2022/09/09
布衣2022年ツアー浙江省杭州
安徽省合肥から浙江省杭州までは高速鉄道で2時間半ほど・・・
それはいいのだが、駅の改札で今まで出会ったことがない不思議なことが〜・・・
ちなみに中国ではもう「切符」というものが廃止されていて、乗車情報は中国人のID、外国人はパスポートに紐付けされていて、IDカードを改札口にかざすだけで情報を読み取って自動的にゲートが開くという仕組みであるが、外国人のパスポートはそれに対応していないので有人のゲートに並んでそこにあるパスポートスキャンナーにパスポートをかざすことになる。
これがまたよくある話で時々読み込みエラーが出る(>_<)
その場合はその係員が手打ちで情報を入力することになるのだが、時々めんどくさくなったら「行け行け」とチェックもせずに中に入れてくれたりもする(笑)
ところがこの日はちょっと違った。
パスポートをスキャンしたらいきなり係員が私を止める。
そしておもむろに一枚の紙を私に差し出すのだ。
「どうしたのよキー!!」
マネージャーがすっ飛んで来る。
逮捕状みたいなことはないだろうが、国内をこれだけ移動する外国人は「罪人」みたいに扱われるので気が気でない。
「いつ入国したんだ」と別室に連れて行かれることだってあるのだ(涙)
「座席の変更です」
!(◎_◎;)・・・長年中国の高速鉄道に乗っているが、こんなのは初めてである。
マネージャーをそれを写メに撮ってメンバー全員に回す。
「自分の席番号がこの表にある人は座席が変わってるからね、キー!!」
更には自分が予約した予約表をネットで調べて、誰々と誰々は座席が変わってるからね、と通知する。しかし・・・
中国共産党さん、なんで紙で渡されるん?
こんだけIT先進国で、全てデジタルで処理してるのに何でこれだけ紙なん?(笑)
こんなんデジタルでチケット購入して連絡先まで入力してあるんやから、購入者と乗客にメッセ送ったら済むことちゃうん〜
まあ送っても見んようなワシみたいな人はおるかも知れんけど、購入者のマネージャーに何の連絡もいってないのはおかしいやろ〜
デジタル先進国の中国・・・でも2022年現在まだまだ穴だらけ(笑)
さて今回の杭州は、終わったらそのまま空港行ってイベント出演のため銀川にとんぼ帰りなのだが、数人のスタッフは銀川には行かず、次のツアー先の広州まで行って待つというスケジュール。
そのスタッフのホテルをチェックインしてメシを食い、入り時間までそのホテルの部屋で待機と言うのだが・・・2部屋しかないその部屋でくつろぐのも難しかろうとワシは例によって個人行動〜
あいにく杭州は雨(>_<)・・・とりあえず荷物を引きずりながら軒下を歩いていたのだが、何やら見覚えのある美容院が〜・・・(写真撮り忘れ)
確か前回ここで髪の毛洗ってもらって、いい感じのおばちゃんがいてよくしてくれた記憶が〜・・・
というわけでシャンプー!!
長髪に戻してから数十年、髪の毛を自分で洗うのはめんどくさいのよね〜
おばちゃんに乾かしてもらいながら談笑〜・・・
いい雨宿りになったと思ったら雨足が強くなってるし〜(>_<)
「おばちゃん、ほな荷物ちょっと預かってくれる〜数軒隣のカフェ行って来るわ〜」
「ほなここの傘持って行きな〜」
ってむっちゃ親切なおばちゃんのおかげで濡れずにカフェ!!
このカフェでスタッフと合流して会場へ〜
セッティング〜・・・ってカメラがわんさかおるんですけど!(◎_◎;)
この人たちは中央電視台の人たちで私のドキュメンタリー番組を撮るためにまた密着(>_<)・・・文字通り舐め回すように一挙手一投足をカメラにおさめてゆく〜(涙)
中国人ほんまにワシのドキュメンタリー撮るのん好きやなぁ〜これで3つ目(笑)
まあ取材嫌いではあるがしゃーないなぁ〜・・・
と思ったらまたそれとは違うカメラマンが〜・・・
彼は日本の朝日新聞の記者で、今度は日中国交正常化50周年関係でまた私のことを取材しに来ている〜・・・
しかし中国人カメラマンに比べて日本人カメラマンのなっと奥ゆかしいことよ・・・(笑)
というわけで、色んなカメラに囲まれながら本番!!
ドラムソロ!!
この日のニュービーコールは一番長かった〜(笑)
いや〜一生懸命ドラムソロやって「牛のオマ○コ」と連呼されるドラマーって(笑)
終演後はメシ食ってそのまま空港へ〜イベント出演のため銀川へとんば帰りなのよ〜
4時のチェックインまで仮眠!!ワシは朝日新聞の取材(>_<)
さすがに取材してる方も疲れて来たのか先にお帰りになって、それでもチェックインまでには時間があるので空港内でコンビニを探す〜
ローソンはあったが酒は置いてない(>_<)
セブンイレブンには酒があった〜\(^o^)/
ツマミもあるし〜(涙)
購入!!
更に探検すると無人コンビニが〜!!(◎_◎;)
入口はWeChatでスキャンして登録したら開く。
中では色々モノを選べるのだが・・・
商品にタグが付いてて、ちゃんと精算しないと出口が開かない!(◎_◎;)
さすがに青空野菜売り場みたいに「性善説」では出来てないものの、このシステムもやっぱ凄いぞ・・・
搭乗〜!!銀川に着いたらPCR検査〜・・・って喉の奥をぐりぐりするだけじゃなく、鼻の奥をぐりぐりする抗体検査!(◎_◎;)
しかもセルフである!(◎_◎;)
こんなキットを配られる・・・
自分でぐりぐり・・・
そしてその綿棒をキットに付いてる水の中に入れて、蓋をしてキットの穴の中に4滴垂らす・・・
これって陽性反応出なければいいっつうことはぐりぐりせんで垂らさなくてもええんとちゃうん?・・・と思ったら、陰性だと1本線、陽性だと2本線がキットに現れるので、ぐりぐりせずに垂らしても線が出ないのでここから出られない・・・
よう考えとるのう・・・実際ぐりぐりしても結果が出ない人もいて、その人はもう一度キットをもらってやり直さねばならない・・・
しかし中国共産党さん、ここまで出来るのに、冒頭の座席の変更だけは何で今だに紙やったん?(笑)
それだけが謎である・・・ツアーは続く・・・