットから隣の中国大太鼓に移動したり、
他のパートの人のところに走ってゆくのにもいちいちシールドを気にしなくてもよい。

よくこれだけの人間の周波数チャンネルを確保したなぁと思うのだが、
当然ながらシステムが便利になればなるほどトラブルも増えるので、
結局サウンドチェックが全然進まない・・・(>_<)

19時半にはゲストの有名歌手たちが来ると言うのに、
バンドのサウンドチェックが終わったのはその直前だった・・・

そしてオーケストラは18時に来ると言ってたのに来やしない(涙)

聞いたら「19時だって言われましたよ」って(泣)
おまけに「管楽器は20時だって聞いてますよ」って(号泣)

結局はオーケストラはぶっつけ本番で歌手と共に全曲を本番どおり通してそれでおしまい(怖)

幸運だったのはこの青島のオーケストラがむっちゃ上手かったことだ・・・
ワシはドラムを叩いているのでモニターから聞こえる部分でしか判断出来ないが、
赵坤宇(ZhaoKunYu)が「没問題!!」と言うのでそれを信じるしかあるまい・・・

怒濤のゲネプロは終わり、
当日また通しをやるのかと思ったらオーケストラも来ず、
バンドの不安箇所だけをやって、照明とスクリーンの動画のチェックだけでもう本番である!!(恐)

本番前のお祈りの儀式

LuanShuQingDaoPray.JPG

ドラムソロもやりました

LuanShuQingDaoDrumSolo.JPG

ロートタムも叩きました

LuanShuQingDaoRoteTom.JPG

中国大太鼓も叩きました

LuanShuQingDaoChineseBigDrum.JPG

コンサートは大成功

LuanShuQingDaoEnding.JPG

北京から100人を超える業界人が見に来ていたと言うが、
コンサート終了後にみんなワシをハグして「素晴らしかったよ」と言った。

でもワシはその実感がない・・・

実は本当に頑張ったのはこのデブなのである。

LuanShuQingDaoZhangZhang.JPG

打ち上げの時に
「いや、お前が一番働いたよ!!」
と労をねぎらってやったら、首を大きく振ってこう答えた。

「何言ってんですか!!!
15年前に酒場で弾いてた僕を引っ張り上げてここまでしてくれたのはあなたです!!
あなたは僕の先生であり親であり、僕の音楽の全てです!!
あなたのためだったら何だってやりますよ、当たり前でしょ!!」

実はこのコンサートはこれで終わりではない。

青島はLuanShuの故郷ではあるが、
実は故郷に錦を飾るためにこのコンサートをやったのではないのだ。

どの国でも音楽を発信する中心地は首都である。
青島で成功しても北京には届かず、
逆にコケてもその悪名は北京には届いて来ない。

LuanShuはこれを大掛かりな「リハーサル」にして、
同様のコンサートを北京でやるつもりなのだ。

そこで成功したらその偉業は全国に響き渡る・・・

デブよ、その時にはもうお前はひとりで音楽監督を立派にやれる!!
お前はもう立派に独り立ち出来るぞ!!

ご苦労であった!!

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2014年10月 9日

青島プレイベント

LuanShuが「青島には車で行こうよ、近いし」ということで、
言われるままに迎えに来た車に乗り込んだら遠い遠い・・・(>_<)

QingDao-Beijing.jpg

そもそもスタッフはワシの飛行機のチケットを押さえていた。
しかしLuanShuはそれを見て「これじゃ間に合わないだろ」ということでキャンセルさせたのだ。

何に間に合わないのかよくわからない・・・(笑)

そう言えば
「青島の若者たちはこんな凄いドラムを聞いたことはないだろうから、
前の日に是非ドラムを叩いてくれ」
と言ってた。

青島には彼の表弟(BiaoDi:母方の従兄弟で歳が下の意味)である梁棟(Liang Dong)がいる。
彼のドラムセットを借りるようにいろいろ連絡を取っていた。

昼の3時過ぎ、LuanShuのコンサート会場である青島大劇場の中にあるホテルに着いた。

「じゃあ俺はミーティングがあるから」
と出かける彼に、
「ワシはどうすればいいの?どこで何をやるの?」
と聞く。

「この大劇場の中の音乐厅(YinYueTing)で18時から活動(HuoDong)だから。
梁棟(Liang Dong)はもう着いてドラムセッティングしてるはずだから」
と言い残してさっさと出かけてゆく。

