ひとりドラムの軌跡

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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2014年3月31日

捻挫その後

先ほどの記事に対して皆様からご心配のメッセージをいろいろ頂きましたので状況をお知らせしておきます。

今朝医者に行って来ましてレントゲンも撮って来ましたが、
骨には別条なし!!まあ捻って靭帯がぐきっといったという、
病名で言うと「靭帯損傷」!!!

いや〜相撲取りになったような気分です(笑)

元々はと言えばワシがもっと痩せてたらここまで靭帯が損傷しなかったと思うと因果な病名です・・・・(シミジミ)

まあニュース的な言い方をすると「全治3週間」という物々しいものではありますが、
まあ言ってみればただ「痛い」だけで別に大したことはない。

しかし昨日のライブに岡崎はんの友人の整体師が来ていて、
治療と共にいろいろ説明してくれた。

「痛い」という状況は、まあ外傷に例えて言ってみると「かさぶたをつついている」のと同じようなものなので、
とりあえず治療としては「痛くない」ようにしてればそのうち治る、と。

3週間も待たなくても数日で痛くはなくなるだろう、と。

まあ数日でかさぶたが出来て痛くはなくなるが、
かさぶたまで完全になくなるまでには3週間ということか・・・

まあええのよ〜痛くさえなくなればかさぶたなんかどうでも〜(笑)

問題は右足なのでバスドラが踏めるかどうかであるが、
足は基本的に歩く時に使う部分とドラムを叩く時に使う部分は違うようだ。

一度鬼太鼓座の合宿寮に泊まりに行って一緒に10km走った時、
膝を痛めて歩くことも困難だったのにドラムは問題なく叩けた。

ただ、今回ちょっと角度等が悪いとぐきっと痛い時がある。
それを庇おうとすると音楽に集中出来んからそれが困るのよねぇ・・・

まあ格闘家の方々はこんな時に麻酔系の湿布を貼って、
痛み止めを飲んで試合に出るらしいが、
まあドラムを叩く時も興奮してアドレナリン出たら痛みなんかわからんし〜\(^o^)/


それにしても五星旗3rdに5曲ツインドラムで参加した菅沼孝三さん、
ワシは自分のスタンド(シンバルスタンドの意味ちゃうよ〜これ)として使おうと思ったんやけれども、
これだけ煽られてひーひー言いながらバトルやる羽目になるとは・・・

これでは「スタンド使い」が「スタンド」に使われてるようなもんである・・・

SuganumaKozoGohst.jpg

(写真はスタンド使いを容赦なく使いまくるコントロール不能のスタンド)

Posted by ファンキー末吉 at:13:55 | 固定リンク

江川ほーじん菅沼孝三ファンキー末吉入り乱れツアー

2週間の中国の旅を終え、
帰って次の日にVoThMのライブをやったと思ったらもう次の日には11日間のツアー!!

そして最終日の名古屋が終わったらそのまま名古屋空港からまた北京に飛ぶのぢゃ!!わっはっは!!!

などと笑ってる場合ではない!!
2日目の昨日、ステージから降りる時に段差で足首をぐきっとやってしまった(>_<)

ワシの前に岡崎はんがコケそうになってたから、
「目が不自由な田川くんでもコケんのに岡崎はんの方がよっぽど不自由やなぁ、わっはっは」
と笑ってたらすぐにワシがイってしまった(>_<)

いや〜笑い事ではない、あまりに痛くてもんどり打ってぶっ倒れた。
動こうにも痛くて痛くて動くことも出来ない。

しかもバスドラを踏む右足・・・(>_<)

大丈夫なんだろうかと思いながら客で来ていた赤峰さんに湿布してもらい、
その応急処置がよかったのか次の日には足を引きずってではあるが何とか歩けるようにはなった。

問題はドラムが叩けるかどうかである・・・。

ちなみに今回のツアー、手数セッション五星旗3rdのジョイント。
目の不自由な田川くんや、いろいろ不自由な岡崎はんや、
何より突然足が不自由になったワシと江川ほーじんは30年近く振りに一緒にツアーを廻っている。

毎回出番はどっちが先にやるかは、
一番最初に各バンドからひとりずつ出て来てバトルをやり、
お客さんの拍手で決めてもらおうということになっている。

初日は私と菅沼孝三のドラムバトル、
そして昨日は私と江川ほーじんのバトル!!

ほーじんが「えらいこっちゃ」のリフでやろうぜと言うので、
何と30年近くぶりにこの曲を一緒にやった。

こいつ・・・30年前のリフをよう覚えとったなぁ・・・

などとこのジョイントツアー、どのようになってもいいのように、
両バンドの全ての楽器が同時に演奏出来るようにセッティングしている。

ワシが手数セッションに入ってツインドラムになったり、
逆に菅沼孝三が五星旗3rdに入ってツインドラムになったり・・・

これがまた非常に面白い!!
菅沼孝三さんの「炎の靴」なんて一緒に叩きながらむっちゃ感動して、
昨日なんか「天界への7番目の扉」も叩いてもらったもんね〜

7拍子の曲やけどあの人もう何拍子でも関係ないし(笑)

そこでふと考えた・・・
もしこの痛めた右足でうまくバスドラが踏めなかったら・・・

幸いJazzや今流行の複雑なツーバスなどで鍛えたので
万が一の時は左足で踏めば何とかなるかも知れない・・・

一応最悪の場合を想定して
ジャージーなナンバー以外はこーぞーさんにも参加してもらおう・・・

五星旗のジャージーなナンバーはシンバルレガートが中心なので、
まあそれは右足にはそんなに負担はかかるまいということで、
残りの5曲!!ツインドラムで一緒にやったらこれがまた楽しかった。

いろんなアプローチが出来る人やから、
ドラマーというよりパーカッションやと思えば自分達の普通のレパートリーに大きく幅が広がる・・・

いや〜素晴らしいわ・・・

ただよく考えたら最後の2曲にはドラムソロも入るのな・・・
もちろんバトル(>_<)

いや〜・・・これほどテンション上がってたら足の痛みなんかまるで感じまへん!!(笑)

問題は「これでええやん」ということで「全曲こーぞーさんに参加してもらおう」になって、
最後には「こーぞーさんでええやん!!末吉さんには曲だけ書いといてもらおう」になることである(涙)

アホか〜!!!誰のバンドじゃ〜!!

ということで毎回何が起こるかわからないこのツアー、
まだまだ3本目が終わったところ!!

