ひとりドラムの軌跡

ドラムセットと伴奏をPA設備さえあれば全世界どこにでも行きます!!
呼んで下さい!!こちら ファンキー末吉BLOG モバイル版はこちら
バックナンバー
バックナンバーを表示

このブログのフィードを取得

X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 八王子 ライブバーX.Y.Z.→A 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
ファンキー末吉関連グッズ
(書籍)











ファンキー末吉関連グッズ
(CD、DVD)


















ファンキー末吉関連グッズ
(その他)

爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2014年9月29日

求む!!数字譜からMIDIデータに打ち直してくれる人〜

中国には400以上のテレビ局があると言うが、
寧夏電視台は寧夏回族自治区自体が中国の中でも最も小さな省
(と呼ぶとまた文句を言う人がいそうだが)
であるのだからその中に置いては最も小さなテレビ局であることは疑いの余地がない。

そんな小さなテレビ局のロックコンテストの話はとうに流れている。

当たり前だ!!
こんな小さなテレビ局に日本のテレビ局でも払えないような法外なギャラを請求して話がまとまるわけはないのだアホな方言(FangYan)め!!(笑)

まあ実現するかしない話に乗ったところで実現しなければ押さえたスケジュールは全てパー(死語)
まあマグロ漁船がしゅっこうしなかったためスケジュールに大穴が空いてしまった渋谷有希子さんのようになるのがオチなのだが、
かと言ってそういう仕事に一切乗らなければこの国で「仕事」なんかやっていけるわけはない。

ワシはLuanShuの仕事で昨日やっとsourcesの力も借りて管弦楽オーケストラ書き下ろし4曲、新たな譜面起こし4曲、既にある譜面の確認作業7曲とバンド譜面12曲と同期プログラムの打ち込み3曲完了したばかりで少し余裕が出来たので、
老呉(LaoWu)が持って来たこんな仕事にも耳を傾けた。

まあ今では寧夏出身のバンドとしてはアンダーグラウンドではあるが一番売れてるバンドとなった布衣(BuYi)のボーカルである。
寧夏電視台が彼が歌う寧夏の民謡アルバムを作ろうという話には頷ける。

しかし「予算は出るから海外からも著名なプロデューサーを集めて録音してくれ」と言うのはちょっとマユツバっぽい(笑)

まあ彼が知っている海外のプロデューサーはワシぐらいなのだから、
「友達に仕事が入って少々でもお金になれば」という友情からワシに話を振るのはわかる。

しかし「じゃあ日本のプロデューサーにも数曲」と言われると困ってしまう・・・(>_<)

日本にも優秀なプロデューサーは数いるが、
名前を出しただけで中国人が誰しも知ってるプロデューサーなんてこんな仕事なんかやるはずはないのだ・・・

「じゃあ中国人が知ってる日本人の有名プロデューサーって誰?」
と聞いてみる・・・

坂本龍一・・・無理!!(>_<)
久石譲・・・無理!!(>_<)

この辺の大先輩に間違ってもこんな仕事振れるわけないやないかい!!!

他に若いミュージシャンから名前を聞くのは椎名林檎のプロデューサーとか・・・
世代が若いと今度は接点がないから無理!!(>_<)・・・

じゃあというわけで名前が出た同世代のプロデューサーって・・・小室哲哉・・・

いや、連絡先さえ分かれば彼になら面識もあるし言い易いからええよ・・・
でもその前にもうちょっと話をちゃんと決め込もうよ・・・

というわけで取りあえず寧夏電視台が企画を進めるにも、
決定して人に振るにも自分がやるにしても曲を決め込んでおかねばならない。

寧夏という小さな街にも民謡はたくさんあるらしく、
でも当の本人の老呉(LaoWu)は数曲の有名な曲以外知らないと言う・・・

とりあえず楽譜を買って来てめぼしい曲を選んでみる・・・
中でも有名らしいのがこれ・・・

NingXiaMinGeYanLeiHuarBaXinYanLe.jpg

おっ!!やはり数字譜・・・
日本では滅多に見ることがないが、この数字譜というのは慣れれば五線譜よりも断然便利である。

仕組みは簡単!!

「1・2・3・4・5・6・7」はそれぞれ「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」に当り、
オクターブ上は数字の上に点、オクターブ下は数字の下に点を打つ。

休符は「0」で、数字の下の下線は音符の旗の数に当たる。
つまり下線が1本だと八分音符で、2本だと16分音符ということである。

簡単なデモと言っても簡単なアレンジをせねばならないので、
私のやり方はまずメロディーをMIDIで打ち込んで、
純粋にメロディーだけを聞いてそれに合うテンポ決めてコード付けをして、
まあ簡単にギターでも弾いて老呉(LaoWu)に聞かせ、
メロディーを覚えさせて歌わせればそれでよい・・・

ところがここ数日で管弦楽オーケストラ書き下ろし4曲、新たな譜面起こし4曲、既にある譜面の確認作業7曲とバンド譜面12曲と同期プログラムの打ち込み3曲やったワシとしては、もう力尽きててそれをやる「ヨイショ」が出ない(>_<)

というわけで、簡単な打ち込みが出来る人でおヒマな方〜この作業8曲ぶんやってもらえませんか〜
ギャラは出ませんが次にお会い出来るチャンスの際には是非ビールでも奢らせて下さい(ペコリ)

8曲ぶんの数字譜は下記にUPしておきます〜
ほんとおヒマな方で物好きな方で結構です〜
出来る方は是非〜

数字譜はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:10:19 | 固定リンク

2014年9月23日

10月10日青島に向けて大仕事開始!!