まあ大劇場にもたくさんのホールがあって、
その中の小さなホールなのか、
いやひょっとしたらよくあるリハーサルスタジオみたいなところで地元の若いミュージシャンを集めてクリニックでもするのだろうと思ってたら・・・

LuanShuQingdaoPreEventHall.JPG

アカンやろ・・・こんな大きなホール・・・(>_<)

「什么情况?(どんな状況なの?)」と梁棟(Liang Dong)に聞いてみるが、
大げさに首を横に振って両手を上げる・・・

「そもそもが誰が来んの?お前の友達?地元のミュージシャン連中?」
大げさに首を横に振って両手を上げる・・・

こいつもLuanShuから「ドラム用意しとけ!!」と言われて一生懸命セッティングしただけなのだろうから、ワシとしてももう両手を上げて「お手上げ」状態である・・・

このホールもクラシックとか生楽器で演奏するために設計されているのか、
ドラムを叩くと小屋じゅうに反響して大変(>_<)

とりあえず地元の若い衆が来たらステージにでも上げて近くで見させればいいか・・・
と思いながら、今度は「伴奏の音をどうやって出したらええねん!!」ということに気付く(>_<)

ベースアンプでもあればそれを使って鳴らせるので手配したがGET出来ず、
結局はこのホールのPAエンジニアまで呼び出してホールのシステムで鳴らすことになった・・・

何じゃかんじゃでもうすぐ18時である。
観客が集まって来る気配は皆無!!(笑)

しゃーないので10月10日の本番が行われる大ホールに視察に行ってみる・・・

LuanShuがいたので「什么情况?(どんな状況なの?)」と聞いてみる・・・
「何が?」と聞き返されるので、「そもそも客が来るのか?」と聞いてみると、
「来るのか?って・・・」と苦笑いしながらスタッフを呼びつける。

「今日のチケットは何枚出てる?ファンキーが客の入りを心配してるぞ・・・」

スタッフは神妙な顔でこう言った。
「600枚ぐらいは出てますが・・・」

おいおい!!ドラムクリニックで数日前に告知して600枚も出るって什么情况?・・・!(◎_◎;)

・・・と思ったら何のこっちゃない・・・この日は突然決まったLuanShuの講演会「音楽と私」であった(>_<)
しかも開演は19時半・・・情報が交錯している・・・

ワシはそのゲストでドラムを叩いてくれということらしい・・・

しかし数日前に思い付いて600もチケットが出るってこいつの知名度も凄いのう・・・
というわけで30分ほど彼が音楽について語った後にステージに呼び出される・・・

LuanShuQingdaoPreEventTalking.JPG

恥ずかしいのう・・・完璧に「場違い」である(涙)

一言二言会話をした後にドラムを叩かされる・・・
人の講演会に来て「ひとりドラム」するって何なのかなぁ・・・
と思いながらVisionRocksを思いっきりぶっ叩いたらこれが結構ウケた(笑)

LuanShuQingdaoPreEventDruming.JPG

そして張張(ZhangZhang)も呼び出されて二人でセッション・・・

LuanShuQingdaoPreEventSession.JPG

いや、ほぼ生音やし、ピアノの位置が遠過ぎて何も聞こえん・・・(涙)

しかしまあ長年のJazzセッションで「音がでかい!!」と怒られながら培ったノウハウで何とか無事にセッションを終えた。
叩き足りないので梁棟(Liang Dong)がハコバンしてるBarに行ってひとりドラムをワンステージやって来たぞ・・・

というわけで夕べはいろいろあったが楽しかった。
本番は明日!!今日は夕方から地元のオーケストラが来て戦いが始まる!!!

今日さえ乗り越えれば明日はきっと楽しくコンサートが楽しめることだろう・・・


ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:12:06 | 固定リンク

2014年10月 7日

リハーサル大詰め!!

