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2012年9月24日

どうしても叩けんフレーズ

もう40年近くもドラム叩いて・・・
ロックはもとより・・・JazzもフュージョンもFunkもラテンも・・・
あらゆるジャンルに飛び込んで・・・
SwingからSongoからSlashから変拍子から・・・
全ての叩き方を網羅して来たはずなのに・・・


まだ叩けんフレーズがあるのかーーーー!!!!!


ことの始まりは大阪まで行くのに小畑秀光と10時間車に揺られて、
そこで吐きそうになるほどデスメタル(と言うのか?)を聞かされたことである。

「こんなバスドラの踏み方があるのか・・・」
と最初は笑って聞いてたのだが、
「僕なんかこんな音楽しか聞いてませんから・・・
対バンやるって言ったって全部こんなバンドばっかですよ」
というひと言で火がついた。

「なぬー?!!近頃の若いドラマーは平気でこんなん叩いとるのか?!!」

「いやいや、ヤツらこれっしか叩けませんから・・・」
と小畑は言うが、関係ない!!

Jazzを初めて聞いた時も、
Songoの叩き方を初めて聞いた時もそうだったが、
何よりも「人に出来て自分が出来ない」のが許せないのだ。

そもそもワシは
「自分はロックドラマーだからロックしかやらん!!」
とは思ったことがない。

他の全てのジャンルはワシにとって「叩き方」でしかないのだ。
叩けんのはまさしく「自分が悪い」ではないか・・・


まあ「時代」というのは常に進歩するもので、ワシら世代は若い頃には、
何とか「あの偉大なる先人たち」に追いつけ追い越せと頑張って来た。

そしてその先人たちと同じ歳になってみると、
(その偉大なる「魂」は別にして)
「なんだ・・・若い頃はこんなフレーズも叩けんかったのか・・・」
となる。

今の若い衆も同じである。
どうせワシと同じ歳になった時にはワシより数段上手くなっとるのだ。

だから今のうちに完膚なきまでに叩きのめしておかないかん!!(笑)


若いドラマーよ!!ワシのドラムは今のお前らには絶対叩けん!!
だからと言ってお前のドラムをワシは全部叩けるぞーー!!


ふーふーぜーぜー・・・
口だけで偉そうに言っても叩けんもんは仕方ない(涙)

練習するしかおまへんがな!!(キリッ)

「同じ人間が叩いてるもんじゃ!!ワシが叩けんわけはない!!」
・・・と気合いを入れてみても・・・
まあSongoの叩き方は習得するのに1年以上、Jazzに至っては10年以上かかったからな・・・


ちなみにこんなフレーズである。

DifficultDruming.jpg

「それ専門」のドラマーの中には「何だこんなもんか」と言う人もおるかも知れんが、
ワシはもともとツーバスドラマーではなかったのでこれはシンドイ・・・
(自分で考えたフレーズなんだから仕方がないが・・・)

もともとワンバスのファンクドラマーから始まったので左足がオモテ、
右足がウラの「足クセ」がある。

だからツーバスを連打する時には左足がアタマになった方が踏み易い。

実際、最初にツーバスをやろうと思った時に
「クリーム」のライブ盤のジンジャーベイカーのドラムを聞いて、
その録音には左右のバスドラがちゃんとLRに振っていたので、
「あ、ツーバスは左足から踏むのね」
と抵抗なくそう思っていた・・・

思えばコージーパウエルから始まってたらまた違ってたのね・・・

爆風スランプはせいぜい「無理だ」と「たいやきやいた」ぐらいだったからいいが、
橘高文彦という男と一緒にバンドをやるとどうもツーバスを駆使さされてしまう・・・

最初に右足から踏むことを余儀なくされたのが、
筋肉少女帯の「くるくる少女」だったと思う・・・

その後、高速シャッフルの橘高のソロ曲も右足から連打した。
WingsのIncubationという曲の16分音符も右足から連打している。

しかしこの複雑な踏み方はどのように踏むべきか・・・


手で叩くとしたら「オルタネート」と言うか、
右から叩いたら休符を入れつつ両手を交互に動かし続けるだろうが、
左足というのはそこまで訓練されてないので
アタマに休符が来て左足からウラから踏み始めるというのはちと大変かも・・・

