
2011年8月12日
高知県人おそるべし!!!
高知市内を流れる鏡川のほとりで毎年花火大会が行われている。
4000発の花火が打ち上げられる、全国でも有名な花火大会らしい。
そう言えば小さい頃親戚に連れられて見に行ったような記憶があるようなないような・・・
今回はうちの長男の同級生の一家が、
その鏡川のほとりのホテルの一室をリザーブしているというので招待されたのだ。
時間より早く着いたら、鏡川を臨むホテルの一室には皿鉢料理が並ぶ。
皿鉢料理(さわちりょうり)とは、
飲み出したら1週間不眠不休で飲み続ける高知の男達のために、
主婦達がなるだけ手がかからないようにという工夫で、
大きな皿に料理を山盛りにし、
どれかが少なくなれば他の皿から一緒にしてまたどどんと置くという、
そんな高知独特の文化である。
本場のタタキや地元料理に舌鼓を打ちながら花火大会開幕を待つ。
そして予定通り19時半に花火は始まった。
たっぷり1時間半、もの凄い量の花火である。
こいつら一体どれだけの金を使って毎年この花火大会やっとんのや!!
という感じである。
おふくろ曰く、
「今年の花火は今までの中で一番凄かった」
ということである。
後で聞いた話、
今年は例年よりも花火が多く、なんと6000発!!
大震災のあった年の花火により多く予算を使う高知人は素晴らしい!!
「被災者の方々に申し訳ないと思わんのか」
と抜かすアホどもにも是非見習って欲しいもんじゃが、
東京に帰って来て隣人の仮谷くんから更にびっくりした話を聞いた。
高知市内から更に車で数時間、
足摺岬にある人口数万人の街、土佐清水では、
何とこの花火大会よりも多い8000発の花火が打ち上げられると言う。
ワシも2度ほど行ったことがあるが、
それはそれは小さな街である。
海辺で打ち上げるというが、
見る人は鏡川の畔のホテルの一室どころの近さではない。
ほぼ真上である!!(笑)
しかもでかい花火になるとその輪っかの中には、
街のガソリンスタンドもすっぽり入ってしまうという(怖)
そしてこの土佐清水の花火大会も、
今年は例年より規模を増して1万発の花火が打ち上げられたと言う・・・
高知県人よ!!何故に毎年こんな大金を花火なんぞに使う!!
そして何故に震災のあった今年にそれを倍増する!!(笑)
また「不謹慎だ!!」などと言われることを承知で言おう!!
これでいいのだ!!!