私とほーじんのまた新しいバトルも生まれるかもよ・・・
手数セッションと五星旗3rdのドラマーが入れ替わってたりして・・・(笑)

見逃した人は絶対後悔します!!
お近くの人はおいでまーせ〜

4月1日(火)岡山Desperado 086-225-5044 19:00/19:30
4月2日(水)高知X-pt. 088-885-2626 18:30/19:00
4月3日(木)松山SalonKitty 089-945-0020 18:00/18:30
4月4日(金)福山Cable 084-983-1666 19:30/20:00
4月5日(土)神戸ChickenGeorge 078-332-0146 18:00/18:30
4月6日(日)梅田RoyalHorse 06-6312-8958 19:00/19:00
4月7日(月)名古屋ell.FITS ALL 052-201-5004 18:30/19:00
4月19日(土)吉祥寺RockJointGB 0422-23-3091 18:00/18:30
前売:4500円 当日:5000円(ドリンク代別)

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2014年3月26日

北京の4つのミーティング

今回は大高清美さんと渋谷有希子さんに始まって、
秀光とRebellioNも来たので滞在2週間でほとんど仕事らしい仕事はしていない(>_<)

というわけで最終日の今日に全てのミーティングが集中した。
午後から3本、最後は中国にありがちな酒と晩飯付である。

ところが出発前にメールが来る。
先日寧夏回族自治区で大高さん達とライブをやった時、
寧夏電視台の人が来て
「バンドコンテストの番組をやりたいから音楽監督やってくれ」
という話が来ていたが、その具体的な話である。

内容より何よりスケジュールである。
「ワシが空いてる日はこれだけよ〜」
とメールを送っていたのだが、
彼らはその空いてる日を全部押さえてそれでスケジューリングした新しい企画書を送って来た。

ふたつ目のミーティングは必ずスケジュールの話になるだろうから、
取りあえず行きのタクシーで寧夏のメールには目を通しておく。


さてひとつ目のミーティング!!

去年尖閣諸島の問題で流れてしまった「日中友好こども(大人も可)サマードラムスクール」の企画、
これがいきなり大決定になって中国側からの応募30人でもう明々後日締め切ろうと言う。

中国の仕事はなかなか動かないが、いざ動いたらすぐに決まる。
ワシは日本側と連絡して企画を大決定にして全てGOせねばならない。

中国語の企画書はもう作って送ってあるが、
至急日本語の詳細を作らねばならんのだ・・・(院子に帰ってやろっ!!)

ついでに全中国ひとりドラムのスケジュールも合わせようとするが、
そこまでやるとキャパを超えるので取りあえず「それは後で」と逃げ出しておく。


そして駆け込んでふたつ目のミーティング!!

これがいつもの峦树(Luan Shu)の仕事なのだが、
長々とミーティングをしているのだが、
ネイティブの中国語はこの日のワシにはあまり理解出来ず、
結局わかったのは青島で何やら大きな音楽祭をやるということらしい。

隣にはよく一緒に仕事をするストリングスのアレンジャーが来ているので、
ワシはよくわからんがきっといつものようにバンド側の取りまとめなのだろう。

問題はスケジュール!!

寧夏電視台がこれだけ押さえてしまうと、
このプロジェクトで1ヶ月押さえてくれと言われても無理である。

通常日本人だったらここで「無理です」で仕事を断るのであるが、
中国で20年仕事をしているワシはそんなことはしない!!(キッパリ)

スケジュールがバッティングしても取りあえず「やる!!」と返事しておくのだ。

まあ「ドタキャンされる国なので最終的にはドタキャンしてもいい」という理論もあるが、
中国では通常この段階の話では往々にして「大決定」ではないのだ。

ひとつの仕事だけでぼこっとスケジュールを押さえていて、
それがドタキャンでぼこっと空いてしまったら目も当てられない。

両方やる方向で押さえておき、
万が一両方ともGOになったら最終的には双方でスケジュールを調整してもらえばいいのだ。

もちろん二つの仕事を同時にこなすと死んでしまうが、
この世界、仕事がない時はずーっとないので、
ある時にやっとかなければ結局飢えて死ぬのだから同じである。

演奏するであろう曲をみんなで聞いて、
まあワシが何を担当するかはわからんが、
ドラムはもちろんのこと、アレンジだったらそれもやるし、
譜面を書くならそれもやる!!(またゴースト使うかもわからんけどな・・・)

この綱渡りが出来ないと中国ではこの仕事が出来ないのだ(ホント)。
幸いにも今までダブルブッキングで仕事を断ったことはない。

最終的に何とかなるのがこの国なのである。


そしてみっつ目のミーティング!!

まあこれはミーティングと言うより「メシ」が主で、
先日せっかく目の見えないゴーストがやったアレンジを断ったロッカー
「お金は会社が払いますから」
と言うのを断って
「今度メシ奢ってくれればそれでいいから」
となったそのメシを奢ってもらうのだ。

これは実は中国では次の仕事につなげるために非常に大事な「仕事」なのだ。

この会社の彼とはもう知り合って10年になるが、
まあ金になる仕事も振ってもらってるが、だいたいは金よりも「メシ」である。

でもまあ「その節は迷惑かけたなぁ、食ってくれよ」というものである。

彼が用意したのが「牛すじ鍋」と「羊の背骨焼き」。
ワシが20年中国で美食三昧しているのに北京でまだ食ったことのない美食があったなんて驚きである!!

NiuBanJinHuoGuo.JPG

KaoYangXieZi.JPG

美食にうなりながらビールを飲み、久しぶりに会ったので情報交換していたら、
どうやらワシがやることになるであろう寧夏電視台のバンドコンテストは、
どうやら彼が他のテレビ局に持ち込んだ企画が廻り廻ってここに来てのだろうという話が出た。

だいたいロックだバンドだと言うと全中国でそれ関係の人間はどっかでつながっている。
この広い中国で、あるところまで来ると音楽界など「狭い」ものなのである。

その狭い世界で「ファンキーは最近何してる?」と言って、
「いや実はねぇ・・・」と話題に事欠かないことがその狭い世界では重要なのだ。

この国の仕事は「いる人」にしか来ない。
日本にいて「仕事なら呼んで下さい」なんてのはこの国ではあり得ない。
この国に「いない人」などに仕事は来ないのだ。

ちなみにひとつ目のミーティングの時にその会社でいた人間はこの時に一緒に飲んでいるし、
ふたつ目のミーティングの人達も私も彼もよく一緒に仕事をしている。

この世界はどこかで誰かが必ずつながっているのだ・・・

先日のライブの時にRebellioNに
「国内最大のイベントをやるから出演してくれ」
と言ってた
DongLinもつい最近までこの会社でいたのだ。

そのイベントの話も出始めたのでそうそうにおいとました。
もうひとつプロジェクトを抱えたら潰れてしまう。
大決定になったら教えてくれればそれでいいのだ。


さて最後のミーティング!!

