
2010年11月25日
反響、補足、お詫び・・・
いやー前回の「ご自由にお使い下さい」、思いのほか反響が大きかったなあ・・・
二井原は悪ノリしてこんなんやこんなんや好き勝手に盛り上がってくれたり、
Twitter上でもハッシュダグまで作られて反響が大きかった。
でも一番びっくりしたのはその仕事の発注元がブログを見てたことやな・・・(驚)
「誤解があるようだから」と丁寧なメールを頂いたが、
いえいえ、謝るのは私の方です。
私としては「クライアントは曲の良し悪しではなくイメージで曲を選ぶ」とか、
「キャラに合う合わないが一番である」とかいうことは実はよーくわかっている。
決して二井原がブログで書いてるような、
「このクライアントは聞く耳がない」という風には思ってないし、
そうはブログでも書いてはいないのだが、
やはりご本人にとっては少々びっくりした内容であったのだろう。
この友人というのは逆に「何とか末吉の曲を通してやりたい」という一心で、
いろいろあーしたらこーしたらというのを言ってくれてただけで、
ところが私自身の方が「声優」というものに対してまるで素人なので仕方がない。
「サイリウムが振れるように」
と言われても理解出来ないのはクライアントが悪いのではなく、
私が「この仕事」を受けるにプロフェッショナルではないということです。
ドラムは違う!!
どんな難曲でもどんなジャンルでも叩けと言われたら絶対に叩くし、
中国でもレコーディングでは無理難題言われても
「俺に出来ないことはない」と言って全部形にして来た。
「ジャンル」は違えども「音楽」として同じなのだとばかりジャズでもロックでも叩く。
この域までいっているドラマーは日本人では菅沼孝三以外とっさには思い浮かばないが、
なーに2〜30年頑張ればこれぐらいの域には誰でも行ける!!(断言)
ただ頑張ろうと思うかどうかの違いなのだ・・・
作曲に関しては私は残念ながら「何でも書ける作家」になろうとは思ってない。
つまり「それを頑張ろう」とは思ってないのだ・・・
今も是方さんとツアーを廻っているが、
ボズ・スキャッグスの「We're All Alone」という曲を毎回やっていて思うのは、
「名曲はどんなアレンジで演ってもいい曲なんだな」ということである。
私は「そんな名曲を作りたい」と思っているだけなのだ。
残念ながらこの曲はクライアントの必要とするイメージではなかった。
でもいい曲だと思う、だからみなさんご自由に!!というだけの話だけなのだ。
決してこれをボツにしたクライアントを誹謗中傷するものでもないし、
名前も出さないその声優を悪く言っているものではないことをここに改めて明記させて頂きます。
それにしても二井原の食いつきはもの凄いなあ・・・
よっぽどインパクトあったんやなあ・・・
この曲・・・メタルになるでぇ・・・X.Y.Z.→Aでも1バージョンやらんか?・・・