2021/03/10
ファンキー末吉のクメール語教室その10(不思議な読み方他)
この後、特殊文字や独立母音など新しく覚えなければならないものがまだあるのですが、その前にひとつ!!クメール文字ならではの不思議な読み方を紹介しましょう〜
まずこの言葉を見て下さい!!
បង្អែមボンgアエム(BongAem):「デザート」の意
បងボンg(Bong)+អែアエ(Ae)+មム(m)
なのですが、បងអែមとは書かずにこのように重ねて書きます。
末吉覚さんの投稿 2021年3月9日火曜日
(番号は読む順番、អは「母音だよ」ということを示す子音)
こんな読み方をするよく使う言葉を挙げれば、
បន្ទប់ボントブ(Bontob):「部屋」の意
(下に付いてるのはទの足文字)
បន្លែボンラエ(BonLae):「野菜」の意
(下に付いてるのはលの足文字)
ប៉ុន្មានポンマーン(PonMa:n):「いくつ、いくら(How much)」の意
(下に付いてるのはមの足文字)
まあ私も最初に見た時には「なんじゃこりゃ!(◎_◎;)」と思ったのですが、まあ「慣れ」ですな(笑)
あと、外来語でしか使わない文字(の組み合わせ)があります。
代表的なものでは、
កាហ្វេカフェ(KaFe)
(下に付いてるのはវの足文字)
この単語はわりあい早い時期に出て来たのですが、感覚的になかなか覚えられず、何これ?「ほゔ?」などと思ってたのですが、ហ្វは「F」を表し、もともとクメール語にはない発音なのを表すために作ったみたいなものなんですな・・・
(日本語の「フェ」も似たようなもんかな)
これは私の名前「Funky」をクメール文字で書く時にも必須の文字です。
ហ្វាងគីFangKi:
まれにこう書いた人もいました。
ហ្វាំងគីFa:ngKi:
(ាំងはាងより長さが長い)
「キー」という発音を表す文字は、A子音だと「イー」という発音の母音はないので必然的にO子音を選ぶことになりますが、有気音と無気音の選択肢はあると思うのですが、当て字の場合だいたい無気音を使うようです。
ゆえにカ行(K)だと子音はគの一択!!
そしてこのហは普通の単語でも読まない場合も多く、
ធ្វើអីហ្នឹង?トヴォーアイノンg?(ThVo:AiNɵng?):「何やってんの?」
などはហは読みません!(ややこしい(>_<))
この文字は外来語の発音を表す場合にもよく使われ、私の見たことがある中では、
ណាហ្គាNaGa:プノンペンのカジノが入ってるホテルの名前
(下に付いてるのはគの足文字)
「ガー」という発音は「ង៉ា」だと「ンガー」みたいな発音になり、あまり似てない(笑)ので「G」を表すのはហ្គを使うようです。
またどっかの看板で見たのですが、「Z」を表すのはហ្សを使うようです。
(下に付いてるのはសの足文字)
まだあるかも・・・学校では教えてくれんかった(>_<)
はい、というわけでまだ特殊文字や独立母音まで行けてません(涙)・・・続く・・・
当時の私・・・
学びの窓7周目に突入〜しかし先生の都合で突然休講・・・よかった〜もう毎朝5時から起きて予習、授業終わって夕方まで復習しても全く追いつかんのやからここで休みはありがたい\(^o^)/ だいぶ文字が読めるようになったので看板とかに知った単語があ...
末吉覚さんの投稿 2020年6月7日日曜日
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