2015/03/26
最強のドライバー「娘」
娘が小さい頃から
「お前いくつになった?あと何年で免許取れる?」
と聞いていたらしい・・・
もちろん自分が酒飲んでる時に運転して欲しいからである!!
かくして娘も18歳になり、
もちろん真っ先に合宿免許を取りに行ってもらった。
金も全部ワシが出す!!
毎回タクシーに乗って帰ることを考えたら安いもんである・・・
そしてVoThMのツアーでついに長距離も経験!!
ツアードライバーを3度も経験して初心者マークが取れて今に至る。
そして先日の鶴ヶ島ハレでのVoThM+五星旗3rdライブの時、
ワシが飲むといつも運転させられる仮谷くんも飲めるようにと「娘ドライバー」を稼働することとなった。
さてこの鶴ヶ島ハレは沖縄料理の美味しい店で、
美味しい焼酎やら何やら盛り上がってた時に、
一緒に盛り上がった横浜市にお住まいのとある奥様、
「終電乗り遅れたらもうタクシーで帰ります!!」
と言いながら盛り上がっている。
「鶴ヶ島から横浜なんかタクシー使ったら2万円はいくで〜」
とか盛り上がってるうちに本当に終電に乗り遅れた(>_<)
まあ聞けば横浜市ではあるが「たまプラーザ」だというのでうちからそんなに遠くない。
「ほな娘がみんなをうちに送った後にそちらまで送って行くわ〜」
ということに相成った。
「うんええよ〜」
ということで娘ドライバーはワシら酔っ払いとこの奥様を乗せてうちへ〜
ついでに店が終わってあーちゃんが家に帰るというので、
「ほなあーちゃんも乗せて帰ってあげてや〜」
「うんええよ〜」
というわけでワシら酔っ払いは酔いつぶれて寝た。
さて翌日、ワシは弁護士とミーティングがあるので朝早起きしたのだが、
ふと見つけた昨夜の奥様からのLINEのメッセージ・・・
2:43 羽田なう!!
羽田?・・・たまプラーザじゃなかったっけ・・・
娘のFacebookを覗いてみる・・・
2:47 羽田なう笑笑笑笑笑笑 二倍通り過ぎた笑笑笑笑 これから40分かけて目的地戻ります笑笑笑

八王子からたまプラーザに行くのに、
何をどう通り過ぎて羽田空港まで行くの?・・・
しかも空港ん中やし・・・(>_<)

八王子はこの地図の左上、
羽田空港いうたら右下やで・・・
聞いたら「お喋りに夢中で・・・」らしいけど、
本来なら調布インターで降りるところを、
通り過ぎたいうても三宅坂まで行って突き当たって、
それを右に折れて首都環状線を出口を出ずに芝浦まで行って、
芝浦でちゃんと1号線に乗って、羽田線に乗って空港方面に走るのか、
もしくはベイブリッジ渡って有明でちゃんと右折するのか、
どっちにしろ「迷って」そこに着くのは逆に難しいのではないか・・・
奥様はここで大笑いしてワシにLINEを送ったのだろう・・・
「お喋りに夢中やったきいかん!!帰りは運転に集中せないかん!!」
とばかり今度は寡黙に運転する娘・・・
しかししばらく運転したところで奥様が口を開く。
「あれ?ここ・・・さっき通ったところとじゃない?」
見れば先ほどと全く同じ看板が・・・
「あ・・・また羽田に来てしもた・・・」
どこをどう間違ったらたまプラーザ行くのにまた羽田に戻って来なければならんのか(>_<)
今度こそはちゃんと帰らねばと思いつつハンドルを握る手にも力が入った瞬間、
ガソリンのインジケーターが点灯していることに気づく。
「ガソリン入れな帰れん・・・」
降りたところがお台場(笑)
なぜに八王子からたまプラーザに行くのにお台場で降りねばならんのか(>_<)
結局4時間かかって奥様を送り届け、
朝6時頃にやっと我が家に帰って来た娘、
車内でぐっすり寝ていたあーちゃんを起こして「着きました」・・・
目を覚ましたあーちゃん、
「え?なんで?なんで朝なの????」
こうして次の日にはこの話はファンキー村の皆が知る有名なエピソードとなってしまっていたとさ・・・

