ひとりドラムの軌跡
ドラムセットと伴奏をPA設備さえあれば全世界どこにでも行きます!!
呼んで下さい!!こちら


ファンキー末吉BLOG モバイル版はこちら
最新のひとりごと
クズ末吉が。返信くらいしやがれボケ。
布衣ツアー後半開始?
カテゴリー
JASRACとの戦い
Live Bar X.Y.Z.→A
Pさんの話
おもろい話
おもろい話(中国のその他の地方)
おもろい話(北京)
おもろい話(日本)
おもろい話(最優秀作品)
おもろい話(香港とその他の外国)
アウェーインザライフの素敵な仲間たち
カンボジア希望の星プロジェクト
キャンピングカーにて国内ツアー!!
クメール語講座
デブが来りてピアノ弾く
ドラムの叩き方
ファンキースタジオ八王子
全中国Pairのツアー
全中国ドラムクリニックツアー
北朝鮮ロックプロジェクト
布衣全中国ツアー
日本人なのに教育を受けられない問題について
李漠(LiMo)の話
筋肉少女帯
重慶雑技団
零点(ゼロポイント)復活計画
バックナンバー
バックナンバーを表示

このブログのフィードを取得

powered by ウィズダム

X.Y.Z.→A オフィシャルサイト 爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump
今回新録された楽曲のみを
おまけComplete」
としてCD化しました。
OmakeCompleteJacket.jpeg 爆風スランプトリビュート盤を既にご購入されている方は、このCDを買えば「完全版」となり、更には他のCDには収録されていないファンキー末吉の「坂出マイラブ」も収録されてます。
「完全版」としてセットで買うと500円お得な2枚で3500円のセット販売もあります!!
ファンキー末吉関連グッズ
(書籍)











ファンキー末吉関連グッズ
(CD、DVD)


















ファンキー末吉関連グッズ
(その他)

ファンキー末吉楽曲配信サイト

2008年4月 4日

中国のJAF

ワシの車はオンボロである。

岡崎はんが初めて中国に来て
初めてこの車に乗った時に発した言葉が
「ポンコツやな」
であった。

今時「ポンコツ」と言う言葉が非常に新鮮だったので褒められたような気がしたが、
決してそんなことはないだろうと言うことは運転してみて初めてわかる。

こっちで買ったタンスが壊れた時に、
こちらの生活十数年のN嬢が
「中国の家具はね、壊れたのを直して直して最後に強いタンスに育つのよ」
と言って嫁を感激させていたが、
この車はラジエーターを直し、マフラーを直し、
最後にはエンジンまで積み替えていて
既に中身は新品であろうと言うぐらい修理したのにまだ壊れる。

冬になるとエンジンがかからんし、
夏になるとラジエーターパイプが熱で爆発する。

街中でエンコすることもしょっ中で、
「押しがけ」と言う言葉さえ知らなかった嫁も
今では「北京いち押しがけがうまい嫁」である。

いつもは壊れるとロック村の村長が飛んで来て直してくれるのじゃが、
今日ばかりは状況が違った。
明日からは布衣の四川ツアーのため、
そのボーカルであるロック村の村長は既に列車で24時間かけて成都に行っているのだ。

ワシはプロデューサーであり、メンバーではないのであるが、
本場の四川料理に目がくらみ、
ノーギャラなのにドラマーとして同行する約束をしてしまったのだから仕方がない。
明日の朝の飛行機で行かねばならないので今日中に仕事を終わらせるべく無理をしたのがいけなかった。

いや、無理をしたのはワシばかりではない。
車もきっと無理をしてしまったのじゃろう。
帰り道の高速道路で突然うんともすんとも言わなくなってしまった。

こうなったらいつも馴染みの(こんな馴染みがあること自体情けないのであるが)
近所の修理工場に助けに来てもらおうと電話をしたのじゃが、
今日に限って
「悪りぃなぁ。今日は車が出払ってるんで行けない」
とそっけなく切られてしまった。

万事休すである。
このまま高速を人力で押して帰ることも考えたが、
仮にも「北京ジープ」、巨大である。
夏のエンストで道端まで押してゆくだけでへばってしまったことを思い出してあきらめた。

片っぱしから友達に電話をかけて救いを求めると、
なんと中国にもJAFがあることが判明!!

これしかない!と言うわけで電話をかけてJAFを呼んだ。

ChineseJAF.jpg

てきぱきとした処置で車を牽引車とつなぎ、
「どこの修理工場に入れますか?」
と非常にプロフェッショナルである。
「うちの近所の修理工場まで」
と言うと
「それは遠すぎる」
と言われたので、とりあえず高速から下してから考えようと言うことになり、
そのまま牽引車の助手席に乗せられた。

ちょっと感激である。
この読者の中にも中国のJAFの牽引車に乗ったことのある輩はそうはおるまい!
と感激している場合ではない。
車をとりあえずどうするかと言うことである。

高速を降りるとそこには韓国系の怪しいサウナと言うかホテルと言うか売春宿がある。
「ここでいいですわ。
この駐車場に止めさせてもらって
明日修理工場の人間に取りに来させますわ」

逆に日本だとこう言うことは難しい。
ある時、京都から関空まで行くリムジンバスのバス停で、
「どうしてもここで買わなきゃならない物があるので
5分間だけこのトランク見といてもらえませんか」
と切符売場のおばはんに頼んだら
「そのような業務は取り行っておりません」
と無下に断られた。

コインロッカーに預けろと言うのだが、
あいにくそれに入る大きさではない。
ヒモかなんかあればそれにトランクをつないで、
片方に結び目を作ってそれをコインロッカーに入れて施錠出来るのではと思い、
(そんなことを思いつくこと自体が貧乏くさいのだが)
「何かヒモみたいのありませんか?」
と聞くと、
「そのようなものは取り扱っておりません」
とまた無下に断られる。

「じゃあヒモ買って来ますんでその間見ておいて下さいよ」
と言っても
「その間トラブルが起こっても責任持てませんので、
そのようなことは一切お受け致しかねます」
と取り付く島もない。

ワシは頭に来て、
「じゃあトランク置いて行きますからね。
周りは全部階段でこんな重いもの持ち歩けないんだから仕方ないでしょ。
別にそれに関して責任とれと言ってるわけじゃない。
誰かがこれを盗みに来たとしたらあんたはそれをじーっと見てればいいから。
俺は勝手にこれを置いて行くだけだからね」
と言ってヒモを買いに行って、
当初の計画通りトランクをコインロッカーに固定してから買い物に行った。

中国だったらまずこのようなことはない。
今回も簡単なものである。
「半日止めさせてよ。
明日修理工場が取りに来るからさあ」
で済む。

当然「お前ここの客か?」と来るが、
「金払うからさあ」
で済むのである。

ご丁寧に従業員4人で、牽引車から外したワシの車を押してくれる。
最初は30元と言ってたのじゃが、
最後には「やっぱ40元くれ」と言う。

「押してくれたからかなぁ」
と思ったら違った。
「僕ら4人だから」
であった。

お前らに行くんかい!この金!!

国際問題の渦中の国であるが、人民はスーダララッタ(死語)と暮らしている。

«新しい記事
四川ツアー
前の記事»
ブータン王国の話