ここまで別のプロジェクトが詰まって来たら寧夏の方も詰めなければならない。
院子に帰ってこれを紹介したLaoWuと、
ある時はアシスタント、ある時は便所掃除と石炭焚き、
またある時は「经纪人(JingJiRen:マネージャーと言うか社長みたいに偉い存在)」となって方言(Fang Yan)にギャラの交渉をしてもらわねばならない。

先方の送って来た企画書とスケジュールを一生懸命解読して、
「ファンキーさんぐらいならこれぐらい取らなきゃ」
とまたむっちゃ法外な値段を提示する。

友人関係の安い仕事ばっかやっているのでワシには「法外」としか聞こえないが、
彼らにしてみたら
「テレビ局なんてスポンサーからがっぽり金取るんだからあんたが値段を安くする必要はない!!」
となかなか手厳しい・・・

でもいいのだ。万が一それで通れば大儲けだし、
敬遠されてボツになったら現状のようにスケジュール調整で頭を悩まさずにすむ。
ぽっこり空いたスケジュールに全中国ひとりドラムツアーを入れて青島音楽祭を入れればいいだけの話だ。


この時間になって全ての処理が終わった・・・

あとは「日中友好こども(大人も可)サマードラムスクールの日本語ページを立ち上げるのみ!!
数日後にページ立ち上げてUPしますのでお楽しみに〜!!

Posted by ファンキー末吉 at:01:25 | 固定リンク

2014年3月22日

村のレストランと洗濯と重金属ライブ

今回北京に帰って来る時に、アシスタントの方言(ファン・イエン)に、
「もの凄くいい知らせともの凄く悪い知らせがあります。どちらから聞きたいですか?」
と言われた。

「どっちでもいいから早よ話せボケ!!」
と言うと、
「では悪い知らせから話します」
と言って話し出したのが、
「みんなが愛してやまない私達のレストラン状元紅(ジュアンユエンホン)が閉まってしまいました」

ガビーン!!

もう北京ファンキー村の社員食堂と化していたあのレストラン、
坂田師匠酷似の女主人にももう会えないのか・・・

前回は北京オリンピックの煽りを受けてか四川省に帰ってしまい、
その後村人がひっきりなしに「戻って来てくれ」と電話をして結局戻って来てくれたが今回ばかりはどうもそうはいかないようだ・・・

村人としては悲しい限りである・・・・

ZhuangRangZhuanYuanHong.JPG

じゃあ「いい知らせ」というのは何ぢゃ?と聞くと、
「新しい水道管を工事しているので水が出るようになります!!」

おうっ!!これは凄いぞ!!もう1年以上断水してたからのう・・・

というわけで洗濯!!!

LongTimeNoSentaku.JPG

いや〜1年ぶりに洗濯したなぁ・・・
よく着る服は持って帰って来て日本で洗濯してたけど、
今回みたいに2週間の滞在だと最初の頃にライブやった服はもう腐ってしまうからのう・・・(>_<)

いや〜それにしても誰ぢゃ「北京は大気汚染で大変」などと言ったヤツは・・・
帰って来てからずーっと青空ぢゃぞ!!(時々悪い時もあるが・・・)

BeiJingLanTian.JPG

この日は夜に日中重金属ライブが行われた。

日本からは小畑秀光のバンド「秀光」、そして高校生バンドの「RebellioN」が日本から、
布衣はツアーのため、同じく寧夏のバンド「核楽隊」。小畑の仲良しの亀仙(グイシエン)のバンドである。

まずはオープニングアクトよろしくファンキー末吉ひとりドラム!!
何故かと言うと、早く叩き終わって早く酒飲みたいからなのよ〜

そして小畑秀光を呼び込んで亀仙(グイシエン)がベースで4曲ほど、
そして秀光の登場!!

リハの時からTOMOさんのベーステクニックは好評だったが、
本番ではやっぱ響太のドラムに注目が集まったところでドラムチェンジ!!

小畑の仲良しのドラマー、李浩(リーハオ)と、
最近小畑が知り合った中国人ギタリスト、
なんとメタル先進国フィンランドでメタルバンドをやってるというツワモノである。

HidemitsuIWithLiHao.jpg

いや〜それにしても誰ぢゃ「中国と日本は仲が悪い」などと言ったヤツは・・・
全然仲いいではないか!!(国は時々仲が悪い・・・)

それにして小畑秀光、
ワシがほったらかしてるうちに自力でいろんな友達を見つけて来るなぁ・・・

彼はもうすぐフィンランドに帰ってしまうが、
「是非フィンランドに来てくれ!!うちに泊まればいいから」
と言う・・・

しゃーないなぁ・・・行きますか・・・(笑)

さてその後再び響太が参加して3人の秀光で結構長いステージをやったが、
これがまたワシの友達にウケた。

特に響太のドラムにはみんな度肝を抜かれて、
いろんな人間が来てはワシに「あのドラムは誰なんだ?」と聞く。

ワシもついつい目が響太に釘付けで、
最後の方でふと見ると小畑秀光が死にそうになって歌っておる。

いや〜ステージ最初の方からもう連続14曲ぐらい全力で歌っておるからのう・・・
しかも小畑だけ全部のセッションのリハもやったから昼から全部で28曲歌いっぱなし(笑)

そりゃもうこのぐらいになったら既に命がけでしょう!!
でもみんな響太ばかり見て誰もあいつのことを見てない(大笑)。

いや〜ワシは笑ったぞ!!
あの死にそうな顔が可笑しくってのう・・・

それより面白かったのは、
せっかくInitiation中国語版「没收你的一切」という曲があるにもかかわらず、
しかも秀光バージョンで一生懸命練習してリハではちゃんとやっていたというのに、
本番で頭が飛んでいてこの曲やるのを忘れとる(笑)

日本でバンドであれだけ練習したのに(泣笑)

この日は中国の業界関係者がいっぱい見に来てたので、
これ歌ってたら運命変わったかもわからんのにな・・・

さすが小畑秀光!!\(^o^)/
突き進めアンダーグランドの道!!(笑)

ライブは続き、その後のRebellioNもウケた。

DongLinという得体は知れないが力を持っている音楽関係者が、
「もうすぐ国内で一番大きなイベントをやるんで是非参加してくれ!!」
と熱く語り、RebellioNのお父さんが目を輝かしていたので、
「話半分に聞いといた方がいいですよ」
と言うのだが、親としてはやはり期待も大きいのでなかなか話半分に聞けない。

じゃあと言うことで最後の方は話半分に訳しときました(笑)

中国の仕事はスケジュールが決まってギャラが決まって、
理想を言えば前金で少しでももらえなければ「仕事」ではありません!!(キッパリ)

