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2020年4月25日

精神文明の社会

その昔、チベットに行って「ロックとは何か」を悟ろうとしてた時、この頃に「世界が物質文明から精神文明に変わる時が来る」という話をどこかから聞いた。

Stay Home!Stay Safe!!の時代が来て、色んなアーティストがネットに色んな動画をアップする。

メタリカの過去のライブ映像毎週大放出も見ているのだが、
小曽根真さんの毎晩配信自宅ライブからは目が離せない。

面識はないのだが、思わずファンレターをメッセージで送ってしまったほどである(笑)。

そこにオーバーダビングで参加した五十嵐一生くん!!

素晴らしい!!本当に「神様に向かって演奏している」が如く名演である。

五十嵐一生くんとは大昔、新宿ピットインで彼のバンドのドラマーとしてライブをやったことがある。

一緒に演奏したギタリストが、その後に過労死したというニュースを五十嵐くんから聞いた・・・
好きな音楽をやり続けるには金が要る。朝から晩までバイトしながら音楽をやってたらついに身体が限界が来たのだと・・・

「音楽に命を捧げる」のならまだしも、「バイト」に、「生活」に命を捧げるのはなんともいたたまれない(>_<)

これが「物質文明」の世界である。
「持たざる者」は生きてゆくことが出来ない・・・

今頃、天界にある真っ白な世界で、そんなことを気にせずに好きな音楽を心ゆくまでやっているのだろうか・・・

そんな世界が、その頃聞いた「精神文明」の世界だとするとこんな素晴らしい世界はない。

でもなぁ・・・そんな世界なんて来るのかなぁ・・・

「売れる音楽がこそが正しい音楽」という世界で生きて来て、
「お金を持つこと」「有名になること」が正しいという世の中でちょっとだけ持ってみたり・・・
およそ「物質文明の申し子」のような人生を送って来た私が、遠い空を見上げて空虚に想うばかりである・・・


昔、ラジオのパーソナリティーをやっていた時、その番組に台湾の「郭英男」さんという人がゲストで来て、インタビューをして衝撃を受けたことがある。

彼は台湾の少数民族のひとつ、アミ族の人間である。
彼自身、日本統治下で学習した日本語を少し喋るが、基本的には同伴した息子さん(私より年上!(◎_◎;))にアミ族の言葉で話し、息子さんがそれを中国語に訳してインタビューする。

アミ族の言葉はそれ自体「文字」を持たないらしい。
彼のような人々が「歌」でその文化を伝えてゆく・・・

洗濯の歌、酒を飲む歌・・・
1993年にエニグマが『リターン・トゥ・イノセンス』でサンプリングしたのが、彼が歌うそんな歌の中のひとつ、『老人飲酒歌』である。

この無断サンプリングを巡っては、彼(・・・というよりその代理人を名乗る人であろう)とエニグマの間で大きな訴訟が起こされることとなる。

今まで村の中で、村人から選ばれて「歌で民族の文化を語り継ぐ」という役割を与えられ、あのお年になるまでそれだけをやって生きて来たお方が、いきなりこの「物質文明」の中に放り込まれることになる・・・

しかし私がお会いした印象の中で感じるのは、「どこ吹く風」・・・
インタビューの最後に日本語で語ってくれたメッセージは、

「僕ハ小サイ頃カラ歌ガ好キデ、今デモ歌ヲ歌ウ。トテモ幸セ。」

当時「物質文明」のど真ん中にいた私の心にはそれはそれは強く突き刺さった・・・

彼とはそれ以来会ってないので、晩年どのような人生を送られたのかは知らない。
遅くして知った物質文明にまみれ、エニグマから勝ち取ったお金で余生を贅沢に送られたとしても、それはそれで誰にも責められることではない。

ただ、もしそうだったとしたら、きっとあのような「歌」は歌えなくなってるのではないかな、と想像する・・・

精神文明「社会」ではないが、あの歌こそがきっと「精神文明」なのだ、とそう思う。

同様に、今こんな時代に、お金にもならないのに・・・というか、お金にならないからこそ、自分の思う「正しい音楽」、自分が「信じる音楽」をネットにアップしている音楽家たち、彼らこそが「精神文明」の担い手なのだと感じる。


昔、米川英之のツアーでご一緒した新澤健一郎くん、
彼のこの投稿も素晴らしかった・・・

彼はRockやJazzやPopsや、あらゆるジャンルを弾きこなすオールラウンドなプレイヤーであるが、Jazzは一緒にやったことがない。

いつか一緒にどっぷりとJazzでも一緒にやってみたいな・・・などと思いながら見つけたこのセッション!!

もう素晴らしいね!!

Jazzの魅力は、この二人の頭の中では鳴っていて、実際には音としては出て来ないものをリスナーが共有するところにあると思っている。

つまりは常にリスナーもそのセッションに参加しているのである。

「クリックを消した」と書かれてあるが、その聞こえないクリックをリスナーも共有する。
プレイヤーが本来のコード進行をちょっと崩してゆく(アウトすると言う)のをリスナーもそのコード進行を共有してるから一緒に楽しめる・・・そんな感じである。

私もそれをやってみたい!!ということでこの大元のYouTube映像を探したが、残念ながらこれしか見つからない・・・

これはちょっとわかりやす過ぎるので大元のが欲しいのよ〜
というわけで布川せんせーに直接連絡して送ってもらう・・・

布川せんせー、大元のはちょっとわかりにくいので一般公開はしてないらしい。
私は敢えてそっちのバージョンでセッション!!

なんで子供がおるのかと言うと、こちらカンボジアでも託児所が休園になったり、共働きのご夫婦は大変なのよ〜

この世の中いろいろ助け合わな生きていけんからなぁ・・・
その助け合いこそ「精神文明社会」の第一歩かも知れんなぁ・・・

特にこんな「神様と交信している」が如くの素晴らしいミュージシャンが、このまままた物質文明にまみれることなく生きてゆける社会になればいいな・・・と思う今日この頃である。


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