元黒豹のキーボーディスト、後にボーカル、
そして現在では音楽アワードでベストプロデューサーに選ばれたことのあるLuanShuのソロコンサートが出身地の青島で行われる。

ワシのスケジュールが9月20日から本番の10月10日までベタで押さえられてたが、
北京に着いてみたらワシはその音楽監督という立場だった。

もうひとりの音楽監督(デブの)張張がいっぱいいっぱいでやり切れてない譜面書きや、
ストリングスオーケストラのもろもろの処理などをやって昨日からリハーサルが始まった・・・

北京には大きなリハーサルスタジオ・・・
というよりはそれは楽器のリース会社が運営しているスタジオで、
日本で言うとレボとかサンリース(やっけ?)みたいなもん?・・・
それが北京には3つある。

ひとつは一番最初に出来た天音スタジオ、
と言うより「関係(グアンシー:コネの意)の強い北京ではみんなその社長の名前で呼ぶのでここは「白克(BaiKe)のスタジオ」、
そして次にオープンしたのは「宣芸兵(XuanYiBin)」のスタジオ・・・

そしてその後にオープンして現在一番需要が多いと見られる「焼飛(XiaoFei)」のスタジオ・・・
今回のリハーサルはこのスタジオで行われた。

北京市内の南東に位置するのでうちからは40km・・・(>_<)

スタジオに着いたらドラムセットは一応セッティングされているが、
スネアやシンバルがマウントされてない。

「え?自分で持って来んの?聞いてないよ〜・・・」
などと思ったら、おもむろに倉庫に案内される。

「ご自由にお選び下さい」ということらしい・・・

スネア

XiaoFeiSnare.JPG

シンバル

XiaoFeiSymbal.JPG

ついでにシンバルスタンドも何本でもご自由に〜!(◎_◎;)

XiaoFeiSymbalStand.JPG

ついでにドラムセットも気に入らなかったらこの中からどれでもお好きなものを〜!(◎_◎;)

XiaoFeiDrums.JPG

いや、選べんし・・・(笑)

取りあえずセットしてくれているドラムセットでええし〜
というわけで、使い放題のシンバルを並べてみたら今回はこんなセッティング・・・

XiaoFeiDrumSet.JPG

しかし貧乏性と言うか、
中国のドラムセットは何故か口径が小さいタムが用意されるのでいつものように小さいタムを左に寄せてイアンペイスセッティングにしたのだが、
よく考えたらここにはこれほど山ほどドラムセットがあるのだから大きな口径のを注文しとけばそれで足りたような気がする・・・(>_<)

しかし考えてみたら中国の音楽界は進歩した・・・

外国のアーティストが中国でコンサートをやると決まったら、
特にアメリカなんか機材リストに細かいから、
要望に合致する機材なんかありはしない・・・

困った主催者はいつもワシにドラムセットを貸してくれと言ってそのリストを提出してた・・・

今では中国は手に入らないものはない・・・
しかし機材だけは豊富になって人間が育ってないというのがワシのここ最近の印象だったがそれもぼちぼち変わって来ているようだ。

LuanShuのスタジオの助手・・・というより彼の親戚だという話だが、
沈文静という女の子・・・

ShenWenJing.jpg

彼女がやって来てからというもの、中国との仕事が非常にやり易い。

例えば去年のメドレー制作の仕事・・・
この連絡の窓口は全部彼女がやっていたのだが、
日本で言う「ほうれんそう」報告、連絡、相談が全部出来る!(◎_◎;)

デジタル世代なのでメール送ってもほぼリアルタイムに返信が来るし、
音資料のまとめ方、その送り方なども使う方の求めるセンスをちゃんとわかっている。

今回びっくりしたのは、ついたらぽんと渡されたこのセット・・・

LuanShuQingDaoScoreBook.JPG

これは譜面を入れるファイルで、
バラバラの譜面を曲順通りにこれにファイリングすれば、
それをめくるだけでいいでしょみたいなグッズで、
日本では当然ながら各人が必要ならば用意する。

ちなみに左側は今回のコンサートのロゴと名前と日付、
右上には担当楽器、ワシの場合は「音楽監督、ドラマー」と書かれている。

書き込みがあるだろうから筆箱に、
書いては消せるようにボールペンではなくシャーペン、
そして消しゴム、そしてシャーペンの芯までちゃんとある!(◎_◎;)

至れり尽くせりなのであるが、
ケータリングのこの膨大な食物は結局ワシの胃袋に全部収まるので困ったものであるが・・・(笑)

XiaoFeiFood.JPG

かくしてリハーサルが始まった・・・

初日は各曲の構成とアレンジをチェック!!
今日の二日目にはこれにもう一人のドラマーが入り、
ワシのための中国大太鼓とロートタムがマウントされ、
コーラス隊が入り、最終形ではこれにストリングスオーケストラと管楽器も入る!(◎_◎;)

更にはそのオーケストラ譜面に間違いがないか全てチェックして、
あと弦が1曲と管を1曲新しくアレンジせぇと・・・

親友の晴れ舞台のためぢゃ、やりましょう!!!

Posted by ファンキー末吉 at:10:47 | 固定リンク

2014年9月20日

音楽総監督?!!!(◎_◎;)

忙しい時は明日のことだけしか考えられない。

それでも「今の目前のこと」だけではなく「明日」なんかを気にしているなんざやっぱファンキー末吉は違うなぁ・・・

などと悦に入っている場合ではない!!

元々は元黒豹のキーボード、ボーカルのLuanShuがソロコンサートを開くというところから話は始まっている。

青島出身の彼は、故郷に錦を飾るべく青島のでっかい劇場を借り切って、
過去に作品を提供した歌手たちと共にでっかいコンサートを開くことになっている。

名付けて「LuanShu作品音楽会」!!

というわけでワシのスケジュールを9月20日から10月10日までベタ押さえにしていたLuanShu、
最近はスタッフ一同WeChatというLINEみたいなソフトで打ち合わせをするのだが、
ここだけの話、毎日数限りなくアラームは鳴るし、
ポスターデザインの打ち合わせなどワシは関係ないのでずーっとスルーしてた。

そう言えば数日前「@Funky」というスコメントでワシに対するメッセージがあったが、
「オープニング曲なのですが・・・」
と言って音楽ファイルが送られて来た。

同じく@に張張(ZhangZhang)の名前もあったので、
「ねぇ、これってどういうこと?俺がアレンジすんの?」
と張張に聞いたところ、
「うーん・・・ファンキーさんはいいです。僕がやりますのでとりあえず北京にいらした時に・・・」
との返事・・・

そもそも北京の若い衆の中で、
この張張と韓陽というベーシストだけは特別だとワシは思っている。

「弟子」というのは基本的に持ってないが、
中国でそれに相当するのはドラマーではないがやはりこのふたりであろう・・・

なにせある日ワシがべろんべろんに酔っ払って、
吐くに吐けない、潰れるに潰れられない状況に陥った時、
まあワシはそういう時にはとりあえずウンコをするのでトイレに立った。