今回のLuanShu青島ソロコンサート
前半は彼が手がけた映画音楽をバンドと管弦楽オーケストラで演奏する。

どんな雰囲気かと言うと、きっと日本だと久石譲さんのコンサートみたいな感じだと思う。

ただ久石譲さんと一番違うところは、
彼がボーカリストでもあるから自分で歌うナンバーがあるというところだ。

そしてもうひとつ違うところは、
彼が他の有名歌手に書いた曲、プロデュースした曲を演奏するに当たって、
その有名歌手本人が参加して自らその歌を歌うというところが大きく違う・・・。

今日のリハーサルではその有名歌手が勢揃いして最後に歌う「礼物(LiWu)」をやってみた。

LuanShuQingDaoStarSingers.JPG

1995年にバイク事故で他界した唐朝のベーシスト「張炬(ZhangJu)」の追悼アルバムのリーディングソングである。

日本だとロック界と歌謡界ははっきりと住み分けが出来てて、
歌謡界のスター達がロック界の追悼アルバムの曲をみんなで歌い分けるみたいなことはなかなかないだろうが、
ここ中国では文化大革命が終わってポップスとロックが一緒に入って来たのでこのような有り様になっているところがワシにとって一番「住み良い」感覚なのだと思う・・・

有名歌手たちが勢揃いしてワシに挨拶したりするが、
まあ彼らのアルバムやライブとかでドラムを叩いてたりするのでそれもしかりだが、
マネージャーなのか誰なのかスタッフに深々と挨拶されても誰なのかがさっぱり思い出せん(笑)

きっと誰かアンダーグラウンドの歌手かバンドのマネージャーとしてワシと面識があるに違いないと思いながら生返事を返す(笑)

有名歌手が勢揃いしてるのでメディアもいっぱい来ている。

とりあえず音楽監督なのでインタビュー・・・
相変わらず外国語でのインタビューって大変やわ(>_<)・・・
(もう慣れたけど)

LuanShuQingDaoFunkyInterview.JPG

音楽監督と言えば昨日逃亡した張張(ZhangZhang)も音楽監督である。

実はBaoHaoを入れる途中でワシが飲み会があったので張張に「後は任せた!!」と逃亡したら、
その後彼ももういっぱいいっぱいだったのだろう、若いエンジニアに「後は任せた!!」と逃亡していた(笑)

事情を聞いて早朝からスタジオに駆けつけたワシは、
朝まで徹夜で頑張って作業をした若きエンジニア共にBaoHaoを完成させてリハスタに向かった。

その張張(ZhangZhang)にもインタビュー!!

LuanShuQIngDaoZhangZhangInterview.JPG

お、偉くなったのうデブ!!(笑)

今回の仕事はお前が一番頑張ったんだからオイシいところは全部お前が持ってゆけばよい!!
ワシは別に25年来の友人を助けるためにここにいるんだからお前はこれをステップにもっと頑張るのぢゃ!!・・・

・・・というわけで今日は有名歌手のコーナーを順番にリハーサルしたのぢゃが、
歌手の意向により構成とかを変えた曲は、
それに連動してオーケストラ譜面が変わるのでもう譜面は赤入れて真っ赤っかである(涙)

明日は最初っから全曲通してみる。

パンフレットの入稿は終わっているのぢゃが、
それによって曲順が変わるかも知れない・・・

まあパンフレットなんかワシにとってはどうでもいい。
明日で曲の構成を全部フィックスして、
8日に青島に移動して9日に青島のオーケストラとガチの勝負!!

10日には泣いても笑っても本番である!!!

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2014年10月 6日

弦楽オーケストラとの戦いが始まる・・・

ある時期、中国ではバンドのアレンジも出来て弦のアレンジも出来るアレンジャーを血眼になって探していた時代がある。

それこそ「金ならいくらでも出す」という有り様だったのだが、
バンドのアレンジが出来る人は弦を書けないし、弦の人はクラシックしか書けないからというのがその理由である。

しかし時代が天才を生み出すというのはこのことで、
弦のアレンジでは北京では大御所では三宝(SanBao)、
若手では張毅(ZhangYi)などが、ワシが一緒に仕事をして「スゲーな〜こいつのアレンジ・・・」と思う作品を数多く残している。

