ひとりドラムの軌跡

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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2006年11月25日

ヒマである・・・

無錫と言う知らない土地に来て、別にすることもなくホテルの部屋にいる。
夕べ(日にち変わってもう一昨日の夜じゃが・・・)はZhangZhangと言うデブのキーボードに誘われて夜食を食いに街へ出た。
まあどうと言うこともない、名物のスペアリブと蟹を食って帰って寝た。
このホテルはNHKが映るのでそればっか見てごろごろしている。
デブの道まっしぐらである。

昨日はゲネプロじゃったが、まあバンドの人数が多いので、最初にドラムのサウンドチェックをしてから待つこと待つこと・・・
パール楽器の工場がこの辺にあったような記憶があったので訪ねて行こうと思って問い合わせたら隣町だとのことで断念。
ちょっとだけ仕事してあとは食う飲む寝るしかやってない。

仕方がないのでHPを更新した。
www.funkycorp.jp/funky
XYZのツアーをUPしてたら気が遠くなってきた。
ごろごろせずにジョギングでも行ってこよう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:05:33 | 固定リンク

2006年11月24日

忙しかったのじゃ・・・

気がついてみたら2ヶ月ブログを更新していない。
何をやってたんじゃろうと思い出しながらまとめて書いてみたい。

まず9月末と言うと張礎から電話があって、レコーディングとライブを手伝ってくれと来た。
話せば長い話になるが、彼はワシが初めて北京に来て知り合った人間で、彼がワシを黒豹の地下クラブでのライブに連れて行ってくれたからこそ今のワシがある。
断れようはずがないので快諾。
そして日々ワシのところでリハーサルが始まり、それで9月は終わってしまった。

10月はそのライブ。
北京で初めて「Beer & Rock Festival」とやらが1週間に渡って開かれ、張礎はその3日目のトリを務めるのである。
BeijingBeerRock.JPG

ところがちょうど同時期に広州でも同様に「Beer & Rock Festival」が開かれているので、全てのロックミュージシャンは同時期に北京と広州を行ったり来たりすることとなる。
GuangZhouBeerRock.JPG

飛行機はまるでロックミュージシャンの貸切状態で、そりゃまたガラが悪い悪い・・・
北京では先に行ってきた連中から「広州のフェスティバルは待遇がよくってびっくりするぜ!ビールは飲み放題だし、ホテルにはプールがあって、まるでロックスターのような気分にさせてくれるぜ!」と言われていたが、
YeCha.JPG
こんなのや、
AK47.JPG
こんなのや
DeBuStuff.JPG
こんなのが(いや、彼は実はスタッフなのであるが・・・)、刺青だらけの肌をあらわにプールで横たわり、タダだと言って酒をあおり、そのホテルはその後一般客の宿泊客はいなくなるであろうと言う有様。

かくして私はGEMINIと言うロックユニットでもドラムを叩かねばならないのでそのまま北京に帰り、また北京の「Beer & Rock Festival」に参加し、思う存分ビールを飲み、北京ロックに酔いしれたのである。

さて、飲んでたばかりではない。
仕事もやっていた。
映画音楽なんぞをやって、またそれが記録的な大ヒットなんぞしてしまうと奇妙な仕事も舞い込んでくる。
国内最大の映画祭の最後を飾るメドレーをアレンジしてくれと言うのである。
8分間のメドレーをアレンジしつつ、その納期が気になるところである。
実は平行してまた映画音楽の仕事を請けている。
その撮影が終わるのがちょうどこの時期なのである。
このふたつの仕事が同時期に重なるとちょっと大変なことになるなぁと心配してたら、想像通り映画の撮影は遅れているとのこと。

「メドレー納めて、日本に布衣連れて行って、月末に帰って来たら映画音楽が始まって・・・」
理想的なスケジューリングである。

ところが世の中そうは思い通りに行くものではない。
日本に発つ数日前に監督から電話かかってきて、「Funky!数日後には全部仕上げなきゃならん!」と来る。

「無理じゃ・・・」

と言うわけで影武者を用意する。
「お前、俺が日本行ってる間、この音楽全部作っとけ!」
若い衆はチャンスが欲しいので「クレジット載せてくれたら金はいらん」と非常に気持ちよく快諾してくれる。
「自分で監督と連絡取って、意見聞いてちゃんとやっとくんじゃぞ!」

これで安心して日本に行ける。
日本では布衣と飲む飲む・・・
帰って来て影武者がほとんど作り終わってたらもうこれでしめたものである。

「出来たか?」
北京に帰って真っ先に影武者に連絡する。
「まだやってないよ。だって監督から電話来ないんだもん・・・」

「お前が電話するんじゃ!!!」

と言うわけで話は振り出しに戻る。
「12日までには音楽全て完パケてもらわなきゃ困る!」
監督の厳しい命令を受けて、影武者とふたりがかりで作業を始める。
出来たもの片っ端からスタジオに持って行き、絵と合わせて監督に聞かせる。
「うん、これはいいねぇ・・・あ、これはダメだ」などと意見を聞く。

OKでたのは全部影武者のんでダメが出たのは全部ワシの作ったやつやんけ!!!

山ほどの直しを抱えて更に影武者にも曲を割り振る。
既に作るべき楽曲は60曲を超え、泣きそうになりながら影武者が電話してくる。

「あのう・・・今回の仕事・・・やっぱお金もくれますか・・・」

金ならいくらでもやる!とにかく期限までに完成させろ!!!
と言うわけで絵に合わせる作業も全部影武者にやらせ、ワシは既に次のプロジェクトに突入している。
流行歌手「韓紅」のバックで無錫に行くので、そのリハーサルと、偶然にも同じ時期に新曲発表記者会見ライブを行う「愛楽団」のリハーサルが同時進行しているのじゃ。

午前中に「愛楽団」のリハーサルに行き、午後から「韓紅」のリハーサルに行き、夜にはうちのスタジオで岳浩昆のレコーディングをしている。
なんでじゃ!!
「うちのスタジオがいい」と言うもんだから仕方がない。
忙しい時には仕事が重なり、電話中に限って割り込み電話がかかってくるもんである。
そしてそれが終わると電話は一切鳴らず、仕事は一切なくなる・・・

これが音楽の仕事、水商売の極地である。

今「韓紅」のコンサートで無錫に来ている。
地方はいい。仕事に追い回されない。

そして12月は仕事はなくなることであろう。
布衣のレコーディングでもやってやるか・・・

Posted by ファンキー末吉 at:11:44 | 固定リンク