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2022/02/05

銀川Jamセッションの夜

布衣は実は旧正月の4日には毎年ライブをやっていたようで、
(私は今年初めて旧正月に銀川にいるので知らんかったけど)
今年はコロナのせい(政府が北京オリンピックでゼロコロナを目指しているせい?)で、バンドとしては開催出来ない、その代わりJamセッションをやろう!!・・・ということで呼ばれて行って来た。

セッティング〜

LaoWuの司会でセッションが始まる・・・

セッションで本職であるドラム叩いても「ちゃんと叩かにゃ」というプレッシャーばかりで楽しくないので、やっぱ専門外の楽器で「アマチュア」として参加するのが一番楽しい(笑)
今回はキーボード!!

布衣の曲はコード進行が簡単でよい!!(笑)
元々布衣はこのボーカルの馬向東が初代ボーカルで、LaoWuはギタリストやったんですと〜
彼が辞めてから「誰か歌えんか?」というわけでLaoWuがボーカルになったんですと〜
運命って面白いですのう〜・・・

キーボードの中ではオルガンが好きです!!

アマチュアキーボード奏者として何曲か遊ばせてもらった後、年寄りは引っ込んで若者達のセッション!!

なんと二胡奏者が!!!!(◎_◎;)

いや、世界中色んな国でJamセッションやるけど、Jamセッションに二胡が入るなんて中国ならではよのう・・・

むっちゃ若いぞ!!10代じゃろ・・・なかなかの腕であるし、上の世代は民族楽器しか聞かずに育って来たので、Jazzとか色んな音楽と融合するのにとても苦労したのだが、この世代で自分からJamセッションに飛び込んで来るなど逸材だと思う・・・

お近づきになって今度自分の曲を弾いてもらおう・・・


楽屋では年寄り達が新年会となって飲んでいるのだが・・・

その中で、四暗刻というメタルバンドのリーダーでギタリストの彼が泣いている!(◎_◎;)

聞けば2人いるボーカリスト、ひとりはデス声でひとりはラップなのであるが、そのデス声のボーカリストがバンドを辞めてしまったらしい・・・

私は知っている、彼はバンド結成の頃から自分の私財を投げ打ってまでバンドの為に全てを尽くして来たのだ。
そのバンドが壊れようとしている・・・だから泣くのだ・・・

「夫婦だって長く維持してゆくのが大変なのに、バンドなんて相手がひとりじゃないんだぞ!!いっぱいいるんだぞ!!難しいに決まってるじゃないか!!」
と離婚経験のあるLaoWuが慰める(笑)

「LaoWuなんてなぁ〜全てバンドのためバンドのためで生きて来て、最後にはそのバンドのメンバーに裏切られて攻撃されてんだぞ!!
お前なんか6人のバンドでひとり辞めただけだろ!!こいつなんて4人のバンドで3人辞めたんだぞ!!(笑)
(その時の話:布衣(BuYi)の内乱

何とか彼を慰め終えた頃には私も既にベロンベロン(>_<)

そしたら昔よく食ってたこれが無性に食べたくなる〜!(◎_◎;)

寧夏回族自治区名物「羊の臓物スープ」である!!

これがどう見ても身体に悪い!!(>_<)
しかし「身体に悪いことほど気持ち良い」という原則の中、アレルギーの治療の為に半年間も健康的な生活をしている私の身体が、反動で「身体に悪いこと」を求めているのだろう・・・

ちなみに、エンジニアの海龍(HaiLong)は、アルコールアレルギーのため酒も一滴も飲めないのに、これを食って痛風になった!(◎_◎;)

ビール党の私はやっぱビールを飲みながらこれを食いたい!!
店はイスラムなので酒は置いてないが、外からの持ち込みはOKらしく、ヤオヤオ君に頼んで買って来てもらう・・・

乾杯!!・・・あれ?Funkyさん、おでこどうしたんですか?

え?知らんなぁ・・・どっかにぶつけたん?

ちなみにこの臓物の中には、肺の中に小麦粉を入れて煮た主食みたいなのもあるが、私はそれらを除いた「純肉」というのを頼んだ・・・ってか小腕でええやろ〜何で大腕頼むん?(涙)

スープは全部飲んだけど(笑)

翌朝はやはり腹具合が悪い(>_<)
身体に悪いとわかってても、翌日体調を崩すとわかってても、酒飲んだらついついこれを食ってしまうのよね〜

そういう人を「酒傻子(JiuShaZi)」つまり酔っ払ってアホになる酒飲みと言うらしく、そんなアホが懲りずに夜中にシメにこれを食いに集まる通りを「酒傻子街」もしくは「傻人街」と呼ぶらしい・・・

そんな「酒傻子」達は、酔っ払って自分が怪我したりしても覚えてないらしいが・・・

ワシ・・・これどっかにぶつけたん?・・・記憶にないなぁ・・・

いや、きっとこれは悟りを開いて3つ目の目が開こうとしてるのじゃ!!
そうじゃそうじゃ!!きっとそうじゃ!!・・・ということにしておこう・・・

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