張毅(ZhangYi)を例に取れば、
彼はピアニストで、リハ会場ではよくJazzを弾いていた。

もちろん若い世代である彼はロックの洗礼も受けていて、弦のアレンジの中に「ロック」というエッセンスも入れて来る(驚)・・・

世界各国どんな国でも金を稼げるのは「流行歌」しかない現実の中、
ワシがドラムを叩いた数々の作品の中に、
彼がアレンジした弦の間奏部分は間違いなく中国の歌謡界に新しい「ロック」の息吹を持ち込んでいると確信している。

そんな彼も先日ひょんと連絡が来て
「今日本にいるんだ」
と言うのでアーリー爆風の八王子のライブに誘って飲んだが、聞けば
「もうアメリカに移住するんだ」
ということで日本に立ち寄っていたとのこと・・・

LuanShuの懐刀である彼がアメリカに行ってしまって今回の青島コンサートに参加出来ないがゆえに、ドラマーであるこのワシが今こうして彼の代わりに弦の部分の全てを担当せねばならない・・・(>_<)

改めて彼の作品を聞きながらそれをストリングス譜面に起こしたり、
またそれを同期するために打ち込んでプログラムデータを作ったりするしてるうちに改めて
「こいつホントにスゲーなぁ・・・」
と心底またそう思った・・・

凄い作品を目にすると「何でこんなことが出来るのだろう」と思うのだが、
本当に「コイツこれ作った時は気が狂ってたんじゃないのか・・・」などと思う・・・

もちろんクラシックの英才教育を受けているのだろう、
楽典に乗っ取った緻密なクラシカルな面と共に、
それにぶつけてくる不協和音・・・

いや、クラシックにも不協和音の世界はあるらしく、
それは筋少の仕事の時にエディーこと三柴理から学んだ。

しかし張毅(ZhangYi)のそれはまた種類が違う。

新世代の彼は自分のベイシックであるクラシックと、
好きで弾いているJazzと、
仕事のために取り込んでいる(のかどうかはわからんが)あらゆるロックなり全てのものが融合してその作品となっている。

ファンキー末吉というドラマーが、
Funkドラムから始まりソウルミュージックを経てロックに行き、
Jazzに行ってラテンなどを経てまたメタルをやっている・・・
その感覚と彼ら新世代の音楽家達の感覚が非常に似ているなと思ったりもする・・・

まあドラムに関してはワシはそれが「本職」なので胸張って偉そうに言いたいことはたくさんあるが、
中国があの時代に求めていた「バンドも弦も書けるアレンジャー」という点では、
何の音楽教育も受けたことのないただのドラマーががむしゃらに自分で勉強したから出来ているような今のレベルのものにしては、
「中国」という国はワシに(今回の仕事も含めて)分不相応な大舞台をいつも与えてくれていると感謝している。

そこで日本の音楽界のことを考えてみるに、
「どうしてこの国では張毅(ZhangYi)のような若い才能が育たないのだろう」
と思って仕方がない・・・

日本のような優秀な音楽集団の中で、ワシよりこのテの才能がある人はいっぱいいるはずなのだ・・・

その原因のひとつにはやはり「弦は高い」というのはある!!
中国は日本の4分の1の値段で弦楽オーケストラが雇えるのだ。

誰もそんな高い金を払って冒険したくないから、
相変わらず一握りの「弦の人」にだけしか仕事を発注しないというのはある!!

しかし自分の経験から言わせてもらえば、
ある時期のスタジオミュージシャンの世界・・・
バブルの頃、スタジオミュージシャンがみんなベンツに乗ってスタジオをハシゴしていた時代・・・

ワシもそうだが初めて弦や管を書きましたみたいな若手アレンジャーは、
彼ら一流のスタジオミュージシャンにコテンパンにイジメられた(>_<)・・・

当時はコンピューター譜面なんかないから、
手書きでオーケストラ譜を書いてそれを「写譜屋」という業者に出す。

当時のバブルの時代では「写譜ペン」と呼ばれる譜面を書くペン一本で家を建てたという写譜屋がゴロゴロいた時代である。

手書きから手書きなんだから当然書き間違いがある。

写譜屋がスコア譜(全パートが書かれている何段にもなった譜面)からパート譜
(各パートの人が見る自分だけのパートの譜面)に書き換える時にミスがあるかも知れないし、
当然ながらオーケストラ譜を書いた時点でミスがあったのかも知れないが、
そんなミスをスタジオミュージシャン達は逆手に取ってアレンジャーをイジメたりした。