もう千鳥足というよりべろんべろんである。
そのままトイレに行ってウンコをするのだが、
ご存知の通り中国のレストランはウンコの個室にドアがついてなかったりする・・・

しかもだいたいにして和式、悪ければ床に穴があいているだけのトイレである。

ワシの中では「酔っ払ったしクソして帰るか!!」
ぐらいだったのだが、彼ら二人にとっては
「ファンキーさん大丈夫かなぁ・・・」
と大心配・・・

とどのつまりには二人ともワシがウンコしているドアのない個室に来た。

「ファンキーさん・・・大丈夫ですか?・・・」

ドアがないのだから防ぎようもない(>_<)
あまりにもバツが悪いので酔い潰れた振りをしてたら、
二人で相談してワシのケツを拭いて担いで家まで連れて帰ってくれた・・・

ワシなんかバツが悪いのでずーっと酔い潰れた振りである(涙)

まあ文字通りワシの「ケツを拭いてくれる」頼もしい若い衆である。
「じゃあ北京に行くぐらいにまたゆっくり考えればいいね」
とばかりそれらのスレッドを一切無視して北京に着いてから考えることにした。

ところが一昨日、張張から
「ファンキーさん、もう忙しくってやってられません!!
せめてこのストリングスの譜面、ファンキーさんがやってくれませんか」
と泣きが入る。

見ればゲスト歌手が歌う有名曲、
コンサートでは生のストリングスが入ると言うので、
その作品を聞いてストリングスパートを譜面にして弦楽団が演奏出来るようにしてくれと言うのだ。

これって実は大変な作業・・・

日本でもそうだが、その辺のアレンジャーでは弦楽器の知識がないので、
いざそれを譜面にしろと言ってもシンセじゃないのでなかなか難しい・・・

ワシはふとファンキー村の仮谷くんのことを思い出して、
「この音源からViolin1、Violin2、Viola、Celloのパート譜を書いて欲しい」
と発注。

ちなみに弦楽器の習慣でViolaのパートは「ハ音記号」という通常ワシらが見たこともないような調号を使ったりするのでやっかいである。

弦のアレンジをやったこともない人には結構負担な作業なので、
「まあこれでスキルがちょっとでも上がれば」
ということでギャラと共に一応締め切りも伝えてみると、
「今日は別の仕込みがあります」
と断られてしまった(>_<)

まあ仮谷家忙しいのはファンキー村にとってもよいことなので別の人間を探す・・・

ストリングス・・・ストリングス・・・
おうっ!!そう言えばやっちんとこの事務所所属のストリングスチーム「sources」はその本職ではないか!!

ということでリーダーの綾太郎くんに発注!!
「喜んで」というわけでこんな頼もしい人間はいない!!

一段落して張張からのメッセージを整理する。

「9月20日に北京に着いたら僕が迎えに行きます!!
そのままスタジオに入って仕事をしましょう」

あまりよくわからない・・・
いちキーボード奏者といちドラマーと、
雁首付き合わせて何をやると言うのだ?・・・

成田空港で時間があったのでWeChatのログを遡って覗いてみる・・・

そこで発見したこのポスターの原稿!!!!!(◎_◎;)

LuanShuQingDaoConcertPoster.JPG

上段そうそうたるゲスト歌手の下にバンドメンバーの紹介・・・

え?ワシの名前が一番上?・・・肩書きは「音楽総監」?!!!
つまり「音楽総監督」?!!!(◎_◎;)

アカンやろ・・・そんな大仰な肩書き・・・一生懸命仕事せないかんやん・・・(涙)

よく見るとその下にも張張が音楽総監督として名前を並べとる・・・
こいつ・・・またワシの尻を拭くがごとく今まで全ての仕事を全部ワシの代わりにやってくれたんやな・・・(感涙)

というわけで北京空港に着いたら痩せこけた(ウソ)張張が文字通り「待ち構えて」いた。
ワシを車に乗せてそのままスタジオに運ぶ。

まずは仕事の整理・・・
明後日のリハまでにまだ書き終わってない譜面をどちらが担当するか振り分ける。

細かい振り分けをしてて発覚したのだが、
コンサートで生のストリングスオーケストラ使うって絶対1曲だけのわけない!!
と思ったら出るわ出るわストリングスの入る曲・・・

譜面がなかったのはsourcesに発注した曲だけだったのぢゃが、
他の曲はレコーディング譜面があると言うが、
現場で変更があったり間違いがあったり、
それを全部聞いてチェックせねばならんと・・・・

デブと顔を見合わせる・・・

泣きそうな張張の顔を見てるとつい、
「わかったよ、ストリングス関係は全部ワシがやる!!」
と宣言してしまった・・・

まあ今まで文字通りケツ拭いてくれてたんだから今度はワシがお前のケツ拭いてやろう・・・

・・・と言いながら実はこれもこっそりsourcesに発注したのよ〜(笑)
ワシらがやるより、弦のことは弦の専門家に頼んだ方が早いし確実でしょ〜

というわけで綾太郎くん!!ワシらのケツを拭いてくれ〜
Facebookメッセージ送ったから見といてね〜

イケメンに〜
ケツを拭かせる〜
デブとワシ〜

Posted by ファンキー末吉 at:23:13 | 固定リンク

2014年9月17日

渋谷有希子を救え!!

さてと、前回こんな仕事が来たので渋谷有希子さんをブッキングしたのだが、
ここが中国This is Chinaで、このマグロ漁船は結局出港しなかった(>_<)

つまり「ドタキャン」である。

中国ではよくこんなことがあるのでワシは大きな仕事は必ず「前金」をもらってやっている。
中国に「前金制」を導入するのは大変だったのよ〜

まあワシの記憶ではワシが最初にこのシステムを中国の音楽界に持ち込んだ。

全てが朋友朋友(ポンヨウポンヨウ)の「関係(グアンシー:コネの意)」の上に出来上がっているこの国に
「仕事するなら半金は前金でくれよね」
などと言うと
「お前は友達ではないのか!!」
と激怒されて全ての仕事を失ってしまう羽目になりかねない。

「すみませんねぇ・・・私は外国人なんで外国のシステムでひとつよろしくお願いしますよ〜」
ということで長い時間かけてやっとこのシステムを定着させた。

もちろん日本はこんなシステムではないのでウソではあるが立派に方便!!