そんな話は山ほどある国なので当てにしてはいけませんよ、お父さん!!(キッパリ)

さてライブも最後のバンドは亀仙のバンド「核楽隊」。
ボーカルの李夏(リーシア)が最後に小畑秀光を引っ張り上げて紹介する時にこんなことを言って紹介したので胸が熱くなった。

「紹介するよ、俺の友達の秀光、あいつは俺と一緒で何もない。
仕事もなければ人に助けてもらって生きている。
俺と一緒さ。みんなヤツを応援してくれ。いいか?」

客がウォーと盛り上がって不覚にも目頭が熱くなった。

HeYueduiWithXiuGuang.jpg

誰ぢゃ「中国と日本は仲が悪い」などと言ったヤツは・・・

Posted by ファンキー末吉 at:15:32 | 固定リンク

2014年3月20日

日本人の来ないライブ

Funky末吉和朋友们の定例ライブ、
月いちを目指して北京を中心にもう2年間以上やり続けている・・・

今回は日本から大高清美さん、渋谷有希子さんを招いて、
江湖酒吧で行われた。

思えば昔からいろんな日本人ミュージシャンを連れて来ている。
目的は「この演奏を中国の仲間に見せたい!!」というものである。

この凄い演奏に度肝を抜かれて、
大きな刺激を受けて中国のプレイヤー達のレベルが少しでも上がればよい。

いつ頃からかもう北京の日本人達と接点がなくなった。
ワシはどっぷり中国人社会で生きている。

一応ライブをやる時にはブログ等でこちらの日本人に向けても告知をするのだが、
幸か不幸かここ数年日本人の客がライブにやって来たことはない。

先月のライブを取材に来たとある日本の新聞社がびっくりしていた。
「どうしてひとりも日本人の客がいないんですか?・・・」

うーむ・・・まあ布衣がライブやったってひとりも日本人は見に来ないではないか。
ファンキー末吉がやったってそりゃ中国人しか見に来ないさ・・・(笑)

まあ日本人客にも来て欲しいのはマウンテンマウンテンなのだが、
10年前とあるJazzのライブでイヤな思いをしたことがある。

Jazzをやる気まんまんで日本からJazzミュージシャンを呼んでライブをやるのに、
入り口でワシを見かけた日本人客はワシにこう言ったのだ。

「今日は楽しみにしてます。もちろんRunnerはやってくれるんでしょ?」

どうしてこうなるのかワシには皆目わからない。

こうして爆風スランプなんか誰も知らない異国の地にやって来て、
自分が純粋に追求する自分の音楽を、
自分が一生かけて追求するJazzをやる時にも、
一生ワシはこの過去の呪縛から逃れることが出来ないのか?・・・

中国人は違う。彼らは純粋にこの「凄腕のドラム」を聞きたいのだ。
ロックが出て来るかJazzが出て来るか、はたまた中国語のポップスが出て来るか、
何をやるかわからない毎月のワシのライブを楽しみに来てくれる。

だから自然と日本人客から疎遠になってしまったのかも知れない・・・

ところが今回17日に行われたライブには日本人客が数人いてびっくりした!(◎_◎;)

「どこでこのライブを知りました?」
驚いてそう聞くと
「よくこの店には来るんですが日本人が演奏しているのでびっくりしました」
と言う。

他にも「爆風スランプを聞いてドラムを始めました」という日本人も来ていた。
彼は偶然このライブのことを知って見に来てくれたと言う。

誰も「Runnerやって欲しかったです」とは言わない(笑)

ワシは大高さんのあの超絶な楽曲の数々を演奏したかったのだ。
それを中国人に見せて度肝を抜きたかったのだ。

でもなに人であろうが、こうして足を運んでくれて、
楽しんで帰ってくれたらそれだけで嬉しい。

翌日には寧夏回族自治区銀川市に飛んで、いつものライブハウスでやった。
もちろん日本人などいない。

平日なのに客は満席!!
ヘタしたらワシは北京のバンドよりもよく銀川に来ているのだ。

そして翌日はそのバーの支店、
これが何百席の客席があるむっちゃでっかいおしゃれなバー・・・

ここが見事に満席になった(驚)

1ステージ目を終えてステージを降りると、
「私日本人です」という人に声をかけられた。

「え?寧夏に日本人がいるの?」

ワシはびっくりしてこう聞き返すが、
「はい、16人います」
とのこと。

きっと大使館とかで調べた人数なのであろう。
もちろん偶然このバーに来たら日本人ドラマーが演奏しているのでびっくりしたと言う。

よく考えたらもう爆風スランプでドラムを叩いている年数よりも、
ワシはこうしてひとりで叩いてる年数の方がはるかに長いのだ。

時代がもっと流れて、そのうち爆風スランプすら知らない人が偶然見に来るかも知れない。

それでいいのだ。
ワシはこうして生きて、そしてこうして死んでゆくだろう。
その人生の1ページをこうして共有してくれたらそれでいい。

今月は22日にもライブをやる。
日本から秀光(小畑秀光のバンド)と高校生バンドRebelioNを呼ぶ。

北京和僑会という在中国日本人団体があり、
このライブのことを宣伝してくれた。

こちら

今後もライブの度に告知してくれると言う。

何か私自身の中で「時代が変わった」という感覚である(笑)
もう日本人に背を向けて生きてゆかなくてもいいワシの中の「時代」になってるのかも知れない。

改めまして今回は大高清美さん、渋谷有希子さん、
素晴らしい演奏をどうもありがとう御座いました。

今度は日本でやりましょう!!

「美女と野獣」中国から凱旋ライブ

場所:Live Bar X.Y.Z.→A

Org.大高清美
Ba.渋谷有希子
Dr.ファンキー末吉

ゲスト:Gt.Vo.小畑秀光

3月に北京、寧夏回族自治区を回って帰国したこのメンバーにより、
中国で大盛り上がりに盛り上がったライブを再現します。

店のオーナーのリクエストによりこのメンバーに飛び込まされて演奏した小畑秀光付!!

18時半開場19時半開演

チャージ:3000円

Posted by ファンキー末吉 at:20:22 | 固定リンク

2014年3月16日

中国ビジネスは胃袋でする!!?

