
2010年3月 4日
電源アダプター
布衣楽隊のボーカリスト老呉(LaoWu)が山ほどの食材を持ってやって来た。
特筆すべきは重慶から送ってもらった本場の唐辛子である。
Wyn Davisもハマってしまった「重慶スパイシーチキン」という料理は、
当然のごとくこの唐辛子の味によって全てが決まる!!
はっきり言って北京で食っても「これぞ!」という味にぶつかることは少ないのは、
北京でもこの本場の唐辛子がなかなか手に入らないのである。
今回、重慶の知り合いに頼んで北京まで送ってもらい、
そしてそれを老呉(LaoWu)に持って来てもらったというわけだ。
作り方も聞いたので土曜日のリハが終わったら仮谷亭で試食会をやってみる。
うまく作れたら7日からの中国Weekの目玉料理にするぞ!!
・・・と食い物の事ばかり考えてたら大変な問題が勃発していた。
中国と日本の電圧の違いを忘れていて、
変圧器を用意するのを忘れていたのだ。
変圧器というのは海外に行く人が使うことが多いので、
例えば日本から海外に行く時は空港なのでその国の電圧に合わせた変圧器が売られている。
しかし旅行者が着いた国であらゆる国の電圧に合わせた変圧器を売っているとは限らない。
まあ日本製品となると世界中どこででも使われているので
日本製品を海外で使うための変圧器はけっこう入手しやすいが、
逆に日本で中国製品を使う人間などほとんどいないのだから全くもって入手困難である。
困り果ててはたと考えた。
よく見ると彼が使うエフェクターは
エフェクターから直で電源につなぐタイプではなく、
電源アダプターから電源をとるタイプである。
それならばその電源アダプターごと購入すればいいではないか!!
というわけで朝っぱらからHard Offに行って、
ジャンク品コーナーの中から同じボルトの同じ差し込み口の電源アダプターを探して来た。
ところが挿してみると電源アダプターの根元部分の接触が悪く、
電源が入ったり切れたりする。
これでは使えない。
しかしジャンク品なので返品も出来ない。
困っていると老呉(LaoWu)が爪楊枝を持って来て何やらやっている。
そうだ!!こいつは何でも直せるのだ!!
水道管を直したり、風呂の水漏れを直したり、
彼に直せないものはない!!
爪楊枝を使って添え木した。
理にかなっている!!
今日の岡崎トリオのライブでちょっと乱入して使ってみよう。
配信します。
http://www.blasty.jp/barxyz/index.htm
お楽しみに!!