ひとりドラムの軌跡
ドラムセットと伴奏をPA設備さえあれば全世界どこにでも行きます!!
呼んで下さい!!こちら


ファンキー末吉BLOG モバイル版はこちら
最新のひとりごと
ファンキー末吉のクメール語教室その5(母音2行目)
ファンキー末吉のクメール語教室その4(母音の1行目)
就職試験?(笑)
おじさん若い娘に服を買う
ファンキー末吉のクメール語教室その3(3行目ダ行と4行目タ行)
喋れることは喋れるけど・・・
カテゴリー
JASRACとの戦い
Live Bar X.Y.Z.→A
Pさんの話
おもろい話
おもろい話(中国のその他の地方)
おもろい話(北京)
おもろい話(日本)
おもろい話(最優秀作品)
おもろい話(香港とその他の外国)
アウェーインザライフの素敵な仲間たち
カンボジア希望の星プロジェクト
キャンピングカーにて国内ツアー!!
クメール語講座
デブが来りてピアノ弾く
ドラムの叩き方
ファンキースタジオ八王子
全中国Pairのツアー
全中国ドラムクリニックツアー
北朝鮮ロックプロジェクト
布衣全中国ツアー
日本人なのに教育を受けられない問題について
李漠(LiMo)の話
筋肉少女帯
重慶雑技団
零点(ゼロポイント)復活計画
バックナンバー
バックナンバーを表示

このブログのフィードを取得

powered by ウィズダム

X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
ファンキー末吉関連グッズ
(書籍)











ファンキー末吉関連グッズ
(CD、DVD)


















ファンキー末吉関連グッズ
(その他)

ファンキー末吉楽曲配信サイト

2012年4月24日

中国ではもう作曲家が食ってゆけなくなる?!

北京に来てから毎日ブログを書いているが、
別に「ヒマ」だからというわけではない。

連続テレビドラマの粗編集のデータが届いたが、
60分を越すドラマが28本、
つまり全部見終わるのに30時間近くかかるということだ。

まあ1週間の滞在はこれを見るだけで終わってしまうだろう・・・

その前に、と今日は実はのんびりしてたのだが、
先日BeiBeiに頼まれて日本でドラムとベースを録った曲のギター入れをするというので、
まあ自分の仕事ではないがちょいと付き合っていろいろ意見を言ったりしていた。

毎度の如く「じゃあメシを食いに行こう」ということになってびっくりする情報を耳にした。

現在北京の全てのレコーディングの仕事はペンディングになっていると言う。
その原因は政府がいきなり
「18元出したらどんな曲でも合法的に使い放題」
だとかなんだとか・・・

思えば年末にパスポート盗まれてからめっきり中国によりつかなかったので、
ここ最近こちらでちゃんと仕事をした記憶がない。

レコーディング関係の仕事をしてないのでこの辺の噂話を聞くこともなかったし、
最近中国のTwitter「微博(WeiBo)」もあまり覗いてなかったが、
そう言えばこんなリンクがしきりにRTされてた時期があったなぁ・・・

402d8238jw1drnlexc17kj.jpeg

すまんすまん、こんな長ったらしいファイルを添付するこたぁなかったな。

漢字ばっかで読むのも億劫なぐらいで結局何が書いてあるかようわからんが、
要するに
「販売から3カ月を経た録音作品は、著作権者の許可なく使用できる」
ということらしい。

噂話の18元という金額がどこから出たかわからんが、
タダで使い放題だとしたら作曲家にとってはもっと致命的である。

ワシはこちらでの仕事は作曲よりもドラムやアレンジプロデュースが多いのでいいが、
BeiBeiのような「作曲家」にとっては、
今まで1曲書いたら5万円から10万円ほどの現金収入になっていたのが、
いきなりそれがタダか、もらえても200円になってしまうのだからたまらない。