これは20年前に日本がアジアブームに湧いた時ビジネスマンの間で言われてた言葉である。

まあ時代が変わって中国の音楽界にも「契約」なる概念が出て来た昨今、
ビジネスはどんどん近代化されて来たというのにやはり今だに基本はこうなのかなと思う。

先日は河北省で死ぬほど飲んだし、
でもそのおかげで老人バンド(全員歳下だが>_<)と仲良くなった。

昨日はLaoWuと飲んでる時彼が、
「酒が飲めなくてバンドが売れるわけないだろ!!
黒豹を見てみろ!!零点を見てみろ!!みんな大酒飲みじゃないか!!
俺たちが売れないのは俺が酒が飲めないからさ、は、は、は」
と笑ってたが、
なるほど大酒飲みはいろんな飲み会に行って歓迎されるし、
そうすれば「関係学(GuanXi:コネ)」が何より大切なこの国ではそれを人よりも多く手に入れることが出来る。

そう言えばワシも全ての老摇滚(LaoYaoGun:大御所ロックバンド)の連中と死ぬほど酒を飲んでたから今がある。

まあワシは実は酒はそんなに強くはないが、楽しければ後先考えずに飲み、
記憶をなくして大暴れしているワシを幸運にもみんな好きになってくれただけのことであるが・・・

昨日はワシにアレンジを頼んだロッカーと会って来た。

言っちゃ悪いが、こいつはちょっと性格が暗い(>_<)。
数年前からDEMOを聞かせては意見を問い、持って帰っては悩み、
結局「仕事」になったことがない。

今回は会社の方がちゃんと「仕事」として発注してくれたので、
じゃあということでワシもゴーストライターにアレンジを発注した。

今回のゴーストは目が見えないゴーストである。

本人は第一級身体障害者手帳を持っているが、
ステージの上ではボーカリストやギタリストがそっちを向けば、
本人はあたかも健常者のようにそっちを向いたり、
二井原が車で家まで送って行く時に、
最後の曲がり角を曲がったら何も言わないのにシートベルトを外し出したり、
とどのつまりはうちのスタジオで二井原がハードディスクを失くして、
ワシら健常者が一生懸命探しまくっているのに、
「あの机の横にぶら下がっているのはそれではないんですか?」
などと見事に探し当てていることなどから
「実際は見えているのでは?」とか「彼のサングラスには度が入っている」などと噂されている人物である。

芸名を「田川河内ヒロアキ」に改名しようとしているという彼に発注をして、
またこれがちゃんといいギターを弾いて完璧なDEMOにしてそのロッカーに渡している。

本人にメールを送って聞いてもらい、
先月会った時にまたあーでもないこーでもないと言うので、
「じゃあ次の段階はスタジオに入ってレコーディングしようじゃないか」
ということになっていた。

アレンジ料の提示も会社から受けているので、
あーだこーだはレコーディングしながら詰めればよい。
彼のDEMOの素材も全部入れてみて、
実際に彼が一番好きだというワシのドラムで叩いてみたらフィーリングは全然違う。

ところがここに来て暗い性格の彼(>_<)、またあーだこーだと言う。
「ファンキーさん、いつが空いてますか?食事を一緒にしましょう」

食事をするのはやぶさかじゃないのだが、
あとはスタジオに入るだけなのでスタジオで飲んでもいいじゃないか、
めんどくさいなぁ・・・と思いながら待ち合わせ場所に向かった。

朝連絡すると言いながら来なかったのでワシと小畑は実は既にメシを食ってしまい、
じゃあお茶でもしながらミーティングしようと思ってたら、
そこに来ても「ファンキーさん何か食べましょう」としつこい。

まあ「腹が減ってるんだな」と思って付き合うことにした。

2度目の昼飯となるががんがんに飲まさせて頂いて、
まあ暗い性格の彼にしては飲めない酒を飲みながら明るくいろんなことを話していたが、
最後に膝を正してこんなことを言い出した。

「ファンキーさん、怒らないで下さい。
実はこの曲は、誰の手も入れずに僕ひとりで作り上げていきたいんです。
でもファンキーさんはもう着手して下さったから会社から必ずお金は払わせます。
本当に怒らないで下さい。僕はファンキーさんが怒っちゃったらもう生きてゆけません」

深々と頭を下げるが、ワシは「ははあ、そういうわけなのね」と納得した。

何故金もない彼がわざわざこんな高級な火鍋屋をセッティングして、
飲めない酒を一生懸命飲んでワシに付き合って、
それが中国式の「誠意」なのである。

まあワシも日本人的には、
別にメールで事情さえ説明してもらえばこんな「無駄」な時間は使わなくてすむし、
そんなヒマがあったら別の仕事に時間使った方が数倍いいのだが、
中国的にはそれでは「気がすまない」のだ。

ありがたく頂いて、またしこたま飲んで楽しく過ごしてあげた。
中国に来たらせめてその「無駄」を楽しむようにしたい。

その後一本の打ち合わせも飲みながらやったし、
夜はLaoWuの誕生日ということで飲んだので、
この日は朝から4食ぶっ続けで食って飲み続けているという日であった。

これを「仕事」だと思うとやってられない。
そのロッカーとはもう数年間こんなやり取りばっかなのだ。

これは「仕事」ではない、「飲み」なのだ。

「お前最近どうしてる?ちゃんと食えてるか?
曲はどうだ?俺だったらこうするけどな、お前はどう思う?」
そんな「飲み会」を数年間続けているだけなのだ。

聞けば小畑と同じく金もなく家もなく、
今日のこの高級火鍋はなけなしの金でワシに奢ったのであろう。

ワシが飲むのは「酒」ではない!!その「気持ち」を飲んで酔っ払ってやるのだ。
それが中国での「生活」なのである。

「仕事」なんかではない。
ちゃんとその「生活」を送っている人にだけこの国では「仕事」が回って来る、
それだけの話なのだ。

夜にはその会社の担当者から連絡があった。
「そういう事情ですのでお金を支払います。どのようにすればいいですか?」

ワシは電話をかけてきっぱりとこう言った。
「金はいいから今度奢れ!!とびっきり美味いメシを頼むぞ!!」

アレンジ料の何割かを現金でもらうより、
とびっきりの美味いメシを奢ってもらう方が結果的に高かったりする(笑)

それよりも何よりもこの国はこれで「仕事」が回ってゆくのだ。
それはどれだけ近代化した中国になっても変わらずこうなのだ。

というわけでせっかくゴーストやって頂いた田川河内ヒロアキさんには悪いですが、
やってもらったアレンジの金を取りそびれてしまいました(ペコリ)。

その労賃は私の胃袋に入ってしまいましたので、
胃液かウンコで返されても困るでしょうから、
田川河内ヒロアキさんには私が日本でまた美味しいものでもご馳走させて頂きます。

手数セッションと五星旗3rdのツアーの時にでも是非!!