写譜ミスであろうと書きミスであろうと、
容赦なく明らかに間違いであるその音をわざと弾く・・・

当然ながら音が濁る・・・
アレンジャーがそれに気付かなければ・・・
「お前に耳は節穴か!!!この音が変だとは思わないのか!!」
とボロボロである。

ヒドい時には譜面に間違いがなくてもわざと間違えた音を弾いてアレンジャーを試したりしたという・・・

弦の場合はまだビオラの「ハ音記号」というあまり馴染みのない譜面記号で譜面を書くのがシンドいだけで、まあ管と違って「移調楽器」ではないのでまだよい。

管は例えばトランペットはBb管、つまりピアノの「シb」の音が「ド」だったりして始末に負えない(>_<)

アルトサックスはEb管だし、ホルンはF管だし、
オーケストラ譜の何段もある譜面のうち全部のパートの「キー」が違うのだ(>_<)

とっさに読めるわけないじゃろ!!!(涙)

今はコンピューター譜面ソフトで全部「C」のキーに直して書いて、
それを各管のキーに移調してもらって、
五線の上や下にはみ出たものをオクターブ上下して調整する
(移調楽器の譜面はそのキーの五線譜の中に収まるのがその楽器が鳴り易いと言われているからである)
という作業が出来るが、当時はコンピューター譜面などない時代である。

緊張してガチガチでスタジオに入る・・・
怖いスタジオミュージシャン達が睨んでいる中レコーディングが始まる・・・
緊張して聞きながら音が濁る部分を発見する・・・
ストップをかけて録音を止める・・・
「え?何だよ」と怖い人達が睨む・・・

「すみません、この小節・・・チェックさせて下さい」

プレイバックする・・・
確かに濁っている・・・

さて誰がどの音をどう間違って弾いているのか・・・

それがわからなければそこからが地獄・・・
その怖いスタジオミュージシャン達はワシをあの手この手で吊るし上げて来るのだ・・・

脳にはビルの屋上から飛び降り自殺をしたぐらいの(したことないけど)多量のアドレナリンが分泌される・・・

「誰かが実音でFの音を弾いてますね・・・」
命がけでその音を特定して突きつける・・・

「ビオラの人・・・譜面にシャープが抜けてました・・・その部分F#に直して下さい」

このやり取りで下着はベトベト・・・
ドラムを叩くどわーっと出る汗ではなくじとーっと出る「冷や汗」である。

それを何度もやってレコーディングは終了・・・
まさに寿命を縮める「命がけの戦い」である。

まあ端的に言うと「アレンジャー潰し」やな・・・(笑)

何でこんなことが起こるかと言うと、
弦だ管だという人は昔から音楽教育を受けたエリートばかりだから、
「音楽も知らないような若造がいい気になるんじゃねえ!!」
というプライドが高いのだ。

特に当時のバブルの時代では駆け出しのアレンジャーよりも彼らはもっと稼いでたわけだから「それをイジメても当然」みたいな感覚もあったのだろう。

一面、それはワシを始めいろんなアレンジャー達を鍛えた。
その戦いに勝ち残れない人間はもう二度と弦だの管だのをレコーディング出来ないのだから過酷である。

一面、そのハードルが高過ぎてバンドのアレンジャーがこの世界に飛び込めなかったというのもある。

ワシの場合はラッキーである。

管に関してはTOPSのみんな、例えば寺内に譜面渡して
「これ吹いて〜」と言えば間違えてる部分は勝手に直してくれたし、
まあ「末吉さん、これはないで〜」と突っ返されたこともあるけど(笑)、
「友達関係」という中から楽しく「管のアレンジはどうあるべきか」というのを勉強させて頂いた。