今回は初めて仕事をする相手なのでアシスタントのFangYanにキツく「前金を必ず取れ」と命じていた。
まあ向こうも「払います」と言うので話は進んでいたのだが、
ワシがちょうど年末の大橋セッションのお断りを入れようかなと思ってた矢先、
「やっぱりあの話はなかったことに」という連絡が来た。

まあワシはいい。日本よりもむしろ北京でぼーっとしてた方が仕事があるのだ。
問題はこのために全ての仕事をキャンセルした渋谷有希子さん、
これではあまりに可哀想ではないか・・・

というわけでとりあえず大高清美さんとのトリオをブッキング!!

2014/11/05
美女と野獣トリオin北京
2014/11/06
美女と野獣トリオin寧夏回族自治区大武口
2014/11/07
美女と野獣トリオin寧夏回族自治区銀川
2014/11/08
美女と野獣トリオin寧夏回族自治区銀川

それだけで帰らせるのも可哀想だろうということで老呉(LaoWu)に相談・・・

布衣も最近は有名になってるので、
「何本ぐらい組む?1ヶ月ぐらい廻るか?」
と頼もしい(笑)

ところが今度は大高さんから
「そんなに長く中国に居られません〜」
と泣きが入ったので、じゃあということで張張をブッキング・・・

彼も最近売れっ子になって忙しいだろうということで結局このぐらいだろうというスケジュールが送られて来た。

11.9上海育音堂
11.10常州迷宫Livehouse
11.11苏州WaveLivehouse
11.12杭州酒球会
11.13宁波城门口

おうっ!!前回ひとりドラムで行った土地が含まれておる・・・
この前対バンした日本人バンドの方々は対バン出来るのかのう・・・

今回はワシ主催じゃないので老呉(LaoWu)につなぐので対バン希望の方はご連絡下さい〜

それにしてもノービザ15日間目一杯の滞在で帰ってゆく渋谷有希子さん、
この9本だけでも穴埋めとまではいかんな・・・

どなたか日本に帰った後も何かブッキングしてあげて〜連絡先はこちら(HPより)

Posted by ファンキー末吉 at:18:24 | 固定リンク

2014年9月16日

働け!!心を豊かにするために!!

怒濤のアーリー爆風ツアーも終わり、
すぐにひとりドラムツアーにつながって、
気がつけばワシは24本連続ライブということになっているらしい・・・

いや、人はびっくりするけど別に大したことじゃないぞ。

好きな音楽やって少々でもお金もらって、
それで土地土地の美味しいもん食ってまた次の土地に行って・・・

理想の生活ではないか・・・(笑)

家に帰らないので嫁から自宅に届いた郵便物をどどんと渡されている。

そういうのをチェックするのが基本的に嫌いなので、
よっぽどヒマが出来た時にホテルでゆっくりとチェックするのだが、
そこで娘の大学の学費の振り込み用紙が出て来た・・・

60万!!!!(◎_◎;)・・・やっぱ私立は高いのう・・・(>_<)

支払い期限は今月末までなのだが、
ワシはこのまま24本目の盛岡が終わったら10月10日まで中国に行ってしまうので明後日までに振り込んでしまわねばならない。

ほなということで慌てて金策を始めるのぢゃが、
その「モード」というのが実は精神的にあまりよくない。

ワシは基本的に楽天的な性格なのぢゃが、
何かの拍子に精神がローに入るとどんどんとモノを悪く考え出してしまう自分がいたりする。

今回は前日の福島で物販で本と亜洲鼓魂が売り切れたというので、
そうなる前にと補充を発注したのだが連休とかで今回の郡山に間に合わず、
そうなると当然セルチャンスを失うことになるのだから収入が減る・・・

あかん!!ワシはもうあかん!!貧乏や・・・
などと全てを悪い方に悪い方に考えてしまったりする・・・


そんな中でとあるFacebookの書き込みを見た。
何のことはないとある中国人フレンドの普通の書き込みである。

名を王さんと言う・・・
実は北京の黒豹の友人で、90年に彼らを通して日本で知り合った。

ところが彼に関しては実はちょっとだけ、本当にちょっとだけ心にひっかかってることがあったのだ。

もう20年以上前の記憶なので定かではないが、
確か武蔵小山のお祭りに一緒に行った時、
「お金に困っている」というので10万円かなんか貸した記憶がある。

「働いてきっと返しますから」
と彼はその時言ったのは覚えている。

しかしそれを本当に返してもらったかどうかの記憶がない(>_<)

彼とはFacebookメッセージでいろいろやり取りするのだが、
彼の態度の中に別に悪びれた様子はないので、
これはきっともう返してもらったのだろうと思っていたのだが、
その肝心の「返してもらった記憶」がないのでそれが心にひっかかってしょうがないのだ。

精神状態がいい時には
「いや、覚えてないけどきっと返してもらったはずだ」
ぐらいに考えているものが、精神状態がローに入ると、
「いや、きっと返してないのにしらばっくれてるんだ」
なんてことも心をよぎったりする・・・

楽屋でちょっと時間があったので彼にこんなメッセージを送ってみた。

「王さん、ちょっと言いづらい話をします。
前から気になってたんですが、90年に出会って一緒に武蔵小山のお祭りに行った時に確かお金を貸してくれということで10万円貸したと思うのですが、それってあれから返して下さったでしょうか・・・
どうも頭の中で気になって仕方ないものですみません」

まあ失礼だとは思うのだが、ワシにしてみれば前回のこんないい話もあるので、
まあ「忘れてました」で10万円が戻ってくればそれはそれで非常に助かる・・・

しかしその王さんから帰って来た返事を見てワシは自分のことが恥ずかしくてしょうがなくなった。

こんにちは、あの時ちょっと北京に帰って父親が急になくなり、それで二ヶ月間向こうに滞在して、戻ってきたら家賃が溜まり仕事もなくなり、末吉さんに相談したら、十万円貸してくれたですが、その後返そうと言ったら末吉さんが返さなくてもいいって言ってくれて、そのお金は末吉さんのために仕事の報酬としてとってくれと言ってくださって、当時黒豹とあの歌のやりとりがあっていたもんで、私は向こうの仲間みんなこのことを言ったし、本当に一番困った時助けてくれて今でもそう思います。ここでも言ったことがあります。もし、必要があるなら、急に揃えないが、少しずつ返します。今中日関係のせいで商売とてもしつらいでぎりぎりです。

