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2009年7月16日

Jazzセッションは楽し(面白し)

灼熱の武漢から帰って来た。

9日には2時間かけて車で八王子から成田に行き、
3時間半かけて飛行機で北京に行き、
10日には2時間かけて飛行機で武漢に行き、
バスで2時間かけてライブハウスに入り、
11日はタクシーで2時間かけて武漢の空港に行き、
また2時間かけて北京に帰り、
12日には北京からまた3時間かけて成田に行き、
車で向かったのは八王子ではなく江古田。

先日の素敵な文章を書いた演出家が舞台をやると言うので直で見に行って来たのだ。

舞台演劇初心者のワシじゃが、
これが非常に感激した。

小さな劇場で生声で、
役者達は自分のエネルギーを全て台詞に凝縮して観客にぶつけて来る。

ある意味、ロックやね。

「ひみつのアッコちゃん」という劇じゃったが、
そのテーマソングが頭の中から離れない。
翌々日のJazzセッションで是非これを演りたいと譜面にする。
「あいつの前では女の子〜」という例の3拍子の曲である。

Jazzプレイヤーは優秀なので一目譜面を見ただけで完璧に演奏出来るので楽である。
やりたいことがすぐ実現出来るのでこんなJazzセッションは楽しい。

前回なんぞいきなり落語の人が遊びに来た。

RakugoJazz.jpg

前回の写真より、ピアノ進藤陽悟、ベース大西慎吾に加えて落語、
ラウドネスのエンジニアをやっている崎本くんに紹介された「柳家わさび」である。

「ピアノソロはみんながバッキングしてくれるのに
ドラムソロなんて誰もバッキングしてくれないんだから、
お前はこの曲で落語ソロやれ!!」
ってなもんで曲の途中にいきなり落語ソロ。

二つ目という位置がどのようなものかはワシには全然わからんが、
「いきなり無茶振りで御座います」
とうまくマクラを置いての一席は大したもの。
ドラムソロのフィニッシュのままのポーズで止まったまま大笑い。

そして昔もよくやっていたJazzの名曲の間に小咄を挟むという「落語Jazz」
これをわさびさんが隠し録り(でもないか)していて、
是非UPしてくれと言うのでXYZのレコーディングの合間に崎本くんにファイルにしてもらった。


http://idisk.mac.com/funkystudio2000-Public/RakugoJazz.mp3

笑える・・・

また是非一緒にやろうと誘っているが、なかなかスケジュールが合わない。
8月は19日なら来れるというので、
今回はひとりで一席やってもらうことにした。

ライブバーで落語・・・ええんやないの?!!

二井原はお笑いの人をブッキングしたらどうじゃと言うが、
ワシとしては何か抵抗があるのよね。

例えばミュージシャンと言うのは、
まあいつも出てもらってる人を例にとると、
例え超有名ではなくても必ず人は感激する演奏をする超ド級の人がいる。
ところがお笑いの人って有名じゃない人は笑えない・・・(偏見か?)・・・

誰かそんな超ド級の無名芸人さんを知ってたら是非紹介してもらいたいが、
落語というのは「芸がすべる」ということはまずない。
何百年も受け継がれて来た「芸」を継承しているのだからそうじゃろう。

まあ言うならば優秀なJazzミュージシャンと同じである。
その古典(Jazzで言うとスタンダード)を完璧に再現出来るだけで基本的には拍手ものだし、
そこに即興や偶然性が加わって「神が降りて来る」と人間国宝ものになる。

芸人さんが
「ミュージシャンはええわのう・・・毎回同じ曲やっても客怒らんもん!
芸人はその点辛いでぇ。同じネタやったら絶対ウケへんもん」
と言ってたがその通り!!
ふたつのものはまるで別のものなのである。

言うならば落語はビバップ、お笑いはフリージャズに近いと言えよう。

わさびさんの落語、楽しみである。
チャンスがあれば今度は落語に即興でドラムを加えてみたいもんじゃ・・・

そんな思いを抱きながら今から青島に飛ぶ・・・

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