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2009/09/07

セルフ打ち上げ

ワシは大仕事で何かを生み出した時には、
それを大音量で聞きながら酒を飲むのを愛する。
仮ミックス途中で洛陽に行ってしまったので仮ミックスをまだ聞いていない。

夜汽車でしか寝てないワシはまる二日間風呂に入ってないので、
まず北京に着いたら三日ぶりの風呂!!
そしてずーっとネットにつなげなかったのでいろいろメール仕事をする。

本当はメンバーにデータをUPして聞かせたいのじゃが、
まだデータを受け取ってないので仕方がない。

なんじゃかんじゃしているうちに
スタジオに人が来ている時間になったのでデータを取りに行く。

もう夕方である。
ビールとつまみを用意して、若い衆集めて
「さー今から聞くぞ!!」
ってなもんである。

ところが1曲目を再生してみると、
ストリングスは大きすぎるしコンプはかかり過ぎてるし、
「お前・・・これはないじゃろ・・・」
というぐらい音がひどい。

仮ミックスを頼んだエンジニアも北京ではもう既に有名なエンジニアとなっているのだが、
いかんせんワシにどうやってこれで酒を飲めと言うのか・・・
ワシの求めているものが・・・
いや、要するにワシらの10年の歴史をお前はわかっとらん!!!

メンバーがこれを聞いて同じように感激しながら酒が飲めるか?
仕方がないからミックスをやりなおす。

ところがそうなると開かないファイルが現れて来たりする。
アルバムを録っていると試練に見舞われる曲が次々と現れて来て、
日本では「眠れなくて」のデータを消してしまうし、
アレンジの時はアルバムタイトルチューンの「Yesterday Today Tomorrow」で譜面ソフトがトラブった。

ストリングス録音の時は「Z to A」が開かんかったし、
ここに来て開かなかったのもまたこの曲である。

原因はファイルではなく院子のスタジオのプロトゥールスにあるようだ。
仕方ないのでMacBookのプロトゥールスで開いて作業する。

そしてこういう時に限って院子名物、「停電」である。
かまうもんか!!MacBookは電池でも動く。
ヘッドホンをかぶってひたすら作業する。

「絶望の〜風よもっと吹け〜」
ってなもんである。

呼び集められた若い衆がもう飽きてしまった頃、電気が復活!!
「よし、大音量で聞くぞ!!」
自分で考えた仮の曲順通りにBounceしてゆく。

全部をWavファイルに落とした後に、
それをMP3に変換してWebにUPする。
そのアドレスをメンバー全員にメールすればそれで終わりである。

いやいや、メンバーにメールする前にもう一度Webから音を聞いてみてチェックせねば・・・

最後の曲になる前に酔い潰れて寝てしまった。
セルフ打ち上げ、いつの間にか終了であった。

メンバーにメールを送り、飛行機に乗って日本に帰る。
明日はX.Y.Z.→Aのジャケットの撮影があるのでみんなFunkyスタジオに集合する。

よく考えたらそこでみんなで聞けばよかったのではないか?

いやいや、少しでも早くみんなに聞かせてやりたいのよ。
一日早くみんなに聞かせるために一日無駄にした。
バンドとは突き詰めればそのようなもんである。

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