2013/06/07
Wasuremonoが止まらない♪♪
今回の王様ツアー、
物販が山ほどあるので前日から小畑秀光と物販の区分けをしていた。
王様は王族のくせに気が小さいので、
「そんなに物販あがあるんだったら車に載らないかも」
とか前日までやいのやいのとウルサイ(笑)
嫁も
「もし売り切れそうだったら追加分を小屋に送ってあげるから」
と言うので、それではということで全ての物販を梱包し直したのだ。
小畑グッズ・・・
Tシャツ、ハチマキ、旗、それを立てる台代わりのコップ・・・
ワシのグッズ・・・
爆風トリビュートのCD、おまけComplete、そのTシャツ、本、朗読CD、X.Y.Z.→Aの新譜、激鉄オムニバス・・・
これに今回新しく作った王様トリオのグッズも加わるのだから大変である。
車に山ほどのグッズを積み込んで出発!!
用賀で王様と渡辺英樹と合流!!
彼らの私物やギターなどを積み込んでギリギリである。
更に初日の豊橋の会場には直で王様自身のグッズが送られて来るのである(怖)
会場に着いてすぐに物販の確認。
ステージには楽器より先に山ほどの段ボールが並ぶ。
「では楽器をセッティングしよう」
となってワシは愕然となった。
ワシ・・・自分の楽器を何も積んでないやん・・・・
物販のことばかりを考えていてスティックやツインペダルを積むのをすっかり忘れているのである・・・(号泣)
ワシは一体何をしにここに来たの?!!!!
泣いてても仕方ないので対策を考える。
まずはスティックである。
近くに楽器屋がないか聞いたらあると言うので行ってみる。
前回もそうだったが、
ここで「ファンキー末吉モデル」を置いてなかったら置いてなかったで寂しいし、
置いてあったら「どうして本人がこれを買いに来たのか?」と思われても恥ずかしいし、
本人と気付かれなかったらそれもそれでちと寂しい・・・
スタジオに鎮座している歳の頃は爆風世代真っ只中であろうお年頃の店員さん、
スティックが並べられた棚にはパールのスティックの番号が貼られているが、
「ファンキー末吉モデル」である「104H」が見当たらない。
「あのう・・・104Hは置いてありますかねぇ・・・」
恐る恐る聞いてみる。
店員さんは無表情で棚の一部分を指差した。
「おっ!!置いてあるやん!!」
とりあえず喜んで2セット手に取るワシ。
無表情で「2000円です」と言い放つ店員さん。
まあいい!!ワシが誰だか知らんでもスティックさえ売ってくれさえすればそれでよい!!
「領収書下さい」
いつものようにそうワシが言うと、店員さんはワシの想像を絶した言葉を口にした。
「お宛名は何にしましょうか?」
・・・
ここで「有限会社ファンキー末吉」と言う勇気はない。
ワシは一瞬のうちに人生全てを走馬灯のように見るほど考えてこう答えた。
「上様でいいです・・・」

こうして無事にスティックはGET!!
ツインペダルはラッキーにも小屋に一個あったので事なきを得た。
次の日の名古屋は対バンがツーバスのセットを持ち込むのでそれを叩いて下さいと言うのでこのスティックが折れさえしなければ問題はなかろう。
いや、折れても名古屋には楽器屋が多いので明日また買いに行けばそれでいいのだ。
その日のうちに名古屋に移動。
直で豊橋に送ってある物販が満載で後部座席にも物販が積まれている。
これは物販整理して半分ぐらいは高知とかに送っとくべきやなぁ・・・
次の日は小屋に着いたら即物販の整理である。
対バンのドラマーがドラムをセッティングしている間じゅうずーっと物販の整理をしている・・・
ワシらが出番が後なのでリハが先である。
「ファンキーさん、じゃあサウンドチェックよろしくお願いします〜」
そう言われてドラムのところに座って愕然となった。
昨日買ったスティックは今度はホテルに忘れとるやないの!!!
ワシは一体何をしにここに来たの?!!!!・・・・
小畑秀光にスティックを取りに行ってもらってライブ開始!!
客席からは何とスティックの差し入れ!!
ご丁寧に昨日の楽器屋まで行って買って来てくれて、
領収書を「はち王子さま様」でもらって来てくれている(感涙)
ステージは無事に終わって物販開始!!
王様と英樹ingはそのままステージを降りて物販売り場に直行するが、
ワシはとりあえず「はち王子様」から「ファンキー末吉」に戻らねばならない。
いつものようにひとり楽屋で着替え・・・
今度はメイク落としを忘れてるやないの!!!!!
とりあえず濡れティッシュで顔をゴシゴシするだけで降りてゆく。
ヒゲのあとが残ってるのよ〜・・・
誰かWasuremono 止めてWasuremono
胸が 胸が 苦しくなる♪♪

