ひとりドラムの軌跡

ドラムセットと伴奏をPA設備さえあれば全世界どこにでも行きます!!
呼んで下さい!!こちら ファンキー末吉BLOG モバイル版はこちら
バックナンバー
バックナンバーを表示

このブログのフィードを取得

X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 八王子 ライブバーX.Y.Z.→A 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
ファンキー末吉関連グッズ
(書籍)











ファンキー末吉関連グッズ
(CD、DVD)


















ファンキー末吉関連グッズ
(その他)

爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2008年1月24日

寧夏の羊肉面

北京の冬は寒い。
寒い時はマイナス15度にもなるし、
まあ暖かい時にでも決して零下から上回らないことは、
水が流れているはずの河が凍っているのを見ればその通りだと思わざるをえない。

そんな有様だから、ちょっと長く家を空けるともう水道の水は出ない。
風呂にも入れず、布衣のレコ発ライブのため彼らの故郷、寧夏省に行く日を指折り数えて待っていた。

ところが!!!

YinChuanSnow.jpg

寧夏省の省都である銀川空港に降り立った私はあまりの寒さに身が凍る思いだった。
この日の気温はマイナス17度。
北京より寒いやん!!!
今年の寒波でマイナス25度まで下がる日もあると言う・・・

空港から市街に出る途中に黄河を渡るが、
その黄河が凍ってるんだからどうにかして欲しい・・・

日本では香取慎吾の西遊記映画版のロケ地であると言えば通りがよかろうが、
あれは夏、今は冬である。
砂漠の街の冬は厳しい・・・


西夏王国と言う伝説の文明が1000年前に現れ、
そして200年あまりで滅亡したと言う神秘の街、銀川。
歴史的な観光名所にはことかかないが、
こんな寒い中、わざわざ砂漠の中に出て行きたくない。

とりあえずボーカルの老呉(ラオ・ウー)がいつも
「寧夏の羊肉はどこの羊肉とも違ってむちゃ旨やからな!」
と自慢してたのでそれを食することにする。

YinChuanShouBaYangRou.jpg

「手づかみ羊」と中国語で言ったりするが、
まずこれを食してみたい。

もともとこの料理を最初に食べたのは内モンゴルであった。
新鮮な羊肉をそのまま茹でてどどんと出すと言う豪快な料理だが、
これほど素材の味に左右される料理はない。

チベットに行った時にも途中で立ち寄った店で食べたこの料理に感激し、
「寧夏の羊肉ってのはこんな味か?!!」
と老呉(ラオ・ウー)にメールを送ったが、
「寧夏の羊はどこの羊とも違う!」
とビシッと言われてしまい、
私の中ではどんな味なのかずーっとムルンピョ(疑問符)だったのだが、
この日初めて食べた寧夏の羊肉の味は確かにどこの羊とも違う味だった。

一度老呉(ラオ・ウー)を鮨屋に連れて行ってトロを食べさせたことがあったが、
「旨い!まるで寧夏の羊肉のようだ!!!」
と感激していたが、言われてみればトロのような食感がなくもない。

そして北京ではまず食べられないのがこれ!

YinChuanYangBoZi.jpg

羊の喉の肉である。
柔らかくてトロっとしててこれが旨い!!

その他、羊のホルモン煮込みとか

YinChuanYangZa.jpg

羊の頭とか

YinChuanYangTou.jpg

いろいろと珍しいものも食べさせて頂いた。
ちなみに小皿に乗っているのは羊の脳である。
あんきものようでなかなか旨い!