穴があったら入りたいとはこのことである。
彼は決してワシからの借金を忘れて厚顔無恥でワシとメッセージのやり取りをしていたわけではない。
ワシが胸を張って「報酬」としてそのお金を「あげた」のだ。

人間とは何と都合のよい記憶だけを覚えていて都合の悪い記憶は忘れてしまうものか・・・
そして「貧乏」とは何と心を貧しくしてしまうものか・・・

ワシは王さんに平謝りに謝り、改めてそのお金は返す必要がないものだと伝えた。

あの頃、彼が動いてくれて中国といろんなやり取りをしてたから今のワシの地盤がある。
彼が向こうの仲間に言ったというこの話は、
改めて今のワシの中国での絶対的な「信用」になっていると思う。

「ファンキーは絶対に友達を裏切らない」
これは中国で生きてゆくためには絶対に必要な「信用」である。

王さんの向こうの仲間のひとり・・・今では大プロデューサーになってワシに一番仕事をくれているLuanShuは、
ワシが中国でスタジオミュージシャンの仕事を始めたばかりの時、
仕事を取られた中国人ドラマーにこう言われたという・・・

「あなたも外国人に与える仕事があるなら、ぼちぼち中国人ドラマーにももっと仕事を与えるべきなんじゃないですか」

その時LuanShuは笑ってこう言った。
「バカだなぁ・・・何言ってんだ?ファンキーは中国人じゃないか!!」

中国人なら困っている中国人を助けて当然のことなのだ・・・

何も中国に地盤が欲しいからやってたことではない、
困ってる人がいるなら助けてやるのは当然のことだろう・・・

ましてやあの頃は有り余るほど金を持ってた頃だから今と違って10万円なんて何でもない金である。

王さんはそのままFacebookメッセージで思い出を語る。

お金を貸してくださった時
90年に出会って一緒に武蔵小山のお祭りに行った時
ではないです
私北京から戻ってきた時です。
あの日お宅で美味しいカレーを食べました。

おう・・・そうだったのう・・・
そして彼のメッセージは、また「末吉さんは私の恩人です・・・」と続く・・・

ひぇー!!!やめてくれ〜!!恥ずかしくて穴に入りたい・・・

彼との長い長い思い出話の一段落した頃、
今度は彼の奥さんからFacebookでメッセージが届く。

家内でございます。
主人が大変お世話になりました。
主人からいろいろ聴いておりました。
恩人であると。
本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
今後とも、主人をよろしくお願いします。

ひぇー!!!奥さん!!!ワシはもう恥ずかしくて自殺したい!!
そんな旦那さんを心の隅っこで少しでも疑ってしまったんだから・・・

ワシとのやり取りが終わった後、王さんはきっと奥さんにもこの話をしたんやろうなぁ・・・
恥ずかしいなぁ・・・いやぁ・・・全くもってワシは恥ずかしい!!!

というわけで今度ワシは王さんが暮らす長野県上田市に行こうと決めた。

誰か上田でひとりドラムをブッキングして〜!!!

王さんは上田で中華料理屋をやっとるというので、
上田でひとりドラムやってその打ち上げをその中華料理屋でやるのぢゃ!!

上田市上田1483の4「中国家庭料理 王記茶屋

せめてもの罪滅ぼしにお客さん全員そこに連れて行って打ち上げして「まぼろしの商売繁盛えらいこっちゃ(古っ)」ぢゃよ!!


・・・なんてことを考えたりしながら、反省も兼ねていろんなことを考えた。
精神をローに入れないためにも、ワシの場合やっぱ仕事をしよう、と・・・

金なんか働けば必ず入って来る!!
多くはなくても必ず増えるのだ!!

足りなければもっとライブを入れればそれでいいではないか!!

「休みたい」なんて言ってるヤツは往々にして一生休んでるような人生を送ってる。
天は「働きたい」と思ってるヤツにしか「仕事」を与えないのだ。

「働け!!」などと言うとバブルの頃の過労死を連想して反感を買うかも知れないが、
ワシの仕事は基本的に「自分の好きなこと」をやっている。

言わば「命がけで遊んでいる」みたいなもんである(笑)

これで少々でもお金をもらえるんだったら、
まあ大きく言えばこれは「天が与えた仕事」である。

大切なのは老い先短いこの人生であと何本この天が与えたこの「仕事」が出来るかということである。

昨日はお客さんが2人しかいなかったが、
それでもその2人を目一杯幸せにしてやった。

休んでたら少なくともそれは「ゼロ」だったではないか・・・

この先、何人の人を幸せに出来るか知らんが、
天がその「仕事」を与えてくれたのだったら、
ワシはやっぱ生ある限りその仕事を多くやっていかなあかんな・・・

そう考えてさえいればきっとワシのこの卑しい心もちょっとは豊かになるのではないか・・・

などと思ったのである。


というわけでこのひとりドラム、上田をはじめそれ以北はまだいったことないので、
どなたかブッキング出来る方は是非ブッキングして下され〜


今回のツアーも残すところあと3本!!

2014/09/17
仙台 BARTAKE

2014/09/18
岩手 紫波情報交流館

2014/09/19
盛岡おでってホール(プラザおでって)

Posted by ファンキー末吉 at:19:32 | 固定リンク

2014年9月14日

アーリー爆風トリビュート終了!!

いや〜ワシの人選の勝利やな・・・小畑秀光よく頑張った!!