音楽業界は30日に施行される(人民の意見を吸い上げる〆切という噂もあるが)まで、
とりあえず全てのレコーディングはペンディングにしておこうということらしい。

「何で政府はこんなことやってんの?何の得があるの?」
と聞いてみたが、これはあくまでも「噂」だが、
どうもこういうことらしい。

近頃は歌手がべらぼうに金を稼いでその「力」が巨大になり過ぎている。
中国のTwitter「微博(WeiBo)」や、
YouTubeにあたる優酷(YouKu)などで反政府的なメッセージを発信したり、
その増長振りは目に余る。

だからその「力」を少しでもそいでおくのだ、と・・・

でもこの「噂」はある部分では信憑性に欠けるところがある。
こんな法律を作ったところで困るのは「作曲家」で、
ヒット曲を持ってる歌手達は相変わらずそのヒット曲を歌って荒稼ぎをする。

この国の音楽界で儲かるのは歌手だけなのだ!!

しかしまあその「ヒット曲」すら誰でも無料でカバー出来るわけだから、
歌のヘタな歌手にとってはこれも致命的かな・・・

カバー曲が乱立するとすればワシのようなアレンジャーは逆に仕事が増えるかな・・・

などと考えたりしていたが、
飲み話の中でのほんの一言で重要な事実に気がついた。

「音楽はみんなのものである。
革命を推進するためのものであり、
誰かが個人的に占有するものではない」
という考え方の国が隣にあるではないか・・・

そう、このシステムは北朝鮮のシステムそのものなのだ。

北朝鮮の国家体制は中国の文化大革命の頃に似ているとワシは何度も発言したことがあるが、
忘れてはならない、いくら市場経済でシステムが成り立っていようが、
中国はまぎれもなく「社会主義の国」なのだ。

SF小説とかではよく
「世界を滅ぼすのは中国人だ」
などと書かれることがあるが、
逆に言うと「世界が中国のシステムに近づいている」という現実はあると思う。

ビデオテープからDVDに市場が移行する時、
日本や諸外国はその業種がすぐに潰れないようにゆっくりゆっくり移行していったが、
中国なんてビデオやMD、DATなどは普及する間もなく次のメディアに食って変わられた。

そして今はダウンロードビジネス・・・

CDを売る業者がどれだけ潰れようが関係ない。
何せ
「白い猫でも黒い猫でも鼠を取るのがいい猫だ!!
豊かになる者から先に豊かになりなさい!!」by鄧小平
という国なのだ・・・

ナップスターが出て来て音楽が無料でやりとりされることに抗議したメタリカは、
逆にそのファン達に総スカンを食ったのもひと昔。

思えば昔は日本のCDだってプロテクトされてて自由にファイルのやり取り出来なかったけど、
いつの間にやらもう自由にやり取り出来るようになっとるなぁ・・・

CDなんか誰にでも出せるようになって、
歌のヘタな歌手もいくらでもエディットして上手く化粧出来る世の中になって、
結局は誰もCDなんか買わなくなってから久しい。

思えばワシがJASRACと喧嘩しているからではなく、
周りで楽曲を著作権登録しない人が増えた。

「どうせ登録したって金だけ取られるだけで売れやしないのだ。
それよりもっと広く曲を聞いてもらってプロモーションになればいい・・・」

なんて今の中国の音楽界のシステムそのものやぞ!!!

その昔、中国の放送局で日本の曲を放送していて、
「じゃあ著作権量払え」
と言ったら
「音楽は空気の振動でしょ?どうして空気にお金払わなければならないんだ」
と言われたという話を思い出す。

中国政府は「音楽」をどうしようとしてるのだろう・・・
昔の社会主義国のように「音楽はタダ」だという世の中にしたいのだろうか・・・

これに関しては私も正しい情報をまだ持ってない。
教えて〜詳しい人〜

«新しい記事
やっちんツアー開始!!
前の記事»
中国の連続テレビドラマの音楽の仕事