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2008年6月29日

日本も捨てたもんじゃない

母がハリ治療のため山梨に行くと言うので、
母に預けている上のふたりの子供の面倒を看るために、
生まれたばかりの3人目の子供と共に高知に行っていた。

XYZのリハーサルがあるので
高知龍馬空港(このネーミング何とかできんもんか・・・)から羽田に飛ぶ。
選んだ航空会社はANA。
別に格別ANAを贔屓しているわけではないが、なんとなくである。

0歳児の子供には機内でおもちゃが配られる。
長年のFlying Manの習性で、
ワシは飛行機に乗ったらすぐ寝て着いたら起きる習性があるので覚えていない。
そう言えば嫁が「このおもちゃ龍之介がものすごい気に入ってるのよ。
と爆睡しているワシに言ったような言わないような・・・


なにせ寝たら起きないというのはこんなエピソードもある。
爆風スランプ熊本ツアー、羽田発熊本行き。
ワシは乗ったらすぐ爆睡。
座席は飛行機の羽のところ、隣の席はバーべQ和佐田。

ワシ爆睡の中離陸、しばらくしてエンジンから火が吹いた。
ばーべQ和佐田仰天、機内騒然、ワシ爆睡。
機内アナウンス
「只今エンジンに若干トラブルが起こりましたが飛行には支障は御座いません。
飛行には何の問題もありませんが、
念のため当機は羽田に戻ります。
「んなことあるかい!火ぃ吹いてるがな!」
とバーべQ・・・ワシ爆睡。

かくして全乗客不安の中、エンジンが火を吹きながら羽田空港に降り立った。
安堵する乗客、ワシ爆睡。
別の飛行機に案内される乗客・・・起こされるワシ。

「何でまだ羽田?まだ飛んでないの?」
これにはさすがに乗客全員あきれかえったと言う・・・


そんな有様だからこの日、子供がおもちゃをもらって喜んでいるなど知る由もない。
そしてそれを機内に忘れてしまったことなど知る由もない。

嫁に言われ、ちょうどその夕方羽田に友人のピックアップのため羽田に行ったついでに、
ANAのインフォメーションカウンターに行ってこう言った。
「飛行機の中で頂いた子供のお気に入りのおもちゃを機内に忘れてしまいました」

受付嬢、若くて美人。
しかしどことなくちょっと冷たい感じ。
「遺失物を検索いたしましたけどそのような忘れ物は御座いません」

そりゃそうだろう。
ANAとしては子供に配ったおもちゃを持って行かなかった客がいる、
それは遺失物ではなく「破棄」である。
しかし実は子供はそのおもちゃが気に入っている。
つまりANAにとっては「捨てるもの」、
子供にとっては「大切なもの」、
これでは論法に折衷点はない。

「もし捨ててしまったのなら、
何とか新しいのを入手することは出来ませんか?お金なら払います」
まるで成金のヒヒオヤジである。

「これは乗客にお渡しするもので、
お金を頂いてお売りすることは出来ません」
そりゃそうじゃろう、でもそこを曲げてワシはお願いする。

「でもそんなサービス品を子供がいたく気に入って、
何がなんでもそれが欲しいと言う。
これってANAに取っても美談なんじゃないですか?
何とかなりませんか・・・」
モードはまるでイヤな業界人である。
ワシ、実はこの時点で内心
「お前、もしこれでも断りよったら、
ブログとあらゆる自分の動かせるマスコミ使ってこの事件を表ざたにしてやるからな!」
とコブシを握り締めてたりする。

しかし考えてみればそれってあまりに大人げない。
もともとはワシが無理なお願いをしているのである。
ANA側にはもともと落ち度はない。


ワシは前日のちとしたトラブルを思い出した。

ずっと使い続けているとあるソフト。
MACのOSを最新のにしたらバグが出た。
サービスセンターに電話する。
話し中で延々待たされる。
やっとつながったらオペレーターにつなぐのでまた延々待たされる。
高知からの長距離電話代を払うのはワシである。

やっとつながる。
バージョンをアップグレードすれば直ると言う。
電話を切る。
ダウンロード出来ないかネットで探す。
どうも有償らしい。
でもいい、中国と違ってソフトも正規版を買っているので胸を張ってアップグレイドする。

しかしダウンロード版だと思っていたらそれはパッケージ版であった。
登録先の誰もいない住所に送られてくると言う。
それは困る。
何とかならないか、またサービスセンターに電話する。
待たされる。
長距離電話代払って待つ。

やっと出た。
「この製品にダウンロード版はありません」
冷たく言い放たれる。
「だってダウンロード版送料無料って書いてたから・・・」
とショックを隠せないワシ。
「どこに書いてましたか?当社で調査します」
と、まるで「わが社に非はない」モード。
ワシ、カード決済で支払も終わってるし、何とかソフト手に入れたいモード。
「私、外国に住んでるのでその住所に送られても困るんです。
例えばそのパッケージ、例えばパソコンに取り込んで送ってもらうとかはそんなことは出来ませんか?」

「出来ません」

それはわかる!
ワシが無理を承知で言ってることはワシ自身それを一番分かっている。
しかし、担当者の
「あなたの言っていることは八百屋に行ってパソコンを下さいと言っていることです」
と言うのにワシはブチ切れた。

会話がそうなるともうクレーマーである。
ワシをクレーマーにさせたのは誰じゃ?!
誰でもない、お前じゃろ!!