弦に関して言えばワシを育ててくれたのはやはり「中国」である。

私のソロアルバム亜洲鼓魂の「天会への番目の扉」という曲で、
ワシは初めてオーケストラの譜面を書いた。

それは管の時と同様に松原さんという師匠がいて、
ワシの譜面の間違いを直し、一緒に中国まで行って棒を振ってくれてこの作品を作り上げたからこそ今のように他の弦の仕事が自分で出来る礎となった・・・

また、中国人はどこかドライだから、日本人と違ってある種恵まれていたというのもある。

中国の弦の人も日本の人と同じように高いプライドを持っているが、
そのプライドの消化の仕方が日本人とちと違う・・・

日本人のよくわからないドラマーが譜面書いてこれ弾け・・・
みたいな仕事でも、彼らにとっては単なる金をもらえる「仕事」なのである。

国家の一流弦楽団の一員である自分は日本人とは小沢征爾ぐらいしか仕事をしたことはないよ・・・でもそんなものは関係ない!!

彼らにとって大事なものは「時給」!!

つまり何ぴとであろうが能率よく金を稼がせてくれればそれでよい!!
小沢征爾もファンキー末吉も関係ない!!どちらも単なる「雇い主」なのだ(笑)

能率よく早く仕事が終わって、完成レベルもまあまあ高く楽団の知名度にもキズをつけず、
あわよくば喜んでもらって次も仕事をもらえればそれでいい・・・

かく言うワシもここのバンマスには
「またお前の仕事かよ・・・」
と言われるぐらいよく一緒に仕事をした。


さてここまでが前振り(長いなぁ・・・笑)

今回使うオーケストラは青島のオーケストラで仲間内で誰もこれまで一緒に仕事をした人はいない。

心配なのでということで、
いつも仕事をしているその北京のバンマス(トップバイオリンの人)がひとり青島に行って彼らの中に入って演奏することになっている。

指揮者は?・・・ワシはそう聞いたが答えは・・・いない・・・

実は中国では弦のレコーディングにはきっと世界では珍しいであろう特殊な方法が取られていて、これとドンカマさえあれば指揮者など要らないのだ・・・

BaoHao・・・

いわゆるドンカマに合わせて小節番号を録音するトラックのことをこう言う。
(漢字でどう書くかは知らん・・・爆号?・・・)

多くの曲はストリングスは曲の後半から弾き始めたりするので、
その間待ってる小節にはBaoHaoは録音しない。

弾き始める直前に「準備(ZhunBei)!!」と入れて、
そこから小節番号を入れる。

「準備(ZhunBei)!!」、「75」、「76」、「77」・・・

76小節目から弾き始める人はその小節番号を聞いて弾き始めるし、
77小節目から弾き始める人も同様である。

いや〜確かにこれは中国人らしい合理的なシステムだと思うんだけど、
いかんせんライブの時などにクリックのチャンネルからこの声が聞こえると最初は鬱陶しかった(笑)

でも慣れると小節を見失わないから非常に便利・・・

まあ中国の全てのオーケストラはこの方式に慣れてしまっているので、
オーケストラの入ったポップス曲ではこれがなければ一緒に演奏出来ないのだ・・・

「じゃあお前BaoHao録れ!!」
と張張(ZhangZhang)に命じて昨日一緒にスタジオに入った。

LuanShuQIngDaoBaoHao.JPG

別にワシがやってもいいのだが、
速いテンポで100を超える数字を言うには中国語ネイティブじゃないと早口過ぎて舌が回らないのだ(笑)

何と今回はオーケストラ使う曲が20曲近くある(>_<)

それ全部にこの作業をやらねばならんのぢゃが、
譜面のチェックも含めてまず最初に自分のアレンジした曲からやってゆく・・・

いや〜・・・譜面に間違い多いなぁ・・・(涙)

きっと眠たかったんやな(泣)・・・
もう青島にそれを送ってしまっていると言うのに・・・(号泣)
それを自分の譜面に手書きで直しながら作業を進める・・・

当日、初顔合わせの時にそれを口頭で直しながら戦うしかない・・・

そしてある曲のこと・・・
小節番号が絶対の世界になると、この曲のように後にリハーサルでリピートがカットされたりすると地獄である・・・

LuanShuQingDaoLiWuScore.jpg

ちなみに中国人ミュージシャンはリピート記号やダルセーニョなどに弱い。

だいたいがそのままリピートせずに譜面をベタで最初から全部書くのだが、
ワシは知っている・・・譜面が長くなるとその譜面をめくる時に彼らは音符があろうがなかろうがその間堂々と休み、ゆっくりめくり終えた後に何食わぬ顔をして堂々と弾き始めることを・・・