3月28日(金)飯田Canvas 0265-52-3620 18:30/19:00
3月29日(土)岐阜SoulDyna 058-240-7999 19:00/19:30
3月30日(日)京都FanJ 075-711-0711 18:00/18:30
3月31日(月)大阪南堀江Knave 06-6535-0691 18:00/18:30
4月1日(火)岡山Desperado 086-225-5044 19:00/19:30
4月2日(水)高知X-pt. 088-885-2626 18:30/19:00
4月3日(木)松山SalonKitty 089-945-0020 18:00/18:30
4月4日(金)福山Cable 084-983-1666 19:30/20:00
4月5日(土)神戸ChickenGeorge 078-332-0146 18:00/18:30
4月6日(日)梅田RoyalHorse 06-6312-8958 19:00/19:00
4月7日(月)名古屋ell.FITS ALL 052-201-5004 18:30/19:00
4月19日(土)吉祥寺RockJointGB 0422-23-3091 18:00/18:30
前売:4500円 当日:5000円(ドリンク代別)

ps.北京在住の皆様〜今月は2本ライブやりますよ〜

funky末吉和他的朋友
时间: 03月17日 周一 21:30-23:30
地点: 北京 东城区 江湖酒吧 交道口南大街东棉花胡同7号
费用: 50元(现场票)
类型: 音乐-小型现场
主办方:江湖酒吧

↑↑これはCasiopea3rdの大高清美さんと美人ベーシスト渋谷有希子さんとです〜

また日中重金属対決ライブもあります!!

【Funky和他的朋友们】中日摇滚之夜
时间:
03月22日 周六 21:30-23:30
地点: 北京 朝阳区 亮马桥路21号汽车电影院内两个好朋友酒吧
费用: 50元(现场)
类型: 音乐-小型现场
主办方:两个好朋友酒吧2kolegas

このページの日本語訳には笑える・・・

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2014年3月14日

河北省の老人バンド

「ファンキーさん、ちょっと老人バンドの面倒みてあげて下さいよ〜」
と言われて来たみたが、メンバー全員ワシより若かった(笑)

聞けば元軍人らしい。
この国で軍人と言えばトップの人間である。
おまけに共産党員だと言うから国のトップ中のトップということである。

その人間が退職して、昔から好きだった音楽をやろうということで仲間を集めた。
そのうち何人かは軍隊でも部下だったという。

そんな人間なのでルックスもかなり強面で初対面の時はちょっと怖くて緊張したが、
一緒にリハーサルするうちにだんだんわかって来た。

バンド・・・楽しいんやなぁ・・・

バンドは「仕事」でやるより「趣味」でやるのが一番楽しい。

この時代の人達は「文化大革命」を乗り越えて生きて来た人達である。
想像を絶する苦労をして来たであろう。
軍隊にいたならひょっとして戦争にも行ってるかも知れない。
退職して金もヒマもあるから気心の知れた仲間とバンドやろうよというのは非常にうなずける。

ゴーストライター仮谷くんがアレンジした4曲を順番に練習してゆく。
4曲目はメロディーも全部変わってしまったのでその場で作り直し(>_<)

ゴーストさん、勝手に変えちゃってすみません!!(笑)

LaoRenBandRh.JPG

彼らはワシが数日滞在してくれると思ってて、
キーボードの人が明日から参加のつもりで今日は来れなかったので
、代わりにこの若い彼が弾いてくれたのだが、
彼も実は大成功している音楽家でピアノも上手いので本当に助かった。

実はこの彼、面白いエピソードがある。

このバンドのバンマスの強面のお父さん、
実は非常に美しい娘がいる。

最初に打ち合わせに来たのは彼だったが、
2回目の打ち合わせに来たのはこの娘で、
ワシはあまりの美しさに呆然としたものだ。

次には二人でやって来て、打ち合わせ終わったあと雑談で、
「実はねぇ。今度彼が父に結婚の申し込みに来るのよ・・・」
とこぼしていたのだ。

演奏の方はド素人の父親のために、
音楽大学を卒業した娘と、一流の音楽家のその恋人が一生懸命手助けする。

既に音楽界で大成功している彼が、
ド素人のバンドに混じって一生懸命ピアノを弾く。

ワシはまたおこお父さんが強面で怖かったのでますます彼に同情する(笑)
頑張れよ、若いの!!これを乗り越えなければ娘は手に入らないぞ!!

リハーサル終わってメシを食いに行く。
アマチュアバンドはみんなそうなのだろうが、
大事なのは「音楽」ではなく、その後の「飲み」である。

久しぶりに白酒のイッキをやった。

死んだ・・・・・

でもお父さんが本当に楽しそうだったのでワシも本当に楽しかった。
バンドのみんなも本当に楽しんでバンドをやっている。
久しぶりの白酒イッキも楽しかった。

「お前はもうバンドの一員だ!!時間があったらいつでもここに来てくれ」

想像を絶するヘタクソ(笑)なのでリハーサルはまだまだ続くだろう。
アレンジに煮詰まったらまた呼ばれるに違いない。

この仕事を「仕事」として見たら金を稼ぐにはあまりに能率が悪い。
でも楽しいことをやっている新しい「友達」と酒を飲みに来ると考えたらそれは「楽しい」。

何よりもワシはその娘の結婚が気になって仕方がない。
若い衆はいつこの強面に娘をもらいに行くのか?
結婚が決まったらこの強面が泣くのか?(笑)

お父さん、その時は体調を整えてまた一緒に白酒イッキしような。
毎日バンド楽しんでね。

@河北省石家庄で二日酔い

Posted by ファンキー末吉 at:09:07 | 固定リンク

2014年3月13日

ゴーストライター

実はワシにもゴーストライターがいる。
と言っても仕事をいろんな人に振ってこなしてるだけで、
振ってる仕事が一番多いのはお隣の仮谷くんである。

制作を発注しても、結局は一番しんどい仕事であるクライアントとの詰めは自分でやらなければならないので、
時には「末吉のゴーストですと言って直接電話しろ!!」と言う。

まあゴーストが直接クライアントとやり取りすると既にもうゴーストではなくなり、
今後の仕事は直接クライアントからゴーストに行ったりするので「仕事を失う」ということになるのだが、ワシはあんまし気にしない。

中国で自分が音楽を手がけた映画が大ヒットしてしまい、
映画音楽を年に数本、テレビドラマを数本抱えている生活になった時、
ワシは迷わず仕事を若い衆に振った。

監督との詰めも全部振るので次からはそいつに仕事が行くことになるが、
そうやって若い衆が北京オリンピックの閉幕式の曲を作るまでなっても別段何とも思わない。

「今度会ったらしこたま奢れよ!!」
というぐらいである。

もともとワシはドラマーで、
毎日パソコンの前でずーっと音楽を作ってる生活など「無理」なのだ。
それが「本職」のヤツに任せればよい。

ところが人はワシのことを作曲やアレンジやプロデュースが「本職」だと思ってる人も多い。

「バンドのアレンジかぁ・・・だったらファンキーさんだな」
とばかり発注が来たのがちょっと変わり種の今回の仕事。

退職した老人達が、昔を思い出してバンドをやろうというもの。

その子供達はもう音楽大学などに進む立派な音楽家で、
そこから回り回ってワシのところに発注が来る。

「ファンキーさん、もう楽器もろくに弾けないしさぁ、
お金もあんまし出ないから簡単にちょちょいとやればいいからね」
と言うので、そのまま仮谷くんに振った。

ちなみにこの値段設定が難しい。
友人から搾取するわけにはいかないのでなるだけたくさんギャラをあげたいところではあるのだが、
今までの経験で言うと、そのままスルーして全部あげてしまうと、
結局は中国語と日本語の通訳だとか、最終的な直しや整合性を取るのに結局自分がタダ働きする羽目になるのだ(>_<)

