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2012年11月 2日

北朝鮮初のオリジナルロック曲

北朝鮮ロックプロジェクトの本も来週で校了!!

私はプロモーションのために、
本の中に登場する重要な楽曲をサイトにUPする作業をやっております。

一応これでこのプロジェクトがひと区切りするということは、
「次に訪朝するために」と考えなくてもいいので、
本も出せるし、今までUPしてなかった楽曲もUPすることが出来る。
(でもまあ本国からクレームが来たら削除するしかないですが・・・)

まず最初はやはりこの曲でしょう!!

もう6年も経ってるのね・・・今聞いても色褪せません!!

アメリカ持って行ってWyn DavisにMixしてもらったバージョンもあるけど、
やはり本の中ではこのバージョンのことを綴っているのでUPするのはこのバージョンにしました。

本を読んだら是非もう一度これを聞いてみて下さい。
感動もひとしおです。


・・・とここまで書いて追記:「改めてこの音源を大音量で聞いてみて」

このブログをUPした後、改めてこの曲をヘッドフォンで大音量で聞いてみた。
改めてぶったまげた!!!

実を言うとワシは今日の今日までこの音源とは距離を置いていた。
本の中の言葉で言うと「吐きそう」になるのだ。

まるで「出来の悪い親からあまりにも出来のいい子供が生まれた」
みたいな感覚である。

本の中ではそれをチベットまで行ってラマの高僧に解決してもらうのだが、
ここに来て改めてこの音源を聞いてみたらやはりいろいろ「ぶったまげる」・・・

楽器もろくに弾けない小娘が(と言ったら失礼なのだが)、
例えばドラムに関して言えばグランジの叩き方もシンコペーションも
ベースに関して言えばルートしか弾いたことがないのにソロを、
ギターに関して言えばディストーションを、チョーキングを、ライトハンドを、
全てのものが生まれて初めての少女たちが、
このアホな外国人と1週間同じ空間に放り込まれただけでこのレベルの演奏が出来るのか?!!・・・

言ってみれば基本的に「真面目な」少女たちである。
日本の「専門家」と呼ばれる人は、
「上からの恐怖で真面目なんだよ」と言うかも知れないが、
ところが「音」というものはそうは「ウソ」がつけない!!

この音源を大音量で聞けばいろんなことがくっきりと見えて来る。

これはワシが彼女たちに「やらせている」ものではない!!
彼女たちが何かに「戦って」勝ち得た「作品」なのである。

そりゃロックの「素人」なのであるから演奏は拙い。

しかしワシは末っ子の冒頭のアルペジオ、
特にテーマが入る前のBbの白玉・・・
まるで「外国から来た先生にこれをやれと言われてるからやってるけど、
もうやってらんないわよ、ジャーン!!」
というような歪みっぽい白玉に涙する!!

「私は歌を歌いたいんです。
だから楽器として歌いながら弾ける簡単な楽器としてベースを選びましたが、
先生の要求がここまで高いものとは夢にも思いませんでした」
と言って詫びたアネゴが弾いている1コーラス後のベースソロに涙する!!

中盤のギターソロの部分、
生まれて初めて知った「チョーキング」や「ライトハンド」の手法を、
本には書いてあるが実は既に新人類であった末っ子が、
持ち前の「飄々とした」性格で弾きこなしている・・・

さて日本の皆さんはこの音源をどのように「聞く」だろうか・・・

ずぶの素人が1週間という短期間で、
今まで何も知らなかった全てのテクニックを習得し、
「がむしゃら」に「ロック」という未知の音楽に飛び込んで来た。

それだからこそはワシはこれを「ロック」だと思う!!
この楽曲こそは北朝鮮で生まれた最初の「ロック」なのだ!!

そんなことを思いながらワシは今日は何度もこの音源を聞いた。
これを聞きながらしこたま酒を飲んだ!!

乾杯!!とびっきり素敵な北朝鮮の小さな小さな戦友たち!!
お前たちのことをワシは一生忘れない!!

願わくばお前たちもこのアホなオッサンと過ごしたあの日々を忘れないで欲しい。

この音源はワシと戦友たちとの「戦い」の「記録(レコーディング)」なのだ・・・

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