あのバブルの頃、写譜ペン一本で家を建てた人がいるのは頷ける。

彼らは見やすい譜面であると共に、
どこで譜面をめくるのが一番適切かまで考えてページに譜面を収めていたのだ(驚)

リピートやダルセーニョがない譜面は見易いが長くなってしまい、
譜面の枚数が多くなるとめくる時にめくるノイズが出る・・・はこれ日本・・・
中国では・・・演奏者がその部分サボって弾かない(笑)

しかし今度はリピートをつけるとBaoHaoが大変(>_<)

「66」、「67」、「68!!そして61に戻る!!」、「61」、「62」・・・

・・・と実際にカウントしている小節数ではなく、
譜面に書いてある小節番号を録音してやらねばならない・・・

2カッコに飛んで1小節でダルセーニョする時なんかもっと大変である。

「39」、「40!!そして67に飛んで!!」、「67!!すぐ27に戻って!!」
と録音してやらねばならない・・・

ところが一番大変なのはこんな状態でリハーサルでリピートがなくなった場合である。

1カッコを飛ばして2カッコに行く自体は簡単である。
譜面から1カッコの部分をぐしゃぐしゃに塗りつぶしてしまえばよい。

しかしそうなると2カッコ以降の小節番号が元々の表記とずれてしまうので、
それから後の小節番号を全部書き直してやらねばならないのだ・・・(涙)

書き直したぞ!!譜面間違いも直したぞ!!
後は青島で戦いだ!!

まだ見ぬ青島のオーケストラとの戦いは前日の9日!!

間違いは夕べ全部直して、(厳密には今日と明日のリハでも確認して)
それを9日に出会い頭にヤツらに突きつける!!

ちゃんと弾けなかったらお前らの負け!!
音が濁っててそれがこちらの原因だったらワシの負け!!

指揮者がいないのだ。
張毅(ZhangYi)もいないのだ。

ワシがやるしかない!!(キッパリ)

戦いの火ぶたはもう落とされてしまっているのだ!!!
今日は朝から山ほどの譜面を持ってスタジオに行って、
また全ての曲の譜面とBaoHaoをチェックする・・・

勝負は時の運だけど、女神に微笑ませるためには、
人間が出来ることと言ったら「努力」と「準備」しかない!!

それを全部やり切ってから神の審判を仰ごう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:06:38 | 固定リンク

2014年10月 3日

風呂桶

北京の緯度は盛岡と同じくらい・・・
冬は当然ながらマイナス15度を下回る寒さになるが、
その代わり(?)夏は40度を超える暑さとなる(>_<)

春は黄砂が吹き荒れ、一年のうちで「いい季節」というのは秋だけなのだが、
これがまた秋っつうのがあっという間に終わる(>_<)

今回北京に来たのが9月20日、
ちょうどひとりドラムの盛岡からやって来たのであまり違いは感じない・・・

短パンとTシャツで降り立ったのだが、
まあ「過ごし易い」といういい季節である。

院子に着いて生活を始めるに、「暑くも寒くもない」という感じではなく、
どちらかというと「暑かったり寒かったり」で、
それでもマイナス15度の冬や40度の夏とは比べ物にならないほど「過ごし易い」。

ところがリハの前半が一段落する9月末ぐらいになると今度は突然寒くなった(>_<)
雨なんかが降るともう上着なしでは外を歩けないぐらいである・・・

昔の院子からコタツを持って来たので引っ張り出して来た。

Kotatsu2014.JPG

いや、言うは簡単だがこれが大作業である。
何せまだ全ての荷物は段ボールに入ったままなので、
まずそれを収納する棚を準備して、
ひとつずつ開けては中身を取り出して収納しながらコタツ布団と電源ケーブルを探す・・・

ちなみにタタミは昔特注したものをそのまま持って来た。

タタミなんぞ中国では超高級品で、
日本料理屋か、もしくはよっぽど金持ちが日本式の部屋を作ろうという時にしか発注されない・・・

日本のように「京間の一畳」とか決まった単位はなく、寸法を指定して作ってもらう。
昔の院子の寸法で作ってもらったが、まあ新しい院子の部屋でもちゃんと使えている・・・

コタツは上海のKさんの伝手で上海の業者から買って送ってもらった。
いくらだったか忘れたが、まあ日本に比べたら決して安くない・・・

まあ何じゃかんじゃ言ってワシの北京の暮らしぶりなんて結構贅沢なのねぇ・・・
と思いつつ、それならばということでやはり「風呂」がないとということで頑張った!!