まあ安い金ではあるが、「ちょちょいとやってくれれば」と発注する。

ところがこれがちょちょいとやると絶対に「直し」が来るのだ(>_<)
結局自分が出て行って直しをする羽目になる。

日本人なんだからどうしても中国人の痒いところに手が届かないのだ。

最後の詰めもいろいろややこしいので、
「そんなのリハーサルで詰めればいいじゃん」
と開き直る。

プレイヤー達の弾くフレーズを全部デモと譜面で指定するって実はあんまり意味ないのよねぇ・・・
各人が弾きやすいように変えてもらった方が全然いい。

「じゃあリハーサルに来て下さいね」
というわけで北京のお隣の河北省の省都、石家省まで向かっている。

自分が直した部分は覚えているが、
ゴーストが作った部分は知らないので、
今電車の中で一生懸命ゴーストが作ったアレンジを聞いて覚えている。

やれやれ、これじゃあどちらがゴーストなのかようわからんなぁ・・・(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:11:07 | 固定リンク

2014年3月10日

髪の毛の脱色でアレルギー

元々毎月毎月白髪を染めるのがめんどくさくなって、
金髪にすれば白髪が目立たないだろうと思ったら大間違い!!

金髪の根本から生えて来る毛がまだまだ黒髪が多かったのよねぇ・・・
仕方ないので黒い髪が生えて来るとまた染めに行く。

もともと頭皮は弱い方なので、脱色の強い薬を塗られるとヒリヒリと痛む。

まあこれは白髪染めでも同じなので我慢するしかないが、
今回は心なしか手のひらも痒くなって来る。

そう言えば前回もそうだったかと思いながら我慢していると、
今度はそれが身体中に廻って来て、
肛門のあたりがむずむずと痒い・・・

待ち時間はずーっと暇つぶしにtweetしてるので
「肛門隠れてぽりぽり」
とかつぶやこうと思ったらそんな事態ではなくなった。

痒みは全身に廻り、顔はぱんぱんに膨れ上がってしまった。

「もう色が抜けましたので洗いましょう」と言われてほっとしたが、
この美容室は仰向けではなくうつむけで頭を洗う。

顔ぱんぱんに水などが飛び散るとキモチワルイのだが、
それでも我慢して洗ってもらってると・・・

ぽたぽた・・・
ついに鼻血まで出てくる始末・・・

ティッシュをもらって鼻に詰めるのだが、
明らかに皮膚が腫れて硬くなっているので詰めにくい。

もう目はしょぼしょぼするし気持ち悪くなって皮膚科を探す。
しかしちょうど時間帯が悪くどこも開いていない。

ちょうど店の隣の美容室だったので店の5Fで横になっていた。
あーちゃんが来たので事情を話すと、
「そうね、やっぱり顔腫れてるわね」
と同情する。

水飲んで1時間ぐらい横になってただろうか、
だいぶよくなって来た頃小畑秀光がやって来た。

「顔腫れて大変なんですって?いやー確かに腫れてますねぇ」
ワシ、だいぶよくなったと思ってたので逆に「カチン」。

ワシの顔ってただでさえ腫れぼったいのよねぇ・・・

みんなでメシ食って家に帰る頃にはすっかりよくなって、
「大丈夫?」と心配する嫁に笑って見せた。

KaoPanPan.jpg

嫁がワシの顔を覗き込んで一言、「ヤバいやん、むっちゃ腫れてるやん!!」

おい!!!ワシは完全に腫れが収まってから帰って来てるの!!
これあんたの旦那の普通の顔!!
そりゃ人より腫れぼったい顔してるかも知れんけど、これいつもの顔!!

もう腫れてないの!!!!!!!!!!!!

ぷんぷん・・・

Posted by ファンキー末吉 at:16:33 | 固定リンク

2014年3月 7日

EVER

先日北京でWINGと会った時に、
長らくバックバンドをやっていたEVERが他のバンドになっていた。

WINGのコンサートでは必ずEVERのコーナーもあり、
自分とこ所属のアーティストをバックにも使い、
バーターで宣伝もしてとうまく使っているなと思っていたが、
バックを外れたということはどんな事情があったのだろうとちょっと心配していた。

縦の社会である元暴走族の小畑は
「ヤバいっすよ。WINGさんとケンカなんかしてたら俺は奴らともう会えなくなっちゃうじゃないですか」
と心配してたが、楽観的なワシは、
「EVER本体の仕事が忙しくなってバックバンドをやる時間がなくなったんじゃないの?」
ぐらいに考えていた。

そのEVERのボーカリストであり、マルチプレイヤーの家豪(JiaHao)が日本に遊びに来ると言う。

スケジュールが合うのは彼の滞在最終日の昨日しかなかったのでその日に約束し、
小畑秀光に「お前も行くか?」と言うと、
「でもWINGさんとどうなったかわからなきゃ、ひょっとしたら会っちゃまずいことになるんじゃないですか」
と心配してる。

「アホか!!それは暴走族の世界じゃろ、音楽の世界は全然関係ないの!!」
となだめて連れて行く。

待ち合わせ場所は彼が投宿している新宿。
「さて何を御馳走してやろうか」と悩みに悩む。

香港にはアジア中の美食が集まっているので、
日本でしか食えないものというのはなかなか難しい。

迷いに迷ったあげく飛び込んだのが「もんじゃ焼き」。
「お好み焼き」はあるじゃろうが、さすがの香港も「もんじゃ焼き」はあるまい!!
と思ってたら大成功!!彼も一緒に来日した彼の友人も食ったことがないと言う・・・