小畑くんがデスメタルバンドのDVDを見たら
「右から踏んだりウラになってり、複雑怪奇な踏み方をしてましたよ」
と言うので、とりあえずは「オルタネート」ではなく、
休符の度に右足から踏むことにした。

左手はスネアを叩くが、問題は右手をどう叩くかである。

ノリ的には4分でライドのカップを叩くのだが、
練習してゆくうちにフレーズとしては叩けてもどうも「グルーブ」が出ない。

もともとはFunkドラマーで「ファンキー末吉」と名乗ってるんやから
「グルーブ」は大切やなぁ・・・

というわけでやっぱ8分で叩いて4分でアクセント、
まあよくある「オモテでカップ、ウラでライド」みたいに叩けばノリが出るぞ・・・

足に加えてちょっと手の練習をせないかんが、
そのぶん右足がウラに来た時のリズムの安定感はこちらの方が断然よい。

1/2速から始まって、
同じフレーズを叩きながらパートによって1倍速、2倍速とテンポ感が上がってゆくのだが、
これもふたつの考え方があって、
まずひとつは足は同じように踏みながらスネアの部分は足とスネアを同時に踏むというもの・・・

これだと足の練習は一種類でいいのだが、
残念ながらワシには右足とスネアを同時に叩くという「回路」が頭の中にない・・・

ファンクドラマーの足クセで
同時に叩く時には左足のところで叩いてしまう「クセ」が残っている・・・
「クセ」を是正するのが早いか、叩き方を変えた方が早いか・・・

まあどちらも大変なのだが、
どうもスネアの時には足を抜いた方がグルーブがファンキーなので、
「クセを是正」ではなく「足の踏み方を何バージョンも練習する」ことにした。

後々役に立つやん・・・(ほくそ笑み・・・その後・・・涙)


ちなみにウラ拍がちゃんとウラbeatに聞こえる速度はせいぜい140ぐらいなので、
こういうのは別に物理的に速くて叩けないわけではない。

物理的に速くて叩けない練習(つまり高速スラッシュの連打等)は、
とどのつまりは「筋力トレーニング」(「根性」とも言う)なのだが、
これは言うならば「ややこしくて足がもつれる難しさ」なので、
要は「頭の中で回路をつなぐ」訓練である。

ちなみに一度つないでしまうと、
次からは応用でいろんなことが叩けるようになる(嬉)

ただつながってない回路をつなぐっていうのは大変なのよね〜・・・

そういう練習は朝から晩までぶっ続けで練習してもあまり意味がない。
筋力トレーニングはもう十分なのである。

頭の中で回路をつなぐ・・・

ゆっくりの速度から叩いて、
ここの部分はどことどこが同時に叩いていて、
ここの部分はどことどこがウラになっている、
と回路をつないで身体に覚え込ませる。

身体というのは頭よりもバカなので、
一度ちゃんと叩けたらしばらく熟成させてやるのがよい。


そうやって半月前にギブアップしてから毎日ちょっとずつ練習して来たが、
泣いても笑っても明日がドラムレコーディングの最終日なのよ〜

叩けるの〜?またくじけちゃうの〜?・・・
若い衆に偉そうなこと言うとってまたくじけたらかっこ悪いぞ〜(恥)

この曲の他にも超速の難曲もあるが、
まあそれは根性で何とか乗り切るとして、
これさえ乗り切れればもうX.Y.Z.→Aの新譜の地盤はもう整ったも同然だ!!!

X.Y.Z.→Aの新譜、今回のはかなり名盤ですぞ〜・・・

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