しかし決して「ここに人達はゲテモノ食いだ」などと思わないように。
ここは中国で唯一の回族(イスラム族)の自治区であり、
豚肉を食さない彼らが厳しい砂漠の気候の中で培った文化なのである。
生魚を食し、欧米ではデビルフィッシュと恐れられているタコまで食す日本人も、
見ようによってはある種「ゲテモノ食い」だと思われても仕方がないのだから。


さて食ってばかりもいられない。
今回は我がロック村の村長、老呉(ラオ・ウー)率いる布衣
記念すべきアルバム発表記者会見ライブのためにはるばる彼らの故郷までやって来たのだ。

そのプロモーションのために2本ほどラジオの生放送に出演する。

YinChuanRadioIntervie1.jpg
YinChuanRadioIntervie2.jpg

北京でテレビとかインタビューを受けたことはあるが、
いくら地方局とは言え、生放送でヘタな中国語を喋るのは初めてである。

ボーカリストが出演するのは分かる。
ワシもまあメンバーではないが、
このアルバムのプロデューサーと言うのならそれもわかる。
しかし空港まで迎えに来てくれて、仕事を休んで車を運転してくれている彼
YinChuanDEBU.jpg
が、「布衣の元ボーカリストです」と言って番組に出演してるのはどう言うことなんじゃろ・・・

ちなみにこの彼が頬張っているのが羊肉バーガー。
肉と青唐辛子を炒めた物が入っているバージョンと、
手づかみ肉がそのまま入っているバージョンがあり、
これがどちらも旨い!!


また食べ物の話になってしまった・・・
記者会見、そしてサイン即売会である。
YinChuanBuYiFaBuHui.jpg

アンダーグラウンドバンドとは言え、地元ではやはりヒーローなのであろう。
若者から親から親戚からたくさんの人が来て、
我が院子で全て録音された記念すべきこのアルバムをたくさん買って行ってくれた。
一番たくさん買って行ってくれたのが老呉(ラオ・ウー)のお兄さんなのであるが・・・

買って行った枚数・・・ひとりで100枚・・・(涙)・・・

アルバムの中で一番人気なのが私が書いた「羊肉面」と言う曲。


ろう君が一番自慢なのはお母さん
一番幸せなのがお母さんが誕生日に作ってくれる羊肉面

ある日ロックと出会ったろう君
家にも帰らなくなりロックの日々
お母さん待っててよ
いつか大成功してお母さんを幸せにしてあげる

息子よあんたは幸せって何なのかをわかってない
お母さんが一番幸せなのはお前がおいしそうに食べる顔を見ることなんだよ

帰っておいで 苦しい時には
おうちであんたの大好きなものを食べさせてあげる
帰っておいで 苦しい時には
あんたの大好きな羊肉面を食べさせてあげる


お母さん心配しないで
こっちの生活はなかなかですよ
毎日刺激もあるし美味しい食べ物もたくさんある
いつか大成功して
お母さん呼び寄せて一緒に暮らすんだ

息子よあんたは幸せって何なのかをわかってない
お母さんが一番幸せなのはお前がおいしそうに食べる顔を見ることなんだよ

帰っておいで 苦しい時には
おうちであんたの大好きなものを食べさせてあげる
帰っておいで 苦しい時には
あんたの大好きな羊肉面を食べさせてあげる


ある日ろう君はいなくなった
誰も彼のゆくえがわからない
彼の机の上には彼が作った曲が置いてあった
曲名は「大好きなお母さん」

息子よあんたは幸せって何なのかをわかってない
お母さんが一番幸せなのはお前がおいしそうに食べる顔を見ることなんだよ

帰っておいで 苦しい時には
おうちであんたの大好きなものを食べさせてあげる
帰っておいで 苦しい時には
あんたの大好きな羊肉面を食べさせてあげる


ええい!発売記念にここにUPしちゃれ!
興味のある人は聞いてみて下さい。

そしてワシは思うのじゃ。
このろう君が食べていた羊肉面はどんな味なんじゃろう・・・

ひと口に羊肉面と言っても、
讃岐うどんいろんな種類があるのと同じようにたくさん種類があるのじゃ
そのうちのひとつ。
これは面をちぎって茹でたタイプ

YinChuanYangRouMian.jpg

その他いろんなタイプがあると言うが、
今回の旅ではまだ全部食べたわけではない。
次はもうちょっと長く滞在してあらゆる羊肉面を食べてみたいもんじゃ・・・

Posted by ファンキー末吉 at:11:27 | 固定リンク