JiaHaoMonja.JPG

酒も生ビールから始まって、サワー系や最終的にはホッピー(これも香港にはあるまい)で
チャンポン悪酔いで既にヘベレケ・・・。

酔いに任せて「お前らWINGとどうなってるんだ?」と聞いてみた。

そしたら思いもよらない答えが返って来て、
酔いも手伝ってついついもんじゃが目に沁みた・・・

「僕たちはねぇ、小さい頃からBEYONDを聞いて大きくなった。
つまり広東語のロックを聞いて育ったんです。
でも香港はマーケットが狭いので、今はみんな大陸に稼ぎに行ってる。
WINGさんも僕たちを連れて大陸を回って下さってるんだけど、
僕たちそれでいいのかなぁって考え出したんです。
大陸のマーケットに合わせて、歌いたくもない甘い北京語ラヴバラード歌って、
それでいいのかなぁって。
僕たちがやりたいのは僕たちが聞いて育ったBEYONDみたいな広東語ロックじゃないのかって」

そして彼はWINGに「自分達は香港から出たくない」と相談し、WINGはその申し出を受けた。

「おかげでお金にはならないけど、僕たちは香港で自分のやりたい音楽をやってます。
この前のシングルは香港で7位になりました」

「WINGとの関係はいいの?まだ彼んところに所属してるの?」
と聞くと、
「もちろんです。この前も紅包(HongBao:お年玉の意味)くれましたし」
という言い方がツボに入って、
相変わらず自分のことよりも若い世代のことを考えて、
金も損しながら世話ばっかり焼いているWINGのことを想像してまたもんじゃが目に沁みた。

「俺はお前達を応援するぞ!!」
ワシは親指を立ててそう宣言し、小畑秀光に訳してやると彼も同じように指を立てた。

「よっしゃー飲みに行こう!!」
ということで店を探す。

香港にない店・・・ということで小畑が
「じゃあヘビーメタルBARなんかどうですかねぇ」
と昔の不良仲間に電話をかけた。

そんな店があるのか・・・と恐る恐る地下室のドアを開けたら、
ガンガンにメタルがかかって不良外人やロック姉ちゃんが盛り上がっている。

JiaHaoMetalBar.JPG

「凄いよ!!香港にはこんなBARはない。あっても客を踊らせたり、メタルは見たことない」
と大喜び。
不良外人やロック姉ちゃんと英語でひとしきり盛り上がってたが、
酔いが回って来てグラス片手にワシにいろんな話を始めた。

「覚えてますか?一緒にシンガポール行った時
あなたはラテンのドラムソロをやったんですよ。
もう僕は目が点になって、茫然自失で見つめてましたよ。
台湾でのドラムソロも凄かった。
あなたのドラムを聞いて思ったんです。
"音楽をやるぞ!!僕がやりたいのは"音楽"なんだって・・・」

ヘビーメタルに乗せて若者の夢や悩みを聞きながら酒が進む。

頑張れ家豪(JiaHao)頑張れEVER!!
信じた道を進めばいい。
やりたい音楽をやればいい。

ワシとWINGはいつまでもお前らを応援するぞ!!

Posted by ファンキー末吉 at:22:42 | 固定リンク

2014年3月 4日

朝から国際紛争(>_<)

アメリカに住んでいる元嫁からSkypeで電話がかかって来た。

夕べの深酒で二日酔いである。
喉もガラガラ、頭も全然回っていない・・・

のに捲し立てるようなネイティブな中国語(涙)

元嫁と知り合った頃はもちろん日本語など喋れなかったので、
結婚した当初から家庭内言語はずーっと中国語であったが、
日本で住んでたのでいつの間にか元嫁の日本語レベルはワシの中国語レベルを抜いたはずなのに、
家庭内言語が日本語に変わることもなくずーっと中国語(涙)

子供達には日本語で話しかけてもワシには必ず中国語(号泣)

どうしてワシが泣いているかと言うと、
ネイティブな言語ではないのでケンカしても絶対に勝てない(爆泣)

いや、まあワシと元嫁の関係は、
離婚してもうちに泊まりに来るぐらいだから非常に仲がよいのだが、
やはり子供の進学とかで夫婦がいろいろやり合うように、
「あんた子供の入学書類はどうなるの?!!ビザはどうなるの?!!」
といきなりまたキーキーが始まった。

というのも、元嫁が生んだうちの長男が中学卒業してアメリカの高校に行くのよね。
まあ母親がいるんだから安心安心と思ってたらその当の母親が全然安心していない(>_<)

「戸籍謄本送られたって英語に直さなきゃなんないでしょ!!キー!!
私はアメリカの中国人社会にいるんだから日本のことなんて出来るわけないでしょ!キー!!」

あのう・・・ワシは日本人で・・・
それが中国語でアメリカのこと言われたって出来るわけないでしょ・・・(涙)

思えばワシの歴代嫁、いや付き合った全ての女性はワシにキーキー言うので、
「末吉はキーキー言う女性が好きなんだ」
と思われているが決してそんなことはない!!(キッパリ)

先月北京に帰った時、数年振りに元カノと会って食事をした。

Motokano.jpg

ちなみに後ろに写っているのは嫁のスパイの小畑秀光(笑)

まあスパイなどつける必要もなく、この元カノとうちの嫁とも関係がよい。
「北京に嫁いで友達出来た?」
と結婚当初友人から心配のメールが来た嫁が返した返事・・・

「友達はまだいないけど旦那の元カノがいつもよくしてくれて買い物連れてってくれたりする」

「それ変!!!」とみんな言うが、
何かワシにとっては別に普通に思えるのぢゃが・・・

まあこの元カノと「女性がキーキー言う」件について話してたら、
大笑いしながらこんなことを言われた。

「わかるわかる、あなたはねえ、寛容な人間だから女性はみんなそうなるのよ」

かく言うこの元カノも、
ワシが徹夜徹夜で仕事をしている時に夜中に叩き起こされてキーキー言って限界が来て別れたのである(涙)

ワシ・・・寛容でなくていいからキーキー言われない方がいいんですけど・・・

というわけでこの国際紛争は、相も変わらずワシが全面的に譲歩して、
「もう学校の書類送って来て下さい〜ワシが業者雇って全部やります(涙)」
という不平等な合意で集結している。

ワシの知り合いの英語堪能な方・・・是非手伝って下さい(涙)

ちなみに出会った頃の元嫁の写真

Motoyome.jpg

ご覧のように美人ではあるが、女子高生のまま大きくなったような性格で、
ワシは結婚した時に嫁ではなく大きな子供が出来たつもりでいた。

その元嫁が世界中のミュージシャンを震撼させるような明言キーキーを発したことはワシの周りのミュージシャン達の間ではあまりにも有名である。

「朝カラ晩マデズーット仕事シテ稼ギガコレダケ!!まくどなるどデばいとシタ方ガマシネ!!」

思えばピンクのブタなれど今の嫁が一番ワシに優しいかも・・・

NiiharakeGenkan.JPG

Posted by ファンキー末吉 at:15:11 | 固定リンク