それからワシは出口のない無味乾燥な会話を自分の電話賃を払って続けるハメとなる。
担当者は会社からお金をもらって、
ワシは自分で金を払って、
どちらが正しいかの論破のし合いをするのである。

金も時間も無駄じゃ・・・


そんないやな思い出が頭をよぎった時、
ANAのお姉ちゃんは別のセクションに電話をかけていた。
別に内密な話ではない。
そのまま業務的にワシの言ったことを伝える。

「少々お待ちください、係りの者が機内を探しております」

ここでワシは気付くべきだった。
昼間に降り立った飛行機は
おそらく機内清掃を終えて別のところに飛び立っているはずだと言うことを・・・

「お客様のお忘れになったおもちゃは黄色いあひるのおもちゃですか?」

ANAのお姉ちゃんが相変わらずの業務的なきき方でそう言うのを聞いて
そんなことは考えもつかないアホなワシは小躍りした。
「そうです、まさにそれです」
お姉ちゃんは初めてちょっとにこっとしてこう言った。
「機内にございました。今係りの者が持って来ます」

まつこと数十分、別の係員がおもちゃを持って来てワシに手渡した。
ANA_Ahiru.jpg

新品である。
そりゃそうだ。子供が舐めたり床に捨てたりするおもちゃを、
日本のシステムの中でそれを再使用するわけはない。
渡すなら新品を渡すしかないのである。
でも規則としてはそれは出来ない。
だから「忘れ物が見つかった」と言う名目にしてワシに新品をくれたのである。

感激の逸話である。
ワシは心底「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」と思った。

ワシは基本的にこの日本のマニュアル社会は嫌いなのである。

確かに日本のシステムは素晴らしい。
しかし何かが違うとワシはいつも思ってた。
例えば、

関空行きのバスで重いトランクがコインロッカーに預けられない、
でもどうしても5分だけ買い物に行かねばならない、
切符売りのおばさんに「一瞬だけ見といて下さい」と言っても
「そんな業務はやってない、コインロッカーに預けろ」
コインロッカーに入らんから言うとるんやなかい!
あんたも見たらわかるじゃろ!
じゃあ何か紐買ってきて、ゆわえつけてその端をコインロッカーに入れることにする。
紐あるか?ない!じゃあ買って来るからその間だけでも見てて!
「もし何かあった時に当社では責任が負えないのでダメ!」

ワシは何も責任取ってくれと言ってるわけではない。
見知らぬ人に「ちょっとお願いしますね」でトランクがなくなったらそりゃワシが悪い。
でもどうしようもない状況もある。
「じゃあ見てくらなくてもいい!
ワシはここにトランク置いていく!
もし誰かが盗んで行ったらお前はそのまま見てるだけでいい!
じゃあ行くからな!」
そんなことを言わさないやり方はいくらでもあったのではないか・・・

オムライスのチェーン店で、中国から来た友人が、
「じゃあ卵を大盛りで」
と言うと、店員はロボットのような笑顔で
「オムライス大ですね」
と言う。
「ライスは普通盛りでいいんです、卵だけ大盛りでお願いします」
と言うと、
「オムライス大ですね。卵だけ大盛りと言うメニューは御座いません」

メニューの問題ではない!卵だけ大盛りっつう簡単なことも出来んのかい!!

一事が万事、日本では全てのシステムがそうである。
そんな中で日本有数の大会社ANAが
ワシのようなアホなクレーマーに取ってくれたこの態度。
ワシは一生忘れんよ。

このことによってワシはおもちゃGetして確かに得をした。
でも大きな意味ではANAはもっと得をしたと思う。
ワシは同じ路線に乗るならもうANAしか使わん!

これがサービス業っつうもんと違うか?
ワシは今回のサービスに関して心からANAに感謝した。
その恩に対して出来ることは少ないが、
まあワシが飛行機乗る時にはANAを選ぼうと言うことと、
こんなブログでしか言えないが、声を大にして「ANAありがとう」と言おう。

子供上機嫌でワシ親バカである。
RyuWithOmocha.jpg

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