EarlyBakufuObataGanbatta.jpg

考えてもみて欲しい、これが例えばギターボーカルではなく立ちボーカルとギタリストで、ボーカルがハゲヅラなど冠ってたりしたらもう最悪である。

まあ恐らくほーじんもそうだったじゃろうが、
ワシは別に中野や河合の「代わり」を求めてたのではない。

ほーじんが爆風銃の時に言ってたように、
「クラシック・カーをレストアして走行会をやりましょう」なんてワシもクソ食らえである。

爆風スランプの名声はほーじんを含めた各メンバーに大きな「財産」を与えてくれたが、少なくともワシはその「財産」を無駄遣いして生きてきた覚えはない。

現代の最高のエンジンを積んで、どんなスーパーカーでも適わないような「走り」をしてこそその「財産」にプラスの何かを積んでいるものだと信じている。

EarlyBakufu3Shot.jpg

最初に「お色気の秘宝館」というバンドを見た時、
「俺たちは昔何てアホな曲をやってたんや・・・」
と大笑いし、その場でほーじんに
「あんなアホな曲ばっかりやるバンドやらんか?」
と電話した。

当然あの頃よりももっと強烈な演奏が出来る自信があったし、
ギターボーカルとして小畑秀光は欠かせないものとして頭の中にあった。

ヤツがメタルギタリストであることから、
中野や河合の持つ方向性とは全く別のものが生まれるだろうことも頭にあった。

EarlyBakufuObataTapping.jpg

かくして予想通り小畑秀光は頑張った。

「ファンキーさんもほーじんさんもピンであれだけ凄いのに、
二人が一緒になるとこれほどもの凄いものになるんだ・・・」
とオーディエンスを唸らせたこの二人が、
30年前と同じ、いやもっと大きな「怒り」と「パワー」をぶつけて来るのを背中で受けて、
それこそ死に物狂いでプレイせねば殺されてしまいかねないステージである。

EarlyBakufuMoriagari.jpg

EarlyBakufuShinimonogurui.jpg

ギターを置いて河合のように客席に飛び込んだりするので、
「別に客を笑わせる必要はないんやで」
と言うと、
「違うんです!!そうでもしないと誰も僕の方を見てくれないんです(涙)」
と答えたのには笑った。

EarlyBakufuKutsu.jpg

彼は彼で真面目にあのおアホなナンバーを一生懸命コピーして死に物狂いで演奏していたのだ(笑)

「東の島にブタがいた」という曲があるが、
作品化された曲はキョンキョンが歌ったVol.2と、それを爆風でセルフカバーしたVol.3だが、
もともとのVol.1というのがあって、
そのギターソロ部分で小畑が奇妙きてれつなフレーズを弾いているので、
「絶対これステージでチューニングをせんかった河合の弦が一本緩んでるかなんかでこうなってるんちゃうか」
というようなフレーズでも完璧にコピーしてた(驚)

イントロ部分でピートタウンジェントのように手を回すパフォーマンスもやってるうちに思い出したなぁ・・・
30年間やってない曲でも身体って覚えとるんやなぁ・・・と感心。。。

EarlyBakufu3ShotButa.jpg

たいやきの口上もやらせて頂きましたでぇ〜
しかも八王子では「二井原実はハゲだ〜!!」のバージョンアップ(笑)

EarlyBakufuTaiyakiKoujou.jpg

たいやきも咥えます!!

EarlyBakufuTaiyaki.jpg

靴も咥えます!!(小畑が)笑

EarlyBakufuSandal.jpg

何とかと煙は高いところに昇ると言うが、
やっぱこいつも何とかやな・・・(笑)

EarlyBakufuTakaitokoro.jpg

それにしても江川ほーじんが楽しそうに爆風の曲をやっているというだけで号泣したアーリー爆風ファンも少なからずいたという話である。

EarlyBakufuWarai.jpg

前回の手数セッションvs五星旗3rdのツアーファイナルの時、遊びで「えらいこっちゃ」をやったのだが、
田川くんが「こんなにリズムがバッチリあってるリズムセクションってないですわ」と言ってたが、
確かに今「えらいこっちゃ」をやってみるとドラマーとしてちょっと昔と違うところがある。

昔はソロの時に「右手ー左手ー右足」の6連符がやっとだったが、
爆風後期には「両手ー右足ー左足」の6連符でシンバルなども組み合わせて叩いていたし、
今ではやってみたらツーバスの6連も余裕で出来る。

別に出来るからどうだということはない。
要は手足が速く動くということはその速いリズムでの「リズム感」が生まれるということでもある。

まあこれはワシ自身のリズムに対するモノの考え方なのだが、
16分音符でしか叩けない速度だとするとリズムのズレは32分以内で敏感に処理されるとすると、
32分で叩ける速度だとするとその誤差は64分以内になる。

ワシもほーじんも、もうこの速度の曲では6連でソロをとれるわけだから、
共通にそれより細かいところでリズムのヨレを修正する。

共有している音符が細かければ細かいほどそのヨレの修正は細かくなるからね・・・

別にその音符を実際に叩いているかどうかの問題ではない。
潜在的にその速度の「リズム感」があるかどうかの話である。

江川ほーじんが毎回あの3200Wのアンプを持ち込むのだって、
「小さいアンプで目一杯鳴らす」よりも
「大きなアンプで余裕を持って鳴らす」方が音がよいからである。

リズムだって速く叩けるのにこしたことはない・・・

EarlyBakufuHojin.jpg

兎にも角にも毎回ライブは大盛り上がりに盛り上がったが、
いかんせん連続11本のライブはちと無謀だった・・・(>_<)

ほーじんに至っては毎日数百kgの機材の搬入搬出をして、更にはその機材車の運転までして次の土地に行くのだ・・・

命がけで手伝っている小畑秀光ももうヘトヘト・・・
ヤツは歌も歌っているからな・・・

EarlyBakufuObataAori.jpg

このプロジェクトはもうこれで「解散」なのだが、
当然のごとく再再結成を望む声も多く、
「どうする?小畑ぁ・・・」と言うと、
「もう勘弁して下さいよ」という涙目でこちらを見る・・・

よっぽどしんどかったんやな(笑)

最終日はライブ終了後に小畑は帰ったのだがほーじんも含め何人か残っていた人間に、
スージー森が昔の爆風秘蔵音源をみんなに聞かせて大笑い。

いや〜まだまだアホな曲がたくさんあるなぁ・・・

特に「ゆかいな坊さん」という曲はワシもほーじんも床を転がり回って笑いこけたぞ・・・
いつもライブの最後にやってた「代表曲」やと(笑)アホ過ぎる〜・・・

「この曲は一回またやらないかんやろ・・・」
とワシとほーじんは意気投合するのだが、
肝心の小畑がもう潰れておる(笑)

みんなTwitterやFacebookで彼をフォローして励まして、
「ゆかいな坊さん聞きたい〜」とメッセージを送ってやって下さい〜

小畑がその気になったらまたやりましょう(笑)

小畑秀光Twitterはこちら
小畑秀光Facebookはこちら

Posted by ファンキー末吉 at:11:37 | 固定リンク

2014年9月 9日

タムホルダーの共振

長かったようでホントに長かった(叫び過ぎて喉カラカラ)アーリー爆風ツアーもあと残すところ3本!!