中国人はもともと湯船に浸かるという習慣がなく、
シャワー文化なのでこれがなかなか同居する方言(FangYan)や老呉(LaoWu)などに「風呂桶」への執着が理解してもらえない。

「いいじゃん、ちゃんとお湯出るんだからシャワーで・・・」
という感じで
「何でそんなものを苦労して手に入れなければならないのだ」
という感じである(>_<)

まあワシとて方言(FangYan)によく
「金がないんだからそんな贅沢な音響設備よりもまず絶対に必要なものから少しずつ買え」
と口を酸っぱくして言ってるのに、何故こんな「風呂桶」のような無駄なものを買わねばならないのかが理解に苦しむようだ・・・

嫌がる彼らを無理矢理説き伏せて「垃圾天堂(直訳:ゴミ天国)」、
まあワシが「泥棒市場」と呼んでいる中古家具市場に行こうと車に乗り込んだが、
前の村が開発のためお取り潰しになってるんだからそんなところが残っているわけがない。

探しに探して別の泥棒市場を見つけたが、
トイレはたくさん転がっていたが風呂桶なんかはやはり売っていない。

泥棒市場は壊されたマンションとかからドアやら家具やら拾って来て売っているところなのだが、
シャワー文化の中国人に風呂桶なんか売れないし、
それ以前に貧乏人の住むところにはそんなものを置くスペースなどないので拾ってこないのだろう・・・

しゃーないので高級家具売り場にやって来た。
イオンぐらいの敷地にドでかいビルいっぱい家具を売っているところがたくさんあるのだ・・・

そこには風呂桶がいっぱい売られているが、
浴槽からシャワーが生えてたり、
ただの瀬戸物の桶をそうやって高級化して何千元も取っている(>_<)

何千元って・・・日本円で何万円の上の方・・・払えんな!!(キッパリ)

前回買ったヤツが木製の桶で800元(日本円で2万円弱・・・今円安のため)
今回も木製を選んだのだが最安で1300円(2万円越したな)涙・・・

しかし考えてみたら10年前から物価が2倍近く上がってるんやな・・・(驚)

これじゃあ庶民は生きてゆくのも大変やし、
そしたら暴動起こしたり政府に煽られて反日運動で暴れたりもするわなぁ・・・

ちなみにこの木製風呂桶売り場には木製のサウナ室が売られている・・・

「誰がそんな高級品買うんじゃ?・・・」
とは当然の疑問なのだが、実はこれは決して「一部の金持ち」が買うものではない!1

これを理解するには中国のマンションの売り方を知らねばならないのだが、
日本と違って中国のマンションは買う時に「内装」を買い手がやる。

間仕切りやら埋め込み家具やら、当然ながら風呂桶も自分で選んで「設計」するのだ。

想像に難くないが、庶民がやっと「マイホーム(死語)」を手に入れるのだ。
そこにどんな家具を入れますか?どんな風呂桶を入れますか?

どうせそれ込みで銀行にローンを組むのだ。
どうせなら最高級の家具で埋めたいと思うのが人情であろう・・・

これで中国のバブルが成り立ってるんだなぁ・・・としばし感心・・・

そしてやっと我が家に風呂桶が来た!!

NewYuanzBathRoom.JPG

まあタイル張りに木製の風呂桶が浮いていると言えば浮いているが・・・
本当はここにジャグジー付の瀬戸物の・・・

とか思いつつも金がない・・・(>_<)

いいのよ、風呂なんて、入れれば・・・
というわけで初入浴・・・日本人にはやっぱ風呂ですなぁ・・・

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