9/9(火)佐野ケン
9/10(水)新横浜New Side Beach
9/11(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A

なのだが、11本全部それぞれの小屋のドラムセットを使わさせて頂いて、
実は昨日の渋谷RUIDO K2のドラムセットのチューニングには一番てこずった。

私は長くパール楽器のモニターをやらせて頂いているが、
実はYAMAHAだろうがTAMAだろうが、日本のメーカーはもう世界レベルなので、
今さらどのドラムの音はダメだということはない!!(キッパリ)

大事なのはやはり「チューニング」である。

ところがドラムは生き物で毎日音が違うので、
昨日のようにいくらチューニングしても鳴らないというのはたまにある。

ヘッドが死んでたりタイコが歪んでたり、ネジが錆びてて触感が狂ったり、
いろんな原因でどうチューニングしても鳴らないことはある。

右側に江川ほーじんの3000Wのベースアンプ、
左側に小畑秀光の180Wのギターアンプをフルに鳴らされた日にゃぁ、
鳴らないドラムセットでライブをするのは竹槍でB29にケンカ売るようなもんである。

今日の佐野KENのドラムセットはよく鳴ってくれた。
ところがここで問題なのはタムホルダーの共振である。

何をもって「よく鳴る」かと言うのは様々だろうが、
ワシはタムというのは「ボーン」と音が伸びるものだと思っている。

打面と裏のヘッドの張りを同じにするとその音は一番長く伸びるのだが、
裏を打面よりちょっと張ってやると「ドーン」とベンドダウンするチューニングとなる。
(まあ最近はだいたいのドラムには表に厚いヘッドを張るので必然的に裏より低いチューニングとなるのであるが・・・)

ところがそのよく鳴っているタムをタムホルダーにマウントした途端に「ブツッ」と音が切れるようになってしまうことがよくある。

原因がそのタムの音程の周波数にタムホルダーの共振が一致したから振動が吸収されてしまうからである。

これを解決するにはまずタムに挿すタムホルダーの深さを調整することから始める。
一番奥まで挿しているのならもっと浅くしてみるというものである。

2つタムをマウントする場合はお互いのタムが共鳴するので、
これは両方挿してみてその共鳴具合を見てみるしかない。

どの長さにしても共振して吸収されてしまう場合はもうチューニング(音程)自体を変えるしかないのだが、
せっかくよく鳴るようにチューニング出来て、それをまた最初からやり直すのは惜しいという場合は、
今日のドラムセットのようにセッティングを少し変えてみるしかない。

TomHolderKyoumei.jpg

ちなみにこの写真、スティックが向いている方向が正面である。
ロータムがいびつに手前にセッティングされているのが分かると思う。

これは両方のタムがタムホルダーを一番浅く突っ込んだ時だけにしか鳴ってくれなかったので仕方なくこうなったのである。

通常のようにタムホルダーを左右に開いてしまったら途中に大きな空間が出来てそれこそ叩きにくいからね・・・

まあロータムが手前に来ているのと、そのおかげでフロアがちょっと後ろに下がっているの以外は、
まあそんなにいつものプレイとは変わらない。

要は鳴ればそれでいいのである!!(キッパリ)

江川ほーじんとガチで爆風初期のボツ曲を演奏して来た数日間。
あの時と同じように「お前になんか負けてたまるか!!」とガチで勝負して来た。

お互いあの頃よりももっと上手くなっている。
でも「向こう見ず」はあの頃からは少しも退化してはいない。

鳴れ!!ドラムセット!!今日も命がけの勝負をするのだ!!お前も命がけで鳴れ!!

9/9(火)佐野ケン
9/10(水)新横浜New Side Beach
9/11(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A

が終わったらひとりドラムツアーに出ます!!

2014/09/12
ファンキー末吉ひとりドラム@鶴ヶ島ハレ
2014/09/13
ファンキー末吉ひとりドラム@佐野ケン
2014/09/14
ファンキー末吉ひとりドラム@宇都宮BIG APPLE
2014/09/15
ファンキー末吉ひとりドラム@福島AREA559
2014/09/16
ファンキー末吉ひとりドラム@郡山Club#9
2014/09/17
ファンキー末吉ひとりドラム@仙台
2014/09/18
ファンキー末吉ひとりドラム@岩手 紫波情報交流館
2014/09/19
ファンキー末吉ひとりドラム@盛岡

詳しくは私のスケジュールページを!!


ひとりドラムツアーの軌跡はこちら

Posted by ファンキー末吉 at:18:51 | 固定リンク

2014年9月 1日

アーリー爆風ツアー開始!!

人の「縁」というのは不思議なものだが、
ワシがここまでやって来れたのはその「縁」に対して積極的に飛び込んでゆく性格だったからではないかと思う。

もともと両親が商売をしてたので鍵っ子みたいなもんで人恋しい性格だったっつうのもあるし、
コネも何もない東京に出て行ってひとりやってゆくには「仲間」を作らねばならないので地方出身者としては命がけで友達を作ってたっつうのもあるが、
この男とどうやって知り合ったのかがずーっと謎だったのだが、
久しぶりに再会して飲んでみるとなるほどなと思った。

MoriTakashi.jpg

まず話は爆風デビュー当時の神戸チキンジョージのライブに始まるが、
その時に当時の血気盛んなマネージャー「O」が、
見ればステージ最前線で警備をしながら最前列の客と殴り合いの喧嘩を始めよった。

終演後に
「どんな理由があろうと客を殴るとは何事ぞ!!」
と説教をし、その客に誤りに降りて行った。

ワシの記憶ではその時に殴られた客が彼だと思ってたが、
よくよく聞くと彼はその時の付添いだったらしい。

そして数年後、彼は東京に就職し、
偶然にもワシが住む「戸越」というところにその会社の寮があった。

そして戸越の道端でワシを見かけ、声をかけたのだ。
「末吉さん、あの時の神戸チキンジョージ覚えてますか?」

「おう!!あの時の!!!」
と言うが早いか、
「じゃあ飲みに行くか」
というわけで一緒に飲みに行ったのだと言う・・・(笑)

その辺がワシの性格のちょっとおかしいところで、
当時は1万1千円の風呂なしのアパートだったので、
確か銭湯で声をかけられた若者とも一緒に飲みに行って仲良くなった記憶があるが、
それは彼とはまた別の人間だったようだ・・・(笑)

そうそう、そう言えば彼の寮には風呂があった。
だから銭湯が終わった時間に風呂に入りたくなると彼に電話をして
(もちろん携帯などない時代なので寮に電話をする)
そのまま彼の寮に行って風呂に入ってたなぁ・・・

会社の人間も、風呂に入ったらでーっかいアフロへヤーの知らない男が入ってるのでびっくりして、それを彼が一生懸命言い訳してたらしい・・・(笑)

また、当時はビールの自動販売機が夜11時になると販売停止になってしまう時代で、
彼の寮の中の自動販売機は夜中でも売っていたので、
ビールを飲みたい時は彼の寮に行く、
もしくは電話して「ビール持って遊びに来い」と言う・・・(笑)

そんな中で、彼にはいっぱい当時の秘蔵音源をコピーしてやってたのだ。

今回のアーリー爆風トリビュートツアーでやるかも知れない候補曲として昨日の豊橋AVANTIでも演奏した曲・・・

希望~私はこういう人になりたい →84/12/10九段会館

ふんだりけったり→闇アルバム

ええじゃないか→出所不明

ゴジラの愛→83/6/18 屋根裏

ポックリクラブ→84/12/10九段会館

東の島にブタがいた →闇アルバム

ありがとうEVERYBODY→84/4/6 チキンジョージ(神戸)

よいこの動物園→84/12/10九段会館

などは全部彼のその音源をデジタル化して送ってもらったものである。
(ありがとうEVERYBODYは演奏せんかったな、今日の浜名湖WATTSでやってみよう)

それだけではない、なんとワシは「RUNNER」という曲が出来た時に彼に電話して、
「絶対ミリオンヒットする曲が出来たから聞きに来い!!」
と彼を呼び出してその出来たてのデモテープを聞かせたと言うのだ(驚)
(もちろん「ビール買って持って来い」と言ったのは疑いの余地はない)

つまり彼はRUNNERのメロディーを最初に聞いた人間ということになる(笑)

またワシに彼は当時こんなことも言ってたという話も聞いた。

「この1万1千円のアパートはな、
ワシはここから出てブレイクしたからいつまでもこのアパートは置いて置こうと思う」

実際ワシは数年間そのアパートの一部屋をドラム部屋として倉庫代わりに使っていたが、
確かに何か辛いことがあるといつもそのドラム部屋に行って寝たりしてた。

「俺はここから出て来た」
という意識はワシの人生観の中では非常に大切な感覚らしく、
まあ当時はスターダムと自分の音楽との狭間で苦しんでいたから、
「いざとなったらまたここからやり直してやる!!」
という「覚悟」は自分にとってもとても大切なものだったのだろう。

その後それを中国に見つけたからドラム部屋は解約、
あの戸越のアパートはまだあるのかな・・・

今度東京に帰ったら一度見に行ってみたい・・・


そんなこんなでその頃のアーリー爆風の楽曲を演奏するツアーが始まった。
昨日の公開リハーサルに続いて今日の浜名湖WATTSから「本番」が始まる。

昨日も江川ほーじんが曲に関するエピソードをいろいろ喋ってたが、
中野や河合が構築する「変な」世界観に対抗して、
ワシとほーじんは一生懸命「自分」をそのプレイに入れてゆく。

そうしなければ「アイデンティティー」が崩壊してしまうのだ。

その後爆風スランプはポップ路線を突き進み、
「国民的ロックバンド」というわけのわからんアイデンティティーを得ることとなるが、
ほーじんはひたすら「FUNKベース」というアイデンティティーにこだわり続けた。

普通だったらこの8分弾きを指で弾くところを、
一生懸命考えて考えてあのチョッパーフレーズで弾く・・・
セクションは当時好きだったいろんなバンドからパクった(笑)

「こんな凄いセクションやってるバンドなんかおらんかったからな!!カシオペア以外」
っつうのは笑ったな・・・

そんな時代のプレイが30年の時を経て再現される。
まさしく「人間性根は変わらんな」である。

今は仲良くやってますがいつまた喧嘩別れしてツアー中止になるやもわかりません。
お早いうちに一度目に焼き付けに来て下さい!!

9/1(月)浜名湖WATTS 初日
   OPEN19:00/START20:00 前売:3500円 当日:4000円

9/2(火)名古屋ell Fitsall 2日目
   OPEN18:30/START19:00 前売:3500円 当日:4000円

9/3(水)神戸チキンジョージ 3日目
   OPEN1830/START19:00 前売:3500円 当日:4000円l;

9/4(木)京都RAG 4日目
   OPEN18:00/START19:30 前売:3500円 当日:4000円

9/5(金)四日市EAST 5日目
   OPEN1830/START19:30 前売:3500円 当日:4000円

9/6(土)浜松窓枠 最終日(解散)
   OPEN18:30/START19:00 前売:3500円 当日:4000円

9/7(日)八王子Milky Way 再結成前夜
   OPEN18:30/START19:00 前売:3500円 当日:4000円

9/8(月)渋谷ルイードk2 再結成
   OPEN18:00/START19:30前売:3500円 当日:4000円

9/9(火)佐野ケン 再結成ツアー初日
   OPEN18:00/START19:00前売:3500円 当日:4000円

9/10(水)新横浜New Side Beach 再結成ツアー楽日前
   OPEN18:00/START18:30前売:3500円 当日:4000円

9/11(木)八王子Live Bar X.Y.Z.→A 本当に解散!!もうしません!!
   OPEN18:30/START19:30 当日のみ:4000円(前売はありません)

NingenShounehaKawarannaTwel.jpg

Posted by ファンキー末吉 at:09:22 | 固定リンク